JPH11280260A - コンクリート打継ぎ面形成方法 - Google Patents

コンクリート打継ぎ面形成方法

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Publication number
JPH11280260A
JPH11280260A JP9811098A JP9811098A JPH11280260A JP H11280260 A JPH11280260 A JP H11280260A JP 9811098 A JP9811098 A JP 9811098A JP 9811098 A JP9811098 A JP 9811098A JP H11280260 A JPH11280260 A JP H11280260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
lath
alkali
sensitive paper
joint surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP9811098A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Nagase
文彦 長瀬
Katsuhiko Tanigaki
勝彦 谷垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPH11280260A publication Critical patent/JPH11280260A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラス型枠にコンクリートノロが付着してコン
クリート打継ぎ面に脆弱部が形成されるのを防止するこ
と。 【解決手段】 コンクリート型枠1のラス型枠部1Aの
内側にアルカリ感応紙3を張り付けてからコンクリート
型枠1内に打設コンクリート4を充填し、打設コンクリ
ート4が所要の硬度に達した後に、コンクリートのアル
カリ性で溶解したアルカリ感応紙3の残分を高圧水6で
除去し、コンクリートノロによる脆弱部のないコンクリ
ート打継ぎ面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの垂
直打継ぎ面に脆弱部が発生するのを防止することができ
るコンクリート打継ぎ面形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの垂直打継ぎ面は、従来、
ラス網を鉄筋などで補強したラス型枠を用いてコンクリ
ートの打込みを行って設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
てコンクリートを打設すると、ラス型枠を形成するラス
網の間からコンクリートのノロがはみ出しラス網に付着
すると共に、ノロは下にも垂れ落ちるため、水平打継ぎ
面にもノロが付着することになる。このノロは強度が落
ちるため、打継ぎ面の脆弱化を招き、構造的な欠陥にな
ると共に漏水等の原因ともなる。そこで、コンクリート
打設後コンクリートの強度が増す前にノロを除去するよ
うにしているが、ある程度時間が経過したものは付着力
が強く、また、ラス網等の凹凸が多いためノロを完全に
除去することができないという問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるコンクリート打継ぎ面形
成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の方法の特徴は、ラス型枠を用いてコンクリー
ト打設を行いコンクリート打継ぎ面を形成する方法にお
いて、前記ラス型枠の内側にアルカリ感応紙を張り付け
てから前記ラス型枠内に打設コンクリートを充填し、該
打設コンクリートが所要の硬度に達した後に、前記アル
カリ感応紙の残分を高圧水で除去するようにした点にあ
る。
【0006】ラス型枠にアルカリ感応紙を張り付けてコ
ンクリートを打設すると、コンクリートのノロがラス型
枠のラス網等から漏れ出すのを有効に防止することがで
きる。このように、打設されたコンクリートがアルカリ
感応紙で遮られて、ラス網にノロが付着したりラス網か
らノロが漏れ出すことが殆どない。コンクリート打設後
時間の経過に伴いコンクリートの強度が増すと共にラス
型枠に張り付けられたアルカリ感応紙はコンクリートの
中のアルカリに繊維の接着剤(バインダー)が反応し溶
解する。
【0007】アルカリ感応紙は打設コンクリートのアル
カリ性によって分解されやすくなってはいるが、ある程
度の時間をおくとコンクリートの強度が増大して除去し
にくくなるので、打設コンクリートが所要の硬度に達し
た後、高圧水でアルカリ感応紙の残分を洗い流して除去
することにより健全なコンクリート面のみを残すことが
できる。この結果、コンクリートの打継ぎ面に脆弱部が
発生するのを確実に防止し、良好な打継ぎ面を得ること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0009】図1には、本発明の方法によるコンクリー
トの垂直打継ぎ面の形成のための実施の形態の一例を説
明するための工程図が示されている。
【0010】先ず、図1の(A)に示されるように、コ
ンクリート型枠1において、打継ぎ面を形成すべき箇所
にラス網2を鉄筋(図示せず)などで補強した打継ぎ面
形成用のラス型枠部1Aを設ける。このラス型枠部1A
それ自体は公知の構成のものでよく、従って図1の
(A)においてはその詳細を図示するのを省略してい
る。
【0011】然る後、図1の(B)に示されるようにラ
ス型枠部1Aの内側にアルカリ感応紙3を張り付ける。
アルカリ感応紙3の張り付けは、糊その他の適宜の接着
剤を用いて行うことができる。
【0012】このようにしてラス型枠部1Aの内側にア
ルカリ感応紙3を張り付けにより設けたならば、図1の
(C)に示すように、打設コンクリート4をコンクリー
ト型枠1内に流し込んで充填することによりコンクリー
ト打設を行う。打設コンクリート4はラス型枠部1Aの
内側に張り付けられたアルカリ感応紙3によりラス型枠
部1Aを構成するラス網2から漏れ出すことがなく、ラ
ス網2へのコンクリートノロの付着が防止できるほか、
コンクリートノロが下方に垂れ落ちるのも有効に防止で
