JPH11281857A - 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの巻き取り方法 - Google Patents
光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの巻き取り方法Info
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- JPH11281857A JPH11281857A JP10084753A JP8475398A JPH11281857A JP H11281857 A JPH11281857 A JP H11281857A JP 10084753 A JP10084753 A JP 10084753A JP 8475398 A JP8475398 A JP 8475398A JP H11281857 A JPH11281857 A JP H11281857A
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- twisting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来よりも感度が高い歪検出センサを構成す
ることができる光ファイバケーブルを提供することを課
題とする。 【解決手段】 複数本の光ファイバ心線3を撚らずに集
合させた集合体の上にシース4が設けられ、このシース
4の外表面に、前記光ファイバ心線3を直線状に布設す
るためのマーカー5が設けられた光ファイバケーブル1
を構成し、これを歪み検出センサに用いる。
ることができる光ファイバケーブルを提供することを課
題とする。 【解決手段】 複数本の光ファイバ心線3を撚らずに集
合させた集合体の上にシース4が設けられ、このシース
4の外表面に、前記光ファイバ心線3を直線状に布設す
るためのマーカー5が設けられた光ファイバケーブル1
を構成し、これを歪み検出センサに用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバケーブル
とその製造時などに有用な光ファイバケーブルの巻き取
り方法に関し、特に地面や堤防などの測定対象物中に布
設し、光ファイバケーブルのひずみを検出することによ
って、前記測定対象物に生じた歪みを検出するセンサを
構成するのに好適な光ファイバケーブルと光ファイバケ
ーブルの巻き取り方法に関するものである。
とその製造時などに有用な光ファイバケーブルの巻き取
り方法に関し、特に地面や堤防などの測定対象物中に布
設し、光ファイバケーブルのひずみを検出することによ
って、前記測定対象物に生じた歪みを検出するセンサを
構成するのに好適な光ファイバケーブルと光ファイバケ
ーブルの巻き取り方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地面や、堤防などの歪みを検出す
る歪み検出センサとしては、例えばこれらの測定対象物
中に光ファイバを布設し、外部応力による光ファイバの
切断を感知することによって、前記測定対象物に歪みが
生じているかどうかを検出するものなどが提案されてい
た。しかしながら、従来の歪み検出センサは感度が低
く、感度の向上が望まれていた。そこで、本発明者ら
は、光ファイバ心線を複数本集合させた光ファイバケー
ブルを測定対象物中に直線状に布設し、前記光ファイバ
心線のひずみ(歪み)を検出することによって、歪みの
検出感度を向上させることができることを見い出し、検
討を進めていた。
る歪み検出センサとしては、例えばこれらの測定対象物
中に光ファイバを布設し、外部応力による光ファイバの
切断を感知することによって、前記測定対象物に歪みが
生じているかどうかを検出するものなどが提案されてい
た。しかしながら、従来の歪み検出センサは感度が低
く、感度の向上が望まれていた。そこで、本発明者ら
は、光ファイバ心線を複数本集合させた光ファイバケー
ブルを測定対象物中に直線状に布設し、前記光ファイバ
心線のひずみ(歪み)を検出することによって、歪みの
検出感度を向上させることができることを見い出し、検
討を進めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信用の光ファイバケーブルでは感度が十分ではなかっ
