JPH11278793A - 移動式クレーンのブーム伸縮機構 - Google Patents

移動式クレーンのブーム伸縮機構

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JPH11278793A
JPH11278793A JP8198298A JP8198298A JPH11278793A JP H11278793 A JPH11278793 A JP H11278793A JP 8198298 A JP8198298 A JP 8198298A JP 8198298 A JP8198298 A JP 8198298A JP H11278793 A JPH11278793 A JP H11278793A
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boom
extension
cylinder
pin
stage
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JP8198298A
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English (en)
Inventor
Kyoji Kameyama
恭司 亀山
Yukihiro Takigami
幸宏 滝上
Hiroyuki Fujino
博之 藤野
Masato Nagao
正人 長尾
Masato Otani
正人 大谷
Hideji Yamamoto
秀二 山本
Toshihiro Toyosaki
智弘 豊崎
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームの伸縮動作時間を短縮できると共に、
油圧シリンダの出力を有効に用いることができる構成を
備えた移動式クレーンのブーム伸縮機構を提供する。 【解決手段】 ベースブーム1内にて複数の中間ブーム
3、4、5、6を伸縮自在に挿嵌し、さらにこの中間ブ
ーム内にトップブーム2を伸縮自在に挿嵌してなる多段
伸縮ブームを備えた移動式クレーンのブーム伸縮機構に
おいて、ベースブーム1側にピストンロッド7Aが固定
されている1段復動油圧シリンダ7のシリンダチューブ
7B基端に、このシリンダチューブ7Bと選択されたブ
ームとを連結する手段8と、隣接するブーム同士を固定
するブーム間固定手段10の固定を解除するブーム間固
定解除手段11とを備え、トップブーム2とシリンダチ
ューブ7Bによって伸縮される次段の中間ブーム3との
間に伸長用ワイヤ13および収縮用ワイヤ14とを設
け、次段のブーム3の伸縮動作に連動して上記各ワイヤ
13、14のいずれかが牽引されることでトップブーム
2を同時に伸縮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式クレーンの
ブーム伸縮機構に関し、さらに詳しくは、単一の油圧シ
リンダを用いて複数段のブームを伸縮させる機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、トラッククレーンなどに
用いられるブームの伸縮機構には、伸縮対象となるブー
ム同士に油圧シリンダをそれぞれ設け、各油圧シリンダ
の伸縮動作に応じて各段のブームを伸縮させる機構があ
る。しかし、この機構では、油圧シリンダが複数必要と
なることから、各ブームに油圧シリンダを収容するため
のスペースが必要となる。この結果、ブームが大型化
し、ブームの重量増加によるブーム伸長時での曲げモー
メントの増加や油圧シリンダに対する油圧供給系統の大
型化を招く不具合がある。そこで、単一の油圧シリンダ
を用いて複数段のブームを伸縮させる構成を備えた伸縮
機構が提案されている(例えば、特開平7−26758
4号公報)。上記公報には次のような開示がある。複数
段のブームを内部に収納し、ピストンロッドが基部側の
ブームに固定されている油圧シリンダを備えている。油
圧シリンダへの給油により伸縮動作する油圧シリンダの
シリンダ側には、径方向に進退可能な伸縮動作用ロック
ピンが設けられている。各ブームにおける伸長方向後部
には上記伸縮動作用ロックピンと対向することができる
ブッシュとこのブッシュと直角な方向に位置する保持用
ロックボルトとが設けられている。ブッシュは、伸縮移
動用ロックボルトを嵌合させることができる部材であ
り、ブームの伸縮時に伸縮移動用ロックボルトが嵌合す
ると嵌合したブームがピストンロッドの伸縮動作に連動
する。保持用ロックボルトは、バネによって外側に向け
突出する習性を付与され、ブームの内側に突出する円形
盤を備えている。保持用ロックボルトは外側に位置する
ブームのロック孔に係合すると、伸長あるいは収縮した
位置で保持される。また保持用ロックボルトは、ピスト
ンロッドに備えられているピストンシリンダユニットに
係合することができ、係合したときにはピストンシリン
ダユニットが収縮する動作に連動して外側のブームのロ
ック孔から外されてブームを伸縮移動させることができ
る。
【0003】上記公報に開示されている伸縮機構によっ
てブームを伸長する場合には、トップブームに相当する
先端側のブームに設けられているブッシュに対してシリ
ンダ側の伸縮動作用ロックボルトが嵌合させられ、さら
に、ピストンシリンダユニットが保持用ロックボルトに
係合する。保持用ロックボルトは、ピストンシリンダユ
ニットの収縮動作に連動して外側のブームのロック孔か
