JPH11275794A - ステータにおける外部導線接続構造 - Google Patents

ステータにおける外部導線接続構造

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JPH11275794A
JPH11275794A JP6997898A JP6997898A JPH11275794A JP H11275794 A JPH11275794 A JP H11275794A JP 6997898 A JP6997898 A JP 6997898A JP 6997898 A JP6997898 A JP 6997898A JP H11275794 A JPH11275794 A JP H11275794A
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Shinji Kikuchi
伸二 菊地
Tsutomu Hirano
勉 平野
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Honda Motor Co Ltd
Sawafuji Electric Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイルに連なる複数の雄型端子がボビンに固定
されるステータにおいて、各雄型端子に、簡単な構造で
かつ接続作業を容易として外部導線をそれぞれ接続可能
とする。 【解決手段】複数の雄型端子に共通な合成樹脂製のホル
ダ612 の側面に、外部導線602 ,603 をホルダ6
12 の側方から挿入することを可能とした複数の挿通溝
62が両端を開放して設けられ、ホルダ612 の一端面
61aには、雌型端子59の受容部59cを収容する収
容凹部63が各挿通溝62に個別に通じて設けられ、各
収容凹部63および各挿通溝62間には、各雌型端子5
9の受容部59cを当接させ得る段部64がそれぞれ形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコイルにそ
れぞれ連なる複数の雄型端子がボビンに固定されるステ
ータにおいて、それらの雄型端子への外部導線の接続構
造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるステータは、特開平9−9
3849号公報等により既に知られており、このもので
は、コイルに連なる複数の雄型端子に外部導線がそれぞ
れハンダ付により電気的に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、ハ
ンダ付により外部導線を雄型端子に接続するようにした
ものでは、接続作業が煩雑である。
【0004】一方、各雄型端子に個別に対応した複数の
外部導線の端部に、各雄型端子を嵌合することにより電
気的な接続を得るようにした雌型端子をそれぞれ結合す
るとともに、雌型端子の外部導線への結合部および雌型
端子全体を覆う絶縁スリーブを外部導線にそれぞれ装着
するようにしたものがある。このものでは、各雌型端子
に雄型端子を嵌合せしめることにより各雄型端子への外
部導線の接続が完了するので、接続作業が比較的容易と
はなるが、誤配線の可能性があり、しかも雄型端子を雌
型端子に嵌合する操作を何度も繰り返して行わねばなら
ないので作業者の疲労が著しい。
【0005】また複数の雄型端子に共通な合成樹脂製の
ホルダに、複数の外部導線に個別に連なる雌型端子を保
持するようにし、複数の雌型端子に複数の雄型端子を同
時に嵌合、接続せしめるようにしたものが実現されてお
り、このものでは、接続作業時に誤配線を生じるおそれ
がなく、作業者の疲労も少ないが、ホルダへの各雌型端
子の保持構造が複雑であり、ホルダを合成樹脂により成
形する際の型構造も複雑となる。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、コイルに連なる複数の雄型端子に、簡単な構
造でかつ接続作業を容易として外部導線をそれぞれ接続
可能としたステータにおける外部導線接続構造を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ステータコアにボビンを介して複数のコ
イルが巻装され、コイルに連なる複数の雄型端子が、前
記ボビンに形成された接続面から突出するようにして該
