JPH11274371A - 積層材料及びそれを用いるチップキャリア - Google Patents
積層材料及びそれを用いるチップキャリアInfo
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- JPH11274371A JPH11274371A JP7159198A JP7159198A JPH11274371A JP H11274371 A JPH11274371 A JP H11274371A JP 7159198 A JP7159198 A JP 7159198A JP 7159198 A JP7159198 A JP 7159198A JP H11274371 A JPH11274371 A JP H11274371A
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Abstract
成された上層導体層を含む積層材料、並びにそれからな
るチップキャリアの当該絶縁層をBCB樹脂から形成し
た場合に、過マンガン酸塩処理により、下層導体層を露
出させることなく絶縁層の表面を容易に粗面化できるよ
うにする。 【解決手段】 下層導体1上に絶縁層2及びその上に上
層導体層3が積層された構造を有する積層材料におい
て、絶縁層2を、下層導体層1側からベンゾシクロブテ
ン樹脂からなる第1の樹脂層2aと、その上に形成され
た、SiO2フィラがベンゾシクロブテン樹脂に分散さ
れている第2の樹脂層2bとから構成する。そして上層
導体層3に接する第2の樹脂層2bの表面を、過マンガ
ン酸塩処理により粗面化する。
Description
特に半導体装置を搭載し、その半導体装置を外部回路に
接続するため等に用いるチップキャリアに関する。
たエポキシ樹脂からなる絶縁層上に、無電解銅メッキ層
が形成され、更にその上に電解銅メッキ層が形成されて
いる構造を有する積層材料がチップキャリアとして広く
用いられている。ここで、チップキャリアとは、LSI
などの半導体装置を搭載して外部回路に接続するために
用いられるプリント配線板、リードフレーム、BGA
(ボール・グリッド・アレイ)等の総称である。
脂と無電解銅メッキ層との間の密着性が良好であるとい
う利点を有するが、エポキシ樹脂は誘電率が高く、高周
波特性が不十分であるという欠点を有している。
低い誘電率、低い吸水性、高耐熱性等の特性を有するベ
ンゾシクロブテン樹脂(BCB樹脂)を使用することが
試みられている。この場合、BCB樹脂からなる絶縁層
とその上に形成される導体層との間の密着性が十分では
ないために、絶縁層上に導体層を形成する前に、絶縁層
の表面を予め粗面化処理することが試みられている。
は、過マンガン酸塩処理、次亜塩素酸塩処理、及びクロ
ム酸塩処理が知られている。これらの中で、次亜塩素酸
塩処理の場合には有毒な塩素ガスの発生を避けることが
できないという問題がある。また、クロム酸塩処理の場
合には既に形成されている銅などの導体層が侵されてし
まうという問題だけでなく、有害なクロムイオンを含有
する排水の処理の負担が大きいという問題がある。従っ
て、それらの問題を持たない過マンガン酸塩処理で粗面
化することが望まれている。
樹脂はエポキシ樹脂よりも耐薬品性に優れているため
に、過マンガン酸塩処理では十分に粗面化することがで
きず、絶縁層と無電解メッキ法及び電解メッキ法により
形成された導体層との間の密着性が不十分であるという
問題がある。
有するチップキャリアの当該絶縁層の表面を、過マンガ
ン酸塩処理により粗面化できるようにすることが、強く
望まれているのが現状である。
層の粗面化が過度に進行して下層の導体層が露出した場
合には電解メッキ時にショートが生じることが予想され
る。従って、過マンガン酸塩処理によるBCB樹脂層の
粗面化を有効に行うための研究開発においては、絶縁層
の下層の導体層を露出させることなく、有効に粗面化で
きることが求められている。
決しようとするものであり、下層導体層、その上の絶縁
層及びその上に形成された上層導体層を含む積層材料、
並びにそれからなるチップキャリアの当該絶縁層をBC
B樹脂から形成した場合に、絶縁層と上層導体層との密
