JPH11280533A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置Info
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- JPH11280533A JPH11280533A JP10084382A JP8438298A JPH11280533A JP H11280533 A JPH11280533 A JP H11280533A JP 10084382 A JP10084382 A JP 10084382A JP 8438298 A JP8438298 A JP 8438298A JP H11280533 A JPH11280533 A JP H11280533A
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Abstract
っても、機関安定性や排気性能等を良好に維持できるよ
うにする。 【課題解決手段】排気浄化触媒8の早期活性化のための
点火時期リタード時に(S14で判断) 、燃料増量補正量K
FRを、エンジン水温Twに応じて設定される基本値
{基本増量率(%)}と、吸気圧PBの変化度合いの補
正値(1−AVPB/PB)と、に基づいて算出する(S
15) 。そして、該KFRに基づいて、最終的な燃料噴射
量Tiを算出するようにしたので(S16) 、点火時期リタ
ードによる負荷変化で生じる壁流(空燃比)変化があっ
ても、これに良好に追従した燃料供給を行える。よっ
て、触媒早期活性化のための点火時期リタードを行って
も、空燃比を良好に目標に制御することができ、以って
機関安定性を良好に維持できると共に、燃費・排気性能
等をも良好なものとすることができる。
Description
に関し、特に始動直後の点火時期と燃料供給の制御技術
に関する。
排気浄化触媒を機関始動後早期から活性化させるように
して、始動後早期から大気中への排気有害成分(NO
x,CO,HC等)の排出量を低減することが望まれ
る。このため、例えば、機関始動後所定期間内、点火時
期を遅角させて排気温度を上昇させ、これにより排気浄
化触媒の早期活性化を図るようにしたものがある。
時期の遅角による燃焼悪化と始動後燃料増量の漸減との
影響で機関安定性が低下することを抑制するべく、特開
平7−286540号公報に開示されるものでは、点火
時期の遅角量に応じて燃料供給量を増量補正するように
している。
来の特開平7−286540号公報に開示されるもので
は、点火時期の遅角量(リタード量)によって燃料供給
量を増量補正するが、この点火時期の遅角によって生じ
る負荷変化に起因する壁流量変化(吸気通路の内壁面等
に付着する燃料量の変化)を考慮していなかったため、
該壁流量変化に良好に追従することができず、以って空
燃比がリッチ化し過ぎる惧れがあり、延いては排気性能
等に悪影響を及ぼす惧れがあった。
たもので、排気浄化触媒の始動後早期活性化のための点
火時期制御を行っても、機関安定性を良好に維持できる
と共に、排気性能等も良好に維持できるようにした内燃
機関の制御装置を提供することを目的とする。
載の発明に係る内燃機関の制御装置は、図1に示すよう
に、機関負荷を検出する機関負荷検出手段と、機関排気
系に介装された排気浄化触媒の活性度合いを検出する触
媒活性度合い検出手段と、前記排気浄化触媒が不活性状
態にあるときに、活性化促進のために点火時期を遅角制
御する点火時期制御手段と、前記機関負荷検出手段によ
り検出された機関負荷の現在までの所定回数分の平均値
を算出する機関負荷平均値算出手段と、前記算出された
機関負荷平均値と、現在の機関負荷と、の比或いは偏差
に基づいて、燃料増量補正値を設定する燃料増量補正値
設定手段と、前記点火時期制御手段による点火時期の遅
角制御中に、前記燃料増量補正値設定手段により設定さ
れた燃料増量補正値に基づいて、運転状態に応じて設定
される燃料供給量を補正し、該補正された燃料供給量で
機関に燃料を供給制御する燃料供給制御手段と、を含ん
で構成した。
活性化のための点火時期遅角制御時に、現在までの所定
回数分の機関負荷の平均値と、機関負荷の検出値と、の
比或いは偏差に基づいて燃料増量補正値を設定し、該燃
料増量補正値に基づいて、最終的な燃料供給量を設定す
るようにしたので、点火時期の遅角による負荷変化で生
じる壁流燃料量(延いては空燃比)の変化があっても、