ボビンに固定され、複数の外部導線の一端部に、雄型端
子を嵌合して電気的に接続することを可能とした受容部
を有する雌型端子が、前記受容部を外部導線から両側に
張出させて結合されるステータにおいて、複数の雄型端
子に共通な合成樹脂製のホルダの側面に、外部導線を前
記ホルダの側方から挿入することを可能とした複数の挿
通溝が両端を開放して設けられ、前記接続面に対向する
前記ホルダの一端面には、前記雌型端子の受容部を収容
する収容凹部が各挿通溝に個別に通じて設けられ、各収
容凹部および各挿通溝間には、各雌型端子の受容部を当
接させ得る段部が、前記接続面側に臨んでそれぞれ形成
されることを特徴とする。
【0008】このような構成によれば、ホルダの側面に
形成された複数の挿通溝に、各外部導線をホルダの側方
から挿入し、それらの外部導線に引張り力を作用させる
ことにより、各外部導線の一端部にそれぞれ結合されて
いる雌型端子の受容部が、ホルダの一端面に設けられて
いる複数の収容凹部に段部で受けられるようにしてそれ
ぞれ収容されることになり、雌型端子のホルダへの装着
が容易となる。しかも雌型端子のホルダへの装着状態
で、ホルダにその一端面がボビンの接続面に近接する方
向の力を加えると、外部導線にそれぞれ結合されている
雌型端子のうち収容凹部に収容されている受容部には、
それらの受容部に各雄型端子をそれぞれ嵌合させる方向
の力が同時に加わることになり、複数の雄型端子に各外
部導線を同時に接続することができる。したがって、各
雄型端子への外部導線の接続作業が容易となり、しかも
ホルダをステータ側に1度押すだけであるので作業者の
疲労も少ない。またホルダは、複数の挿通溝と、それら
の挿通溝に段部を介して連なる複数の収容凹部とを有す
る単純な形状のものであればよく、ホルダを成形するた
めの型構造も単純化される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図13は本発明の一実施例を示
すものであり、図1はアウタロータ型多極発電機の縦断
面図であって図2の1−1線断面図、図2は図1の2−
2線矢視方向から見たステータの平面図、図3は図1の
3−3線矢視方向から見たステータの背面図、図4はホ
ルダ装着状態での図2の4−4線に沿う拡大断面図、図
5はコイルの接続回路図、図6はコイル側端子、支持板
および雄型端子の斜視図、図7は図6の7矢視図、図8
は図7の8矢視図、図9はホルダの側面図、図10は図
9の10矢視図、図11は雌型端子および外部導線が装
着された状態でのホルダの側面図、図12は図11の1
2矢視図、図13は図12の13−13線断面図であ
る。
【0011】先ず図1において、このアウタロータ型多
極発電機のステータ21は、図示しないエンジン本体に
連なるスリーブ22に複数本たとえば4本のボルト23
…により結合されており、図示しないエンジンのクラン
クシャフト24がステータ21を同軸に貫通するように
してスリーブ22内に同軸に配置され、スリーブ22お
よびクランクシャフト24間には、軸受25およびシー
ル部材26が設けられる。クランクシャフト24の端部
には、ステータ21を覆うようにして椀状に形成される
ロータヨーク27が同軸に締結され、ロータヨーク27
の内周には、ステータ21との間にわずかなエアギャッ
プを形成するようにしてステータ21を同軸に囲繞する
マグネット29が固着される。またロータヨーク27の
開放端側を覆うようにしてカバー30がスリーブ22に
固着される。
【0012】ステータ21は、相互に積層された複数枚
のコア板から構成されるステータコア31を備えるもの
であり、該ステータコア31は、リング状に形成される
コア基部32の外周に、略T字状に形成される複数たと
えば27個の突極33,33…が相互間に等間隔をあけ
て突設されて成る。
【0013】ステータコア31を構成する複数枚のコア
板は、その積層方向両端間にわたって合成樹脂製のボビ
ン34で部分的に被覆されることにより、相互の積層状
態を保持されてステータコア31を構成するものであ
り、ボビン34は、各突極33,33…の先端部および
コア基部32の一部内周面を露出するようにして、ステ
ータコア31をその軸方向両端間にわたって被覆するよ
うに形成される。
【0014】図2および図3を併せて参照して、コア基
部32およびボビン34の周方向に等間隔をあけた複数
箇所たとえば4箇所には、第1〜第4挿通孔351 ,3
