JPH1127443A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH1127443A
JPH1127443A JP9174716A JP17471697A JPH1127443A JP H1127443 A JPH1127443 A JP H1127443A JP 9174716 A JP9174716 A JP 9174716A JP 17471697 A JP17471697 A JP 17471697A JP H1127443 A JPH1127443 A JP H1127443A
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典夫 滝田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は乱光の悪影響を受けずに高いし精度
で画像読取りを行うことができる画像読取りを装置を提
供することを課題とする。 【解決手段】上下に対向して配置され一端に原稿入口お
よび他端に原稿出口を有する原稿搬送路を形成した一対
のガイド41、42と、この一対のガイドにおける一方
のガイド側に配置され搬送される原稿に記載されている
画像を読取るイメージセンサ48と、前記一対のガイド
における他方のガイド側に配置され搬送される原稿を前
記イメージセンサに接触させる原稿押え部材49と、前
記原稿搬送路に配置され前記原稿搬送路の外部から内部
に侵入した光が前記イメージセンサに対して侵入するこ
とを阻止する外乱光阻止体55、61Aとを具備するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置な
どに設けられる画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ装置において原稿に
記載された画像を読取る画像読取り装置として、上下に
対向して配置され両者間に原稿を搬送する原稿搬送路を
形成した一対のガイドと、この一対のガイドにおける一
方のガイド側に配置され搬送される原稿に記載されてい
る画像を読取る密着型イメージセンサと、前記一対のガ
イドにおける他方のガイド側に配置され搬送される原稿
を前記イメージセンサに接触させる原稿押え部材とを備
え、原稿搬送路で原稿を搬送してイメージセンサと押え
部材との間に通してイメージセンサにより原稿に記載さ
れている画像を読取る形式のものがある。
【0003】図8はこの形式の画像読取り装置における
従来の一形態を示している。図中1は下ガイド、2は下
ガイド1に対向離間して配置された上ガイド、3はこれ
ら下ガイド1と上ガイド2との間に形成された原稿搬送
通路、4は原稿搬送通路3の原稿入口、5は原稿搬送路
3の原稿出口である。6は原稿搬送路3の途中において
例えば下ガイド1側に配置された密着型のイメージセン
サ、7はイメージセンサ6に対向して上側ガイド2側に
配置された原稿押え部材の一例である原稿押えローラ、
8はイメージセンサ6に対して原稿搬送方向上流側に配
置された搬送ローラおよび9はそのピンチローラ、10
はイメージセンサ6に対して原稿搬送方向下流側に配置
された搬送ローラおよび11はそのピンチローラであ
る。イメージセンサ6および原稿押えローラ7は原稿P
の幅全体に対応する長さを有している。搬送ローラ8お
よびピンチローラ9と搬送ローラ10およびピンチロー
ラ11は構成の簡素化とコストダウンを図るために長さ
が短く設定され、原稿Pの幅方向中央に設けられてい
る。
【0004】密着型のイメージセンサ6は、微細な光導
電素子を原稿の読取り幅に相当する長さに直線上に配列
し、原稿からの反射光により生じた個々の素子の抵抗変
化を選択回路により時系列信号として取り出すものであ
る。イメージセンサ6は、原稿面に光を照射するLED
アレイ光源と、原稿からの反射光を集束して光導電素子
上に正立像として結像する集束ファイバアレイと、集束
ファイバアレイが結像した像を電子信号に変換する光導
電素子とを備えている。
【0005】そして、原稿台12に積層載置された複数
の原稿Pを回転する供給ローラ13と分離パッド14と
の組合せにより一枚づつ分離されて原稿入口4から原稿
搬送路3に送入され、回転する搬送ローラ8とピンチロ
ーラ9により原稿搬送路3の内部を搬送されてイメージ
センサ6と原稿押えローラ7との間を通過する。イメー
ジセンサ6は、原稿Pの面に光を照射してその反射光を
