JPH1127753A - 最適なセルラ無線の混成比率を選択するアナログからデジタルへの移行方法 - Google Patents

最適なセルラ無線の混成比率を選択するアナログからデジタルへの移行方法

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JPH1127753A
JPH1127753A JP10152363A JP15236398A JPH1127753A JP H1127753 A JPH1127753 A JP H1127753A JP 10152363 A JP10152363 A JP 10152363A JP 15236398 A JP15236398 A JP 15236398A JP H1127753 A JPH1127753 A JP H1127753A
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JP10152363A
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Mathilde Benveniste
ベンヴェニスト マシルド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/06Hybrid resource partitioning, e.g. channel borrowing

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルラ電話システムにおいて、セル内のデジ
タルおよびアナログ無線基地局の最適割合を決定して塞
がりを最小限にし、かつ使用可能なトラフィックサービ
スを増加させる。 【解決手段】 所定の割合のデジタル/アナログ二重モ
ード式移動体電話101とアナログ式移動体電話103
のサービスを行って最大容量を得る方式において、1)
アナログ式移動体電話103での塞がり確率を決定し、
2)二重モード式移動体電話101での塞がり確率を決
定し、3)アナログ式移動体電話103と二重モード式
移動体電話101との合計での塞がり確率を決定し、さ
らに4)基地局におけるデジタルおよびアナログ無線局
の数を最大容量が得られるように構成する。こうして、
セルエリアでアナログ及びデジタル無線基地局を割り振
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信システ
ムに関し、特に二重モード式移動体電話(例えばアナロ
グとデジタルとの)とアナログ式移動体電話の両方が共
通のサービスエリア内でサービスされる方式のセルラ電
話システムに関する。特に、この発明は、デジタル時分
割多重接続(TDMA)システムへ移行中のアナログ無
線システム、すなわち、アナログからデジタルへ移行中
であり、現在は二重モード式とアナログ式の両方の移動
体電話のサービスを行っているアナログ無線システムに
関し、またサービスエリア内全体の塞がりを低減するた
めの操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルセルラ電話方式の導入によって
容量を大幅に増加させることができるようになる。これ
は、デジタルTDMA方式によればアナログ方式で一通
話に使用されていた帯域で複数の通話を処理できるため
である。しかしながら、全加入者がデジタルTDMA機
能をもつ移動体電話を所有するまでは、最大限まで容量
を増加させることはできない。全加入者が該移動体電話
を所有するまではアナログ方式とデジタル方式が混在
し、容量利得は最大より小さいと予想される。実際に得
られる利得の大きさは、デジタルに切り換わる無線局の
数に依存する。システム中でデジタルに切り換わる無線
局の数が多過ぎると容量利得が得られず、却って損失が
生じることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記切り換えを行う際
に解決すべき課題がある。すなわち、アナログとデジタ
ルの両方の無線局と交信可能な二重モード機能をもつ移
動体電話の割合を定めた場合に、セル内のいくつの無線
局をアナログからデジタルに切り換えるべきかというこ
とである。この無線局の混成比率の決定においては、セ
ルの呼処理容量を最大にすること、言い換えれば移動体
電話加入者における塞がり(ブロッキング)を最小限に
することが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、解析モデルを考案し、セルに加わる負荷、アナログ
式と二重モード式の移動体電話の混成比率、およびセル
で利用できるRFチャネルのアナログとデジタルへの配
分比率を用いて、セル内の移動体電話発呼者における塞
がり率を計算した。このモデルでの解析結果から、最小
