JPH11278543A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH11278543A
JPH11278543A JP8685398A JP8685398A JPH11278543A JP H11278543 A JPH11278543 A JP H11278543A JP 8685398 A JP8685398 A JP 8685398A JP 8685398 A JP8685398 A JP 8685398A JP H11278543 A JPH11278543 A JP H11278543A
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JP
Japan
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packaging container
container
cap
mouth
closing member
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JP8685398A
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English (en)
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Toru Kenmochi
透 剱持
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器が収納された包装容器であって、外部に
露出した容器の口部および閉止部材を保護可能な包装容
器を提供することを課題とする。 【解決手段】 包装容器10は、容器12が段ボール箱
34の内部に収納されており、外部にキャップ18およ
び取出口16が露出している。このキャップ18に対し
て開口部42が形成されたカバー部材11が矢印A方向
にスライドしてキャップ18に装着される。この結果、
キャップ18が外部からカバーされるため、衝撃が加え
られてもキャップ18や取出口16が破損あるいは変形
することがない。また、パッキン20が衝撃によって開
口して写真処理剤が漏洩することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器が収納された
包装容器に関し、一層詳細には外部に露出された容器の
口部および口部に装着された閉止部材を覆う着脱自在の
保護部材を有する包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からフィルムプロセッサやプリンタ
等の自動現像機には、発色、漂白、定着等のために写真
処理剤が使用されている。この写真処理剤は、予め工場
で容器に充填され、段ボール箱に収納されて自動現像機
の所に搬送される。したがって、写真処理剤を使用する
場合には、作業者が段ボール箱から容器を取り出し、容
器の蓋を手で取り外して取出口を開口し、写真処理剤を
自動現像機の補充槽に投入しなければならず、煩雑であ
った。また、作業者は容器の蓋を開口するときに手や衣
服に写真処理剤が付着しないように注意を払わなければ
ならず、負担となっていた。
【0003】そこで、このような課題を解決するため
に、容器を装填するだけで自動的に写真処理剤が補充槽
に充填される自動現像機が考案されている。すなわち、
押圧力によって開口可能に構成された蓋部材が装着され
た容器の取出口を下方に向けて自動現像機に装填し、棒
状に形成された開口部材の押圧力でこの蓋を開口するこ
とにより、写真処理剤が容器から流出して補充槽が充填
される。
【0004】このような自動現像機に装填される容器
は、口部および蓋を外部を露出させて段ボール箱に収納
され、段ボール箱に収納された状態のまま自動現像機に
装填され、写真処理剤の充填が行われる。
【0005】このように構成することによって、段ボー
ル箱を開けて容器を取り出す手間が不要となり、作業性
が向上する。また、異なる種類の写真処理剤が注入され
た複数の容器を一つの段ボール箱に収納することによっ
て、自動現像機の誤った位置に装填するということも防
止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の自動
現像機に装填される容器には、以下の不都合があった。
【0007】第1の不都合は、容器のリサイクルという
観点から、潰すのが容易な薄手の素材から容器が形成さ
れている点である。このため、搬送中の衝撃などによっ
て、包装容器の外部に露出している容器の口部あるいは
蓋が破損あるいは変形するおそれがあった。
【0008】第2の不都合は、自動現像機に装填された
容器が押圧力によって開口可能な蓋を備えている点であ
る。これは、薄手の素材から形成されている容器を作業
者が把持することによって容器が変形された場合等に
は、容器の内圧上昇によって蓋が変形して開口する。こ
の結果、写真処理剤が外部に漏洩するおそれがあった。
【0009】本発明は係る事実を考慮して、容器が収納
された包装容器であって、外部に露出した口部および蓋
を保護可能な包装容器を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、内部に収納された容器の口部および口部に装着され
た閉止部材が外部に露出されている包装容器において、
前記口部および前記閉止部材を覆い、前記口部あるいは
前記閉止部材に着脱自在の保護部材が備えられたことを
特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。容器の口部または閉止部材が包装容器の外部に露出
しているため、搬送中の衝撃によって口部または閉止部
材が破損あるいは変形するおそれがあったが、口部およ
