JPH11280676A - スクロール式流体機械 - Google Patents
スクロール式流体機械Info
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- JPH11280676A JPH11280676A JP10020398A JP10020398A JPH11280676A JP H11280676 A JPH11280676 A JP H11280676A JP 10020398 A JP10020398 A JP 10020398A JP 10020398 A JP10020398 A JP 10020398A JP H11280676 A JPH11280676 A JP H11280676A
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- Japan
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- seal
- seal member
- concave groove
- scroll
- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シール部材の後加工をなくすことができると
共に、信頼性、耐摩耗性を高める。 【解決手段】 ラップ部3に形成された凹溝31の底面
31Aに長円形状の嵌合穴32を複数個形成する。一
方、シール部材33の底面33Aには、嵌合穴32に挿
入可能な円柱状の突起部34を複数個形成する。また、
シール部材33の内側面33Cには、突起部34に対応
した位置で、シール部材33の上,下方向に向って延び
るシール用突部35を設ける。そして、シール部材33
をラップ部3の凹溝31内に装着した状態で、突起部3
4を嵌合穴32内に挿入すると共に、シール用突部35
を凹溝31の内側面31Bに摺接させる。
共に、信頼性、耐摩耗性を高める。 【解決手段】 ラップ部3に形成された凹溝31の底面
31Aに長円形状の嵌合穴32を複数個形成する。一
方、シール部材33の底面33Aには、嵌合穴32に挿
入可能な円柱状の突起部34を複数個形成する。また、
シール部材33の内側面33Cには、突起部34に対応
した位置で、シール部材33の上,下方向に向って延び
るシール用突部35を設ける。そして、シール部材33
をラップ部3の凹溝31内に装着した状態で、突起部3
4を嵌合穴32内に挿入すると共に、シール用突部35
を凹溝31の内側面31Bに摺接させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気圧縮機
や真空ポンプ等に用いて好適なスクロール式流体機械に
関する。
や真空ポンプ等に用いて好適なスクロール式流体機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平3−11
101号公報に記載されたスクロール式流体機械が知ら
れている。ここで、スクロール式流体機械としての空気
圧縮機を例に挙げて、図15ないし図18に基づいて述
べる。
101号公報に記載されたスクロール式流体機械が知ら
れている。ここで、スクロール式流体機械としての空気
圧縮機を例に挙げて、図15ないし図18に基づいて述
べる。
【0003】図において、1は当該スクロール式空気圧
縮機のケーシング(図示せず)に固定された固定スクロ
ールで、該固定スクロール1は、大略有蓋筒状に形成さ
れたケーシング(図示せず)の開口端側を施蓋するよう
に、この開口端側に固着されている。そして、該固定ス
クロール1は、その中心が後述する駆動軸17の軸線O
1−O1と一致するように配設された円板状の鏡板2
と、該鏡板2の歯底面2Aに立設された渦巻状のラップ
部3と、前記鏡板2の外周側に位置し、該ラップ部3を
囲むように筒状に形成された支持部4とから大略構成さ
れている。
縮機のケーシング(図示せず)に固定された固定スクロ
ールで、該固定スクロール1は、大略有蓋筒状に形成さ
れたケーシング(図示せず)の開口端側を施蓋するよう
に、この開口端側に固着されている。そして、該固定ス
クロール1は、その中心が後述する駆動軸17の軸線O
1−O1と一致するように配設された円板状の鏡板2
と、該鏡板2の歯底面2Aに立設された渦巻状のラップ
部3と、前記鏡板2の外周側に位置し、該ラップ部3を
囲むように筒状に形成された支持部4とから大略構成さ
れている。
【0004】また、該固定スクロール1のラップ部3
は、図16に示す如く内周側が内端となり外周側(図示
せず)が外端となって、例えば3巻半前,後の渦巻状に
形成されている。そして、該ラップ部3の歯先3Aは、
図17に示すように後述する旋回スクロール9の歯底面
10Aから微小なクリアランスεをもって離間されてい
る。
は、図16に示す如く内周側が内端となり外周側(図示
せず)が外端となって、例えば3巻半前,後の渦巻状に
形成されている。そして、該ラップ部3の歯先3Aは、
図17に示すように後述する旋回スクロール9の歯底面
10Aから微小なクリアランスεをもって離間されてい
る。
【0005】5はラップ部3の歯先3A側に形成された
凹溝を示し、該凹溝5は図17に示す如く、ラップ部3
の幅方向中間部に位置して横断面が略コ字状をなすよう
に形成され、その底面5A、内側面5Bおよび外側面5
Cは、ラップ部3の渦巻き形状に沿ってその内端から外
端まで延びている。そして、該凹溝5内には後述するシ
ール部材6が装着され、相手方となる旋回スクロール9
の歯底面10Aとの間をシールするようになっている。
凹溝を示し、該凹溝5は図17に示す如く、ラップ部3
の幅方向中間部に位置して横断面が略コ字状をなすよう
に形成され、その底面5A、内側面5Bおよび外側面5
Cは、ラップ部3の渦巻き形状に沿ってその内端から外
端まで延びている。そして、該凹溝5内には後述するシ
ール部材6が装着され、相手方となる旋回スクロール9
の歯底面10Aとの間をシールするようになっている。
【0006】6はラップ部3の凹溝5内に装着されたシ
ール部材を示し、該シール部材6は、横断面が四角形状
をなす長尺の紐状に形成され、凹溝5の長手方向に沿っ
て渦巻状に伸長する。そして、シール部材6は、耐摩耗
性や摺動性に優れた弾性樹脂材料、例えば炭素繊維等を
含有したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の複
合材等を用いて形成されている。
ール部材を示し、該シール部材6は、横断面が四角形状
をなす長尺の紐状に形成され、凹溝5の長手方向に沿っ
て渦巻状に伸長する。そして、シール部材6は、耐摩耗
性や摺動性に優れた弾性樹脂材料、例えば炭素繊維等を
含有したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の複
合材等を用いて形成されている。
【0007】ここで、該シール部材6は、図17に示す
如く凹溝5の底面5A上に載置される受圧面としての底
面6Aと、該底面6Aと上下方向で対向し相手方の歯底
面10Aに摺接する摺接面6Bと、渦巻状をなすシール
部材6の径方向内側に位置する内側面6Cと、シール部
材6の径方向外側に位置する外側面6Dとを有してい
る。そして、底面6A,内側面6Cには後述の各底側リ
ップ部7,内側リップ部8がそれぞれ一体形成されてい
る。また、該シール部材6は、底面6Aを凹溝5の底面
5A上に載置するように内側面6C、外側面6Dが凹溝
5内に僅かな隙間をもって挿入され、凹溝5の底面5A
上から相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aに
向けて浮上可能となっている。
如く凹溝5の底面5A上に載置される受圧面としての底
面6Aと、該底面6Aと上下方向で対向し相手方の歯底
面10Aに摺接する摺接面6Bと、渦巻状をなすシール
部材6の径方向内側に位置する内側面6Cと、シール部
材6の径方向外側に位置する外側面6Dとを有してい
る。そして、底面6A,内側面6Cには後述の各底側リ
ップ部7,内側リップ部8がそれぞれ一体形成されてい
る。また、該シール部材6は、底面6Aを凹溝5の底面
5A上に載置するように内側面6C、外側面6Dが凹溝
5内に僅かな隙間をもって挿入され、凹溝5の底面5A
上から相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aに
向けて浮上可能となっている。
【0008】7,7,…はシール部材6の底面6Aに形
成された底側リップ部で、該底側リップ部7は、図18
に示すようにシール部材6の長さ方向にそれぞれ所定間
隔をもって配設され、シール部材6の底面6Aに斜めに
切込みを入れることにより形成されている。そして、該
各底側リップ部7は、シール部材6に一体化され、その
先端側が自由端となってシール部材6の底面6Aから拡
開するようになっている。
成された底側リップ部で、該底側リップ部7は、図18
に示すようにシール部材6の長さ方向にそれぞれ所定間
隔をもって配設され、シール部材6の底面6Aに斜めに
切込みを入れることにより形成されている。そして、該
各底側リップ部7は、シール部材6に一体化され、その
先端側が自由端となってシール部材6の底面6Aから拡
開するようになっている。
【0009】8,8,…はシール部材6の内側面6Cに
形成された内側リップ部で、該内側リップ部8は、シー
ル部材6の長さ方向にそれぞれ所定間隔をもって配設さ
れ、前記底側リップ部7とほぼ同様に、シール部材6の
内側面6Cに斜めに切込みを入れることによりシール部
材6に一体形成されている。そして、内側リップ部8先
端側は自由端となってシール部材6の内側面6Cから拡
開するようになっている。
形成された内側リップ部で、該内側リップ部8は、シー
ル部材6の長さ方向にそれぞれ所定間隔をもって配設さ
れ、前記底側リップ部7とほぼ同様に、シール部材6の
内側面6Cに斜めに切込みを入れることによりシール部
材6に一体形成されている。そして、内側リップ部8先
端側は自由端となってシール部材6の内側面6Cから拡
開するようになっている。
【0010】9は固定スクロール1に対向して前記ケー
シング本体内に旋回可能に設けられる旋回スクロールを
示し、該旋回スクロール9は、表面側が歯底面10Aと
なって円板状に形成された鏡板10と、該鏡板10の歯
底面10Aから固定スクロール1の鏡板2に向けて立設
され、該固定スクロール1のラップ部3と同様に渦巻状
に形成されたラップ部11と、鏡板10の背面側中央に
設けられたボス部12とから構成され、該ボス部12
は、後述する駆動軸17のクランク17Aに回転可能に
取付けられている。
シング本体内に旋回可能に設けられる旋回スクロールを
示し、該旋回スクロール9は、表面側が歯底面10Aと
なって円板状に形成された鏡板10と、該鏡板10の歯
底面10Aから固定スクロール1の鏡板2に向けて立設
され、該固定スクロール1のラップ部3と同様に渦巻状
に形成されたラップ部11と、鏡板10の背面側中央に
設けられたボス部12とから構成され、該ボス部12