た。本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、従来よ
りも感度が高い歪検出センサを構成することができる光
ファイバケーブルを提供することを課題とする。
通信用の光ファイバケーブルでは感度が十分ではなかっ
た。本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、従来よ
りも感度が高い歪検出センサを構成することができる光
ファイバケーブルを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、以下のような解決手段を提案す
るものである。本発明の第1の発明は、複数本の光ファ
イバ心線を撚らずに集合させた集合体の上にシースが設
けられ、このシースの外表面に、前記光ファイバ心線を
直線状に布設するためのマーカーが設けられていること
を特徴とする光ファイバケーブルである。第2の発明
は、光ファイバケーブルを所定周期で交互に捻回しなが
ら巻き取ることを特徴とする光ファイバケーブルの巻き
取り方法である。
に、本発明においては、以下のような解決手段を提案す
るものである。本発明の第1の発明は、複数本の光ファ
イバ心線を撚らずに集合させた集合体の上にシースが設
けられ、このシースの外表面に、前記光ファイバ心線を
直線状に布設するためのマーカーが設けられていること
を特徴とする光ファイバケーブルである。第2の発明
は、光ファイバケーブルを所定周期で交互に捻回しなが
ら巻き取ることを特徴とする光ファイバケーブルの巻き
取り方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、2は本発明の光ファイバケ
ーブルの一例を示したもので、図1は、軸心方向と直交
方向に切断した断面図、図2は斜視図である。この光フ
ァイバケーブル1においては、中心にテンションメンバ
2が配され、その周囲に4本の光ファイバ心線3が、直
線状に集合している。そして、このテンションメンバ2
と光ファイバ心線3の集合体の上にシース4が設けられ
ている。このシース4の外表面には、光ファイバ心線3
の長さ方向にそって、光ファイバ心線3と平行に、直線
状のマーカー5,5が設けられている。マーカー5,5
はV溝で、テンションメンバ2を中心に対称配置されて
いる。
ーブルの一例を示したもので、図1は、軸心方向と直交
方向に切断した断面図、図2は斜視図である。この光フ
ァイバケーブル1においては、中心にテンションメンバ
2が配され、その周囲に4本の光ファイバ心線3が、直
線状に集合している。そして、このテンションメンバ2
と光ファイバ心線3の集合体の上にシース4が設けられ
ている。このシース4の外表面には、光ファイバ心線3
の長さ方向にそって、光ファイバ心線3と平行に、直線
状のマーカー5,5が設けられている。マーカー5,5
はV溝で、テンションメンバ2を中心に対称配置されて
いる。
【0006】この例において、前記テンションメンバ2
は、外径0.24mmの鋼単心線を複数本撚り合わせて
なる外径1.2mmのものである。前記光ファイバ心線
3は、裸光ファイバの上に紫外線硬化型樹脂などのプラ
スチック被覆が施された外径約0.25mmの光ファイ
バ素線3aの上に、ナイロンなどのプラスチックからな
る第1の被覆層3bが設けられ、さらにこの上にポリ塩
化ビニルなどのプラスチックからなる第2の被覆層3c
が設けられたものである。第1の被覆層3bの外径は約
0.9mm、光ファイバ心線3の外径は約1.7mmと
されている。また、光ファイバケーブル1の外径は8m
mとされている。前記マーカー5であるV溝の幅は約
0.5mm、深さは約1.0mmとされている。
は、外径0.24mmの鋼単心線を複数本撚り合わせて
なる外径1.2mmのものである。前記光ファイバ心線
3は、裸光ファイバの上に紫外線硬化型樹脂などのプラ
スチック被覆が施された外径約0.25mmの光ファイ
バ素線3aの上に、ナイロンなどのプラスチックからな
る第1の被覆層3bが設けられ、さらにこの上にポリ塩
化ビニルなどのプラスチックからなる第2の被覆層3c
が設けられたものである。第1の被覆層3bの外径は約
0.9mm、光ファイバ心線3の外径は約1.7mmと
されている。また、光ファイバケーブル1の外径は8m
mとされている。前記マーカー5であるV溝の幅は約
0.5mm、深さは約1.0mmとされている。
