JPH11275798A - 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク型記憶装置の駆動装置

Info

Publication number
JPH11275798A
JPH11275798A JP37848198A JP37848198A JPH11275798A JP H11275798 A JPH11275798 A JP H11275798A JP 37848198 A JP37848198 A JP 37848198A JP 37848198 A JP37848198 A JP 37848198A JP H11275798 A JPH11275798 A JP H11275798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
hub
storage device
balls
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP37848198A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nishio
朗 西尾
Tomoyuki Tashiro
知行 田代
Tetsuo Kitamura
哲男 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP37848198A priority Critical patent/JPH11275798A/ja
Publication of JPH11275798A publication Critical patent/JPH11275798A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置における
非繰り返しの振れを表すNRROの数値を低減させる。
また、内部の油や塵埃等の異物が外部の清浄空間に飛散
して磁気ディスクに付着することを確実に防止する。 【解決手段】 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置にお
ける非繰り返しの振れを表すNRROが0.1μm以下
になるようにボールベアリングの玉数を設定する。ま
た、具体的にはボールベアリングの玉数を10個以上に
設定する。さらに、内部の油などの飛散防止のため、固
定側と回転側の間に相互に対向する3つの円環部材を設
け、これらの円環部材が互いに前記固定軸のスラスト方
向に対向する面の少なくとも1つの面に、突起又は溝を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HDD(ハードディス
クドライブ装置)等の小型および高密度型の磁気ディス
ク型記憶装置の駆動装置に関し、特に軸が固定されてそ
の周りをハブが回転する磁気ディスク型記憶装置の駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルミニウム製ハードディスク
等の磁気ディスクを回転するためのモータとしては軸回
転型と軸固定型の2通りが知られているが、軸固定型は
軸の両端をシャーシと一体にまたは別体に形成等するこ
とにより固定することができ、したがって、温度変化に
より軸がシャーシに対して傾くことがないので軸回転型
より高精度であり、HDD等の小型かつ高密度型の磁気
ディスク型記憶装置に好適である。
【0003】従来、この種の駆動装置としては例えば実
開平2−139474号公報に提案されているものがあ
る。図12を参照してこの従来例を説明すると、フレー
ム1はアルミニウムにより中心軸1aと下側フレーム1
bが一体に形成され、また、図示省略の磁気ディスクを
外周に搭載するためのハブ6も同様にアルミニウムによ
り形成されている。このハブ6の上方部は内周において
ボール4a、8aをそれぞれ有する2つの環状の玉軸受
(ボールベアリング)4、8により中心軸1aに対して
回転可能に支持されている。
【0004】ボールベアリング4、8の下方の下側フレ
ーム1b側には巻線10が巻かれたコア9が固定され、
このコア9の絶縁部にはエポキシコーティングが施さ
れ、また、外周部にエポキシコーティングまたは防錆剤
が施されている。巻線10の一端が点線で示すリード線
14により下側フレーム1b内の小さな孔を介して外部
に引き出される。また、ハブ6の下方には所定の磁極数
で着磁された円筒形のマグネット11とヨーク12が固
定されている。
【0005】ボールベアリング4より上のハブ6には環
状の磁気シール部材が配置され、この磁気シール部材は
偏平なリング状マグネット3aの上下面を2枚の偏平な
リング状磁性板3bにより挟み込むことにより構成され
ている。また、中心軸1aにはこの磁気シール部材3に