52,353 ,354 が設けられ、それらの挿通孔35
1 〜354 には、スリーブ22にステータ21を締着す
るためのボルト23…がそれぞれ挿通される。
【0015】さらに図4を併せて参照して、ステータコ
ア31におけるコア基部32の内周には、第1〜第4挿
通孔351 〜354 相互間でコア基部32の軸方向両端
間にわたる4つの溝部36…が設けられており、第2お
よび第3挿通孔352 ,35 3 間の溝部36に対応する
位置でボビン34の内周には、該溝部36を覆うように
して軸方向両端を開放した溝部37が形成される。また
第1および第2挿通孔351 ,352 間の溝部36、第
3および第4挿通孔353 ,354 間の溝部36、なら
びに第4および第1挿通孔354 ,351 間の溝部36
に対応する位置でボビン34には、カバー30側に臨む
接続面46をそれぞれ形成する第1、第2および第3凹
部381 ,382 ,383 が、カバー30側および半径
方向内方側を開放するようにしてそれぞれ設けられる。
【0016】ボビン34の各凹部381 〜383 に対応
する部分には、ボビン34の中心からの距離を同一とし
た位置でボビン34の周方向に等間隔をあけて配置され
る複数たとえば3個の第1嵌合孔391 …と、ボビン3
4の中心からの距離を第1嵌合孔391 …よりも大とし
た位置でボビン34の周方向に沿って第1嵌合孔39 1
…と交互に配置される複数たとえば4個の第2嵌合孔3
92 …とが設けられる。これらの嵌合孔391 …,39
2 …は、ボビン34の半径方向と直交する方向に長い矩
形状の横断面形状を有するように形成されるものであ
り、各嵌合孔39 1 …,392 …の一端はボビン34の
ロータヨーク27に臨む端面に開口され、また各嵌合孔
391 …,392 …の他端は各凹部381 〜383 に臨
むようにして接続面46…に開口される。
【0017】このようなステータコア31において、第
1挿通孔351 の近傍に設定される基準位置PBを1番
目として図2の反時計方向(図3の時計方向)に24番
目までの突極33,33…には、8個ずつのU相用メイ
ンコイル40U…、V相用メインコイル40V…および
W相用メインコイル40W…がボビン34を介してそれ
ぞれ巻装され、25番目から27番目までの各突極33
…には、チャージコイル41、サブコイル42およびD
Cコイル43がボビン34を介してそれぞれ巻装され
る。
【0018】各U相用メインコイル40U…は、ステー
タコア31の周方向に沿って2個の突極33,33に対
応する部分を相互間に介在させた突極33,33…にボ
ビン34を介して巻装され、各V相用メインコイル40
V…は、図2の反時計方向で各U相用メインコイル40
U…に隣接する位置の突極33,33…にボビン34を
介して巻装され、各W相用メインコイル40W…は、U
相用メインコイル40UおよびV相用メインコイル40
V間の突極33,33…にボビン34を介して巻装され
る。
【0019】図5において、直列に接続される8個のU
相用メインコイル40U…の一端すなわち基準位置PB
に配置されるU相用メインコイル40Uの一端は第2コ
イル側端子452 に接続され、直列に接続される8個の
V相用メインコイル40V…の一端すなわち基準位置P
Bから2番目のV相用メインコイル40Vの一端は第1
コイル側端子451 に接続され、直列に接続される8個
のW相用メインコイル40W…の一端すなわち基準位置
PBから3番目のW相用メインコイル40Wの一端は第
2コイル側端子452 に接続され、DCコイル43の両
端は第1および第2コイル側端子451 ,452 に接続
される。
【0020】このように直列に接続された各メインコイ
ル40U…,40V…,40Wの一端ならびにDCコイ
ル43の両端に接続される第1および第2コイル側端子
45 1 …,452 …は、第1および第2挿通孔351 ,
352 間の第1凹部381 に対応する部分でボビン34
に固定されるものであり、2つの第1コイル側端子45
1 …は第1挿通孔351 寄りの第1嵌合孔391 …に嵌
入、固定される導電金属製の支持板48…の一端に一体
に連結され、また3つの第2コイル側端子45 2 も第1
挿通孔351 寄りの第2嵌合孔392 …に嵌入、固定さ
れる支持板48…の一端に一体に連結される。
【0021】直列に接続される8個のU相用メインコイ
ル40U…の他端すなわち基準位置PBから22番目に