び閉止部材が保護部材に覆われているため衝撃が遮断も
しくは緩衝されて口部または閉止部材の破損・変形を回
避できる。また、保護部材が口部または閉止部材に対し
て着脱自在なため、簡単に取り外しでき、包装容器の外
部に露出された口部から容器の内容物を取り出すことが
できる。このため、包装容器の内部から容器を取り出す
必要がなくなり、作業性が向上する。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の発明において、前記保護部材は、嵌合孔部を備え、前
記口部および前記閉止部材が露出した前記包装容器の面
に対して、前記面に平行な方向からスライドさせて前記
口部または前記閉止部材を前記嵌合孔部に嵌合させるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明の作用について説明す
る。保護部材を包装容器の面に対して平行にスライドさ
せて口部または閉止部材を嵌合孔部に嵌合させることに
よって、保護部材が装着される。したがって、保護部材
の着脱がスライドによって簡単に実施できる。したがっ
て、作業性が一層向上する。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項2記載
の発明において、複数の容器が収納されている包装容器
において、前記面の長手方向に前記保護部材をスライド
させて前記口部または前記閉止部材を前記嵌合孔部に嵌
合させることを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。複数の容器が包装容器内部に収納されている場合、
複数の口部および閉止部材が露出している面の長手方向
に保護部材をスライドさせて1つの嵌合孔部に複数の口
部または閉止部材を嵌合させるため、保護部材が確実に
装着される。
【0016】請求項4に記載の発明では、請求項2記載
の発明において、複数の容器が収納されている包装容器
において、前記面の短手方向に前記保護部材をスライド
させて前記口部または前記閉止部材を前記嵌合孔部に嵌
合させることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明の作用について説明す
る。包装容器の面の短手方向に保護部材をスライドさせ
るため、スライドさせる距離が短く、保護部材の着脱が
簡便であり、作業性が一層向上する。
【0018】請求項5に記載の発明では、請求項1記載
の発明において、前記保護部材は、嵌合孔部を備え、前
記口部および前記閉止部材が露出した前記包装容器の面
に対して、前記面の上部から前記嵌合孔部に前記口部ま
たは前記閉止部材を嵌合させることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明の作用について説明す
る。保護部材が包装容器の上部から口部または閉止部材
に嵌合孔部を嵌合させることにより、口部および閉止部
材を保護する。この場合には、嵌合孔部の形成位置の自
由度が高いため、包装容器内における容器の並べ方の自
由度が高い。
【0020】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のいずれか1項記載の発明において、押圧力の付加によ
って変形して開口可能に構成された前記閉止部材に対し
て、変形防止部材を当接させておくことを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明の作用について説明す
る。作業員が包装容器を掴むこと等によって容器が変形
して内圧が上昇し、この内圧上昇により閉止部材が開口
するおそれがあるが、変形防止部材が閉止部材に対して
当接されているため、閉止部材の変形を防止する。した
がって、搬送中等に容器から内容物が漏洩するおそれも
ない。
【0022】請求項7に記載の発明では、請求項1〜6
のいずれか1項記載の発明において、前記容器には写真
用処理剤が充填されていることを特徴とする。
【0023】請求項7記載の発明の作用について説明す
る。容器が包装容器に収納されているために写真処理剤
が外部から見えず、美観上、好ましいとともに、口部お
よび閉止部材が包装容器の外部に露出しているため、自
動現像機に装填される場合には包装容器から容器を取り
出すことなく閉止部材が開口されて写真処理剤を取り出
せるため、作業効率が良い。
【0024】請求項8に記載の発明では、請求項7記載
の発明において、発色用、漂白用、定着用の異なる写真
用処理剤がそれぞれ充填されている3本の容器がワンセ
ットとして収納されており、自動現像機に装填されるこ
とを特徴とする。
【0025】請求項8記載の発明の作用について説明す
る。異なる種類(発色、漂白、定着)の写真処理剤をそ
れぞれ容器に入れ、この3本の容器をワンセットとして
包装容器に収納しているため、包装容器に収納された状
態のまま自動現像機に装填されることで、写真処理剤補
充の手間が簡略化される。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係る包装
容器を、図1〜図4を参照して説明する。
【0027】包装容器10は、写真処理剤が充填された
容器12が収納される段ボール箱34と、容器12のキ
ャップ18に装着されるカバー部材11とから構成され
る。
【0028】先ず、図2を参照して容器12から説明す
る。容器12は、略直方体形状に形成された容器本体1
4と、容器本体14の上部に設けられた取出口16に螺
合されるキャップ18と、キャップ18の中心部に嵌合
されるパッキン20とから構成されている。
【0029】容器本体14は、リサイクル時に潰すこと
を考慮して減容化可能なフレキシブルな材料、例えばポ
リエチレン等から形成される。
【0030】容器本体14の上部には、後述する段ボー
