JPH11280805A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JPH11280805A JPH11280805A JP10079140A JP7914098A JPH11280805A JP H11280805 A JPH11280805 A JP H11280805A JP 10079140 A JP10079140 A JP 10079140A JP 7914098 A JP7914098 A JP 7914098A JP H11280805 A JPH11280805 A JP H11280805A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンを元の位置に確実に戻すことができ
るディスクブレーキを提供する。 【解決手段】 反液圧側壁面部9aの壁面が、環状溝9
の底部から開口部にわたって断面視、曲率が連続して変
化する曲面群で構成されている。液圧室5にブレーキ液
が供給されて、ピストン3が前進するとき、液圧の高低
にかかわらず、シール部材10がその外周側部分を含め
て全体にわたって反液圧側壁面部9aに沿いつつ変形す
る。このため、変形による剪断歪みエネルギをシール部
材10の内部に全体にわたって蓄えられ、従来技術で惹
起する虞のある「ピストンの外周壁とシール部材の接触
部の間に生じる滑り作動」を招くことがなく、滑りによ
る剪断歪みエネルギの放出を最小限に抑えられ、ひいて
は、シール部材10の弾性変形に基づく復元力がその
分、大きくなり、ピストン3を元の位置に確実に引き戻
すことができる。
るディスクブレーキを提供する。 【解決手段】 反液圧側壁面部9aの壁面が、環状溝9
の底部から開口部にわたって断面視、曲率が連続して変
化する曲面群で構成されている。液圧室5にブレーキ液
が供給されて、ピストン3が前進するとき、液圧の高低
にかかわらず、シール部材10がその外周側部分を含め
て全体にわたって反液圧側壁面部9aに沿いつつ変形す
る。このため、変形による剪断歪みエネルギをシール部
材10の内部に全体にわたって蓄えられ、従来技術で惹
起する虞のある「ピストンの外周壁とシール部材の接触
部の間に生じる滑り作動」を招くことがなく、滑りによ
る剪断歪みエネルギの放出を最小限に抑えられ、ひいて
は、シール部材10の弾性変形に基づく復元力がその
分、大きくなり、ピストン3を元の位置に確実に引き戻
すことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に設けられ
るディスクブレーキに関するものである。
るディスクブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクブレーキの一例として、
図7に示すものがある。図7において、自動車の固定部
(図示省略)に設けたキャリア1には、図7左右方向に
移動可能にキャリパ2が支持されている。キャリパ2に
は、ピストン3を摺動自在に収納するシリンダ4が形成
されている。
図7に示すものがある。図7において、自動車の固定部
(図示省略)に設けたキャリア1には、図7左右方向に
移動可能にキャリパ2が支持されている。キャリパ2に
は、ピストン3を摺動自在に収納するシリンダ4が形成
されている。
【0003】シリンダ4の底面部とピストン3との間の
液圧室5にブレーキ液が供給されることにより、ピスト
ン3が前進(図7左方向への移動)してインナパッド6
aをブレーキロータ7に押圧し、その反作用でキャリパ
2が図7右方向に移動してキャリパ2の爪部8がアウタ
パッド6bをブレーキロータ7に押圧し、これにより制
動力を発生させるようにしている。シリンダ4の内壁に
は、環状溝9が形成されている。環状溝9には、前記シ
リンダ4と前記ピストン3との間を液封入するリング状
のシール部材10が嵌装されている。環状溝9の反液圧
側(図7左側の壁面部)の縁部には面取り11が設けら
れている。
液圧室5にブレーキ液が供給されることにより、ピスト
ン3が前進(図7左方向への移動)してインナパッド6
aをブレーキロータ7に押圧し、その反作用でキャリパ
2が図7右方向に移動してキャリパ2の爪部8がアウタ
パッド6bをブレーキロータ7に押圧し、これにより制
動力を発生させるようにしている。シリンダ4の内壁に
は、環状溝9が形成されている。環状溝9には、前記シ
リンダ4と前記ピストン3との間を液封入するリング状
のシール部材10が嵌装されている。環状溝9の反液圧
側(図7左側の壁面部)の縁部には面取り11が設けら
れている。
【0004】このディスクブレーキでは、液圧室5にブ
レーキ液が供給される加圧時には、図8に示すようにシ
ール部材10がピストン3に引き摺られてその一部が、
環状溝9の反液圧側壁面部9a(図8左側の壁面部)に
設けた面取り11で形成される逃げ空間Tに逃げるよう
に弾性変形する。そして、除圧時には、図9に示すよう
に、シール部材10の弾性変形に基づく復元力によりピ
ストン3が元の位置に向かって(図9右方向に)引き戻
される。
レーキ液が供給される加圧時には、図8に示すようにシ
ール部材10がピストン3に引き摺られてその一部が、
環状溝9の反液圧側壁面部9a(図8左側の壁面部)に
設けた面取り11で形成される逃げ空間Tに逃げるよう
