JPH11278865A - 磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク用基板、磁気ディスクおよび磁気ディスク基板用結晶化ガラスの製造方法 - Google Patents
磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク用基板、磁気ディスクおよび磁気ディスク基板用結晶化ガラスの製造方法Info
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- JPH11278865A JPH11278865A JP9985298A JP9985298A JPH11278865A JP H11278865 A JPH11278865 A JP H11278865A JP 9985298 A JP9985298 A JP 9985298A JP 9985298 A JP9985298 A JP 9985298A JP H11278865 A JPH11278865 A JP H11278865A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0036—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0045—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁気ディスク基板用結晶化ガラスにおいて、強
度およびヤング率を高くし、磁気ディスク用基板を精密
研磨加工した後の中心線平均表面粗さRaを顕著に小さ
くできるようにする。 【解決手段】磁気ディスク基板用結晶化ガラスの基本組
成がSiO2 :44〜52重量%、MgO:16〜25
重量%、Al2 O3 :13〜20重量%、TiO2 :1
0〜15重量%、ZnO:1〜 8重量%、ZrO2 :
0〜5重量%、Li2 O:0〜3重量%、B2 O2 :0
〜3重量%、P2 O5 :0〜5重量%およびSb
2 O3 :0〜2重量%であり、前記結晶化ガラスの主結
晶相がエンスタタイト層であり、結晶化ガラスの結晶粒
子の粒径が0.01μm−0.1μmである。好ましく
は、結晶化ガラスの精密研磨加工後の中心線平均表面粗
さRaが1〜6オングストロームである。
度およびヤング率を高くし、磁気ディスク用基板を精密
研磨加工した後の中心線平均表面粗さRaを顕著に小さ
くできるようにする。 【解決手段】磁気ディスク基板用結晶化ガラスの基本組
成がSiO2 :44〜52重量%、MgO:16〜25
重量%、Al2 O3 :13〜20重量%、TiO2 :1
0〜15重量%、ZnO:1〜 8重量%、ZrO2 :
0〜5重量%、Li2 O:0〜3重量%、B2 O2 :0
〜3重量%、P2 O5 :0〜5重量%およびSb
2 O3 :0〜2重量%であり、前記結晶化ガラスの主結
晶相がエンスタタイト層であり、結晶化ガラスの結晶粒
子の粒径が0.01μm−0.1μmである。好ましく
は、結晶化ガラスの精密研磨加工後の中心線平均表面粗
さRaが1〜6オングストロームである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク基板
用結晶化ガラス、これを使用した磁気ディスク用基板と
磁気ディスク、および磁気ディスク用基板の製造方法に
関するものである。
用結晶化ガラス、これを使用した磁気ディスク用基板と
磁気ディスク、および磁気ディスク用基板の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、結晶化ガラス製の磁気ディスク基
板が検討されている。結晶化ガラスにおいては、含有さ
れるアルカリ金属イオンのほとんどが結晶相中に存在し
ており、ガラスマトリックス中には微量しか存在しない
ために、アルカリ金属成分が溶出して磁性膜を腐食する
という問題は生じない。
板が検討されている。結晶化ガラスにおいては、含有さ
れるアルカリ金属イオンのほとんどが結晶相中に存在し
ており、ガラスマトリックス中には微量しか存在しない
ために、アルカリ金属成分が溶出して磁性膜を腐食する
という問題は生じない。
【0003】マルチメディア化の進展に伴い、特に画像
情報などの大容量の情報を、一層小型の磁気ディスク内
に記録したいとの要望が強くなり、磁気ディスクにおけ
る記録密度の一層の向上が求められるようになってき
た。この結果、特に磁気ディスクのリードライトゾーン
においては、中心線平均表面粗さ(Ra)を、10オン
グストローム以下の領域まで低下させることが求められ
ている。
情報などの大容量の情報を、一層小型の磁気ディスク内
に記録したいとの要望が強くなり、磁気ディスクにおけ
る記録密度の一層の向上が求められるようになってき
た。この結果、特に磁気ディスクのリードライトゾーン
においては、中心線平均表面粗さ(Ra)を、10オン
グストローム以下の領域まで低下させることが求められ
ている。
【0004】しかし、結晶化ガラスの場合には、結晶相
と非晶質相との硬度が相違している。このため、ポリッ
シング加工後においても、結晶相と非晶質相との間で不
可避的に微小な凹凸が発生してしまう。この結果、加工
面の中心線平均表面粗さを10オングストローム以下に
抑えることは困難であった。
と非晶質相との硬度が相違している。このため、ポリッ
シング加工後においても、結晶相と非晶質相との間で不
可避的に微小な凹凸が発生してしまう。この結果、加工
面の中心線平均表面粗さを10オングストローム以下に
抑えることは困難であった。
【0005】特開平9−208260号公報において
は、特定組成の特定のLi2 O−Al2 O3 −SiO2
系の結晶化ガラスからなる磁気ディスク基板を使用し、
これを精密研磨することによって、表面粗度が2−10
オングストロームの基板を得ようと試みている。
は、特定組成の特定のLi2 O−Al2 O3 −SiO2
系の結晶化ガラスからなる磁気ディスク基板を使用し、
これを精密研磨することによって、表面粗度が2−10
オングストロームの基板を得ようと試みている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、エンスタ
タイト相を主結晶相とする結晶化ガラスを、磁気ディス
ク用基板に対して適用することを検討した。このような
検討は従来は行われていなかった。本発明者は、この検
討の結果、磁気ディスク用基板に対して適用するのに
は、以下のような問題点があることを発見した。
タイト相を主結晶相とする結晶化ガラスを、磁気ディス
ク用基板に対して適用することを検討した。このような
検討は従来は行われていなかった。本発明者は、この検
討の結果、磁気ディスク用基板に対して適用するのに
は、以下のような問題点があることを発見した。
【0007】特許第2648673号公報では、エンス
