JPH11279588A - ろうそく - Google Patents

ろうそく

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JPH11279588A
JPH11279588A JP9998398A JP9998398A JPH11279588A JP H11279588 A JPH11279588 A JP H11279588A JP 9998398 A JP9998398 A JP 9998398A JP 9998398 A JP9998398 A JP 9998398A JP H11279588 A JPH11279588 A JP H11279588A
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JP
Japan
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combustion
candle
burning
water
wind
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JP9998398A
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English (en)
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Etsuo Sakamoto
悦夫 坂本
Mikio Maeda
美喜男 前田
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Pegasus Candle Co Ltd
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Pegasus Candle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に屋外において、風、水の流れや波等の条
件を伴った水面に浮かんだ形態で燃焼させるろうそくで
あって、他に器具、道具を使用しないでも風、水の流れ
や波等で燃焼火炎が消されることがなく、安定した燃焼
状態が保たれるろうそくを提供することにある。 【解決手段】 燃焼剤と、該燃焼剤中央部に挿入配置さ
れた燃焼芯からなる燃焼本体の、使用状態において該燃
焼本体上面となる部位を除く部位に、合成樹脂薄状体よ
りなる外皮体を装着してなるろうそくであって、該外皮
体は、使用状態において該燃焼本体上面となる部位の縁
辺端より適度な高さの立ち上がりを有することを特徴と
する、ろうそくを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、川、湖、海、プー
ル等、主に屋外において、風、水の流れや波等の条件を
伴った水面に浮かんだ形態で燃焼させるろうそくに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】川、湖、海、プール等、屋外において水
に浮かんだ形態でろうそくを燃焼させる際、風によって
燃焼火炎が消されることと、水の流れや波によりろうそ
くの燃焼芯部が水を被り、燃焼火炎が消されることを防
ぐことが必要とされる。一般的に使用されているフロー
ティングキャンドルや、実開昭61−156112号に
提案されている、水面に浮かべて使用されるローソク立
てを使用してローソクを灯す等の、屋内においての水に
浮かべてろうそくを燃焼させる形態を、屋外に適用して
も、風、波等の屋内とは異なった条件により燃焼火炎が
消されることが多く、燃焼火炎の安定した燃焼は期待で
きない。そこで従来は、水の流れや波によりろうそくが
水を被らないように、使用するろうそくよりも比較的大
きな高さのあるコップ状の容器を使用し、その中に、さ
らに風よけのために上部を絞った形のホヤを挿入し、該
ホヤ内に燃焼容器内に収容したろうそくを収容し、水に
浮かべて燃焼させる、と云う、かなり繁雑な手段を取る
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の手段にお
いては、いくつもの器具を使用し、器具の装着、組み立
てがかなり繁雑であり、数多くのろうそくを灯す際に
は、その準備に多大な労力と時間を必要とする。さら
に、使用するろうそくは、室内で使用されているものと
同じものであるので、その燃焼火炎は屋外の広い場所で
は比較的小さく感じられるため、華やかさを必要とする
演出をする際には、多数のろうそくを群として灯し、群
光とする手段を取らざるを得ず、演出の幅は制限され
る。また、単独のろうそくで大きな光量を必要とする場
