JPH11277242A - 溶接用トーチ - Google Patents

溶接用トーチ

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Publication number
JPH11277242A
JPH11277242A JP8401498A JP8401498A JPH11277242A JP H11277242 A JPH11277242 A JP H11277242A JP 8401498 A JP8401498 A JP 8401498A JP 8401498 A JP8401498 A JP 8401498A JP H11277242 A JPH11277242 A JP H11277242A
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JP
Japan
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wire
tip
torch
current
welding
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Application number
JP8401498A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Hori
勝義 堀
Nobuo Nakazawa
信雄 中澤
Toshiji Nagashima
利治 永島
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接用ワイヤに安定に電流を供給しながら溶
接部にワイヤを送給するアーク溶接用トーチ。 【解決手段】 ワイヤ3を挿通するトーチ先端部材16
と、ワイヤに接触してワイヤに通電させる通電チップ1
8と、通電チップをワイヤ側に押圧する弾性部材19
と、を備えた溶接用トーチであって、通電チップ18
は、弾性部材19に押圧されて、その一端側がトーチ先
端部材16に当接し且つ通電チップの回動支点として機
能し、その他端側がワイヤ3にワイヤ長さ方向の略垂直
方向から接触25aし、トーチ先端部材16から通電チ
ップ18を経由してワイヤ3に通電する溶接用トーチ。
また、トーチ先端部材16にワイヤをガイドするセラミ
ックガイド21を設け、ワイヤ3がセラミックガイド2
1から通り抜け出た直後において、通電チップの他端側
がワイヤに接触25aすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動アーク溶接装置
に関わり、特に溶接用ワイヤに安定に電流を供給しなが
ら溶接部にワイヤを送給するに好適なアーク溶接用トー
チに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の消耗電極アーク(以下、GMAと
略記する)溶接で電極として用いられるワイヤの断面は
ほとんどの場合が円形であり、そのワイヤに通電し溶接
部へと案内する溶接チップのガイド孔はほとんどが円形
であった。図24は、従来のGMA溶接トーチに取り付
けられる代表的な通電チップ1aとそのガイド孔2aを
示す中央断面図である。
【0003】通常、チップ1aの長さは45mm程度
で、ガイド孔2aの直径は、その中を通過するワイヤ3
aの直径より0.1ないし0.2mm程度大きくしてお
り、例えば、直径1.2mmのワイヤなら直径1.3な
いし1.4mmの孔となっている。チップ1aの材質
は、耐摩耗性と導電性の面から、通常はクロム銅などが
用いられる。ワイヤ3aはチップ出口部4aで接触通電
するように、多少曲がった状態で送給されてくる。
【0004】ワイヤは軟鋼などの場合、錆止めや送給の
潤滑性改善、接触通電性改善のために銅メッキされてい
る。ところがワイヤ送給装置から溶接トーチまでワイヤ
を案内してくる図示していないコンジットの内面、溶接
トーチ内面やチップとワイヤ表面の接触で、あるいはワ
イヤ送給装置の送給ローラ通過時に傷付けられ、銅メッ
キが剥がれたり、ワイヤが削れて切り屑を発生したりす
る。このような切り屑、メッキ屑およびワイヤに付着し
ていたごみや錆などを一括して異物と称すると、この異
物がワイヤ送給中にワイヤ側面によって搬送され、ガイ
ド孔とワイヤの間隙を通って一部はチップの外に排出さ
れる。
【0005】しかし、ガイド孔とワイヤ表面との間隙が
余り大きくない時には、ガイド孔に入る手前やチップの
中に異物が蓄積され、これら異物の噛み込みや送給抵抗
増大によってワイヤがガイド孔を通過するのを妨げ、あ
るいは、ワイヤとチップの間に挾まって、ワイヤへの接
触通電を妨げる。この送給むらや接触通電の不安定さが
直接の原因になって、GMA溶接の場合にはアーク切れ
を発生し、スパッタ多発やアーク不安定になる問題を発
生していた。また、通電開始時にワイヤとチップの間で
スパークしてチップとワイヤが融着し、使用不能にする
こともあった。
【0006】図25は、本願と同一出願人に係る特開平
6−304761号公報に記載されたGMA用の通電チ
ップ1bの出口の断面4bを示すものである。ガイド孔
