JPH11274116A - ガスポリッシング方法、ガスポリッシング用ノズル及びポリッシング装置 - Google Patents

ガスポリッシング方法、ガスポリッシング用ノズル及びポリッシング装置

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JPH11274116A
JPH11274116A JP8936198A JP8936198A JPH11274116A JP H11274116 A JPH11274116 A JP H11274116A JP 8936198 A JP8936198 A JP 8936198A JP 8936198 A JP8936198 A JP 8936198A JP H11274116 A JPH11274116 A JP H11274116A
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JP
Japan
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gas
polishing
nozzle
polished
injection nozzle
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Application number
JP8936198A
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English (en)
Inventor
Shuhei Shinozuka
脩平 篠塚
Kaori Miyoshi
かおり 三好
Akira Fukunaga
明 福永
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリッシング対象物のポリッシングしたい部
分のみを精度良くポリッシングできるガスポリッシング
方法、ガスポリッシング用ノズル及びポリッシング装置
を提供すること。 【解決手段】 ポリッシング対象物に対してガス噴射用
ノズルからポリッシング用ガスを噴射し、該ポリッシン
グ対象物をポリッシングするポリッシング方法であっ
て、ガス噴射ノズルから噴射したポリッシング用ガスを
排気するガス排気ノズルを具備し、該ガス噴射ノズルか
らポリッシング対象物に向けてポリッシング用ガスを噴
射すると同時に反応余剰ポリッシングガスをガス排気ノ
ズルを通して排気する。ガス噴射パイプ1とガス排気パ
イプ2と同軸パイプからなる2重管構造としたポリッシ
ング用ノズル10を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリッシング対象物
にポリッシングガスを噴射し、該ポリッシング対象物を
ポリッシングするガスポリッシング方法、該ガスポリッ
シング方法に用いるガスポリッシング用ノズル及びポリ
ッシング装置に関するものである。ここで言うガスポリ
ッシングとは、ガスエッチングと同一の概念である。
【0002】
【従来の技術】ガスによりSiウエハ等のポリッシング
対象物をポリッシングするにはプラズマ等によりポリッ
シングガスを活性化すると同時に、該活性化したガスの
流れを電極、磁力などにより制御するのが一般的であ
る。しかし、反応性のポリッシングガスだけでSiウエ
ハやPoly−Si膜、SiO2膜をポリッシングする
こともある。
【0003】この場合のポリッシング方法としては、図
10に示すように、サセプター102に載置されたポリ
ッシング対象物101をポリッシング室103に入れ、
該ポリッシング室103内を排気口104を通して真空
排気して減圧し、該減圧下においてポリッシングガス導
入管(ノズル)105の先端からポリッシングガスをポ
リッシング対象物101のポリッシングしたい箇所に一
定時間流し(噴射し)て行うのが一般的である。
【0004】下式(1)にSiの代表的なポリッシング
の反応のみの化学式を示す。ポリッシングガス導入管1
05の先端から噴射したポリッシングガスはポリッシン
グ対象物(ここではSiウエハ)101に衝突し、ポリ
ッシング対象物との反応物をつくり気化し、ポリッシン
グする。 Si+4F*→SiF4↑+C2F6 (1) この時、ポリッシングに用いられるガスの中で余剰のガ
スは図10の矢印で示すように、排気口104よりポリ
