JPH11280310A - 扉錠装置 - Google Patents

扉錠装置

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JPH11280310A
JPH11280310A JP8755098A JP8755098A JPH11280310A JP H11280310 A JPH11280310 A JP H11280310A JP 8755098 A JP8755098 A JP 8755098A JP 8755098 A JP8755098 A JP 8755098A JP H11280310 A JPH11280310 A JP H11280310A
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勇一 ▲吉▼澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の端部と框側との隙間に工具を差し込んで
扉をこじ開ける犯罪を防止する適当な手段がなかった。 【解決手段】 施解錠装置A1 のタング15に被係合部
16を設け、扉Dに固着されるストライクSに、タング
15が係入する受け孔20と、ストライクSの前壁17
aから突出する方向に付勢されガイドピン34aを有す
るトリガ31と、ストライクS内の支軸23に一端を枢
着され他端にフック28が設けられるフックプレート2
6とを設け、フックプレート26に、ガイドピン34a
が挿入されるカム溝29を設け、カム溝29は、フック
28が被係合部16より遠ざかる方向に押動される通常
用カム部29aと、通常用カム部29aにつながりフッ
ク28が被係合部16に係入する方向に押動押動される
防盗用カム部29bとにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コインロッカ等の
扉を施錠する扉錠装置において、扉と框側との隙間に工
具を差し込んで隙間を拡大し、扉をこじ開ける窃盗を防
止することができる扉錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9はコインロッカの扉錠装置の正面図
であり、扉Dの端部にストライク(図示しない)が設け
られ、扉Dの端部に相対する框側に、ストライクに係脱
する施解錠装置Aが取り付けられる。施解錠装置Aの表
面には硬貨投入口1,硬貨払い戻し口2,シリンダ錠3
が設けられ、扉Dの表面に把手4が設けられている。
【0003】利用客に使用されていないロッカは、図1
0に示すように、施解錠装置Aの側面からタング5が没
入し、扉Dのストライク(図示しない)に係合していな
いので開扉可能であるが、ロッカ利用者が開扉してロッ
カ内に荷物を格納し、料金を投入すると、シリンダ錠3
の鍵孔6(図9参照)に差し込まれたキーが回動可能に
なる。
【0004】施解錠装置Aのケース8内の支軸9にタン
グロックレバー10の下端部が枢着され、タングロック
レバー10の上端部に設けられた軸11は、シフトプレ
ート7の上端に設けられた縦長孔12に係入すると共
に、タング5の孔に係合しているので、シフトプレート
7の時計方向回動により、タングロックレバー10が大
きく時計方向に回動すると共に、没入していたタング5
が施解錠装置Aのケース8から突出し(図11参照)、
扉Dのストライクに係合するので、扉Dは施錠される。
キーをを解錠方向(図11において反時計方向)に回
動すると、シリンダ錠3のロータに係合するシフトプレ
ート7がロータと一体となって同方向に回動し、突出し
ていたタング5がケース8に没入して扉Dは解錠され、
開扉可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し、扉Dと施解錠装
置Aとの間の隙間Cにバールなどの工具を差し込んで隙
間Cを拡大すれば、梃子により拡大された大きな破壊力
を受けた扉Dや施解錠装置Aが容易に塑性変形し、隙間
Cをタング5の係入長さよりも大きく拡大したときにタ
ング5が扉Dのストライクから離脱して開扉されてしま
う。このような扉こじ開けによる悪質な窃盗事故に対し
ては、いままで適当な防止策がなかった。本発明はかか
る課題を解決することを目的とし、扉Dにこじ開け力を
加えると自動的にこじ開け力に対抗するロック力が発生
する扉錠装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、扉の端部にストライクを設け、框側に錠
前と該錠前の施錠及び解錠操作により上記ストライクに
係合及び離脱するタングを有する施解錠装置を設けた扉
錠装置において、上記タングに被係合部を設け、上記ス
トライクより突出する方向に付勢されるトリガにガイド
ピンを設け、上記ストライクに傾動可能に枢着されるフ
ックプレートに上記被係合部に係脱可能なフックと、上
記ガイドピンが遊嵌するカム溝を設け、該カム溝の形状
は、上記トリガが所定量以上突出したときに、上記フッ
クを上記被係合部に係合する方向に上記フックプレート
を案内する形状であることを特徴とするものである。
【0007】上記被係合部は上記フックの先端部が係入
する被係合孔とすることができる。又、上記ストライク