【0007】前記テンションメンバ2は、光ファイバケ
ーブル1の引張強度を向上させるために設けられている
ものであるが、必須ではなく、光ファイバ心線3のみを
集合させることもできる。前記光ファイバ心線3に設け
られている第1の被覆層3bは、光ファイバ素線3aを
保護する通常のものであり、この第1の被覆層3bの上
に設けられた第2の被覆層3cは、光ファイバ心線3の
テンションメンバ2との接触部を保護するために設けら
れているものである。光ファイバ心線3を保護すること
ができれば、第2の被覆層3cは必須ではない。例え
ば、テンションメンバ2の上に被覆層を設けた構成など
を採用することもできる。
ーブル1の引張強度を向上させるために設けられている
ものであるが、必須ではなく、光ファイバ心線3のみを
集合させることもできる。前記光ファイバ心線3に設け
られている第1の被覆層3bは、光ファイバ素線3aを
保護する通常のものであり、この第1の被覆層3bの上
に設けられた第2の被覆層3cは、光ファイバ心線3の
テンションメンバ2との接触部を保護するために設けら
れているものである。光ファイバ心線3を保護すること
ができれば、第2の被覆層3cは必須ではない。例え
ば、テンションメンバ2の上に被覆層を設けた構成など
を採用することもできる。
【0008】この光ファイバケーブル1においては、光
ファイバ心線3が撚らずに直線状に集合している点が第
1の特徴である。通常の通信用の光ファイバケーブルの
場合、複数本の光ファイバ心線は、一方向撚り、あるい
は一方向の撚りとこれとは反対方向の撚りを所定の周期
で繰り返すSZ撚りで集合している。このように撚りな
がら集合することによって、製造時および布設時に光フ
ァイバケーブルに曲げが加わっても光ファイバ心線にひ
ずみが発生しにくく、光学特性が劣化しにくくなってい
る。しかしながら歪み検出センサにおいては、歪みを敏
感に察知する必要があるため、通信用のものとは反対
に、できるだけ曲げが加わることによってひずみを発生
しやすい光ファイバケーブルが好適である。このため、
本発明においては、複数本の光ファイバ心線3を、撚ら
ずに直線状に集合することによって、あえて光ファイバ
心線3にひずみを生じ易い構成としたものである。
ファイバ心線3が撚らずに直線状に集合している点が第
1の特徴である。通常の通信用の光ファイバケーブルの
場合、複数本の光ファイバ心線は、一方向撚り、あるい
は一方向の撚りとこれとは反対方向の撚りを所定の周期
で繰り返すSZ撚りで集合している。このように撚りな
がら集合することによって、製造時および布設時に光フ
ァイバケーブルに曲げが加わっても光ファイバ心線にひ
ずみが発生しにくく、光学特性が劣化しにくくなってい
る。しかしながら歪み検出センサにおいては、歪みを敏
感に察知する必要があるため、通信用のものとは反対
に、できるだけ曲げが加わることによってひずみを発生
しやすい光ファイバケーブルが好適である。このため、
本発明においては、複数本の光ファイバ心線3を、撚ら
ずに直線状に集合することによって、あえて光ファイバ
心線3にひずみを生じ易い構成としたものである。
【0009】また、通信用の光ファイバケーブルの場
合、光ファイバ心線が捻回しながら集合しているので、
ひずみが検出されても、それが、光ファイバケーブルに
かかる曲げによるものなのか、張力によるものなのかな
どを判別することができない。本発明においては、光フ
ァイバ心線3が直線状に集合しているので、そのひずみ
の状態から外部応力の種類を判別することができる。
合、光ファイバ心線が捻回しながら集合しているので、
ひずみが検出されても、それが、光ファイバケーブルに
かかる曲げによるものなのか、張力によるものなのかな
どを判別することができない。本発明においては、光フ
ァイバ心線3が直線状に集合しているので、そのひずみ
の状態から外部応力の種類を判別することができる。
【0010】また、第2の特徴は、シース4の外表面に
光ファイバ心線3の長さ方向にそって、光ファイバ心線
3を直線状に布設するためのマーカー5が設けられてい
る点である。すなわち、マーカー5が直線状になるよう
に光ファイバケーブル1を布設すれば、マーカー5と平
行な光ファイバ心線3を直線状に布設することができ
る。このように、光ファイバ心線3を常に同じ状態で、
直線状に布設することができるため、測定対象物の歪み
を安定して検出できる歪み検出センサを構成することが