光導電素子が読取ることにより原稿Pの画像を読取る。
さらに、回転する搬送ローラ8とピンチローラ9により
原稿Pが搬送して原稿出口5から外方へ送り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この画像読取り装置で
使用する密着型のイメージセンサ6では、光源から原稿
に照射して反射した光以外の光が外部から入ると、その
光が集束ファイバアレイを通して光導電素子に達するた
めに、正確な画像読取りを行なう上で悪影響を与えて読
取りした像が不鮮明になる。イメージセンサ6では原稿
が接触して画像を読取る読取り面が透明となっており、
ここから外部の光が内部に入射する。そこで、このよう
なイメージセンサ6が画像読取りを行なう上で悪影響を
与える外部の光(以下外乱光と称する。)がイメージセ
ンサ6の内部に侵入しないようにする必要がある。
【0007】一般に画像読取り装置では、イメージセン
サ6で画像を読取った原稿Pを迅速に排出して読取り速
度を高めるために、イメージセンサ6と原稿出口5との
間の距離を短くしている。このため、装置外部の外乱光
が原稿出口5から原稿搬送路3に入りイメージセンサ6
の内部に侵入し易い状態にある。
【0008】以前、画像読取り装置では、イメージセン
サ6で画像を読取った原稿Pを自然落下により排出する
ために、イメージセンサから原稿出口までの搬送路を下
向きに傾斜させて設け、排出された原稿を受ける出口ト
レイを下向に設けた構成が採用されていた。この場合、
室内照明や太陽の西日などのが外乱光が原稿出口から原
稿搬送路3に入りにくいものの、外乱光が原稿搬送路3
を通りイメージセンサ6に侵入して画像読取りに悪影響
を与えていた。
【0009】さらに、最近では、排出された原稿の取扱
いを容易にするためにイメージセンサから原稿出口まで
の搬送路を水平に設け、出口トレイも水平に設けて、イ
メージセンサ6で画像を読取った原稿Pを水平に沿って
送出する構成も採用されてきている。この構成は搬送路
が水平であるために、特に外乱光が原稿出口から原稿搬
送路を通ってイメージセンサ6に入射し易く画像読取り
に悪影響を与えるという事態が多く生じていた。
【0010】なお、従来の装置において、イメージセン
サ6と原稿出口5との間に配置した搬送ローラ8とピン
チローラ9を用いてイメージセンサ6に対して外乱光の
侵入を阻止することが考えられるが、搬送ローラ8とピ
ンチローラ9は原稿幅の数分の1の長さしかなないため
に外乱光の侵入を阻止する役目を果たすことができな
い。
【0011】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、外乱光の悪影響を受けずに高い精度で画像読取りを
行うことができる画像読取りを装置を提供することを課
題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像読
取り装置は、上下に対向して配置され一端に原稿入口お
よび他端に原稿出口を夫々有する原稿搬送路を形成した
一対のガイドと、この一対のガイドにおける一方のガイ
ド側に配置され搬送される原稿に記載されている画像を
読取る密着型イメージセンサと、前記一対のガイドにお
ける他方のガイド側に配置され搬送される原稿を前記イ
メージセンサに接触させる原稿押え部材と、前記原稿搬
送路に配置され前記原稿搬送路の外部から内部に侵入し
た光が前記イメージセンサに対して侵入することを阻止
する外乱光阻止体とを具備することを特徴とする。
【0013】この発明の構成によれば、簡素な構成によ
りイメージセンサに対して外乱光が侵入することを確実
に阻止することができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
読取り装置において、前記外乱光阻止体は、前記イメー
ジセンサと、前記イメージセンサに対して原稿搬送方向
下流側に位置して原稿を前記原稿搬送路から排出する原
稿出口との間に配置されていることを特徴とする。
【0015】この発明の構成によれば、イメージセンサ
が原稿出口から近い位置にある場合にイメージセンサに
対して外乱光の侵入を有効に阻止することできる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1に記載の画像
読取り装置において、前記外乱光阻止体は、前記原稿搬
送路を搬送される原稿に対して前記イメージセンサが配
置されている側に配置されていることを特徴とする。
