JPH11280298A - 免震テーブル - Google Patents
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- JPH11280298A JPH11280298A JP10103874A JP10387498A JPH11280298A JP H11280298 A JPH11280298 A JP H11280298A JP 10103874 A JP10103874 A JP 10103874A JP 10387498 A JP10387498 A JP 10387498A JP H11280298 A JPH11280298 A JP H11280298A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
- F16F7/14—Vibration-dampers; Shock-absorbers of cable support type, i.e. frictionally-engaged loop-forming cables
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
向上。 【解決手段】 平坦面上に配置する基台1と、この基台
1上に装備され,保護対象物を載置する水平な載置面2
1を有する載置台2と、基台1に対する載置台2の,互
いに交差する水平な二軸方向に沿った往復振動を自在と
する二軸移動機構3と、載置台2の二軸方向の往復振動
についてそれぞれ制振する制振機構4とを備え、この制
振機構4が、無数の細ワイヤを寄り合わせてなるワイヤ
ロープ41とこのワイヤロープ41を螺旋状に巻回した
状態で保持する保持具42,43とからなる防振器40
を有すると共に、この防振器40をその螺旋形状の中心
軸に垂直に交差する方向に圧縮することにより制振を行
う。
Description
り、特に、日常生じる微細な振動から震災のような大き
な振動にまで対応し得る免震テーブルに関する。
直接配置する基台と、この基台上に一定方向について移
動自在に装備された保護対象物を載置する載置台とを備
え、基台と載置台との間に、当該載置台の移動方向に抗
するコイルバネと粘性ダンパを装備したものが知られて
いる。
対してバネ作用と粘性減衰の効果を利用して基台側から
載置台側への振動の伝達を抑制する効果を有している。
来例ににあっては、バネ作用を得るためのコイルバネと
粘性減衰効果を得るための粘性ダンパとを個別に装備し
ているため、装置全体の部品点数が増え,装置が複雑化
するため、生産性が悪く、メンテナンス等の面で保守性
も低下するという不都合が生じていた。
と粘性ダンパの双方を設ける構造のため、装置全体が特
に高さ方向について大型化していた。
心軸方向に変形させるタイプのものでは、保護対象が軽
い場合には、コイルバネに座屈を起こさせずに長いスト
ロークに渡って柔らかいバネ作用を得るために、コイル
の直径を非常に大きくしなければならないという不都合
があった。
を改善し、生産性が良く、装置の小型化を実現し得る免
震テーブルを提供することを、その目的とする。
は、平坦面上に配置する基台と、この基台上に装備さ
れ,保護対象物を載置する水平な載置面を有する載置台
と、基台に対する載置台の,互いに交差する水平な二軸
方向に沿った往復振動を自在とする二軸移動機構と、載
置台の二軸方向の往復振動についてそれぞれ制振する制
振機構とを備えている。
を寄り合わせてなるワイヤロープとこのワイヤロープを
螺旋状に巻回した状態で保持する保持具とからなる防振
器を有すると共に、この防振器をその螺旋形状の中心軸
に垂直に交差する方向に圧縮することにより制振を行う
という構成を採っている。
合に、その振動が水平面のいずれの方向であっても、二
軸の各々の方向成分に分解され、各成分ごとに個別に制
振が行われる。即ち、各軸に沿った成分の振動により、
対応する防振器が圧縮される。このとき、ワイヤロープ
は、中心軸に垂直な方向から圧縮され、螺旋を描くワイ
ヤロープは、その断面形状が円形から楕円形となるが如
く弾性変形が生じ、これと同時にワイヤロープを構成す
る無数の細ワイヤの間で摺動摩擦が生じ、バネ作用と摩
擦による熱エネルギーへの変換によって各成分ごとの振
