JPH11280117A - 建設機械の運転室 - Google Patents

建設機械の運転室

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JPH11280117A
JPH11280117A JP8666398A JP8666398A JPH11280117A JP H11280117 A JPH11280117 A JP H11280117A JP 8666398 A JP8666398 A JP 8666398A JP 8666398 A JP8666398 A JP 8666398A JP H11280117 A JPH11280117 A JP H11280117A
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driver
seat
sub
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JP8666398A
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Yuhei Sato
裕平 佐藤
Tomonori Nishimura
知記 西村
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械の運転室内に設置される主操作盤お
よびアタッチメント操作などを目的として設けられる副
操作盤と、運転席との相対位置をそれぞれ独立して調節
可能とし、相対位置調節後は主操作盤、副操作盤および
運転席を一体に移動可能とする。 【構成】 可動部7に主操作盤3および副操作盤4が固
設される。運転席10はスライドレール11によって、
可動部7に対して運転席の前後方向に移動可能に保持さ
れる。そして、運転席10を可動部7に対して前後させ
ることにより主操作盤3と運転席との相対位置が調節さ
れる。運転席10と副操作盤4との相対位置はターンバ
ックルユニット60および上部ブラケット53の伸縮に
よって調節する。以上のように相独立して相対位置決め
された主操作盤3、副操作盤4および運転席10は、ス
ライドレール9によって運転席10の前後方向に一体に
移動可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば油圧ショ
ベルなどの建設機械の運転室に係り、詳しくは運転室の
前後方向に移動可能な運転席の周囲に副操作盤を設置す
る場合に好都合な建設機械の運転室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧式ショベルなどの建設機械に
おける運転室として、例えば図7に示すように、車両の
上部旋回体に配置されるキャビン1と、このキャビン1
の内部の床面1aに取り付けられる運転席装置2と、こ
の運転席装置2の側方に配置される主操作盤3と、上記
運転席装置2の前方に配置される副操作盤4とを備える
ものが知られている。
【0003】ここで、運転席装置2は、床面1aに固定
される固定部6と、固定部6の上方に配される可動部7
とを有しており、可動部7を、固定部6の上端に配され
るスライドレール9に沿って移動可能に設けることによ
り可動部7の上端に取り付けられた運転席10をその前
後方向へ移動可能に支持するとともに、運転席10自身
を可動部7の上面に固設されるスライドレール11に沿
って前後方向へ移動可能に取り付けることにより、上記
可動部7に取り付けられる主操作盤3に対する運転席1
0の相対位置を調節できるようになっている。なお、運
転席10を可動部7とともに前後に移動可能に支持する
のは、例えばキャビン1の前方下側を覗き込む場合には
運転席10を前方へ移動させるなど、作業状況に応じて
運転席10を適切な位置に置くためである。
【0004】また、主操作盤3は、上部旋回体の旋回、
図示せぬブーム、バケット、アームの動作など建設機械
に必要不可欠な基本動作を、その上部に取り付けられる
任意数のレバー12によって制御するためのもので、既
述の通り運転席装置2の可動部7に取り付けられること
によってこの可動部7とともに移動可能とされている。
【0005】一方、副操作盤4は、例えば油圧ショベル
における軌跡制御を行ったり、種々のアタッチメントを
駆動する場合など、建設機械に追加される付加機能を操
作するために上記主操作盤3とは別個独立に設けられる
もので、キャビン1の床面1aにボルト13で固定され
る柱状の支持部材14の上端部に固定されている。な
お、支持部材14の運転室への取付方法としては、ボル
ト13に代えて床面1aに支持部材14の下端部を溶接
することもある。また、図において符号15は固定部6
に組み込まれて床面1aから可動部7への振動、衝撃の
伝達を緩和する下部サスペンション、16は可動部7に
