JPH11280148A - 鋼製柱,梁の接合構造 - Google Patents

鋼製柱,梁の接合構造

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JPH11280148A
JPH11280148A JP9990098A JP9990098A JPH11280148A JP H11280148 A JPH11280148 A JP H11280148A JP 9990098 A JP9990098 A JP 9990098A JP 9990098 A JP9990098 A JP 9990098A JP H11280148 A JPH11280148 A JP H11280148A
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flange
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steel
plate
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JP9990098A
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Mitsunori Kuriyama
実則 栗山
Keiji Ando
慶治 安藤
Hiroaki Kawakami
寛明 川上
Yuji Iida
雄二 飯田
Hiroyuki Kaihara
広幸 海原
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練が必要な溶接接合に代えたボルト結合方
式の鋼製柱、梁の接合構造であって、特に梁から大荷重
に十分耐えるボルト接合構造を提供する。 【解決手段】 鋼製柱に予め鋼製梁ブラケットを接合
し、この梁ブラケットに鋼製梁を接合する柱,梁の接合
構造であって、柱1のフランジ2の表側に梁ブラケット
18の端部に接合したエンドプレート19を当接し、横
断面がL字状で両辺24,25の間にリブプレート28
が接合されている補強金物25にそのおける両辺24,
25を、前記リブプレート28が梁ブラケット18の上
下各フランジ20の延長線上に位置するようにして、柱
1のウエブ16とフランジ2とが交わるコーナ部に当て
がい、柱1のフランジ2と補強金物25の一辺25と前
記エンドプレート19の間を複数の高力ボルト26で結
合し、柱1のウエブ16と、このウエブ16の両側面に
当接の前記補強金物の他辺25の間を複数の高力ボルト
26で結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築鉄骨構造物あ
るいは、その他の鉄骨構造物におけるH形鋼製柱と形鋼
製梁との接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来H形鋼製柱と形鋼製梁とを接合する
手段として、溶接接合方法(第1従来例)とボルト接合
方法(第2従来例)とがある。溶接接合方法は図5
(A)に示すように、H形鋼製柱1のフランジ2の表側
にH形鋼製もしくは鋼板製梁ブラケット3の端面を当接
し、その当接面に図5(B)に示すように上部突き合わ
せ溶接部4と下部突き合わせ溶接部5と、梁ウエブ両側
面のすみ肉溶接部6とが施されて、そのすみ肉溶接部6
の長さがせん断力に対する溶接部有効長さLとなってい
る。すみ肉溶接部6の上下には溶接廻り込み用の孔明け
加工による空隙Sが形成されている。
【0003】さらに、H形鋼製柱1における両フランジ
2間には、前記鋼製梁ブラケット3の延長線上に位置す
るようにスチフナプレート7が溶接されている。なお、
梁8と梁ブラケット3との当接部において、それぞれの
ウエブ間は垂直スプライスプレート10とボルト11で
結合され、それぞれの上下フランジ間は水平スプライス
プレート12とボルト11で結合される。
【0004】前記鉄骨構造の柱,梁接合部において、梁
ブラケット3のフランジから(圧縮力と引張力の)荷重
を鋼製柱1へ伝達させる方法として、柱フランジ2の表
側に溶接した梁ブラケット3から柱フランジ2の裏側に
溶接したスチフナプレート7へと伝達させるのが一般的
である。Hは梁成である。
【0005】しかし、前述の構造では、柱1に対して梁
ブラケット3とスチフナプレート7の溶接作業が発生す
ることになり、柱部材加工(つまり、鋼製柱1に梁ブラ
ケット3を工場製作して単一部材とすること)のため
に、溶接という特殊技能を要する。部材が溶接工程
を通ることが必要。そのため鉄骨加工の生産性を向上
させることが難しい。
【0006】前記柱,梁の接合部の溶接を省略する接合
方法として、図6に示すように、柱フランジ2の表,裏
両側に梁8の上下方向の長さHよりも長い補強プレート
13を当てがい、梁8の上下にボルト11で結合したボ
ルトブラケット14を、前記柱フランジ2と補強プレー
ト13のボルト挿入孔に挿入し、これら部材間をナット