該壁流燃料量変化に良好に追従した燃料供給が行えるの
で、空燃比を良好に目標に制御することができ、以って
機関安定性を良好に維持できると共に、燃費・排気性能
等をも良好なものとすることができることとなる。
の内壁等に付着する壁流燃料は、機関負荷(吸気圧P
B,吸入空気量Q等、換言すれば、実シリンダ内空気
量)の変化量、及びその変化度合い等により変化する
が、本発明によれば、これらのファクターを加味して、
燃料増量補正値を設定できることになるので、壁流燃料
量の変化に良好に追従した燃料供給延いては空燃比制御
を行えるため、排気浄化触媒の始動後早期活性化のため
の点火時期リタード制御を行っても、機関安定性を良好
に維持できると共に、燃費・排気性能等も良好に維持す
ることができることとなる。
間経過後のアイドル運転中に、前記点火時期制御手段に
よる点火時期の遅角制御の実行が許可される構成とし
た。かかる構成とすれば、始動直後の機関運転が不安定
な状態では、点火時期の遅角制御の実行が禁止されるの
で、車両運転性、機関安定性等を良好に維持することが
できることとなる。
の活性度合いが加味されて前記燃料増量補正値が設定さ
れる構成とした。かかる構成とすれば、例えば排気浄化
触媒の活性度合い延いては機関温度が低いときに、燃料
増量補正値を大きく設定することができることになるか
ら、燃料増量に伴う機関安定性の向上と、燃料増量に伴
う排気温度上昇による排気浄化触媒の活性化促進と、を
同時に図ることができる。
の内壁等に付着する壁流燃料は、機関負荷の変化量、
及びその変化度合い、排気浄化触媒の活性度合い延
いては機関温度により変化するが、かかる構成とすれ
ば、これらのファクターを全て加味して、燃料増量補正
値を設定できることになるので、一層良好に、壁流燃料
量の変化に追従した燃料供給延いては空燃比制御を行え
るようになるため、排気浄化触媒の始動後早期活性化の
ための点火時期リタード制御を行っても、なお一層、機
関安定性を良好に維持できると共に、燃費・排気性能等
も良好に維持することができることとなる。
の活性度合いが、機関の冷却水温で代替される構成とし
た。かかる構成とすれば、機関の冷却水温を検出すると
いう簡単な構成で、排気浄化触媒の活性度合い延いては
機関温度を検出できることになる。請求項5に記載の発
明では、前記燃料増量補正値設定手段を、前記算出され
た機関負荷平均値と、現在の機関負荷と、の比或いは偏
差が大きいほど、前記燃料増量補正値を大きな値に設定
する構成とした。
活性化のための点火時期の遅角による負荷変化で生じる
壁流燃料量(延いては空燃比)の変化の特性に合った燃
料供給を行えるので、前記点火時期の遅角制御を行って
も、空燃比を良好に目標に制御することができ、以って
機関安定性を良好に維持できると共に、燃費・排気性能
等をも良好なものとすることができる。
を、添付の図面に基づいて説明する。本発明の一実施の
形態に係る全体構成を示す図2において、エンジン(内
燃機関)1の吸気通路4には、アクセルペダルと連動し
て吸入空気流量Qを制御するスロットル弁3及びエアク
リーナ2を介して吸入される吸気の圧力PB(機関負
荷)を検出する機関負荷検出手段である吸気圧センサ1
1が介装されると共に、下流側の吸気ポート部分には、
後述するコントロールユニット10から運転状態等に応
じた所定時期に送信されてくる駆動パルス信号によって
通電されて開弁され、気筒毎に燃料を噴射供給する燃料
供給装置としての電磁式の燃料噴射弁5が設けられてい
る。
6が設けられており、当該点火栓6は、コントロールユ
ニット10において運転状態等に応じて設定される所定
点火時期に点火駆動され、これにより燃焼室に吸入され
た混合気を火花点火して着火燃焼させるようになってい
る。なお、エンジン1からの排気は、排気マニホールド
7を介して排気浄化触媒8(例えば、三元触媒,酸化触
媒,リーンNOx触媒であって良い)に導入されるが、
この排気浄化触媒8の持つ浄化作用により排気中の有害
成分は浄化されることとなる。
OM,RAM,入・出力I/F,A/D変換器等を備え
たマイクロコンピュータからなり、各種センサからの信
号が入力されるようになっている。各種センサとして
は、前述した吸気圧センサ11の他に、クランク角セン
サ12や前記スロットル弁3の開度TVOを検出するス
ロットルセンサ13(スロットル弁3の全閉状態でON
信号を発生する「アイドルスイッチIDLE SW」を
内蔵させても良い)が設けられる。
