JPH11282867A - データ流通システム及び複製データ検出システム - Google Patents

データ流通システム及び複製データ検出システム

Info

Publication number
JPH11282867A
JPH11282867A JP10085402A JP8540298A JPH11282867A JP H11282867 A JPH11282867 A JP H11282867A JP 10085402 A JP10085402 A JP 10085402A JP 8540298 A JP8540298 A JP 8540298A JP H11282867 A JPH11282867 A JP H11282867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
time
authentication code
data storage
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10085402A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Saika
尚史 斎鹿
Yuji Sawada
裕司 沢田
Masafumi Yamanoue
雅文 山之上
Keisuke Iwasaki
圭介 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10085402A priority Critical patent/JPH11282867A/ja
Priority to KR1020067009473A priority patent/KR100769397B1/ko
Priority to EP99910674A priority patent/EP1085478A4/en
Priority to KR10-2004-7016298A priority patent/KR20040101454A/ko
Priority to PCT/JP1999/001479 priority patent/WO1999049430A1/ja
Priority to EP06007316A priority patent/EP1688879A1/en
Priority to CNB998044652A priority patent/CN100383824C/zh
Priority to KR1020007010654A priority patent/KR20010034683A/ko
Publication of JPH11282867A publication Critical patent/JPH11282867A/ja
Priority to US11/314,017 priority patent/US7676401B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子化データをユーザに配信する場合の問題
点、1)データ容量が大きくなると待ち時間が大きくな
る、2)電子化データの不正コピーを防止する、3)デ
ータソースが複数ある場合に最適なものを選択する、
4)いわゆる、立ち読みを難しくなる、5)電子化デー
タ以外は利用できない、6)検索された部分を、適当な
単位で取り出せない、を解決する。 【解決手段】 本発明のデータ流通システムは、データ
選択装置と、データソース選択装置と、データ受信装置
と、このデータ受信装置に接続された複数のデータソー
スとからなり、前記データ選択装置からの選択に応じ
て、データソース選択装置が特定の基準にしたがって前
記複数のデータソースより特定のデータを選択し、該デ
ータソースよりデータを受信装置が受信することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ流通システ
ムおよび複製データ検出システムに関し、特にユーザが
所持する装置を用いて、流通したデータを再生などの形
で使用する形態のデータ流通システムおよびそのために
用いられる複製データ検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】データを通信回線を用いて流通させる技
術の例として、特開平2−47771号公報や、特公平
5−83948号公報に開示されているものが挙げられ
る。これは、電子化された書籍データを、一般の書店な
どを経由せずに、通信回線を用いて、記憶手段にダウン
ロードして、再生装置を用いて再生するものである。よ
り詳細には、特開平2−47771号公報は、データ再
生手段からの要求によってデータ供給手段のデータベー
スにおける検索が行われ、検索されたデータ群は通信手
段によってデータ再生手段に伝達され、データ再生手段
では伝達されたデータ群を記憶するとともに使用者の指
示に基づくページ毎にデータ群の表示が行われるもので
ある。これによって使用者は通信回線を通じて書籍など
のデータを入手でき、またデータ再生手段を利用して必
要な場所、時間にその再生を行うことができる。
【0003】特公平5−83948号公報は、不特定多
数の情報購入者が公衆の容易にアクセス可能な場所に設
置された公衆情報販売装置から、その購入を希望する情
報を保有している情報源装置のいずれかに通信網を介し
て接続し、希望情報の購入取引を行う。料金清算ないし
は料金支払いを保証する身分証明の確認などは販売装置
においても取引の契約ないしは成立時点で行われるとと
もに、購入希望者は希望する情報を販売装置から即座に
入手できるものである。これにより、情報の流通促進が
期待される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電子
化されたデータをユーザに配信するにあたっては、大き
な利便性を提供するものであるが、実際に使用するにあ
たっては、以下のような問題が発生する。
【0005】1.データの容量が大きくなると、伝送に
時間がかかるため、ユーザの待ち時間が過大になる。こ
れは、電子配信の対象を、図鑑、写真集などの写真、図
版を多く含む出版物、さらにはCDアルバムなど、単純
なテキストデータよりかなり容量が大きいものまで広げ
た場合に非常な困難をもたらす。書店などの通常の販売
経路では、ユーザが所望の書籍などを入手するのにかか
る時間は、その出版物の内容には通常無関係であること
を考えると、電子的な流通を実用的な形で実現するには
この問題を解決することが非常に重要である。
【0006】2.著作権保護の問題が考慮されておら
ず、悪意のあるユーザが、ダウンロードしたデータを不
正コピーして配布しても、これを検出することができな
い。これは、複写するのに時間のかかる紙書籍と、電子
化されたデータとで大きく異なる点である。
【0007】3.通信速度、方法の異なるデータソース
(情報源)の混在が考慮されていない。データソースと