2bを正三角形にしているので、ワイヤ3bはチップ通
電チップ1bの内面と2点5b−1,5b−2で接触す
る。また、三角形の内接円をワイヤの直径にごく近い値
にしても異物の排出は十分な空間を持っている三角の隅
部で行われるので、異物によるチップ詰まりは発生しな
い。これらにより通電性は相当に改善されたが、三角形
の内接円とワイヤ3bとの隙間を小さくするほど、ワイ
ヤ径の製造公差でワイヤ直径が大きめになったり、ワイ
ヤ送給装置の送給ロールなどでワイヤ3bの断面が少し
機械的に変形すると、たちまちガイド孔2bに引っかか
って詰まりを起こす問題が生じる。
【0007】したがって、実用時には三角形の内接円の
直径は、ワイヤ3bとの隙間を確保するために、公称ワ
イヤ径より0.04mm程度は大きくしておくことが必
要であった。即ち、本発明の通電チップにおいてもワイ
ヤ3bと通電チップ1b間で「ガタ」があり、通電のた
めにワイヤ3bに曲がりを要求する点において本質的に
は差がなかった。
【0008】通常、図24のような通電チップは図示し
ていない溶接トーチに取り付けられ、そのトーチは半自
動溶接に使われたり溶接ロボットに搭載されたりする。
溶接ロボットに搭載された場合には、通常は溶接に先立
って溶接時の状態を想定してワイヤ3aをチップ1aか
ら出し、ワイヤ先端で溶接開先を倣って経路を教示し、
その後でプレイバックして溶接を実行する。しかし、プ
レイバック時に、ガイド孔2aとワイヤ3aとの間の隙
間や図24に示すようなワイヤ3aの曲がりの方向が当
初設定の場合から変化して、ワイヤ3aの先端が狙い位
置から外れたり、溶接中にビードが蛇行し溶接不良を発
生することがある。
【0009】従って、チップ使用中に、ワイヤの曲がり
によってチップ先端でワイヤが加圧接触することによる
機械的な摩耗、またワイヤ送給しながら通電することに
よるスパークなどで、その先端部が選択的に損耗する
が、チップ先端から5mm程度までの損耗がワイヤ曲が
り癖によるワイヤ先端位置ずれに顕著に影響するので、
未だ接触通電性で問題ない場合でも、チップ寿命に到達
したと判断され、交換されている。
【0010】したがって、ワイヤはできるだけ真っ直ぐ
な状態でかつ隙間の少ないガイド孔から出ることが望ま
しく、曲率半径がより大きいペイル缶入りワイヤを使用
することなどが行われている。しかし、真っ直ぐなワイ
ヤを真っ直ぐなガイド孔に通すと、ガイド孔内での接触
通電位置が安定しなくなる問題が発生する。
【0011】そこで真っ直ぐなワイヤを採用するときに
は、ワイヤを横からバネで通電ガイド孔面に押し付けた
りする技術(特開昭64−18582号公報)を施して
いる公知例もある。図26はその公知例を説明する図
で、板ばね6によって圧接摺動子7を介してワイヤ3c
をチップ1cのガイド孔2c内面に押さえる構造を採っ
ている。圧接摺動子7にメタリックカーボン、板ばね6
に導電性素材を用いると、板ばね6を介してもワイヤ3
cに通電される、旨が記載されているが、実際には通電
は主としてガイド孔2c面での接触によって行われると
推測される。この構造ではチップの摩耗が進むと、また
異物の詰まりなどが発生すると、この複雑で高価なチッ
プ1c全体を取り替えなければならない問題がある。
【0012】一方、ホットワイヤTIG溶接の場合、ワ
イヤ加熱のために通電チップ内のワイヤ通電点から母材
までの距離を通常30mm〜70mm程度の範囲内の一
定値に保っているが、ワイヤ溶融状態を一定に保つため
にアーク熱の影響が一定になるよう、タングステン電極
とホットワイヤの先端間の距離を一定に保つ必要があ
る。そこで、しばしば通電チップの先に非導電性のセラ
ミックガイドを配置して、ワイヤの曲がり癖によるワイ
ヤ先端位置ずれの発生をできるだけ少なくなるようにす
ることが行われている。
【0013】この場合、セラミックガイドと通電チップ
のワイヤガイド孔を一直線上に配置すると、ワイヤはセ
ラミックガイド側に拘束されて通電チップと常時接触す
ることが難しくなるので、しばしばセラミックチップの
ガイド孔軸と通電チップのガイド孔軸とを多少傾けて取
り付けたり、図27のように曲がりのついた通電チップ
1dの先にセラミックガイド8dを取り付けることが行
われる。このようにすると通電は確実に行われるように
なるが、ワイヤ送給抵抗が著しく増してワイヤ送給むら
を発生するなど、しばしばワイヤ送給側に問題を発生し
た。
【0014】図28は、本願と同一出願人に係る特開平
7−236974号公報に記載されたトーチの先端部の
構造を示す図で、ワイヤ電流が流れる導電性のトーチ本
体部材9の先にワイヤ3eを案内するV溝が設けられた
セラミックガイド部材10eがねじ11e−1で取り付
けられている。12はワイヤに接触通電する通電チップ
で、ねじ11e−2とばね6e−2を用いてセラミック
ガイド部材10eとの間にワイヤ3eを挾み付けてい
る。可とう性の通電ケーブル13を通電チップ12とト
ーチ本体部材9にねじ11e−3,11e−4によって
ねじ止めしており、それらを電気的に接続している。
【0015】また、14はセラミック製の押さえ板で、
ねじ11e−5,11e−6とばね6e−5,6e−6
