JPH11280001A - レール支持体、曲線区間の軌道構造、及び曲線区間の軌道のカント設定方法 - Google Patents
レール支持体、曲線区間の軌道構造、及び曲線区間の軌道のカント設定方法Info
- Publication number
- JPH11280001A JPH11280001A JP10393198A JP10393198A JPH11280001A JP H11280001 A JPH11280001 A JP H11280001A JP 10393198 A JP10393198 A JP 10393198A JP 10393198 A JP10393198 A JP 10393198A JP H11280001 A JPH11280001 A JP H11280001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curved section
- track
- rail
- ballast
- roadbed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 abstract description 105
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 35
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 10
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 48
- 239000000463 material Substances 0.000 description 21
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 19
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 15
- 239000011513 prestressed concrete Substances 0.000 description 14
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 14
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 11
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 9
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 8
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 6
- 238000009430 construction management Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 5
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 4
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 description 4
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 3
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 3
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 239000011384 asphalt concrete Substances 0.000 description 2
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 241000233855 Orchidaceae Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
- E01B3/00—Transverse or longitudinal sleepers; Other means resting directly on the ballastway for supporting rails
- E01B3/28—Transverse or longitudinal sleepers; Other means resting directly on the ballastway for supporting rails made from concrete or from natural or artificial stone
- E01B3/40—Slabs; Blocks; Pot sleepers; Fastening tie-rods to them
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軌道保守量が少なく保守・建設コストの低廉
な曲線区間の軌道構造、この軌道構造に用いるまくらぎ
やスラブマット等のレール支持体、及び曲線区間の軌道
のカント設定方法を提供する。 【解決手段】 鉄道線路においてバラスト道床とレール
との間に配設されるまくらぎ10を、上面に設けられ鉄
道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の2つ
の傾斜線分となる2つのレール支持面13,14と、水
平な下面11を有するように構成し、レールをレール支
持面13,14で支持し上載荷重を分散させて道床に伝
達するとともに2本のレールの軌間を一定に保持するよ
うにした。
な曲線区間の軌道構造、この軌道構造に用いるまくらぎ
やスラブマット等のレール支持体、及び曲線区間の軌道
のカント設定方法を提供する。 【解決手段】 鉄道線路においてバラスト道床とレール
との間に配設されるまくらぎ10を、上面に設けられ鉄
道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の2つ
の傾斜線分となる2つのレール支持面13,14と、水
平な下面11を有するように構成し、レールをレール支
持面13,14で支持し上載荷重を分散させて道床に伝
達するとともに2本のレールの軌間を一定に保持するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道線路において
道床又は路盤と2本のレールとの間に配設されるレール
支持体、このレール支持体を用いた曲線区間の軌道構
造、及びこのレール支持体を用いた曲線区間の軌道のカ
ント設定方法に関するものである。
道床又は路盤と2本のレールとの間に配設されるレール
支持体、このレール支持体を用いた曲線区間の軌道構
造、及びこのレール支持体を用いた曲線区間の軌道のカ
ント設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道線路の平面形状が曲線状とな
る区間(以下、「曲線区間」という。)の軌道において
は、図13に示すように、鉄道車両300が曲線区間バ
ラスト道床軌道200を通過する際には、車体301の
重心Oに遠心力Fが作用する。この遠心力Fは、曲線の
中心から外側に向かう方向に作用し、鉄道車両の質量を
W(キログラム)とし、遠心加速度をα(メートル/秒
2 )とすると、下式(1) F=W×α ……(1) で表される。
る区間(以下、「曲線区間」という。)の軌道において
は、図13に示すように、鉄道車両300が曲線区間バ
ラスト道床軌道200を通過する際には、車体301の
重心Oに遠心力Fが作用する。この遠心力Fは、曲線の
中心から外側に向かう方向に作用し、鉄道車両の質量を
W(キログラム)とし、遠心加速度をα(メートル/秒
2 )とすると、下式(1) F=W×α ……(1) で表される。
【0003】円運動をする場合の遠心加速度αは、鉄道
車両の速度をu(メートル/秒)=V(キロメートル/
時)とし、曲線区間の曲率半径をR(メートル)とする
と、下式(2) α=u2 /R=V2 /(13×R) ……(2) で表すことができる。
車両の速度をu(メートル/秒)=V(キロメートル/
時)とし、曲線区間の曲率半径をR(メートル)とする
と、下式(2) α=u2 /R=V2 /(13×R) ……(2) で表すことができる。
【0004】この場合、図13の右方に曲線区間の曲率
中心(図示せず)があると仮定し、この曲線区間の曲率
中心に関して外側となるレール(以下、「外側レール」
という。)25の上面の高さを、曲線区間の曲率中心に
関して内側となるレール(以下、「内側レール」とい
う。)26の上面の高さと同一にしておくと、上記の遠
心力Fの作用により、外側レール25に車輪302から
過大な負担がかかるとともに内側レール26への車輪3
03からの荷重が過小となり、鉄道車両301が脱線し
やすくなる。
中心(図示せず)があると仮定し、この曲線区間の曲率
中心に関して外側となるレール(以下、「外側レール」
という。)25の上面の高さを、曲線区間の曲率中心に
関して内側となるレール(以下、「内側レール」とい
う。)26の上面の高さと同一にしておくと、上記の遠
心力Fの作用により、外側レール25に車輪302から
過大な負担がかかるとともに内側レール26への車輪3
03からの荷重が過小となり、鉄道車両301が脱線し
やすくなる。
【0005】また、車両速度Vが大きくなると、鉄道車
両300は曲線区間の曲率中心とは逆側(図13におけ
る左方)へ倒れようとする。図13においては、車輪3
02,303を連結して両車輪を回転させる車軸は、図
示を省略している。
両300は曲線区間の曲率中心とは逆側(図13におけ
る左方)へ倒れようとする。図13においては、車輪3
02,303を連結して両車輪を回転させる車軸は、図
示を省略している。
【0006】このため、曲線区間の鉄道線路において
は、図13に示すように、路盤201の上に砕石等によ
り形成するバラスト道床202の上部を斜面状にし、バ
ラスト道床202上に敷設されるまくらぎ203を傾斜
させて外側レール25の上面を内側レール26の上面よ
りも高くしている。このようにすれば、遠心力Fと車両
重量Wとの合力Pの作用線が外側レール25と内側レー
ル26の中間(例えば軌間の中央)を通り、かつ、外側
レール25にも内側レール26にもレール面に垂直な荷
重のみが作用することになり、鉄道車両301の脱線や
転倒を防止し、鉄道車両301の曲線走行時の安全を保
持することができる。
は、図13に示すように、路盤201の上に砕石等によ
り形成するバラスト道床202の上部を斜面状にし、バ
ラスト道床202上に敷設されるまくらぎ203を傾斜
させて外側レール25の上面を内側レール26の上面よ
りも高くしている。このようにすれば、遠心力Fと車両
重量Wとの合力Pの作用線が外側レール25と内側レー
ル26の中間(例えば軌間の中央)を通り、かつ、外側
レール25にも内側レール26にもレール面に垂直な荷
重のみが作用することになり、鉄道車両301の脱線や
転倒を防止し、鉄道車両301の曲線走行時の安全を保
持することができる。
【0007】上記のように、鉄道線路の曲線区間におい
て外側レール25のレール上面位置を内側レール26の
レール上面位置よりも高くすることを「カントをつけ
る」といい、図13に図示したCの値を「カント量」と
いう。レールどうしの距離(軌間長)をG(ミリメート
ル)とすると、カント量C(ミリメートル)は、下式
(3) C=(G×V2 )/(127×R) ……(3) で表される。
て外側レール25のレール上面位置を内側レール26の
レール上面位置よりも高くすることを「カントをつけ
る」といい、図13に図示したCの値を「カント量」と
いう。レールどうしの距離(軌間長)をG(ミリメート
ル)とすると、カント量C(ミリメートル)は、下式
(3) C=(G×V2 )/(127×R) ……(3) で表される。
【0008】狭軌の場合は、上式(3)において、軌間
長G=1067ミリメートルとすれば、カント量Cは、
下式(4) C=(8.4×V2 )/R ……(4) で与えられる。
長G=1067ミリメートルとすれば、カント量Cは、
下式(4) C=(8.4×V2 )/R ……(4) で与えられる。
【0009】図13において、外側レール25のレール
上面位置と内側レール26のレール上面位置は同一の直
線上にある必要があり、まくらぎ203の上面205に
設けられた高位置まくらぎ支持面206と低位置まくら
ぎ支持面207は、同一の傾斜状の直線L20の上にく
るように設定されている。また、図13において、2
3,24は、各レール25,26をまくらぎ203に締
結するレール締結装置である。
上面位置と内側レール26のレール上面位置は同一の直
線上にある必要があり、まくらぎ203の上面205に
設けられた高位置まくらぎ支持面206と低位置まくら
ぎ支持面207は、同一の傾斜状の直線L20の上にく
るように設定されている。また、図13において、2
3,24は、各レール25,26をまくらぎ203に締
結するレール締結装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の曲線区間の軌道構造においては、バラスト道床
軌道の場合、カント量Cは、主としてバラスト道床20
2の上部形状を斜面状に形成し、この斜面でまくらぎ2
03を支持させてまくらぎ203の下面204を傾斜さ
せることにより設定していた。このため、曲線の外側の
バラスト部分(以下、「外側バラスト部」という。)2
02Aのバラスト厚h20を厚くし、曲線の内側のバラ
スト部分(以下、「内側バラスト部」という。)202
Bのバラスト厚を薄くしていた。
た従来の曲線区間の軌道構造においては、バラスト道床
軌道の場合、カント量Cは、主としてバラスト道床20
2の上部形状を斜面状に形成し、この斜面でまくらぎ2
03を支持させてまくらぎ203の下面204を傾斜さ
せることにより設定していた。このため、曲線の外側の
バラスト部分(以下、「外側バラスト部」という。)2
02Aのバラスト厚h20を厚くし、曲線の内側のバラ
スト部分(以下、「内側バラスト部」という。)202
Bのバラスト厚を薄くしていた。
【0011】一般に、バラスト道床202内の砕石の間
には空隙があり、列車走行により砕石がこの空隙内に徐
々に入り込むため、バラスト道床202全体としては徐
々に崩れ沈下していく。バラスト厚が厚ければその分だ
け砕石間の空隙も多くなるから、沈下量(崩れ量)もバ
ラスト厚が厚いほど大きくなる。したがって、202A
のような曲線区間の外側バラスト部は、直線区間のバラ
スト部分よりもバラスト厚h20が大きいため砕石が崩
れやすく、軌道保守量もそれに応じて多くする必要があ
り、鉄道経営コスト削減の観点から改善が要請されてい
た。
には空隙があり、列車走行により砕石がこの空隙内に徐
々に入り込むため、バラスト道床202全体としては徐
々に崩れ沈下していく。バラスト厚が厚ければその分だ
け砕石間の空隙も多くなるから、沈下量(崩れ量)もバ
ラスト厚が厚いほど大きくなる。したがって、202A
のような曲線区間の外側バラスト部は、直線区間のバラ
スト部分よりもバラスト厚h20が大きいため砕石が崩
れやすく、軌道保守量もそれに応じて多くする必要があ
り、鉄道経営コスト削減の観点から改善が要請されてい
た。
【0012】また、上記した路盤201,バラスト道床
202,まくらぎ203のかわりに、コンクリート路盤
(図示せず)とスラブマット(図示せず)等を用いたス
ラブ軌道を採用する場合で曲線区間のカントを設定する
場合には、コンクリート路盤の上面を傾斜面状に形成
し、その上に平板状のスラブマットを敷設していた。
202,まくらぎ203のかわりに、コンクリート路盤
(図示せず)とスラブマット(図示せず)等を用いたス
ラブ軌道を採用する場合で曲線区間のカントを設定する
場合には、コンクリート路盤の上面を傾斜面状に形成
し、その上に平板状のスラブマットを敷設していた。
【0013】しかし、コンクリートは硬化するまでは流
動性を有していることから、上面をコテ等で均しただけ
では、重力によってコンクリートが高い方から低い方へ
流動してしまい、設計値通りの傾斜角度の傾斜面を形成
することは非常に困難であった。このため、上面が傾斜
面となり全部の面が密閉されるように構成された型枠
(図示せず)等を用い、この型枠内にコンクリートを注
入するなどして、コンクリート路盤を形成しなければな
らず、その施工と施工管理がともに困難であるうえ、工
事費用も割高となっていた。
動性を有していることから、上面をコテ等で均しただけ
では、重力によってコンクリートが高い方から低い方へ
流動してしまい、設計値通りの傾斜角度の傾斜面を形成
することは非常に困難であった。このため、上面が傾斜
面となり全部の面が密閉されるように構成された型枠
(図示せず)等を用い、この型枠内にコンクリートを注
入するなどして、コンクリート路盤を形成しなければな
らず、その施工と施工管理がともに困難であるうえ、工
事費用も割高となっていた。
【0014】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、軌
道保守量が少なく保守・建設コストの低廉な曲線区間の
軌道構造、この軌道構造に用いるまくらぎやスラブマッ
ト等のレール支持体、及び曲線区間の軌道のカント設定
方法を提供することにある。
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、軌
道保守量が少なく保守・建設コストの低廉な曲線区間の
軌道構造、この軌道構造に用いるまくらぎやスラブマッ
ト等のレール支持体、及び曲線区間の軌道のカント設定
方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るレール支持体は、鉄道線路において道
床又は路盤と2本のレールとの間に配設されるレール支
持体であって、上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向
に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる
2つのレール支持面と、水平な下面を有し、前記2本の
レールを前記レール支持面で支持し上載荷重を分散させ
て前記道床又は路盤に伝達するとともに前記2本のレー
ルの軌間を一定に保持することを特徴とする。
め、本発明に係るレール支持体は、鉄道線路において道
床又は路盤と2本のレールとの間に配設されるレール支
持体であって、上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向
に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる
2つのレール支持面と、水平な下面を有し、前記2本の
レールを前記レール支持面で支持し上載荷重を分散させ
て前記道床又は路盤に伝達するとともに前記2本のレー
ルの軌間を一定に保持することを特徴とする。
【0016】上記のレール支持体において、好ましく
は、前記レールの長手方向に見た断面形状が凸部又は凹
部若しくはこれらの適宜の組合わせとなり、前記鉄道線
路の長手方向に直角な方向の横方向力を伝達する横方向
力伝達部が前記下面に設けられる。
は、前記レールの長手方向に見た断面形状が凸部又は凹
部若しくはこれらの適宜の組合わせとなり、前記鉄道線
路の長手方向に直角な方向の横方向力を伝達する横方向
力伝達部が前記下面に設けられる。
【0017】また、本発明に係る曲線区間の軌道構造
は、鉄道線路の平面形状が曲線状となる曲線区間の軌道
構造であって、上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向
に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる
2つのレール支持面と、水平な下面を有するレール支持
体を、道床又は路盤上に配設し、前記2つのレール支持
面のうち高さ位置の高い高位置レール支持面の上に前記