は、後述する駆動軸17のクランク17Aに回転可能に
取付けられている。
【0011】ここで、該旋回スクロール9のラップ部1
1についても図16に示す如く、固定スクロール1のラ
ップ部3と同様に例えば3巻半前,後の渦巻状に形成さ
れ、その歯先11A側には、底面13A、内側面13B
および外側面13Cから横断面コ字形状をなす凹溝13
が形成されている。
1についても図16に示す如く、固定スクロール1のラ
ップ部3と同様に例えば3巻半前,後の渦巻状に形成さ
れ、その歯先11A側には、底面13A、内側面13B
および外側面13Cから横断面コ字形状をなす凹溝13
が形成されている。
【0012】14は凹溝13内に装着された他のシール
部材を示し、該シール部材14は、前述した固定スクロ
ール1側のシール部材6の底面6A、摺接面6B、内側
面6C、外側面6Dとほぼ同様の底面14A、摺接面1
4B、内側面14C、外側面14Dを有している。ま
た、該シール部材14の底面14Aには、シール部材6
と同様に、複数の底側リップ部15,15,…が一体形
成され、内側面14Cには複数の内側リップ部16,1
6,…が一体形成されている。
部材を示し、該シール部材14は、前述した固定スクロ
ール1側のシール部材6の底面6A、摺接面6B、内側
面6C、外側面6Dとほぼ同様の底面14A、摺接面1
4B、内側面14C、外側面14Dを有している。ま
た、該シール部材14の底面14Aには、シール部材6
と同様に、複数の底側リップ部15,15,…が一体形
成され、内側面14Cには複数の内側リップ部16,1
6,…が一体形成されている。
【0013】17は前記ケーシング本体に回転自在に設
けられる駆動軸を示し、該駆動軸17は先端側がケーシ
ング本体内に延びるクランク17Aとなり、該クランク
17Aはその軸線O2 −O2 が駆動軸17の軸線O1 −
O1 に対して所定寸法δだけ偏心している。そして、該
駆動軸17のクランク17Aには旋回スクロール9のボ
ス部12が旋回軸受18を介して旋回可能に取付けら
れ、旋回スクロール9には自転防止機構(図示せず)等
を介して旋回運動が与えられる。
けられる駆動軸を示し、該駆動軸17は先端側がケーシ
ング本体内に延びるクランク17Aとなり、該クランク
17Aはその軸線O2 −O2 が駆動軸17の軸線O1 −
O1 に対して所定寸法δだけ偏心している。そして、該
駆動軸17のクランク17Aには旋回スクロール9のボ
ス部12が旋回軸受18を介して旋回可能に取付けら
れ、旋回スクロール9には自転防止機構(図示せず)等
を介して旋回運動が与えられる。
【0014】ここで、旋回スクロール9のラップ部11
は、固定スクロール1のラップ部3に対して周方向に所
定角度だけずらして重ね合わせるように配設され、図1
6に示すように、ラップ部3,11間には三日月形状の
複数の圧縮室R,R,…が画成される。そして、旋回ス
クロール9を固定スクロール1に対して旋回させたとき
に、該各圧縮室Rはその容積が外周側から内周側に向け
て連続的に縮小され、後述する吸込ポート19から吸込
んだ空気を圧縮するようになっている。
は、固定スクロール1のラップ部3に対して周方向に所
定角度だけずらして重ね合わせるように配設され、図1
6に示すように、ラップ部3,11間には三日月形状の
複数の圧縮室R,R,…が画成される。そして、旋回ス
クロール9を固定スクロール1に対して旋回させたとき
に、該各圧縮室Rはその容積が外周側から内周側に向け
て連続的に縮小され、後述する吸込ポート19から吸込
んだ空気を圧縮するようになっている。
【0015】19,20は固定スクロール1に形成され
た吸込ポート,吐出ポートを示し、該吸込ポート19は
最外周側の低圧の圧縮室Rと連通するように鏡板2の外
周側に穿設され、吐出ポート20は、最内周側の高圧の
圧縮室Rと連通するように鏡板2の中心部に穿設されて
いる。
た吸込ポート,吐出ポートを示し、該吸込ポート19は
最外周側の低圧の圧縮室Rと連通するように鏡板2の外
周側に穿設され、吐出ポート20は、最内周側の高圧の
圧縮室Rと連通するように鏡板2の中心部に穿設されて
いる。
【0016】このように構成される従来技術のスクロー
ル式空気圧縮機では、まず、ケーシングの外部からモー
タ等の駆動源(図示せず)によって駆動軸17を回転駆
動すると、この回転は該駆動軸17のクランク17Aか
ら旋回軸受18を介して旋回スクロール9に伝えられ、
該旋回スクロール9は駆動軸17の軸線O1 −O1 を中
心にして所定寸法δの旋回半径をもった旋回運動を行
う。
ル式空気圧縮機では、まず、ケーシングの外部からモー
タ等の駆動源(図示せず)によって駆動軸17を回転駆
動すると、この回転は該駆動軸17のクランク17Aか
ら旋回軸受18を介して旋回スクロール9に伝えられ、
該旋回スクロール9は駆動軸17の軸線O1 −O1 を中
心にして所定寸法δの旋回半径をもった旋回運動を行
う。
【0017】そして、この旋回運動によって各ラップ部
3,11の間に画成される圧縮室R,R,…は内周側に
向けて連続的に縮小し、吸込ポート19から吸込んだ空
気を順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポート20か
ら外部のエアタンク(図示せず)等に向けて吐出する。
3,11の間に画成される圧縮室R,R,…は内周側に
向けて連続的に縮小し、吸込ポート19から吸込んだ空
気を順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポート20か
ら外部のエアタンク(図示せず)等に向けて吐出する。
【0018】ここで、圧縮運転が開始されると、ラップ
部3,11の凹溝5,13内には図17に示す矢示A方
向に向けて高圧側の圧縮室Rから圧縮空気の一部が侵入
し、シール部材6,14は、受圧面となる底面6A,1
4Aでこの圧縮空気の圧力を受圧する。このため、シー
ル部材6,14は、凹溝5,13の底面5A,13Aか
ら浮上し、対向する鏡板2,10の歯底面2A,10A
に向けて押圧される。これにより、該シール部材6,1
4は、摺接面6B,14Bが相手方の歯底面10A,2
Aに摺接し、ラップ部3,11間に画成される各圧縮室
Rを気密にシールする。
部3,11の凹溝5,13内には図17に示す矢示A方
向に向けて高圧側の圧縮室Rから圧縮空気の一部が侵入
し、シール部材6,14は、受圧面となる底面6A,1
4Aでこの圧縮空気の圧力を受圧する。このため、シー
ル部材6,14は、凹溝5,13の底面5A,13Aか
ら浮上し、対向する鏡板2,10の歯底面2A,10A
に向けて押圧される。これにより、該シール部材6,1
4は、摺接面6B,14Bが相手方の歯底面10A,2
Aに摺接し、ラップ部3,11間に画成される各圧縮室
Rを気密にシールする。
【0019】また、各底側リップ部7(15)は、内周
側の圧縮室Rから外周側の圧縮室Rに向けて、図16中
の矢示B方向に凹溝5(13)内に侵入した圧縮空気に
よって拡開する。このため、各底側リップ部7(15)
は、その先端側が凹溝5(13)の底面5A(13A)
に押付けられ、該凹溝5(13)の底面5A(13A)
とシール部材6(14)との間を気密にシールする。
側の圧縮室Rから外周側の圧縮室Rに向けて、図16中
の矢示B方向に凹溝5(13)内に侵入した圧縮空気に
よって拡開する。このため、各底側リップ部7(15)
は、その先端側が凹溝5(13)の底面5A(13A)
に押付けられ、該凹溝5(13)の底面5A(13A)
とシール部材6(14)との間を気密にシールする。
【0020】また、各内側リップ部8(16)も、同様
に、凹溝5(13)内に侵入した圧縮空気によって拡開
する。このため、各内側リップ部8(16)は、その先
端側が凹溝5(13)の一方の内側面5B(13B)に
押付けられ、該凹溝5(13)の内側面5B(13B)
とシール部材6(14)との間を気密にシールすると共
に、シール部材6(14)の外側面6D(14D)を他
方の外側面5C(13C)に押し付けて、両者の間を気
密にシールさせる。
に、凹溝5(13)内に侵入した圧縮空気によって拡開
する。このため、各内側リップ部8(16)は、その先
端側が凹溝5(13)の一方の内側面5B(13B)に
押付けられ、該凹溝5(13)の内側面5B(13B)
とシール部材6(14)との間を気密にシールすると共
に、シール部材6(14)の外側面6D(14D)を他
方の外側面5C(13C)に押し付けて、両者の間を気
密にシールさせる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、シール部材6(14)の長さ方向に沿って
複数のリップ部7,8(15,16)を形成する必要が
ある。このため、樹脂材料からシール部材6(14)を
成形した後に、該シール部材6(14)の底面6A(1
4A)に所定間隔をもって斜めに切込みを入れると共
に、該シール部材6(14)の内側面6C(14C)に
所定間隔をもって斜めに切込みを入れる。これにより、
シール部材6(14)の底面6A(14A)に各底側リ
ップ部7(15)を形成すると共に、内側面6C(14
C)に各内側リップ部8(16)を形成する。
来技術では、シール部材6(14)の長さ方向に沿って
複数のリップ部7,8(15,16)を形成する必要が
ある。このため、樹脂材料からシール部材6(14)を
成形した後に、該シール部材6(14)の底面6A(1
4A)に所定間隔をもって斜めに切込みを入れると共
に、該シール部材6(14)の内側面6C(14C)に
所定間隔をもって斜めに切込みを入れる。これにより、
シール部材6(14)の底面6A(14A)に各底側リ
ップ部7(15)を形成すると共に、内側面6C(14
C)に各内側リップ部8(16)を形成する。
【0022】このため、従来技術では、シール部材6
(14)の切込みを入れる後加工が必要となり、シール
部材6(14)を製造するときの作業工数が増大するか
ら、作業性が悪く、コストアップを招くという問題があ
る。
(14)の切込みを入れる後加工が必要となり、シール
部材6(14)を製造するときの作業工数が増大するか
ら、作業性が悪く、コストアップを招くという問題があ
る。
【0023】また、各内側リップ部8(16)の先端は
圧縮空気によって拡開させるため非常に薄く形成され
る。このため、シール部材6(14)を凹溝5(13)
内に装着するときに、各内側リップ部8(16)の先端
が凹溝5(13)の開口端に接触し、折れる等の破損が
生じるという問題がある。
圧縮空気によって拡開させるため非常に薄く形成され
る。このため、シール部材6(14)を凹溝5(13)
内に装着するときに、各内側リップ部8(16)の先端
が凹溝5(13)の開口端に接触し、折れる等の破損が
生じるという問題がある。
【0024】さらに、従来技術では、シール部材6(1
4)の底面6A(14A)と内側面6C(14C)との
2つの面に切込みを入れることにより各リップ部7,8
(15,16)を形成している。このため、各リップ部
7,8(15,16)で圧縮空気の圧力を受承したとき
に、各リップ部7,8(15,16)の基端側に最大応
