JPH11277667A - 包装袋及びそれを用いた包装体、及び包装袋の製造方法 - Google Patents

包装袋及びそれを用いた包装体、及び包装袋の製造方法

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JPH11277667A
JPH11277667A JP10101724A JP10172498A JPH11277667A JP H11277667 A JPH11277667 A JP H11277667A JP 10101724 A JP10101724 A JP 10101724A JP 10172498 A JP10172498 A JP 10172498A JP H11277667 A JPH11277667 A JP H11277667A
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layer
packaging bag
film
light
ink layer
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JP10101724A
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English (en)
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Takatoshi Yosomiya
隆俊 四十宮
Fumiko Nakamura
文子 中村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮光性に優れ、油を含む食品等の包装に好適
に使用でき、且つ、金属探知機による検査適性を有する
包装袋、及びその製造方法を提供し、また、この包装袋
に主の食品等の内容物と共に、確実に副の内容物が同封
された包装体を提供する。 【解決手段】 例えば、外側から、基材フィルム1a、ガ
スバリヤー層2a、絵柄等の印刷層3、白色インキ層4a、
有色インキ層5a、熱接着性樹脂層7が順に積層された積
層フィルム10を用いて包装袋を製造する。尚、白色イン
キ層と有色インキ層とは、少なくとも各2回の重ね刷り
で形成し、白インキの総塗布量を5〜15g/m2 、有色
インキの総塗布量を3〜13g/m2 とすることにより、
200 〜550nmの波長域の光透過率が1.0 %以下の遮光性
を有する包装袋を得る。この包装袋に主の食品等の内容
物と共に金属探知機で検知可能な副の小袋包装体を同封
して包装体を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装袋及びそれを
用いた包装体に関し、更に詳しくは、金属箔や金属蒸着
膜などの金属を用いずに、遮光性及び水蒸気その他のガ
スバリヤー性が付与され、内部に収納される食品など内
容物の品質の劣化を防止でき、且つ、その内容物に添え
て密封包装される金属箔などの金属を含む小袋包装体
を、金属探知機により容易に検知できる包装袋及びそれ
を用いた包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油を用いた菓子、スナック食品等
を包装する包装袋においては、光、酸素などによる油の
酸化劣化により内容物の品質が低下するのを防止するた
めに、遮光性及び水蒸気その他のガスバリヤー性を付与
するためのバリヤー層が設けられている。このようなバ
リヤー層としては、アルミニウム箔やアルミニウム蒸着
膜などを利用する方法が簡便であり、例えば、中間層に
アルミニウム箔を積層した積層フィルムや、中間層に厚
さ400〜600Å程度のアルミニウム蒸着膜を設けた
積層フィルムを包装袋に用いる方法が採られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなアルミニウム箔層や、アルミニウム蒸着膜層を有
する包装袋は、安定したガスバリヤー性が得られるもの
の、特にアルミニウム箔層を積層したものは、廃棄時に
アルミニウムを分離できないため、使用後の廃棄処理が
困難であり、また、包装される内容物に関して、金属探
知機による検査を適用できないなどの問題があった。
【0004】これに対処するために、プラスチックフィ
ルムに珪素酸化物(SiOX )の薄膜を蒸着したバリヤ
ー層を備える積層フィルムが開発されている。このよう
な積層フィルムを用いた包装袋は、優れたガスバリヤー
性、及び廃棄適性、金属探知機適性を備えている。
【0005】しかし、上記の珪素酸化物(SiOX )の
薄膜を蒸着したバリヤー層は、透明性が高く、殆ど遮光
性がないため、遮光性の点でアルミニウム箔層やアルミ
ニウム蒸着膜層に劣り、特に紫外線を含む領域の光線が
積層フィルムを透過して内容物に到達し、内容物の変
質、劣化などを引き起こすという問題があった。
【0006】一方、紫外線カット剤として、従来、酸化
亜鉛(ZnO)、二酸化チタン(TiO2 )を用いたコ
ーティング剤が使用されているが、このようなコーティ