しては、処理速度の異なるホストコンピュータ、記憶容
量の異なるメモリがあり、また有線、無線、衛星回線
等、通信速度も多様であるため、ユーザが所望するデー
タソースが複数存在した場合、自動的に、最適なものが
選択できる必要がある。
【0008】4.電子的流通を行なうことにより、購入
前に内容を吟味すること、例えば書店での俗に言う「立
ち読み」が難しくなる。そのため、電子的データを購入
する際に一律に課金されるのでは、ユーザは、購入した
ものの、実際に内容を知ってみると、興味を引くもので
はなかった、という事態を想定しなくてはならなくな
り、ユーザの不安は大きい。例えば特公平6−8519
6号公報には、ソフトウエアの購入時に、ユーザにデモ
ンストレーションを見せるソフトウエア販売機の技術が
開示されているが、書籍など、その真価を知るのに一般
に時間がかかる内容をこのような方法でユーザに把握さ
せるのは不可能である。
【0009】5.すでに電子化されたデータしか選択す
ることができない。このことは当然のようであるが、特
に、書籍のように、電子化されていない形ではあるが非
常に多くの種類の内容が通常のルートで入手可能と分か
っている場合に、限られた内容の情報しか入手できない
ような電子流通を使用したいと考えるユーザは少数であ
る。
【0010】6.電子化された書籍などのデータの、キ
ーワードが出てくる部分を取り出す際、後々のために
は、中途半端な単位ではなく、所望の部分を含む節、章
などまとまった単位で取り出したいとユーザが考えるの
は当然のことであるが、このようなことが可能な検索装
置は従来知られていなかった。
【0011】本発明は、以上のようなデータ流通システ
ム及び複製データ検出システムの課題を解決した新しい
システムを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1に
記載のデータ流通システムは、データ選択装置と、デー
タソース選択装置と、データ受信装置と、該データ受信
装置に接続された複数のデータソースとからなり、前記
データ選択装置からの選択に応じて、データソース選択
装置が特定の基準にしたがって該データを保持している
データソースを選択し、該データソースより前記データ
選択装置で選択されたデータを前記データ受信装置が受
信することを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項2に記載のデータ流
通システムは、データバッファリング装置を備え、デー
タバッファリング装置は過去にデータ選択装置が選択し
たデータから所定の基準に基づいて選んだデータのバッ
ファリングを行ない、このデータバッファリング装置を
前記複数のデータソースの一つとする構成を特徴とす
る。
【0014】特に、前記データバッファリング装置にバ
ッファリングされるデータを選ぶ基準は、容量または1
回の伝送にかかる時間、選択された回数のいずれかまた
は両方に基づくのが好ましい。また、前記データバッフ
ァリング装置の空き領域が少なくなった時には、容量ま
たは1回の伝送にかかる時間、選択された回数、データ
選択装置によって最後に選択されてからの経過時間のい
ずれかまたは全てに基づいて消去するデータを選ぶこと
が好ましい。
【0015】また、本発明の請求項3に記載のデータ流
通システムは、前記複数のデータソースは、時間をずら
して、データを時分割式に繰り返し送信しており、前記
データソース選択装置は、データ選択装置において選択
されたデータがデータソースから送信されるまでの時間
またはデータ受信装置で受信されるまでの時間がもっと
も短いデータソースを選択することを特徴とする。
【0016】また、本発明の請求項4に記載のデータ流
通システムは、データ選択装置と、データ受信装置と、
データソースを備え、前記データソースは、異なるデー
タを時分割式に繰り返し送信しており、データソース
は、前記データ選択装置にて選択される頻度が高いデー
タに、多く送信時間を割り当てることを特徴とする。
【0017】ここで、本発明において、データ検索装置
は、検索条件入力手段と、検索手段と、記憶装置、およ
び出力手段を備えて構成し、前記検索手段は、検索条件
入力手段から入力された検索条件に適合した部分を含
む、段落、節、章、書籍全体、データ全体など、または
意味的にまとまった単位、または入力された検索条件に
適合する名称を持った楽曲を含むアルバム全体など意味
的にまとまった単位でデータを記憶装置から取り出し、
出力することにより検索することができる。そして、階
層構造を持ったデータを、深さレベルと存在範囲を示す
情報によって統一的に管理することによりデータを格納
することができる。
【0018】また、本発明の請求項5に記載のデータ流
通システムは、データ選択装置と、データソースを備え
たデータ流通システムであって、データソースにユーザ
が所望の電子的データが存在しない場合、前記電子的デ
ータ、またはそれと同一の、または類似した内容の非電
子的データをデータソース以外の業者などの団体、個人
または装置に前記データ選択装置から発注することを特
徴とする。ここで、本来データソース以外の業者などの
団体、個人または装置の少なくとも一部が、仮想的にデ
ータソースの一種としてユーザに把握されるような表示
を行なうことが望ましい。
【0019】さらに、本発明の請求項6に記載の複製デ
ータ検出システムは、データ検査装置と、複数台のデー
タ記憶装置と、前記データ検査装置と前記データ記憶装
置間のデータ送信または送受信を行なうデータ通信装置
を備えた複製データ検出システムであって、前記各デー
タ記憶装置はデータ通信装置と常時または必要に応じて
接続されるか、または一体化しており、正常な使用状態
では各データ記憶装置に一意的に与えられた、認証コー
ドを含むデータを記憶しており、データ通信装置はデー
タ記憶装置に記憶されている、認証コードを含む情報を
データ検査装置に送信し、前記データ検査装置は、デー
タ通信装置から送信された情報に基づいて、2台以上の
異なるデータ記憶装置が共通の認証コードを記憶してい
るかどうか、または過去に記憶していたことがあるかど
うかを検査し、そのように判定された場合には、当該認
証コードを記憶しているか過去に記憶していたデータ記
憶装置のいずれか、または全てが複製であると判定する
ことを特徴とする。
【0020】また、前記複製データ検出システムは、デ
ータ通信装置が、「使用開始」を示す情報を認証コード
と共に送信したとき、その認証コードはデータ検査装置
によって「使用中である」に分類され、「使用を終了す
る」という情報が、認証コードと共に送信された時は、
それ以降、その認証コードは「使用中でない」に分類さ
れ、その両方のいずれにも該当しない認証コードは、
「使用中ではない」に分類され、「使用中である」に分
類されている認証コードが、「使用を開始する」という
情報とともに送信された場合、または「使用中でない」
