JPH11278296A - 走行装置 - Google Patents
走行装置Info
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- JPH11278296A JPH11278296A JP8098198A JP8098198A JPH11278296A JP H11278296 A JPH11278296 A JP H11278296A JP 8098198 A JP8098198 A JP 8098198A JP 8098198 A JP8098198 A JP 8098198A JP H11278296 A JPH11278296 A JP H11278296A
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Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
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- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンバインなどのクローラを走行手段とする
走行車両において、走行方向変更または旋回時の旋回半
径を自由に選ぶことができ、操作性および走行性能を向
上させること。 【解決手段】 コンバイン1などの一対のクローラ3
L、3Rを駆動する差動式の走行装置19は、無段階変
速可能な静油圧式主変速手段である走行用HST20と
該走行用HST20の後段に設ける副変速手段25など
を備え、左右一対のクローラ3Lまたは3Rに出力する
走行速度変速装置と、静油圧式無段階変速手段である旋
回用HST70からなる走行方向操舵装置とからなり、
該旋回用HST70は走行用HST20の出力軸以降で
副変速手段25の入力軸以前の位置から動力を入力し、
旋回用HST70の出力を選択的にコンバイン1の一方
のクローラ3Lまたは3Rに伝動してコンバイン1など
の走行車両を旋回走行させるものである。
走行車両において、走行方向変更または旋回時の旋回半
径を自由に選ぶことができ、操作性および走行性能を向
上させること。 【解決手段】 コンバイン1などの一対のクローラ3
L、3Rを駆動する差動式の走行装置19は、無段階変
速可能な静油圧式主変速手段である走行用HST20と
該走行用HST20の後段に設ける副変速手段25など
を備え、左右一対のクローラ3Lまたは3Rに出力する
走行速度変速装置と、静油圧式無段階変速手段である旋
回用HST70からなる走行方向操舵装置とからなり、
該旋回用HST70は走行用HST20の出力軸以降で
副変速手段25の入力軸以前の位置から動力を入力し、
旋回用HST70の出力を選択的にコンバイン1の一方
のクローラ3Lまたは3Rに伝動してコンバイン1など
の走行車両を旋回走行させるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラを走行手
段とする走行車両に用いる走行装置に関する。
段とする走行車両に用いる走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラを走行手段とする走行車両とし
て、農業用のコンバインを例に従来技術を説明する。コ
ンバインはクローラ走行車両の接地面積を広くして、水
田など軟弱な圃場でも自由に走行して、刈取作業などの
農業作業を可能としている。
て、農業用のコンバインを例に従来技術を説明する。コ
ンバインはクローラ走行車両の接地面積を広くして、水
田など軟弱な圃場でも自由に走行して、刈取作業などの
農業作業を可能としている。
【0003】コンバインは動力源としてエンジンを搭載
し、エンジンの発生する動力をコンバインの走行、刈取
り、脱穀などに使用するが、そのクローラは、エンジン
の動力を走行トランスミッションにより変速し、伝動し
て駆動する。走行トランスミッションは、静油圧式無段
変速手段、歯車列機械的変速手段、逆転歯車手段、クラ
ッチ手段、ブレーキ手段などにより構成されている。
し、エンジンの発生する動力をコンバインの走行、刈取
り、脱穀などに使用するが、そのクローラは、エンジン
の動力を走行トランスミッションにより変速し、伝動し
て駆動する。走行トランスミッションは、静油圧式無段
変速手段、歯車列機械的変速手段、逆転歯車手段、クラ
ッチ手段、ブレーキ手段などにより構成されている。
【0004】コンバインを直進走行させる時は左右一対
のクローラを等速で駆動し、コンバインを左右に旋回さ
せる時は左右のクローラに速度差を与えて駆動して高速
側のクローラを外側に、低速側、停止側または後退側の
クローラを内側とする旋回が可能な構成としている。
のクローラを等速で駆動し、コンバインを左右に旋回さ
せる時は左右のクローラに速度差を与えて駆動して高速
側のクローラを外側に、低速側、停止側または後退側の
クローラを内側とする旋回が可能な構成としている。
【0005】コンバインの走行方向変更および旋回は、
いずれも一方のクローラは前進走行のまま他方のクロー
ラの速度を低下させる緩旋回、他方のクローラを制動停
止する制動旋回および他方のクローラを逆転逆走させる
急旋回の3種類に分類される。
いずれも一方のクローラは前進走行のまま他方のクロー
ラの速度を低下させる緩旋回、他方のクローラを制動停
止する制動旋回および他方のクローラを逆転逆走させる
急旋回の3種類に分類される。
【0006】これらコンバインの直進走行および旋回
は、コンバインの操縦台に搭乗するオペレータが各種操
縦レバーを操作して、伝動する動力を変速し、制動、あ
るいは逆転して、クローラを前進、停止および後退など
に駆動してコンバインを前後進、あるいは旋回させてい
る。
は、コンバインの操縦台に搭乗するオペレータが各種操
縦レバーを操作して、伝動する動力を変速し、制動、あ
るいは逆転して、クローラを前進、停止および後退など
に駆動してコンバインを前後進、あるいは旋回させてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コンバインを用いて圃
場に植立する穀稈の刈取り、脱穀などを行うことによ
り、穀類の収穫作業の省力化、能率化が進展してきてい
る。また、コンバインの走行トランスミッションに無段
階変速できる可変容量アキシャルプランジャポンプと固
定容量アキシャルプランジャモータとを組み合わせて一
体化した静油圧トランスミッション(ハイドロスタティ
ックトランスミッション、以下HSTと呼ぶ)を用いる
ことにより、コンバインの走行速度の変速をHSTレバ
ー1本の操作でできるようになり、運転操作がかなり容
易になってきた。
場に植立する穀稈の刈取り、脱穀などを行うことによ
り、穀類の収穫作業の省力化、能率化が進展してきてい
る。また、コンバインの走行トランスミッションに無段
階変速できる可変容量アキシャルプランジャポンプと固
定容量アキシャルプランジャモータとを組み合わせて一
体化した静油圧トランスミッション(ハイドロスタティ
ックトランスミッション、以下HSTと呼ぶ)を用いる
ことにより、コンバインの走行速度の変速をHSTレバ
ー1本の操作でできるようになり、運転操作がかなり容
易になってきた。
【0008】さらに、コンバインの操縦台に1本のパワ
ーステアリングレバー(以下パワステレバーと呼ぶ)を
設け、パワステレバーを前後に傾倒することにより刈取
装置を上下昇降すると共に、パワステレバーを左右に傾
倒することにより、コンバインを左右に走行方向変更お
よび旋回できる構成とし、コンバインの運転に熟練しな
いオーぺレータにとって操縦操作が一段と容易になるよ
うになってきた。
ーステアリングレバー(以下パワステレバーと呼ぶ)を
設け、パワステレバーを前後に傾倒することにより刈取
装置を上下昇降すると共に、パワステレバーを左右に傾
倒することにより、コンバインを左右に走行方向変更お
よび旋回できる構成とし、コンバインの運転に熟練しな
いオーぺレータにとって操縦操作が一段と容易になるよ
うになってきた。
【0009】しかしながら、速度差を与える側のクロー
ラの速度は、走行トランスミッションの内部で各クラッ
チおよび/またはブレーキを切り替えて伝動して与えて
いるから、一方のクローラについて固定速度緩旋回、ブ
レーキ停止制動旋回および固定速度逆走行急旋回の3種
類だけであり、したがって旋回半径も緩旋回、制動旋回
および急旋回の3種類だけである。このため、コンバイ
ンの走行方向変更操作には依然としてオペレータに高度
の熟練が必要であるという運転操作上の問題があった。
ラの速度は、走行トランスミッションの内部で各クラッ
チおよび/またはブレーキを切り替えて伝動して与えて
いるから、一方のクローラについて固定速度緩旋回、ブ
レーキ停止制動旋回および固定速度逆走行急旋回の3種
類だけであり、したがって旋回半径も緩旋回、制動旋回
および急旋回の3種類だけである。このため、コンバイ
ンの走行方向変更操作には依然としてオペレータに高度
の熟練が必要であるという運転操作上の問題があった。
【0010】また、前記3種類の旋回をクローラに行わ
せるための歯車機構を設ける必要もあったので、トラン
スミッションを小型化するには限界があり、また走行用
HSTの動力を副変速機により減速した後に前記旋回用
の歯車機構に伝達していたので、走行用HSTの小型化
にも限界があった。
せるための歯車機構を設ける必要もあったので、トラン
スミッションを小型化するには限界があり、また走行用
HSTの動力を副変速機により減速した後に前記旋回用
の歯車機構に伝達していたので、走行用HSTの小型化
にも限界があった。
【0011】そこで、本発明の課題はコンバインなどの
クローラを走行手段とする走行車両において、走行方向
変更、旋回時の旋回半径を自由に選ぶことができて、操
作性、走行性能を向上させることとである。
クローラを走行手段とする走行車両において、走行方向
変更、旋回時の旋回半径を自由に選ぶことができて、操
作性、走行性能を向上させることとである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成によって解決される。すなわち、動力源からの動力
を入力し、該動力源からの回転速度を連続的に変速可能
な無段階主変速手段と、該主変速手段の後段に設ける副
変速手段とを備え、出力を左右一対のクローラに選択的
に伝動可能に接続した走行速度変速装置と、該走行速度
変速装置の主変速手段の出力軸以降で副変速手段入力軸
以前の位置から前記主変速手段の動力を入力し、出力を
左右一対のクローラの一方の側のクローラに伝動可能に
接続した無段階変速走行方向操舵装置とを備えた走行装
置である。
構成によって解決される。すなわち、動力源からの動力
を入力し、該動力源からの回転速度を連続的に変速可能
な無段階主変速手段と、該主変速手段の後段に設ける副
変速手段とを備え、出力を左右一対のクローラに選択的
に伝動可能に接続した走行速度変速装置と、該走行速度
変速装置の主変速手段の出力軸以降で副変速手段入力軸
以前の位置から前記主変速手段の動力を入力し、出力を
左右一対のクローラの一方の側のクローラに伝動可能に
接続した無段階変速走行方向操舵装置とを備えた走行装
置である。
【0013】本発明を理解し易いように以下の図面に示
す走行装置の例で説明すると、コンバイン1などの一対
のクローラ3L、3Rを駆動する差動式の走行装置(ト
ランスミッション)19は、無段階変速可能な静油圧式
主変速手段である走行用HST20と該走行用HST2
0の後段に設ける副変速手段25などを備え、左右一対
のクローラ3Lまたは3Rに出力する走行速度変速装置
と、静油圧式無段階変速手段である旋回用HST70か
らなる走行方向操舵装置とからなり、該旋回用HST7
0は走行用HST20の出力軸以降で副変速手段25の
入力軸以前の位置から動力を入力し、旋回用HST70
の出力を選択的にコンバイン1の一方のクローラ3Lま
たは3Rに伝動してコンバイン1などの走行車両を旋回
走行させるものである。
す走行装置の例で説明すると、コンバイン1などの一対
のクローラ3L、3Rを駆動する差動式の走行装置(ト
ランスミッション)19は、無段階変速可能な静油圧式
主変速手段である走行用HST20と該走行用HST2
0の後段に設ける副変速手段25などを備え、左右一対
のクローラ3Lまたは3Rに出力する走行速度変速装置
と、静油圧式無段階変速手段である旋回用HST70か
らなる走行方向操舵装置とからなり、該旋回用HST7
0は走行用HST20の出力軸以降で副変速手段25の
入力軸以前の位置から動力を入力し、旋回用HST70
の出力を選択的にコンバイン1の一方のクローラ3Lま
たは3Rに伝動してコンバイン1などの走行車両を旋回
走行させるものである。
【0014】こうして、例えばコンバイン1に搭乗した
オペレータは、旋回速度レバー53を設定すれば、緩旋
回、制動旋回および急旋回のいずれも任意の旋回半径を
選定することができ、パワステレバー60を旋回しよう
とする方向に傾倒操作するだけで旋回操舵することが可
能になり、コンバイン1の操縦操作が極めて容易にな
る。また、旋回用HST70は単体で正・逆転が可能で
あり、かつ中立位置ではブレーキ作用が得られるので、
従来必要とした左右のブレーキ装置、スピンクラッチ装
置および逆転歯車列などが不要になりトランスミッショ
ンの構造が簡単化、小型化できる。
オペレータは、旋回速度レバー53を設定すれば、緩旋
回、制動旋回および急旋回のいずれも任意の旋回半径を
選定することができ、パワステレバー60を旋回しよう
とする方向に傾倒操作するだけで旋回操舵することが可
能になり、コンバイン1の操縦操作が極めて容易にな
る。また、旋回用HST70は単体で正・逆転が可能で
あり、かつ中立位置ではブレーキ作用が得られるので、
従来必要とした左右のブレーキ装置、スピンクラッチ装
置および逆転歯車列などが不要になりトランスミッショ
ンの構造が簡単化、小型化できる。
【0015】また、旋回用HST70は、走行用HST
20の出力軸以降で副変速機25の入力軸以前の位置か
ら入力する(コンバインの場合は刈取装置6の出力軸か
ら入力しても良い)構成としたので、副変速機25によ
る副変速の影響を受けることがなく、走行用HST20
の速度に比例した速度で旋回操作することができる。さ
らに副変速機25により増大したトルクを旋回用HST
70に入力することがないので、旋回用HST70のト
ルク容量を小さくするでき、したがって旋回用HST7
0を小型化できる。
20の出力軸以降で副変速機25の入力軸以前の位置か
ら入力する(コンバインの場合は刈取装置6の出力軸か
ら入力しても良い)構成としたので、副変速機25によ
る副変速の影響を受けることがなく、走行用HST20
の速度に比例した速度で旋回操作することができる。さ
らに副変速機25により増大したトルクを旋回用HST
70に入力することがないので、旋回用HST70のト
ルク容量を小さくするでき、したがって旋回用HST7
0を小型化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。本発明の一実施の形態を図1ないし図5に
示す。図1は本発明の実施の形態の走行車両の例である
コンバイン1の左側面図であり、図2はコンバイン1の
正面図であり、図3はコンバイン1の走行トランスミッ
ション19の一部切り欠き展開断面図であり、図4は走
行トランスミッションのクラッチアクチュエータとクラ
ッチの部分断面図であり、図5は走行トランスミッショ
ンのクラッチ制御用の油圧回路図である。
て説明する。本発明の一実施の形態を図1ないし図5に
示す。図1は本発明の実施の形態の走行車両の例である
コンバイン1の左側面図であり、図2はコンバイン1の
正面図であり、図3はコンバイン1の走行トランスミッ
ション19の一部切り欠き展開断面図であり、図4は走
行トランスミッションのクラッチアクチュエータとクラ
ッチの部分断面図であり、図5は走行トランスミッショ
ンのクラッチ制御用の油圧回路図である。
【0017】図1および図2に示すように、コンバイン
1の車体フレーム2の下部側に土壌面を走行する左右一
対の走行クローラ3L、3Rを有する走行部4を配設
し、車体フレーム2の前端側に刈取装置6が設けられて
いる。刈取装置6は、植立穀稈を分草する分草具8と、
植立穀稈を引起こす引起しケース9と、植立穀稈を刈取
る刈刃11と、刈取られた穀稈を挟持して後方に搬送す
る株元搬送装置12と供給搬送装置7とから構成されて
いる。
1の車体フレーム2の下部側に土壌面を走行する左右一
対の走行クローラ3L、3Rを有する走行部4を配設
し、車体フレーム2の前端側に刈取装置6が設けられて
いる。刈取装置6は、植立穀稈を分草する分草具8と、
植立穀稈を引起こす引起しケース9と、植立穀稈を刈取
る刈刃11と、刈取られた穀稈を挟持して後方に搬送す
る株元搬送装置12と供給搬送装置7とから構成されて
いる。
【0018】前記刈取装置6は、車体フレーム2の上方
の支点を中心にして上下動する刈取装置支持フレーム1
3で支持されているので、コンバイン1に搭乗したオペ
レータが操縦台50のパワステレバー60を前後に傾倒
操作することにより、刈取装置支持フレーム13と共に
上下に昇降する構成である。
の支点を中心にして上下動する刈取装置支持フレーム1
3で支持されているので、コンバイン1に搭乗したオペ
レータが操縦台50のパワステレバー60を前後に傾倒
操作することにより、刈取装置支持フレーム13と共に
上下に昇降する構成である。
【0019】車体フレーム2の上方には、刈取装置6の
供給搬送装置7から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬
送するフィードチェーン14を有する脱穀装置15と、
該脱穀装置15で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグ
レンタンク16が載置され、グレンタンク16の後部に
縦オーガ16aを立設し、さらに縦オーガ16aには横
オーガ16bを連接して、グレンタンク16内の穀粒を
コンバイン1の外部に排出する構成としている。
供給搬送装置7から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬
送するフィードチェーン14を有する脱穀装置15と、
該脱穀装置15で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグ
レンタンク16が載置され、グレンタンク16の後部に
縦オーガ16aを立設し、さらに縦オーガ16aには横
オーガ16bを連接して、グレンタンク16内の穀粒を
コンバイン1の外部に排出する構成としている。
【0020】すなわち、コンバイン1は、オペレータが
操縦台50において主変速HSTレバー51および副変
速レバー52(図2)を操作し、図示しないエンジンの
動力を図3に示すトランスミッション19の主変速機の
ハイドロスタティックトランスミッションHST20お
よび副変速機25の歯車変速手段を介して変速し、左右
のクローラ3L、3Rに伝動して任意の速度で走行す
る。
操縦台50において主変速HSTレバー51および副変
速レバー52(図2)を操作し、図示しないエンジンの
動力を図3に示すトランスミッション19の主変速機の
ハイドロスタティックトランスミッションHST20お
よび副変速機25の歯車変速手段を介して変速し、左右
のクローラ3L、3Rに伝動して任意の速度で走行す
る。
【0021】また、コンバイン1は、オペレータが操縦
台50において旋回速度変速レバー53を操作して任意
速度の緩旋回、制動または任意速度の急旋回を選択して
おき、パワステレバー60を左右に傾倒操作することに
より任意半径で左右に旋回走行することができる。すな
わち、パワステレバー60をコンバイン1を旋回させよ
うとする方向に傾倒操作することにより、図3に示すト
ランスミッション19内のクラッチが作動し、あらかじ
め選択した速度で回転する旋回用の無段変速機HST7
0の回転動力をクローラ左3L、またはクローラ右3R
に伝動するので、左右のクローラ3L、3Rに速度差が
与えられて走行方向の変更が行われる構成としている。
台50において旋回速度変速レバー53を操作して任意
速度の緩旋回、制動または任意速度の急旋回を選択して
おき、パワステレバー60を左右に傾倒操作することに
より任意半径で左右に旋回走行することができる。すな
わち、パワステレバー60をコンバイン1を旋回させよ
うとする方向に傾倒操作することにより、図3に示すト
ランスミッション19内のクラッチが作動し、あらかじ
め選択した速度で回転する旋回用の無段変速機HST7
0の回転動力をクローラ左3L、またはクローラ右3R
に伝動するので、左右のクローラ3L、3Rに速度差が
与えられて走行方向の変更が行われる構成としている。
【0022】図3に示すトランスミッション19の主要
部は、主変速機ハイドロスタティックトランスミッショ
ンHST20、副変速機25、サイドクラッチ36L、
36R、第二サイドクラッチ44L、44R、走行軸3
9L、39R、クローラ駆動スプロケットホイール40
L、40Rなどからなり、エンジンからの駆動力の入力
プーリ19aおよび刈取装置6への動力を伝動する刈取
装置駆動プーリ27aなどを備えている。
部は、主変速機ハイドロスタティックトランスミッショ
ンHST20、副変速機25、サイドクラッチ36L、
36R、第二サイドクラッチ44L、44R、走行軸3
9L、39R、クローラ駆動スプロケットホイール40
L、40Rなどからなり、エンジンからの駆動力の入力
プーリ19aおよび刈取装置6への動力を伝動する刈取
装置駆動プーリ27aなどを備えている。
【0023】また、図3に示すようにトランスミッショ
ン19には走行用HST20の出力により駆動される旋
回用ハイドロスタティックトランスミッション(旋回用
HST)70を備え、旋回用HST70の出力はサイド
クラッチ34および第二サイドクラッチ44を切り替え
て、選択的にクローラ左3Lまたはクローラ右3Rに伝
動する。
ン19には走行用HST20の出力により駆動される旋
回用ハイドロスタティックトランスミッション(旋回用
HST)70を備え、旋回用HST70の出力はサイド
クラッチ34および第二サイドクラッチ44を切り替え
て、選択的にクローラ左3Lまたはクローラ右3Rに伝
動する。
【0024】エンジンから入力プーリ19aへ伝動され
た機械回転駆動力は、走行用HST20の可変容量油圧
ポンプ21で油圧力に変換されるとともに吐出量が変更
され、油圧モータ23で再び機械回転力に変換される。
可変容量油圧ポンプ21の斜板を制御することにより油
流量を無段階で0%からプラスマイナス100%に変更
できるので、この油圧を受けて油圧モータ23の回転速
度を無段階で0%からプラスマイナス100%に変化す
ることができる。
た機械回転駆動力は、走行用HST20の可変容量油圧
ポンプ21で油圧力に変換されるとともに吐出量が変更
され、油圧モータ23で再び機械回転力に変換される。
可変容量油圧ポンプ21の斜板を制御することにより油
流量を無段階で0%からプラスマイナス100%に変更
できるので、この油圧を受けて油圧モータ23の回転速
度を無段階で0%からプラスマイナス100%に変化す
ることができる。
【0025】油圧モータ23の出力軸24には油圧モー
タ出力延長軸26を延設し、該出力延長軸26には油圧
モータ出力ピニオン26aが固設されていて、これに常
時噛み合う副変速第一ギヤ31を駆動する。副変速第二
ギヤ30および副変速第三ギヤ29は第一ギヤ31と一
体に形成され、副変速軸27に軸方向に摺動自在かつ相
対回転不能に遊嵌される。副変速第一ギヤ31、副変速
第二ギヤ30および副変速第三ギヤ29は、操縦台50
の副変速レバー52を操作すると、図示しない副変速シ
フタを介して軸方向にシフトされて、それぞれ第一ギヤ
31と第一カウンタギヤ31’、第二ギヤ30と第二カ
ウンタギヤ30’、第三ギヤ29と第三カウンタギヤ2
9’のいずれかの噛み合いが選択されて、カウンタシャ
フト28が高速、中速、低速のいずれかに副変速され
る。また副変速軸27は第一ギヤ31と共に回転して刈
取装置駆動プーリ27aに動力を伝動する。
タ出力延長軸26を延設し、該出力延長軸26には油圧
モータ出力ピニオン26aが固設されていて、これに常
時噛み合う副変速第一ギヤ31を駆動する。副変速第二
ギヤ30および副変速第三ギヤ29は第一ギヤ31と一
体に形成され、副変速軸27に軸方向に摺動自在かつ相
対回転不能に遊嵌される。副変速第一ギヤ31、副変速
第二ギヤ30および副変速第三ギヤ29は、操縦台50
の副変速レバー52を操作すると、図示しない副変速シ
フタを介して軸方向にシフトされて、それぞれ第一ギヤ
31と第一カウンタギヤ31’、第二ギヤ30と第二カ
ウンタギヤ30’、第三ギヤ29と第三カウンタギヤ2
9’のいずれかの噛み合いが選択されて、カウンタシャ
フト28が高速、中速、低速のいずれかに副変速され
る。また副変速軸27は第一ギヤ31と共に回転して刈
取装置駆動プーリ27aに動力を伝動する。
【0026】第一カウンタギヤ31’は第二カウンタシ
ャフト32に固着したギヤ32aと直接噛み合って(図
3は展開図であるので、ギヤ31’とギヤ32aは噛み
合ってないように見える。)、副変速されたカウンタシ
ャフト28の回転を伝達し、第二カウンタシャフト32
に固着されたピニオン32bは、サイドクラッチ軸33
のセンタギヤ34に直接噛み合って(図3は展開図であ
るので、ピニオン32bとセンタギヤ34は噛み合って
ないように見える。)動力を伝動する。
ャフト32に固着したギヤ32aと直接噛み合って(図
3は展開図であるので、ギヤ31’とギヤ32aは噛み
合ってないように見える。)、副変速されたカウンタシ
ャフト28の回転を伝達し、第二カウンタシャフト32
に固着されたピニオン32bは、サイドクラッチ軸33
のセンタギヤ34に直接噛み合って(図3は展開図であ
るので、ピニオン32bとセンタギヤ34は噛み合って
ないように見える。)動力を伝動する。
【0027】センタギヤ34は、そのギヤ円盤の内周側
左右両側面に円環状で軸方向に凸凹に突設する軸方向ク
ラッチ歯形34L、34Rを刻設し、サイドクラッチ軸
33に円環状で軸方向クラッチ歯形34Lとは反対の軸
方向に凸凹に突設するサイドクラッチ歯形左35Lを刻
設したサイドクラッチ左36Lを軸方向摺動自在に遊嵌
し、かつ常時はコイルバネ33Lに付勢されて軸方向ク
ラッチ歯形34Lとサイドクラッチ歯形左35Lとは相
対回転不能に噛み合ってサイドクラッチ左36Lに動力
を伝動し、伝動された動力はサイドクラッチ左36Lに
固着されたピニオン37Lに噛み合う第一走行ギヤ38
Lに伝えられ、走行軸左39L、クローラスプロケット
左40Lを経てクローラ左3Lを駆動する。
左右両側面に円環状で軸方向に凸凹に突設する軸方向ク
ラッチ歯形34L、34Rを刻設し、サイドクラッチ軸
33に円環状で軸方向クラッチ歯形34Lとは反対の軸
方向に凸凹に突設するサイドクラッチ歯形左35Lを刻
設したサイドクラッチ左36Lを軸方向摺動自在に遊嵌
し、かつ常時はコイルバネ33Lに付勢されて軸方向ク
ラッチ歯形34Lとサイドクラッチ歯形左35Lとは相
対回転不能に噛み合ってサイドクラッチ左36Lに動力
を伝動し、伝動された動力はサイドクラッチ左36Lに
固着されたピニオン37Lに噛み合う第一走行ギヤ38
Lに伝えられ、走行軸左39L、クローラスプロケット
左40Lを経てクローラ左3Lを駆動する。
【0028】サイドクラッチ軸33には、またクラッチ
歯形34Rとは反対の軸方向に円環状で凸凹に突設する
サイドクラッチ歯形右35Rを刻設したサイドクラッチ
右36Rを軸方向摺動自在に遊嵌し、かつ常時はコイル
バネ33Rに付勢されて軸方向クラッチ歯形34Rとサ
イドクラッチ歯形右35Rとは相対回転不能に噛み合っ
てサイドクラッチ右36Rに動力を伝動し、伝動された
動力はサイドクラッチ右36Rに固着されたピニオン3
7Rと噛み合う第一走行ギヤ38Rに伝えられ、走行軸
右39R、クローラスプロケット右40Rを経てクロー
ラ右3Rを駆動する。
歯形34Rとは反対の軸方向に円環状で凸凹に突設する
サイドクラッチ歯形右35Rを刻設したサイドクラッチ
右36Rを軸方向摺動自在に遊嵌し、かつ常時はコイル
バネ33Rに付勢されて軸方向クラッチ歯形34Rとサ
イドクラッチ歯形右35Rとは相対回転不能に噛み合っ
てサイドクラッチ右36Rに動力を伝動し、伝動された
動力はサイドクラッチ右36Rに固着されたピニオン3
7Rと噛み合う第一走行ギヤ38Rに伝えられ、走行軸
右39R、クローラスプロケット右40Rを経てクロー
ラ右3Rを駆動する。
【0029】トランスミッション19は2個のクラッチ
シフタ41L、41Rをもち、該クラッチシフタ41
L、41Rはそれぞれ2本の腕を持ってほぼL字型をな
し、L字型の角隅部を回動軸で支持し、詳細を後述する
クラッチアクチュエータ103の作動で回動することに
より、上述のサイドクラッチ36L、36Rと以下に述
べる第二サイドクラッチ44L、44Rとをそれぞれ接
続、開放する。
シフタ41L、41Rをもち、該クラッチシフタ41
L、41Rはそれぞれ2本の腕を持ってほぼL字型をな
し、L字型の角隅部を回動軸で支持し、詳細を後述する
クラッチアクチュエータ103の作動で回動することに
より、上述のサイドクラッチ36L、36Rと以下に述
べる第二サイドクラッチ44L、44Rとをそれぞれ接
続、開放する。
【0030】サイドクラッチ左36Lの外周は旋回ギヤ
42Lを形成し、該旋回ギヤ42Lは第二サイドクラッ
チ軸43に軸方向摺動可能かつ回転自在に遊嵌する第二
サイドクラッチ左44Lと一体のクラッチピニオン43
Lに噛み合う。
42Lを形成し、該旋回ギヤ42Lは第二サイドクラッ
チ軸43に軸方向摺動可能かつ回転自在に遊嵌する第二
サイドクラッチ左44Lと一体のクラッチピニオン43
Lに噛み合う。
【0031】サイドクラッチ右36Rの外周は旋回ギヤ
42Rを形成し、該旋回ギヤ42Rは第二サイドクラッ
チ軸43に軸方向に摺動可能かつ回転自在に遊嵌する第
二サイドクラッチ右44Rと一体のクラッチピニオン4
3Rに噛み合う。サイドクラッチ左36Lの外周は旋回
ギヤ42Lを形成し、該旋回ギヤ42Lは第二サイドク
ラッチ軸43に軸方向摺動可能かつ回転自在に遊嵌する
第二サイドクラッチ左44Lと一体のクラッチピニオン
43Lに噛み合う。
42Rを形成し、該旋回ギヤ42Rは第二サイドクラッ
チ軸43に軸方向に摺動可能かつ回転自在に遊嵌する第
二サイドクラッチ右44Rと一体のクラッチピニオン4
3Rに噛み合う。サイドクラッチ左36Lの外周は旋回
ギヤ42Lを形成し、該旋回ギヤ42Lは第二サイドク
ラッチ軸43に軸方向摺動可能かつ回転自在に遊嵌する
第二サイドクラッチ左44Lと一体のクラッチピニオン
43Lに噛み合う。
【0032】サイドクラッチ右36Rの外周は旋回ギヤ
42Rを形成し、該旋回ギヤ42Rは第二サイドクラッ
チ軸43に軸方向に摺動可能かつ回転自在に遊嵌する第
二サイドクラッチ右44Rと一体のクラッチピニオン4
3Rに噛み合う。
42Rを形成し、該旋回ギヤ42Rは第二サイドクラッ
チ軸43に軸方向に摺動可能かつ回転自在に遊嵌する第
二サイドクラッチ右44Rと一体のクラッチピニオン4
3Rに噛み合う。
【0033】第二サイドクラッチ軸43には2枚のクラ
ッチプレート45Lおよび45Rが固着されていて第二
サイドクラッチ左44Lとクラッチプレート45L、第
二サイドクラッチ右44Rとクラッチプレート45Rと
はそれぞれ軸方向に突出するクラッチ歯形を形成してい
て、クラッチシフタ41Lおよび41Rの作動によりク
ラッチを接続または開放する。また、第二サイドクラッ
チ軸43の軸端には第二サイドクラッチ入力ギヤ43a
が固着されている。
ッチプレート45Lおよび45Rが固着されていて第二
サイドクラッチ左44Lとクラッチプレート45L、第
二サイドクラッチ右44Rとクラッチプレート45Rと
はそれぞれ軸方向に突出するクラッチ歯形を形成してい
て、クラッチシフタ41Lおよび41Rの作動によりク
ラッチを接続または開放する。また、第二サイドクラッ
チ軸43の軸端には第二サイドクラッチ入力ギヤ43a
が固着されている。
【0034】旋回用HST70は上記の走行用HST2
0と同一の構成で、走行用HST20の油圧モータ出力
延長軸26に固着された旋回用HST駆動ピニオン26
bから旋回用HST駆動ギヤ72aを経て、旋回用HS
T入力軸72を駆動し、伝動された機械回転駆動力は、
HST70の可変容量油圧ポンプ71で油圧力に変換さ
れ、油圧モータ73で再び機械回転力に変換される。
0と同一の構成で、走行用HST20の油圧モータ出力
延長軸26に固着された旋回用HST駆動ピニオン26
bから旋回用HST駆動ギヤ72aを経て、旋回用HS
T入力軸72を駆動し、伝動された機械回転駆動力は、
HST70の可変容量油圧ポンプ71で油圧力に変換さ
れ、油圧モータ73で再び機械回転力に変換される。
【0035】可変容量油圧ポンプ71を制御することに
より油流量を無段階で0%からプラスマイナス100%
に変更できるので、この油圧を受けて油圧モータ73の
回転速度を無段階で0%からプラスマイナス100%に
変化することができるとともに、可変容量油圧ポンプ7
1の油流量ゼロの時、油圧モータ73はブレーキとして
作用する。
より油流量を無段階で0%からプラスマイナス100%
に変更できるので、この油圧を受けて油圧モータ73の
回転速度を無段階で0%からプラスマイナス100%に
変化することができるとともに、可変容量油圧ポンプ7
1の油流量ゼロの時、油圧モータ73はブレーキとして
作用する。
【0036】油圧モータ73の出力軸74に出力ピニオ
ン74aを固着し、中間軸75に固着した中間ギヤ75
aを駆動し、中間ギヤ75aと一体の中間ピニオン75
bは、第二サイドクラッチ軸43の軸端に固着した第二
サイドクラッチ入力ギヤ43aに噛み合って第二サイド
クラッチ軸43を駆動する。
ン74aを固着し、中間軸75に固着した中間ギヤ75
aを駆動し、中間ギヤ75aと一体の中間ピニオン75
bは、第二サイドクラッチ軸43の軸端に固着した第二
サイドクラッチ入力ギヤ43aに噛み合って第二サイド
クラッチ軸43を駆動する。
【0037】すなわちトランスミッション19は、エン
ジンの回転動力を走行用HST20および副変速機25
で変速して、サイドクラッチ36L、36Rが接続して
いる場合は走行軸39L、39R、したがってクローラ
駆動スプロケット40L、40Rを等速で駆動して、ク
ローラ左3Lおよびクローラ右3Rを等速で走行し、コ
ンバイン1を直進走行させる。
ジンの回転動力を走行用HST20および副変速機25
で変速して、サイドクラッチ36L、36Rが接続して
いる場合は走行軸39L、39R、したがってクローラ
駆動スプロケット40L、40Rを等速で駆動して、ク
ローラ左3Lおよびクローラ右3Rを等速で走行し、コ
ンバイン1を直進走行させる。
【0038】図4はクラッチアクチュエータ103とサ
イドクラッチ36、第二サイドクラッチ44付近の一部
切り欠き断面図であり、また図5は、クラッチ制御用の
油圧回路図である。図3、図4および図5は、それぞれ
コンバイン1を左旋回させる場合のサイドクラッチ36
および第二サイドクラッチ44の接続、離脱関係を示し
ている。
イドクラッチ36、第二サイドクラッチ44付近の一部
切り欠き断面図であり、また図5は、クラッチ制御用の
油圧回路図である。図3、図4および図5は、それぞれ
コンバイン1を左旋回させる場合のサイドクラッチ36
および第二サイドクラッチ44の接続、離脱関係を示し
ている。
【0039】すなわち、図4に示すクラッチアクチュエ
ータ103は、2個のシリンダ81L、81Rをもち、
それぞれピストン82L、82Rが摺動自在に遊嵌さ
れ、シリンダ81L、81Rとピストン82L、82R
との間をシールするシールリング83L、83Rを装着
し、付勢スプリング84L、84Rによりピストン82
L、82Rを図4の上向きに付勢している。シリンダ8
1Lまたは81Rに作動油が圧入されると、ピストン8
2Lまたは82Rは付勢スプリング84Lまたは84R
に抗してプッシュロッド85Lまたは85Rを図4の下
向きに押圧して、プッシュロッド85Lまたは85Rは
クラッチシフタ41Lまたは41Rを押圧して回動する
構成である。
ータ103は、2個のシリンダ81L、81Rをもち、
それぞれピストン82L、82Rが摺動自在に遊嵌さ
れ、シリンダ81L、81Rとピストン82L、82R
との間をシールするシールリング83L、83Rを装着
し、付勢スプリング84L、84Rによりピストン82
L、82Rを図4の上向きに付勢している。シリンダ8
1Lまたは81Rに作動油が圧入されると、ピストン8
2Lまたは82Rは付勢スプリング84Lまたは84R
に抗してプッシュロッド85Lまたは85Rを図4の下
向きに押圧して、プッシュロッド85Lまたは85Rは
クラッチシフタ41Lまたは41Rを押圧して回動する
構成である。
【0040】また、図5に示す油圧回路100は、ドレ
ンタンク105の作動油を作動油ポンプ101が汲み上
げて加圧し、加圧された作動油は電磁ソレノイドバルブ
102で制御して選択的にアクチュエータ103に送液
して、アクチュエータ103を作動させ、またパワステ
レバー60を油圧浮上させる構成である。
ンタンク105の作動油を作動油ポンプ101が汲み上
げて加圧し、加圧された作動油は電磁ソレノイドバルブ
102で制御して選択的にアクチュエータ103に送液
して、アクチュエータ103を作動させ、またパワステ
レバー60を油圧浮上させる構成である。
【0041】パワステレバー60を左または右に傾倒す
ることにより、電気接点61Lまたは61RがONさ
れ、電磁ソレノイドバルブ102が駆動されてバルブス
プールを右行または左行して、アクチュエータ103の
シリンダ81Lまたは81Rを加圧してピストン82L
または82Rを作動させる。
ることにより、電気接点61Lまたは61RがONさ
れ、電磁ソレノイドバルブ102が駆動されてバルブス
プールを右行または左行して、アクチュエータ103の
シリンダ81Lまたは81Rを加圧してピストン82L
または82Rを作動させる。
【0042】上記構成からなるトランスミッション(差
動走行装置)19の作動を次に説明する。まず、コンバ
イン1を直進走行させる場合は、パワステレバー60は
左右どちらにも傾倒させない中立位置(直立位置)にお
く。電気接点61L、61RはともにOFFであるから
電磁ソレノイドバルブ102は作動せずに中立位置にあ
り、作動油ポンプ101の作動油は電磁ソレノイドバル
ブ102のオープンセンタからドレンタンク105に還
流するだけで、クラッチアクチュエータ103には送液
されない。クラッチアクチュエータ103のピストン8
2L、82Rは付勢スプリングで上向きに付勢(図4)
されるから、クラッチシフタ41L、41Rは作動せ
ず、一方、コイルスプリング33L、33Rに付勢(図
3)されて、サイドクラッチ36L、36Rを接続し、
第二サイドクラッチ44L、44Rを開放する。
動走行装置)19の作動を次に説明する。まず、コンバ
イン1を直進走行させる場合は、パワステレバー60は
左右どちらにも傾倒させない中立位置(直立位置)にお
く。電気接点61L、61RはともにOFFであるから
電磁ソレノイドバルブ102は作動せずに中立位置にあ
り、作動油ポンプ101の作動油は電磁ソレノイドバル
ブ102のオープンセンタからドレンタンク105に還
流するだけで、クラッチアクチュエータ103には送液
されない。クラッチアクチュエータ103のピストン8
2L、82Rは付勢スプリングで上向きに付勢(図4)
されるから、クラッチシフタ41L、41Rは作動せ
ず、一方、コイルスプリング33L、33Rに付勢(図
3)されて、サイドクラッチ36L、36Rを接続し、
第二サイドクラッチ44L、44Rを開放する。
【0043】この場合、エンジンの発生動力は走行用H
ST20、副変速機25、サイドクラッチ36L、36
R、走行軸39L、39R、クローラスプロケット40
L、40Rを経て等速に伝動され、左右のクローラ3
L、3Rが等速で駆動されるから、コンバイン1は直進
走行する(図3参照)。
ST20、副変速機25、サイドクラッチ36L、36
R、走行軸39L、39R、クローラスプロケット40
L、40Rを経て等速に伝動され、左右のクローラ3
L、3Rが等速で駆動されるから、コンバイン1は直進
走行する(図3参照)。
【0044】パワステレバー60を中立位置におき、コ
ンバイン1が直進走行する間、走行用HST20の出力
により旋回用HST70は駆動されるが、操縦台50の
旋回速度レバー53(図2参照)をいかなる位置に操作
しても、第二サイドクラッチ44および44Rが開放さ
れているので、コンバイン1の走行方向に影響を及ぼす
ことがなく、また旋回用HST70には動力負荷がかか
らない。
ンバイン1が直進走行する間、走行用HST20の出力
により旋回用HST70は駆動されるが、操縦台50の
旋回速度レバー53(図2参照)をいかなる位置に操作
しても、第二サイドクラッチ44および44Rが開放さ
れているので、コンバイン1の走行方向に影響を及ぼす
ことがなく、また旋回用HST70には動力負荷がかか
らない。
【0045】コンバイン1を旋回させるときには、まず
操縦台50の旋回速度レバー53を所要の旋回速度位置
に設定する。旋回速度位置としては、制動旋回(ブレー
キ旋回)もしくは緩旋回側に無段階または急旋回側に無
段階に設定可能である。
操縦台50の旋回速度レバー53を所要の旋回速度位置
に設定する。旋回速度位置としては、制動旋回(ブレー
キ旋回)もしくは緩旋回側に無段階または急旋回側に無
段階に設定可能である。
【0046】例として、旋回速度レバー53を一つの緩
旋回速度位置に設定しておき、前進走行するコンバイン
1を左に緩旋回する場合の作動について説明する。操縦
台50に搭乗するオペレータがパワステレバー60を左
に傾倒(図5はコンバイン1を前方から見ているので、
パワステレバー60の左右は図示と反対になる)をする
と、電気接点61LがONとなり、電磁ソレノイドバル
ブのスプールが右行して、作動油ポンプ101の油圧は
電磁ソレノイドバルブ102を経由してクラッチアクチ
ュエータ103のシリンダ左81Lに作用し、ピストン
左82Lを押圧し、スプリング84Lに抗してプッシュ
ロッド左85Lを押圧し、クラッチシフタ41Lを回動
させる。そして、クラッチシフタ41Lの回動により、
センタギア34の軸方向クラッチ歯形34Lとサイドク
ラッチ歯形左35Lとの噛み合いが解放されて、サイド
クラッチ左36L(図3)が開放され、第二サイドクラ
ッチ軸43に軸方向に摺動可能かつ回転自在に遊嵌する
第二サイドクラッチ左44Lが第二サイドクラッチ軸4
3に固着されているクラッチプレート45Lと接続す
る。
旋回速度位置に設定しておき、前進走行するコンバイン
1を左に緩旋回する場合の作動について説明する。操縦
台50に搭乗するオペレータがパワステレバー60を左
に傾倒(図5はコンバイン1を前方から見ているので、
パワステレバー60の左右は図示と反対になる)をする
と、電気接点61LがONとなり、電磁ソレノイドバル
ブのスプールが右行して、作動油ポンプ101の油圧は
電磁ソレノイドバルブ102を経由してクラッチアクチ
ュエータ103のシリンダ左81Lに作用し、ピストン
左82Lを押圧し、スプリング84Lに抗してプッシュ
ロッド左85Lを押圧し、クラッチシフタ41Lを回動
させる。そして、クラッチシフタ41Lの回動により、
センタギア34の軸方向クラッチ歯形34Lとサイドク
ラッチ歯形左35Lとの噛み合いが解放されて、サイド
クラッチ左36L(図3)が開放され、第二サイドクラ
ッチ軸43に軸方向に摺動可能かつ回転自在に遊嵌する
第二サイドクラッチ左44Lが第二サイドクラッチ軸4
3に固着されているクラッチプレート45Lと接続す
る。
【0047】このとき、サイドクラッチ左36Lの外周
の旋回ギヤ42Lは第二サイドクラッチ軸43の第二サ
イドクラッチ左44Lと一体のクラッチピニオン43L
に噛み合ったままである。このクラッチピニオン43L
には、図3に示すように中間軸74、中間軸ギヤ75
a、中間軸ピニオン75b、第二サイドクラッチ入力4
3aおよびクラッチプレート45Lを介して旋回用HS
T70からの設定された正方向で緩速度に減速された回
転動力が第二サイドクラッチ軸43に伝達され、この回
転動力がサイドクラッチ左36Lから走行軸左39L、
クローラスプロケット左40Lを経て、クローラ3Lを
ゆっくり回転させる。
の旋回ギヤ42Lは第二サイドクラッチ軸43の第二サ
イドクラッチ左44Lと一体のクラッチピニオン43L
に噛み合ったままである。このクラッチピニオン43L
には、図3に示すように中間軸74、中間軸ギヤ75
a、中間軸ピニオン75b、第二サイドクラッチ入力4
3aおよびクラッチプレート45Lを介して旋回用HS
T70からの設定された正方向で緩速度に減速された回
転動力が第二サイドクラッチ軸43に伝達され、この回
転動力がサイドクラッチ左36Lから走行軸左39L、
クローラスプロケット左40Lを経て、クローラ3Lを
ゆっくり回転させる。
【0048】このとき図3に示すように走行用HST2
0の油圧モータ23の出力は、旋回用HST駆動ピニオ
ン26b、旋回用HST入力ギヤ72aを経て旋回用H
ST油圧ポンプ71に入力され、油圧ポンプ71は旋回
速度設定レバー53の設定にしたがった流量を吐出し
て、旋回用HST油圧モータ73を駆動して、したがっ
て設定された正方向で緩速度に変速された出力を伝動す
る。
0の油圧モータ23の出力は、旋回用HST駆動ピニオ
ン26b、旋回用HST入力ギヤ72aを経て旋回用H
ST油圧ポンプ71に入力され、油圧ポンプ71は旋回
速度設定レバー53の設定にしたがった流量を吐出し
て、旋回用HST油圧モータ73を駆動して、したがっ
て設定された正方向で緩速度に変速された出力を伝動す
る。
【0049】つまり、左に緩旋回する場合は、クローラ
左3Lに対して、エンジンの発生動力が走行用HST2
0、旋回用HST70、第二サイドクラッチ左44L、
走行軸左39L、クローラスプロケット左40Lを経
て、設定された正方向で緩速度に減速されて伝動される
ように作用する。この場合、クローラ右3Rに対して、
エンジンの発生動力は主変速HST20、副変速機2
5、サイドクラッチ右36R、走行軸右39R、クロー
ラスプロケット右40Rを経て、直進走行時と同じ速度
で伝動されるように作用する。したがってコンバイン1
は、緩速度のクローラ左3Lと直進時と同じ速度のクロ
ーラ右3Rとの速度差により、緩速度のクローラ左3L
を内側にして左に緩旋回する。右旋回する場合は上述と
左右反対に作用する。
左3Lに対して、エンジンの発生動力が走行用HST2
0、旋回用HST70、第二サイドクラッチ左44L、
走行軸左39L、クローラスプロケット左40Lを経
て、設定された正方向で緩速度に減速されて伝動される
ように作用する。この場合、クローラ右3Rに対して、
エンジンの発生動力は主変速HST20、副変速機2
5、サイドクラッチ右36R、走行軸右39R、クロー
ラスプロケット右40Rを経て、直進走行時と同じ速度
で伝動されるように作用する。したがってコンバイン1
は、緩速度のクローラ左3Lと直進時と同じ速度のクロ
ーラ右3Rとの速度差により、緩速度のクローラ左3L
を内側にして左に緩旋回する。右旋回する場合は上述と
左右反対に作用する。
【0050】旋回用HST70は正回転から逆回転まで
無段階調節可能であるから、左右のクローラ3L、3R
にほとんどゼロから、前進速度のほとんど2倍の速度差
を与えることができる。すなわち、旋回用HST70の
出力回転速度を正回転高速にすれば、左右のクローラ3
L、3Rの速度差は小さく、旋回半径の大きな緩旋回と
なるように作用する。旋回用HST70の出力回転速度
を正回転低速にすれば、左右のクローラ3L、3Rの速
度差は大きくなるので、旋回半径の小さな緩旋回となる
ように作用する。旋回用HST70の出力回転速度をゼ
ロにすれば、旋回用HST70はブレーキとして作動し
て、一方のクローラ3が停止するから、停止側クローラ
3を内側にして、コンバイン1は制動旋回するように作
用する。
無段階調節可能であるから、左右のクローラ3L、3R
にほとんどゼロから、前進速度のほとんど2倍の速度差
を与えることができる。すなわち、旋回用HST70の
出力回転速度を正回転高速にすれば、左右のクローラ3
L、3Rの速度差は小さく、旋回半径の大きな緩旋回と
なるように作用する。旋回用HST70の出力回転速度
を正回転低速にすれば、左右のクローラ3L、3Rの速
度差は大きくなるので、旋回半径の小さな緩旋回となる
ように作用する。旋回用HST70の出力回転速度をゼ
ロにすれば、旋回用HST70はブレーキとして作動し
て、一方のクローラ3が停止するから、停止側クローラ
3を内側にして、コンバイン1は制動旋回するように作
用する。
【0051】旋回用HST70の出力回転速度を逆回転
低速にすれば、左右のクローラ3L、3Rの速度差はさ
らに大となり、コンバイン1は制動旋回よりも回転半径
の小さい急旋回となるように作用する。旋回用HST7
0の出力回転速度を前進側と等速度で逆回転にすれば左
右のクローラ3L、3Rは等速度反対方向で走行するか
ら、コンバイン1はその場で旋回するもっとも旋回半径
の小さな急旋回となるように作用する。前記制動旋回、
緩旋回、急旋回の各モードはバフステレバー60を図6
に示すように、傾ける角度を選択することで行う。
低速にすれば、左右のクローラ3L、3Rの速度差はさ
らに大となり、コンバイン1は制動旋回よりも回転半径
の小さい急旋回となるように作用する。旋回用HST7
0の出力回転速度を前進側と等速度で逆回転にすれば左
右のクローラ3L、3Rは等速度反対方向で走行するか
ら、コンバイン1はその場で旋回するもっとも旋回半径
の小さな急旋回となるように作用する。前記制動旋回、
緩旋回、急旋回の各モードはバフステレバー60を図6
に示すように、傾ける角度を選択することで行う。
【0052】Nはニュートラル、A位置でクラッチは
「切」になり、A位置からB位置の間で緩旋回の無段変
速が行われ、B位置で制動旋回が選択され、B位置とC
位置の間で急旋回の無段変速が行われ、C位置で急旋回
の旋回方向内側のクローラが外側と同じ回転速度で逆転
する急旋回が行われる。
「切」になり、A位置からB位置の間で緩旋回の無段変
速が行われ、B位置で制動旋回が選択され、B位置とC
位置の間で急旋回の無段変速が行われ、C位置で急旋回
の旋回方向内側のクローラが外側と同じ回転速度で逆転
する急旋回が行われる。
【0053】以上のように、本発明の実施の形態では、
一対のクローラ3L、3Rを走行手段とするコンバイン
1などの走行車両において、走行速度変速装置のトラン
スミッション19に走行方向操舵手段である旋回用HS
T70を付設し、トランスミッション19は無段階変速
可能な主変速手段である走行用HST20と、該走行用
HST20の後段に設ける副変速手段25とからなり、
また、走行方向操舵手段として静油圧式無段階変速手段
である旋回用HST70を用い、該静油圧式無段階変速
手段HST70は主変速手段である走行用HST20の
出力軸以降で副変速手段25の入力軸以前の位置から動
力を入力し、該静油圧式無段階変速手段70の出力を選
択的に一のクローラ3Lまたは3Rに伝動してコンバイ
ン1などの走行車両を旋回走行させる構成としたことを
特徴とするものである。
一対のクローラ3L、3Rを走行手段とするコンバイン
1などの走行車両において、走行速度変速装置のトラン
スミッション19に走行方向操舵手段である旋回用HS
T70を付設し、トランスミッション19は無段階変速
可能な主変速手段である走行用HST20と、該走行用
HST20の後段に設ける副変速手段25とからなり、
また、走行方向操舵手段として静油圧式無段階変速手段
である旋回用HST70を用い、該静油圧式無段階変速
手段HST70は主変速手段である走行用HST20の
出力軸以降で副変速手段25の入力軸以前の位置から動
力を入力し、該静油圧式無段階変速手段70の出力を選
択的に一のクローラ3Lまたは3Rに伝動してコンバイ
ン1などの走行車両を旋回走行させる構成としたことを
特徴とするものである。
【0054】こうして、例えばコンバイン1に搭乗した
オペレータは、旋回速度レバー53を設定すれば、緩旋
回、制動旋回および急旋回のいずれも任意の旋回半径を
選定することができ、パワステレバー60を旋回しよう
とする方向に傾倒操作するだけで旋回操舵することが可
能になり、コンバインの操縦操作が極めて容易になる。
また、旋回用HST70は単体で正・逆転が可能であ
り、かつ中立位置ではブレーキ作用が得られるので、従
来必要とした左右のブレーキ装置、スピンクラッチ装置
および逆転歯車列などが不要になりトランスミッション
の構造が簡単化、小型化できる。
オペレータは、旋回速度レバー53を設定すれば、緩旋
回、制動旋回および急旋回のいずれも任意の旋回半径を
選定することができ、パワステレバー60を旋回しよう
とする方向に傾倒操作するだけで旋回操舵することが可
能になり、コンバインの操縦操作が極めて容易になる。
また、旋回用HST70は単体で正・逆転が可能であ
り、かつ中立位置ではブレーキ作用が得られるので、従
来必要とした左右のブレーキ装置、スピンクラッチ装置
および逆転歯車列などが不要になりトランスミッション
の構造が簡単化、小型化できる。
【0055】また、旋回用HST70は、走行用HST
20の出力軸以降で副変速機25の入力軸以前の位置か
ら入力する(コンバインの場合は刈取装置6の出力軸か
ら入力しても良い)構成としたので、副変速機25によ
る副変速の影響を受けることがなく、走行用HST20
の速度に比例した速度で旋回操作することができる。さ
らに副変速機25により増大したトルクを旋回用HST
70に入力することがないので、旋回用HST70のト
ルク容量を小さくすることができ、したがって旋回用H
ST70を小型化できる。
20の出力軸以降で副変速機25の入力軸以前の位置か
ら入力する(コンバインの場合は刈取装置6の出力軸か
ら入力しても良い)構成としたので、副変速機25によ
る副変速の影響を受けることがなく、走行用HST20
の速度に比例した速度で旋回操作することができる。さ
らに副変速機25により増大したトルクを旋回用HST
70に入力することがないので、旋回用HST70のト
ルク容量を小さくすることができ、したがって旋回用H
ST70を小型化できる。
【0056】なお、上述の主変速装置としてHST20
を例にして説明したが、主変速装置として他の形式の無
段変速装置、たとえばベルト式無段変速機(ベルコン)
などであっても同等の効果が得られる。
を例にして説明したが、主変速装置として他の形式の無
段変速装置、たとえばベルト式無段変速機(ベルコン)
などであっても同等の効果が得られる。
【0057】図7にはコンバイン1の走行トランスミッ
ション19の側面図(図3のA−A線矢視図)を示す
が、油圧作動により発熱する3個の油圧コンポーネント
の走行用HST20、旋回用HST70およびクラッチ
アクチュエータ(プッシュシリンダ)103を、図3お
よび図7に示すように走行用トランスミッション19の
3面に分散して配置する構成としたので、油圧コンポー
ネント相互の輻射加熱が防止され、それぞれの油圧コン
ポーネントがそれぞれの周辺空気の対流により冷却さ
れ、かつ循環する作動油も各油圧コンポーネント毎に分
散されて相互に影響されることなく冷却されるように作
用する。したがって、作動油をはじめ各油圧コンポーネ
ントならびに走行用トランスミッション19の全体の温
度上昇を防止できる。
ション19の側面図(図3のA−A線矢視図)を示す
が、油圧作動により発熱する3個の油圧コンポーネント
の走行用HST20、旋回用HST70およびクラッチ
アクチュエータ(プッシュシリンダ)103を、図3お
よび図7に示すように走行用トランスミッション19の
3面に分散して配置する構成としたので、油圧コンポー
ネント相互の輻射加熱が防止され、それぞれの油圧コン
ポーネントがそれぞれの周辺空気の対流により冷却さ
れ、かつ循環する作動油も各油圧コンポーネント毎に分
散されて相互に影響されることなく冷却されるように作
用する。したがって、作動油をはじめ各油圧コンポーネ
ントならびに走行用トランスミッション19の全体の温
度上昇を防止できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、副変速手段による副変
速の影響を受けることがなく、副変速手段により増大し
たトルクを旋回用変速装置に入力することがないので、
旋回用変速装置のトルク容量を小さくするでき、小型化
できる。旋回用変速装置のトルク容量を小さく、小型化
でき、また直進動力の回転比と旋回動力の回転比が同じ
とすることもできる。また、旋回用変速装置として静油
圧式無段階変速走行操舵装置を用いるので、走行車両の
走行方向変更または旋回時の旋回半径を自由に選ぶこと
ができ、操作性および走行性能を向上させることができ
る。
速の影響を受けることがなく、副変速手段により増大し
たトルクを旋回用変速装置に入力することがないので、
旋回用変速装置のトルク容量を小さくするでき、小型化
できる。旋回用変速装置のトルク容量を小さく、小型化
でき、また直進動力の回転比と旋回動力の回転比が同じ
とすることもできる。また、旋回用変速装置として静油
圧式無段階変速走行操舵装置を用いるので、走行車両の
走行方向変更または旋回時の旋回半径を自由に選ぶこと
ができ、操作性および走行性能を向上させることができ
る。
【図1】 本発明の実施の形態のコンバインの左側面図
である。
である。
【図2】 図本発明の実施の形態のコンバインの正面図
である。
である。
【図3】 本発明の実施の形態のコンバインのトランス
ミッションの一部切り欠き展開断面図である。
ミッションの一部切り欠き展開断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態のコンバインのトランス
ミッションのクラッチアクチュエータとクラッチの部分
断面図である。
ミッションのクラッチアクチュエータとクラッチの部分
断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態のコンバインのトランス
ミッションのクラッチ制御用の油圧回路図である。
ミッションのクラッチ制御用の油圧回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態のコンバインのパワステ
レバーを用いる各旋回モードの選択角度を示す図であ
る。
レバーを用いる各旋回モードの選択角度を示す図であ
る。
【図7】 本発明の実施の形態の変形例を示す図で、図
3のA−A線矢視のコンバインのトランスミッションの
側面図である。
3のA−A線矢視のコンバインのトランスミッションの
側面図である。
1 コンバイン 2 車体フレー
ム 3 走行クローラ 4 走行部 6 刈取装置 7 供給搬送装
置 8 分草具 9 引き起こし
ケース 11 刈刃 12 株元搬送
装置 13 刈取装置支持フレーム 14 フィード
チェン 15 脱穀装置 16 グレンタ
ンク 19 トランスミッション 20 走行用H
ST 21 可変容量油圧ポンプ 23 油圧モー
タ 24 油圧モータ出力軸 25 副変速機 26 油圧モータ出力延長軸 26a 油圧モ
ータ出力ピニオン 26b 旋回用HST駆動ピニオン 27 副変速軸 27a 刈取装置駆動プーリ 28 カウンタ
シャフト 29 副変速第三ギヤ 29’ 第三カ
ウンタギヤ 30 副変速第二ギヤ 30’ 第二カ
ウンタギヤ 31 副変速第一ギヤ 31’ 第一カ
ウンタギヤ 32 第二カウンタシャフト 32a ギヤ 32b ピニオン 33 第一クラ
ッチ軸 33L、33R コイルバネ 34 センタギ
ヤ 34L、34R 軸方向クラッチ歯形 35L、35R
クラッチ歯形 36 サイドクラッチ 36L サイド
クラッチ左 36R サイドクラッチ右 37L、37R
ピニオン 38L、38R 第一走行ギヤ 39L 走行軸
左 39R 走行軸右 40L クローラ駆動スプロケット左 40R クローラ駆動スプロケット右 41L、41R クラッチシフタ 42L、42R
旋回ギヤ 43 第二サイドクラッチ軸 43a 第二サイドクラッチ入力ギヤ 50 操縦台 51 主変速H
STレバー 52 副変速レバー 53 旋回速度
レバー 60 パワステレバー 61L、61R
電気接点 70 旋回用HST 71 旋回用HST可変容量油圧ポンプ 72 旋回用HST可変容量油圧ポンプ入力軸 73 旋回用HST油圧モータ 74 旋回用HST油圧モータ出力軸 74a 旋回用HST油圧モータ出力ピニオン 75 中間軸 75a 中間軸
ギヤ 75b 中間軸ピニオン 81L、81R クラッチアクチュエータ・シリンダ 82L、82R クラッチアクチュエータ・ピストン 83L、83R クラッチアクチュエータ・シールリン
グ 84L、84R クラッチアクチュエータ・付勢スプリ
ング 85L、85R クラッチアクチュエータ・プッシュロ
ッド 100 油圧回路 101 作動油
ポンプ 102 電磁ソレノイドバルブ 103 クラッ
チアクチュエータ 104 リリーフバルブ 105 ドレン
タンク
ム 3 走行クローラ 4 走行部 6 刈取装置 7 供給搬送装
置 8 分草具 9 引き起こし
ケース 11 刈刃 12 株元搬送
装置 13 刈取装置支持フレーム 14 フィード
チェン 15 脱穀装置 16 グレンタ
ンク 19 トランスミッション 20 走行用H
ST 21 可変容量油圧ポンプ 23 油圧モー
タ 24 油圧モータ出力軸 25 副変速機 26 油圧モータ出力延長軸 26a 油圧モ
ータ出力ピニオン 26b 旋回用HST駆動ピニオン 27 副変速軸 27a 刈取装置駆動プーリ 28 カウンタ
シャフト 29 副変速第三ギヤ 29’ 第三カ
ウンタギヤ 30 副変速第二ギヤ 30’ 第二カ
ウンタギヤ 31 副変速第一ギヤ 31’ 第一カ
ウンタギヤ 32 第二カウンタシャフト 32a ギヤ 32b ピニオン 33 第一クラ
ッチ軸 33L、33R コイルバネ 34 センタギ
ヤ 34L、34R 軸方向クラッチ歯形 35L、35R
クラッチ歯形 36 サイドクラッチ 36L サイド
クラッチ左 36R サイドクラッチ右 37L、37R
ピニオン 38L、38R 第一走行ギヤ 39L 走行軸
左 39R 走行軸右 40L クローラ駆動スプロケット左 40R クローラ駆動スプロケット右 41L、41R クラッチシフタ 42L、42R
旋回ギヤ 43 第二サイドクラッチ軸 43a 第二サイドクラッチ入力ギヤ 50 操縦台 51 主変速H
STレバー 52 副変速レバー 53 旋回速度
レバー 60 パワステレバー 61L、61R
電気接点 70 旋回用HST 71 旋回用HST可変容量油圧ポンプ 72 旋回用HST可変容量油圧ポンプ入力軸 73 旋回用HST油圧モータ 74 旋回用HST油圧モータ出力軸 74a 旋回用HST油圧モータ出力ピニオン 75 中間軸 75a 中間軸
ギヤ 75b 中間軸ピニオン 81L、81R クラッチアクチュエータ・シリンダ 82L、82R クラッチアクチュエータ・ピストン 83L、83R クラッチアクチュエータ・シールリン
グ 84L、84R クラッチアクチュエータ・付勢スプリ
ング 85L、85R クラッチアクチュエータ・プッシュロ
ッド 100 油圧回路 101 作動油
ポンプ 102 電磁ソレノイドバルブ 103 クラッ
チアクチュエータ 104 リリーフバルブ 105 ドレン
タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】旋回用HST70の出力回転速度を逆回転
低速にすれば、左右のクローラ3L、3Rの速度差はさ
らに大となり、コンバイン1は制動旋回よりも回転半径
の小さい急旋回となるように作用する。旋回用HST7
0の出力回転速度を前進側と等速度で逆回転にすれば左
右のクローラ3L、3Rは等速度反対方向で走行するか
ら、コンバイン1はその場で旋回するもっとも旋回半径
の小さな急旋回となるように作用する。前記制動旋回、
緩旋回、急旋回の各モードはパワステレバー60を図6
に示すように、傾ける角度を選択しても良い。この場合
は、旋回速度レバー53を設けない。
低速にすれば、左右のクローラ3L、3Rの速度差はさ
らに大となり、コンバイン1は制動旋回よりも回転半径
の小さい急旋回となるように作用する。旋回用HST7
0の出力回転速度を前進側と等速度で逆回転にすれば左
右のクローラ3L、3Rは等速度反対方向で走行するか
ら、コンバイン1はその場で旋回するもっとも旋回半径
の小さな急旋回となるように作用する。前記制動旋回、
緩旋回、急旋回の各モードはパワステレバー60を図6
に示すように、傾ける角度を選択しても良い。この場合
は、旋回速度レバー53を設けない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60K 17/04 B60K 17/04 C
Claims (1)
- 【請求項1】 動力源からの動力を入力し、該動力源か
らの回転速度を連続的に変速可能な無段階主変速手段
と、該主変速手段の後段に設ける副変速手段とを備え、
出力を左右一対のクローラに選択的に伝動可能に接続し
た走行速度変速装置と、 該走行速度変速装置の主変速手段の出力軸以降で副変速
手段入力軸以前の位置から前記主変速手段の動力を入力
し、出力を左右一対のクローラの一方の側のクローラに
伝動可能に接続した無段階変速走行方向操舵装置とを備
えた走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8098198A JPH11278296A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8098198A JPH11278296A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 走行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278296A true JPH11278296A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13733692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8098198A Pending JPH11278296A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11278296A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001224204A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-21 | Iseki & Co Ltd | 走行装置 |
| JP2007143559A (ja) * | 2007-02-26 | 2007-06-14 | Iseki & Co Ltd | 走行装置 |
| JP2007143558A (ja) * | 2007-02-26 | 2007-06-14 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8098198A patent/JPH11278296A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001224204A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-21 | Iseki & Co Ltd | 走行装置 |
| JP2007143559A (ja) * | 2007-02-26 | 2007-06-14 | Iseki & Co Ltd | 走行装置 |
| JP2007143558A (ja) * | 2007-02-26 | 2007-06-14 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
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