動の載置台への伝達は抑制される。
発明と同様の構成を備えると共に、制振機構が、防振器
を複数備えると共に各防振器の螺旋形状の中心軸をいず
れも平行にして当該中心軸と垂直な方向に一列に配列し
て形成され、配列方向に沿って各防振器を同時に圧縮す
ることにより制振を行うという構成を採っている。これ
は、防振器を引っ張り作用で使用するとバネ作用が硬く
なり、変位を大きく取れないからである。
様の動作が行われ、各軸に沿った成分の振動により、対
応する制振機構の列を成す防振器が同時に圧縮され、上
記の場合と同様にしてバネ作用と摩擦による熱エネルギ
ーへの変換によって各成分ごとの振動の載置台への伝達
は抑制される。
発明と同様の構成を備えると共に、制振機構の複数の防
振器を同時に保持すると共に圧縮方向に案内するガイド
を備え、基台と載置台の少なくともいずれか一方がガイ
ドを支持するという構成を採っている。
様の動作が行われ、各防振器はガイドに沿って圧縮−戻
り変形を行う。
は3記載の発明と同様の構成を備えると共に、各軸方向
に沿った往復振動の往路の方向と復路の方向とに個別に
対応して制振機構を計四つ備えると共に、各制振機構の
一端部に個別に対向し,当該制振機構の圧縮時の反力を
基台に伝える基台側対向部材を備えると共に、各制振機
構の他端部に個別に対向し,当該制振機構の圧縮時の反
力を載置台に伝える載置台側対向部材を備えるという構
成を採っている。
動作が行われる。そして、各制振機構は、それぞれ対応
する基台の対向部材と載置台の対向部材との間に配設さ
れた状態となる。さらに、基台側に振動を生じ、載置台
が基台に対して相対的に振動を生じると、各制振機構の
防振器は各対向部材に挟まれて圧縮が行われる。このと
き、制振機構は、載置台の四方に展開されるため、当該
載置台がどの方向に振動しても、いずれかの制振機構が
圧縮されて、前述した免振効果が生じる。
発明と同様の構成を備えると共に、各制振機構の一端部
と他端部のいずれか一方のみを、対向するいずれかの対
向部材を介して基台と載置台のいずれかに固定装備する
という構成を採っている。
様の動作が行われると共に、各制振機構は、固定装備さ
れた対向部材を介して基台又は載置台と共に振動動作を
行う。そして、かかる振動の際に、両側の対向部材が接
近した場合には、それらに挟まれて制振機構はそのまま
圧縮されるが、両側の対向部材が離間した場合には、制
振機構は他方の対向部材に連結されているわけではない
ので、そのまま自然長に戻ってそれ以上伸張されること
はない。
た目的を達成しようとするものである。
4に基づいて説明する。この実施形態では、例えば、震
災等の外部からの大きな振動の発生時において、保護対
象物への振動の伝達を極力低減し、当該保護対象物の振
動による破損,転倒を防止することを目的とする免震テ
ーブル10を示すものである。
坦面上に配置する基台1と、この基台1上に装備され,
保護対象物を載置する水平な載置面を有する載置台2
と、基台1に対する載置台2の,互いに直交する水平な
二軸方向X,Yに沿った往復振動を自在とする二軸移動
機構3と、載置台2の二軸方向の往復振動についてそれ
ぞれ制振する四器の制振機構4a,4b,4c,4d
(以下、全ての制振機構を総称する場合には「制振機構
4」とする)とを備える免震テーブル10を示してい
る。以下、各部について詳説する。
あり、所定の場所(免震テーブル10を屋外で使用する
場合には路面,地面等、また、屋内で使用する場合には
床面)の平坦面上に配置される。また、正方形の各辺を
成す基台1の各端部は、それぞれX方向とY方向とに平
行に設定されている。このとき、基台1は、床面等にボ
ルト,ネジ,杭等により固定することが望ましい。
て載置台2が装備されている。この載置台2は、基台1
と同一形状,同一寸法の金属平板であり、その上面は平
滑に形成され,保護対象物を載置するための載置面21
となっている。この載置面21は、基台1の底面と平行
に設定され、基台1が水平面上に配置される限り、載置
面21も水平状態を維持する。また、正方形の各辺を成
す載置台2の各端部も、それぞれX方向とY方向とに平
行に設定されている。
動機構3は、図2に示すように、基台1上面に固定装備
されたX軸方向に平行な二本のX軸ガイドレール31
a,31bと、載置台2の下面に固定装備されたY軸方