ッシング室103の外に排気される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように余剰のガ
スは排気口104からポリッシング室103の外に排気
されるが、排気口104までの道筋が長いとポリッシン
グ対象物101のポリッシングしたい場所以外の場所ま
でもポリッシングし、該ポリッシング対象物101を削
り取ってしまい、大変不都合である。特にポリッシング
量が数μmから数十μmの厚い場合には大きな支障はな
いかもしれないが、ポリッシング量が数百Å〜数千Åの
薄いポリッシングを行う場合には大きな障害となる。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去しポリッシング対象物のポリッシ
ングしたい部分のみを精度良くポリッシングできるガス
ポリッシング方法、ガスポリッシング用ノズル及びポリ
ッシング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項1に記載の発明は、ポリッシング対象
物に対してガス噴射用ノズルからポリッシングガスを噴
射し、該ポリッシング対象物をポリッシングするポリッ
シング方法であって、ガス噴射ノズルから噴射したポリ
ッシングガスを排気するガス排気ノズルを具備し、該ガ
ス噴射ノズルからポリッシング対象物に向けてポリッシ
ングガスを噴射すると同時に反応余剰ポリッシングガス
をガス排気ノズルを通して排気することを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のガスポリッシング方法において、ガス噴射ノズ
ルとガス排気ノズルとを同軸パイプからなる2重管構造
とし、内側又は外側のガス噴射ノズルからポリッシング
ガスを噴射し、外側又は内側の排気ノズルから反応余剰
ポリッシングガスを排気することを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載のガスポリッシング方法において、ガス噴射ノズ
ルとガス排気ノズルとを同軸パイプからなる3重管構造
とし、最内側のノズルからポリッシングガスを噴射する
と共に、中間のノズルから不活性ガス又はポリッシング
ガスを失活させうるガスを噴射し、最外側のノズルから
反応余剰ポリッシングガス及び不活性ガス又はポリッシ
ングガスを失活させうるガスを排気することを特徴とす
る。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載のガスポリッシング方法において、所定の間隔で
配置された複数本のパイプを具備し、該複数本のパイプ
のうち少なくとも1本のパイプをガス噴射ノズルとし、
他をガス排気ノズルとし、該ガス噴射ノズルからポリッ
シングガスを噴射すると同時に、該ガス排気ノズルで反
応余剰ポリッシングガスを排気することを特徴とする。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、ポリッシ
ング対象物に対してポリッシングガスを噴射するガスポ
リッシング用ノズルであって、ポリッシングガスを噴射
するガス噴射ノズルと噴射したガスを排気するガス排気
ノズルを具備し、該ガス噴射ノズルとガス排気ノズルと
を同軸の2重管構造としたことを特徴とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載のガスポリッシング用ノズルにおいて、ガス噴射
ノズルとガス排気ノズルの2重管構造は、内側にガス噴
射ノズル又はガス排気ノズルを配置し、外側にガス排気
ノズル又はガス噴射ノズルを配置したことを特徴とす
る。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
又は6に記載のガスポリッシング用ノズルにおいて、ガ
ス噴射ノズルとガス排気ノズルの2重管構造は、両ノズ
ルの先端が同一面にあるか或いはいずれか一方が他方よ
り所定量突出していることを特徴とする。
【0014】また、請求項8に記載の発明は、ポリッシ
ング対象物に対してポリッシングガスを噴射するガスポ
リッシング用ノズルであって、所定の間隔で配置された
複数本のパイプを具備し、該複数本のパイプのうち少な
くとも1本のパイプをガス噴射ノズルとし、他のパイプ
を反応余剰ポリッシングガスを排気するガス排気ノズル
とすることを特徴とする。