力が加わり、シール部材6(14)が破断し易く、信頼
性が低いという問題がある。
4)の底面6A(14A)と内側面6C(14C)との
2つの面に切込みを入れることにより各リップ部7,8
(15,16)を形成している。このため、各リップ部
7,8(15,16)で圧縮空気の圧力を受承したとき
に、各リップ部7,8(15,16)の基端側に最大応
力が加わり、シール部材6(14)が破断し易く、信頼
性が低いという問題がある。
【0025】また、各リップ部7,8(15,16)に
よるシール性を向上させるためには、各リップ部7,8
(15,16)を拡開し易くする必要がある。このた
め、シール部材6(14)を軟質の樹脂材料で形成する
必要があり、硬質の材料や高温での耐摩耗性を有する樹
脂材料等を使用することができず、シール部材6(1
4)が摩耗し易いという問題がある。
よるシール性を向上させるためには、各リップ部7,8
(15,16)を拡開し易くする必要がある。このた
め、シール部材6(14)を軟質の樹脂材料で形成する
必要があり、硬質の材料や高温での耐摩耗性を有する樹
脂材料等を使用することができず、シール部材6(1
4)が摩耗し易いという問題がある。
【0026】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、シール部材の後加工をなくすことができ
ると共に、信頼性、耐摩耗性に優れたスクロール式流体
機械を提供することを目的としている。
されたもので、シール部材の後加工をなくすことができ
ると共に、信頼性、耐摩耗性に優れたスクロール式流体
機械を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、ケーシングと、該ケーシングに設けら
れ鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された固定ス
クロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられ先端
側がケーシング内に延びた駆動軸と、前記ケーシング内
に位置して該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、前
記固定スクロールと対向した鏡板の歯底面に渦巻状のラ
ップ部が立設された旋回スクロールと、前記旋回スクロ
ールと固定スクロールとの間に形成され外周側が低圧と
なり内周側が高圧となった複数の圧縮室とを備え、前記
旋回スクロールと固定スクロールとのラップ部のうち少
なくとも一方のラップ部には、該ラップ部の歯先に沿っ
て延びる凹溝を形成し、該凹溝内には相手方の歯底面に
摺接するシール部材を装着してなるスクロール式流体機
械に適用される。
ために本発明は、ケーシングと、該ケーシングに設けら
れ鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された固定ス
クロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられ先端
側がケーシング内に延びた駆動軸と、前記ケーシング内
に位置して該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、前
記固定スクロールと対向した鏡板の歯底面に渦巻状のラ
ップ部が立設された旋回スクロールと、前記旋回スクロ
ールと固定スクロールとの間に形成され外周側が低圧と
なり内周側が高圧となった複数の圧縮室とを備え、前記
旋回スクロールと固定スクロールとのラップ部のうち少
なくとも一方のラップ部には、該ラップ部の歯先に沿っ
て延びる凹溝を形成し、該凹溝内には相手方の歯底面に
摺接するシール部材を装着してなるスクロール式流体機
械に適用される。
【0028】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、凹溝の底面には前記凹溝の長さ方向に離間して
複数個の嵌合穴を設け、シール部材の底面には該嵌合穴
と対面する位置に該嵌合穴に嵌合する複数個の突起部を
設け、シール部材の内側面には該突起部と対応した位置
に径方向内側に向けて突出したシール用突部を設けたこ
とにある。
特徴は、凹溝の底面には前記凹溝の長さ方向に離間して
複数個の嵌合穴を設け、シール部材の底面には該嵌合穴
と対面する位置に該嵌合穴に嵌合する複数個の突起部を
設け、シール部材の内側面には該突起部と対応した位置
に径方向内側に向けて突出したシール用突部を設けたこ
とにある。
【0029】このように構成したことにより、凹溝の底
面に設けた複数個の嵌合穴に前記シール部材の底面に設
けた複数個の突起部が嵌合することによって、凹溝の底
面とシール部材の底面との間を通り、高圧側の圧縮室か
ら低圧側の圧縮室に向けて流通する圧縮流体の流れを遮
断することができる。また、シール部材の内側面に設け
たシール用突部が凹溝の内側面に摺接することよって、
シール部材の内側面と凹溝の内側面との間を通り、高圧
側の圧縮室から低圧側の圧縮室に向けて流通する圧縮流
体の流れを遮断することができる。
面に設けた複数個の嵌合穴に前記シール部材の底面に設
けた複数個の突起部が嵌合することによって、凹溝の底
面とシール部材の底面との間を通り、高圧側の圧縮室か
ら低圧側の圧縮室に向けて流通する圧縮流体の流れを遮
断することができる。また、シール部材の内側面に設け
たシール用突部が凹溝の内側面に摺接することよって、
シール部材の内側面と凹溝の内側面との間を通り、高圧
側の圧縮室から低圧側の圧縮室に向けて流通する圧縮流
体の流れを遮断することができる。
【0030】また、請求項2の発明は、シール部材を前
記突起部とシール用突部とが設けられた複数のシール分
割体を互いに分離可能に連結することにより構成し、互
いに隣合うシール分割体間には該各シール分割体の熱膨
張、熱収縮を吸収するための空間部を形成したことにあ
る。
記突起部とシール用突部とが設けられた複数のシール分
割体を互いに分離可能に連結することにより構成し、互
いに隣合うシール分割体間には該各シール分割体の熱膨
張、熱収縮を吸収するための空間部を形成したことにあ
る。
【0031】これにより、各シール分割体の突起部とシ
ール用突部とによって、高圧側の圧縮室から低圧側の圧
縮室に向けて流通する圧縮流体の流れを遮断することが
できる。また、各シール分割体の突起部が凹溝の嵌合穴
に係合することによって、凹溝内で各シール分割体を位
置決めすることができる。さらに、互いに隣合うシール
分割体間に形成された空間部によって、各シール分割体
の熱膨張、熱収縮を吸収することができる。
ール用突部とによって、高圧側の圧縮室から低圧側の圧
縮室に向けて流通する圧縮流体の流れを遮断することが
できる。また、各シール分割体の突起部が凹溝の嵌合穴
に係合することによって、凹溝内で各シール分割体を位
置決めすることができる。さらに、互いに隣合うシール
分割体間に形成された空間部によって、各シール分割体
の熱膨張、熱収縮を吸収することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
スクロール流体機械として空気圧縮機を例に挙げて図1
ないし図14を参照しつつ詳細に説明する。
スクロール流体機械として空気圧縮機を例に挙げて図1
ないし図14を参照しつつ詳細に説明する。
【0033】ここで、図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態を示し、本実施の形態では、上述した従来技
術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略する。
実施の形態を示し、本実施の形態では、上述した従来技
術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略する。
【0034】図中、31は固定スクロール1に設けられ
たラップ部3の歯先3Aに形成された凹溝で、該凹溝3
1は、ラップ部3の幅方向中間部に位置して横断面が略
コ字状をなすように形成され、その底面31A、内側面
31Bおよび外側面31Cはラップ部3の渦巻き形状に
沿ってその内端から外端まで延びている。そして、該凹
溝31内には後述するシール部材33が装着され、相手
方となる旋回スクロール9の歯底面10Aとの間をシー
ルするようになっている。
たラップ部3の歯先3Aに形成された凹溝で、該凹溝3
1は、ラップ部3の幅方向中間部に位置して横断面が略
コ字状をなすように形成され、その底面31A、内側面
31Bおよび外側面31Cはラップ部3の渦巻き形状に
沿ってその内端から外端まで延びている。そして、該凹
溝31内には後述するシール部材33が装着され、相手
方となる旋回スクロール9の歯底面10Aとの間をシー
ルするようになっている。
【0035】これらの点については、従来技術による凹
溝5と同様であるが、本実施の形態による凹溝31の底
面31Aには、有底かつ長円形の複数個の嵌合穴32,
32,…が設けられている点で従来技術による凹溝5と
異なる。
溝5と同様であるが、本実施の形態による凹溝31の底
面31Aには、有底かつ長円形の複数個の嵌合穴32,
32,…が設けられている点で従来技術による凹溝5と
異なる。
【0036】そして、各嵌合穴32は、図3に示すよう
に該凹溝31の長さ方向に向けて互いに離間して配設さ
れている。また、各嵌合穴32は、凹溝31の長さ方向
に向けて寸法Lに亘って延びると共に、凹溝31の幅寸
法W1 とほぼ同一の幅寸法を有している。このため、各
嵌合穴32は、凹溝31をエンドミル等を用いて切削加
工によって形成するときに、その深さ寸法を凹溝31よ
りも深く加工することによって凹溝31の加工と同時に
形成されるものである。
に該凹溝31の長さ方向に向けて互いに離間して配設さ
れている。また、各嵌合穴32は、凹溝31の長さ方向
に向けて寸法Lに亘って延びると共に、凹溝31の幅寸
法W1 とほぼ同一の幅寸法を有している。このため、各
嵌合穴32は、凹溝31をエンドミル等を用いて切削加
工によって形成するときに、その深さ寸法を凹溝31よ
りも深く加工することによって凹溝31の加工と同時に
形成されるものである。
【0037】また、嵌合穴32は、図5に示すように長
さ方向の両端側に半径r1 の円弧状面となった円弧面部
32A,32Aを有し、この円弧面部32Aの半径r1
は、凹溝31の幅寸法W1 のほぼ半分程度の寸法となっ
ている。また、嵌合穴32の寸法Lは、例えば凹溝31
の幅寸法W1 のほぼ2倍程度の寸法となっている。
さ方向の両端側に半径r1 の円弧状面となった円弧面部
32A,32Aを有し、この円弧面部32Aの半径r1
は、凹溝31の幅寸法W1 のほぼ半分程度の寸法となっ
ている。また、嵌合穴32の寸法Lは、例えば凹溝31
の幅寸法W1 のほぼ2倍程度の寸法となっている。
【0038】33は凹溝31内に装着されたシール部材
で、該シール部材33は、横断面が四角形状となった長
尺の紐状に形成されている。また、シール部材33は図
4に示すように幅寸法W2 を有し、凹溝31の長さ方向
