JPH11276431A - 遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置 - Google Patents
遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置Info
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- JPH11276431A JPH11276431A JP10103793A JP10379398A JPH11276431A JP H11276431 A JPH11276431 A JP H11276431A JP 10103793 A JP10103793 A JP 10103793A JP 10379398 A JP10379398 A JP 10379398A JP H11276431 A JPH11276431 A JP H11276431A
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮光期間を設けて全画素を読み出す電子内視
鏡で、絞り開口量が相違する場合でも遮光機構の応答時
間を一定として、光量低下のバラツキをなくす。 【解決手段】 軸20Aを中心として回動する絞り羽根
20で光源光束101を絞ると共に、遮光期間を設ける
遮光シャッタ21は、その外周Gをアルキメデス渦巻き
形状とし、この外周Gが上記絞り羽根20の遮断方向に
対しほぼ直交する方向に移動するように、軸21Aで配
置する。これによれば、上記光束101を完全に遮光す
る遮光期間が上記遮光シャッタ21の一定の応答時間で
設定されるので、光量低下の割合が一定となる。なお、
上記遮光期間を利用した全画素読出し方式は、例えば静
止画形成に用いられる。
鏡で、絞り開口量が相違する場合でも遮光機構の応答時
間を一定として、光量低下のバラツキをなくす。 【解決手段】 軸20Aを中心として回動する絞り羽根
20で光源光束101を絞ると共に、遮光期間を設ける
遮光シャッタ21は、その外周Gをアルキメデス渦巻き
形状とし、この外周Gが上記絞り羽根20の遮断方向に
対しほぼ直交する方向に移動するように、軸21Aで配
置する。これによれば、上記光束101を完全に遮光す
る遮光期間が上記遮光シャッタ21の一定の応答時間で
設定されるので、光量低下の割合が一定となる。なお、
上記遮光期間を利用した全画素読出し方式は、例えば静
止画形成に用いられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡光源装
置、特に遮光期間を設定して撮像素子に蓄積された全画
素の信号を読み出す電子内視鏡で、この全画素読出しの
対象となる画像信号の露光量を調整するための構成に関
する。
置、特に遮光期間を設定して撮像素子に蓄積された全画
素の信号を読み出す電子内視鏡で、この全画素読出しの
対象となる画像信号の露光量を調整するための構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置では、例えば固体撮像素
子であるCCD(Charge Coupled Device)において、
光電変換素子により画素単位で蓄積される電荷を読み出
すことにより、画像信号(ビデオ信号)が形成される。
このCCDの撮像面には、画素単位で例えば偶数ライン
にMg(マゼンタ)、Cy(シアン)のフィルタ、奇数
ラインにG(グリーン)、Ye(イエロー)のフィルタ
が配列され、これらの色フィルタを介して画素単位の蓄
積電荷(画素信号)が得られる。
子であるCCD(Charge Coupled Device)において、
光電変換素子により画素単位で蓄積される電荷を読み出
すことにより、画像信号(ビデオ信号)が形成される。
このCCDの撮像面には、画素単位で例えば偶数ライン
にMg(マゼンタ)、Cy(シアン)のフィルタ、奇数
ラインにG(グリーン)、Ye(イエロー)のフィルタ
が配列され、これらの色フィルタを介して画素単位の蓄
積電荷(画素信号)が得られる。
【0003】そして、従来の混合読出し方式によれば、
CCDで設定されている上下ラインの画素の蓄積電荷が
加算混合されて読み出される。例えば、1回目の1/60秒
の期間(垂直同期期間)内の露光で蓄積された電荷につ
き、0ラインと1ラインの混合信号、2ラインと3ライ
ンの混合信号、…というような奇数(Odd)フィール
ドのビデオ信号が読み出され、2回目の1/60秒の期間内
の露光で蓄積された電荷につき、1ラインと2ラインの
混合信号、3ラインと4ラインの混合信号、…というよ
うな偶数(Even)フィールドのビデオ信号が読み出
される。このようにして、1/60秒の期間内の露光毎に、
奇数フィールド信号と偶数フィールド信号が得られ、こ
れらの信号に基づきモニタ上に被観察体内の画像が動画
又は静止画として表示される。
CCDで設定されている上下ラインの画素の蓄積電荷が
加算混合されて読み出される。例えば、1回目の1/60秒
の期間(垂直同期期間)内の露光で蓄積された電荷につ
き、0ラインと1ラインの混合信号、2ラインと3ライ
ンの混合信号、…というような奇数(Odd)フィール
ドのビデオ信号が読み出され、2回目の1/60秒の期間内
の露光で蓄積された電荷につき、1ラインと2ラインの
混合信号、3ラインと4ラインの混合信号、…というよ
うな偶数(Even)フィールドのビデオ信号が読み出
される。このようにして、1/60秒の期間内の露光毎に、
奇数フィールド信号と偶数フィールド信号が得られ、こ
れらの信号に基づきモニタ上に被観察体内の画像が動画
又は静止画として表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子内視鏡装置においては、上述したように、1フレーム
画像を形成するための奇数フィールド信号と偶数フィー
ルド信号との間に、1/60秒の時間のずれがあり、この間
に内視鏡自体のブレや被観察体の動き等があると、画質
が低下するという問題がある。
子内視鏡装置においては、上述したように、1フレーム
画像を形成するための奇数フィールド信号と偶数フィー
ルド信号との間に、1/60秒の時間のずれがあり、この間
に内視鏡自体のブレや被観察体の動き等があると、画質
が低下するという問題がある。
【0005】そこで、本出願人は所定の遮光期間を設
け、この遮光期間を利用して、直前の1回の露光で得ら