着性を向上させるために、過マンガン酸塩処理により、
下層導体層を露出させることなく絶縁層の表面を容易に
粗面化できるようにすることを目的とする。
フィラを分散させたBCB樹脂層の表面が過マンガン酸
塩処理により容易に粗面化できることを見出した。ま
た、それと同時に、SiO2フィラが比較的大きな塊に
凝集した部分では、下層の導体層に至るまでBCB樹脂
層が浸食されてしまう場合があることも見出した。これ
らの知見に基づき本発明者らは、更に、SiO2フィラ
を分散させたBCB樹脂層と下層導体層との間に、Si
O2フィラを含まないBCB樹脂層を形成し、そのBC
B樹脂層で過マンガン酸塩処理による過度の浸食を防止
できることを見出した。そしてこれらの知見に基づき本
発明が完成されるに至った。
び更にその上に上層導体層が積層された構造を有する積
層材料において、絶縁層が、下層導体層側よりBCB樹
脂からなる第1の樹脂層と、その上に形成された、Si
O2フィラがBCB樹脂に分散されている第2の樹脂層
とから構成されており、且つ上層導体層に接する第2の
樹脂層の表面が過マンガン酸塩処理により粗面化されて
いることを特徴とする積層材料を提供する。
た本発明の積層材料を詳細に説明する。
ある。この積層包装材料は、下層導体層1、その上に絶
縁層2、更に上層導体層3が形成された構造を有する。
ここで、絶縁層2は、下層導体層1側から、BCB樹脂
からなる第1の樹脂層2aとSiO2フィラFがBCB
樹脂Rに分散されている第2の樹脂層2bとから構成さ
れており、その第2の樹脂層2bの上層導電層3側の表
面は、過マンガン酸塩処理により粗面化されている。
絶縁層材料として好ましい特性、即ち、低誘電率、低吸
湿性、高耐熱性、高平坦化性、高接着性、高耐薬品性等
を有する。従って、絶縁層材料としてBCB樹脂を使用
することによりチップキャリアの信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
高いために過マンガン酸塩処置により粗面化することが
非常に困難な樹脂である。そこで、本発明においては、
過マンガン酸塩処理により粗面化できるようにするため
に、BCB樹脂中に無機フィラの中では比較的低誘電率
のSiO2フィラを分散させることにより第2の樹脂層
2bを構成している。
ことにより過マンガン酸塩処理で粗面化できる理由は明
確ではないが、以下のように考えられる。
CB樹脂がSiO2フィラに吸着され固定され、その結
果、固定されたBCB樹脂の熱運動が抑制される。従っ
て、熱硬化工程においてSiO2フィラ近傍のBCB樹
脂の熱硬化が十分に進行せず、そのためSiO2フィラ
近傍のBCB樹脂が過マンガン酸塩処理で浸食可能とな
り、粗面化が達成されるものと考えられる。
2bと上層導体層3との間の密着性は良好なものとな
る。しかも、第2の樹脂層2bが過度に過マンガン酸塩
処理により粗面化された場合でも、SiO2フィラを含
有しない第1の樹脂層2aが過マンガン酸塩による浸食
のストッパとなり得る。よって、絶縁層2上に電解メッ
キにより上層導体層3を形成する際に、上層導体層3と
下層導体層1との間でショートが生じない。
の含有率は、SiO2フィラが少なすぎると十分に粗面
化することができず、多すぎると絶縁層の誘電率が上昇
して、高周波特性が低下するので、BCB樹脂100重
量部に対して好ましくは1〜15重量部である。
ると第2の樹脂層2bの表面の凹凸が大きすぎてパター
ニングできなくなるので、5μm以下が好ましい。
RとSiO2フィラFとの他に、BCB樹脂に相溶する
樹脂を必要に応じて配合することができる。
1の樹脂層2aの露出面積が大きくなりすぎて上層導体
層3の密着性が低下し、厚すぎると粗さが深さ方向に大
きくなりすぎて上層導体層3のパターンの微細化が困難
となるので、好ましくは3〜10μmである。
果を損なわない限り、BCB樹脂以外の樹脂を配合する
こともできる。
縁効果が小さくなり、厚すぎるとビアの微細化が困難と
なるので、好ましくは5〜20μmである。
を粗面化する過マンガン酸塩処理としては、従来のチッ
プキャリアにおいて、エポキシ樹脂からなる絶縁層の粗
面化処理の際に利用されている過マンガン酸塩処理を使
用することができる。例えば、過マンガン酸カリウム1