【0015】また、請求項9に記載の発明は、請求項5
乃至8のいずれか1に記載のガスポリッシング用ノズル
とポリッシング室を具備し、ポリッシング室内に配置し
たポリッシング対象のポリッシング箇所にガス噴射ノズ
ルからポリッシングガスを噴射すると共に反応余剰ポリ
ッシングガスをガス排気ノズルを通して排気するポリッ
シングガス供給排気手段を具備することを特徴とするガ
スポリッシング装置にある。
【0016】また、請求項10に記載の発明は、ポリッ
シング対象物のポリッシング面にポリッシングガスを噴
射してポリッシングを行う請求項9に記載のガスポリッ
シング装置と、該ガスポリッシング装置でポリッシング
した面を更に化学的及び/又は機械的にポリッシングす
る化学機械(CMP)ポリッシング装置を具備すること
を特徴とするポリッシング装置にある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のガスポリッシング
用ノズルの構造例を示す図で、同図(a)は底面図、同
図(b)はA−A断面図である。図示するように、本ガ
スポリッシング用ノズル10は反応性のポリッシングガ
ス(例えば、ClF3)を噴射するガス噴射パイプ1を
取り巻くように反応余剰のポリッシングガスを排気する
ガス排気パイプ2が設けられている。ガス噴射パイプ1
とガス排気パイプ2は同軸の2重管構造となっており、
該ガス排気パイプ2には排気パイプ3が連通しており、
該排気パイプ3に排気ポンプ(図示せず)が接続され
る。また、ガス噴射パイプ1の先端はガス排気パイプ2
の先端より所定寸法だけ突出している。
【0018】上記構造のガスポリッシング用ノズル10
において、ガス噴射パイプ1よりポリッシングガスをポ
リッシング対象物に向けて噴射し、該ポリッシング対象
物をポリッシングすると同時に反応余剰のポリッシング
ガスはガス排気パイプ2により瞬時に排気される。
【0019】図2は上記2重管構造のガスポリッシング
用ノズルを用いた、ガスエッチング装置の概略構造を示
す図である。ポリッシング室13内には載置台12に載
置されたSiウエハ等のポリッシング対象物11が配置
されている。ガスポリッシング用ノズル10のガス噴射
パイプ1からポリッシング対象物11のポリッシング箇
所に向けてポリッシングガスを噴射し、ポリッシング箇
所をポリッシングすると同時に反応余剰のポリッシング
ガスをガス排気パイプ2で排気する。
【0020】上記のようにガス噴射パイプ1から噴射
し、ポリッシングに寄与しなかった余剰のポリッシング
ガスを瞬時にガス噴射パイプ1を取り巻くように設けた
ガス排気パイプ2で排気することにより、ポリッシング
に寄与しなかった反応余剰のポリッシングガスにより、
ポリッシング対象物11の本来ポリッシングしたい場所
(ポリッシング箇所)以外の場所のポリッシングを避け
ることができる。
【0021】即ち、ポリッシングに寄与しなかった反応
余剰のポリッシングガスが排気口に達するまでのガス流
路が長ければポリッシング対象物11の本来ポリッシン
グしたい場所以外の場所がポリッシングされる可能性が
大きいが、上記2重管構造のガスポリッシング用ノズル
10を用いることにより、反応に寄与しない反応余剰の
ポリッシングガスはガス噴射パイプ1の外周から瞬時に
ガス排気パイプ2で排気されるので、本来ポリッシング
したい場所以外の場所がポリッシングされる可能性が極
めて小さくなる。
【0022】上記例ではポリッシングガスを噴射するガ
ス噴射パイプ1を取り巻くようにガス排気パイプ2を設
けた2重管構造のガスポリッシング用ノズル10を説明
したが、2重管構造の内側にガス排気パイプ2を、外側
にガス噴射パイプ1を配置し、即ちガス排気パイプを取
り巻くようにガス噴射パイプを配置しても、ポリッシン
グに寄与しない反応余剰のポリッシングガスを瞬時に排
気するメカニズムは同じである。
【0023】ポリッシングガスは腐食性の強いものが多
いので、2重管構造のガス噴射用ノズルの材質はSUS
材、インコネル等のNi系材料、テフロン材料、SiC
等のセラミックス材料等耐腐食性材料を用いると良い。
本実施形態例ではSUS材を用いた。
【0024】ポリッシングガスを噴射するガス噴射パイ
プ1とガス排気パイプ2のパイプ径は、用いるポリッシ
ングの量により任意に決める。本実施形態例ではガス噴
射パイプ1のパイプ径を6.35mmとし、ガス排気パ