向に平行な二本のY軸ガイドレール32a,32bと、
X軸ガイドレール31aとY軸ガイドレール32aとに
沿って個別に往復移動自在の二つの滑動体(コロや球体
を介して円滑に移動する)をその下部と上部とに備えた
連結体33aと、X軸ガイドレール31aとY軸ガイド
レール32bとに沿って個別に往復移動自在の二つの滑
動体をその下部と上部とに備えた連結体33bと、X軸
ガイドレール31bとY軸ガイドレール32aとに沿っ
て個別に往復移動自在の二つの滑動体をその下部と上部
とに備えた連結体33cと、X軸ガイドレール31bと
Y軸ガイドレール32bとに沿って個別に往復移動自在
の二つの滑動体をその下部と上部とに備えた連結体33
dとから構成される。
は、その滑動体を介してガイドレール31a,31b,
32c,32dと係合するため、各X軸ガイドレール3
1a,31bと各Y軸ガイドレール32a,32bとが
それぞれ交差する点に常に位置している。即ち、図2
(A)に示すように、四角形の各頂点に位置しており、
基台1に対して載置台2が移動しても、その位置関係は
変わらない(参照図2(B))。
長板状の載置台側対向部材55が架設状態で連結してお
り、連結体33bと連結体33dとは、長板状の載置台
側対向部材56が架設状態で連結しており、連結体33
aと連結体33bとは、長板状の基台側対向部材57が
架設状態で連結しており、連結体33cと連結体33d
とは、長板状の基台側対向部材58が架設状態で連結し
ている。このように、各連結体33a,33b,33
c,33dは、各載置台側対向部材55,56及び各基
台側対向部材57,58とにより連結されて一体化して
いるが、上述したように、各連結体の位置関係は変化し
ないため、基台1に対する載置台2の移動に影響を及ぼ
すことはない。
3c,33dにより、載置台2は、基台1に対してX軸
方向とY軸方向のいずれにも或いはこれらの方向に同時
に移動させることができる。これにより、基台1上の各
X軸ガイドレール31a,31bに沿ってまず各連結体
33a,33b,33c,33dが移動して、さらに、
各連結体に対して各Y軸ガイドレール32a,32bを
介して載置台2が移動することにより、載置台2は基台
1に対してX軸方向とY軸方向の相互に平行な平面(水
平面)に沿っていずれの方向に移動させることが可能で
ある。
に基づいて説明する。各制振機構4a,4b,4c,4
dは、いずれも同じ構造であり、八つのワイヤロープ防
振器(エニダイン社製)40を所定方向に並べて連結し
てなる構成を採っている(図2において記載された各制
振機構4は、その圧縮方向を示すために略号化して記載
されているが、実際の制振機構4は、図1に示す構造と
なっている)。制振機構4a,4bは、X軸方向の往復
振動における往路方向の振動と復路方向の振動とにそれ
ぞれ制振を行い、制振機構4c,4dは、Y軸方向の往
復振動における往路方向の振動と復路方向の振動とにそ
れぞれ制振を行う。
のワイヤロープ防振器40は、金属製(例えば鋼鉄,ス
テンレス等)の無数の細ワイヤを寄り合わせてなるワイ
ヤロープ41とこのワイヤロープ41を螺旋状に巻回し
た状態で保持する二つの保持具42,43とから構成さ
れ、全体的には略円筒状に形成される。詳しくは、その
中間部で二つに折り曲げられた一本のワイヤロープ41
が同一中心軸で逆巻の螺旋を描いて互いに他方の端部に
向かって巻かれている。
状部材であり、その長手方向に沿って均一の間隔でワイ
ヤロープ41を挿通する貫通穴42a,43aが設けら
れている。ワイヤロープ41は、螺旋を形成するため
に、半周ごとに保持具42と保持具43の各貫通穴42
a,43aに交互に通されると共に、保持具42から保
持具43に挿通する際に、一つ隣の貫通穴43aに挿通
される。かかる構造により、各補治具42,43は、ワ
イヤロープ防振器40の中心軸と平行に,当該中心軸を
挟んで対称となる位置に配設される。また、各補治具4
2,43は、その両端部に、ワイヤロープ防振器40の
中心軸に垂直な方向に沿って穿設された係合穴42b,
43bを有しており、各係合穴42b,43bには後述
するガイド45a,45b,45c,45dの内対応す
るものが挿通される。
置台側対向部材55,56及び基台側対向部材57,5