気筒機関の場合には、クランク角180 °毎の基準信号R
EFやクランク角1〜2°毎の単位角信号POSを出力
する。なお、コントロールユニット10では、該クラン
ク角センサ12から入力されるクランク単位角信号PO
Sを一定時間カウントして、或いは、基準信号REFの
周期を計測してエンジン回転速度Neを検出することが
できるようになっている。
等に臨んでエンジン水温(水温に限らず、他の部分のエ
ンジン温度を検出してもよい)Twを検出する水温セン
サ14も設けられている。なお、該水温センサ14が、
本発明に係る触媒活性度合い検出手段として機能するこ
とになる。更に、排気マニホールド7に臨んで空燃比セ
ンサ15が設けられており、この空燃比センサ15は排
気中の特定成分(例えば酸素)濃度を検出し、コントロ
ールユニット10ではこれに基づいて空燃比(或いは所
定空燃比に対するリッチ・リーン)を検出できるように
なっている。
ング開始(始動開始)を検出するための信号としてスタ
ーターモータON信号や、クランキング終了(即ち、始
動完了)を検出するための信号としてスターターモータ
OFF信号などが、コントロールユニット10に入力さ
れるようになっている。ところで、コントロールユニッ
ト10では、前記各種センサからの入力信号に基づき運
転状態を検出し、これに対応して、燃料噴射弁5による
燃料供給を制御すると共に、点火栓6による点火時期を
制御する。
ユニット10が行なう始動時及び始動後における点火時
期制御について、図3のフローチャートを参照して説明
する。なお、以下に説明するように、本発明に係る触媒
活性度合い検出手段、点火時期制御手段の機能は、コン
トロールユニット10がソフトウェア的に備えるもので
ある。
(図では、Sとしてある。以下同様)1では、各種セン
サからの信号を受け、エンジン水温Tw,エンジン回転
速度Ne,吸気圧PB等を検出する。ステップ2では、
始動中か否かを判断する。当該判断は、従来同様、例え
ばキースイッチ16からのスターターモータON信号の
入力中であるか否か、言い換えればスターターモータ
(図示せず)によるクランキング中であるか否か等に基
づいて判断することができる。
ップ9へ進み、始動時に見合った点火時期を達成するべ
く、始動時点火時期補正を行う。例えば、始動性に適し
た点火時期とするべく、点火時期ADV=BTDC10
°(クランクアングル)として、リターンし、当該点火
時期で点火栓6による点火を行わせるようにする。
断された場合は、ステップ3へ進む。ステップ3では、
アイドル運転中か否かを判断する。当該判断は、例えば
エンジン回転速度Neやスロットル弁開度TVO(アイ
ドルスイッチ「IDLE SW」)等に基づいて行なう
ことができる。
ップ4へ進む。YES(アイドル運転中)であれば、ス
テップ5へ進む。ステップ4では、通常運転中と判断で
きるので、図3(S4)中に示すようなマップを参照
し、エンジン回転速度速度Ne、吸気圧PB等に基づき
通常運転時に見合った点火時期ADV(通常点火時期)
を算出した後、リターンし、当該算出された点火時期A
DV(通常点火時期)で点火栓6による点火を行わせる
ようにする。
基本点火時期GOVを算出する。該基本点火時期GOV
は、例えば、図3(S5)中に示したように、エンジン
回転速度Neに基づく制御値(マップデータ)と、エン
ジン水温Twに基づく制御値(マップデータ)と、に基
づいて算出することができる。つづくステップ6では、
点火時期のリタード条件が成立したか否かを判断する。
エンジン回転速度Ne≧所定値であること、始動後
所定期間(例えば2秒以上)経過しており、かつ始動後
あまり長い時間経過していないこと、エンジン水温T
w<所定値であること、等に基づいて判断することがで
きる。即ち、冷機状態(触媒不活性状態)であって、排
気浄化触媒8の早期活性化のために点火時期をリタード
(遅角)させても、車両運転性、機関安定性等に影響の
少ない状態であるか否か等を判断するものである。
点火時期リタードを実行すべく、ステップ7へ進む。一
方、NOであれば、点火時期リタード条件が非成立であ
るので、ステップ5で設定した基本点火時期GOVで点
火栓6による点火を行わせるべく、リターンする。
点火時期リタードを実行すべく、触媒早期活性化のため
の点火時期のリタード補正量(ART)を算出する。例
えば、図3(S7)中に示したようなテーブルを参照し
て、エンジン水温Twに応じて設定された目標リタード
