JPH11279141A - 核置換アニリン化合物及びその製造方法、感熱記録紙用顕色剤組成物並びに感熱記録材料 - Google Patents

核置換アニリン化合物及びその製造方法、感熱記録紙用顕色剤組成物並びに感熱記録材料

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JPH11279141A
JPH11279141A JP10098321A JP9832198A JPH11279141A JP H11279141 A JPH11279141 A JP H11279141A JP 10098321 A JP10098321 A JP 10098321A JP 9832198 A JP9832198 A JP 9832198A JP H11279141 A JPH11279141 A JP H11279141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱記録材料における記録像の保存安定性を
改善し、特にジアリールスルホニルフェノール類からな
る顕色剤の水和現象及び、当該水和現象の防止のために
添加された第三物質に起因する地肌の汚染性を改良す
る。 【解決手段】 感熱記録材料における顕色剤が、一般式
化1で表される核置換アニリン化合物と、一般式化2で
表される核置換フェノール化合物とからなる。 【化1】 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子供与性の無色
染料と電子受容性の顕色剤との発色反応を利用した感熱
記録材料における、前記顕色剤組成物及び、当該顕色剤
組成物を使用した感熱記録材料並びに、その顕色剤組成
物の構成成分として使用される核置換アニリン化合物及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子供与性の無色染料と電子
受容性の顕色剤が溶融混合して発色する反応を利用した
感熱記録材料が知られており、例えば特公昭43−41
60号公報、特公昭45−14039号公報、特開平8
−269000号公報などに記載されている。
【0003】これらの感熱記録材料は、比較的に簡単な
装置によって鮮明な記録が得られるという優れた特徴を
有しており、計測用記録計、ファクシミリ、コンピュー
ター末端機、ラベル印字機、乗車券などの発券機などの
各種の機器における記録紙として、既に広く使用されて
いる。
【0004】而してこの種の感熱記録材料は、一般に電
子供与性の無色染料、例えば3−ジブチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−
N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフ
ルオランなどを、水性媒質中で0.5乃至2ミクロンに
粉砕分散させた染料分散液と、電子受容性の顕色剤、例
えばビスフェノール−A、4−ヒドロキシ−4′−イソ
プロポキシジフェニルスルホンなどを、同様に水性媒質
中で0.5乃至2ミクロンに粉砕分散させた顕色剤分散
液と、発色感度を向上させる目的の増感剤、例えば1,
2−ジフェノキシエタン、2−ベンジロキシナフタリン
などの増感剤水分散液及び、体質顔料例えば無水珪酸、
炭酸カルシウムなどの顔料水分散液を混合し、これらに
さらに水性の接着剤、消泡剤などを配合して塗料を調製
し、紙などの基質上にこれを塗布乾燥して顕色面が仕上
げられる。
【0005】仕上がった感熱記録材料には、地肌の白
さ、低エネルギーの加熱での発色性、環境中での記録像
の保存安定性などの諸特性が要求される。特に、記録像
の保存安定性についてはさらなる改善が求められている
ものの、解決すべき決定的な手段に乏しく、なお不満の
多いのが現状である。
【0006】なお本発明において記録像の保存安定性と
は、記録像の長期間保存での退色、高温下での退色、高
温高湿下での退色、可塑剤を含有したプラスチックとの
接触下における退色、ハンドクリームやサラダ油との接
触による退色、日光暴露下での退色などに対する耐性を
言う。
【0007】特開平8−269000号公報及び特開平
9−227502号公報には、記録像の保存安定性の改
良を目的として、二つのスルホニル基を置換基としたフ
ェノール化合物を顕色剤として感熱記録材料に使用する
ことが開示されており、その目的は一応達成されている
と認められる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の発明において開示されたジアリールスルホニルフェノ
ール化合物には、水性分散液又は塗料中において水和物
を形成する傾向があり、水和したフェノール化合物を感
熱記録材料の顕色剤として使用した場合には、地肌の著
しい汚染性が見られることがある。