対向するように磁性スリーブ2が設けられ、磁性スリー
ブ2と磁性板3bの間には磁性流体3cが配設されて磁
気シール部材3が構成されている。
【0006】この磁気シール機構はこのモータの内側と
外側を磁気的にシールするように構成され、その原理を
説明すると、ハブ6と中心軸1aがアルミニウムで形成
されているので、磁性流体3cを磁気シール部材3と磁
性スリーブ2により形成される磁気閉ループ内に封入す
ることにより、内部の油や塵埃等の異物が外部の清浄空
間に飛散して磁気ディスクに付着することを防止してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、ステータであるコア9の上方にボールベ
アリング4、8が配置され、したがって、2つのボール
ベアリング4、8間の距離を長くすることができないの
で、共振周波数が低く、また、薄型化に限界があるとい
う問題がある。
【0008】さらに、従来の構造では、磁性流体3cを
用いた磁気シール部材3により内部の油や塵埃等の異物
が外部に飛散して磁気ディスクに付着することを防止す
るので、磁気シール部材3が高価であり、また、組み立
ての作業性が悪いという問題点がある。また、この磁気
シール部材3では気圧変化等によりシール部である磁性
流体3cがバーストして外部の清浄空間に飛散したり、
高温で回転するとゲル化してシール機能が劣化するとい
う問題点がある。
【0009】また、コア9の外周部にエポキシコーティ
ングまたは防錆剤が施されているのでコーティング剤の
厚さによりコア9とマグネット11のギャップを狭くす
ることが困難であり、したがって、トルクを向上させる
ためには巻線10の巻数を増加したり、マグネット11
として高性能のものを選択しなければならない。
【0010】また、近年ではHDDの小型化、大容量化
に伴い、線密度およびトラック密度が高密度化している
のでNRRO(非繰り返しの振れ)が0.1μm以下で
あることが要求され、さらに、近年では騒音の規格が厳
しく、また、高速アクセスのためにモータの回転数が年
々高速化しており、現在のボール4a、8aではこの要
求を満たすことが困難である。
【0011】さらに、アルミニウム製のフレーム1とハ
ブ6は、ADC12等のダイキャストで形成されること
が一般的であるが、通常のダイキャストではガスが発生
してディスクに付着してスティッキングを発生させた
り、錆が発生して飛散し、ヘッドクラッシュを引き起こ
す恐れがある。したがって、このような問題を解決する
ためにはアロジン処理やエポキシカチオン電着を施すこ
とが行われる。しかし、このような表面処理を行っても
上記ガス等の問題を完全に解決することはできない。
【0012】また、中心軸1aを構成するシャフトは通
常、切削により仕上げられ、この場合の真円度は1〜2
μm程度であるので、このシャフトに対してボールベア
リング4、8を圧入または接着で固定すると、シャフト
の真円度がボールベアリング4、8の内輪のレース面に
転写され、上記NRROが悪化する。
【0013】本発明は上記従来の問題点に鑑み、NRR
O(非繰り返しの振れ)を減少することができる磁気デ
ィスク型記憶装置の駆動装置を提供することを第1の目
的とする。
【0014】本発明はまた、安価な構造かつ簡単な組み
立て工程で内部の油や塵埃等の異物が外部の清浄空間に
飛散して磁気ディスクに付着することを確実に防止する
ことができる磁気ディスク型記憶装置の駆動装置を提供
することを第2の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、非繰り返しの振れを表すNRROが
0.1μm以下になるようにボールベアリングの玉数を
設定している。また、本発明は、上記第1の目的を達成
するために、具体的なボールベアリングの玉数を10個
以上に設定している。すなわち、本発明によれば、少な
くとも1枚の磁気ディスクが装着され、磁気ディスク型
記憶装置の清浄空間内に位置するハブを駆動するための
ステータとロータを有する駆動モータを備え、前記ハブ
はボールベアリングを介して回転自在に支持される磁気
ディスク型記憶装置の駆動装置において、前記ボールベ
アリングの玉数が、10個以上であることを特徴とする
磁気ディスク型記憶装置の駆動装置が提供される。
【0016】また本発明によれば、少なくとも1枚の磁
気ディスクが装着され、磁気ディスク型記憶装置の清浄
空間内に位置するハブを駆動するためのステータとロー
タを有する駆動モータを備え、前記ハブはボールベアリ
ングを介して回転自在に支持される磁気ディスク型記憶
装置の駆動装置において、 非繰り返しの振れを表すN
RROが0.1μm以下になるように前記ボールベアリ
ングの玉数を設定したことを特徴とする磁気ディスク型
記憶装置の駆動装置が提供される。