ング剤では、波長380nm以下の紫外域の光線しか遮
光することができず、スナック食品など油を含む内容物
の保護に要求される特性を充分に備えるものではなかっ
た。
【0007】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、優れた遮光性
及び水蒸気その他のガスバリヤー性を備えると共に、廃
棄性にも優れ、油を含む菓子、スナック食品などの包装
に好適に使用でき、且つ、これらの食品など主たる内容
物に添えて、小袋などに包装されたおまけなどの副の内
容物の包装体が同時に密封包装される場合でも、副の内
容物自体、またはその小袋のいずれかが金属探知機によ
り検知され得る金属を有し、その存在を金属探知機によ
り、容易に検知できる包装袋、及び、それを用いて前記
食品と共に、金属探知機により検知可能なおまけなどの
副の内容物の小袋包装体が密封包装され、それを金属探
知機により容易に検知できるようにした包装体を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、少なくとも一種の基材フィルムと熱接着
性樹脂層とを積層した積層フィルムを製袋してなる包装
袋において、該積層フィルムを構成するいずれかの層
に、少なくとも白色インキ層と有色インキ層とを積層し
てなる遮光層が設けられ、該包装袋が、200〜550
nmの波長領域における光透過率1.0%以下の遮光性
を有することを特徴とする包装袋からなる。
【0009】このような構成を採ることにより、本発明
の包装袋は、基材フィルムにより各種の強度や耐性のほ
か、印刷適性などの性能が付与されると共に、積層フィ
ルムを構成するいずれかの層に設けられた少なくとも白
色インキ層と有色インキ層との積層で形成される遮光層
により、油の酸化に影響のある200〜550nmの紫
外域を含む波長領域における光透過率を1.0%以下に
遮光することができ、更に、最内層の熱接着性樹脂層に
より、ヒートシールによる製袋適性および開口部の熱封
緘性が付与される。従って、本包装袋は、内部に油を含
む食品などを密封包装した場合でも、油の酸化などによ
る食品の劣化を抑制することができ、食品の保存性を高
めることができる。
【0010】請求項2に記載した発明は、前記遮光層に
おける白色インキ層の白色インキ塗布量が固形分で5〜
15g/m2 、有色インキ層の有色インキ塗布量が固形
分で3〜13g/m2 であることを特徴とする請求項1
記載の包装袋である。遮光層の白色インキ層と有色イン
キ層とを、このように構成することにより、200〜5
50nmの波長領域の光線を一層確実に透過率1.0%
以下に遮光することができる。
【0011】請求項3に記載した発明は、前記遮光層に
おける白色インキ層及び有色インキ層が、それぞれ少な
くとも2回の重ね刷りによるインキ層で形成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋であ
る。
【0012】このような構成を採ることにより、白色イ
ンキ層及び有色インキ層の形成にグラビア印刷またはフ
レキソ印刷などの印刷手段を用いた場合でも、充分な塗
布量が得られると共に、刷り重ねにより塗布ムラやピン
ホールなどの欠点が解消され、より均一なインキ層、即
ち、遮光層を形成でき、更に、絵柄などの印刷とインラ
インで形成できるため、生産性も大幅に向上できる。
【0013】請求項4に記載した発明は、前記積層フィ
ルムを構成するいずれかの層に、更にガスバリヤー層が
設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の包装袋であり、また、請求項5に記載した
発明は、前記ガスバリヤー層が、無機酸化物の薄膜層ま
たはポリ塩化ビニリデンの皮膜層を積層した基材フィル
ム、またはガスバリヤー性を有する樹脂層であることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の包装袋で
ある。
【0014】このような構成を採ることにより、包装袋
は、優れた遮光性と共にガスバリヤー性を備えたものと
なり、食品に含まれる油の酸化を一層効果的に防止する
ことができる。従って、前記請求項1乃至3に記載した
発明の作用、効果に加えて、更に食品の保存性を高める
ことができる。また、以上のような本発明の包装袋は、
その積層フィルム中に、アルミニウム箔やアルミニウム
蒸着層などの金属を含まないため、包装袋の廃棄性及び
金属探知機による検知適性が損なわれることがない。
【0015】そして、請求項6に記載した発明は、前記
請求項1乃至5のいずれかに記載した包装袋に、主たる
内容物と共に、副の内容物が包装された小袋包装体が密
封包装され、且つ、前記副の内容物、またはそれを包装
する小袋のうち、少なくともいずれか一方が、金属探知
機で検知可能な金属を含み、金属探知機による小袋包装
体の有無の検査が可能とされていることを特徴とする包
装体からなる。
【0016】このような構成を採ることにより、本発明
の包装体は、主たる内容物に添えて、おまけその他、副