配置されるU相用メインコイル40Uの一端は中性点と
して第2コイル側端子452 に接続され、直列に接続さ
れる8個のV相用メインコイル40V…の他端すなわち
基準位置PBから23番目のV相用メインコイル40V
の他端は中性点として第1コイル側端子451 に接続さ
れ、直列に接続される8個のW相用メインコイル40W
…の他端すなわち基準位置PBから24番目のW相用メ
インコイル40Wの他端は中性点として第2コイル側端
子452 に接続され、チャージコイル41の両端および
サブコイル42の両端は第1および第2コイル側端子4
51 ,452 にそれぞれ接続される。
【0022】このような各メインコイル40U…,40
V…,40W…の中性点ならびにチャージコイル41お
よびサブコイル42の両端に接続される第1および第2
コイル側端子451 …,452 …は、第4および第1挿
通孔354 ,351 間の第3凹部383 に対応する部分
でボビン34に固定されるものであり、第1コイル側端
子451 …は第1嵌合孔391 …にそれぞれ嵌入、固定
される支持板48…の一端に一体に連結され、また第2
コイル側端子452 は第2嵌合孔392 …にそれぞれ嵌
入、固定される支持板48の一端に一体に連結される。
【0023】ところで、本実施例では、第3および第4
挿通孔353 ,354 間の第2凹部382 に対応して配
置される第1および第2嵌合孔391 …,392 …の全
部、ならびに第1および第2挿通孔351 ,352 間の
第1凹部381 に対応して配置される第1および第2嵌
合孔391 …,392 …の一部には、第1および第2コ
イル側端子451 ,452 と一体である支持板48…が
嵌入されてはいないが、嵌合孔391 …,392 …への
支持板48…の嵌入は機種に応じて適宜選択されるもの
であり、他の機種においては、全ての嵌合孔391 …,
392 …に支持板48…がそれぞれ嵌入されることもあ
り得る。
【0024】図6ないし図8において、第1コイル側端
子451 は、第1嵌合孔391 に嵌入、固定される支持
板48の一端に一端が直角に連なる平板状の連結板部4
9と、該連結板部49の他端に連なる接続端子部50と
を一体に有して導電性金属から成るものであり、ステー
タ21への組付前にあっては、接続端子部50は支持板
48とは反対方向すなわち第1嵌合孔391 への支持板
48の嵌入時にはボビン34から離反する方向で連結板
部49に直角に連なるものであるが、該連結板部49に
重なるように接続端子部50を折曲げることが可能であ
る。
【0025】支持板48は、第1嵌合孔391 に嵌入、
固定されるべく導電性金属により平板状に形成されるも
のであり、連結板部49を図4で示すようにボビン34
に当接させるまで第1嵌合孔391 に嵌入したときに、
接続面46から他端が突出するような長さに設定され
る。しかも支持板48の両側には、第1嵌合孔391 の
両側内面に食込んで支持板48が第1嵌合孔391 から
離脱することを阻止するための爪51,51が一対ずつ
設けられる。
【0026】連結板部49は、支持板48が第1嵌合孔
391 に嵌入されたときにボビン34のロータヨーク2
7側の端面に当接してステータ21の半径方向外方側に
延びるようにして、支持板48の他端に直角に連設され
るものであり、支持板48よりも幅を狭くして形成され
ている。
【0027】接続端子部50は、平板を丸めるように加
工して円筒状に形成されるものであり、この接続端子部
50には、各コイル40U,40V,40W,41,4
2,43から延びる口出し線52…(図2および図4参
照)を挿通可能である。しかも接続端子部50に挿通さ
れた口出し線52は、該接続端子部50の他端部すなわ
ち先端部にヒュージングにより接続されるものである。
この接続端子部50の中間部には、ステータ21の外方
側に臨む窓53が切欠くようにして設けられており、該
窓53を相互間に挟むようにして、先端側の接続部分5
0aと、該接続部分50a側に口出し線52を挿通せし
める連結板部49側の導入部分50bとが接続端子部5
0に形成される。
【0028】また連結板部49との連結部で接続端子部
50の両側には、切欠き54,54がそれぞれ設けら
れ、これらの切欠き54,54により、平板状である連
結板部49が、円筒状である接続端子部50とが、形状
を急激に変化させることなく滑らかに連結されることに
