JPH11280217A - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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JPH11280217A
JPH11280217A JP5230198A JP5230198A JPH11280217A JP H11280217 A JPH11280217 A JP H11280217A JP 5230198 A JP5230198 A JP 5230198A JP 5230198 A JP5230198 A JP 5230198A JP H11280217 A JPH11280217 A JP H11280217A
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JP
Japan
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eaves gutter
side wall
lower body
locking portion
fitting
Prior art date
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Withdrawn
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JP5230198A
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Inventor
Kaneaki Toyoda
兼昭 豊田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所で、見えにくい所でも、上側体と下側体
とを簡単に接合でき、上側体と下側体とがずれて接合さ
れることがなく、伸縮等で軒樋が移動しても上側体と下
側体とがずれない軒樋継手を提供するものである。 【解決手段】 上側体1に側壁11と、軒樋接続部12
と押し片13と上側嵌合部14と、上側係止部15とが
設けられ、下側体2は、両側壁21、22と底板23と
からなる溝型であって、下側体2には軒樋接続部25
と、押し片24と、下側嵌合部27と、上側係止部15
に対応して下側係止部28とが設けられ、上側嵌合部1
4が下側嵌合部27に嵌合され、上側係止部15が下側
係止部28に係止されて、上側体1と下側体2とが固定
されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋継手を使用して軒樋を接続す
る方法には、特開平4−20646号公報に記載で知ら
れている。この特開平4−20646号公報に記載の方
法は、軒樋継手は上側体と下側体とからなり、上側体の
下端部に設けた上側嵌合部と下側体の上端部に設けた下
側嵌合部との間を接着剤にて接着してなるものである。
この軒樋継手は上側体と下側体とに分割されてされてお
り、軒樋の側壁のデザインが変わったとき、新たに軒樋
継手の全体の金型を成形する必要がなく、上側体を種々
のデザインのものにして、上側体の金型を成形して対応
でき、金型製作費を削減することができ、便利なもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軒樋と軒樋
継手を接続する場所は、高所で、見えにくい所で行われ
ることが多く、上記の方法では、上側体の下端部に設け
た上側嵌合部と下側体の上端部に設けた下側嵌合部とを
嵌合させるとき、高所で、見えにくい所では、上側嵌合
部と下側嵌合部との端同士がきちんと揃えずに嵌合した
り、施工中、手や物があたったりして、上側体と下側体
がずれて接着されることがあり、ずれて接着されたりす
ると、外観が良くなく、排水孔がある場合は、排水孔を
塞いでしまうことがあり、又、端同士をきちんと揃えよ
うとすると、時間や手間がかかったりして、効率が良く
ないという問題があった。