イプ2のパイプ内径を10.4mmとした。
【0025】図1に示す2重管構造のガスポリッシング
用ノズル10ではガス噴射パイプ1の先端がガス排気パ
イプ2の先端より長く外に突出しているが、ガス噴射パ
イプ1の先端とガス排気パイプ2の先端が同一面(同一
レベル)でも、また、ガス排気パイプ2の先端がガス噴
射パイプ1の先端より長く外に突出していても良い結果
が得られることは実験的に確認した。
【0026】図3は図1に示す2重管構造のガス噴射用
ノズルを用いてSiウエハをポリッシングした例(図2
のガスエッチング装置参照)を、図11は図10に示す
シングルパイプ構造のガス噴射ノズルを用いた従来のガ
スポリッシング装置でSiウエハをポリッシングした例
を示す図である。なお、ここで使用したポリッシングガ
スはClF3ガスである。
【0027】図3及び図11から明らかなように、本発
明の2重管構造のガス噴射用ノズルを用いてポリッシン
グした場合は、ガス噴射用ノズル位置直下のみポリッシ
ングされポリッシングのプロファイルは極めて明瞭であ
る。それに比べて図10に示すように、ポリッシングガ
ス導入管105と排気口104を別々に離して設けて、
ポリッシングした場合はノズル直下であっても周辺の裾
を大きく広げたようにポリッシングされており、ポリッ
シングのプロファイルは明瞭でない。
【0028】また、中央部でのポリッシング量、即ち削
除量は図1の2重管構造のガス噴射用ノズルを用いた場
合は、図10のシングルパイプ構造のガス噴射ノズルを
用いた場合の1/2以下である。
【0029】上記のように、2重管構造のガス噴射用ノ
ズルを用いてポリッシング対象物をポリッシングした場
合には、ポリッシング箇所のポリッシングのみを行い、
ポリッシングガスがポリッシングしたくないところまで
流れることがなく、極めて明瞭なプロファイルのポリッ
シングを行うことができる。
【0030】図4及び図5は本発明のガスポリッシング
用ノズルの構造例を示す図で、図4(a)は正面図、図
4(b)は底面図、図5(a)は図4(b)のA−A断
面図、図5(b)は図4(b)のB−B断面図、図5
(c)は図4(b)のC−C断面図である。本ガスポリ
ッシング用ノズル20はマニホールド24に複数本(図
では3本)のノズル21、22、23を取り付けた構造
である。
【0031】マニホールド24には一端が各ノズル2
1、22、23にそれぞれ連通するガス通路24−1、
24−2、24−3が形成されており、該ガス通路24
−1、24−2、24−3のそれぞれ他端にはパイプ2
5、26、27が接続されている。各ノズル21、2
2、23の径はそれぞれ異なる(例えば、それぞれ1/
2、1/4、1/8インチ)。また、ノズル21と23
の間隔d1、ノズル23と22の間隔d2、ノズル22と
21との間隔d3は等しく(d1=d2=d3)している。
【0032】上記構造のガスポリッシング用ノズルにお
いて、図4(a)に示すように、例えばノズル22をポ
リッシングガスを噴射するガス噴射用ノズルとし、他の
2本のノズルを反応余剰のガスを排気するガス排気用ノ
ズルとし、ポリッシング対象物28に対して、ノズル2
2からポリッシングガスを噴射し、他の2本のノズル2
1、23で反応余剰のポリッシングガスを排気する。
【0033】図6(a)、(b)はそれぞれ図4に示す
構造のガスポリッシング用ノズルにおいて、1本のノズ
ル(例えばノズル22)から、ポリッシング対象物に対
して、ポリッシングガスを噴射し、反応余剰のポリッシ
ングガスを排気しない場合と、反応余剰のポリッシング
ガスを他の2本のノズル(例えばノズル21、23)で
吸引排気した場合のポリッシングプロファイルを示す図
である。
【0034】図6(a)、(b)から明らかなように、
1本のノズルからポリッシングガスを噴射し、反応余剰
のポリッシングガスを排気しない場合は目的とする部位
以外もポリッシングされるが(図6(a))、他の2本
のノズルで反応余剰ポリッシングガスを吸引排気した場
合は目的とする部位のみがポリッシングされ、それ以外
はポリッシングされないことが分かる(図6(b))。
【0035】上記口径の異なるノズルはポリッシング対
象物のポリッシング部位の状態に応じて選択する。例え
ばポリッシングする部位の凸部が大きい場合は、大きい
口径のノズルを選択し、小さい場合は小さい口径のノズ
ルを選択する。また、ノズルの本数は2本以上であれば