ら外れる。この結果、油圧シリンダのシリンダが伸長す
ると、トップブームは伸縮用ロックボルトを介して伸長
される。伸長したブームは、ピストンシリンダユニット
と保持用ロックボルトとの係合が解除され、保持用ロッ
クボルトが外側のブームに設けられているロック孔に係
合して伸長した位置に保持される。以下、各段のブーム
に対して同じ動作を繰り返して各ブームを伸長させるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報の
伸縮機構には、次のような問題がある。第1に、油圧シ
リンダの伸縮動作によるブームの伸縮動作時間が長くな
る。すなわち、油圧シリンダによりトップブーム側から
順に伸長される場合でいうと、油圧シリンダは、ブーム
を1段伸長させる度にシリンダを収縮させなければなら
ず、例えば、6段のブームの全てを伸長させる場合には
4回の収縮動作時間が必要となる。このようなブームの
伸長動作に関係しない時間はブームの収縮時においても
生じる。このため、ブーム伸長時でのシリンダの収縮動
作時間あるいはブーム収縮時でのシリンダの伸長時間は
ブームの伸縮動作に関係のない待機時間となるので、ブ
ームの段数が多くなるほどブームの伸縮動作に要する時
間が長くなり、クレーンを用いた作業時間の短縮化が不
可能となる。第2に、油圧シリンダの出力を有効に用い
ることができない。つまり、トップブームから順に各ブ
ームを伸長する場合には、伸長されるブームの段数が増
加するのに従って伸長時のブームに作用する曲げモーメ
ントが増加する。このため、基部側ブームに収納されて
いるブームのうちで伸長対象となる最終段のブームを伸
長する場合には、ブームのラップ部に発生する反力が大
きくなることが原因して摺動抵抗が極端に大きくなりや
すい。従って、複数段のブームを伸長するために用いら
れる油圧シリンダの出力は、最終段のブームを伸長する
ことができる能力を持たせることになるが、トップブー
ムを伸長する際には、曲げモーメントが小さいことが原
因してその能力の全てを用いることがない。このため、
伸長されるブームの段数によっては油圧シリンダの出力
を有効に用いることができない。この種の油圧シリンダ
は出力に応じたサイズを決定されるが、その出力が有効
に用いられない場合には、無駄な大きさの油圧シリンダ
を搭載することとなり、ブームの大型化やキャリアの大
型化などによるコストアップを招く。
【0005】本発明の目的は、上記従来のブーム伸縮機
構における問題に鑑み、ブームの伸縮動作時間を短縮で
きると共に、油圧シリンダの出力を有効に用いることが
できる構成を備えた移動式クレーンのブーム伸縮機構を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ベースブーム内にて複数の
中間ブームを伸縮自在に挿嵌し、さらにこの中間ブーム
内にトップブームを伸縮自在に挿嵌してなる多段伸縮ブ
ームを備えた移動式クレーンのブーム伸縮機構におい
て、上記ベースブームにピストンロッドの端部が軸支さ
れ、シリンダチューブが伸縮可能に設けられている単一
の1段復動油圧シリンダと、上記1段復動油圧シリンダ
のシリンダチューブのロッド側端部と上記各段中間ブー
ム基端部とを選択的に連結し、連結時には上記シリンダ
チューブの伸縮動作に連動して選択された中間ブームを
伸縮させるシリンダブーム連結手段と、上記ベースブー
ムおよび上記各段の中間ブームのうちで隣り合うブーム
同士を固定するブーム間固定手段であって、隣接する各
ブームのうちで上記ベースブーム寄りのブーム基端側で
上記ブームの軸線と直角な方向に沿って外側に突出する
習性を付与されているピンと、隣接する各ブームのうち
で上記トップブーム寄りに位置して上記ピンを受容する
係合部とからなるブーム間固定手段と、上記1段復動油
圧シリンダのシリンダチューブ側端部にて上記ピンと係
脱可能に設けられ、上記ピンと係合してそのピンを上記
係合部から離脱させることでそのピンおよびこれが係合
していたブーム同士の固定を解除するブーム間固定解除
手段と、上記トップブームに隣接する次段の中間ブーム
先端部に設けられている伸長用シーブに掛け回され、延
長方向一端を上記トップブーム基端側に、延長方向他端
を上記中間ブームのうちの次段の中間ブーム先端側にそ
れぞれ固定されている伸長用ワイヤと、上記トップブー
ムに隣接する次段の中間ブーム基端側に設けられている
収縮用シーブに掛け回され、延長方向一端を上記トップ
ブーム基端側に、延長方向他端を上記中間ブームのうち
の次段の中間ブーム先端側にそれぞれ固定されている収
縮用ワイヤとを備えて構成されていることを特徴として
いる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の移
動式クレーンのブーム伸縮機構において、上記シリンダ
ブーム連結手段と上記ブーム間固定解除手段とは、連結
動作方向および固定解除動作方向が上記ブーム軸線に対
して直角な方向で平行するように配置されていることを
特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の移
動式クレーンのブーム伸縮機構において、上記伸長用ワ
イヤおよび収縮用ワイヤは、上記トップブームとこれに
隣接する次段の中間ブームを対象として設けられると共
に、上記次段の中間ブームとこれに隣接する後段の中間
ブームとを対象として設けられていることを特徴として