ル箱34に収納された時にフラップ38が当接されるリ
ング状の位置決め部材22が形成されている。
【0031】キャップ18は、中央部分に貫通孔24が
形成されており、上端側の外周部に回転補助用の突起部
が設けられた操作部26が形成され、下端側に操作部2
6よりも縮径した小径部28が形成されている。
【0032】パッキン20は、キャップ18の貫通孔2
4に嵌合されるものであり、中心部分に十字の破断用ガ
イド溝30が設けられた破断(開口)用の可撓性部材3
2から形成されている。
【0033】パッキン20が嵌合されたキャップ18に
よって閉止された容器12は、パッキン20の可撓性部
材32の部分を棒等によって押圧することによって、破
断用ガイド溝30に沿って容易に破断されて開口する構
成となっている。したがって、キャップ18を取出口1
6から取り外すことりなく、容器12に充填された写真
処理剤を外部に導出することができる。
【0034】段ボール箱34は、3本の容器12を収納
可能な直方体形状であり、上部に容器12の取出口16
が挿通可能な円形の孔部36を形成したフラップ38を
有している。したがって、容器12からキャップ18を
取り外した状態で段ボール箱34の内部に容器本体14
を挿入し、フラップ38の孔部36に取出口16を挿通
してフラップ38を閉じる。この際、取出口16に設け
られた位置決め部材22がフラップ38に当接して段ボ
ール箱34内での容器12の上下動を防止する。この状
態で取出口16にキャップ18が螺合され、段ボール箱
34の外部に露出する(図1参照)。
【0035】なお、3本の容器12には、それぞれ発
色、漂白、定着用の写真処理剤が充填されている。この
3本がワンセットとして段ボール箱34に収納されてい
る。この3本の容器12において容器本体14、キャッ
プ18、パッキン20は、それぞれ3本ともすべて同一
の形状、サイズ、材質で形成されている。
【0036】なお、本実施形態では段ボール箱34に3
本の容器12を収納しているが、複数の異なった組成物
(写真処理剤)を充填した容器を収納する構成であれ
ば、何本収納する構成でも良い。
【0037】次に、キャップ18を保護するカバー部材
11について以下説明する。カバー部材11は、図4に
示すように、略直方体形状であり、その一端に開口部4
2が形成され、開口部42から他端近傍まで続く孔部4
4が内部に形成されている。また、カバー部材11の側
面である装着面48の長手方向には、取出口16挿入用
の開口部46が形成されている。カバー部材11は、紙
の一体成形によって形成されており、作業者が誤ってこ
のカバー部材11のみを保持して容器12が収納された
段ボール箱34を持ち上げても破損しない程度の強度を
有している。
【0038】このように構成された包装容器10(カバ
ー部材11)の作用を以下に説明する。
【0039】先ず、図1に示されるように、段ボール箱
34に容器12が収納され、段ボール箱34の孔部36
から容器12の取出口16およびキャップ18が露出し
ている状態で、カバー部材11を段ボール箱34の上部
において開口部42側から矢印A方向にスライドさせ
る。この結果、開口部46に容器12の取出口16が挿
入され、キャップ18が孔部44に挿入される(図3参
照)。この際、孔部44の高さH(図1参照)は、キャ
ップ18の高さと同等であるため、キャップ18が孔部
44に嵌合して固定される。
【0040】このように、カバー部材11がキャップ1
8に装着されるため、カバー部材11によってキャップ
18および取出口16が保護され、衝撃等によって破損
あるいは変形することがない。また、搬送中に加えられ
る衝撃等によってパッキン20が破断して開口し、写真
処理剤が漏洩することもない。
【0041】しかも、搬送後、容器12を段ボール箱3
4に収納したまま自動現像機に装填する場合には、カバ
ー部材11をスライドさせてキャップ18から取り外
し、容器12を段ボール箱34に収納したままで自動現
像機に装填するだけで良い。すなわち、外部に露出され
ているキャップ18が下方になる状態で段ボール箱34
を自動現像機に装填し、自動現像機に備えられた棒状の
開口部材によって押圧することによりパッキン20が開
口する。これにより、発色、漂白、定着用の各写真処理
剤が各容器12から流出して自動現像機の各補充層に補
充される。
【0042】すなわち、搬送時にキャップ18や取出口
16を保護していたカバー部材11をスライドさせて取
り外した後、段ボール箱34(容器12)を装填するだ
けで良いので作業性も良好である。
【0043】次に、第2実施形態に係る包装容器につい
て説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の
参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。第1実施
形態と異なるのはカバー部材のみなので、カバー部材に
ついてのみ説明する(以下、第3〜第5実施形態も同様
である)。
【0044】このカバー部材60は、図5に示すよう
に、段ボールを積層して形成したところが第1実施形態
のカバー部材11と異なる。
【0045】カバー部材60は、段ボール62を折り畳
んで形成することにより第1実施形態のカバー部材11
と同様の形状となるが、孔部44の部分でキャップ18
や取出口16が接触しない部分に段ボール64を積層し
て段ボール62の補強をしてている。
【0046】このようにカバー部材60によってキャッ
プ18、取出口16を保護することにより、搬送中等に
衝撃が加わえられても破損、変形することはない。特
に、カバー部材60は、孔部44の一部に段ボール64
を積層して段ボール62を補強しているため、積層され
た段ボール62、64が緩衝材として機能し、衝撃を吸
収する。
【0047】続いて、第3実施形態に係る包装容器(カ