タタイトを主結晶相とする高耐火性結晶化ガラスが開示
されている。しかし、ここで開示されている溶解条件
は、1650℃で16時間と高温であるので、ルツボの
内壁に白金を用いる、一般的な光学ガラスの溶解方法が
使用できない。この結果、結晶化ガラス中の脈理が消え
ず、ガラスを研磨した後に、盛り上がった表面欠陥
(凸)を作りやすく、磁気ディスク用途には向かない。
また、このガラスは、1200℃、特には1400℃以
上の高温条件で使用される結晶化ガラスである。
タタイトを主結晶相とする高耐火性結晶化ガラスが開示
されている。しかし、ここで開示されている溶解条件
は、1650℃で16時間と高温であるので、ルツボの
内壁に白金を用いる、一般的な光学ガラスの溶解方法が
使用できない。この結果、結晶化ガラス中の脈理が消え
ず、ガラスを研磨した後に、盛り上がった表面欠陥
(凸)を作りやすく、磁気ディスク用途には向かない。
また、このガラスは、1200℃、特には1400℃以
上の高温条件で使用される結晶化ガラスである。
【0008】特開平7−53238号公報では、溶解温
度が1550〜1600℃の、エンスタタイト相を主結
晶相とする透明な結晶化ガラスが開示されている。この
特許に開示されている結晶化ガラスは、特許第2648
673号公報と同じく、溶解温度が高いため、脈理のな
い結晶化ガラスが得られず、この結果、ガラスを研磨し
た後に、盛り上がった表面欠陥(凸)を作りやすく、磁
気ディスク用途には向かない。また、Zr,Y,Laと
いう、質量数の大きい元素群を多量に含むため、結晶化
ガラスの比重が大きくなるので、これを磁気ディスク用
基板の材料に適用すると、磁気ディスクを回転させるた
めのモーターの負荷が大きくなるため、磁気ディスク用
途に適さない。
度が1550〜1600℃の、エンスタタイト相を主結
晶相とする透明な結晶化ガラスが開示されている。この
特許に開示されている結晶化ガラスは、特許第2648
673号公報と同じく、溶解温度が高いため、脈理のな
い結晶化ガラスが得られず、この結果、ガラスを研磨し
た後に、盛り上がった表面欠陥(凸)を作りやすく、磁
気ディスク用途には向かない。また、Zr,Y,Laと
いう、質量数の大きい元素群を多量に含むため、結晶化
ガラスの比重が大きくなるので、これを磁気ディスク用
基板の材料に適用すると、磁気ディスクを回転させるた
めのモーターの負荷が大きくなるため、磁気ディスク用
途に適さない。
【0009】また、特開昭64−52632号公報で
は、1400〜1500℃で溶解可能な、エンスタタイ
ト相を析出する結晶化ガラスが開示されている。しか
し、この結晶化ガラスでは、エンスタタイト相とともに
ルチル相の存在が開示されている。ルチル相が存在する
と、精密研磨後の表面粗さが悪くなるので、前述の理由
から、磁気ディスク基板用途には明らかに適していな
い。本発明者が、独自の研究の結果、発見したところに
よると、SiO2 −Al2 O3 −MgO−TiO2 系結
晶化ガラスに、MgO以外のアルカリ土類を含有する
と、エンスタタイト相に加えてルチル相が析出しやすく
なることが分かっている。特開昭64−52632号公
報では、CaOを必須成分として含有しているために、
ルチル相が析出していると考えられる。
は、1400〜1500℃で溶解可能な、エンスタタイ
ト相を析出する結晶化ガラスが開示されている。しか
し、この結晶化ガラスでは、エンスタタイト相とともに
ルチル相の存在が開示されている。ルチル相が存在する
と、精密研磨後の表面粗さが悪くなるので、前述の理由
から、磁気ディスク基板用途には明らかに適していな
い。本発明者が、独自の研究の結果、発見したところに
よると、SiO2 −Al2 O3 −MgO−TiO2 系結
晶化ガラスに、MgO以外のアルカリ土類を含有する
と、エンスタタイト相に加えてルチル相が析出しやすく
なることが分かっている。特開昭64−52632号公
報では、CaOを必須成分として含有しているために、
ルチル相が析出していると考えられる。
【0010】本発明の課題は、磁気ディスク基板用結晶
化ガラスにおいて、磁気ディスク用基板を精密研磨加工
した後の中心線平均表面粗さRaを顕著に小さくできる
ようにすることである。
化ガラスにおいて、磁気ディスク用基板を精密研磨加工
した後の中心線平均表面粗さRaを顕著に小さくできる
ようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
基板用結晶化ガラスであって、結晶化ガラスの基本組成
がSiO2 :44〜52重量%、MgO:16〜25重
量%、Al2 O3 :13〜20重量%、TiO2 :10
〜15重量%、ZnO:1〜 8重量%、ZrO2 :0
〜5重量%、Li2 O:0〜3重量%、B2 O2 :0〜
3重量%、P2 O5 :0〜5重量%およびSb2 O3 :
0〜2重量%であり、結晶化ガラスの主結晶相がエンス
タタイト層であり、結晶化ガラスの結晶粒子の粒径が
0.01μm−0.1μmであることを特徴とする。
基板用結晶化ガラスであって、結晶化ガラスの基本組成
がSiO2 :44〜52重量%、MgO:16〜25重
量%、Al2 O3 :13〜20重量%、TiO2 :10
〜15重量%、ZnO:1〜 8重量%、ZrO2 :0
〜5重量%、Li2 O:0〜3重量%、B2 O2 :0〜
3重量%、P2 O5 :0〜5重量%およびSb2 O3 :
0〜2重量%であり、結晶化ガラスの主結晶相がエンス
タタイト層であり、結晶化ガラスの結晶粒子の粒径が
0.01μm−0.1μmであることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記のガラスからなる磁
気ディスク用基板であることを特徴とする。
気ディスク用基板であることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る磁気ディスクは、前記
の磁気ディスク用基板、その上に形成されている下地
膜、およびこの下地膜上の金属磁性層を備えていること
を特徴とする。
の磁気ディスク用基板、その上に形成されている下地
膜、およびこの下地膜上の金属磁性層を備えていること
を特徴とする。
【0014】また、本発明は、磁気ディスク基板用結晶
化ガラスを製造する方法であって、基本組成がSi
O2 :44〜52重量%、MgO:16〜25重量%、
Al2 O3 :13〜20重量%、TiO2 :10〜15
重量%、ZnO:1〜8重量%、ZrO2 :0〜5重量
%、Li2 O:0〜3重量%、B2 O2 :0〜3重量
%、P2 O5 :0〜5重量%およびSb2 O3 :0〜2
重量%である親ガラスを、(Tg−30)℃−(Tg)
℃(Tgは前記親ガラスのガラス転移温度である)の範
囲で、好ましくは1−4時間保持して核形成し、次いで
925℃〜1075℃で、好ましくは2−6時間保持し