に分類されている認証コードが、「使用を終了する」と
いう情報とともに送信された場合のいずれかまたは両方
の場合に、2台以上の異なるデータ記憶装置が当該認証
コードを記憶していると判定するものであってもよい。
【0021】さらに、本発明の請求項7に記載の複製デ
ータ検出システムは、データ通信装置は、あらかじめ定
められたタイミングのパターンでデータ検査装置に認証
コードを含む情報を送信し、同一の認証コードを含む情
報の送られてくるタイミングが、前記定められたパター
ンからずれている場合に、複数のデータ記憶装置が同一
の認証コードを記憶していると判定し、そのように判定
された場合には、当該認証コードを記憶しているデータ
記憶装置のいずれか、または全てが複製であると判定す
ることを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の請求項8に記載の複製デ
ータ検出システムは、前記データ検査装置は、記憶され
ている認証コードが分かっているデータ記憶手段に対し
て、別の認証コードまたはそれを生成するためのデータ
をデータ通信装置を通して送信して、当該データ記憶装
置の持つ認証コードを直接的にまたは間接的に書き換
え、さらに、データ検査装置は以降、永久的にまたは所
定の期間内に、書き換える前の当該データ記憶装置の認
証コードと同じ認証コードを含む情報を送信するデータ
記憶装置が検出された場合は、複数のデータ記憶装置が
同一の認証コードを記憶しているか、または過去に記憶
していたと判定し、そのように判定された場合には、当
該認証コードを記憶しているまたは過去に記憶していた
データ記憶装置のいずれか、または全てが複製であると
判定することを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の請求項9に記載の複製デ
ータ検出システムは、データ通信装置は、データ再生装
置の一部分となっており、データ記憶装置は、認証コー
ドに加えて、データ再生装置で再生されるための再生デ
ータを記憶しており、データ再生装置は、データ検査装
置によって複製であると判定されたデータ記憶装置に対
しては、データ検査装置によって複製であると判定され
なかったデータ記憶装置に対する動作と異なる動作を行
うことを特徴とする。また、本発明による複製データ検
出システムは、少なくとも、上述の複製データ検出シス
テムおよび複数台のデータ再生装置を備え、データ記憶
手段は、認証データに加えて、データ再生装置で再生さ
れるデータを記憶しており、データ通信装置は、データ
再生装置の一部分となっており、データ再生装置は、複
製データ検出システムによって複製であると判定された
データ記憶手段に対しては、そのデータの再生を中止す
る、データの再生の仕方に制限を設ける、ユーザに対す
る警告のメッセージを表示するなどの方法で、複製デー
タ検出システムによって複製であると判定されなかった
データ記憶手段に対する動作と異なる動作を行なうこと
を特徴とした構成も可能である。
【0024】さらに、本発明の請求項10に記載の複製
データ検出システムは、データ通信装置は、データ再生
装置の一部分となっており、データ記憶装置は、認証コ
ードに加えて、データ再生装置で再生され、データ更新
装置で更新される再生データを記憶しており、データ更
新装置は、データ検査装置によって複製であると判定さ
れたデータ記憶装置に対しては、データ検査装置によっ
て複製であると判定されなかったデータ記憶装置に対す
る動作と異なる動作を行うことを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の請求項11に記載のデー
タ流通システムは、データ記憶手段と、データ更新装置
と、課金装置とを備え、前記データ記憶手段は、データ
及びデータの更新装置による書き込み日時または日時及
び時刻を記憶し、前記データ更新装置は、データ記憶手
段にデータ及び料金情報の書き込みまたは書き換えを行
い、前記課金装置は、現在日時または日時及び時刻と、
データ記憶手段に格納されたデータのデータ更新装置に
よる書き込み日時または日時及び時刻との差から課金額
を決定することを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の請求項12に記載のデー
タ流通システムは、データ記憶手段と、データ更新装置
と、課金装置とを備え、前記データ記憶手段は、データ
及びデータの更新装置による書き込み日時または日時及
び時刻と、単位日時または時間当たりの料金を記憶し、
前記データ更新装置は、データ記憶手段にデータ及び料
金情報の書き込みまたは書き換えを行い、前記課金装置
は、現在日時または日時及び時刻と、データ記憶手段に
格納されたデータのデータ更新装置による書き込み日時
または日時及び時刻との差と、単位日時または時間当た
りの料金から課金額を決定することを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の請求項13に記載のデー
タ流通システムは、データ記憶手段と、データ使用記録
装置と、データ再生装置と、課金装置と、課金装置に備
えられたデータ使用記録読み取り装置を備え、前記デー
タ記憶手段にはデータが格納されており、前記データ使
用記録装置は、データ記憶手段に格納されたデータがデ
ータ再生装置によって使用された時刻、日付、時間の長
さ、回数などを記録し、前記課金装置は、データ使用記
録装置に記録された内容をデータ使用記録読み取り装置
により読み取って、課金する額を決定することを特徴と
する。
【0028】本発明によるデータ流通システムは少なく
とも課金装置と、データ更新装置と、データ再生装置
と、データ記憶手段と、データ更新記録装置を備え、課
金装置にはデータ更新記録読み取り装置を備え、データ
記憶手段には、データ再生装置で再生するためのデータ
が主に格納されており、データ更新装置は、データ記憶
手段のデータの書き込みまたは書き換えを行ない、デー
タ更新記録装置は、データ記憶手段に格納されたデータ
の、データ更新装置による書き込み日時、または時刻お
よび日時を記録しており、データ更新記録装置が、デー
タ更新記録読み取り装置に接続またはセットされると、
データ更新記録読み取り装置は、データ更新記録装置に
記録されている情報を読み取り、課金装置はデータ更新
記録読み取り装置が読み取った内容に基づいて、課金す
る額を決定する構成も可能である。
【0029】また、データ更新記録装置は、データ記憶
装置の一部領域にデータ更新記録を書き込み、したがっ
て、課金のために実際にデータ更新記録読み取り装置に
接続またはセットされるのは、データ記憶装置またはデ
ータ記憶装置を含んだデータ再生装置であることを特徴
とした構成も可能である。
【0030】さらに、課金装置には少なくとも、データ
記憶装置に格納されている、データ再生装置で使用する
ためのデータを更新するデータ更新装置を備え、データ