【0017】本発明は上記第2の目的を達成するため
に、固定側と回転側の間に相互に対向する3つの円環部
材を設け、これらの円環部材が互いに前記固定軸のスラ
スト方向に対向する面の少なくとも1つの面に、突起又
は溝を形成している。すなわち、本発明によれば固定軸
と、前記固定軸の下端に一体または別体で形成されたモ
ータベースと、外周面に少なくとも1枚の磁気ディスク
が装着され、内周面が前記固定軸に対して軸受部を介し
て回転可能に支持されたハブと、前記軸受の上方に位置
し、前記固定軸の外周面に形成された第1の円環部材
と、前記第1の円環部材の上方に対向して配置され、前
記第1の円環部材の外周面に対向する内周面を有した、
前記ハブの内周面に形成された第2の円環部材と、前記
第2の円環部材の上方に対向して配置され、前記固定軸
の外周面に形成された第3の円環部材とを有し、前記第
1、第2及び第3の円環部材が互いに前記固定軸のスラ
スト方向に対向する面の少なくとも1つの面には、突起
又は溝が形成されていることを特徴とする磁気ディスク
型記憶装置の駆動装置が提供される。
【0018】本発明では、上記のように磁気ディスク型
記憶装置の駆動装置における固定軸と回転部の間に設け
られるボールベアリングの玉数を適切に設定しているの
で、非繰り返しの振れを表すNRROの数値を低減させ
ることができる。
【0019】また、本発明では、固定側と回転側の間に
相互に対向する3つの円環部材を設け、これらの円環部
材が互いに前記固定軸のスラスト方向に対向する面の少
なくとも1つの面に、突起又は溝を形成しているので、
安価な構造かつ簡単な組み立て工程で内部の油や塵埃等
の異物が外部の清浄空間に飛散して磁気ディスクに付着
することを確実に防止することができる磁気ディスク型
記憶装置の駆動装置を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係る磁気デ
ィスク型記憶装置の駆動装置の第1の実施の形態を示す
側面断面図、図2は図1の駆動装置を備えた磁気ディス
ク型記憶装置を示す側面断面図、図3は従来例と第1の
実施の形態のボールベアリング特性を示す説明図、図4
は図1および図2のステータコイルアセンブリを示す構
成図、図5は図1および図2のモータベースを示す構成
図、図6は図1および図2の駆動装置の動圧シール機構
を示す拡大側面断面図、図7は従来例と第1の実施の形
態の共振周波数特性を示すグラフである。
【0021】図1および図2において、中心軸21aと
下側モータベース21bはアルミニウムにより一体に形
成され、また、1または複数(図2に示す例では3枚)
の磁気ディスクDをワイヤクランパ37を介して外周に
同軸に搭載するためのハブ26も同様にアルミニウムに
より形成されている。ハブ26は磁気ディスクDを保持
するために径が細い上側円筒部と、内部に後述するモー
タ部を収納するために径が太い同心円の略二重の下側円
筒部で形成されている。
【0022】このハブ26は中心軸21aの軸方向に離
間して配置された2つのボールベアリング24、28に
より、中心軸21aに対して回転可能に支持されてい
る。すなわち、径が細い上側円筒部は、ボールベアリン
グ24により、径が太い下側円筒部は、ボールベアリン
グ28によりそれぞれ回転可能に支持されているのであ
る。なお、24a、28aは2つのボールベアリング2
4、28の複数の玉の一部を示している。これらの2つ
のボールベアリング24、28は、同心円状に配された
径が細い円筒部と径が太い円筒部からなるリテーナと、
それらの間に保持される複数の玉24a、28aを有
し、全体として環状の構造を有している。なお、これら
の環状のボールベアリング24、28は内径がφ5以
下、外径φ13以上であってボール24a、28aは径
が1/16インチ以上のものが10個以上用いられ、リ
テーナは66ナイロン等の合成樹脂で形成されている。
【0023】図3を参照して従来例と第1の実施の形態
のボールベアリング特性を説明すると、従来例では基本
静荷重が重視され、前述したようにNRRO(非繰り返
しの振れ)が0.1μm以下という要求を満足すること
ができなかった。ここで、NRROの主な要因は内輪と
外輪のうねりと、玉径のばらつき、うねりおよびリテー
ナの成分であり、これらを改善するためにはレース面の
仕上げ精度を向上させる必要があるがこれには限界があ
る。
【0024】ところでレース成分の大きさは(1/z)
1/2(zは玉数)に比例する。そこで、第1の実施の
形態では玉径を小さく(φ2→φ1.6)して玉数を増
加する(8個→10個)とともに、合成樹脂製のリテー
ナを採用することにより0.1μm以下のNRROを達
成することができた。
【0025】図1および図2に戻り、第1の実施の形態
では2つの環状のボールベアリング24、28は軸方向