を用いてセラミックガイド部材10eとの間にワイヤ3
eを挾み付けている。このような加圧接触構造の採用と
セラミックガイド10eの採用により、セラミックガイ
ドを先端に取り付けてもワイヤ送給抵抗が少ないまま、
安定した通電性を保つことができている。
【0016】しかし、本トーチは全体構造が複雑などの
問題もあるが、中でも高い電流をワイヤに流すために太
い可とう性の通電ケーブル13が必要であり、可とう性
とは言えそのケーブルの剛性は適正な加圧力を保つため
の押さえばね11e−2の強さ以上になり勝ちで、結局
ワイヤを押さえる力を安定に保つには更に強いばねを採
用することになり、通電チップ12が摩耗し易くなりチ
ップ寿命が比較的短くなる問題もあった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、消耗電極アークにおける前述した問題点を、簡単な
トーチ構造で解決する手段を提供することにある。即
ち、曲がり癖のあるワイヤを用いても、曲がり癖の少な
い曲率半径の大きなワイヤを用いても、接触通電が確実
に行われてアーク切れを発生することが無く、かつアー
クが発生しているワイヤ先端の位置変動がより少なく、
また消耗部材が安価で交換容易な構造とした消耗電極ア
ーク溶接用トーチを提供することにある。
【0018】本発明の第2の目的は、ホットワイヤTI
G溶接でセラミックガイドを用いた場合の前述した問題
点を、小形の簡単なトーチ構造で解決する手段を提供す
ることにある。即ち、接触通電が確実に行われて、かつ
送給抵抗が少なく、消耗部材が安価で交換容易な構造と
したホットワイヤ溶接用のトーチを提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0020】ワイヤを挿通するトーチ先端部材と、前記
ワイヤに接触してワイヤに通電させる通電チップと、前
記通電チップをワイヤ側に押圧する弾性部材と、を備え
た溶接用トーチであって、前記通電チップは、前記弾性
部材に押圧されて、その一端側または一端側近傍が前記
トーチ先端部材に当接し且つ通電チップの回動支点とし
て機能し、その他端側が前記ワイヤにワイヤ長さ方向の
略垂直方向から接触し、前記トーチ先端部材から前記通
電チップを経由して前記ワイヤに通電する溶接用トー
チ。
【0021】また、前記溶接用トーチにおいて、前記ト
ーチ先端部材の内部に前記ワイヤをガイドするセラミッ
クガイドを設け、前記ワイヤが前記セラミックガイドか
ら通り抜け出た直後において、前記通電チップの他端側
が前記ワイヤに接触する溶接用トーチ。
【0022】また、前記溶接用トーチにおいて、前記ト
ーチ先端部材の端部に前記ワイヤをガイドするセラミッ
クガイドを取り付け、前記ワイヤが前記トーチ先端部材
から前記セラミックガイドに挿通する直前において、通
電チップの一端側が前記トーチ先端部材に当接する溶接
用トーチ。
【0023】また、前記溶接用トーチにおいて、前記ト
ーチ先端部材の端部に前記ワイヤをガイドするセラミッ
クガイドを取り付け、前記ワイヤが前記セラミックガイ
ドに入る直前において、前記通電チップの他端側が前記
ワイヤに接触する溶接用トーチ。
【0024】
【発明の実施の形態】第1実施例について 本発明に係るアーク溶接用トーチの第1実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るア
ーク溶接用トーチのトーチ先端部回り15の平面図で、
機能的には図24の通電チップ1aと同等のものであ
る。図2は図1の中央断面図、図3は図1のA−A断面
図でトーチ先端部材16aと通電チップ18aとの接触
通電部24aの状態を示すものである。図4は、図1の
B−B断面図でトーチ先端部材16aと通電チップ18
aの間に隙間aがあることを示すものである。図5は図
1のC−C断面図で、通電チップ18aが新しい時にお
けるワイヤ3fとの接触の状態を示す。図6は通電チッ
プ18aを使い込んで摩耗が進行した時におけるワイヤ
3fとの接触の状態を示している。
【0025】図1において、16aは直径1.2mmの
ワイヤ用のクロム銅からなるトーチ先端部材で、概略寸
法は縦14mm×横12mm×長さ40mmである。こ
のトーチ先端部材16aは、図示していないトーチ本体
部にねじ17aを介して連結され、トーチ本体部からア
ーク電流を通電する導電体となっているとともに、水冷
されているトーチ本体部にトーチ先端部材16a自身の
ほか通電チップ18aや板ばね19aがアークなどから
の熱で過熱されないように冷却する熱伝導体にもなって
いる。
【0026】ねじ17aはその中心軸にワイヤ径よりか
なり太めのワイヤガイド孔20aを設けている。トーチ
先端部材16aの先端側には耐熱、耐摩耗性に優れた窒
化珪素からなり直径1.24mmの内接円を有する正三
角形状のガイド孔2fを持つ外径5mmのセラミックス
リーブ21aをセラミックガイド部材として埋め込んで
いる。
【0027】図7〜図9は図1のトーチ先端部材16a
の形状を表す図で、図7は平面図、図8はその側面図で
ある。図7において“M”は、図1のねじ17aが入る
雌ねじの径を表し、その雌ねじの下穴はセラミックスリ