【0017】この発明の構成によれば、イメージセンサ
に対して外乱光の侵入を有効に阻止することができる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1に記載の画像
読取り装置において、前記外乱光阻止体は、前記ガイド
に取付けられこの取付け位置から原稿搬送方向下流側に
向けて前記原稿の面に接近するように傾斜して前記原稿
の面に弾性力により接触するフィルムからなるものであ
ることを特徴とする。
【0019】請求項5の発明は、請求項1に記載の画像
読取り装置において、前記外乱光阻止体は、前記原稿搬
送路に面する前記ガイドの面に配置され、原稿搬送方向
下流側に向けて前記原稿の面に接近するように傾斜する
傾斜面およびこの傾斜面の前記原稿に接近した端で前記
原稿の面と交差する方向に沿う阻止面を有するものであ
ることを特徴とする。
【0020】請求項4および請求項5の発明によれば、
外乱光阻止体を効果的な形態で具体的に提示できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図1ないし図4を参照して説明する。
【0022】この実施の形態は、ファクシミリ装置に搭
載される画像読取り部に適用した画像読取り装置を適用
したものである。
【0023】図1は画像読取り装置を搭載したファクシ
ミリ装置の概略的構成を示す図である。図中21は装置
本体、22は装置本体21に設けられ電話回線から送ら
れてきた画像信号を記録紙に記録する電子写真方式を採
用した画像記録部、23は装置本体21に設けられ電話
回線から送信する原稿に記載されている画像を読取る画
像読取り部である。画像記録部22は次に述べるもので
ある。受信した画像に基づいてレーザユニット31が電
子写真方式を採用したプロセスユニット部32に設けた
感光体ドラム33を露光して潜像を形成する。記録紙カ
セット34に積層して収容された記録紙35を繰出しロ
ーラにより一枚ずつ繰出してプロセスユニット部32に
おいて電子写真方式により画像を記録する。記録紙35
は定着部36を通過して記録した画像を定着して装置本
体21の外部へ排出する。
【0024】本発明の画像読取り装置である画像読取り
部23について図2ないし図4を参照して説明する。図
2は画像読取り部23を示す断面図、図3は下ガイド板
およびこれに設けられる部品を示す平面図、図4(a)
は外乱光阻止体を示す断面図、図4(b)は外乱光阻止
体が原稿に接触している状態を示す図である。
【0025】画像読取り部23は次に述べる構成をなし
ている。画像読取り部23は、装置本体21の左端上面
部と、この左端上面部を覆う開閉カバー24とにわたっ
て設けられる。図2に示すように装置本体21の左端上
面部には下ガイド板41が設けられており、この下ガイ
ド板41は水平をなすとともに、後述するように原稿入
口となる図示右部が上側に向けて傾斜するものである。
開閉カバー24は下ガイド板41の上側を覆うもので、
例えば図示左端が原稿搬送方向に対して直角な方向に沿
う図示しない軸を介して装置本体21に枢着されて図示
矢印方向に沿い振り上げ回動可能に設けられている。開
閉カバー24の下面部には下ガイド板41が取付けられ
ている。この上ガイド板42は開閉カバー24を閉じた
時に装置本体21の下ガイド板41と同様に水平をなす
とともに、後述するように原稿入口となる図示右部が上
側に向けて傾斜するものである。すなわち、開閉カバー
24を閉じた時に上ガイド板42が下ガイド板41と所
定間隔を存して対向し、上ガイド板42と下ガイド板4
1との間に原稿搬送路43が構成される。原稿搬送路4
3の右端(上ガイド板42と下ガイド板41の各右端の
間)は原稿入口43aであり、原稿搬送路43の左端
(上ガイド板42と下ガイド板41の各左端の間)は原
稿出口43bであって原稿Pは原稿入口43aから原稿
出口43bへ向けて原稿搬送路43を搬送される。な
お、この原稿搬送路43は原稿を水平に搬送して排出す
るために水平に形成され、原稿入口43aが積層した原
稿Pを分離して送り込むために傾斜している。
【0026】下ガイド板41の幅方向中央部には、原稿
搬送路43の原稿入口43aにおいて分離ローラ44
が、原稿搬送路43の中間部において搬送ローラ45
が、原稿出口43bに接近した箇所において排出ローラ
46が夫々配置されている。これら各ローラ44〜46
は長さが下ガイド板41の幅より短いもので、原稿搬送