限の塞がり率が得られるチャネル配分比率を選択できる
と共に、二重モード式移動体電話の割合、セル内のデジ
タル無線局の数、およびある特定の塞がり率でサービス
され得る最大の付加される負荷、の関係を示すチャート
を作成できる。
【0005】この結果、本発明の提供する方法により、
セルすなわちサービスエリア内のデジタルおよびアナロ
グ無線基地局の最適割合が決定され、これにより塞がり
は最小限にされる。本発明のもう一つの目的として、利
用できるトラフィックサービスを増加させることがあ
る。
【0006】アナログとデジタルの両方の無線局群を含
むセルでの塞がり率を計算するために、前記二種類の無
線局群を各々二つのサーバ群からなる一つの問い合わせ
システムとして表す。この二つのサーバ群には二つの呼
流が別個に着信する。前記二つの呼流は、アナログ式移
動体電話から発信された呼と二重モード式移動体電話か
ら発信された呼からなる。これら二つの呼流はポアソン
分布を示すものとする(すなわち呼の持続時間が指数分
布を示すと共に、相互にかつ呼の生成率に依存しな
い)。各呼流の負荷は、セルに加わる全負荷およびアナ
ログ式移動体電話と二重モード式移動体電話の割合に依
存する。
【0007】
【発明の実施の形態】前記TDMAシステムでは、移動
体電話を一定の塞がり確率で処理するように設計するこ
とができる。このTDMAシステムのサービスが行われ
るセルにおける移動体電話の数は既知であることが望ま
しい。アナログ式とデジタル式の両方(すなわち二重モ
ード式)の移動体電話を処理するTDMA方式のセルに
おいては、これらの数値情報を演算して、各宛先毎に定
まった数の移動体電話を低塞がりかつ高容量で使用する
ためのセル容量の設計に使用することができる。
【0008】図1にデジタル式とアナログ式の両方の移
動体電話のサービスを行うセルの模式図を示す。この構
成において、(負荷aDが加わる)複数の二重モード式
移動体電話101のサービスが、複数のデジタル無線局
をもつデジタルサーバ群102によって行われる。二重
モード式移動体電話101はデジタルとアナログの両方
の送受信機能を内蔵している。(負荷aAが加わる)ア
ナログ式移動体電話103のサービスは、デジタル送受
信機能をもたないアナログサーバ104によって行われ
る。デジタルサーバ102は一次サーバ群105の範疇
に含まれる。図に示すように、デジタルサーバ102は
サービス要求に応じてデジタル信号のオーバーフローα
Dの進行方向を変え、アナログサーバ群104に向け
る。この様にして扱われる結合負荷(combined
load)(等価ランダム負荷α)は、あたかも「等
価ランダム一次サーバ群」105で扱われるかのように
見える。等価ランダム負荷αは下記の方法で決定され、
アナログサーバ群SA104に付加される呼流αとな
る。αはオーバフローαDを含む。αDはデジタルサーバ
群SD102を通じて等価サーバ105を通過し、アナ
ログサーバ群SA104に向かうオーバフローである。
【0009】問い合わせモデル アナログとデジタルの両方の無線局群を含むセルでの塞
がりを計算するために、これら二種類の無線局群を二つ
のサーバ群からなる一つの問い合わせシステムとして表
す。二つの呼流が別個にこの二つのサーバ群に向かう。
該二つの呼流は、アナログ式移動体電話が発信した呼と
二重モード式移動体電話が発信した呼からなる。この二
つの呼流はポアソン分布を示すものとする(すなわち呼
の持続時間が指数分布を示すと共に、相互にかつ呼の発
生率に依存しない)。各呼流の負荷は、セルに加わる全
負荷およびアナログ式と二重モード式移動体電話の割合
に依存する。
【0010】図1にトラフィック流とサーバ群の間の関
係を示す。デジタルサーバ群は二重モード式移動体電話
からのみ呼を受信する。受信した全ての呼に対してデジ
タル無線局が全てビジーであると、前記呼の進行方向は
アナログサーバ群に向けられる。アナログサーバ群はデ
ジタルサーバ群からのオーバフローだけでなく、アナロ
グ式移動体電話からの呼も受信する。
【0011】システム全体の塞がり確率PS、二重モー
ド式移動体電話の塞がり確率PD、およびアナログ式移
動体電話の塞がり確率PAは、 二重モード式移動体電話の負荷 aD アナログ式移動体電話の負荷 aA デジタル無線回線数 sD アナログ無線回線数 sA を用いて計算される。
【0012】上記塞がり確率は以下の関係式を用いて計
算される。確率PAは確率BA、、つまりアナログサーバ
群に到達した呼に対してアナログ無線局が全てビジーで
ある場合の確率に等しい。
【0013】すなわち、
【数1】PA=BA (1) PDは、二重モード式移動体電話からの呼に対してデジ
タルとアナログの両方のサーバ群がビジーである場合の
確率に等しい。
【0014】したがって、