ーブ21aが入る“d2”穴より少し大きくしており、
セラミックスリーブ21aが通過できる。このセラミッ
クスリーブ21aがワイヤ3fに引きづられて抜けるこ
とがないように、トーチ先端部材16aには先端側の孔
直径が“d2”より小さい“d1”となる先細りのテー
パ孔を設けている。このようにしてトーチ先端部材16
aはセラミックスリーブ21aを包み込んでおり、トー
チ先端部材16aはセラミックスリーブ21aの位置決
めと外力によって壊れないよう保護する役目も果たして
いる。
【0028】トーチ先端部材16aの中央部には、図
7,図8に示されているようにU字状の溝22aを設け
ており、そこに通電チップ18aの一端を差し込んで引
っかける構造にしている。図9、図10および図11
は、図1における通電チップ18aの形状を説明する図
で、図9は平面図、図10はその側面図、図11は図9
の背面図である。通電チップ18aは、概略外形寸法1
2mm×7mm×26mmのクロム銅から出来ている。
【0029】板ばね19aの一端は、図2に示すように
押さえねじ23a−1,23a−2によってトーチ先端
部材16aに密着させており、板ばね19aの固定のほ
か、板ばね19aの冷却にも役立てている。この板ばね
19aの他端で通電チップ18aを押さえつけることに
よって、通電チップ18aがトーチ先端部材16aのU
字状溝22aとセラミックスリーブ21aの三角のガイ
ド孔2fより出てきたワイヤ3fとに押しつけられるよ
うにしている。
【0030】本発明の実施形態に係るアーク溶接用トー
チは、以上説明したような要素から構成されており、図
1および図2のように組み立てられて、以下のように作
動する。
【0031】ワイヤ3fは図示していないトーチ本体部
から、ねじ17aのワイヤガイド孔20aを通る形でト
ーチ先端部材16aへと導入され、セラミックスリーブ
21aのガイド孔2fを通過し、板ばね19aにより押
された通電チップ18aの給電部25aとセラミックス
リーブ21aから出た所で軽く接触しながら溶接部に到
達する。
【0032】この場合、通電チップ18aはセラミック
スリーブ21a出口にできるだけ近付けたところでワイ
ヤ3fを軽く押さえるような配置にしているので、通電
チップ18aによってワイヤ3fが変形し押し曲げられ
ることはない。ワイヤ3fの剛性が十分に大きいことも
原因して、通電チップ18aで押さえることによって生
じるワイヤ3fの先端位置ずれは、セラミックスリーブ
のガイド孔2f内でのワイヤ3fの横移動によって生じ
るずれ以上には大きくはならない。
【0033】アーク電流は、図示していないトーチ本体
部からねじ17aにより結合されたトーチ先端部材16
aに供給され、トーチ先端部材16aのU字状溝22a
とそこに一端がはまり込んだ通電チップ18aとの間の
接触通電部24aを通って通電チップ18aに入り、そ
の給電部25aで接触しているワイヤ3fを通って、ア
ーク形成部へと流れる。
【0034】通電チップ18aは板ばね19aにより軽
くワイヤ3fに押しつけられて接触しており、図24の
従来チップ1aに見られたチップのガイド孔2aとワイ
ヤ3a間のような隙間がなく、ワイヤ3fが真直であっ
てもばね19aの力で通電チップ18aを常にワイヤ3
fに押し付け接触通電しているので、通電不良によるア
ーク切れが発生しない。
【0035】図10に示す通電チップ18a先端部で、
ワイヤと接触する部分の長さbがあまり長いと、ワイヤ
3fの接触通電点がその中で変動する。すると通電点と
アーク発生点までのワイヤの長さ、すなわち実効的なワ
イヤエクステンションが変化することになり、アーク長
およびアーク電流の変動を招き、溶接状態が変化するの
で不都合である。このような不都合を避けるには、長さ
bは5mm以下とすることが必要であったが、逆にあま
り短いと、摩耗の進行が速くなり、チップ寿命が短くな
る。本実施形態では3mmとした。
【0036】図5は、使い初めの通電チップ18aの形
状とワイヤ3fとの接触の状態を示す。また図6は、長
時間使用後の通電チップ18aとワイヤ3fの接触の状
態を示すもので、通電チップ18aはワイヤ3fにこす
られて摩耗して掘れ込んでいる。このように摩耗が進ん
でも、板ばね19aによって通電チップ18aがワイヤ
3fに押しつけられている限り、つまり図4の間隙aが
ある限り、接触通電は安定して行われるので、通電チッ
プ18fの摩耗寿命は著しく延びる。なお、寿命に達し
た場合には、通電チップ18aはバネ19aで押さえら
れているだけなので簡単に脱着でき、専用のジグを用い
て自動交換が容易にできる。
【0037】セラミックスリーブ21aのワイヤガイド
孔2fを丸孔にすると、例えば直径1.2mmのワイヤ
3fに対しては、内径1.4mm程度以上にしないと、
ワイヤ3fに搬送されてくる銅メッキワイヤのメッキ
屑、ワイヤ切り粉、ごみなど異物がセラミックスリーブ
21aの入口側に蓄積してきて、セラミックスリーブ2
1a内でワイヤ3fとの間に挾み込む格好になって詰ま
りを発生し、高価なセラミックスリーブ21aを使えな
くする。したがって、ワイヤ3fが0.2mm以上横方
向に動ける自由さを持つような丸孔径に設定される。