8の他に基台側対向部材51,52及び載置台側対向部
材53,54を有している。図2(A)に示すように、
基台側対向部材51は、基台1の上面において、X軸方
向の一端部に固定装備されており、当該基台側対向部材
51と前述した載置台側対向部材55との間に制振機構
4aが配設される。これにより制振機構4aの一端部が
この基台側対向部材51と対向し、他端部が載置台側対
向部材55と対向するため、載置台2の移動によりこれ
ら対向部材51,55の間で制振機構4aが圧縮される
と、その反力は、基台側対向部材51を介して基台1側
に伝達され、且つ、載置台側対向部材55を介して載置
台2側に伝達される。そして、制振機構4aの一端部は
基台側対向部材51に固定連結されるが、制振機構4a
の他端部は載置台側対向部材55と固定連結されない。
面において、X軸方向の他端部に固定装備されており、
当該基台側対向部材52と前述した載置台側対向部材5
6との間に制振機構4bが配設される。これにより制振
機構4bの一端部がこの基台側対向部材52と対向し、
他端部が載置台側対向部材56に対向するため、載置台
2の移動によりこれら対向部材52,56の間で制振機
構4bが圧縮されると、その反力は、基台側対向部材5
2を介して基台1側に伝達され、且つ、載置台側対向部
材56を介して載置台2側に伝達される。そして、制振
機構4bの一端部は基台側対向部材52に固定連結され
るが、制振機構4bの他端部は載置台側対向部材56と
固定連結されない。
2の下面において、Y軸方向の一端部に固定装備されて
おり、当該載置台側対向部材53と前述した基台側対向
部材57との間に制振機構4cが配設される。これによ
り制振機構4cの一端部がこの載置台側対向部材53と
対向し、他端部が基台側対向部材57と対向するため、
載置台2の移動によりこれら対向部材53,57の間で
制振機構4cが圧縮されると、その反力は、載置台側対
向部材53を介して載置台2側に伝達され、且つ、基台
側対向部材57を介して基台1側に伝達される。そし
て、制振機構4cの一端部は載置台側対向部材53に固
定連結されるが、制振機構4cの他端部は基台側対向部
材57と固定連結されない。
の下面において、Y軸方向の他端部に固定装備されてお
り、当該載置台側対向部材54と前述した基台側対向部
材58との間に制振機構4dが配設される。これにより
制振機構4dの一端部がこの載置台側対向部材54と対
向し、他端部が基台側対向部材58と対向するため、載
置台2の移動によりこれら対向部材54,58の間で制
振機構4dが圧縮されると、その反力は、載置台側対向
部材54を介して載置台2側に伝達され、且つ、基台側
対向部材58を介して基台1側に伝達される。そして、
制振機構4dの一端部は載置台側対向部材54に固定連
結されるが、制振機構4dの他端部は基台側対向部材5
8と固定連結されない。
向に沿って基台側対向部材51から基台側対向部材52
に架設された状態でこれらに各端部が固定装備されてい
る。前述した各載置台側対向部材55,56には、これ
らガイド45a,45bが嵌挿される貫通穴が設けられ
ている。
向に沿って載置台側対向部材53から載置台側対向部材
54に架設された状態でこれらに各端部が固定装備され
ている。前述した各基台側対向部材57,58には、こ
れらガイド45c,45dが嵌挿される貫通穴が設けら
れている。
二軸移動機構3を挟んで一方の端部には、制振機構4a
を構成する各ワイヤロープ防振器40がその補治具4
2,43の各端部に設けられた係合穴42b,43bを
介して装備され、他方の端部には、制振機構4bを構成
する各ワイヤロープ防振器40が同様に装備されてい
る。
機構3を挟んで一方の端部には、制振機構4cを構成す
る各ワイヤロープ防振器40が、他方の端部には、制振
機構4dを構成する各ワイヤロープ防振器40が同様に
して装備されている。
ヤロープ防振器40の螺旋形状の中心軸をいずれも平行
にして当該中心軸と垂直な方向に一列に配列して形成さ
れる(図4(A))。このとき、各ワイヤロープ防振器
40は、各ガイド45a,45b,45c,45dに対
していずれも摺動自在であり、また、各ガイド45a,
45b,45c,45dが各ワイヤロープ防振器40の
中心軸に対して垂直方向に係合して保持するため、載置