組み込まれて可動部7から運転席10への振動、衝撃の
伝達を緩和する上部サスペンションである。
【0006】ところで、上述した従来の運転室では、副
操作盤4を支持部材14によって床面1aに固定してい
るので、運転席装置2の可動部7を運転席10の前方へ
移動させた場合、副操作盤4および支持部材14と運転
席10や可動部7が接近し、場合によってはこれらが干
渉するおそれがある。このような干渉を避けるために
は、可動部7や運転席10の移動範囲を制限せざるを得
ない。この結果、可動部7や運転席10の移動量が不足
するという欠点があった。また、運転席10の移動によ
り作業者と副操作盤4との相対位置が変化するので、副
操作盤4の操作感が座席位置に応じて変化し、円滑な操
作を妨げる要因ともなっていた。
【0007】加えて、上述したように副操作盤4は、建
設機械に必要不可欠な操作を行うための主操作盤3と異
なって、必要に応じて追加される付加機能を操作するた
めのものであるため、運転室内に必ず取り付けられると
は限らない一方で、運転席装置2などの設置後に追加さ
れることがあり、場合によってはユーザーへの納入後に
も追加を要求されることさえある。このような場合、完
成状態にある運転室の床面1aにボルト13を挿通する
ための取付孔を開けたり、支持部材14を溶接したりし
なければならず、追加工事に要する工数、作業時間が大
きくかさむことになる。そこで、予め床面1aにボルト
13のための取付孔を開けておくことにより、副操作盤
4の追加取付工数を削減することが考えられるが、副操
作盤4を必要としないときに取付孔の加工工数が全く無
駄となってしまうという不都合が新たに生じる。
【0008】そこで出願人は特開平5−79059号公
報に示すような運転室を提案している。この運転室は、
支持部材を床面1aに取り付けるのではなく、支持部材
に運転席装置2の可動部7の既設部品を把持する把持部
を配設し、この把持部により支持部材を運転席装置の可
動部に着脱自在に取り付けるものである。また、上述の
ものと同様に可動部7に対し、運転席10を相対的に移
動可能な構成となっている。これによれば、支持部材1
4が運転席10の前後方方向の動きを妨げたり、運転席
の前後移動に伴って副操作盤4の操作感が変化したりす
ることがない。また、支持部材を把持部によって運転席
装置2の可動部7に着脱自在に取り付けることにより、
副操作盤4を追加で取り付ける場合の作業性が向上す
る。さらに、可動部7に対して運転席10をスライドさ
せることにより、主操作盤3と運転席10との相対位置
関係あるいは副操作盤4と運転席10との相対位置関係
を調節することができる。したがって、主操作盤3と運
転席10との位置関係、あるいは副操作盤4と運転席1
0との位置関係を調節した後は、固定部6に対して可動
部7を前後に移動させても、主操作盤3あるいは副操作
盤4の位置を常にオペレータの体格に合わせた状態に維
持することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たものでは主操作盤3と副操作盤4との相対位置関係を
調節することができない。そのため、たとえば主操作盤
3と運転席10との相対位置関係を最適となるように運
転席10の位置を調節した場合に、オペレータの体格に
よっては副操作盤4の位置が最適でなくなり、副操作盤
4を用いての建設機械操作に際して作業性が低下する場
合があった。
【0010】本発明は、以上のような背景のもとになさ
れたもので、主操作盤と副操作盤との間の相対位置関係
を可変とし、オペレータの体格に応じて運転席と主操作
盤、および運転席と副操作盤との相対位置関係をそれぞ
れ最適に設定することのできる建設機械の運転室を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1) 一実施の形態を
示す図1に対応付けて説明すると、請求項1に記載の発
明は、運転席10と、建設機械を操作するための主操作
盤3と、建設機械に追加される付加機能に対応して設置
される副操作盤4とを有する建設機械の運転室1に適用
される。そして、運転席10を、主操作盤3および副操
作盤4と一体に運転席10の前後方向に移動可能に保持
する運転席保持手段9と;主操作盤3および副操作盤4
と、運転席10との相対位置関係を調節するための第1
の相対位置調節手段11と;主操作盤3と副操作盤4と
の相対位置を調節するための第2の相対位置調節手段5
0とを有することにより上述した目的を達成する。 (2) 一実施の形態を示す図1および図4に対応付け
て説明すると、請求項2に記載の発明は、第2の相対位
置調節手段50が、第1の相対位置調節手段11に固設
される既設部品31を把持する把持部58がその一端に
固設され、把持部58により第1の相対位置調節手段1
1へ着脱自在に取り付けられる第1部材51と;第1部