いる。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、トップブーム基端側
および中間ブームのうちのトップブームに隣接する次段
の中間ブーム先端側に延長方向各端部が固定され、その
途中が上記次段の中間ブーム先端に位置するシーブに掛
け回されている伸長用ワイヤと、上記トップブーム基端
側および上記中間ブームのうちの次段の中間ブーム先端
側に延長方向各端部が固定され、その途中が上記次段の
中間ブーム基端側に位置するシーブに掛け回されている
収縮用ワイヤとを設けているので、全縮状態から全伸長
状態にブームの態位を設定する際には、シリンダブーム
連結手段を介して次段の中間ブームが伸長されるのに連
動してその中間ブーム先端に位置するシーブに掛け回さ
れている伸長用ワイヤを伸長方向に牽引することでその
ワイヤの一端が基端側に固定されているトップブームを
次段の中間ブームに連動して伸長させることができる。
また、これとは逆に、全伸長状態から全縮状態にブーム
の態位を設定する場合には、次段の中間ブームが収縮す
るのに連動して中間ブーム基端側に位置するシーブに掛
け回されている収縮用ワイヤを収縮方向に牽引すること
でそのワイヤの端部が基端側に固定されているトップブ
ームを次段の中間ブームに連動して収縮させることがで
きる。これにより、次段の中間ブームを伸縮動作させる
だけでこのブームと合わせて複数段のブームの伸縮動作
を行わせることができる。
【0010】請求項2記載の発明では、シリンダブーム
連結手段とブーム間固定解除手段とが共にブーム軸線に
対して直角な方向で平行して配置されているので、連結
のためおよび固定解除のための駆動力として油圧力を用
いた場合には、油圧配管を交差させるようなことがな
く、組立性を向上させることができる。
【0011】請求項3記載の発明では、伸長用ワイヤお
よび収縮用ワイヤをトップブームとこれに隣接する次段
の中間ブームに加えて上記次段の中間ブームとこれに隣
接する後段の中間ブームとを対象として設けているの
で、上記後段の中間ブームを伸縮動作させるのに連動し
てトップブームおよびこれに隣接する中間ブームを伸長
用ワイヤおよび収縮用ワイヤを介して伸縮させることが
できる。これにより、一つの中間ブームを伸縮動作させ
るだけでこれに隣接する中間ブームおよびトップブーム
を伸縮動作させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1および図2は、トップブームおよびベースブ
ームを含めて6段の伸縮ブームを備えたブーム伸縮機構
を説明するための平面視の部分的な断面図であり、同図
においてベースブーム1の内部には、4段の中間ブーム
3、4、5、6が伸縮自在に挿嵌され、それら中間ブー
ムのうちで最先端側に位置する中間ブーム3内にはトッ
プブーム2が伸縮自在に挿嵌されている。ブームの内部
には、伸縮自在のブームを移動させるための単一の1段
復動油圧シリンダ7が配置されており、1段復動油圧シ
リンダ7は、図2に示すように、ピストンロッド7Aの
端部がベースブーム1に軸支されている。このため、1
段復動油圧シリンダ7は、シリンダチューブ7B側がブ
ームの伸縮方向に移動する。
【0013】1段復動油圧シリンダ7のシリンダチュー
ブ7Bには、ピストンロッド7Aが挿嵌されている側の
端部にシリンダブーム連結手段8が一体的に設けられて
いる。シリンダブーム連結手段8は、1段復動油圧シリ
ンダのシリンダチューブ7Bと各中間ブームの基端部と
を選択的に連結してシリンダチューブ7Bの伸縮動作に
連動させて選択された中間ブームを伸縮させるためのも
のである。図3は、シリンダブーム連結手段8がトップ
ブーム2に隣接する次段の中間ブーム3の係合孔に対向
している状態を示しており、同図において、シリンダブ
ーム連結手段8は、ピストン8Aとこのピストンを内部
に収容しているシリンダ8Bとを備えている。ピストン
8Aおよびこのピストン8Aと対向する側のシリンダ8
Bの端面には中間ブーム3〜6の基端部内面に設けられ
ている孔で構成された係合部3A、4A、5A、6A
(図2参照)に対して係脱可能な連結コア部材9が取り
付けられている。図3において係合部(便宜上、係合部
3Aのみを示す)は、各中間ブームの内面でブームの伸
縮方向に対して直角な方向の両端に設けられており、内
径が連結コア部材9よりも小径とされている。連結コア
部材9は、軸方向の途中にこの係合部3Aとの径の違い
による段部が形成されており、図4に示すように、ピス
トン8Aが伸長した際に段部を係合部3A、4A、5
A、6A(図2参照)の開口端縁に突き当てることがで
き、このときに発生する反力によってシリンダ8Bをピ
ストン8Aとは反対側に移動させ、図4に示すように、
シリンダ8Bの端面に取り付けられている連結コア部材
9をこの連結コア部材9に対向する側の係合部内に進入
させるようになっている。
【0014】一方、ベースブーム1および各中間ブーム
3〜6には、隣り合うブーム同士を固定するためのブー
ム間固定手段10が設けられている。ブーム間固定手段
10は、図1、図3および図4に示すように、ベースブ
ーム1および各段の中間ブーム3〜6における基端部に
装備されているケーシング10A内に配置されたバネ1
0Bによってブームの伸縮方向と直角な方向で外側に向
け突出する習性を付与されているピン10Cと、このピ
ン10Cが突出する側の中間ブームに形成されている孔
が該当する係合部11Dとで構成されている。ピン10