更新記録読み取り装置に、データ記憶装置またはデータ
記憶装置を含んだデータ再生装置が接続またはセットさ
れる際に、所定の条件が充たされていれば、データ更新
装置が、データ記憶装置のデータを更新することを特徴
とした構成も可能である。
【0031】さらに、本発明のデータ流通システムは、
データ使用記録装置は、データ記憶装置の一部領域とな
っており、したがって、課金のために実際にデータ使用
記録読み取り装置に接続またはセットされるのは、デー
タ記憶装置またはデータ記憶装置を含んだデータ再生装
置であることを特徴とした構成も可能である。また、本
発明のデータ流通システムは、課金装置には少なくと
も、データ記憶装置に格納されている、データ再生装置
で使用するためのデータを更新するデータ更新装置を備
え、データ使用記録読み取り装置に、データ記憶装置ま
たはデータ記憶装置を含んだデータ再生装置が接続また
はセットされる際に、所定の条件が充たされていれば、
データ更新装置がデータ記憶装置のデータを更新する構
成も可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態であるデータ流通システムのブ
ロック図を示す。データ販売機101は店舗等のユーザ
ーが比較的自由に利用可能な適当な設置場所に置かれ
て、ユーザが持参したミニディスク(MD)、メモリカ
ードのようなメモリ手段に、電子化された書籍データを
書き込んで販売することを想定するが、このような想
定、以下の各構成要素の具体的な仕様、細部の構成およ
びデータ構造は、あくまでも説明のための例であり、こ
の発明の範囲を限定するものではない。
【0033】データ販売機101は、データ選択装置1
02、データソース選択装置103、データ受信装置1
04、データ更新装置105、課金装置106、表示装
置108、データ情報テーブル109、データレートテ
ーブル110を備えている。ここで、データ更新装置1
05は、ミニディスク107の書き込みあるいは書き換
えを行う。データ受信装置104は、4つのデータソー
ス、ここでは第1のデータ衛星111、第2のデータ衛
星112、第1のデータサーバ113、第2のデータサ
ーバ114に接続され、データを受信する。本来データ
販売機101は複数台あっても差し支えないが、1台で
も特に動作に重要な違いはないので、以下では1台のデ
ータ販売機101を持つデータ流通システムについて説
明する。
【0034】以下、ユーザがデータ販売機101を使用
して、データを購入する際のデータ流通システム全体の
処理の流れを図2のフローチャートに沿って説明する。
【0035】まず、ユーザがデータ更新装置105に、
ユーザが持参したミニディスク107を挿入する(ステ
ップS201)と、データ選択装置102は、データ情
報テーブル109に格納されている図3に例を示すデー
タ情報テーブル109の内容の一部を取り出して、表示
装置108に表示する(ステップS202)。この例で
は、データ情報テーブル109は、選択可能なデータの
数を表すデータ数フィールド301と、データ数フィー
ルド301があらわす数だけ存在する、各データの名称
を示す名称フィールド302、各データの販売価格を示
す価格フィールド303、各データが存在するデータソ
ースを示すデータソースフィールド304、および各デ
ータの容量をバイトで表した容量フィールド305から
なる。
【0036】データ数フィールド301は、選択可能な
データの数を2バイトの符号なし整数で表し、名称フィ
ールド302はここでは1つのデータにつき16文字の
シフトJISコードで格納されているとする。ただし、
データの名称が16文字を本来超える場合は、最初の1
6文字が格納され、16文字に満たない場合は0で埋め
られているとする。価格フィールド303は各データの
価格を2バイトの符号なし整数で表している。データソ
ースフィールド304は、データ数フィールド301で
あらわされる数だけある各データごとに、各データソー
スに対応するビットが割り当てられており、「1」のビ
ットはそのデータソースに該当データが存在すること、
「0」のビットは、存在しないことを示す。データソー
スフィールド304はデータソースが新たに該当のデー
タが用意されると、更新される。容量フィールド305
は各データのバイト単位の容量を4バイトの符号なし整
数で表している。ただし図3では整数はすべて10進
で、シフトJISコードは対応する漢字に直して図示し
た。
【0037】図4は表示装置108の表示例およびデー
タ選択装置102が備える、前項目スイッチ401、次
項目スイッチ402、決定スイッチ403および取り消
しスイッチ404の外観図である。現在選択対象になっ
ているデータの名称及び販売価格が、長方形で囲まれ
て、あるいは反転表示して、各データごとに表示され
る。前項目スイッチ401が押されると、選択対象デー
タは現在選択対象になっているデータの上隣に表示され
ているデータに切り替えられる(ステップS203)。
次項目スイッチ402が押されると、選択対象データは
現在選択対象となっているデータの下隣に表示されてい
るデータに切り替えられる(ステップS204)。決定
スイッチ403が押されると、データ選択装置102
は、その時点で選択対象になっていたデータ、つまりユ
ーザが購入しようとしているデータがどれであるかをデ
ータソース選択装置103に伝える(ステップS20
5)。取り消しスイッチ404については後述する。
【0038】さて、データ情報テーブル109は、デー
タ選択装置102とデータソース選択装置103で共有
されているので、データ選択装置102からデータソー
ス選択装置103に伝える必要があるのは、データ情報
テーブル109の何番目にあるデータが選択されたかと
いう情報のみである。データソース選択装置103は、
データ情報テーブル109の、データソースフィールド
304を参照して、選択されたデータが、どのデータソ
ースに存在するかを調べ(ステップS206)、選択さ
れたデータが存在するデータソースについて、そこから
データを取り出した場合の所要時間はどれほどかという
情報をデータレートテーブル110から取り出して、そ
の中でもっともデータレートの高い、すなわち転送に要
する所要時間が平均的に最も短いデータソースを選択す
る(ステップS207)。
【0039】データレートテーブル110の例を図5に
示す。各データソースごとの、データレートがここでは
秒あたりの転送ビット数で表されている。ただし、ここ
であげた数値は説明のためであり、現在の技術による標
準的な数値を必ずしも表してはいない。データレートは
データソースの技術革新、使用技術により更新されるも
のである。即ち、データ情報テーブル109、データレ
ートテーブル110によって、各データソースで供給可
能なデータや各データソースのデータレートを管理する
利点について説明すると、もし各データソースで供給可