に沿って渦巻状に伸長する。
で、該シール部材33は、横断面が四角形状となった長
尺の紐状に形成されている。また、シール部材33は図
4に示すように幅寸法W2 を有し、凹溝31の長さ方向
に沿って渦巻状に伸長する。
【0039】そして、該シール部材33は、従来技術で
述べたシール部材6と同様に、受圧面としての底面33
Aと、相手方の歯底面10Aに摺接する摺接面33B
と、内側面33Cおよび外側面33Dとから構成され、
相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aに向けて
浮上可能に凹溝31内に装着されている。
述べたシール部材6と同様に、受圧面としての底面33
Aと、相手方の歯底面10Aに摺接する摺接面33B
と、内側面33Cおよび外側面33Dとから構成され、
相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aに向けて
浮上可能に凹溝31内に装着されている。
【0040】また、シール部材33の底面33Aには後
述の突起部34が設けられると共に、シール部材33の
内側面33Cには該突起部34からシール部材33の摺
接面33Bに亘って延びるシール用突部35がそれぞれ
一体に形成されている。
述の突起部34が設けられると共に、シール部材33の
内側面33Cには該突起部34からシール部材33の摺
接面33Bに亘って延びるシール用突部35がそれぞれ
一体に形成されている。
【0041】そして、シール部材33は射出成形によっ
て形成される。このため、シール部材33は、耐摩耗性
や摺動性に優れた弾性樹脂材料として、例えば炭素繊維
等を含有したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
複合材等のフッ素系樹脂の他、より剛性の高い材料とし
て、例えば四ふっ化エチレンパーフルオロアルコキシエ
チレン樹脂(PFA)、ポリエーテルサルフォン(PE
S)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリイ
ミド(PI)等を用いて形成されている。
て形成される。このため、シール部材33は、耐摩耗性
や摺動性に優れた弾性樹脂材料として、例えば炭素繊維
等を含有したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
複合材等のフッ素系樹脂の他、より剛性の高い材料とし
て、例えば四ふっ化エチレンパーフルオロアルコキシエ
チレン樹脂(PFA)、ポリエーテルサルフォン(PE
S)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリイ
ミド(PI)等を用いて形成されている。
【0042】34,34,…はシール部材33の底面3
3Aから円柱状に突出して設けられた突起部で、該各突
起部34は凹溝31の各嵌合穴32と対面する位置に配
設され、シール部材33の長さ方向に離間して配設され
ている。これにより、各突起部34は、シール部材33
を凹溝31内に装着した状態で、凹溝31の嵌合穴32
内に挿入され、各嵌合穴32に嵌合される。
3Aから円柱状に突出して設けられた突起部で、該各突
起部34は凹溝31の各嵌合穴32と対面する位置に配
設され、シール部材33の長さ方向に離間して配設され
ている。これにより、各突起部34は、シール部材33
を凹溝31内に装着した状態で、凹溝31の嵌合穴32
内に挿入され、各嵌合穴32に嵌合される。
【0043】また、該突起部34は、図4に示すように
円形の底面34Aを有し、その半径r2 は凹溝31の円
弧面部32Aの半径r1 とほぼ等しい値に設定されてい
る。そして、突起部34の直径(2×r2 )は、凹溝3
1の幅寸法W1 よりも僅かに大きい値となると共に、シ
ール部材33の幅寸法W2 よりも大きい値に設定されて
いる。また、突起部34は、図6に示すようにその突出
寸法H2 が嵌合穴32の深さ寸法H1 よりも小さい値に
設定されている。そして、各突起部34の外周面34B
は、シール部材33を凹溝31内に装着した状態で、嵌
合穴32の円弧面部32Aに面接触している。
円形の底面34Aを有し、その半径r2 は凹溝31の円
弧面部32Aの半径r1 とほぼ等しい値に設定されてい
る。そして、突起部34の直径(2×r2 )は、凹溝3
1の幅寸法W1 よりも僅かに大きい値となると共に、シ
ール部材33の幅寸法W2 よりも大きい値に設定されて
いる。また、突起部34は、図6に示すようにその突出
寸法H2 が嵌合穴32の深さ寸法H1 よりも小さい値に
設定されている。そして、各突起部34の外周面34B
は、シール部材33を凹溝31内に装着した状態で、嵌
合穴32の円弧面部32Aに面接触している。
【0044】35,35,…は突起部34と対応した位
置でシール部材33の内側面33Cから径方向内側に突
出して設けられたシール用突部で、該シール用突部35
は、その先端部35Aが円弧面となり、シール部材33
の上,下方向に向って延びると共に、シール部材33の
突起部34の底面34Aからシール部材33の摺接面3
3Bに亘って連続して形成されている。このため、図4
に示すようにシール部材33の幅寸法のうちシール用突
部35が設けられた部分の幅寸法W3 は、突起部34の
直径(2×r2 )とほぼ等しい値になっている。
置でシール部材33の内側面33Cから径方向内側に突
出して設けられたシール用突部で、該シール用突部35
は、その先端部35Aが円弧面となり、シール部材33
の上,下方向に向って延びると共に、シール部材33の
突起部34の底面34Aからシール部材33の摺接面3
3Bに亘って連続して形成されている。このため、図4
に示すようにシール部材33の幅寸法のうちシール用突
部35が設けられた部分の幅寸法W3 は、突起部34の
直径(2×r2 )とほぼ等しい値になっている。
【0045】そして、シール用突部35の先端部35A
は、シール部材33を凹溝31内に装着したときに、凹
溝31の内側面31Bに摺接する。これにより、シール
部材33は凹溝31の外側面31C側に押し付けられ
る。また、各シール用突部35の間では、凹溝31の内
側面31Bとシール部材33の内側面33Cとが離間し
ている。これにより、各シール用突部35の間には、凹
溝31の内側面31Bとシール部材33の内側面33C
とによって空間Sが形成されている。
は、シール部材33を凹溝31内に装着したときに、凹
溝31の内側面31Bに摺接する。これにより、シール
部材33は凹溝31の外側面31C側に押し付けられ
る。また、各シール用突部35の間では、凹溝31の内
側面31Bとシール部材33の内側面33Cとが離間し
ている。これにより、各シール用突部35の間には、凹
溝31の内側面31Bとシール部材33の内側面33C
とによって空間Sが形成されている。
【0046】なお、旋回スクロール9のラップ部11の
凹溝13内にも、前述した突起部34、シール用突部3
5を有するシール部材33と同様のシール部材が装着さ
れるが、その詳細な構成については前記シール部材33
と同様であるため、その説明を省略する。
凹溝13内にも、前述した突起部34、シール用突部3
5を有するシール部材33と同様のシール部材が装着さ
れるが、その詳細な構成については前記シール部材33
と同様であるため、その説明を省略する。
【0047】本実施の形態によるスクロール式空気圧縮
機は上述のような構成を有するもので、基本的な圧縮動
作については従来技術によるものと格別差異はない。
機は上述のような構成を有するもので、基本的な圧縮動
作については従来技術によるものと格別差異はない。
【0048】然るに、本実施の形態では、シール部材3
3の底面33Aに突起部34を形成すると共に、該突起
部34の底面34Aからシール部材33の摺接面33B
に亘ってシール用突部35を形成し、突起部34を凹溝
31の嵌合穴32に挿入する構成としている。このた
め、下記のような作用効果を得ることができる。
3の底面33Aに突起部34を形成すると共に、該突起
部34の底面34Aからシール部材33の摺接面33B
に亘ってシール用突部35を形成し、突起部34を凹溝
31の嵌合穴32に挿入する構成としている。このた
め、下記のような作用効果を得ることができる。
【0049】即ち、当該スクロール式空気圧縮機の運転
を開始して各圧縮室R内で空気を圧縮するときに、シー
ル部材33の内側面33Cと凹溝31の内側面31Bと
の間の空間Sに図5、図7中の矢示C方向に沿って圧縮
空気の一部が侵入する。そして、凹溝31内に侵入した
圧縮空気は、図6中の矢示D方向に向って流通する。即
ち、圧縮空気は、シール部材33の底面33Aと凹溝3
1の底面31Aとの間に侵入すると共に、凹溝31に沿
って高圧側の圧縮室Rから低圧側の圧縮室Rに向って流
通し、凹溝31の嵌合穴32内に侵入する。
を開始して各圧縮室R内で空気を圧縮するときに、シー
ル部材33の内側面33Cと凹溝31の内側面31Bと
の間の空間Sに図5、図7中の矢示C方向に沿って圧縮
空気の一部が侵入する。そして、凹溝31内に侵入した
圧縮空気は、図6中の矢示D方向に向って流通する。即
ち、圧縮空気は、シール部材33の底面33Aと凹溝3
1の底面31Aとの間に侵入すると共に、凹溝31に沿
って高圧側の圧縮室Rから低圧側の圧縮室Rに向って流
通し、凹溝31の嵌合穴32内に侵入する。
【0050】このとき、凹溝31の嵌合穴32内に侵入
した圧縮空気は、嵌合穴32に流入し、嵌合穴32の円
弧面部32Aに面接触した突起部34によって、その流
通が遮断される。これにより、突起部34の底面34A
は、これらの圧縮空気による圧力を受圧し、シール部材
33を凹溝31内から相手方の歯底面10Aに向けて浮
上させる。この結果、シール部材33は、その摺接面3
3Bが相手方の歯底面10Aに摺接し、各圧縮室R間を
シールすると共に、圧縮空気がラップ部3と歯底面10
Aとの間から圧縮空気が漏洩するのを防止する。
した圧縮空気は、嵌合穴32に流入し、嵌合穴32の円
弧面部32Aに面接触した突起部34によって、その流
通が遮断される。これにより、突起部34の底面34A
は、これらの圧縮空気による圧力を受圧し、シール部材
33を凹溝31内から相手方の歯底面10Aに向けて浮
上させる。この結果、シール部材33は、その摺接面3
3Bが相手方の歯底面10Aに摺接し、各圧縮室R間を
シールすると共に、圧縮空気がラップ部3と歯底面10
Aとの間から圧縮空気が漏洩するのを防止する。
【0051】また、シール部材33の内側面33Cと凹
溝31の内側面31Bとの間の空間Sに侵入した圧縮空
気は、凹溝31の内側面31Bに沿って高圧側の圧縮室
Rから低圧側の圧縮室Rに向って流通する。このとき、
シール部材33の内側面33Cに設けたシール用突部3
5の先端部35Aが凹溝31の内側面31Bに摺接して
いるから、このシール用突部35によって、圧縮空気の
流通を遮断することができる。これにより、圧縮空気の
漏洩を防止し、圧縮効率を向上させることができる。
溝31の内側面31Bとの間の空間Sに侵入した圧縮空