台2が移動すると、移動方向先の各ワイヤロープ防振器
40は、その中心軸に対して垂直な方向(補治具42と
補治具43とが互いに接近する方向)に圧縮される(図
4(B))。なお、図4中のワイヤロープ防振器40の
ワイヤロープ41は略図で示しており、実際は図3に示
す構造である。
の使用方法では、各補治具42,43がそれぞれ別個の
物体に固定され、各物体間でそれぞれ防振器40の中心
軸方向に沿って互いに反対方向に向かう外力を生じる振
動の抑制に使用されていたが、本実施形態では、柔らか
いバネ作用と大きなストロークを得るためにワイヤロー
プ防振器40のワイヤロープ41を中心軸と垂直な方向
に圧縮して弾性変形させ、これによるバネ作用とワイヤ
ロープ41を形成する細ワイヤ間の摩擦力とにより制振
効果を得る点に特徴を有している。
の動作について説明する。基台1を固定した地面又は床
面等に振動が生じた場合、載置台側2は慣性の作用によ
り基台1と相対的に変位を生じる。このとき、この変位
の方向が、例えば、図2(B)に示すように、X方向に
対してもY方向に対しても傾斜している場合、載置台側
対向部材55は、X方向における往路方向に移動し、載
置台側対向部材53は、Y方向における往路方向に移動
することになる。
材51と載置台側対向部材55とに挟まれ、制振機構4
aの各ワイヤロープ防振器40はその中心軸と垂直方向
に圧縮される。これにより、X方向については、各ワイ
ヤロープ防振器40のワイヤロープ41の弾性によるバ
ネ作用を生じ、また、各ワイヤロープ41を形成する細
ワイヤ間の摺動摩擦力による熱エネルギーの転換が行わ
れ、制振効果が生じることになる。即ち、載置台2のX
方向における絶対的な振動は抑制される。
向部材53と基台側対向部材57とに挟まれ、制振機構
4cの各ワイヤロープ防振器40はその中心軸と垂直方
向に圧縮される。これにより、Y方向については、各ワ
イヤロープ防振器40がX方向の場合と同様に作用し
て、載置台2のY方向における絶対的な振動は抑制され
る。
れも一方の端部のみを基台側対向部材52,載置台側対
向部材54に固定し、他方の端部は自由端となっている
ため、上記方向に載置台2が移動すると、各対向部材5
6,58から離間する。このように、各制振機構4を一
端部のみしか固定しないのは、ワイヤロープ防振器40
がその構造上、中心軸と垂直な方向に圧縮する限りは弾
性力を生じるが、同方向に沿って互いに反対方向の張力
が働いた場合にはほとんど伸張せず、その弾性力を生じ
ることがないからである。また、制振機構4の両端部を
各対向部材に連結した場合、当該制振機構4と同方向に
沿って配設された他方の制振機構4の圧縮を妨げること
になるからである。
して相対的に図2(B)に示す方向と逆方向に移動した
場合には、制振機構4b,4dが圧縮されることによ
り、同様にして載置台2のX,Y方向における絶対的な
振動は抑制される。
がワイヤロープ41を螺旋状に巻回してなるワイヤロー
プ防振器40を有し、かかるワイヤロープ防振器40の
中心軸と垂直な方向に圧縮する構成のため、当該ワイヤ
ロープ防振器40が、バネ作用とワイヤロープ41内の
摺動摩擦による熱エネルギー変換を行い、載置台2の制
振を行うことが可能である。即ち、かかるワイヤロープ
防振器40より、従来のようにコイルバネのような弾性
体と粘性ダンパの双方を必要とせず、装置全体の部品点
数が低減し、装置構成を簡略化することができ、これに
より、生産性の向上,メンテナンス等の保守性の向上を
図ることが可能となる。
によりコイルバネのような弾性体と粘性ダンパの双方の
機能を発揮するため、制振機構4が小型化し、免震テー
ブル10をより小型化することが可能である。
動機構3によりX,Y軸方向に平行な平面内での移動が
可能であると共に、各軸方向における往復振動の往路方
向と復路方向に対応して制振機構4を設けたため、これ
らの方向からなる平面内の全ての方向について、当該各
制振機構4が作用し、より効果的に載置台2の振動を抑
制することが可能である。
防振器40をその中心軸と垂直な方向に沿って一列に配
列して備える構成のため、振幅の大きな振動に対して対
応して制振することが可能となると共に、かかる場合の
免震テーブル10の高さ方向における大型化を防止する
ことが可能である。