て結晶化させることを特徴とする。
化ガラスを製造する方法であって、基本組成がSi
O2 :44〜52重量%、MgO:16〜25重量%、
Al2 O3 :13〜20重量%、TiO2 :10〜15
重量%、ZnO:1〜8重量%、ZrO2 :0〜5重量
%、Li2 O:0〜3重量%、B2 O2 :0〜3重量
%、P2 O5 :0〜5重量%およびSb2 O3 :0〜2
重量%である親ガラスを、(Tg−30)℃−(Tg)
℃(Tgは前記親ガラスのガラス転移温度である)の範
囲で、好ましくは1−4時間保持して核形成し、次いで
925℃〜1075℃で、好ましくは2−6時間保持し
て結晶化させることを特徴とする。
【0015】本発明の組成範囲の親ガラスは、溶解温度
を1400〜1500℃にすることができる。これは、
SiO2 −Al2 O3 −MgOの相図の液相温度の低い
領域に組成を限定していること、およびZnOの含有効
果によると考えられる。更に、Li2 O,B2 O3 ,P
2 O5 を添加することにより、親ガラスの溶解温度を1
300℃まで下げることができる。
を1400〜1500℃にすることができる。これは、
SiO2 −Al2 O3 −MgOの相図の液相温度の低い
領域に組成を限定していること、およびZnOの含有効
果によると考えられる。更に、Li2 O,B2 O3 ,P
2 O5 を添加することにより、親ガラスの溶解温度を1
300℃まで下げることができる。
【0016】SiO2 −Al2 O3 −MgO−TiO2
系結晶化ガラスは、高温時の粘性が低く、ガラス転移温
度が高く、液相温度が高いという特徴が知られている。
従って、磁気ディスク用のガラスの成形方法としては、
鋳込み成形、引き出し成形法が適している。しかし、Z
rO2 を含有させると親ガラスの粘性が高くなり、ダイ
レクトプレス成形法をとることが可能になる。ダイレク
トプレス成形法は、後加工が少なく、加工コストを低く
できる。
系結晶化ガラスは、高温時の粘性が低く、ガラス転移温
度が高く、液相温度が高いという特徴が知られている。
従って、磁気ディスク用のガラスの成形方法としては、
鋳込み成形、引き出し成形法が適している。しかし、Z
rO2 を含有させると親ガラスの粘性が高くなり、ダイ
レクトプレス成形法をとることが可能になる。ダイレク
トプレス成形法は、後加工が少なく、加工コストを低く
できる。
【0017】この親ガラスを925℃〜1075℃で、
好ましくは2〜6時間結晶化すると、MgO・SiO2
(エンスタタイト相)を主結晶相とする結晶化ガラスが
得られる。結晶化済みのガラスをHFでエッチングした
後、走査型顕微鏡で観察すると、エンスタタイトの結晶
は、0.01から0.1μmの大きさで存在しているこ
とを発見した。
好ましくは2〜6時間結晶化すると、MgO・SiO2
(エンスタタイト相)を主結晶相とする結晶化ガラスが
得られる。結晶化済みのガラスをHFでエッチングした
後、走査型顕微鏡で観察すると、エンスタタイトの結晶
は、0.01から0.1μmの大きさで存在しているこ
とを発見した。
【0018】特に、一般的に結晶化ガラスで実行されて
いる、ガラス転移温度Tg+20〜Tg+50℃の温度
で核形成した後に結晶化させるのではなく、ガラス転移
温度Tg−30〜Tg±0℃の範囲で核形成した後に結
晶化することによって、結晶粒径は0.01μmから
0.08μmまでに顕著に減少する。
いる、ガラス転移温度Tg+20〜Tg+50℃の温度
で核形成した後に結晶化させるのではなく、ガラス転移
温度Tg−30〜Tg±0℃の範囲で核形成した後に結
晶化することによって、結晶粒径は0.01μmから
0.08μmまでに顕著に減少する。
【0019】この結晶化済みの結晶化ガラスを精密研磨
すると、Raが8オングストローム以下、特には1〜6
オングストロームの平滑面を有する精密研磨体が得られ
る。これは、結晶粒径が微細であること、結晶化度が大
きいこと、結晶の間を埋めるガラスの層が薄いことによ
るものと考えられる。
すると、Raが8オングストローム以下、特には1〜6
オングストロームの平滑面を有する精密研磨体が得られ
る。これは、結晶粒径が微細であること、結晶化度が大
きいこと、結晶の間を埋めるガラスの層が薄いことによ
るものと考えられる。
【0020】X線回折法により、結晶化ガラスの結晶相
を同定すると、MgSiO3 (エンスタタイト相)の他
には、MgAl2 TiO3 O11,Mg2 Al6 Ti7 O
25(MAT),(Mg,Al)SiO3 (MAS1)、
ZnAl2 O4 (ガーナイト)等が見られることがあっ
た。
を同定すると、MgSiO3 (エンスタタイト相)の他
には、MgAl2 TiO3 O11,Mg2 Al6 Ti7 O
25(MAT),(Mg,Al)SiO3 (MAS1)、
ZnAl2 O4 (ガーナイト)等が見られることがあっ
た。
【0021】なお、Mg2 Al4 Si5 O18(コージェ
ライト相、インド石)、TiO2 (ルチル相)、MgO
Al2 O3 SiO2 (MAS2)が存在すると、精密研
磨後の表面粗さが劣化する傾向がある。
ライト相、インド石)、TiO2 (ルチル相)、MgO
Al2 O3 SiO2 (MAS2)が存在すると、精密研
磨後の表面粗さが劣化する傾向がある。
【0022】特に、Mg2 Al4 Si5 O18(コージェ
ライト相、インド石)は、結晶化温度が1100℃以上
になると、認められるようになる。また、MgOAl2
O3 SiO2 (MAS2)は、結晶化温度が900℃以
下になると、認められるようになる。従って、結晶化温
度は、925〜1075℃が特に好ましい。
ライト相、インド石)は、結晶化温度が1100℃以上
になると、認められるようになる。また、MgOAl2
O3 SiO2 (MAS2)は、結晶化温度が900℃以
下になると、認められるようになる。従って、結晶化温
度は、925〜1075℃が特に好ましい。
【0023】TiO2 (ルチル相)は、親ガラスにC
a,Sr、Baを含有させると、析出するようになる。
特に、Caはその効果が顕著である。従って、Mg以外
のアルカリ土類金属を含有させないことが特に好まし
い。
a,Sr、Baを含有させると、析出するようになる。
特に、Caはその効果が顕著である。従って、Mg以外
のアルカリ土類金属を含有させないことが特に好まし
い。
【0024】以下に、各結晶相の化学式、名称、JCP
DSカード番号、略称(表2−表6で後述する)を示
す。
DSカード番号、略称(表2−表6で後述する)を示
す。
【表1】
【0025】結晶化ガラスの結晶化率は、70%以上と
することが好ましい。なお、結晶相中で、エンスタタイ
ト相が主結晶相であるとは、X線回折法において、エン
ススタイト相のピーク強度が最も大きいことをいう。
することが好ましい。なお、結晶相中で、エンスタタイ