に、上記タングの係入経路に交差するフック挿入孔を設
け、該フック挿入孔を、上記被係合部に挿入された上記
フックの先端部が係合する位置にするとよい。この場合
には、こじ開け力に対抗するロック力が更に強化され
る。
【0008】上記ストライクは、扉の裏側に固着される
箱形のストライクであり、扉の端面側の前壁に、突出し
た上記タングが係入する受け孔と、上記トリガの出没用
孔が設けられ、内部に、上記トリガを突出する方向に付
勢するスプリングと、上記フックプレートを枢着する支
軸が設けられる構造とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の具体例を図
面を参照して説明する。図1はこじ開け力を受けた状態
を説明する扉錠装置の横断面図、図2は扉Dを除去した
状態の扉錠装置の正面図、図3は扉Dの裏側から見たス
トライクSの正面図、図4は図3のX矢視図、図5は図
3のY矢視図、図6はストライクSの分解斜視図であ
る。
【0010】扉錠装置は、扉Dの裏側に固着されるスト
ライクSと、框側の施解錠装置A1とにより構成され
る。施解錠装置A1 は、被係合部16を有するタング1
5を使用する点が従来の施解錠装置Aと異なるが、その
他の構成は従来の施解錠装置Aと同じである。ストライ
クSは、ストライク本体17とカバー18により箱形状
に組み合わされ、ねじ19により扉Dの裏側に固着され
る(図1,図6参照)。
【0011】ストライク本体17は、図6に示すよう
に、右側に前壁17aが屈曲して形成され、前壁17a
にタング15が係入する受け孔20が設けられ、受け孔
20につながるトリガ出没用孔21が設けられる。スト
ライク本体17には前壁17aの反対側の端部に、三方
を切り起こし加工したフック支持壁22が設けられ、相
対する2つのフック支持壁22に支軸23が貫通し、残
りの1つのフック支持壁22にねじ孔37が設けられ
る。ストライク本体17には、ねじ19の挿通孔24
と、本発明の第2実施例に使用されるフック挿入孔25
が設けられる(図6参照)。
【0012】支軸23に一端が枢着されるフックプレー
ト26の他端部(先端部)に、ストライク本体17に向
けて開口する切欠部27が設けられ、この切欠部27に
よりフックプレート26の他端にフック28が形成され
る。フックプレート26の中間部に設けられるカム溝2
9は、ストライク本体17の方に寄った通常用カム溝部
29aと、通常用カム溝部29aの先端部(フック28
に近い方の端部)に連通しストライク本体17から遠ざ
かる位置に設けられる防盗用カム溝部29bとにより構
成される(図6参照)。
【0013】カバー18は、ストライク本体17と前壁
17aに開口する箱形状部18aと、箱形状部18aの
上下の延設されるフランジ部18bとにより構成され、
フランジ部18bは、ストライク本体17に重合したと
きに挿通孔24に重なる挿通孔30が設けられ、カバー
18の後端壁には、ストライク本体17のねじ孔37に
重なる孔38が設けられ、孔38に挿通されるねじ39
がねじ孔37に螺合する(図5,図6参照)。
【0014】箱形状部18aの内壁面に沿って摺動可能
なトリガ31に、2つの案内長孔32,33と、先端部
が小径のガイドピン34aとなるピン34を設ける(図
7参照)。箱形状部18aの内壁面にばね支持ピン35
と案内ピン36を立設し、ばね支持ピン35を案内長孔
32に挿入した後に、ばね支持ピン35に設けた環状溝
35aに止め輪40を嵌着し、案内ピン36を案内長孔
33に挿入した後に、案内ピン36に設けた環状溝6a
に止め輪41を嵌着する(図7参照)。
【0015】従って、トリガ31は案内ピン36とばね
支持ピン35に案内されながら、箱形状部18aの内壁
面に沿って摺動し、トリガ31の先端部は、ストライク
本体17のトリガ出没用孔21(図4参照)より出没す
る。ばね支持ピン35とトリガ31のピン34とにスプ
リング42を張設することにより、トリガ31の先端部
はトリガ出没用孔21より突出する方向に付勢される。
【0016】タング15には、ストライクSの受け孔2
0に係入したときに、フック28が係脱可能な被係合部
16が設けられる。本実施例では、被係合部16を2個
の矩形状の被係合孔としたが、フック28が係脱するも
のであれば切欠部であってもよい。
【0017】以上のように構成された扉錠装置の第1実
施例の作用を図1,図2,図8(A)〜(C)に基づい
て説明する。第1実施例は、ストライク本体17にフッ
ク挿入孔25が設けられないものであり、その点だけが
第2実施例と相違する。施解錠装置A1 が解錠され、扉
Dが開かれているときには、トリガ31の先端部が前壁
17aのトリガ出没孔21から突出し、トリガ31のピ
ン34の先端のガイドピン34aがカム溝29の防盗用
カム部29bにあるので、ガイドピン34aがフックプ
レート26を押動し、フック28がストライク本体17
に接近する位置に傾動している(図8(A)参照)。
【0018】扉Dを閉鎖すると、トリガ31の先端部が
框側に押されて後退し、ガイドピン34aが防盗用カム
部29bから通常用カム部29aに移動するので、ガイ
ドピン34aがフックプレート26をストライク本体1