【0038】一方、内接円1.24mmを持つ正三角形
孔にした場合には、ワイヤ3fが横方向に自由に動ける
最大値は0.07mmであるのに、三角形の3隅部に直
径0.44mmの球状異物も通過できる大きな空間を形
成しており、そこからメッキ屑などの異物がワイヤ3f
に搬送されて容易に排出するので、セラミックスリーブ
21aのワイヤガイド孔2fを三角孔にすると詰まりを
発生することがない。
【0039】また、セラミックスリーブ21aには耐摩
耗性に優れ、かつ非導電性のセラミックスを用いている
ので、従来のGMA用の銅チップの場合のようにスパー
クして損耗するようなことは全く無く、長時間使用して
もセラミックスリーブ21aは摩耗で損傷することが少
なく、非常に長寿命である。スリーブが導電性である場
合には、スリーブと通電チップ18aの両方からワイヤ
3fに電流が流れ、それぞれからワイヤ3fに入る電流
の比率が不安定になるので、結局ワイヤ通電点からアー
ク発生点までの実効的なエクステンションが不安定にな
り、アーク長や溶接電流が変化するので、溶接状態が不
安定になる。したがって、非導電性のセラミックスリー
ブ21aにすると、ワイヤ電流は通電チップ18a側だ
けからになり、実効エクステンションが安定する効果が
ある。
【0040】なお、本実施形態では長さ30mmのセラ
ミックスリーブを用いたが、セラミックスリーブ21a
に入る前で、ワイヤ3fがトーチ先端部材16aやねじ
17aなどと接触してそこから通電することがあって
も、その通電点から通電チップによる通電点間のワイヤ
の電気抵抗のために、通電チップから流れる電流の比率
が高くなるので、実効エクステンションの変動は問題に
なるほどには大きくならない。また、詰まりを発生しな
いでワイヤの横方向の移動距離をより小さくできる三角
孔2fとしているので、ワイヤ送出点の位置変動をより
小さくすると共に、曲がり癖のあるワイヤ3fがセラミ
ックスリーブ21aから送出される時の傾きがより小さ
くなっているので、これらの結果アーク発生点となるワ
イヤ先端位置の変動をより小さくしている。
【0041】そして特徴的なことは、チップ18aが摩
耗していっても、ワイヤ3fの先端の変動状況はもっぱ
らセラミックスリーブ21aのガイド孔2fの状態によ
って定まるために、経時的に変動することがなく、常に
初期の小さい値のままとなることである。
【0042】第2実施形態について 次に、本発明に係るアーク溶接用トーチの第2実施形態
を図面に基づいて説明する。図12は本発明の実施形態
に係るトーチ先端部回り15bの平面図で、図13は図
12の中央断面図で、これらの概略寸法は第1実施形態
とほぼ同じである。図14と図15は、トーチ先端部材
16bの詳細を示す図で、第1実施形態のトーチ先端部
材を示した図7と図8にあるU字状溝22aを突起26
にしている。
【0043】それに対応して、図16に平面図、図17
に側面図を示すように、通電チップ18bは、第1実施
形態の通電チップを示した図10にある一方の突起を、
凹状の溝27にしている。なお、通電チップ18bで
は、ピン部28を設けており、トーチ先端部材16b側
に対応したピン溝29を設けて差し込む形に組み立て、
通電チップ18bが横方向にずれることを防いでいる。
【0044】第1実施形態の場合と比べて、通電チップ
と先端部材の接触部の横方向長さが増して接触面積が増
しているので、そこでの通電性および熱伝導性が良くな
っている。
【0045】第3実施形態について 本発明に係るアーク溶接用トーチの第3実施形態を図面
に基づいて説明する。図18は本発明に係るトーチ先端
部回り15cの平面図で、図19は図18の中央断面図
であり、概略寸法は縦16mm×横10mm×長さ73
mm(ねじ17cから通電チップ18cの先端まで)で
ある。
【0046】図18および図19において、16cはク
ロム銅からなる概略10mm×15mm×30mmのト
ーチ先端部材で、図示していないトーチ本体部にねじ1
7cで連結し、トーチ本体部からアーク電流を通電する
導電体となっているとともに、水冷されているトーチ本
体部に熱を伝える熱伝導体にもなっている。
【0047】トーチ先端部材16cの中には、図示して
いないトーチ本体部側からワイヤ3hをセラミックガイ
ド部材としてのセラミックチップ30に導く絶縁性のテ
フロンライナ31を挿入しており、ワイヤ送給抵抗をよ
り少なくすると共に、通電チップ18cだけからワイヤ
3hに通電するように通電位置を特定することにも役立
てている。
【0048】トーチ先端部材16cのワイヤ出口側に外
径10mm、長さ約45mmの窒化珪素製の三角孔2h
を持つセラミックチップ30がねじ止めされている。ト
ーチ先端部材16cには第1実施形態と同様にU字状の
溝22cが横方向に設けられており、そこに通電チップ
18cを差し込んで引っかける構造になっている。通電
チップ18cは、トーチ先端部材16cの先にある三角
孔を有するセラミックチップ30より出たワイヤ3h
に、板ばね19cで押しつけられている。
【0049】従ってワイヤ3hは図示していないトーチ
本体部と結合しているねじ17cからトーチ先端部材1