ト相が主結晶相であるとは、X線回折法において、エン
ススタイト相のピーク強度が最も大きいことをいう。
【0026】親ガラス中の各成分の比率について述べ
る。SiO2 の量は、44重量%以上とし、46重量%
以上とすることが特に好ましい。これによって、結晶化
後の粒子が微細化する。また、SiO2 を52重量%以
下(特に好ましくは50重量%以下)とすることによっ
て、親ガラスの溶解温度を低減でき、親ガラスの失透も
起こりにくい。
る。SiO2 の量は、44重量%以上とし、46重量%
以上とすることが特に好ましい。これによって、結晶化
後の粒子が微細化する。また、SiO2 を52重量%以
下(特に好ましくは50重量%以下)とすることによっ
て、親ガラスの溶解温度を低減でき、親ガラスの失透も
起こりにくい。
【0027】MgOの量を16重量%以上(特に好まし
くは18重量%以上)とすることによって、エンスタタ
イト相が得られ、親ガラスの溶解温度を低減できる。M
gOの量を25重量%以下(特に好ましくは22重量%
以下)とすることによって、ガラスの溶解温度を低減で
き、親ガラスの失透を防止できる。
くは18重量%以上)とすることによって、エンスタタ
イト相が得られ、親ガラスの溶解温度を低減できる。M
gOの量を25重量%以下(特に好ましくは22重量%
以下)とすることによって、ガラスの溶解温度を低減で
き、親ガラスの失透を防止できる。
【0028】Al2 O3 の量を13重量%以上(特に好
ましくは16重量%以上)とすることによって、ガラス
の溶解温度を低減できる。Al2 O3 の量を20重量%
以下(特に好ましくは19重量%以下)とすることによ
って、エンスタタイト相が得られ、親ガラスの溶解温度
を低減できる。
ましくは16重量%以上)とすることによって、ガラス
の溶解温度を低減できる。Al2 O3 の量を20重量%
以下(特に好ましくは19重量%以下)とすることによ
って、エンスタタイト相が得られ、親ガラスの溶解温度
を低減できる。
【0029】TiO2 の量を10重量%以上(特に好ま
しくは11重量%以上)とすることによって、結晶後の
粒子が微細化し易くなる。TiO2 の量を15重量%以
下(特に好ましくは13重量%以下)とすることによっ
て、親ガラスの失透を防止できる。
しくは11重量%以上)とすることによって、結晶後の
粒子が微細化し易くなる。TiO2 の量を15重量%以
下(特に好ましくは13重量%以下)とすることによっ
て、親ガラスの失透を防止できる。
【0030】ZnOの量を1重量%上(特に好ましくは
2重量%以上)とすることによって、親ガラスの溶解温
度が高くなる。ZnOの量を8重量%以下(特に好まし
くは5重量%以下)とすることによって、親ガラスの失
透を防止でき、ビッカース硬度を高くできる。
2重量%以上)とすることによって、親ガラスの溶解温
度が高くなる。ZnOの量を8重量%以下(特に好まし
くは5重量%以下)とすることによって、親ガラスの失
透を防止でき、ビッカース硬度を高くできる。
【0031】次に親ガラス中の任意成分について述べ
る。ZrO2 を添加することによって、ガラスの粘度を
調整できる。ZrO2 の量は、5重量%以下とし、4重
量%以下とすることが特に好ましい。これによって親ガ
ラスの粘度が過度に増大するのを防止できる。ZrO2
を添加する場合には、その量を0.5重量%以上とする
ことが好ましい。
る。ZrO2 を添加することによって、ガラスの粘度を
調整できる。ZrO2 の量は、5重量%以下とし、4重
量%以下とすることが特に好ましい。これによって親ガ
ラスの粘度が過度に増大するのを防止できる。ZrO2
を添加する場合には、その量を0.5重量%以上とする
ことが好ましい。
【0032】Li2 Oを添加することによって、親ガラ
スの溶解性が向上する。Li2 Oの量を3重量%以下
(特に好ましくは2重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。Li2 Oを添加する
場合には、その量を0.1重量%以上とすることが好ま
しい。
スの溶解性が向上する。Li2 Oの量を3重量%以下
(特に好ましくは2重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。Li2 Oを添加する
場合には、その量を0.1重量%以上とすることが好ま
しい。
【0033】B2 O3 を添加することによって、親ガラ
スの溶解性が向上する。B2 O3 の量を3重量%以下
(特に好ましくは2重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。B2 O3 を添加する
場合には、その量を0.5重量%以上とすることが好ま
しい。
スの溶解性が向上する。B2 O3 の量を3重量%以下
(特に好ましくは2重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。B2 O3 を添加する
場合には、その量を0.5重量%以上とすることが好ま
しい。
【0034】P2 O5 を添加することによって、親ガラ
スの溶解性が向上する。P2 O5 の量を5重量%以下
(特に好ましくは3重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。P2 O5 を添加する
場合には、その量を0.5重量%以上とすることが好ま
しい。
スの溶解性が向上する。P2 O5 の量を5重量%以下
(特に好ましくは3重量%以下)とすることによって、
結晶化後の結晶粒子が微細化する。P2 O5 を添加する
場合には、その量を0.5重量%以上とすることが好ま
しい。
【0035】Sb2 O3 はガラスの脱泡剤として作用す
る。Sb2 O3 の量は、2重量%以下(特に好ましくは
0.2−1.5重量%)で十分な効果がある。
る。Sb2 O3 の量は、2重量%以下(特に好ましくは
0.2−1.5重量%)で十分な効果がある。
【0036】親ガラスを製造する際には、上記の各金属
原子を含有する各原料を、上記の重量比率に該当するよ
うに混合し、この混合物を溶融させる。この原料として
は、各金属原子の酸化物、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、水
酸化物を例示することができる。また、親ガラスを熱処
理して結晶化させる際の雰囲気としては、大気雰囲気、
還元雰囲気、水蒸気雰囲気、加圧雰囲気等を選択するこ
とができる。
原子を含有する各原料を、上記の重量比率に該当するよ
うに混合し、この混合物を溶融させる。この原料として
は、各金属原子の酸化物、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、水
酸化物を例示することができる。また、親ガラスを熱処
理して結晶化させる際の雰囲気としては、大気雰囲気、