に弾性変形する。そして、除圧時には、図9に示すよう
に、シール部材10の弾性変形に基づく復元力によりピ
ストン3が元の位置に向かって(図9右方向に)引き戻
される。
【0005】このディスクブレーキでは、反液圧側壁面
部9aに面取り11を設けており、反液圧側壁面部9a
には図8及び図9に示すように折れ点9b(全体として
は環状線となっている)が形成され、反液圧側壁面部9
aが折れ点9bを境にして面取り11とシール部材10
の外周側部分(環状溝9の底部側)を支持(拘束する)
する反液圧側壁面部本体9cとに分離されている。そし
て、液圧室5にブレーキ液が供給される加圧時には、シ
ール部材10を組付けた際のシール部材10における折
れ点9bに対応する部分より内周側部分(環状溝9の開
口側部分)がピストン3に引き摺られて変形する。
部9aに面取り11を設けており、反液圧側壁面部9a
には図8及び図9に示すように折れ点9b(全体として
は環状線となっている)が形成され、反液圧側壁面部9
aが折れ点9bを境にして面取り11とシール部材10
の外周側部分(環状溝9の底部側)を支持(拘束する)
する反液圧側壁面部本体9cとに分離されている。そし
て、液圧室5にブレーキ液が供給される加圧時には、シ
ール部材10を組付けた際のシール部材10における折
れ点9bに対応する部分より内周側部分(環状溝9の開
口側部分)がピストン3に引き摺られて変形する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、シール部材10が変形する部分が上述
したように内周側部分に限定されることにより、液圧が
大きい値の領域(高液圧領域)では、シール変形による
剪断歪みエネルギをシール部材10の内周側部分に蓄え
きれなくなると、ピストン3の外周壁に対してシール部
材10が滑って剪断歪みエネルギを放出してしまうこと
が起こり得る。このため、除圧時にピストン3を元の位
置に引き戻すために必要なシール部材10の弾性復元力
が足りなくなり、場合によってはピストン3に対する復
元力が不足し、ピストン3を元の位置に戻し切れないこ
とが起こり得た。
た従来技術では、シール部材10が変形する部分が上述
したように内周側部分に限定されることにより、液圧が
大きい値の領域(高液圧領域)では、シール変形による
剪断歪みエネルギをシール部材10の内周側部分に蓄え
きれなくなると、ピストン3の外周壁に対してシール部
材10が滑って剪断歪みエネルギを放出してしまうこと
が起こり得る。このため、除圧時にピストン3を元の位
置に引き戻すために必要なシール部材10の弾性復元力
が足りなくなり、場合によってはピストン3に対する復
元力が不足し、ピストン3を元の位置に戻し切れないこ
とが起こり得た。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ピストンを元の位置に確実に戻すことができるディ
スクブレーキを提供することを目的とする。
で、ピストンを元の位置に確実に戻すことができるディ
スクブレーキを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ピストンを収納するキャリパのシリンダの内壁に環状溝
を形成し、該環状溝に前記シリンダと前記ピストンとの
間を液封入するリング状のシール部材を嵌装し、ピスト
ンの加圧時に生じる前記シール部材の弾性変形に基づく
復元力により除圧時に前記ピストンを引き戻させるピス
トン戻し機構を有するディスクブレーキにおいて、前記
環状溝の反液圧側壁面部は、ピストン側開口が液圧の作
用方向に傾斜していることを特徴とする。
ピストンを収納するキャリパのシリンダの内壁に環状溝
を形成し、該環状溝に前記シリンダと前記ピストンとの
間を液封入するリング状のシール部材を嵌装し、ピスト
ンの加圧時に生じる前記シール部材の弾性変形に基づく
復元力により除圧時に前記ピストンを引き戻させるピス
トン戻し機構を有するディスクブレーキにおいて、前記
環状溝の反液圧側壁面部は、ピストン側開口が液圧の作
用方向に傾斜していることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、前記環状溝の反液圧側壁面部の壁面の傾斜
は、前記環状溝の底部から開口部にわたって曲率が連続
して変化する曲面群で構成したことを特徴とする。
成において、前記環状溝の反液圧側壁面部の壁面の傾斜
は、前記環状溝の底部から開口部にわたって曲率が連続
して変化する曲面群で構成したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の構成において、前記シール部材に比して小さい
硬度のリング部材を環状溝の反液圧側壁面部とシール部
材との間に介装したことを特徴とする。
に記載の構成において、前記シール部材に比して小さい
硬度のリング部材を環状溝の反液圧側壁面部とシール部
材との間に介装したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1及び図2に基づいて説明する。なお、図7ないし
図9に示す部分、部材と同等の部分、部材についての図
示及び説明は、適宜省略する。図1及び図2において、
環状溝9における反液圧側壁面部9a(図1左側の壁面
部)の壁面は、大略、断面視、外方に凸となる略円弧状