Cと係合部10Dとは、上記したシリンダブーム連結手
段9における係合部3A、4A、5A、6Aと連結コア
部材9との構成と同じように、ピン10Cの軸方向途中
に段部を備えた構成とされ、バネ10Bの付勢により突
出量が規定されるようになっている。この場合の規定量
は、係合部10D内に嵌合するピン10Cのストローク
に対応させてある。ピン10Cの軸方向で係合部10D
に嵌合する側と反対側の端部には、図3および図4に示
すように、鍔部10Eが設けられており、この鍔部10
Eは後述するブーム間固定解除手段11と係合すること
ができる。
【0015】ブーム間固定解除手段11は、図3および
図4に示すように、1段復動油圧シリンダ7のシリンダ
チューブ7Bをはさんでシリンダブーム連結手段8と対
向し、シリンダブーム連結手段8における連結動作方向
と平行する固定解除動作方向を設定されたピストン11
Aとシリンダ11Bとを備えている。ピストン11Aの
先端およびこの先端と反対側に位置するシリンダ11B
の端面にはブーム間固定手段10のピン10Cの端部に
有する鍔部10Eに係合可能な解除部11Cが設けられ
ている。ブーム間固定解除手段11は、シリンダブーム
連結手段8と協働してシリンダブーム連結手段8が選択
されたブームを伸縮動作する際にそのブームとこれに隣
接するブームとの固定を解除するために用いられる。つ
まり、図3において、選択されたブームのピン10Cに
対向すると、シリンダ11B内に向けピストン11Aが
引き込まれる。これにより、ピストン11Aの先端に位
置する解除部11Cによってシリンダチューブ7Bの中
心に向けピン10Cが引かれると、係合部10Dの一方
からピン10Cが抜け、ケーシング10Aの底面に突き
当たる。ピン10Cがケーシング10Aの底面に突き当
たると、ピン10Cはそれ以上移動することができない
代わりに、シリンダ11Bがシリンダチューブ8Bの中
心に向け移動する。これにより、図4に示すように、係
合部10Dの他方からもピン10Cが抜ける。
【0016】図1および図2において中間ブームのうち
のトップブーム2と隣接する次段の中間ブーム3には、
その先端側3aに伸長用シーブ12が設けられており、
この伸長用シーブ12には、トップブーム2を伸長する
ための伸長用ワイヤ13が掛け回されている。伸長用ワ
イヤ13は、図2に示すように、伸長用シーブ12に途
中が掛け回されている延長方向一端がトップブーム2の
基端側2bに固定され(便宜上、符号A1で示す)、延
長方向他端が1段復動油圧シリンダ7により伸長される
次段の中間ブーム3に隣接する後段の中間ブーム4の先
端側4aに固定されている(便宜上、符号A2で示
す)。一方、トップブーム2およびこれに隣接する次段
の中間ブーム3には、上記伸長用ワイヤ13に加えてト
ップブーム2の収縮用ワイヤ14が設けられている。図
2において収縮用ワイヤ14は、延長方向途中が次段の
中間ブーム3の基端部3bに設けられている収縮用シー
ブ15に掛け回され、延長方向一端がトップブーム2の
基端側2bに固定され(便宜上、符号B1で示す)、延
長方向他端が後段の中間ブーム4の先端側4aに固定さ
れている(便宜上、符号B2で示す)。
【0017】本実施例は以上のような構成であるから、
ブームを全縮状態から全伸長状態に設定する場合を説明
すると、図5乃至図12に示すとおりである。なお、図
5乃至図12において、ブーム間固定手段10における
ピン10Cと係合部10Dととが係合している状態を黒
で塗りつぶして表示し、ブーム間固定解除手段11によ
ってブーム間での固定が解除されている状態は白抜きに
て表示する。また、シリンダブーム連結手段8が連結状
態にあることは符号8を付して示す。図5は全縮状態に
あるブームのなかからトップブーム2および中間ブーム
3を伸長させようとする状態を示している。この状態で
は、次段の中間ブーム3に対してシリンダブーム連結手
段8が連結されるとともに、ブーム間固定解除手段11
が動作される。ブーム間固定解除手段11が動作する
と、図4に示すように、ピン10Cの鍔部10Eが解除
部11Cによって引き動かされ、係合部10Dからピン
10Cが引き抜かれる。これにより、次段の中間ブーム
3と隣接する後段の中間ブーム4との間の固定が解除さ
れる。図6は次段の中間ブーム3に連結されている1段
復動油圧シリンダ7が伸長動作された状態を示してい
る。この状態では、1段復動油圧シリンダ7のシリンダ
チューブ7Bが伸長するのに連動して次段の中間ブーム
3が伸長する。次段の中間ブーム3が伸長すると、その
先端に位置する伸長用シーブ12が伸長方向に移動する
のに連動して伸長用ワイヤ13の延長方向一端が固定さ
れているトップブーム2の基端側(A1で示す)が牽引
されて伸長方向に移動する。これにより、次段の中間ブ
ーム3が伸長されるだけでトップブーム2も同時に伸長
することができる。
【0018】トップブーム2および次段の中間ブーム3
が伸長位置に達すると、図7に示すように、次段の中間
ブーム3は、ブーム間固定解除手段11による解除動作
を終了される。これにより、ブーム間固定手段10は、
図3に示すように、ピン10Cを隣接する後段の中間ブ
ーム4に有する係合部10Dに係合させることができる
ので、次段の中間ブーム3が後段の中間ブーム4によっ
て伸長位置に保持される。次いで、1段復動油圧シリン
ダ7は収縮動作してシリンダチューブ7Bを収縮させ、
図7に示すように、後段の中間ブーム4を対象としてシ