【0009】特開平9−227502号公報には、スル
ホニル基を置換基とするフェノール化合物の水和を防止
する目的の添加剤が開示されてはいるが、それらの添加
剤はいずれもフェノール化合物とは共晶混合物を形成し
フェノール化合物の融点を低下させる作用を有するもの
であって、水和による地肌の汚染は防止されるものの、
逆に添加剤の融点降下作用による地肌の汚染が生じ、地
肌の汚染を嫌うような使用分野では添加剤の添加量は極
少量に制限されなければならず、充分な水和防止効果が
期待できない矛盾を生じている。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、感熱記録材料における記録像の保存安定性を改
善し、特にジアリールスルホニルフェノール類からなる
顕色剤の水和現象及び、当該水和現象の防止のために添
加された第三物質に起因する地肌の汚染性を改良するこ
とを目的とするものであって、感熱記録材料における前
記顕色剤組成物及び、当該顕色剤組成物を使用した感熱
記録材料並びに、その顕色剤組成物の構成成分として使
用される核置換アニリン化合物及びその製造方法を提供
せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】而して本発明の核置換ア
ニリン化合物は、一般式化1で表されることを特徴とす
るものである。
【0012】
【化5】 またその核置換アニリン化合物の製造方法の発明は、
2,4−ジクロルスルホニルクロルベンゼンと、ベンゼ
ン又は1又は2の低級アルキル基で置換されたベンゼン
類とを、塩化第二鉄の存在下に縮合し、然る後に塩化第
一銅の存在下にアンモニアで処理することを特徴とする
ものである。
【0013】また本願における感熱記録紙用顕色剤組成
物の発明は、電子供与性の無色染料と電子受容性の顕色
剤との発色反応を利用した感熱記録材料に使用する顕色
剤において、当該顕色剤が、前記一般式化5で表される
核置換アニリン化合物と、一般式化6で表される核置換
フェノール化合物とからなることを特徴とするものであ
る。
【0014】
【化6】 前記感熱記録紙用顕色剤組成物の発明においては、前記
一般式化5で表される核置換アニリン化合物と、一般式
化6で表される核置換フェノール化合物とが、一般式化
5及び一般式化6における低級アルキル基の種類及び数
が同一であることが好ましい。
【0015】また本発明の感熱記録紙用顕色剤組成物に
おいては、前記顕色剤が、前記一般式化5で表される核
置換アニリン化合物を1乃至50重量%と、前記一般式
化6で表される核置換フェノール化合物を99乃至50
重量%の比率で含有していることが適当である。
【0016】また前記核置換アニリン化合物は構造式化
7で表されるものであり、前記核置換フェノール化合物
は構造式8で表されるものであることが好ましい。
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】 また本願の感熱記録材料の発明は、電子供与性の無色染
料と電子受容性の顕色剤との発色反応を利用した感熱記
録材料において、前記顕色剤として上述の感熱記録紙用
顕色剤組成物を含有することを特徴とするものである。
【0019】すなわち本発明は、顕色剤として前記一般
式化5で表される核置換アニリン化合物と、前記一般式
化6で表される核置換フェノール化合物とからなる点に
特徴を有している。
【0020】前記一般式化5で表される核置換アニリン
化合物と、前記一般式化6で表される核置換フェノール
化合物とは、互いに混晶混合物を形成し、共晶混合物に
見られるような融点の降下現象は観察されない。従って
この混晶混合物には、前述の従来例において生じたよう
な、添加剤の添加による感熱記録材料の地肌の汚染は全
く見られない。
【0021】しかも、核置換アニリン化合物は核置換フ
ェノール化合物よりも水に対する溶解度が小さいため
に、フェノール化合物の水和速度を抑制する作用も併せ
持っている。従って、本発明の混晶混合物からなる顕色
剤組成物を使用することによって、地肌の汚染が極めて
少なくしかも、一般式2が本来有している記録像の保存
安定性に優れた感熱記録材料が提供される。
【0022】本発明において混晶混合物を形成する条件
としては、前記一般式化5で表される核置換アニリン化
合物と一般式化6で表される核置換フェノール化合物と
の間で、その置換基である低級アルキル基Rの種類及び
その数nが一致していることが好ましい。置換基の種類
及び数が異ると、両者の間で混晶混合物が形成されにく
く、共晶混合物を形成して、顕色剤として使用したとき
に地肌の汚染が増大される恐れがあり、好ましくない。
【0023】前記一般式化5で表される核置換アニリン
化合物は、本発明の目的のために発明された新規な化合
物である。
【0024】当該核置換アニリン化合物の製造方法とし