曲線区間の曲率中心に関して外側となる外側レールを配
設するとともに、前記2つのレール支持面のうち高さ位
置の低い低位置レール支持面の上に前記曲線区間の曲率
中心に関して内側となる内側レールを配設することを特
徴とする。
は、鉄道線路の平面形状が曲線状となる曲線区間の軌道
構造であって、上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向
に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる
2つのレール支持面と、水平な下面を有するレール支持
体を、道床又は路盤上に配設し、前記2つのレール支持
面のうち高さ位置の高い高位置レール支持面の上に前記
曲線区間の曲率中心に関して外側となる外側レールを配
設するとともに、前記2つのレール支持面のうち高さ位
置の低い低位置レール支持面の上に前記曲線区間の曲率
中心に関して内側となる内側レールを配設することを特
徴とする。
【0018】上記の曲線区間の軌道構造において、好ま
しくは、前記レールの長手方向に見た断面形状が凸部又
は凹部若しくはこれらの適宜の組合わせとなる第1嵌合
部が前記レール支持体の下面に設けられるとともに、前
記第1嵌合部に嵌合可能な形状及び位置に形成された第
2嵌合部が前記道床又は路盤の上部に設けられ、前記第
1嵌合部と第2嵌合部の嵌合により、前記鉄道線路の長
手方向に直角な方向の横方向力が伝達される。
しくは、前記レールの長手方向に見た断面形状が凸部又
は凹部若しくはこれらの適宜の組合わせとなる第1嵌合
部が前記レール支持体の下面に設けられるとともに、前
記第1嵌合部に嵌合可能な形状及び位置に形成された第
2嵌合部が前記道床又は路盤の上部に設けられ、前記第
1嵌合部と第2嵌合部の嵌合により、前記鉄道線路の長
手方向に直角な方向の横方向力が伝達される。
【0019】また、上記の曲線区間の軌道構造におい
て、好ましくは、前記レールの長手方向に見た断面形状
が凹部となる第1凹部が前記レール支持体の下面に設け
られるとともに、前記レールの長手方向に見た断面形状
が凹部となるとともに前記第1凹部に対応する位置に形
成された第2凹部が前記道床又は路盤の上部に設けら
れ、前記第1凹部及び第2凹部に嵌合するように嵌合体
が配置され、前記第1凹部と第2凹部と嵌合体との嵌合
により、前記鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向
力が伝達される。
て、好ましくは、前記レールの長手方向に見た断面形状
が凹部となる第1凹部が前記レール支持体の下面に設け
られるとともに、前記レールの長手方向に見た断面形状
が凹部となるとともに前記第1凹部に対応する位置に形
成された第2凹部が前記道床又は路盤の上部に設けら
れ、前記第1凹部及び第2凹部に嵌合するように嵌合体
が配置され、前記第1凹部と第2凹部と嵌合体との嵌合
により、前記鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向
力が伝達される。
【0020】また、上記の曲線区間の軌道構造におい
て、好ましくは、前記レール支持体と前記道床又は路盤
との間には、前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状が
傾斜線となる上面と、水平な下面を有する介設部材が配
設される。
て、好ましくは、前記レール支持体と前記道床又は路盤
との間には、前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状が
傾斜線となる上面と、水平な下面を有する介設部材が配
設される。
【0021】また、本発明に係る曲線区間の軌道のカン
ト設定方法は、鉄道線路の平面形状が曲線状となる曲線
区間の軌道のカント設定方法であって、上面に設けられ
前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上
の2つの傾斜線分となる2つのレール支持面と水平な下
面を有するレール支持体を道床又は路盤上に配設し、前
記2つのレール支持面のうち高さ位置の高い高位置レー
ル支持面の上に前記曲線区間の曲率中心に関して外側と
なる外側レールを配設するとともに、前記2つのレール
支持面のうち高さ位置の低い低位置レール支持面の上に
前記曲線区間の曲率中心に関して内側となる内側レール
を配設し、前記外側レールの上面の高さ位置と前記内側
レールの上面の高さ位置との差を前記曲線区間の軌道の
カントとすることを特徴とする。
ト設定方法は、鉄道線路の平面形状が曲線状となる曲線
区間の軌道のカント設定方法であって、上面に設けられ
前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上
の2つの傾斜線分となる2つのレール支持面と水平な下
面を有するレール支持体を道床又は路盤上に配設し、前
記2つのレール支持面のうち高さ位置の高い高位置レー
ル支持面の上に前記曲線区間の曲率中心に関して外側と
なる外側レールを配設するとともに、前記2つのレール
支持面のうち高さ位置の低い低位置レール支持面の上に
前記曲線区間の曲率中心に関して内側となる内側レール
を配設し、前記外側レールの上面の高さ位置と前記内側
レールの上面の高さ位置との差を前記曲線区間の軌道の
カントとすることを特徴とする。
【0022】上記の曲線区間の軌道のカント設定方法に
おいて、好ましくは、前記カントの量は、前記レール支
持体の下面が接する前記道床又は路盤の面の傾斜度、又
は前記レール支持体と前記道床又は路盤との間に介設さ
れる介設部材の傾斜面の傾斜度、若しくは前記レールを
前記レール支持面上で保持するレール締結装置、あるい
はこれらの適宜の組合わせにより調整される。
おいて、好ましくは、前記カントの量は、前記レール支
持体の下面が接する前記道床又は路盤の面の傾斜度、又
は前記レール支持体と前記道床又は路盤との間に介設さ
れる介設部材の傾斜面の傾斜度、若しくは前記レールを
前記レール支持面上で保持するレール締結装置、あるい
はこれらの適宜の組合わせにより調整される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。以下の各実施形態及
び各図面において、同一の符号の部分は同一の構成及び
作用を有する部材等を示している。
て、図面を参照しながら説明する。以下の各実施形態及
び各図面において、同一の符号の部分は同一の構成及び
作用を有する部材等を示している。
【0024】(1)第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態である曲線区間用まくら
ぎの構成を示す図であり、図1(A)は斜視図を、図1
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
ぎの構成を示す図であり、図1(A)は斜視図を、図1
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
【0025】図1(A)及び図1(B)に示すように、
この曲線区間用まくらぎ10は、例えばプレストレスト
コンクリート(PC)等によって構成されたブロック状
の部材である。この曲線区間用まくらぎ10は、水平な
下面11と、略斜面状の上面12を有している。
この曲線区間用まくらぎ10は、例えばプレストレスト
コンクリート(PC)等によって構成されたブロック状
の部材である。この曲線区間用まくらぎ10は、水平な
下面11と、略斜面状の上面12を有している。
【0026】曲線区間用まくらぎ10の上面12には、
傾斜した平面状の高位置レール支持面13と、傾斜した
平面状の低位置レール支持面14が設けられている。図
1(B)に示すように、これら高位置レール支持面13
と低位置レール支持面14の線路長手方向に見た断面形
状は、同一の傾斜した直線L1の上にある2つの傾斜し
た線分となっている。したがって、これら高位置レール
支持面13と低位置レール支持面14は、同一の傾斜し
た平面の上にある2つの傾斜した部分平面となってい
る。
傾斜した平面状の高位置レール支持面13と、傾斜した
平面状の低位置レール支持面14が設けられている。図
1(B)に示すように、これら高位置レール支持面13
と低位置レール支持面14の線路長手方向に見た断面形
状は、同一の傾斜した直線L1の上にある2つの傾斜し
た線分となっている。したがって、これら高位置レール
支持面13と低位置レール支持面14は、同一の傾斜し
た平面の上にある2つの傾斜した部分平面となってい
る。
【0027】また、各レール支持面13,14の図1
(B)における左右両側のスペースは、外側レール25
及び内側レール26を曲線区間用まくらぎ10に締結す
るためのレール締結用スペースとなっており、このレー
ル締結用スペースには、鋼や硬質プラスチック等からな
る埋込栓15a,15b及び埋込栓抜16a,16bが
埋設されている。これらの埋込栓15a〜16bには雌
ネジが内壁に形成された孔(図示せず)が設けられてお
り、レール締結装置23,24の構成部品である締結用
ボルト(図示せず)等がねじ込まれる。
(B)における左右両側のスペースは、外側レール25
及び内側レール26を曲線区間用まくらぎ10に締結す
るためのレール締結用スペースとなっており、このレー
ル締結用スペースには、鋼や硬質プラスチック等からな
る埋込栓15a,15b及び埋込栓抜16a,16bが
埋設されている。これらの埋込栓15a〜16bには雌
ネジが内壁に形成された孔(図示せず)が設けられてお
り、レール締結装置23,24の構成部品である締結用
ボルト(図示せず)等がねじ込まれる。
【0028】また、図示はしていないが、上記した各レ
ール締結用スペースは、平面状ではなく、凹部状に形成
されている。この凹部には、レール締結装置23,24
の構成部品である締結用板バネ(図示せず)等の一部が
収められる。
ール締結用スペースは、平面状ではなく、凹部状に形成
されている。この凹部には、レール締結装置23,24
の構成部品である締結用板バネ(図示せず)等の一部が
収められる。
【0029】(2)第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。図2
は、図1に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
は、図1に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
【0030】図2に示すように、この曲線区間バラスト
道床軌道20は、土路盤21と、土路盤21の上に形成
されたバラスト道床22と、上述した曲線区間用まくら
ぎ10と、締結装置23,24と、外側レール25と、
内側レール26を有して構成されている。
道床軌道20は、土路盤21と、土路盤21の上に形成
されたバラスト道床22と、上述した曲線区間用まくら
ぎ10と、締結装置23,24と、外側レール25と、
内側レール26を有して構成されている。
【0031】この曲線区間バラスト道床軌道20の土路
盤21としては、路床の上に構成される土構造物であ
り、通常の土路盤、強化路盤などが採用される。路
床としては、a)盛土、b)素地地盤又は切土の上に排水層
等を設けたもの等が用いられる。また、上記した通常の
土路盤は、良質な自然土、又はクラッシャラン(道路用
砕石Cや鉄鋼スラグ砕石CS等を含む)等の単一層で構
成する路盤である。また、強化路盤としては、砕石路盤
とスラグ路盤がある。これらの強化路盤のうち、砕石路
盤は、路床の上に砕石層(粒度調整砕石、又は高炉スラ
グ砕石の層)を設け、砕石層の上にアスファルトコンク
リート層を設けて構成される。また、スラグ路盤は、路
床の上に水硬性粒度調整高炉スラグ砕石の層を設けるこ
とにより構成される。
盤21としては、路床の上に構成される土構造物であ
り、通常の土路盤、強化路盤などが採用される。路
床としては、a)盛土、b)素地地盤又は切土の上に排水層
等を設けたもの等が用いられる。また、上記した通常の
土路盤は、良質な自然土、又はクラッシャラン(道路用
砕石Cや鉄鋼スラグ砕石CS等を含む)等の単一層で構
成する路盤である。また、強化路盤としては、砕石路盤
とスラグ路盤がある。これらの強化路盤のうち、砕石路
盤は、路床の上に砕石層(粒度調整砕石、又は高炉スラ
グ砕石の層)を設け、砕石層の上にアスファルトコンク
リート層を設けて構成される。また、スラグ路盤は、路
床の上に水硬性粒度調整高炉スラグ砕石の層を設けるこ
とにより構成される。
【0032】また、上記した曲線区間バラスト道床軌道
20において、曲線区間用まくらぎ10の下面を支持す
るバラストの面は水平となっている。また、曲線区間用
まくらぎ10の高位置レール支持面13の上には、レー
ル締結装置23の構成部品である軌道パッドを介し、レ
ール締結装置23の図示しない構成部品である締結用ボ
ルト,締結用ナット,締結用板バネ等によって外側レー
ル25が締結されている。また、曲線区間用まくらぎ1
0の低位置レール支持面14の上には、レール締結装置
24の構成部品である軌道パッドを介し、レール締結装
置24の図示しない構成部品である締結用ボルト,締結
用ナット,締結用板バネ等によって内側レール26が締
結されている。
20において、曲線区間用まくらぎ10の下面を支持す
るバラストの面は水平となっている。また、曲線区間用
まくらぎ10の高位置レール支持面13の上には、レー
ル締結装置23の構成部品である軌道パッドを介し、レ
ール締結装置23の図示しない構成部品である締結用ボ
ルト,締結用ナット,締結用板バネ等によって外側レー
ル25が締結されている。また、曲線区間用まくらぎ1
0の低位置レール支持面14の上には、レール締結装置
24の構成部品である軌道パッドを介し、レール締結装
置24の図示しない構成部品である締結用ボルト,締結
用ナット,締結用板バネ等によって内側レール26が締
結されている。
【0033】各レール締結装置23,24の軌道パッド
は、ゴム材料等からなる平板状部材である。したがっ
て、図2において、外側レール25の上面と内側レール
26の上面とを結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持
面13と低位置レール支持面14とを結ぶ傾斜した直線
と平行になっている。
は、ゴム材料等からなる平板状部材である。したがっ
て、図2において、外側レール25の上面と内側レール
26の上面とを結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持
面13と低位置レール支持面14とを結ぶ傾斜した直線
と平行になっている。
【0034】また、外側レール25の上面位置と、内側
レール26の上面位置との高さの差は、図13に示した
従来の曲線区間バラスト道床軌道200におけるカント
量Cと等しくなっている。
レール26の上面位置との高さの差は、図13に示した
従来の曲線区間バラスト道床軌道200におけるカント
量Cと等しくなっている。
【0035】また、上記した曲線区間バラスト道床軌道
20においては、曲線区間用まくらぎ10の支持バラス
ト面が水平となるので、バラスト道床22の外側バラス
ト部22Aのバラスト厚h2は、内側バラスト部22B
のバラスト厚と等しくなり、かつ、外側バラスト部22
Aのバラスト厚h2は、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200の外側バラスト部202Aのバ
ラスト厚h20よりも非常に小さい値となっている。
20においては、曲線区間用まくらぎ10の支持バラス
ト面が水平となるので、バラスト道床22の外側バラス
ト部22Aのバラスト厚h2は、内側バラスト部22B
のバラスト厚と等しくなり、かつ、外側バラスト部22
Aのバラスト厚h2は、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200の外側バラスト部202Aのバ
ラスト厚h20よりも非常に小さい値となっている。
【0036】このように、第1実施形態の曲線区間用ま
くらぎ10を用いた第2実施形態の曲線区間バラスト道
床軌道20においては、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部22Aのバラスト厚h2を従
来の場合よりも大幅に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道20の軌道保守量は、直線区
間の軌道保守量と同程度に低減することが可能となる。
くらぎ10を用いた第2実施形態の曲線区間バラスト道
床軌道20においては、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部22Aのバラスト厚h2を従
来の場合よりも大幅に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道20の軌道保守量は、直線区
間の軌道保守量と同程度に低減することが可能となる。
【0037】この曲線区間用まくらぎ10は、図13に
示した従来のまくらぎ203よりも体積が大きいため、
製作費用は従来のまくらぎ203よりもやや高くなる。
しかし、この曲線区間用まくらぎ10にいったん交換し
てしまえば、その後の軌道保守コストは、直線区間の保
守コスト程度に低減できる。上述したように、バラスト
道床軌道では、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩
れ沈下していくから、道床の保守は定期的に発生する。
したがって、この曲線区間用まくらぎ10を用いれば、
その道床保守のたびごとにコスト低減額が累積すること
になるため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大きい。
示した従来のまくらぎ203よりも体積が大きいため、
製作費用は従来のまくらぎ203よりもやや高くなる。
しかし、この曲線区間用まくらぎ10にいったん交換し
てしまえば、その後の軌道保守コストは、直線区間の保
守コスト程度に低減できる。上述したように、バラスト
道床軌道では、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩
れ沈下していくから、道床の保守は定期的に発生する。
したがって、この曲線区間用まくらぎ10を用いれば、
その道床保守のたびごとにコスト低減額が累積すること
になるため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大きい。
【0038】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道2
0においては、曲線区間用まくらぎ10は、上記のよう
にカント量を設定する機能のほか、2本のレール25,
26をレール支持面13,14で支持し列車荷重等の上
載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、及び
2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用と
いうまくらぎの基本的機能も果たしている。
0においては、曲線区間用まくらぎ10は、上記のよう
にカント量を設定する機能のほか、2本のレール25,
26をレール支持面13,14で支持し列車荷重等の上
載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、及び
2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用と
いうまくらぎの基本的機能も果たしている。
【0039】なお、鉄道線路の曲線区間においては、曲
率半径が一定な円曲線区間の前後に、曲率を一定値から
無限大(直線区間)まで、あるいは曲率を無限大から一
定値まで滑らかに変化させる緩和曲線(3次放物線、正
弦曲線、クロソイド曲線、レムニスケート曲線等を含む
関数)を挿入した区間が設けられ、直線区間から円直線