に離間して配置され、よって、これらの玉24a、28
aも同様に軸方向に離間して配置される。さらに具体的
には、下方のボールベアリング28とその玉28aが下
側モータベース21b近傍の下方に配置されて、ボール
ベアリング24、28の間にコイルスプリング31が介
挿されている。また、下方のボールベアリング28の半
径方向外側の下側モータベース21bには、ステータコ
ア32を同心円状に保持するために円筒状の突起部33
が中心軸21aと同心円に形成されている。なお、この
円筒状の突起部33の代わりに複数のボスを形成してス
テータコア32を保持するように構成してもよい。
【0026】ステータコア32は無電解ニッケルメッキ
等のメッキが施され、また、図4に詳しく示すようにコ
ア32のステータコイル34の巻回部は絶縁のために樹
脂(絶縁モールド部34b)のアウトサート成形で形成
されてこの樹脂34bにより突起部34aが形成されて
いる。そして、この突起部34aに対してプリント基板
(PWB)35がかしめにより固定され、また、ステー
タコイル34とモータ駆動回路を接続するためのリード
ワイヤ36がこのプリント基板35に半田付けされてい
る。
【0027】プリント基板35はリードワイヤ36の方
向を位置決めするためのストレート部351が形成さ
れ、また、リードワイヤ36がプリント基板35に対し
て半田付け位置から離れた位置においてワイヤクランパ
37により固定されてコイルアセンブリが構成されてい
る。また、このリードワイヤ36の他端にはコネクタ3
8が取り付けられる。
【0028】モータベース21bには図5に詳しく示す
ように、リードワイヤ36を外部に連通するための開口
部211と上記コイルアセンブリの突起部34aを逃が
すための窪み212がそれぞれ所定の位置に形成され、
また、開口部211にはリードワイヤ36の方向を位置
決めするための壁部213が形成されている。
【0029】したがって、他端にコネクタ38が取り付
けられたリードワイヤ36を開口部211を介して挿入
し、プリント基板35のストレート部351とモータベ
ース21bの壁部213を位置決めしてコア32をモー
タベース21bに嵌め込むのみでステータアセンブリを
組み立てることができる。さらに図1および図2に示す
ようにプリント基板35の外側は、ロータ(ハブ26)
側に浮いて接触することを防止するためにストッパ39
により支持されている。
【0030】ハブ26の径が太い円筒部の外側円筒部に
は、ステータコア32に対向するようにロータマグネッ
ト41とロータヨーク42が固定され、ロータヨーク4
2の下方の中心軸21a側(図示42a)は、マグネッ
ト41の挿入を容易にするために、また、挿入の際にマ
グネット41が当接して欠け、異物が発生することを防
止するためにRがつけられて、曲線状に形成されてい
る。なお、もしマグネット41の破片が残存してヘッド
(図示省略)に付着すると、磁気ディスクDに記憶され
たデータが破壊されるという事故が発生する。
【0031】図2に示すようにモータベース21bの外
周部には、この駆動装置が内蔵される磁気ディスク型記
憶装置(HDD)のベース56に固定するためにフラン
ジ部が形成されている。また、このベース56の上には
この駆動装置を密封するためのトップカバー57が固定
され、下にはプリント基板(PWB)58が固定され
る。
【0032】第1の実施の形態ではまた、中心軸21a
とハブ26の上端近傍には、内部の油や塵埃等の異物が
外部の清浄空間に飛散して磁気ディスクDに付着するこ
とを確実に防止するために動圧シール機構50が設けら
れている。この動圧シール機構50は図6に詳しく示す
ように、内部すなわち上方のボールベアリング24から
上方の外側に向かって、中心軸21a側に形成されたス
リーブ51と、ハブ26側に接着剤52により固定され
るとともにスペーサ53がスリーブ51と対向するよう
に下面に形成されたスリーブ54と、中心軸21a側に
接着剤52により固定されたカバー55があるギャップ
をもって離間するように構成されている。
【0033】これらの部材の相対向する面A〜Dの少な
くとも1つの面には、図示省略されているがヘリングボ
ーン、スパイラルグルーブ、レイリーステップ等の溝ま
たは突起が形成され、モータすなわちハブ26側のスリ
ーブ54が回転すると、動圧作用によりスリーブ51お
よびカバー55とのギャップに気圧差が発生し、したが
って、内部の油や塵埃等の異物が外部に飛散することを
防止することができる。
【0034】また、上記第1の実施の形態では、モータ
部を構成するステータコア32とマグネット41等が軸
受部の外側に配置されているので薄型化することがで
き、さらに、軸受部を構成するボールベアリング24、
28間の軸方向距離を長くすることができるので共振周
波数を高くすることができる。図7(a)(b)はそれ
