JPH11275678A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH11275678A
JPH11275678A JP10077832A JP7783298A JPH11275678A JP H11275678 A JPH11275678 A JP H11275678A JP 10077832 A JP10077832 A JP 10077832A JP 7783298 A JP7783298 A JP 7783298A JP H11275678 A JPH11275678 A JP H11275678A
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JP
Japan
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vibration system
magnetic circuit
magnetic
center plate
peripheral portion
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Application number
JP10077832A
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English (en)
Inventor
Takahisa Tagami
隆久 田上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to GB9906568A priority patent/GB2335821B/en
Priority to DE19913558A priority patent/DE19913558A1/de
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/025Magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/24Structural combinations of separate transducers or of two parts of the same transducer and responsive respectively to two or more frequency ranges

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の薄型化を図り、高音域用音源と中
低音域用音源を再生音圧方向に対して同一平面上に位置
させる。 【解決手段】 磁性材料からなる略環状のセンタープレ
ート23と、このセンタープレート23を間に挟み込ん
で反発する磁極方向を互いに対向させてそれぞれ配設さ
れる略環状の一組のマグネット24,25とを有し、セ
ンタープレート23の内周部と外周部に磁界をそれぞれ
形成する磁気回路7を備える。磁気回路7のセンタープ
レート23の内周部側に配設されて磁気回路7により駆
動される振動板10を有する高音域用振動系5と、磁気
回路7のセンタープレート23の外周部側に配設されて
磁気回路7により駆動される振動板15を有する中低音
域用振動系6とを備える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を音響を
変換するために用いられるスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高音域用音源と中低音域用音源とが同軸
上に位置して配設された従来の同軸2ウェイ型のスピー
カ装置を図面を参照して説明する。
【0003】図6に示すように、スピーカ装置101
は、高音域の音響を発生する高音域用振動系105と、
この高音域用振動系105を駆動する高音域用磁気回路
106と、中低音域の音響を発生する中低音域用振動系
107と、中低音域用振動系107を駆動する中低音域
用磁気回路108とを備えている。
【0004】高音域用振動系105は、フレーム109
に支持されており、図6に示すように、ドーム状の振動
板110と、この振動板110の一端部が取り付けられ
た円筒状のボビン111と、振動板110の外周部に連
設された可撓性を有するエッジ112とを有している。
【0005】高音域用磁気回路106は、図6に示すよ
うに、高音域用振動系105を振動させるボイスコイル
114と、磁路を形成するヨーク115と、このヨーク