【数2】PD=BAD (2) 式中BDは全デジタル無線局がビジーである場合の確率
である。システムの塞がり確率PSは付加される結合負
荷に対するブロックされる結合負荷の比に等しい。
【0015】すなわち、
【数3】 PS=(αD+aA)BA/(aD+aA) =(aDD+aA)BA/(aD+aA) (3) 式中αDはデジタルサーバ群でブロックされる二重モー
ド式移動体電話の負荷である。
【0016】所望の確率を計算するために、BAとBD
すなわちアナログおよびデジタルサーバ群における塞が
り確率を知る必要がある。確率BDはアーランの損失式
B(s,a)を用いて計算される。sはサーバ数であ
り、aは付加される負荷である。デジタルサーバ群中の
無線局の数sDと付加される負荷aDを用いて、式4から
塞がり確率BDを求める。
【0017】
【数4】 確率BAの計算はより複雑である。元のトラフィック流
がポアソン分布を示すとしても、アナログサーバ群への
入力トラフィック流はポアソン分布を示さない。この理
由は、アナログサーバ群への入力トラフィック流はデジ
タルサーバ群からのオーバフローを含み、このオーバフ
ローがポアソン分布を示さないためである。したがっ
て、アナログサーバ群での塞がり確率の計算には等価近
似法が使用される。
【0018】等価ランダム法 本解析はトラフィック伝送工学における等価ランダム法
と呼ばれる手法に基づくものである。図1に示すよう
に、この問い合わせシステムは一つの一次サーバ群と一
つのオーバフローサーバ群をもつ単純な等価オーバーフ
ローシステムとして簡潔に表される。アナログサーバ群
が前記オーバフローグループに該当する。アナログサー
バ群に着信する二つの入呼は結合され、一つの「等価ラ
ンダムな」負荷を受け取る一つの「等価ランダムな」一
次サーバ群からのオーバフローとして表される。等価ラ
ンダム一次サーバ群の大きさsと付加される等価ランダ
ム負荷aの二つが、前記二つのシステムを等価にするた
めに使用されるパラメータである。この二つのシステム
は、アナログサーバ群に入力される最初の二つのモーメ
ント(能率)が等しければ等価になる。すなわち、アナ
ログサーバ群に付加される全負荷の平均αと偏差υと
を、元のシステムと等価ランダムシステムとの間で等し
くする必要がある。以上の結果として、アナログサーバ
群における塞がり確率がこの等価な二つのシステム間で
等しくなるようにされる。BAの値はこの等価ランダム
システムを用いることで求まる。
【0019】最初にsとaの値が決定され、二つの問い
合わせシステムが等価にされる。このために、両システ
ムでのαとυが式で表され、等式化される。
【0020】元のシステムにおいて、アナログサーバ群
への入呼は別々の二つの呼流、すなわちデジタルサーバ
群からのオーバフローとアナログトラフィック流からな
る。前記二つの呼流が別個であることに基づき、前記入
呼の平均と偏差を式5,6を用いて計算する。
【0021】
【数5】α=αD+aA (5)
【数6】υ=υD+aA (6) 式中αDとυDはそれぞれデジタルオーバフローの平均と
偏差である。これらの値は式7,8から求まる。
【0022】
【数7】 αD=aDB(sD,aD) (7)
【数8】 υD=αD[1−αD+aD/(sD+1+αD−aD)] (8) 式中aDは二重モード式移動体電話から付加される負
荷、sDはデジタル無線局の数[1]、aAはアナログ式
移動体電話から付加される負荷である。aはポアソン形
トラフィック流であるため、アナログ式移動体電話から
付加される負荷の偏差は同負荷の平均に等しい。
【0023】等価ランダムシステムにおけるオーバフロ
ーの平均と偏差は式9,10から求まる。
【0024】
【数9】 α=aB(s,a) (9)
【数10】 υ=α[1−α+a/(s+1+α−a)] (10) 最初に式5〜8によってαとυを計算した後、式9,1
0を用いて等価ランダム群の大きさsと等価ランダム負
荷aの解を求める。
【0025】sとaが定まると、アナログサーバ群にお
ける塞がり確率BAを算出することができる。等価ラン
ダムシステムにおいて、BAは条件付き確率、すなわち
一次等価ランダムサーバ群でブロックされた呼に対して
オーバフローグループ内の全サーバがビジーである場合
の確率である。一次サーバ群における塞がり確率をB
(s,a)で表し、全体の塞がり確率をB(s+sA
a)で表す。sAはアナログ無線局の数である。前記条
件付き確率の定義に基づき式11からBAを求める。
【0026】
【数11】 BA=B(s+sA,a)/B(s,a) (11)等価ランダムシステムの諸パラメータの近似解 sとaについての式9,10の解はラップ法(Rap
p’s method)[3]を用いて導かれる。式
9,10の解は、式10を式12と結合することで適切