補正量(TGART)を求める。なお、目標リタード補
正量(TGART)は、低温域(例えばTw≦−10°
C)では、運転性、機関安定性等の観点から比較的小さ
な値(0を含む)に設定される一方、高温域(例えばT
w≧30°C)では排気浄化触媒8の活性化が近い(或
いは活性化した)ので、排気性能、燃費改善等の観点か
ら比較的小さな値(0を含む)に設定されるようになっ
ている。
所定時間で(所定回数ルーチンが実行されたときに)、
目標リタード補正量(TGART)となるように、ルー
チン実行毎に(経時と共に)リタード補正量(ART)
は所定量づつ増加されるようになっている。次のステッ
プ8では、アイドル時点火時期を、下式に従って算出す
る。
T そして、本フローをリターンし、当該アイドル時点火時
期ADVで点火栓6による点火を行わせるようにする。
即ち、始動が完了した後、点火時期をリタードさせて排
気浄化触媒8の早期活性化を促進すべき条件が整ってい
る期間、アイドル時の基本点火時期GOVから、経時と
共に徐々に増加されるARTだけ点火時期が遅らせられ
て、点火栓6による点火が行われ、これにより排気温度
が上昇され、以って排気浄化触媒8の早期活性化が促進
されることになる。
関安定性が低下するため、本実施形態においても燃料の
増量補正を行うが、本実施形態では、点火時期リタード
に伴う負荷変化に起因する壁流量変化分をも考慮して燃
料増量を行うようになっている。ここで、本実施形態に
おけるコントロールユニット10が行なう始動時及び始
動後における燃料供給制御について、図4のフローチャ
ートを参照して説明することにする。
る機関負荷平均値算出手段、燃料増量補正値設定手段、
燃料供給制御手段としての各機能は、コントロールユニ
ット10がソフトウェア的に備えるものである。図4の
フローチャートにおいて、ステップ11では、各種セン
サからの信号を受け、エンジン水温Tw,エンジン回転
速度Ne,吸気圧PB等を検出する。
におけるステップ2と同様にして、始動中か否かを判断
する。YESであれば、始動中であるので、ステップ1
7へ進み、始動時に見合った燃料噴射量(燃料供給量)
を達成するべく、始動時燃料噴射量Tiを設定する。該
始動時燃料噴射量Tiは、例えば、図4(S17)中に
示したように、エンジン水温Twに基づく制御値(マッ
プデータ)と、エンジン回転速度Neに基づく制御値
(マップデータ)と、バッテリ電圧VBに基づく制御値
(マップデータ)と、に基づいて算出することができ
る。
ら、リターンし、当該始動時燃料噴射量(噴射パルス幅
に相当)Tiを達成できるように燃料噴射弁5を駆動制
御する。一方、ステップ12でNO(始動完了)と判断
された場合は、ステップ13へ進む。
TA等に基づいて燃料噴射量(噴射パルス幅)Tiを演
算する。即ち、 基本燃料噴射量Tp=KCOND×(PB −PIEGR)×KTAHOS・
・・ 有効燃料噴射量Te=Tp×(1.0+LAMBDA+COEF+・・
・・) を算出する。
補正値、KTAHOSは吸気温度補正係数、LAMBDAは空燃比フ
ィードバック補正係数である。また、COEF{=Kst ×(
KTw +Kas +・・・・) }は各種補正係数であり、Kst
は始動時増量補正値、KTw は水温増量補正係数、Kas は
始動後増量補正係数である。
電圧補正分Tsと、に基づいて、下式により最終的な燃
料噴射量Tiを算出する。 Ti=2×Te+Ts つづくステップ14では、図3のフローチャートにおけ
るステップ6と同様にして、点火時期のリタード条件が
成立したか否かを判断する。なお、図3のフローチャー
トにおいて点火時期のリタード条件が成立したことを示
すフラグ等から判断するようにしても良い。
われないので、点火時期リタードにより生じる悪影響を
抑制するための燃料補正を行う必要はないので、リター
ンし、前記ステップ13において設定した最終的な燃料
噴射量Tiを達成できるように燃料噴射弁5を駆動制御
する。一方、YESであれば、点火時期リタードにより
生じる悪影響を抑制するための燃料補正を行う必要があ
るので、ステップ15へ進む。
ための燃料増量補正量KFRを演算する。なお、該燃料
増量補正量KFRが、本発明に係る燃料増量補正値に相
当する。当該燃料増量補正量KFRは、例えば、以下の
ようにして演算することができる。
すテーブル参照等によりエンジン水温Twに応じて設定
されるが、低温域(例えばTw≦−10°C)では、運