材51の他端側に一端が回動可能に枢支される第2部材
52と;副操作盤4を、第2部材52の他端側で第2部
材52の軸方向に移動可能に保持する副操作盤保持手段
53と;第1部材51と第2部材52とでなす角度を調
節する角度調節機構60とを有するものである。
【0012】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の一実施例を説明する。なお、上述した従来例と共通
する構成要素には同一符号を付し、説明を簡略化する。
【0014】図1に示すように、本発明の実施の形態に
係る建設機械の運転室(以下、運転室と称する)は、こ
の運転室の外郭をなすキャビン1と、その床面1aに取
り付けられる運転席装置2と、運転席装置2の側方に配
置される主操作盤3と、上記運転席装置2の前方に配置
される副操作盤4と、この副操作盤4を支持する支持装
置50とを備える。運転席装置2は固定部6と可動部7
とを有し、主操作盤3が可動部7に取り付けられること
によって可動部7とともに移動可能とされ、さらには運
転席装置2に2つのサスペンション15および16が設
けられる。
【0015】可動部7には、この可動部7に対して運転
席10を前後方向に移動可能に支持するスライドレール
11が固設される。そしてスライドレール11の可動部
材が図5に示すように運転席10の桁材10aに固設さ
れる。これにより、固定部6に対して可動部7が、そし
て可動部7に対して運転席10が、それぞれ前後方向に
移動可能となっている。
【0016】副操作盤4を支持する支持装置50の一端
は、運転席装置2の可動部7に取り付けられる。以下、
支持装置50の詳細について図2〜6を参照して説明す
る。
【0017】図2および図3は、支持装置50の詳細を
示すものである。この支持装置50は、断面円形の管材
を折り曲げて形成され、後で詳述するように軸49によ
り回転自在に結合されるロアアーム51とアッパーアー
ム52、上部ブラケット53、そしてロアアーム51と
アッパーアーム52との相対角度を調節するためのター
ンバックルユニット60などにより構成される。
【0018】アッパーアーム52の上端には、副操作盤
4の取付用のための上部ブラケット53がボルト53A
によって締結され、下端にはヒンジ52bが溶接され
る。上部ブラケット53には複数の貫通孔53aが穿設
されており、アッパーアーム52に上部ブラケット53
を組み込む際に、アッパーアーム52に穿設される不図
示の孔の位置に対して上述した複数の貫通孔53aのい
ずれかの孔位置を合わせてボルト53Aを通すことによ
り、上部ブラケット53の位置を図2(a)の矢印Aの
方向に移動させることが可能である。これにより副操作
盤4の上下方向の位置決めを行うことができる。
【0019】ターンバックルユニット60は、両端にそ
れぞれ右ネジ63aおよび左ネジ63bが形成されたネ
ジ63と、ネジ63の両側にねじ込まれるジョイント6
1および62と、ネジ63の回り止め用に用いられる2
組のダブルナット64、65とで構成される。
【0020】アッパーアーム52とロアアーム51との
相対角度を調節する角度調節機構について説明する。ア
ッパーアーム52に溶接されるヒンジ52bとロアアー
ム51に溶接されるヒンジ51bとは軸49によって回
動自在に連結される。そしてアッパーアーム52にはラ
グ板52aが、ロアアーム51にはラグ板51aがそれ
ぞれ溶接される。このラグ板51a、52aのそれぞれ
に穿設される孔にターンバックル60のネジ部61a、
62aが通されて、ナット66により締結される。この
ような構成で、ターンバックルユニット60のネジ63
を右旋、あるいは左旋させることによりアッパーアーム
52とロアアーム51との相対角度を調節することがで
きる。
【0021】ロアアーム51の下端および中間部に溶接
されている下部ブラケット55および中間ブラケット5
4について説明する。下部ブラケット55は、2枚の平
板を互いに直交させて組み合わせてなるもので、一方の
平板がロアアーム51の下端に突き合わされて溶接され
ている。そして、図4に示すように、下部ブラケット5
5にはパイプクランプ56がボルト57によって着脱自
在に取り付けられ、これら下部ブラケット55、パイプ
クランプ56およびボルト57によって支持装置50の
把持部58が構成されている。なお、パイプクランプ5
6は、例えば油圧配管などを固定する際に使用されるも
のと同様の構成で、その一端には固定対象となる支持筒
33と嵌合する略半月状の切欠部56aが形成されてい
る。
【0022】一方、中間ブラケット54は、図4および
図5に示すように一枚の平板を側面視して略L字状に折
り曲げてなるもので、その上端側に形成された貫通孔5
4aにロアアーム51が挿通されて周囲が溶接されるこ
とにより、ロアアーム51の所定位置に固定されてい
る。そして、中間ブラケット54の下部側に形成された
雌ねじ54b(図3)には、押圧ネジ(押圧手段)28
がその先端を中間ブラケット54の上方へ突出させてね
じ込まれ、ナット29によって所定位置に固定されてい
る。
【0023】以上のように構成された支持装置50は、
図1、図4および図6に示すように、把持部58の設け
られた端部が運転席10の後方へ向けられた状態で運転
席装置2の前方から可動部7の内部に挿入され、把持部
58が可動部7の後方へ突出するまで押し込まれる。そ
して、可動部7の後方へ突出した把持部58の下部ブラ
ケット55とパイプクランプ56の切欠部56aとで、
可動部7の後部に固定された主操作盤ブラケット31の
支持筒33が挟み込まれ、この後、ボルト57が締め付
けられて主操作盤ブラケット31に把持部58が固定さ
れ、これにより支持装置50が可動部7に着脱自在に連
結される。
【0024】なお、主操作盤ブラケット31は本来、主
操作盤3を可動部7に取り付けるために設けられたもの
で、図4および図6に詳細に示すように可動部7に溶接
されるベースプレート32に中空状の支持筒33を取り
付けて構成され、この支持筒33の内部に周方向へ回転
自在に挿入される支持軸3a(図6)の先端が主操作盤
3の後部下端側に連結されることにより、主操作盤3が
支持筒33の軸線回りに回動自在に支持されるようにな
っている。
【0025】図4および図5に示すように、支持装置5
0の把持部58が主操作盤ブラケット31を把持した状
態において、中間ブラケット54の押圧ネジ28はその
先端が可動部7の前部に連結された主操作盤ステイ34
の下面と対向する位置に配される。この主操作盤ステイ
34は主操作盤3の前部下面と当接して主操作盤3を支
持するものである。そして、支持装置50の押圧ネジ2
8は、把持部58による上記主操作盤ブラケット31の
把持完了後、その先端が主操作盤ステイ34の下面と当
接するように上方へ向けてねじ込まれ、主操作盤ステイ
34への当接後もさらに同一方向へ幾らか余計にねじ込
まれて適度な押圧力を主操作盤ステイ34へ作用させた
状態でナット29により回り止めされる。
【0026】以上の手順で支持装置50が可動部7に取
り付けられた後、図1および図6に示すように支持装置
50の上部ブラケット53に穿設された固定孔53bを
介して副操作盤4がネジ止めされ、これにより副操作盤
4が支持装置50を介して可動部7に取り付けられる。
【0027】以上のように構成される建設機械の運転室
における運転席10と主操作盤3、そして運転席10と
副操作盤4との相対位置決め方法について説明する。先
ずスライドレール11を動かして可動部7に対して運転
席10を相対的に前後させる。これにより、運転席10
に座るオペレータの体格に合わせて主操作盤3と運転席
10との相対位置を調節することができる。続いてター
ンバックルユニット60のネジ63を右旋または左旋さ
せてロアアーム51とアッパーアーム52との相対角度
を変えることによって副操作盤4の前後方向位置と傾き
とを調節する。また、アッパーアーム52に対する上部
ブラケット53の取付位置を上下させることによって副
操作盤4の高さ位置を調節する。以上の操作により、主
操作盤3に対する副操作盤4の相対位置、すなわち運転
席10に対する副操作盤4の相対位置を調節することが
できる。このようにして、運転席10に対して主操作盤
3の位置も副操作盤4の位置も調節することができるの
で主操作盤3および副操作盤4の操作感を向上させるこ
とができる。
【0028】以上のように構成される運転室で、副操作
盤4は支持装置50を介して可動部7に、そして主操作
盤3は直接可動部7に取り付けられる。したがって、ス
ライドレール9をスライドさせて固定部6に対する可動
部7の相対位置を移動させて運転席10の位置を前後に
動かした場合、主操作盤3および副操作盤4は運転席1
0と一体に動く。これにより、建設機械の操作にともな
って運転席を前後にスライドさせてもオペレータは一定
の操作感を得ることができ、長時間の作業に際してオペ
レータの感じる疲労を低減することができる。加えて、
オペレータと副操作盤4との相対距離が変化しないので
常に一定の操作感が得られ、誤操作のおそれがなくなっ
てあらゆる座席位置で円滑な操作を行い得る。
【0029】以上の実施の形態の説明では、可動部7に
主操作盤3を固設する一方、運転席10はスライドレー
ル11によって可動部7に対して相対的に移動可能とし
たものについて説明したが、可動部7に対して主操作盤
3が相対移動可能に設置され、運転席10は可動部7に
固設されるものであってもよい。また、支持装置50
は、ロアアーム51に対してアッパーアーム52が軸4
9で回転自在に連結され、ターンバックルユニット60
によってロアアーム51とアッパーアーム52との相対