方向に対して直交する方向に沿って配置され装置本体2
1に回転自在に支持されている。
【0027】搬送ローラ45と搬送ローラ46との間に
おける下ガイド板41の部分には、原稿搬送方向に対し
て直交する方向に沿って上面が開放されたセンサ配置溝
部47が形成されており、このセンサ配置溝部47の内
部にはイメージセンサ48が設けられている。このセン
サ配置溝部47は原稿出口43bに近い位置に設けられ
ている、イメージセンサ48は、微細な光導電素子を原
稿の読取り幅に相当する長さに直線上に配列し、原稿か
らの反射光により生じた個々の素子の抵抗変化を選択回
路により時系列信号として取出すものであり、ケースの
内部に原稿面に光を照射するLEDアレイ光源と、原稿
からの反射光を集束して光導電素子上に正立像として結
像する集束ファイバアレイと、集束ファイバアレイが結
像した像を電子信号に変換する光導電素子とを備えてお
り、ケースの一側面を透明な読取り面48aとして形成
している。イメージセンサ48は読取り面48aを上向
きにしてセンサ配置溝部47の内部に配置されている。
【0028】49は原稿押え部材の一例である原稿押え
ローラで、これはイメージセンサ48よりやや大きい長
さを有する合成樹脂で形成された白色をなすものであ
る。原稿押えローラ49はイメージセンサ48の読取り
面48aの上側に平行(原稿搬送方向に対して直角な方
向)に配置されて装置本体21に回転自在に支持されて
いる。また、原稿押えローラ49は上下方向に変位可能
に支持され、開閉カバー24に設けた図示しない弾性体
によりイメージセンサ48の読取り面48aに対して接
近する向きに弾性力を加えられている。なお、分離ロー
ラ44、搬送ローラ45、46および原稿押えローラ4
9は装置本体21に設けた図示しない回転駆動駆動装置
により図示矢印方向に回転される。なお、原稿押え部材
としてはローラの他に板材を用いることもできる。
【0029】イメージセンサ48と原稿押えローラ49
は原稿搬送路43において原稿入口43aよりも原稿出
口43bに近い位置にある。これは画像読取りを終えた
原稿を迅速に外部へ排出するためである。
【0030】開閉カバー24における上ガイド板42の
幅方向中央部には原稿搬送方向上流側には下ガイド板4
1に設けた分離ローラ45に接触する分離パット50が
設けられている。さらに、上ガイド板42の幅方向中央
部には原稿搬送方向上流側から下流側へ間隔を存して下
ガイド板41に設けた搬送ローラ14に接触するピンチ
ローラ51と、搬送ローラ15に接触するピンチローラ
52が夫々原稿搬送方向に対して直交する方向に沿って
配置され、これらピンチローラ41、52は開閉カバー
24に回転自在に支持されている。
【0031】そして、開閉カバー24を閉じている場合
には、下ガイド板41と上ガイド板42とで上面および
下面を形成する原稿搬送路43を構成する。上ガイド板
42に設けた分離パット50とピンチローラ51、52
は下ガイド板41に設けた分離ローラ44と搬送ローラ
45、46に上側から接触している。開閉カバー24を
上向きに回動して開くと上ガイド板42が開閉カバー2
4と一体に上側へ移動して原稿通路Aを開放する。上ガ
イド板42に設けた分離パット50ピンチローラ51、
52は下ガイド板41に設けた分離ローラ44と搬送ロ
ーラ45、46から離れる。
【0032】なお、図中53は装置本体21において原
稿入口43aの外側に設けられ原稿入口43aへ送込む
原稿Pを積層して載置した原稿台、54は装置本体21
において原稿出口43bの外側に水平に設けられ原稿出
口43bから水平方向に沿って送出される原稿Pを受け
る原稿トレイである。
【0033】さらに、図中55は樹脂フィルムからなる
外乱光阻止体で、この外乱光阻止体55はイメージセン
サ48とこれに対して原稿搬送方向下流側に位置する搬
送ローラ46との間に原稿幅方向に沿って配置され、例
えば下ガイド板41のセンサ配置溝部16における原稿
搬送方向下流側の内側面に取付けられている。すなわ
ち、外乱光阻止体55は、図4(a)に示すように少な
くともイメージセンサ48の長さと同じ長さを有する垂
直な取付け部55aと、この取付け部55aと同じ長さ
を有するととともに、取付け部55aの上端から原稿搬
送方向下流側に行くに従い上側へ向けて立ち上がるよう
に傾斜する阻止部55bとを有している。取付け部55
aはセンサ配置溝部47における原稿搬送方向下流側の