の内容物を小袋に詰めて同封することができ、且つ、そ
の存在を金属探知機により容易に確認することができる
ので、添付もれを防止でき、一層多機能の包装体を確実
に提供することができる。
【0017】また、請求項7に記載した発明は、少なく
とも一種の基材フィルムと熱接着性樹脂層とを積層した
積層フィルムを製袋してなる包装袋において、該基材フ
ィルムの少なくとも一方の面に、遮光層として、白色イ
ンキ塗布量が固形分で5〜15g/m2 の白色インキ層
と、有色インキ塗布量が固形分で3〜13g/m2 の有
色インキ層とを、それぞれ少なくとも2回の重ね刷りに
よって設け、包装袋の200〜550nmの波長領域の
光透過率を1.0%以下としたことを特徴とする包装袋
の製造方法である。
【0018】このような製造方法を採ることにより、白
色インキ層と有色インキ層との形成方法を、コーティン
グ方式はもとより、グラビア印刷やフレキソ印刷などの
印刷方式によっても、十分な塗布量で、且つ、均一な連
続皮膜のインキ層を容易に形成できるので、遮光性に優
れ、内容物の保存性に優れた包装袋を生産性よく提供で
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の包装袋の構成材料
及び包装袋の製造方法など、発明の実施の形態について
説明する。本発明の包装袋に用いる基材フィルムとして
は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、ナイロン、ポリアク
リロニトリル、ポリカーボネート、高密度ポリエチレ
ン、ポリビニルアルコール系樹脂などの一軸または二軸
延伸フィルムのほか、セロハン、防湿セロハン等を使用
することができ、これらを単独または複数を積層して用
いることができる。このような基材フィルムの厚さは、
包装袋の使用目的に応じて適宜設定することができる
が、例えば10〜50μm程度とすることができる。
【0020】そして、積層フィルムを構成するいずれか
の層に設けられる遮光層は、少なくとも白色インキ層と
有色インキ層とを積層した積層インキ層で形成され、2
00〜550nmの波長領域の光透過率を1.0%以下
とするものである。このためには、白色インキ層の白色
顔料として、二酸化チタン、亜鉛華、炭酸カルシウム、
クレー(カオリン)、硫酸バリウムなどを使用すること
ができる。これらの白色顔料による白色インキ層は、主
に390nm以下の波長域の光を遮光する。
【0021】そして、有色インキ層の有色顔料として
は、赤色、黄色、青色、茶色、黒色系などの有機または
無機顔料を使用することができ、具体的には、有機顔料
ではフタロシアニン顔料、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ
顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキ
サジン顔料、ジケトピロロピロール顔料、アントラピリ
ジン顔料、アンサンスロン顔料、インダンスロン顔料、
フラバンスロン顔料、ペリノン顔料、ペリレン顔料、イ
ソインドリノン顔料、チオインジゴ顔料などが挙げら
れ、無機顔料では、酸化鉄、群青、紺青、酸化コバル
ト、ストロンチウムクロメート、チタニウムイエロー、
チタンブラック、ジンククロメート、鉄黒、モリブデン
レッド、モリブデンホワイト、リトポン、エメラルドグ
リーン、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、コバ
ルトブルーなどが挙げられる。
【0022】上記において、有色インキ層として、特に
遮光性を重視する場合は、黒色系顔料を使用することが
最も有効であり、例えば、白色顔料による白色インキ層
と黒色系顔料による黒色インキ層との組み合わせで遮光
層を形成することもできる。しかし、黒色インキ層は、
白色インキ層の裏面に用いた場合でも、その影響力が強
いため、表面がグレーになり易く、また、裏面は黒色そ
のものであり、食品などの包装袋としては、意匠性やイ
メージの点で、好ましいものではない。
【0023】この点から、有色インキ層を有彩色で考え
ると、例えば、黄色系顔料は、主に400〜470nm
の波長域の光を遮光し、赤色系顔料は、520〜570
nmの波長域の光を遮光する。従って、赤色系顔料と黄
色系顔料とを中心として、これに補助的に茶色系などそ
の他の色調の顔料を適宜組み合わせて有色インキ層を構
成することにより、400〜570nmの波長域の光を
遮光することができる。
【0024】このような有色インキ層の色調は、ややく
すんだ金赤乃至オレンジ色系であり、表面の白色インキ
層の厚さによっては、若干表面が赤みを帯びるが、意匠
性、イメージの点ではこの方が好ましい。従って、遮光
層を少なくとも前記白色インキ層と上記有色インキ層と
の積層インキ層で形成することにより、本発明で必要と
する200〜550nmの波長域の光の遮光が可能とな
る。
【0025】そして、インキの塗布量は、白色インキ層
の塗布量が固形分で5〜15g/m2 、有色インキ層の