気は、凹溝31の内側面31Bに沿って高圧側の圧縮室
Rから低圧側の圧縮室Rに向って流通する。このとき、
シール部材33の内側面33Cに設けたシール用突部3
5の先端部35Aが凹溝31の内側面31Bに摺接して
いるから、このシール用突部35によって、圧縮空気の
流通を遮断することができる。これにより、圧縮空気の
漏洩を防止し、圧縮効率を向上させることができる。
【0052】ここで、本実施の形態によるシール部材3
3と従来技術によるシール部材6とをそれぞれ用いたと
きの吐出し空気量、吐出し圧力の測定結果を表1に示
す。ただし、表1に示す測定結果は、各シール部材3
3,6がそれぞれ装着されたスクロール式空気圧縮機を
5000時間運転したときのものである。表1に示すよ
うに、本実施の形態によるシール部材33を用いたとき
の方が、従来技術によるシール部材6を用いたときに比
して吐出し空気量が多く、吐出し空気圧力が高くなり、
圧縮効率が高いことが確認された。
3と従来技術によるシール部材6とをそれぞれ用いたと
きの吐出し空気量、吐出し圧力の測定結果を表1に示
す。ただし、表1に示す測定結果は、各シール部材3
3,6がそれぞれ装着されたスクロール式空気圧縮機を
5000時間運転したときのものである。表1に示すよ
うに、本実施の形態によるシール部材33を用いたとき
の方が、従来技術によるシール部材6を用いたときに比
して吐出し空気量が多く、吐出し空気圧力が高くなり、
圧縮効率が高いことが確認された。
【0053】
【表1】
【0054】また、凹溝31の嵌合穴32を長円形状と
し、シール部材33の突起部34を円形としたから、シ
ール部材33を凹溝31内に装着するときに容易に突起
部34を嵌合穴32内に挿入することができる。
し、シール部材33の突起部34を円形としたから、シ
ール部材33を凹溝31内に装着するときに容易に突起
部34を嵌合穴32内に挿入することができる。
【0055】さらに、スクロール式空気圧縮機の運転に
伴って、高圧側の圧縮室R内が高温状態となったときに
は、シール部材33、ラップ部3等は熱膨張する。この
とき、樹脂材料等からなるシール部材33は金属材料等
からなるラップ部3に比して熱膨張率が大きいため、シ
ール部材33はラップ部3に対して相対的に長くなると
共に、各突起部34間の離間寸法も大きくなる。
伴って、高圧側の圧縮室R内が高温状態となったときに
は、シール部材33、ラップ部3等は熱膨張する。この
とき、樹脂材料等からなるシール部材33は金属材料等
からなるラップ部3に比して熱膨張率が大きいため、シ
ール部材33はラップ部3に対して相対的に長くなると
共に、各突起部34間の離間寸法も大きくなる。
【0056】そして、例えば突起部34が嵌合穴32内
で長さ方向に変位不能となっているときには、シール部
材33の熱膨張によってシール部材33が凹溝31内か
ら相手方の歯底面10Aに向けて突出する方向に変形
し、シール部材33が摩耗し易い傾向がある。しかし、
本実施の形態では嵌合穴32は長円形状となり、突起部
34は嵌合穴32内で長さ方向に変位可能となっている
から、嵌合穴32によってシール部材33の熱膨張を吸
収することができる。これにより、シール部材33の変
形を防止し、シール部材33の耐久性を向上させること
ができる。
で長さ方向に変位不能となっているときには、シール部
材33の熱膨張によってシール部材33が凹溝31内か
ら相手方の歯底面10Aに向けて突出する方向に変形
し、シール部材33が摩耗し易い傾向がある。しかし、
本実施の形態では嵌合穴32は長円形状となり、突起部
34は嵌合穴32内で長さ方向に変位可能となっている
から、嵌合穴32によってシール部材33の熱膨張を吸
収することができる。これにより、シール部材33の変
形を防止し、シール部材33の耐久性を向上させること
ができる。
【0057】一方、シール部材33に設けた突起部3
4、シール用突部35はシール部材33の成形時に一体
に成形されるから、従来技術のリップ部のように特別な
後加工を施す必要がなくなる。このため、シール部材3
3の製作時の作業性を向上させることができる。
4、シール用突部35はシール部材33の成形時に一体
に成形されるから、従来技術のリップ部のように特別な
後加工を施す必要がなくなる。このため、シール部材3
3の製作時の作業性を向上させることができる。
【0058】また、各シール用突部35の先端部35A
が円弧面となっているから、凹溝31内に装着するとき
に先端部35Aが凹溝31の開口端に接触し、破損する
のを防止することができる。また、シール部材33には
切込み等を設けることがないから、従来技術によるシー
ル部材のように、シール部材33が破断することがな
く、シール部材33の信頼性を向上させることができ
る。
が円弧面となっているから、凹溝31内に装着するとき
に先端部35Aが凹溝31の開口端に接触し、破損する
のを防止することができる。また、シール部材33には
切込み等を設けることがないから、従来技術によるシー
ル部材のように、シール部材33が破断することがな
く、シール部材33の信頼性を向上させることができ
る。
【0059】かくして、本実施の形態によれば、シール
部材33に突起部34、シール用突部35を形成し、突
起部34が凹溝31の嵌合穴32に嵌合する構成として
いる。このため、嵌合穴32に挿入された突起部34に
よって、シール部材33の底面33Aと凹溝31の底面
31Aとの間を通り凹溝31の長さ方向に流通する圧縮
空気の流れを遮断することができる。
部材33に突起部34、シール用突部35を形成し、突
起部34が凹溝31の嵌合穴32に嵌合する構成として
いる。このため、嵌合穴32に挿入された突起部34に
よって、シール部材33の底面33Aと凹溝31の底面
31Aとの間を通り凹溝31の長さ方向に流通する圧縮
空気の流れを遮断することができる。
【0060】また、凹溝31の内側面31Bに摺接した
シール用突部35によって、シール部材33を凹溝31
の外側面31Cに押付けることができると共に、シール
部材33の内側面33Cと凹溝31の内側面31Bとの
間に空間Sを形成することができる。これにより、空間
Sを通じて嵌合穴32内に圧縮空気を侵入させることが
できると共に、嵌合穴32内に侵入した圧縮空気によっ
てシール部材33を相手方の歯底面10Aに向けて浮上
させることができる。このため、シール部材33によっ
て各圧縮室R間を確実にシールすることができる。
シール用突部35によって、シール部材33を凹溝31
の外側面31Cに押付けることができると共に、シール
部材33の内側面33Cと凹溝31の内側面31Bとの
間に空間Sを形成することができる。これにより、空間
Sを通じて嵌合穴32内に圧縮空気を侵入させることが
できると共に、嵌合穴32内に侵入した圧縮空気によっ
てシール部材33を相手方の歯底面10Aに向けて浮上
させることができる。このため、シール部材33によっ
て各圧縮室R間を確実にシールすることができる。
【0061】また、シール用突部35によって凹溝31
の内側面31Bに沿って流通する圧縮空気の流れを遮断
することができる。これにより、凹溝31内を通じて圧
縮空気が漏洩するのを防止でき、当該スクロール式空気
圧縮機の圧縮効率を向上させることができる。
の内側面31Bに沿って流通する圧縮空気の流れを遮断
することができる。これにより、凹溝31内を通じて圧
縮空気が漏洩するのを防止でき、当該スクロール式空気
圧縮機の圧縮効率を向上させることができる。
【0062】さらに、シール部材33に設けた突起部3
4、シール用突部35は簡略な形状からなり、シール部
材33の成形時に一体に成形されるから、従来技術のリ
ップ部のように特別な後加工を施す必要がない。このた
め、シール部材33の製作時の作業性を向上させること
ができる。また、シール部材33には、従来技術による
シール部材のように切込み等を設ける必要がないから、
シール部材33の信頼性を向上させることができる。そ
して、シール部材33には比較的剛性の高い材料を用い
ることができるから、シール部材33の耐摩耗性を向上
させることができる。
4、シール用突部35は簡略な形状からなり、シール部
材33の成形時に一体に成形されるから、従来技術のリ
ップ部のように特別な後加工を施す必要がない。このた
め、シール部材33の製作時の作業性を向上させること
ができる。また、シール部材33には、従来技術による
シール部材のように切込み等を設ける必要がないから、
シール部材33の信頼性を向上させることができる。そ
して、シール部材33には比較的剛性の高い材料を用い
ることができるから、シール部材33の耐摩耗性を向上
させることができる。
【0063】なお、前記第1の実施の形態では、突起部
34はシール部材33の底面33Aから円柱状に突出し
たものとして述べたが、本発明はこれに限らず、図8に
示す第1の変形例ように半円形の柱状に形成された突起
部34′でもよい。このとき、シール用突部35′も円
弧面の半分が切欠れた形状となるものの、その先端部3
5A′が凹溝31の内側面31Aに摺接する点は、前記
第1の実施の形態によるシール用突部35と同様であ
る。
34はシール部材33の底面33Aから円柱状に突出し
たものとして述べたが、本発明はこれに限らず、図8に
示す第1の変形例ように半円形の柱状に形成された突起
部34′でもよい。このとき、シール用突部35′も円
弧面の半分が切欠れた形状となるものの、その先端部3
5A′が凹溝31の内側面31Aに摺接する点は、前記
第1の実施の形態によるシール用突部35と同様であ
る。
【0064】さらに、図9に示す第2の変形例のように
円柱状の突起部34″からシール部材33″の上,下方
向全体に亘って略円形の切欠部36を設ける構成として
もよい。このとき、シール用突部35″も略円形状に切
欠れた形状となるものの、その先端部35A″が凹溝3
1の内側面31Bに摺接する点は、前記第1の実施の形
態によるシール用突部35と同様である。
円柱状の突起部34″からシール部材33″の上,下方
向全体に亘って略円形の切欠部36を設ける構成として
もよい。このとき、シール用突部35″も略円形状に切
欠れた形状となるものの、その先端部35A″が凹溝3
1の内側面31Bに摺接する点は、前記第1の実施の形
態によるシール用突部35と同様である。
【0065】次に、図10ないし図14は本発明の第2
の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴はシール部材
を複数のシール分割体によって構成したことにある。な
お、本実施の形態では、上述した従来技術と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴はシール部材
を複数のシール分割体によって構成したことにある。な
お、本実施の形態では、上述した従来技術と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0066】図中、41は固定スクロール1に設けられ
たラップ部3の歯先3Aに形成された凹溝を示し、該凹
溝41は、従来技術による凹溝5と同様にラップ部3の
