JPH11274992A - ダイバーシティ方式受信装置 - Google Patents

ダイバーシティ方式受信装置

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JPH11274992A
JPH11274992A JP10077504A JP7750498A JPH11274992A JP H11274992 A JPH11274992 A JP H11274992A JP 10077504 A JP10077504 A JP 10077504A JP 7750498 A JP7750498 A JP 7750498A JP H11274992 A JPH11274992 A JP H11274992A
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JP
Japan
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signal
antenna
audio signal
unit
time
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JP10077504A
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Inventor
Yasushi Nishino
康司 西野
Junichi Usui
純一 臼井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の受信アンテナ或いは複数の受信周波数
を切り替えて電波信号を受信するようにしたダイバーシ
ティ方式受信装置において、この切り替え時の雑音によ
り聴取者に不快感をあたえないようにすることを目的と
する。 【解決手段】 複数の受信アンテナ或いは複数の受信周
波数を切り替えて電波信号を受信するようにしたダイバ
ーシティ方式受信装置において、この切り替え時点で補
完信号を生成する補完信号手段と、この受信した電波信
号から生成した復調信号をこの切り替え時点を補完開始
点としてこの補完信号により補完するようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアンテナか
らの受信出力の一つあるいは複数の受信周波数から受信
周波数の一つを選択するようにしたダイバーシティ方式
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェージング(fading)に起因し
た受信機に対する電波の受信電界強度の変動の影響を軽
減する方法としてダイバーシティ(diversity )方式が
知られており、このダイバーシティ方式のなかでも空間
ダイバーシティ方式及び周波数ダイバーシティ方式が良
く知られている。
【0003】この空間ダイバーシティ方式とはこのフェ
ージングが電波伝達空間中の場所により異なることを利
用するもので、この空間中で位置的に離間した場所(例
えば上下に分けた場所)毎に複数個(通常2個)の受信
アンテナを分けて設置しこの受信アンテナ各々の出力を
切り替えて電界強度が最大の受信電波を選択して受信電
波として利用する方法である。
【0004】またこの周波数ダイバーシティ方式とはこ
のフェージングが周波数により異なることを利用するも
ので、受信アンテナでキャッチしたこれら複数の周波数
の受信出力を切り替えて電界強度が最大の周波数の受信
電波を選択し受信電波として利用する方法である(文献
1:「電子通信ハンドブック」昭和55年5月20日株
式会社オーム社発行。文献2:「図説通信方式」平成6
年7月15日工学図書株式会社発行)。尚以下の説明で
はこれらのダイバーシティ方式を一括してダイバーシテ
ィ方式あるいはダイバーシティ受信方式と称する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯る従来のダイバーシ
ティ方式による受信装置においては、これら複数のアン
テナを切り替えて放送電波を受信するようにした場合或
いは複数の周波数を切り替えて放送電波を受信するよう
にした場合に、この切り替え時点で受信電界強度が変化
するため、ダイバーシティ方式で受信した放送電波を復
調した信号のレベルの連続性がこの切り替え時点で失わ
れ、この放送電波を復調した信号レベルの連続性がこの
切り替え時点で失われることに起因した雑音信号が発生
し、この放送電波で送られてくる情報の聴取者に不快感
をあたえる不都合があった。
【0006】本発明は斯る点に鑑み、ダイバーシティ方
式による受信装置においてこの雑音信号を抑圧してこの
放送電波で送られてくる情報の聴取者に不快感をあたえ
ないように図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるダイバーシ
ティ方式による受信装置は、この受信装置においてこの
