JPH11277846A - 被記録媒体、及び被記録媒体搬送装置のクリーニング手段 - Google Patents

被記録媒体、及び被記録媒体搬送装置のクリーニング手段

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JPH11277846A
JPH11277846A JP10086470A JP8647098A JPH11277846A JP H11277846 A JPH11277846 A JP H11277846A JP 10086470 A JP10086470 A JP 10086470A JP 8647098 A JP8647098 A JP 8647098A JP H11277846 A JPH11277846 A JP H11277846A
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照雄 今牧
Hiroshi Taira
比呂志 平
Takashi Okumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用テープへの付着異物を有効に除去でき
る機構を、印刷用テープのヘッドへの搬送装置中に盛り
込めるようにして、スタンプ作成装置本体の改造少なく
採用できるようにする。 【解決手段】 原稿フィルム搬送系における繰出しロー
ラ23の外周面を微粘着面23aに構成し、その粘着力
より、原稿フィルム8のヘッド側面8Aにおける被記録
領域8a以外の箇所に形成された微粘着面39の粘着力
を強いものに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスタンプ作
成装置や複写機等において用いられる印刷用テープ等の
被記録媒体の搬送装置に係り、詳しくは、搬送装置部分
において被記録媒体に付着したゴミやホコリを除去させ
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6−278350号公報
に示されたスタンプ装置では、サーマルヘッドによって
熱転写リボンのインクを印刷用テープに転写し、それに
よって形成されたネガフィルムを、搬送装置によって紫
外線照射光源と印面形成部材との間に搬送し、その状態
で紫外線を照射することによって、印面形成部材を構成
する紫外線硬化性樹脂をネガフィルムの透明部分に対応
するように部分的に硬化させ、その後、印面形成部材の
未硬化の部分を所定の液体中で洗浄して除去することで
スタンプを作成する技術を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、印刷用テー
プにゴミ、ホコリ等の異物が付着して、そのまま搬送さ
れていくと、その異物付着部分にヘッドによるインクの
転写がなされず、印刷不良を招くとか、紫外線照射時に
異物によって紫外線が遮られて、その部分が硬化せずに
洗浄時に除去されて欠けてしまい、所定の印面が形成で
きない等、所期したスタンプが作成できない不都合を招
くことがあった。
【0004】上記不都合を解消するには、印刷用テープ
に異物が付着していないことが望ましいのであるが、そ
れは困難であり、印刷用テープに付着した異物をヘッド
に搬送される前に如何に除去するかが現実の課題であ
る。そこで、実開平4−566号公報に示されたものの
ように、テープの付着異物を除去する専用の機構を設け
ることが考えられるが、これでは既存の機種に採用する
ことが難しいとともに、粘着ローラに被記録媒体が巻き
付くおそれがあるため、さらなる改善の余地がある。本
発明の目的は、印刷用テープへの付着異物を有効に除去
できる機構を、印刷用テープのヘッドへの搬送装置中に
盛り込めるようにして、作成装置本体の改造少なく採用
できるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
被記録媒体搬送装置は、被記録媒体の被記録作用側面に
おける被記録領域外の一部、或いは全体を微粘着面に構
成したものである。
【0006】上記構成の請求項1に係る被記録媒体搬送