ぞれ従来例と第1の実施の形態の各共振周波数を示し、
従来例では520Hzであったが、第1の実施の形態で
は660Hzにすることができた。
【0035】つぎに図8〜図10を参照して第2の実施
の形態を説明する。図8は第2の実施の形態を示す側面
断面図、図9は図8のステータコイルアセンブリを示す
構成図、図10は図8のモータベースを示す構成図であ
る。上記第1の実施の形態ではハブ26を2段の円筒部
で構成し、径が太い下方の円筒部の内側円筒部を下方の
ボールベアリング28により回転可能に支持する構成で
あるが、この第2の実施の形態ではハブ26aを1段の
二重の円筒部で構成し、上下のボールベアリング24、
28間の軸方向距離が短く構成されている。
【0036】したがって、この場合にはハブ26aの軸
方向の高さを短くすることができるので、共振周波数は
犠牲になるものの第1の実施の形態より更に薄型化する
ことができる。なお、図5に示す例ではシール機構とし
て従来例の磁性流体を用いた磁気シール部材3と同様の
ものが用いられ、さらに磁気シール部材3の上部がカバ
ー3dにより覆われている。
【0037】また、この第2の実施の形態では、図9に
詳しく示すようにステータコイル34とモータ駆動回路
を接続するためにフラットパッケージケーブル(FP
C)58が用いられてこのケーブル58が補強板59に
より支持され、ケーブル58の先端は絶縁モールド部3
4bの突起部581により位置決めされている。さら
に、モータベース21bには図10に詳しく示すよう
に、FPC58の引出し方向を位置決めするためのスト
レート凹部215と、FPC58を引き出すための開口
部216とステータコイル34側の突起部581を逃が
すための窪み217が形成されている。
【0038】図11は前述した第1および第2の実施の
形態におけるボールベアリング24、28を適用した第
3の実施の形態を示しているが、この実施の形態ではシ
ャフト61がモータベース62とは分離してSUS30
3、304等で形成されている。ここで、シャフト61
とボールベアリング24、28の内輪は通常、圧入によ
り組み立てられるが、シャフト61とモータベース62
を一体で形成すると、シャフト61の真円度の精度が悪
いので圧入後の内輪のレース面が歪み、その結果NRR
Oが悪くなる。
【0039】したがって、シャフト61をモータベース
62とは別体で形成してセンタレス研磨等によりシャフ
ト61の外径の真円度を向上して圧入によるNRROの
悪化を防止することができる。また、SUS420J
2、SUS416等は通常、線膨張係数が約1.1×1
−5であるので、ハブ67をアルミニウムで構成した
場合にはシャフト61をSUS303、304で形成す
ることにより、線膨張係数がSUS303、304では
1.7×10−5、アルミニウムでは2.3×10−5
であるので温度変化により変位を低減することができ
る。
【0040】さらにハブ67やモータベース62の材質
として鉛等の制振材を混入した樹脂を選択することによ
り、軸受や磁気回路から発生するノイズを吸収すること
ができるので、低騒音で低NRROを実現することがで
きる。なお、この場合には樹脂の表面をメッキ、コーテ
ィングすること等により耐食性を向上させることができ
る。
【0041】また、ハブ67やモータベース62がAD
C12等のダイキャスト用材料で形成された場合には、
この材料は耐食性が悪いのでアロジン処理やエポキシコ
ーティングが必要になるが、層流充填加圧鋳造によりA
5056A、5052、A6061を使用することによ
り、鋳造でありながら表面処理を不要にすることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気ディスク型記憶装置の駆動装置における固定軸と回転
部の間に設けられるボールベアリングの玉数を適切に設
定しているので、非繰り返しの振れを表すNRROの数
値を低減させることができる。また、本発明では、固定
側と回転側の間に相互に対向する3つの円環部材を設
け、これらの円環部材が互いに前記固定軸のスラスト方
向に対向する面の少なくとも1つの面に、突起又は溝を
形成しているので、安価な構造かつ簡単な組み立て工程
で内部の油や塵埃等の異物が外部の清浄空間に飛散して
磁気ディスクに付着することを確実に防止することがで
きる磁気ディスク型記憶装置の駆動装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ディスク型記憶装置の駆動装
置の第1の実施の形態を示す側面断面図である。
【図2】図1の駆動装置を備えた磁気ディスク型記憶装
置を示す側面断面図である。
【図3】従来例と第1の実施の形態のボールベアリング
特性を示す説明図である。
【図4】図1および図2のステータコイルアセンブリを