できる。
光ファイバ心線3の長さ方向にそって、光ファイバ心線
3を直線状に布設するためのマーカー5が設けられてい
る点である。すなわち、マーカー5が直線状になるよう
に光ファイバケーブル1を布設すれば、マーカー5と平
行な光ファイバ心線3を直線状に布設することができ
る。このように、光ファイバ心線3を常に同じ状態で、
直線状に布設することができるため、測定対象物の歪み
を安定して検出できる歪み検出センサを構成することが
できる。
【0011】また、この例において、マーカー5はV溝
とされているので、このV溝からシース4を引きはがし
やすくなっている。したがって、光ファイバケーブル1
の口出しの操作性を向上させることができる。光ファイ
バケーブル1の口出しの操作性を向上させるにはV溝が
好ましいが、U溝、角溝などの各種の断面形状の溝とす
ることもできる。また、特に口出し性を必要としない場
合には、溝に限らず、シース4の外表面の色と異なる色
で、直線などを記してマーカーとすることもできる。ま
た、マーカー5は光ファイバケーブル1の長さ方向に連
続している必要はなく、破線などの様に間欠的に設けら
れた目印の集合体などであってもよい。
とされているので、このV溝からシース4を引きはがし
やすくなっている。したがって、光ファイバケーブル1
の口出しの操作性を向上させることができる。光ファイ
バケーブル1の口出しの操作性を向上させるにはV溝が
好ましいが、U溝、角溝などの各種の断面形状の溝とす
ることもできる。また、特に口出し性を必要としない場
合には、溝に限らず、シース4の外表面の色と異なる色
で、直線などを記してマーカーとすることもできる。ま
た、マーカー5は光ファイバケーブル1の長さ方向に連
続している必要はなく、破線などの様に間欠的に設けら
れた目印の集合体などであってもよい。
【0012】この光ファイバケーブル1は上述のよう
に、布設時には外部応力によってできるだけひずみを発
生しやすい構成とされている。一方、製造時には、この
様な構成の光ファイバケーブル1はドラムに巻きと取ら
れる際に、光ファイバ心線3が撚らずに集合されている
ため、巻き取られる光ファイバケーブル1の外側に位置
する光ファイバ心線3に歪みが蓄積されやすくなるとい
う問題がある。
に、布設時には外部応力によってできるだけひずみを発
生しやすい構成とされている。一方、製造時には、この
様な構成の光ファイバケーブル1はドラムに巻きと取ら
れる際に、光ファイバ心線3が撚らずに集合されている
ため、巻き取られる光ファイバケーブル1の外側に位置
する光ファイバ心線3に歪みが蓄積されやすくなるとい
う問題がある。
【0013】例えば図2において、図中下方向に巻き取
りドラムがあり、この巻き取りドラムに光ファイバケー
ブル1が巻き付けられるとする。すると、図中上方向に
位置している光ファイバ心線3Aと巻き取りドラムとの
距離は、図中下方向に位置している光ファイバ心線3B
と巻き取りドラムとの距離よりも大きくなる。このため
光ファイバケーブル1の巻き取り時に、光ファイバ心線
3Bと比較して光ファイバ心線3Aには、より大きな張
力がかかることになる。この結果、光ファイバケーブル
1の巻き取り後の光ファイバ心線3Aには、光ファイバ
心線3Bと比較して、より大きな残留歪みが蓄積される
ことになる。また、光ファイバケーブル1をこの状態で
ドラムに巻き付け、放置すると、前記残留応力によっ
て、さらに特性の変化を生じることになる。
りドラムがあり、この巻き取りドラムに光ファイバケー
ブル1が巻き付けられるとする。すると、図中上方向に
位置している光ファイバ心線3Aと巻き取りドラムとの
距離は、図中下方向に位置している光ファイバ心線3B
と巻き取りドラムとの距離よりも大きくなる。このため
光ファイバケーブル1の巻き取り時に、光ファイバ心線
3Bと比較して光ファイバ心線3Aには、より大きな張
力がかかることになる。この結果、光ファイバケーブル
1の巻き取り後の光ファイバ心線3Aには、光ファイバ
心線3Bと比較して、より大きな残留歪みが蓄積される
ことになる。また、光ファイバケーブル1をこの状態で
ドラムに巻き付け、放置すると、前記残留応力によっ
て、さらに特性の変化を生じることになる。
【0014】本発明者らは、光ファイバケーブル1の製
造時に光ファイバケーブル1を所定の周期で交互に捻回
しながらドラムに巻き取ることによって、製造時の残留