れた全画素のデータを読み出す全画素読出し方式を採用
することとしたが、この遮光期間を設定する遮光シャッ
タの駆動では、機械的(ギヤ等)な応答の遅れが生じ
る。即ち、データ読出しのための遮光期間では完全な遮
光状態が必要となるので、遮光シャッタはその応答時間
を考慮して上記遮光期間の少し手前で動作させており、
この際の応答動作(完全な遮光に至るまでの動作)で直
前の露光時の光量が低下する。しかも、絞り機構によっ
て光源からの出射光量を調整している場合には、この絞
りの開口状態によって遮光シャッタの応答時間が変り、
不足する光量が変化するという問題がある。
け、この遮光期間を利用して、直前の1回の露光で得ら
れた全画素のデータを読み出す全画素読出し方式を採用
することとしたが、この遮光期間を設定する遮光シャッ
タの駆動では、機械的(ギヤ等)な応答の遅れが生じ
る。即ち、データ読出しのための遮光期間では完全な遮
光状態が必要となるので、遮光シャッタはその応答時間
を考慮して上記遮光期間の少し手前で動作させており、
この際の応答動作(完全な遮光に至るまでの動作)で直
前の露光時の光量が低下する。しかも、絞り機構によっ
て光源からの出射光量を調整している場合には、この絞
りの開口状態によって遮光シャッタの応答時間が変り、
不足する光量が変化するという問題がある。
【0006】図8には、絞り機構の絞り部材と遮光期間
を設定する遮光シャッタとの関係が示されている。例え
ば、光源からの光束(絞り開口)100を遮蔽できるよ
うに、絞り羽根3と遮光シャッタ4が配置され、一方の
絞り羽根3は回転軸3Aを中心にして、他方の遮光シャ
ッタ4は回転軸4Aを中心にして時計回転方向に回動、
回転するように取り付けられる。そして、上記絞り羽根
3は、ビデオ信号の輝度信号が一定となるように駆動さ
れ、例えば遠点では光量を増やし、近点では光量を少な
くすることにより、良好な画像が得られるようになって
いる。また、遮光シャッタ4は例えば所定の回転速度で
1回転させることにより、1/60秒の期間、光束100を
完全に遮光する。
を設定する遮光シャッタとの関係が示されている。例え
ば、光源からの光束(絞り開口)100を遮蔽できるよ
うに、絞り羽根3と遮光シャッタ4が配置され、一方の
絞り羽根3は回転軸3Aを中心にして、他方の遮光シャ
ッタ4は回転軸4Aを中心にして時計回転方向に回動、
回転するように取り付けられる。そして、上記絞り羽根
3は、ビデオ信号の輝度信号が一定となるように駆動さ
れ、例えば遠点では光量を増やし、近点では光量を少な
くすることにより、良好な画像が得られるようになって
いる。また、遮光シャッタ4は例えば所定の回転速度で
1回転させることにより、1/60秒の期間、光束100を
完全に遮光する。
【0007】しかし、このような構成では、絞り羽根3
と遮光シャッタ4が同一の方向に回転するため、絞り羽
根3の駆動位置によって遮光シャッタ4が実際の光束1
00Pを遮るタイミングが異なり、この光束100Pを
完全遮光にするための応答時間が変化することになる。
即ち、図8において、実際の光束100Pを完全に遮光
するためには、上記絞り羽根3が全開のときは回転角θ
1 、絞り羽根3が実線の位置にあるときは回転角θ2 、
二点鎖線の位置にあるときは回転角θ3 を、遮光シャッ
タ4が移動することになり、この結果、応答時間が変
る。
と遮光シャッタ4が同一の方向に回転するため、絞り羽
根3の駆動位置によって遮光シャッタ4が実際の光束1
00Pを遮るタイミングが異なり、この光束100Pを
完全遮光にするための応答時間が変化することになる。
即ち、図8において、実際の光束100Pを完全に遮光
するためには、上記絞り羽根3が全開のときは回転角θ
1 、絞り羽根3が実線の位置にあるときは回転角θ2 、
二点鎖線の位置にあるときは回転角θ3 を、遮光シャッ
タ4が移動することになり、この結果、応答時間が変
る。
【0008】図9には、上記光束100の光量(C)と
応答時間の関係(縦軸に光量、横軸に時間をとる)が示
されており、この図は、絞り羽根3が全開で、光束10
0の全てを遮光するときの応答時間ta1が2mS(se
c)のときと、絞り羽根3が絞り開口2の半分を塞ぐ位
置にあり、残りの半分の光束100を遮光するときの応
答時間ta2が1mSのときを比較したものである。
応答時間の関係(縦軸に光量、横軸に時間をとる)が示
されており、この図は、絞り羽根3が全開で、光束10
0の全てを遮光するときの応答時間ta1が2mS(se
c)のときと、絞り羽根3が絞り開口2の半分を塞ぐ位
置にあり、残りの半分の光束100を遮光するときの応
答時間ta2が1mSのときを比較したものである。
【0009】ここで、絞り全開で応答時間ta1が2mS
となる場合は、絞り全開時の単位時間当りの光量Cを4
V、露光時間(tb)を1/60秒とすると、通常、CCD
で蓄積される電荷量は、 tb×C=1/60[mS]×4[V]≒66.67[mVS] となる。一方、遮光期間を設ける場合の電荷量は、上記
応答時間ta1での減衰線を直線とみなすと、 tb×C−(1/2)ta1×C =1/60[mS]×4[V]−(1/2)・2[mS]×4[V] ≒62.67[mVS] となるので、遮光期間を設けたときの光量は通常の光量
の94%(6%の光量低下)となり、画像の輝度も6%
低下する。
となる場合は、絞り全開時の単位時間当りの光量Cを4
V、露光時間(tb)を1/60秒とすると、通常、CCD
で蓄積される電荷量は、 tb×C=1/60[mS]×4[V]≒66.67[mVS] となる。一方、遮光期間を設ける場合の電荷量は、上記
応答時間ta1での減衰線を直線とみなすと、 tb×C−(1/2)ta1×C =1/60[mS]×4[V]−(1/2)・2[mS]×4[V] ≒62.67[mVS] となるので、遮光期間を設けたときの光量は通常の光量
の94%(6%の光量低下)となり、画像の輝度も6%
低下する。
【0010】一方、絞り半開時で応答時間ta2が1mS
となる場合は、このときの上記光量Cを2V、露光時間
(tb)を1/60秒とすると、通常、CCDで蓄積される
電荷量は、 tb×C=1/60[mS]×2[V]≒33.33[mVS] となり、遮光期間を設ける場合の電荷量は、 tb×C−(1/2)ta2×C =1/60[mS]×2[V]−(1/2)・1[mS]×2[V] ≒32.33[mVS] となるので、遮光期間を設けたときの光量は通常の光量
の97%(3%の光量低下)となり、画像輝度も3%低