転性、機関安定性等の観点からリタード補正量が比較的
小さな値(0を含む)に設定されるため、これに応じて
比較的小さな値(0を含む)に設定される一方、高温域
(例えばTw≧30°C)では排気浄化触媒8の活性化
が近い(或いは活性化した)ので、排気性能、燃費改善
等の観点からリタード補正量が比較的小さな値(0を含
む)に設定されため、これに応じて比較的小さな値(0
を含む)に設定されるようになっている。
値であり、次式に従って演算される。 AVPB={(2X −1)×AVPBn-1 +PB}/2
X ここで、Xは重み付け係数であり、n−1は前回ルーチ
ン時の加重平均値AVPBである。
料噴射量(噴射パルス幅)Tiを演算する。 COEF=Kst ×( KTw +KFR+・・・・) 有効燃料噴射量Te=Tp×(1.0+LAMBDA+COEF+・・
・・) 基本燃料噴射量Tp=KCOND×(PB −PIEGR)×KTAHOS・
・・ そして、有効燃料噴射量Teと、バッテリ電圧補正分T
sと、に基づいて、下式により最終的な燃料噴射量Ti
を算出する。
した最終的な燃料噴射量Tiを達成できるように燃料噴
射弁5を駆動制御する。このように、本実施形態におい
ては、排気浄化触媒8の早期活性化のための点火時期リ
タード時における燃料増量補正量KFRを、エンジン水
温Twに応じて設定される基本値{基本増量率(%)}
と、吸気圧PB(エンジン負荷)の変化度合いの補正値
(=1−AVPB/PB){即ち、吸気圧PBの生値
(1検出サイクル中の平均値であっても良い)と、吸気
圧PBの加重平均値AVPBと、の比に基づいて設定さ
れる補正値}と、に基づいて算出し、該KFRに基づい
て、最終的な燃料噴射量Tiを算出するようにしたの
で、点火時期リタードによる負荷変化で生じる壁流(延
いては空燃比)変化があっても、該壁流量変化に良好に
追従した燃料供給が行えるので、空燃比を良好に目標に
制御することができ、以って機関安定性を良好に維持で
きると共に、燃費・排気性能等をも良好なものとするこ
とができる(図5のタイミングチャート参照)。
等)の内壁に付着する壁流燃料は、エンジン負荷(吸
気圧PB,吸入空気量Q等、換言すれば、実シリンダ内
空気量)の変化量、及びその変化度合い、エンジン
温度(エンジン水温等)により変化するが、本実施形態
によれば、これら〜のファクターを全て加味して
(含んで)、燃料増量補正量KFRを設定できることに
なるので、該壁流変化に良好に追従した燃料供給延いて
は空燃比制御を行えるため、排気浄化触媒8の始動後早
期活性化のための点火時期リタード制御を行っても、機
関安定性を良好に維持できると共に、燃費・排気性能等
も良好に維持することができる(図5のタイミングチャ
ート参照)。
吸気圧PBを用いて説明したが、これに限らず、例えば
図2に破線で示すように、エアフローメータ11’を吸
気通路4に介装し、該エアフローメータ11’により検
出した吸入空気流量Qを用いることもできるものであ
る。また、燃料噴射量Tp等の演算においても、吸気圧
PBの代わりに、吸入空気流量Qを用いることができる
ものである。
ば吸気圧PB)の加重平均値を求める構成として説明し
たが、これに限定されるものではなく、機関負荷の平均
値としては、移動平均値、相加平均値等であっても良い
ものである。
かかる内燃機関の制御装置によれば、排気浄化触媒の早
期活性化のための点火時期遅角制御時に、機関負荷の平
均値と、機関負荷の生値と、の比或いは偏差に基づいて
燃料増量補正値を設定し、該燃料増量補正値に基づい
て、最終的な燃料供給量を設定するようにしたので、点
火時期の遅角による負荷変化で生じる壁流燃料量(延い
ては空燃比)の変化があっても、該壁流燃料量変化に良
好に追従した燃料供給が行えるので、空燃比を良好に目
標に制御することができ、以って機関安定性を良好に維
持できると共に、燃費・排気性能等をも良好なものとす
ることができる。
料は、機関負荷の変化量、及びその変化度合い等により
変化するが、本発明によれば、これらのファクターを加
味して燃料増量補正値を設定できることになるので、壁
流燃料量の変化に良好に追従した燃料供給延いては空燃
比制御を行えるため、排気浄化触媒の始動後早期活性化
のための点火時期リタード制御を行っても、機関安定性
を良好に維持できると共に、燃費・排気性能等も良好に
維持することができる。
の機関運転が不安定な状態では、点火時期の遅角制御の
