JPH11281654A - ノズル装置 - Google Patents
ノズル装置Info
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Abstract
に装着されるノズル装置において、チップ装着時の装着
力を適正に制御する。 【解決手段】 ノズル基部12の装着面12Aには、装
着力センサ18及び劣化センサ19が設けられる。装着
力センサ18は、ノズルチップ14の装着時における装
着力を直接的に検出するセンサであり、劣化センサ19
は装着面12Aにおける磨耗を検出するセンサである。
制御部26は、それらのセンサからの信号に基づいて装
着力を一定に維持する制御を実行する。また、分注時に
おいても装着力の低下の有無を判断する。
Description
特にノズル基部にノズルチップが着脱自在に装着される
ノズル装置に関する。
て、金属パイプ状のノズル基部には透明樹脂などで構成
されたノズルチップが装着される。そのノズルチップに
より液体試料が吸引され、また吐出される。ノズル基部
はそれを三次元的に搬送する搬送機構に支持されてい
る。チップ装着時には、まず、チップラックに保持され
た何れかのノズルチップの上方へノズル基部が位置決め
され、そのノズル基部を降下させることにより、ノズル
基部のテーパー部がノズルチップの上端開口内へ挿入さ
れ、両者が結合する。その際の装着力は、ノズル基部の
下降量を制御することで調整されている。なお、従来の
ノズル装置の搬送機構には、例えばノズルチップの先端
が吐出先の容器の縁に誤って衝突した状態を検出するた
めのジャミングセンサが含まれるが、そのセンサは装着
力を直接検出するようなものではない。
おいて、ノズルチップの上部開口内部のテーパー角度に
誤差があった場合、あるいはノズル基部のテーパー面に
磨耗があるような場合、適正な装着力でノズルチップを
装着できないという問題が生じる。その場合、チップ落
下、吸引及び吐出時のエアリーク、過大な装着力でのチ
ップ装着、などの各種の問題が生じる。
合には、それに応じて装着力が変動し、ノズル基部がノ
ズルチップに必要以上入り込んだりあるいは挿入が浅く
なったりし、配管のデットボリュームが一定にならない
という問題が生じる。すなわち、分注精度に影響が及ぶ
ことが危惧される。
ものであり、その目的は、チップ装着時の装着力を適正
に制御できるノズル装置を提供することにある。
に、本発明は、ノズル基部とそれに着脱自在に装着され
るノズルチップとで構成されるノズルによって液体の吸
引及び吐出を行うノズル装置において、前記ノズル基部
における前記ノズルチップが装着される装着面に設けら
れ、前記ノズルチップの装着力を検出する少なくとも1
つの装着力センサと、前記装着力センサからの信号に基
づいて前記ノズルチップの装着を制御する制御部と、を
有することを特徴とする。
ズルチップを装着する場合に、その装着力が装着力セン
サによって直接的に検出され、その検出された装着力に
従って装着動作が制御される。例えば、ノズル基部の下
降量を調整することによって装着力が一定値になるよう
に制御される。これにより、装着力のばらつきに伴う問
題を解消でき、分注の信頼性と精度を保証できる。
は、当該装着面がすり減った時にその状態を検知する劣
化検出センサが設けられる。ノズルの長期使用により装
着面がすり減った場合、装着不良や装着力検出における
誤差発生が危惧されるが、装着面の劣化を別途監視すれ
ばそのような問題を未然に防止できる。
前記ノズル基部を昇降させる昇降機構を制御し、前記ノ
ズル基部への前記ノズルチップの装着力を一定値に制御
する。
は、その円周方向に互いに隔てられつつ複数の前記装着
力センサが設けられ、前記制御部は、前記各装着力セン
サの出力に基づいて装着制御を行う。望ましくは、前記
装着面には、前記円周方向に互いに90度隔てられつつ
2つの前記装着力センサが設けられる。
ル基部の部分的な磨耗などによって各部位での装着圧力
(当接力)が異なるような場合でも、その状態を複数の
装着力センサによって検出できる。この場合、各装着力
センサにより検出された装着力の平均値を利用して装着
制御を行ってもよいし、検出された複数の装着力を互い
に比較しその中で最も小さいものを利用して装着制御を
行ってもよい。円周方向の一方側と他方側では、検出さ
れる装着力がほぼ等しいと考えられ、その内の一方につ
いてだけ装着力の検出を行えば十分であると思われるこ
とを考慮すると、装着力センサを円周方向に90度異な
らせて2つ設けるのが最も合理的である。
力センサからの信号を相互比較して検出異常を判定する
手段と、前記検出異常が判定された場合にエラー処理を
実行する手段と、を含む。複数の装着力センサの内でい
ずれかのセンサに異常が発生した場合、適正な装着制御
を行えなくなる可能性があるので、それを信号間の比較
で判定し、エラー処理を行うものである。
記装着力センサからの信号を監視して装着力の低下を判
定する手段と、前記装着力の低下が判定された場合にエ
ラー処理を実行する手段と、を含む。この構成によれ