合には、対応できない。
【0004】本発明の目的は、川、湖、海、プール等、
主に屋外において、風、水の流れや波等の条件を伴った
水面に浮かんだ形態で燃焼させるろうそくであって、他
に器具、道具を使用しないでも風、水の流れや波等で燃
焼火炎が消されることがなく、安定した燃焼状態が保た
れるろうそくを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、第一の発明
は、燃焼剤と、該燃焼剤中央部に挿入配置された燃焼芯
からなる燃焼本体の、使用状態において該燃焼本体上面
となる部位を除く部位に、合成樹脂薄状体よりなる外皮
体を装着してなるろうそくであって、該外皮体は、使用
状態において該燃焼本体上面となる部位の縁辺端より適
度な高さの立ち上がりを有することを特徴とする、ろう
そくであり、第二の発明は、該燃焼芯が、使用状態にお
いて1時間当たりの燃焼剤の燃焼量が20g以上となる
燃焼芯である、第一の発明に記載のろうそくであり、第
三の発明は、該外皮体が袋状体である、第一の発明に記
載のろうそくであり、第四の発明は、該外皮体が袋状体
である、第二の発明に記載のろうそくである。
【0006】なお、本明細書で言う薄状体とは、いわゆ
るフィルム状物ばかりでなくシート状物をも包含意味す
るものである。
【0007】上記構成により本発明のろうそくは、川、
湖、海、プール等、主に屋外において、風、水の流れや
波等の条件を伴った水面に浮かんだ形態で燃焼させる際
にも、風によって燃焼火炎が消されることはなく、水の
流れや波や水しぶきによりろうそくの燃焼芯部が水を被
り燃焼火炎が消されることもなく、安定した燃焼状態が
保たれる。さらに、他に器具、道具を使用しないので、
繁雑な手順を踏んでの多大な労力と時間を必要とする準
備は必要なく、簡便簡易に使用できる。また、大きな燃
焼火炎が得られるろうそくであるので、屋外の広い場所
における演出においても、単独のろうそくで大きな光量
が得られ、多数のろうそくを群として灯し、群光とする
手段に頼ることなく、華やかな演出をすることが可能と
なる。さらに、本発明のろうそくでは、熔融した燃焼剤
は外皮体で囲まれた内部に溜め置かれ、燃焼終了まで外
部に流れ出ることはなく、水面に燃焼剤が浮遊したり、
川岸、プール側面、水面近くに位置する構成物や機具、
草木等に燃焼剤が付着し汚すようなことは起こらない。
燃焼終了後は、該ろうそくの燃焼残渣を回収するだけで
よく、準備と共に後片付けも極めて簡易に行え、自然環
境にも配慮した優れたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、上記本発明のろうそくの
一例を図面にて説明する。図1は、本発明のろうそくの
一例の断面図である。燃焼剤1と、該燃焼剤1中央部に
挿入配置された燃焼芯2からなる燃焼本体の、使用状態
において該燃焼本体上面となる部位を除く部位に、合成
樹脂薄状体よりなる外皮体3を装着してなり、該外皮体
3は、使用状態において該燃焼本体上面となる部位の縁
辺端より適度な高さの立ち上がり4を有している。ま
た、図2は、本発明のろうそくの他の一例を示す斜視図
であり、燃焼本体及び外皮体3の形状の例を示してい
る。図3は、本発明のろうそくの他の一例を示す断面図
であり、水に浮かべた際、本発明のろうそくが傾かず安
定して水に浮くように、該燃焼本体又は該ろうそく底部
に、重り5を装着している。さらに、図4は、本発明の
ろうそくの他の一例を示す正面図であり、水の流れや風
により流されることなく、必要とされる場所に該ろうそ
くを位置させるための係留手段6を有している。また、
図5は、本発明のろうそくの使用時の燃焼状態の一例を
示す正面図である。
【0009】本発明のろうそくで使用する燃焼本体は、
燃焼剤1と、該燃焼剤1中央部に挿入配置された燃焼芯
2からなり、該燃焼剤1としては、例えばパラフィンワ
ックスなどの炭化水素系化合物、ステアリン酸などの高
級脂肪酸、木蝋や蜜蝋などの高級脂肪酸と高級アルコー
ルとのエステル、ステアリルアルコールなどの高級脂肪
族アルコールなどを主成分とした公知の燃焼剤が使用で
きる。該燃焼本体の形状はその形状や大きさなど特に限
定されないが、水に浮かべた際、該ろうそくが傾かず安
定して水に浮くためには、垂直方向の長さよりも水平方
向の長さの方が長い形状、つまり偏平な形状が好まし
い。さらに、波のうねりや強風により該ろうそくが傾い
た場合にも復元力を持たせるためには、お椀状、あるい
は船底状の底面形状が望ましい。
【0010】本発明のろうそくは、他に器具、道具を使
用しないでも風、水の流れや波等で燃焼火炎が消される