45dにより、一列に配設された複数のワイヤロープ防
振器40を常に所定の圧縮方向に向けることができ、こ
れにより各制振機構4の固定されていない端部の弛み等
を防止し、常に効果的な制振効果を生ぜしめることが可
能である。
構4のバネ定数と、載置する保護対象物の重量により、
共振周波数が決定される。免震テーブル10を震災,或
いはその他の要因による振動の予防に使用する場合は、
かかる振動の予想される周波数と一致しないように、保
護対象物の重量に基づいて共振を避けるよう、適宜なバ
ネ定数のワイヤロープ防振器40を選定することが必要
である。例えば、震災の周波数は、およそ1[Hz]で
あるが、かかる場合には、共振周波数を0.5[Hz]
程度に設定する。
ーブル10を、バネ定数調整のための交換自在のコイル
バネやバネ定数を可変自在の空気バネを各制振機構4に
併設する構成としても良い。
ヤロープを螺旋状に巻回してなる防振器を有し、かかる
防振器の中心軸と垂直な方向に圧縮する構成のため、当
該防振器が、バネ作用とワイヤロープ内の摺動摩擦によ
る熱エネルギー変換を行い、載置台の制振を行うことが
可能である。即ち、かかる防振器により、従来のように
コイルバネのような弾性体と粘性ダンパの双方を必要と
せず、装置全体の部品点数が低減し、装置構成を簡略化
することができ、これにより、生産性の向上,メンテナ
ンス等の保守性の向上を図ることが可能となる。また、
かかる防振器のみによりコイルバネのような弾性体と粘
性ダンパの双方の機能を発揮するため、制振機構が小型
化し、従来と比較して本願発明たる免震テーブルをより
小型化することが可能である。
により二つの軸方向に平行な平面内での移動が可能であ
ると共に、各軸方向について制振機構が制振を行う構成
のため、外部の振動が水平面方向についていずれの方向
生じてもこれに対応してかかる振動を抑制することが可
能である。
を有すると共に、制振機構が複数の防振器をその中心軸
と垂直な方向に沿って一列に配列して備える構成のた
め、振幅の大きな振動に対して対応して制振することが
可能となると共に、かかる場合の装置の高さ方向におけ
る大型化を防止することが可能である。
果を有すると共に、ガイドにより、一列に配設された複
数の防振器を常に所定の圧縮方向に向けることができ、
これにより制振機構の一端部の弛み等を防止し、常に効
果的な制振効果を生ぜしめることが可能である。
を有すると共に、各軸方向における往復振動の往路方向
と復路方向に対応して制振機構を設けたため、これらの
方向からなる平面内の全ての方向について、当該各制振
機構が作用し、より効果的に載置台の振動を抑制するこ
とが可能である。
を有すると共に、各制振機構の一端部のみを固定する構
成のため、当該制振機構の圧縮量と伸張量の差異による
影響を排除し、各制振機構における防振器の圧縮による
制振効果を損なうことなくより効果的に載置台の振動抑
制を図ることが可能である。
で、これによると、従来にない優れた免震テーブルを提
供することができる。
動作説明図であり、図2(A)は振動を生じていない状
態を示し、図2(B)は斜め方向に振動を生じた場合を
示す。
ある。
図であり、図4(B)は制振機構の圧縮状態を示す概略
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 平坦面上に配置する基台と、この基台上
に装備され,保護対象物を載置する水平な載置面を有す
る載置台と、前記基台に対する前記載置台の,互いに交
差する水平な二軸方向に沿った往復振動を自在とする二
軸移動機構と、前記載置台の二軸方向の往復振動につい
てそれぞれ制振する制振機構とを備え、 この制振機構が、無数の細ワイヤを寄り合わせてなるワ
イヤロープとこのワイヤロープを螺旋状に巻回した状態
で保持する保持具とからなる防振器を有すると共に、こ
の防振器をその螺旋形状の中心軸に垂直に交差する方向
に圧縮することにより前記制振を行うことを特徴とする
免震テーブル。 - 【請求項2】 前記制振機構が、前記防振器を複数備え
ると共に各防振器の螺旋形状の中心軸をいずれも平行に
して当該中心軸と垂直な方向に一列に配列して形成さ
れ、前記配列方向に沿って前記各防振器を同時に圧縮す
ることにより前記制振を行うことを特徴とする請求項1