ば、分注作業時において、常に装着状態の監視を行うこ
とができ、リーク発生やノズルチップのゆるみあるいは
落下などの事態を検出してエラー処理を行うことができ
る。
らの信号に基づいてノズルチップの有無が判定される。
この構成によれば、ノズルチップ装着動作時におけるノ
ズルチップの不存在や分注動作中におけるノズルチップ
の落下を判定できるという利点がある。
図面に基づいて説明する。
な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示す
概念図である。このノズル装置は実質的に自動分注装置
として機能するものである。
うノズル10は、金属等で構成されるノズル基部12
と、そのノズル基部12に対して着脱自在に装着される
ノズルチップ14と、で構成される。ここで、ノズルチ
ップ14は、例えば樹脂等の成形品であり、液体の分注
ごとに交換される。すなわち、このノズルチップ14は
ディスポーザブル型のチップである。
装着前において、チップラック16に整列保持されてい
る。ノズルチップ14の装着時には、特定のノズルチッ
プ14の上方にノズル基部12が位置決めされ、その位
置からノズル基部12を下方へ下降させ、ノズル基部1
2の先端部をノズルチップ14の上部開口に嵌合挿入す
ることにより、ノズル基部12に対してノズルチップ1
4が装着される。その装着後、ノズル10は上昇され、
その後分注処理が実行される。分注終了後、ノズルチッ
プ14はノズル基部12から取り外されて廃棄される。
先端部における装着面12Aには装着力センサ18及び
劣化センサ19が設けられている。装着面12Aは、テ
ーパー面として形成されており、その装着面12Aはノ
ズルチップ14側に形成されたテーパー面14Aと面接
合する。すなわち、それらの面の接合すなわちノズル基
部12とノズルチップ14との嵌合によって両者が連結
される。
装着時における装着力を直接的に検出するセンサであ
る。装着力センサ18は例えば歪みゲージ等で構成され
る。もちろん、装着力を検出できる限りにおいて各種の
センサを用いることができる。この装着力センサ18は
少なくとも1つ設けられ、望ましくは後述のように、ノ
ズル基部12の円周方向に一定間隔をおいて2つ設けら
れる。
様に装着面12Aに設けられ、テーパー面14Aとの接
合を利用して装着面12Aにおける磨耗を検出するセン
サである。その具体的な構造については、後に説明す
る。搬送機構24は、ノズル10を搬送する機構であ
り、その搬送機構24には駆動モータ等が含まれる。
ノズル基部12に連結され、吸引力や吐出力を発生する
手段である。その分注ポンプ20にはポンプ駆動部22
から駆動信号が供給されている。
動部22を含む装置内の各手段を制御するものであり、
本実施形態では、装着力センサ18から出力される装着
力検出信号100及び劣化センサ19から出力される劣
化検出信号102が入力されている。すなわち、この制
御部26はそれらの装着力検出信号100及び劣化検出
信号102にしたがって、ノズルチップ14の装着制御
を含む各種の動作制御を行っている。
れている。装着面12Aの中央部には本実施形態におい
てノズル基部の軸方向に伸長した装着力センサ18が設
けられている。このように装着力センサ18が装着面1
2Aにおいて露出することにより、ノズルチップ14の
装着時に装着力センサ18がテーパー面14Aと接触す
る。その接触時に生じた押圧力や歪みが装着力センサ1
8によって検出され、その検出結果が上述したように装
着力検出信号100として出力される。ちなみに、装着
力センサ18に接続された信号線はノズル基部12の内
部を通って上述のように制御部26へ引き出されてい
る。なお、装着力センサ18としては図2に示したもの
には限られず、例えば円形のセンサを利用してもよくあ
るいは円周方向に沿って形成された円環状のセンサを利
用してもよい。
構造が示されている。劣化センサ19は、装着面12A
からやや膨らみ出たバルーン30と、そのバルーン30
の内面に互いに対向して設けられた電極32及び34
と、で構成されるものである。装着面12Aの磨耗が生
じていない状態では、バルーン30が押圧されても2つ
の電極32及び34は接触せず、一方、装着面12Aが
磨耗してすり減った場合には、ノズルチップ14の装着
時にバルーン30がよりつぶされることになり、その結
果、電極32及び34が接触し、図1に示した劣化検出
信号102が出力される。バルーン30内には例えばエ
アが加圧注入されており、それ自体弾性を有している。
もちろん、装着面12Aの磨耗を検出できる限りにおい
て各種の劣化センサを利用することができる。なお、バ
ルーン30の表面を保護するためにコーティング等を施
すのが望ましい。
例が示されている。図4に示す例では、ノズル基部12
の円周方向に沿って具体的には90度の角度を異ならせ
て2つの装着力センサ18A,18Bが設けられてい
る。まさに、上述した劣化センサ19も設けられてい
る。さらに、図4に示す例では、装着面12Aの全体に
わたってコーティング40が施されている。このコーテ