リンダブーム連結手段8を連結させる。このシリンダブ
ーム連結手段8の連結動作に連動して後段の中間ブーム
4と最後段前の中間ブーム5とがブーム間固定解除手段
11によって固定を解除される。ブーム間固定解除手段
11によってブーム間固定手段10のピン10Cが係合
孔10Dから引く抜かれた状態は図4に示すとおりであ
る。1段復動油圧シリンダ7が伸長すると、図8に示す
ように、シリンダチューブ7B側と連結状態にある後段
の中間ブーム4が伸長する。伸長位置に達した後段の中
間ブーム4は、シリンダブーム連結手段8との連結が解
除されるとその後、図9に示すように、ブーム間固定解
除手段11の動作が終了されてブーム間固定手段10に
より最後段前の中間ブーム5に対して固定され、伸長位
置に保持される。
【0019】以下、図9乃至図12に示すように、各段
の中間ブーム、つまり、最後段前の中間ブーム5および
最後段の中間ブーム6を対象として上述したシリンダブ
ーム連結手段8の連結動作およびブーム間固定解除手段
11の動作および1段復動油圧シリンダ7の伸長動作が
繰り返されて図12に示すように、全伸長状態が得られ
る。また。全伸長状態から全縮状態に移行する場合に
は、上記と逆の手順により実行すればよい。つまり、次
段の中間ブーム3が収縮移動する際には、図6に示すよ
うに、次段の中間ブーム3がシリンダブーム連結手段8
と連結され、シリンダチューブ7Bが収縮するのに連動
して次段の中間ブーム3が収縮する。次段の収縮ブーム
3が収縮すると、その過程で次段の中間ブーム3の基端
部に位置する収縮用シーブ15が収縮方向に移動し、収
縮用シーブ15に掛け回されている収縮用ワイヤ14の
端部が固定されているトップブーム2の基端部が収縮方
向に牽引される。
【0020】上述した実施例では、トップブーム2とこ
れに隣接する次段の中間ブーム3とを連動する関係とし
たが、本発明では、このような構成に限らない。すなわ
ち、トップブーム2と次段の中間ブーム3との連動に用
いられる伸長ワイヤ13および収縮ワイヤ14をトップ
ブーム2と次段の中間ブーム3との関係に相似する次段
の中間ブーム3と後段の中間ブーム4との間に設けるこ
とで後段の中間ブーム4を1段復動油圧シリンダ7によ
って伸縮動作させるのに連動してトップブーム2、次段
の中間ブーム3および後段の中間ブーム4の3段のブー
ムを同時に伸縮させることもできる。図13乃至図18
は、この場合の例を示している。なお、この場合の例で
は、3段のブームを同時に伸縮させるので、同時伸縮の
対象となるブームには図1乃至図4に示したシリンダブ
ーム連結手段8との係合部(3A)、ブーム間固定手段
10は設けられていない。図14において、後段の中間
ブーム4の先端側に次段の中間ブーム3の伸長用シーブ
16が設けられている。この伸長用シーブ16には、延
長方向一端が最後段前の中間ブーム5の先端側5aに固
定され(便宜上、符号C1で示す)、延長方向他端が次
段の中間ブーム3の基端側3bに固定されている(便宜
上、符号C2で示す)伸長用ワイヤ17の延長方向途中
が掛け回されている。また、次段の中間ブーム3の先端
側3aにはトップブーム2の伸長用シーブ18が設けら
れている。この伸長用シーブ18には、延長方向一端が
最後段前の中間ブーム5の先端側5aに固定され(便宜
上、D1で示す)、延長方向他端がトップブーム2の基
端側2bに設けられている収縮用シーブ19に掛け回さ
れたうえで次段の中間ブーム3の先端側3aに固定され
ている(便宜上、符号D2で示す)伸長用ワイヤ20の
延長方向途中が掛け回されている。後段の中間ブーム4
の基端部4bには収縮用シーブ21が設けられている。
この収縮用シーブ21には、最後段前の中間ブーム5の
先端部5aに設けられているシーブ(便宜上、符号E1
で示す)を介して後段の中間ブーム4上に掛け回され、
延長方向両端がトップブーム2の基端部2b左右各々固
定されている(便宜上、符号E2で示す)収縮用ワイヤ
22の延長方向途中が掛け回されている。
【0021】上記構成においては、図13に示す全縮状
態においてシリンダブーム連結手段8が後段の中間ブー
ム4と連結される。この状態で1段復動油圧シリンダ7
が伸長すると、図14に示すように、後段の中間ブーム
4の先端部4aに位置する伸長用シーブ16が伸長方向
に移動し、符号C2で示す基端部3bに伸長用ワイヤ1
7が固定されている次段の中間ブーム3が伸長させられ
る。さらに、次段の中間ブーム3が伸長すると、その先
端に延長方向他端が固定されている(符号D2で示す)
伸長用ワイヤ20を介してトップブーム2の基端に位置
する収縮用シーブ19が伸長方向に移動することでトッ
プブーム2が伸長される。このようにして、後段の中間
ブーム4を1段復動油圧シリンダ7によって伸長させる
ことで次段の中間ブーム3およびこれに連動してトップ
ブーム2を同時に伸長させることができる。後段の中間
ブーム4が伸長された後に、最後段前の中間ブーム5が
伸長されるが、この場合のシリンダブーム連結手段8、
ブーム間固定手段10およびブーム間固定解除手段1の
動作は図5乃至図12において説明した場合と同様であ
るので、符号のみを示して手順に関する説明は省く。
【0022】なお、図2および図3において符号23
は、トップブーム2および各段の中間ブーム3、4、
5、6の内面において、1段復動油圧シリンダ7のシリ
ンダチューブ7Bと対向する位置にそれぞれ設けられて
いる一対の突片を示しており、この突片23は、シリン