応力による影響をほとんどゼロにすることができること
を見い出した。すなわち、光ファイバケーブル1を交互
に捻回することによって、全ての光ファイバ心線3は、
その長さ方向において、図2に示した光ファイバ心線3
Aのような最も巻き取りドラムと遠い位置から、光ファ
イバ心線3Bのような最も近い位置への移動を繰り返し
ながら巻き取りドラムに巻き付けられる。これにより、
全ての光ファイバ心線3にかかる張力が均等化される。
光ファイバケーブル1の撚りは、SZ撚りを採用する
と、効果が高く、好ましい。
造時に光ファイバケーブル1を所定の周期で交互に捻回
しながらドラムに巻き取ることによって、製造時の残留
応力による影響をほとんどゼロにすることができること
を見い出した。すなわち、光ファイバケーブル1を交互
に捻回することによって、全ての光ファイバ心線3は、
その長さ方向において、図2に示した光ファイバ心線3
Aのような最も巻き取りドラムと遠い位置から、光ファ
イバ心線3Bのような最も近い位置への移動を繰り返し
ながら巻き取りドラムに巻き付けられる。これにより、
全ての光ファイバ心線3にかかる張力が均等化される。
光ファイバケーブル1の撚りは、SZ撚りを採用する
と、効果が高く、好ましい。
【0015】図3(a)は、本発明の光ファイバケーブ
ルの製造方法の一例を示したものである。まず、光ファ
イバ心線送り出し部11とテンションメンバ送り出し部
12から、それぞれ光ファイバ心線3とテンションメン
バ2を、テンションメンバ2の周囲に光ファイバ心線3
を直線状に集合しつつ押出ヘッド13に供給する。そし
て、この押出ヘッド13において、押出被覆によってシ
ースを形成し、冷却槽14において冷却して光ファイバ
ケーブル1を得る。
ルの製造方法の一例を示したものである。まず、光ファ
イバ心線送り出し部11とテンションメンバ送り出し部
12から、それぞれ光ファイバ心線3とテンションメン
バ2を、テンションメンバ2の周囲に光ファイバ心線3
を直線状に集合しつつ押出ヘッド13に供給する。そし
て、この押出ヘッド13において、押出被覆によってシ
ースを形成し、冷却槽14において冷却して光ファイバ
ケーブル1を得る。
【0016】溝状のマーカーを設ける場合には、押出ヘ
ッド13のダイの形状を選択することによって、押出被
覆時にシースとマーカーを同時に形成することができ
る。また、直線状の線とする場合においても、押出被覆
時にシースと異なる色の材料を同時に押し出すことによ
ってマーカーを形成することができる。あるいは、押出
被覆後にシースの外表面を削って溝状のマーカーを形成
したり、シースの外表面に印刷などを施して形成するこ
ともできる。
ッド13のダイの形状を選択することによって、押出被
覆時にシースとマーカーを同時に形成することができ
る。また、直線状の線とする場合においても、押出被覆
時にシースと異なる色の材料を同時に押し出すことによ
ってマーカーを形成することができる。あるいは、押出
被覆後にシースの外表面を削って溝状のマーカーを形成
したり、シースの外表面に印刷などを施して形成するこ
ともできる。
【0017】ついでこの光ファイバケーブル1は、巻き
取りドラム17の手前に設けられたピッチロール16の
作用によって、捻回されながら巻き取りドラム17に巻
き取られる。このとき光ファイバケーブル1の回転方向
を所定周期で反転させることによって、光ファイバケー
ブル1をSZ撚りした状態で巻き取ることができる。引
き取りキャプスタン15は、光ファイバ心線送り出し部
11,テンションメンバ送り出し部12から巻き取りド
ラム17の間の製品の流れを支持するものである。
取りドラム17の手前に設けられたピッチロール16の
作用によって、捻回されながら巻き取りドラム17に巻
き取られる。このとき光ファイバケーブル1の回転方向
を所定周期で反転させることによって、光ファイバケー
ブル1をSZ撚りした状態で巻き取ることができる。引
き取りキャプスタン15は、光ファイバ心線送り出し部
11,テンションメンバ送り出し部12から巻き取りド
ラム17の間の製品の流れを支持するものである。
【0018】図3(b)はピッチロール16の動きを示
す説明図である。このピッチロール16は、上下に設け
られた円筒形のロール本体16a,16aを備え、これ
らの側面の間に光ファイバケーブル1が挟まれている。
そして、回転軸16b,16bを中心に、これらのロー