ィング40は例えばシリコーンなどの薄い層で構成され
る。
の円周方向における各部位において装着力が異なるよう
な場合においても、それを合理的に検出することができ
る。すなわち、円周方向の一方側と他方側では検出され
る装着力がほぼ等しいものと思われるため、図4に示す
ように円周方向に90度異ならせた位置に2つの装着力
センサ18A,18Bを設ければ、より有意な情報を取
得できる。ちなみに、図4に示す構成例では、劣化セン
サ19と装着力センサ18Bとが円周方向の一方側と他
方側に設けられているが、それらが直径方向に並ばない
ように設けてもよい。なお、装着力センサ18A,18
B及び劣化センサ19からの各信号線は、互いに束ねて
ノズル基部12内を通してもよいし、個別的にノズル基
部12内を通してもよい。
各工程が示されている。S101では、ノズル基部12
に対して装着するノズルチップ14の上方にノズル基部
12が位置決めされ、その位置決め状態からノズル基部
12が下方へ引き下ろされる。これと共に、装着力セン
サ18及び劣化センサ19によるモニタリングが開始さ
れる。
着力検出信号100に基づいて装着力が一定値Kに到達
したか否かが判定される。図5に示した構成例の場合、
2つの装着力センサ18A及び18Bからの装着力検出
信号に基づいてS102での判定が行われており、それ
らの平均値が一定値Kに到達したか否かが判断されてい
る。もちろん、検出された2つの装着力の内で小さい方
を基準にしてS102における判定を行ってもよい。
2つの装着力検出信号間におけるレベルの差が一定値以
上あった場合、信号異常と判定し、S103においてエ
ラー処理を実行している。あるいは、いずれかの装着力
検出信号のレベルが適正な範囲から外れる場合において
も信号異常を判定している。
達したと判断されると、S104においてノズル基部1
2の下降が停止される。そしてS105では、劣化検出
信号102に基づいてノズル基部12の装着面12Aに
磨耗が生じているか否かが判断される。磨耗が生じてい
ると判断された場合、S103においてエラー処理が実
行される。
引き上げられ、その後従来同様に分注処理が実行され
る。その分注処理の実行中において、制御部26は常に
装着力検出信号100を監視しており、そのレベルが所
定値よりも下回った場合、装着力が低下したと判断し、
S103においてエラー処理を実行する。すなわち、例
えばノズル10の搬送中における振動に起因するノズル
チップ14のゆるみやリーク等を装着力の低下によって
検出し、これによって適正な分注動作を確保するもので
ある。
部26による装着力検出信号のモニタリングが終了し、
ノズル基部12からノズルチップ14が取り外されて廃
棄される。S108では、上記の工程を繰り返すか否か
が判断される。
チップ14の装着力を常に一定値に維持してノズルチッ
プ14を適正にノズル基部12に対して装着させること
ができ、さらにその装着後においても装着状態を監視す
ることができるという利点がある。さらに、装着面12
Aの磨耗の有無も検出されているので、上記の判定をよ
り的確に行えるという利点がある。
ップ装着時の装着力を適正に制御することができる。
示す概念図である。
プ、16 チップラック、18 装着力センサ、19
劣化センサ、20 分注ポンプ、22 ポンプ駆動部、
24 搬送機構、26 制御部。
Claims (8)
- 【請求項1】 ノズル基部とそれに着脱自在に装着され
るノズルチップとで構成されるノズルによって液体の吸
引及び吐出を行うノズル装置において、 前記ノズル基部における前記ノズルチップが装着される
装着面に設けられ、前記ノズルチップの装着力を検出す
る少なくとも1つの装着力センサと、 前記装着力センサからの信号に基づいて前記ノズルチッ
プの装着を制御する制御部と、 を有することを特徴とするノズル装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記装着面には、当該装着面がすり減った時にその状態
を検知する劣化検出センサが設けられたことを特徴とす
るノズル装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記制御部は、前記ノズル基部を昇降させる昇降機構を
制御し、前記ノズル基部への前記ノズルチップの装着力
を一定値に制御することを特徴とするノズル装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記装着面には、その円周方向に互いに隔てられつつ複
数の前記装着力センサが設けられ、 前記制御部は、前記各装着力センサの出力に基づいて装
着制御を行うことを特徴とするノズル装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置において、 前記装着面には、前記円周方向に互いに90度隔てられ
つつ2つの前記装着力センサが設けられたことを特徴と
するノズル装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の装置において、 前記複数の装着力センサからの信号を相互比較して検出