とされ〔すなわち、環状溝9の反液圧側壁面部9aは、
ピストン側開口が液圧の作用方向(図1左方向)に傾斜
し〕ている。この場合、この反液圧側壁面部9aは次の
ように構成されており、その壁面が、環状溝9の底部か
ら開口部にわたって断面視、曲率が連続して変化する曲
面群で構成された〔環状溝9の反液圧側壁面部9aの壁
面の傾斜は、環状溝9の底部から開口部にわたって曲率
が連続して変化する曲面群で構成した〕ものになってい
る。
を図1及び図2に基づいて説明する。なお、図7ないし
図9に示す部分、部材と同等の部分、部材についての図
示及び説明は、適宜省略する。図1及び図2において、
環状溝9における反液圧側壁面部9a(図1左側の壁面
部)の壁面は、大略、断面視、外方に凸となる略円弧状
とされ〔すなわち、環状溝9の反液圧側壁面部9aは、
ピストン側開口が液圧の作用方向(図1左方向)に傾斜
し〕ている。この場合、この反液圧側壁面部9aは次の
ように構成されており、その壁面が、環状溝9の底部か
ら開口部にわたって断面視、曲率が連続して変化する曲
面群で構成された〔環状溝9の反液圧側壁面部9aの壁
面の傾斜は、環状溝9の底部から開口部にわたって曲率
が連続して変化する曲面群で構成した〕ものになってい
る。
【0012】反液圧側壁面部9aについて、以下に説明
する。図2の断面図において、点A(全体としては環状
線をなしている。)は反液圧側壁面部9aと環状溝9の
底部とが交わった部分であり、シール部材10の組付時
における環状溝9の底部のシール部分に相当する。C
は、図2の断面図において、点Aからピストン3の外周
壁に降ろした垂線がこの外周壁に交差する部分を示す仮
想点である。Sはピストン3のストロークを示す。点B
は、シール部材10を組み付けた際における組付ピスト
ン3の外周壁の前記点CからストロークSだけ離れた部
分を示す仮想点である。
する。図2の断面図において、点A(全体としては環状
線をなしている。)は反液圧側壁面部9aと環状溝9の
底部とが交わった部分であり、シール部材10の組付時
における環状溝9の底部のシール部分に相当する。C
は、図2の断面図において、点Aからピストン3の外周
壁に降ろした垂線がこの外周壁に交差する部分を示す仮
想点である。Sはピストン3のストロークを示す。点B
は、シール部材10を組み付けた際における組付ピスト
ン3の外周壁の前記点CからストロークSだけ離れた部
分を示す仮想点である。
【0013】ここで、ピストン3の軸方向をZ座標軸の
方向とし、ピストン3の径方向をr座標軸とした場合、
反液圧側壁面部9aの点Aないし点Bの曲面は、F
(r,Z)=0の汎関数で示される形状にされている。
このとき、反液圧側壁面部9aの点Aないし点Bの曲面
は、点A近傍で次式(1)〔接線条件〕に示すようにな
っており、かつ点B近傍で次式(2)〔接線条件〕に示
すようになっており、さらに、点A(環状溝9の底部)
ないし点B(環状溝9の開口側部分)までは、曲率が連
続して変化する曲面群で構成されている。
方向とし、ピストン3の径方向をr座標軸とした場合、
反液圧側壁面部9aの点Aないし点Bの曲面は、F
(r,Z)=0の汎関数で示される形状にされている。
このとき、反液圧側壁面部9aの点Aないし点Bの曲面
は、点A近傍で次式(1)〔接線条件〕に示すようにな
っており、かつ点B近傍で次式(2)〔接線条件〕に示
すようになっており、さらに、点A(環状溝9の底部)
ないし点B(環状溝9の開口側部分)までは、曲率が連
続して変化する曲面群で構成されている。
【0014】
【数1】
【0015】
【数2】
【0016】また、反液圧側壁面部9aの底部(点Aに
相当する。)から開口部(点Cに相当する。)までの長
さ(環状溝9の深さ)Lは、ストロークSより大きい
(L>S)寸法に設定されている。
相当する。)から開口部(点Cに相当する。)までの長
さ(環状溝9の深さ)Lは、ストロークSより大きい
(L>S)寸法に設定されている。
【0017】上述したように構成したディスクブレーキ
では、液圧室5にブレーキ液が供給されて、ピストン3
が前進(図1左方向への移動)するとき、シール部材1
0と反液圧側壁面部9aとの間に形成された空間部Kを
埋める方向にシール部材10が変形し、この変形がピス
トン3がストロークS分、移動する間(すなわち、ピス
トン3のストロークSの範囲にわたって)継続される。
では、液圧室5にブレーキ液が供給されて、ピストン3
が前進(図1左方向への移動)するとき、シール部材1
0と反液圧側壁面部9aとの間に形成された空間部Kを
埋める方向にシール部材10が変形し、この変形がピス
トン3がストロークS分、移動する間(すなわち、ピス
トン3のストロークSの範囲にわたって)継続される。
【0018】そして、本実施の形態では、反液圧側壁面
部9aの壁面が、環状溝9の底部から開口部にわたって
断面視、曲率が連続して変化する曲面群で構成されたも
のになっているので、液圧室5にブレーキ液が供給され
て、ピストン3が前進(図1左方向への移動)すると
き、液圧の高低にかかわらず、シール部材10が反液圧
側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール部材10がその
外周側部分を含めて全体にわたって変形する。このた