ダチューブ7Bの外周面に設けられているスライドガイ
ド部材7B2が嵌合できるようになっている。突片23
にスライドガイド部材7B2が嵌合すると、シリンダチ
ューブ7Bが回り止めされ、かつシリンダチューブ7B
の撓みを抑制する。シリンダチューブ7Bは、不用意な
回転とブームに対する高さ方向の位置が規制されること
により、シリンダブーム連結手段8と選択されたブーム
との連結位置関係を正常に維持される。
【0023】上記シリンダチューブ7Bの回り止め機構
の構成としては、図19以降に示す構成を採用すること
も可能である。なお、図19以降の図においてそれ以前
に示した構成部品と同じものは同符号により示してあ
る。図19に示す構成では、図3および図4に示したシ
リンダブーム連結手段がシリンダチューブ7Bの回り止
め機構と兼用されている。図19において、トップブー
ム2および各段の中間ブーム3〜6の基部内面には、ブ
ームの内側に向け突出するレール部材2B、3B、4
B、5B、6Bが内面間で対向して設けられている。レ
ール部材2B、3B、4B、5B、6Bは、図20に示
すように、1段復動油圧シリンダ7のシリンダチューブ
7Bの軸線位置と同じ高さに位置決めされて水平方向に
突出しており、垂直な方向に貫通する係合孔2B1、3
B1、4B1、5B1、6B1(図19参照)がそれぞ
れ形成されている。一方、シリンダチューブ7Bには、
図20に示すように、各レール部材3B、4B、5B、
6Bと対向する外周面にレール部材が嵌合できる大きさ
のスライドガイド部材7B2が一体化されており、この
スライドガイド部材7B2の内面には、摺動部材7B1
が設けられている。スライドガイド部材7B2は、シリ
ンダチューブ7Bの全長に亘って設けられている。この
長さは、伸長状態にあるブームのうちで隣接するブーム
のレール部材に達することができる長さに設定されてい
る。スライドガイド部材7B2には、シリンダチューブ
7Bの基端部側に上記レール部材に形成されているもの
と同様な係合孔7B2A(図20参照)が設けられてい
る。スライドガイド部材7B2の係合孔7B2Aには、
シリンダブーム連結手段24が対向している。シリンダ
ブーム連結手段24は、図21に示すように、シリンダ
チューブ7Bの基端部側に取り付けられているケーシン
グ部材25の幅方向両端に配置されている。なお、図2
1では、レール部材のうちで、符号2Bで示すトップブ
ーム2側のレール部材のみが示されている。トップブー
ム2に設けられているレール部材2Bは、他のブームに
設けられているレール部材よりも長くなっている。これ
は、ブームが全縮状態にあるときに、トップブーム2の
基部から外れた位置にシリンダチューブ7B側のシリン
ダブーム連結手段24が定置されるのを考慮してシリン
ダブーム連結手段24との位置決めが行えるようにする
ためである。
【0024】シリンダブーム連結手段24は、その詳細
な構成が図22に示されている。図22において、シリ
ンダブーム連結手段24は、各レール部材(便宜上、レ
ール部材2Bを対象として説明する)の係合孔2B1に
対して係脱可能な連結ピン24Aとこの連結ピン24A
を係合孔2B1に対して係脱させる駆動シリンダ24B
と連結ピン24Aを通常係合孔2B1に係合させる習性
を付与するバネ24Cとを主要部として備えている。連
結ピン24Aは係合孔2B1に入り込む先端部と連結ロ
ッド24A1を備えており、連結ロッド24A1がリン
ク部材24Dによって駆動シリンダ24B内のプランジ
ャ24B1と連結されて連動する。駆動シリンダ24B
には、プランジャ24B1を押し上げるためのエア導入
部が設けられており、このエア導入部には、図示しない
供給源からエアが給排されるようになっている。エアが
導入されたときにはプランジャ24B1が押し上げられ
て連結ピン24Aを係合孔2B1から離脱させる。
【0025】このような構成においては、選択されたブ
ームのレール部材、例えば、図21および図22に示す
ように、トップブーム2のレール部材2Bにシリンダチ
ューブ7Bが対向すると、連結ピン24Aがバネ24C
の付勢によってレール部材2Bの係合孔2B1内に進入
する。これにより、シリンダチューブ7Bと選択された
ブームとが連結される。一方、シリンダブーム連結手段
24とブームとの連結を解除する場合には、シリンダブ
ーム連結手段24のシリンダ24B内にエアが導入され
る。エアが導入されると、プランジャ24B1が押し上
げられるのに連動して連結ピン24Aがレール部材2B
の係合孔2B1から抜ける。連結ピン24Aはバネ24
Bの習性により常にレール部材のいずれかの係合孔に進
入するようになっているので、選択されたブームのレー
ル部材に対向した時点で駆動シリンダ24Bからエアが
排出されると再度係合孔に進入してブームとシリンダチ
ューブ7Bとを連結することができる。このような構成
によれば、シリンダチューブ7Bと選択されたブームと
を連結する機能とシリンダチューブ7Bの回り止め機能
とを単一部材によって発揮させることができるので、選
択されたブームのレール部材とシリンダブーム連結手段
24との連結が簡単に行える。特に、スライドガイド部
材7B2の長さが隣接するブームのレール部材に達する
長さであるので、連結ピン24Aがレール部材の係合孔
から抜け出た場合でも、スライドガイド部材7B2の一
部が隣接するブームのレール部材と係合しているので、
連結ピン24Aが抜け出たときでもシリンダチューブ7
Bの回り止めが継続される。なお、シリンダブーム連結