ては、2,4−ジクロルスルホニルクロルベンゼンと、
ベンゼン又は置換ベンゼン類とを、塩化第二鉄などの触
媒の存在下に、フリーデルクラフツ反応により縮合し、
然る後に塩化第一銅の存在下にアンモニアで処理するこ
とにより製造される。その反応式は化9に示す通りであ
る。
【0025】
【化9】 また前記一般式化6で表される核置換フェノール化合物
を製造するは、特開平8−269000に記載されてい
る方法により製造することができる。すなわち、2,4
−ジクロルスルホニルクロルベンゼンと、ベンゼン又は
置換ベンゼン類とを、塩化第二鉄などの触媒の存在下
に、フリーデルクラフツ反応により縮合した後、これを
加水分解する方法、フェノールとクロルスルホニルベン
ゼン又はその置換体とを、フリーデルクラフツ反応によ
り縮合する方法、4−フェニルスルホニルフェノール又
はその置換体と、ベンゼン又は置換ベンゼン類とを、縮
合する方法などにより製造することができる。
【0026】顕色剤組成物における、核置換アニリン化
合物と核置換フェノール化合物との混合比は、重量比で
1/99〜50/50とするのが適当である。この混合
比は好ましくは2/98〜35/65、さらに好ましく
は5/95〜25/75とするのがよい。
【0027】核置換アニリン化合物の配合比率が1重量
%以下の含有量では、顕色剤における核置換フェノール
化合物の水和防止効果及び、感熱記録材料の地肌の汚染
防止効果が充分ではない。また50重量%以上含有させ
ても水和防止効果及び地肌の汚染防止効果の向上が望め
ないのみならず、逆に、顕色剤組成物の発色性能が低下
する傾向が見られるので好ましくない。
【0028】顕色剤組成物は可能な限り均一であること
が望ましく、溶融混合することが最も好ましい。溶融混
合された組成物を急冷すると感熱記録材料の地肌汚染の
原因になる過冷却状態になり易いので、溶融された組成
物を徐々に冷却するか、一旦冷却固化したものを融点よ
りやや低い温度に再加熱して、完全に結晶化させること
が好ましい。
【0029】核置換フェノール化合物は、前述のように
一般式化6に示されるものであるが、そのうちでも、そ
の製造コスト及び感熱記録材料に使用した時の記録像の
保存安定性の点から、ベンゼン環に置換基を有しない前
記構造式化8で表されるものが最も好ましい。
【0030】またこれと混合する核置換アニリン化合物
としては、ベンゼン環に置換基を有さず、構造式化8で
表される核置換フェノール化合物と混晶混合物を形成す
る、構造式化7で表されるものを使用することが好まし
い。
【0031】ところで、前記特開平9−227502公
報には、一般式化6で表される核置換フェノール化合物
に相当するフェノール化合物に、下記一般式化10に相
当するジスルホニル化合物を添加することによって、水
和を防止する方法が開示されている。
【0032】
【化10】 しかしながらここに開示された添加物は、いずれも前記
一般式化6で表されるフェノール化合物とは共晶混合物
を形成するものであり、水和の防止効果は認められるも
のの、添加を増やして行けば、逆に地肌汚染を増大させ
る傾向が認められる。
【0033】しかるに、この組成物にさらに一般式化5
で表される核置換アニリン化合物を添加して三元組成物
とすることにより、地肌汚染の傾向が改善されることも
見出だされた。
【0034】また、一般に感熱記録材料の顕色剤におい
ては、フェノール化合物に不純物を含有していると、地
肌の汚染を促進する恐れがあり、このフェノール化合物
は極度に精製したものを使用する必要があり、製造コス
トを押し上げる要因にもなっていた。しかしながら本発
明においては、一般式化6で表されるフェノール化合物
に一般式化5で表されるアニリン化合物を添加すること
により、フェノール化合物の製造段階で多少の不純物が
夾雑していても、感熱記録材料の地肌が汚染されること
がない。
【0035】一般式化5で表される核置換アニリン化合
物の具体例としては、2,4−ジベンゼンスルホニルア
ニリン、2,4−ジ(4−トルエンスルホニル)アニリ
ン、2,4−ジ(2,4−ジメチルベンゼンスルホニ
ル)アニリン、2,4−ジ(2,5−ジメチルベンゼン
スルホニル)アニリン、2,4−ジ(3,4−ジメチル
ベンゼンスルホニル)アニリン、2,4−ジ(4−エチ
ルベンゼンスルホニル)アニリンまたは2,4−ジ(4
−イソプロピルベンゼンスルホニル)アニリンなどが挙
げられる。
【0036】また一般式化6で表される核置換フェノー
ル化合物の具体例としては、2,4−ジベンゼンスルホ
ニルフェノール、2,4−ジ(4−トルエンスルホニ
ル)フェノール、2,4−ジ(2,4−ジメチルベンゼ
ンスルホニル)フェノール、2,4−ジ(2,5−ジメ
チルベンゼンスルホニル)フェノール、2,4−ジ
(3,4−ジメチルベンゼンスルホニル)フェノール、
2,4−ジ(4−エチルベンゼンスルホニル)フェノー