下する。
となる場合は、このときの上記光量Cを2V、露光時間
(tb)を1/60秒とすると、通常、CCDで蓄積される
電荷量は、 tb×C=1/60[mS]×2[V]≒33.33[mVS] となり、遮光期間を設ける場合の電荷量は、 tb×C−(1/2)ta2×C =1/60[mS]×2[V]−(1/2)・1[mS]×2[V] ≒32.33[mVS] となるので、遮光期間を設けたときの光量は通常の光量
の97%(3%の光量低下)となり、画像輝度も3%低
下する。
【0011】このように、応答時間ta1,ta2が相違す
ると、撮影光量の低下の割合が異なり、この光量低下は
応答時間taが長い程大きくなることになり、この結
果、画像の明るさが変化する。
ると、撮影光量の低下の割合が異なり、この光量低下は
応答時間taが長い程大きくなることになり、この結
果、画像の明るさが変化する。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、遮光期間を設けて全画素を読み出
す電子内視鏡で、絞り開口量が相違する場合でも遮光機
構の応答時間が一定となるようにし、光量低下のバラツ
キをなくすことができる遮光期間を設定する電子内視鏡
光源装置を提供することにある。
であり、その目的は、遮光期間を設けて全画素を読み出
す電子内視鏡で、絞り開口量が相違する場合でも遮光機
構の応答時間が一定となるようにし、光量低下のバラツ
キをなくすことができる遮光期間を設定する電子内視鏡
光源装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る遮光期間を設定する電子内視鏡光源装
置は、遮光期間を利用して固体撮像素子に蓄積された全
画素の信号を読み出す電子内視鏡に用いられ、上記遮光
期間を設定するための電子内視鏡光源装置であって、所
定の遮断方向で光源光束を遮光する第1遮光手段と、外
周がアルキメデスの渦巻き形状に形成された遮光部材を
設け、この遮光部材の外周を上記第1遮光手段の上記遮
断方向に対し略直交する方向へ移動させて上記光源光束
を遮光する第2遮光手段とを含み、上記第1遮光手段又
は第2遮光手段のいずれか一方を絞り機構として用い、
他方の遮光手段を、上記遮光期間を設定する全閉遮光機
構として用いたことを特徴とする。
に、本発明に係る遮光期間を設定する電子内視鏡光源装
置は、遮光期間を利用して固体撮像素子に蓄積された全
画素の信号を読み出す電子内視鏡に用いられ、上記遮光
期間を設定するための電子内視鏡光源装置であって、所
定の遮断方向で光源光束を遮光する第1遮光手段と、外
周がアルキメデスの渦巻き形状に形成された遮光部材を
設け、この遮光部材の外周を上記第1遮光手段の上記遮
断方向に対し略直交する方向へ移動させて上記光源光束
を遮光する第2遮光手段とを含み、上記第1遮光手段又
は第2遮光手段のいずれか一方を絞り機構として用い、
他方の遮光手段を、上記遮光期間を設定する全閉遮光機
構として用いたことを特徴とする。
【0014】上記の構成によれば、上記第2遮光手段の
遮光部材を回転させると、アルキメデス渦巻き形状の外
周が例えば円形光束の所定方向をほぼ一直線に移動しな
がら、遮光部材が当該光束を遮ることになる。そして、
この第2遮光手段を全閉遮光機構、上記第1遮光手段を
絞り機構として用いた場合は、絞り羽根の回動方向に対
し、ほぼ直交する方向で上記アルキメデス渦巻きの外周
が移動するように遮光シャッタを配置する。これによれ
ば、絞り羽根が何れの絞り位置に移動していても、遮光
シャッタはほぼ同一の時間で光源光束を完全に遮断する
ことになり、遮光シャッタの応答時間は一定となる。こ
の結果、この応答(応答遅れ)時間で生じる光量不足も
一定となり、遮光期間を設定する直前の露光時での光量
低下のバラツキが解消される。
遮光部材を回転させると、アルキメデス渦巻き形状の外
周が例えば円形光束の所定方向をほぼ一直線に移動しな
がら、遮光部材が当該光束を遮ることになる。そして、
この第2遮光手段を全閉遮光機構、上記第1遮光手段を
絞り機構として用いた場合は、絞り羽根の回動方向に対
し、ほぼ直交する方向で上記アルキメデス渦巻きの外周
が移動するように遮光シャッタを配置する。これによれ
ば、絞り羽根が何れの絞り位置に移動していても、遮光
シャッタはほぼ同一の時間で光源光束を完全に遮断する
ことになり、遮光シャッタの応答時間は一定となる。こ
の結果、この応答(応答遅れ)時間で生じる光量不足も
一定となり、遮光期間を設定する直前の露光時での光量
低下のバラツキが解消される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、実施形態の第
1例に係る電子内視鏡光源装置の構成が示され、図3に
はこの光源装置を適用した電子内視鏡装置の概略構成が
示される。図3において、CCD10はスコープ先端に
ライトガイド12等と共に配置され、このCCD10で
は、撮像面側にMg(マゼンタ)、Cy(シアン)、G
(グリーン)、Ye(イエロー)の色フィルタが画素単
位で形成される。
1例に係る電子内視鏡光源装置の構成が示され、図3に
はこの光源装置を適用した電子内視鏡装置の概略構成が
示される。図3において、CCD10はスコープ先端に
ライトガイド12等と共に配置され、このCCD10で
は、撮像面側にMg(マゼンタ)、Cy(シアン)、G
(グリーン)、Ye(イエロー)の色フィルタが画素単
位で形成される。
【0016】上記CCD10には、これを駆動するため
のCCD駆動回路14が接続され、この駆動回路14に
はタイミングジュネレータ15、各種の制御をするマイ
コン(マイクロコンピュータ)16が接続される。上記
CCD駆動回路14は、マイコン16の制御に基づきタ
イミング信号を入力し、動画のためのCCD出力時画素
混合読出し方式と、静止画のための全画素読出し方式の
駆動制御をする。即ち、当該例では、静止画についての
み遮光期間を利用した全画素読出しが行われ、動画につ
いては従来と同様の処理が行われる。
のCCD駆動回路14が接続され、この駆動回路14に
はタイミングジュネレータ15、各種の制御をするマイ
コン(マイクロコンピュータ)16が接続される。上記
CCD駆動回路14は、マイコン16の制御に基づきタ
イミング信号を入力し、動画のためのCCD出力時画素
混合読出し方式と、静止画のための全画素読出し方式の
駆動制御をする。即ち、当該例では、静止画についての