区間への進入時、又は逆の場合に列車に動揺等が生じな
いように配慮し、列車の乗り心地を向上させている。
率半径が一定な円曲線区間の前後に、曲率を一定値から
無限大(直線区間)まで、あるいは曲率を無限大から一
定値まで滑らかに変化させる緩和曲線(3次放物線、正
弦曲線、クロソイド曲線、レムニスケート曲線等を含む
関数)を挿入した区間が設けられ、直線区間から円直線
区間への進入時、又は逆の場合に列車に動揺等が生じな
いように配慮し、列車の乗り心地を向上させている。
【0040】この緩和曲線区間では、カント量は所定の
関数等に応じて変化させる必要がある。上記した第2実
施形態の曲線区間バラスト道床軌道20においては、例
えば、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド
(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン
(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によってカント量を調整・設定可能であ
る。
関数等に応じて変化させる必要がある。上記した第2実
施形態の曲線区間バラスト道床軌道20においては、例
えば、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド
(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン
(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によってカント量を調整・設定可能であ
る。
【0041】(3)第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態について説明を行う。図3
は、本発明の第3実施形態である曲線区間用まくらぎの
構成を示す図であり、図3(A)は斜視図を、図3
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
は、本発明の第3実施形態である曲線区間用まくらぎの
構成を示す図であり、図3(A)は斜視図を、図3
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
【0042】図3(A)及び図3(B)に示すように、
この曲線区間用まくらぎ30は、例えばプレストレスト
コンクリート(PC)等によって構成されたブロック状
の部材である。この曲線区間用まくらぎ30は、水平な
下面31と、略斜面状の上面32を有している。
この曲線区間用まくらぎ30は、例えばプレストレスト
コンクリート(PC)等によって構成されたブロック状
の部材である。この曲線区間用まくらぎ30は、水平な
下面31と、略斜面状の上面32を有している。
【0043】この曲線区間用まくらぎ30の上面32に
は、傾斜した平面状の高位置レール支持面33と、傾斜
した平面状の低位置レール支持面34が設けられてい
る。図3(B)に示すように、これら高位置レール支持
面33と低位置レール支持面34の線路長手方向に見た
断面形状は、同一の傾斜した直線L3の上にある2つの
傾斜した線分となっている。したがって、これら高位置
レール支持面33と低位置レール支持面34は、同一の
傾斜した平面の上にある2つの傾斜した部分平面となっ
ている。
は、傾斜した平面状の高位置レール支持面33と、傾斜
した平面状の低位置レール支持面34が設けられてい
る。図3(B)に示すように、これら高位置レール支持
面33と低位置レール支持面34の線路長手方向に見た
断面形状は、同一の傾斜した直線L3の上にある2つの
傾斜した線分となっている。したがって、これら高位置
レール支持面33と低位置レール支持面34は、同一の
傾斜した平面の上にある2つの傾斜した部分平面となっ
ている。
【0044】また、各レール支持面33,34の図3
(B)における左右両側のスペースは、外側レール25
及び内側レール26を曲線区間用まくらぎ10に締結す
るためのレール締結用スペースとなっており、このレー
ル締結用スペースには、鋼等からなる埋込栓35a,3
5b及び埋込栓抜36a,36bが埋設されている。こ
れらの埋込栓35a〜36bの構成及び作用は、上記し
た第1実施形態における埋込栓15a〜16bの構成及
び作用と同様であるため、その説明は省略する。
(B)における左右両側のスペースは、外側レール25
及び内側レール26を曲線区間用まくらぎ10に締結す
るためのレール締結用スペースとなっており、このレー
ル締結用スペースには、鋼等からなる埋込栓35a,3
5b及び埋込栓抜36a,36bが埋設されている。こ
れらの埋込栓35a〜36bの構成及び作用は、上記し
た第1実施形態における埋込栓15a〜16bの構成及
び作用と同様であるため、その説明は省略する。
【0045】また、図示はしていないが、上記した各レ
ール締結用スペースは、平面状ではなく、上記した第1
実施形態の場合と同様の目的で、凹部状に形成されてい
る。
ール締結用スペースは、平面状ではなく、上記した第1
実施形態の場合と同様の目的で、凹部状に形成されてい
る。
【0046】この第3実施形態の曲線区間用まくらぎ3
0が、上記した第1実施形態の曲線区間用まくらぎ10
と異なる点は、高位置レール支持面33と低位置レール
支持面34の傾斜角度、すなわち傾斜線L3の傾斜角度
が、第1実施形態における傾斜線L1の傾斜角度よりも
小さい値に設定されていることである。
0が、上記した第1実施形態の曲線区間用まくらぎ10
と異なる点は、高位置レール支持面33と低位置レール
支持面34の傾斜角度、すなわち傾斜線L3の傾斜角度
が、第1実施形態における傾斜線L1の傾斜角度よりも
小さい値に設定されていることである。
【0047】(4)第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態について説明する。図4
は、図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
4実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
は、図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
4実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
【0048】図4に示すように、この曲線区間バラスト
道床軌道40は、第2実施形態の場合と同様な土路盤2
1と、土路盤21の上に形成されたバラスト道床42
と、上述した曲線区間用まくらぎ30と、第2実施形態
の場合と同様な締結装置23,24と、外側レール25
と、内側レール26を有して構成されている。
道床軌道40は、第2実施形態の場合と同様な土路盤2
1と、土路盤21の上に形成されたバラスト道床42
と、上述した曲線区間用まくらぎ30と、第2実施形態
の場合と同様な締結装置23,24と、外側レール25
と、内側レール26を有して構成されている。
【0049】上記した曲線区間バラスト道床軌道40に
おいて、曲線区間用まくらぎ30の下面を支持するバラ
ストの面は傾斜面となっているが、この傾斜角度は、図
13に示した従来の曲線区間バラスト道床軌道200に
おけるまくらぎ203の支持バラスト面の傾斜角度より
も小さい値に設定されている。また、外側レール25,
内側レール26の曲線区間用まくらぎ30への取り付け
は、上記した第2実施形態の場合とまったく同様である
ので、その説明は省略する。
おいて、曲線区間用まくらぎ30の下面を支持するバラ
ストの面は傾斜面となっているが、この傾斜角度は、図
13に示した従来の曲線区間バラスト道床軌道200に
おけるまくらぎ203の支持バラスト面の傾斜角度より
も小さい値に設定されている。また、外側レール25,
内側レール26の曲線区間用まくらぎ30への取り付け
は、上記した第2実施形態の場合とまったく同様である
ので、その説明は省略する。
【0050】また、上記した第2実施形態の場合と同様
に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、ゴム
材料等からなる平板状部材であるため、図4において、
外側レール25の上面と内側レール26の上面とを結ぶ
傾斜した直線は、高位置レール支持面33と低位置レー
ル支持面34とを結ぶ傾斜した直線と平行になってい
る。
に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、ゴム
材料等からなる平板状部材であるため、図4において、
外側レール25の上面と内側レール26の上面とを結ぶ
傾斜した直線は、高位置レール支持面33と低位置レー
ル支持面34とを結ぶ傾斜した直線と平行になってい
る。
【0051】また、この第4実施形態の場合も、外側レ
ール25の上面位置と、内側レール26の上面位置との
高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200におけるカント量Cと等しくなっている。
ール25の上面位置と、内側レール26の上面位置との
高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200におけるカント量Cと等しくなっている。
【0052】また、上記した曲線区間バラスト道床軌道
40においては、曲線区間用まくらぎ30の支持バラス
ト面が傾斜面となるので、バラスト道床42の外側バラ
スト部42Aのバラスト厚h4は、内側バラスト部42
Bのバラスト厚よりも厚く設定されている。しかし、曲
線区間用まくらぎ30の支持バラスト面の傾斜角度は、
図13に示した従来の曲線区間バラスト道床軌道200
におけるまくらぎ203の支持バラスト面の傾斜角度よ
りも小さい。このため、外側バラスト部42Aのバラス
ト厚h4は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200の外側バラスト部202Aのバラスト厚h
20よりもかなり小さい値となっている。
40においては、曲線区間用まくらぎ30の支持バラス
ト面が傾斜面となるので、バラスト道床42の外側バラ
スト部42Aのバラスト厚h4は、内側バラスト部42
Bのバラスト厚よりも厚く設定されている。しかし、曲
線区間用まくらぎ30の支持バラスト面の傾斜角度は、
図13に示した従来の曲線区間バラスト道床軌道200
におけるまくらぎ203の支持バラスト面の傾斜角度よ
りも小さい。このため、外側バラスト部42Aのバラス
ト厚h4は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200の外側バラスト部202Aのバラスト厚h
20よりもかなり小さい値となっている。
【0053】このように、第3実施形態の曲線区間用ま
くらぎ30を用いた第4実施形態の曲線区間バラスト道
床軌道40においては、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部42Aのバラスト厚h4を従
来の場合よりも格段に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道40の軌道保守量は、直線区
間の軌道保守量とほぼ同程度に低減することが可能とな
る。
くらぎ30を用いた第4実施形態の曲線区間バラスト道
床軌道40においては、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部42Aのバラスト厚h4を従
来の場合よりも格段に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道40の軌道保守量は、直線区
間の軌道保守量とほぼ同程度に低減することが可能とな
る。
【0054】この曲線区間用まくらぎ30も、図13に
示した従来のまくらぎ203よりも体積が大きいため、
製作費用は従来のまくらぎ203よりもやや高くなる。
しかし、この曲線区間用まくらぎ30にいったん交換し
てしまえば、その後の軌道保守コストは、直線区間の保
守コスト程度に低減できる。上述したように、バラスト
道床軌道では、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩
れ沈下していくから、道床の保守は定期的に発生する。
したがって、この曲線区間用まくらぎ30を用いた場合
にも、その道床保守のたびごとにコスト低減額が累積す
ることになるため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大
きい。
示した従来のまくらぎ203よりも体積が大きいため、
製作費用は従来のまくらぎ203よりもやや高くなる。
しかし、この曲線区間用まくらぎ30にいったん交換し
てしまえば、その後の軌道保守コストは、直線区間の保
守コスト程度に低減できる。上述したように、バラスト
道床軌道では、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩
れ沈下していくから、道床の保守は定期的に発生する。
したがって、この曲線区間用まくらぎ30を用いた場合
にも、その道床保守のたびごとにコスト低減額が累積す
ることになるため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大
きい。
【0055】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道4
0においては、曲線区間用まくらぎ30は、上記のよう
にカント量を設定する機能のほか、2本のレール25,
26をレール支持面33,34で支持し列車荷重等の上
載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、及び
2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用と
いうまくらぎの基本的機能も果たしている。
0においては、曲線区間用まくらぎ30は、上記のよう
にカント量を設定する機能のほか、2本のレール25,
26をレール支持面33,34で支持し列車荷重等の上
載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、及び
2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用と
いうまくらぎの基本的機能も果たしている。
【0056】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道4
0においては、曲線区間用まくらぎ30の支持バラスト
面の傾斜角度を変化させることにより、円曲線区間及び
緩和曲線区間のカント量を調整・設定可能である。ま
た、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド(図
示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン(図
示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板(図示
せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区間のカ
ント量を調整・設定可能である。
0においては、曲線区間用まくらぎ30の支持バラスト
面の傾斜角度を変化させることにより、円曲線区間及び
緩和曲線区間のカント量を調整・設定可能である。ま
た、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド(図
示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン(図
示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板(図示
せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区間のカ
ント量を調整・設定可能である。
【0057】(5)第5実施形態 次に、本発明の第5実施形態について説明する。図5
は、図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
5実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
は、図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
5実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
【0058】図5に示すように、この曲線区間バラスト
道床軌道50は、第2,4実施形態の場合と同様な土路
盤21と、土路盤21の上に形成されたバラスト道床5
2と、上述した曲線区間用まくらぎ30と、介設部材5
3と、第2,4実施形態の場合と同様な締結装置23,
24と、外側レール25と、内側レール26を有して構
成されている。
道床軌道50は、第2,4実施形態の場合と同様な土路
盤21と、土路盤21の上に形成されたバラスト道床5
2と、上述した曲線区間用まくらぎ30と、介設部材5
3と、第2,4実施形態の場合と同様な締結装置23,
24と、外側レール25と、内側レール26を有して構
成されている。
【0059】図5に示すように、介設部材53は、例え
ばプレストレストコンクリート(PC)等によって構成
されたブロック状の部材である。この介設部材53は、
水平な下面54と、斜面状の上面55と、両端付近に設
けられた係止凸部56,57を有している。
ばプレストレストコンクリート(PC)等によって構成
されたブロック状の部材である。この介設部材53は、
水平な下面54と、斜面状の上面55と、両端付近に設
けられた係止凸部56,57を有している。
【0060】上記した曲線区間バラスト道床軌道50に
おいて、曲線区間用まくらぎ30の下面を支持する介設
部材53の上面は傾斜面となっているが、この傾斜角度
は、第4実施形態の曲線区間バラスト道床軌道40にお
ける曲線区間用まくらぎ30の支持バラスト面の傾斜角
度と等しい値に設定されている。また、外側レール2
5,内側レール26の曲線区間用まくらぎ30への取り
付けは、上記した第2,4実施形態の場合とまったく同
様であるので、その説明は省略する。
おいて、曲線区間用まくらぎ30の下面を支持する介設
部材53の上面は傾斜面となっているが、この傾斜角度
は、第4実施形態の曲線区間バラスト道床軌道40にお
ける曲線区間用まくらぎ30の支持バラスト面の傾斜角
度と等しい値に設定されている。また、外側レール2
5,内側レール26の曲線区間用まくらぎ30への取り
付けは、上記した第2,4実施形態の場合とまったく同
様であるので、その説明は省略する。
【0061】また、上記した第2,4実施形態の場合と
同様に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、
ゴム材料等からなる平板状部材であるため、図5におい
て、外側レール25の上面と内側レール26の上面とを
結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持面33と低位置
レール支持面34とを結ぶ傾斜した直線と平行になって
いる。
同様に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、
ゴム材料等からなる平板状部材であるため、図5におい
て、外側レール25の上面と内側レール26の上面とを
結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持面33と低位置
レール支持面34とを結ぶ傾斜した直線と平行になって
いる。
【0062】また、この第5実施形態の場合も、外側レ
ール25の上面位置と、内側レール26の上面位置との