装置によれば、被記録媒体の被記録作用側面における被
記録領域外の一部、或いは全体を微粘着面に構成してあ
るから、被記録媒体を挟んで送り出す搬送ローラ等の回
転体に付着したゴミ、ホコリ等の異物を被記録媒体の微
粘着面に粘着させて除去できるようになる。そして、被
記録媒体の微粘着面以外の部分に付着した異物は、搬送
途中において前述した搬送ローラ等の回転体に付着し直
すことが覆いから、微粘着面がその部分以外に付着した
異物を、同一の被記録媒体でありながらも間接的に除去
できるようになる。又、ヘッドに付着した異物を取り除
くことも可能である。
【0007】従って、(イ)付着した異物による印刷不
良や、印面形成不良等が解消されるようになり、所期し
た正規の印刷やスタンプ用の印面形成が行えるようにな
る。又、搬送ローラ等の供給回転体に粘着させる手段で
はないので、その供給回転体に被記録媒体が巻き付く不
都合も生じない。又、「微」粘着であるから、従来のよ
うに被記録媒体が供給回転体に巻き付くことも殆ど生じ
ないようになる。
【0008】本発明の請求項2に係る被記録媒体搬送装
置は、請求項1の発明において、被記録媒体の被記録作
用側面における被記録領域外の一部、或いは全体を微粘
着面に構成し、かつ、被記録作用側面の反対側面も微粘
着面に構成したものである。
【0009】上記構成の請求項2に係る被記録媒体搬送
装置によれば、被記録媒体のヘッド側と反対側面も微粘
着面としたから、ヘッド側と反対側の搬送ローラ等の回
転体に付着した異物が除去できるようになり、前記
(イ)の作用が一層強化されるようになる。
【0010】本発明の請求項3に係る被記録媒体搬送装
置は、請求項1または請求項2の発明において、被記録
作用側面に形成された微粘着面の幅を、前記被記録領域
の幅よりも広いものに設定したものである。
【0011】上記構成の請求項3に係る被記録媒体搬送
装置によれば、微粘着面の幅を、被記録領域の幅よりも
広いものに設定してあるから、前述した間接的に被記録
媒体の付着異物の除去作用を、被記録領域の全部をカバ
ーする状態で発揮させることができるようになり、前記
(イ)の作用を強化することができる。
【0012】本発明の請求項4に係る被記録媒体搬送装
置は、被記録媒体に記録作動するヘッドを有した記録部
と、被記録媒体に接触作用して被記録媒体を記録部に向
けて送る供給回転体とを備えた被記録媒体搬送装置にお
いて、請求項1〜請求項3による被記録媒体に形成され
た微粘着面によって、被記録媒体の搬送時に供給回転体
の外周面をクリーニングするようにして、被記録媒体搬
送装置のクリーニング手段を構成したものである。
【0013】上記構成の請求項4に係る被記録媒体搬送
装置によれば、被記録媒体に形成された微粘着面によっ
て、被記録媒体の搬送時に供給回転体の外周面をクリー
ニングするようにして、被記録媒体搬送装置のクリーニ
ング手段を構成したので、他に特別なクリーニング手段
を装備することなく各部のクリーニングが行えて、前記
(イ)の作用が得られる。又、クリーニング手段は被記
録媒体に備わっているから、常に新しい状態のクリーニ
ング手段とすることができ、異物除去作用が低下すると
か不能になる等の不都合が生じることなく、初期したク
リーニング性能を維持できるようになる。
【0014】本発明の請求項5に係る被記録媒体搬送装
置は、請求項4の発明において、供給回転体の外周面が
微粘着面であって、この供給回転体の微粘着面の粘着力
より、請求項1〜請求項3の発明による被記録媒体の被
記録作用側面に形成された微粘着面の粘着力を強いもの
に設定したものである。
【0015】上記構成の請求項5に係る被記録媒体搬送
装置によれば、搬送ローラ等の供給回転体の外周面も微
粘着面としたので、被記録媒体からの異物除去作用が強
化されるようになる。そして、被記録媒体に装備された
微粘着面の粘度を、供給回転体の微粘着面の粘度よりも
強くしてあるから、供給回転体に異物が溜まることがな
く、最終的には被記録媒体における被記録領域外の部分
に異物が及ぶから、不都合なく前記(イ)の作用と、搬