ル本体16a,16aが、互いに反対方向に回転するこ
とによって光ファイバケーブル1が送り出されるように
なっている。このとき、同時に、ピッチロール16全体
は、光ファイバケーブル1の外周方向、すなわち矢印A
で示した一方の方向に回転する。そして、所定角度分回
転した後、回転方向が反転する運動を繰り返す。この結
果、ピッチロール16によって送り出される光ファイバ
ケーブル1をSZに捻回を加えながら巻き取りドラム1
7に巻き取ることができる。
す説明図である。このピッチロール16は、上下に設け
られた円筒形のロール本体16a,16aを備え、これ
らの側面の間に光ファイバケーブル1が挟まれている。
そして、回転軸16b,16bを中心に、これらのロー
ル本体16a,16aが、互いに反対方向に回転するこ
とによって光ファイバケーブル1が送り出されるように
なっている。このとき、同時に、ピッチロール16全体
は、光ファイバケーブル1の外周方向、すなわち矢印A
で示した一方の方向に回転する。そして、所定角度分回
転した後、回転方向が反転する運動を繰り返す。この結
果、ピッチロール16によって送り出される光ファイバ
ケーブル1をSZに捻回を加えながら巻き取りドラム1
7に巻き取ることができる。
【0019】図4(a)は、光ファイバケーブル1の巻
き取り方法の他の例を示したものである。この例におい
ては、図3(a)に示したピッチロール16が設けられ
ておらず、これにかわって、巻き取りドラム17が、光
ファイバケーブル1を、その外周方向に回転させながら
巻き取るようになっている。すなわち、図4(b)に示
したように、巻き取りドラム17は、円筒形のドラム本
体17aが回転軸17bを中心に回転しながら、光ファ
イバケーブル1を巻き取るとともに、巻き取りドラム1
7全体が図中矢印Cで示した一方の方向に回転する。そ
して、所定角度回転した後、回転方向が反転する運動を
繰り返す。この結果、光ファイバケーブル1をSZに捻
回を加えながら巻き取りドラム17に巻き取ることがで
きる。
き取り方法の他の例を示したものである。この例におい
ては、図3(a)に示したピッチロール16が設けられ
ておらず、これにかわって、巻き取りドラム17が、光
ファイバケーブル1を、その外周方向に回転させながら
巻き取るようになっている。すなわち、図4(b)に示
したように、巻き取りドラム17は、円筒形のドラム本
体17aが回転軸17bを中心に回転しながら、光ファ
イバケーブル1を巻き取るとともに、巻き取りドラム1
7全体が図中矢印Cで示した一方の方向に回転する。そ
して、所定角度回転した後、回転方向が反転する運動を
繰り返す。この結果、光ファイバケーブル1をSZに捻
回を加えながら巻き取りドラム17に巻き取ることがで
きる。
【0020】光ファイバケーブル1をSZに捻回を加え
ながら巻き取る場合、S撚りからZ撚り(あるいはZ撚
りからS撚り)に反転する間隔(ピッチ)は、光ファイ
バケーブル1の巻き取り長さで500〜1000mmと
される。ピッチロール16の前記A方向の回転速度、あ
るいは巻き取りドラム17の前記C方向の回転速度など
は、撚りのピッチなどによって適宜変更することができ
る。ピッチロール16の前記A方向の回転角度、あるい
は巻き取りドラム17の前記C方向の回転角度は、光フ
ァイバケーブル1の回転角度によって調整する。SZに
捻回を加える場合、通常光ファイバケーブル1が180
度回転する毎に回転方向を反転させる。
ながら巻き取る場合、S撚りからZ撚り(あるいはZ撚
りからS撚り)に反転する間隔(ピッチ)は、光ファイ
バケーブル1の巻き取り長さで500〜1000mmと
される。ピッチロール16の前記A方向の回転速度、あ
るいは巻き取りドラム17の前記C方向の回転速度など
は、撚りのピッチなどによって適宜変更することができ
る。ピッチロール16の前記A方向の回転角度、あるい
は巻き取りドラム17の前記C方向の回転角度は、光フ
ァイバケーブル1の回転角度によって調整する。SZに
捻回を加える場合、通常光ファイバケーブル1が180
度回転する毎に回転方向を反転させる。
【0021】図1、図2に示したように、光ファイバケ
ーブル1の外表面にはマーカー5が設けられているの
で、巻き取りドラム17に撚りながら巻き取られた光フ
ァイバケーブル1を、この撚りと反対方向に回転させて
撚りをほどきながら引き出し、マーカー5が直線状にな
るように布設すれば、光ファイバ心線3を直線状に布設