高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200におけるカント量Cと等しくなっている。
ール25の上面位置と、内側レール26の上面位置との
高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200におけるカント量Cと等しくなっている。
【0063】また、上記した曲線区間バラスト道床軌道
50においては、曲線区間用まくらぎ30の下面31は
介設部材53の傾斜した上面55の上に載置されている
が、介設部材53の下面54は水平面となっている。し
たがって、曲線区間用まくらぎ30と介設部材53は、
全体としてレール25,26を支持する部材とみなすこ
とができ、その場合には、全体としてのレール支持体の
支持面は水平となる。これにより、バラスト道床52の
外側バラスト部52Aのバラスト厚h5は、内側バラス
ト部52Bのバラスト厚と等しくすることができ、か
つ、外側バラスト部52Aのバラスト厚h5は、上記し
た第2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道20の外側
バラスト部22Aのバラスト厚h2と等しい値とするこ
とができる。
50においては、曲線区間用まくらぎ30の下面31は
介設部材53の傾斜した上面55の上に載置されている
が、介設部材53の下面54は水平面となっている。し
たがって、曲線区間用まくらぎ30と介設部材53は、
全体としてレール25,26を支持する部材とみなすこ
とができ、その場合には、全体としてのレール支持体の
支持面は水平となる。これにより、バラスト道床52の
外側バラスト部52Aのバラスト厚h5は、内側バラス
ト部52Bのバラスト厚と等しくすることができ、か
つ、外側バラスト部52Aのバラスト厚h5は、上記し
た第2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道20の外側
バラスト部22Aのバラスト厚h2と等しい値とするこ
とができる。
【0064】このように、第3実施形態の曲線区間用ま
くらぎ30を用いた第5実施形態の曲線区間バラスト道
床軌道50においては、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部52Aのバラスト厚h5を従
来の場合よりも大幅に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道50の軌道保守量は、直線区
間の軌道保守量と同程度に低減することが可能となる。
くらぎ30を用いた第5実施形態の曲線区間バラスト道
床軌道50においては、図13に示した従来の曲線区間
バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部52Aのバラスト厚h5を従
来の場合よりも大幅に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道50の軌道保守量は、直線区
間の軌道保守量と同程度に低減することが可能となる。
【0065】この曲線区間バラスト道床軌道50は、介
設部材53の分だけ従来の曲線区間バラスト道床軌道2
00よりもやや高くなる。しかし、この曲線区間用まく
らぎ30と介設部材53にいったん交換してしまえば、
その後の軌道保守コストは、直線区間の保守コスト程度
に低減できる。上述したように、バラスト道床軌道で
は、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩れ沈下して
いくから、道床の保守は定期的に発生する。したがっ
て、この曲線区間バラスト道床軌道50の場合も、その
道床保守のたびごとにコスト低減額が累積することにな
るため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大きい。
設部材53の分だけ従来の曲線区間バラスト道床軌道2
00よりもやや高くなる。しかし、この曲線区間用まく
らぎ30と介設部材53にいったん交換してしまえば、
その後の軌道保守コストは、直線区間の保守コスト程度
に低減できる。上述したように、バラスト道床軌道で
は、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩れ沈下して
いくから、道床の保守は定期的に発生する。したがっ
て、この曲線区間バラスト道床軌道50の場合も、その
道床保守のたびごとにコスト低減額が累積することにな
るため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大きい。
【0066】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道5
0においては、曲線区間用まくらぎ30は、上記のよう
にカント量を設定する機能のほか、2本のレール25,
26をレール支持面33,34で支持し列車荷重等の上
載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、及び
2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用と
いうまくらぎの基本的機能も果たしている。
0においては、曲線区間用まくらぎ30は、上記のよう
にカント量を設定する機能のほか、2本のレール25,
26をレール支持面33,34で支持し列車荷重等の上
載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、及び
2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用と
いうまくらぎの基本的機能も果たしている。
【0067】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道5
0においては、介設部材53の上面55の傾斜角度を変
化させることにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカ
ント量を調整・設定可能である。また、介設部材53の
下面54を支持するバラスト面の傾斜角度を変化させる
ことにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカント量を
調整・設定可能である。また、レール締結装置23,2
4の下部の軌道パッド(図示せず)、可変パッド(図示
せず)、調節パッキン(図示せず)、タイプレート(図
示せず)、下敷鋼板(図示せず)等によっても、円曲線
区間及び緩和曲線区間のカント量を調整・設定可能であ
る。
0においては、介設部材53の上面55の傾斜角度を変
化させることにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカ
ント量を調整・設定可能である。また、介設部材53の
下面54を支持するバラスト面の傾斜角度を変化させる
ことにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカント量を
調整・設定可能である。また、レール締結装置23,2
4の下部の軌道パッド(図示せず)、可変パッド(図示
せず)、調節パッキン(図示せず)、タイプレート(図
示せず)、下敷鋼板(図示せず)等によっても、円曲線
区間及び緩和曲線区間のカント量を調整・設定可能であ
る。
【0068】(6)第6実施形態 次に、本発明の第6実施形態について説明する。図6
は、図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
6実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
は、図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明の第
6実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示す線
路長手方向に見た横断面図である。
【0069】図6に示すように、この曲線区間バラスト
道床軌道60は、第2,4,5実施形態の場合と同様な
土路盤21と、土路盤21の上に形成されたバラスト道
床62と、曲線区間用まくらぎ30Aと、介設部材63
と、第2,4,5実施形態の場合と同様な締結装置2
3,24と、外側レール25と、内側レール26を有し
て構成されている。
道床軌道60は、第2,4,5実施形態の場合と同様な
土路盤21と、土路盤21の上に形成されたバラスト道
床62と、曲線区間用まくらぎ30Aと、介設部材63
と、第2,4,5実施形態の場合と同様な締結装置2
3,24と、外側レール25と、内側レール26を有し
て構成されている。
【0070】図6に示すように、曲線区間用まくらぎ3
0Aは、その下面31Aに、雌ネジ孔37,38が設け
られている点が異なるほか、他の部分は上記した曲線区
間用まくらぎ30とまったく同様の構成を有している。
0Aは、その下面31Aに、雌ネジ孔37,38が設け
られている点が異なるほか、他の部分は上記した曲線区
間用まくらぎ30とまったく同様の構成を有している。
【0071】また、図6に示すように、介設部材63
は、例えばプレストレストコンクリート(PC)等によ
って構成されたブロック状の部材である。この介設部材
63は、水平な下面64と、斜面状の上面65と、ボル
ト挿通孔66,67を有している。
は、例えばプレストレストコンクリート(PC)等によ
って構成されたブロック状の部材である。この介設部材
63は、水平な下面64と、斜面状の上面65と、ボル
ト挿通孔66,67を有している。
【0072】また、図6に示すように、介設部材63
は、結合ボルト68,69をボルト挿通孔66,67か
ら雌ネジ孔37,38に螺合させることにより、曲線区
間用まくらぎ30Aの下面31Aに固定されている。
は、結合ボルト68,69をボルト挿通孔66,67か
ら雌ネジ孔37,38に螺合させることにより、曲線区
間用まくらぎ30Aの下面31Aに固定されている。
【0073】上記した曲線区間バラスト道床軌道60に
おいて、外側レール25,内側レール26の曲線区間用
まくらぎ30Aへの取り付けは、上記した第2,4実施
形態の場合とまったく同様であるので、その説明は省略
する。
おいて、外側レール25,内側レール26の曲線区間用
まくらぎ30Aへの取り付けは、上記した第2,4実施
形態の場合とまったく同様であるので、その説明は省略
する。
【0074】また、上記した第2,4実施形態の場合と
同様に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、
ゴム材料等からなる平板状部材であるため、図6におい
て、外側レール25の上面と内側レール26の上面とを
結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持面33と低位置
レール支持面34とを結ぶ傾斜した直線と平行になって
いる。
同様に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、
ゴム材料等からなる平板状部材であるため、図6におい
て、外側レール25の上面と内側レール26の上面とを
結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持面33と低位置
レール支持面34とを結ぶ傾斜した直線と平行になって
いる。
【0075】また、この第6実施形態の場合も、外側レ
ール25の上面位置と、内側レール26の上面位置との
高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200におけるカント量Cと等しくなっている。
ール25の上面位置と、内側レール26の上面位置との
高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200におけるカント量Cと等しくなっている。
【0076】また、上記した曲線区間バラスト道床軌道
60においては、曲線区間用まくらぎ30Aの下面31
Aは介設部材63の傾斜した上面65の上に載置されて
いるが、介設部材63の下面64は水平面となってい
る。したがって、曲線区間用まくらぎ30Aと介設部材
63は、全体としてレール25,26を支持する部材と
みなすことができ、その場合には、全体としてのレール
支持体の支持面は水平となる。これにより、バラスト道
床62の外側バラスト部62Aのバラスト厚h6は、内
側バラスト部62Bのバラスト厚と等しくすることがで
き、かつ、外側バラスト部62Aのバラスト厚h6は、
上記した第2,5実施形態の曲線区間バラスト道床軌道
20,50の外側バラスト部22A,52Aのバラスト
厚h2,h5と等しい値とすることができる。
60においては、曲線区間用まくらぎ30Aの下面31
Aは介設部材63の傾斜した上面65の上に載置されて
いるが、介設部材63の下面64は水平面となってい
る。したがって、曲線区間用まくらぎ30Aと介設部材
63は、全体としてレール25,26を支持する部材と
みなすことができ、その場合には、全体としてのレール
支持体の支持面は水平となる。これにより、バラスト道
床62の外側バラスト部62Aのバラスト厚h6は、内
側バラスト部62Bのバラスト厚と等しくすることがで
き、かつ、外側バラスト部62Aのバラスト厚h6は、
上記した第2,5実施形態の曲線区間バラスト道床軌道
20,50の外側バラスト部22A,52Aのバラスト
厚h2,h5と等しい値とすることができる。
【0077】このように、第3実施形態の曲線区間用ま
くらぎ30Aを用いた第6実施形態の曲線区間バラスト
道床軌道60においても、図13に示した従来の曲線区
間バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部62Aのバラスト厚h6を従
来の場合よりも大幅に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道60の軌道保守量も、直線区
間の軌道保守量と同程度に低減することが可能となる。
くらぎ30Aを用いた第6実施形態の曲線区間バラスト
道床軌道60においても、図13に示した従来の曲線区
間バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定で
き、かつ、外側バラスト部62Aのバラスト厚h6を従
来の場合よりも大幅に小さくできる。したがって、この
曲線区間バラスト道床軌道60の軌道保守量も、直線区
間の軌道保守量と同程度に低減することが可能となる。
【0078】この曲線区間バラスト道床軌道60は、介
設部材63の分だけ従来の曲線区間バラスト道床軌道2
00よりもやや高くなる。しかし、この曲線区間用まく
らぎ30Aと介設部材53にいったん交換してしまえ
ば、その後の軌道保守コストは、直線区間の保守コスト
程度に低減できる。上述したように、バラスト道床軌道
では、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩れ沈下し
ていくから、道床の保守は定期的に発生する。したがっ
て、この曲線区間バラスト道床軌道60の場合も、その
道床保守のたびごとにコスト低減額が累積することにな
るため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大きい。
設部材63の分だけ従来の曲線区間バラスト道床軌道2
00よりもやや高くなる。しかし、この曲線区間用まく
らぎ30Aと介設部材53にいったん交換してしまえ
ば、その後の軌道保守コストは、直線区間の保守コスト
程度に低減できる。上述したように、バラスト道床軌道
では、列車通過に伴いバラスト道床は緩慢に崩れ沈下し
ていくから、道床の保守は定期的に発生する。したがっ
て、この曲線区間バラスト道床軌道60の場合も、その
道床保守のたびごとにコスト低減額が累積することにな
るため、鉄道経営に寄与する度合は非常に大きい。
【0079】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道6
0においては、曲線区間用まくらぎ30Aは、上記のよ
うにカント量を設定する機能のほか、2本のレール2
5,26をレール支持面33,34で支持し列車荷重等
の上載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、
及び2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作
用というまくらぎの基本的機能も果たしている。
0においては、曲線区間用まくらぎ30Aは、上記のよ
うにカント量を設定する機能のほか、2本のレール2
5,26をレール支持面33,34で支持し列車荷重等
の上載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作用、
及び2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作
用というまくらぎの基本的機能も果たしている。
【0080】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道6
0においては、介設部材63の上面65の傾斜角度を変
化させることにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカ
ント量を調整・設定可能である。また、介設部材63の
下面64を支持するバラスト面の傾斜角度を変化させる
ことにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカント量を
調整・設定可能である。また、レール締結装置23,2
4の下部の軌道パッド(図示せず)、可変パッド(図示
せず)、調節パッキン(図示せず)、タイプレート(図
示せず)、下敷鋼板(図示せず)等によっても、円曲線
区間及び緩和曲線区間のカント量を調整・設定可能であ
る。
0においては、介設部材63の上面65の傾斜角度を変
化させることにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカ
ント量を調整・設定可能である。また、介設部材63の
下面64を支持するバラスト面の傾斜角度を変化させる
ことにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカント量を
調整・設定可能である。また、レール締結装置23,2
4の下部の軌道パッド(図示せず)、可変パッド(図示
せず)、調節パッキン(図示せず)、タイプレート(図
示せず)、下敷鋼板(図示せず)等によっても、円曲線
区間及び緩和曲線区間のカント量を調整・設定可能であ
る。
【0081】(7)第7実施形態 次に、本発明の第7実施形態について説明する。図7
は、本発明の第7実施形態である曲線区間用スラブマッ
トの構成を示す図であり、図7(A)は斜視図を、図7
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
は、本発明の第7実施形態である曲線区間用スラブマッ
トの構成を示す図であり、図7(A)は斜視図を、図7
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
【0082】図7(A)及び図7(B)に示すように、
この曲線区間用スラブマット70は、例えばプレストレ
ストコンクリート(PC)等によって構成された板状の
部材である。この曲線区間用スラブマット70は、水平
な下面71と、略斜面状の上面72を有している。
この曲線区間用スラブマット70は、例えばプレストレ
ストコンクリート(PC)等によって構成された板状の
部材である。この曲線区間用スラブマット70は、水平
な下面71と、略斜面状の上面72を有している。
【0083】この曲線区間用スラブマット70の上面7
2には、傾斜した平面状の高位置レール支持面73と、
傾斜した平面状の低位置レール支持面74が設けられて
いる。図7(B)に示すように、これら高位置レール支