み遮光期間を利用した全画素読出しが行われ、動画につ
いては従来と同様の処理が行われる。
【0017】例えば、上記全画素読出し方式の場合は、
1回の露光でCCD10に蓄積された全画素分の蓄積デ
ータを、奇数ラインと偶数ラインに分け時間的にもずら
して読み出すための2種類のパルス[図5(D),
(E)]を上記CCD駆動回路14から供給し、これに
基づいてCCD10から上記奇数ラインの信号と偶数ラ
インの信号を別々に順次読み出すための制御を行う。な
お、CCD出力時画素混合読出し方式では1種類の読出
しパルスを各ラインに与える。
1回の露光でCCD10に蓄積された全画素分の蓄積デ
ータを、奇数ラインと偶数ラインに分け時間的にもずら
して読み出すための2種類のパルス[図5(D),
(E)]を上記CCD駆動回路14から供給し、これに
基づいてCCD10から上記奇数ラインの信号と偶数ラ
インの信号を別々に順次読み出すための制御を行う。な
お、CCD出力時画素混合読出し方式では1種類の読出
しパルスを各ラインに与える。
【0018】一方、上記ライトガイド12に光を供給す
る光源部では、光源ランプ18が設けられ、このランプ
18とライトガイド12の入射端との間に、集光レンズ
19、出射光量を調整するための絞り羽根20、完全な
遮光期間を設定するための遮光シャッタ(板)21、集
光レンズ22が配置されており、上記絞り羽根20に
は、モータ23及び絞り制御回路24が接続され、上記
遮光シャッタ21にはモータ25及び遮光シャッタ制御
回路26が接続される。
る光源部では、光源ランプ18が設けられ、このランプ
18とライトガイド12の入射端との間に、集光レンズ
19、出射光量を調整するための絞り羽根20、完全な
遮光期間を設定するための遮光シャッタ(板)21、集
光レンズ22が配置されており、上記絞り羽根20に
は、モータ23及び絞り制御回路24が接続され、上記
遮光シャッタ21にはモータ25及び遮光シャッタ制御
回路26が接続される。
【0019】上記絞り制御回路24は、後述する信号処
理回路(30)で得られる輝度信号に基づいて絞り羽根
20を駆動し、上記ランプ18の出射光量を調整する。
また、上記遮光シャッタ制御回路26は、スコープ操作
部等に配置されたフリーズスイッチが押された後の所定
のタイミングで遮光シャッタ21を駆動し、所定の1/60
秒間の遮光期間につき光を完全に遮断する。
理回路(30)で得られる輝度信号に基づいて絞り羽根
20を駆動し、上記ランプ18の出射光量を調整する。
また、上記遮光シャッタ制御回路26は、スコープ操作
部等に配置されたフリーズスイッチが押された後の所定
のタイミングで遮光シャッタ21を駆動し、所定の1/60
秒間の遮光期間につき光を完全に遮断する。
【0020】図1には、上記絞り羽根20及び遮光シャ
ッタ21の構成が示されており、図示されるように、絞
り羽根20は従来と同様に、軸20Aを中心として回動
し、光源光束(又は絞り開口)101を絞り値に応じて
遮光するように配置される。そして、遮光シャッタ21
はその外周Gがアルキメデスの渦巻きの形状に形成さ
れ、軸21Aを中心に回転するように取り付けられる。
ッタ21の構成が示されており、図示されるように、絞
り羽根20は従来と同様に、軸20Aを中心として回動
し、光源光束(又は絞り開口)101を絞り値に応じて
遮光するように配置される。そして、遮光シャッタ21
はその外周Gがアルキメデスの渦巻きの形状に形成さ
れ、軸21Aを中心に回転するように取り付けられる。
【0021】即ち、図2には、このアルキメデスの渦巻
きが示されており、この渦巻きは、極座標(r,θ)で
示すと、中心O1 からの長さrが、r=aθ(a:正の
係数)で表せる。このようなアルキメデスの渦巻き形状
の外周Gを持つ遮光シャッタ21を軸21Aを中心とし
て反時計方向に回転させると、図示されるように、外周
位置がG1 →G2 →G3 というように、上記絞り羽根2
0の遮断方向にほぼ直交する方向に移動して光源光束1
01を完全に遮蔽する。
きが示されており、この渦巻きは、極座標(r,θ)で
示すと、中心O1 からの長さrが、r=aθ(a:正の
係数)で表せる。このようなアルキメデスの渦巻き形状
の外周Gを持つ遮光シャッタ21を軸21Aを中心とし
て反時計方向に回転させると、図示されるように、外周
位置がG1 →G2 →G3 というように、上記絞り羽根2
0の遮断方向にほぼ直交する方向に移動して光源光束1
01を完全に遮蔽する。
【0022】これによれば、上側から下側へ移動して光
束101を徐々に遮光する絞り羽根20がどのような絞
り位置にあったとしても、遮光シャッタ21はその外周
Gが必ず光束101の右端から左端までの一定距離を移
動しながら回転することにより、その時の光束101を
完全に遮光する。従って、遮光シャッタ21の応答時間
は常に一定となる(極めて小さく絞られているときを除
く)。
束101を徐々に遮光する絞り羽根20がどのような絞
り位置にあったとしても、遮光シャッタ21はその外周
Gが必ず光束101の右端から左端までの一定距離を移
動しながら回転することにより、その時の光束101を
完全に遮光する。従って、遮光シャッタ21の応答時間
は常に一定となる(極めて小さく絞られているときを除
く)。
【0023】なお、上記の構成では、絞り機構部分に、
長方形等の方形開口を有する遮光板を設け、この長方形
の開口の上下方向に直線移動するように絞り板を配置
し、上記の遮光シャッタ(21)は上記長方形開口の左
右方向に移動するように配置してもよい。これによれ
ば、上記長方形開口が上側から垂直方向に順に絞られる
ので、絞りが極めて小さく絞られた場合でも、その時の
光束101を遮光シャッタが遮る応答時間は必ず一定と
なる。
長方形等の方形開口を有する遮光板を設け、この長方形
の開口の上下方向に直線移動するように絞り板を配置
し、上記の遮光シャッタ(21)は上記長方形開口の左
右方向に移動するように配置してもよい。これによれ
ば、上記長方形開口が上側から垂直方向に順に絞られる
ので、絞りが極めて小さく絞られた場合でも、その時の
光束101を遮光シャッタが遮る応答時間は必ず一定と
なる。
【0024】図3において、上記CCD10の後段に
は、自動利得回路(AGC)等からなる増幅器29が設
けられており、この増幅器29では、上記の遮光シャッ
タ21による遮光期間の設定で生じる光量不足分を増幅
することもできる。この増幅器29には、メモリ等を含