115に磁束を付与するマグネット116と、このマグ
ネット116に隣接して設けられて磁気ギャップ部を形
成するトッププレート117とを有している。
【0006】ボイスコイル114は、高音域用振動系1
05のボビン111の外周部に設けられており、磁気ギ
ャップ部内に配設されている。このボイスコイル114
の両端部は、図示しない錦糸線を介して、フレーム10
9の外周部に設けられた接続端子110に接続されてい
る。
【0007】ヨーク115は、磁性材料によって円板状
に形成されており、中央部に円柱状のセンターポール1
18が突設されている。このセンターポール118は、
高音域用振動系105のボビン111の内周部に挿通さ
れている。
【0008】マグネット116は、中心穴を有する円環
状に形成されており、中心穴にセンターポール118が
挿通されてヨーク115上に設けられている。このマグ
ネット116は、例えば、ヨーク115側がS極に帯磁
されており、トッププレート118側がN極に帯磁され
ている。また、ヨーク115は、マグネット116のS
極側に隣接する位置がS極に帯磁されている。
【0009】トッププレート117は、磁性材料によっ
て中心穴を有する円環状に形成されており、中心穴にセ
ンターポール118が挿通されてマグネット116上に
設けられている。このトッププレート117は、内周部
とセンターポール118の外周部との間に磁気ギャップ
部が形成されており、N極に帯磁されている。
【0010】そして、この磁気回路106は、図6に示
すように、磁気回路106から外部に磁束が漏洩するこ
とを防止するためのシールドカバー119によって覆わ
れている。
【0011】中低音域用振動系107は、図6に示すよ
うに、中央部に透孔を有する略円錐状の振動板120
と、この振動板120の透孔に一端部が取り付けられた
円筒状のボビン121と、振動板120の外周部に連設
された可撓性を有するエッジ122と、ボビン121に
取り付けられた可撓性及び振動吸収性を有するダンパー
123とを有している。
【0012】中低音域用磁気回路108は、図6に示す
ように、中低音域用振動系107を振動させるボイスコ
イル124と、磁路を形成するヨーク125と、このヨ
ーク125に磁束を付与する駆動用マグネット126
と、この駆動用マグネット126に隣接して設けられて
磁気ギャップ部を形成するトッププレート127と、駆
動用マグネット126の磁束が中低音域用磁気回路10
8の外部に漏洩することを防止するキャンセルマグネッ
ト128とを有している。
【0013】ボイスコイル124は、中低音域用振動系
107のボビン121の外周部に設けられており、磁気
ギャップ部内に配設されている。このボイスコイル12
4の両端部は、錦糸線130を介して、フレーム109
の外周部に設けられた接続端子110に接続されてい
る。
【0014】ヨーク125は、磁性材料によって円板状
に形成されており、中央部に円柱状のセンターポール1
31が突設されている。このセンターポール131は、
中低音域用振動系107のボビン121の内周部に挿通
されている。
【0015】駆動用マグネット126は、中心穴を有す
る円環状に形成されており、中心穴にセンターポール1
31が挿通されてヨーク125上に設けられている。こ
の駆動用マグネット126は、例えば、ヨーク125側
がS極に帯磁されており、トッププレート127側がN
極に帯磁されている。また、ヨーク125は、駆動用マ
グネット126のS極側に隣接する位置がS極に帯磁さ
れている。
【0016】トッププレート127は、磁性材料によっ
て中心穴を有する円環状に形成されており、中心穴にセ
ンターポール131が挿通されて駆動用マグネット12
6上に設けられている。このトッププレート127は、
内周部とセンターポール131の外周部との間に磁気ギ
ャップ部が形成されており、N極に帯磁されている。
【0017】キャンセルマグネット128は、中心穴を
有する円環状に形成されており、ヨーク125の後端部
に設けられている。このキャンセルマグネット128
は、例えば、ヨーク125側がS極に帯磁されており、
後端側がN極に帯磁されている。
【0018】また、このスピーカ装置101は、図6に
示すように、中低音域用振動系107を支持するフレー
ム109を備えている。フレーム109は、金属材料に
よって、後端部側から前端部側に向かって拡径された略
円筒状に形成されている。フレーム109には、前端部
側に、中低音域用振動系107を保持する保持部132