0〜200g/lと5規定未満のアルカリ(水酸化ナト
リウムなど)とを含有する処理水溶液を、好ましくは4
0〜90℃に加熱し、その処理液に第2の樹脂層2bの
表面を浸漬法あるいは噴霧法等により接触させる処理を
挙げることができる。
は、従来のチップキャリアのチップ搭載側の導体層と同
じ構成とすることができ、好ましくは無電解銅メッキ層
を挙げることができる。ここで、無電解銅メッキ層の形
成の際に使用するメッキ浴等のメッキ条件に特に制限は
なく、従来のチップキャリアの無電解銅メッキ層の場合
と同様とすることができる。
導体層3の導通信頼性等を向上させるために、無電解銅
メッキ層上に更に電解銅メッキ層を常法により形成する
ことが好ましい。この場合の電解メッキ条件は、従来の
チップキャリアの電解銅メッキ層の場合と同様とするこ
とができる。
は、従来のチップキャリアのチップ非搭載側の導体層と
同じ構成とすることができ、黒色化銅板やアルミニウム
板、ポリイミドシート上の銅箔等が挙げられる。
料においては、下層導体層1側からBCB樹脂からなる
第1の樹脂層2aとBCB樹脂RにSiO2フィラFが
分散した第2の樹脂層2bとから絶縁層2が構成されて
いるが、図2に示すように、絶縁層2が、第1の樹脂層
2aと下層導体層1との間に更にBCB樹脂RにSiO
2フィラFが分散した第3の樹脂層2cを有するように
してもよい。このような構造とすることにより、絶縁層
2にカールやねじれ等が生じ難くなり、結果的に積層材
料の良好な形状安定性を確保できる。
Fの含有率、使用するSiO2フィラFの粒径、また、
第3の樹脂2cの厚み等は、第2の樹脂層2bと同様と
することができる。
脂層2bの一部の領域が第1の樹脂層2aにまで浸食さ
れている例を示したが、これは第2の樹脂層2bが仮に
第1の樹脂層2aにまで浸食されたとしても下層導体層
1が露出しないことを示す例であり、従って、粗面化が
第2の樹脂層2bの表面だけに止まっている場合も本発
明の範囲である。
は、例えば、次のようにして作製することができる。
金属基板上に、BCB樹脂をメシチレン等の有機溶媒に
溶解し、その溶液をスクリーンコート法やロールコート
法等により塗布し、乾燥して加熱(例えば100℃程
度)して硬化させることにより第1の樹脂層2aを形成
する。
メシチレン等の有機溶剤中で三本ロールミルやビーズミ
ル等の分散装置を用いて分散し、その分散物をスクリー
ンコート法やロールコート法等により第1の樹脂層2a
上に成膜して乾燥させ加熱して第2の樹脂層2bを形成
し、これにより絶縁層2が形成される。この絶縁層2に
対しては、必要に応じて露光、現像、バフ研磨の各処理
を施してもよい。
酸塩処理を施し、表面の粗面化を行う。
法により無電解金属メッキ法、更に必要に応じて電解金
属メッキ法により上層導体層3を形成する。これによ
り、図1の積層材料を作製することができる。
aを設ける前に、金属基板上に第2の樹脂層2bを形成
するために使用する分散液と同様の分散液を使用して第
3の樹脂層2cを形成しておき、その後は図1の積層材
料と同様な操作を繰り返すことにより作製することがで
きる。
法により無電解金属メッキ法、更に必要に応じて電解金
属メッキ法により上層導体層3を形成する。これによ
り、図2の積層材料を作製することができる。
に際し、図3(a)又は図3(b)に示すように、絶縁
層2の表面に対して過マンガン酸塩処理を施して表面が
粗面化されていない状態の積層材料、並びに図4(a)
及び図4(b)に示すように、絶縁層2の表面に対して
過マンガン酸塩処理を施して表面が粗面化された状態の
積層材料が使用される。これらの積層材料は、図1又は
図2の積層材料の前駆材料として市場取引性があり有用
なものである。従って、これらの積層材料も本発明の一
部と見なすことができる。
上に絶縁層2が形成された構造を有しており、その絶縁
層2が、導体層1側からBCB樹脂からなる第1の樹脂
層2aと、その上に形成された、SiO2フィラFがB
CB樹脂Rに分散されている第2の樹脂層2bとから構
成されている。この場合、図3(b)に示すように、第
1の樹脂層2aの導体層1側の表面上に、更に、SiO
2フィラFがBCB樹脂Rに分散されている第3の樹脂