ことがなく、安定した燃焼状態が保たれる必要から、一
般に使用されているろうそくよりも格段に大きな燃焼火
炎が得られる構成となっている。熔融した燃焼剤1を容
易に吸い上げる毛細管現象を有する素材、形態のもので
あれば公知のものが、本発明のろうそくの燃焼芯2の構
成素材として使用でき、植物繊維により構成された紙、
布、糸、紐等が、使用可能である。中でも、書道紙、障
子紙、奉書紙などの和紙が熔融した燃焼剤1を容易に吸
い上げる毛細管現象に優れ、多量の燃焼剤1を吸い上げ
燃焼させることができ、大きな燃焼火炎が得られること
から、燃焼芯2を構成する素材としては好ましいもので
ある。上記の該燃焼芯2の構成素材を、例えば巻き込ん
だり束ねたりして、棒状や紐状などの、燃焼芯として使
用可能な形状に成形し本発明のろうそくの燃焼芯2とす
る。また、一般に使用されているろうそくの公知の燃焼
芯を使用するには、おおむね10本程度以上を束ねて1
本とすれば、本発明のろうそくの燃焼芯2として使用可
能である。図1及び図2に示すように、該燃焼剤1中央
部に上記燃焼芯2を挿入配置し、本発明のろうそくの燃
焼本体とする。本発明のろうそくに使用されている燃焼
芯2は、一般的に使用されているろうそくに使用される
燃焼芯よりも燃焼剤1を吸い上げる量が、少なくとも数
倍以上多く、多量の燃焼剤1を燃焼させる事ができ、す
なわち、一般に使用されているろうそくよりも格段に大
きな燃焼火炎が得られる。
【0011】屋外における一般的な使用雰囲気の条件下
において、他に器具、道具を使用しないでも風、水の流
れや波等で燃焼火炎が消されることがなく、安定した燃
焼状態が保たれるろうそくとするためには、上記燃焼芯
2は、使用状態において、1時間当たりの燃焼剤1の燃
焼量が20g以上となる燃焼芯2であればよく、さら
に、該燃焼量が30g以上となる燃焼芯2であれば、か
なりの強さの風にも燃焼火炎が消されることのない格段
に大きな燃焼火炎が得られ、望ましい。
【0012】本発明のろうそくの燃焼本体に装着される
外皮体3は、風や波、水しぶきから燃焼火炎を守る役割
と、熔融した燃焼剤1を外皮体3で囲まれた内部に溜め
置く役割を担っている。このため、該外皮体3には、水
を浸透させない、少なくとも屋外での風に抵抗できる程
度の張りを持つ、等の性質が求められる。これらの性質
を考慮すると、該外皮体3の素材としては合成樹脂が使
用でき、該ろうそく作製時や使用時の利便性を考慮する
と、合成樹脂薄状体が適当である。例えば、セロハン、
酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ
ビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
カーボネート、6−ナイロン等の薄状体が使用できる。
中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレートは、汎用性があり、また安価でもあり、
好ましい。該外皮体3は、袋状体、カップ状体、シート
形状等の形態で使用される。さらに、熔融した燃焼剤1
が外部に流れ出さないようにするためや、内部に水が浸
入しないようにするためには、該外皮体3は、穴、裂け
目、間隙等の無いことが望ましい。使用状態において燃
焼本体上面となる部位を除く部位に、上記外皮体3を装
着し、其の際必要であれば、該外皮体3を該燃焼本体に
なじませて必要に応じてテープ等で固定したり、熱風な
どで熱収縮させて該燃焼本体になじませる、等の手段を
採用しても良い。
【0013】上記外皮体3は、屋外での風、水の流れや
波、水しぶき等から燃焼火炎を守り、さらに、熔融した
燃焼剤を外皮体で囲まれた内部に溜め置き、燃焼終了ま
で外部に流れ出るのを防ぐために、使用状態において該
燃焼本体上面となる部位の縁辺端より適度な高さの立ち
上がり4を有する。該立ち上がり4は、ろうそくが使用
される雰囲気、すなわち川、湖、海、プール等の風、波
等を配慮した適度な高さに決定される限りにおいて、特
に限定されるものではない。一般的な屋外における使用
雰囲気の諸条件を考慮すると、波やろうそくの揺れによ
り、該外皮体3で囲まれた内部に水が入り込まないこと
や、燃焼火炎への水のかぶりを防ぐこと、熔融した燃焼
剤が水面に流れ出るのを防ぐためには、該立ち上がり4
は10mm以上が好ましい。また、使用状態において該
燃焼本体上面となる部位の径にもよるが、該立ち上がり
4があまり高すぎると、該立ち上がり4が燃焼火炎に近
接し熱により熔けたり熱収縮する場合も起こり、好まし
くない。使用する燃焼本体の一般的な大きさ等を考慮す
ると、50mm以下であることが好ましい。一般的に使
用される燃焼本体の大きさと屋外における使用雰囲気の