が形成されており、この保持部132に中低音域用振動
系107のエッジ122の外周部が図示しないガスケッ
トを介して固定されている。
【0019】上述したスピーカ装置101は、ボイスコ
イル114,124に電流が通電されることによってボ
イスコイル114,124が振動して、このボイスコイ
ル114,124の振動に伴って高音域用振動系105
及び中低音域用振動系107の各振動板110,120
がそれぞれ振動して音響を発生する。
【0020】また、図7に示すように、上述したスピー
カ装置101が備える高音域用振動系及び高音域用磁気
回路と異なる他の高音域用振動系135及び高音域用磁
気回路136を備える他のスピーカ装置102を図面を
参照して説明する。なお、図7に示すように、スピーカ
装置102が備える中低音域用振動系及び中低音域用磁
気回路は、上述したスピーカ装置101が備える中低音
域用振動系107及び中低音域用磁気回路108と同一
であるため、同一部材に同一符号を付して説明を省略す
る。
【0021】高音域用振動系135は、図7に示すよう
に、中低音域用磁気回路108に支持されており、ドー
ム状の振動板140と、この振動板140の一端部が取
り付けられた円筒状のボビン141と、振動板140の
外周部に連設された可撓性を有するエッジ142とを有
している。
【0022】高音域用磁気回路136は、図7に示すよ
うに、高音域用振動系135を振動させるボイスコイル
144と、磁路を形成する有底筒状のヨーク145と、
このヨーク145に磁束を付与するマグネット146
と、このマグネット146に隣接して設けられて磁気ギ
ャップ部を形成するトッププレート147とを有してい
る。
【0023】ボイスコイル144は、高音域用振動系1
35のボビン141の外周部に設けられており、磁気ギ
ャップ部内に配設されている。このボイスコイル144
の両端部は、図示しない錦糸線を介して、フレーム10
9の外周部に設けられた接続端子110に接続されてい
る。
【0024】ヨーク145は、磁性材料によって形成さ
れている。マグネット146は、円柱状に形成されてお
り、ヨーク145内の底面部に配設されている。このマ
グネット146は、例えば、ヨーク145側がS極に帯
磁されており、トッププレート147側がN極に帯磁さ
れている。また、ヨーク145は、マグネット146の
S極側に隣接する位置がS極に帯磁されている。
【0025】トッププレート147は、磁性材料によっ
て円板状に形成されており、マグネット146上に設け
られている。このトッププレート147は、外周部とヨ
ーク145の開口端の内周部との間に磁気ギャップ部が
形成されており、N極に帯磁されている。
【0026】以上のように構成されたスピーカ装置10
2は、ボイスコイル124,144に電流が通電される
ことによってボイスコイル124,144が振動して、
このボイスコイル124,144の振動に伴って高音域
用振動系135及び中低音域用振動系107の各振動板
140,120がそれぞれ振動して音響を発生する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスピー
カ装置101は、図6に示すように、高音域用音源が中
低音域用音源の再生音の妨げるため、再生音圧周波数特
性に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0028】このため、一般に高音域用音源と中低音域
用音源の位置を近づけて揃えることが重要とされている
が、このスピーカ装置101は、図6に示すように、各
音源を構成する各ボイスコイル114,124の位置が
振幅方向の前後方向に離間されているという不都合があ
った。
【0029】また、上述した従来のスピーカ装置102
は、図7に示すように、高音域用音源が中低音域用音源
の振動板120の振幅面から外れているため、再生音圧
周波数特性に悪影響を及ぼすことが避けられている。し
かしながら、このスピーカ装置102は、各音源が再生
音圧方向に対して同一平面上に位置して配設されている
わけではないので好ましくない。
【0030】また、このスピーカ装置101,102
は、高音域用音源の小型化を図るために磁力が大きなマ
グネットを使用することにより製造コストが高くなると
いう問題があった。
【0031】そして、上述した従来のスピーカ装置10
1,102は、いずれも高音域用音源のための磁気回路
を別途追加する必要が生じるため、部品点数が増加する
こよにより組立性が低下するという不都合があった。