実行が禁止されるので、車両運転性、機関安定性等を良
好に維持することができる。請求項3に記載の発明によ
れば、例えば排気浄化触媒の活性度合い延いては機関温
度が低いときに、燃料増量補正値を大きく設定すること
ができることになるから、燃料増量に伴う機関安定性の
向上と、燃料増量に伴う排気温度上昇による排気浄化触
媒の活性化促進と、を同時に図ることができる。
料は、機関負荷の変化量、及びその変化度合い、排気浄
化触媒の活性度合い延いては機関温度により変化する
が、かかる構成とすれば、これらのファクターを全て加
味して、燃料増量補正値を設定できることになるので、
一層良好に、壁流燃料量の変化に追従した燃料供給延い
ては空燃比制御を行えるようになるため、排気浄化触媒
の始動後早期活性化のための点火時期リタード制御を行
っても、なお一層、機関安定性を良好に維持できると共
に、燃費・排気性能等も良好に維持することができる。
成で、排気浄化触媒の活性度合い延いては機関温度を比
較的高精度に検出できる。請求項5に記載の発明によれ
ば、排気浄化触媒の早期活性化のための点火時期の遅角
による負荷変化で生じる壁流燃料量(延いては空燃比)
の変化の特性に合った燃料供給を行えるので、前記点火
時期の遅角制御を行っても、空燃比を良好に目標に制御
することができ、以って機関安定性を良好に維持できる
と共に、燃費・排気性能等をも良好なものとすることが
できる。
図。
フローチャート。
フローチャート。
ミングチャート。
Claims (5)
- 【請求項1】機関負荷を検出する機関負荷検出手段と、 機関排気系に介装された排気浄化触媒の活性度合いを検
出する触媒活性度合い検出手段と、 前記排気浄化触媒が不活性状態にあるときに、活性化促
進のために点火時期を遅角制御する点火時期制御手段
と、 前記機関負荷検出手段により検出された機関負荷の現在
までの所定回数分の平均値を算出する機関負荷平均値算
出手段と、 前記算出された機関負荷平均値と、現在の機関負荷と、
の比或いは偏差に基づいて、燃料増量補正値を設定する
燃料増量補正値設定手段と、 前記点火時期制御手段による点火時期の遅角制御中に、
前記燃料増量補正値設定手段により設定された燃料増量
補正値に基づいて、運転状態に応じて設定される燃料供
給量を補正し、該補正された燃料供給量で機関に燃料を
供給制御する燃料供給制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の制御装
置。 - 【請求項2】始動後所定期間経過後のアイドル運転中
に、前記点火時期制御手段による点火時期の遅角制御の
実行が許可されることを特徴とする請求項1に記載の内
燃機関の制御装置。 - 【請求項3】排気浄化触媒の活性度合いが加味されて前
記燃料増量補正値が設定されることを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置。 - 【請求項4】排気浄化触媒の活性度合いが、機関の冷却
水温で代替されることを特徴とする請求項1〜請求項3
の何れか1つの記載の内燃機関の制御装置。 - 【請求項5】前記燃料増量補正値設定手段が、前記算出
された機関負荷平均値と、現在の機関負荷と、の比或い
は偏差が大きいほど、前記燃料増量補正値を大きな値に
設定することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか
1つに記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08438298A JP3561142B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 内燃機関の制御装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1998
- 1998-03-30 JP JP08438298A patent/JP3561142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US7603848B2 (en) | 2001-05-23 | 2009-10-20 | Denso Corporation | Control apparatus of internal combustion engine |
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