塗布量が固形分で3〜13g/m2 となるように印刷、
またはコーティングすることが好ましく、これにより、
200〜550nmの波長域の光の透過率を1.0%以
下にすることは、容易に達成することができる。
【0026】白色インキ層のインキ塗布量が固形分で5
g/m2 未満の場合、または、有色インキ層のインキ塗
布量が固形分で3g/m2 未満の場合は、200〜55
0nmの波長域の光の透過率が1.0%を超える恐れが
あるため好ましくない。また、白色インキ層のインキ塗
布量が固形分で15g/m2 を超える場合、または、有
色インキ層のインキ塗布量が固形分で13g/m2 を超
える場合は、既に十分な遮光性を有しており、その必要
性がなく、むしろインキ層が厚くなるため、ひび割れな
どを生じ易くなり、また、生産性、経済性の点でも不利
となるため好ましくない。
【0027】以上のような遮光層は、例えば、最外層の
基材フィルムに対して、通常の絵柄などの印刷が裏刷り
形式で印刷される場合、その絵柄印刷面に、先ず、白色
インキ層をベタ印刷またはコーティング方式で塗布し、
次いで、有色インキ層を同様にベタ印刷またはコーティ
ング方式で塗布することにより、通常の絵柄などの印刷
層の下地が白色インキ層となるため、意匠性が損なわれ
ることもなく、良好な遮光性を得ることができる。
【0028】また、本発明の包装袋に用いるインキの構
成溶剤、希釈溶剤については、絵柄用インキ、遮光層用
インキとも、印刷機などの条件により、各種有機溶剤
系、または水系より適宜選択できる。更に、遮光層の白
色インキ層及び有色インキ層は、それぞれを例えば2層
など複数に分割して塗布し、形成することができる。こ
のような方法は、特に、塗布手段を印刷方式とする場合
に適している。即ち、印刷方式で塗布する場合、2回の
刷り重ねで所定の塗布量とすればよく、例えば1回目の
印刷塗膜にピンホールや塗布ムラを生じた場合でも、2
回目の印刷塗膜でこれをカバーすることができ、塗膜の
均一性を向上できると同時に、1回当たりの塗布量を少
なくできるため、印刷機におけるユニット毎の乾燥も容
易になり、印刷の高速性が維持され、また、通常の絵柄
などの印刷とインラインで遮光層の印刷を行えるため、
生産性においても著しく有利となる。
【0029】また、積層フィルムを構成するいずれかの
層に設けられるガスバリヤー層としては、無機酸化物の
薄膜層またはポリ塩化ビニリデンの皮膜層を積層した基
材フィルム、またはガスバリヤー性を有するフィルムな
どの樹脂層を用いることができる。ガスバリヤー層とし
て、無機酸化物の薄膜層を積層した基材フィルムを用い
る場合、無機酸化物は、その薄膜層が金属探知機で検知
されないものであり、例えば、珪素酸化物(Si
X )、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化ス
ズ、酸化ジルコニウムなどを使用することができ、珪素
酸化物(SiOX )と酸化アルミニウムとの混合物など
も使用することができる。
【0030】これらの無機酸化物を、例えばイオンビー
ム法、電子ビーム法などの真空蒸着法、或いはスパッタ
リング法などで基材フィルムに蒸着することにより、そ
の薄膜層を形成することができる。無機酸化物の薄膜層
を積層する基材フィルムは、特に限定されず、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ナイロン
などの一軸または二軸延伸フィルムを使用することがで
きる。前記のような無機酸化物の薄膜層の厚さは、10
0〜3000Å程度、好ましくは200〜2000Å程
度である。無機酸化物の薄膜層の厚さが100Å未満の
場合は、ガスバリヤー性が十分に発現されないことがあ
り、また、厚さが3000Åを超える場合は、無機酸化
物の薄膜層にクラックが生じ易くなり、ガスバリヤー性
低下の危険性があると共に、コストも割高となるため好
ましくない。
【0031】ガスバリヤー層として、ポリ塩化ビニリデ
ンの皮膜層を積層した基材フィルムを用いる場合、その
皮膜層は、ポリ塩化ビニリデンの溶液または分散液(デ
ィスパージョン)を公知のコーティング法により、基材
フィルム上に塗布し、加熱乾燥することにより形成する
ことができる。この場合も基材フィルムは、特に限定さ
れず、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レン、ナイロンなどの一軸または二軸延伸フィルムを使
用することができる。ポリ塩化ビニリデンの皮膜層は、
酸素、窒素、炭酸ガスなど各種ガスのバリヤー性と共
に、水蒸気のバリヤー性にも優れており、包装袋の防湿
性も向上させることができる。ポリ塩化ビニリデンの皮
膜層の厚さは、2〜6μm程度が適当である。
【0032】また、ガスバリヤー層として、ガスバリヤ
ー性を有する樹脂層を用いる場合、ガスバリヤー性を有
する樹脂としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物、その他ポリビニルアルコール系樹脂、ポ