還元雰囲気、水蒸気雰囲気、加圧雰囲気等を選択するこ
とができる。
【0037】上記の結晶化ガラスからなる素材を、砥粒
によって精密研磨加工する工程では、いわゆるラッピン
グ、ポリッシング等、公知の精密研磨加工方法によって
研磨し、磁気ディスク基板を作製できる。また、本発明
の磁気ディスク基板の主面上には、下地処理層、磁性
膜、保護膜等を形成することができ、更に保護膜上に潤
滑剤を塗布することができる。
によって精密研磨加工する工程では、いわゆるラッピン
グ、ポリッシング等、公知の精密研磨加工方法によって
研磨し、磁気ディスク基板を作製できる。また、本発明
の磁気ディスク基板の主面上には、下地処理層、磁性
膜、保護膜等を形成することができ、更に保護膜上に潤
滑剤を塗布することができる。
【0038】
【実施例】[実験1] (親ガラスの作成)表2、表3、表4に示す、各種金属
酸化物の重量比になるように、各金属を含む化合物を混
合した。この混合物250gを、容積200ccの白金
製ルツボに入れ、1430℃で6時間熱処理し、溶融さ
せた。炉の温度を1300℃に低下させ、1300℃で
1時間保持した後、カーボン製の型にガラスの溶融物を
流しだし、成形した。これを700℃で1時間アニール
した後、徐冷して、親ガラスの円盤状成形体を得た。
酸化物の重量比になるように、各金属を含む化合物を混
合した。この混合物250gを、容積200ccの白金
製ルツボに入れ、1430℃で6時間熱処理し、溶融さ
せた。炉の温度を1300℃に低下させ、1300℃で
1時間保持した後、カーボン製の型にガラスの溶融物を
流しだし、成形した。これを700℃で1時間アニール
した後、徐冷して、親ガラスの円盤状成形体を得た。
【0039】この親ガラスの成形体から、寸法15mm
×15mm×厚さ0.85mm、寸法22mm×22m
m×厚さ0.85mm、寸法5mm×30mm×厚さ
0.85mm、寸法10mm×45mm×厚さ1.2m
mの、各板状試料を切り出した。なお、厚さ0.85
(mm)の板状試料、および厚さ1.2(mm)板状試
料の各両面は、#400の砥石で仕上げ加工した。
×15mm×厚さ0.85mm、寸法22mm×22m
m×厚さ0.85mm、寸法5mm×30mm×厚さ
0.85mm、寸法10mm×45mm×厚さ1.2m
mの、各板状試料を切り出した。なお、厚さ0.85
(mm)の板状試料、および厚さ1.2(mm)板状試
料の各両面は、#400の砥石で仕上げ加工した。
【0040】(ガラス転移温度の測定)寸法5mm×3
0mm×厚さ0.85mmの板状試料から、長さ20m
mの試験試料を切り出した。熱膨張率測定装置(マック
スサイエンス製「TD5000S」)で、試験試料の熱
膨張率を、室温−900℃の範囲で測定した。なお、こ
の熱膨張測定装置は、ガラスが屈伏した時点で、測定が
自動停止する機能を備えている。温度に対して、ガラス
の熱膨張曲線が偏曲する温度を、ガラス転移温度(T
g)とした。この値を表2−表4に示す。
0mm×厚さ0.85mmの板状試料から、長さ20m
mの試験試料を切り出した。熱膨張率測定装置(マック
スサイエンス製「TD5000S」)で、試験試料の熱
膨張率を、室温−900℃の範囲で測定した。なお、こ
の熱膨張測定装置は、ガラスが屈伏した時点で、測定が
自動停止する機能を備えている。温度に対して、ガラス
の熱膨張曲線が偏曲する温度を、ガラス転移温度(T
g)とした。この値を表2−表4に示す。
【0041】(結晶化ガラスの製造)各板状試料を、窒
素雰囲気中で、厚さ5mmのカーボン板に挟んだ状態で
結晶化させた。結晶化のスケジュールは、720℃の核
形成温度まで、300℃/時間で昇温し、720℃で2
時間保持し、720℃から1000℃まで300℃/時
間で昇温し、1000℃で4時間保持し、1000℃か
ら室温まで200℃/時間で降温した。
素雰囲気中で、厚さ5mmのカーボン板に挟んだ状態で
結晶化させた。結晶化のスケジュールは、720℃の核
形成温度まで、300℃/時間で昇温し、720℃で2
時間保持し、720℃から1000℃まで300℃/時
間で昇温し、1000℃で4時間保持し、1000℃か
ら室温まで200℃/時間で降温した。
【0042】(結晶相の同定、各結晶相の構成比率の計
算)銅のKα線を用い、X線回折装置(理学電機製「ガ
イガ−フレックス」:管電圧30kV、管電流20m
A)を使用して、結晶化の終わった寸法15mm×15
mmの板状試験試料の表面の結晶相を同定した。その
際、走査角度は、2θ=15〜40°で行った。検出さ
れた各結晶相を、表2−表4に示す。
算)銅のKα線を用い、X線回折装置(理学電機製「ガ
イガ−フレックス」:管電圧30kV、管電流20m
A)を使用して、結晶化の終わった寸法15mm×15
mmの板状試験試料の表面の結晶相を同定した。その
際、走査角度は、2θ=15〜40°で行った。検出さ
れた各結晶相を、表2−表4に示す。
【0043】実験番号1−1から1−15(本発明例)
においては、いずれの試料においても、主結晶相とし
て、エンスタタイト相(化学式MgO・SiO2 :JC
PDS No.19−0768:回折角度2θ=31.1
°)が析出していた。また、副結晶として、MAT(2
θ=25.9°)が析出しており、更に、MAS(2θ
=36.0°)またはガーナイト相(2θ=36.8
°)が観察された。
においては、いずれの試料においても、主結晶相とし
て、エンスタタイト相(化学式MgO・SiO2 :JC
PDS No.19−0768:回折角度2θ=31.1
°)が析出していた。また、副結晶として、MAT(2
θ=25.9°)が析出しており、更に、MAS(2θ
=36.0°)またはガーナイト相(2θ=36.8
°)が観察された。
【0044】表4の本発明外の実験番号1−21から1
−28においては、種々の結晶相が確認された。
−28においては、種々の結晶相が確認された。
【0045】(熱膨張係数の測定)結晶化の終わった、
寸法5mm×30mmの試料を切断して、長さ20mm
の測定試料を作成した。熱膨張率測定装置(マックサイ
エンス製「TD5030S」)で、試験試料の熱膨張率
を、−75℃〜110℃の範囲で測定した。25℃を基
準にして100℃までの熱膨張係数を計算した。この値
を表2−表4に示す。
寸法5mm×30mmの試料を切断して、長さ20mm
の測定試料を作成した。熱膨張率測定装置(マックサイ
エンス製「TD5030S」)で、試験試料の熱膨張率
を、−75℃〜110℃の範囲で測定した。25℃を基
準にして100℃までの熱膨張係数を計算した。この値
を表2−表4に示す。
【0046】(精密研磨加工後の平滑面におけるRaの
測定)結晶相の同定の終わった寸法15mm×15mm
の板状試料を、#700の研削砥石を使って、試料の厚
みが0.645mmになるまで精密研削加工した。次い
で、両面ポリッシュ盤を使って、粒径0.3μmの高純
度酸化ジルコニウム砥粒を使って、試料の厚さが0.6
35mmになるまでポリッシュ加工した。更に、粒径5
0オングストロームのコロイダルシリカ砥粒を使って、
2段階目のポリッシュ加工を行い、厚さ0.635mm
の精密研磨体を得た。
測定)結晶相の同定の終わった寸法15mm×15mm
の板状試料を、#700の研削砥石を使って、試料の厚
みが0.645mmになるまで精密研削加工した。次い
で、両面ポリッシュ盤を使って、粒径0.3μmの高純
度酸化ジルコニウム砥粒を使って、試料の厚さが0.6
35mmになるまでポリッシュ加工した。更に、粒径5
0オングストロームのコロイダルシリカ砥粒を使って、
2段階目のポリッシュ加工を行い、厚さ0.635mm
の精密研磨体を得た。
【0047】シリコン製のカンチレバー(共振周波数3
00kHz)を用いた、原子間力顕微鏡(PSI製「M
5」)のタッピングモードで、精密研磨体の表面の中心
線平均表面粗さ(Ra)を測定した。この値を表2−表
4に示す。
00kHz)を用いた、原子間力顕微鏡(PSI製「M
5」)のタッピングモードで、精密研磨体の表面の中心
線平均表面粗さ(Ra)を測定した。この値を表2−表
4に示す。
【0048】(微構造観察)各精密研磨体を、5%フッ
酸水溶液で10分間エッチングした後、走査型電子顕微
鏡で、結晶の大きさを観察した。観察された結晶粒径
を、表2−表4に示す。
酸水溶液で10分間エッチングした後、走査型電子顕微
鏡で、結晶の大きさを観察した。観察された結晶粒径
を、表2−表4に示す。
【0049】(抗折強度の測定)結晶化の終わった、寸
法22mm×22mmの板状試料を、寸法15mm×1
5mmの板状試料と同じ手順で、精密研磨した。その
後、寸法2mm×20mmの測定試料を切り出し、下ス
パン15mm、上スパン5mm、クロスヘッドスピード
0.5mm/minの条件で4点曲げ試験を行い、抗折
強度を求めた。
法22mm×22mmの板状試料を、寸法15mm×1
5mmの板状試料と同じ手順で、精密研磨した。その
後、寸法2mm×20mmの測定試料を切り出し、下ス
パン15mm、上スパン5mm、クロスヘッドスピード
0.5mm/minの条件で4点曲げ試験を行い、抗折
強度を求めた。
【0050】(ヤング率測定)結晶化の終わった、寸法
10mm×45mmの板状試料を、寸法15mm×15
mmの板状試料と同じ手順で、精密研磨した。その後、
寸法4mm×40mmの測定試料を切り出し、この試料
に歪みゲージを貼った上で、下スパン30mm、上スパ
ン10mm、クロスヘッドスピード0.5mm/min
の条件で4点曲げ試験を行い、荷重と変位の関係からヤ
ング率を計算した。
10mm×45mmの板状試料を、寸法15mm×15
mmの板状試料と同じ手順で、精密研磨した。その後、
寸法4mm×40mmの測定試料を切り出し、この試料
に歪みゲージを貼った上で、下スパン30mm、上スパ
ン10mm、クロスヘッドスピード0.5mm/min
の条件で4点曲げ試験を行い、荷重と変位の関係からヤ
ング率を計算した。
【0051】(ビッカース硬度の測定)精密研磨後の試
料について、マイクロビッカース硬度計を使用して、押
し込み圧1kgfでビッカース硬度を測定した。
料について、マイクロビッカース硬度計を使用して、押
し込み圧1kgfでビッカース硬度を測定した。
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】
【表4】
【0055】実験番号1−21においては、TiO2 の
量を9.0重量%にしたが、結晶粒径が0.2μm程度
であり、精密研磨後の表面粗さは10オングストローム
であった。TiO2 の量が10重量%を超えて増加する
と、結晶が微細化し、精密研磨後の表面粗さは、5オン
グストローム以下と著しく低下する。ただし、これが1
5重量%を越えると、親ガラスが失透しやすくなるた
め、TiO2量は、10〜15重量%とするべきであ
る。更に、本発明例の実験番号1−2〜1−15に示す
ように、11〜13重量%とすることが特に好ましい。
量を9.0重量%にしたが、結晶粒径が0.2μm程度
であり、精密研磨後の表面粗さは10オングストローム
であった。TiO2 の量が10重量%を超えて増加する
と、結晶が微細化し、精密研磨後の表面粗さは、5オン
グストローム以下と著しく低下する。ただし、これが1
5重量%を越えると、親ガラスが失透しやすくなるた
め、TiO2量は、10〜15重量%とするべきであ
る。更に、本発明例の実験番号1−2〜1−15に示す
ように、11〜13重量%とすることが特に好ましい。
【0056】実験番号1−3〜1−9の各例において
は、いずれの例でも、0.02〜0.07μmの粒径が
得られ、精密研磨後の表面粗さは、5オングストローム
以下になった。ここで、実施例1−3、1−4、1−
7、1−8と、SiO2 の量が減少するのにつれて、結
晶粒径がいったん減少し、再び増加している。また、実
施例1−3の(SiO2 が51.8重量%)は、親ガラ
スが若干失透しやすい傾向があった。従って、SiO2
量に関しては、44〜52重量%とすべきであり、46
〜50重量%が特に好ましい。
は、いずれの例でも、0.02〜0.07μmの粒径が
得られ、精密研磨後の表面粗さは、5オングストローム
以下になった。ここで、実施例1−3、1−4、1−
7、1−8と、SiO2 の量が減少するのにつれて、結
晶粒径がいったん減少し、再び増加している。また、実
施例1−3の(SiO2 が51.8重量%)は、親ガラ
スが若干失透しやすい傾向があった。従って、SiO2
量に関しては、44〜52重量%とすべきであり、46
〜50重量%が特に好ましい。
【0057】実験番号1−10〜15においては、必須
成分以外に、Li2 O、K2 O、B2 O3 、P2 O5 、
ZrO2 を含有させた。これらの例でも、いずれもエン
スタタイト相を主結晶相とする結晶化ガラスが得られ
た。K2 Oを含有させると、若干結晶粒子が大きくなる
傾向があるので、K2 O以外の含有が好ましい。また、
実験番号1−1〜1−15においては、いずれも脈理に
起因する凸部などは観測されなかった。
成分以外に、Li2 O、K2 O、B2 O3 、P2 O5 、
ZrO2 を含有させた。これらの例でも、いずれもエン
スタタイト相を主結晶相とする結晶化ガラスが得られ
た。K2 Oを含有させると、若干結晶粒子が大きくなる
傾向があるので、K2 O以外の含有が好ましい。また、
実験番号1−1〜1−15においては、いずれも脈理に
起因する凸部などは観測されなかった。
【0058】本発明外の実験番号1−22〜1−25に
おいては、SiO2 、Al2 O3 、MgO、TiO2 の
少なくとも1つの成分比率が、本発明の請求項1の範囲
から外れている。これらの実験番号では、結晶化後の主
結晶相が、エンスタタイト相にならなかった。これらの