能なデータや各データソースのデータレートが固定した
ものであれば、データごとに最速なデータソースを選択
することは固定的に結線されたハードウエアでも可能で
あるが、実際には各データソースから供給可能なデータ
の内容、価格などは変化しうるため、データ情報テーブ
ル109、データレートテーブル110の内容を変更す
るだけでそのような変化に対応できるようにしたのであ
る。ここでは詳述しないが、データ情報テーブル10
9、データレートテーブル110を容易に書き換えられ
る方法として、フロッピーディスクから新しいテーブル
の内容を読み取る、あるいは各データソースからそのデ
ータソースに対応するテーブルの部分を適切なタイミン
グで送信するなどの方法を用いて、テーブルの更新を行
なうことも考えられる。
【0040】この例では、データソースとしては、第1
のデータ衛星111、第2のデータ衛星112、第1の
データサーバ113、第2のデータサーバ114の4つ
があり、この順で、データレートがデータレートテーブ
ル110に書かれているとする。各データソースは、第
1のデータ衛星111、第2のデータ衛星112はもち
ろん、第1のデータサーバ113、第2のデータサーバ
114も、データ受信装置102から物理的に遠く隔た
った地点に存在していても良い。第1のデータ衛星11
1、第2のデータ衛星112は、データを電波によって
データ受信装置102に送信し、第1のデータサーバ1
13、第2のデータサーバ114は、データ受信装置1
04と高速電話回線で結ばれているとするが、このよう
な通信手段はデータソースや用いられる技術によって他
にも種々のものがありうるのはもちろんのことである。
【0041】各データソースは、データ販売機101と
同一の構成を持った、別のデータ販売機101’、10
1”…とも同様に交信を行なうとする。各データソース
の所有者が同一である必要はなく、また各データ販売機
101、101’、101”…の所有者も各データソー
スの所有者と異なっても良い。
【0042】各データ販売機101、101’、10
1”…の動作は全く同一のため、以下、1台のデータ販
売機101と各データソースの動作についてのみ述べ
る。
【0043】ここで、データソースが通常のDRAMメ
モリ、ハードディスクなど、日常的な意味での通信を行
なわない装置である場合について付言すれば、このよう
な場合も、メモリやハードディスクのインターフェース
をデータ受信装置104とみなすことができるので、デ
ータソースがこのような機器であったとしても、本発明
の範疇から外れるものではないのは明らかである。
【0044】例えば、データ情報テーブル109におけ
る2番目のデータがユーザに選択されたとすると、デー
タソース選択装置103は、データ情報テーブル109
のデータソースフィールド304から、それが2番目の
データソースと3番目のデータソース、すなわち第2の
データ衛星112と第1のデータサーバ113にあるこ
とを知り、次にデータレートテーブル110を参照し
て、どのデータソースから得るのがもっとも速いかを調
べる。図5の例では、第2のデータソースのデータレー
トが、第3のデータソースのデータレートより遥かに大
きい、すなわち第2のデータ衛星112のデータレート
が第1のデータサーバ113によるデータレートより遥
かに大きいため、データソース選択装置103は、第2
のデータ衛星115をデータソースとして選択するので
ある。
【0045】次いで、データソース選択装置103は、
選択されたデータソースからデータ受信装置104を介
してデータを受信する(ステップS208)。このと
き、データ受信装置104が、選択されたデータソース
に対して、データの要求を送信する必要があるかどうか
は、データソースに依存する。
【0046】例えば、図6で示すように、時分割式で、
「フランダースの犬」「我輩は猫である」「オッペルと
象」・・・・・のように一定時間単位のデータが繰り返
し発信されるようなデータソースであれば、データの要
求を送信する必要はなく、所望のデータが送信されるま
で受信データを読み捨てれば良く、必要なデータのみを
受信する。データ衛星など、送信が非常に高速である
が、個別の宛先に応じた内容の送信が難しいデータソー
スではこのような方法は現実的である。ただし、データ
レートテーブル110に格納する数値は、このような所
望のデータが送信されるまでの平均待ち時間を考慮した
ものにする必要がある。ここでは、第1のデータ衛星1
11、第2のデータ衛星112は、このようにしてデー
タ受信装置104にデータの送信を行なうものとする。
このようなものではなく、要求があって初めてデータが
送出されるようなデータソースについては、データの要
求がデータ販売機101からデータソースに対して発行
される必要がある。ここでは、第1のデータサーバ11
3、第2のデータサーバ114はそのようなデータソー
スとする。
【0047】このようなデータソースに対しては、デー
タ販売機101から、何らかの形でデータソースへの送
信手段が必要となる。ここでは、第1のデータサーバ1
13または第2のデータサーバ114からデータ受信装
置104がデータを受信する際は、データ受信装置10
4から第1のデータサーバ113または第2のデータサ
ーバ114へデータの要求が、送信されるとする。
【0048】データ受信装置104によるデータの指定
が、第1のデータサーバ113と第2のデータサーバ1
14に理解される必要があるので、ここでは、第1のデ
ータサーバ113と第2のデータサーバ114にも、デ
ータ情報テーブル109のコピー109’、109”を
持たせておき、データ受信装置104による第1のデー
タサーバ113または第2のデータサーバ114に対す
るデータの要求は、データ情報テーブル109の何番目
のデータであるかをデータ受信装置104がこれらのデ
ータソースに送信することで行なう。
【0049】このようにして、いずれの場合にも、デー
タ受信装置104は、ユーザが所望のデータをデータソ
ース選択装置103が最適と判定するデータソースから
得ることができる。
【0050】データ選択装置102は、表示装置108
に、データ情報テーブル109から得たデータの価格を
表示する。(ステップS209)。ユーザは表示装置1
08に表示された金額を課金装置106に投入するか、
取り消しスイッチ404を押す。
【0051】取り消しスイッチ404が押された場合
は、データ更新装置112からはミニディスク107が
排出され、データ販売機101は再びユーザがミニディ
スクを挿入するのを待つ状態になる(ステップS21
0)。
【0052】課金装置106に定められた金額が投入さ
れた場合は、データ受信装置104は、送られたデータ
を、データ更新装置105に転送する(ステップS21
1)。データ更新装置105は、送られたデータをミニ
ディスク107に書き込む(ステップS212)。次に
データ更新装置105は、ミニディスク107を排出し