む信号処理回路30が接続され、この信号処理回路30
では、全画素読出し方式で読み出した奇数ライン及び偶
数ラインの画像データをメモリに記憶し、その後にこれ
らのデータを静止画用混合回路で画素混合し、輝度信号
と色差信号の画像信号を形成するための処理等を行う。
は、自動利得回路(AGC)等からなる増幅器29が設
けられており、この増幅器29では、上記の遮光シャッ
タ21による遮光期間の設定で生じる光量不足分を増幅
することもできる。この増幅器29には、メモリ等を含
む信号処理回路30が接続され、この信号処理回路30
では、全画素読出し方式で読み出した奇数ライン及び偶
数ラインの画像データをメモリに記憶し、その後にこれ
らのデータを静止画用混合回路で画素混合し、輝度信号
と色差信号の画像信号を形成するための処理等を行う。
【0025】図4には、上記信号処理回路30で行われ
る静止画データの処理内容が示されている。図の左側に
示されるように、一方のメモリ30Aに、上記CCD1
0の奇数ライン(1,3,5…ライン)のデータが格納
され、また図の右側に示されるように、他方のメモリ3
0Bには、偶数ライン(2,4,6…ライン)のデータ
が格納される。
る静止画データの処理内容が示されている。図の左側に
示されるように、一方のメモリ30Aに、上記CCD1
0の奇数ライン(1,3,5…ライン)のデータが格納
され、また図の右側に示されるように、他方のメモリ3
0Bには、偶数ライン(2,4,6…ライン)のデータ
が格納される。
【0026】これらメモリ30A,Bの両データは、混
合回路30Cによって実線又は点線の矢示のように上側
から順番に画素混合され、実線で示した、0ライン+1
ライン,2ライン+3ライン,4ライン+5ライン…の
加算演算データが奇数(Odd)フィールドデータとし
て出力され、また鎖線で示した、1ライン+2ライン,
3ライン+4ライン,5ライン+6ライン…の加算演算
データが偶数(Even)フィールドデータとして出力
される。従って、静止画の場合は、上記の混合回路30
Cで従来の色差線順次混合読出し方式と同等の画素混合
信号が形成されることになる。
合回路30Cによって実線又は点線の矢示のように上側
から順番に画素混合され、実線で示した、0ライン+1
ライン,2ライン+3ライン,4ライン+5ライン…の
加算演算データが奇数(Odd)フィールドデータとし
て出力され、また鎖線で示した、1ライン+2ライン,
3ライン+4ライン,5ライン+6ライン…の加算演算
データが偶数(Even)フィールドデータとして出力
される。従って、静止画の場合は、上記の混合回路30
Cで従来の色差線順次混合読出し方式と同等の画素混合
信号が形成されることになる。
【0027】実施形態例は以上の構成からなり、その作
用を図5を参照しながら説明する。図5(A)に示され
るように、フィールドO(Odd)/E(Even)信
号として、従来と同様に、1/60秒で1フィールド画像を
形成するタイミング信号が用いられる。当該例では、通
常状態に動画処理、即ちCCD出力時画素混合読出し方
式を実行するように設定されており、上記図1及び図3
の遮光シャッタ21は光源光束101を遮断しない位置
に配置され、光源ランプ18からの光はライトガイド1
2を介して先端部から被観察体内へ照射される。
用を図5を参照しながら説明する。図5(A)に示され
るように、フィールドO(Odd)/E(Even)信
号として、従来と同様に、1/60秒で1フィールド画像を
形成するタイミング信号が用いられる。当該例では、通
常状態に動画処理、即ちCCD出力時画素混合読出し方
式を実行するように設定されており、上記図1及び図3
の遮光シャッタ21は光源光束101を遮断しない位置
に配置され、光源ランプ18からの光はライトガイド1
2を介して先端部から被観察体内へ照射される。
【0028】この光照射により、先端部のCCD10で
は被観察体内からの像光に対応した電荷が蓄積される。
この蓄積電荷は、CCD駆動回路14からの駆動パルス
により上下ライン間の画素が加算されて読み出され、従
来と同様の画素混合信号が形成され、この画素混合信号
が信号処理回路30へ出力される。この信号処理回路3
0では、ガンマ補正等の各種の処理が施され、この回路
30から出力された奇数及び偶数フィールド信号に基づ
いて動画がモニタへ表示される。
は被観察体内からの像光に対応した電荷が蓄積される。
この蓄積電荷は、CCD駆動回路14からの駆動パルス
により上下ライン間の画素が加算されて読み出され、従
来と同様の画素混合信号が形成され、この画素混合信号
が信号処理回路30へ出力される。この信号処理回路3
0では、ガンマ補正等の各種の処理が施され、この回路
30から出力された奇数及び偶数フィールド信号に基づ
いて動画がモニタへ表示される。
【0029】ここで、上記信号処理回路30で得られた
輝度信号はマイコン16に供給され、このマイコン16
及び上記絞り制御回路24の制御により上記絞り羽根2
0が駆動されており、これによって画像の輝度が一定に
維持される。
輝度信号はマイコン16に供給され、このマイコン16
及び上記絞り制御回路24の制御により上記絞り羽根2
0が駆動されており、これによって画像の輝度が一定に
維持される。
【0030】一方、フリーズスイッチが押されると、上
記マイコン16により静止画のための全画素読出し方式
に切り替えられる。そうすると、例えば図5(B)に示
されるように、O/E信号の立上り時(t1 )の少し手
前から約1/60秒間だけ、上記遮光シャッタ21が光束1
01を完全に塞ぐことになり、その間、図5(C)のよ
うに光源部からの出力光が遮断される。従って、全画素
が読み出される画像データは、遮光期間より一つ前の1/
60秒の期間の光出力LtによりCCD10で蓄積された
電荷となる。
記マイコン16により静止画のための全画素読出し方式
に切り替えられる。そうすると、例えば図5(B)に示
されるように、O/E信号の立上り時(t1 )の少し手
前から約1/60秒間だけ、上記遮光シャッタ21が光束1
01を完全に塞ぐことになり、その間、図5(C)のよ
うに光源部からの出力光が遮断される。従って、全画素
が読み出される画像データは、遮光期間より一つ前の1/
60秒の期間の光出力LtによりCCD10で蓄積された
電荷となる。
【0031】即ち、図5(D)が図4の左側の奇数ライ
ンの読出しパルスP1 、図5(E)が図4の右側の偶数