よい。また、ポリッシングガスを噴射するノズルも1本
と限定されるものではなく、要はガス噴射ノズルから噴
射されたポリッシングガスのうち反応余剰ポリッシング
ガスを他のノズルで素速く効果的に吸引排気する構成で
あればよい。
【0036】例えば、中心にあるガス噴射用ノズルを配
置し、このガス噴射用ノズルを取り囲むようにガス排気
用ノズルを配置し、ガス噴射用ノズルで噴射したポリッ
シングガスの反応余剰ポリッシングガスをガス排気用ノ
ズルで吸気排気する構成としてもよい。また、複数本の
ノズルの口径は必ずしも異なる必要はなく、同一口径で
もよい。
【0037】図7は図1に示す2重管構造のガスポリッ
シング用ノズルを使用するガスポリッシング装置の構成
例を示す図である。図7において、31はポリッシング
室であり、該ポリッシング室31内にはX−Yテーブル
32が配置され、該X−Yテーブル32にヒータ33a
を内蔵するポリッシング対象物34を載置する載置台3
3が配置されている。また、マニホールド35に取り付
けられた2重管構造のガスポリッシング用ノズル10が
ポリッシング対象物34に対向して配置されている。該
ガスポリッシング用ノズル10の内側のガス噴射パイプ
1(図1参照)はマニホールド35を介して配管53に
接続され、外側のガス排気パイプ2(図1参照)は配管
54に接続されている。
【0038】また、ポリッシング室31にはポリッシン
グ対象物34を搬入搬出するためのゲート40が設けら
れている。また、X−Yテーブル32はテーブル駆動制
御部36により、X−Y方向に移動できるようになって
おり、マニホールド35はマニホールド駆動制御部37
により主にZ(上下)方向に移動できるようになってい
る。ポリッシング室31にはバルブ41を介して真空ポ
ンプ38が接続されると共に、バルブ50及びフィルタ
51を介して窒素(N2)ガス源52が接続されてい
る。また、39は除害装置、45,47はマスフローコ
ントローラ(MFC)、48はポリッシングガス(例え
ばClF3ガス)源、49は希釈ガス(例えば、Arガ
ス)源である。
【0039】上記構成のガスポリッシング装置におい
て、ポリッシング対象物のポリッシングは下記のように
して行う。先ず、ゲート40を開放してポリッシング対
象物34を載置台33上に載置する。次に真空ポンプ3
8を起動すると共にバルブ41を開放してポリッシング
室31のガスを排出し、該ポリッシング室31内を10
-1〜10-2Torrの真空度にする。このとき、ガスポ
リッシング用ノズル10の外側のガス排気パイプ2と真
空ポンプ38を接続している。
【0040】マスフローコントローラ45を通して供給
されるポリッシングガスとマスフローコントローラ47
を通して供給される希釈ガスが所定の割合(例えば、C
lF3:Ar=1:2)で混合され、バルブ43’を開
けるとポリッシング用ノズル10の内側のガス噴射パイ
プ1からポリッシングガスが噴射される。
【0041】そして反応余剰のポリッシングガスは外側
のガス排気パイプ2で素速く吸引され、真空ポンプ38
及び除害装置39を通って排気される(このときバルブ
60は開)。これにより、ポリッシング対象物34のポ
リッシング部位がポリッシングされる。このポリッシン
グに際し、ポリッシング対象物34は載置台33のヒー
タ33aにより加熱されているので、ポリッシングガス
との反応性が良くなり、効率良くポリッシングが行われ
る。
【0042】ガスポリッシング用ノズル10の先端とポ
リッシング対象物34の間隔制御はマニホールド駆動制
御部37により行われ、ポリッシング対象物34のポリ
ッシング部位の設定(ポリッシング部位をポリッシング
用ノズルの直下に設定)はテーブル駆動制御部36によ
って行われる。ポリッシング対象物34の全ポリッシン
グ面のポリッシングが終了したら、ポリッシングガスの
供給を停止すると同時に真空ポンプ38にて、ポリッシ
ングガスを十分排気した後、バルブ41、バルブ60を
閉じる。続いてバルブ50を開放し、窒素ガス源52か
らN2ガスをポリッシング室31に供給し、ポリッシン
グ室31内を大気圧にし、ゲート40を開放してガスポ
リッシングの終了したポリッシング対象物34を搬出す
る。
【0043】上記ポリッシングの終了したポリッシング
対象物34は図示しないCMP(化学機械ポリッシン
グ)装置に搬送され、該CMP装置でガスポリッシング