層2cが形成されていてもよい。
上に絶縁層2が形成された構造を有しており、その絶縁
層2が、導体層1側から、BCB樹脂からなる第1の樹
脂層2aと、その上に形成された、SiO2フィラFが
BCB樹脂Rに分散されている第2の樹脂層2bとから
構成されており、且つ導体層1と反対側の第2の樹脂層
2bの表面が過マンガン酸塩処理により粗面化されてい
る構造を有する。この場合、図4(b)に示すように、
第1の樹脂層2aの導体層1側の表面上に、更に、Si
O2フィラFがBCB樹脂Rに分散されている第3の樹
脂層2cが形成されていてもよい。
率、低吸湿性、高耐熱性、高平坦化性、高接着性、高耐
薬品性等を有するBCB樹脂を絶縁層の材料として使用
し、しかもその表面が過マンガン酸塩処理により容易に
粗面化することができる。従って、その上に形成される
導体層との密着性が向上する。よって、本発明の積層材
料は、半導体装置を搭載するための信頼性の高いチップ
キャリアとなる。また、一度、半導体装置を搭載すれ
ば、信頼性の高いチップモジュールとなる。
る。
レン20重量部とを混合し、その混合物を黒化処理済み
の銅基板の表面上にロールコート法により20μm厚で
成膜し、100℃のオーブン中で約30分間キュアリン
グし、BCB樹脂層を形成した。
00重量部と平均粒径100オングストロームのシリカ
粉末(AEROSILR MOX170、日本アエロジ
ル社製)4重量部とを三本ロール法により分散させ、更
にメシチレン70重量部を加えて分散させた。得られた
分散液をロールコート法により、BCB樹脂層上に5μ
m厚で成膜し、窒素雰囲気下のオーブン中でキュアリン
グ(75℃−20分,100℃−15分、150℃−1
5分、200℃−30分)し、第2の樹脂層を形成し
た。これにより銅基板上に、BCB樹脂層とシリカ粉末
含有BCB樹脂層とからなる二重構造の絶縁層を形成し
た。
〜200mJ/cm2)でパターニング露光し、アルカ
リ水溶液系現像液(炭酸ナトリウム:水酸化ナトリウム
=73:27の1%水溶液)で現像し、水洗した後に、
100℃で30分間ポストベークした。
D5S−SF、3M社製)を備えたバフ研磨装置(石井
表記社製)で研磨した(バフロール回転数1500rp
m、オシレーション5Hz(間隔5mm)、送り速度2
m/分、2回通し、流水冷却、研磨量5〜6μm)。
ウム3%と水酸化ナトリウム2%とを含有する過マンガ
ン酸塩処理液に65℃で10分間接触させることにより
粗面化した。
製薬製のOPCプロセスに従って、キャラクタライジン
グし、アクセラレーティングし、硫酸銅浴(CuSO4
・5H2O 0.03M; EDTA・4H 0.24
M; 2,2′−Bipyridine 10ppm;
PEG−1000 100ppm; p−HCHO
0.20M; pH=12.5; 温度 60℃; 大
気雰囲気下)で無電解銅メッキを行い、更に硫酸銅浴で
電解銅メッキすることによりチップキャリアを得た。こ
の電解メッキの際、下層導体層である黒化処理済み銅基
板と電解メッキ層との間にショートは生じなかった。
後に、その絶縁層と無電解銅メッキ層との間の密着性を
調べるために、JIS C5012に従って、テープ剥
離試験を行った。その結果、剥離強度は600g/cm
2であった。
径100オングストロームのシリカ粉末(AEROSI
LR MOX170、日本アエロジル社製)4重量部と
を三本ロール法により分散させ、更にメシチレン30重
量部を加えて分散させた。得られた分散液をロールコー
ト法により、黒化処理済み銅基板上に15μm厚で成膜
し、100℃のオーブン中で約30分間キュアリングし
てシリカ粉末含有BCB層を形成した。
00重量部とメシチレン50重量部とを混合し、その混
合物をシリカ粉末含有BCB層の表面上にロールコート
法により5μm厚で成膜し、100℃のオーブン中で約
30分間キュアリングし、シリカ粉末を含有しないBC
B樹脂層を形成した。
00重量部と平均粒径100オングストロームのシリカ
粉末(AEROSILR MOX170、日本アエロジ
ル社製)4重量部とを三本ロール法により分散させ、更
にメシチレン70重量部を加えて分散させた。得られた
分散液をロールコート法により、シリカ粉末を含有しな