ラインの読出しパルスP2 であり、図示のようにt2 時
のパルスをなくした読出しパルスP1 及びt1 時のパル
スをなくした読出しパルスP2 により、CCD10から
奇数ラインデータと偶数ラインデータが順に読み出され
る。従って、奇数ラインの読出しは、上記の遮光期間
(t1 〜t2 )に行われ、偶数ラインの読出しは次の期
間(t2 〜t3 )の間に行われる。
ンの読出しパルスP1 、図5(E)が図4の右側の偶数
ラインの読出しパルスP2 であり、図示のようにt2 時
のパルスをなくした読出しパルスP1 及びt1 時のパル
スをなくした読出しパルスP2 により、CCD10から
奇数ラインデータと偶数ラインデータが順に読み出され
る。従って、奇数ラインの読出しは、上記の遮光期間
(t1 〜t2 )に行われ、偶数ラインの読出しは次の期
間(t2 〜t3 )の間に行われる。
【0032】そして、図5(G)には電子シャッタの動
作が示されており、ここではパルスの立上り期間の蓄積
電荷が掃き出され、立上りでない期間の蓄積電荷が読み
出される。従って、上記の静止画データ(蓄積電荷)
は、電荷が掃き出された後の、露光時間tbの露光g1
で得られたものであり、この全画素の電荷がCCD駆動
回路14によって読み出される。なお、上記露光g1 後
の遮光期間(t1 からt2 )では掃出しが省略される。
作が示されており、ここではパルスの立上り期間の蓄積
電荷が掃き出され、立上りでない期間の蓄積電荷が読み
出される。従って、上記の静止画データ(蓄積電荷)
は、電荷が掃き出された後の、露光時間tbの露光g1
で得られたものであり、この全画素の電荷がCCD駆動
回路14によって読み出される。なお、上記露光g1 後
の遮光期間(t1 からt2 )では掃出しが省略される。
【0033】ところで、上記の遮光期間では完全な遮光
状態としてCCD10に不要な電荷が蓄積されないよう
にする必要があり、そのために応答時間を考慮した制御
が行われる。即ち、図5(B)の遮光シャッタ制御パル
スでは、上記遮光シャッタ21の駆動部(ギヤ等)の機
械的な応答遅れ時間(応答時間)taを考慮して、その
時間taだけ早く反転するパルスを形成する。そうし
て、この遮光シャッタ21が駆動されると、光源部から
出射される光は、図5(C)又は図9でも示したよう
に、応答時間taで二次曲線的に減衰し、その後完全な
遮光状態へ移行する。従って、静止画のための光出力L
tでは、光量Laの損失分だけ光量不足となる。
状態としてCCD10に不要な電荷が蓄積されないよう
にする必要があり、そのために応答時間を考慮した制御
が行われる。即ち、図5(B)の遮光シャッタ制御パル
スでは、上記遮光シャッタ21の駆動部(ギヤ等)の機
械的な応答遅れ時間(応答時間)taを考慮して、その
時間taだけ早く反転するパルスを形成する。そうし
て、この遮光シャッタ21が駆動されると、光源部から
出射される光は、図5(C)又は図9でも示したよう
に、応答時間taで二次曲線的に減衰し、その後完全な
遮光状態へ移行する。従って、静止画のための光出力L
tでは、光量Laの損失分だけ光量不足となる。
【0034】そして、図9で説明したように、従来で
は、絞り開口量によって上記の応答時間taが変化して
いたが、当該例では、遮光シャッタ21の外周Gがアル
キメデス渦巻きの形状とされ、この外周Gが絞り羽根2
0の遮断方向にほぼ直交する方向に移動するので、絞り
羽根20の移動位置に関係なく、その時の実際の光束1
01は、必ず遮光シャッタ21の左端から右端までの移
動で遮光されることになり、遮光シャッタ21の応答時
間taは常に一定となる。
は、絞り開口量によって上記の応答時間taが変化して
いたが、当該例では、遮光シャッタ21の外周Gがアル
キメデス渦巻きの形状とされ、この外周Gが絞り羽根2
0の遮断方向にほぼ直交する方向に移動するので、絞り
羽根20の移動位置に関係なく、その時の実際の光束1
01は、必ず遮光シャッタ21の左端から右端までの移
動で遮光されることになり、遮光シャッタ21の応答時
間taは常に一定となる。
【0035】図6には、当該例の上記光束101の光量
(C)と応答時間の関係が示されており、ここで、例え
ば絞り羽根20が全開のときの不足光量La1、絞り羽根
20がある程度駆動されたときの不足光量La3を比較す
ると、絞り羽根20により光量Cが変化したとしても、
一定の応答時間により不足光量の全体の露光量に対する
割合も一定となることが分かる。
(C)と応答時間の関係が示されており、ここで、例え
ば絞り羽根20が全開のときの不足光量La1、絞り羽根
20がある程度駆動されたときの不足光量La3を比較す
ると、絞り羽根20により光量Cが変化したとしても、
一定の応答時間により不足光量の全体の露光量に対する
割合も一定となることが分かる。
【0036】まず、上記絞り羽根20が全開のとき、単
位時間当りの光量C=4V、応答時間ta=ta1=2m
S(sec)、露光時間(tb)=1/60秒とすると、図9
の場合と同様に、CCD10で蓄積される動画の電荷量
は66.67[mVS]となり、遮光期間を設けた静止画の
電荷量が約62.67[mVS]となる。従って、静止画の
光量は動画の光量の94%で、不足光量La1は全体の6
%となる。
位時間当りの光量C=4V、応答時間ta=ta1=2m
S(sec)、露光時間(tb)=1/60秒とすると、図9
の場合と同様に、CCD10で蓄積される動画の電荷量
は66.67[mVS]となり、遮光期間を設けた静止画の
電荷量が約62.67[mVS]となる。従って、静止画の
光量は動画の光量の94%で、不足光量La1は全体の6
%となる。
【0037】一方、絞り羽根20がある程度駆動された
とき、光量C=1V、応答時間ta=2mS、露光時間
tb=1/60秒とすると、CCD10で蓄積される動画の
電荷量は、 tb×C=1/60[mS]×1[V]≒16.67[mVS] となり、遮光期間を設けた静止画の電荷量は、上記応答
時間taの減衰線を直線とみなして、 tb×C−(1/2)ta×C =1/60[mS]×1[V]−(1/2)・2[mS]×1[V] ≒15.67[mVS] となる。従って、この場合も静止画の光量は動画の光量
の94%で、不足光量La3は全体の6%となり、絞り開
口量の相違があっても、静止画の不足光量の割合は同一
となる。
とき、光量C=1V、応答時間ta=2mS、露光時間
tb=1/60秒とすると、CCD10で蓄積される動画の