幅方向中間部に位置して横断面が略コ字状をなすように
形成され、その底面41A、内側面41Bおよび外側面
41Cは、ラップ部3の渦巻き形状に沿ってその内端か
ら外端まで延びている。
たラップ部3の歯先3Aに形成された凹溝を示し、該凹
溝41は、従来技術による凹溝5と同様にラップ部3の
幅方向中間部に位置して横断面が略コ字状をなすように
形成され、その底面41A、内側面41Bおよび外側面
41Cは、ラップ部3の渦巻き形状に沿ってその内端か
ら外端まで延びている。
【0067】42,42,…は、凹溝41の底面41A
に設けられた嵌合穴で、該各嵌合穴42は有底かつ円形
に形成され、各嵌合穴42は、図12に示すように該凹
溝41の長さ方向に向けて互いに離間して配設されてい
る。また、各嵌合穴42は、図11に示す凹溝41の幅
寸法W4 とほぼ同一の寸法となっている。そして、嵌合
穴42は、図13に示すように半径r3 の円形状に形成
され、この半径r3 は、凹溝41の幅寸法W4 のほぼ半
分程度の寸法となっている。
に設けられた嵌合穴で、該各嵌合穴42は有底かつ円形
に形成され、各嵌合穴42は、図12に示すように該凹
溝41の長さ方向に向けて互いに離間して配設されてい
る。また、各嵌合穴42は、図11に示す凹溝41の幅
寸法W4 とほぼ同一の寸法となっている。そして、嵌合
穴42は、図13に示すように半径r3 の円形状に形成
され、この半径r3 は、凹溝41の幅寸法W4 のほぼ半
分程度の寸法となっている。
【0068】43,43,…は凹溝41内に装着された
シール分割体で、該シール分割体43は、図11に示す
ように幅寸法W5 を有し、横断面が四角形状となった長
尺の紐状に形成されている。そして、これらのシール分
割体43は、互いに連結されて凹溝41内に装着され、
凹溝41の長さ方向に沿って渦巻状に伸長するシール部
材を構成している。
シール分割体で、該シール分割体43は、図11に示す
ように幅寸法W5 を有し、横断面が四角形状となった長
尺の紐状に形成されている。そして、これらのシール分
割体43は、互いに連結されて凹溝41内に装着され、
凹溝41の長さ方向に沿って渦巻状に伸長するシール部
材を構成している。
【0069】また、該シール分割体43は、従来技術で
述べたシール部材6と同様に、受圧面としての底面43
Aと、相手方の歯底面10Aに摺接する摺接面43B
と、内側面43Cおよび外側面43Dとから構成され、
相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aに向けて
浮上可能に凹溝41内に装着されている。
述べたシール部材6と同様に、受圧面としての底面43
Aと、相手方の歯底面10Aに摺接する摺接面43B
と、内側面43Cおよび外側面43Dとから構成され、
相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aに向けて
浮上可能に凹溝41内に装着されている。
【0070】そして、シール分割体43の基端側43E
には、底面43A側に後述の突起部44が設けられると
共に、内側面43C側に該突起部44からシール分割体
43の摺接面43Bに亘って延びるシール用突部45が
設けられている。また、シール分割体43の基端側43
Eには、摺接面43B側に外側面43D側を切欠いた切
欠部46が設けられている。さらに、シール分割体43
の先端側43Fには、シール分割体43の長さ方向に突
出した連結段部47が設けられている。
には、底面43A側に後述の突起部44が設けられると
共に、内側面43C側に該突起部44からシール分割体
43の摺接面43Bに亘って延びるシール用突部45が
設けられている。また、シール分割体43の基端側43
Eには、摺接面43B側に外側面43D側を切欠いた切
欠部46が設けられている。さらに、シール分割体43
の先端側43Fには、シール分割体43の長さ方向に突
出した連結段部47が設けられている。
【0071】そして、シール分割体43は、耐摩耗性や
摺動性に優れた弾性樹脂材料として、例えばポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂、ポリ
エーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンサルフ
ァイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PE
EK)、液晶ポリマー(LCP)、ポリスルフォン(P
SF)等を用いて形成されている。
摺動性に優れた弾性樹脂材料として、例えばポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂、ポリ
エーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンサルフ
ァイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PE
EK)、液晶ポリマー(LCP)、ポリスルフォン(P
SF)等を用いて形成されている。
【0072】44,44,…は各シール分割体43の基
端側43Eにそれぞれ形成された突起部で、該突起部4
4はシール分割体43の底面43Aから円柱状に突出し
て設けられている。
端側43Eにそれぞれ形成された突起部で、該突起部4
4はシール分割体43の底面43Aから円柱状に突出し
て設けられている。
【0073】また、該突起部44は、図13に示すよう
に嵌合穴42の半径r3 とほぼ等しい半径r4 の円柱形
状となっている。そして、突起部44の直径(2×r4
)は、図11に示す凹溝41の幅寸法W4 よりも僅か
に大きい値となると共に、シール分割体43の幅寸法W
5 よりも大きい値に設定されている。また、突起部44
は、図14に示すようにその突出寸法H4 が嵌合穴42
の深さ寸法H3 よりも小さい値に設定されている。そし
て、各突起部44は、シール分割体43を凹溝41内に
装着した状態で、凹溝41の嵌合穴42内に上,下方向
に変位可能に挿入され、各嵌合穴42に対面する。
に嵌合穴42の半径r3 とほぼ等しい半径r4 の円柱形
状となっている。そして、突起部44の直径(2×r4
)は、図11に示す凹溝41の幅寸法W4 よりも僅か
に大きい値となると共に、シール分割体43の幅寸法W
5 よりも大きい値に設定されている。また、突起部44
は、図14に示すようにその突出寸法H4 が嵌合穴42
の深さ寸法H3 よりも小さい値に設定されている。そし
て、各突起部44は、シール分割体43を凹溝41内に
装着した状態で、凹溝41の嵌合穴42内に上,下方向
に変位可能に挿入され、各嵌合穴42に対面する。
【0074】45,45,…は各シール分割体43の基
端側43Eに設けられたシール用突部で、該各シール用
突部45は、突起部44に対応した位置で内側面43C
から径方向内側に突出して設けられている。また、該シ
ール用突部45は、その先端部45Aが円弧面となり、
シール分割体43の上,下方向に向って延びると共に、
シール分割体43の突起部44の底面44Aからシール
分割体43の摺接面43Bに亘って連続して形成されて
いる。このため、シール分割体43の幅寸法のうちシー
ル用突部45が設けられた部分の幅寸法W6 は、図11
に示すように突起部44の直径(2×r4 )とほぼ等し
い値になっている。
端側43Eに設けられたシール用突部で、該各シール用
突部45は、突起部44に対応した位置で内側面43C
から径方向内側に突出して設けられている。また、該シ
ール用突部45は、その先端部45Aが円弧面となり、
シール分割体43の上,下方向に向って延びると共に、
シール分割体43の突起部44の底面44Aからシール
分割体43の摺接面43Bに亘って連続して形成されて
いる。このため、シール分割体43の幅寸法のうちシー
ル用突部45が設けられた部分の幅寸法W6 は、図11
に示すように突起部44の直径(2×r4 )とほぼ等し
い値になっている。
【0075】そして、シール用突部45の先端部45A
は、シール分割体43を凹溝41内に装着したときに、
凹溝41の内側面41Bに摺接する。これにより、シー
ル分割体43は凹溝41の外側面41C側に押し付けら
れる。また、各シール用突部45の間では、凹溝41の
内側面41Bとシール分割体43の内側面43Cとが離
間している。これにより、各シール用突部45の間に
は、凹溝41の内側面41Bとシール分割体43の内側
面43Cとによって空間Sが画成されている。
は、シール分割体43を凹溝41内に装着したときに、
凹溝41の内側面41Bに摺接する。これにより、シー
ル分割体43は凹溝41の外側面41C側に押し付けら
れる。また、各シール用突部45の間では、凹溝41の
内側面41Bとシール分割体43の内側面43Cとが離
間している。これにより、各シール用突部45の間に
は、凹溝41の内側面41Bとシール分割体43の内側
面43Cとによって空間Sが画成されている。
【0076】46,46,…は各シール分割体43の基
端側43Eで外側面43Dが切欠かられた切欠部で、該
切欠部46は、幅寸法W7 を有し、各シール分割体43
が凹溝41に装着された状態で、凹溝41の外側面41
Cとの間に略角柱状の空間を形成する。
端側43Eで外側面43Dが切欠かられた切欠部で、該
切欠部46は、幅寸法W7 を有し、各シール分割体43
が凹溝41に装着された状態で、凹溝41の外側面41
Cとの間に略角柱状の空間を形成する。
【0077】47,47,…は各シール分割体43の先
端側43Eに設けられた連結段部で、該連結段部47は
各シール分割体43の外側面43Dが長さ方向に向い略
角柱状に突出している。そして、各連結段部47は、図
11に示す切欠部46の幅寸法W7 とほぼ等しい幅寸法
を有し、各シール分割体43を凹溝41内に装着した状
態で、隣接する他のシール分割体43の切欠部46に当
接される。このため、各連結段部47と各切欠部46と
は、図13に示すように凹溝41の長さ方向に向い寸法
L1 に亘って重なり合う。そして、各連結段部47を各
切欠部46に挿入した状態で、シール用突部45と各連
結段部47とを併せた幅寸法は、凹溝41の幅寸法W4
とほぼ等しい幅寸法となる。
端側43Eに設けられた連結段部で、該連結段部47は
各シール分割体43の外側面43Dが長さ方向に向い略
角柱状に突出している。そして、各連結段部47は、図
11に示す切欠部46の幅寸法W7 とほぼ等しい幅寸法
を有し、各シール分割体43を凹溝41内に装着した状
態で、隣接する他のシール分割体43の切欠部46に当
接される。このため、各連結段部47と各切欠部46と
は、図13に示すように凹溝41の長さ方向に向い寸法
L1 に亘って重なり合う。そして、各連結段部47を各
切欠部46に挿入した状態で、シール用突部45と各連
結段部47とを併せた幅寸法は、凹溝41の幅寸法W4
とほぼ等しい幅寸法となる。
【0078】48,48,…は、隣合うシール分割体4
3,43間に形成された空間部で、該空間部48は、一
のシール分割体43の切欠部46と他のシール分割体4