て、データ販売機101は再びユーザがミニディスクを
挿入するのを待つ状態になる(ステップS210)。
【0053】なお、この例では電子化された書籍データ
を扱っているが、その電子化の形態についてはこれまで
述べなかった。しかし、文書データを電子化することは
すでに広く行なわれており、そのような方法の一例とし
て、テキストデータであればシフトJISにてコード化
することができるし、画像データとして、スキャナで入
力することで電子化することができるが、本発明はその
ような電子化の方法、データ形式に関わりなく適用され
うるものである。これまで述べてきたデータ販売機10
1の説明は書籍データを楽曲データ、画像データ、動画
データ、商業データ、コンピュータソフト、ゲームソフ
トなどに置き換えても成り立ち、したがって書籍データ
に用途は限定されないことも明らかである。また、デー
タ記憶装置として、フロッピーディスク、メモリカー
ド、光磁気ディスクなど、ミニディスク以外の記憶メデ
ィアを用いても差し支えない。
【0054】また、データを再生するための再生装置
が、上記のデータ記憶装置と一体化した形態であっても
構わないのももちろんのことである。
【0055】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、前記第1の実施の形態とほぼ同じで、データ販売機
701の中にデータバッファリング装置715を備え、
他のデータソースからデータ受信装置704が受信した
データのうち、所定の基準に基づいて選ばれたデータが
データバッファリング装置715に格納され、データバ
ッファリング装置715をデータソースの一種と見なす
ことを特徴とする。以下特徴を説明する。なお、以下の
各構成要素の具体的な仕様、細部の構成およびデータ構
造は、あくまでも説明のための例であり、本発明の範囲
をこれに限定するものではない。
【0056】図7は、第2の実施の形態である、データ
流通システムのブロック図を示す。データバッファリン
グ装置715を備える以外は第1の実施の形態で述べた
データ流通システムと同様で、図1の100台を700
台に変えて図示する。なお、データバッファリング装置
715をデータソースと見なす場合、データ受信装置7
04との間で必ずしも日常的な意味の通信を行なうわけ
ではないが、そのような場合も両者の間のインターフェ
ースがデータ受信装置704を構成すると見なすことが
できる。
【0057】データバッファリング装置715は、より
具体的には、図8に示されるように、コントローラ80
1、バッファメモリ802および時計803からなる。
時計803は、年月日、時分秒を持っているものとす
る。コントローラ801は、バッファメモリ802に格
納するデータを選ぶとともに、バッファメモリ802に
格納されたデータを管理し、およびデータ情報テーブル
709およびデータレートテーブル710の書き換え
を、後述するように必要に応じて行なう。
【0058】データ情報テーブル709とデータレート
テーブル710の例をそれぞれ図9および図10に示
す。図3および図5で示したものとの相違は、データ情
報テーブル709には、データ選択装置702にて選択
された回数を示す選択回数フィールド906、および最
後に選択された時刻を示す選択時刻フィールド907が
追加されていること、データ情報テーブル709とデー
タレートテーブル710双方とも、データソースとし
て、データバッファリング装置715が追加されている
ことである。その他は300台と900台を対応させて
示している。なお、データ情報テーブルの、データバッ
ファリング装置715に対応するビットは、データ販売
機701が起動されたときは、どのデータに対しても
「0」となっているとする。また、データレートテーブ
ル710の、データバッファリング装置715に対応す
るデータレートは、非常に高い値、つまり非常に転送が
高速であることを示す値「900000」を格納してお
く。もちろん、データバッファリング装置715からデ
ータ受信装置704にデータを転送する際の実測データ
レートの平均的な値を格納しておいても差し支えない。
【0059】データ流通システム全体の、データソース
選択装置703でデータが選択されるまでの動作は第1
の実施の形態で述べたデータ販売機101と同じであ
る。
【0060】以下、データバッファリング装置715の
動作を図11のフローチャートに沿って説明する。
【0061】ここでは、コントローラ801は、データ
選択装置702で選択される回数が多いものを優先して
バッファメモリ802に格納することを仮定する。
【0062】データバッファリング装置715は、デー
タソース選択装置703で新たなデータが選択される
と、データ情報テーブル709の、該当データに対応す
る選択回数フィールド906に1を加え(ステップS1
101)、対応する選択時刻フィールド907に、時計
803から得られる現在の時刻を書き込む(ステップS
1102)。
【0063】次に、該当データがバッファメモリ802
にあるかどうかによって、以下のいずれかの動作を行な
う。ただし、該当データがバッファメモリ802に存在
するかどうかは、データ情報テーブル709のデータソ
ースフィールド904を参照することで判定できる。す
なわち、データバッファリング装置715に対応するビ
ットが「1」であれば、該当データはデータバッファリ
ング装置715、つまりバッファメモリ802に存在す
るし、「0」であれば存在しない。図9の例では「オッ
ペルと象」がバッファメモリ802に存在することを表
している。「フランダースの犬」「我輩は猫である」は
バッファメモリ802に格納されていないことが分か
る。
【0064】データバッファリング装置715に該当デ
ータが存在する場合は、データバッファリング装置71
5の処理は終了する(ステップS1103)。
【0065】該当データがバッファメモリ802になか
った場合、コントローラ801は、選択回数が該当デー
タより多いデータがすべてバッファメモリ802に格納
されているかどうかによって以下のいずれかの動作を行
なう。ただし、この判定は、選択回数フィールド906
と、データソースフィールド904を参照して、選択回
数が該当データより多く、かつデータソースフィールド
904の、データバッファリング装置715に対応する
ビットに「0」が立っているようなデータがない場合
に、選択回数が該当データより多いデータはすべてバッ
ファメモリ802に格納されていると判定することで行
なえる。すなわち選択回数が該当データより多いデータ
はすべてバッファメモリ802に格納されている場合
は、該当データはバッファメモリ802に新たに格納さ
れる資格があるといえる。このときは、コントローラ8
01は、バッファメモリ802に該当データを格納する
余裕があるかどうかを調べるため、現在のバッファメモ
リ802の使用量Uを算出する(ステップS110