きる。
【0013】このようにして、コンクリート型枠1内に
打設コンクリート4を充填してもコンクリートノロがラ
ス網2から漏れ出すことがなく、且つラス網2に付着す
ることがないので、ノロによる打継ぎ面脆弱部の発生を
有効に防止でき、且つラス型枠部1Aにより良好なコン
クリート打継ぎ面を形成することができる。
【0014】コンクリート打設後時間が経過するにつれ
て打設コンクリート4の強度が増すと共に、ラス網2に
張り付けられているアルカリ感応紙3のバインダーが打
設コンクリート4のアルカリ性に反応して溶解する。す
なわち、打設コンクリート4の充填時にはアルカリ感応
紙3は打設コンクリート4のノロがラス網2から漏れ出
したりラス網2に付着したりするのを有効に防止する
が、打設コンクリート4の硬化が進むにつれてアルカリ
感応紙3のバインダーが溶解して打設コンクリート4の
打継ぎ面に繊維だけが残ることになる。
【0015】しかし、アルカリ感応紙3のバインダーは
全てが完全に溶解するわけではなく、残分も生じる。そ
こで、図1の(D)に示されるように、打設コンクリー
ト4の強度が増大して打継ぎ面に残っているアルカリ感
応紙3がそのままそこに付着したままとなるのを防止す
るため、打設コンクリート4が所定の強度に達したなら
ば、ノズル5からの高圧水6をラス型枠部1Aの外側か
ら打設コンクリート4の打継ぎ面にあて、高圧水6の圧
力によって溶解しているアルカリ感応紙3を洗い流す。
高圧水6による洗い流し作業は、打設コンクリート4の
強度が増す前、すなわち、コンクリート打設後24時間
以内に行うのが好ましい。
【0016】この結果、打設コンクリート4の打継ぎ面
にノロの影響による脆弱部が発生するのを有効に抑える
ことができ、コンクリート中に入り込んだ後打ちコンク
リートとのバインダーとしても有効なアルカリ感応物繊
維分だけが残り、良好な打継ぎ面を簡単且つ確実に形成
することができる。
【0017】図1に基づいて説明した方法を実施した場
合の具体例について説明する。
【0018】先ず、打設用コンクリートの調合を下記の
通り行った。セメント、水、細骨材、粗骨剤、混和剤の
単位量(kg/m3 )がそれぞれ、300、175、8
37、973、0.75で、W/Cの値が58.3
(%)、s/aの値が47.0(%)。
【0019】型枠として、コンクリート曲げ強度用型枠
(10cm×10cm×40cm)の端部を取り外した
ものにラス型枠を設けたものを使用し、このラス型枠の
内側にアルカリ感応紙を張り付けたものとアルカリ感応
紙を張り付けないものとを用意した。
【0020】そして、上記調合のコンクリートを打設コ
ンクリートとして用い、各型枠中に打設した。打設時の
締め固め条件としては突き棒で10回ついた後、型枠側
面を木槌で軽打した。打設後、ラス型枠からのセメント
ペースト(モルタル)の漏出状態を観察したが、細骨材
およびセメントペーストの漏出は見られなかった。アル
カリ感応紙を使用しないラス型枠単独で用いる従来方法
では、粗骨材の漏出は防止できたが、細骨材およびセメ
ントペーストの漏出を防止することはできなかった。ア
ルカリ感応紙を使用した型枠については、翌日(約18
時間後)高圧水で表面のアルカリ感応紙を洗い流した。
そして、2つの型枠のラス型枠近辺のコンクリートの状
態を比較した。
【0021】ラス型枠にアルカリ感応紙を張り付けてい
ない型枠の場合には、型枠表面にモルタルの付着が観察
され、次回打設コンクリートとラス型枠との付着は期待
できない状態であった。一方、ラス型枠にアルカリ感応
紙を張り付けた型枠の場合には、ラス型枠へのモルタル
付着は観察されなかった。さらに、高圧水によりラス型
枠付近のモルタル分が洗い流され、粗骨材が表面に出て
きており、次回打設コンクリートの一体化にも有効な、
良好な打継ぎ面が形成されていることが観察された。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、アルカリ感応紙を用い
てラス型枠からのコンクリートノロの漏れ出しを有効に
抑えるので、ラス型枠にコンクリートノロが付着してコ
ンクリート打継ぎ面に脆弱部が形成されるのを確実に防
止することができる。そして、打設コンクリートの強度
の増大に伴ってアルカリ感応紙のバインダーがコンクリ
ートのアルカリ性により溶解するので、コンクリートノ
ロの漏出を防止するのに用いられたアルカリ感応紙をそ
の役目が終了した段階でコンクリート表面に付着した部
分を高圧水で簡単且つ確実に除去し、ノロによる脆弱部
分の発生を有効に抑え、健全なコンクリート面のみを残
して良好な打継ぎ面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によるコンクリートの垂直打継ぎ
面の形成のための実施の形態の一例を説明するための工
程図。
【符号の説明】
1 コンクリート型枠 1A ラス型枠部 2 ラス網 3 アルカリ感応紙 4 打設コンクリート 6 高圧水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラス型枠を用いてコンクリート打設を行
    いコンクリート打継ぎ面を形成する方法において、前記
    ラス型枠の内側にアルカリ感応紙を張り付けてから前記
    ラス型枠内に打設コンクリートを充填し、該打設コンク
    リートが所要の硬度に達した後に、前記アルカリ感応紙
    の残分を高圧水で除去するようにしたことを特徴とする
    コンクリート打継ぎ面形成方法。
JP9811098A 1998-03-27 1998-03-27 コンクリート打継ぎ面形成方法 Pending JPH11280260A (ja)

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JP9811098A JPH11280260A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 コンクリート打継ぎ面形成方法

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JPH11280260A true JPH11280260A (ja) 1999-10-12

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