した面を化学的及び/又は機械的にポリッシングする。
これにより、ガスポリッシングにより平坦化されたポリ
ッシング面が更に精度良く平坦化される。
【0044】図8は図4に示す構造のガスポリッシング
用ノズルを使用するガスポリッシング装置の構成例を示
す図である。図8において、図7と同一符号を付した部
分は同一又は相当部分を示す。3本のノズル21、2
2、23を具備するガスポリッシング用ノズル20がポ
リッシング対象物34に対向して配置されている。該ガ
スポリッシング用ノズル20のノズル21はマニホール
ド24を介して配管54に接続され、ノズル22はマニ
ホールド24を介して配管53に接続され、更にノズル
23はマニホールド24を介して配管57に接続されて
いる。
【0045】上記構成のガスポリッシング装置におい
て、ポリッシング対象物のポリッシングは下記のように
して行う。先ず、ゲート40を開放してポリッシング対
象物34を載置台33上に載置する。次に真空ポンプ3
8を起動すると共にバルブ41を開放してポリッシング
室31のガスを排出し、該ポリッシング室31内を10
-1〜10-2Torrの真空度にする。この時、3方弁4
2、43、55はノズル21、22、23をそれぞれ真
空ポンプ38に接続している。
【0046】次に、3方弁43を切り替え、ガス噴射ノ
ズルとなるノズル22をマスフローコントローラ45、
47を介してポリッシングガス源48、希釈ガス源49
に接続する。これにより、マスフローコントローラ45
を通して供給されるポリッシングガスとマスフローコン
トローラ47を通して供給される希釈ガス源が所定の割
合(例えば、ClF3:Ar=1:2)で混合され、ノ
ズル22から噴射される。そして反応余剰のポリッシン
グガスはノズル21、23で素速く吸引され、真空ポン
プ38及び除害装置39を通って排気される。
【0047】ガスポリッシング用ノズル20のノズル2
2の先端とポリッシング対象物34の間隔制御はマニホ
ールド駆動制御部37により行われ、ポリッシング対象
物34のポリッシング部位の設定はテーブル駆動制御部
36によって行われ、ポリッシング対象物34の全ポリ
ッシング面のポリッシングが終了したら、3方弁43を
真空ポンプ38側に切り替え、ポリッシングガスの供給
を停止すると同時に真空ポンプ38によってポリッシン
グ室31のポリッシングガスを十分排気した後、バルブ
41を閉じる。続いてバルブ50を開放し、窒素ガス源
52からN2ガスをポリッシング室31に供給し、ポリ
ッシング室31内を大気圧にし、ゲート40を開放し
て、ポリッシング対象物34を搬出する。
【0048】上記ガスポリッシングの終了したポリッシ
ング対象物34は、上記と同様、図示しないCMP装置
に搬送し、該CMP装置でガスポリッシングした面を化
学的及び/又は機械的にポリッシングする。これによ
り、ガスポリッシングにより平坦化されたポリッシング
面が更に精度良く平坦化される。
【0049】なお、図1及び図2に示す例では、ガスポ
リッシング用ノズル10は反応性のポリッシングガスを
噴射するガス噴射パイプ1を取り巻くように反応余剰の
ポリッシングガスを排気するガス排気パイプ2が設けら
れた同軸の2重管構造としたが、ガスポリッシング用ノ
ズル10はこの構造に限定されるものではなく、図9に
示すように、同軸の3重管構造とし、最内側のパイプを
反応性のポリッシングガス(例えば、ClF3)を噴射
するガス噴射パイプ4、中間のパイプを不活性ガス(例
えば、Ar,N2,He)又はポリッシングガスを失活
させうるガス(例えば、ClF3に対してはO2)を噴射
するガス噴射パイプ5、最外側のパイプを反応余剰のポ
リッシングガス及び不活性ガス又はポリッシングガスを
失活させうるガスを排気するガス排気パイプ6としても
よい。
【0050】上記のように3重管構造とすることによ
り、ガス噴射パイプ4からポリッシング対象物11に向
けて噴射された反応性のポリッシングガスは、ガス噴射
パイプ5から噴射された不活性ガスに囲まれた範囲に噴
射されると共に、反応余剰ガスは該不活性ガスに吹き飛
ばされるように、瞬時にガス排気パイプ6に吸引される
ので、明瞭なプロファイルのポリッシングを行うことが
できる。なお、図示は省略するが、ここでもポリッシン
グ対象物11は図2に示すように、ポリッシング室内に
