JPH11275258A - 常時起動形デジタル回線終端装置 - Google Patents

常時起動形デジタル回線終端装置

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JPH11275258A
JPH11275258A JP10077194A JP7719498A JPH11275258A JP H11275258 A JPH11275258 A JP H11275258A JP 10077194 A JP10077194 A JP 10077194A JP 7719498 A JP7719498 A JP 7719498A JP H11275258 A JPH11275258 A JP H11275258A
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JP
Japan
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terminal
circuit
signal
phototransistor
digital line
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JP10077194A
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Kenichi Sato
憲一 佐藤
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OKI COMTEC KK
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NIE KK
OKI COMTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカル給電としての端末アダプタ等の電源
から電力の供給を受けない場合には交換機に対し起動要
求を行なわないようにすることのできる常時起動形デジ
タル回線終端装置を提供。 【解決手段】 起動回路40は電源線224 に5ボルトの直
流電圧が現れたときは抵抗42を通してフォト・ダイオー
ド46に電流が流れるので発光し、この発光光でフォト・
トランジスタ48が励起されるのでフォト・トランジスタ
48のコレクタにダイオード50を通してコレクタ電流が流
れL1端子とL2端子との間を短絡し、また電源線224 に5
ボルトの直流電圧が現れないときはフォト・ダイオード
46に電流が流れないので発光せず、発光しないからフォ
ト・トランジスタ48が励起されないのでフォト・トラン
ジスタ48のコレクタにダイオード50を通してコレクタ電
流が流れずL1端子とL2端子との間を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は常時起動形デジタル
回線終端装置に係り、とくにデジタル加入者線に接続さ
れる交換機に対し起動をかけるに好適な常時起動形デジ
タル回線終端装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4には、従来のデジタル回線終端装置
(DSU:Digital Service Unit)が適用されるデジタル加
入者系のシステムの一例が示されている。このシステム
は、同図に示すように、加入者宅内に設置され、2線式
デジタル加入者線100 を終端するとともに、デジタル電
話機などの宅内機器(TE)1 とのデジタルインタフェース
(ユーザ・網インタフェース)を形成するデジタル回線
終端装置2と、これと対向して電話局に設置され、2線
式デジタル加入者線100 の伝送路を終端する局内回線終
端装置を含む交換機3とから構成されている。
【0003】日本ではデジタル加入者線100 における加
入者線伝送方式として電信電話技術委員会(TTC) で標準
化したJT-G961 が、また受動バス110 におけるインタフ
ェース線伝送方式としてTTC で標準化した基本速度イン
タフェース用のJT-I430 がそれぞれ使用されている。
【0004】したがって、デジタル回線終端装置2はこ
のような加入者線伝送方式の信号とインタフェース線伝
送方式の信号の相互変換を行なう機能を有するものであ
り、ISDN(Integrated Services Digital Network )用
の伝送装置であるといえる。デジタル回線終端装置には
現在、基本速度インタフェース用(2B+D)と一次群速度
インタフェース用(たとえば、23B+D )の2種類があ
る。本発明は基本速度インタフェース用のものに関する
ものである。
【0005】図5には、従来から日本で使用されるデジ
タル回線終端装置2の電源系を除く信号系の主要部分の