いBCB樹脂層上に5μm厚で成膜し、窒素雰囲気下の
オーブン中でキュアリング(75℃−20分,100℃
−15分、150℃−15分、200℃−30分)し、
第2の樹脂層を形成した。これにより下層導電層上に、
BCB樹脂からなる樹脂層とBCB樹脂にシリカ粉末が
分散した絶縁層とからなる三重構造の絶縁層を形成し
た。
でパターニング露光し、アルカリ水溶液系現像液で現像
し、水洗した後に、100℃で30分間ポストベークし
た。
の条件でバフ研磨した。
ウム3%と水酸化ナトリウム2%とを含有する過マンガ
ン酸塩処理液に65℃で10分間接触させることにより
粗面化した。
例1と同様に奥野製薬製のOPCプロセスに従って、キ
ャラクタライジングし、アクセラレーティングし、硫酸
銅浴で無電解銅メッキを行い、更に硫酸銅浴で電解銅メ
ッキすることによりチップキャリアを得た。この電解メ
ッキの際、下層導体層である黒化処理済み銅基板と電解
メッキ層との間にショートは生じなかった。しかも、得
られたチップキャリアは、実施例1のチップキャリアに
比べてカールやそりのなく、形状安定性に優れていた。
後に、その絶縁層と無電解銅メッキ層との間の密着性を
調べるために、JIS C5012に従って、テープ剥
離試験を行った。その結果、剥離強度は600g/cm
2であった。
実施例1と同様にして比較のためのチップキャリアを得
た。得られたチップキャリアについて、実施例1と同様
にテープ剥離試験を行った。その結果、試験中に剥離し
てしまい、測定できなかった。
径100オングストロームのシリカ粉末(AEROSI
LR MOX170、日本アエロジル社製)4重量部と
を三本ロール法により分散させ、更にメシチレン70重
量部を加えて分散させた。得られた分散液をロールコー
ト法により、黒化処理済み銅基板上に20μm厚で成膜
し、窒素雰囲気下のオーブン中でキュアリング(75℃
−30分,100℃−15分、150℃−15分、20
0℃−30分)した。これにより、シリカ粉末入りのB
CB樹脂層からなる単層構造の絶縁層を形成した。
でパターニング露光し、アルカリ水溶液系現像液で現像
し、水洗した後に、100℃で30分間ポストベークし
た。
の条件でバフ研磨した。
ウム3%と水酸化ナトリウム2%とを含有する過マンガ
ン酸塩処理液に65℃で10分間接触させることにより
粗面化した。
例1と同様に奥野製薬製のOPCプロセスに従って、キ
ャラクタライジングし、アクセラレーティングし、硫酸
銅浴で無電解銅メッキを行い、更に硫酸銅浴で電解銅メ
ッキしようとしたところ、銅基板と電解銅メッキ層との
間でショートが生じた。
絶縁層及びその上に形成された上層導体層を含む積層材
料、並びにそれからなるチップキャリアの当該絶縁層を
BCB樹脂から形成した場合に、過マンガン酸塩処理に
より、下層導体層を露出させることなく絶縁層の表面を
容易に粗面化できるようにすることができる。従って、
絶縁層と上層導体層との密着性を向上させることができ
る。
図(a)及び(b))である。
図(a)及び(b))である。
Claims (12)
- 【請求項1】 下層導体層上に絶縁層及び更にその上に
上層導体層が積層された構造を有する積層材料におい
て、絶縁層が、下層導体層側からベンゾシクロブテン樹
脂からなる第1の樹脂層と、その上に形成された、Si
O2フィラがベンゾシクロブテン樹脂に分散されている
第2の樹脂層とから構成されており、且つ上層導体層に
接する第2の樹脂層の表面が過マンガン酸塩処理により
粗面化されていることを特徴とする積層材料。 - 【請求項2】 第2の樹脂層におけるSiO2フィラの
含有割合が、ベンゾシクロブテン樹脂100重量部に対
して1〜15重量部である請求項1記載の積層材料。 - 【請求項3】 SiO2フィラの粒径が5μm以下であ
る請求項1又は2記載の積層材料。 - 【請求項4】 絶縁層が、第1の樹脂層と下層導体層と
の間に、更に、SiO2フィラがベンゾシクロブテン樹
脂に分散されている第3の樹脂層を有する請求項1記載
の積層材料。 - 【請求項5】 上層導体層が、無電解銅メッキ層である
請求項1〜4のいずれかに記載の積層材料。 - 【請求項6】 無電解銅メッキ層上に、更に電解銅メッ