電荷量は、 tb×C=1/60[mS]×1[V]≒16.67[mVS] となり、遮光期間を設けた静止画の電荷量は、上記応答
時間taの減衰線を直線とみなして、 tb×C−(1/2)ta×C =1/60[mS]×1[V]−(1/2)・2[mS]×1[V] ≒15.67[mVS] となる。従って、この場合も静止画の光量は動画の光量
の94%で、不足光量La3は全体の6%となり、絞り開
口量の相違があっても、静止画の不足光量の割合は同一
となる。
【0038】この結果、遮光期間を設定する際に生じて
いた光量低下のバラツキが解消され、被観察体が遠点又
は近点の何れにあっても、良好な明るさ(輝度)の静止
画信号を得ることが可能となる。なお、上述したよう
に、上記の6%の光量低下は、上記増幅器29等で補う
ことが可能である。
いた光量低下のバラツキが解消され、被観察体が遠点又
は近点の何れにあっても、良好な明るさ(輝度)の静止
画信号を得ることが可能となる。なお、上述したよう
に、上記の6%の光量低下は、上記増幅器29等で補う
ことが可能である。
【0039】そうして、このような光量制御によりCC
D10で得られた静止画信号について、その奇数ライン
データがメモリ30A(図4)、偶数ラインデータがメ
モリ30Bへ書き込まれ、これらのデータは混合回路3
0Cにより画素混合され、この混合回路30Cからは、
図4に示したように、0ライン+1ライン,2ライン+
3ライン…の加算データが奇数(Odd)フィールドデ
ータとして出力され、また1ライン+2ライン,3ライ
ン+4ライン…の加算データが偶数(Even)フィー
ルドデータとして出力される。これらのフィールドデー
タに基づき、モニタには静止画が表示されるが、この静
止画は、同一露光時に得られた全画素データで形成され
るので、高画質となる。従って、1/60秒間に内視鏡自体
のブレ、或いは被観察体に動きがあったとしても、その
影響が小さい鮮明な静止画の観察が可能となる。
D10で得られた静止画信号について、その奇数ライン
データがメモリ30A(図4)、偶数ラインデータがメ
モリ30Bへ書き込まれ、これらのデータは混合回路3
0Cにより画素混合され、この混合回路30Cからは、
図4に示したように、0ライン+1ライン,2ライン+
3ライン…の加算データが奇数(Odd)フィールドデ
ータとして出力され、また1ライン+2ライン,3ライ
ン+4ライン…の加算データが偶数(Even)フィー
ルドデータとして出力される。これらのフィールドデー
タに基づき、モニタには静止画が表示されるが、この静
止画は、同一露光時に得られた全画素データで形成され
るので、高画質となる。従って、1/60秒間に内視鏡自体
のブレ、或いは被観察体に動きがあったとしても、その
影響が小さい鮮明な静止画の観察が可能となる。
【0040】図7には、実施形態の第2例の構成が示さ
れており、この第2例は、上記第2遮光手段を絞り機構
として用い、上記第1遮光手段を全閉遮光機構として用
いたものであり、これらの機構以外の構成は上記第1例
と同様である。即ち、光源ランプ(18)に近い方から
説明すると、外周Gがアルキメデス渦巻き形状とされた
絞り羽根33がその軸33Aを中心として回転するよう
にモータ(23)に接続され、この絞り羽根33の前側
に、V字状開口(V字の開き角度α)34Aにより光源
光束101を規制するための遮光マスク34が配置され
る。
れており、この第2例は、上記第2遮光手段を絞り機構
として用い、上記第1遮光手段を全閉遮光機構として用
いたものであり、これらの機構以外の構成は上記第1例
と同様である。即ち、光源ランプ(18)に近い方から
説明すると、外周Gがアルキメデス渦巻き形状とされた
絞り羽根33がその軸33Aを中心として回転するよう
にモータ(23)に接続され、この絞り羽根33の前側
に、V字状開口(V字の開き角度α)34Aにより光源
光束101を規制するための遮光マスク34が配置され
る。
【0041】また、この遮光マスク34の前側に、遮光
期間を設定するための扇状の遮光シャッタ(板)35が
配置され、この遮光シャッタ35は、その回転軸35A
が上記V字状開口34AのV字交点位置に配置されると
共に、この回動軸35Aを中心として回動するようにモ
ータ(25)に接続される。従って、この遮光シャッタ
35と上記絞り羽根33は、互いにほぼ直交状態で動か
されることになる。
期間を設定するための扇状の遮光シャッタ(板)35が
配置され、この遮光シャッタ35は、その回転軸35A
が上記V字状開口34AのV字交点位置に配置されると
共に、この回動軸35Aを中心として回動するようにモ
ータ(25)に接続される。従って、この遮光シャッタ
35と上記絞り羽根33は、互いにほぼ直交状態で動か
されることになる。
【0042】このような第2例の構成によれば、上記遮
光マスク34のV字状開口34Aによって、光源光束1
01において実際に使用される範囲が規制され、このV
字状開口34Aから出射する光束を絞り羽根33が遮光
することになる。即ち、この絞り羽根33は、V字状開
口34Aの開口拡張側(図の右側)からV字交点に向け
て(開き角度αを二分する線に沿って)、外周Gが左右
移動することにより光束を絞り、所定の絞り値を設定す
る。
光マスク34のV字状開口34Aによって、光源光束1
01において実際に使用される範囲が規制され、このV
字状開口34Aから出射する光束を絞り羽根33が遮光
することになる。即ち、この絞り羽根33は、V字状開
口34Aの開口拡張側(図の右側)からV字交点に向け
て(開き角度αを二分する線に沿って)、外周Gが左右
移動することにより光束を絞り、所定の絞り値を設定す
る。
【0043】一方、上記遮光シャッタ35は、上記開口
34AのV字交点位置を中心として回動することにな
り、V字状開口34Aを左右移動する絞り羽根33がど
のような絞り位置にあったとしても、その時の光束を完
全に遮光する遮光シャッタ35は必ず開口34AのV字
の開き角度αを回動することになる。従って、遮光シャ
ッタ35の応答時間も常に一定となり、被観察体が遠点
又は近点の何れにあっても、光量低下のバラツキのない
安定した明るさの画像信号を得ることができる。
34AのV字交点位置を中心として回動することにな
り、V字状開口34Aを左右移動する絞り羽根33がど
のような絞り位置にあったとしても、その時の光束を完
全に遮光する遮光シャッタ35は必ず開口34AのV字
の開き角度αを回動することになる。従って、遮光シャ