して、歪み検出センサを構成することができる。
ーブル1の外表面にはマーカー5が設けられているの
で、巻き取りドラム17に撚りながら巻き取られた光フ
ァイバケーブル1を、この撚りと反対方向に回転させて
撚りをほどきながら引き出し、マーカー5が直線状にな
るように布設すれば、光ファイバ心線3を直線状に布設
して、歪み検出センサを構成することができる。
【0022】光ファイバケーブル1のひずみを検出する
装置としては、例えば安藤電気株式会社製のBOTDR
などを用いることができる。例えば本発明の光ファイバ
ケーブルとこのひずみ検出装置を用いて歪み検出センサ
を構成したとき、光ファイバケーブルの半径(層心半
径)が約2.3mmで、この光ファイバケーブルに曲率
半径10mの曲がりが加わると、最も曲がりが大きな外
側の光ファイバ心線には約0.023%のひずみが発生
し、このひずみを前記ひずみ検出装置で検出することが
できる。同時に、このひずみが曲げによるものなのか、
張力によるものなのかなどを検出することができる。
装置としては、例えば安藤電気株式会社製のBOTDR
などを用いることができる。例えば本発明の光ファイバ
ケーブルとこのひずみ検出装置を用いて歪み検出センサ
を構成したとき、光ファイバケーブルの半径(層心半
径)が約2.3mmで、この光ファイバケーブルに曲率
半径10mの曲がりが加わると、最も曲がりが大きな外
側の光ファイバ心線には約0.023%のひずみが発生
し、このひずみを前記ひずみ検出装置で検出することが
できる。同時に、このひずみが曲げによるものなのか、
張力によるものなのかなどを検出することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ファイバ
ケーブルにおいては、光ファイバ心線を撚らずに集合し
ているため、外部応力などによって光ファイバ心線にひ
ずみが発生しやすくなっている。このため、光ファイバ
ケーブルを測定対象物中に布設し、この測定対象物の歪
みを検出する歪み検出センサの感度を向上させることが
できる。また曲げによるものなのか、張力によるものな
のかなどの光ファイバ心線のひずみの状態をも検出する
ことができる。また、シースの外表面に光ファイバ心線
と平行にマーカーが設けられているので、このマーカー
が直線状になるように布設すれば、布設時に光ファイバ
心線に歪みが発生しない様に直線状に布設することがで
きる。また、その製造時には、この光ファイバケーブル
に所定の周期で交互に捻回を加えながら、撚りながらド
ラムに巻き取ることによって、光ファイバ心線にかかる
張力を均等化し、製造時の残留応力による影響をほとん
どゼロとすることができる。また、光ファイバケーブル
を、その撚りをほどきながらドラムから引き出し、マー
カーが直線状になるように布設することによって、光フ
ァイバ心線を直線状に布設することができる。
ケーブルにおいては、光ファイバ心線を撚らずに集合し
ているため、外部応力などによって光ファイバ心線にひ
ずみが発生しやすくなっている。このため、光ファイバ
ケーブルを測定対象物中に布設し、この測定対象物の歪
みを検出する歪み検出センサの感度を向上させることが
できる。また曲げによるものなのか、張力によるものな
のかなどの光ファイバ心線のひずみの状態をも検出する
ことができる。また、シースの外表面に光ファイバ心線
と平行にマーカーが設けられているので、このマーカー
が直線状になるように布設すれば、布設時に光ファイバ
心線に歪みが発生しない様に直線状に布設することがで
きる。また、その製造時には、この光ファイバケーブル
に所定の周期で交互に捻回を加えながら、撚りながらド
ラムに巻き取ることによって、光ファイバ心線にかかる
張力を均等化し、製造時の残留応力による影響をほとん
どゼロとすることができる。また、光ファイバケーブル
を、その撚りをほどきながらドラムから引き出し、マー
カーが直線状になるように布設することによって、光フ
ァイバ心線を直線状に布設することができる。
【図1】 本発明の光ファイバケーブルの一例を示し
た、その軸心方向と直交方向に切断した断面図である。
た、その軸心方向と直交方向に切断した断面図である。
【図2】 図1に示した光ファイバケーブルの斜視図で
ある。
ある。
【図3】 図3は、本発明の光ファイバケーブルの巻き
取り方法の一例を用いた光ファイバケーブルの製造方法