リアクリロニトリルなどを使用することができる。これ
らの樹脂は、厚さ10〜30μm程度のフィルムとし、
これをドライラミネーション法、または押し出しラミネ
ーション法により、積層フィルムの中間層など適宜の層
に積層することができる。特に、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物を用いる場合は、積層面に厚さ10〜
30μm程度で押し出しコートして積層することもで
き、また、塗布液を作製して、コーティング方式などに
より、厚さ2〜8μm程度の塗膜として積層することも
できる。
【0033】次に、本発明の包装袋に用いる積層フィル
ムの最内層の熱接着性樹脂層は、積層フィルムをヒート
シールにより製袋する際、シーラント層となるものであ
り、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度
ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HD
PE)、線状低密度ポリエチレン(L・LDPE)、エ
チレン・α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アク
リル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸エス
テル共重合体、ポリプロピレン〔無延伸ポリプロピレン
(CPP)〕、酸変性ポリオレフィン系樹脂、アイオノ
マーなどの熱接着性樹脂により形成することができる。
これらの中でも、無延伸ポリプロピレンは、熱接着性に
優れると共に、安価であり、また、油に対する抵抗性も
有しているため、特に好ましく使用できる。
【0034】熱接着性樹脂層の形成方法は、基材フィル
ム側の積層面に、必要に応じてアンカーコート(一種の
プライマーコート)を施し、その面に押し出しコートし
て積層する方法、また、熱接着性樹脂を予めフィルム状
に製膜しておいて、その熱接着性樹脂フィルムと基材フ
ィルム側の積層面との間に、ポリエチレンなど別の熱接
着性樹脂を膜状に溶融押し出ししながら、両者を圧着、
冷却する押し出しラミネーション法で積層する方法、更
には、熱接着性樹脂フィルムを基材フィルム側の積層面
に2液硬化型ポリウレタン系接着剤などを用いてドライ
ラミネーション法で貼り合わせて積層する方法など、い
ずれの方法を用いてもよい。このような熱接着性樹脂層
の厚さは、10〜100μm程度とすることができる。
【0035】以上のような積層フィルムを製袋して得ら
れる本発明の包装袋は、その形態は特に限定されず、例
えば、二方シール形式、三方シール形式、四方シール形
式、ピローパウチ形式、ガセットパウチ形式、スタンデ
ィングパウチ形式、或いはそれらの変形タイプの包装袋
などいずれの形態も採ることができる。これらの包装袋
は、開封を容易にするために、周辺端部のヒートシール
部であって、その開封位置に相当する個所に、例えば、
ノッチ、切り欠き部などを刻設することができる。そし
て、これらの包装袋は、それぞれの形態に対応する既存
の製袋機、または製袋・充填シール機を利用して容易に
製造することができる。
【0036】また、このような包装袋に主たる内容物と
共に、小袋などで包装されたおまけなど副の内容物を同
封する場合、副の内容物自体が金属探知機で検知できる
金属を含む場合は、その小袋に特に金属層などを積層す
る必要はないが、副の内容物が金属を含まない場合は、
例えば、金属箔層、金属薄膜層、金属粉を含むインキ層
のいずれかが積層された小袋を用いて副の内容物を包装
し、これを主たる内容物と共に包装袋に充填し、開口部
をヒートシールすることにより、両者が密封され、且
つ、金属探知機により副の内容物の存在を簡単に確認で
きる包装体を容易に提供することができる。
【0037】また、このような副の内容物を同封しない
場合でも、金属探知機を利用することにより、異物とし
ての金属の混入を検査することができるので安全な包装
体を提供することができる。
【0038】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。但し、本発明はこれらの図面に限定されるもの
ではない。また、図面に付した符号は、異なる図面にお
いても共通する部分には同じ符号を用いた。図1、図
2、図3は、それぞれ本発明の包装袋に用いる積層フィ
ルムの一実施例の構成を示す模式断面図である。
【0039】図1に示した包装袋用積層フィルム10
は、外側(図において上側)から、基材フィルム1a 、
ガスバリヤー層2a 、絵柄等の印刷層3、白色インキ層
4a 、有色インキ層5a 、熱接着性樹脂層7が順に積層
された構成である。基材フィルム1a としては、先に説
明したように、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、ナイロン、ポリアクリロニトリル、ポ
リカーボネート、高密度ポリエチレン、ポリビニルアル
コール系樹脂などの一軸または二軸延伸フィルムのほ
か、セロハン、特に防湿セロハンなどを使用することが
