JPH11277157A - プレス成形用金型 - Google Patents
プレス成形用金型Info
- Publication number
- JPH11277157A JPH11277157A JP10083907A JP8390798A JPH11277157A JP H11277157 A JPH11277157 A JP H11277157A JP 10083907 A JP10083907 A JP 10083907A JP 8390798 A JP8390798 A JP 8390798A JP H11277157 A JPH11277157 A JP H11277157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- product
- molding
- corresponding portion
- predetermined corresponding
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】歩留まりを悪化させることなく、見切り角部成
形に対応して形成される線ずれ部が製品に悪影響を与え
ないようにする。 【解決手段】雄型11に、製品Sの見切り角部1成形用
の所定対応部分15が形成され、この所定対応部分15
よりも外周縁部側において、トリム棚23が形成されて
いる。トリム棚23には、収納凹部24が形成されて、
成形ブロック25が、収納凹部24内に出没可能とされ
ている。成形ブロック25は、ガススプリング26によ
って、常時は所定対応部分15と同じか若干高い位置と
なるように付勢される。ワークWは、当初は成形ブロッ
ク25に当接して、この当接位置において線ずれ部αが
形成され、プレス進行に伴って線ずれ部αが所定対応部
分15側へ向けて若干移動される。線ずれ部αは、製品
の外観が問題となる所定対応部分15よりも内方側へは
表れない。
形に対応して形成される線ずれ部が製品に悪影響を与え
ないようにする。 【解決手段】雄型11に、製品Sの見切り角部1成形用
の所定対応部分15が形成され、この所定対応部分15
よりも外周縁部側において、トリム棚23が形成されて
いる。トリム棚23には、収納凹部24が形成されて、
成形ブロック25が、収納凹部24内に出没可能とされ
ている。成形ブロック25は、ガススプリング26によ
って、常時は所定対応部分15と同じか若干高い位置と
なるように付勢される。ワークWは、当初は成形ブロッ
ク25に当接して、この当接位置において線ずれ部αが
形成され、プレス進行に伴って線ずれ部αが所定対応部
分15側へ向けて若干移動される。線ずれ部αは、製品
の外観が問題となる所定対応部分15よりも内方側へは
表れない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見切り角部を有す
る製品をプレス成形するためのプレス成形用金型に関す
るものである。
る製品をプレス成形するためのプレス成形用金型に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プレス成形される製品の中には、自動車
ボディを構成するフェンダのように、見切り角部を有す
るものがある。この見切り角部は、製品の外観上、面と
面とが交差する境界線として表れるものであり、製品本
来の機能のための他、デザインラインを構成する等のた
めにも形成されることが多い。
ボディを構成するフェンダのように、見切り角部を有す
るものがある。この見切り角部は、製品の外観上、面と
面とが交差する境界線として表れるものであり、製品本
来の機能のための他、デザインラインを構成する等のた
めにも形成されることが多い。
【0003】特開平8−206746号公報には、パン
チに、予備曲げ部材を上下方向に変位可能に設けて、常
時はスプリングによって予備曲げ部材がパンチの先端か
ら突出させるようにしたものがある。この予備曲げ部材
は、プレスの最大ストロークよりも大きな深さを有する
絞り製品を成形するためのもので、見切り角部とは直接
には何等関係のないものとなっている。
チに、予備曲げ部材を上下方向に変位可能に設けて、常
時はスプリングによって予備曲げ部材がパンチの先端か
ら突出させるようにしたものがある。この予備曲げ部材
は、プレスの最大ストロークよりも大きな深さを有する
絞り製品を成形するためのもので、見切り角部とは直接
には何等関係のないものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような見切り角
部を有する製品を、雄型と雌型とからなる金型でプレス
成形する場合、雄型のうち見切り角部を成形する所定対
応部分が凸部として高く位置される関係上、プレス成形
されるときに、ワークとしての板金が所定対応部分に最
初に当接されることがある。
部を有する製品を、雄型と雌型とからなる金型でプレス
成形する場合、雄型のうち見切り角部を成形する所定対
応部分が凸部として高く位置される関係上、プレス成形
されるときに、ワークとしての板金が所定対応部分に最
初に当接されることがある。
【0005】ワークとしての板金が所定対応部分に最初
に当接すると、プレスの進行に伴って、板金にはこの所
定対応部分に対応したわずかな曲げ部分が線状に発生し
(線ずれ発生)、さらなるプレスの進行に伴う板金の金
型内への引き込み作用によって、上記線ずれ部分が金型
内方側へと移動されることになる。
に当接すると、プレスの進行に伴って、板金にはこの所
定対応部分に対応したわずかな曲げ部分が線状に発生し
(線ずれ発生)、さらなるプレスの進行に伴う板金の金
型内への引き込み作用によって、上記線ずれ部分が金型
内方側へと移動されることになる。
【0006】上記線ずれについて、図7、図8により具
体的に説明すると、50が金型(雄型)、51が見切り
角部を成形する所定対応部分、52がワークとしての板
金である。図7は、板金53が所定対応部分52に当接
した直後の状態であり、前記わずかな曲げ部分つまり線
ずれが、符号αで示すように、紙面直角方向に伸びる線
状として形成される。図8は、図7の状態からさらにプ
レスが進行されたものであり、上記線ずれ部分αが、金
型の内方側(図8中右方側)へ移動されることになる。
体的に説明すると、50が金型(雄型)、51が見切り
角部を成形する所定対応部分、52がワークとしての板
金である。図7は、板金53が所定対応部分52に当接
した直後の状態であり、前記わずかな曲げ部分つまり線
ずれが、符号αで示すように、紙面直角方向に伸びる線
状として形成される。図8は、図7の状態からさらにプ
レスが進行されたものであり、上記線ずれ部分αが、金
型の内方側(図8中右方側)へ移動されることになる。
【0007】前述したような線ずれ部分αは、最終的に
は、プレス時の大きな外力を受けることによりその周囲
と面一となるように成形されるが、プレス時の大きな外
力が解放されると、板金の有するスプリングバックによ
って、この線ずれ部分αが線状として製品にかなり明瞭
に表れてしまうことになり、外観上好ましくないものと
なる。
は、プレス時の大きな外力を受けることによりその周囲
と面一となるように成形されるが、プレス時の大きな外
力が解放されると、板金の有するスプリングバックによ
って、この線ずれ部分αが線状として製品にかなり明瞭
に表れてしまうことになり、外観上好ましくないものと
なる。
【0008】上述した線ずれ部分αが製品の外観に影響
を与えないように、所定対応部分51よりもかなり外周
縁部側において、つまりプレス後に製品としては不用と
なる部分において、所定対応部分51よりもさらに高く
突出するダミー用凸部を形成して、上記線ずれ部分α
が、ダミー用凸部に相当する部分に形成されるようにす
ることも考えられている。しかしながら、この場合は、
ダミー用凸部がプレス成形後には不用な部分として除去
されるので、つまりワークとしての板金のうち製品以外
となる部分の占める面積が極めて大きくなってしまい、
歩留まりが悪くなる。
を与えないように、所定対応部分51よりもかなり外周
縁部側において、つまりプレス後に製品としては不用と
なる部分において、所定対応部分51よりもさらに高く
突出するダミー用凸部を形成して、上記線ずれ部分α
が、ダミー用凸部に相当する部分に形成されるようにす
ることも考えられている。しかしながら、この場合は、
ダミー用凸部がプレス成形後には不用な部分として除去
されるので、つまりワークとしての板金のうち製品以外
となる部分の占める面積が極めて大きくなってしまい、
歩留まりが悪くなる。
【0009】また、製品によっては、所定対応部分に対
してダミー用凸部をかなり離間させた位置に設定せざる
を得ない場合もあるが、この場合は、ダミー用凸部の機
能が十分発揮できなくて、所定対応部分にわずかながら
線ずれが生じてしまうことが避けられないこともある。
してダミー用凸部をかなり離間させた位置に設定せざる
を得ない場合もあるが、この場合は、ダミー用凸部の機
能が十分発揮できなくて、所定対応部分にわずかながら
線ずれが生じてしまうことが避けられないこともある。
【0010】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、歩留まりを悪化させることなく、線ずれが
製品の外観上悪影響を与えることのないようにしたプレ
ス成形用金型を提供することにある。
れたもので、歩留まりを悪化させることなく、線ずれが
製品の外観上悪影響を与えることのないようにしたプレ
ス成形用金型を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、雄型と雌型とから構成されて、見切り角部を
有する製品をプレス成形するためのプレス成形用金型で
あって、前記雄型に、前記見切り角部を成形する所定対
応部分に隣接して、かつ該所定対応部分よりも外周縁部
側において、成形ブロックが上下方向に変位可能に設け
られ、前記雄型に、前記成形ブロックを上方へ常時付勢
する付勢手段が設けられ、前記成形ブロックは、前記付
勢手段による付勢によって、常時は前記対応部分と同等
以上の高さに位置するように設定されている、ようにし
てある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特
許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりであ
る。
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、雄型と雌型とから構成されて、見切り角部を
有する製品をプレス成形するためのプレス成形用金型で
あって、前記雄型に、前記見切り角部を成形する所定対
応部分に隣接して、かつ該所定対応部分よりも外周縁部
側において、成形ブロックが上下方向に変位可能に設け
られ、前記雄型に、前記成形ブロックを上方へ常時付勢
する付勢手段が設けられ、前記成形ブロックは、前記付
勢手段による付勢によって、常時は前記対応部分と同等
以上の高さに位置するように設定されている、ようにし
てある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特
許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりであ
る。
【0012】上記解決手法によれば、線ずれ部分が、所
定対応部分ではなくて、成形ブロック部分において形成
されることになるが、この形成された線ずれ部分がプレ
スの進行に伴って成形ブロックの範囲で所定対応部分側
へ向けてわずかに移動するだけであり、得られた製品の
うち見切り角部を境界として外観上目立つ高い側の面に
は位置しないことになる。また、成形ブロックは、所定
対応部分に隣接配置されているので、ワークとしての板
金の面積をさほど大きくする必要もないものとなる。
定対応部分ではなくて、成形ブロック部分において形成
されることになるが、この形成された線ずれ部分がプレ
スの進行に伴って成形ブロックの範囲で所定対応部分側
へ向けてわずかに移動するだけであり、得られた製品の
うち見切り角部を境界として外観上目立つ高い側の面に
は位置しないことになる。また、成形ブロックは、所定
対応部分に隣接配置されているので、ワークとしての板
金の面積をさほど大きくする必要もないものとなる。
【0013】
【発明の効果】請求項1によれば、線ずれ部分が製品に
残されたとしても、外観上問題のない位置に設定するこ
とが可能となる。また、板金の面積をさほど大きくする
必要もなく、歩留まりの点においても満足のいくものと
なる。
残されたとしても、外観上問題のない位置に設定するこ
とが可能となる。また、板金の面積をさほど大きくする
必要もなく、歩留まりの点においても満足のいくものと
なる。
【0014】請求項2によれば、成形ブロックがトリム
棚に位置されるので、つまり成形ブロックをトリム棚成
形用として兼用させて、歩留まりの点においてより好ま
しいものとなる。勿論、線ずれ部分よりも内周縁部側に
おいてトリムを行えば、製品には線ずれを何等有しない
ものとなり、外観上より好ましいものとなる。
棚に位置されるので、つまり成形ブロックをトリム棚成
形用として兼用させて、歩留まりの点においてより好ま
しいものとなる。勿論、線ずれ部分よりも内周縁部側に
おいてトリムを行えば、製品には線ずれを何等有しない
ものとなり、外観上より好ましいものとなる。
【0015】請求項3によれば、ガススプリングは、大
きなストローク変化でもほぼ一定の付勢力を発生するの
で、成形ブロックのストロークを大きくしても、ほぼ一
定の力で成形ブロックを付勢することができる。請求項
4によれば、フェンダは、外観上の見栄えが強く要求さ
れ、しかも大量生産される関係上歩留まりも強く要求さ
れるので、請求項1に対応した効果を顕著に得られる。
きなストローク変化でもほぼ一定の付勢力を発生するの
で、成形ブロックのストロークを大きくしても、ほぼ一
定の力で成形ブロックを付勢することができる。請求項
4によれば、フェンダは、外観上の見栄えが強く要求さ
れ、しかも大量生産される関係上歩留まりも強く要求さ
れるので、請求項1に対応した効果を顕著に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、Sは本発明によっ
てプレス成形された直後の製品を示し、実施形態では、
自動車ボディを構成する外板のうち、フロントフェンダ
とされている。この製品Sのうち、線ずれが特に問題と
なる見切り角部が符号1で示される。この見切り角部1
付近での断面の様子が図2に示されており、見切り角部
1よりも下方部分には、2点鎖線で示すようにフロント
バンパ2が位置される。すなわち、見切り角部1よりも
上方部分は、そのまま目視されるデザイン面となってお
り、見切り角部1よりも下方部分は、バンパ2によって
覆われて、外観上問題のない部分となっている。なお、
図2において、符号βは、トリムされるときの切断線で
あり、後述する線ずれ部分は、トリムによって製品(フ
ェンダ)Sには存在しないようにされる。
てプレス成形された直後の製品を示し、実施形態では、
自動車ボディを構成する外板のうち、フロントフェンダ
とされている。この製品Sのうち、線ずれが特に問題と
なる見切り角部が符号1で示される。この見切り角部1
付近での断面の様子が図2に示されており、見切り角部
1よりも下方部分には、2点鎖線で示すようにフロント
バンパ2が位置される。すなわち、見切り角部1よりも
上方部分は、そのまま目視されるデザイン面となってお
り、見切り角部1よりも下方部分は、バンパ2によって
覆われて、外観上問題のない部分となっている。なお、
図2において、符号βは、トリムされるときの切断線で
あり、後述する線ずれ部分は、トリムによって製品(フ
ェンダ)Sには存在しないようにされる。
【0017】次に、図1、図2に示すようなプレス成形
品を得るための本発明が適用された金型の一例につい
て、図3〜図6を参照しつつ詳述する。まず、図3にお
いて、11は雄型、12は雌型、13はブランクホル
ダ、Wはワーク(板金)である。実施形態では、雄型1
1が下型とされ、雌型12が上型とされている。勿論、
ワークWのプレス成形完了直後の状態が、図1、図2で
の製品Sとなる。
品を得るための本発明が適用された金型の一例につい
て、図3〜図6を参照しつつ詳述する。まず、図3にお
いて、11は雄型、12は雌型、13はブランクホル
ダ、Wはワーク(板金)である。実施形態では、雄型1
1が下型とされ、雌型12が上型とされている。勿論、
ワークWのプレス成形完了直後の状態が、図1、図2で
の製品Sとなる。
【0018】雄型11には、見切り角部1を成形する部
分となる所定対応部分15が形成されている。この所定
対応部分15付近の形状は、次のようになっている。す
なわち、所定対応部分15よりも図中右方側が内方面部
21となる部分であり、プレスの進行に伴ってワークW
が引き込まれていく方向となるもので、若干丸みを帯び
た大きな面積部分を成形するためものものとなってい
る。所定対応部分15からは、一旦短く下方へ伸びる縦
面部22とされ、この縦面部22と上記内方面部21と
によって、略直角な所定対応部分15が形成される。
分となる所定対応部分15が形成されている。この所定
対応部分15付近の形状は、次のようになっている。す
なわち、所定対応部分15よりも図中右方側が内方面部
21となる部分であり、プレスの進行に伴ってワークW
が引き込まれていく方向となるもので、若干丸みを帯び
た大きな面積部分を成形するためものものとなってい
る。所定対応部分15からは、一旦短く下方へ伸びる縦
面部22とされ、この縦面部22と上記内方面部21と
によって、略直角な所定対応部分15が形成される。
【0019】縦面部22よりも図中左方側つまり外周縁
部側には、所定対応部分よりも低くて、略水平に短く伸
びるトリム棚23が形成されている。このトリム棚23
には、上下方向に比較的長く伸びる収納凹部24が形成
されている。収納凹部24に対応させて成形ブロック2
5が配置され、この成形ブロック25は、収納凹部24
にがたつきなく嵌合可能とされている。
部側には、所定対応部分よりも低くて、略水平に短く伸
びるトリム棚23が形成されている。このトリム棚23
には、上下方向に比較的長く伸びる収納凹部24が形成
されている。収納凹部24に対応させて成形ブロック2
5が配置され、この成形ブロック25は、収納凹部24
にがたつきなく嵌合可能とされている。
【0020】収納凹部24内には、付勢手段としてのガ
ススプリング26が配設されている。ガススプリング2
6のシリンダ26aは雄型11に固定され、そのピスト
ンロッド26bが、成形ブロック25の下端部に固定さ
れている。
ススプリング26が配設されている。ガススプリング2
6のシリンダ26aは雄型11に固定され、そのピスト
ンロッド26bが、成形ブロック25の下端部に固定さ
れている。
【0021】成形ブロック25は、収納凹部24内から
出没可能となっており、ガススプリング26により付勢
されてもっとも高く位置されたときは、所定対応部分1
5と同等あるいは若干高くなるように位置される。ま
た、もっとも低くされたときは、収納凹部24内に完全
に収納されて、成形ブロック25の上面が、トリム棚2
3と面一とされる。つまり、成形ブロック25は、ワー
クW(製品S)の略水平な平板状のトリム面を成形する
機能を兼用している。
出没可能となっており、ガススプリング26により付勢
されてもっとも高く位置されたときは、所定対応部分1
5と同等あるいは若干高くなるように位置される。ま
た、もっとも低くされたときは、収納凹部24内に完全
に収納されて、成形ブロック25の上面が、トリム棚2
3と面一とされる。つまり、成形ブロック25は、ワー
クW(製品S)の略水平な平板状のトリム面を成形する
機能を兼用している。
【0022】雌型12の形状つまり内面(下面)形状
は、雄型12の形状(上面の形状)に対応した形状とさ
れているが、成形ブロック25への対応部分について
は、成形ブロック25がトリム棚23と面一となった形
状状態に対応した形状とされている。
は、雄型12の形状(上面の形状)に対応した形状とさ
れているが、成形ブロック25への対応部分について
は、成形ブロック25がトリム棚23と面一となった形
状状態に対応した形状とされている。
【0023】次に、ワークWの成形過程について、順次
説明する。まず、図3に示すように、ワークWが、雌型
12とブランクホルダ13とによって挟持された状態
で、雄型11に接触することなく上方に位置される。図
3の状態からプレスの進行に伴って雌型12が下降さ
れ、ワークWが当初は成形ブロック25に当接されて、
やがて図4に示すように、成形ブロック25部分で若干
の曲げ変形が行われる。所定対応部分15から右方が右
下がりとなっている関係上、ワークWは、成形ブロック
25のうち、図中左端でもって上記曲げ変形が行われ
る。
説明する。まず、図3に示すように、ワークWが、雌型
12とブランクホルダ13とによって挟持された状態
で、雄型11に接触することなく上方に位置される。図
3の状態からプレスの進行に伴って雌型12が下降さ
れ、ワークWが当初は成形ブロック25に当接されて、
やがて図4に示すように、成形ブロック25部分で若干
の曲げ変形が行われる。所定対応部分15から右方が右
下がりとなっている関係上、ワークWは、成形ブロック
25のうち、図中左端でもって上記曲げ変形が行われ
る。
【0024】図3から図4への移行過程において、ワー
クWには、成形ブロック25の左端に相当する位置(ワ
ークWが当初に成形ブロック25に当接する位置)にお
いて、線ずれαが生じる(図3の状態では実際には線ず
れαは生じないが、線ずれαが生じる位置を明確にする
ために、図3においてαを示してある)。図4の状態で
は、線ずれαは、図中右方側つまり所定対応部分15に
若干近づく方向へ移動される。
クWには、成形ブロック25の左端に相当する位置(ワ
ークWが当初に成形ブロック25に当接する位置)にお
いて、線ずれαが生じる(図3の状態では実際には線ず
れαは生じないが、線ずれαが生じる位置を明確にする
ために、図3においてαを示してある)。図4の状態で
は、線ずれαは、図中右方側つまり所定対応部分15に
若干近づく方向へ移動される。
【0025】図4の状態からさらにプレスが進行される
と、図5の状態となって、雌型12により成形ブロック
25が押圧されて、成形ブロック25が収納凹部24内
へ没していく。さらなるプレスの進行によって成形ブロ
ック25が収納凹部24内へと深く嵌合されていき、雌
型12が最下方位置となったときは、図6に示すように
成形ブロック25は完全に収納凹部24内に没した状態
となり、トリム棚23と面一とされる。図6の状態か
ら、雌型12を上昇させて取り出したワークWが、図1
に示す製品Sとなる。
と、図5の状態となって、雌型12により成形ブロック
25が押圧されて、成形ブロック25が収納凹部24内
へ没していく。さらなるプレスの進行によって成形ブロ
ック25が収納凹部24内へと深く嵌合されていき、雌
型12が最下方位置となったときは、図6に示すように
成形ブロック25は完全に収納凹部24内に没した状態
となり、トリム棚23と面一とされる。図6の状態か
ら、雌型12を上昇させて取り出したワークWが、図1
に示す製品Sとなる。
【0026】前述した線ずれ部αは、成形ブロック25
に対応した位置に形成されたものとなる。図2のトリム
線βを、線ずれ部αよりも内周縁部側(図2上方側)と
すれば、線ずれ部αは、最終的に得られるフェンダ1に
は何等有しないものとなる。
に対応した位置に形成されたものとなる。図2のトリム
線βを、線ずれ部αよりも内周縁部側(図2上方側)と
すれば、線ずれ部αは、最終的に得られるフェンダ1に
は何等有しないものとなる。
【0027】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。付勢手段としては、ガススプリング26以外に、
コイルスプリング等を用いることができる。ワークW
(製品S)は、リアフェンダやその他の自動車ボディ用
外板であってもよく、また自動車ボディ以外の製品であ
ってもよい。線ずれ部αを、外観上目視しにくい縦面部
22での成形部分に位置するようにさせることもできる
(この場合は、成形ブロック25を図3〜図6左右方向
に短いものとして、プレスの進行に伴う線ずれ部αが、
縦面部22に移動するように設定すればよい)。本発明
の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましい
あるいは利点として表現されたものを提供することをも
暗黙的に含むものである。さらに、本発明は、プレス成
形方法として表現することも可能である。
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。付勢手段としては、ガススプリング26以外に、
コイルスプリング等を用いることができる。ワークW
(製品S)は、リアフェンダやその他の自動車ボディ用
外板であってもよく、また自動車ボディ以外の製品であ
ってもよい。線ずれ部αを、外観上目視しにくい縦面部
22での成形部分に位置するようにさせることもできる
(この場合は、成形ブロック25を図3〜図6左右方向
に短いものとして、プレスの進行に伴う線ずれ部αが、
縦面部22に移動するように設定すればよい)。本発明
の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましい
あるいは利点として表現されたものを提供することをも
暗黙的に含むものである。さらに、本発明は、プレス成
形方法として表現することも可能である。
【図1】本発明によってプレス成形された製品の一例を
示す平面図
示す平面図
【図2】図1のX2−X2線相当断面図。
【図3】本発明によるプレス成形金型の一例を示すもの
で、プレス開始前の状態を示す要部断面図。
で、プレス開始前の状態を示す要部断面図。
【図4】図3の状態からプレスが進行した状態を示すも
ので、図3対応断面図。
ので、図3対応断面図。
【図5】図4の状態からプレスが進行した状態を示すも
ので、図3対応断面図。
ので、図3対応断面図。
【図6】図5の状態からプレスが進行してプレス完了状
態を示すもので、図3対応断面図。
態を示すもので、図3対応断面図。
【図7】線ずれを説明するための説明図。
【図8】線ずれを説明するための説明図。
1:見切り角部 11:雄型 12:雌型 15:所定対応部分 23:トリム棚 24:収納凹部 25:成形ブロック 26:ガススプリング S:プレス成形品 W:ワーク α:線ずれ部 β:トリム線(切断部)
Claims (4)
- 【請求項1】雄型と雌型とから構成されて、見切り角部
を有する製品をプレス成形するためのプレス成形用金型
であって、 前記雄型に、前記見切り角部を成形する所定対応部分に
隣接して、かつ該所定対応部分よりも外周縁部側におい
て、成形ブロックが上下方向に変位可能に設けられ、 前記雄型に、前記成形ブロックを上方へ常時付勢する付
勢手段が設けられ、 前記成形ブロックは、前記付勢手段による付勢によっ
て、常時は前記対応部分と同等以上の高さに位置するよ
うに設定されている、ことを特徴とするプレス成形用金
型。 - 【請求項2】請求項1において、 前記成形ブロックが、前記雄型のうちトリム棚に位置さ
れている、ことを特徴とするプレス成形用金型。 - 【請求項3】請求項1において、 前記付勢手段が、ガススプリングとされている、ことを
特徴とするプレス成形用金型。 - 【請求項4】請求項1において、 前記プレス成形品が、自動車ボディの外板を構成するフ
ェンダとされている、ことを特徴とするプレス成形用金
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10083907A JPH11277157A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | プレス成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10083907A JPH11277157A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | プレス成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277157A true JPH11277157A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13815701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10083907A Pending JPH11277157A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | プレス成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277157A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101823107A (zh) * | 2010-04-14 | 2010-09-08 | 无锡市中捷减震器有限公司 | 汽车发动机减震器支架的冲压装置 |
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-
1998
- 1998-03-30 JP JP10083907A patent/JPH11277157A/ja active Pending
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| US12409489B2 (en) | 2020-10-26 | 2025-09-09 | Jfe Steel Corporation | Press forming method and press forming apparatus for outer panel of automobile |
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