示す構成図である。
【図5】図1および図2のモータベースを示す構成図で
ある。
【図6】図1および図2の駆動装置の動圧シール機構を
示す拡大側面断面図である。
【図7】従来例と第1の実施の形態の共振周波数特性を
示すグラフである。
【図8】第2の実施の形態を示す要部拡大側面断面図で
ある。
【図9】図8のステータコイルアセンブリを示す構成図
である。
【図10】図8のモータベースを示す構成図である。
【図11】第3の実施の形態を示す側面断面図である。
【図12】従来の磁気ディスク型記憶装置を示す側面断
面図である。
【符号の説明】
21a、61 中心軸(固定軸) 21b、62 モータベース 24、28 ボールベアリング(玉軸受)(2つのボー
ルベアリングで軸受部を構成する) 26、26a、67 ハブ 32 ステータコア 34 ステータコイル(巻線) 41 ロータマグネット(マグネット部) 42 ロータヨーク 50 動圧シール機構 51、54 スリーブ D 磁気ディスク
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02K 29/00 H02K 29/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚の磁気ディスクが装着さ
    れ、磁気ディスク型記憶装置の清浄空間内に位置するハ
    ブを駆動するためのステータとロータを有する駆動モー
    タを備え、前記ハブはボールベアリングを介して回転自
    在に支持される磁気ディスク型記憶装置の駆動装置にお
    いて、 前記ボールベアリングの玉数が、10個以上であること
    を特徴とする磁気ディスク型記憶装置の駆動装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1枚の磁気ディスクが装着さ
    れ、磁気ディスク型記憶装置の清浄空間内に位置するハ
    ブを駆動するためのステータとロータを有する駆動モー
    タを備え、前記ハブはボールベアリングを介して回転自
    在に支持される磁気ディスク型記憶装置の駆動装置にお
    いて、 非繰り返しの振れを表すNRROが0.1μm以下にな
    るように前記ボールベアリングの玉数を設定したことを
    特徴とする磁気ディスク型記憶装置の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ボールベアリングのリテーナは合成
    樹脂製であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディ
    スク型記憶装置の駆動装置。
  4. 【請求項4】 固定軸と、 前記固定軸の下端に一体または別体で形成されたモータ
    ベースと、 外周面に少なくとも1枚の磁気ディスクが装着され、内
    周面が前記固定軸に対して軸受部を介して回転可能に支
    持されたハブと、 前記軸受の上方に位置し、前記固定軸の外周面に形成さ
    れた第1の円環部材と、 前記第1の円環部材の上方に対向して配置され、前記第
    1の円環部材の外周面に対向する内周面を有した、前記
    ハブの内周面に形成された第2の円環部材と、前記第2
    の円環部材の上方に対向して配置され、前記固定軸の外
    周面に形成された第3の円環部材とを有し、 前記第1、第2及び第3の円環部材が互いに前記固定軸
    のスラスト方向に対向する面の少なくとも1つの面に
    は、突起又は溝が形成されていることを特徴とする磁気
    ディスク型記憶装置の駆動装置。
JP37848198A 1998-12-28 1998-12-28 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置 Withdrawn JPH11275798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37848198A JPH11275798A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37848198A JPH11275798A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6268693A Division JPH06253489A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11275798A true JPH11275798A (ja) 1999-10-08

Family