手段24の構成は、上記のように連結ピン24A、バネ
24Bおよび駆動シリンダ24Cを備えた構成に代え
て、平行して移動する一対の駆動シリンダを用いた複動
シリンダに置き換えることも可能である。これにより、
バネを除くことができる。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、トップブーム基端側および
中間ブームのうちでトップブームに隣接する次段の中間
ブーム先端側に延長方向各端部が固定され、その途中が
上記次段の中間ブーム先端に位置するシーブに掛け回さ
れている伸長用ワイヤと、上記トップブーム基端側およ
び上記中間ブームのうちの次段の中間ブーム先端側に延
長方向各端部が固定され、その途中が上記次段の中間ブ
ーム基端側に位置するシーブに掛け回されている収縮用
ワイヤとを設けているので、全縮状態から全伸長状態に
ブームの状態を設定する際には、シリンダブーム連結手
段により次段の中間ブームが伸長されるのに連動してそ
の中間ブーム先端に位置するシーブに掛け回されている
伸長用ワイヤを伸長方向に牽引することでそのワイヤの
一端が基端側に固定されているトップブームを次段の中
間ブームに連動して伸長させることができる。また、こ
れとは逆に、全伸長状態から全縮状態にブームの状態を
設定する場合には、次段の中間ブームが収縮するのに連
動して中間ブーム基端側に位置するシーブに掛け回され
ている収縮用ワイヤを収縮方向に牽引することでそのワ
イヤの端部が基端側に固定されているトップブームを次
段の中間ブームに連動して収縮させることができる。こ
れにより、次段の中間ブームを伸縮動作させるだけでこ
のブームと合わせて複数段のブームの伸縮動作を行わせ
ることができるので、ブームの伸縮動作に要する時間を
短縮することが可能になる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、シリンダブ
ーム連結手段とブーム間固定解除手段とが共にブーム軸
線に対して直角な方向で平行して配置されているので、
連結のためおよび固定解除のための駆動力として油圧力
を用いた場合には、油圧配管を交差させるようなことが
なく、組立性を向上させることができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、伸長用ワイ
ヤおよび収縮用ワイヤをトップブームとこれに隣接する
次段の中間ブームに加えて上記次段の中間ブームとこれ
に隣接する後段の中間ブームとを対象として設けている
ので、上記後段の中間ブームを伸縮動作させるのに連動
してトップブームおよびこれに隣接する中間ブームを伸
長用ワイヤおよび収縮用ワイヤを介して伸縮させること
ができる。これにより、一つの中間ブームを伸縮動作さ
せるだけでこれに隣接する中間ブームおよびトップブー
ムを伸縮動作させることができるので、請求項1記載の
発明に比べてブームの伸縮に要する時間をさらに短縮す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による移動式クレーンのブーム伸
縮機構の要部構成を説明するための平面視的な部分断面
図である。
【図2】図1に示したブーム伸縮機構を側面から見た断
面図である。
【図3】図1示したブーム伸縮機構に用いられるシリン
ダブーム連結手段、ブーム間固定手段およびブーム間固
定解除手段の関係を説明するためにブームの後面から見
た模式図である。
【図4】図3に示した3手段の一態様を説明するための
図3相当の模式図である。
【図5】図1に示したブーム伸縮機構を用いたブームの
全縮状態を説明するための模式図である。
【図6】図1に示したブーム伸縮機構を用いたブームの
伸長状態の一態様を説明するための模式図である。
【図7】図6に示したブームの伸長状態における伸長終
了時の状態を説明するための図6相当の模式図である。
【図8】図1に示したブーム伸縮機構を用いたブームの
伸長状態の他の態様を説明するための模式図である。
【図9】図8に示したブームの伸長状態における伸長終
了時の状態を説明するための図8相当の模式図である。
【図10】図1に示したブーム伸縮機構を用いたブーム
の伸長状態の別の態様を説明するための模式図である。
【図11】図10に示したブームの伸長状態における伸
長終了時の状態を説明するための図10相当の模式図で
ある。
【図12】図1に示したブーム伸縮機構を用いたブーム
の全伸長時の状態を説明するための模式図である。
【図13】本発明の別実施例による移動式クレーンのブ
ーム伸縮機構を用いたブームの全縮状態を説明するため
の模式図である。
【図14】図13に示したブーム伸縮機構を用いたブー
ムの伸長状態の一態様を説明するための模式図である。
【図15】図14に示したブームの伸長状態における伸
長終了時の状態を説明するための模式図である。
【図16】図13に示したブーム伸縮機構を用いたブー
ムの伸長状態の他の態様を説明するための模式図であ
る。
【図17】図16に示したブームの伸長状態における伸
長終了時の状態を説明するための模式図である。
【図18】図13に示したブーム伸縮機構を用いたブー
ムの全伸長時の状態を説明するための模式図である。
【図19】本発明実施例によるブーム伸縮機構の要部構
成の変形例を説明するための平面視的な断面図である。
【図20】図19に示したブーム伸縮機構の側面から見
た断面図である。
【図21】図19に示したブーム伸縮機構に用いられる