バー部材)について説明する。第1実施形態と同様の構
成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0048】図6に示すように、略直方体形状に形成さ
れたカバー部材70は、短手方向側面72に開口部74
が3箇所形成され、内部に形成された孔部76と連通し
ている。また、装着面78には、開口部74に連続して
短手方向に開口部80が形成されている。
【0049】開口部74には、キャップ18の操作部2
6が挿通される拡幅部分74Aと、キャップ18の小径
部28が挿通される縮幅部分74Bとから構成されてい
る。
【0050】開口部80には、キャップ18の係止用凸
部80A、80Aが設けられている。
【0051】また、孔部76の奥には、キャップ18の
操作部26係止用に位置決め保持部材82が設けられて
いる。保持部材82には、キャップ18の操作部26を
嵌合させて位置決めする凹部82Aが形成されている。
【0052】このように構成された包装容器10(ガイ
ド部材70)の作用について説明する。
【0053】先ず、図7に示されるように、段ボール箱
34に容器12が収納され、段ボール箱34の孔部36
から容器12の取出口16、キャップ18が露出してい
る状態で、カバー部材70を段ボール箱34の上部にお
いて開口部74側から矢印B方向にスライドさせる。こ
の結果、開口部74からキャップ18が孔部76に挿入
される。この際、キャップ18の操作部26が拡幅部7
4Aを通過し、小径部28が縮幅部分74Bを通過す
る。
【0054】開口部80に案内されて孔部76の奥まで
挿入されたキャップ18は、係止用凸部80A、80A
によって係止され、抜けを防止される。また、この際、
保持部材82の凹部82Aにキャップ18の操作部26
が嵌合する。
【0055】このようにしてカバー部材70がキャップ
18に装着されるため、搬送中に衝撃が加わえられて
も、キャップ18や取出口16が破損、変形することや
パッキン20が破断されて開口し、写真処理剤が漏洩す
ることも防止できる。しかも、カバー部材70も矢印B
方向にスライドするだけでの容易に取り外し可能なた
め、作業性も良好である。
【0056】第4実施形態に係る包装容器(カバー部
材)について説明する。第1実施形態と同様の構成要素
には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0057】カバー部材90は、図8に示すように、内
部に孔部92を有する直方体形状であり、装着面94に
所定間隔をおいて形成された開口部96が3箇所形成さ
れている。開口部96は、キャップ18の操作部26よ
りも若干大きい大円部96Aとキャップ18の小径部2
8よりも若干大きい小円部96Bが一部重なったダルマ
形状である。
【0058】カバー部材90の作用について以下に説明
する。カバー部材90は、図9に示すように、装着面9
4を下方に向けて上方から段ボール箱34の外部に露出
しているキャップ18に接近させる(矢印C方向)。そ
して、キャップ18をカバー部材90の開口部96にお
ける大円部96Aから孔部92に挿入させる。この結
果、開口部96の大円部96Aに対向する位置には、キ
ャップ18の小径部28が位置することになる。
【0059】ここで、キャップを矢印D方向にスライド
させることにより、キャップ18の小径部28が大円部
96Aから小円部96Bに移動して嵌合する(図10→
図11)。この結果、容器10を保護するカバー部材9
0の装着が完了する。
【0060】したがって、搬送時に衝撃が加えられて
も、キャップ18および取出口16の破損および変形を
防止できるとともに、衝撃によってパッキン20が開口
して写真処理剤が漏洩することも防止できる。
【0061】また、カバー部材90を上方から装着する
ために装着面94における開口部96の形成位置に自由
度が大きい。したがって、段ボール箱34に対する容器
12の収納位置(並べ方)の自由度も高くなる。
【0062】最後に、第5実施形態に係る包装容器(カ
バー部材)について説明する。第1実施形態と同様の構
成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0063】本実施形態のカバー部材100は、図12
に示すように、第1実施形態のカバー部材11と略同様
である。異なる点は、カバー部材100がキャップ18
に装着された時にパッキン20と対向する位置(カバー
部材100において装着面48と対向する対向面10
1)に段ボール製の変形防止部材104を嵌合させる孔
部102が形成されている。
【0064】このように構成されるカバー部材100の
作用について説明する。第1実施形態のカバー部材11
と同様に矢印A方向(図1参照)にスライドさせてカバ
ー部材100をキャップ18に装着するが、その後、段
ボールを2枚積層した変形防止部材104を孔部102
に嵌合させる。この結果、図13に示すように、変形防
止部材104がパッキン20に当接される。さらに、ガ
ムテープ106が貼り付けられることにより、変形防止
部材104の脱落が防止される。
【0065】このように構成されることにより、衝撃に
よるキャップ18および取出口16の変形防止が達成さ
れるとともに、作業者が段ボール箱34を把持すること
等によって容器12が変形して容器12の内圧が上昇し
(写真処理剤が容器内部を上昇し)、パッキン20が押
圧されて開口することを防止できる。すなわち、写真処
理剤の上昇によってパッキン20に押圧力が作用する
が、変形防止部材104がパッキン20に当接されてい
るため、パッキン20の変形が防止される。したがっ
て、容器12の変形による写真処理剤の漏洩も確実に防
止できる。
【0066】また、図13に示すように、搬送後に自動
現像機に装填する時には、先ずガムテープ106を剥が