ッタ35の応答時間も常に一定となり、被観察体が遠点
又は近点の何れにあっても、光量低下のバラツキのない
安定した明るさの画像信号を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば遮光期間を設定する遮光シャッタにおいて、その
外周をアルキメデスの渦巻き形状に形成し、この外周が
絞り羽根の移動方向に対し略直交する方向へ移動するよ
うに配置したので、絞り開口量が相違する場合でも遮光
シャッタの応答時間はほぼ一定となり、光量低下のバラ
ツキをなくすことが可能となる。従って、遮光期間を利
用して全画素読み出す方式でも、撮像距離等に関係なく
安定した明るさの画像が得られるという利点がある。
例えば遮光期間を設定する遮光シャッタにおいて、その
外周をアルキメデスの渦巻き形状に形成し、この外周が
絞り羽根の移動方向に対し略直交する方向へ移動するよ
うに配置したので、絞り開口量が相違する場合でも遮光
シャッタの応答時間はほぼ一定となり、光量低下のバラ
ツキをなくすことが可能となる。従って、遮光期間を利
用して全画素読み出す方式でも、撮像距離等に関係なく
安定した明るさの画像が得られるという利点がある。
【図1】本発明の実施形態の第1例に係る電子内視鏡光
源装置の絞り羽根及び遮光シャッタの構成を示す図であ
る。
源装置の絞り羽根及び遮光シャッタの構成を示す図であ
る。
【図2】図1の遮光シャッタの外周のアルキメデスの渦
巻き形状を示す図である。
巻き形状を示す図である。
【図3】実施形態例の光源装置を適用した電子内視鏡装
置の概略構成を示すブロック図である。
置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図3の信号処理回路で処理される画像データを
示す図である。
示す図である。
【図5】実施形態例における静止画形成時の信号読出し
の動作を示す波形図である。
の動作を示す波形図である。
【図6】実施形態例での遮光シャッタの応答時間と不足
光量の関係を示す図である。
光量の関係を示す図である。
【図7】実施形態の第2例に係る光源装置の絞り羽根及
び遮光シャッタの構成を示す図である。
び遮光シャッタの構成を示す図である。
【図8】従来の光源装置における絞り羽根及び遮光シャ
ッタの構成を示す図である。
ッタの構成を示す図である。
【図9】図8の装置での遮光シャッタの応答時間と不足
光量の関係を示す図である。
光量の関係を示す図である。
1,10 … CCD、 16 … マイコン(制御手段)、 20,33 … 絞り羽根、 21,35 … 遮光シャッタ、 24 … 絞り制御回路、 26 … 遮光シャッタ制御回路、 34 … 遮光マスク、 100,101 … 光源光束、 G … アルキメデス渦巻き形状の外周。
Claims (1)
- 【請求項1】 遮光期間を利用して固体撮像素子に蓄積
された全画素の信号を読み出す電子内視鏡に用いられ、
上記遮光期間を設定するための電子内視鏡光源装置であ
って、 所定の遮断方向で光源光束を遮光する第1遮光手段と、 外周がアルキメデスの渦巻き形状に形成された遮光部材
を設け、この遮光部材の外周を上記第1遮光手段の上記
遮断方向に対し略直交する方向へ移動させて上記光源光
束を遮光する第2遮光手段とを含み、 上記第1遮光手段又は第2遮光手段のいずれか一方を絞
り機構として用い、他方の遮光手段を、上記遮光期間を
設定する全閉遮光機構として用いた遮光期間を設定する
電子内視鏡光源装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10103793A JPH11276431A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置 |
| US09/274,301 US6334845B1 (en) | 1998-03-25 | 1999-03-23 | Electronic-endoscope light source unit for setting shading period |
| US09/897,971 US6413211B2 (en) | 1998-03-25 | 2001-07-05 | Electronic-endoscope light source unit for setting shading period |
| US09/899,136 US6422996B2 (en) | 1998-03-25 | 2001-07-06 | Electronic-endoscope light source unit for setting shading period |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10103793A JPH11276431A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11276431A true JPH11276431A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14363289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10103793A Pending JPH11276431A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-30 | 遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11276431A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220042612A (ko) * | 2020-09-28 | 2022-04-05 | (주)파트론 | 광원 모듈 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10103793A patent/JPH11276431A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220042612A (ko) * | 2020-09-28 | 2022-04-05 | (주)파트론 | 광원 모듈 |
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