送装置各部の清掃作用との双方を発揮できるようにな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を、
スタンプ作成装置、及びこれに用いられた被記録媒体搬
送装置の場合について、図面を参照して説明する。
【0017】先ず、スタンプ作成装置1の概略構成及び
作用について説明する。図1に示すように、2は透明の
原稿フィルム8を備えたカセット式のフィルムマガジン
(被記録媒体収容部の一例)、3は見出しラベル用のカ
ットシートCSの供給口(被記録媒体挿入口の一例)、
9は熱転写式のインクリボン、4は印刷作動するサーマ
ルヘッド5を備えた印刷部(記録部の一例)、6は印刷
された原稿フィルム8に基づいてスタンプ本体7に印面
を形成するスタンプ部である。
【0018】このスタンプ作成装置1は、パーソナルコ
ンピュータ(図示せず)と接続することにより、パーソ
ナルコンピュータからの制御に従って原稿フィルム8へ
の原稿の印刷、カットシートCSへの見出しラベルの印
刷、原稿フィルム8に基づくスタンプの製版といった各
種作動を実行するように構成されている。
【0019】つまり、原稿フィルム8を被記録媒体搬送
装置であるテープ搬送装置Aで搬送して、印刷部4にお
いてサーマルヘッド5にて所定の文字、図形等を印刷
し、その印刷された原稿フィルム8をスタンプ部6に送
り、その原稿フィルム8を通してキセノン発光装置10
の発光をスタンプ本体7に照射することによって、スタ
ンプ作成装置1としての一連の動作が完了する。
【0020】尚、手差しされたカットシートCSには、
原稿フィルム8と同じ印刷が行われると、スタンプ部7
に進むことなく装置外に排出され、スタンプ本体7の見
出しラベルとしてスタンプの握り部頂面等に貼着される
ようになる。次に、各部の構造説明を行う。
【0021】図1、図2に示すように、フィルムマガジ
ン2から繰り出されて印刷された原稿フィルム8は、作
成装置本体12の中央下部に装着される発光装置10の
上面を通って搬送されるように構成される。インクリボ
ン9の元巻側と巻取側のロール13a、13bの間にサ
ーマルヘッド5が配置されており、このサーマルヘッド
5の下方には、プラテン14が取付けられている。又、
元巻側ロール13aの下方には、原稿フィルム8やカッ
トシートCSをサーマルヘッド5に導き案内するガイド
レール15と、それらの搬送途中での浮き上がりを規制
する押えガイド16とが配設されている。尚、元巻側と
巻取側のロール13a、13b等からインクリボン供給
装置13が構成されている。
【0022】印刷実行時には、サーマルヘッド5とプラ
テン14との間に、インクリボン9及び原稿フィルム8
が挟み付けられた状態となる。そして、この状態にて、
サーマルヘッド5を駆動しつつ、プラテン14を駆動し
て、インクリボン9及び原稿フィルム8を巻取りロール
13b方向へ間欠的に送ることによって、原稿フィルム
8の上面に印面形状に対応する文字や画像が印刷され
る。尚、印刷後の原稿フィルム8は、ガイドレール15
の後部と、そのガイドレール15の原稿フィルム8搬送
方向下流側に配置された移送ガイド17とで案内され
て、移送ガイドの搬送方向下流側に配置された一対の供
給ローラ18,18で駆動搬送されてスタンプ部6に送
られて行く。
【0023】このスタンプ作成装置1には、図1、図2
に示すように、本体左部上面に前述したカットシートの
供給口3を設けてあり、この供給口3から挿入したカッ
トシートCSは、挿入口3の直後に設けられた送出しロ
ーラ19、20によって内部へ送り込まれ、シートガイ
ド21、及びガイドレール15とによって、サーマルヘ
ッド5による印刷が可能な位置へと搬送される。そし
て、印刷完了後は、プラテン14によって送りだされ、
インクリボン9から離れて作成装置本体12の外に取出
されるようになっている。
【0024】図4〜図6に示すように、フィルムマガジ
ン2は、多数の原稿フィルム8を収容可能な無蓋箱状の
マガジン本体22と装脱装置24とを備えている。マガ
ジン本体22は、原稿フィルム8が載置される受け板2
5と、着脱枠(取出し供給口の一例)26と、本体枠2
7とを備え、受け板25と着脱枠26は夫々左右向きの