異常を判定する手段と、 前記検出異常が判定された場合にエラー処理を実行する
手段と、 を含むことを特徴とするノズル装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 分注動作中に前記装着力センサからの信号を監視して装
着力の低下を判定する手段と、 前記装着力の低下が判定された場合にエラー処理を実行
する手段と、 を含むことを特徴とするノズル装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の装置において、 前記装着力センサからの信号に基づいて前記ノズルチッ
プの有無を判定する手段を含むことを特徴とするノズル
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8101198A JP3634959B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8101198A JP3634959B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ノズル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11281654A true JPH11281654A (ja) | 1999-10-15 |
| JP3634959B2 JP3634959B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=13734570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8101198A Expired - Fee Related JP3634959B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ノズル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3634959B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005201769A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Sysmex Corp | 分析装置 |
| JP2006322756A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Hitachi Koki Co Ltd | 自動分注装置 |
| JP2009008558A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | A & T Corp | 分注装置、検体検査システム、分注方法、検体検査方法、分注プログラム、検体検査プログラム |
| CN103575925A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-12 | 宋筱亮 | 一种具有自动检测功能的加样针 |
| WO2015141764A1 (ja) * | 2014-03-20 | 2015-09-24 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | ピペット装置及び液体処理システム |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8101198A patent/JP3634959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1557674A3 (en) * | 2004-01-15 | 2013-09-11 | Sysmex Corporation | Analyzer and analyzing method using disposable tips |
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| WO2015141764A1 (ja) * | 2014-03-20 | 2015-09-24 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | ピペット装置及び液体処理システム |
| JPWO2015141764A1 (ja) * | 2014-03-20 | 2017-04-13 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | ピペット装置及び液体処理システム |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3634959B2 (ja) | 2005-03-30 |
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