配置された配置台に載置されている。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガ
ス噴射ノズルから噴射したポリッシングガスを排気する
ガス排気ノズルを具備し、該ガス噴射ノズルからポリッ
シング対象物に向けてポリッシングガスを噴射すると同
時に反応余剰ポリッシングガスを該ガス排気ノズルを通
して排気する構成を採用するので、ポリッシング対象物
のポリッシングしたい部分を精度良くポリッシングでき
るガスポリッシング方法、ガスポリッシング用ノズル、
ガスポリッシング装置及びポリッシング装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスポリッシング用ノズルの構造例を
示す図で、同図(a)は底面図、同図(b)はA−A断
面図である。
【図2】本発明のガスポリッシング用ノズルを用いたガ
スポリッシング装置の概略構造を示す図である。
【図3】本発明のガスポリッシング用ノズルを用いてポ
リッシング対象物をポリッシングした例を示す図であ
る。
【図4】本発明のガスポリッシング用ノズルの構造例を
示す図で、図4(a)は正面図、図4(b)は底面図で
ある。
【図5】図5(a)は図4(b)のA−A断面図、図5
(b)は図4(b)のB−B断面図、図5(c)は図4
(b)のC−C断面図である。
【図6】図6(a)、(b)はポリッシングプロファイ
ルの例を示す図である。
【図7】本発明に係るガスポリッシング用ノズルを使用
したガスポリッシング装置の構成例を示す図である。
【図8】本発明に係るガスポリッシング用ノズルを使用
したガスポリッシング装置の構成例を示す図である。
【図9】本発明のガスポリッシング用ノズルを用いたガ
スポリッシング装置の概略構造を示す図である。
【図10】従来のガスポリッシング装置の概略構成を示
す図である。
【図11】従来のガスポリッシング用ノズルを用いてポ
リッシング対象物をポリッシングした例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ガス噴射パイプ 2 ガス排気パイプ 3 排気パイプ 4 ガス噴射パイプ 5 ガス噴射パイプ 6 ガス排気パイプ 10 ガスポリッシング用ノズル 11 ポリッシング対象物 12 載置台 13 ポリッシング室 20 ガスポリッシング用ノズル 21〜23 ノズル 24 マニホールド 25〜27 パイプ 28 ポリッシング対象物 31 ポリッシング室 32 X−Yテーブル 33 載置台 34 ポリッシング対象物 35 マニホールド 36 テーブル駆動制御部 37 マニホールド駆動制御部 38 真空ポンプ 39 除害装置 40 ゲート 41 バルブ 42,43 3方弁 44〜47 マスフローコントローラ 48 ポリッシングガス源 49 希釈ガス源 50 バルブ 51 フィルタ 52 窒素ガス源 55 3方弁 56 マスフローコントローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリッシング対象物に対してガス噴射用
    ノズルからポリッシングガスを噴射し、該ポリッシング
    対象物をポリッシングするポリッシング方法であって、 前記ガス噴射ノズルから噴射したポリッシングガスを排
    気するガス排気ノズルを具備し、該ガス噴射ノズルから
    前記ポリッシング対象物に向けてポリッシングガスを噴
    射すると同時に反応余剰ポリッシングガスを該ガス排気
    ノズルを通して排気することを特徴とするガスポリッシ
    ング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガスポリッシング方法
    において、 前記ガス噴射ノズルとガス排気ノズルとを同軸パイプか
    らなる2重管構造とし、内側又は外側のガス噴射ノズル
    からポリッシングガスを噴射し、外側又は内側の排気ノ
    ズルから反応余剰ポリッシングガスを排気することを特
    徴とするガスポリッシング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のガスポリッシング方法
    において、 前記ガス噴射ノズルとガス排気ノズルとを同軸パイプか
    らなる3重管構造とし、最内側のノズルからポリッシン
    グガスを噴射すると共に、中間のノズルから不活性ガス