支点P,Qで揺動可能に本体枠27に枢支されている。
【0025】装脱装置24は、フィルムマガジン2の作
成装置本体12への押し込みセット時に、そのフィルム
マガジン2の押込み操作に伴って受け板25先端側(原
稿フィルム8の搬送方向下流側)を、作成装置本体12
に支承された繰出しローラ(搬送手段の一例)23に向
けて押し上げる押上げ機構24Aと、フィルムマガジン
2の作成装置本体12からの引き抜き時に、その引抜き
操作に伴って受け板25先端側を繰出しローラ23から
遠ざかるように、強制的にマガジン底2aに向けて引き
下げる引下げ機構24Bとで構成されている。
【0026】押上げ機構24Aは、バネ28aで突出付
勢される状態で作成装置本体12に装備された押上げ片
28と、これの入り込みを許容するようにマガジン底2
a及び着脱枠26に形成された孔29等から構成され、
フィルムマガジン2の挿入操作に伴って、受け板25が
押上げ片28に接当して押し上げられる。即ち、着脱枠
26は、受け板25の両角部が原稿シートを介して着脱
枠26の分離爪32を押し上げることにより、支点Q回
りで揺動上昇するのである。
【0027】又、引下げ機構24Bは、着脱枠26を下
方に(マガジン底2aに向けて)常時押圧付勢するトー
ションバーバネ30を備えて構成されており、フィルム
マガジン2の抜き出しに伴う押上げ片28と受け板25
との干渉が解除すると、着脱枠26を下方に強制揺動さ
せるのである。つまり、押上げ機構24Aによる着脱枠
26の押し上げは、トーションバーバネ30の付勢力に
抗して行われるようになる。
【0028】着脱枠26には、フィルムマガジン2のセ
ット時において、繰出しローラ23のフィルム搬送方向
上流側及び下流側の夫々に位置して原稿フィルム8に作
用する第1及び第2分離爪31,32を備えてある。一
対の第1分離爪31,31は、原稿フィルム8の左右端
部に引っ掛かり作用し、一対の第2分離爪32,32は
原稿フィルム8の先端側の両角部に引っ掛かり作用する
ものであり、引下げ機構24Bの作動時に原稿フィルム
8を繰出しローラ23から引き離すべく強制下げ力を伝
達させる役割を担っており、引下げ機構24Bの構成部
分でもある。
【0029】しかして、フィルムマガジン2を作成装置
本体12に装着するだけで、最も上にある原稿フィルム
8先端部が繰出しローラ23に押圧接触する状態が現出
されるのであり、この状態で繰出しローラ23を駆動回
転することで原稿フィルム8を印刷部4に向けて良好に
搬送することができる。そして、フィルムマガジン2を
作成装置本体12から引抜き操作すると、その引き抜き
の初期作動において原稿フィルム8先端部を繰出しロー
ラ23との押圧接触状態から下方に強制離間移動させる
ようになるのである。
【0030】つまり分離爪31,32を、原稿フィルム
8を微粘着面23aから強制分離させる作用位置と、繰
出しローラ23から引き離された退避位置とに切換え自
在に構成し、作用位置にある分離爪31,32を退避位
置に向けて押圧付勢するトーションバーバネ(弾性手段
の一例)30を設けるとともに、このトーションバーバ
ネ30の押圧付勢力に抗して分離爪31,32を作用位
置に保持可能に構成してあるのである。
【0031】図3に示すように、繰出しローラ23の外
周面を微粘着面23aに構成してあり、原稿フィルム8
の印刷側面に付いたゴミ、ホコリ等の異物を搬送開始時
点で除去できるようにしてある。すなわち、繰出しロー
ラ23の外周面23aを、粘土が45mm幅で0.01
N以上0.5N以下の範囲に設定されたシリコンゴムに
よって形成してあり、原稿フィルム8との接触時に異物
が原稿フィルム8から引剥がされ、繰出しローラ23に
粘着されるようになるクリーニング作用が生じるのであ
る。
【0032】尚、微粘着面23aによって原稿フィルム
8との接触摩擦が強化され、確実に送りだせる利点があ
る。又、フィルムマガジン2を作成装置本体12に挿入
セットした状態で長期間が過ぎると、原稿フィルム8が
繰出しローラ23の微粘着面23aに比較的強固の粘着
してしまうことが予測されるが、前述したように、着脱
枠26に備えた計4箇所の第1及び第2分離爪31,3
2により、引下げ機構24Bの引き剥がし力が原稿フィ
ルム8の被印刷面(被記録面)8A両端夫々に確実に作
用し、良好に分離させることを可能としている。
【0033】図7に示すように、原稿フィルム8におけ
る被記録域8aの幅D1 は、フィルム幅よりも幾分狭い
ものに設定してあるとともに、被印刷面(被記録作用側
面に相当)8Aにおける被記録域8aの幅D1 よりも微
粘着面23aの幅D2 が広くなるように設定し、前述し
た第1及び第2分離爪31,32は、共に原稿フィルム
8における記録域8a以外の箇所に作用するように設定
されている。
【0034】又、図9に示すように、ネガフィルム8の
被記録作用側面である印刷面8Aにおける被記録領域8
a外の部分を微粘着面39に構成してあるとともに、被
記録作用側面8Aの反対側面8Bも微粘着面48に構成
し、かつ、ヘッド側となる表微粘着面39の幅を、被記
録領域8aの幅よりも広いものに設定してある。そし
て、ネガフィルム8の微粘着面の粘度は0.01N以上
0.5N以下の範囲に設定され、繰出しローラ23や送
出しローラ19の粘度よりも強いものに設定されてい
る。微粘着面39は、アクリル系の粘着剤を塗布して形
成されている。又、微粘着面39をヘッド側のみも設け
ても良い。
【0035】つまり、ネガフィルム8の搬送に伴い、繰
出しローラ23の微粘着面23aに付着したゴミ、ホコ
リ等の異物を、ネガフィルム8の表微粘着面39で粘着
して除去されるようにしてあり、ネガフィルム8でテー
プ搬送装置Aのクリーニングが行えるようにしてある。
ネガフィルム8の微粘着39の巾を、繰出しローラ23
の微粘着面23aの巾よりも広くしておけば好都合であ
るが、同等もしくは狭くても可である。
【0036】又、カットシートCSを送り出す一対の送
出しローラ19,20のうち、サーマルヘッド5側とな
る送出しローラ(搬送手段の一例)19の外周面を、繰
出しローラ23のものと同様な微粘着面19aとしてあ
り、カットシートCSの印刷側面の異物を印刷部4の手
前において除去できるようにもしてある。但し、カット
シートCS自体が微粘着面19aに貼り付いてしまわな
いよう、微粘着面19aからカットシートCSを強制分
離させるバネ板47を設けてある。
【0037】すなわち、図3に示すように、カットシー
トCSの幅よりも送出しローラ19の幅を狭くし、バネ
板47の左右の作用片47a,47aを送出しローラ1
9両端位置においてカットシートCSに押付けるように
接触させることにより、カットシートCSが送出しロー
ラ19の微粘着面19aに巻き付くのを防止して、良好
に搬送されるようにしてある。但し、微粘着面19aの
幅(=送出しローラ19の幅)は、カットシートCSに
おける被印刷面(被記録面)の幅よりは広いものに設定
してある。この送出しローラ19や繰出しローラ23の
微粘着面は着脱自在に巻回装備されており、汚れによっ
てクリーニング機能が低下した場合には、容易に新品と
交換できるようにしてある。
【0038】又、図2,図3,図6に示すように、前述
した微粘着面とは別に、原稿フィルム8、カットシート
CS、及びインクリボン9の夫々に対する第1〜第3ク
リーニング手段48,49,50を備えている。
【0039】第1クリーニング手段48は、作成装置本
体12への装填時における繰出しローラ23の近傍とな
るように、フィルムマガジン2のマガジン蓋2bの先端
に設けてある。すなわち、洗浄液(アルコール等)を含
浸させた不織布51を、原稿フィルム8の被記録面8a
に接触作用するように配置して第1クリーニング手段4
8を構成してあり、不織布51を装備する取付け枠(図
示せず)をマガジン蓋2bにボルト(或いは嵌め込み)
によって支持してある。従って、マガジン2を抜き取っ
た状態にすれば容易に不織布51の交換が行える。
【0040】第2クリーニング手段49は、上送出しロ
ーラ19の手前側位置に、カットシートCSの印刷側面
に作用するように、第1クリーニング手段48と同構造
の不織布53を配置して構成されている。この不織布5