なる。
【0029】第2嵌合孔392 に嵌入される支持板48
と一端である第2コイル側端子45 2 は、基本的には上
記第1コイル側端子451 と同一形状を有するものであ
るが、第1コイル側端子451 における連結板部49の
長さL1 が第2コイル側端子452 における連結板部4
9の長さL1 よりも大きく設定される。而して第1コイ
ル側端子451 における連結板部49の長さL1 と第2
コイル側端子452 における連結板部49の長さL1 と
の差は、ボビン34の半径方向に沿う第1および第2嵌
合孔391 ,392 間の距離L2 (図4参照)に等しい
値であり、そのように設定されることにより、第1嵌合
孔391 に支持板48を嵌入した第1コイル側端子45
1 の接続端子部50と、第2嵌合孔392 に支持板48
を嵌入した第2コイル側端子452 の接続端子部50と
は、ボビン34の中心から等しい位置に配置されること
になる。
【0030】またボビン34には、第1および第2コイ
ル側端子451 …,452 …の接続端子部50を折曲げ
る際に、それらの接続端子部50をガイドする複数のリ
ブ56…が、各嵌合孔391 ,392 相互間でボビン3
4の半径方向に沿って延びるようにして一体に突設され
る。
【0031】第1および第2コイル側端子451 ,45
1 のステータ21への組付け、ならびに第1および第2
コイル側端子451 ,452 への口出し線52の接続に
あたっては、導入部分50bおよび接続部分50aに口
出し線52を挿通せしめた状態で、支持板48を第1お
よび第2嵌合孔391 ,392 に圧入し、口出し線52
をヒュージングにより接続部分50aに接続し、その後
で、接続端子部50を連結板部49上に重なるように折
曲げればよい。
【0032】また各U相用メインコイル40U…同士、
各V相用メインコイル40V…同士、ならびに各W相用
メインコイル40W…同士を相互に接続する渡り線55
…は、ロータヨーク27側において、図3および図4で
示すように、ボビン34に巻付けられるように配置され
る。
【0033】各嵌合孔391 …,392 …に嵌入、固定
される支持板48…の他端は、第1および第2挿通孔3
51 ,352 間の第1凹部381 、ならびに第4および
第1挿通孔354 ,351 間の第3凹部383 における
接続面46…からそれぞれ突出されるものであり、各支
持板48…の接続面46からの突出端は雄型端子58…
として機能する。
【0034】図5に注目して、各雄型端子58…には雌
型端子59…がそれぞれ電気的に接続されるものであ
り、各メインコイル40U…,40V…,40W…の一
端に連なる雄型端子58…に接続される雌型端子59…
は、第1外部導線601 …の一端部にそれぞれ結合さ
れ、DCコイル43の両端に連なる雄型端子58…に接
続される雌型端子59…は第1外部導線601 よりも小
径である第2外部導線60 2 …の一端部にそれぞれ結合
される。またチャージコイル41およびサブコイル42
の両端にそれぞれ連なる雄型端子58…に接続される雌
型端子59…は、第2外部導線602 …の一端部にそれ
ぞれ結合され、各メインコイル40U…,40V…,4
0W…の中性点に連なる雄型端子58…に接続される雌
型端子59…同士は、3本の第3外部導線603 ,60
3 ,603 で相互に接続され、前記各中性点に対応した
雌型端子59…は、一対ずつ束ねられた第3外部導線6
03 ,603 の一端部にそれぞれ結合される。而して第
3外部導線602 …は、第2外部導線602 …よりもさ
らに小径に形成されている。
【0035】各メインコイル40U…,40V…,40
W…の一端およびDCコイル43の両端にそれぞれ対応
した5つの雌型端子59…は、第1および第2挿通孔3
51,352 間の第1凹部381 に嵌合されるホルダ6
11 に保持され、チャージコイル41およびサブコイル
42の両端、ならびに各メインコイル40U…,40V
…,40W…の中性点にそれぞれ対応した7つの雌型端
子59…は、第4および第1挿通孔354 ,351 間の
第3凹部383 に嵌合されるホルダ612 に保持され
る。
【0036】図9および図10において、ホルダ6
11 ,612 は、ポリアミド等の合成樹脂により、各凹
部381 ,383 に嵌合すべく円弧状の同一形状に形成
されるものであり、凹部381 ,383 への嵌合状態