【0032】そこで、本発明は、装置全体の薄型化を図
り、高音域用音源と中低音域用音源を再生音圧方向に対
して同一平面上に位置してそれぞれ配設することを可能
とするスピーカ装置を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るスピーカ装置は、磁性材料からなる
略環状のセンタープレートと、このセンタープレートを
間に挟み込んで反発する磁極方向を互いに対向させてそ
れぞれ配設される略環状の一組のマグネットとを有し、
センタープレートの内周部と外周部に磁界をそれぞれ形
成する磁気回路を備える。そして、このスピーカ装置
は、磁気回路のセンタープレートの内周部側に配設され
て磁気回路により駆動される第1の振動板を有する第1
の振動系と、磁気回路のセンタープレートの外周部側に
配設されて磁気回路により駆動される第2の振動板を有
し第1の振動板と発生音域が異なる第2の振動系とを備
える。
【0034】以上のように構成したスピーカ装置は、磁
気回路の内周部及び外周部に磁界がそれぞれ形成され
る。このスピーカ装置は、単一の磁気回路によって、互
いに発音域が異なる第1及び第2の振動系をそれぞれ振
動させる。
【0035】また、本発明に係るスピーカ装置は、第1
の振動板及び第2の振動板が、略平面板状に形成され
て、各主面がほぼ同一平面上に位置するようにそれぞれ
配設される。
【0036】以上のように構成したスピーカ装置は、発
生音域が異なる第1及び第2の振動板が、再生音圧方向
に対してほぼ同一平面上にそれぞれ位置するため、再生
音質が向上する。また、このスピーカ装置によれば、第
1及び第2の振動板がほぼ同一平面上にそれぞれ位置す
ることにより、第1及び第2の振動系の振幅方向の厚み
が低減される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、スピーカ装置を図面を参照して説明する。図
1に示すように、スピーカ装置1は、高音域の音響を発
生する高音域用振動系5と、中低音域の音響を発生する
中低音域用振動系6と、これら高音域用振動系5及び中
低音域用振動系6を駆動する磁気回路7とを備えてい
る。また、スピーカ装置1は、図1に示すように、高音
域用振動系5、中低音域用振動系6及び磁気回路7を支
持するフレーム8を備えている。
【0038】高音域用振動系5は、図1に示すように、
中央部に透孔を有する略円錐状の振動板10と、この振
動板10の透孔に一端部が取り付けられた円筒状のボビ
ン11と、振動板10の外周部に連設された可撓性を有
するエッジ12と、振動板10の透孔を閉塞すように取
り付けられたドーム形状のキャップ13とを有してい
る。
【0039】中低音域用振動系6は、図1に示すよう
に、中央部に透孔を有する略円錐状の振動板15と、こ
の振動板15の透孔に一端部が取り付けられた円筒状の
ボビン16と、振動板10の外周部に連設された可撓性
を有するエッジ17と、ボビン16に取り付けられた可
撓性及び振動吸収性を有するダンパー18とを有してい
る。
【0040】磁気回路7は、図1に示すように、高音域
用振動系5及び中低音域用振動系6の各振動板10,1
5を振動させるボイスコイル21,22と、磁路を形成
するセンタープレート23と、このセンタープレート2
3に磁束を付与する一組のマグネット24,25とを有
している。
【0041】ボイスコイル21は、高音域用振動系5の
ボビン11の外周部に設けられており、磁気回路7の内
周部に配設されている。このボイスコイル21の両端部
は、錦糸線27を介して、フレーム8の外周部に設けら
れた接続端子28に接続されている。
【0042】ボイスコイル22は、中低音域用振動系6
のボビン16の外周部に設けられており、磁気回路7の
外周部に配設されている。このボイスコイル22の両端
部は、錦糸線27を介して、フレーム8の外周部に設け
られた接続端子28に接続されている。
【0043】センタープレート23は、例えば熱間鍛造
鋼板等の磁性材料によって円環状に形成されており、中
低音域用振動系6のボビン16の内周部に配設されてい
る。
【0044】マグネット24,25は、例えばネオジウ
ムマグネット等の異方性希土類焼結磁石が用いられてお
り、中心穴を有する円環状に形成されている。マグネッ
ト24,25は、外径をセンタープレート23の外径よ
りやや小に形成されるとともに、中心穴の内径をセンタ
ープレート23の中心穴の内径よりやや大に形成されて
いる。これらマグネット24,25は、中心穴をセンタ