め、変形による剪断歪みエネルギをシール部材10の内
部に全体にわたって蓄えることが可能となり、従来技術
で惹起する虞があった「ピストン3の外周壁とシール部
材の接触部の間に生じる滑り作動」を招くことが抑制さ
れ、前記滑りによる剪断歪みエネルギの放出を最小限に
抑えることができ、ひいては、シール部材10の弾性変
形に基づく復元力がその分、大きくなり、ピストン3を
元の位置に確実に引き戻すことができる。
部9aの壁面が、環状溝9の底部から開口部にわたって
断面視、曲率が連続して変化する曲面群で構成されたも
のになっているので、液圧室5にブレーキ液が供給され
て、ピストン3が前進(図1左方向への移動)すると
き、液圧の高低にかかわらず、シール部材10が反液圧
側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール部材10がその
外周側部分を含めて全体にわたって変形する。このた
め、変形による剪断歪みエネルギをシール部材10の内
部に全体にわたって蓄えることが可能となり、従来技術
で惹起する虞があった「ピストン3の外周壁とシール部
材の接触部の間に生じる滑り作動」を招くことが抑制さ
れ、前記滑りによる剪断歪みエネルギの放出を最小限に
抑えることができ、ひいては、シール部材10の弾性変
形に基づく復元力がその分、大きくなり、ピストン3を
元の位置に確実に引き戻すことができる。
【0019】また、このようにピストン3を元の位置に
確実に引き戻すことができることにより、インナパッド
6a及びアウタパッド6b(図7参照)の長寿命化が図
れ、かつブレーキロータ7(図7参照)の音振性能の向
上を図ることができる。さらに、高負荷時において剪断
歪みエネルギが放出されてしまうタイプの従来技術で
は、高負荷時に戻り量が不足してしまう分、低負荷時に
おいてはピストンストロークが増加してしまうことにな
りブレーキ操作性が劣ったものになるが、本実施の形態
では、上述したようにピストン3を元の位置に確実に引
き戻すことができるので、前記従来技術が有する問題点
の改善を図ることができる。
確実に引き戻すことができることにより、インナパッド
6a及びアウタパッド6b(図7参照)の長寿命化が図
れ、かつブレーキロータ7(図7参照)の音振性能の向
上を図ることができる。さらに、高負荷時において剪断
歪みエネルギが放出されてしまうタイプの従来技術で
は、高負荷時に戻り量が不足してしまう分、低負荷時に
おいてはピストンストロークが増加してしまうことにな
りブレーキ操作性が劣ったものになるが、本実施の形態
では、上述したようにピストン3を元の位置に確実に引
き戻すことができるので、前記従来技術が有する問題点
の改善を図ることができる。
【0020】なお、上記実施の形態では、反液圧側壁面
部9aの底部側部分に面取り部を設けていない場合を例
にしたが、これに代えて、図3に示すように反液圧側壁
面部9aの底部側部分に環状溝9の深さ寸法Lに比して
径方向寸法nを極めて小さく設定した面取り部20を設
けるようにしてもよい。この場合、反液圧側壁面部9a
における面取り部20と交差する部分A1 ないし点B
(環状溝の開口側部分)までは、曲率が連続して変化す
る曲面群で構成されている。なお、図3に示すものは、
環状溝9の径寸法を反液圧側になるに従って大きくなる
ようにしており、環状溝9の底部が軸方向と一致しない
ものになっている。
部9aの底部側部分に面取り部を設けていない場合を例
にしたが、これに代えて、図3に示すように反液圧側壁
面部9aの底部側部分に環状溝9の深さ寸法Lに比して
径方向寸法nを極めて小さく設定した面取り部20を設
けるようにしてもよい。この場合、反液圧側壁面部9a
における面取り部20と交差する部分A1 ないし点B
(環状溝の開口側部分)までは、曲率が連続して変化す
る曲面群で構成されている。なお、図3に示すものは、
環状溝9の径寸法を反液圧側になるに従って大きくなる
ようにしており、環状溝9の底部が軸方向と一致しない
ものになっている。
【0021】また、図1及び図2に示す実施の形態に比
して、図4に示すように、環状溝9の深さを深くするよ
うに環状溝9に比して深さ寸法が短い補助環状溝9Hを
追加的に形成し、補助環状溝9H(環状溝9を含む。)
にシール部材10を締め代を持って嵌合させるようにし
てもよい。図4中E,Fは補助環状溝9Hの底部におけ
る反液圧側部分の角部、液圧側部分の角部をそれぞれ示
す点である。図4に示すディスクブレーキでは、反液圧
側壁面部9aの点Aないし点Bの部分が、曲率が連続し
て変化する曲面群で構成されている。
して、図4に示すように、環状溝9の深さを深くするよ
うに環状溝9に比して深さ寸法が短い補助環状溝9Hを
追加的に形成し、補助環状溝9H(環状溝9を含む。)
にシール部材10を締め代を持って嵌合させるようにし
てもよい。図4中E,Fは補助環状溝9Hの底部におけ
る反液圧側部分の角部、液圧側部分の角部をそれぞれ示
す点である。図4に示すディスクブレーキでは、反液圧
側壁面部9aの点Aないし点Bの部分が、曲率が連続し
て変化する曲面群で構成されている。
【0022】このディスクブレーキでは、反液圧側壁面
部9aの壁面が、点Aから点Bにわたって断面視、曲率
が連続して変化する曲面群で構成されたものになってい