ルまたは2,4−ジ(4−イソプロピルベンゼンスルホ
ニル)フェノールなどが挙げられる。
【0037】本発明に係る顕色剤組成物は既に説明した
ように、一般式化5で表される核置換アニリン化合物と
一般式化6で表される核置換フェノール化合物とを溶融
混合し、これを結晶化させて製造されることが好まし
い。
【0038】このとき、さらに一般式化10で表される
ジスルホニル化合物を3重量%以内の範囲で含有させて
も良い。また、一般式化6で表される核置換フェノール
化合物は、その製造過程で夾雑した不純物を2重量%以
内の範囲で含有していることも許容される。
【0039】顕色剤組成物の結晶は、100メッシ程度
に乾式粉砕した後、水を媒質としてアトライターやサン
ドグラインダーなどの微粉砕メディアで0.5ないし2
ミクロンに粉砕し、顕色剤組成物の水分散液を得る。
【0040】この時、湿潤剤や増粘剤として、アニオン
性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面
活性剤、ポリビニルアルコール、セルローズエーテル
類、カルボキシメチルセルローズ、カチオン変性セルロ
ーズ又は水溶性合成高分子化合物などを水相に添加する
こともできる。
【0041】また、本発明の目的を損なわない範囲内
で、従来顕色剤として使用されていた有機化合物の水分
散液を添加することもできる。これらの有機化合物とし
ては、、例えば4,4′−ジヒドロキシジフェニルスル
ホン、2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4
−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホ
ンまたは4,4′−ビス(p−トルエンスルホニルアミ
ノカルボニルアミノ)ジフェニルメタンなどを使用する
ことができる。
【0042】本発明に使用される電子供与性の無色染料
としては、トリアリールメタン系化合物、ジアリールメ
タン系化合物、ピリジン系化合物、スピロ系化合物、ロ
ーダミン・ラクタム系化合物、フルオラン系化合物、イ
ンドリルフタリド系化合物、フルオレン系化合物などが
挙げられる。これらのうちでも特に、3−N,N−ジブ
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−N,N−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−(N−イソペンチル−N−エチル)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シク
ロヘキシル−N−メチル)−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−N,N−ジエチル−6−クロロ−7−
アニリノフルオランなど、黒色に発色する無色染料とし
て当業界では多用されているものを使用することができ
る。また、これらの電子供与性の無色染料は、発色像の
色調の調節又は多色性感熱記録材料を得るなどの目的
で、二種以上使用されても良い。
【0043】本発明の感熱記録材料の発色の感度を向上
させる目的で、増感剤として熱可融性物質を含有させる
ことができる。かかる増感剤としては、2−ベンジロキ
シナフタリン、1,2−ジフェノキシエタン、1,2−
ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、ステアロアミド、
4−ベンジロキシ安息香酸ベンジル、蓚酸ジベンジル、
蓚酸ジ(パラメチルベンジル)、パラクレジルカーボネ
ート、ジメチルテレフタレート、4−ベンジルビフェニ
ルなどが挙げられる。
【0044】通常、感熱記録材料の感熱層には、記録材
料表面への筆記性や表面の平滑性を向上させ、熱ヘッド
へのかすの付着を防止し、感熱層の支持体に対する接着
性を維持し、又は感熱層を形成させるに適した塗料を調
製するために、体質顔料、金属せっけん、ワックス類、
界面活性剤、接着剤、消泡剤などを含有させることが行
われており、本発明においてもこれを適用することがで
きる。
【0045】体質顔料としては、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、硫酸
バリウム、無水ケイ酸、酸化亜鉛、クレー又はタルクな
どが挙げられる。
【0046】また金属せっけんとしては、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カルシウム又はステアリン酸アルミ
ニウムなどが挙げられる。さらにワックス類としては、
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、
カルナウバワックス、モンタンワックスまたはポリエチ
レンワックスなどが挙げられる。
【0047】界面活性剤は、通常アニオン性界面活性剤
が使用されており、スルホコハク酸エステルのアルカリ
金属塩、アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩
又はラウリル硫酸エステルのアルカリ金属塩などが挙げ
られるが、カチオン性界面活性剤や非イオン性界面活性
剤を使用することもできる。
【0048】接着剤としては、ポリアクリルアミド、ア
クリルアミド・アクリル酸エステル共重合体、ポリアク
リル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、スチレン・
無水マレイン酸の共重合体のアルカリ金属塩、ポリビニ
ルアルコール、メチルセルローズ、ヒドロキシエチルセ
ルローズ、カルボキシメチルセルローズ、可溶性澱粉、
アルギン酸ナトリウム、ゼラチン又はカゼインなどの水
溶性高分子化合物及びポリ酢酸ビニルエマルジョン、ポ
リブタジエンラテックス、スチレン・ブタジエン共重合
ラテックス又はスチレン・ブタジエン・イタコン酸三元
共重合ラテックスなどの水性高分子化合物が挙げられ
る。
【0049】顕色剤組成物、無色染料及び増感剤は、分
散剤としての界面活性剤又は水溶性接着剤などを含有し
た水中で、ボールミル、アトライター又はサンドグライ
ンダーのような粉砕メディアを用いて、おのおの、平均
粒子径が3μ以下、好ましくは1.5μ以下になるよう
に粉砕分散される。これらのうち顕色剤と無色染料は、
混合することなく別個に粉砕される。
【0050】感熱層を形成させるための塗料中には、顕
色剤100重量部に対して、無色染料が20〜200重
量部、好ましくは30〜100重量部及び、増感剤が5
0〜400重量部、好ましくは100〜200重量部含
有される。体質顔料及び接着剤の含有量は、顕色剤10
0重量部に対して、それぞれ200重量部以下及び10
0重量部以下であることが好ましいが、感熱記録材料の
使用目的によりその量は適宜決定される。
【0051】感熱記録材料に用いられるシート状支持体
は、紙、コーテッド紙、ラミネート紙、合成紙またはプ
ラスッチックフィルムなどが適当である。
【0052】本発明の感熱記録材料を製造するには、上
記のようなシート状の支持体の少なくとも一面に、前述
の必要成分を含有した塗料を塗布し、乾燥して感熱層を
形成させる。感熱層は乾燥重量が1〜15g/m2であ
ることが好ましく、2〜10g/m2であることがさら
に好ましい。
【0053】本発明の感熱記録材料には、通常実施され
ているように感熱層の表面にさらに保護層、印刷層など
の被覆層を形成させることができる。
【0054】
【実施例】本発明をさらに明確にするために、本発明に
係る新規な化合物の製造例、本発明の実施例及び比較例
を挙げて具体的に説明する。
【0055】[核置換アニリン化合物の合成] 合成例1 2,4−ジベンゼンスルホニルアニリンの合
成 撹拌機、温度計、滴下ロート及び還流冷却器の付いた内
容積3,000mlの硬質ガラス製四つ口フラスコに、ベ
ンゼン200g、塩化第二鉄3g及び2,4−ジクロル
スルホニルクロルベンゼン619g(2モル)を仕込
み、還流冷却器の頂部を塩酸吸収装置に連結して撹拌し
ながら加熱した。内容物の温度が90℃に達すると反応
が始まり、発生する塩酸ガスを前記塩酸吸収装置で除去
しながら、フラスコ内容物を沸騰させた。
【0056】反応の進行に伴って内容物の温度が上昇し
て150℃に達した後、滴下ロートからベンゼンを滴下
した。ベンゼンの滴下速度は、内容物が沸騰状態であ
り、且つ150℃を維持するように調節した。この状態
でベンゼンの滴下を続けて24時間を経過し、ベンゼン
の滴下を止めても内容物の温度が上昇することがなくな
ったことを確認した後、反応混合物を冷却しつつ、さら
にベンゼン1,000gを滴下した。
【0057】得られた内容物は、結晶性の粉末を含有し
ていたので、これを濾過し、乾燥して、中間体である
2,4−ジベンゼンスルホニルクロルベンゼン約700
gが得られた。その融点は196℃であった。
【0058】内容積3,000mlのステンレススチール
製のオートクレーブに、前記2,4−ジベンゼンスルホ
ニルクロルベンゼン700g、塩化第一銅5g及びアン
モニア120gを溶解したメタノール1,600gを仕
込み、撹拌しながら加熱して、内容物の温度を130℃
にした。
【0059】この状態で5時間経過した後に、オートク
レーブを冷却して、内容物を濾過して白色の結晶性粉末
620gを得た。
【0060】得られた結晶性粉末は、ガスクロマトグラ
フ質量分析の結果から分子量は373であり、元素分析
の結果は表1の通りであって、ほぼ純粋な2,4−ジベ
ンゼンスルホニルアニリン(構造式化7)であると認め
られ、その融点は204℃であった。
【0061】
【表1】 *計算値は、C1815NO42として計算した。
【0062】合成例2 2,4−ジ(2,4−ジメチル
ベンゼンスルホニル)アニリンの合成 合成例1と同じフラスコに、メタキシレン2,014g
(19モル)、塩化第二鉄5g及び2,4−ジクロルス
ルホニルクロルベンゼン774g(2.5モル)を仕込
み、撹拌しながら加熱した。内容物の温度が90℃に達
すると、盛んに塩酸ガスを発生して反応が進行した。
【0063】塩酸ガスを除去しつつさらに温度を上昇さ
せて145℃に保持すると、30時間後に反応が完了し
た。フラスコを冷却して内容物を濾過し、結晶性の粉末
1,050gが得られた。これは、中間体である2,4
−ジ(2,4−ジメチルベンゼンスルホニル)クロルベ
ンゼンであった。
【0064】次いで合成例1と同じオートクレーブに、
2,4−ジ(2,4−ジメチルベンゼンスルホニル)ク
ロルベンゼン900g、塩化第一銅5g及びアンモニア
120gを含有した、メタノール1,600gを仕込
み、撹拌しながら加熱して内容物の温度を130℃にし
た。
【0065】この状態で5時間経過した後に、オートク
レーブを冷却して、内容物を濾過して白色の結晶性粉末
830gが得られた。
【0066】得られた結晶性粉末は、ガスクロマトグラ
フ質量分析の結果から分子量は401であり、元素分析
の結果は表2の通りであって、その組成はほゞ純粋の
2,4−ジ(2,4−ジメチルベンゼンスルホニル)ア
ニリンであると認められ、その融点は215℃であっ
た。
【0067】
【表2】 *計算値は、C2019NO42として計算した。
【0068】[実施例] 実施例1 顕色剤の水分散液の調製 合成例1で得られた2,4−ジベンゼンスルホニルアニ
リン(構造式化7)25gと、2,4−ジベンゼンスル
ホニルフェノール(構造式化8)75gとを、180℃
で溶融混合し、これをステンレススチール製のバットに
流し出して固化させ、粉砕機で約100メッシュに粉砕
し、真空乾燥機に入れて130℃、20Torrで2時間乾
燥した。
【0069】この粉末80gを、メチルセルローズ6g
及びジオクチルスルホこはく酸ナトリウム0.1gを含
有した水溶液120gに湿潤させ、ボールミルで10時
間微粉砕して、平均粒子径が1.0μの顕色剤の水分散
液を得た。
【0070】染料の水分散液の調製 3−N,N−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン100gを、5%ポリビニルアルコール
(クラレ社製:PVA−117)の水溶液400gに加
え、ボールミルを用いて20時間微粉砕して、平均粒子
径が0.6μの染料の水分散液を得た。
【0071】増感剤の水分散液の調製 1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン60gを、
ポリビニルアルコール(クラレ社製;PVA−117)
7g及びジオクチルスルホこはく酸ナトリウム0.1g
を含有した水溶液140gに湿潤させ、ボールミルで2
0時間微粉砕して、平均粒子径が0.8μの増感剤の水
分散液を得た。
【0072】顔料水分散液の調製 炭酸カルシウム(白石工業社;ユニバ−70)150
g、水350g及び40%ヘキサメタりん酸ナトリウム
水溶液5gを、回転数15,000rpmのホモミキサー
(特殊機化工業社:モデルM)で30分間分散させて、
炭酸カルシウムの水分散液を得た。
【0073】顕色層形成のための塗料の調製 先の工程で得られた顕色剤の水分散液6gと、染料の水
分散液6gと、増感剤の水分散液8gと、炭酸カルシウ
ムの水分散液14gと、固形分濃度30%のエチレンビ
スステアロアミドの水分散液2gと、水28gとを良く
混合して、顕色層形成のための塗料を調製した。
【0074】感熱記録材料の調製 上記塗料をワイヤーバーコーターを用いて、紙の表面に
その乾燥重量の増加が5g/m2となるように塗布し、
60℃のオーブン中で乾燥した。次いで、顕色層表面の
平滑度が200秒(ベック法)となるようにキャレンダ
ー処理して、感熱記録材料を仕上げた。
【0075】実施例2 合成例1で得られた2,4−ジベンゼンスルホニルアニ
リン15gと、2,4−ジベンゼンスルホニルフェノー
ル84.5gと、構造式化11で表される2,4−ジベ
ンゼンスルホニルフェノールのベンゼンスルホン酸エス
テル0.5gとを、180℃で溶融混合した。
【0076】
【化11】 これを実施例1と同様に操作して、100メッシの乾燥
粉末に粉砕し、平均粒子径が1.0μの顕色剤の水分散
液を得た。
【0077】そして実施例1における顕色剤の水分散液
を、上述の工程で得られた水分散液に代えた以外は、実
施例1と全く同様に操作して塗料を調製し、当該塗料を
紙に塗布して、感熱記録材料を調製した。
【0078】実施例3 合成例1で得られた2,4−ジベンゼンスルホニルアニ
リン10gと、2,4−ジベンゼンスルホニルフェノー
ル89gと、2、4−ジベンゼンスルホニルフェノール
のベンゼンスルホン酸エステル1gとを、実施例1と同
様にして溶融混合し、100メッシの乾燥粉末に粉砕
し、平均粒子径が1.1μの顕色剤の水分散液を得た。
【0079】実施例1における顕色剤の水分散液を、上
述の工程で得られた水分散液に代えた以外は、実施例1
と全く同様に操作して塗料を調製し、当該塗料を紙に塗
布して、感熱記録材料を調製した。
【0080】実施例4 合成例2で得られた2,4−ジ(2,4−ジメチルベン
ゼンスルホニル)アニリン5gと、2,4−ジ(2,4
−ジメチルベンゼンスルホニル)フェノール95gと
を、実施例1と同様にして溶融混合し、100メッシの
乾燥粉末に粉砕し、平均粒子径が1.2μの顕色剤の水
分散液を得た。
【0081】実施例1における顕色剤の水分散液を、上
述の工程で得られた水分散液に代えた以外は、実施例1
と全く同様に操作して塗料を調製し、当該塗料を紙に塗
布して、感熱記録材料を調製した。
【0082】実施例5 合成例2と同様にして得られた2,4−ジ(2,5−ジ
メチルベンゼンスルホニル)アニリン5gと、2,4−
ジ(2,5−ジメチルベンゼンスルホニル)フェノール
95gとを、実施例1と同様にして溶融混合し、100
メッシの乾燥粉末に粉砕し、平均粒子径が1.0μの顕
色剤の水性分散液得た。
【0083】実施例1における顕色剤の水分散液を、上
述の工程で得られた水分散液に代えた以外は、実施例1
と全く同様に操作して塗料を調製し、当該塗料を紙に塗
布して、感熱記録材料を調製した。
【0084】比較例1 実施例1で使用した顕色剤組成物を、4−ヒドロキシ−
4′−イソプロポキシジフェニルスルホンに代えた以外
は実施例1と全く同様に操作して、感熱記録材料を得
た。
【0085】比較例2 実施例1で使用した顕色剤組成物を、構造式化8で表さ
れる2,4−ジベンゼンスルホニルフェノールに代えた
以外は実施例1と全く同様にして、感熱記録材料を得
た。ただし、2,4−ジベンゼンスルホニルフェノール
の水分散液は、熱分析によって、水和していることが確
認された。
【0086】比較例3 実施例1で使用した顕色剤組成物を、2,4−ジベンゼ
ンスルホニルフェノール99gと、そのベンゼンスルホ
ン酸エステル1gとの均一な混合物に代えた以外は実施
例1と全く同様にして、感熱記録材料を得た。
【0087】[性能試験]本発明の効果を確認する目的
で、実施例1〜5及び比較例1〜3で得られた感熱記録
材料を用いて性能試験を行った。
【0088】白色度試験 前記各実施例及び比較例で得られた感熱記録材料の顕色
層表面を、反射濃度計(MacbethRD918)を使用し
て、そのDensity値を測定した。試験の結果を表3に示
す。ただしDensity値は、色の吸収強度を表すものであ
るので、結果において数値の小さいものが白色度が高い
ことを意味している。
【0089】発色感度試験 前記各実施例及び比較例で得られた感熱記録材料を感熱
印字装置(大倉電機社製)にかけ、サーマルヘッドの電
圧24V、パルス幅0.5msec〜1.6msecで印字し、
その印字をMacbethRD918でそのDensity値を測定
し、発色感度測定の目安とした。試験の結果を表3に示
す。結果において小さなパルス幅でDensity値の高いも
のほど、発色感度が大きいことを意味している。
【0090】耐熱性試験 前記発色感度試験と同様にして印字した感熱記録材料及
び、それらの感熱記録材料の印字前の白紙を、60℃及
び70℃に設定した乾燥器(ヤマト社製DX3000)
に入れて、それぞれ72時間及び24時間加熱した。然
る後各試料について、MacbethRD918でDensity値を
測定した。試験の結果を表4及び表5に示す。
【0091】なお白紙については、パルス幅0.0と
し、測定したDensity値をそのまま表示した。その結果
においては、値の小さい方が加熱による地肌の汚染が少
ないことを意味する。
【0092】また印字した感熱記録材料については、そ
のDensity値は加熱前のDensity値の維持率(%)を表示
しており、その数値の大きい方が加熱下での記録像の保
存性の良いことを意味する。
【0093】耐湿性試験 耐熱試験で使用したものと同様の感熱記録材料を、45
℃、90%の湿度に設定したヤマト社製の恒温恒湿室
(Humidic Chamber 1H42M)に入れて72時間放置
した後、耐熱試験と同様に測定した。試験の結果を表6
に示す。結果の意味は、耐熱試験の場合と同様である。
【0094】可塑剤耐性試験 感熱記録材料を感熱印字装置で最高濃度に発色させた試
験片を、板ガラス上に顕色面を上にして置き、その表面
に可塑剤を含有したポリ塩化ビニルフィルム(三井化学
社製:Hi-Wrap KMA−W330)を三重に重ねて置
き、さらにその上から30g/cm2の荷重をかけて25℃
に8時間放置した。然る後試験片の顕色面のDensity値
を測定して、その発色の維持率(%)を表示した。試験
の結果を表7に示す。
【0095】サラダ油耐性試験 事務用の普通紙をサラダ油(日清製油社製:日清サラダ
油ライト)に浸し、これを濾紙二枚に挿んで一昼夜放置
して余分なサラダ油を除去したものを、可塑剤耐性試験
と同様の試験片の顕色面に載置し、さらにその上から3
0g/cm2の荷重をかけて30℃で48時間放置した。然
る後試験片の顕色面のDensity値を測定して、その発色
の維持率(%)を表示した。試験の結果を表7に示す。
【0096】耐光性試験 可塑剤耐性試験と同様の試験片の顕色面を直射日光に二
日間暴露して、顕色面のDensity値を測定して、その発
色の維持率(%)を表示した。試験の結果を表7に示
す。
【0097】
【表3】
【0098】
【表4】
【0099】
【表5】
【0100】
【表6】
【0101】
【表7】
【0102】
【発明の効果】表3乃至表7に示された試験結果から理
解されるように、本発明の実施例1乃至実施例5は比較
例1乃至比較例3に比べて、発色感度についてはことさ
らに改良されていると認めることはできないものの、パ
ルス幅0.7msec以上においてはほゞ同等と認めること
ができる。そして実施例は比較例に比べて、白色度にお
いて優れた結果が得られており、本発明のものは高い白
色度を有しつつ、十分な発色感度を有していると言うこ
とができる。
【0103】また、記録像の保存性については、比較例
1が可塑剤やサラダ油に対する耐性に劣っているのに比
べて大幅に優れており、比較例2及び比較例3に比べて
ほゞ同等であった。
【0104】しかしながらその一方では、白紙の非汚染
性に関しては、比較例2及び比較例3が劣っているのに
対し、本発明の感熱記録紙は汚染性が低く、充分に改善
されていると言うことができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式化1で表されることを特徴とす
    る、核置換アニリン化合物 【化1】
  2. 【請求項2】 2,4−ジクロルスルホニルクロルベン
    ゼンと、ベンゼン又は1又は2の低級アルキル基で置換
    されたベンゼン類とを、塩化第二鉄の存在下に縮合し、
    然る後に塩化第一銅の存在下にアンモニアで処理するこ
    とを特徴とする、前記一般式化1で表される核置換アニ
    リン化合物の製造方法
  3. 【請求項3】 電子供与性の無色染料と電子受容性の顕
    色剤との発色反応を利用した感熱記録材料に使用する顕
    色剤において、当該顕色剤が、前記一般式化1で表され
    る核置換アニリン化合物と、一般式化2で表される核置
    換フェノール化合物とからなることを特徴とする、感熱
    記録紙用顕色剤組成物 【化2】
  4. 【請求項4】 前記一般式化1で表される核置換アニリ
    ン化合物と、一般式化2で表される核置換フェノール化
    合物とが、一般式化1及び一般式化2における低級アル
    キル基の種類及び数が同一であることを特徴とする、請
    求項3に記載の感熱記録紙用顕色剤組成物
  5. 【請求項5】 前記顕色剤が、前記一般式化1で表され
    る核置換アニリン化合物を1乃至50重量%と、前記一
    般式化2で表される核置換フェノール化合物を99乃至
    50重量%の比率で含有していることを特徴とする、請
    求項3又は4に記載の感熱記録紙用顕色剤組成物
  6. 【請求項6】 前記核置換アニリン化合物が構造式化3
    で表され、前記核置換フェノール化合物が構造式化4で
    表されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の感
    熱記録紙用顕色剤組成物 【化3】 【化4】
  7. 【請求項7】 電子供与性の無色染料と電子受容性の顕
    色剤との発色反応を利用した感熱記録材料において、前
    記電子受容性の顕色剤として、請求項3、4、5又は6
    に記載の感熱記録紙用顕色剤組成物を含有することを特
    徴とする、感熱記録材料
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008073893A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Ricoh Co Ltd 組成物及び感熱記録材料
JP2015030264A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 王子ホールディングス株式会社 感熱記録体

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