JPH11278050A - 窓ガラス用フィルム - Google Patents

窓ガラス用フィルム

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JPH11278050A
JPH11278050A JP9822298A JP9822298A JPH11278050A JP H11278050 A JPH11278050 A JP H11278050A JP 9822298 A JP9822298 A JP 9822298A JP 9822298 A JP9822298 A JP 9822298A JP H11278050 A JPH11278050 A JP H11278050A
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JP
Japan
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film
adhesive layer
air
window glass
adhesive
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9822298A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakajima
広幸 中島
Tatsuo Fujii
達夫 藤井
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム貼り付け時のエア抜きをスムーズに
行え、耐久性にも優れた、建物及び車両の窓ガラス用フ
ィルムを提供すること。 【解決手段】 フィルム10が、接着材層14と、剥離
フィルム層16と、フィルム層18とを含む3層構造を
有し、接着材層14が、窓ガラスに接着する接着部分2
0と、溝部分22とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物及び車などの窓
ガラスに貼り付けるフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般家屋或いは、オフィスビ
ルの窓ガラスや、車両、例えば自動車及び列車の窓ガラ
スに、太陽光に含まれる可視光線、紫外線そして赤外線
などを吸収する効果を有するフィルムを貼り付け、そう
した紫外線による日焼けや、包装材の劣化を原因とする
内容物の変質を防ぎ、もしくは人体に対する悪影響を減
少させ、また赤外線に関してはこれを減少させることに
より室内温度の上昇を防止して夏場の冷房効果を高める
ことが行われ、あるいは、一部地域の条例で義務付けら
れた高層ビル上階(7階以上)には窓ガラス飛散防止用
のフィルムが貼り付けられる。
【0003】そうしたフィルムの一例として、実開昭6
1−124598号には、その図6に示されるような厚
さ100〜200μm程度の合成樹脂フィルムに日照調
整用フィルムを接着し或いはそうした日照調整用の透明
塗料を混練したフィルムを接着するなどにより作製した
フィルムシ−ト1が提案されている。このフィルムシ−
ト1は、接着材を使用したり或いは図示するように四隅
に取り付けた吸着盤3を使用して窓ガラスに取り付ける
ようになっている。
【0004】接着材を使用する場合、一般に日照調整用
のフィルムは高い耐久性が必要とされるために接着強度
の高い糊材が使用され、窓ガラスへの貼り付けに際して
は、先ず窓ガラスとフィルムとの間に水或いは中性洗剤
などを散布してフィルムの滑りを良くし、次いでフィル
ムの位置調整をするようになっている。しかしこの作業
の時に窓ガラスとフィルム1との間にエアが残ってしま
う場合が多く、そのままにしておくと張りムラとなって
見苦しいために、フィルムの位置調整を終えた後、必要
に応じてエア抜きを行うことになる。ところがこのエア
抜きが簡単には行かず、フィルムに皺ができてしまっ
て、結局は張り直しになることもしばしばである。
【0005】吸着盤3を使用する場合にはそうしたフィ
ルム皺が生じる心配はないが、例えばスライド上下式の
窓ガラスではこれらの吸着盤がガラス動作の障害となる
ために、その都度付け外ししなければならないといった
不便が生じたり、あるいは、フィルム自体の使用寿命
が、フィルムの性能自体が劣化しているわけではないの
に、吸着盤3の吸着機能が低下或いは無くなってしまえ
ばそこで交換と言うことになるといった不合理性があ
る。
【0006】これらの欠点の内、特に接着材を使用する
場合の上述したような欠点を解消するために、例えば特
開平7−1644873号では、図7に示すようにフィ
ルム本体5と接着材層7とを貫通する孔9を所定の間隔
で複数形成した日除け用カ−フィルム11が提案されて
いる。この構造のカ−フィルムでは、例えばフィルム中
央部に残ったエア溜まりでも、フィルムサイドまで追い
出すことなく途中の孔9から抜くことができるようにな
る。しかしながらこの方法には、以下に列挙するような
別の欠点がある。即ち、
【0007】1.窓ガラスに接着した後、経時変化によ
ってフィルムが収縮すると、孔が広がって見苦しくなる
恐れが大きくなるばかりか、日除けとしてのフィルム本
来の機能も低下してしまう。 2.同じく経時変化によって接着用の糊剤が劣化する
と、外気に晒される関係上そうした劣化が早くくる孔近
辺からフィルム剥がれが発生する恐れが大きい。 3.孔9がフィルム表面に開口しているために、エア抜