7から遠ざかる方向に押動し、フックプレート26は、
タング15の進入を妨げない位置に傾動する(図8
(B)参照)。
【0019】シリンダ錠3の鍵孔に挿入したキーKを施
錠方向に回動すると、施解錠装置A 1 から突出したタン
グ15が受け孔20に係入するので扉Dが開扉不能にな
る。この施錠状態では、タング15の被係合部16はフ
ック28の係入を許容する位置にある。トリガ31は後
退した位置にあるので、フックプレート26は、キーK
の施錠,解錠操作に干渉しない下方傾動位置に保持され
ている(図8(C)参照)。
【0020】この施錠状態において、悪質な者が扉Dと
施解錠装置A1 との隙間に工具を差し込み、隙間を拡大
して扉Dをこじ開けようとすると、隙間の拡大に応じて
トリガ31が突出するので、トリガ31のガイドピン3
4aが通常用カム部29aから防盗用カム部29bに移
動し、ガイドピン34aに押されたフックプレート26
が図1において上方に傾動し、フック28がタング15
の被係合部16に係入するので、ストライクSのフック
28と施解錠装置A1 のタング15が一体的に係合し、
隙間の拡大を阻止する(図1参照)。
【0021】こじ開け力が極めて大きい場合には、こじ
開け力を受けたフック28に曲げ変形が生じ、ストライ
クSの寿命が短くなる恐れがあるので、これ防止するの
が本発明の第2実施例である。フックプレート26のフ
ック28を延長し、閉鎖時にタング15がフック28に
干渉しないようにカム溝29を調整するとともに、スト
ライク本体17に、フック28の先端が係入するフック
挿入孔25を設けた場合、扉Dをこじ開け力が加わる
と、フック28がタング15の被係合部16と、ストラ
イク本体17のフック挿入孔25に係入しているので、
フック挿入孔25がフック28の曲げを阻止する。従っ
て、フック28を剪断する極めて大きな扉こじ開け力を
加えない限り、扉Dを不当に開けることはできない。本
発明の第1,第2実施例は、コインロッカの扉錠装置に
ついて述べたが、タングの突出により施錠する錠装置で
あれば、本発明を適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上述べたように構成されてい
るので、従来から問題になっていた扉のこじ開けを防止
することができ、信頼性の高い扉錠装置を安価に提供す
ることができる。ストライクは扉の裏面側にコンパクト
に収納することができるので、荷物格納スペースは減少
することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】こじ開け力に対抗する状態を説明する扉錠装置
の横断面図である。
【図2】扉を除去した状態の扉錠装置の正面図である。
【図3】扉の裏側から見たストライクボックスの正面図
である。
【図4】図3のX矢視図である。
【図5】図3のY矢視図である。
【図6】ストライクボックスの分解斜視図である。
【図7】ストライクボックスのカバーの斜視図である。
【図8】図8(A)〜(C)は開扉状態、閉扉状態、施
錠状態を示す扉錠装置の横断面図である。
【図9】従来の扉錠装置の正面図である。
【図10】扉錠装置に使用される施解錠装置の施錠状態
を示す背面図である。
【図11】扉錠装置に使用される施解錠装置の解錠状態
を示す背面図である。
【符号の説明】
1 施解錠装置 D ドア S ストライク 15 タング 16 被係合部 17 ストライク本体 18 カバー 20 受け孔 21 トリガ出没用孔 23 支軸 25 フック挿入孔 26 フックプレート 28 フック 29 カム溝 29a 通常用カム部 29b 防盗用カム部 31 トリガ 32,33 案内長孔 34 ピン 34a ガイドピン 36 案内ピン 42 スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の端部にストライクを設け、框側に錠
    前と該錠前の施錠及び解錠操作により上記ストライクに
    係合及び離脱するタングを有する施解錠装置を設けた扉
    錠装置において、 上記タングに被係合部を設け、上記ストライクに、上記
    ストライクより突出する方向に付勢されるトリガと、上
    記被係合部に係脱可能なフックを有し上記ストライクに
    傾動可能に枢着されるフックプレートを設け、 上記トリガが所定量以上突出したときに、上記フックを
    上記被係合部に係合する方向に上記フックプレートを案
    内することを特徴とする扉錠装置。
  2. 【請求項2】 上記トリガに形成したガイドピンと、上
    記フックに形成され、上記ガイドピンが遊嵌するカム溝
    により上記フックプレートを案内することを特徴とする
    請求項1記載の扉錠装置。
  3. 【請求項3】 上記ストライクに、上記タングの係入経
    路に交差するフック挿入孔を設け、該フック挿入孔は、
    上記被係合部に挿入された上記フックの先端部が係合す
    る位置にあることを特徴とする請求項1又は2記載の扉
    錠装置。
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