の一例を示したもので、図3(a)は製造装置の概略構
成図、図3(b)はピッチロールの動きを説明した説明
図である。
取り方法の一例を用いた光ファイバケーブルの製造方法
の一例を示したもので、図3(a)は製造装置の概略構
成図、図3(b)はピッチロールの動きを説明した説明
図である。
【図4】 図4は、本発明の光ファイバケーブルの巻き
取り方法の他の例を用いた光ファイバケーブルの製造方
法の一例を示したもので、図4(a)は製造装置の概略
構成図、図4(b)は巻き取りドラムの動きを説明した
説明図である。
取り方法の他の例を用いた光ファイバケーブルの製造方
法の一例を示したもので、図4(a)は製造装置の概略
構成図、図4(b)は巻き取りドラムの動きを説明した
説明図である。
1…光ファイバケーブル、2…テンションメンバ、3…
光ファイバ心線、4…シース、5…マーカー、16…ピ
ッチロール(ケーブル捻回機構)、17…巻き取りドラ
ム(ケーブル捻回機構)。
光ファイバ心線、4…シース、5…マーカー、16…ピ
ッチロール(ケーブル捻回機構)、17…巻き取りドラ
ム(ケーブル捻回機構)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 敏行 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 青柳 守 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 西原 巧 東京都千代田区麹町1−3 麹町平岡ビル 財団法人河川情報センター内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本の光ファイバ心線を撚らずに集合
させた集合体の上にシースが設けられ、このシースの外
表面に、前記光ファイバ心線を直線状に布設するための
マーカーが設けられていることを特徴とする光ファイバ
ケーブル。 - 【請求項2】 光ファイバケーブルを所定周期で交互に
捻回しながら巻き取ることを特徴とする光ファイバケー
ブルの巻き取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10084753A JPH11281857A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの巻き取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10084753A JPH11281857A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの巻き取り方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11281857A true JPH11281857A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13839460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10084753A Withdrawn JPH11281857A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの巻き取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11281857A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100633905B1 (ko) | 2003-01-24 | 2006-10-13 | 엘에스전선 주식회사 | 공기압 포설용 광섬유 유닛, 그 제조방법 및 장치 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10084753A patent/JPH11281857A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100633905B1 (ko) | 2003-01-24 | 2006-10-13 | 엘에스전선 주식회사 | 공기압 포설용 광섬유 유닛, 그 제조방법 및 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |