JPH1127899A - リニアアクチュエータ - Google Patents
リニアアクチュエータInfo
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- JPH1127899A JPH1127899A JP17500197A JP17500197A JPH1127899A JP H1127899 A JPH1127899 A JP H1127899A JP 17500197 A JP17500197 A JP 17500197A JP 17500197 A JP17500197 A JP 17500197A JP H1127899 A JPH1127899 A JP H1127899A
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- gear
- moving body
- screw shaft
- linear actuator
- rotating shaft
- Prior art date
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価な構成でモータの過負荷を防止できるリ
ニアアクチュエータを得る。 【解決手段】 スクリューシャフト86にはピン102
が設けられており、ギヤ56の係合溝76へ入り込んで
いる。ギヤ56が回転すると係合溝76がピン102を
押圧して回転させ、これにより、スクリューシャフト8
6が回転してナット104を介してピストン112がス
ライドする。また、スクリューシャフト86の回転によ
りピストン112が縮まる方向へスライドする際に、逆
方向の力が作用してナット104のスライドが停止され
ると、スクリューシャフト86が回転しつつスライドし
てピン102が係合溝76から離脱する。これにより、
ギヤ56の回転力がスクリューシャフト86へ伝わらな
くなり、スクリューシャフト86の回転が停止され、ピ
ストン112の移動が停止される。
ニアアクチュエータを得る。 【解決手段】 スクリューシャフト86にはピン102
が設けられており、ギヤ56の係合溝76へ入り込んで
いる。ギヤ56が回転すると係合溝76がピン102を
押圧して回転させ、これにより、スクリューシャフト8
6が回転してナット104を介してピストン112がス
ライドする。また、スクリューシャフト86の回転によ
りピストン112が縮まる方向へスライドする際に、逆
方向の力が作用してナット104のスライドが停止され
ると、スクリューシャフト86が回転しつつスライドし
てピン102が係合溝76から離脱する。これにより、
ギヤ56の回転力がスクリューシャフト86へ伝わらな
くなり、スクリューシャフト86の回転が停止され、ピ
ストン112の移動が停止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人を乗せる家具、
例えば、椅子や介護用ベッド等における背もたれやレッ
グレスト等の旋回用として用いられるリニアアクチュエ
ータに関する。
例えば、椅子や介護用ベッド等における背もたれやレッ
グレスト等の旋回用として用いられるリニアアクチュエ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】理髪店や美容室等で用いられる椅子は、
通常、着席した人間の背中を支持する背もたれや、下腿
部を支持するレッグレストが上下方向へ向けて旋回して
通常の着席姿勢と仰向け姿勢とを変更できるようになっ
ている。
通常、着席した人間の背中を支持する背もたれや、下腿
部を支持するレッグレストが上下方向へ向けて旋回して
通常の着席姿勢と仰向け姿勢とを変更できるようになっ
ている。
【0003】また、このような背もたれやレッグレスト
の旋回用には、これまで油圧シリンダが適用されていた
が、油圧シリンダには上下回動の速度調整ができず、定
期的なメンテナンスが必要のうえ、メンテナンス際に油
が漏れる等の欠点がある。そこで、近年では油圧シリン
ダに代えてモータの回転力によってピストンロッドが往
復移動するリニアアクチュエータを適用することが考え
られている。
の旋回用には、これまで油圧シリンダが適用されていた
が、油圧シリンダには上下回動の速度調整ができず、定
期的なメンテナンスが必要のうえ、メンテナンス際に油
が漏れる等の欠点がある。そこで、近年では油圧シリン
ダに代えてモータの回転力によってピストンロッドが往
復移動するリニアアクチュエータを適用することが考え
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
椅子で、例えば、上方へ旋回したレッグレストの下側に
障害物が置かれた状態でレッグレストを下方へ旋回させ
ると、レッグレストが障害物に当接し、障害物からの反
力によってモータが過負荷の状態となってしまう可能性
がある。
椅子で、例えば、上方へ旋回したレッグレストの下側に
障害物が置かれた状態でレッグレストを下方へ旋回させ
ると、レッグレストが障害物に当接し、障害物からの反
力によってモータが過負荷の状態となってしまう可能性
がある。
【0005】このような問題は、例えば、圧力センサ等
の障害物検知センサをレッグレストに設けて、レッグレ
ストが障害物に当接したことをセンサが検知した場合に
はモータを停止させる構成とすることで解決可能である
が、このようなセンサは高価でコスト高となってしま
う。
の障害物検知センサをレッグレストに設けて、レッグレ
ストが障害物に当接したことをセンサが検知した場合に
はモータを停止させる構成とすることで解決可能である
が、このようなセンサは高価でコスト高となってしま
う。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、安価な構成で
モータの過負荷を防止できるリニアアクチュエータを得
ることが目的である。
モータの過負荷を防止できるリニアアクチュエータを得
ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のリニアア
クチュエータは、可倒式の椅子の背もたれやレッグレス
ト或いは介護用ベッドの寝台の旋回駆動等に用いられる
リニアアクチュエータであって、モータの駆動力によっ
て回転する回転軸と、前記回転軸の回転力を受けて略直
線的に移動して前記荷重支持部を変位させる移動体と、
前記回転軸と移動体とを連結すると共に、移動する前記
移動体に当該移動方向とは略反対方向の荷重が作用した
際に前記連結を解除するクラッチ手段と、を備えること
を特徴としている。
クチュエータは、可倒式の椅子の背もたれやレッグレス
ト或いは介護用ベッドの寝台の旋回駆動等に用いられる
リニアアクチュエータであって、モータの駆動力によっ
て回転する回転軸と、前記回転軸の回転力を受けて略直
線的に移動して前記荷重支持部を変位させる移動体と、
前記回転軸と移動体とを連結すると共に、移動する前記
移動体に当該移動方向とは略反対方向の荷重が作用した
際に前記連結を解除するクラッチ手段と、を備えること
を特徴としている。
【0008】上記構成のリニアアクチュエータによれ
ば、回転軸の回転力により移動する移動体に移動方向と
は略反対方向の荷重が作用した場合、例えば、移動体の
移動方向側、又は、移動体に直接或いは間接的に連結さ
れた可倒式の椅子の背もたれやレッグレスト或いは介護
用ベッドの寝台等の可動部の移動方向側に障害物が存在
し、この障害物に移動体や可動部が当接してモータの駆
動力により押圧し、その押圧反力が移動体に作用した場
合には、クラッチ手段による回転軸と移動体との連結が
解除される。これにより、回転軸の回転力が移動体へ伝
達されなくなり移動体が停止する。この状態では、モー
タは駆動しているものの、その駆動力が移動体へ伝達さ
れないため、モータの駆動力によって移動体が障害物を
押圧することはなく、これに伴って、それまでのモータ
の駆動力に応じた障害物からの反力も解消される。この
ため、モータの過負荷を防止できる。
ば、回転軸の回転力により移動する移動体に移動方向と
は略反対方向の荷重が作用した場合、例えば、移動体の
移動方向側、又は、移動体に直接或いは間接的に連結さ
れた可倒式の椅子の背もたれやレッグレスト或いは介護
用ベッドの寝台等の可動部の移動方向側に障害物が存在
し、この障害物に移動体や可動部が当接してモータの駆
動力により押圧し、その押圧反力が移動体に作用した場
合には、クラッチ手段による回転軸と移動体との連結が
解除される。これにより、回転軸の回転力が移動体へ伝
達されなくなり移動体が停止する。この状態では、モー
タは駆動しているものの、その駆動力が移動体へ伝達さ
れないため、モータの駆動力によって移動体が障害物を
押圧することはなく、これに伴って、それまでのモータ
の駆動力に応じた障害物からの反力も解消される。この
ため、モータの過負荷を防止できる。
【0009】なお、本発明におけるクラッチ手段は、機
械的な接触によって回転軸と移動体を連結する構成であ
ればよく、その態様は噛み合いクラッチでもよいし、摩
擦クラッチでもよい。
械的な接触によって回転軸と移動体を連結する構成であ
ればよく、その態様は噛み合いクラッチでもよいし、摩
擦クラッチでもよい。
【0010】また、本発明においては、クラッチ手段に
よって回転軸から移動体へ回転力を伝達し、又は、回転
力を遮断できればよい。したがって、回転軸及び移動体
の少なくとも何れか一方とクラッチ手段とを直接連結し
てもよく、また、回転軸及び移動体の少なくとも何れか
一方と、クラッチ手段との間にギヤ等の駆動力伝達手段
を介在させて間接的に連結してもよい。
よって回転軸から移動体へ回転力を伝達し、又は、回転
力を遮断できればよい。したがって、回転軸及び移動体
の少なくとも何れか一方とクラッチ手段とを直接連結し
てもよく、また、回転軸及び移動体の少なくとも何れか
一方と、クラッチ手段との間にギヤ等の駆動力伝達手段
を介在させて間接的に連結してもよい。
【0011】請求項2記載のリニアアクチュエータは、
請求項1記載のリニアアクチュエータにおいて、前記ク
ラッチ手段は、前記回転軸及び前記移動体の何れか一方
の側に設けられた被係合体と、前記回転軸及び前記移動
体の何れか他方の側に設けられると共に、前記移動体に
作用する前記移動体の特定の移動方向と略同一方向の荷
重によって前記被係合体へ係合し、作用方向が前記略同
一方向の荷重とは略反対方向で且つ前記略同一方向の荷
重を上回る荷重が前記移動体に作用した場合には前記係
合体から離脱する係合体と、を備えることを特徴として
いる。
請求項1記載のリニアアクチュエータにおいて、前記ク
ラッチ手段は、前記回転軸及び前記移動体の何れか一方
の側に設けられた被係合体と、前記回転軸及び前記移動
体の何れか他方の側に設けられると共に、前記移動体に
作用する前記移動体の特定の移動方向と略同一方向の荷
重によって前記被係合体へ係合し、作用方向が前記略同
一方向の荷重とは略反対方向で且つ前記略同一方向の荷
重を上回る荷重が前記移動体に作用した場合には前記係
合体から離脱する係合体と、を備えることを特徴として
いる。
【0012】上記構成のリニアアクチュエータでは、移
動体の特定の移動方向と略同一方向の荷重が移動体に作
用することにより、係合体が被係合体へ係合して回転軸
と移動体とが連結される。これにより、回転軸の回転力
(すなわち、モータの駆動力)が移動体へ伝えられ移動
体が移動する。
動体の特定の移動方向と略同一方向の荷重が移動体に作
用することにより、係合体が被係合体へ係合して回転軸
と移動体とが連結される。これにより、回転軸の回転力
(すなわち、モータの駆動力)が移動体へ伝えられ移動
体が移動する。
【0013】ここで、移動体に作用する前記略同一方向
の荷重を上回ってこの荷重とは略反対方向の荷重が移動
体に作用すると、係合体が被係合体から離脱して係合が
解除される。これによって、回転軸と移動体との連結が
解除され、回転軸の回転力が移動体へ伝達されなくなり
移動体が停止する。この状態では、モータは駆動してい
るものの、その駆動力が移動体へ伝達されず、これに伴
ってこの駆動力に応じた障害物等からの反力も解消され
るため、モータの過負荷を防止できる。
の荷重を上回ってこの荷重とは略反対方向の荷重が移動
体に作用すると、係合体が被係合体から離脱して係合が
解除される。これによって、回転軸と移動体との連結が
解除され、回転軸の回転力が移動体へ伝達されなくなり
移動体が停止する。この状態では、モータは駆動してい
るものの、その駆動力が移動体へ伝達されず、これに伴
ってこの駆動力に応じた障害物等からの反力も解消され
るため、モータの過負荷を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に図1〜図5を用いて本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0015】図5にはリニアアクチュエータ10を適用
した椅子20の側面図が示されている。この図に示され
るように、椅子20は、ボルト等(図示省略)によって
家屋の床21等に固定されたベース板22を備えてお
り、ベース板22には上下方向を長手方向として配置さ
れた支柱24が設けられている。この支柱24の上端部
には、革や合成皮革、布等のシート材によって形成され
た偏平袋状の袋体の内部にスプリングやクッション材等
の緩衝材が収容された座部26が固定されており着座用
とされている。
した椅子20の側面図が示されている。この図に示され
るように、椅子20は、ボルト等(図示省略)によって
家屋の床21等に固定されたベース板22を備えてお
り、ベース板22には上下方向を長手方向として配置さ
れた支柱24が設けられている。この支柱24の上端部
には、革や合成皮革、布等のシート材によって形成され
た偏平袋状の袋体の内部にスプリングやクッション材等
の緩衝材が収容された座部26が固定されており着座用
とされている。
【0016】この座部26の周端部の一部には逆『く』
の字形状に湾曲された棒状又はパイプ状或いは板状の連
結部材28を介して背もたれ部30が連結されており、
座部26に着席した人の上半身の体重を後方(図5の矢
印A方向)から支持できるようになっている。この背も
たれ部30も座部26と同様に、革や合成皮革、布等に
よって偏平袋状に形成された袋体を備えており、この袋
体の内部にスプリングやクッション材等の緩衝材が収容
されている。
の字形状に湾曲された棒状又はパイプ状或いは板状の連
結部材28を介して背もたれ部30が連結されており、
座部26に着席した人の上半身の体重を後方(図5の矢
印A方向)から支持できるようになっている。この背も
たれ部30も座部26と同様に、革や合成皮革、布等に
よって偏平袋状に形成された袋体を備えており、この袋
体の内部にスプリングやクッション材等の緩衝材が収容
されている。
【0017】一方、支柱24を介して背もたれ部30と
は反対側にはレッグレスト32が設けられている。この
レッグレスト32はヒンジ34を介してヒンジ34周り
に旋回可能に支柱24へ連結されており、座部26に着
席した人の下腿部を後方(図5の矢印A方向)から支持
できるようになっている。
は反対側にはレッグレスト32が設けられている。この
レッグレスト32はヒンジ34を介してヒンジ34周り
に旋回可能に支柱24へ連結されており、座部26に着
席した人の下腿部を後方(図5の矢印A方向)から支持
できるようになっている。
【0018】また、支柱24の上端側にはリニアアクチ
ュエータ10が設けられている。ここで、図1にはリニ
アアクチュエータ10を拡大した側面図が示されてい
る。この図に示されるように、リニアアクチュエータ1
0はギヤハウジング42を備えている。このギヤハウジ
ング42の外周部には透孔(図示省略)が形成された固
定部44が形成されており、この固定部44の透孔を貫
通したジョイント46を支柱24へ固定することによっ
てギヤハウジング42がジョイント46周り(図1の矢
印B方向)に旋回可能に軸支される。
ュエータ10が設けられている。ここで、図1にはリニ
アアクチュエータ10を拡大した側面図が示されてい
る。この図に示されるように、リニアアクチュエータ1
0はギヤハウジング42を備えている。このギヤハウジ
ング42の外周部には透孔(図示省略)が形成された固
定部44が形成されており、この固定部44の透孔を貫
通したジョイント46を支柱24へ固定することによっ
てギヤハウジング42がジョイント46周り(図1の矢
印B方向)に旋回可能に軸支される。
【0019】また、このギヤハウジング42にはモータ
取付部48が形成されており、モータ50の回転軸52
側がギヤハウジング42の内側に入り込んだ状態でネジ
等の固定手段(図示省略)によって固定されている。こ
のモータ50はケーブル等の接続手段を介してモータ5
0の正転駆動、逆転駆動、停止、及び駆動速度等を制御
する制御装置へ電気的に接続され、更に電源(何れも図
示省略)へ電気的に接続されている。
取付部48が形成されており、モータ50の回転軸52
側がギヤハウジング42の内側に入り込んだ状態でネジ
等の固定手段(図示省略)によって固定されている。こ
のモータ50はケーブル等の接続手段を介してモータ5
0の正転駆動、逆転駆動、停止、及び駆動速度等を制御
する制御装置へ電気的に接続され、更に電源(何れも図
示省略)へ電気的に接続されている。
【0020】ギヤハウジング42の内部には複数のギヤ
54、56が配置されている。ギヤ54は、回転軸52
の先端部に固定されたギヤ58よりも歯数が多く形成さ
れてギヤ58へ噛み合わされた大径ギヤ部60と、この
大径ギヤ部60よりも小径で歯数が少なくしかも大径ギ
ヤ部60と同軸的且つ一体に形成された小径ギヤ部62
とによって構成されており、大径ギヤ部60及び小径ギ
ヤ部62の中心を貫通して両端がギヤハウジング42の
内壁部に形成された軸受部64に支持されたシャフト6
6に回転自在に軸支されている。
54、56が配置されている。ギヤ54は、回転軸52
の先端部に固定されたギヤ58よりも歯数が多く形成さ
れてギヤ58へ噛み合わされた大径ギヤ部60と、この
大径ギヤ部60よりも小径で歯数が少なくしかも大径ギ
ヤ部60と同軸的且つ一体に形成された小径ギヤ部62
とによって構成されており、大径ギヤ部60及び小径ギ
ヤ部62の中心を貫通して両端がギヤハウジング42の
内壁部に形成された軸受部64に支持されたシャフト6
6に回転自在に軸支されている。
【0021】一方、ギヤ56は、ギヤ54の小径ギヤ部
62よりも大径で歯数が多く形成されて小径ギヤ部62
へ噛み合わされた大径ギヤ部68を備えている。また、
図1乃至図4に示されるように、ギヤ56にはその軸方
向一端側で開口した平面視(図4図示状態)円形の凹部
72が形成されている。この凹部72の底部は円滑な平
面とされ、更にその中心には凹部72よりも小径の貫通
孔74が形成されている。また、凹部72の底部には一
対の係合溝76が貫通孔74を中心に放射状に形成され
ている。
62よりも大径で歯数が多く形成されて小径ギヤ部62
へ噛み合わされた大径ギヤ部68を備えている。また、
図1乃至図4に示されるように、ギヤ56にはその軸方
向一端側で開口した平面視(図4図示状態)円形の凹部
72が形成されている。この凹部72の底部は円滑な平
面とされ、更にその中心には凹部72よりも小径の貫通
孔74が形成されている。また、凹部72の底部には一
対の係合溝76が貫通孔74を中心に放射状に形成され
ている。
【0022】また、ギヤ56の軸方向一端側のギヤハウ
ジング42の外壁部には、ギヤ56と同軸的に円孔78
が形成されており、更に、この円孔78の周囲には円筒
状のシリンダ82が円孔78と同軸的に配置され、略L
字状に屈曲された止め金具84を介してネジ等の固定手
段によってギヤハウジング42へ固定されている。この
シリンダ82の内側にはスクリューシャフト86が配置
されている。
ジング42の外壁部には、ギヤ56と同軸的に円孔78
が形成されており、更に、この円孔78の周囲には円筒
状のシリンダ82が円孔78と同軸的に配置され、略L
字状に屈曲された止め金具84を介してネジ等の固定手
段によってギヤハウジング42へ固定されている。この
シリンダ82の内側にはスクリューシャフト86が配置
されている。
【0023】このスクリューシャフト86は、本体部8
8の外周部に雄ねじが形成されており、さらに、本体部
88のギヤハウジング42側の端部からは本体部88よ
りも小径のシャフト部94が同軸的に延出されている。
このシャフト部94はシリンダ82のギヤハウジング4
2側端部の内側に設けられたボールベアリング96と、
ギヤハウジング42の内部で且つギヤ56を介してボー
ルベアリング96とは反対側に設けられたボールベアリ
ング98とによって円滑に回転できるように軸支されて
いる。
8の外周部に雄ねじが形成されており、さらに、本体部
88のギヤハウジング42側の端部からは本体部88よ
りも小径のシャフト部94が同軸的に延出されている。
このシャフト部94はシリンダ82のギヤハウジング4
2側端部の内側に設けられたボールベアリング96と、
ギヤハウジング42の内部で且つギヤ56を介してボー
ルベアリング96とは反対側に設けられたボールベアリ
ング98とによって円滑に回転できるように軸支されて
いる。
【0024】また、シャフト部94は、ボールベアリン
グ96とボールベアリング98の間でギヤ56の貫通孔
74を貫通しており、ギヤ56に対して相対的に回転可
能とされている。さらに、シャフト部94のギヤハウジ
ング42内へ入り込んだ部分の外周部には、係合体とし
ての(広義にはクラッチ手段としての)円柱状の一対の
ピン102がシャフト部94を介して互いに対向するよ
うに延出されている。これらのピン102は、上述した
係合溝76へ入り込み(係合)可能とされており、各ピ
ン102が係合溝76へ入り込んだ状態(図2図示状
態)でギヤ56が回転すると、係合溝76の内周部がピ
ン102の外周部をその回転方向へ押圧してシャフト部
94(すなわち、スクリューシャフト86)を回転させ
る。すなわち、本実施形態では、ギヤ56が請求項2で
いうところの被係合体であり、また、請求項1でいうと
ころのクラッチ手段をピン102と共に構成している。
グ96とボールベアリング98の間でギヤ56の貫通孔
74を貫通しており、ギヤ56に対して相対的に回転可
能とされている。さらに、シャフト部94のギヤハウジ
ング42内へ入り込んだ部分の外周部には、係合体とし
ての(広義にはクラッチ手段としての)円柱状の一対の
ピン102がシャフト部94を介して互いに対向するよ
うに延出されている。これらのピン102は、上述した
係合溝76へ入り込み(係合)可能とされており、各ピ
ン102が係合溝76へ入り込んだ状態(図2図示状
態)でギヤ56が回転すると、係合溝76の内周部がピ
ン102の外周部をその回転方向へ押圧してシャフト部
94(すなわち、スクリューシャフト86)を回転させ
る。すなわち、本実施形態では、ギヤ56が請求項2で
いうところの被係合体であり、また、請求項1でいうと
ころのクラッチ手段をピン102と共に構成している。
【0025】一方、図1乃至図3に示されるように、ス
クリューシャフト86の本体部88にはナット104が
螺合している。このナット104は軸方向中間部よりも
ギヤハウジング42側の部分がシリンダ82の内周部よ
りも極僅かに小径とされており、ナット104がシリン
ダ82の内側でスライド可能な程度にシリンダ82の内
周部に当接している。これに対し、ナット104の軸方
向中間部からギヤハウジング42とは反対側の部分はギ
ヤハウジング42の内周部の内径よりも充分に小径の小
径部106とされており、その外周部にはギヤハウジン
グ42の内部に収容された有底円筒状のピストン112
のギヤハウジング42側の端部が圧入されて一体とされ
ている。なお、本実施の形態では、ナット104にピス
トン112を圧入して一体とした構成であったが、ピス
トン112のギヤハウジング42側の端部の内周部に雌
ネジを形成してスクリューシャフト86の本体部88へ
螺合させてもよい。
クリューシャフト86の本体部88にはナット104が
螺合している。このナット104は軸方向中間部よりも
ギヤハウジング42側の部分がシリンダ82の内周部よ
りも極僅かに小径とされており、ナット104がシリン
ダ82の内側でスライド可能な程度にシリンダ82の内
周部に当接している。これに対し、ナット104の軸方
向中間部からギヤハウジング42とは反対側の部分はギ
ヤハウジング42の内周部の内径よりも充分に小径の小
径部106とされており、その外周部にはギヤハウジン
グ42の内部に収容された有底円筒状のピストン112
のギヤハウジング42側の端部が圧入されて一体とされ
ている。なお、本実施の形態では、ナット104にピス
トン112を圧入して一体とした構成であったが、ピス
トン112のギヤハウジング42側の端部の内周部に雌
ネジを形成してスクリューシャフト86の本体部88へ
螺合させてもよい。
【0026】このピストン112の底部とスクリューシ
ャフト86との端部の間には隙間が形成されており、こ
の隙間の大きさ(すなわち、ピストン112の底部とス
クリューシャフト86との端部の間の距離)は最低で
も、ピン102が係合溝78から離脱するまでスクリュ
ーシャフト86がピストン112の底部側へ変位できる
程度とされている。
ャフト86との端部の間には隙間が形成されており、こ
の隙間の大きさ(すなわち、ピストン112の底部とス
クリューシャフト86との端部の間の距離)は最低で
も、ピン102が係合溝78から離脱するまでスクリュ
ーシャフト86がピストン112の底部側へ変位できる
程度とされている。
【0027】また、ピストン112の底部は、レッグレ
スト32の下腿部当接部分とは反対側に設けられている
ブラケット116へジョイント118によってジョイン
ト118周り(図1の矢印C方向)へ向けて旋回可能に
連結されている。また、ピストン112はジョイント1
18を介してブラケット116へ連結されることで自ら
の軸周りの回転ができないようになっている。したがっ
て、このピストン112と一体のナット104はシリン
ダ82の内部で回転できない。
スト32の下腿部当接部分とは反対側に設けられている
ブラケット116へジョイント118によってジョイン
ト118周り(図1の矢印C方向)へ向けて旋回可能に
連結されている。また、ピストン112はジョイント1
18を介してブラケット116へ連結されることで自ら
の軸周りの回転ができないようになっている。したがっ
て、このピストン112と一体のナット104はシリン
ダ82の内部で回転できない。
【0028】さらに、シリンダ82の軸方向両端部近傍
の外周部には、それぞれリミッタ120が設けられてい
る。これらのリミッタ120はケーブル等を介して上述
したモータ50の制御装置へ電気的に接続されており、
ナット104がスクリューシャフト86に沿ってシリン
ダ82の軸方向両端部近傍まで移動したことを検知する
と、上述した制御装置がモータ50を停止させるように
なっている。
の外周部には、それぞれリミッタ120が設けられてい
る。これらのリミッタ120はケーブル等を介して上述
したモータ50の制御装置へ電気的に接続されており、
ナット104がスクリューシャフト86に沿ってシリン
ダ82の軸方向両端部近傍まで移動したことを検知する
と、上述した制御装置がモータ50を停止させるように
なっている。
【0029】次に本実施の形態の作用及び効果について
説明する。本リニアアクチュエータ10を適用した椅子
20では、椅子20に人が着席していない場合にはレッ
グレスト32の自重が、また、椅子20に人が着席して
いる場合にはレッグレスト32の自重と、人の下腿部か
らの荷重がレッグレスト32に作用すればその荷重との
和が、ピストン112、ナット104を介してスクリュ
ーシャフト86に作用する。これにより、シャフト部9
4に形成された各ピン102はギヤ56に形成された係
合溝76の底部へ押し付けられる。このため、この状態
で制御装置を操作してモータ50を正転駆動させると回
転軸52が正転し、この回転力がギヤ54を介してギヤ
56へ伝えられてギヤ56が正転する。ギヤ56が正転
すると係合溝76の内周部がピン102をその正転方向
へ押圧してシャフト部94(スクリューシャフト86)
を正転させる。スクリューシャフト86が回転するとナ
ット104が本体部88周りに逆転し、1回転毎に本体
部88の雄ねじ1ピッチ分だけレッグレスト32側へス
ライドしてピストン112を押し出す。これにより、ピ
ストン112がレッグレスト32をシリンダ82から離
間する方向へ押圧すると共にジョイント46とジョイン
ト118の間が正転前よりも長くなるため、レッグレス
ト32がヒンジ34周りに上方(図1の矢印D方向)へ
旋回して図1の二点鎖線状態となり椅子20に着席した
人の下腿部が持ち上げられる。
説明する。本リニアアクチュエータ10を適用した椅子
20では、椅子20に人が着席していない場合にはレッ
グレスト32の自重が、また、椅子20に人が着席して
いる場合にはレッグレスト32の自重と、人の下腿部か
らの荷重がレッグレスト32に作用すればその荷重との
和が、ピストン112、ナット104を介してスクリュ
ーシャフト86に作用する。これにより、シャフト部9
4に形成された各ピン102はギヤ56に形成された係
合溝76の底部へ押し付けられる。このため、この状態
で制御装置を操作してモータ50を正転駆動させると回
転軸52が正転し、この回転力がギヤ54を介してギヤ
56へ伝えられてギヤ56が正転する。ギヤ56が正転
すると係合溝76の内周部がピン102をその正転方向
へ押圧してシャフト部94(スクリューシャフト86)
を正転させる。スクリューシャフト86が回転するとナ
ット104が本体部88周りに逆転し、1回転毎に本体
部88の雄ねじ1ピッチ分だけレッグレスト32側へス
ライドしてピストン112を押し出す。これにより、ピ
ストン112がレッグレスト32をシリンダ82から離
間する方向へ押圧すると共にジョイント46とジョイン
ト118の間が正転前よりも長くなるため、レッグレス
ト32がヒンジ34周りに上方(図1の矢印D方向)へ
旋回して図1の二点鎖線状態となり椅子20に着席した
人の下腿部が持ち上げられる。
【0030】また、この状態でモータ50を逆転駆動さ
せれば、モータ正転時とは反対方向に回転軸52、ギヤ
54、ギヤ56、及びスクリューシャフト86が回転
し、これによってナット104が本体部88周りに相対
的に回転し、1回転毎に本体部88の雄ねじ1ピッチ分
だけギヤハウジング42側へスライドする。また、ナッ
ト104がギヤハウジング42側へスライドするとレッ
グレスト32の自重と人の下腿部からの荷重によってピ
ストン112がギヤハウジング42側へ移動し、これに
よって、ジョイント46とジョイント118の間が逆転
前よりも短くなるため、レッグレスト32がヒンジ34
周りに下方(図3の矢印E方向)へ旋回して図1の実線
状態となり椅子20が通常の着席状態となる。
せれば、モータ正転時とは反対方向に回転軸52、ギヤ
54、ギヤ56、及びスクリューシャフト86が回転
し、これによってナット104が本体部88周りに相対
的に回転し、1回転毎に本体部88の雄ねじ1ピッチ分
だけギヤハウジング42側へスライドする。また、ナッ
ト104がギヤハウジング42側へスライドするとレッ
グレスト32の自重と人の下腿部からの荷重によってピ
ストン112がギヤハウジング42側へ移動し、これに
よって、ジョイント46とジョイント118の間が逆転
前よりも短くなるため、レッグレスト32がヒンジ34
周りに下方(図3の矢印E方向)へ旋回して図1の実線
状態となり椅子20が通常の着席状態となる。
【0031】ここで、例えば、上方へ旋回して持ち上が
ったレッグレスト32の下方に障害物132が置かれて
いる状態でモータ50を逆転駆動させるとレッグレスト
32が障害物132へ当接する。この当接状態でナット
104がギヤハウジング42側へ移動しようとすると、
レッグレスト32がヒンジ34周りに下方へ障害物13
2を押圧し、その反力でレッグレスト32が障害物13
2によってレッグレスト32がヒンジ34周りに上方へ
押圧される。この押圧反力はレッグレスト32、ピスト
ン112を介してナット104に作用するため、スクリ
ューシャフト86が逆転してもナット104はギヤハウ
ジング42側(図2の矢印F方向)へスライドできな
い。したがって、スクリューシャフト86が逆転する
と、図3に示されるように、ナット104がギヤハウジ
ング42側へスライドするのではなくスクリューシャフ
ト86自体がレッグレスト32側(図3の矢印G方向)
へ移動し、シャフト部94がギヤ56に対してレッグレ
スト32側へ移動する。これにより、ピン102は係合
溝76から離脱する。この離脱状態では係合溝76の内
周部がピン102を押圧できないため、ギヤ56が回転
(逆転)してもその回転力がスクリューシャフト86へ
伝わることはない。すなわち、この状態では、レッグレ
スト32は下方へ旋回しないものの、逆転駆動を妨げる
ような力がモータ50へはたらくことはなく、モータ5
0は極めて円滑に逆転駆動するため過負荷の状態になる
ことはない。
ったレッグレスト32の下方に障害物132が置かれて
いる状態でモータ50を逆転駆動させるとレッグレスト
32が障害物132へ当接する。この当接状態でナット
104がギヤハウジング42側へ移動しようとすると、
レッグレスト32がヒンジ34周りに下方へ障害物13
2を押圧し、その反力でレッグレスト32が障害物13
2によってレッグレスト32がヒンジ34周りに上方へ
押圧される。この押圧反力はレッグレスト32、ピスト
ン112を介してナット104に作用するため、スクリ
ューシャフト86が逆転してもナット104はギヤハウ
ジング42側(図2の矢印F方向)へスライドできな
い。したがって、スクリューシャフト86が逆転する
と、図3に示されるように、ナット104がギヤハウジ
ング42側へスライドするのではなくスクリューシャフ
ト86自体がレッグレスト32側(図3の矢印G方向)
へ移動し、シャフト部94がギヤ56に対してレッグレ
スト32側へ移動する。これにより、ピン102は係合
溝76から離脱する。この離脱状態では係合溝76の内
周部がピン102を押圧できないため、ギヤ56が回転
(逆転)してもその回転力がスクリューシャフト86へ
伝わることはない。すなわち、この状態では、レッグレ
スト32は下方へ旋回しないものの、逆転駆動を妨げる
ような力がモータ50へはたらくことはなく、モータ5
0は極めて円滑に逆転駆動するため過負荷の状態になる
ことはない。
【0032】また、この状態では、障害物132へかか
る荷重はレッグレスト32の自重と着席した人の下腿部
の荷重の和だけで、モータ50の逆転駆動力がレッグレ
スト32に作用しない。このため、障害物132の破損
や障害物132からの押圧反力によるレッグレスト32
の破損も防止できる。
る荷重はレッグレスト32の自重と着席した人の下腿部
の荷重の和だけで、モータ50の逆転駆動力がレッグレ
スト32に作用しない。このため、障害物132の破損
や障害物132からの押圧反力によるレッグレスト32
の破損も防止できる。
【0033】次いで、この状態から障害物132を除去
し、障害物132からレッグレスト32への押圧反力が
作用しないようにすると、レッグレスト32の自重と着
席した人の下腿部の荷重がピストン112、ナット10
4を介してスクリューシャフト86に作用する。これに
より、スクリューシャフト86はピストン112、ナッ
ト104と共にギヤハウジング42側へ移動し、ピン1
02が凹部72の底部へ当接する。更に、この当接状態
でギヤ56が所定角度逆転或いは正転すると、ピン10
2と係合溝76とが互いに対向してピン102が係合溝
76へ入り込む。これにより、再び、スクリューシャフ
ト86とギヤ56とが連結状態となり、モータ50の回
転駆動力がスクリューシャフト86へ伝えられスクリュ
ーシャフト86が回転するようになる。したがって、障
害物132からの押圧反力によってスクリューシャフト
86とギヤ56との連結状態が解除されたとしても、基
本的には障害物132を除去させれば再度連結されるた
め、スクリューシャフト86とギヤ56とが連結復帰の
ための特別な操作が不要である。
し、障害物132からレッグレスト32への押圧反力が
作用しないようにすると、レッグレスト32の自重と着
席した人の下腿部の荷重がピストン112、ナット10
4を介してスクリューシャフト86に作用する。これに
より、スクリューシャフト86はピストン112、ナッ
ト104と共にギヤハウジング42側へ移動し、ピン1
02が凹部72の底部へ当接する。更に、この当接状態
でギヤ56が所定角度逆転或いは正転すると、ピン10
2と係合溝76とが互いに対向してピン102が係合溝
76へ入り込む。これにより、再び、スクリューシャフ
ト86とギヤ56とが連結状態となり、モータ50の回
転駆動力がスクリューシャフト86へ伝えられスクリュ
ーシャフト86が回転するようになる。したがって、障
害物132からの押圧反力によってスクリューシャフト
86とギヤ56との連結状態が解除されたとしても、基
本的には障害物132を除去させれば再度連結されるた
め、スクリューシャフト86とギヤ56とが連結復帰の
ための特別な操作が不要である。
【0034】また、上述した種々の効果は、レッグレス
ト32に感圧センサ等の障害物検知センサを設け、レッ
グレスト32と障害物132とが当接した時点でモータ
50を自動的に停止させる構成とすれば同様の効果を得
ることができるが、本実施の形態では、ギヤ56とスク
リューシャフト86とを互いに相対回転可能にすると共
に、係合溝76へピン102が入り込んだ場合にギヤ5
6とスクリューシャフト86とが連結され係合溝76か
らピン102が離脱した場合に連結状態が解除される構
成であるため、圧力センサ等の障害物検知センサのよう
な高価な部品を別に設けた構成と比べるとコストが安価
となる。
ト32に感圧センサ等の障害物検知センサを設け、レッ
グレスト32と障害物132とが当接した時点でモータ
50を自動的に停止させる構成とすれば同様の効果を得
ることができるが、本実施の形態では、ギヤ56とスク
リューシャフト86とを互いに相対回転可能にすると共
に、係合溝76へピン102が入り込んだ場合にギヤ5
6とスクリューシャフト86とが連結され係合溝76か
らピン102が離脱した場合に連結状態が解除される構
成であるため、圧力センサ等の障害物検知センサのよう
な高価な部品を別に設けた構成と比べるとコストが安価
となる。
【0035】なお、本実施の形態はリニアアクチュエー
タ10をレッグレスト32の旋回用として適用した構成
であったが、例えば、この椅子20の背もたれ部30を
ヒンジ等により上下方向へ旋回自在に座部26へ連結し
た場合には、この背もたれ部30の旋回用としてリニア
アクチュエータ10を適用してもよい。
タ10をレッグレスト32の旋回用として適用した構成
であったが、例えば、この椅子20の背もたれ部30を
ヒンジ等により上下方向へ旋回自在に座部26へ連結し
た場合には、この背もたれ部30の旋回用としてリニア
アクチュエータ10を適用してもよい。
【0036】また、図6に示されるように、リニアアク
チュエータ10を介護用ベッド150に適用してもよ
い。
チュエータ10を介護用ベッド150に適用してもよ
い。
【0037】すなわち、この介護用ベッド150は、布
団154等が敷かれる寝台156の長手方向(布団15
4上に寝る人の身長方向)の中間部から一端側156A
(布団154上に寝る人の脚部側)と他端側156B
(布団154上に寝る人の頭部側)が二分割され、ヒン
ジ158によって相対的に旋回可能に連結されている。
この寝台156の他端側156Bの布団154とは反対
側にはブラケット116が形成されており、ピストン1
12の底部がジョイント118周りに旋回可能に連結さ
れている。
団154等が敷かれる寝台156の長手方向(布団15
4上に寝る人の身長方向)の中間部から一端側156A
(布団154上に寝る人の脚部側)と他端側156B
(布団154上に寝る人の頭部側)が二分割され、ヒン
ジ158によって相対的に旋回可能に連結されている。
この寝台156の他端側156Bの布団154とは反対
側にはブラケット116が形成されており、ピストン1
12の底部がジョイント118周りに旋回可能に連結さ
れている。
【0038】一方、介護用ベッド150の基台159の
脚部160間を繋ぐ梁部162には、ジョイント46に
よってギヤハウジング42の固定部44が旋回可能に連
結されている。したがって、リニアアクチュエータ10
のモータ50を正転駆動させると、寝台156の他端側
156Bが一端側156Aと水平な状態(図6の実線状
態)から所望の傾斜角度まで上方へ向けて旋回(図6の
二点鎖線状態)し、また、上方へ旋回した状態からモー
タ50を逆転駆動させると、寝台156の他端側156
Bが一端側156Aに対して下方へ旋回する。
脚部160間を繋ぐ梁部162には、ジョイント46に
よってギヤハウジング42の固定部44が旋回可能に連
結されている。したがって、リニアアクチュエータ10
のモータ50を正転駆動させると、寝台156の他端側
156Bが一端側156Aと水平な状態(図6の実線状
態)から所望の傾斜角度まで上方へ向けて旋回(図6の
二点鎖線状態)し、また、上方へ旋回した状態からモー
タ50を逆転駆動させると、寝台156の他端側156
Bが一端側156Aに対して下方へ旋回する。
【0039】さらに、本リニアアクチュエータ10を適
用した介護用ベッド150では、上述した椅子20と同
様に、寝台156の他端側156Bが下方へ旋回する際
に、上方へ旋回した寝台156の他端側156Bと基台
159との間に障害物(図示省略)が置かれた状態で寝
台156の他端側156Bを下方へ旋回させても、寝台
156の他端側156Bが障害物に当接して、他端側1
56Bに障害物からの反力が作用すると、リニアアクチ
ュエータ10のピン102は係合溝76から離脱する
(図1乃至図4参照)ため、逆転駆動を妨げるような力
がモータ50へはたらくことはなく、モータ50は極め
て円滑に逆転駆動するため過負荷の状態になることはな
い。
用した介護用ベッド150では、上述した椅子20と同
様に、寝台156の他端側156Bが下方へ旋回する際
に、上方へ旋回した寝台156の他端側156Bと基台
159との間に障害物(図示省略)が置かれた状態で寝
台156の他端側156Bを下方へ旋回させても、寝台
156の他端側156Bが障害物に当接して、他端側1
56Bに障害物からの反力が作用すると、リニアアクチ
ュエータ10のピン102は係合溝76から離脱する
(図1乃至図4参照)ため、逆転駆動を妨げるような力
がモータ50へはたらくことはなく、モータ50は極め
て円滑に逆転駆動するため過負荷の状態になることはな
い。
【0040】さらに、本実施の形態では、ギヤ56の凹
部72に一対の係合溝76を形成し、これらの係合溝7
6に対応してシャフト部94(スクリューシャフト8
6)に係合体としての一対のピン102を設けた構成で
あったが、スクリューシャフト86がギヤハウジング4
2から離間する方向へ移動した場合(すなわち、障害物
132からの押圧反力が作用した場合)に係合体が係合
溝は離脱できる構成あればよい。したがって、例えば、
係合溝76及びピン102を複数対或いは3本以上とし
てもよい。また、シャフト部94の外周一部に係合体と
しての外歯ギヤを形成し、これに嵌合可能な係合溝とし
ての内歯ギヤを凹部72に形成してもよい。
部72に一対の係合溝76を形成し、これらの係合溝7
6に対応してシャフト部94(スクリューシャフト8
6)に係合体としての一対のピン102を設けた構成で
あったが、スクリューシャフト86がギヤハウジング4
2から離間する方向へ移動した場合(すなわち、障害物
132からの押圧反力が作用した場合)に係合体が係合
溝は離脱できる構成あればよい。したがって、例えば、
係合溝76及びピン102を複数対或いは3本以上とし
てもよい。また、シャフト部94の外周一部に係合体と
しての外歯ギヤを形成し、これに嵌合可能な係合溝とし
ての内歯ギヤを凹部72に形成してもよい。
【0041】また、本実施の形態は、ギヤ56の回転力
を受けてスクリューシャフト86が回転するとナット1
04がスライドする構成であったが、ナット104にピ
ン102等の係合体を設けギヤ56の回転力を受けてナ
ット104が回転する構成とすると共に、ナット104
へ螺合させたスクリューシャフト86自体の回転はでき
ないようにし且つナット104にピストン112を設け
るか或いはスクリューシャフト86自体をピストンとす
る構成として、ナット104が回転するとスクリューシ
ャフト86がスライドするようにしてもよい。
を受けてスクリューシャフト86が回転するとナット1
04がスライドする構成であったが、ナット104にピ
ン102等の係合体を設けギヤ56の回転力を受けてナ
ット104が回転する構成とすると共に、ナット104
へ螺合させたスクリューシャフト86自体の回転はでき
ないようにし且つナット104にピストン112を設け
るか或いはスクリューシャフト86自体をピストンとす
る構成として、ナット104が回転するとスクリューシ
ャフト86がスライドするようにしてもよい。
【0042】さらに、本実施の形態は、ギヤ56を被係
合体とし、係合体としてのピン102をスクリューシャ
フト86に設けた構成であったが、例えば、スクリュー
シャフト86の端部に係合溝等を設けてスクリューシャ
フト86を被係合体とし、ギヤ56に係合体を設けてス
クリューシャフト86へ係合させる構成としてもよい。
合体とし、係合体としてのピン102をスクリューシャ
フト86に設けた構成であったが、例えば、スクリュー
シャフト86の端部に係合溝等を設けてスクリューシャ
フト86を被係合体とし、ギヤ56に係合体を設けてス
クリューシャフト86へ係合させる構成としてもよい。
【0043】また、本発明は、本実施の形態のようなシ
リンダ82とピストン112を備えたリニアアクチュエ
ータ10に限定されるものではない。例えば、モータの
出力軸の回転力によってピニオンが回転して、このピニ
オンの回転力がラックに伝わりラックが直線的に移動す
る構成のリニアアクチュエータであっても、ピニオンと
出力軸との間にクラッチ手段を設けることによって同様
の効果を得ることができる。
リンダ82とピストン112を備えたリニアアクチュエ
ータ10に限定されるものではない。例えば、モータの
出力軸の回転力によってピニオンが回転して、このピニ
オンの回転力がラックに伝わりラックが直線的に移動す
る構成のリニアアクチュエータであっても、ピニオンと
出力軸との間にクラッチ手段を設けることによって同様
の効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るリニアアクチュエ
ータの構成を示す側面断面図である。
ータの構成を示す側面断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図でピン(係合体)がギヤ
(被係合体)の係合溝へ入り込んだ状態を示す側面図で
ある。
(被係合体)の係合溝へ入り込んだ状態を示す側面図で
ある。
【図3】ピン(係合体)がギヤ(被係合体)の係合溝か
ら離脱した状態を示す図2に対応した側面図である。
ら離脱した状態を示す図2に対応した側面図である。
【図4】ピン(係合体)がギヤ(被係合体)の係合溝へ
入り込んだ状態でのギヤ(被係合体)の平面図である。
入り込んだ状態でのギヤ(被係合体)の平面図である。
【図5】リニアアクチュエータを適用した椅子の全体構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図6】リニアアクチュエータを適用した介護用ベッド
の側面図である。
の側面図である。
10 リニアアクチュエータ 20 椅子 32 レッグレスト 50 モータ 52 回転軸 56 ギヤ(被係合体、クラッチ手段) 102 ピン(係合体、クラッチ手段) 112 ピストン(移動体) 150 介護用ベッド 156 寝台
Claims (2)
- 【請求項1】 可倒式の椅子の背もたれやレッグレスト
或いは介護用ベッドの寝台の旋回駆動等に用いられるリ
ニアアクチュエータであって、 モータの駆動力によって回転する回転軸と、 前記回転軸の回転力を受けて略直線的に移動して前記荷
重支持部を変位させる移動体と、 前記回転軸と移動体とを連結すると共に、移動する前記
移動体に当該移動方向とは略反対方向の荷重が作用した
際に前記連結を解除するクラッチ手段と、 を備えることを特徴とするリニアアクチュエータ。 - 【請求項2】 前記クラッチ手段は、 前記回転軸及び前記移動体の何れか一方の側に設けられ
た被係合体と、 前記回転軸及び前記移動体の何れか他方の側に設けられ
ると共に、前記移動体に作用する前記移動体の特定の移
動方向と略同一方向の荷重によって前記被係合体へ係合
し、作用方向が前記略同一方向の荷重とは略反対方向で
且つ前記略同一方向の荷重を上回る荷重が前記移動体に
作用した場合には前記係合体から離脱する係合体と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のリニアアクチ
ュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17500197A JPH1127899A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | リニアアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17500197A JPH1127899A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | リニアアクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1127899A true JPH1127899A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15988490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17500197A Pending JPH1127899A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | リニアアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1127899A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2725642A1 (fr) * | 1994-10-17 | 1996-04-19 | Grandperret Gilles Maurice | Procede de nettoyage par vibrations mecaniques entretenues d'un materiau recouvert d'une couche de matieres parasites |
| KR20130133380A (ko) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | 엘지이노텍 주식회사 | 스위블 액츄에이터 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17500197A patent/JPH1127899A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2725642A1 (fr) * | 1994-10-17 | 1996-04-19 | Grandperret Gilles Maurice | Procede de nettoyage par vibrations mecaniques entretenues d'un materiau recouvert d'une couche de matieres parasites |
| WO1996011755A1 (fr) * | 1994-10-17 | 1996-04-25 | Gilles Maurice Grandperret | Procede de nettoyage par vibrations mecaniques d'un objet portant des depots solides |
| KR20130133380A (ko) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | 엘지이노텍 주식회사 | 스위블 액츄에이터 |
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