できる。
【0040】ガスバリアー層2a には、ポリ塩化ビニリ
デンまたはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の皮
膜層、または無機酸化物の薄膜層を用いることができ
る。上記の中、ポリ塩化ビニリデンの皮膜層の場合は、
例えば、延伸ポリプロピレンフィルム、延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、延伸ナイロンフィルムなど
の基材フィルムにポリ塩化ビニリデンを厚さ3μm程度
に塗布したフィルムを基材フィルム1a およびガスバリ
アー層2a として使用することもできる。
【0041】エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の
皮膜層を用いる場合は、基材フィルムに対して、厚さ1
5〜30μmで押し出しコートして積層するか、或いは
インフレーション成形法などで厚さ20〜30μmのフ
ィルムを予め製膜しておいて、これをドライラミネーシ
ョン法で貼り合わせることにより積層することができ
る。只、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の皮膜
層の場合、その積層位置は最外層の基材フィルム1a と
熱接着性樹脂層7との間であれば特に限定されず、基材
フィルム1a に絵柄等の印刷層3を設ける場合は、その
印刷効果をよくするため、図には示していないが、むし
ろ遮光層6(有色インキ層5a )と熱接着性樹脂層7と
の間に設けることが好ましい。
【0042】また、無機酸化物の薄膜層を用いる場合
も、積層自体は、先に説明したように、基材フィルムに
対して、珪素酸化物(SiOX )などの無機酸化物をイ
オンビーム法、電子ビーム法などの真空蒸着法、或いは
スパッタリング法などで蒸着するすることにより積層で
き、基材フィルム1a の内面に設けることもできるが、
この薄膜層は、その後の印刷やラミネートなどの加工の
際、傷つき易い性質があるため、後の図3に示すよう
に、別の基材フィルムに設けておいて、これを遮光層6
(有色インキ層5a )と熱接着性樹脂層7との間に積層
することもできる。
【0043】絵柄等の印刷層3は、通常の包装袋の場合
と同様に、グラビア印刷法、フレキソ印刷法などにより
設けることができる。また、絵柄等の印刷層3の内面に
設ける遮光層6、即ち、白色インキ層4a と有色インキ
層5a とは、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、スクリ
ーン印刷法などの印刷手段、またはコーティング手段に
より、それぞれ前述の顔料を用いた白色インキと有色イ
ンキとを使用して塗布、乾燥することにより設けること
ができる。インキの塗布量は、十分な遮光性を得るため
には、白色インキ層4a は5〜15g/m2 (固形
分)、有色インキ層5a は3〜13g/m2 (固形分)
とすることが好ましい。
【0044】最内層の熱接着性樹脂層7は、包装袋用積
層フィルム10にヒートシール性を付与し、その製袋お
よび内容物充填後の開口部のシールを容易にすると共
に、耐内容物性を有し、安全性、衛生性にも優れた樹脂
を用いる。使用できる樹脂の種類、およびその積層方法
などについては、先に説明した通りであるためここでは
省略する。
【0045】以上のような構成を採ることにより、包装
袋用積層フィルム10は、基材フィルム1a により優れ
た各種の強度や耐性のほか印刷適性などが付与され、ガ
スバリヤー層2a と、白色インキ層4a 及び有色インキ
層5a からなる遮光層6とにより、必要なガスバリヤー
性と遮光性とが付与される。そして、これらのガスバリ
ヤー層2a 及び遮光層6は、金属を含まないため、包装
体とした際、金属探知機による非破壊検査などの品質管
理が可能となる。また、絵柄等の印刷層3により意匠性
が高められ、また、各種の情報表示が可能となる。そし
て、最内層の熱接着性樹脂層7により、優れたヒートシ
ール適性、耐内容物などが付与される。
【0046】図2に示した包装袋用積層フィルム20
は、外側から、基材フィルム1a 、ガスバリヤー層2a
、絵柄等の印刷層3、白色インキ層4a 、4b 、有色
インキ層5a 、5b 、熱接着性樹脂層7が順に積層され
た構成である。即ち、前記図1に示した包装袋用積層フ
ィルム10の構成において、白色インキ層と有色インキ
層のみをそれぞれ2回の刷り重ねなどによるインキ層で
構成したものである。
【0047】このような構成を採ることにより、白色イ
ンキ層と有色インキ層とがそれぞれ2層の積層インキ層
で形成されるため、合計のインキ塗布量が同一であって
も、各層のピンホールや塗布ムラなどの欠点がカバーさ
れ、均一で安定した遮光層を形成することができる。ま
た、各インキ層について1層当たりの塗布量を少なくで
きるため、多色印刷機を利用して効果的に生産性よく塗
布することができる。
【0048】図3に示した包装袋用積層フィルム30
は、外側から、基材フィルム1a 、絵柄等の印刷層3、