内側面に接着などの手段により取付けられている、阻止
部55bはその下端を支点として弾性により上下方向に
傾動することが可能で、常時は上向き(原稿Pに接触す
る方向)に弾性力が付与されている。阻止部55bは原
稿搬送路43を搬送される原稿Pに押されて下側へ傾動
して原稿に接触するように常時上向きに起立している。
【0034】なお、外乱光阻止体55を形成する樹脂フ
ィルムは外乱光を遮断し吸収するために黒色に着色され
て不透明になっている。
【0035】このように構成した画像読取り装置の作動
について説明する。原稿Pは読取りを行なう画像を記載
した面をイメージセンサ48側、すなわち下側にして原
稿台53上に積層する。原稿台53上に積層して載置さ
れた原稿Pは、回転する分離ローラ44と分離パッド5
0とによって一枚ずつ分離されて原稿入口43aから原
稿搬送路43の内部に送り込まれる。原稿Pは原稿搬送
路43内で回転する搬送ローラ45とピンチローラ51
により矢印方向に搬送され、さらに原稿Pはイメージセ
ンサ48の読取り面48aを回転する原稿押えローラ4
9により接触されて通過する。原稿Pは画像を記載した
面をイメージセンサ48の読取り面48aに向けて通過
する。イメージセンサ48は前述した作用により原稿P
に記載された画像を読取る。原稿Pはイメージセンサ4
8を通過した後に回転する搬送ローラ46とピンチロー
ラ52により搬送されて原稿出口43bから外部へ送出
される。
【0036】外乱光阻止体55は原稿Pが通過しない場
合には、阻止部55aが弾性により上向きに変位してい
る。原稿Pがイメージセンサ48を通過すると、原稿搬
送路43内部で傾斜して起立している外乱光阻止体55
の阻止部55bに衝突する。阻止部55bは原稿Pに押
されて支点を中心として下向に傾動し、その反動で原稿
Pの下面(画像記載面)に押圧接触する。阻止部55b
は下ガイド板41に取付けた取付け部55aから連続し
ており、且つ原稿Pの下面に押圧接触するために、原稿
搬送路43における原稿Pの下面と下ガイド板41との
間の空間部をイメージセンサ48側と原稿出口43b側
とを仕切る。ここで、装置本体21の外部の光(外乱
光)が原稿出口43bから原稿搬送路43の内部に侵入
すると、外乱光阻止体55の阻止部55bに遮断されて
イメージセンサ48へ到達することがない。すなわち、
外乱光はイメージセンサ48への侵入を阻止される。こ
のため、イメージセンサ48では自身の光源から原稿P
に照射して反射した光以外の光、すなわち外部からの外
乱光が内部に入ることがなく、読取りした像が外乱光の
影響で不鮮明になるという事態が発生することを防止で
きる。
【0037】そして、外乱光阻止体55の阻止部55b
は弾性力で原稿Pに押圧接触することにより、原稿Pが
搬送される過程で上下方向の位置が変動しても常に原稿
Pに接触して外乱光を遮断した状態を確保できる。つま
り、阻止部55bは傾斜して弾性力で原稿Pの面に接触
することにより、常時原稿Pの面に接触して搬送路3に
侵入した外乱光をイメージセンサ48に対して遮断して
侵入を阻止することができる。また、外乱光阻止体55
は簡素な構成で、樹脂フィルムにより安価に製造するこ
とができる。なお、原稿搬送路43における原稿Pの上
面と上ガイド板42との間の空間部にした外乱光は原稿
Pに阻止されてイメージセンサ48への侵入を阻止され
る。
【0038】この実施の形態では、原稿搬送路43が原
稿を水平に搬送して送出すために水平に形成され、且つ
イメージセンサ48と原稿押えローラ49が原稿搬送路
3において原稿入口4よりも原稿出口5に近い位置にあ
る。このため、外乱光は原稿出口5から原稿搬送路43
に入りイメージセンサ48に悪影響を与え易い。そこ
で、外乱光阻止体55をイメージセンサ48と原稿出口
543bとの間に配置することにより、外乱光が原稿出
口43bから原稿搬送路43に入りイメージセンサ48
に悪影響を与えることを効果的に防止できる。
【0039】また、イメージセンサ48に悪影響を与え
る外乱光は、原稿出口43bからイメージセンサ48を
設けた下ガイド板41と原稿Pで挟まれた空間の内部を
乱反射しながらイメージセンサ48に達する。このた
め、外乱光阻止体55をイメージセンサ48が設けられ
た下ガイド板41側に設けることにより、外乱光がイメ
ージセンサ48に侵入することを効果的に防止できる。
【0040】なお、この実施の形態では、外乱光阻止体
を下ガイド板側に設けたが、をイメージセンサが上ガイ