持面73と低位置レール支持面74の線路長手方向に見
た断面形状は、同一の傾斜した直線L7の上にある2つ
の傾斜した線分となっている。したがって、これら高位
置レール支持面73と低位置レール支持面74は、同一
の傾斜した平面の上にある2つの傾斜した部分平面とな
っている。また、高位置レール支持面73と低位置レー
ル支持面74は、線路長手方向に細長い平面となってい
る。
2には、傾斜した平面状の高位置レール支持面73と、
傾斜した平面状の低位置レール支持面74が設けられて
いる。図7(B)に示すように、これら高位置レール支
持面73と低位置レール支持面74の線路長手方向に見
た断面形状は、同一の傾斜した直線L7の上にある2つ
の傾斜した線分となっている。したがって、これら高位
置レール支持面73と低位置レール支持面74は、同一
の傾斜した平面の上にある2つの傾斜した部分平面とな
っている。また、高位置レール支持面73と低位置レー
ル支持面74は、線路長手方向に細長い平面となってい
る。
【0084】また、各レール支持面73,74の図7
(B)における左右両側のスペースは、外側レール25
及び内側レール26を曲線区間用スラブマット70に締
結するためのレール締結用スペースとなっており、この
レール締結用スペースには、鋼等からなる埋込栓75
a,75b及び埋込栓抜76a,76bが埋設されてい
る。これらの埋込栓75a〜76bの構成及び作用は、
上記した第1実施形態における埋込栓15a〜16bの
構成及び作用と同様であるため、その説明は省略する。
(B)における左右両側のスペースは、外側レール25
及び内側レール26を曲線区間用スラブマット70に締
結するためのレール締結用スペースとなっており、この
レール締結用スペースには、鋼等からなる埋込栓75
a,75b及び埋込栓抜76a,76bが埋設されてい
る。これらの埋込栓75a〜76bの構成及び作用は、
上記した第1実施形態における埋込栓15a〜16bの
構成及び作用と同様であるため、その説明は省略する。
【0085】また、図示はしていないが、上記した各レ
ール締結用スペースは、平面状ではなく、上記した第1
実施形態の場合と同様の目的により、線路長手方向に見
た断面形状は凹部状となり線路長手方向に延びる溝状に
形成されている。
ール締結用スペースは、平面状ではなく、上記した第1
実施形態の場合と同様の目的により、線路長手方向に見
た断面形状は凹部状となり線路長手方向に延びる溝状に
形成されている。
【0086】また、この第7実施形態の曲線区間用スラ
ブマット7の下面71には、線路長手方向に見た断面形
状は凸部状となり線路長手方向に延びる突条状に形成さ
れた水平力伝達用凸部77が設けられている。
ブマット7の下面71には、線路長手方向に見た断面形
状は凸部状となり線路長手方向に延びる突条状に形成さ
れた水平力伝達用凸部77が設けられている。
【0087】(8)第8実施形態 次に、本発明の第8実施形態について説明する。図8
は、図7に示す曲線区間用スラブマットを用いた本発明
の第8実施形態の曲線区間スラブ軌道の構成を示す線路
長手方向に見た横断面図である。
は、図7に示す曲線区間用スラブマットを用いた本発明
の第8実施形態の曲線区間スラブ軌道の構成を示す線路
長手方向に見た横断面図である。
【0088】図8に示すように、この曲線区間スラブ軌
道80は、コンクリート路盤81と、コンクリート路盤
81の上に設置された上述した曲線区間用スラブマット
70を有して構成されている。
道80は、コンクリート路盤81と、コンクリート路盤
81の上に設置された上述した曲線区間用スラブマット
70を有して構成されている。
【0089】この曲線区間スラブ軌道80のコンクリー
ト路盤81は、鉄筋コンクリート(RC)等により形成
される。コンクリート路盤は、高架橋等のコンクリート
構造物の床版の上、トンネル床版の上、土構造物の上等
に設置される。
ト路盤81は、鉄筋コンクリート(RC)等により形成
される。コンクリート路盤は、高架橋等のコンクリート
構造物の床版の上、トンネル床版の上、土構造物の上等
に設置される。
【0090】また、上記した曲線区間スラブ軌道80に
おいて、曲線区間用スラブマット70の下面を支持する
コンクリート路盤81の上面は水平となっており、曲線
区間用スラブマット7の下面71の水平力伝達用凸部7
7に対応する位置に水平力伝達用凹部83が設けられて
いる。この水平力伝達用凹部83は、線路長手方向に見
た断面形状が凹部状となり線路長手方向に延びる浅い溝
状に形成されている。この水平力伝達用凹部83は、上
記した曲線区間用スラブマット70の水平力伝達用凸部
77に嵌合可能な形状・寸法に構成されている。
おいて、曲線区間用スラブマット70の下面を支持する
コンクリート路盤81の上面は水平となっており、曲線
区間用スラブマット7の下面71の水平力伝達用凸部7
7に対応する位置に水平力伝達用凹部83が設けられて
いる。この水平力伝達用凹部83は、線路長手方向に見
た断面形状が凹部状となり線路長手方向に延びる浅い溝
状に形成されている。この水平力伝達用凹部83は、上
記した曲線区間用スラブマット70の水平力伝達用凸部
77に嵌合可能な形状・寸法に構成されている。
【0091】なお、図示はしていないが、コンクリート
路盤81とスラブマット70との間には、セメントとア
スファルトの混合硬化物(CAモルタル)からなる層を
介在させてもよい。
路盤81とスラブマット70との間には、セメントとア
スファルトの混合硬化物(CAモルタル)からなる層を
介在させてもよい。
【0092】また、曲線区間用スラブマット70の高位
置レール支持面73の上には、レール締結装置23の構
成部品である軌道パッドを介し、レール締結装置23の
図示しない構成部品である締結用ボルト,締結用ナッ
ト,締結用板バネ等によって外側レール25が締結され
ている。また、曲線区間用スラブマット70の低位置レ
ール支持面74の上には、レール締結装置24の構成部
品である軌道パッドを介し、レール締結装置24の図示
しない構成部品である締結用ボルト,締結用ナット,締
結用板バネ等によって内側レール26が締結されてい
る。
置レール支持面73の上には、レール締結装置23の構
成部品である軌道パッドを介し、レール締結装置23の
図示しない構成部品である締結用ボルト,締結用ナッ
ト,締結用板バネ等によって外側レール25が締結され
ている。また、曲線区間用スラブマット70の低位置レ
ール支持面74の上には、レール締結装置24の構成部
品である軌道パッドを介し、レール締結装置24の図示
しない構成部品である締結用ボルト,締結用ナット,締
結用板バネ等によって内側レール26が締結されてい
る。
【0093】各レール締結装置23,24の軌道パッド
は、ゴム材料等からなる平板状部材である。したがっ
て、図8において、外側レール25の上面と内側レール
26の上面とを結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持
面73と低位置レール支持面74とを結ぶ傾斜した直線
と平行になっている。
は、ゴム材料等からなる平板状部材である。したがっ
て、図8において、外側レール25の上面と内側レール
26の上面とを結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持
面73と低位置レール支持面74とを結ぶ傾斜した直線
と平行になっている。
【0094】また、外側レール25の上面位置と、内側
レール26の上面位置との高さの差は、図13に示した
従来の曲線区間バラスト道床軌道200におけるカント
量Cと等しくなっている。
レール26の上面位置との高さの差は、図13に示した
従来の曲線区間バラスト道床軌道200におけるカント
量Cと等しくなっている。
【0095】このように、第7実施形態の曲線区間用ス
ラブマット70を用いた第8実施形態の曲線区間スラブ
軌道80においては、図13に示した従来の曲線区間バ
ラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定でき、
かつ、曲線区間用スラブマット70を支持するコンクリ
ート路盤81の上面を水平面とすることができる。した
がって、この曲線区間スラブ軌道80のコンクリート路
盤81のコンクリート打設は通常の上部が開放した枠状
の型枠を用い、その上面仕上げはコテや直線状ヘラ等で
行えばよく、通常と同様の施工と施工管理を行えばよ
い。
ラブマット70を用いた第8実施形態の曲線区間スラブ
軌道80においては、図13に示した従来の曲線区間バ
ラスト道床軌道200と等しいカント量Cに設定でき、
かつ、曲線区間用スラブマット70を支持するコンクリ
ート路盤81の上面を水平面とすることができる。した
がって、この曲線区間スラブ軌道80のコンクリート路
盤81のコンクリート打設は通常の上部が開放した枠状
の型枠を用い、その上面仕上げはコテや直線状ヘラ等で
行えばよく、通常と同様の施工と施工管理を行えばよ
い。
【0096】この曲線区間用スラブマット70は、従来
の平板状のスラブマットよりも体積が大きいため、製作
費用はやや高くなる。しかし、コンクリート路盤81は
直線区間と同様の水平面とすることができるため、全体
としての線路新設工事費用は、従来の曲線区間スラブ軌
道よりも低減することができ、鉄道経営に寄与する度合
は非常に大きい。
の平板状のスラブマットよりも体積が大きいため、製作
費用はやや高くなる。しかし、コンクリート路盤81は
直線区間と同様の水平面とすることができるため、全体
としての線路新設工事費用は、従来の曲線区間スラブ軌
道よりも低減することができ、鉄道経営に寄与する度合
は非常に大きい。
【0097】また、上記の曲線区間スラブ軌道80にお
いては、曲線区間用スラブマット70は、上記のように
カント量を設定する機能のほか、2本のレール25,2
6をレール支持面73,74で支持し列車荷重等の上載
荷重を分散させてコンクリート路盤に伝達する作用、及
び2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用
というスラブマットの基本的機能も果たしている。
いては、曲線区間用スラブマット70は、上記のように
カント量を設定する機能のほか、2本のレール25,2
6をレール支持面73,74で支持し列車荷重等の上載
荷重を分散させてコンクリート路盤に伝達する作用、及
び2本のレール25,26の軌間を一定に保持する作用
というスラブマットの基本的機能も果たしている。
【0098】また、上記の曲線区間スラブ軌道80にお
いては、曲線区間用スラブマット70の下面71に設け
られた水平力伝達用凸部77は、コンクリート路盤81
の上面の水平力伝達用凹部83に嵌合している。このた
め、レール25,26上を走行する列車や、地震時等の
外力により、曲線区間用スラブマット70に水平力(横
方向力)が作用した場合であっても、この水平力は、水
平力伝達用凸部77から水平力伝達用凹部83に伝達さ
れ、コンクリート路盤81あるいはさらに下方の構造物
等もこの水平力を負担することができ、構造的にも強化
されている。
いては、曲線区間用スラブマット70の下面71に設け
られた水平力伝達用凸部77は、コンクリート路盤81
の上面の水平力伝達用凹部83に嵌合している。このた
め、レール25,26上を走行する列車や、地震時等の
外力により、曲線区間用スラブマット70に水平力(横
方向力)が作用した場合であっても、この水平力は、水
平力伝達用凸部77から水平力伝達用凹部83に伝達さ
れ、コンクリート路盤81あるいはさらに下方の構造物
等もこの水平力を負担することができ、構造的にも強化
されている。
【0099】また、上記の曲線区間スラブ軌道80にお
いては、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド
(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン
(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区
間のカント量を調整・設定可能である。
いては、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド
(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン
(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区
間のカント量を調整・設定可能である。
【0100】(9)第9実施形態 次に、本発明の第9実施形態について説明する。図9
は、本発明の第9実施形態である曲線区間スラブ軌道の
構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
は、本発明の第9実施形態である曲線区間スラブ軌道の
構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
【0101】図9に示すように、この曲線区間スラブ軌
道90は、コンクリート路盤81Aと、コンクリート路
盤81Aの上に設置された曲線区間用スラブマット70
Aを有して構成されている。
道90は、コンクリート路盤81Aと、コンクリート路
盤81Aの上に設置された曲線区間用スラブマット70
Aを有して構成されている。
【0102】図9に示すように、コンクリート路盤81
Aは、その上面に、水平力伝達用凸部84が設けられて
いる点が異なるほか、他の部分は上記したコンクリート
路盤80とまったく同様の構成を有している。コンクリ
ート路盤81Aの水平力伝達用凸部84は、線路長手方
向に見た断面形状が凸部状で線路長手方向に延びる突条
状に形成されている。
Aは、その上面に、水平力伝達用凸部84が設けられて
いる点が異なるほか、他の部分は上記したコンクリート
路盤80とまったく同様の構成を有している。コンクリ
ート路盤81Aの水平力伝達用凸部84は、線路長手方
向に見た断面形状が凸部状で線路長手方向に延びる突条
状に形成されている。
【0103】また、図9に示すように、曲線区間用スラ
ブマット70Aは、その下面に、水平力伝達用凹部78
が設けられている点が異なるほか、他の部分は上記した
曲線区間用スラブマット70とまったく同様の構成を有
している。曲線区間用スラブマット70Aの水平力伝達
用凹部78は、線路長手方向に見た断面形状が凹部状で
線路長手方向に延びる溝状に形成されている。この水平
力伝達用凹部78は、上記したコンクリート路盤81A
の水平力伝達用凸部84に嵌合可能な形状・寸法に構成
されている。
ブマット70Aは、その下面に、水平力伝達用凹部78
が設けられている点が異なるほか、他の部分は上記した
曲線区間用スラブマット70とまったく同様の構成を有
している。曲線区間用スラブマット70Aの水平力伝達
用凹部78は、線路長手方向に見た断面形状が凹部状で
線路長手方向に延びる溝状に形成されている。この水平
力伝達用凹部78は、上記したコンクリート路盤81A
の水平力伝達用凸部84に嵌合可能な形状・寸法に構成
されている。
【0104】なお、図示はしていないが、コンクリート
路盤81Aとスラブマット70Aとの間には、セメント
とアスファルトの混合硬化物(CAモルタル)からなる
層を介在させてもよい。
路盤81Aとスラブマット70Aとの間には、セメント
とアスファルトの混合硬化物(CAモルタル)からなる
層を介在させてもよい。
【0105】そのほかの要素の構成及び作用について
は、曲線区間スラブ軌道90は、上記した曲線区間スラ
ブ軌道80とまったく同様となっている。
は、曲線区間スラブ軌道90は、上記した曲線区間スラ
ブ軌道80とまったく同様となっている。
【0106】したがって、上記の曲線区間用スラブマッ
ト70Aを用いた第9実施形態の曲線区間スラブ軌道9
0においても、図13に示した従来の曲線区間バラスト
道床軌道200と等しいカント量Cに設定でき、かつ、
曲線区間用スラブマット70Aを支持するコンクリート
路盤81Aの上面を水平面とすることができる。したが
って、この曲線区間スラブ軌道90のコンクリート路盤
81Aのコンクリート打設についても、通常と同様の施
工と施工管理を行えばよい。
ト70Aを用いた第9実施形態の曲線区間スラブ軌道9
0においても、図13に示した従来の曲線区間バラスト
道床軌道200と等しいカント量Cに設定でき、かつ、
曲線区間用スラブマット70Aを支持するコンクリート
路盤81Aの上面を水平面とすることができる。したが
って、この曲線区間スラブ軌道90のコンクリート路盤
81Aのコンクリート打設についても、通常と同様の施
工と施工管理を行えばよい。
【0107】この曲線区間用スラブマット70Aは、従
来の平板状のスラブマットよりも体積が大きいため、製
作費用はやや高くなる。しかし、コンクリート路盤81
Aは直線区間と同様の水平面とすることができるため、
全体としての線路新設工事費用は、従来の曲線区間スラ
ブ軌道よりも低減することができ、鉄道経営に寄与する
度合は非常に大きい。
来の平板状のスラブマットよりも体積が大きいため、製
作費用はやや高くなる。しかし、コンクリート路盤81
Aは直線区間と同様の水平面とすることができるため、
全体としての線路新設工事費用は、従来の曲線区間スラ
ブ軌道よりも低減することができ、鉄道経営に寄与する
度合は非常に大きい。
【0108】また、上記の曲線区間スラブ軌道90にお
いては、曲線区間用スラブマット70Aの下面71Aに
設けられた水平力伝達用凹部78は、コンクリート路盤
81Aの上面の水平力伝達用凸部84に嵌合している。
このため、レール25,26上を走行する列車や、地震
時等の外力により、曲線区間用スラブマット70Aに水
平力(横方向力)が作用した場合であっても、この水平
力は、水平力伝達用凹部78から水平力伝達用凸部84
に伝達され、コンクリート路盤81Aあるいはさらに下
方の構造物等もこの水平力を負担することができ、構造
的にも強化されている。
いては、曲線区間用スラブマット70Aの下面71Aに
設けられた水平力伝達用凹部78は、コンクリート路盤
81Aの上面の水平力伝達用凸部84に嵌合している。
このため、レール25,26上を走行する列車や、地震
時等の外力により、曲線区間用スラブマット70Aに水
平力(横方向力)が作用した場合であっても、この水平
力は、水平力伝達用凹部78から水平力伝達用凸部84
に伝達され、コンクリート路盤81Aあるいはさらに下
方の構造物等もこの水平力を負担することができ、構造
的にも強化されている。
【0109】また、上記の曲線区間スラブ軌道90にお
いては、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド
(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン
(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区
間のカント量を調整・設定可能である。
いては、レール締結装置23,24の下部の軌道パッド
(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキン
(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区
間のカント量を調整・設定可能である。
【0110】(10)第10実施形態 次に、本発明の第10実施形態について説明する。図1
0は、本発明の第10実施形態である曲線区間スラブ軌
道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
0は、本発明の第10実施形態である曲線区間スラブ軌
道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
【0111】図10に示すように、この曲線区間スラブ
軌道100は、上記した第8実施形態の場合と同様なコ
ンクリート路盤81と、上記した第8実施形態の場合と
同様なスラブマット70Aと、水平力伝達用嵌合体10