    又はポリッシングガスを失活させうるガスを噴射し、最
    外側のノズルから反応余剰ポリッシングガス及び不活性
    ガス又はポリッシングガスを失活させうるガスを排気す
    ることを特徴とするガスポリッシング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のガスポリッシング方法
    において、 所定の間隔で配置された複数本のパイプを具備し、該複
    数本のパイプのうち少なくとも1本のパイプをガス噴射
    ノズルとし、他をガス排気ノズルとし、該ガス噴射ノズ
    ルからポリッシングガスを噴射すると同時に、該ガス排
    気ノズルで反応余剰ポリッシングガスを排気することを
    特徴とするガスポリッシング方法。
  5. 【請求項5】 ポリッシング対象物に対してポリッシン
    グガスを噴射するガスポリッシング用ノズルであって、 前記ポリッシングガスを噴射するガス噴射ノズルと噴射
    したガスを排気するガス排気ノズルを具備し、該ガス噴
    射ノズルとガス排気ノズルとを同軸の2重管構造とした
    ことを特徴とするガスポリッシング用ノズル。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のガスポリッシング用ノ
    ズルにおいて、 前記ガス噴射ノズルとガス排気ノズルの2重管構造は、
    内側にガス噴射ノズル又はガス排気ノズルを配置し、外
    側にガス排気ノズル又はガス噴射ノズルを配置したこと
    を特徴とするガスポリッシング用ノズル。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のガスポリッシン
    グ用ノズルにおいて、 前記ガス噴射ノズルとガス排気ノズルの2重管構造は、
    両ノズルの先端が同一面にあるか或いはいずれか一方が
    他方より所定量突出していることを特徴とするガスポリ
    ッシング用ノズル。
  8. 【請求項8】 ポリッシング対象物に対してポリッシン
    グガスを噴射するガスポリッシング用ノズルであって、 所定の間隔で配置された複数本のパイプを具備し、該複
    数本のパイプのうち少なくとも1本のパイプをガス噴射
    ノズルとし、他のパイプを反応余剰ポリッシングガスを
    排気するガス排気ノズルとすることを特徴とするガスポ
    リッシング用ノズル。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか1に記載のガ
    スポリッシング用ノズルとポリッシング室を具備し、 前記ポリッシング室内に配置したポリッシング対象のポ
    リッシング箇所に前記ガス噴射ノズルからポリッシング
    ガスを噴射すると共に反応余剰ポリッシングガスを前記
    ガス排気ノズルを通して排気するポリッシングガス供給
    排気手段を具備することを特徴とするガスポリッシング
    装置。
  10. 【請求項10】 ポリッシング対象物のポリッシング面
    にポリッシングガスを噴射してポリッシングを行う請求
    項9に記載のガスポリッシング装置と、該ガスポリッシ
    ング装置でポリッシングした面を更に化学的及び/又は
    機械的にポリッシングする化学機械(CMP)ポリッシ
    ング装置を具備することを特徴とするポリッシング装
    置。
JP8936198A 1998-03-18 1998-03-18 ガスポリッシング方法、ガスポリッシング用ノズル及びポリッシング装置 Pending JPH11274116A (ja)

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US09/272,170 US6447632B1 (en) 1998-03-18 1999-03-18 Apparatus and nozzle device for gaseous polishing

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101244903B1 (ko) * 2004-07-20 2013-03-18 램 리서치 아게 유체 배출 장치

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