るので、液圧室5(図1参照)にブレーキ液が供給され
て、ピストン3が前進(図4左方向への移動)すると
き、液圧の高低にかかわらず、シール部材10が反液圧
側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール部材10がその
外周側部分を含めて全体にわたって変形する。このた
め、変形による剪断歪みエネルギをシール部材10の内
部に全体にわたって蓄えることが可能となり、ピストン
3の外周壁とシール部材の接触部の間に滑り作動を招く
ことが抑制され、前記滑りによる剪断歪みエネルギの放
出を最小限に抑えることができ、ひいては、シール部材
10の弾性変形に基づく復元力がその分、大きくなり、
ピストン3を元の位置に確実に引き戻すことができる。
部9aの壁面が、点Aから点Bにわたって断面視、曲率
が連続して変化する曲面群で構成されたものになってい
るので、液圧室5(図1参照)にブレーキ液が供給され
て、ピストン3が前進(図4左方向への移動)すると
き、液圧の高低にかかわらず、シール部材10が反液圧
側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール部材10がその
外周側部分を含めて全体にわたって変形する。このた
め、変形による剪断歪みエネルギをシール部材10の内
部に全体にわたって蓄えることが可能となり、ピストン
3の外周壁とシール部材の接触部の間に滑り作動を招く
ことが抑制され、前記滑りによる剪断歪みエネルギの放
出を最小限に抑えることができ、ひいては、シール部材
10の弾性変形に基づく復元力がその分、大きくなり、
ピストン3を元の位置に確実に引き戻すことができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態を図5に
基づいて説明する。図5において、反液圧側壁面部9a
には、液圧側から反液圧側になるに従って径寸法が小さ
くなる複数の補助環状溝9Jが連続的に形成されてお
り、断面視、階段状になっている。この場合、複数の補
助環状溝9Jの包絡線30で形成される仮想面が、点A
から点Bにわたって断面視、曲率が連続して変化する曲
面群で構成されたものになっている。
基づいて説明する。図5において、反液圧側壁面部9a
には、液圧側から反液圧側になるに従って径寸法が小さ
くなる複数の補助環状溝9Jが連続的に形成されてお
り、断面視、階段状になっている。この場合、複数の補
助環状溝9Jの包絡線30で形成される仮想面が、点A
から点Bにわたって断面視、曲率が連続して変化する曲
面群で構成されたものになっている。
【0024】このディスクブレーキでは、複数の補助環
状溝9Jの包絡線30で形成される仮想面が、点Aから
点Bにわたって断面視、曲率が連続して変化する曲面群
で構成されたものになっているので、液圧室5(図1参
照)にブレーキ液が供給されて、ピストン3が前進(図
5左方向への移動)するとき、液圧の高低にかかわら
ず、シール部材10が前記包絡線30で形成される仮想
面を含む反液圧側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール
部材10がその外周側部分を含めて略全体にわたって変
形する。このため、変形による剪断歪みエネルギをシー
ル部材10の内部に全体にわたって蓄えることが可能と
なり、ピストン3の外周壁とシール部材10の接触部の
間に滑り作動を招くことが抑制され、前記滑りによる剪
断歪みエネルギの放出を最小限に抑えることができ、ひ
いては、シール部材10の弾性変形に基づく復元力がそ
の分、大きくなり、ピストン3を元の位置に確実に引き
戻すことができる。また、この第2の実施の形態では、
反液圧側壁面部9aを曲面形状にしておらず、その分、
複数の補助環状溝9Jを含む環状溝9を形成しやすい。
状溝9Jの包絡線30で形成される仮想面が、点Aから
点Bにわたって断面視、曲率が連続して変化する曲面群
で構成されたものになっているので、液圧室5(図1参
照)にブレーキ液が供給されて、ピストン3が前進(図
5左方向への移動)するとき、液圧の高低にかかわら
ず、シール部材10が前記包絡線30で形成される仮想
面を含む反液圧側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール
部材10がその外周側部分を含めて略全体にわたって変
形する。このため、変形による剪断歪みエネルギをシー
ル部材10の内部に全体にわたって蓄えることが可能と
なり、ピストン3の外周壁とシール部材10の接触部の
間に滑り作動を招くことが抑制され、前記滑りによる剪
断歪みエネルギの放出を最小限に抑えることができ、ひ
いては、シール部材10の弾性変形に基づく復元力がそ
の分、大きくなり、ピストン3を元の位置に確実に引き
戻すことができる。また、この第2の実施の形態では、
反液圧側壁面部9aを曲面形状にしておらず、その分、
複数の補助環状溝9Jを含む環状溝9を形成しやすい。
【0025】次に、本発明の第3の実施の形態を図6に
基づいて説明する。この第3の実施の形態は、図1及び
図2に示す第1の実施の形態に比して、反液圧側壁面部
9aとシール部材10との間にシール部材10より小さ
い硬度のリング部材40を介装したことが異なってい
る。この場合、シール部材10とリング部材40との間
に逃げ空間41が形成され、反液圧側壁面部9aとリン
グ部材40との間に逃げ空間42が形成されている。
基づいて説明する。この第3の実施の形態は、図1及び
図2に示す第1の実施の形態に比して、反液圧側壁面部
9aとシール部材10との間にシール部材10より小さ
い硬度のリング部材40を介装したことが異なってい
る。この場合、シール部材10とリング部材40との間
に逃げ空間41が形成され、反液圧側壁面部9aとリン
グ部材40との間に逃げ空間42が形成されている。
【0026】この第3の実施の形態によれば、液圧室5
にブレーキ液が供給されて、ピストン3が前進(図6左
方向への移動)するとき、シール部材10が逃げ空間4
1に入り込むように変形する。そして、反液圧側壁面部
9aの壁面が、環状溝9の底部から開口部にわたって断
面視、曲率が連続して変化する曲面群で構成されたもの
になっていることにより、さらに、液圧が作用すること
により、リング部材40及びシール部材10が逃げ空間
42を埋めるようにシール部材10がリング部材40を
介して反液圧側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール部
材10がその外周側部分を含めて全体にわたって変形す
る。
にブレーキ液が供給されて、ピストン3が前進(図6左
方向への移動)するとき、シール部材10が逃げ空間4
1に入り込むように変形する。そして、反液圧側壁面部
9aの壁面が、環状溝9の底部から開口部にわたって断
面視、曲率が連続して変化する曲面群で構成されたもの
になっていることにより、さらに、液圧が作用すること
により、リング部材40及びシール部材10が逃げ空間
42を埋めるようにシール部材10がリング部材40を
介して反液圧側壁面部9aに沿いつつ変形し、シール部
材10がその外周側部分を含めて全体にわたって変形す
る。
【0027】このため、変形による剪断歪みエネルギを
シール部材10の内部に全体にわたって蓄えることが可
能となり、従来技術で惹起する虞があった「ピストンの
外周壁とシール部材の接触部の間に生じる滑り作動」を
招くことが抑制され、前記滑りによる剪断歪みエネルギ
の放出を最小限に抑えることができ、ひいては、シール
部材10の弾性変形に基づく復元力がその分、大きくな
り、ピストン3を元の位置に確実に引き戻すことができ
る。また、この第3の実施の形態では、反液圧側壁面部
9aとシール部材10との間にシール部材10より小さ
い硬度のリング部材40を介装したので、リング部材4
0に復元力の一部を蓄えさせることが可能であり、その
分、設計自由度が高いものになる。
シール部材10の内部に全体にわたって蓄えることが可
能となり、従来技術で惹起する虞があった「ピストンの
外周壁とシール部材の接触部の間に生じる滑り作動」を
招くことが抑制され、前記滑りによる剪断歪みエネルギ
の放出を最小限に抑えることができ、ひいては、シール
部材10の弾性変形に基づく復元力がその分、大きくな
り、ピストン3を元の位置に確実に引き戻すことができ
る。また、この第3の実施の形態では、反液圧側壁面部
9aとシール部材10との間にシール部材10より小さ
い硬度のリング部材40を介装したので、リング部材4
0に復元力の一部を蓄えさせることが可能であり、その
分、設計自由度が高いものになる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、環状溝の反液圧
側壁面部のピストン側開口が液圧の作用方向に傾斜して
いるので、加圧時にピストンが前進するとき、液圧の高
低にかかわらず、シール部材が反液圧側壁面部に沿いつ
つ容易に変形しその外周側部分を含めて全体にわたって
変形する。このため、変形による剪断歪みエネルギをシ
ール部材の内部に全体にわたって蓄えることが可能とな
り、従来技術で惹起する虞があった「ピストンの外周壁
とシール部材の接触部の間に生じる滑り作動」を招くこ
とが抑制され、前記滑りによる剪断歪みエネルギの放出
を最小限に抑えることができ、ひいては、シール部材の
弾性変形に基づく復元力がその分、大きくなり、ピスト
ンを元の位置に確実に引き戻すことができる。ピストン
を元の位置に確実に引き戻すことができることにより、
パッドの長寿命化が図れ、かつブレーキロータの音振性
能の向上を図ることができる。また、高負荷時において
剪断歪みエネルギが放出されてしまうタイプの従来技術
では、高負荷時に戻り量が不足してしまう分、低負荷時
においてはピストンストロークが増加してしまうことに
なりブレーキ操作性が劣ったものになるが、本発明で
は、上述したようにピストンを元の位置に確実に引き戻
すことができるので、前記従来技術が有する問題点の改
善を図ることができる。
側壁面部のピストン側開口が液圧の作用方向に傾斜して
いるので、加圧時にピストンが前進するとき、液圧の高
低にかかわらず、シール部材が反液圧側壁面部に沿いつ
つ容易に変形しその外周側部分を含めて全体にわたって
変形する。このため、変形による剪断歪みエネルギをシ
ール部材の内部に全体にわたって蓄えることが可能とな
り、従来技術で惹起する虞があった「ピストンの外周壁
とシール部材の接触部の間に生じる滑り作動」を招くこ
とが抑制され、前記滑りによる剪断歪みエネルギの放出
を最小限に抑えることができ、ひいては、シール部材の