きに使用するヘラがこれらの孔部分に引っかかり、フィ
ルムを破損する恐れが大きい。そうした破損は最初は例
え気付かないほど小さなものであっても、後々、先に1
や2に挙げた症状を引き起こす原因となりうる。 などである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】フィルム貼り付け時の
エア抜きをスム−ズに行え、耐久性にも優れた、建物及
び車などの窓ガラス用フィルムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、建物或
いは車などの窓ガラスに貼り付けて紫外線などを減少さ
せるためのフィルムであって、窓ガラスに接着するため
の接着材を塗布した接着材層を溝付きとしたことを特徴
とするフィルムが提供される。接着材層は10〜50μ
mの範囲内の厚さを有し、各溝は、0.1〜1.0mm
の範囲内の幅及び5〜30μmの範囲内の深さで、前記
接着材層の外側表面上に10〜100mmの範囲内の間
隔で形成される。
【0010】また、溝は、ロ−ル式の原反を使用する、
グラビア印刷或いはフレキソ印刷を含む印刷製法により
接着材層の外側表面上に形成される。周知の通り、グラ
ビア印刷はグラビアシリンダに形成した凹状の溝内のイ
ンキを、圧胴と呼ぶゴムロ−ルの圧力で原反に転写させ
る方法であり、フィルム印刷には最適な方法と考えられ
るものである。またフレキソ印刷では、アニロックスロ
−ルと呼ぶロ−ルを介して、インキ壺からのインキを、
デザインに合わせた凸版に転写させ、最後に原反に転写
させる。この場合のデザインは凸版の製法により決定さ
れる。フィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟
質塩ビ、PETなどを基材とし且つ10〜100μmの
範囲内で選択された厚さを有している。接着材層は、ア
クリル系、ゴム系、不飽和ポリエステル系成分などを主
成分とする材料から構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図1〜図2を参照して本発
明の第1 実施例を詳しく説明する。図1には、ロ−ル状
シ−トとした本発明のフィルム10の第1実施例が例示
される。フィルム10は、代表的には図2に断面を示す
ような3層構造を有し、この3層構造には、建物や自動
車の窓ガラスと接着面12の位置で接着する接着材層1
4と、フィルム10の使用前、即ち窓ガラスに貼り付け
る前にこの接着材層14を乾燥その他から保護するため
の剥離フィルム層16と、紫外線、赤外線その他を吸収
するためのフィルム層18とが含まれる。
【0012】フィルム層18は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、軟質塩ビ、PET等から選択した材料を、貼
り付け性と視認性とを考慮して10〜100μmの範囲
内の厚さ、好ましくは25μmの厚さに加工したものを
使用するが、透明性の点でPETが優れているため、本
実施例ではPETを使用した。尚、このPETは、近年
クロ−ズアップされてきている環境問題をクリアするた
めにも本発明のフィルム材料として適切なものである。
剥離フィルム層16は、従来製品と同様に数十μm或い
はそれ以上の所望の厚さのプラスチックフィルムから形
成され、接着材層14の接着材と剥離自在に接着するた
めの剥離ニスが薄く塗布され、製造時に接着材層14に
圧着されるようになっている。
【0013】次に、接着材層14であるが、接着材料と
してはアクリル系、ゴム系、不飽和ポリエステル系など
を主成分とするものから選択することが出来る。しかし
ながら、フィルムが不要となったときの剥離特性やコス
ト面を考慮して本第1実施例ではアクリル系を主成分と
するものとした。次に、この接着材層14をフィルム層
18に印刷するが、先に説明したグラビア印刷及びフレ
キソ印刷の2通りの方法の内、本第1実施例ではグラビ
ア印刷を選択した。グラビア印刷は、印刷精度及び量産
性の点でフレキソ印刷よりも優れている。
【0014】印刷方法を選定した後、接着材層14にお
ける接着部分(図2で剥離フィルム層16と接着してい
る部分)20と溝部分22との各幅寸法を決定する。こ
れらの幅寸法を決定するに当たっては、水分とエアとの
スム−ズな排出と、使用するエア排出用治具の大きさと
を考慮して、接着部分20を幅10〜100mm、そし
て溝部分22を0.1〜1.0mmの各範囲内の値から
選択する。接着部の幅設定の理由として、10mm以下
とすると接着力が劣り、経時変化によりフィルムが剥が
れてしまう危険がある。また逆に、100mm以上と広
すぎる場合にはフィルム貼り付けの作業性に劣るところ
がある。フィルム貼り付けは、通常ゴムまたは軟質のプ
ラスチックからできたヘラ状の治具自体の幅にもよる
が、一回の有効貼り付け幅は100〜120mmの幅で
ある。このことから、本第1実施例では、接着部分の幅
20を30mm、溝部分の幅を0.5mmとした。
【0015】次に、接着材層14の厚さを決定する。接
着材層14は、厚さが薄いと接着性が悪くなったり耐久
性に劣るようになることがある一方、厚くしすぎると作
業性やコスト的な影響が出ることから、これらの点を考
慮して10〜50μmの範囲内の値から選択する。本第
1実施例では25μmとした。尚、実験の結果、接着材
層14をこの25μmの厚さとすることにより、ガラス
面に付着していた微量なゴミや埃が時間の経過と共に接
着材層14中に溶け込んでしまうことが分かった。
【0016】次いで溝部分22の深さを決定する。溝部
分の深さは、貼り付け時の作業性や貼り付け後の経時変
化によってエアが発生しないようにする点を考慮して、
5〜30μmの範囲内の値から選択する。第1実施例で
は20μmを選択した。尚、溝部分22は貼り付ける窓
ガラスに応じていろいろなデザイン形態のものを選択す
ることができるが、一般的には、水はけやエアのよりス
ム−ズな追い出しを考慮して、図3に示すように全体的
に斜め平行状に配列したデザインを選択する。図4に
は、溝部分22を格子状に配列した別態様の実施例が示
される。
【0017】次に、図5を参照して、溝部分22を図3
に示す斜め平行状に配列したフィルム10を自動車の窓
ガラス24に貼り付ける場合を説明する。図では、フィ
ルム10と窓ガラスとの境界部分及びフィルム10の溝
部分22はそれぞれ誇張して示されている。フィルム1
0は、先ず窓ガラス24に合わせてカッティングした
後、フィルム10との間に水或いは中性洗剤などを散布
してフィルムの滑りを良くし、窓ガラス上で微妙にずら
しながら位置調整をする。
【0018】この作業の時に先に説明したように窓ガラ
ス24とフィルム10との間にエア26が残ってしまう
ことがあるが、本発明のフィルム10ではこれらのエア
26を単に指やヘラ28等でしごいて最も近い溝部分2
2に押し込み、次いで同じく指やヘラで、矢印で示すよ
うな方向で、窓ガラスの上方或いは下方に押しやること
でフィルム10の縁部分から簡単に押し出すことが出来
る。そしてこうした一連の作業を通して、フィルム10
の外側表面上にヘラ28の移動時に引っかかりを生じる
孔などを有さないことから、従来技術に関して挙げた欠
点が生じることもない。
【0019】
【発明の効果】フィルム貼り付け時のエア抜きをスム−
ズに行え、耐久性にも優れた、建物及び車などの窓ガラ
ス用フィルムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うフィルムの斜視図である。
【図2】図1を先A−Aで切断した断面図である。
【図3】溝部分を斜め平行状態に配列した、本発明に従
うフィルムを接着材層側から見た正面図である。
【図4】溝部分を格子状に配列した、図3の別態様のフ
ィルムの正面図である。
【図5】図3のフィルムを窓ガラスに貼り付ける状況を
例示する斜視図である。
【図6】従来の、吸着盤を使用して窓ガラスに取り付け
る形式のフィルムの正面図である。
【図7】従来の、エア抜き用の貫通孔を設けたフィルム
の断面図である。
【符号の説明】
10 フィルム 12 接着面 14 接着材層 16 剥離フィルム層 18 フィルム層 20 接着部分 22 溝部分 24 窓ガラス 26 エア 28 ヘラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物或いは車などの窓ガラスに貼り付け
    て紫外線などを減少させるためのフィルムであって、 窓ガラスに接着するための接着材を塗布した接着材層を
    溝付きとしたことを特徴とするフィルム。
  2. 【請求項2】 接着材層が10〜50μmの範囲内の厚
    さを有し、各溝が、幅0.1〜1.0mm及び深さ5〜
    30μmの各範囲内で適宜選択し、前記接着材層の外側
    表面上に10〜100mmの範囲内の間隔で形成される
    請求項1のフィルム。
  3. 【請求項3】 溝が、グラビア印刷及びフレキソ印刷を
    含む印刷製法を使用して接着材層の外側表面上に形成さ
    れる請求項1のフィルム。
  4. 【請求項4】 フィルムが、ポリエチレン、ポリプロピ
    レン、軟質塩ビ、PETなどを基材とし且つ10〜10
    0μmの範囲内で選択された厚さを有し、接着材層が、
    アクリル系、ゴム系、不飽和ポリエステル系成分などを
    主成分としている請求項1のフィルム。
JP9822298A 1998-03-27 1998-03-27 窓ガラス用フィルム Withdrawn JPH11278050A (ja)

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JP9822298A JPH11278050A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 窓ガラス用フィルム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052675A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Mitsubishi Polyester Film Copp 窓貼り用二軸配向ポリエステルフィルム
JP2006142502A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Hideo Nakamura ゴム成形シートとその製造方法
JP2008052921A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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Effective date: 20050607