3も、ボルト止めや嵌め込み等の手段によって着脱自在
である。
【0041】第3クリーニング手段50は、元巻側ロー
ル13aとサーマルヘッド5との間において、インクリ
ボン9の反ヘッド側面に接触する不織布54(これも第
1クリーニング手段48と同構造のものである)を配置
するとともに、その接触作用を確実化するために、リボ
ン9のヘッド側に押えガイド55を配置して構成されて
いる。この不織布54も、ボルト止めや嵌め込み等の手
段によって着脱自在である。尚、各不織布51,53,
54を極細長繊維で構成し、両面テープで貼着すれば好
都合であるとともに、微粘着性のものにするのも良い。
【0042】発光装置10は、図1に示す様に、キセノ
ン管11と、このキセノン管11の上方に配置される透
明アクリル板33と、キセノン管11の周囲を覆うリフ
レクタボックス34とを備えている。そして、その上方
には、スタンプ本体7を前後左右から挟み付けてセッテ
ィングするためのスタンプセッティングユニット35を
備えている。ポジ原稿が印刷された原稿フィルム8を透
明アクリル板33の上面に搬送して停止させることでポ
ジ原稿を製版位置にセットし、その上にスタンプ本体7
を載せ、スタンプセッティングユニット35でスタンプ
本体7を前後左右から押えて位置合わせする。そして、
上蓋36でスタンプ本体7を透明アクリル板33に押し
付ける。尚、スタンプ本体7は、スカート部と把手部と
を備えており、スカート部の内部に印面形成部材(図示
せず)を備えている。
【0043】製版を実行する際には、スタンプ本体7を
ポジ原稿が印刷された原稿フィルム8の上にセットし、
図1に示すように、蓋36によってスタンプ本体7を透
明アクリル板33に対して所定量押し付けた状態とす
る。このとき、スタンプ本体7のスカート部内に装着さ
れている印面形成部材における、カーボンブラック等の
光吸収材を含んだ下側層は0.1〜2mm程度押し潰さ
れた状態となるように設定しておく。上記状態におい
て、キセノン管11を発光させると、ポジ原稿を通して
印面形成部材の下側層に光が照射され、原稿の透明部分
に対応して光の当たった部分だけが光吸収材の発熱作用
によって溶融される。キセノン管11の発光を停止する
と、この溶融部分は固化する。そして、この後、上蓋3
6を開いてスタンプ本体7を取出せば、押し潰されてい
た下側層の内、溶融固化されなかった部分が弾性的に復
元し、凸の印面が形成される。
【0044】テープ搬送装置A、及びインクリボン9の
搬送系の駆動構造について概略説明する。図3に示すよ
うに、搬送系の駆動源として1個のステップモータ(図
示せず)が設けてあり、動力を伝達されるのは、インク
リボン9のリボン巻取ロール13bの駆動軸40、原稿
フィルム8搬送用の繰出しロール23の駆動軸41、印
刷部4に備えられるプラテン14、及びカットシートC
S搬送用の一対の送出しローラ19,20のうちの一方
(上側)のローラ19である。
【0045】図8にキセノン管発光制御回路Lが示さ
れ、これはキセノン管11を発光させるための電力を蓄
電する発光用コンデンサ42と、この発光用コンデンサ
42に対して充電を行うキセノン管発光用コンデンサ充
電回路43と、キセノン管発光用コンデンサ充電電圧検
出回路44と、キセノン管11を実際に発光させるキセ
ノン管発光回路45とによって構成されており、CPU
等の制御装置46によって駆動制御される。
【0046】〔別実施形態〕上述の実施形態では、フィ
ルムマガジン2を用いて短冊状の原稿フィルム8を自動
的に供給できる手段としてが、カットシートCSと同様
に、手差し操作によって原稿フィルム8を供給する手段
を用いたものでも良く、その場合は作成装置本体12が
被記録媒体収容部に相当する。
【0047】クリーニング手段としては、エアー吹き付
けや回転ブラシ等種々の構造が可能である。
【0048】
【発明の効果】請求項1〜請求項3のいずれに記載され
た被記録媒体でも、(ロ)被記録媒体が供給回転体に粘
着して巻き付くことなく良好に搬送される状態としなが
ら、被記録媒体に付いた異物をヘッドに搬送される前に
除去できるようになった。これにより、記録部では良好