6cの中のライナ31を通りセラミックチップ30の先
から出て、そこで板ばね19cにより押されている通電
チップ18cと軽く接触して溶接部に到達する。アーク
電流は、図示していないトーチ本体部とねじ17cによ
り結合されたトーチ先端部材16cのU字状溝22cに
はまった通電チップ18cを通り給電部25cでワイヤ
3hと接触して溶接部に流れる。
【0050】通電チップ18cは板ばね19cにより軽
くワイヤ3hに押さえつけ接触しており、ワイヤの曲が
りが無くても通電チップ18cによって常に接触通電し
ているので通電不良によるアーク切れが発生しない。ワ
イヤ3hは横方向の移動量の少ない三角孔2hのセラミ
ックチップ30から出てくるため、ワイヤ先端の位置ず
れがより小さくなる。
【0051】従来の通常のトーチでは、通電チップ以外
の部分でもワイヤとの電気的な接触があるために、通電
チップで瞬間的な接触不良が生じたときにアーク切れが
発生することがより少なくなることに役立っていた。し
たがって、ワイヤ送給抵抗を少なくしようとして絶縁性
のテフロンライナでチップ近くまでワイヤをガイドする
ようにすると、アーク切れが発生しやすくなる問題があ
った。
【0052】しかし本実施形態では、絶縁性のテフロン
ライナ31でトーチ先端部材16c近くまでワイヤ3h
をガイドしてワイヤの送給抵抗を減少させても、通電チ
ップ18cによる接触通電が常に行われているので、瞬
間的なアーク切れが発生する問題はない。このようにす
るとワイヤ電流の一部がトーチ本体部やネジ17cのガ
イド孔などの帯電部とワイヤ3hが接触したところから
ワイヤ3hに流れ込むこともないので、実効的なエクス
テンションが一定に保たれワイヤ溶融状態がより安定す
るとともに、トーチの内部での通電による損傷がなくな
り、トーチ本体部やトーチ先端部材16cの使用寿命も
より長くなる効果があった。
【0053】本実施形態を第1実施形態の場合と比較す
ると、強度確保のためにセラミックス部材が太くなり高
価になるが、構造がより単純で小型化でき、またセラミ
ックスがむき出しになっているのでスパッタがより付着
し難いなどの長所がある。
【0054】第4実施形態について 本発明に係る第4実施形態としてホットワイヤTIG溶
接用トーチへの適用例を図面に基づいて説明する。図2
0は本発明に係るトーチ部の平面図で、図21はその側
面図である。図20,図21においてワイヤ3iのガイ
ドとワイヤ電流の通電を行う銅管32の先端にトーチ先
端部材16dを図示していないねじで固定している。そ
のトーチ先端部材16dには、通電チップ18d−1を
押さえる板ばね19dをねじ23d−1で止めている。
またトーチ先端部材16dの先端側にセラミックガイド
部材としてのセラミックチップ30dを止めるねじ23
d−2で固定している。
【0055】このような構造なので、ホットワイヤTI
G溶接中には、ワイヤ3iは銅管32、トーチ先端部材
16d、セラミックチップ30dを通過して、図示して
いない母材に到達するが、図示していないワイヤ加熱電
源から供給されるワイヤ電流は、銅管32、トーチ先端
部材16d、通電チップ18d−1、ワイヤ3i、図示
していない母材の経路で流れる。セラミックチップ30
dに入る直前で通電チップ18d−1はばね19dでワ
イヤ3iに押しつけられているので、そこで接触通電が
確実に行われる。
【0056】本実施形態では、セラミックチップ30d
としてワイヤ径に近い内接円を持つ三角孔のセラミック
チップを用いた。ワイヤは抵抗加熱で次第に温度が高く
なってセラミックスリーブ出口で、例えば軟鋼ワイヤで
は900°C近傍まで加熱されるが、細い真っ直ぐな孔
を軟化したワイヤを通過させることによって、ワイヤの
曲がり癖を矯正している。同様な効果を目的とした図2
8のトーチ構造と比較し、構造が単純化され極めて小形
化している。
【0057】図22は第4実施形態の通電チップ18d
−1に代替する別構造の通電チップ18d−2の構造を
示す斜視図で、通電チップ18d−2の一端側(トーチ
先端部材16dとの接触側)に冷却水が流れる細い銅管
33−1,33−2をろう付けして、冷却水を通電チッ
プ18d−2の中に通過させる構造としている。この通
電チップ18d−2は、構造が複雑で高価となりチップ
交換に手間取る点で劣るが、大電流を通電するときに通
電チップの温度が上昇することを防止でき、チップ寿命
を延長する効果がある。
【0058】その他の実施形態について 第1から第4実施形態の通電チップ18a〜18dは、
通電チップ全体を安価なクロム銅で製作したが、銅タン
グステンや銀タングステンなど接触通電による損耗がよ
り少ない材料を用いてもよい。しかしその場合には材料
費が高くなる。図23は、第1実施形態の図1における
通電チップ18aのC−C断面相当場所に銅タングステ
ン部材34を接触通電部材として埋め込み固定した通電
チップ18eの実施形態を示したものである。接触通電
部材34としては銅タングステン棒を横から差し込んで
固定したものでもよい。このようにすると、更に長寿命
の通電チップを比較的安価に構成できる。
【0059】第1,2実施形態ではセラミックスリーブ
21に、第3,第4実施形態ではセラミックチップ30