3の連結段部47との間に形成され、凹溝41の長さ方
向に向い寸法L2 を有している。これにより、空間部4
8はシール分割体43が熱膨張、熱収縮したときに、こ
のシール分割体43の熱膨張、熱収縮を吸収する。
3,43間に形成された空間部で、該空間部48は、一
のシール分割体43の切欠部46と他のシール分割体4
3の連結段部47との間に形成され、凹溝41の長さ方
向に向い寸法L2 を有している。これにより、空間部4
8はシール分割体43が熱膨張、熱収縮したときに、こ
のシール分割体43の熱膨張、熱収縮を吸収する。
【0079】かくして、このように構成された本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができるが、特に本実施の形態ではシール部
材を複数のシール分割体43によって構成している。こ
のため、凹溝41の嵌合穴42に挿入された突起部44
によって凹溝41の底面41A側を流通する圧縮空気の
流れを遮断することができると共に、凹溝41の内側面
41Bに摺接するシール用突部45によって凹溝41の
内側面41B側を流通する圧縮空気の流れを遮断するこ
とができる。これにより、凹溝41内を通じて圧縮空気
が漏洩するのを防止することができる。
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができるが、特に本実施の形態ではシール部
材を複数のシール分割体43によって構成している。こ
のため、凹溝41の嵌合穴42に挿入された突起部44
によって凹溝41の底面41A側を流通する圧縮空気の
流れを遮断することができると共に、凹溝41の内側面
41Bに摺接するシール用突部45によって凹溝41の
内側面41B側を流通する圧縮空気の流れを遮断するこ
とができる。これにより、凹溝41内を通じて圧縮空気
が漏洩するのを防止することができる。
【0080】また、シール分割体43の切欠部46に他
のシール分割体43の連結段部47を当接し、切欠部4
6と連結段部47とが長さ方向に向って寸法L1 に亘っ
て重なり合う構成したから、各シール分割体43の間を
通じて径方向外側に向って圧縮空気が漏洩するのを防止
できる。
のシール分割体43の連結段部47を当接し、切欠部4
6と連結段部47とが長さ方向に向って寸法L1 に亘っ
て重なり合う構成したから、各シール分割体43の間を
通じて径方向外側に向って圧縮空気が漏洩するのを防止
できる。
【0081】さらに、スクロール式空気圧縮機の運転に
伴って、高圧側の圧縮室R内が高温状態となったときに
は、シール分割体43、ラップ部3等は熱膨張する。こ
のとき、樹脂材料等からなるシール分割体43は金属材
料等からなるラップ部3に比して熱膨張率が大きいた
め、シール分割体43はラップ部3に対して相対的に長
くなる。
伴って、高圧側の圧縮室R内が高温状態となったときに
は、シール分割体43、ラップ部3等は熱膨張する。こ
のとき、樹脂材料等からなるシール分割体43は金属材
料等からなるラップ部3に比して熱膨張率が大きいた
め、シール分割体43はラップ部3に対して相対的に長
くなる。
【0082】しかし、本実施の形態では各シール分割体
43間に空間部48を形成したから、この空間部48に
よってシール分割体43の熱膨張を吸収することができ
る。これにより、シール分割体43の変形を防止し、シ
ール分割体43の耐久性を向上させることができる。ま
た、シール分割体43に熱膨張等が発生したときでも、
突起部44を嵌合穴42に挿入した状態に保持すること
ができる。このため、シール分割体43に熱膨張等が発
生したときでも、凹溝41内を通じて圧縮空気が漏洩す
るのを確実に防止でき、圧縮効率をより高めることがで
きる。
43間に空間部48を形成したから、この空間部48に
よってシール分割体43の熱膨張を吸収することができ
る。これにより、シール分割体43の変形を防止し、シ
ール分割体43の耐久性を向上させることができる。ま
た、シール分割体43に熱膨張等が発生したときでも、
突起部44を嵌合穴42に挿入した状態に保持すること
ができる。このため、シール分割体43に熱膨張等が発
生したときでも、凹溝41内を通じて圧縮空気が漏洩す
るのを確実に防止でき、圧縮効率をより高めることがで
きる。
【0083】なお、前記第2の実施の形態では、各シー
ル分割体43を全て同一の材料で形成する必要はなく、
例えば高温状態となる吐出ポート20付近のシール分割
体43をより耐熱性に優れた材料によって形成すること
もできる。
ル分割体43を全て同一の材料で形成する必要はなく、
例えば高温状態となる吐出ポート20付近のシール分割
体43をより耐熱性に優れた材料によって形成すること
もできる。
【0084】また、前記第2の実施の形態では、凹溝4
1の嵌合穴42を円形状としたが、第1の実施の形態に
よる嵌合穴32のように長円形状でもよい。また、各実
施形態による嵌合穴32,42は、嵌合穴32のように
円弧面部32Aを有する形状であれば他の形状でもよ
い。
1の嵌合穴42を円形状としたが、第1の実施の形態に
よる嵌合穴32のように長円形状でもよい。また、各実
施形態による嵌合穴32,42は、嵌合穴32のように
円弧面部32Aを有する形状であれば他の形状でもよ
い。
【0085】また、前記第2の実施の形態では、突起部
44を円柱状に形成するものとしたが、図8に示す第1
の変形例のように半円形の柱状としてもよく、図9に示
す第2の変形例のように円形の切欠部を設ける形状とし
てもよい。
44を円柱状に形成するものとしたが、図8に示す第1
の変形例のように半円形の柱状としてもよく、図9に示
す第2の変形例のように円形の切欠部を設ける形状とし
てもよい。
【0086】また、前記各実施の形態では、固定スクロ
ール1側の凹溝31,41にシール部材33,シール分
割体43を装着すると共に、旋回スクロール9側のラッ
プ部にも同様なシール部材を装着するものとして述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば固定スクロール1側
または旋回スクロール9側のいずれかの一方のラップ部
に凹溝を形成し、該凹溝内にシール部材を装着する構成
としてもよい。
ール1側の凹溝31,41にシール部材33,シール分
割体43を装着すると共に、旋回スクロール9側のラッ
プ部にも同様なシール部材を装着するものとして述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば固定スクロール1側
または旋回スクロール9側のいずれかの一方のラップ部
に凹溝を形成し、該凹溝内にシール部材を装着する構成
としてもよい。
【0087】さらに、前記各実施の形態では、スクロー
ル式流体機械としてスクロール式空気圧縮機を例に挙げ
て説明したが、例えば真空ポンプ,冷媒圧縮機等にも広
く適用することができる。
ル式流体機械としてスクロール式空気圧縮機を例に挙げ
て説明したが、例えば真空ポンプ,冷媒圧縮機等にも広
く適用することができる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、シール部材に突起部、シール用突部を形成し、突
起部が凹溝の嵌合穴に嵌合する構成としている。このた
め、嵌合穴に挿入された突起部によって、シール部材の
底面と凹溝の底面との間を通り凹溝の長さ方向に流通す
る圧縮空気の流れを遮断することができる。
れば、シール部材に突起部、シール用突部を形成し、突
起部が凹溝の嵌合穴に嵌合する構成としている。このた
め、嵌合穴に挿入された突起部によって、シール部材の
底面と凹溝の底面との間を通り凹溝の長さ方向に流通す
る圧縮空気の流れを遮断することができる。
【0089】また、シール用突部によって凹溝の内側面
に沿って流通する圧縮空気の流れを遮断することができ
る。これにより、凹溝内を通じて圧縮空気が漏洩するの
を防止でき、当該スクロール式空気圧縮機の圧縮効率を
向上させることができる。
に沿って流通する圧縮空気の流れを遮断することができ
る。これにより、凹溝内を通じて圧縮空気が漏洩するの
を防止でき、当該スクロール式空気圧縮機の圧縮効率を
向上させることができる。
【0090】さらに、シール部材に設けた突起部、シー
ル用突部は簡略な形状からなり、シール部材の成形時に
一体に成形されるから、従来技術のリップ部のように特
別な後加工を施す必要がない。このため、シール部材の
製作時の作業性を向上させることができる。また、シー
ル部材には、従来技術によるシール部材のように切込み
等を設ける必要がないから、シール部材の信頼性を向上
させることができる。そして、シール部材には比較的剛
性の高い材料を用いることができるから、シール部材の
耐摩耗性を向上させることができる。
ル用突部は簡略な形状からなり、シール部材の成形時に
一体に成形されるから、従来技術のリップ部のように特
別な後加工を施す必要がない。このため、シール部材の
製作時の作業性を向上させることができる。また、シー
ル部材には、従来技術によるシール部材のように切込み
等を設ける必要がないから、シール部材の信頼性を向上
させることができる。そして、シール部材には比較的剛
性の高い材料を用いることができるから、シール部材の
耐摩耗性を向上させることができる。
【0091】また、請求項2の発明によれば、シール部
材を複数のシール分割体によって構成すると共に、互い
に隣合うシール分割体間に空間部を形成したから、この
空間部によってシール分割体の熱膨張、熱収縮を吸収す
ることができる。これにより、シール分割体の変形を防
止し、シール分割体の耐久性を向上させることができ
る。
材を複数のシール分割体によって構成すると共に、互い
に隣合うシール分割体間に空間部を形成したから、この
空間部によってシール分割体の熱膨張、熱収縮を吸収す
ることができる。これにより、シール分割体の変形を防
止し、シール分割体の耐久性を向上させることができ
る。
【0092】さらに、シール分割体に熱膨張等が発生し
たときでも、突起部を嵌合穴に挿入した状態に保持する
ことができる。このため、シール分割体に熱膨張等が発
生したときでも、凹溝内を通じて圧縮空気が漏洩するの
を確実に防止でき、圧縮効率をより高めることができ
る。
たときでも、突起部を嵌合穴に挿入した状態に保持する
ことができる。このため、シール分割体に熱膨張等が発
生したときでも、凹溝内を通じて圧縮空気が漏洩するの
を確実に防止でき、圧縮効率をより高めることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるスクロール式
空気圧縮機のラップ部およびシール部材を分解して示す
分解斜視図である。
空気圧縮機のラップ部およびシール部材を分解して示す
分解斜視図である。
【図2】第1の実施の形態によるシール部材をラップ部
に装着した状態を示す要部拡大斜視図である。
に装着した状態を示す要部拡大斜視図である。
【図3】第1の実施の形態によるラップ部の凹溝および
嵌合穴を示す要部拡大斜視図である。
嵌合穴を示す要部拡大斜視図である。
【図4】第1の実施の形態によるシール部材を底面側か