白色インキ層4a 、4b 、有色インキ層5a 、5b 、基
材フィルム1b 、ガスバリヤー層2b 、熱接着性樹脂層
7が順に積層された構成である。この包装袋用積層フィ
ルム30は、前記図2に示した包装袋用積層フィルム2
0の構成において、基材フィルム1a の内面に積層した
ガスバリヤー層2a を取り除いて、代わりにガスバリヤ
ー層2b を積層した別の基材フィルム1b を遮光層6
(直接には有色インキ層5b )と熱接着性樹脂層7との
間に積層して構成したものである。
【0049】この構成は、図1の説明の中で触れたよう
に、ガスバリヤー層2b として、無機酸化物の薄膜層を
用いる場合に適した構成であり、更に、基材フィルム1
b に一軸延伸フィルムを用い、その延伸方向が、包装袋
を開封する際の引き裂き方向と一致するように用いるこ
とにより、包装体の開封時の方向性を安定化させること
ができる。
【0050】次に、具体的な実施例を示して本発明を更
に詳細に説明する。 (実施例1)一方の面にガスバリヤー層としてポリ塩化
ビニリデン(以下、PVDC)を厚さ3μmにコートし
た二軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ30μm)を
基材フィルムとして、そのPVDCコート面に輪転グラ
ビア印刷機により、4色で絵柄等の印刷を行い、続けて
その上に白色インキ層を版深30μmのベタ版で白イン
キを2回重ね刷りして形成し、更にその上に有色インキ
層を版深35μmのベタ版で金赤系インキを2回重ね刷
りして形成し遮光層とした。上記白色インキ層の総塗布
量は、固形分5.5g/m2 で、有色インキ層(金赤系
インキ)の総塗布量は、固形分4.2g/m2 である。
【0051】次いで、上記印刷面に押し出しラミネーシ
ョン法により、アンカーコートを施し、低密度ポリエチ
レンを厚さ20μmで押し出しながら、厚さ25μmの
無延伸ポリプロピレンフィルムを圧着、冷却して熱接着
性樹脂層を積層し、実施例1の包装袋用積層フィルムを
作製した。
【0052】(実施例2)前記実施例1の包装袋用積層
フィルムの構成において、基材フィルムを厚さ20μm
の二軸延伸ポリプロピレンフィルムに変え、PVDCコ
ートは同様とし、また、熱接着性樹脂層として厚さ30
μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを用いて、これを
遮光層の印刷面にドライラミネーション法で貼り合わせ
た他は、総て実施例1と同様に加工して実施例2の包装
袋用積層フィルムを作製した。
【0053】上記の実施例1、2で作製した包装袋用積
層フィルムについて、島津自記分光光度計UV−220
0(島津製作所 製)を用いて200〜550nmの波
長領域の光透過率を測定した結果、光透過率はいずれも
0.2%以下であり、良好であった。
【0054】また、前記実施例1、2で作製した包装袋
用積層フィルムでピローパウチ形式の包装袋を作製し、
それぞれの内部に油を用いたスナック菓子を充填包装し
て、実施例1、2の包装体を作製した。上記包装体につ
いて、白色蛍光灯下で1500Lx、37℃の条件で光
照射保存試験を行った結果、いずれも15日経過後にお
いても内容物の油分の酸化などの劣化現象は認められ
ず、良好であった。
【0055】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明の
包装袋は、少なくとも一種の基材フィルムと熱接着性樹
脂層とを積層した積層フィルムを製袋してなる包装袋に
おいて、該積層フィルムを構成するいずれかの層に、少
なくとも白色インキ層と有色インキ層とを積層してなる
遮光層を設け、包装袋の200〜550nmの波長領域
における光透過率が1.0%以下となるように構成した
ものである。従って、基材フィルムによる各種の強度や
耐性と共に、積層フィルムの層間に積層される少なくと
も白色インキ層と有色インキ層とで形成される遮光層に
よって、油の酸化に影響の大きい200〜550nmの
波長領域の光が有効に遮断されるため、油を含む食品な
どの保護性に優れると共に良好な廃棄適性を備えた包装
袋を提供できる。また、積層フィルムに、更に、無機酸
化物の薄膜層またはポリ塩化ビニリデンの皮膜層を設け
た基材フィルム、またはガスバリヤー性を有する樹脂層
などによるガスバリヤー層を設けることにより、前記遮
光層の遮光効果と相まって、油を含む食品などの内容物
に対して一層優れた保護性を有する包装袋を提供するこ
とができる。更に、本発明の包装袋は、前記のように遮
光層やガスバリヤー層などにも金属箔や金属蒸着膜など
の金属を用いていないので、金属探知機の使用適性も備
えている。
【0056】そこで、請求項6に記載した発明は、前記
請求項1乃至5のいずれかに記載した発明の包装袋に、
食品などの主たる内容物と共に、おまけなどの副の内容
物が包装された小袋包装体が同封された包装体であっ
て、且つ、その副の内容物自体、またはそれを包装する
小袋のうち、少なくともいずれか一方が、金属探知機で