諸条件を併せて考慮すると、該立ち上がり4は20mm
〜40mm程度がより好ましいと言える。本発明のろう
そくは、主に屋外において、風、水の流れや波等の条件
を伴った水面に浮かんだ形態で燃焼させるものであるの
で、該外皮体3はすべての方向からの風、波、水しぶき
等を配慮した構成であることが好ましく、方向性を持た
ない均等な構成であるのが好ましい。また、上方へ向け
ての形状は、図1ないし図3に示すように、垂直方向へ
真っすぐな形状、外部へやや開いた形状、中央部方向へ
やや絞った形状、等のものが採用される。中でも、中央
部方向へやや絞った形状としたものは、他のものに比
べ、屋外での風、水の流れや波、水しぶき等から燃焼火
炎を守る程度が優れており、好ましい形状と言える。
【0014】図3に示すように、本発明のろうそく底部
又は燃焼本体底部に重り5を装着し、重心を低く保て
ば、屋外における風、水の流れや波等の条件下において
も、該ろうそくを水に浮かべた際、該ろうそくが傾かず
燃焼芯2が上方に向いた状態で安定して水に浮き、好ま
しい燃焼状態が得られる。該重り5としては、例えば金
属の球や板状体、石、ガラス玉等が使用されるが、該ろ
うそくの浮力との兼ね合いを十分考慮して、その重さを
決定することが必要である。望ましい。
【0015】さらに、図4に示すように、本発明のろう
そく底部に係留手段6を装着すれば、水の流れや風によ
り流されることなく、必要とされる場所に該ろうそくを
位置させることができ、演出上該ろうそくが定位置に位
置していることが必要な場合には、有効な手段である。
該係留手段6としては、例えば、先端に錨となる重りを
接続した紐や鎖を該ろうそく底部に装着する、などの手
段が行われる。該係留手段6に使用される紐や鎖は水の
流れや水深などを考慮して、適切な長さに調節される。
また、ここで使用される錨となる重りの重さも、同様
に、適切な重さに調節される。
【0016】
【実施例】次に、本発明のろうそくを実施例及び比較例
を用いて、さらに具体的に説明する。 実施例1、比較例1及び比較例2;図2(a)に示すよ
うな形状で、上面の直径120mm、高さ45mmの偏
平なお椀形状のパラフィンを主剤とする燃焼剤の中央部
に、和紙を巻き込んで直径10mmに成形した燃焼芯
(1時間当たりの燃焼剤の燃焼量が30gに相当する燃
焼芯)を挿入配置した燃焼本体を、厚さ50μmのポリ
プロピレン製OPP袋に入れ、該OPP袋を、該燃焼本
体の使用状態において燃焼本体上面となる部位を除く部
位にになじませて50μmのポリプロピレン製粘着テー
プ等で粘着固定した。その後、立ち上がりの高さを40
mmに整えた。これを、実施例1サンプルをする。次
に、実施例1サンプルで使用したのと同じ燃焼本体を、
比較例1サンプルとし、さらに、実施例1サンプルにお
いて立ち上がりを10mmに整えたものを比較例2サン
プルとする。上記実施例1サンプル、比較例1サンプ
ル、比較例2サンプル各3個を、屋外プールに浮かべ燃
焼芯に点火し、自然雰囲気の中で30分間観察した。そ
の後、該プール側方より送風装置にて送風し、図5に示
す程度に水面が波立つ状況とし、各サンプルの状態を観
察した。
【0017】比較例1サンプルは、点火後10分〜15
分程より、燃焼本体上面の熔融した燃焼剤が水面上に流
れ出した。さらに、送風を開始するとしばらくして、該
燃焼本体上面に水を被り、3個とも燃焼火炎は消えた。
比較例2サンプルは、自然雰囲気の中では熔融した燃焼
剤はOPP袋内に溜め置かれ、水面上に流れ出る事は無
かったが、送風開始後には、ろうそくが傾いた状態が頻
発し、其の際熔融した燃焼剤は水面上に流れ出した。さ
らに、しばらくすると該サンプルは水を被り、OPP袋
内にも水が侵入し3個とも燃焼火炎は消えた。一方、実
施例1サンプルは3個とも、自然雰囲気の中でも送風下
においても、自然消火に至るまで、熔融した燃焼剤はO
PP袋内に溜め置かれ、水面上に流れ出る事は無かっ
た。また、該サンプルが水を被り燃焼火炎が消えること
も無く、OPP袋内にまでも水が侵入し燃焼火炎が消え
ることも無かった。
【0018】実施例2及び実施例3、比較例3;上記実
施例1サンプルにおいて、和紙を巻き込んで成形した燃
焼芯の巻き込み数を調節し、1時間当たりの燃焼剤の燃
焼量が15g、20g、30gに相当する燃焼芯を採用
したサンプルを、それぞれ比較例3サンプル、実施例2
サンプル、実施例3サンプルとする。上記比較例3サン
プル、実施例2サンプル、実施例3サンプル各3個を、
屋外プールに浮かべ燃焼芯に点火し、自然雰囲気の中で
30分間観察した。その後、該プール側方より送風装置
にて、風速5m/秒程度まで徐々に風速を上げながら送