に窒化ケイ素を用いたが、これらは窒化ケイ素に限定さ
れるものでなく、アルミナなど他の耐摩耗性に優れ、非
導電性のセラミックスであれば代替できる。
【0060】セラミックスリーブ21やセラミックチッ
プ20のワイヤが通過する孔は正三角形の場合が最も効
果的であったが、正三角形に限られるものでなく、多少
効果が劣るが丸孔や菱形などであってもよい。また、三
角形に似た形状として、V溝と平板の組み合わせで構成
することもできる。この場合トーチ構造は多少複雑にな
るが、三角孔セラミックチップの製作には特殊な設備を
必要とするのに対し、セラミック部材の製作がより容易
となる効果がある。
【0061】以上説明したように、本発明の実施形態の
特徴は、溶接トーチにおける通電チップの一端側が通電
部材にバネで押されて接触しながらその点を支点として
他端側が動くようになっており、前記通電チップの他端
側はバネで押されてワイヤに横から接触するように構成
されていて、通電部材から通電チップを経由してワイヤ
に通電するものである。
【0062】特に、消耗電極アークの場合には、トーチ
内に耐熱・耐摩耗でかつ電気絶縁性のセラミックスのワ
イヤガイドを配置し、ワイヤが前記セラミックガイドか
ら出た直後に、通電チップと接触するように構成され
る。
【0063】また、ホットワイヤTIG溶接でセラミッ
クガイドを用いた場合には、トーチ内に耐熱・耐摩耗で
かつ電気絶縁性のセラミックスのワイヤガイドを配置
し、ワイヤがセラミックガイドに入る直前で、前記通電
チップと接触するように構成する。
【0064】なお、使用されるこれらのセラミックガイ
ドは、三角孔あるいはV溝と平板部材から構成した三角
孔を備えておれば、効果がより顕著に達成される。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、通電チップは、相当量
摩耗しても使用できる構造になっているので、長寿命に
なった。通電チップの給電部に銅タングステンなどを用
いると、更に長寿命化を図ることができた。
【0066】セラミックスリーブやセラミックチップは
窒化珪素など耐摩耗性に優れたセラミックスを用いてい
るので多少高価ではあるが、ほとんど摩耗しない準消耗
品であり、日常的な交換は不要である。そして、三角孔
でワイヤガイドしているのでセラミックスリーブ内で詰
まりを発生することもない。
【0067】また消耗品としての通電チップは従来の通
電チップに比較して、重量も従来チップの1/5以下程
度なので材料費が安くなり、また形状が単純で容易に鍛
造で製作できるので、製造コストも半減する。
【0068】通電チップはトーチからワイヤが出たまま
の状態でもチップを両横から挾んで容易に取り出せ、ま
た装着できるので、自動交換装置が容易に構成できる。
【0069】GMA溶接における従来のチップでは瞬間
的なアーク切れがしばしば発生し、引き続いて再点弧す
る際に多量にスパッタが発生していたが、本発明のトー
チによれば、通電チップが常時ワイヤに接触して通電が
保たれるので、そのような原因に伴うスパッタ発生がな
くなり、結局スパッタ発生量が激減する効果を生じた。
また、接触通電性が極めて良好なので、殊に無人化溶接
ラインで問題になっていたアークスタートミスの発生が
ほとんどなくなった。
【0070】GMA溶接の場合、ワイヤの横方向の動き
をより拘束する狭い三角孔のセラミック部材を用いてい
るのでワイヤ先端の位置ずれは通電チップの摩耗状態と
は関係なくなり、また経時的に変化することもなくなっ
た。そして溶接トーチからのワイヤ送出点での位置変動
がより小さくなり、またワイヤ送出点での曲がり癖のあ
るワイヤの傾きがより少なくなるように拘束しているの
で、ワイヤ先端の位置ずれは従来の1/2程度にまで少
なくなった。併せて、通電性確保のためにワイヤに曲が
り癖を付与することが不要になったので、ワイヤをより
真直化して送給できるようにもなった。これらにより、
従来問題になっていた溶接中の蛇行ビードの発生やアー
ク狙い位置ずれの問題がほとんどの場合、解消できるよ
うになった。
【0071】これらの効果があり、更に通電チップは自
動交換容易な構造になっていることから、溶接ロボット
などで問題になっていたチップの摩耗によるワイヤ位置
ずれの発生やチップ詰まりによる予期しない溶接停止に
よるライン停止などの発生が極めて少なくなる効果もあ
るので、本発明になる溶接トーチを用いると、殊に無人
化溶接ラインの運転で大きな効果をあげることができ
る。
【0072】ホットワイヤTIG溶接の場合には、ワイ
ヤ送給抵抗が少なく通電性も良好な状態で、セラミック
チップのガイド孔を用いることが出来、そしてより狭い
ガイド孔を用いることが要求されるワイヤ曲がり矯正も
容易に行えるようになった。
【0073】以上のように、本発明に係るトーチは、従
来のGMA溶接における通電チップの基本的問題、およ
びホットワイヤTIG溶接でセラミックガイドを用いた
時の基本的問題を根本的な面から解決しており、工業的
に多大な効果を生むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアーク溶接用トーチの第1実施形