ド板側に設けある場合には上ガイド板側に設ける。そし
て、、外乱光阻止体はガイドに取付けられこの取付け位
置から原稿搬送方向下流側に向けて原稿の面に接近する
ように傾斜して原稿の面に弾性力により接触するフィル
ムからなるものであるものであれば良い。
【0041】また、原稿入口43aは積層した原稿Pを
分離して送り込むために傾斜しているので、原稿入口4
3aから原稿搬送路43の内部に外乱光が入りにくい。
イメージセンサ48は原稿入口43aから離れているた
めに、仮に原稿入口43aから外乱光が原稿搬送路43
に入ったとしてもイメージセンサ48に到達する前に減
衰してしまいイメージセンサ48に悪影響を与えない。
【0042】なお、記録紙を一枚ずつセットして原稿搬
送路43送り込み画像読取りを行う簡易な形式の装置で
は、原稿入口にも外乱光阻止体を設けることが好まし
い。
【0043】次に第2の実施の形態について図5ないし
図7を参照して説明する。
【0044】図5は画像読取り部23を示す断面図、図
6は下ガイド板およびこれに設けられる部品を示す平面
図、図7(a)は外乱光阻止体を示す断面図、図7
(b)は外乱光阻止体が原稿に接触している状態を示す
図である。これらの図において図2〜図4と同じ部分は
同じ符号を付して示している。
【0045】この実施の形態は、第1の形態とは異なっ
た形態の外乱光阻止体を採用したものである。すなわ
ち、下ガイド板41においてイメージセンサ48と下流
側の搬送ローラ46との間の部分の上面(ガイド面)
と、上ガイド板42においてイメージセンサ48と下流
側の搬送ローラ46との間の部分の下面(ガイド面)に
は、夫々原稿幅方向に延びる外乱光阻止体である複数個
の外乱光阻止部61A、61Bが原稿搬送方向に沿って
並べて形成されている。これら外乱光阻止部61A、6
1Bは、夫々原稿搬送方向下流側に向けて原稿Pの面に
接近するように傾斜する傾斜面61aと、この傾斜面6
1aの原稿Pに接近した端で原稿Pの面と交差する方向
に沿う阻止面61bとを有している。
【0046】このように構成された外乱光阻止部61
A、61Bにおいて傾斜面61aと阻止面61bは原稿
出口43bから原稿搬送路43に入ってきた外乱光をイ
メージセンサ48へ向かうに従い乱反射させて減衰させ
る作用を有している。傾斜面61aが原稿搬送方向下流
側に向けて原稿Pの面に接近するように傾斜するのは、
外乱光阻止部61A、61Bが原稿Pの搬送を妨げない
ようにするためである。阻止面61bは外乱光がイメー
ジセンサ48へ向かうのを阻止するように乱反射させて
減衰させイメージセンサ48へ到達しないようにする上
で特に役立っている。
【0047】そして、イメージセンサ48を通過した原
稿Pが原稿出口43bへ向けて搬送される時に、原稿出
口43bから原稿搬送路43における原稿Pと下ガイド
板41との間の空間部に入った外部の光(外乱光)は、
下ガイド板41に形成した外乱光阻止部61Aの傾斜面
61aおよび阻止面61bと原稿Pとの間で乱反射され
る。そして、外乱光をイメージセンサ48へ向かうに従
い乱反射して減衰させる。これにより外乱光は除所に減
衰されてイメージセンサ48へ到達することを阻止され
る。この外乱光阻止部61Aは下ガイド板41に形成す
るために下ガイド板41を成形する時に一体に形成でき
て安価であり、特に別個に部材を設ける必要もない。
【0048】このため、イメージセンサ48において自
身の光源から原稿Pに照射して反射した光以外の光、す
なわち外部からの外乱光が内部に入ることがなく、読取
りした像が外乱光の影響で不鮮明になるという事態が発
生することを防止できる。
【0049】なお、この実施の形態では、上ガイド板4
2にも外乱光阻止部61Bを形成しているが、少なくと
もイメージセンサ48を設けた下ガイド板41に外乱光
阻止部を形成すれば良い。
【0050】また、この実施の形態でも外乱光は原稿出
口5から原稿搬送路43に入りイメージセンサ48を悪
影響を与え易い。そこで、外乱光阻止部61Aををイメ
ージセンサ48と原稿出口43bとの間に形成すること
により、外乱光が原稿出口43bから原稿搬送路43に
入りイメージセンサ48を悪影響を与えることを効果的
に防止できる。さらに、外乱光阻止部61Aをイメージ
センサ48が設けられた下ガイド板41側に設けること
により、外乱光がイメージセンサ48に侵入することを
効果的に防止できる。