4)。ここでは、バッファメモリ802に、各データは
バイト単位で図12のように、4バイト符号なし整数で
データのバイト数を表すデータ容量1201、データ本
体1202の順で格納されており、以下、データの数だ
け同じ構造が、データ容量1201’、データ本体12
02’、データ容量1201”、データ本体1202”
の順で繰り返され、異なるデータの間に空きは作らない
とする。このときのバッファメモリ802の使用量U
は、U=8*データ数+各データの容量の和で得られ、
データ数および各データの容量はデータ情報テーブル7
09のデータ数フィールドおよび容量フィールドから容
易に得られるので、このような計算は可能である。
【0066】次に、コントローラ801は、使用量Uと
該当データの容量Dの和とバッファメモリ802の容量
Bを比較して、その結果によって以下の動作を行う。
【0067】U+D<=B のときは、新たにバッファメモリ802に該当データを
登録することに何の問題もない。バッファメモリ802
の、使われていない最初のアドレスから、該当データの
データ容量1201を書き込み(ステップS110
5)、続いて該当データのデータ本体1202を書き込
み(ステップS1106)、データ情報テーブル709
の該当データのデータソースフィールド904の、デー
タバッファリング装置715に対応するビットを「1」
にして(ステップS1107)、データバッファリング
装置715の処理は終了する(ステップS1103)。
【0068】U+D>B のときは、新たにバッファメモリ802に該当データを
登録するにはバッファメモリ802の残りの容量Bが不
足している。コントローラ801は、データ情報テーブ
ル709の、選択回数フィールド906とデータソース
フィールド904を参照して、選択回数が該当データよ
り少なく、しかもデータソースフィールド904の、デ
ータバッファリング装置715に対応するビットに
「1」が立っている、つまりバッファメモリ802に存
在するデータ(以下「置き換え対象データ」と呼ぶ)が
あるかどうかによって、以下の動作を行う。
【0069】置き換え対象データが存在しない場合は、
データバッファリング装置715の処理は終了する(ス
テップS1103)。
【0070】置き換え対象データがあった場合、コント
ローラ801は置き換え対象データ(複数個ある可能性
に注意)の容量Tを、T=8*置き換え対象データの数
+各置き換え対象データの容量の和で求める(ステップ
S1108)。置き換え対象データは上に述べた通り、
データ情報テーブル709の選択回数フィールド906
と、データソースフィールド904を参照して得られる
ので、対象データの容量Tの計算に必要な置き換え対象
データの数と、各置き換え対象データの容量の情報が、
データ情報テーブル709のデータソースフィールド9
04、容量フィールド905、選択回数フィールド90
6の情報から得られるのは明らかである。対象データの
容量Tは、該当データによって、置き換えてもよいデー
タのバッファメモリ802上で占める容量を示してい
る。そこで、T<Dが成り立つかどうかによって、以下
の動作を行なう。
【0071】T<Dが成り立つときには、置き換え対象
データを該当データで置き換えることは不可能なので、
データバッファリング装置715の処理は終了する(ス
テップS1103)。
【0072】T<Dが成り立たないときには、コントロ
ーラ801は、データ情報テーブル709を参照して、
B−U>=Dとなるまで、各時点でバッファメモリ80
2に存在するうちで容量が最小の置き換え対象データを
バッファメモリ802から削除して(ステップS110
9)、これによってできたバッファメモリ802の空き
を詰め(ステップS1110)、データ情報テーブル7
09の、データソースフィールド904の、バッファメ
モリ802から削除された置き換え対象データに対応す
るビットを「0」にセットする(ステップS111
1)。その後コントローラ801は、バッファメモリ8
02の、使われていない最初のアドレスから、該当デー
タのデータ容量1201を8バイトで書き込み(ステッ
プS1105)、続いて該当データのデータ本体120
2を書き込み(ステップS1106)、データ情報テー
ブル709の該当データのデータソースフィールド90
4の、データバッファリング装置715に対応するビッ
トを「1」にして(ステップS1107)、データバッ
ファリング装置715の処理は終了する(ステップS1
103)。
【0073】データバッファリング装置715の処理が
終了した後のデータ流通システムの動作は、データレー
トテーブル710の内容に応じて、データソース選択装
置703が最適なデータソースを選択するところを含め
て、これ以降、データソース選択装置703で再びデー
タが選択されるまでの動作は、第1の実施の形態と同じ
である。ただし、所望のデータがデータバッファリング
装置715に存在する場合は、データバッファリング装
置のデータレートとして、データレートテーブル710
にある数値が十分に高いものであれば、データソースと
してデータバッファリング装置715が選ばれる点は異
なる。
【0074】また、コントローラ801が、バッファメ
モリ802に格納するデータを選ぶ基準としては上で述
べたもの以外にも、種々のものが考えられる。上で述べ
たものは、データ選択装置702で選択される回数が多
いものを優先してバッファメモリ802に格納し、バッ
ファメモリ802がいっぱいになったときは、データ選
択装置702で選択される回数の少ないものからバッフ
ァメモリ802から消去する、言い換えればデータ選択
装置702で選択される回数が多いものを優先する制御
であったが、データの容量が大きいものを優先する制
御、伝送1回にかかる時間、選択される回数とデータの
容量の積が大きいものを優先する制御、または最後に選
択された時刻が後のものを優先する制御は、図9に示し
たデータ情報テーブル709の例にある情報のみであき
らかに実現可能である。
【0075】また、バッファメモリ802の空き領域が
少なくなったとき、消去するデータを選ぶ基準は、デー
タ容量、1回の伝送ににかかる時間、選択された回数、
最後に選択されてからの経過時間のいずれかまたは全て
から選択される。バッファメモリに格納しない時にデー
タソースからデータ受信装置に転送するのにかかる転送
時間が大きいデータを優先する制御は、容量フィールド
905から各データの容量、データソースフィールド9
04からそれが存在するデータソース、データレートテ
ーブル710にある、各データソースのデータレートを
取り出し、各データの容量と各データが存在するデータ
ソースのデータレートの積を算出して比較することで可
能である。これ以外にも、適切な情報を保持して使用す
ることで、種々の基準が可能になるのはもちろんのこと
である。
【0076】(第3の実施の形態)図13は第3の実施