記載の免震テーブル。 - 【請求項3】 前記制振機構の複数の防振器を同時に保
持すると共に圧縮方向に案内するガイドを備え、 前記基台と載置台の少なくともいずれか一方が前記ガイ
ドを支持していることを特徴とする請求項2記載の免震
テーブル。 - 【請求項4】 前記各軸方向に沿った往復振動の往路の
方向と復路の方向とに個別に対応して前記制振機構を計
四つ備えると共に、 前記各制振機構の一端部に個別に対向し,当該制振機構
の圧縮時の反力を前記基台に伝える基台側対向部材を備
えると共に、前記各制振機構の他端部に個別に対向し,
当該制振機構の圧縮時の反力を前記載置台に伝える載置
台側対向部材を備えることを特徴とする請求項1,2又
は3記載の免震テーブル。 - 【請求項5】 前記各制振機構の一端部と他端部のいず
れか一方のみを、対向するいずれかの前記対向部材を介
して前記基台と載置台のいずれかに固定装備したことを
特徴とする請求項4記載の免震テーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10387498A JP3202189B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 免震テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10387498A JP3202189B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 免震テーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280298A true JPH11280298A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3202189B2 JP3202189B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=14365593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10387498A Expired - Fee Related JP3202189B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 免震テーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3202189B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000191943A (ja) * | 1998-10-19 | 2000-07-11 | Nts:Kk | 塗膜形成組成物及びその製造方法 |
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| JP2008265725A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Korea Railroad Corp | 車両用スクリーン装置 |
| CN100513715C (zh) | 2008-07-11 | 2009-07-15 | 罗大威 | 抗地震建筑物弹性构件 |
| CN102927185A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-02-13 | 常州大学 | 一种变刚度抗冲击钢丝绳隔振器 |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3124047U (ja) | 2006-05-24 | 2006-08-03 | 株式会社ダイワ通商 | モーション画像生成システム |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10387498A patent/JP3202189B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3202189B2 (ja) | 2001-08-27 |
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