機能ブロック図が示されている。同図を参照すると、デ
ジタル回線終端装置2は、コネクタ11、23、トランス回路
12、20、22、 切替回路13、 ケーブルドライバ(CD)回路14、
線路終端(LT)アナログ回路15、LT デジタル回路16、 CT(C
ircuit Termination: 回線終端)-TCM(Time Compression
Multiplexing:時分割方向制御伝送方式: 通称ピンポン
伝送方式) 終端回路17、I430 終端回路18、 ドライバ回路
19、 レシーバ回路21、 起動検出回路26および起動回路28
から構成されている。
【0006】同図に示すように、コネクタ11のL1、L2端
子はデジタル加入者線100 と接続され、コネクタ23のT
A、TB、RA、RB 端子は受動バス110 と接続されている。コ
ネクタ11のL1、L2端子はJT-G961 (ISDN基本アクセスメ
タリック加入者線伝送方式)にて規定される2線式イン
タフェース点(U点という)であり、デジタル回線終端
装置2はこのU点を介して時分割多重された3チャネル
のデジタル信号を、電話局に設置される交換機3との間
で時分割方向制御伝送方式で送受信するものである。図
6に時分割方向制御伝送方式の主要諸元を、図7に同伝
送方式のフレーム構成を示す。
【0007】上記3チャネルの信号は通常2B+Dで表現さ
れ、Bチャネルの伝送速度は64kbpsであり、Dチャネル
の伝送速度は16kbpsである。これら3チャネルを区別す
る場合はそれぞれB1チャネル、B2チャネルおよびDチャ
ネルと呼んでいる。B1、B2チャネルは音声等の情報を64
kbpsで伝送するのに使用され、Dチャネルは呼制御情報
およびパケット形式のデータを伝送するのに使用され
る。
【0008】コネクタ23のRA、RB 端子はJT-I430 に規定
されるインタフェースへのデジタル回線終端装置2の送
信端子であり、コネクタ23のTA、TB 端子は同規格に規定
されるインタフェースからのデジタル回線終端装置2の
受信端子である。コネクタ23のRA、RB、TA、TB 端子はT点
インタフェースと呼ばれている。図8に基本速度インタ
フェース線伝送方式の主要諸元を、図9に基本速度イン
タフェース線伝送方式のフレーム構成を示す。
【0009】T点インタフェースは受動バス形式のイン
タフェースであり、図4に示す受動バス110 には最大8
台までの宅内機器1 が接続でき、任意の宅内機器1 は2B
+Dの3チャネルのうちのいずれかのチャネルを使用して
通信が可能である。
【0010】まず、デジタル回線終端装置2が交換機3
からの信号を受信した場合のデジタル回線終端装置2の
動作を説明する。
【0011】交換機3からのAMI(Alternative Mark Inv
ersion) 信号は加入者線100、コネクタ11のL1、L2 端子お
よび信号線112、114 を介してトランス回路12に入力さ
れ、これによりトランス回路12から信号バス116 にAMI
信号が出力される。このAMI 信号は切替回路13を通して
LTアナログ回路15に送られる。
【0012】LTアナログ回路15はケーブル等化器および
BT(ブリッジタップ)等化器から構成され、ケーブル等
化器は加入者線100 を介しての伝送により生じたAMI 信
号の減衰歪みを補償してBT等化器に送る。BT等化器はブ
リッジタップによる波形歪みを補償してLTデジタル回路
16に送る。
【0013】LTデジタル回路16は識別回路およびタイミ
ング再生回路から構成され、識別回路はLTアナログ回路
15からのAMI 信号を2値信号に変換するバイポーラ符号
(3値AMI 符号)→ユニポーラ符号(2値NRZ 符号)変
換回路である。タイミング再生回路はLTアナログ回路15
からのパルス信号のなかのクロック成分を検出する回路
である。詳細には、この回路は入力した信号からピンポ
ン伝送用の320kHzのクロック信号を抽出し、このクロッ
ク信号で入力した信号のタイミング再生を行なう。この
回路はまた、基本速度インタフェース線伝送用の192kHz
のクロック信号も形成する。クロック信号および2値信
号はCT-TCM終端回路17に送られ、またクロック信号はCT
-TCM終端回路17以外の必要とする各部にも送られる。
【0014】CT-TCM終端回路17の受信系は受信バッファ
回路およびフレーム同期検出回路から構成され、受信バ
ッファ回路は識別回路から320kbps の速度で送られる図
6に示すようなフレーム構造の信号の1フレーム分のデ
ータを一時記憶する。受信バッファ回路に一時記憶され
たデータは192kbps の速度で読み出されI430終端回路18
に送られる。これによりピンポン伝送のために約1/2 の
時間に圧縮されていた信号は正規の時間間隔を持つ信号
に時間伸長される。