1を有して構成されている。また、
軌道100は、上記した第8実施形態の場合と同様なコ
ンクリート路盤81と、上記した第8実施形態の場合と
同様なスラブマット70Aと、水平力伝達用嵌合体10
1を有して構成されている。また、
【0112】また、図10に示すように、水平力伝達用
嵌合体101は、線路長手方向に見た断面形状が矩形状
で線路長手方向に延びる梁状に形成されている。この水
平力伝達用嵌合体101は、コンクリート路盤81の水
平力伝達用凹部83と、曲線区間用スラブマット70A
の水平力伝達用凹部78の両方に嵌合可能な形状・寸法
に構成されている。
嵌合体101は、線路長手方向に見た断面形状が矩形状
で線路長手方向に延びる梁状に形成されている。この水
平力伝達用嵌合体101は、コンクリート路盤81の水
平力伝達用凹部83と、曲線区間用スラブマット70A
の水平力伝達用凹部78の両方に嵌合可能な形状・寸法
に構成されている。
【0113】なお、図示はしていないが、コンクリート
路盤81,スラブマット70A,水平力伝達用嵌合体1
01の相互間には、セメントとアスファルトの混合硬化
物(CAモルタル)からなる層を介在させてもよい。
路盤81,スラブマット70A,水平力伝達用嵌合体1
01の相互間には、セメントとアスファルトの混合硬化
物(CAモルタル)からなる層を介在させてもよい。
【0114】そのほかの要素の構成及び作用について
は、曲線区間スラブ軌道100は、上記した曲線区間ス
ラブ軌道80,90とまったく同様となっている。
は、曲線区間スラブ軌道100は、上記した曲線区間ス
ラブ軌道80,90とまったく同様となっている。
【0115】したがって、曲線区間用スラブマット70
Aを用いた第10実施形態の曲線区間スラブ軌道100
においても、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200と等しいカント量Cに設定でき、かつ、曲
線区間用スラブマット70Aを支持するコンクリート路
盤81の上面を水平面とすることができる。したがっ
て、この曲線区間スラブ軌道100のコンクリート路盤
81のコンクリート打設についても、通常と同様の施工
と施工管理を行えばよい。
Aを用いた第10実施形態の曲線区間スラブ軌道100
においても、図13に示した従来の曲線区間バラスト道
床軌道200と等しいカント量Cに設定でき、かつ、曲
線区間用スラブマット70Aを支持するコンクリート路
盤81の上面を水平面とすることができる。したがっ
て、この曲線区間スラブ軌道100のコンクリート路盤
81のコンクリート打設についても、通常と同様の施工
と施工管理を行えばよい。
【0116】この曲線区間用スラブマット70Aは、従
来の平板状のスラブマットよりも体積が大きく、さらに
水平力伝達用嵌合体101も製作する必要があるため、
製作費用はやや高くなる。しかし、コンクリート路盤8
1は直線区間と同様の水平面とすることができるため、
全体としての線路新設工事費用は、従来の曲線区間スラ
ブ軌道よりも低減することができ、鉄道経営に寄与する
度合は非常に大きい。
来の平板状のスラブマットよりも体積が大きく、さらに
水平力伝達用嵌合体101も製作する必要があるため、
製作費用はやや高くなる。しかし、コンクリート路盤8
1は直線区間と同様の水平面とすることができるため、
全体としての線路新設工事費用は、従来の曲線区間スラ
ブ軌道よりも低減することができ、鉄道経営に寄与する
度合は非常に大きい。
【0117】また、上記の曲線区間スラブ軌道100に
おいては、曲線区間用スラブマット70Aの下面71A
に設けられた水平力伝達用凹部78は、水平力伝達用嵌
合体101と嵌合し、水平力伝達用嵌合体101はコン
クリート路盤81の上面の水平力伝達用凹部83に嵌合
している。このため、レール25,26上を走行する列
車や、地震時等の外力により、曲線区間用スラブマット
70Aに水平力(横方向力)が作用した場合であって
も、この水平力は、水平力伝達用凹部78から水平力伝
達用嵌合体101を経て水平力伝達用凹部83に伝達さ
れ、コンクリート路盤81あるいはさらに下方の構造物
等もこの水平力を負担することができ、構造的にも強化
されている。
おいては、曲線区間用スラブマット70Aの下面71A
に設けられた水平力伝達用凹部78は、水平力伝達用嵌
合体101と嵌合し、水平力伝達用嵌合体101はコン
クリート路盤81の上面の水平力伝達用凹部83に嵌合
している。このため、レール25,26上を走行する列
車や、地震時等の外力により、曲線区間用スラブマット
70Aに水平力(横方向力)が作用した場合であって
も、この水平力は、水平力伝達用凹部78から水平力伝
達用嵌合体101を経て水平力伝達用凹部83に伝達さ
れ、コンクリート路盤81あるいはさらに下方の構造物
等もこの水平力を負担することができ、構造的にも強化
されている。
【0118】また、上記の曲線区間スラブ軌道100に
おいては、レール締結装置23,24の下部の軌道パッ
ド(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキ
ン(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区
間のカント量を調整・設定可能である。
おいては、レール締結装置23,24の下部の軌道パッ
ド(図示せず)、可変パッド(図示せず)、調節パッキ
ン(図示せず)、タイプレート(図示せず)、下敷鋼板
(図示せず)等によっても、円曲線区間及び緩和曲線区
間のカント量を調整・設定可能である。
【0119】(11)第11実施形態 次に、本発明の第11実施形態について説明する。図1
1は、本発明の第11実施形態である曲線区間用まくら
ぎの構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
1は、本発明の第11実施形態である曲線区間用まくら
ぎの構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
【0120】図11に示すように、この曲線区間用まく
らぎ110は、いわゆる「縦まくらぎ」であり、2つの
ブロック状の部材である第1ブロック部材110Aと、
第2ブロック部材110Bと、継材117を有してい
る。第1ブロック部材110Aと第2ブロック部材11
0Bは、例えばプレストレストコンクリート(PC)等
によって構成され、線路長手方向に長い梁状の部材であ
る。また、継材117は鋼材等によって構成されてい
る。
らぎ110は、いわゆる「縦まくらぎ」であり、2つの
ブロック状の部材である第1ブロック部材110Aと、
第2ブロック部材110Bと、継材117を有してい
る。第1ブロック部材110Aと第2ブロック部材11
0Bは、例えばプレストレストコンクリート(PC)等
によって構成され、線路長手方向に長い梁状の部材であ
る。また、継材117は鋼材等によって構成されてい
る。
【0121】この曲線区間用まくらぎ110の第1ブロ
ック部材110Aと第2ブロック部材110Bは、水平
な下面111A,111Bと、略斜面状の上面112
A,112Bを有している。
ック部材110Aと第2ブロック部材110Bは、水平
な下面111A,111Bと、略斜面状の上面112
A,112Bを有している。
【0122】この曲線区間用まくらぎ110の第1ブロ
ック部材110Aと第2ブロック部材110Bの上面1
12A,112Bには、傾斜した平面状の高位置レール
支持面113と、傾斜した平面状の低位置レール支持面
114が設けられている。図11に示すように、これら
高位置レール支持面113と低位置レール支持面114
の線路長手方向に見た断面形状は、同一の傾斜した直線
L11の上にある2つの傾斜した線分となっている。し
たがって、これら高位置レール支持面113と低位置レ
ール支持面114は、同一の傾斜した平面の上にある2
つの傾斜した部分平面となっている。また、高位置レー
ル支持面113と低位置レール支持面114は、線路長
手方向に細長い平面となっている。
ック部材110Aと第2ブロック部材110Bの上面1
12A,112Bには、傾斜した平面状の高位置レール
支持面113と、傾斜した平面状の低位置レール支持面
114が設けられている。図11に示すように、これら
高位置レール支持面113と低位置レール支持面114
の線路長手方向に見た断面形状は、同一の傾斜した直線
L11の上にある2つの傾斜した線分となっている。し
たがって、これら高位置レール支持面113と低位置レ
ール支持面114は、同一の傾斜した平面の上にある2
つの傾斜した部分平面となっている。また、高位置レー
ル支持面113と低位置レール支持面114は、線路長
手方向に細長い平面となっている。
【0123】また、各レール支持面113,114の図
11における左右両側のスペースは、外側レール25及
び内側レール26を曲線区間用まくらぎ110に締結す
るためのレール締結用スペースとなっており、このレー
ル締結用スペースには、鋼等からなる埋込栓115a,
115b及び埋込栓抜116a,116bが埋設されて
いる。これらの埋込栓115a〜116bの構成及び作
用は、上記した第1実施形態における埋込栓15a〜1
6bの構成及び作用と同様であるため、その説明は省略
する。
11における左右両側のスペースは、外側レール25及
び内側レール26を曲線区間用まくらぎ110に締結す
るためのレール締結用スペースとなっており、このレー
ル締結用スペースには、鋼等からなる埋込栓115a,
115b及び埋込栓抜116a,116bが埋設されて
いる。これらの埋込栓115a〜116bの構成及び作
用は、上記した第1実施形態における埋込栓15a〜1
6bの構成及び作用と同様であるため、その説明は省略
する。
【0124】また、図示はしていないが、上記した各レ
ール締結用スペースは、平面状ではなく、上記した第1
実施形態の場合と同様の目的により、線路長手方向に見
た断面形状は凹部状となり線路長手方向に延びる溝状に
形成されている。
ール締結用スペースは、平面状ではなく、上記した第1
実施形態の場合と同様の目的により、線路長手方向に見
た断面形状は凹部状となり線路長手方向に延びる溝状に
形成されている。
【0125】(12)第12実施形態 次に、本発明の第12実施形態について説明する。図1
2は、本発明の第12実施形態である曲線区間バラスト
道床軌道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図であ
る。
2は、本発明の第12実施形態である曲線区間バラスト
道床軌道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図であ
る。
【0126】図12に示すように、この曲線区間スラブ
軌道120は、土路盤21と、土路盤21の上に形成さ
れたバラスト道床122と、上述した曲線区間用まくら
ぎ110と、締結装置23,24と、外側レール25
と、内側レール26を有して構成されている。
軌道120は、土路盤21と、土路盤21の上に形成さ
れたバラスト道床122と、上述した曲線区間用まくら
ぎ110と、締結装置23,24と、外側レール25
と、内側レール26を有して構成されている。
【0127】上記した曲線区間バラスト道床軌道120
において、外側レール25,内側レール26の曲線区間
用まくらぎ110への取り付けは、上記した第2実施形
態等の場合とまったく同様であるので、その説明は省略
する。
において、外側レール25,内側レール26の曲線区間
用まくらぎ110への取り付けは、上記した第2実施形
態等の場合とまったく同様であるので、その説明は省略
する。
【0128】また、上記した第2実施形態等の場合と同
様に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、ゴ
ム材料等からなる平板状部材であるため、図12におい
て、外側レール25の上面と内側レール26の上面とを
結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持面113と低位
置レール支持面114とを結ぶ傾斜した直線と平行にな
っている。
様に、各レール締結装置23,24の軌道パッドは、ゴ
ム材料等からなる平板状部材であるため、図12におい
て、外側レール25の上面と内側レール26の上面とを
結ぶ傾斜した直線は、高位置レール支持面113と低位
置レール支持面114とを結ぶ傾斜した直線と平行にな
っている。
【0129】また、この第12実施形態の場合も、外側
レール25の上面位置と、内側レール26の上面位置と
の高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト
道床軌道200におけるカント量Cと等しくなってい
る。
レール25の上面位置と、内側レール26の上面位置と
の高さの差は、図13に示した従来の曲線区間バラスト
道床軌道200におけるカント量Cと等しくなってい
る。
【0130】また、上記した曲線区間バラスト道床軌道
120においては、曲線区間用まくらぎ110の各下面
111A,111Bを支持するバラスト面は水平面とな
っている。これにより、バラスト道床122の外側バラ
スト部122Aのバラスト厚h12は、内側バラスト部
122Bのバラスト厚と等しくすることができ、かつ、
外側バラスト部122Aのバラスト厚h12は、上記し
た第2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道20の外側
バラスト部22Aのバラスト厚h2と等しい値とするこ
とができる。
120においては、曲線区間用まくらぎ110の各下面
111A,111Bを支持するバラスト面は水平面とな
っている。これにより、バラスト道床122の外側バラ
スト部122Aのバラスト厚h12は、内側バラスト部
122Bのバラスト厚と等しくすることができ、かつ、
外側バラスト部122Aのバラスト厚h12は、上記し
た第2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道20の外側
バラスト部22Aのバラスト厚h2と等しい値とするこ
とができる。
【0131】このように、第12実施形態の曲線区間用
まくらぎ110を用いた第12実施形態の曲線区間バラ
スト道床軌道120においては、図13に示した従来の
曲線区間バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに
設定でき、かつ、外側バラスト部122Aのバラスト厚
h12を従来の場合よりも大幅に小さくできる。したが
って、この曲線区間バラスト道床軌道120の軌道保守
量は、直線区間の軌道保守量と同程度に低減することが
可能となる。
まくらぎ110を用いた第12実施形態の曲線区間バラ
スト道床軌道120においては、図13に示した従来の
曲線区間バラスト道床軌道200と等しいカント量Cに
設定でき、かつ、外側バラスト部122Aのバラスト厚
h12を従来の場合よりも大幅に小さくできる。したが
って、この曲線区間バラスト道床軌道120の軌道保守
量は、直線区間の軌道保守量と同程度に低減することが
可能となる。
【0132】この曲線区間バラスト道床軌道120は、
図13に示した従来のまくらぎ203よりも構成、形状
が特殊なため、製作費用は従来のまくらぎ203よりも
やや高くなる。しかし、この曲線区間用まくらぎ110
にいったん交換してしまえば、その後の軌道保守コスト
は、直線区間の保守コスト程度に低減できる。上述した
ように、バラスト道床軌道では、列車通過に伴いバラス
ト道床は緩慢に崩れ沈下していくから、道床の保守は定
期的に発生する。したがって、この曲線区間バラスト道
床軌道120の場合も、その道床保守のたびごとにコス
ト低減額が累積することになるため、鉄道経営に寄与す
る度合は非常に大きい。
図13に示した従来のまくらぎ203よりも構成、形状
が特殊なため、製作費用は従来のまくらぎ203よりも
やや高くなる。しかし、この曲線区間用まくらぎ110
にいったん交換してしまえば、その後の軌道保守コスト
は、直線区間の保守コスト程度に低減できる。上述した
ように、バラスト道床軌道では、列車通過に伴いバラス
ト道床は緩慢に崩れ沈下していくから、道床の保守は定
期的に発生する。したがって、この曲線区間バラスト道
床軌道120の場合も、その道床保守のたびごとにコス
ト低減額が累積することになるため、鉄道経営に寄与す
る度合は非常に大きい。
【0133】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道1
20においては、曲線区間用まくらぎ110は、上記の
ようにカント量を設定する機能のほか、2本のレール2
5,26をレール支持面113,114で支持し列車荷
重等の上載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作
用、及び2本のレール25,26の軌間を一定に保持す
る作用というまくらぎの基本的機能も果たしている。
20においては、曲線区間用まくらぎ110は、上記の
ようにカント量を設定する機能のほか、2本のレール2
5,26をレール支持面113,114で支持し列車荷
重等の上載荷重を分散させて道床又は路盤に伝達する作
用、及び2本のレール25,26の軌間を一定に保持す
る作用というまくらぎの基本的機能も果たしている。
【0134】また、上記の曲線区間バラスト道床軌道1
20においては、曲線区間用まくらぎ110の下面11
1A,111Bを支持するバラスト面の傾斜角度を変化
させることにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカン
ト量を調整・設定可能である。また、レール締結装置2
3,24の下部の軌道パッド(図示せず)、可変パッド
(図示せず)、調節パッキン(図示せず)、タイプレー
ト(図示せず)、下敷鋼板(図示せず)等によっても、
円曲線区間及び緩和曲線区間のカント量を調整・設定可
能である。
20においては、曲線区間用まくらぎ110の下面11
1A,111Bを支持するバラスト面の傾斜角度を変化
させることにより、円曲線区間及び緩和曲線区間のカン
ト量を調整・設定可能である。また、レール締結装置2
3,24の下部の軌道パッド(図示せず)、可変パッド
(図示せず)、調節パッキン(図示せず)、タイプレー
ト(図示せず)、下敷鋼板(図示せず)等によっても、
円曲線区間及び緩和曲線区間のカント量を調整・設定可
能である。
【0135】なお、上記した第2,5,6,12実施形
態の場合は、バラスト道床を保守するための機械(マル
チプル・タイタンパー等)のバラスト締固め部(タンピ
ング・ツール)とバラスト上面との距離が大きいため、
バラスト締固め部がバラスト内に挿入できない場合もあ
り得るが、第4実施形態の場合には、バラスト締固め部
とバラスト上面との距離は小さいため、バラスト締固め
部はバラスト内に容易に挿入できる、という利点があ
る。
態の場合は、バラスト道床を保守するための機械(マル
チプル・タイタンパー等)のバラスト締固め部(タンピ
ング・ツール)とバラスト上面との距離が大きいため、
バラスト締固め部がバラスト内に挿入できない場合もあ
り得るが、第4実施形態の場合には、バラスト締固め部
とバラスト上面との距離は小さいため、バラスト締固め
部はバラスト内に容易に挿入できる、という利点があ
る。
【0136】また、上記した第2,4,5,6,12実
施形態に共通する利点として、図13に示した従来の曲
線区間バラスト道床軌道に比べて、バラスト体積は1/
2程度に減少するため、バラスト道床の自重が大幅に減
少し、高架橋等の下部構造物の設計強度上の負担が非常
に低減され、この点で鉄道建設コストの削減に大きく寄
与し得る、という利点がある。
施形態に共通する利点として、図13に示した従来の曲
線区間バラスト道床軌道に比べて、バラスト体積は1/
2程度に減少するため、バラスト道床の自重が大幅に減
少し、高架橋等の下部構造物の設計強度上の負担が非常
に低減され、この点で鉄道建設コストの削減に大きく寄
与し得る、という利点がある。