15で緊結し、さらに、補強プレート13と梁8のウエ
ブ16間をボルト11を介してガセットプレート17で
連結して、梁8からの荷重(引張力、圧縮力、せん断
力)を柱1に伝達する方法がある。
【0007】しかし、この従来方法は、補強プレート1
3の曲げ抵抗によって、梁8から柱1へモーメントを伝
達するものであるため、非常に厚い補強プレート13が
必要となる。従って、梁8から伝わるモーメントが大き
い場合、つまり梁8の成Hが高くなる場合、補強プレー
ト13は非常に厚いものとなり、非現実的な補強方法で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 第1の従来例にお
ける鉄骨の加工工事における溶接工程では熟練技能を必
要とし、さらに、孔明けや切断工程におけるNCマシン
のように自動機械加工を進めにくい工程であるため、加
工コストを上昇させる一因となっている。 第2の従来例では、ボルト接合による柱,梁接合部
継手は、柱フランジの補強が困難であり、適用できる梁
成寸法に限界があった(600mm程度と考えられ
る)。 本発明は前記の課題を解決した鋼製柱、梁の接合構造を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るH形鋼製
柱,梁の接合構造は、鋼製柱に予め鋼製梁ブラケットを
接合し、この梁ブラケットに鋼製梁を接合する柱,梁の
接合構造であって、前記柱フランジの表側に前記梁ブラ
ケットの端部に接合したエンドプレートを当接し、横断
面がL字状でその両辺の間にリブプレートが接合されて
いる補強金物における前記両辺を、前記リブプレートが
前記梁ブラケットのフランジの延長線上に位置するよう
にして、前記柱のウエブとフランジとが交わるコーナ部
に当てがい、前記柱フランジと、補強金物の一辺と、前
記エンドプレートの間を複数のボルトで結合し、前記柱
のウエブと、このウエブの両側面に当接の前記補強金物
の他辺の間を複数のボルトで結合することを特徴とす
る。本発明において、前記エンドプレートと、前記梁ブ
ラケットのフランジの間に曲げ荷重支持用補強プレート
が接合されている構成を特徴とする。また本発明におい
て、前記ボルトが高力ボルトである構成を特徴とする。
【0010】本発明によると、柱,梁の接合部は、すべ
てボルトで接合されていて、溶接工程が存在しないか
ら、熟練技能を必要とせず、しかも、梁からの荷重を受
ける柱フランジは、横断面L形で、かつ梁ブラケットの
フランジ延長線上にある補強プレートで補強された補強
金物で強力に補強され、梁成の大きい梁からの荷重に十
分耐える構造にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図を参照
して説明する。図1は、本発明に係る柱,梁の接合構造
を示す側面図、図2,図3,図4は図1におけるA−
A,B−B,C−C断面図である。
【0012】各図において、H形鋼製柱1には予めH形
鋼製の梁ブラケット18がボルト結合されていて、現場
において前記梁ブラケット18に梁8をボルト結合す
る。
【0013】前記柱1と梁ブラケット18との接合部に
おいて、当該梁ブラケット18の端部にはエンドプレー
ト19が溶接されている。エンドプレート19の上下方
向の長さは、梁成Hより長く、上下のフランジ20より
も上下方向に若干突出していて、このフランジ20の表
面とエンドプレート19の上下端の側面との間に曲げ荷
重支持用補強プレート21が溶接されている。また、曲
げ荷重支持用補強プレート21の頂部両側面とエンドプ
レート19の端面の側面にはエンドプレート補強プレー
ト22が溶接されている。
【0014】前記エンドプレート19はH形鋼製柱1の
フランジ2の表側に当接されるが、それに対応してH形
鋼製柱1のフランジ20の裏側に補強金物23が当てが
われる。補強金物23は上下方向に所定の長さH1 を有
し、図2、図3に示すように横断面がL字状で、その両
辺24,25間で、かつ上下方向ほぼ中間の高さ位置
に、平面がほぼ3角形のリブプレート28が溶接されて
いる。
【0015】前記補強金物23は、図1における右側の
柱,梁接合部において4個用いられる。つまり、4個の
補強金物23は、H形鋼製柱1のウエブ16の両側面
で、かつ梁ブラケット18の上下部に設けられ、各部に
おいてその一辺24がフランジ2の裏側に当てがわれ、
他辺25がウエブ16の側面に当てがわれる。また、こ
のようにフランジ2とウエブ16が交わるコーナ部に補
強金物23を配設するとき、リブプレート28は、梁ブ
ラケット18の上下の各フランジ20の延長線上に位置
するように設ける。
【0016】図示のように、H形鋼製柱1のフランジ2
と梁ブラケット18のエンドプレート19と、補強金物
23の一辺24とは3層に重ねられる。これら各部材に
ボルト挿通孔が設けられていて、これに高力ボルト26
を挿入し、ナット27で締結することにより、前記各部
材間は強固に結合される。また、各補強金物23の他辺
25はH形鋼製柱1のウエブ16の両側面に当てがわ
れ、これら各部材に開設されているボルト挿通孔に高力
ボルト26を挿入し、ナット27で締結することによ
り、前記各部材間は強固に結合される。
【0017】梁8と梁ブラケット18の間は、従来と同
様それぞれの当接端面におけるウエブ29,30の両側
面に垂直スプライスプレート10を当てがってボルト1
1で結合し、さらに上下の各フランジ20,31の各上
下面にも水平スプライスプレート12を当てがってボル
ト11で結合する。
【0018】本発明の実施形態に係る柱,梁接合部にお
いて、梁ブラケット18のフランジ20から伝達される
力、例えば引張力は、まずエンドプレート19へ流れ、
補強金物25とエンドプレート19を締結している高力
ボルト26から前記補強金物25、柱ウエブ2へと伝達
される。同様に、梁ブラケット18のフランジ20から
伝達される圧縮力は、エンドプレート19、柱フランジ
2を介して補強金物25の両辺24,25、リブプレー
ト28、柱ウエブ2へと伝達される。梁のせん断力は、
エンドプレート19と、柱フランジ2、摩擦力によって
柱1に伝達される。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る鋼製柱,梁の接合構造によ
ると、次の効果がある。 柱部材から溶接工程を省略し、溶接を梁ブラケット
におけるエンドプレート等柱への接合部品に限定するこ
とにより、溶接工の作業が少なくなり、加工コストの削
減が可能となる。 さらに、柱部材を溶接工程から外すことにより、工
程の簡略化による工期の短縮、ハンドリング手間の削減
も可能である。 これまで、比較的に低い成(600mm以下)の梁
を対象として設計が行われていたボルト接合形成の柱,
梁接合部を、現在ロール成形可能な最大成(600mm
以上)の梁までを対象に設計可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る柱梁接合構造を示す側
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B拡大断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】(A)は第1従来例に係る柱梁接合構造の側面
図、(B)は溶接部の説明図である。
【図6】第2従来例に係る柱梁接合構造の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 H形鋼製柱 2 フランジ 3 梁ブラケット 4 上部突き合わせ溶接部 5 下部突き合わせ溶接部 6 すみ肉溶接部 7 スチフナ−プレ−ト 8 梁 10 垂直スプライスプレ−ト 11 ボルト 12 水平スプライスプレ−ト 13 補強プレ−ト 14 ボルトブラケット 15 ナット 16 ウエブ 17 ガセットプレ−ト 18 梁ブラケット 19 エンドプレ−ト 20 フランジ 21 曲げ荷重支持用補強プレ−ト 22 エンドプレ−ト補強プレ−ト 23 補強金物 24 一辺 25 他辺 26 高力ボルト 27 ナット 28 リブプレ−ト 29 ウエブ 30 ウエブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 雄二 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 海原 広幸 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H形鋼製柱に予め形鋼製梁ブラケットを
    接合し、この梁ブラケットに鋼製梁を接合する柱,梁の
    接合構造であって、前記柱フランジの表側に前記梁ブラ
    ケットの端部に接合したエンドプレートを当接し、横断
    面がL字状で両辺の間にリブプレートが接合されている
    補強金物における前記両辺を、前記リブプレートが前記
    梁ブラケットのフランジの延長線上に位置するようにし
    て、前記柱のウエブとフランジとが交わるコーナ部に当
    てがい、前記柱フランジと、補強金物の一辺と、前記エ
    ンドプレートの間を複数のボルトで結合し、前記柱ウエ
    ブと、このウエブの両側面に当接の前記補強金物の他辺
    の間を複数のボルトで結合した鋼製柱,梁の接合構造。
  2. 【請求項2】 前記エンドプレートと、前記梁ブラケッ
    トのフランジ表面の間に曲げ荷重支持用補強プレートが
    接合されている請求項1記載の鋼製柱,梁の接合構造。
  3. 【請求項3】 前記各ボルトが高力ボルトである請求項
    1又は2記載の鋼製柱,梁の接合構造。
JP9990098A 1998-03-30 1998-03-30 鋼製柱,梁の接合構造 Withdrawn JPH11280148A (ja)

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