ような雑音信号を抑圧する手段を設けてこの放送電波で
送られてくる情報の聴取者に不快感をあたえないように
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2A〜図2Dを
参照しながら本発明のダイバーシティ方式による受信装
置の実施の形態の一例につき説明する。
【0009】図1はこのダイバーシティ方式による受信
装置の実施の形態の一例として空間ダイバーシティ方式
による車載用AM/FM受信装置(以下の説明ではダイ
バーシティ受信装置と称する)の要部の回路ブロック図
を示し、図2A〜図2Dは図1に示したダイバーシティ
受信装置の動作を説明するための線図である。
【0010】図1において1はダイバーシティ受信装置
の要部の回路ブロック(以下の説明では受信回路部と称
する)全体を示し、受信回路部1はアンテナ部10と、
アンテナ切り替え回路部11と、AM・FM受信検波回
路部12と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換部(以下の説明ではA/D変換部と称する)1
3と、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal p
rocesser)部(以下の説明ではDSP部と称する)14
と、ファーストインファーストアウト(first-in first
-out)メモリ部(以下の説明ではFIFO部と称する)
15と、デジタル信号をアナログ信号に変換し出力端側
から出力する変換部(以下の説明ではD/A部と称す
る)16と、シングルチップマイクロプロセッサ(sing
le-chip micro-processing unit )部(以下の説明では
MPU部と称する)17とで構成する。
【0011】なお、このダイバーシティ受信装置には、
更にD/A部16のこの出力端側から得られるアナログ
オーディオ信号を増幅するパワーアンプ部、このパワー
アンプ部の出力端側から得られるパワーオーディオ信号
を音響信号に変換して再生するスピーカ部および電源部
等このダイバーシティ受信装置の受信回路部1として必
要な構成部を具備していることは勿論であるが、これら
は周知の構成であるので図示および詳細な説明を省略す
る。
【0012】アンテナ部10を、車両のリヤウインドガ
ラス部にシルクスクリーン印刷の技法により形成された
ウインドアンテナ(図示せず)よりなる第1のアンテナ
An+1と、リヤフェンダ部に取り付けられたホイップ
アンテナ(図示せず)よりなる第2のアンテナAn+2
とにより相互に設置位置を異にしたアンテナ群で構成す
る。
【0013】アンテナ切り替え回路部11をこれらアン
テナ群An+1,An+2に対応したアンテナ接続端A
i+1,Ai+2と、これらアンテナ接続端の一つを選
択する電子スイッチによるアンテナ切り替え器(図示せ
ず)と、このアンテナ切り替え器でアンテナ群An+
1,An+2から選択したアンテナからのAM/FM電
波信号(以下の説明では電波信号と称する)を出力する
出力端Aoと、このアンテナ切り替え器のこの電子スイ
ッチを切り替え制御するアンテナ切り替え制御信号As
cの入力端Acとにより構成する。
【0014】AM・FM受信検波回路部12を、アンテ
ナからのこの電波信号を出力する出力端Aoに入力側を
接続した高周波信号増幅器と、この高周波信号増幅器の
出力側に入力側を接続した周波数コンバータと、この周
波数コンバータの出力側に入力側を接続した中間周波増
幅器と、この中間周波増幅器の出力側に入力側を接続し
たAM信号検波器/FM信号周波数弁別器(何れも図示
せず)よりなる周知の構成のAM・FM受信検波回路部
で構成し、このAM信号検波器/FM信号周波数弁別器
の出力側からこの選択したアンテナからのこの電波信号
の何れかに同調して得た放送電波を復調したオーディオ
信号(以下の説明では復調オーディオ信号と称する)S
lnを出力する。
【0015】このAM・FM受信検波回路部12はま
た、この選択したアンテナからのこの電波信号の何れか
に同調して得たこの放送電波の電界強度に相関した電界
強度信号(以下の説明では受信電界強度信号と称する)
Smnを出力する。
【0016】FIFO部15は、復調オーディオ信号S
lnをA/D変換部13で変換したデジタルオーディオ
信号SdをDSP部14を経由して入力され、この入力
されたデジタルオーディオ信号Sdを所定時間Tmだけ
遅延した遅延デジタルオーディオ信号SddをDSP部
14に出力する。
【0017】DSP部14は、A/D変換部13からこ
のDSP部14に入力するデジタルオーディオ信号Sd
及びFIFO部15からこのDSP部14に入力する遅
延デジタルオーディオ信号SddとをこのDSP部14
に組み込みの演算プログラムに基づきリアルタイムで演
算処理し、遅延デジタルオーディオ信号Sddからこの