ID=18509716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37848198A Withdrawn JPH11275798A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11275798A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006014594A (ja) * 2005-07-08 2006-01-12 Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp 真空ポンプ
JP2019115144A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 日本電産株式会社 モータ
WO2023182543A1 (ko) * 2022-03-23 2023-09-28 자화전자(주) 베어링의 예압부가 구비된 모터

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006014594A (ja) * 2005-07-08 2006-01-12 Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp 真空ポンプ
JP2019115144A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 日本電産株式会社 モータ
WO2023182543A1 (ko) * 2022-03-23 2023-09-28 자화전자(주) 베어링의 예압부가 구비된 모터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6661131B2 (en) Motor and apparatus using the same motor
US7015611B2 (en) Spindle motor and recording disk driving apparatus having the spindle motor
US7346975B2 (en) Method of manufacturing a stator for an inner type of rotor
JP4847806B2 (ja) ハードディスク回転駆動装置
JP2002136031A (ja) ブラシレスモータ及びその製造方法
JP5519314B2 (ja) 回転機器
US8780494B1 (en) Rotating device
US20090152968A1 (en) Spindle motor
JP2000163859A (ja) 記録ディスク駆動装置およびスピンドルモータ
US7525231B2 (en) Stator used for recording disk driving motor, recording disk driving motor, and recording disk driving device
JP4639833B2 (ja) スピンドルモータ及びこのスピンドルモータを備えた記録ディスク駆動装置
KR100642572B1 (ko) 코어 장착 모터
US20070046129A1 (en) Stator for Motor, Recording Disc Driving Motor Using the Same for Recording Disc Driving Device
JP2001045727A (ja) モータ装置
US7511398B2 (en) Motor and recording disk driving device
JPH10320936A (ja) フロッピーディスク装置
CN106208444B (zh) 马达以及盘片驱动装置
US20020054720A1 (en) Compound bearing apparatus, and spindle motor and swing arm for hard disk drive means including such bearing apparatus
JPH06253489A (ja) 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置
JP3302543B2 (ja) スピンドルモータ
US8964330B2 (en) Disk drive device
JP2010169240A (ja) ディスク駆動装置
EP0905865A2 (en) Method of assembling magnetic disk driving motor
KR100826338B1 (ko) 스핀들모터
JP2002051494A (ja) キャプスタンモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509