【0015】フレーム同期検出回路は識別回路から送ら
れる信号列からフレーム同期信号を検出し受信バッファ
回路に送り、この回路以外の必要な各部にも送る。な
お、受信バッファ回路における上述のデータの書き込み
および読み出しの制御信号はフレーム同期検出回路から
のフレーム同期信号およびタイミング再生回路からのク
ロック信号などから形成される。
【0016】I430終端回路18の送信系はフレーム組立回
路およびTTC 標準JT-I430 に規定されるプロトコルの送
信側の処理を行なう送信処理機能部から構成され、フレ
ーム組立回路は送信処理機能部からの送信処理信号に基
づいて受信バッファ回路から送られるデータを所定の位
置に多重化してなる同標準に規定されるフレーム構造を
持つ信号を形成してドライバ回路19に送る。
【0017】これによりJT-G961 に規定されるフレーム
構造の信号からJT-I430 に規定されるフレーム構造の信
号への変換が行なわれる。なお、送信処理機能部におけ
る上述の送信処理信号はフレーム同期検出回路からのフ
レーム同期信号、タイミング再生回路からのクロック信
号および後述するI430終端回路18の受信処理機能部から
の情報などから形成される。
【0018】フレーム組立回路からの2値信号はドライ
バ回路19を介してトランス回路20に送られ、トランス回
路20からはインタフェース線路符号であるAMI 信号が形
成され出力される。このAMI 信号はコネクタ23のRA、RB
端子およびインタフェース線110 を介して宅内機器1に
送られる。以上から、デジタル回線終端装置2は、加入
者線伝送方式の信号からインタフェース線伝送方式の信
号への変換機能を有していることがわかる。
【0019】次にデジタル回線終端装置2が宅内機器1
からの信号を受信した場合のデジタル回線終端装置2の
動作を説明する。
【0020】正常な情報通信を行なうためには、まずデ
ジタル回線終端装置2は、T点インタフェースであるT
A、TB 端子に入力される情報信号をU点インタフェース
であるL1、L2 端子および加入者線100 を介して交換機3
へ送り出す前に、交換機3との間でデジタル通信を行な
うための同期確立(起動)を行なう必要がある。この起
動は交換機3が主となって行なうが、たとえばデジタル
回線終端装置2側から起動を開始する場合は、以下のよ
うになる。
【0021】宅内機器1からデジタル回線終端装置2の
TA、TB 端子に交換機3に対する起動要求信号であるINFO
1 信号が送られる。このINFO1 信号はトランス回路22を
介して起動検出回路26に送られる。起動検出回路26はIN
FO1 信号を検出する検出回路である。この検出回路はIN
FO1 信号を検出すると、この例では論理レベル「1」 の信
号を出力212 に出力する。出力212 は起動回路28と接続
されている。
【0022】起動回路28は、入力212 から入力する信号
が論理レベル「1」 である場合にはそのスイッチ端子28a
と28b との間を接続(ON)し、論理レベル「0」 である場
合にはスイッチ端子28a と28b との間をOFF するスイッ
チ回路である。スイッチ端子28a は信号線112 と接続さ
れ、またスイッチ端子28b は信号線114 と接続されてい
る。したがって、宅内機器1からデジタル回線終端装置
2にINFO1 信号が送られると、L1、L2 端子は直流的に短
絡される。これにより、L1、L2 端子に接続される加入者
線100 には所定のループ電流が流れる。交換機3はこの
ループ電流を検出する。すなわち交換機3は起動要求を
検出する。この起動回路28は、基本的には後に少し触れ
る呼毎起動を行なう場合に用いる回路構成になってい
る。
【0023】起動要求を検出した交換機3は所定のデジ
タル信号をデジタル回線終端装置2に送り交換機3から
回線終端装置2への方向の同期確立を行なう。この同期
確立が終了すると、回線終端装置2は所定のデジタル信
号を交換機3に送り回線終端装置2から交換機3への方
向の同期確立を行なう。これにより、加入者線100 の伝
送区間の双方向が同期確立される。加入者線100 の伝送
区間の双方向の同期確立が終了すると、所定の方法によ
りインタフェース伝送区間(受動バス110 )の両方向の
同期確立が行なわれる。この状態になって始めてTA、TB
端子に入力する情報信号をU点インタフェースであるL
1、L2 端子および加入者線100 を介して交換機3へ送出
することができる。
【0024】宅内機器1からのAMI 信号(情報信号)は
インタフェース線110、コネクタ23のTA、TB 端子、 信号線
138、140 およびトランス回路22を介してレシーバ回路21
に入力され、これによりレシーバ回路21の出力146 から
入力AMI 信号に対応した2値信号が出力される。2値信