に導かれることがラップにより明らかにされている。
【0027】
【数12】 a=υ+3z(z−1) (12) 式中尖鋭ファクタzは、
【数13】 z=υ/α (13) で規定される。
【0028】以上の検討結果より次の解法を得る。
【0029】sおよびaの算出アルゴリズム ステップ1:式5〜8を用いたαとυの計算 ステップ2:zの計算 ステップ3:等式12を用いたaの計算 ステップ4:等式10の倒置式、 s=a(α+z)/(α+z−1)−α−1) からのsの算出 ステップ5:ステップ4での計算値の小数以下の切り捨
てによるsの整数値の算出 ステップ6:式10から求まるaについての新たな値の
算出であって、整数sおよびzを用いた、式 a=(s+α+1)(α+z−1)/(α+z) からのaの算出 sとaの値が求まると、式11を用いてBAを計算す
る。BAと(式4で)既知のBdとにより、確率PA,Pd
およびPSを各々式1,2および3を用いて算出するこ
とができる。
【0030】結果 前節で提示した式を一標本モデルに適用して検討を行っ
た。19のRFチャネルが割り当てられたセルを想定
し、全チャネルがアナログ無線局に割り当てられた時塞
がり率が5%になるものとした。付加される負荷は1
4.3アーランとした。二重モード式移動体電話の割合
に応じて値が異なると仮定して、移動体電話群全体での
塞がり確率と二重モード式およびアナログ式それぞれの
移動体電話群での塞がり確率を計算した。この計算は、
利用できるチャネルをアナログとデジタル間で種々の分
割割合で変化させた場合について行った。
【0031】結果を表1〜6および図2に示す。各表に
おいて、1列目は0から19までのデジタル無線局の数
を表す。2列目は全移動体電話の塞がり確率、3列目は
二重モード式移動体電話の塞がり確率であり、4列目は
アナログ式移動体電話の塞がり確率である。式1,2か
ら推定されるように、二重モード式移動体電話の塞がり
は常にアナログ式移動体電話より少ない。図2に、二重
モード式移動体電話の割合を種々変化させた場合の、全
移動体電話での塞がり率をデジタル無線局の関数として
示す。
【0032】アナログ移動体電話の塞がり確率はアナロ
グサーバ群の塞がり確率に一致する。二重モード式移動
体電話の塞がり確率はアナログサーバ群の塞がり確率に
1より小さい数を乗じた値になる。したがって、二重モ
ード式移動体電話での塞がりはアナログ式移動体電話よ
りも少ない。
【0033】移動体電話群全体としての塞がり確率は二
重モード式移動体電話の塞がり確率とアナログ式移動体
電話の塞がり確率との間にある。
【0034】二重モード式移動体電話が現存する場合、
アナログ無線局からデジタル無線局にチャネルが切り換
わると、最初はこの切り換えにより容量が増加するため
システム全体の塞がり確率は減少する。この塞がりの減
少は次の二つの効果が組み合わさった結果、すなわち二
重モード式移動体電話の塞がりの単調減少とアナログ式
移動体電話の塞がりの初期の減少とが組み合わさった結
果により生じたものである。前記アナログ式移動体電話
の塞がりは、初期に減少した後アナログからデジタルへ
の変換が進むにしたがって増加する。したがって、アナ
ログ式移動体電話の塞がりがデジタル式移動体電話の塞
がりの減少で相殺される以上に増加すると、システム全
体の塞がりは減少しなくなる。
【0035】表7に、二重モード式移動体電話の割合を
種々変化させた時の塞がりが最小限になるデジタル無線
局の数を示す。二重モード式移動体電話の割合が増加す
るにしたがって、システム全体の塞がり確率が最小にな
る時のデジタル無線局の数が増える。またこのとき塞が
り確率は減少する。
【0036】容量参照チャート 前節の結果でモデルでの容量を示した。このモデルは、
付加される負荷と二重モード式移動体電話の割合を用い
て、種々の混成比率によるアナログおよびデジタル無線
局における塞がり確率を計算するために導いたものであ
る。セルラ電話システムの設計においては、ある特定の
塞がり確率で処理され得る最大の付加される負荷が重要
な因子となる。この負荷を「負荷容量」とする。このた
めに、負荷容量とデジタル無線局の数および二重モード
式移動体電話との間の関係を示すチャートを作成した。
この時、所望の塞がり確率を2%とした。セルで利用で
きるチャネル数が異なる二つの場合を想定し、一つは利
用できるチャネル数19のセット、もう一つは利用でき
るチャネル数38のセットとした。
【0037】この容量チャートの作成は、前記モデルを
逐次適用して行った。塞がり確率の計算は、付加される
負荷を種々変化させた場合について行った。容量は、塞
がり確率が0.02になるまで内挿することで求めた。
このチャートを図3,4に示す。図3にチャネル数19
のセルの容量を示し、図4にチャネル数38のセルの容