キ層が形成されている請求項5に記載の積層材料。 - 【請求項7】 導体層上に絶縁層が積層された構造を有
する積層材料において、絶縁層が、導体層側からベンゾ
シクロブテン樹脂からなる第1の樹脂層と、その上に形
成された、SiO2フィラがベンゾシクロブテン樹脂に
分散されている第2の樹脂層とから構成されていること
を特徴とする積層材料。 - 【請求項8】 絶縁層が、第1の樹脂層と導体層との間
に、更に、SiO2フィラがベンゾシクロブテン樹脂に
分散されている第3の樹脂層を有する請求項7記載の積
層材料。 - 【請求項9】 導体層上に絶縁層が積層された構造を有
する積層材料において、絶縁層が、導体層側からベンゾ
シクロブテン樹脂からなる第1の樹脂層と、その上に形
成された、SiO2フィラがベンゾシクロブテン樹脂に
分散されている第2の樹脂層とから構成されており、且
つ導体層と反対側の第2の樹脂層の表面が過マンガン酸
塩処理により粗面化されていることを特徴とする積層材
料。 - 【請求項10】 絶縁層が、第1の樹脂層と導体層との
間に、更に、SiO2フィラがベンゾシクロブテン樹脂
に分散されている第3の樹脂層を有する請求項9記載の
積層材料。 - 【請求項11】 請求項1〜6のいずれかの積層材料か
らなるチップキャリア。 - 【請求項12】 請求項11記載のチップキャリアに半
導体装置が搭載されているチップモジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07159198A JP3945002B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 積層材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07159198A JP3945002B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 積層材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11274371A true JPH11274371A (ja) | 1999-10-08 |
| JP3945002B2 JP3945002B2 (ja) | 2007-07-18 |
Family
ID=13465080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07159198A Expired - Fee Related JP3945002B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 積層材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3945002B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100638620B1 (ko) | 2004-09-23 | 2006-10-26 | 삼성전기주식회사 | 임베디드 수동소자용 인쇄회로기판재료 |
| CN100364766C (zh) * | 2001-07-13 | 2008-01-30 | 住友电木株式会社 | 附有树脂的金属箔和多层印刷电路板 |
| US8003160B2 (en) | 2003-12-26 | 2011-08-23 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Wiring substrate |
| JP2020102554A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 積水化学工業株式会社 | 積層体、電子部品およびインバータ |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP07159198A patent/JP3945002B2/ja not_active Expired - Fee Related
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