らみた要部拡大斜視図である。
らみた要部拡大斜視図である。
【図5】第1の実施の形態によるシール部材およびラッ
プ部を示す要部拡大平面図である。
プ部を示す要部拡大平面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみたシール部材、
ラップ部等を示す断面図である。
ラップ部等を示す断面図である。
【図7】図5中の矢示 VII−VII 方向からみたシール部
材、ラップ部等を示す断面図である。
材、ラップ部等を示す断面図である。
【図8】第1の変形例によるシール部材を示す図4と同
様な位置からみた要部拡大斜視図である。
様な位置からみた要部拡大斜視図である。
【図9】第2の変形例によるシール部材を示す図4と同
様な位置からみた要部拡大斜視図である。
様な位置からみた要部拡大斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態によるスクロール
式空気圧縮機のラップ部およびシール分割体を分解して
示す分解斜視図である。
式空気圧縮機のラップ部およびシール分割体を分解して
示す分解斜視図である。
【図11】第2の実施の形態によるシール分割体をラッ
プ部に装着した状態を示す要部拡大斜視図である。
プ部に装着した状態を示す要部拡大斜視図である。
【図12】第2の実施の形態によるラップ部の凹溝およ
び嵌合穴を示す要部拡大斜視図である。
び嵌合穴を示す要部拡大斜視図である。
【図13】第2の実施の形態によるシール分割体および
ラップ部を示す要部拡大平面図である。
ラップ部を示す要部拡大平面図である。
【図14】図13中の矢示 XIV−XIV 方向からみたシー
ル分割体、ラップ部等を示す断面図である。
ル分割体、ラップ部等を示す断面図である。
【図15】従来技術によるスクロール式空気圧縮機の固
定スクロール、旋回スクロール、シール部材等を示す縦
断面図である。
定スクロール、旋回スクロール、シール部材等を示す縦
断面図である。
【図16】図15中の矢示 XVI−XVI 方向からみた拡大
断面図である。
断面図である。
【図17】図16中の矢示XVII−XVII方向からみた拡大
断面図である。
断面図である。
【図18】従来技術によるシール部材を拡大して示す斜
視図である。
視図である。
1 固定スクロール 2,10 鏡板 2A,10A 歯底面 3,11 ラップ部 9 旋回スクロール 31,41 凹溝 32,42 嵌合穴 33 シール部材 34,44 突起部 35,45 シール用突部 43 シール分割体 48 空間部
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシングに設けられ
鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された固定スク
ロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられ先端側
がケーシング内に延びた駆動軸と、前記ケーシング内に
位置して該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、前記
固定スクロールと対向した鏡板の歯底面に渦巻状のラッ
プ部が立設された旋回スクロールと、前記旋回スクロー
ルと固定スクロールとの間に形成され外周側が低圧とな
り内周側が高圧となった複数の圧縮室とを備え、前記旋
回スクロールと固定スクロールとのラップ部のうち少な
くとも一方のラップ部には、該ラップ部の歯先に沿って
延びる凹溝を形成し、該凹溝内には相手方の歯底面に摺
接するシール部材を装着してなるスクロール式流体機械
において、 前記凹溝の底面には前記凹溝の長さ方向に離間して複数
個の嵌合穴を設け、 前記シール部材の底面には該嵌合穴と対面する位置に該
嵌合穴に嵌合する複数個の突起部を設け、 前記シール部材の内側面には該突起部と対応した位置に
径方向内側に向けて突出したシール用突部を設けたこと
を特徴とするスクロール式流体機械。 - 【請求項2】 前記シール部材は前記突起部とシール用
突部とが設けられた複数のシール分割体を互いに分離可
能に連結することにより構成し、互いに隣合うシール分
割体間には該各シール分割体の熱膨張、熱収縮を吸収す
るための空間部を形成してなる請求項1に記載のスクロ
ール式流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020398A JPH11280676A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | スクロール式流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020398A JPH11280676A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | スクロール式流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280676A true JPH11280676A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14267758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10020398A Pending JPH11280676A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | スクロール式流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280676A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006112262A1 (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Sanden Corporation | スクロール型流体機械 |
| CN100359176C (zh) * | 2003-09-26 | 2008-01-02 | 株式会社日立制作所 | 涡旋式流体机械 |
| JP2013501885A (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | エドワーズ リミテッド | スクロールポンプ |
| US9353746B2 (en) | 2009-08-14 | 2016-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump |
| US9938975B2 (en) | 2011-03-29 | 2018-04-10 | Edwards Limited | Scroll compressor including seal with axial length that is greater than radial width |
| GB2559136A (en) * | 2017-01-25 | 2018-08-01 | Edwards Ltd | Vacuum pump with biased stator seals and method of manufacture thereof |
| CN108716465A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-10-30 | 广州万宝集团压缩机有限公司 | 一种具有单向阀功能的密封结构和涡旋压缩机 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10020398A patent/JPH11280676A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100359176C (zh) * | 2003-09-26 | 2008-01-02 | 株式会社日立制作所 | 涡旋式流体机械 |
| WO2006112262A1 (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Sanden Corporation | スクロール型流体機械 |
| JP2006291925A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Sanden Corp | スクロール型流体機械 |
| JP2013501885A (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | エドワーズ リミテッド | スクロールポンプ |
| TWI493108B (zh) * | 2009-08-14 | 2015-07-21 | Edwards Ltd | 渦卷式幫浦 |
| US9353748B2 (en) | 2009-08-14 | 2016-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump having tip seal containing engaging portions intermediate nonengaging portions that interface with a scroll base |
| US9353746B2 (en) | 2009-08-14 | 2016-05-31 | Edwards Limited | Scroll pump |
| US9938975B2 (en) | 2011-03-29 | 2018-04-10 | Edwards Limited | Scroll compressor including seal with axial length that is greater than radial width |
| GB2559136A (en) * | 2017-01-25 | 2018-08-01 | Edwards Ltd | Vacuum pump with biased stator seals and method of manufacture thereof |
| GB2559136B (en) * | 2017-01-25 | 2020-04-15 | Edwards Ltd | Vacuum pump with biased stator seals and method of manufacture thereof |
| CN108716465A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-10-30 | 广州万宝集团压缩机有限公司 | 一种具有单向阀功能的密封结构和涡旋压缩机 |
| CN108716465B (zh) * | 2018-04-02 | 2019-06-25 | 广州万宝集团压缩机有限公司 | 一种具有单向阀功能的密封结构和涡旋压缩机 |
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