量を示す。これら二つのチャートを観察すると明らか
に、ある一定割合の二重モード式移動体電話において、
容量は最初はデジタル無線局の数と共に増加し、ある最
大値に達すると減少する。前記容量の減少は、過剰のア
ナログ無線局がデジタル無線局に置き換わるとアナログ
式移動体電話での塞がりが増加することによる。
【0038】実際に得られる最大容量は、二重モード式
移動体電話の割合の増加にしたがって増加する。デジタ
ル機能なしでこの最大の容量利得を得るには、セルで利
用できるチャネル数を3倍にする必要がある。二重モー
ド式移動体電話の割合が低い場合は、容量利得は低めで
あるが利得幅はきわめて大きい。例えば、19のチャネ
ル数と30%の二重モード式移動体電話をもつセルで
は、わずか二つのデジタル無線局で14.8アーランの
容量が得られ、アナログ無線局100%の場合に比べて
21%の容量増を示す。これと同じ割合の二重モード式
移動体電話で、38チャネルのセルでは五つのデジタル
無線局で35.6アーランの容量が得られ、アナログ無
線局100%の場合に比べて24%の容量増を示す。
【0039】結言 解析式を導いて、デジタルとアナログの両方の無線局を
備えたセルでの移動体電話発呼者における塞がり確率を
求めた。以下に塞がり確率の挙動についての結論を示
す。
【0040】二重モード式移動体電話での塞がりはデジ
タル無線局の数の増加にしたがって減少する。一定限の
アナログからデジタルへの無線局の変換によってアナロ
グ式移動体電話における塞がりも減少する、ただし最終
的にはこの塞がりは増加する。つまり、過剰なデジタル
無線局の設置は容量損を招く。二重モード式移動体電話
における塞がりは常にアナログ式移動体電話より少な
い。システム全体の塞がりは、二重モード式移動体電話
の割合とセルにおけるデジタル無線局の数の増加と共に
減少する。
【0041】セルラ電話システムを発展的に設計するた
めに、19チャネルと38チャネルとの二種類のチャネ
ル割り当てが行われたセルについての容量チャートを作
成した。上記チャートは、所定の割合の二重モード式移
動体電話において得られる最大容量を、セル中のデジタ
ル無線局の数の関数として示したものである。TDMA
方式の容量に与える影響は、加入者群のもつ二重モード
式移動体電話の割合に依存する。明らかに、最大限まで
容量を増加させる(アナログ方式では3倍のスペクトル
増を要する)にはアナログ方式を全てデジタル方式に切
換える必要があるが、一定限の切換えによって顕著な容
量利得を得ることができる。例えば、二重モード式移動
体電話の割合が30%とすると、チャネル数19のセル
ではわずか二つのデジタル無線局で21%の容量増が得
られる。
【0042】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】 本手法により、ある特定の塞がり確率で処理され得る、
所定の最大負荷をもつセルラ電話システムを設計するこ
とができる。セルにおける利用度数をアナログおよびデ
ジタル無線局間でどのように選択するかを決定して、最
大容量を得るようにすることができる。
【0043】縦軸にシステム全体の塞がり確率をプロッ
トし、横軸にデジタル無線局の数をプロットする。チャ
ート上のプロット曲線は、サービスエリア内の二重モー
ド式移動体電話の数によって各々形状が異なる。種々の
混成比率についての結果はシステム全体の塞がりを最小
限にする上で有用である。
【0044】図3および4のチャートは、システム中の
デジタル無線局の数(横軸)に対する負荷容量(縦軸)
の関係をプロットしたものである。各プロット曲線は、
それぞれ二重モード式移動体電話の割合を特定した場合
のものであり、最適負荷容量が各プロットによって定ま
る状況を示す。本方法により、図2に示すようなある特
定の塞がり確率に適合した容量チャートを作成すること
もできる。図3,4のチャートは、負荷容量とデジタル
無線局の数および二重モード式移動体電話の割合の関係
を示したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アナログ式とデジタル式の両方の移動体電話
のサービスが行われるセルすなわちサービスエリアにお
けるトラフィック流とサーバ群間の関係を示す模式図で
ある。
【図2】 アナログ/デジタル二重モード式移動体電話
の混成比率を種々変化させた場合のセルの塞がり確率を
示す図である。
【図3】 アナログ/デジタル二重モード式移動体電話
の混成比率を種々変化させた場合のセルの塞がり確率を
示す図である。
【図4】 アナログ/デジタル二重モード式移動体電話
の混成比率を種々変化させた場合のセルの塞がり確率を
示す図である。
【符号の説明】
101 二重モード式移動体電話、102 デジタルサ