雑音信号の発生期間を切り取るとともにこの切り取った
区間の補完信号を生成し、この補完信号によりこのこの
切り取った区間を補完するDSP部である。
【0018】MPU部17は、CPUコアとRAMとR
OMと受信電界強度信号Smnの入出力I/Fとアンテ
ナ制御信号Ascの入出力I/Fとこれら内部デバイス
の間を接続するデータ/制御内部バスと(何れも周知の
ものである為図示せず)を具備するMPUである。
【0019】そして、この受信電界強度信号Smnの入
出力I/Fはその外部ポートPo1を、このアンテナ制
御信号Ascの入出力I/Fはその外部ポートPo2を
それぞれ具備している。
【0020】そしてこのROMにはこのCPUコアの動
作プログラムと電界強度信号Smnの信号強度レベルの
判断基準となる基準データとを格納し、そしてこのRA
MはこのCPUコアが動作プログラムに基づき演算を実
行するワークエリアを形成する。そしてこの演算とは、
この基準データに基づいて電界強度信号Smnの信号強
度レベルとこの基準データとを比較し判断してこのアン
テナ制御信号Ascを生成するための演算である。
【0021】次に図1に示して説明したダイバーシティ
受信装置の受信回路部1の動作について図2A〜図2D
に示した波形図を用いて説明する。
【0022】図1に示したダイバーシティ受信装置の受
信回路部1において、アンテナ切り替え回路部11を通
じてアンテナAn+1をAM・FM受信検波回路部12
の入力側に接続し、AM・FM受信検波回路部12でA
M放送の周波数Rf1に同調をとって検波してAM・F
M受信検波回路部12の出力側からこの周波数Rf1の
AM放送を復調したオーディオ信号Slnを得る。
【0023】そしてこの復調オーディオ信号SlnをA
/D変換部13に供給しこのオーディオ信号Slnを繰
り返し周期Tsでサンプリングホールドし、このサンプ
リングホールドしたデータを量子化してA/D変換部1
3の出力側からデジタルオーディオ信号Sdを得、この
デジタルオーディオ信号SdをDSP部14を通じてF
IFO部15に先入れ(first-in)状態で順次書き込
む。
【0024】そして、この先入れ状態で順次書き込んだ
デジタルオーディオ信号Sdを書き込まれた時点から時
間Tm後に順次先出し(first-out )状態でこの書き込
まれた順に読み出して、このデジタルオーディオ信号S
dより時間Tmだけ遅延した遅延デジタルオーディオ信
号Sddを得、この遅延デジタルオーディオ信号Sdd
をDSP部14を通じてD/A部16に供給しアナログ
オーディオ信号Sln´に変換してこのD/A部16か
ら出力する。
【0025】またAM・FM受信検波回路部12からA
M放送の周波数Rf1の受信電界強度に相関した電界強
度信号Smnを得、この電界強度信号SmnをこのAM
・FM受信検波回路部12からMPU部17の外部ポー
トPo1に供給して、MPU部17のこのROMに格納
されている基準データEsとこの電界強度信号Smnの
レベルとをMPU部17において比較チェックする。
【0026】そして図2Aに示しす如くこの電界強度信
号Smnのレベルがこのフェージングに起因してこの基
準データEsのレベルまで低下したことを時点Tcにお
いてMPU部17検出したとき、図2Bに示す如く時点
TcにおいてMPU部17はアンテナ制御信号Ascを
外部ポートPo2から出力する。
【0027】尚、図2Aは、縦軸方向を電界強度信号S
mnの信号レベルeとし横軸方向を時間tとして示した
線図、図2Bは縦軸方向をアンテナ制御信号Ascのレ
ベルとし横軸方向を時間tとして示した線図である。
【0028】そして、時点Tcにおいて外部ポートPo
2からMPU部17が出力したアンテナ制御信号制御信
号Ascをアンテナ切り替え回路部11のアンテナ切り
替え制御信号Ascの入力端Acに供給し、この周波数
Rf1のAM放送の受信状態を継続した状態において、
AM・FM受信検波回路部12の入力側に接続している
アンテナをこの時点TcにおいてアンテナAn+1から
アンテナAn+2に切り替えて出力端Aoに接続する。
【0029】したがって、図2AにおいてAn+1で示
した期間はアンテナAn+1をAM・FM受信検波回路
部12の入力側に接続してAM・FM受信検波回路部1
2の同調周波数をこの周波数Rf1としている期間とな
り、An+2で示した期間は、AM・FM受信検波回路
部12の同調周波数を引き続きこの周波数Rf1とした
状態でAM・FM受信検波回路部12の入力側に接続さ
れているアンテナをアンテナAn+1からAn+2に切
り替え接続している期間となる。
【0030】このフェージング現象の変化は電波伝達空
間中の場所により異なるので、アンテナAn+1及びA
n+2の内の一方のアンテナで受信したAM放送の周波
数Rf1の受信電界強度が低下する傾向の場合には、ア
ンテナAn+1及びAn+2の内の他方のアンテナで受
信したAM放送の周波数Rf1の受信電界強度は増加す