【0004】又、集水器等で接着しない軒樋継手の場合
は、伸縮を吸収させるため、摺動距離を考慮して、軒樋
を集水器に取り付けている。集水器等で接着しない軒樋
継手の場合、上記の軒樋継手を使用すると、上側体が一
方の軒樋に合わせて一方の方向に動き、下側体が他方の
軒樋に合わせて他方の方向に動いたりして、上側体と下
側体の位置が長時間たつとずれたりして、外観が良くな
いという問題があった。そこで、本発明の目的は、高所
で、見えにくい所でも、上側体と下側体とを簡単に接合
でき、上側体と下側体とがずれて接合されることがな
く、伸縮等で軒樋が移動しても上側体と下側体とがずれ
ない軒樋継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の本発明で
は、上側体と下側体とからなる軒樋継手において、上側
体は、側壁と、この側壁の両端部に軒樋接続部と上端部
に押し片と下端部に上側嵌合部と、この上側嵌合部に上
側係止部とが設けられ、下側体は、両側壁と底板とから
なる溝型であって、この下側体の両端部に軒樋接続部
と、屋内側側壁の上端部に押し片と、屋外側側壁の上端
部に下側嵌合部と、屋外側側壁の上端部に上側係止部に
対応して下側係止部とが設けられ、上側嵌合部が下側嵌
合部に嵌合され、上側係止部が下側係止部に係止され
て、上側体と下側体とが固定されているものである。
【0006】請求項2記載の本発明では、請求項1記載
の軒樋継手であって、下側体の底板のほぼ中央部に排水
孔が設けられているものである。
【0007】請求項3記載の本発明では、請求項2記載
の軒樋継手であって、下側嵌合部のほぼ中央部に設けら
れた下側係止部の軒樋方向の長さが、下側体の底板の排
水孔の直径と同じか若しくは大きくなされているもので
ある。
【0008】本発明の軒樋継手の上側体と下側体の材質
は、合成樹脂、金属等適宜な材質でよく、例えば、合成
樹脂で、軒樋が硬質塩化ビニル樹脂である場合は、同じ
材質を使用すると、接着も簡単にでき、軽量であるの
で、好ましい。
【0009】本発明の軒樋継手において、上側体の側壁
の両上端部の押し片の形状は、軒樋を軒樋継手に差し込
んだとき、上方から軒樋の屋外側耳部の上面を押さえる
ことができれば、適宜な形状でよく、例えば、上側体の
側壁の両上端縁から屋内側方向にほぼ水平に突出した小
片を設け、この小片の先端部を垂下しておくと、押し片
で屋外側耳部をしっかりと押さえつけて、止めることが
できるので、好ましい。
【0010】本発明の軒樋継手において、上側体の側壁
の下端部の上側嵌合部の形状は、下側体の屋外側側壁の
上端部の下側嵌合部(後述説明)に嵌合することができ
れば、適宜な形状でよく、例えば、上側嵌合部の断面形
状をコ字状にし、この上側嵌合部を軒樋継手の長手方向
に沿って設け、この上側嵌合部の開口部を下向きにし
て、開口部の幅を下側体の屋外側側壁の上端部の下側嵌
合部の幅とほぼ同じにしておくと、上側嵌合部を上方向
から下側嵌合部に容易にはめることができるので、好ま
しい。
【0011】又、上側嵌合部の形状を断面形状がほぼ横
L字状体のものにし、この横L字状の縦材を上側体の側
壁の下端部に取り付け、横材をほぼ水平に屋内側方に向
けて突設させ、下側体の屋外側側壁の上端部の下側嵌合
部のガイド片(後述説明)の上面におくようにしてもよ
い。
【0012】上側嵌合部の形状がコ字状のものの場合、
上側係止部と下側係止部の形状は、上側係止部を下側係
止部に差し込んで、係止できるものであれば、適宜な形
状でよく、例えば、上側係止部のほぼ中央部に係止凸部
を形成して、下側係止部のほぼ中央部に上側係止部に対
応して2個の突設片を設けて、この2個の突設片の間隔
を係止凸部の幅とほぼ同じ長さにして、係止凸部を2個
の突設片に差し込むようにしてもよい。又、逆に、下側
係止部のほぼ中央部に係止凸部を形成して、上側係止部
のほぼ中央部に下側係止部に対応して2個の突設片を設
けて、この2個の突設片の間隔を係止凸部の幅とほぼ同
じ長さにして、係止凸部を2個の突設片に差し込むよう
にしてもよい。
【0013】この時、上側係止部、下側係止部のいずれ
においても、2個の突設片は、互いに隣接する突設片の
端部が屋内側に向くように、図1の(ロ)に示すごと
く、ハ字形に設けると、係止凸部を2個の突設片の間に
差し込むとき、突設片がガイド役になり、突設片に係止
凸部を当てながら押し込むことができ、差し込み易くな
るので、好ましい。
【0014】又、上側嵌合部の形状がコ字状のものの場
合、別の方法として、図5に示すように、上側係止部と
下側係止部の大きさと形状を次のようにしてもよい。即
ち、請求項3の発明において、上側嵌合部のほぼ中央部
の一部を下にさげて段差になされた上側係止部を設け、
この上側係止部の長さを下側体の底板に開けられた排水
孔の直径と同じかもしくは大きくして、この上側係止部
を屋内側向けて突出させ、突出した先端部が下がるよう
に湾曲状にする。
【0015】又、下側係止部の軒樋方向の長さを、上側
係止部とほぼ同じ長さにし、下側体の屋外側側壁のほぼ
中央部より、上側係止部の突出幅に対応させた幅の横材
をほぼ水平に屋内側に向けて突出させ、この横材の先端
から斜め上方屋外側に向けて、上側係止部に対応させた
湾曲状にして、この湾曲状の下側係止部の先端をほぼ垂
下させ、垂下させた部分が上側係止部の屋外側に引っ掛
かるようにする。
【0016】このようにすると、この軒樋継手に軒樋を
接続したとき、下側嵌合部のほぼ中央部に設けられた下
側係止部が排水孔の直径と同じかもしくは大きくなされ
ているから、上側嵌合部と下側嵌合部の間に差し込まれ
ている軒樋の屋外側側壁のほぼ中央部の溝部が伸縮や他
の力によって動いたとしても、軒樋の溝部の端面が下側
係止部の端面に当たり、軒樋の内側方向への動きを止め
ることができ、軒樋が移動して排水孔を塞ぐようなこと
はない。
【0017】又、上側嵌合部のほぼ中央部が段差があ
り、段差の部分が上側係止部となり、上側係止部に下側
係止部が嵌められているから、上側係止部に下側係止部
が嵌めて、上側体と下側体を取り付けた時、上側体と下
側体とが伸縮や他の力によって動こうとしても、下側係
止部の端面が上側嵌合部の段差の端面に当たり、上側体
と下側体の動きを止めることができ、上側体と下側体と
のずれることがない。
【0018】上側嵌合部の形状が横L字状体のものの場
合、上側体の上側係止部の形状は、幅広い帯状にして、
上側嵌合部の長手方向のほぼ中央部に設け、上側嵌合部
の横L字状の横材の先端を垂下させ、この幅(長手方向
の長さ)は両端部に設けられた下側嵌合部間の長さとほ
ぼ同じにしておくと、上側係止部を下側嵌合部間に嵌め
て、上側体の上側係止部を下側体の屋外側側壁の内側に
当接させて下側体に係止させることができるので、好ま
しい。
【0019】又、この時、下側体の下側嵌合部の両端部
の押し片の上面にそれぞれガイド片を設け、この2個の
ガイド片が中央部に行くにつれて屋内側方に向くよう
に、図4の(ロ)に示すごとく、2個のガイド片を斜め
にしてハ字状にしておくと、上側係止部を2個のガイド
片当てながら押し込むことができ、差し込み易くなるの
で、好ましい。
【0020】本発明の軒樋継手において、下側嵌合部の
形状は、上側体の下端部の上側嵌合部が下側嵌合部に嵌
合することができれば、適宜な形状でよく、例えば、上
側嵌合部がコ字状の場合、下側嵌合部の形状を押し片と
し、この押し片を上側嵌合部の開口部の幅とほぼ同じ幅
にして、下側体の側壁の両端部の上端縁から屋内側方向
にほぼ水平に突出させ、この押し片の先端部を垂下して
おくと、上側嵌合部を下側嵌合部に嵌合させることがで
きるので、好ましい。
【0021】又、上側嵌合部がL字状の場合、同じく、
下側嵌合部の形状を押し片とし、この押し片を上側嵌合
部のL字状の横材とほぼ同じ幅で、上記に記したよう
に、この下側嵌合部の上面にハ字形にガイド片を設けて
おくと、上側係止部を下側嵌合部間に嵌めるとき、嵌め
易いので、好ましい。
【0022】本発明の軒樋継手の上側体と下側体とは、
それぞれを射出成型法で成形すると、美観の点で好まし
い。
【0023】
【作用】請求項1記載の本発明は、上側体には、側壁
と、この側壁の両端部に軒樋接続部と上端部に押し片と
下端部に上側嵌合部と、この上側嵌合部に上側係止部と
が設けられ、下側体は、両側壁と底板とからなる溝型で
あって、この下側体の両端部に軒樋接続部と、屋内側側
壁の上端部に押し片と、屋外側側壁の上端部に下側嵌合
部と、屋外側側壁の上端部に上側係止部に対応して下側
係止部とが設けられているから、上側嵌合部を下側嵌合
部に嵌合し、上側係止部を下側係止部に係止することに
よって、分割されている上側体と下側体とを簡単に接合
でき、上側係止部が下側係止部で止められ、上側体と下
側体とがずれて接合されることがなく、上側体と下側体
とを固定でき、伸縮等で軒樋が移動しても上側体と下側
体とがずれることはない。
【0024】請求項2記載の本発明は、上記の請求項1
記載の本発明の作用に加えて、下側体の底板のほぼ中央
部に排水孔が設けられているから、この軒樋継手は集水
器となり、この軒樋継手を軒樋に接続し、この軒樋継手
の排水孔と竪樋を接続して使用すると、軒樋から流れて
くる雨水をこの軒樋継手の下側体の底板の排水孔から竪
樋へ排水することができる。
【0025】請求項3記載の本発明は、上記の請求項1
及び2記載の本発明の作用に加えて、下側嵌合部のほぼ
中央部に設けられた下側係止部の軒樋方向の長さが、下
側体の底板の排水孔の直径と同じか若しくは大きくなさ
れているから、上側嵌合部と下側嵌合部の間に差し込ま
れている軒樋の屋外側側壁のほぼ中央部の溝部が伸縮や
他の力によって動いたとしても、軒樋の溝部の端面が下
側係止部の端面に当たり、軒樋の内側方向への動きを止
めることができ、軒樋が移動して排水孔を塞ぐようなこ
とはない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施例を図1及
び図2に基づいて詳述する。図1の(イ)は軒樋継手が
上側体と下側体とに分割された状態を示す斜視説明図、
(ロ)は上側係止部が下側係止部に差し込まれる状態を
示す上面説明図、図2は軒樋が軒樋継手の一方の軒樋接
続部に接続された状態を示す斜視説明図である。
【0027】図1において,Aは軒樋継手であり、この
軒樋継手Aは合成樹脂(硬質塩化ビニール樹脂)製であ
り、上側体1と下側体2とからなっている。上側体1に
は、側壁11と、この側壁11の両端部に軒樋接続部1
2、12と上端部に押し片13、13と下端部に上側嵌
合部14と、この上側嵌合部14に上側係止部15とが
設けられている。側壁11は、ほぼ長方形の板体で、若
干屋内側方に傾斜されている。押し片13、13は、軒
樋接続部12、12の上端縁より屋内側にほぼ水平に突
出した小片で、この小片の先端部が垂下されている。
【0028】上側嵌合部14は、断面形状がコ字状にな
され、軒樋継手Aの長手方向に沿って、開口部16を下
向きにして設けられ、この開口部16の幅は、下側体2
(後述説明)の屋外側側壁22の上端部の下側嵌合部2
7(後述説明)の幅とほぼ同じになされている。上側係
止部15は、凸状体で、上側嵌合部14の長手方向のほ
ぼ中央部に屋内側方に向けて設けられている。
【0029】下側体2は屋内側側壁21と屋内側側壁2
2と底板23とからなる溝型であって、この下側体2の
両端部に軒樋接続部25、25と、屋内側側壁21の上
端部に押し片26、26と、屋外側側壁22の上端部に
下側嵌合部27と、屋外側側壁22の上端部に上側係止
部15に対応して下側係止部28とが設けられている。
下側嵌合部27は押し片24、24とからなっている。
この押し片24、24は屋外側側壁22の両端部の上端
縁より屋内側に向けて突設されており、突設幅は上側嵌
合部14の開口部16の幅とほぼ同じ幅になされ、押し
片24、24先端部は垂下されている。
【0030】下側係止部28は2個の突設片29、29
とからなっている。この突設片29はほぼL字形をして
おり、L字形の横材の端部が屋外側側壁22の長手方向
のほぼ中央部に並べて取り付けられ、L字形の縦材がほ
ぼ垂直に上方に向けられている。この2個並べられた突
設片29、29の間の距離は、上側係止部15の凸状体
の横方向の幅とほぼ同じ長さになされている。
【0031】次に,この軒樋継手Aの取付方法を説明し
ながら、作用を説明する。先ず、この軒樋継手Aの下側
体2の両端部に軒樋接続部25、25の内周面に沿って
帯状に接着剤を塗布する。次に、軒先に取り付けられた
一方の軒樋3の端部の屋内側耳部に下側体2の屋内側側
壁21の上端部の一方の押し片26を引っ掛ける。次
に、軒先に取り付けられた他方の軒樋3の端部の屋内側
耳部に下側体2の屋内側側壁21の上端部の他方の押し
片26を引っ掛ける。
【0032】次に、軒樋3の屋内側耳部を軸にして下側
体2を前方向に回動させる。次に、下側体2の屋外側側
壁22の上端部の押し片24、24を、一方の軒樋3と
他方の軒樋3の屋外側側壁22の長手方向のほぼ中央部
に形成されている溝部30内に嵌め込む。次に、上側嵌
合部14のほぼ中央部に屋外側方に向けて設けられてい
る上側係止部15の凸状体を、下側係止部28の2個の
突設片29、29に当てながら、上側係止部15を2個
の突設片29、29の間に差し込む。次に、上側体1を
側壁11を若干拡げながら、側壁11の一方の軒樋接続
部12の上端部の押し片13を一方の軒樋3の上端部の
屋外側耳部に引っ掛け、側壁11の他方の軒樋接続部1
2の上端部の押し片13を他方の軒樋3の上端部の屋外
側耳部に引っ掛け、一方の軒樋3の端部と他方の軒樋3
の端部とに軒樋継手Aを取り付ける。
【0033】このようにすると、上側体1には、側壁1
1と、この側壁11の両端部に軒樋接続部12、12と
上端部に押し片13、13と下端部に上側嵌合部14
と、この上側嵌合部14に上側係止部15とが設けら
れ、下側体2は、両側壁22、23と底板23とからな
る溝型であって、この下側体2の両端部に軒樋接続部2
5、25と、屋内側側壁21の上端部に押し片26、2
6と、屋外側側壁22の上端部に下側嵌合部27と、屋
外側側壁22の上端部に上側係止部15に対応してこの
下側嵌合部27に下側係止部28とが設けられているか
ら、上側嵌合部14を下側嵌合部27に嵌合し、上側係
止部15を下側係止部28に係止することによって、分
割されている上側体1と下側体2とを簡単に接合でき、
上側係止部15が下側係止部28で止められ、上側体1
と下側体2とがずれて接合されることがなく、上側体1
と下側体2とを固定でき、伸縮等で軒樋3が移動しても
上側体1と下側体2とがずれることはない。
【0034】本発明の他の実施例を図3に基づいて説明
する。図3は、本発明の軒樋継手が集水器として使われ
た時の斜視説明図である。図1の一実施例の軒樋継手A
とは、軒樋継手の底部が窪んでおり、中央部に排水用の
丸孔32が開けられいる点と、下側係止部のほぼ中央部
に凸状体を設け、上側係止部のほぼ中央部に2個の突設
片が設けているところが異なるだけで、その他の軒樋継
手Bの構造及び作用については、軒樋継手Aとほとんど
同様であり、構造及び作用についての説明は省略する。
【0035】上側係止部15aは2個の突設片29a、
29aとからなっている。この突設片29aは小棒状を
しており、上側嵌合部14aのほぼ中央部の側壁に2個
の突設片29a、29aが平行に垂下して設けられてお
り、この2個の突設片29a、29aの間の距離は下側
係止部28a(後述説明)のL字形の横方向の幅(厚
み)とほぼ同じ長さになされている。又、下側体2aの
側壁22aの長手方向のほぼ中央部の上端縁に下側係止
部28aが取り付けられ、下側係止部28aは断面形状
がL字形になされ、L字形の横材の端が側壁22aのほ
ぼ中央部の上端部に取り付けられ、L字形の縦材はほぼ
垂直に上方に向けられ、側壁22aの直交方向に幅広く
されている。又、下側体2aの底板23aは窪んでお
り、ほぼ中央部に排水用の丸孔32が開けられている。
【0036】この軒樋継手Bの取付方法は、ほとんど軒
樋継手Aの取付方法と同じで、異なる点は、この軒樋継
手Bの下側体2aの両端部に軒樋接続部25a、25a
の内周面には接着剤を塗布せず、軒樋3、3の端部を軒
樋接続部25a、25aに差し込んでいるだけで、上側
体1aの上側係止部15aに下側体2aの下側係止部2
8aを差し込んで係止させるものである。その他につい
ては、軒樋継手Aの取付方法と同じであるので、説明は
省略する。
【0037】作用については、軒樋継手Aの作用に加え
て、軒樋継手Bは下側体2aの両端部に軒樋接続部25
a、25aの内周面には接着剤を塗布されていないの
で、軒樋の温度変化による伸縮を、下側体2aの内周面
を軒樋の外周面の摺動によって吸収することができる。
【0038】更に、下側体2aの底板23aは窪んでお
り、ほぼ中央部に排水用の丸孔32が設けられているか
ら、この軒樋継手Bは集水器として使われ、この軒樋継
手Bを軒樋に接続し、この軒樋継手Bの丸孔32と竪樋
を接続して使用すると、軒樋から流れてくる雨水をこの
軒樋継手Bの下側体2aの底板23aの丸孔32から竪
樋へ排水することができる。
【0039】本発明の別の実施例を図4に基づいて説明
する。図4は上側体の上側嵌合部の断面形状がほぼ横L
字形になされている軒樋継手の斜視説明図である。本発
明の別の実施例の軒樋継手Cの構造及び作用について
は、図1の一実施例の軒樋継手Aとは、上側嵌合部14
bの断面形状がほぼL字形になされている点と、下側体
2bの両端部の上端部の押し片24b、24bの上面に
ガイド片31、31が設けられている点と、上側係止部
15aの形状が幅広い帯状にされている点が異なるだけ
で、その他の軒樋継手Aの構造及び作用について、ほと
んど同様であり、構造及び作用についての説明は省略す
る。
【0040】上側嵌合部14bは断面形状がほぼ横L字
状になされ、この横L字状の縦材を上側体1bの側壁1
1bの下端部に取り付け、横材はほぼ水平に屋内側方に
向けて突設されている。この上側嵌合部14bの横材の
長手方向の端縁のほぼ中央部に垂下した上側係止部15
bが設けられている。この上側係止部15bは長手方向
に幅広になされた板状体である。この幅広い板状体の幅
は、下側体2bの両端部に設けられた押し片24b、2
4b間の長さとほぼ同じにされている。下側体2bの両
端部の押し片24b、24bの上面には、それぞれガイ
ド片31、31を設け、この2個のガイド片31、31
が中央部に行くにつれて屋内側方に向くように、図4の
(ロ)に示すごとく、斜めにしてハ字状になされ、2個
のガイド片31、31の隣り合う端部の先端部が折り曲
げられて、折り曲げられた部分が下側体2bの長手方向
に直交している。
【0041】この軒樋継手Cの取付方法は、ほとんど軒
樋継手Aの取付方法と同じで、異なる点は、この軒樋継
手Cの上側体1bの上側係止部15bを下側体2bの押
し片24b、24b間に差し込むことである。又、上側
係止部15bを、下側体2bの両端部の押し片24b、
24bの上面に設けられたガイド片31、31に当てな
がら、押し込んで 上側係止部15bを押し片24b、
24b間にさしこんで、上側体1bと下側体2bとを係
止させる。その他については、軒樋継手Aの取付方法と
同じであるので、説明は省略する。
【0042】作用については、軒樋継手Cの上側体1b
の上側係止部15bが幅広になされ、下側体2bの押し
片24b、24b間に差し込むようになされ、ガイド片
31、31が設けられているから、高所で、見え難いと
ころでも、ガイド片31、31に沿って押し込むことに
より、容易に、上側係止部15bを押し片24b、24
b間に差し込むことができる。
【0043】本発明の別の実施例を図5に基づいて説明
する。図5は、軒樋継手が集水器として使われ、上側体
の上側嵌合部の断面形状がほぼコ字形になされ、段差に
なされた上側係止部に下側係止部が嵌め込まれる状態を
示す斜視説明図である。本発明の軒樋継手Dと図3の他
の実施例の軒樋継手Bとは、上側体の上側嵌合部と下側
嵌合部と上側係止部と下側係止部の形状が異なっている
点が異なるだけで、その他の軒樋継手Dの構造及び作用
については、軒樋継手Bとほとんど同様であり、構造及
び作用についての説明は省略する。
【0044】軒樋継手Dは、上側体1cの上側嵌合部1
4cの断面形状がほぼコ字形になされ、上側嵌合部14
cのほぼ中央部の一部を下にさげて段差になされた上側
係止部15cを設け、この上側係止部15cの長さを下
側体2c(後述説明)の底板23cに開けられた丸孔3
2cの直径とほぼ同じになされ、この上側係止部15c
を屋内側向けて突出させ、突出された先端部が下がるよ
うに湾曲状になされている。
【0045】又、下側係止部28cの軒樋方向の長さ
を、上側係止部15cとほぼ同じ長さになされ、下側体
2cの屋外側側壁22cの上端部に設けられた下側嵌合
部27cのほぼ中央部より、上側係止部15cの突出幅
に対応させた幅の横材17をほぼ水平に屋内側に向けて
突出させ、この横材17の先端から斜め上方屋外側に向
けて、上側係止部に対応させた湾曲状になされ、この湾
曲状の下側係止部28cの先端に垂下部18を設け、こ
の垂下部18が上側係止部15cの屋外側に引っ掛かる
ようになされている。尚、下側係止部28cを下から支
える補強リブ19が下側体2cの屋外側側壁22cにほ
ぼ直交して取り付けられている。又、上記上端嵌合部1
4cは、図2に示した軒樋3の溝部30の内面に沿って
形成され、下側係止部28cは、軒樋3の溝部30の端
面に対応した位置よりやや屋内側に突出して形成されて
いる。
【0046】この軒樋継手Dの取付方法は、ほとんど軒
樋継手Bの取付方法と同じで、異なる点は、上側嵌合部
14cのほぼ中央部の一部を下にさげて段差になされ、
湾曲状になされた上側係止部15cに湾曲状の下側係止
部28cを嵌めて、下側係止部28cの先端に垂下部1
8を上側係止部15cの屋外側に引っ掛かけて、上側体
1cを下側体2cに取り付ける。その他については、軒
樋継手Bの取付方法と同じであるので、説明は省略す
る。
【0047】作用については、下側嵌合部27cのほぼ
中央部に設けられたれ下側係止部28cの軒樋方向の長
さが、下側体2cの底板23cの丸孔32cの直径と同
じになされているから、上側嵌合部14cと下側嵌合部
27cの間に差し込まれている軒樋の屋外側側壁のほぼ
中央部の溝部が伸縮や他の力によって動いたとしても、
軒樋の溝部の端面が下側嵌合部28cの端面に当たり、
軒樋の内側方向への動きを止めることができ、軒樋が移
動して丸孔32cを塞ぐようなことはない。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の本発明は、上側体には、側壁と、この側壁の両端部に
軒樋接続部と上端部に押し片と下端部に上側嵌合部と、
この上側嵌合部に上側係止部とが設けられ、下側体は、
両側壁と底板とからなる溝型であって、この下側体の両
端部に軒樋接続部と、屋内側側壁の上端部に押し片と、
屋外側側壁の上端部に下側嵌合部と、屋外側側壁の上端
部に上側係止部に対応して下側係止部とが設けられてい
るから、上側嵌合部を下側嵌合部に嵌合し、上側係止部
を下側係止部に係止することによって、分割されている
上側体と下側体とを簡単に接合でき、上側係止部が下側
係止部で止められ、上側体と下側体とがずれて接合され
ることがなく、上側体と下側体とを固定でき、伸縮等で
軒樋が移動しても上側体と下側体とがずれることはな
い。従って、軒樋の側壁のデザインが変わったとき、新
たに軒樋継手の全体の金型を成形する必要がなく、上側
体を種々のデザインのものにして、上側体の金型を成形
して対応でき、金型製作費を削減することができ、便利
なものである。
【0049】請求項2記載の本発明は、上記の請求項1
記載の本発明の作用に加えて、下側体の底板のほぼ中央
部に排水孔が設けられているから、この軒樋継手は集水
器となり、この軒樋継手を軒樋に接続し、この軒樋継手
の排水孔と竪樋を接続して使用すると、軒樋から流れて
くる雨水をこの軒樋継手の下側体の底板の排水孔から竪
樋へ排水することができる。
【0050】請求項3記載の本発明は、上記の請求項1
及び2記載の本発明の作用に加えて、下側嵌合部のほぼ
中央部に設けられた下側係止部の軒樋方向の長さが、下
側体の底板の排水孔の直径と同じか若しくは大きくなさ
れているから、上側嵌合部と下側嵌合部の間に差し込ま
れている軒樋の屋外側側壁のほぼ中央部の溝部が伸縮や
他の力によって動いたとしても、軒樋の溝部の端面が下
側係止部の端面に当たり、軒樋の内側方向への動きを止
めることができ、軒樋が移動して排水孔を塞ぐようなこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(イ)は軒樋
継手が上側体と下側体とに分割された状態を示す斜視説
明図、(ロ)は上側係止部が下側係止部に差し込まれる
状態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すもので、軒樋が軒樋継
手の一方の軒樋接続部に接続された状態を示す斜視説明
図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、軒樋継手が
集水器として使われた時の斜視説明図である。
【図4】本発明の別の実施例を示すもので、上側体の上
側嵌合部の断面形状がほぼ横L字形になされている軒樋
継手の斜視説明図である。
【図5】本発明の別の実施例を示すもので、軒樋継手が
集水器として使われ、上側体の上側嵌合部の断面形状が
ほぼコ字形になされ、段差になされた上側係止部に下側
係止部が嵌め込まれる状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
A、B、C 軒樋継手 1、1a、1b、1c 上側体 11、11b 側壁 12、25、25a 軒樋接続部 13、24、24b、26 押し片 14、14a、14b 上側嵌合部 15、15a、15b 上側係止部 16 開口部 17 横材 18 垂下片 19 補強リブ 2、2a、2b、2c 下側体 21 屋内側側壁 22、22a、22c 屋外側側壁 23、23a、23c 底板 24 押し片 25 軒樋接続部 26 押し片 27、27c 下側嵌合部 28、28a、28c 下側係止部 29、29a 突設片 3 軒樋 30 軒樋の溝部 31 ガイド片 32、32c 丸孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側体と下側体とからなる軒樋継手にお
    いて、 前記上側体は、側壁と、この側壁の両端部に軒樋接続部
    と上端部に押し片と下端部に上側嵌合部と、この上側嵌
    合部に上側係止部とが設けられ、 前記下側体は、両側壁と底板とからなる溝型であって、
    この下側体の両端部に軒樋接続部と、屋内側側壁の上端
    部に押し片と、屋外側側壁の上端部に下側嵌合部と、屋
    外側側壁の上端部に上側係止部に対応して下側係止部と
    が設けられ、 上側嵌合部が下側嵌合部に嵌合され、上側係止部が下側
    係止部に係止されて、上側体と下側体とが固定されてい
    ることを特徴とする軒樋継手。
  2. 【請求項2】 下側体の底板のほぼ中央部に排水孔が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の軒樋継
    手。
  3. 【請求項3】 下側嵌合部のほぼ中央部に設けられた下
    側係止部の軒樋方向の長さが、下側体の底板の排水孔の
    直径と同じか若しくは大きくなされていることを特徴と
    する請求項2記載の軒樋継手。
JP5230198A 1998-01-29 1998-03-04 軒樋継手 Withdrawn JPH11280217A (ja)

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