【0051】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されずに種々変形して実施することができる。例えば本
発明の画像読取り装置は、ファクシミリ装置に設けるこ
とに限定されず広い分野の装置に設けることができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明の画像読取り装置によれ
ば、簡素な構成によりイメージセンサに対する外乱光の
侵入を確実に阻止することができ、外乱光の悪影響を受
けずに高い精度で画像読取りを行うことができる。
【0053】請求項2の発明によれば、イメージセンサ
が原稿出口から近いある地位にある場合にイメージセン
サに対する外乱光の侵入を有効に阻止することできる。
【0054】請求項3の発明によれば、イメージセンサ
に対して外乱光の侵入を確実に阻止遮断することができ
る。
【0055】請求項4および請求項5の発明によれば、
外乱光阻止体を効果的な形態で具体的に提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかわる画像読取
り装置を搭載したファクシミリ装置の概略的構成を示す
図。
【図2】同実施の形態の画像読取り装置を示す断面図。
【図3】同実施の形態の画像読取り装置を示す平面図。
【図4】同実施の形態の画像読取り装置における外乱光
阻止体を示す図。
【図5】第2の実施の形態にかかわる画像読取り装置を
示す断面図。
【図6】同実施の形態の画像読取り装置を示す平面図。
【図7】同実施の形態の画像読取り装置における外乱光
阻止部を示す図。
【図8】従来の一形態の画像読取り装置を示す断面図。
【符号の説明】
21…装置本体、 22…画像記録部、 23…画像読取り部、 24…開閉カバー、 32…プロセスユニット部、 41…下ガイド板、 42…上ガイド板、 43…原稿搬送路、 43a…原稿入口、 43b…原稿出口、 44…分離ローラ、 45…搬送ローラ、 46…搬送ローラ、 47…溝、 48…イメージセンサ、 49…原稿押えローラ、 50…分離パッド、 55…外乱光阻止体、 55a…取付け部、 55b…阻止部、 61…外乱光阻止部、 61a…傾斜面、 61b…阻止面。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に対向して配置され一端に原稿入口
    および他端に原稿出口を夫々有する原稿搬送路を形成し
    た一対のガイドと、この一対のガイドにおける一方のガ
    イド側に配置され搬送される原稿に記載されている画像
    を読取る密着型イメージセンサと、前記一対のガイドに
    おける他方のガイド側に配置され搬送される原稿を前記
    イメージセンサに接触させる原稿押え部材と、前記原稿
    搬送路に配置され前記原稿搬送路の外部から内部に侵入
    した光が前記イメージセンサに対して侵入することを阻
    止する外乱光阻止体とを具備することを特徴とする画像
    読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記外乱光阻止体は、前記イメージセン
    サと前記原稿出口との間に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記外乱光阻止体は、前記原稿搬送路を
    搬送される原稿に対して前記イメージセンサが配置され
    ている側に配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記外乱光阻止体は、前記ガイドに取付
    けられこの取付け位置から原稿搬送方向下流側に向けて
    前記原稿の面に接近するように傾斜して前記原稿の面に
    弾性力により接触するフィルムからなるものであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 前記外乱光阻止体は、前記原稿搬送路に
    面する前記ガイドの面に配置され、原稿搬送方向下流側
    に向けて前記原稿の面に接近するように傾斜する傾斜面
    およびこの傾斜面の前記原稿に接近した端で前記原稿の
    面と交差する方向に沿って屹立する阻止面を有するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装
    置。
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