すことによって、変形防止部材104も孔部102から
一体的に取り外すことができ、作業性が向上する。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、包装容器
から外部に露出している口部および閉止部材が保護部材
によって保護されているため、搬送時の衝撃等によって
破損、変形することを防止できる。しかも、着脱自在な
ため、容器から内容物を取り出す際の作業効率が良好で
ある。
【0068】また、閉止部材が押圧力によって開口可能
に構成されている場合には、変形防止部材が閉止部材に
当接されることによって、容器の変形による内圧上昇に
よって口部が開口し、内容物が外部に漏洩することを確
実に防止できる。
【0069】さらに、容器が写真処理剤を充填している
場合には、発色、漂白、定着の異なる写真処理剤が充填
される3本の容器をワンセットにして包装容器に収納し
ているため、自動現像機に対する装填作業が簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る包装容器の全体斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る容器の分解斜視図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るカバー部材の装着
状態を説明する斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るカバー部材の斜視
図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るカバー部材の斜視
図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るカバー部材の斜視
図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る包装容器の全体斜
視図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係るカバー部材の斜視
図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る包装容器の全体斜
視図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係るキャップに対す
るカバー部材の装着動作説明図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係るキャップに対す
るカバー部材の装着動作説明図である。
【図12】本発明の第5実施形態に係る包装容器の分解
斜視図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係る包装容器の要部
断面図である。
【符号の説明】
10 包装容器 11 カバー部材(保護部材) 12 容器 16 取出口(口部) 18 キャップ(閉止部材) 20 パッキン(閉止部材) 44、76、92 孔部(嵌合孔部) 104 変形防止部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収納された容器の口部および口部
    に装着された閉止部材が外部に露出されている包装容器
    において、 前記口部および前記閉止部材を覆い、前記口部あるいは
    前記閉止部材に着脱自在の保護部材が備えられたことを
    特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 前記保護部材は、嵌合孔部を備え、前記
    口部および前記閉止部材が露出した前記包装容器の面に
    対して、前記面に平行な方向からスライドさせて前記口
    部または前記閉止部材を前記嵌合孔部に嵌合させること
    を特徴とする請求項1記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 複数の容器が収納されている包装容器に
    おいて、前記面の長手方向に前記保護部材をスライドさ
    せて前記口部または前記閉止部材を前記嵌合孔部に嵌合
    させることを特徴とする請求項2記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 複数の容器が収納されている包装容器に
    おいて、前記面の短手方向に前記保護部材をスライドさ
    せて前記口部または前記閉止部材を前記嵌合孔部に嵌合
    させることを特徴とする請求項2記載の包装容器。
  5. 【請求項5】 前記保護部材は、嵌合孔部を備え、前記
    口部および前記閉止部材が露出した前記包装容器の面に
    対して、前記面の上部から前記嵌合孔部に前記口部また
    は前記閉止部材を嵌合させることを特徴とする請求項1
    記載の包装容器。
  6. 【請求項6】 押圧力の付加によって変形して開口可能
    に構成された前記閉止部材に対して、変形防止部材を当
    接させておくことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項記載の包装容器。
  7. 【請求項7】 前記容器には写真用処理剤が充填されて
    いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載
    の包装容器。
  8. 【請求項8】 発色用、漂白用、定着用の異なる写真用
    処理剤がそれぞれ充填されている3本の容器がワンセッ
    トとして収納されており、自動現像機に装填されること
    を特徴とする請求項7記載の包装容器。
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