な記録作動がおこなわれ、テーププリンタにおける印字
ミスや、スタンプ装置における印面形成ミスの解消に寄
与できるものとなる。
【0049】請求項2に記載の被記録媒体では、両面を
微粘着面とすることにより、前記(ロ)の効果を強化で
きる利点がある。
【0050】請求項3に記載の被記録媒体では、微粘着
面の幅設定程度の簡単な工夫により、前記効果(ロ)を
確実に得られようになった。
【0051】請求項4または請求項5に記載の被記録媒
体搬送装置のクリーニング手段では、クリーニング性能
ヲ低下なく常に良好に発揮できるようにしながら、前記
(ロ)の効果が得られるようになった。
【0052】請求項5に記載の被記録媒体搬送装置のク
リーニング手段では、供給回転体も微粘着面として、被
記録媒体の微粘着面とに差を付ける工夫により、前記
(ロ)の効果を一層強化でき、鮮明で美しい印刷や磁気
記録に寄与できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンプ装置全体の断面図である
【図2】テープ搬送装置を示す要部の拡大断面図である
【図3】搬送系の要部を示す斜視図である
【図4】フィルムマガジンの平面図である
【図5】作成装置本体への装填時におけるフィルムマガ
ジンの断面図である
【図6】作成装置本体からの抜出し時におけるフィルム
マガジンの断面図である
【図7】原稿フィルムと繰出しローラとの幅関係を示す
図である
【図8】キセノン発光装置の回路図
【図9】ネガフィルムの微粘着面を示す平面図である
【符号の説明】
2 フィルムマガジン 3 供給口 4 印刷部 5 サーマルヘッド 8 原稿フィルム 8A 被記録面 9 インクリボン 13 インクリボン供給装置 19 送出しローラ 23 繰出しローラ 26 着脱枠 48 第1クリーニング手段 49 第2クリーニング手段 50 第3クリーニング手段 CS カットシート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録作用側面における被記録領域外の
    一部、或いは全体を微粘着面に構成してある被記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 前記被記録作用側面の反対側面を微粘着
    面に構成してある請求項1に記載の被記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記被記録作用側面に形成された微粘着
    面の幅を、前記被記録領域の幅よりも広いものに設定し
    てある請求項1または請求項2に記載の被記録媒体。
  4. 【請求項4】 被記録媒体に記録作動するヘッドを有し
    た記録部と、前記被記録媒体に接触作用して該被記録媒
    体を前記記録部に向けて送る供給回転体とを備えた被記
    録媒体搬送装置において、請求項1〜請求項3のいずれ
    か1項に記載の被記録媒体に形成された微粘着面によっ
    て、前記被記録媒体の搬送時に前記供給回転体の外周面
    をクリーニングするようにしてある被記録媒体搬送装置
    のクリーニング手段。
  5. 【請求項5】 前記供給回転体の外周面が微粘着面であ
    って、この供給回転体の微粘着面の粘着力より、請求項
    1〜請求項3のいずれか1項に記載の被記録媒体の前記
    被記録作用側面に形成された微粘着面の粘着力を強いも
    のに設定してある請求項4に記載の被記録媒体搬送装置
    のクリーニング手段。
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CN114872439A (zh) * 2022-07-11 2022-08-09 佛山市山高峰包装材料科技有限公司 一种用于瓶盖烫金图案的粘胶修复和检测装置
CN117301351A (zh) * 2023-10-09 2023-12-29 江苏卡乐纺新材料有限公司 一种附带瓶片原料杂质筛除功能的原料预处理装置

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