角度を調節する構成のものであったが、これに代えてロ
アアーム51とアッパーアーム52との接合部にクラン
プ付きのボールジョイントを設けるものであってもよ
い。また、支持装置50は、二つのアームすなわちロア
アーム51およびアッパーアーム52の相対角度と、ア
ッパーアーム52に対する上部ブラケット53の位置と
を調節可能とした例について示したが、これに代えて支
持装置50のアームを三つ用い、第1〜第2のアームの
相対角度と第2〜第3のアームの相対角度とをそれぞれ
調節可能なようにヒンジ52b、軸49、ヒンジ51b
およびターンバックルユニット60で構成されるような
角度調節機構(図2)を二つ設けるものであってもよ
い。
【0030】以上の発明の実施の形態と請求項との対応
において、スライドレール9が運転席保持手段を、スラ
イドレール11が第1の相対位置調節手段を、支持装置
50が第2の相対位置調節手段を、ロアアーム51が第
1部材を、アッパーアーム52が第2部材を、上部ブラ
ケット53が副操作盤保持手段を、ターンバックルユニ
ット60が角度調節機構をそれぞれ構成する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、 (1) 請求項1に記載の発明によれば、主操作盤と運
転席、そして副操作盤と運転席との相対位置をそれぞれ
独立して調節することができ、かつ調節後はこれらの相
対位置を変化させることなく運転席、主操作盤および副
操作盤を一体に移動させることができるので建設機械の
操作性が向上し、オペレータの疲労や誤操作を低減する
ことが可能となる。 (2) 請求項2に記載の発明によれば、第1の部材と
第2の部材との相対角度と、第2の部材に対する副操作
盤の相対位置を調節可能であり、副操作盤の傾きと高さ
を変えて主操作盤と副操作盤との相対位置を調節するこ
とができる。これにより、オペレータの体型に柔軟に対
応して副操作盤の操作位置を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る運転室の構成を示
す部分断面図である。
【図2】図1に示す副操作盤の支持装置を説明する図で
あり、(a)が側面図、(b)が(a)の側面図におけ
る矢視Bの図、(c)が(a)の側面図における矢視C
の図である。
【図3】図2の支持装置の本体を同図の矢印III方向か
ら見た状態を示す図である。
【図4】図1に示す運転席装置の下部を拡大して示す図
である。
【図5】図4の運転席装置の下部を同図の矢印V方向か
ら見た状態を示す図である。
【図6】図4の運転席装置の下部を同図の矢印VI方向か
ら見た状態を示す図である。
【図7】従来の運転席装置の構成を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
2 運転席装置 3 主操作盤 4 副操作盤 6 固定部 7 可動部 9、11 スライドレール 10 運転席 31 主操作盤ブラケット 49 軸 51 ロアアーム 52 アッパーアーム 53 上部ブラケット 58 把持部 60 ターンバックルユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席と、建設機械を操作するための主操
    作盤と、前記建設機械に追加される付加機能に対応して
    設置される副操作盤とを有する建設機械の運転室におい
    て、 前記運転席を、前記主操作盤および前記副操作盤と一体
    に前記運転席の前後方向に移動可能に保持する運転席保
    持手段と、 前記主操作盤および前記副操作盤と、前記運転席との相
    対位置関係を調節するための第1の相対位置調節手段
    と、 前記主操作盤と前記副操作盤との相対位置を調節するた
    めの第2の相対位置調節手段と、 を有することを特徴とする建設機械の運転室。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の建設機械の運転室におい
    て、前記第2の相対位置調節手段は、 前記第1の相対位置調節手段に固設される既設部品を把
    持する把持部がその一端に固設され、前記把持部により
    前記第1の相対位置調節手段へ着脱自在に取り付けられ
    る第1部材と、 前記第1部材の他端側に一端が回動可能に枢支される第
    2部材と、 前記副操作盤を、前記第2部材の他端側で前記第2部材
    の軸方向に移動可能に保持する副操作盤保持手段と、 前記第1部材と前記第2部材とでなす角度を調節する角
    度調節機構とを有することを特徴とする建設機械の運転
    室。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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