検知可能な金属箔層などの金属部分を備え、金属探知機
による小袋包装体の有無の検査を可能とした包装体であ
る。このような構成を採ることにより、例えば充填包装
機の排出部に、金属探知機とこれに連動する分別装置を
とりつけるだけで、小袋包装体の同封もれを容易に検知
し、取り除くことができるので、間違いのない包装体を
容易に提供できる効果を奏する。
【0057】また、請求項7に記載した発明は、少なく
とも一種の基材フィルムと熱接着性樹脂層とを積層した
積層フィルムを製袋してなる包装袋において、該基材フ
ィルムの少なくとも一方の面に、遮光層として、白色イ
ンキ塗布量が固形分で5〜15g/m2 の白色インキ層
と、有色インキ塗布量が固形分で3〜13g/m2 の有
色インキ層とを、それぞれ少なくとも2回の重ね刷りに
よって設け、包装袋の200〜550nmの波長領域の
光透過率を1.0%以下としたことを特徴とする包装袋
の製造方法である。このような製造方法を採ることによ
り、先に説明したように、白色インキ層と有色インキ層
との形成方法を、コーティング方式はもとより、グラビ
ア印刷やフレキソ印刷などの印刷方式とした場合でも、
十分な塗布量で、且つ、均一な連続皮膜によるインキ層
を容易に形成できるため、遮光性に優れ、内容物の保存
性に優れた包装袋を生産性よく提供できる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装袋に用いる積層フィルムの一実施
例の構成を示す模式断面図である。
【図2】本発明の包装袋に用いる積層フィルムの別の一
実施例の構成を示す模式断面図である。
【図3】本発明の包装袋に用いる積層フィルムの更に別
の一実施例の構成を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1a 、1b 基材フィルム 2a 、2b ガスバリヤー層 3 絵柄等の印刷層 4a 、4b 白色インキ層 5a 、5b 有色インキ層 6 遮光層 7 熱接着性樹脂層 10、20、30 包装袋用積層フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 81/30 B65D 81/30 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一種の基材フィルムと熱接着性
    樹脂層とを積層した積層フィルムを製袋してなる包装袋
    において、該積層フィルムを構成するいずれかの層に、
    少なくとも白色インキ層と有色インキ層とを積層してな
    る遮光層が設けられ、該包装袋が、200〜550nm
    の波長領域における光透過率1.0%以下の遮光性を有
    することを特徴とする包装袋。
  2. 【請求項2】前記遮光層における白色インキ層の白色イ
    ンキ塗布量が固形分で5〜15g/m2 、有色インキ層
    の有色インキ塗布量が固形分で3〜13g/m2 である
    ことを特徴とする請求項1記載の包装袋。
  3. 【請求項3】前記遮光層における白色インキ層及び有色
    インキ層が、それぞれ少なくとも2回の重ね刷りによる
    インキ層で形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の包装袋。
  4. 【請求項4】前記積層フィルムを構成するいずれかの層
    に、更にガスバリヤー層が設けられていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の包装袋。
  5. 【請求項5】前記ガスバリヤー層が、無機酸化物の薄膜
    層またはポリ塩化ビニリデンの皮膜層を有する基材フィ
    ルム、またはガスバリヤー性を有する樹脂層であること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の包装
    袋。
  6. 【請求項6】前記請求項1乃至5のいずれかに記載した
    包装袋に、主たる内容物と共に、副の内容物が包装され
    た小袋包装体が密封包装され、且つ、前記副の内容物、
    またはそれを包装する小袋のうち、少なくともいずれか
    一方が、金属探知機で検知可能な金属を含み、金属探知
    機による小袋包装体の有無の検査が可能とされているこ
    とを特徴とする包装体。
  7. 【請求項7】少なくとも一種の基材フィルムと熱接着性
    樹脂層とを積層した積層フィルムを製袋してなる包装袋
    において、該基材フィルムの少なくとも一方の面に、遮
    光層として、白色インキ塗布量が固形分で5〜15g/
    2 の白色インキ層と、有色インキ塗布量が固形分で3
    〜13g/m2 の有色インキ層とを、それぞれ少なくと
    も2回の重ね刷りによって設け、包装袋の200〜55
    0nmの波長領域の光透過率を1.0%以下としたこと
    を特徴とする包装袋の製造方法。
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