弾性変形に基づく復元力がその分、大きくなり、ピスト
ンを元の位置に確実に引き戻すことができる。ピストン
を元の位置に確実に引き戻すことができることにより、
パッドの長寿命化が図れ、かつブレーキロータの音振性
能の向上を図ることができる。また、高負荷時において
剪断歪みエネルギが放出されてしまうタイプの従来技術
では、高負荷時に戻り量が不足してしまう分、低負荷時
においてはピストンストロークが増加してしまうことに
なりブレーキ操作性が劣ったものになるが、本発明で
は、上述したようにピストンを元の位置に確実に引き戻
すことができるので、前記従来技術が有する問題点の改
善を図ることができる。
【0029】請求項2記載の発明は、環状溝の反液圧側
壁面部の壁面の傾斜は、前記環状溝の底部から開口部に
わたって曲率が連続して変化する曲面群で構成したの
で、加圧時に、液圧の高低にかかわらずシール部材が外
周側部分を含めて全体にわたって反液圧側壁面部に沿い
つつ容易に変形するので、変形による剪断歪みエネルギ
をシール部材の内部に全体にわたって蓄えて復元力を十
分大きな値にすることができ、ひいてはピストンを元の
位置に確実に引き戻すことができる。
壁面部の壁面の傾斜は、前記環状溝の底部から開口部に
わたって曲率が連続して変化する曲面群で構成したの
で、加圧時に、液圧の高低にかかわらずシール部材が外
周側部分を含めて全体にわたって反液圧側壁面部に沿い
つつ容易に変形するので、変形による剪断歪みエネルギ
をシール部材の内部に全体にわたって蓄えて復元力を十
分大きな値にすることができ、ひいてはピストンを元の
位置に確実に引き戻すことができる。
【0030】請求項3記載の発明は、シール部材に比し
て小さい硬度のリング部材を環状溝の反液圧側壁面部と
シール部材との間に介装したので、リング部材に復元力
の一部を蓄えさせることが可能であり、その分、設計自
由度が高いものになる。
て小さい硬度のリング部材を環状溝の反液圧側壁面部と
シール部材との間に介装したので、リング部材に復元力
の一部を蓄えさせることが可能であり、その分、設計自
由度が高いものになる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】反液圧側壁面部の底部側に面取り部を設けた例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】補助環状溝を設けた例を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図7】従来のディスクブレーキの一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】図7のディスクブレーキの加圧時の状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】図7のディスクブレーキの除圧時の状態を示す
断面図である。
断面図である。
2 キャリパ 3 ピストン 4 シリンダ 9 環状溝 9a 反液圧側壁面部 10 シール部材
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストンを収納するキャリパのシリンダ
の内壁に環状溝を形成し、該環状溝に前記シリンダと前
記ピストンとの間を液封入するリング状のシール部材を
嵌装し、ピストンの加圧時に生じる前記シール部材の弾
性変形に基づく復元力により除圧時に前記ピストンを引
き戻させるピストン戻し機構を有するディスクブレーキ
において、 前記環状溝の反液圧側壁面部は、ピストン側開口が液圧
の作用方向に傾斜していることを特徴とするディスクブ
レーキ。 - 【請求項2】 前記環状溝の反液圧側壁面部の壁面の傾
斜は、前記環状溝の底部から開口部にわたって曲率が連
続して変化する曲面群で構成したことを特徴とする請求
項1記載のディスクブレーキ。 - 【請求項3】 前記シール部材に比して小さい硬度のリ
ング部材を環状溝の反液圧側壁面部とシール部材との間
に介装したことを特徴とする請求項1または2記載のデ
ィスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079140A JPH11280805A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079140A JPH11280805A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ディスクブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280805A true JPH11280805A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13681667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10079140A Pending JPH11280805A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280805A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1179686A3 (de) * | 2000-08-09 | 2003-12-10 | GUSTAV MAGENWIRTH GmbH & Co. | Bremszylindergehäuse für eine Scheibenbremse |