で、ホルダ611 ,612 の内側面はステータ21の内
周面にほぼ面一に連なる。
【0037】各ホルダ611 ,612 の外側面には、凹
部381 ,383 に臨む4つの第2嵌合孔392 …に対
応する4つの挿通溝62…が両端を開放するようにして
設けられ、該ホルダ611 ,612 の内側面には、凹部
381 ,383 に臨む3つの第1嵌合孔391 …に対応
する3つの挿通溝62…が両端を開放するようにして設
けられる。
【0038】凹部381 ,383 への嵌合状態でホルダ
611 ,612 の一端面61aは、凹部381 ,383
の接続面46に近接、対向するのであるが、該ホルダ6
11,612 の一端面61aには、各挿通溝62…に個
別に通じる7つの収容凹部63…が設けられており、各
収容凹部63…および各挿通溝62…間には、前記接続
面46側に臨む段部64…がそれぞれ形成される。
【0039】図11ないし図13において、雌型端子5
9は、第1かしめ結合部59aと、第1かしめ結合部5
9aに連なる第2かしめ結合部59bと、雄型端子58
を嵌合させて電気的な接続を得るようにして第2かしめ
結合部59bに連なる受容部59cとを有して導電性金
属により形成される。而して第1かしめ結合部59a
は、1本ずつの第1および第2外部導線601 …,60
2 …における樹脂被覆部の一端、ならびに束ねられた一
対の第3外部導線603 ,603 における樹脂被覆部の
一端にかしめ結合されるものであり、第2かしめ結合部
59bは、1本ずつの第1および第2外部導線60
1 …,602 …における樹脂被覆部の一端から引き出さ
れた芯線、ならびに束ねられた一対の第3外部導線60
3 ,603 における樹脂被覆部の一端から引き出された
芯線にかしめ結合されるものである。また受容部59c
は、1本ずつの第1および第2外部導線601 …,60
2 …ならびに束ねられた一対の第3外部導線603 ,6
03 から両側に張出すように形成されるものであり、該
受容部59cは、ホルダ611 ,612 の収容凹部63
に収容可能である。
【0040】一方、各ホルダ611 ,612 における挿
通溝62は、1本ずつの第1および第2外部導線601
…,602 …ならびに束ねられた一対の第3外部導線6
03,603 をホルダ611 ,612 の内側方および外
側方から挿入し得るように形成されており、挿通溝62
および収容凹部63間の段部64には、収容凹部63に
収容された前記受容部59cを当接することができる。
【0041】次にこの実施例の作用について説明する
と、ボビン34の各嵌合孔391 …,392 …に嵌入、
固定される支持板48…と一体である第1および第2コ
イル側端子451 …,452 …において、連結板部49
に直角に連なった状態での接続端子部50に各コイル4
0U,40V,40W,41,42,43からの口出し
線52を挿通せしめた状態で、ボビン34から比較的離
れた位置に在る接続部分50aにヒュージングにより口
出し線52を接続するようにしているので、各コイル4
0U,40V,40W,41〜43がマグネットワイヤ
から成るものであっても、絶縁皮膜を剥離する作業を不
要としてコイル40U,40V,40W,41〜43の
各コイル側端子451 ,452 への接続を容易に行なう
ことができ、したがって接続作業が容易となり、作業工
数を低減することもできる。
【0042】また口出し線52の接続後に接続端子部5
0を連結板部49に重なるように折曲げることができる
ことにより、接続端子部50のステータ21からの突出
を回避し、各コイル側端子451 …,452 …の配置ス
ペースを小さくすることができる。
【0043】しかもボビン34の周方向に沿って隣接す
る第1および第2コイル側端子45 1 …,452 …がボ
ビン34の半径方向に沿って交互にずれた位置でボビン
34に固定されることにより、複数のコイル側端子45
1 …,452 …をコンパクトに纏めてボビン34に固定
するようにして、ステータ21の小型化を図ることがで
きる。それに加えて第1および第2コイル側端子451
…,452 …が、ボビン34の中心からの距離を相互に
異ならせた位置でボビン34に固定され、両コイル側端
子451 …,452 …の各接続端子部50…は、連結板
部49…に直角に連なった状態でボビン34の中心位置
から同一距離に配置される。したがって口出し線52の