ーバ群、103 アナログ式移動体電話、104 アナ
ログサーバ群、105 一次サーバ群。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の割合のデジタル/アナログ二重モ
    ード式移動体電話とアナログ単独式移動体電話のサービ
    スを行って最大容量を得る方式における、セルエリアで
    のアナログおよびデジタル無線基地局の分割方法であっ
    て、 アナログ式移動体電話での塞がり確率を決定するステッ
    プと、 二重モード式移動体電話での塞がり確率を決定するステ
    ップと、 アナログ式移動体電話と二重モード式移動体電話の合計
    での塞がり確率を決定するステップと、 基地局におけるデジタルおよびアナログ無線局の数を最
    大容量が得られるように構成するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 各々が特定の塞がり確率をもつ二重モー
    ド式とアナログ式の両方の移動体電話のサービスを行う
    セルにおける、アナログおよびデジタル無線基地局の混
    成比率を決定する方法であって、 二重モード式移動体電話、アナログ式移動体電話、およ
    びアナログ式移動体電話と二重モード式移動体電話の組
    合せの各々について、塞がり確率を決定するステップ
    と、 アナログ無線局とデジタル無線局の割合を決定するステ
    ップと、 基地局におけるアナログ無線局とデジタル無線局の割合
    を、所望のセル容量が得られ、セル全体の塞がり確率が
    最小限になるよう、設定するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、 アナログ式移動体電話の塞がり確率が等価ランダム法に
    よって決定されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の方法において、 塞がり確率の算出が、平均値、偏差、および尖鋭ファク
    タの算出を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の方法において、 αとυを算出するステップであって、これらの値が、式 α=αD+aA および υ=υD+aA の関係をもち、式中αDとυDはそれぞれデジタルオーバ
    フローの平均と偏差を表し、各々の値は、式 αD=aDB(sD,aD) υD=αD[1−αD+aD/(sD+1+αD−aD)] から求まるものであるステップと、 式 z=υ/α からzを算出するステップと、 式 a=υ+3z(z−1) からaを算出する
    ステップと、 式 s=a(α+z)/(α+z−1)−α−1
    からsを求めるステップと、 求めたsの計算値の小数以下を切り捨ててsの整数値を
    求めるステップと、 sおよびzの整数値を用いて、式 a=(s+α+1)(α+z−1)/(α+z) から新たにaの値を算出するステップと、 得られたsとaの値を用いて、式 BA=B(s+sA,a)/B(s,a) からBAを算出するステップと、 BAおよび既知のBD(後述の式4に示す)を用いて、式 PA=BAD=BADS=(αD+aA)BA/(aD+aA) =(aDD+aA)BA/(aD+aA) BA=B(s+sA,a)/B(s,a) から確率PA,PDおよびPSを求めるステップと、 によって、アナログ式移動体電話の塞がり確率の近似計
    算が行われることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の方法において、 二重モード式およびアナログ式移動体電話群から付加さ
    れる負荷をリアルタイムに判定し、塞がりが最小限にな
    るようにデジタルおよびアナログ無線局をセルに割り当
    てるステップを含むことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の方法において、 各種類の移動体電話の割合をリアルタイムに判定し、容
    量が最大になるようにデジタル無線局とアナログ無線局
    をセルに割り当てるステップと、 特定の割合のある種類の移動体電話についてプロット曲
    線を用意し、プロットが最適負荷容量をどのようにして
    決定するかを調査するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
JP10152363A 1997-06-03 1998-06-02 最適なセルラ無線の混成比率を選択するアナログからデジタルへの移行方法 Pending JPH1127753A (ja)

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