号はI430終端回路18に送られる。
【0025】I430終端回路18の受信系はフレーム組立回
路、フレーム同期信号検出回路およびTTC 標準JT-I430
に規定されるプロトコルの受信処理を行なう受信処理機
能部から構成され、フレーム組立回路はレシーバ回路21
から送られるデータを所定の位置に多重化してなるJT-G
961 に規定されるフレーム構造を持つ信号を形成してCT
-TCM終端回路17に送る。この場合、CT-TCM終端回路17へ
送られるデータの伝送速度は192kbps である。これによ
りJT-I430 に規定されるフレーム構造の信号からJT-G96
1 に規定されるフレーム構造の信号への変換が行なわれ
る。
【0026】フレーム同期信号検出回路はレシーバ回路
21から送られる信号列からフレーム同期信号を検出しフ
レーム組立回路に送る。なお、フレーム組立回路におけ
る上述の変換用の制御信号はフレーム同期信号検出回路
からのフレーム同期信号およびタイミング再生回路から
のクロック信号などから形成される。受信処理機能部は
プロトコルの受信処理を行なうとともに、プロトコルの
送信処理を行なうに必要な情報をI430終端回路18の送信
処理機能部に送る。
【0027】CT-TCM終端回路17の送信系は、送信バッフ
ァ回路およびバースト制御回路から構成され、送信バッ
ファ回路はバースト制御回路から送られる書き込み制御
信号に基づいてI430終端回路18から192kbps の速度で送
られる図6に示すような構造の1フレーム分のデータを
記憶する。送信バッファ回路はまた、記憶された所定の
データをバースト制御回路から送られる読み出し制御信
号に基づいて読み出しLTデジタル回路16に出力する。こ
の場合のデータの読み出し速度は320kbps である。これ
により正規の時間間隔を持つ信号はピンポン伝送のため
約1/2 の時間に圧縮される。
【0028】バースト制御回路は送信バッファ回路にお
ける上述のデータの書き込みおよび読み出しの制御信
号、および切替回路13用の切替信号をフレーム同期検出
回路からのフレーム同期信号およびタイミング再生回路
からのクロック信号などから形成する。
【0029】LTデジタル回路16は送信バッファ回路から
の2値信号から加入者線路符号であるAMI 信号を形成す
るための信号を形成する。この信号はケーブルドライバ
回路14を介してトランス回路12に送られ、トランス回路
12からは加入者線路符号であるAMI 信号が形成され出力
される。このAMI 信号はコネクタ11のL1、L2 端子および
加入者線100 を介して交換機3に送られる。以上から、
デジタル回線終端装置2はインタフェース線伝送方式の
信号から加入者線伝送方式の信号への変換機能を有して
いることがわかる。
【0030】以上の説明では、デジタル回線終端装置2
の動作に必要な電力については何も触れなかったが、電
力の供給方法としては、デジタル回線終端装置2が起動
された後(詳細には宅内機器1からデジタル回線終端装
置2にINFO1 信号が送られ、L1、L2 端子が直流的に短絡
され、加入者線100 にループ電流が流れ、交換機3がこ
のループ電流を検出した後であって、加入者線100 の伝
送区間の双方向の同期確立を行なう前)交換機3側から
加入者線100 を介してL1、L2 端子に送り込まれる電力を
使用する局給電方式と、交換機3側からの電力を使用し
ないで別の電源からの電力を使用するローカル給電方式
とがある。
【0031】前者はデジタル回線終端装置2を独立した
装置として扱う場合に利用され、後者はデジタル回線終
端装置2を端末アダプタ(Terminal Adapter:TA) 等に組
み込んで使用する場合に利用される。端末アダプタは既
存端末(非ISDNインタフェース)をISDNユーザ・網イン
タフェース(T点インタフェース)に接続するためのア
ダプタである。
【0032】またデジタル回線終端装置2側から起動か
ける方法は、1つは、前述したように通信が必要になっ
た場合に、TA、TB 端子に入力するINFO1 信号を回線終端
装置2が検出して起動をかける方法であり、呼毎起動と
呼ばれている。また、他の1つは、図4の起動回路28の
スイッチ端子28a と28b の間を常時「ON」にしておく方法
と、単にL1端子にダイオードのアノードを接続し、L2端
子にこのダイオードのカソードを接続する方法とがあ
り、常時起動と呼ばれている。
【0033】端末アダプタ等に組み込むデジタル回線終
端装置の場合は、ローカル給電方式と常時起動方式を併
用することで局給電用電源や起動検出回路等をデジタル
回線終端装置内部に設ける必要がなく、最も安価なデジ
タル回線終端装置を実現する方法となる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のローカル給電方式と常時起動方式の併用方式に
よるデジタル回線終端装置つまり常時起動形デジタル回
線終端装置の場合、常時起動形デジタル回線終端装置へ
電力を供給する端末アダプタ等の電源が投入されていな
い場合でも、起動回路中のスイッチは常時閉じているた
め、L1、L2 を加入者線に接続さえすれば、交換機に対し
起動要求が行なわれる。
【0035】このような起動要求により交換機が起動動
作を開始しても常時起動形デジタル回線終端装置は応答
しないため、交換機は常時起動形デジタル回線終端装置
が故障していると判断するという問題があった。
【0036】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、常時起動形デジタル回線終端装置が端末アダプタ等
の電源から電力の供給を受けない場合には交換機に対し
起動要求を行なわないようにすることのできる常時起動
形デジタル回線終端装置を提供することを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、交換機に接続され2線式デジタル加入者
線伝送方式の送受信号の伝送される2線ケーブル加入者
線の一方のケーブルに接続される第1端子と、他方のケ
ーブルに接続される第2端子とを有する常時起動形デジ
タル回線終端装置は、ローカル給電としての電源装置に
より形成された所定の直流電圧の電力の供給を受ける電
源入力手段と、電源入力手段と接続され、この電源入力
手段に所定の直流電圧が現れたときは第1端子と第2端
子との間を短絡し、また直流電圧が現れないときは第1
端子と第2端子との間を切断する起動手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0038】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、上述の常時起動形デジタル回線終端装置の起動手段
は、抵抗素子、フォト・ダイオードおよびフォト・トラ
ンジスタを含み、抵抗素子の一方は電源入力手段と接続
され、また他方はフォト・ダイオードのアノードと接続
され、フォト・ダイオードのカソードは接地され、フォ
ト・トランジスタのコレクタは第1端子と接続され、フ
ォト・トランジスタのエミッタは第2端子と接続されて
おり、この起動手段は、電源入力手段に所定の直流電圧
が現れたときはフォト・ダイオードに電流が流れるので
発光し、発光光でフォト・トランジスタが励起されるの
でフォト・トランジスタに電流が流れ第1端子と第2端
子との間を短絡し、また直流電圧が現れないときはフォ
ト・ダイオードに電流が流れないので発光せず、発光し
ないからフォト・トランジスタが励起されないのでフォ
ト・トランジスタに電流が流れず第1端子と第2端子と
の間を切断することを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる常時起動形デジタル回線終端装置の実施例を詳細に
説明する。
【0040】図3には本発明による常時起動形デジタル
回線終端装置が適用されるデジタル加入者系システムの
一例が示されている。同図を参照すると、このシステム
は交換機3と、既存端末4と、端末アダプタ6と常時起
動形デジタル回線終端装置7とが一体化された端末アダ
プタ付常時起動形デジタル回線終端装置5とから構成さ
れている。図3において、図4と対応する部分には、同
じ符号を付して示し、重複説明を省略する。
【0041】図3のシステムが従来の図4のシステムと
異なるところは、従来の宅内機器1を端末アダプタ6に
接続可能な既存端末4に変更した点と、従来のデジタル
回線終端装置2を端末アダプタ6と常時起動形デジタル
回線終端装置7とからなる端末アダプタ付常時起動形デ
ジタル回線終端装置5に変更した点である。
【0042】図3を参照すると、常時起動形デジタル回
線終端装置7はU点インタフェース11およびT点インタ
フェース23を有し、U点インタフェース11およびT点イ
ンタフェース23は従来のデジタル回線終端装置2と同じ
ものである。
【0043】T点インタフェース23は同図に示すよう
に、端末アダプタ6の信号処理回路32と接続されてい
る。また、この信号処理回路32は、この例では既存のR
点インタフェースを有し、このR点インタフェースには
信号線220 を介して既存端末4が接続されている。
【0044】既存端末4はこの例では既存のXシリーズ
またはVシリーズの端末であり、Xシリーズ端末の場合
はXシリーズインタフェース信号を信号線220 を介して
信号処理回路32に送るとともに、信号処理回路32からX
シリーズインタフェース信号を信号線220 を介して受け
る。同様にVシリーズ端末の場合はVシリーズインタフ
ェース信号を信号線220 を介して信号処理回路32に送る
とともに、信号処理回路32からVシリーズインタフェー
ス信号を信号線220 を介して受ける。
【0045】端末アダプタ6の信号処理回路32はXシリ
ーズインタフェース信号またはVシリーズインタフェー
ス信号をT点インタフェース信号に変換してデジタル回
線終端装置7に送り、またデジタル回線終端装置7から
のT点インタフェース信号をXシリーズインタフェース
信号またはVシリーズインタフェース信号に変換して既
存端末4に送る変換回路である。
【0046】図3を参照すると、端末アダプタ6はま
た、ローカル給電としての電源回路34を有し、電源回路
34は電源線220、電源スイッチ36および電源線222 を介し
て電源コネクタ38に接続されている。この例では、電源
コネクタ38を図示しない商用AC100 ボルト用の電源コン
セントに差し込む。そして、電源スイッチ36をONするこ
とにより、電源回路34はAC100 ボルトの電力の供給を受
ける。
【0047】電源回路34は、AC100 ボルトの電源の供給
を受け端末アダプタ6の各部およびデジタル回線終端装
置7の各部に供給する所定の直流(DC)電圧の電源を形成
するAC-DC 変換回路である。デジタル回線終端装置7へ
の所定の直流(DC)電圧は電源線224 を介して送られる。
なお、この例では電源回路34はAC-DC 変換回路で構成し
たが、所定の直流(DC)電圧を受け所定の直流(DC)電圧に
変換するDC-DC 変換回路で構成してもよい。
【0048】図2にはこの実施例のデジタル回線終端装
置7の機能ブロック図の詳細が示されている。図2にお
いて、図5と対応する部分には、同じ符号を付して示
し、重複説明を省略する。
【0049】デジタル回線終端装置7が従来のデジタル
回線終端装置2と異なるところは起動検出回路26を削除
した点と、起動回路28を起動回路40に変更した点と、こ
のデジタル回線終端装置7が端末アダプタ6から電源線
224 を介して所定の直流電圧たとえば5ボルトの電力を
受ける点と、図示してないが局給電用電源回路を削除し
た点である。
【0050】起動回路40は図1に示すように、フォト・
ダイオード(発光ダイオード)46に流す電流値に応じて
選定される電流制限用の抵抗42、発光源としてのフォト
・ダイオード46と受光素子としてのフォト・トランジス
タ48からなるフォト・カプラ44およびダイオード50から
構成されている。
【0051】図1を参照すると、抵抗42の一方のリード
線は上述した5ボルトの電源線224と接続され、抵抗42
の他方のリード線はフォト・ダイオード46のアノードと
接続され、フォト・ダイオード46のカソードは接地され
ている。またダイオード50のアノードはL1端子に接続さ
れる信号線112 と接続され、ダイオード50のカソードは
フォト・トランジスタ48のコレクタと接続され、フォト
・トランジスタ48のエミッタはL2端子に接続される信号
線114 と接続されている。
【0052】以上のような回路構成の起動回路40によれ
ば、電源線224 に5ボルトの直流電力が現れると、フォ
ト・ダイオード46に順方向に電流が流れて発光し、その
光でフォト・トランジスタ48が励起され、ダイオード50
を介してコレクタ電流が流れる。これにより、L1、L2 端
子が直流的に短絡され、加入者線100 にループ電流が流
れ、交換機3がこのループ電流を検出する、すなわち交
換機3は起動要求を検出する。
【0053】ここで、フォト・カプラ44を使用した理由
を説明すると、L1、L2 を含む加入者線100 とデジタル回
線終端装置7の主要部分とはトランス回路12およびコン
デンサ52で直流的に分離されているが、この関係を保つ
ためである。
【0054】なお、この例ではフォト・ダイオード46と
フォト・トランジスタ48とを一体化したフォト・カプラ
44を用いたが、フォト・ダイオードとフォト・トランジ
スタのそれぞれが別々になっているものを用いてもよ
い。また、この例ではフォト・トランジスタ48のコレク
タはダイオード50を介して信号線112 に接続されている
が、ダイオード50を介さずに直接信号線112 に接続され
る構成でもよい。
【0055】動作を説明する。
【0056】まず、装置5の電源スイッチ36をOFF の状
態にし、電源コネクタ38を図示しない商用AC100 ボルト
用の電源コンセントに差し込む。続いて装置5の常時起
動形デジタル回線終端装置7のL1、L2 端子と加入者線10
0 を接続する。この場合、電源線224 に5ボルトの直流
電力が現れないので、フォト・トランジスタ48のコレク
タにはコレクタ電流が流れない。すなわち、常時起動形
デジタル回線終端装置7から交換機3に起動要求が行な
われない。
【0057】次に、電源スイッチ36をONすると、電源線
224 に5ボルトの直流電力が現れ、フォト・トランジス
タ48のコレクタにコレクタ電流が流れる。コレクタ電流
が流れると、常時起動形デジタル回線終端装置7から交
換機3に起動要求が送られたことになるから、交換機3
はこの起動要求を検出する。そして、起動要求を検出し
た後は、上述した従来と同じように、加入者線100 の伝
送区間の双方向の同期確立と受動バス110 の伝送区間の
両方向の同期確立とを行なって、起動を終了する。この
後、電源スイッチ36をOFF にしないかぎり、同期確立さ
れた状態にあるので、常時起動状態にあることになる。
この常時起動状態において既存端末4から通信要求があ
ると、即座に通信が可能となる。
【0058】このように実施例によれば、デジタル回線
終端装置7に電力が供給されない場合、フォト・トラン
ジスタ48のコレクタにはコレクタ電流が流れない、つま
りフォト・トランジスタ48がONにならないので起動がか
からない形になる。この形では交換機3に対し起動要求
が行なわれないのでなんの問題も発生しない。
【0059】また、デジタル回線終端装置7に電力が供
給された場合、フォト・トランジスタ48のコレクタには
コレクタ電流が流れる、つまりフォト・トランジスタ48
がONになるので起動がかかった形になる。すなわち、デ
ジタル回線終端装置7に電力を供給するとすぐに、デジ
タル回線終端装置7は交換機3に対し起動要求を行な
う、その後の交換機3からの応答の対してはデジタル回
線終端装置7には電力が供給されているから応答可能に
なる。これにより、交換機3によるデジタル回線終端装
置7が故障しているという判断をなくすことができる。
【0060】なお、上述のシステムではデジタル回線終
端装置7を端末アダプタ6と一体化したが、たとえばデ
ジタル回線終端装置7を宅内機器1と一体化してもよい
し、この場合には、宅内機器1からデジタル回線終端装
置7用の電力をもらうようにしてもよい。
【0061】またなお、上述のシステムでは端末アダプ
タ6に電源回路を設け、端末アダプタ6からデジタル回
線終端装置7に電力を供給する構成としたが、デジタル
回線終端装置7に電源回路を設け、デジタル回線終端装
置7から端末アダプタ6に電力を供給する構成にしても
よい。
【0062】さらになお、上述のシステムではデジタル
回線終端装置7と端末アダプタ6とを一体化したが、デ
ジタル回線終端装置7と端末アダプタ6とをそれぞれ別
々の筐体に収納し、デジタル回線終端装置7用の電力は
端末アダプタ6から電源線にて供給してもらうようにし
てもよい。
【0063】
【発明の効果】このように本発明によれば、電源装置に
より形成された所定の直流電圧の電力の供給を受ける電
源入力手段と、電源入力手段と接続される起動手段とを
有し、この起動手段は、電源入力手段に所定の直流電圧
が現れたときは第1端子と第2端子との間を短絡し、ま
た直流電圧が現れないときは第1端子と第2端子との間
を切断する。
【0064】また、このように本発明によれば、上述の
起動手段は、抵抗素子、フォト・ダイオードおよびフォ
ト・トランジスタを含み、抵抗素子の一方は電源入力手
段と接続され、また他方はフォト・ダイオードのアノー
ドと接続され、フォト・ダイオードのカソードは接地さ
れ、フォト・トランジスタのコレクタは第1端子と接続
され、フォト・トランジスタのエミッタは第2端子と接
続されており、この起動手段は、電源入力手段に所定の
直流電圧が現れたときはフォト・ダイオードに電流が流
れるので発光し、発光光でフォト・トランジスタが励起
されるのでフォト・トランジスタに電流が流れ第1端子
と第2端子との間を短絡し、また直流電圧が現れないと
きはフォト・ダイオードに電流が流れないので発光せ
ず、発光しないからフォト・トランジスタが励起されな
いのでフォト・トランジスタに電流が流れず第1端子と
第2端子との間を切断する。
【0065】電源入力手段に所定の直流電圧が現れない
ときはフォト・トランジスタに電流が流れない、つまり
フォト・トランジスタがONにならないので起動がかから
ない形になる。この形では交換機に対し起動要求が行な
われないのでなんの問題も発生しない。
【0066】また電源入力手段に所定の直流電圧が現れ
たときはフォト・トランジスタに電流が流れる、つまり
フォト・トランジスタがONになるので起動がかかった形
になる。すなわち、電源入力手段に所定の直流電圧が現
れるとすぐに、交換機に対し起動要求が行なわれる、そ
の後の交換機からの応答の対しては常時起動形デジタル
回線終端装置に所定の直流電圧電力が供給されているの
で応答が可能になる。これにより、交換機による常時起
動形デジタル回線終端装置が故障しているという判断を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の起動回路の実施例の回路図である。