接続端子部50への接続後に各接続端子部50を折曲げ
るときには、ボビン34の中心からの距離を同一とした
位置で各接続端子部50に折曲げ方向の押圧力を作用せ
しめればよいので、各接続端子部50に折曲げ方向の押
圧力を作用せしめる押圧手段を、ボビン34の半径方向
に移動させる必要がなく、該押圧手段をボビン34の周
方向に沿って順次移動させればよいので、押圧手段を移
動させる機構を単純化することができる。
【0044】接続端子部50には、口出し線52をヒュ
ージング接続するための接続部分50aと、口出し線5
2を挿通せしめる導入部分50bとが、ステータ21の
外方側に臨む窓53を挟んで形成されているので、接続
端子部50の折曲げ時に、導入部分50bを押すように
し、口出し線52が接続された状態にある接続部分50
aに折曲げ時のストレスがかからないようにし、接続端
子部50および口出し線52の接続を折曲げにかかわら
ず確実に維持することができる。
【0045】またボビン34には、ボビン34の半径方
向に沿って延びて各嵌合孔391 …,392 …相互間に
配置される複数のリブ56…が突設されており、それら
のリブ56…は、各嵌合孔391 …,392 …に支持板
48をそれぞれ嵌入せしめた各コイル側端子451 …,
452 …の接続端子部50を折曲げるときのガイドとし
て機能するので、ボビン34の周方向に隣接するコイル
側端子451 …,45 2 …が相互に接触することを確実
に避けることができる。したがって、コイル側端子45
1 …,452 …相互間に大きな間隔をあけることを不要
とし、コイル側端子451 …,452 …の配置に起因し
てステータ21が大型化することを防止することができ
る。
【0046】またボビン34には、各コイル40U〜4
0W,41〜43にそれぞれ連なる雄型端子58…が接
続面46から突出するようにして固定され、それらの雄
型端子58…を嵌合して電気的に接続することを可能と
した雌型端子59…が外部導線601 …,602 …,6
03 …に結合されるのであるが、各外部導線601 …,
602 …,603 …に結合された雌型端子59…は、ホ
ルダ611 ,612 に保持される。
【0047】而して合成樹脂製のホルダ611 ,612
の内、外側面には、外部導線601…,602 …,60
3 …を側方から挿入することを可能とした挿通溝62…
が両端を開放して設けられ、ボビン34の接続面46に
対向するホルダ611 ,61 2 の一端面61aには、各
挿通溝62…に個別に通じる収容凹部63…が設けら
れ、各収容凹部63…および各挿通溝62…間にはボビ
ン34の接続面46側に臨む段部64…がそれぞれ形成
される。しかも雌型端子59は、雄型端子58を嵌合し
て電気的に接続することを可能とした受容部59cを有
するものであり、該受容部59cは、前記段部64に当
接することを可能として収容凹部63に収容される。
【0048】したがって、各挿通溝62…に、各外部導
線601 …,602 …,603 …をボビン34の内、外
両側方から挿入し、それらの外部導線601 …,602
…,603 …に引張り力を作用せしめると、雌型端子5
9…の受容部59c…が、段部64…で受けられるよう
にして収容凹部63…にそれぞれ収容されることにな
り、601 …,602 …,603 …に結合された各雌型
端子59…を、外部導線601 …,602 …,603 …
の長さにかかわらずホルダ611 ,612 に容易に装着
することができる。
【0049】このように各雌型端子59…がホルダ61
1 ,612 に装着された状態で、ホルダ611 ,612
にその一端面61aがボビン34の接続面46に近接す
る方向の力を加えると、各雌型端子59…の受容部59
c…には、それらの受容部59c…に各雄型端子58…
を嵌合させる方向の力が同時に作用することになり、複
数の雄型端子58…に各外部導線601 …,602 …,
603 …が同時に接続されるので、接続作業が容易とな
る。しかもホルダ611 ,612 をステータ21側に1
度押すだけであるので作業者の疲労も少ない。
【0050】またホルダ611 ,612 は、複数の挿通
溝62…と、それらの挿通溝62…に段部64…を介し
て連なる複数の収容凹部63…が形成されるだけの単純
形状のものであればよく、ホルダ611 ,612 を成形
するための型構造も単純化されることになる。
【0051】なお、ホルダ611 ,612 は、ボビン3