風し、各サンプルの状態を観察した。
【0019】比較例3サンプルは、自然雰囲気の中では
燃焼火炎が消えることは無かったが、送風開始後約30
分で、風速2〜3m/秒程度の送風下において相次いで
3個とも消火した。一方、実施例2サンプルは、自然雰
囲気の中では燃焼火炎が消えることは無く、送風開始後
も風速2〜3m/秒程度の送風下においては燃焼火炎が
消えることは無かったが、送風開始後約60分で、風速
3〜5m/秒程度の送風下において相次いで3個とも消
火した。また、実施例3サンプルは3個とも、自然雰囲
気の中でも風速5m/秒程度の送風下においても、自然
消火に至るまで燃焼火炎が消えることは無かった。ま
た、比較例3サンプル、実施例2サンプル、実施例3サ
ンプルすべてにおいて、該サンプルが水を被ったり、O
PP袋内に水が侵入することで燃焼火炎が消えることも
無かった。
【0020】
【発明の効果】上記構成により本発明のろうそくは、
川、湖、海、プール等、主に屋外において、風、水の流
れや波等の条件を伴った水面に浮かんだ形態で燃焼させ
る際にも、風によって燃焼火炎が消されることはなく、
水の流れや波や水しぶきによりろうそくの燃焼芯部が水
を被り燃焼火炎が消されることもなく、安定した燃焼状
態が保たれる。さらに、他に器具、道具を使用しないの
で、繁雑な手順を踏んでの多大な労力と時間を必要とす
る準備は必要なく、簡便簡易に使用できる。また、大き
な燃焼火炎が得られるろうそくであるので、屋外の広い
場所における演出においても、単独のろうそくで大きな
光量が得られ、多数のろうそくを群として灯し、群光と
する手段に頼ることなく、華やかな演出をすることが可
能となる。また、本発明のろうそく底部又は燃焼本体底
部に重り5を装着したり、ろうそく底部に係留手段6を
装着するなどの手段を使用すれば、さらに演出の幅を広
げることができる。さらに、本発明のろうそくでは、熔
融した燃焼剤は外皮体で囲まれた内部に溜め置かれ、燃
焼終了まで外部に流れ出ることはなく、水面に燃焼剤が
浮遊したり、川岸、プール側面、水面近くに位置する構
成物や機具等に燃焼剤が付着し汚すようなことは起こら
ない。燃焼終了後は、該ろうそくの燃焼残渣を回収する
だけでよく、準備と共に後片付けも極めて簡易に行え、
自然環境にも配慮した優れたものである。さらに、本発
明のろうそくを使用することで、主に屋外で行われる燃
焼火炎による演出、装飾において、今までに無い優れた
効果を上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のろうそくの一例を示す断面図である。
【図2】本発明のろうそくの他の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明のろうそくのさらに他の一例を示す断面
図である。
【図4】本発明のろうそくのさらに他の一例を示す正面
図である。
【図5】本発明のろうそくの使用時の燃焼状態の一例を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 燃焼剤 2 燃焼芯 3 外皮体 4 立ち上がり 5 重り 6 係留手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼剤と、該燃焼剤中央部に挿入配置さ
    れた燃焼芯からなる燃焼本体の、使用状態において該燃
    焼本体上面となる部位を除く部位に、合成樹脂薄状体よ
    りなる外皮体を装着してなるろうそくであって、該外皮
    体は、使用状態において該燃焼本体上面となる部位の縁
    辺端より適度な高さの立ち上がりを有することを特徴と
    する、ろうそく。
  2. 【請求項2】 該燃焼芯が、使用状態において1時間当
    たりの燃焼剤の燃焼量が20g以上となる燃焼芯であ
    る、請求項1記載のろうそく。
  3. 【請求項3】 該外皮体が袋状体である、請求項1記載
    のろうそく。
  4. 【請求項4】 該外皮体が袋状体である、請求項2記載
    のろうそく。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001348594A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Pegasus Candle Kk 屋外用ろうそく
US6579089B1 (en) * 2001-06-28 2003-06-17 Stephen Iu Floating candle holder

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