態を示す平面図である。
【図2】図1の中央断面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図1のC−C断面図である。
【図6】図1のC−C断面図の他の例である。
【図7】図1のトーチ先端部材の平面図である。
【図8】図1のトーチ先端部材の側面図である。
【図9】図1の通電チップの平面図である。
【図10】図1の通電チップの側面図である。
【図11】図1の通電チップの背面図である。
【図12】本発明に係るアーク溶接用トーチの第2実施
形態を示す平面図である。
【図13】本発明に係るアーク溶接用トーチの第2実施
形態を示す中央断面図である。
【図14】図12のトーチ先端部材の平面図である。
【図15】図12のトーチ先端部材の側面図である。
【図16】図12の通電チップの平面図である。
【図17】図12の通電チップの側面図である。
【図18】本発明に係るアーク溶接用トーチの第3実施
形態の平面図である。
【図19】本発明に係るアーク溶接用トーチの第3実施
形態の中央断面図である。
【図20】本発明に係る溶接用トーチの第4実施形態の
平面図である。
【図21】本発明に係る溶接用トーチの第4実施形態の
側面図である。
【図22】本発明に係る通電チップのその他の実施形態
を説明する図である。
【図23】本発明に係る通電チップのその他の実施形態
を説明する図である。
【図24】従来の溶接チップの断面図である。
【図25】先行技術である特開平6−304761号公
報記載に係る通電チップのガイド孔形状を説明する図で
ある。
【図26】先行技術である特開昭64−18582号公
報記載に係る通電チップの説明図である。
【図27】従来技術の溶接トーチの説明図である。
【図28】先行技術である特開平7−236974号公
報記載に係る溶接トーチの説明図である。
【符号の説明】
1 通電チップ 2 ガイド孔 3 ワイヤ 4 チップ出口部 5 接触通電点 6 ばね 7 圧接摺動子 8 セラミックガイド 9 トーチ本体部材 10 V溝付ワイヤガイド 11 ねじ 12 通電チップ 13 通電ケーブル 14 セラミック押え 15 トーチ先端部回り 16 トーチ先端部材 17 ねじ 18 通電チップ 19 板ばね 20 ガイド孔 21 セラミックスリーブ 22 溝 23 押えねじ 24 通電部 25 給電部 26 突起 27 溝 28 ピン 29 ピン溝 30 セラミックチップ 31 テフロンライナ 32 銅管 33 銅管 34 接触通電部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤを挿通するトーチ先端部材と、前
    記ワイヤに接触してワイヤに通電させる通電チップと、
    前記通電チップをワイヤ側に押圧する弾性部材と、を備
    えた溶接用トーチであって、 前記通電チップは、前記弾性部材に押圧されて、その一
    端側または一端側近傍が前記トーチ先端部材に当接し且
    つ通電チップの回動支点として機能し、その他端側が前
    記ワイヤにワイヤ長さ方向の略垂直方向から接触し、 前記トーチ先端部材から前記通電チップを経由して前記
    ワイヤに通電することを特徴とする溶接用トーチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の溶接用トーチにおい
    て、 前記トーチ先端部材の内部に前記ワイヤをガイドするセ
    ラミックガイドを設け、 前記ワイヤが前記セラミックガイドから通り抜け出た直
    後において、前記通電チップの他端側が前記ワイヤに接
    触することを特徴とする溶接用トーチ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の溶接用トーチにおい
    て、 前記トーチ先端部材の端部に前記ワイヤをガイドするセ
    ラミックガイドを取り付け、 前記ワイヤが前記トーチ先端部材から前記セラミックガ
    イドに挿通する直前において、前記通電チップの前記一
    端側が前記トーチ先端部材に当接することを特徴とする
    溶接用トーチ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の溶接用トーチにおい
    て、 前記トーチ先端部材の端部に前記ワイヤをガイドするセ
    ラミックガイドを取り付け、 前記ワイヤが前記セラミックガイドに入る直前におい
    て、前記通電チップの他端側が前記ワイヤに接触するこ
    とを特徴とする溶接用トーチ。
  5. 【請求項5】 請求項2、3または4に記載の溶接用ト
    ーチにおいて、 前記セラミックガイドは、前記ワイヤを挿通する三角孔
    を有することを特徴とする溶接用トーチ。
  6. 【請求項6】 請求項2、3または4に記載の溶接用ト
    ーチにおいて、 前記セラミックガイドは、前記ワイヤを挿通するため
    の、V溝と平板部材からなることを特徴とする溶接用ト
    ーチ。
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