ープレート23の中心穴と中心をそれぞれ一致させて配
設されており、外周部及び中心穴からセンタープレート
23の外周部及び内周部がそれぞれ突出されている。
【0045】そして、これらマグネット24,25は、
センタープレート23を間に挟み込んで反発する磁極方
向を互いに対向させてセンタープレート23の両側にそ
れぞれ配設されている。すなわち、これらのマグネット
24,25は、厚み方向の例えばセンタープレート23
側がN極にそれぞれ帯磁されており、他方側がS極にそ
れぞれ帯磁されている。したがって、磁気回路7は、反
発磁界を形成している。
【0046】以上のように構成された磁気回路7には、
図1に示すように、マグネット24上に設けられた円環
状のエッジリング26を介して高音域用振動系5のエッ
ジ12の外周部が取り付けられて固定されている。そし
て、この磁気回路7には、外周部に中低音域用振動系6
のボビン16が配設されるとともに、内周部に高音域用
振動系5のボビン11が配設されている。
【0047】フレーム8は、図1に示すように、金属材
料によって後端部側から前端部側に向かって拡径された
略円筒状に形成されている。フレーム8には、前端部側
に、中低音用振動系6を保持する保持部29が形成され
ており、この保持部29に中低音域用振動系6のエッジ
17の外周部が円環状の図示しないガスケットを介して
固定されている。また、このフレーム8には、外周部
に、ボイスコイル21,22と錦糸線27を介して接続
された接続端子28が設けられており、この接続端子2
8に図示しない外部電源の接続線が接続されている。
【0048】上述したスピーカ装置1は、磁気回路7の
ボイスコイル21,22に電流がそれぞれ通電されるこ
とによって、フレミング左手の法則に従ってボイスコイ
ル21,22が振動して、これらボイスコイル21,2
2の振動に伴って高音域振動系5及び中低音域用振動系
6の各振動板10,15がそれぞれ振動して音響を発生
する。
【0049】以上のように構成される磁気回路7につい
て磁束分布を図面を参照して説明する。なお、図2中に
おいて、縦軸は高音域用振動系5及び中低音域用振動系
6の振幅方向に平行な磁気回路6の厚み方向の位置を示
し、また横軸は磁束の向きを示す。また、図2中におい
て、矢印が磁力線の向きを示す。
【0050】磁気回路7は、図2に示すように、内周部
及び外周部に、磁束密度がほぼ同程度の磁界がそれぞれ
形成されている。この磁気回路7は、図2に示すよう
に、センタープレート23の外周部に対向する位置が、
磁界中において磁束密度が最も大とされている。磁気回
路7は、センタープレート23から厚み方向に離間する
に従って磁束密度が次第に小さくなり、各マグネット2
4,25の厚み方向の中央部で磁束の向きが逆方向に変
化する。
【0051】また、この磁気回路7は、マグネット2
4,25の厚み方向の中央部から、センタープレート2
3から厚み方向に離間するに従って、逆方向の磁束が次
第に大きくなるとともに、マグネット24,25の端部
から離間するに従って磁束が次第に小さくなる。そし
て、この磁気回路7は、内周部側及び外周部側に配設さ
れた高音域用振動系5及び中低音域用振動系6をそれぞ
れ振動する。
【0052】ところで、反発磁界を形成する従来の磁気
回路について図面を参照して説明する。例えば図8に示
すように、この磁気回路200は、磁性材料からなる円
板状のセンタープレート201と、このセンタープレー
ト201を間に挟み込んで反発する磁極方向を互いに対
向させてセンタープレート201の両側にそれぞれ配設
された円板状の一組のマグネット202,203とを有
している。マグネット202,203は、厚み方向の例
えばセンタープレート201側がN極にそれぞれ帯磁さ
れており、他方側がS極にそれぞれ帯磁されている。
【0053】従来の磁気回路200は、図8に示すよう
に、円板状のセンタープレート201の外周部のみに磁
界を形成する。しかしながら、本発明に係る磁気回路7
は、図2に示すように、センタープレート23の内周部
及び外周部に磁界をそれぞれ形成するため、センタプレ
ート23の内周部側及び外周部側にそれぞれ配設される
高音域用振動系5及び中低音域用振動系6をほぼ同一平
面上にそれぞれ位置させることができる。
【0054】なお、本発明に係るスピーカ装置1は、例
えば図3に示すような他の磁気回路37を備える構成と
されてもよい。
【0055】この磁気回路37は、図3に示すように、
磁性材料からなる円環状のセンタープレート38と、こ