結晶を主結晶としたガラスは結晶粒径が大きく、精密研
磨後に10オングストローム以下の表面粗さを得ること
ができなかった。
おいては、SiO2 、Al2 O3 、MgO、TiO2 の
少なくとも1つの成分比率が、本発明の請求項1の範囲
から外れている。これらの実験番号では、結晶化後の主
結晶相が、エンスタタイト相にならなかった。これらの
結晶を主結晶としたガラスは結晶粒径が大きく、精密研
磨後に10オングストローム以下の表面粗さを得ること
ができなかった。
【0059】図1に、本発明内の実験番号1−4の試料
のセラミックス構造の走査型電子顕微鏡写真を示す。図
2に、本発明内の実験番号1−7のセラミックス構造の
走査型電子顕微鏡写真を示す。いずれも、極めて微細な
粒子が観察される。図3に、本発明外の実験番号1−2
1の微構造のセラミックス組織の走査型電子顕微鏡写真
を示す。図1、2に比べると、粗大な粒子が観察され
る。
のセラミックス構造の走査型電子顕微鏡写真を示す。図
2に、本発明内の実験番号1−7のセラミックス構造の
走査型電子顕微鏡写真を示す。いずれも、極めて微細な
粒子が観察される。図3に、本発明外の実験番号1−2
1の微構造のセラミックス組織の走査型電子顕微鏡写真
を示す。図1、2に比べると、粗大な粒子が観察され
る。
【0060】また、本発明内の実験番号1−4、1−
7、本発明外の実験番号1−23の各試料のビッカース
硬度を測定した。この結果、1−4では910であり、
1−7では975であり、1−23では、780であっ
た。
7、本発明外の実験番号1−23の各試料のビッカース
硬度を測定した。この結果、1−4では910であり、
1−7では975であり、1−23では、780であっ
た。
【0061】また、本発明内の実験番号1−4、1−
7、本発明外の実験番号1−23の各試料のヤング率を
測定した。この結果、1−4では126であり、1−7
では137であり、比較例1−3では111であった。
7、本発明外の実験番号1−23の各試料のヤング率を
測定した。この結果、1−4では126であり、1−7
では137であり、比較例1−3では111であった。
【0062】[実験2]表2の実験番号1−7の組成の
親ガラスの成形体を、実験1と同様にして作製し、この
親ガラスを、実験1と同様にして結晶化させた。この
際、核形成条件は、715℃で2時間とし、結晶化温度
を、表5に示すように変化させた。ただし、各結晶化温
度における保持時間は、すべて4時間で行った。昇温速
度、降温速度は、実験1と同じ条件とした。
親ガラスの成形体を、実験1と同様にして作製し、この
親ガラスを、実験1と同様にして結晶化させた。この
際、核形成条件は、715℃で2時間とし、結晶化温度
を、表5に示すように変化させた。ただし、各結晶化温
度における保持時間は、すべて4時間で行った。昇温速
度、降温速度は、実験1と同じ条件とした。
【0063】実験1と同様に、結晶相の同定、Raの測
定、微構造の観察、熱膨張係数の測定を行った。結果を
表5に示す。
定、微構造の観察、熱膨張係数の測定を行った。結果を
表5に示す。
【0064】
【表5】
【0065】本発明の方法外の実験番号2−1では、結
晶化温度が900℃である。主結晶相は、エンスタタイ
ト相であるが、副結晶相として、2θ=24.1°に回
折ピークのある「MAS2」が出ている。この時の微構
造写真を図4に示す。粒径0.1μm以上の粒子が見ら
れる。そのため、精密研磨後の表面粗さは、9オングス
トロームと大きい。
晶化温度が900℃である。主結晶相は、エンスタタイ
ト相であるが、副結晶相として、2θ=24.1°に回
折ピークのある「MAS2」が出ている。この時の微構
造写真を図4に示す。粒径0.1μm以上の粒子が見ら
れる。そのため、精密研磨後の表面粗さは、9オングス
トロームと大きい。
【0066】本発明の方法内の実験番号2−2、2−
3、2−4に示すように、結晶化温度が950℃以上に
なると、MAS2の結晶相は析出せず、極めて微細な結
晶が得られ、表面粗さも良好になる。
3、2−4に示すように、結晶化温度が950℃以上に
なると、MAS2の結晶相は析出せず、極めて微細な結
晶が得られ、表面粗さも良好になる。
【0067】本発明の方法外の実験番号2−5、2−6
では、結晶化温度が1100℃以上であるが、インディ
アライトの結晶が析出し始める。この結晶は粗大粒子を
作るため、表面粗さを劣化させる。なお、インディアラ
イトとは、αコーディエライトのことである。
では、結晶化温度が1100℃以上であるが、インディ
アライトの結晶が析出し始める。この結晶は粗大粒子を
作るため、表面粗さを劣化させる。なお、インディアラ
イトとは、αコーディエライトのことである。
【0068】従って、結晶化温度は、925℃〜107
5℃とすべきであり、更に好ましくは950℃〜105
0℃である。
5℃とすべきであり、更に好ましくは950℃〜105
0℃である。
【0069】(実験3)実験1における実験番号1−4
の組成の親ガラスの成形体を、実験1と同様に作製し、
実験1と同様に結晶化させた。この際、核形成条件を、
表6に示すように変化させた。核形成温度における保持
時間は、2時間とした。その後、1000℃で4時間結
晶化させた。昇温速度、降温速度は、実験1と同じにし
た。
の組成の親ガラスの成形体を、実験1と同様に作製し、
実験1と同様に結晶化させた。この際、核形成条件を、
表6に示すように変化させた。核形成温度における保持
時間は、2時間とした。その後、1000℃で4時間結
晶化させた。昇温速度、降温速度は、実験1と同じにし
た。
【0070】実験1と同様に、結晶相の同定、表面粗さ
の測定、微構造の観察を行った。結果を表6に示す。
の測定、微構造の観察を行った。結果を表6に示す。
【0071】
【表6】
【0072】核形成温度が上がるにつれて、エンスタタ
イトに対する「MAT」相の比率が大きくなる。本発明
外の実験番号3−3では、一般の結晶化ガラスで行われ
るのと同じように、ガラス転移温度Tg+26℃で核形
成させた。図5に、実験番号3−3の試料の微構造のセ
ラミックス組織の写真を示す。0.5μmの粗大粒子が
見られる。このため、切蜜研磨後の表面粗さが悪くなっ
ている。
イトに対する「MAT」相の比率が大きくなる。本発明
外の実験番号3−3では、一般の結晶化ガラスで行われ
るのと同じように、ガラス転移温度Tg+26℃で核形
成させた。図5に、実験番号3−3の試料の微構造のセ
ラミックス組織の写真を示す。0.5μmの粗大粒子が
見られる。このため、切蜜研磨後の表面粗さが悪くなっ
ている。
【0073】本発明内の実験番号3−1、3−2では、
いずれも粒径0.1μm以下の結晶が観測され、精密研
磨加工後のRaは5オングストローム以下になってい
る。従って、核形成温度は、Tg−30〜Tg±0℃と
すべきであり、更に好ましくは、Tg−30〜Tg−1