る傾向を示す。
【0031】従って、アンテナAn+1側から得たこの
電界強度信号Smnのレベルがこのフェージングに起因
してこの基準データEsのレベルまで低下したことによ
りこのように切り替え接続した場合、アンテナAn+1
による受信状態のときよりアンテナAn+2による受信
状態のときのほうが、復調オーディオ信号Slnの信号
レベルが大きくなる。
【0032】よって、AM・FM受信検波回路部12の
入力側に接続しているアンテナAn+1をアンテナAn
+2に切り替えて接続する直前の復調オーディオ信号S
lnの波高値をS11、アンテナAn+1からアンテナ
An+2に切り替えて接続した直後の復調オーディオ信
号Slnの波高値をS12とすると、アンテナAn+1
からアンテナAn+2に切り替えた時点Tcにおける復
調オーディオ信号Slnの波高値は、図2Cに示す如く
S11からS12に(S12−S11)だけジャンプア
ップするため、このジャンプアップ時点において復調オ
ーディオ信号SlnにスイッチングノイズSnが発生す
る。
【0033】尚、図2Cは縦軸方向を復調オーディオ信
号Slnの信号レベルとし横軸方向を時間tとして示し
た線図である。
【0034】次に図1に示した受信回路部1においてこ
のスイッチングノイズSnを除去する動作を説明する。
【0035】図2Dに示した如く、制御信号AscをD
SP部14が受け取った時点Tcからデジタルオーディ
オ信号Sdのこのノイズ発生部分がFIFO部15に入
力され、FIFO部15からDSP部14にデジタルオ
ーディオ信号Sdに対してこのノイズ発生部分の持続時
間を予測して定めた時間Tmだけ遅延した時点から遅延
デジタルオーディオ信号Sddが出力される。そして時
点(Tc+Tm)〜(Tc+2Tm)の期間にこのノイ
ズ発生部分有する遅延デジタルオーディオ信号Sddが
FIFO部15から出力される。
【0036】尚、図2Dは縦軸方向をデジタルオーディ
オ信号Sdの信号レベルeとし横軸方向を時間tとして
示した線図である。
【0037】DSP部14は、デジタルオーディオ信号
Sdの時点Tc又はこの時点に最も近い繰り返し周期T
s時点のサンプリングホールド値の量子化データ値と時
点(Tc+Tm)又はこの時点に最も近い繰り返し周期
Ts時点のにおけるサンプリングホールド値の量子化デ
ータ値を求める。
【0038】そしてこれら量子化データ値から、時点T
cと時点(Tc+Tm)間を結ぶ補完量子化データ値を
この時点間のサンプリングホールド点夫々毎に演算し生
成し、遅延デジタルオーディオ信号Sddの時点(Tc
+Tm)に於けるサンプリングホールド値の量子化デー
タ値と時点(Tc+2Tm)に於けるサンプリングホー
ルド値の量子化データ値との間をこれら補完データ値で
置換し、時点Tc+Tmと時点Tc+2Tmとの間遅延
デジタルオーディオ信号Sddのデータを補完し、この
ノイズを除去する。
【0039】尚、DSP部14で演算して求めるサンプ
リングホールド周期Ts毎のこれら補完量子化データ値
としては、遅延デジタルオーディオ信号Sddの時点
(Tc+Tm)と時点(Tc+2Tm)に於けるサンプ
リングホールド値の量子化データ値との間を直線近似す
るようにした比較的簡易な演算で求められる補完データ
とする。
【0040】またこの補完データとしてこの直線近似デ
ータの他に各種の波形のデータを求めて補完してもよ
く、一例として時点(Tc+Tm)においてデジタルオ
ーディオ信号Sddと微分係数が一致し時点(Tc+2
Tm)においてデジタルオーディオ信号Sddと微分係
数が一致する曲線近似波形データをこれら時点間のサン
プリングホールド周期Ts毎に求めて生成した補完デー
タでもよい。
【0041】そしてこの直線近似補完データでこの補完
をおこなう場合には、DSP部14からD/A部16に
供給する前のこの補完後の遅延デジタルオーディオ信号
Sddをデジタルフィルタで構成したローパスフィルタ
ーを通じて高域周波数成分を抑圧する補正を行ってから
このD/A部16に供給するようにし、D/A部16で
遅延デジタルオーディオ信号Sddをアナログ信号Sl
n´に変換したこのアナログ信号のこの補完区間とその
両側の信号との繋がりを滑らかになるように補正するよ
うにしてもよい。
【0042】但しこの場合には、この補完された遅延デ
ジタルオーディオ信号Sddをデジタルフィルタで構成
したローパスフィルターを通じて波形補正を行う期間
は、期間(Tc+Tm)と期間(Tc+2Tm)との間
に限定されるようにDSP部14から制御する。
【0043】また、この補正を行う場合のこのローパス
フィルターの周波数特性を時間(2Tm)の逆数となる
周波数成分を通過できる特性に設定する。即ちこのロー
パスフィルターの遮断周波数Fcの値を次の式で表す値
に設定する。尚、次式において値αはこの遮断周波数で
決まる通過周波数特性に余裕を持たせための値である。 Fc=(1/(2Tm)+α)Hz
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、複数の受信アンテナ或
いは複数の受信周波数を切り替えて電波信号を受信する
ようにしたダイバーシティ方式受信装置において、この
切り替え時の雑音信号を補完してこの放送電波で送られ
てくる情報の聴取者に不快感をあたえないようになすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例として示したダイバ
ーシティ受信装置の要部の回路ブロック図である。
【図2】Aは図1に示した回路ブロック図の動作を説明
する線図である。Bは図1に示した回路ブロック図の動
作を説明する他の線図である。Cは図1に示した回路ブ
ロック図の動作を説明する更に他の線図である。Dは図
1に示した回路ブロック図の動作を説明する更に他の線
図である。
【符号の説明】
1‥‥ダイバーシティ受信装置の要部の回路ブロック
(受信回路部)、10‥‥アンテナ部、11‥‥アンテ
ナ切り替え回路部、14‥‥デジタルシグナルプロセッ
サ、Smn‥‥電界強度信号(受信電界強度信号)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】車両のリヤウインドガラス部にシルクスク
リーン印刷により形成されたウインドアンテナ(図示せ
ず)よりなる第1のアンテナANT1と、リヤフェンダ
部に取り付けられたホイップアンテナ(図示せず)より
なる第2のアンテナANT2とにより相互に設置位置を
異にしたアンテナ群でアンテナ部10を構成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】アンテナ切り替え回路部11をこれらアン
テナ群ANT1,ANT2に対応したアンテナ接続端A
i1,Ai2と、これらアンテナ接続端の一つを選択す
る電子スイッチによるアンテナ切り替え器(図示せず)
と、このアンテナ切り替え器でアンテナ群ANT1,A
NT2から選択したアンテナからのAM/FM電波信号
(以下の説明では電波信号と称する)を出力する出力端
Aoと、このアンテナ切り替え器のこの電子スイッチを
切り替え制御するアンテナ切り替え制御信号Ascの入
力端Acとにより構成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】AM・FM受信検波回路部12を、アンテ
ナからのこの電波信号を出力する出力端Aoに入力側を
接続した高周波信号増幅器と、この高周波信号増幅器の
出力側に入力側を接続した周波数コンバータと、この周
波数コンバータの出力側に入力側を接続した中間周波増
幅器と、この中間周波増幅器の出力側に入力側を接続し
たAM信号検波器/FM信号周波数弁別器(何れも図示
せず)よりなる周知の構成のAM・FM受信検波回路部
で構成し、このAM信号検波器/FM信号周波数弁別器
の出力側からこの選択したアンテナからのこの電波信号
の何れかに同調して得た放送電波を復調したオーディオ
信号(以下の説明では復調オーディオ信号と称する)S
inを出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】FIFO部15は、復調オーディオ信号S
inをA/D変換部13で変換したデジタルオーディオ
信号SdをDSP部14を経由して入力され、この入力
されたデジタルオーディオ信号Sdを所定時間Tmだけ
遅延した遅延デジタルオーディオ信号SddをDSP部
14に出力する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図1に示したダイバーシティ受信装置の受
信回路部1において、アンテナ切り替え回路部11を通
じてアンテナANT1をAM・FM受信検波回路部12
の入力側に接続し、AM・FM受信検波回路部12でA
M放送の周波数Rf1に同調をとって検波してAM・F
M受信検波回路部12の出力側からこの周波数Rf1の
AM放送を復調したオーディオ信号Sinを得る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】そしてこの復調オーディオ信号SinをA
/D変換部13に供給しこのオーディオ信号Sinを繰
り返し周期Tsでサンプリングホールドし、このサンプ
リングホールドしたデータを量子化してA/D変換部1
3の出力側からデジタルオーディオ信号Sdを得、この
デジタルオーディオ信号SdをDSP部14を通じてF
IFO部15に先入れ(first-in)状態で順次書き込
む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】そして、この先入れ状態で順次書き込んだ
デジタルオーディオ信号Sdを書き込まれた時点から時
間Tm後に順次先出し(first-out )状態でこの書き込
まれた順に読み出し、このデジタルオーディオ信号Sd
より時間Tmだけ遅延した遅延デジタルオーディオ信号
Sddを得、この遅延デジタルオーディオ信号Sddを
DSP部14を通じてD/A部16に供給しアナログオ
ーディオ信号Sin´に変換してこのD/A部16から
出力する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】そして、時点Tcにおいて外部ポートPo
2からMPU部17が出力したアンテナ制御信号Asc
をアンテナ切り替え回路部11のアンテナ切り替え制御
信号Ascの入力端Acに供給し、この周波数Rf1の
AM放送の受信状態を継続した状態において、AM・F
M受信検波回路部12の入力側に接続しているアンテナ
をこの時点TcにおいてアンテナANT1からアンテナ
ANT2に切り替えて出力端Aoに接続する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】したがって、図2AにおいてANT1で示
した期間はアンテナANT1をAM・FM受信検波回路
部12の入力側に接続してAM・FM受信検波回路部1
2の同調周波数をこの周波数Rf1としている期間とな
り、ANT2で示した期間は、AM・FM受信検波回路
部12の同調周波数を引き続きこの周波数Rf1とした
状態でAM・FM受信検波回路部12の入力側に接続さ
れているアンテナをアンテナANT1からANT2に切
り替え接続している期間となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】このフェージング現象の変化は電波伝達空
間中の場所により異なるので、アンテナANT1及びA
NT2の内の一方のアンテナで受信したAM放送の周波
数Rf1の受信電界強度が低下する傾向の場合には、ア
ンテナANT1及びANT2の内の他方のアンテナで受
信したAM放送の周波数Rf1の受信電界強度は増加す
る傾向を示す。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】従って、アンテナANT1側から得たこの
電界強度信号Smnのレベルがこのフェージングに起因
してこの基準データEsのレベルまで低下したことによ
りこのように切り替え接続した場合、アンテナANT1
による受信状態のときよりアンテナANT2による受信
状態のときのほうが、復調オーディオ信号Sinの信号
レベルが大きくなる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】よって、AM・FM受信検波回路部12の
入力側に接続中のアンテナANT1をアンテナANT2
に切り替えて接続する直前の復調オーディオ信号Sin
の波高値をSi1、アンテナANT1からアンテナAN
T2に切り替えて接続した直後の復調オーディオ信号S
inの波高値をSi2とすると、アンテナANT1から
アンテナANT2に切り替えた時点Tcにおける復調オ
ーディオ信号Sinの波高値は、図2Cに示す如くSi
1からSi2に(Si2−Si1)だけジャンプアップ
するため、このジャンプアップ時点において復調オーデ
ィオ信号SinにスイッチングノイズSnが発生する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】尚、図2Cは縦軸方向を復調オーディオ信
号Sinの信号レベルとし横軸方向を時間tとして示し
た線図である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】そしてこの直線近似補完データでこの補完
をおこなう場合には、DSP部14からD/A部16に
供給する前のこの補完後の遅延デジタルオーディオ信号
Sddをデジタルフィルタで構成したローパスフィルタ
ーを通じて高域周波数成分を抑圧する補正を行ってから
このD/A部16に供給するようにし、D/A部16で
遅延デジタルオーディオ信号Sddをアナログ信号Si
n´に変換したこのアナログ信号のこの補完区間とその
両側の信号との繋がりを滑らかになるように補正するよ
うにしてもよい。
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信アンテナ或いは複数の受信周
    波数を切り替えて電波信号を受信するようにしたダイバ
    ーシティ方式受信装置において、 上記切り替え時点で補完信号を生成する補完信号手段
    と、前記受信した電波信号から生成した復調信号を上記
    切り替え時点を補完開始点として前記補完信号手段で生
    成した前記補完信号により補完するようにしたことを特
    徴とするダイバーシティ方式受信装置。
JP10077504A 1998-03-25 1998-03-25 ダイバーシティ方式受信装置 Pending JPH11274992A (ja)

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