のセンタープレート38を間に挟み込んで反発する磁極
方向を互いに対向させてセンタープレート38の両側に
それぞれ配設された円環状の一組のマグネット39,4
0とを有している。マグネット39,40は、厚み方向
の例えばセンタープレート38側がN極にそれぞれ帯磁
されており、他方側がS極にそれぞれ帯磁されている。
【0056】そして、この磁気回路37が備えるセンタ
ープレート38の内周部には、厚み方向の両側の各コー
ナに亘って面取り部41がそれぞれ形成されている。す
なわち、センタープレート38は、振動板10の振幅方
向に平行な方向の内周面の幅が外周面の幅より小とされ
ている。したがって、磁気回路37のセンタープレート
38は、振動板10の振幅方向に平行な方向の内周面部
の幅が小さくされることによって、比較的大きな振幅を
必要としない高音域用振動系5を振動するためのボイス
コイル21に作用する内周部の磁束を、厚み方向の中央
部に集中させている。また、図示しないが、センタープ
レート38の内周部は、面取り部41が形成された形状
に限定されることなく、内周部の磁束を集中させる形状
であれば、例えば断面円弧状等の他の形状に形成されて
もよいことは勿論である。
【0057】上述したように、スピーカ装置1は、磁気
回路7が円環状のセンタープレート23と、このセンタ
ープレート23を挟んで反発する磁極方向を互いに対向
させて配設されたマグネット24,25とを有すること
によって、センタープレート23の内周部及び外周部に
磁界がそれぞれ形成されるため、高音域用音源及び中低
音域用音源を再生音圧方向に対して同一平面上にそれぞ
れ配設することができる。したがって、このスピーカ装
置1によれば、高音域及び中低音域の再生音圧の各音源
位置が正確に一致する同軸2ウェイ型のスピーカ装置を
提供することができる。
【0058】また、スピーカ装置1は、複数の磁気回路
を必要としないことにより構成が簡素化されているた
め、上述した従来のスピーカ装置101,102のよう
に着磁された2つの磁気回路を組み合わせるという煩雑
な組立作業が不要とされて、組立性の向上が図られてい
る。
【0059】なお、上述したスピーカ装置1は、高音域
用振動系5がコーン型の振動板10を備える構成とされ
たが、例えば図4に示すように、高音域用振動系がドー
ム状の振動板46を有する構成とされてもよい。他のス
ピーカ装置2は、高音域用振動系45を除く他の部材
が、上述したスピーカ装置1と構成がほぼ同様であるた
め、同一部材に同一符号を付して説明を省略する。
【0060】スピーカ装置2が備える高音域用振動系4
5は、図2に示すように、磁気回路7のマグネット24
に支持されており、ドーム状の振動板46と、この振動
板46の一端部が取り付けられた円筒状のボビン47
と、振動板46の外周部に連設された可撓性を有するエ
ッジ48とを有している。ボビン47は、外周部に磁気
回路7のボイスコイル21が巻回されており、磁気回路
7の内周部に配設されている。
【0061】以上のように構成された高音域用振動系4
5は、磁気回路7のボイスコイル21に電流がそれぞれ
通電されることによって、フレミング左手の法則に従っ
てボイスコイル21が振動して、これらボイスコイル2
1の振動に伴って振動板46がそれぞれ振動して音響を
発生する。
【0062】ところで、上述したスピーカ装置1,2
は、高音域用振動系5及び中低音域用振動系6にいわゆ
るコーン型の振動板10,15が採用されたが、略平面
板状の振動板を備える更に他のスピーカ装置を図面を参
照して説明する。
【0063】図5に示すように、スピーカ装置3は、高
音域の音響を発生する高音域用振動系55と、中低音域
の音響を発生する中低音域用振動系56と、これら高音
域用振動系55及び中低音域用振動系56を駆動する磁
気回路57とを備えている。また、スピーカ装置3は、
図5に示すように、高音域用振動系55、中低音域用振
動系56及び磁気回路57を支持するフレーム58を備
えている。
【0064】高音域用振動系55は、図5に示すよう
に、円板状の振動板60と、この振動板60の外周部を
変位可能に支持する弾性支持部材62とを有している。
【0065】振動板60は、例えば、ハニカム構造や発
泡マイカ等からなる発泡構造等の内部や表面に空隙を有
する比較的軽量な平面板によって所望の厚みに形成され
ている。この振動板60は、磁気回路57の内周部側に
配設されている。
【0066】弾性支持部材62は、図5に示すように、
弾性を有する材料によって略円環状に形成されている。
この弾性支持部材62は、内周部が振動板60の外周部
に取り付けられており、外周部が磁気回路57の内周部
に取り付けられている。
【0067】中低音域用振動系56は、図5に示すよう
に、中央部に透孔を有する円環状の振動板65と、この
振動板65の外周部を変位可能に支持する略円環状の一
組の弾性支持部材66,67と、振動板65の内周部を
変位可能に支持するキャップ63とを有している。
【0068】振動板65は、例えば、ハニカム構造や発
泡マイカ等からなる発泡構造等の内部や表面に空隙を有
する比較的軽量な平面板によって所望の厚みに形成され
ている。振動板65の透孔内には、磁気回路57が配設
されている。
【0069】弾性支持部材66,67は、図5に示すよ
うに、弾性を有する材料によって同心円状を呈する断面
波形状やロール状に形成されている。一組の弾性支持部
材66,67は、振動板65の厚み方向の中心線に対し
て線対称且つ互いに平行にそれぞれ設けられている。こ
れら一組の弾性支持部材66,67は、一端部が振動板
65の外周部の厚み方向の両側にそれぞれ取り付けられ
るとともに、他端部がフレーム58に設けられた円環状
のエッジリング76にそれぞれ取り付けられている。
【0070】すなわち、弾性支持部材66,67は、振
動板65の厚み方向に所定の間隔をあけて振動板65を
それぞれ支持することによって、振動板65の透孔に設
けられる後述するボイスコイルを磁界内の最適な位置に
保持することができるため、振動板65が大きく振幅す
るときに生じるローリング動作を抑制することができ
る。
【0071】キャップ63は、外周部が振動板65の内
周部に取り付けられるとともに、内周部が磁気回路57
の外周部に取り付けられている。したがって、このキャ
ップ63は、振動板65の内周部を振幅方向に変位可能
に支持している。
【0072】磁気回路57は、図5に示すように、中低
音域用振動系56の振動板65の透孔内に配設されてお
り、高音域用振動系55及び中低音域用振動系56の各
振動板60,65を振動させるボイスコイル71,72
と、磁路を形成するセンタープレート73と、このセン
タープレート73に磁束を付与する一組のマグネット7
4,75とを有している。
【0073】ボイスコイル71は、高音域用振動系55
の振動板60の透孔の内周面に、巻き幅方向の中心線を
振動板60の厚み方向の中心線に一致させて取り付けら
れている。また、このボイスコイル71の巻き幅は、セ
ンタープレート73の厚み以下に形成されている。
【0074】ボイスコイル72は、中低音域用振動系5
6の振動板65の透孔の内周面に、巻き幅方向の中心線
を振動板65の厚み方向の中心線に一致させて取り付け
られている。また、このボイスコイル72の巻き幅は、
センタープレート73の厚み以下に形成されている。
【0075】センタープレート73は、図5に示すよう
に、例えば熱間鍛造鋼板等の軟磁性材料によって円板状
に形成されている。マグネット74,75は、例えばネ
オジウムマグネット等の異方性希土類焼結磁石が用いら
れており、外径がセンタープレート73の外径よりやや
小とされた円板状に形成されている。
【0076】マグネット74,75は、図5に示すよう
に、センタープレート73を間に挟み込んで反発する磁
極方向を互いに対向させてセンタープレート73の両側
にそれぞれ配設されており、外周部からセンタープレー
ト73の外周部が突出されている。すなわち、これらの
マグネット74,75は、図示しないが、例えばセンタ
ープレート73側がN極にそれぞれ帯磁されており、他
方側がS極にそれぞれ帯磁されている。
【0077】以上のように構成された磁気回路57は、
図5に示すように、内周部に高音域用振動系55の弾性
支持部材63の外周部が取り付けられて固定されてい
る。そして、この磁気回路57には、外周部に中低音域
用振動系56を振動させるボイスコイル72が配設され
るとともに、内周部に高音域用振動系55を振動させる
ボイスコイル71が配設されている。
【0078】フレーム58は、図5に示すように、金属
材料によって略有底円筒状に形成されている。フレーム
58には、前端部側に、中低音用振動系56を保持する
保持部79が形成されており、この保持部79に中低音
域用振動系56の弾性支持部材66,67の外周部が円
環状のエッジリング76を介して固定されている。ま
た、このフレーム58には、図示しないが、外周部に、
ボイスコイル71,72と錦糸線を介して接続された接
続端子が設けられており、この接続端子に外部電源の接
続線が接続されている。
【0079】スピーカ装置3は、弾性支持部材62によ
って、エンクロージャ内のエアーが振動板60の外周部
と磁気回路57の内周部との隙間から漏れることが防止
されている。また、スピーカ装置3は、キャップ63に
よって、エンクロージャ内のエアーが振動板65の透孔
と磁気回路57の外周部との隙間から漏れることが防止
されている。
【0080】上述したスピーカ装置3は、磁気回路57
のボイスコイル71,72に電流がそれぞれ通電される
ことによって、フレミング左手の法則に従ってボイスコ
イル71,72が振動して、これらボイスコイル71,
72の振動に伴って高音域振動系55及び中低音域用振
動系56の各振動板60,65がそれぞれ振動して音響
を発生する。
【0081】上述したように、スピーカ装置3は、平面
板状の振動板60,65を備える構成とされることによ
って、高音域用振動系55及び中低音域用振動系56の
振幅方向の厚みを更に薄くするできるため、装置全体を
更に薄型化することが可能とされる。
【0082】
【発明の効果】上述したように本発明に係るスピーカ装
置によれば、磁気回路の内周部及び外周部にそれぞれ磁
界を形成することによって、第1の振動系と第2の振動
系を近づけることができるため、再生音質を向上するこ
とができる。また、このスピーカ装置によれば、第1及
び第2の振動系の振幅方向の厚みを薄くするできるた
め、装置全体の薄型化を図ることができる。また、この
スピーカ装置によれば、複数の磁気回路を備えないた
め、組立性を向上することができる。
【0083】また、本発明に係るスピーカ装置によれ
ば、略平面板状の第1及び第2の振動板を同一平面上に
それぞれ位置して配設することによって、再生音質を向
上することができる。また、このスピーカ装置によれ
ば、略平面板状の振動板を備えることによって、第1及
び第2の振動系の振幅方向の厚みを更に薄くすることが
できるため、装置全体の薄型化を更に図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカ装置を示す断面図であ
る。
【図2】上記スピーカ装置が備える磁気回路の磁界を説
明するために示す断面図である。
【図3】上記磁気回路が有する他のセンタープレートを
示す断面図である。
【図4】本発明に係る他のスピーカ装置を示す断面図で
ある。
【図5】本発明に係る更に他のスピーカ装置を示す断面
図である。
【図6】従来のスピーカ装置を示す断面図である。
【図7】従来の他のスピーカ装置を示す断面図である。
【図8】従来のスピーカ装置が備える磁気回路の磁界を
説明するために示す断面図である。
【符号の説明】
1 スピーカ装置、5 高音域用振動系、6 中低音域
用振動系、7 磁気回路、23 センタープレート、2
4,25 マグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料からなる略環状のセンタープレ
    ートと、このセンタープレートを間に挟み込んで反発す
    る磁極方向を互いに対向させてそれぞれ配設される略環
    状の一組のマグネットとを有し、センタープレートの内
    周部と外周部に磁界をそれぞれ形成する磁気回路と、 上記磁気回路のセンタープレートの内周部側に配設され
    て上記磁気回路により駆動される第1の振動板を有する
    第1の振動系と、 上記磁気回路のセンタープレートの外周部側に配設され
    て上記磁気回路により駆動される第2の振動板を有し、
    上記第1の振動板と発生音域が異なる第2の振動系とを
    備えることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の振動系は、高音域用振動系と
    されるとともに、 上記第2の振動系は、中低音域用振動系とされて、 上記磁気回路のセンタープレートは、上記第1及び第2
    の振動系の振幅方向と平行な方向の内周面の幅が外周面
    の幅より小とされたことを特徴とする請求項1に記載の
    スピーカ装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の振動板及び第2の振動板は、
    略平面板状に形成されて、各主面がほぼ同一平面上に位
    置するようにそれぞれ配設されたことを特徴とする請求
    項1に記載のスピーカ装置。
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