【0137】上記各実施形態において、曲線区間用まく
らぎ10,30,110及び曲線区間用スラブマット7
0,70Aは、レール支持体に相当している。また、水
平力伝達用凸部77及び水平力伝達用凹部78は、レー
ル支持体の横方向力伝達部、又はレール支持体の第1嵌
合部に相当している。また、水平力伝達用凹部83及び
水平力伝達用凸部84は、第2嵌合部に相当している。
また、第10実施形態における水平力伝達用凹部78は
第1凹部に相当し、水平力伝達用凹部83は第2凹部に
相当し、水平力伝達用嵌合体101は嵌合体に相当して
いる。
らぎ10,30,110及び曲線区間用スラブマット7
0,70Aは、レール支持体に相当している。また、水
平力伝達用凸部77及び水平力伝達用凹部78は、レー
ル支持体の横方向力伝達部、又はレール支持体の第1嵌
合部に相当している。また、水平力伝達用凹部83及び
水平力伝達用凸部84は、第2嵌合部に相当している。
また、第10実施形態における水平力伝達用凹部78は
第1凹部に相当し、水平力伝達用凹部83は第2凹部に
相当し、水平力伝達用嵌合体101は嵌合体に相当して
いる。
【0138】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0139】例えば、上記各実施形態においては、路盤
として、通常の土路盤、強化路盤、コンクリート路盤を
例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、
他の構成の路盤、例えば、アスファルト、アスファルト
コンクリート等により構成されるアスファルト路盤であ
ってもよい。また、通常の土路盤、強化路盤、コンクリ
ート路盤、アスファルト路盤の適宜の組合わせであって
もよい。
として、通常の土路盤、強化路盤、コンクリート路盤を
例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、
他の構成の路盤、例えば、アスファルト、アスファルト
コンクリート等により構成されるアスファルト路盤であ
ってもよい。また、通常の土路盤、強化路盤、コンクリ
ート路盤、アスファルト路盤の適宜の組合わせであって
もよい。
【0140】したがって、本発明のレール支持体は、バ
ラスト道床軌道、スラブ軌道のほか、他のすべての軌道
構造、例えば、直結軌道、舗装軌道(B型舗装軌道,E
型舗装軌道等)、てん充道床軌道、土路盤上枠型軌道、
弾性まくらぎ直結軌道、アスファルト直結軌道、防振ま
くらぎ軌道、弾性バラスト軌道、有道床弾性まくらぎ軌
道、まくらぎ直結軌道、土路盤上スラブ軌道(RA型ス
ラブ軌道,土路盤上コンクリート路盤スラブ軌道(A型
スラブ軌道)等)等に適用可能である。
ラスト道床軌道、スラブ軌道のほか、他のすべての軌道
構造、例えば、直結軌道、舗装軌道(B型舗装軌道,E
型舗装軌道等)、てん充道床軌道、土路盤上枠型軌道、
弾性まくらぎ直結軌道、アスファルト直結軌道、防振ま
くらぎ軌道、弾性バラスト軌道、有道床弾性まくらぎ軌
道、まくらぎ直結軌道、土路盤上スラブ軌道(RA型ス
ラブ軌道,土路盤上コンクリート路盤スラブ軌道(A型
スラブ軌道)等)等に適用可能である。
【0141】また、上記各実施形態においては、レール
支持体として、PCからなるまくらぎとスラブマットと
縦まくらぎを例に挙げて説明したが、本発明はこれには
限定されず、他の構成のレール支持体、例えば、鉄筋コ
ンクリート(RC)、鋼材、木材、FRP(繊維強化プ
ラスチック)等、あるいはこれらの適宜の組合わせによ
り構成されるレール支持体であってもよい。要は、本発
明のレール支持体は、鉄道線路において道床又は路盤と
2本のレールとの間に配設され、上面に設けられ鉄道線
路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾
斜線分となる2つのレール支持面と、水平な下面を有
し、2本のレールを前記レール支持面で支持し上載荷重
を分散させて道床又は路盤に伝達するとともに2本のレ
ールの軌間を一定に保持するものであれば、どのような
ものであってもよいのである。
支持体として、PCからなるまくらぎとスラブマットと
縦まくらぎを例に挙げて説明したが、本発明はこれには
限定されず、他の構成のレール支持体、例えば、鉄筋コ
ンクリート(RC)、鋼材、木材、FRP(繊維強化プ
ラスチック)等、あるいはこれらの適宜の組合わせによ
り構成されるレール支持体であってもよい。要は、本発
明のレール支持体は、鉄道線路において道床又は路盤と
2本のレールとの間に配設され、上面に設けられ鉄道線
路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾
斜線分となる2つのレール支持面と、水平な下面を有
し、2本のレールを前記レール支持面で支持し上載荷重
を分散させて道床又は路盤に伝達するとともに2本のレ
ールの軌間を一定に保持するものであれば、どのような
ものであってもよいのである。
【0142】また、上記各実施形態においては、介設部
材として、PCからなる介設部材を例に挙げて説明した
が、本発明はこれには限定されず、他の構成の介設部
材、例えば、鉄筋コンクリート(RC)、鋼材、木材、
FRP(繊維強化プラスチック)等、あるいはこれらの
適宜の組合わせにより構成される介設部材であってもよ
い。要は、本発明の介設部材は、レール支持体と道床又
は路盤との間に配設され、鉄道線路の長手方向に見た断
面形状が傾斜線となる上面と、水平な下面を有するもの
であれば、どのようなものであってもよいのである。
材として、PCからなる介設部材を例に挙げて説明した
が、本発明はこれには限定されず、他の構成の介設部
材、例えば、鉄筋コンクリート(RC)、鋼材、木材、
FRP(繊維強化プラスチック)等、あるいはこれらの
適宜の組合わせにより構成される介設部材であってもよ
い。要は、本発明の介設部材は、レール支持体と道床又
は路盤との間に配設され、鉄道線路の長手方向に見た断
面形状が傾斜線となる上面と、水平な下面を有するもの
であれば、どのようなものであってもよいのである。
【0143】また、本発明のレール支持面は、上記各実
施形態のものには限定されず、鉄道線路の長手方向に見
た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる面で
あればどのような構成の面であってもよい。
施形態のものには限定されず、鉄道線路の長手方向に見
た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる面で
あればどのような構成の面であってもよい。
【0144】また、本発明の横方向力伝達部は、上記各
実施形態のものには限定されず、レールの長手方向に見
た断面形状が凸部又は凹部若しくはこれらの適宜の組合
わせとなり、鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向
力を伝達するものであればどのような構成のものであっ
てもよい。
実施形態のものには限定されず、レールの長手方向に見
た断面形状が凸部又は凹部若しくはこれらの適宜の組合
わせとなり、鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向
力を伝達するものであればどのような構成のものであっ
てもよい。
【0145】また、本発明の曲線区間の軌道構造は、上
記各実施形態のものには限定されず、上面に設けられ前
記鉄道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の
2つの傾斜線分となる2つのレール支持面と、水平な下
面を有するレール支持体を、道床又は路盤上に配設し、
2つのレール支持面のうち高さ位置の高い高位置レール
支持面の上に前記曲線区間の曲率中心に関して外側とな
る外側レールを配設するとともに、2つのレール支持面
のうち高さ位置の低い低位置レール支持面の上に曲線区
間の曲率中心に関して内側となる内側レールを配設する
ものであればどのような構成のものであってもよい。
記各実施形態のものには限定されず、上面に設けられ前
記鉄道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の
2つの傾斜線分となる2つのレール支持面と、水平な下
面を有するレール支持体を、道床又は路盤上に配設し、
2つのレール支持面のうち高さ位置の高い高位置レール
支持面の上に前記曲線区間の曲率中心に関して外側とな
る外側レールを配設するとともに、2つのレール支持面
のうち高さ位置の低い低位置レール支持面の上に曲線区
間の曲率中心に関して内側となる内側レールを配設する
ものであればどのような構成のものであってもよい。
【0146】また、本発明の第1嵌合部、第2嵌合部
は、上記各実施形態のものには限定されず、レールの長
手方向に見た断面形状が凸部又は凹部若しくはこれらの
適宜の組合わせとなる第1嵌合部がレール支持体の下面
に設けられるとともに、第1嵌合部に嵌合可能な形状及
び位置に形成された第2嵌合部が道床又は路盤の上部に
設けられ、第1嵌合部と第2嵌合部の嵌合により、鉄道
線路の長手方向に直角な方向の横方向力が伝達されるよ
うに構成されるものであればどのような構成のものであ
ってもよい。
は、上記各実施形態のものには限定されず、レールの長
手方向に見た断面形状が凸部又は凹部若しくはこれらの
適宜の組合わせとなる第1嵌合部がレール支持体の下面
に設けられるとともに、第1嵌合部に嵌合可能な形状及
び位置に形成された第2嵌合部が道床又は路盤の上部に
設けられ、第1嵌合部と第2嵌合部の嵌合により、鉄道
線路の長手方向に直角な方向の横方向力が伝達されるよ
うに構成されるものであればどのような構成のものであ
ってもよい。
【0147】また、本発明の第1凹部、第2凹部、嵌合
体は、上記各実施形態のものには限定されず、レールの
長手方向に見た断面形状が凹部となる第1凹部がレール
支持体の下面に設けられるとともに、レールの長手方向
に見た断面形状が凹部となるとともに第1凹部に対応す
る位置に形成された第2凹部が道床又は路盤の上部に設
けられ、第1凹部及び第2凹部に嵌合するように嵌合体
が配置され、第1凹部と第2凹部と嵌合体との嵌合によ
り、鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向力が伝達
されるであればどのような構成のものであってもよい。
体は、上記各実施形態のものには限定されず、レールの
長手方向に見た断面形状が凹部となる第1凹部がレール
支持体の下面に設けられるとともに、レールの長手方向
に見た断面形状が凹部となるとともに第1凹部に対応す
る位置に形成された第2凹部が道床又は路盤の上部に設
けられ、第1凹部及び第2凹部に嵌合するように嵌合体
が配置され、第1凹部と第2凹部と嵌合体との嵌合によ
り、鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向力が伝達
されるであればどのような構成のものであってもよい。
【0148】また、本発明の曲線区間の軌道のカント設
定方法は、上記各実施形態のものには限定されず、上面
に設けられ鉄道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾
斜線上の2つの傾斜線分となる2つのレール支持面と水
平な下面を有するレール支持体を道床又は路盤上に配設
し、2つのレール支持面のうち高さ位置の高い高位置レ
ール支持面の上に曲線区間の曲率中心に関して外側とな
る外側レールを配設するとともに、前記2つのレール支
持面のうち高さ位置の低い低位置レール支持面の上に曲
線区間の曲率中心に関して内側となる内側レールを配設
し、外側レールの上面の高さ位置と内側レールの上面の
高さ位置との差を曲線区間の軌道のカントとする方法で
あればどのような構成・手順の方法であってもよい。
定方法は、上記各実施形態のものには限定されず、上面
に設けられ鉄道線路の長手方向に見た断面形状が同一傾
斜線上の2つの傾斜線分となる2つのレール支持面と水
平な下面を有するレール支持体を道床又は路盤上に配設
し、2つのレール支持面のうち高さ位置の高い高位置レ
ール支持面の上に曲線区間の曲率中心に関して外側とな
る外側レールを配設するとともに、前記2つのレール支
持面のうち高さ位置の低い低位置レール支持面の上に曲
線区間の曲率中心に関して内側となる内側レールを配設
し、外側レールの上面の高さ位置と内側レールの上面の
高さ位置との差を曲線区間の軌道のカントとする方法で
あればどのような構成・手順の方法であってもよい。
【0149】また、上記の方法において、カントの量
は、レール支持体の下面が接する道床又は路盤の面の傾
斜度、又はレール支持体と道床又は路盤との間に介設さ
れる介設部材の傾斜面の傾斜度、若しくはレールをレー
ル支持面上で保持するレール締結装置、あるいはこれら
の適宜の組合わせにより調整されるようにする方法であ
ればどのような構成・手順の方法であってもよい。
は、レール支持体の下面が接する道床又は路盤の面の傾
斜度、又はレール支持体と道床又は路盤との間に介設さ
れる介設部材の傾斜面の傾斜度、若しくはレールをレー
ル支持面上で保持するレール締結装置、あるいはこれら
の適宜の組合わせにより調整されるようにする方法であ
ればどのような構成・手順の方法であってもよい。
【0150】また、本発明は、上記した各構成のほか、
上記した各構成のレールとレール支持体との間(レール
とレール締結装置との間、レール締結装置とレール支持
体との間を含む)、レール支持体と道床又は路盤との間
(道床と路盤とを有する場合には、道床と路盤との間も
含む)には、CAモルタル層、樹脂(レジン)モルタル
層、合成樹脂層又は合成樹脂製シート材若しくは合成樹
脂製板材、発泡合成樹脂層又は発泡合成樹脂製シート材
若しくは発泡合成樹脂製板材、ゴム系材料層又はゴム系
材料製シート材若しくはゴム系材料製板材、アスファル
ト系材料層(アスファルト系材料によるコート又は舗装
を含む)、合成樹脂繊維製織布又は合成樹脂繊維製不織
布、ガラス繊維製織布又はガラス繊維製不織布、炭素繊
維製織布又は炭素繊維製不織布等を、単独で、又はこれ
らの単独又は複数の適宜の組合わせで介在させた場合も
含まれものである。
上記した各構成のレールとレール支持体との間(レール
とレール締結装置との間、レール締結装置とレール支持
体との間を含む)、レール支持体と道床又は路盤との間
(道床と路盤とを有する場合には、道床と路盤との間も
含む)には、CAモルタル層、樹脂(レジン)モルタル
層、合成樹脂層又は合成樹脂製シート材若しくは合成樹
脂製板材、発泡合成樹脂層又は発泡合成樹脂製シート材
若しくは発泡合成樹脂製板材、ゴム系材料層又はゴム系
材料製シート材若しくはゴム系材料製板材、アスファル
ト系材料層(アスファルト系材料によるコート又は舗装
を含む)、合成樹脂繊維製織布又は合成樹脂繊維製不織
布、ガラス繊維製織布又はガラス繊維製不織布、炭素繊
維製織布又は炭素繊維製不織布等を、単独で、又はこれ
らの単独又は複数の適宜の組合わせで介在させた場合も
含まれものである。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鉄道線路において道床又は路盤と2本のレールとの間に
配設されるレール支持体を、上面に設けられ鉄道線路の
長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線
分となる2つのレール支持面と、水平な下面を有するよ
うに構成し、2本のレールをレール支持面で支持し上載
荷重を分散させて道床又は路盤に伝達するとともに2本
のレールの軌間を一定に保持するようにし、このレール
支持体を道床又は路盤上に配設し、2つのレール支持面
のうち高さ位置の高い高位置レール支持面の上に曲線区
間の曲率中心に関して外側となる外側レールを配設する
とともに、2つのレール支持面のうち高さ位置の低い低
位置レール支持面の上に曲線区間の曲率中心に関して内
側となる内側レールを配設するようにしたので、曲線区
間の軌道保守量を低減し、曲線区間の軌道保守コストや
建設コストを低減することができる、という利点を有し
ている。
鉄道線路において道床又は路盤と2本のレールとの間に
配設されるレール支持体を、上面に設けられ鉄道線路の
長手方向に見た断面形状が同一傾斜線上の2つの傾斜線
分となる2つのレール支持面と、水平な下面を有するよ
うに構成し、2本のレールをレール支持面で支持し上載
荷重を分散させて道床又は路盤に伝達するとともに2本
のレールの軌間を一定に保持するようにし、このレール
支持体を道床又は路盤上に配設し、2つのレール支持面
のうち高さ位置の高い高位置レール支持面の上に曲線区
間の曲率中心に関して外側となる外側レールを配設する
とともに、2つのレール支持面のうち高さ位置の低い低
位置レール支持面の上に曲線区間の曲率中心に関して内
側となる内側レールを配設するようにしたので、曲線区
間の軌道保守量を低減し、曲線区間の軌道保守コストや
建設コストを低減することができる、という利点を有し
ている。
【図1】本発明の第1実施形態である曲線区間用まくら
ぎの構成を示す図であり、図1(A)は斜視図を、図1
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
ぎの構成を示す図であり、図1(A)は斜視図を、図1
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
【図2】図1に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明
の第2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
の第2実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態である曲線区間用まくら
ぎの構成を示す図であり、図3(A)は斜視図を、図3
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
ぎの構成を示す図であり、図3(A)は斜視図を、図3
(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ示し
ている。
【図4】図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明
の第4実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
の第4実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
【図5】図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明
の第5実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
の第5実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
【図6】図3に示す曲線区間用まくらぎを用いた本発明
の第6実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
の第6実施形態の曲線区間バラスト道床軌道の構成を示
す線路長手方向に見た横断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態である曲線区間用スラブ
マットの構成を示す図であり、図7(A)は斜視図を、
図7(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ
示している。
マットの構成を示す図であり、図7(A)は斜視図を、
図7(B)は線路長手方向に見た横断面図を、それぞれ
示している。
【図8】図7に示す曲線区間用スラブマットを用いた本
発明の第8実施形態の曲線区間スラブ軌道の構成を示す
線路長手方向に見た横断面図である。
発明の第8実施形態の曲線区間スラブ軌道の構成を示す
線路長手方向に見た横断面図である。
【図9】本発明の第9実施形態である曲線区間スラブ軌
道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図である。
【図10】本発明の第10実施形態である曲線区間スラ
ブ軌道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図であ
る。
ブ軌道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図であ
る。
【図11】本発明の第11実施形態である曲線区間用ま
くらぎの構成を示す線路長手方向に見た横断面図であ
る。
くらぎの構成を示す線路長手方向に見た横断面図であ
る。
【図12】本発明の第12実施形態である曲線区間バラ
スト道床軌道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図
である。
スト道床軌道の構成を示す線路長手方向に見た横断面図
である。
【図13】従来の曲線区間におけるバラスト道床軌道の
構成と、この軌道上を走行する列車の状態とを示す線路
長手方向に見た横断面図である。
構成と、この軌道上を走行する列車の状態とを示す線路
長手方向に見た横断面図である。
10 曲線区間用まくらぎ 11 下面 12 上面 13 高位置レール支持面 14 低位置レール支持面 15a,15b,16a,16b 埋込栓 20 曲線区間バラスト道床軌道 21 土路盤 22 バラスト道床 22A 外側バラスト部 22B 内側バラスト部 23,24 レール締結装置 25 外側レール 26 内側レール 30,30A 曲線区間用まくらぎ 31,31A 下面 32 上面 33 高位置レール支持面 34 低位置レール支持面 35a,35b,36a,36b 埋込栓 37,38 雌ネジ孔 40 曲線区間バラスト道床軌道 42 バラスト道床 42A 外側バラスト部 42B 内側バラスト部 50 曲線区間バラスト道床軌道 52 バラスト道床 52A 外側バラスト部 52B 内側バラスト部 53 介設部材 54 下面 55 上面 56,57 係止凸部 60 曲線区間バラスト道床軌道 62 バラスト道床 62A 外側バラスト部 62B 内側バラスト部 63 介設部材 64 下面 65 上面 66,67 ボルト挿通孔 68,69 結合ボルト 70,70A 曲線区間用スラブマット 71,71A 下面 72 上面 73 高位置レール支持面 74 低位置レール支持面 75a,75b,76a,76b 埋込栓 77 水平力伝達用凸部 78 水平力伝達用凹部 80 曲線区間スラブ軌道 81,81A コンクリート路盤 83 水平力伝達用凹部 84 水平力伝達用凸部 90 曲線区間スラブ軌道 100 曲線区間スラブ軌道 101 水平力伝達用嵌合体 110 曲線区間用まくらぎ 110A 第1ブロック部材 110B 第2ブロック部材 111A,111B 下面 112A,112B 上面 113 高位置レール支持面 114 低位置レール支持面 115a,115b,116a,116b 埋込栓 117 継材 120 曲線区間バラスト道床軌道 122 バラスト道床 122A 外側バラスト部 122B 内側バラスト部 200 曲線区間バラスト道床軌道 201 路盤 202 バラスト道床 202A 外側バラスト部 202B 内側バラスト部 203 まくらぎ 204 下面 205 上面 206 高位置レール支持面 207 低位置レール支持面 300 鉄道車両 301 車体 302,303 車輪 C カント量 F 遠心力 G 軌間長 h2,h4,h5,h6,h12,h20 バラスト厚 L1,L3,L7,L11,L20 傾斜線 O 車両の重心 P 合力 W 車両重量
Claims (8)
- 【請求項1】 鉄道線路において道床又は路盤と2本の
レールとの間に配設されるレール支持体であって、 上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状
が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる2つのレール支
持面と、水平な下面を有し、前記2本のレールを前記レ
ール支持面で支持し上載荷重を分散させて前記道床又は
路盤に伝達するとともに前記2本のレールの軌間を一定
に保持することを特徴とするレール支持体。 - 【請求項2】 請求項1記載のレール支持体において、 前記レールの長手方向に見た断面形状が凸部又は凹部若
しくはこれらの適宜の組合わせとなり、前記鉄道線路の
長手方向に直角な方向の横方向力を伝達する横方向力伝
達部が前記下面に設けられることを特徴とするレール支
持体。 - 【請求項3】 鉄道線路の平面形状が曲線状となる曲線
区間の軌道構造であって、 上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状
が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる2つのレール支
持面と、水平な下面を有するレール支持体を、道床又は
路盤上に配設し、前記2つのレール支持面のうち高さ位
置の高い高位置レール支持面の上に前記曲線区間の曲率
中心に関して外側となる外側レールを配設するととも
に、前記2つのレール支持面のうち高さ位置の低い低位
置レール支持面の上に前記曲線区間の曲率中心に関して
内側となる内側レールを配設することを特徴とする曲線
区間の軌道構造。 - 【請求項4】 請求項3記載の曲線区間の軌道構造にお
いて、 前記レールの長手方向に見た断面形状が凸部又は凹部若
しくはこれらの適宜の組合わせとなる第1嵌合部が前記
レール支持体の下面に設けられるとともに、 前記第1嵌合部に嵌合可能な形状及び位置に形成された
第2嵌合部が前記道床又は路盤の上部に設けられ、 前記第1嵌合部と第2嵌合部の嵌合により、前記鉄道線
路の長手方向に直角な方向の横方向力が伝達されること
を特徴とする曲線区間の軌道構造。 - 【請求項5】 請求項3記載の曲線区間の軌道構造にお
いて、 前記レールの長手方向に見た断面形状が凹部となる第1
凹部が前記レール支持体の下面に設けられるとともに、 前記レールの長手方向に見た断面形状が凹部となるとと
もに前記第1凹部に対応する位置に形成された第2凹部
が前記道床又は路盤の上部に設けられ、 前記第1凹部及び第2凹部に嵌合するように嵌合体が配
置され、 前記第1凹部と第2凹部と嵌合体との嵌合により、前記
鉄道線路の長手方向に直角な方向の横方向力が伝達され
ることを特徴とする曲線区間の軌道構造。 - 【請求項6】 請求項3記載の曲線区間の軌道構造にお
いて、 前記レール支持体と前記道床又は路盤との間には、前記
鉄道線路の長手方向に見た断面形状が傾斜線となる上面
と、水平な下面を有する介設部材が配設されることを特
徴とする曲線区間の軌道構造。 - 【請求項7】 鉄道線路の平面形状が曲線状となる曲線
区間の軌道のカント設定方法であって、 上面に設けられ前記鉄道線路の長手方向に見た断面形状
が同一傾斜線上の2つの傾斜線分となる2つのレール支
持面と水平な下面を有するレール支持体を道床又は路盤
上に配設し、前記2つのレール支持面のうち高さ位置の
高い高位置レール支持面の上に前記曲線区間の曲率中心
に関して外側となる外側レールを配設するとともに、前
記2つのレール支持面のうち高さ位置の低い低位置レー
ル支持面の上に前記曲線区間の曲率中心に関して内側と
なる内側レールを配設し、前記外側レールの上面の高さ
位置と前記内側レールの上面の高さ位置との差を前記曲
線区間の軌道のカントとすることを特徴とする曲線区間
の軌道のカント設定方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の曲線区間の軌道のカント
設定方法において、 前記カントの量は、前記レール支持体の下面が接する前
記道床又は路盤の面の傾斜度、又は前記レール支持体と
前記道床又は路盤との間に介設される介設部材の傾斜面
の傾斜度、若しくは前記レールを前記レール支持面上で
保持するレール締結装置、あるいはこれらの適宜の組合
わせにより調整されることを特徴とする曲線区間の軌道
のカント設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10393198A JPH11280001A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | レール支持体、曲線区間の軌道構造、及び曲線区間の軌道のカント設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10393198A JPH11280001A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | レール支持体、曲線区間の軌道構造、及び曲線区間の軌道のカント設定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280001A true JPH11280001A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14367189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10393198A Pending JPH11280001A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | レール支持体、曲線区間の軌道構造、及び曲線区間の軌道のカント設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280001A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001213311A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-07 | Daifuku Co Ltd | 荷搬送設備 |
| US20050241262A1 (en) * | 2002-06-13 | 2005-11-03 | Stefan Bogl | Method and device for the production of a precise concrete prefabricated part |
| JP2007511684A (ja) * | 2003-10-20 | 2007-05-10 | ロール インデュストリー | タイヤ走行自動誘導都市輸送車両向け軌道区間ユニット |
| EP2559811A3 (en) * | 2011-07-27 | 2013-07-03 | Garcia Rubio, Claudio | Ballast anti-flight rail road sleeper |
| JP2014510855A (ja) * | 2011-06-16 | 2014-05-01 | ナムフン カン | 3次元立体形状を有するコンクリートブロックの製造方法及びこの方法によって製造されたコンクリートブロックを用いたコンクリート軌道敷設方法 |
| JP5513643B1 (ja) * | 2013-02-26 | 2014-06-04 | 京成建設株式会社 | 曲線部軌道構造、バラスト整形材 |
| JP2019015026A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-31 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 既設スラブ軌道からまくらぎ直結軌道への変更方法 |
| KR20190019240A (ko) * | 2017-08-16 | 2019-02-27 | (주)동명기술공단종합건축사사무소 | 탈선방지를 위한 레일구조 |
| KR20190019243A (ko) * | 2017-08-16 | 2019-02-27 | (주)동명기술공단종합건축사사무소 | 열차 탈선방지를 위한 운영시스템 |
| KR20190142158A (ko) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | (주)동명기술공단종합건축사사무소 | 철로 상에서의 열차 탈선방지를 위한 자동제어장치 |
| EP3486369B1 (fr) * | 2017-11-21 | 2021-04-21 | Sateba Systeme Vagneux | Ensemble comprenant une dalle préfabriquée pour voie ferrée et une traverse, procédé d'installation |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10393198A patent/JPH11280001A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001213311A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-07 | Daifuku Co Ltd | 荷搬送設備 |
| US20050241262A1 (en) * | 2002-06-13 | 2005-11-03 | Stefan Bogl | Method and device for the production of a precise concrete prefabricated part |
| JP2005534523A (ja) * | 2002-06-13 | 2005-11-17 | マクス、ベグル、バウウンテルネームング、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング、ウント、コンパニー、コマンディトゲゼルシャフト | 精密な予備製造コンクリート部材を製造するための方法及び装置 |
| US8439725B2 (en) | 2002-06-13 | 2013-05-14 | Max Bogl Bauunternehmung Gmbh & Co. Kg | Method and device for the production of a precise concrete prefabricated part |
| JP2007511684A (ja) * | 2003-10-20 | 2007-05-10 | ロール インデュストリー | タイヤ走行自動誘導都市輸送車両向け軌道区間ユニット |
| JP2014510855A (ja) * | 2011-06-16 | 2014-05-01 | ナムフン カン | 3次元立体形状を有するコンクリートブロックの製造方法及びこの方法によって製造されたコンクリートブロックを用いたコンクリート軌道敷設方法 |
| EP2559811A3 (en) * | 2011-07-27 | 2013-07-03 | Garcia Rubio, Claudio | Ballast anti-flight rail road sleeper |
| US8950689B2 (en) | 2011-07-27 | 2015-02-10 | Eduardo Romo Urroz | Ballast anti-flight railroad sleeper |
| JP5513643B1 (ja) * | 2013-02-26 | 2014-06-04 | 京成建設株式会社 | 曲線部軌道構造、バラスト整形材 |
| JP2019015026A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-31 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 既設スラブ軌道からまくらぎ直結軌道への変更方法 |
| KR20190019240A (ko) * | 2017-08-16 | 2019-02-27 | (주)동명기술공단종합건축사사무소 | 탈선방지를 위한 레일구조 |
| KR20190019243A (ko) * | 2017-08-16 | 2019-02-27 | (주)동명기술공단종합건축사사무소 | 열차 탈선방지를 위한 운영시스템 |
| EP3486369B1 (fr) * | 2017-11-21 | 2021-04-21 | Sateba Systeme Vagneux | Ensemble comprenant une dalle préfabriquée pour voie ferrée et une traverse, procédé d'installation |
| KR20190142158A (ko) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | (주)동명기술공단종합건축사사무소 | 철로 상에서의 열차 탈선방지를 위한 자동제어장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5181657A (en) | Composite rubber/concrete railroad grade crossing system | |
| CA1336424C (en) | Railroad roadway for high speed rail-mounted vehicles | |
| JP2004538401A (ja) | 固定式軌道の上でレールを連続的に支承する方法、ならびに調節装置と固定式軌道 | |
| JPH11280001A (ja) | レール支持体、曲線区間の軌道構造、及び曲線区間の軌道のカント設定方法 | |
| CN106400613A (zh) | 无砟轨道 | |
| CN114717882B (zh) | 一种防列车脱轨倾覆全拼装式无砟轨道 | |
| US4911360A (en) | Precast railway crossing slab | |
| JP2002227101A (ja) | 鉄道線路用マクラギ一体型コンクリート道床構造 | |
| KR20150111547A (ko) | 아스팔트 노반상 직결궤도용 광폭침목 및 그 시공 방법 | |
| CN102102315B (zh) | 枕体栓接弹性道口的施工方法 | |
| CN105133438A (zh) | 一种嵌入式框架轨道板及其轨道结构 | |
| CN107805977A (zh) | 用于无砟轨道的弹性套靴和弹性垫板组件和无砟轨道 | |
| CN207176403U (zh) | 用于无砟轨道的弹性套靴和弹性垫板组件和无砟轨道 | |
| AU2019336941B2 (en) | Points arrangement having elastically mounted points base plates | |
| Zicha | High-speed rail track design | |
| CN206385393U (zh) | 无砟轨道 | |
| KR20030065897A (ko) | 콘크리트도상 궤도의 구조 및 그 시공방법 | |
| CN212533539U (zh) | 轨道交通的平交道口结构 | |
| RU19539U1 (ru) | Сборное железобетонное покрытие рельсовых путей (варианты) | |
| KR200235967Y1 (ko) | 콘크리트도상 궤도 구조 | |
| JP3863397B2 (ja) | アスファルト路盤直結軌道およびその施工方法 | |
| US1689300A (en) | Track pavement | |
| CN111549583A (zh) | 轨道交通的平交道口结构 | |
| JP2622492B2 (ja) | 吸音効果を持たせた省力型軌道構造 | |
| JP2004156318A (ja) | バリアフリー型レール側方間隙閉塞構造、及びレール側方の間隙閉塞方法 |