0℃とする。
いずれも粒径0.1μm以下の結晶が観測され、精密研
磨加工後のRaは5オングストローム以下になってい
る。従って、核形成温度は、Tg−30〜Tg±0℃と
すべきであり、更に好ましくは、Tg−30〜Tg−1
0℃とする。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、磁
気ディスク基板用結晶化ガラスにおいて、磁気ディスク
用基板を精密研磨加工した後の中心線平均表面粗さRa
を顕著に小さくできるようにし、また精密研磨加工後
に、結晶化ガラス中の脈理に起因する表面欠陥(凸部)
が生じないようにできる。
気ディスク基板用結晶化ガラスにおいて、磁気ディスク
用基板を精密研磨加工した後の中心線平均表面粗さRa
を顕著に小さくできるようにし、また精密研磨加工後
に、結晶化ガラス中の脈理に起因する表面欠陥(凸部)
が生じないようにできる。
【図1】本発明内の実験番号1−4の試料のセラミック
ス構造の走査型電子顕微鏡写真を示す。
ス構造の走査型電子顕微鏡写真を示す。
【図2】本発明内の実験番号1−7の試料のセラミック
ス構造の走査型電子顕微鏡写真を示す。
ス構造の走査型電子顕微鏡写真を示す。
【図3】本発明外の実験番号1−21の試料のセラミッ
クス組織の走査型電子顕微鏡写真を示す。
クス組織の走査型電子顕微鏡写真を示す。
【図4】本発明の方法外の実験番号2−1の試料のセラ
ミックス組織の走査型電子顕微鏡写真を示す。
ミックス組織の走査型電子顕微鏡写真を示す。
【図5】本発明の方法外の実験番号3−3の試料のセラ
ミックス組織の写真を示す。
ミックス組織の写真を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】磁気ディスク基板用結晶化ガラスであっ
て、この結晶化ガラスの基本組成がSiO2 :44〜5
2重量%、MgO:16〜25重量%、Al2 O3:1
3〜20重量%、TiO2 :10〜15重量%、Zn
O:1〜 8重量%、ZrO2 :0〜5重量%、Li2
O:0〜3重量%、B2 O2 :0〜3重量%、P
2 O5 :0〜5重量%およびSb2 O3 :0〜2重量%
であり、前記結晶化ガラスの主結晶相がエンスタタイト
相であり、前記結晶化ガラスの結晶粒子の粒径が0.0
1μm−0.1μmであることを特徴とする、磁気ディ
スク基板用結晶化ガラス。 - 【請求項2】ビッカース硬度が860〜1100であ
る、請求項1記載の磁気ディスク基板用結晶化ガラス。 - 【請求項3】精密研磨加工後の中心線平均表面粗さRa
が1〜6オングストロームであることを特徴とする、請
求項1または2の磁気ディスク基板用結晶化ガラス。 - 【請求項4】25〜100℃における熱膨張係数が60
〜85×10-7/kであることを特徴とする、請求項1
−3のいずれか一つの請求項に記載の磁気ディスク基板
用結晶化ガラス。 - 【請求項5】前記磁気ディスク基板用結晶化ガラスの前
記基本組成が、SiO2:46〜50重量%、MgO:
18〜22重量%、Al2 O3 :16〜19重量%、T
iO2 :11〜13重量%、ZnO:2〜5%、ZrO
2 :0〜4重量%、Li2 O:0〜2%、B2 O2 :0
〜2重量%、P2 O5 :0〜3重量%、Sb2 O3 :
0.2〜1.5重量%であることを特徴とする、請求項
1−4のいずれか一つの請求項に記載の磁気ディスク基
板用結晶化ガラス。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか一つの請求項に記
載の磁気ディスク基板用結晶化ガラスからなる磁気ディ
スク用基板であることを特徴とする、磁気ディスク用基
板。 - 【請求項7】請求項6記載の磁気ディスク用基板、前記
磁気ディスク用基板上に形成されている下地膜、および
この下地膜上の金属磁性層を備えていることを特徴とす
る、磁気ディスク。 - 【請求項8】磁気ディスク基板用結晶化ガラスを製造す
る方法であって、基本組成がSiO2 :44〜52重量
%、MgO:16〜25重量%、Al2 O3 :13〜2
0重量%、TiO2 :10〜15重量%、ZnO:1〜
8重量%、ZrO2 :0〜5重量%、Li2 O:0〜
3重量%、B2 O2 :0〜3重量%、P2O5 :0〜5
重量%およびSb2 O3 :0〜2重量%である親ガラス
を、(Tg−30)℃−(Tg)℃(Tgは前記親ガラ
スのガラス転移温度である)の範囲で保持して核形成
し、次いで925℃〜1075℃で保持して結晶化させ
ることを特徴とする、磁気ディスク基板用結晶化ガラス
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9985298A JPH11278865A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク用基板、磁気ディスクおよび磁気ディスク基板用結晶化ガラスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9985298A JPH11278865A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク用基板、磁気ディスクおよび磁気ディスク基板用結晶化ガラスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278865A true JPH11278865A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14258343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9985298A Withdrawn JPH11278865A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 磁気ディスク基板用結晶化ガラス、磁気ディスク用基板、磁気ディスクおよび磁気ディスク基板用結晶化ガラスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11278865A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2025061251A (ja) * | 2019-12-13 | 2025-04-10 | Hoya株式会社 | 磁気記録媒体基板用または磁気記録再生装置用ガラススペーサ用のガラス、磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP9985298A patent/JPH11278865A/ja not_active Withdrawn
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