【図2】図3の常時起動形デジタル回線終端装置の実施
例の機能ブロック図である。
【図3】本発明の常時起動形デジタル回線終端装置が適
用される一例のシステム構成図である。
【図4】従来のデジタル回線終端装置が適用される一例
のシステム構成図である。
【図5】図4のデジタル回線終端装置の一例の機能ブロ
ック図である。
【図6】時分割方向制御伝送方式の主要諸元を示す一例
の図である。
【図7】時分割方向制御伝送方式のフレーム構成を示す
一例の図である。
【図8】基本速度インタフェース線伝送方式の主要諸元
を示す一例の図である。
【図9】基本速度インタフェース線伝送方式のフレーム
構成を示す一例の図である。
【符号の説明】
1 宅内機器 2 デジタル回線終端装置 3 交換機 4 既存端末 5 端末アダプタ付常時起動形デジタル回線終端装置 6 端末アダプタ 7 常時起動形デジタル回線終端装置 11、23 コネクタ 12、20、22 トランス回路 13 切替回路 14 ケーブルドライバ(CD)回路 15 線路終端(LT)アナログ回路 16 線路終端(LT)デジタル回路 17 CT-TCM終端回路 18 I430終端回路 19 ドライバ回路 21 レシーバ回路 26 起動検出回路 28、40 起動回路 32 信号処理回路 34 電源回路 42 抵抗 44 フォト・カプラ 46 フォト・ダイオード 48 フォト・トランジスタ 50 ダイオード 52 コンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機に接続され2線式デジタル加入者
    線伝送方式の送受信号の伝送される2線ケーブル加入者
    線の一方のケーブルに接続される第1端子と、他方のケ
    ーブルに接続される第2端子とを有する常時起動形デジ
    タル回線終端装置において、該装置は、 ローカル給電としての電源装置により形成された所定の
    直流電圧の電力の供給を受ける電源入力手段と、 該電源入力手段と接続され、該電源入力手段に所定の直
    流電圧が現れたときは前記第1端子と第2端子との間を
    短絡し、また直流電圧が現れないときは前記第1端子と
    第2端子との間を切断する起動手段とを有することを特
    徴とする常時起動形デジタル回線終端装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル回線終端装置
    において、前記起動手段は、抵抗素子、フォト・ダイオ
    ードおよびフォト・トランジスタを含み、 該抵抗素子の一方は前記電源入力手段と接続され、また
    他方は前記フォト・ダイオードのアノードと接続され、
    該フォト・ダイオードのカソードは接地され、前記フォ
    ト・トランジスタのコレクタは前記第1端子と接続さ
    れ、該フォト・トランジスタのエミッタは前記第2端子
    と接続されており、 該起動手段は、前記電源入力手段に所定の直流電圧が現
    れたときは前記フォト・ダイオードに電流が流れるので
    発光し、該発光光で前記フォト・トランジスタが励起さ
    れるので該フォト・トランジスタに電流が流れ前記第1
    端子と第2端子との間を短絡し、また直流電圧が現れな
    いときは前記フォト・ダイオードに電流が流れないので
    発光せず、発光しないから前記フォト・トランジスタが
    励起されないので該フォト・トランジスタに電流が流れ
    ず前記第1端子と第2端子との間を切断することを特徴
    とする常時起動形デジタル回線終端装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデジタル回線終端装置
    において、前記起動手段はさらに、ダイオードを含み、 該ダイオードは前記第1端子と前記フォト・トランジス
    タのコレクタとの間に挿入されたものであって、該ダイ
    オードのアノードは該第1端子と接続され、該ダイオー
    ドのカソードは該フォト・トランジスタのコレクタと接
    続されることを特徴とする常時起動形デジタル回線終端
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のデジタ
    ル回線終端装置において、前記フォト・ダイオードおよ
    びフォト・トランジスタは一体化されてなるフォト・カ
    プラであることを特徴とする常時起動形デジタル回線終
    端装置。
JP10077194A 1998-03-25 1998-03-25 常時起動形デジタル回線終端装置 Withdrawn JPH11275258A (ja)

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