シリンダブーム連結手段の構成を説明するための後面視
断面図である。
【図22】図19に示したシリンダブーム連結手段に用
いられる連結機構の要部構成を説明するための部分的な
断面図である。
【符号の説明】
1 ベースブーム 2 トップブーム 3 次段の中間ブーム 4 後段の中間ブーム 5 最後段前の中間ブーム 6 最後段の中間ブーム 7 1段複動油圧シリンダ 7A ピストンロッド 7B シリンダチューブ 8 シリンダブーム連結手段 8A ピストン 8B シリンダ 9 連結コア部材 10 ブーム間固定手段 10B バネ 10C ピン 10D 係合部をなす孔 11 ブーム間固定解除手段 12、16、18 伸長用シーブ 13、17、20 伸長用ワイヤ 14、22 収縮用ワイヤ 15、19、21 収縮用シーブ
フロントページの続き (72)発明者 大谷 正人 香川県大川郡白鳥町与田山459 (72)発明者 山本 秀二 香川県高松市中間町315 (72)発明者 豊崎 智弘 香川県綾歌郡飯山町東小川705−9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースブーム内にて複数の中間ブームを
    伸縮自在に挿嵌し、さらにこの中間ブーム内にトップブ
    ームを伸縮自在に挿嵌してなる多段伸縮ブームを備えた
    移動式クレーンのブーム伸縮機構において、 上記ベースブームにピストンロッドの端部が軸支され、
    シリンダチューブが伸縮可能に設けられている単一の1
    段復動油圧シリンダと、 上記1段復動油圧シリンダのシリンダチューブのロッド
    側端部と上記各段中間ブーム基端部とを選択的に連結
    し、連結時には上記シリンダチューブの伸縮動作に連動
    して選択された中間ブームを伸縮させるシリンダブーム
    連結手段と、 上記ベースブームおよび上記各段の中間ブームのうちで
    隣り合うブーム同士を固定するブーム間固定手段であっ
    て、隣接する各ブームのうちで上記ベースブーム寄りの
    ブーム基端側で上記ブームの軸線と直角な方向に沿って
    外側に突出する習性を付与されているピンと、隣接する
    各ブームのうちで上記トップブーム寄りに位置して上記
    ピンを受容する係合部とからなるブーム間固定手段と、 上記1段復動油圧シリンダのシリンダチューブ側端部に
    て上記ピンと係脱可能に設けられ、上記ピンと係合して
    そのピンを上記係合部から離脱させることでそのピンお
    よびこれが係合していたブーム同士の固定を解除するブ
    ーム間固定解除手段と、 上記トップブームに隣接する次段の中間ブーム先端部に
    設けられている伸長用シーブに掛け回され、延長方向一
    端を上記トップブーム基端側に、延長方向他端を上記中
    間ブームのうちの次段の中間ブーム先端側にそれぞれ固
    定されている伸長用ワイヤと、 上記トップブームに隣接する次段の中間ブーム基端側に
    設けられている収縮用シーブに掛け回され、延長方向一
    端を上記トップブーム基端側に、延長方向他端を上記中
    間ブームのうちの次段の中間ブーム先端側にそれぞれ固
    定されている収縮用ワイヤとを備えて構成されているこ
    とを特徴とする移動式クレーンのブーム伸縮機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動式クレーンのブーム
    伸縮機構において、 上記シリンダブーム連結手段と上記ブーム間固定解除手
    段とは、連結動作方向および固定解除動作方向が上記ブ
    ーム軸線に対して直角な方向で平行するように配置され
    ていることを特徴とする移動式クレーンのブーム伸縮機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の移動式クレーンのブーム
    伸縮機構において、 上記伸長用ワイヤおよび収縮用ワイヤは、上記トップブ
    ームとこれに隣接する次段の中間ブームを対象として設
    けられると共に、上記次段の中間ブームとこれに隣接す
    る後段の中間ブームとを対象として設けられていること
    を特徴とする移動式クレーンのブーム伸縮機構。
JP8198298A 1998-03-27 1998-03-27 移動式クレーンのブーム伸縮機構 Pending JPH11278793A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102234075A (zh) * 2010-04-30 2011-11-09 三井造船株式会社 建设用起重机的伸缩伸臂的伸缩机构
WO2012083664A1 (zh) * 2010-12-22 2012-06-28 湖南三一智能控制设备有限公司 单缸插拔销机构及具有该机构的伸缩臂式起重机
WO2014000377A1 (zh) * 2012-06-27 2014-01-03 湖南三一智能控制设备有限公司 插拔销机构及其缸头、插销式伸缩臂和起重机

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WO2014000377A1 (zh) * 2012-06-27 2014-01-03 湖南三一智能控制设备有限公司 插拔销机构及其缸头、插销式伸缩臂和起重机

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