4の凹部381 ,383 に嵌合されるだけであり、ボビ
ン34に固定されるものではないが、凹部381 ,38
3 への嵌合によるボビン34との間の摩擦力により各凹
部381 ,383 への嵌合状態が保持される。また前記
摩擦力が弱く、ホルダ611 ,613 が凹部381 ,3
83 から離脱しようとしても、ホルダ611 ,612 が
配置される側でステータ21に対向するようにして固定
配置されているので、凹部381 ,383 から離脱する
方向へのホルダ611 ,612 の移動はカバー30によ
り阻止されることになる。
【0052】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0053】たとえば、本発明は、アウタロータ型多極
発電機用のステータだけでなく、回転電機用のステータ
に広く適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単純な構
造のホルダを用いて、該ホルダへの雌型端子の装着を容
易とするとともに、複数の雄型端子に各外部導線を同時
に接続可能とすることができ、接続作業が容易となるだ
けでなく、その接続作業時に作業者の疲労を少なくする
ことができ、ホルダを成形するための型構造も単純化さ
れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウタロータ型多極発電機の縦断面図であって
図2の1−1線断面図である。
【図2】図1の2−2線矢視方向から見たステータの平
面図である。
【図3】図1の3−3線矢視方向から見たステータの背
面図である。
【図4】ホルダ装着状態での図2の4−4線に沿う拡大
断面図である。
【図5】コイルの接続回路図である。
【図6】コイル側端子、支持板および雄型端子の斜視図
である。
【図7】図6の7矢視図である。
【図8】図7の8矢視図である。
【図9】ホルダの側面図である。
【図10】図9の10矢視図である。
【図11】雌型端子および外部導線が装着された状態で
のホルダの側面図である。
【図12】図11の12矢視図である。
【図13】図12の13−13線断面図である。
【符号の説明】
21・・・ステータ 31・・・ステータコア 34・・・ボビン 40U,40V,40W,41,42,43・・・コイ
ル 46・・・接続面 58・・・雄型端子 59・・・雌型端子 59c・・・受容部 601 ,602 ,603 ・・・外部導線 611 ,612 ・・・ホルダ 62・・・挿通溝 63・・・収容凹部 64・・・段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコア(31)にボビン(34)
    を介して複数のコイル(40U,40V,40W,4
    1,42,43)が巻装され、コイル(40U〜40
    W,41〜43)に連なる複数の雄型端子(58)が、
    前記ボビン(34)に形成された接続面(46)から突
    出するようにして該ボビン(34)に固定され、複数の
    外部導線(601 ,602 ,603 )の一端部に、雄型
    端子(58)を嵌合して電気的に接続することを可能と
    した受容部(59c)を有する雌型端子(59)が、前
    記受容部(59c)を外部導線(601 ,602 ,60
    3 )から両側に張出させて結合されるステータにおい
    て、複数の雄型端子(58)に共通な合成樹脂製のホル
    ダ(611 ,612 )の側面に、外部導線(601 ,6
    02 ,603 )を前記ホルダ(611 ,612 )の側方
    から挿入することを可能とした複数の挿通溝(62)が
    両端を開放して設けられ、前記接続面(46)に対向す
    る前記ホルダ(611 ,612 )の一端面(61a)に
    は、前記雌型端子(59)の受容部(59c)を収容す
    る収容凹部(63)が各挿通溝(62)に個別に通じて
    設けられ、各収容凹部(63)および各挿通溝(62)
    間には、各雌型端子(59)の受容部(59c)を当接
    させ得る段部(64)が、前記接続面(46)側に臨ん
    でそれぞれ形成されることを特徴とするステータにおけ
    る外部導線接続構造。
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