| EP1561679A1 (en) * | 2004-02-05 | 2005-08-10 | Shimano Inc. | Apparatus for a disk brake |
| EP2208907A1 (en) * | 2009-01-16 | 2010-07-21 | NOK Corporation | Rollback seal |
| DE102013012823A1 (de) * | 2013-08-01 | 2015-02-05 | Lucas Automotive Gmbh | Scheibenbremse für ein Kraftfahrzeug mit für elektronische Parkbremse ausgelegter Dichtungsanordnung |
| CN107023595A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-08-08 | 芜湖伯特利汽车安全系统股份有限公司 | 用于提升刹车钳活塞回位量的结构 |
| US10626935B2 (en) | 2016-04-13 | 2020-04-21 | Sram, Llc | Brake rotor |
| WO2021002151A1 (ja) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
| KR20210004745A (ko) * | 2019-07-05 | 2021-01-13 | 주식회사 만도 | 캘리퍼 브레이크 |
| JP2025028322A (ja) * | 2018-05-29 | 2025-02-28 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキ |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10079140A patent/JPH11280805A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1179686A3 (de) * | 2000-08-09 | 2003-12-10 | GUSTAV MAGENWIRTH GmbH & Co. | Bremszylindergehäuse für eine Scheibenbremse |
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| US9919686B2 (en) | 2013-08-01 | 2018-03-20 | Lucas Automotive Gmbh | Disc brake for a motor vehicle, having a sealing arrangement designed for an electronic parking brake |
| DE102013012823A1 (de) * | 2013-08-01 | 2015-02-05 | Lucas Automotive Gmbh | Scheibenbremse für ein Kraftfahrzeug mit für elektronische Parkbremse ausgelegter Dichtungsanordnung |
| US10626935B2 (en) | 2016-04-13 | 2020-04-21 | Sram, Llc | Brake rotor |
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| JP2025028322A (ja) * | 2018-05-29 | 2025-02-28 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキ |
| WO2021002151A1 (ja) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
| JP2021011888A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
| CN114341520A (zh) * | 2019-07-04 | 2022-04-12 | 日立安斯泰莫株式会社 | 盘式制动装置 |
| CN114341520B (zh) * | 2019-07-04 | 2023-12-29 | 日立安斯泰莫株式会社 | 盘式制动装置 |
| KR20210004745A (ko) * | 2019-07-05 | 2021-01-13 | 주식회사 만도 | 캘리퍼 브레이크 |
| US12429099B2 (en) | 2019-07-05 | 2025-09-30 | Hl Mando Corporation | Caliper brake |
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