の形態であるデータ流通システムのブロック図を示す。
第3の実施の形態も第1の実施の形態と基本的に類似し
ており、対応部分には100台を1300台に変えて図
示する。第3の実施の形態は、データ選択装置1302
に、データスケジュール表1313と時計1314が備
わること、データソースが、第1のデータ衛星131
0、第2のデータ衛星1311、第3のデータ衛星13
12となっており、データレートテーブルを欠いている
ことを特徴とする。第3の実施の形態では第1のデータ
衛星1310、第2のデータ衛星1311、第3のデー
タ衛星1312の複数のデータソースが、書籍1冊分単
位に時分割式に同じデータを時間をずらして送信してお
り、データソース選択装置1303は、データ選択装置
1302にて選択されたデータを最も早く得られるよう
なデータソースを選択する特徴を持つ。なお、以下の各
構成要素の具体的な仕様、細部の構成およびデータ構造
は、あくまでも説明のための例であり、本発明の範囲を
これに限定するものではない。
【0077】図14は、データスケジュール表1313
の例である。ただし、ここでは一部を図示した。図示す
るように、図中、同一の名称を持ったデータは、同じ内
容を持つとし、「我輩は猫である」「オッペルと象」
「フランダースの犬」の順に書籍1冊分をデータ伝送し
ている。各データによって、一回の送信に要する時間が
異なるのは、データの長さが異なることを反映したもの
である。この例では、各データソースは、同一の順序で
時分割式にデータを送信しているが、もちろんこれは必
須ではなく、データ選択装置1302で選択されたデー
タが各データソースからいつ送信されるかという情報が
データスケジュール表1313から得られるようになっ
てさえいれば良いし、そのような情報が、時刻から計算
するなどの別の方法で得られるのであれば、データスケ
ジュール表1313のようなテーブルを持つ必要もな
い。いずれにしろ、ここでは第1のデータ衛星131
0、第2のデータ衛星1311および第3のデータ衛星
1312は、図14に示したデータスケジュール表13
13に沿ってデータを時分割で送信しているとする。
【0078】データソースとしては、時分割で送信され
ているものであればデータ衛星でなくても良く、またデ
ータソースの数もこの例では3つであるが、これに限る
ものでないのはもちろんである。データ選択装置130
2で、データが選択されるまでのデータ流通システムの
動作は第1の実施の形態と同様である。データソース選
択装置1303は、データスケジュール表1313と時
計1314を参照して、選択されたデータが現在の時刻
から見て最も早く送信されるデータソースを選択する。
例えば、時計1314から得た時刻が15:11である
ときに「フランダースの犬」という名称を持ったデータ
が選択されたとすると、データソース選択装置1303
は、データスケジュール表1313を参照して、第1の
データ衛星1310が選択されたデータを次に送信開始
する時刻15:19、第2のデータ衛星1311が選択
されたデータを次に送信開始する時刻15:17、第3
のデータ衛星1312が選択されたデータを次に送信開
始する時刻15:21を比較して、第2のデータ衛星が
選択されたデータを次に送信開始する時刻が現在の時刻
ともっとも近いため、第2のデータ衛星をデータソース
として選択するのである。なお、15:11には、第3
のデータ衛星1312から、「フランダースの犬」が送
信中であるが、このデータを先頭から、第3のデータ衛
星1312から、受信するためには、送信が開始される
時刻である15:21まで待つ必要がある。
【0079】途中からデータを受信した後、先頭からす
でに受信したところまでの部分を再び探してもっとも早
く送信されるデータソースを探して受信するような制御
を行なう場合はこの限りではなく、このような場合も本
発明の範囲内であるのももちろんである。
【0080】これ以降、次にデータが選択されるまでの
データ流通システムの動作は、データソースの違いを除
いて第1の実施の形態と同様である。
【0081】なお、ここまでの説明では、各データソー
スからの送信開始時刻から、データ受信装置1304に
おいてデータが受信されるまでに要する時間(以下、通
信時間)は各データソースにおいて有意な差はないとの
仮定の下、所望のデータの次の送信開始時刻がもっとも
早いデータソースをデータソース選択装置1303が選
択するとしたが、各データソースにおける通信時間の差
が無視できない場合は、データ受信装置1304がデー
タスケジュール表1313から、各データソースごとに
所望のデータの次の送信開始時刻を得た後、各データソ
ースごとの通信時間を、各データソースも送信開始時刻
に加えてから、送信開始時刻を比較することも考えられ
る。この場合は、実質的には各データソースにおける送
信の終了する時刻、またはデータ受信装置1304にお
いて受信が終了する時刻を比較していることになる。
【0082】(第4の実施の形態)図15は、第4の実
施の形態であるデータ流通システムのブロック図を示
す。第4の実施の形態は、第1の実施の形態のデータ流
通システムと類似しており、特徴はデータソースが、各
データを時間単位に時分割式に、ブロックに分けて送出
し、データ選択装置1502によって選択される回数が
多いデータほど、送信時間が多く割り当てられるように
することで、選択された際に少ない待ち時間でデータ販
売機1501でデータが得られるようにする点にある。
その他、図1と対応する部分には100台を1500台
に変えて図示する。以下、特に断らない部分は、第1の
実施の形態で述べたものとデータソースの違いを除いて
同様とする。なお、以下の各構成要素の具体的な仕様、
細部の構成およびデータ構造は、説明のための一例であ
り、本発明の範囲をこれに限定するものではない。
【0083】また、以下では「選択データ」という呼称
で、データ選択装置1502で選択される選択単位を表
す。これはデータを分割して作ったブロックの中のヘッ
ダ部に対するデータ部と区別するためである。この例で
は、後の説明に出てくる「我輩は猫である」や「フラン
ダースの犬」がそれぞれ1つの選択データである。
【0084】第4の実施の形態ではデータソースはデー
タサーバ1511のみとなっているが、これは以下の説
明を必要以上に複雑にしないためであり、複数あっても
差し支えない。また、この例のように、データソースが
1つしかない場合、データソース選択装置1503、デ
ータレートテーブル1510は省略可能であるが、デー
タソースが複数になっても最小限の変更で済むようにす
るために入れた。
【0085】データ情報テーブル1509の例を図16
に示す。図3と対応する部分には300台を1600台
に変えて図示する。選択データが名称フィールド160
2に示すように、2種類となっており、データソースフ
ィールド1604に示すように、データソースが1種類
となっている以外は、第1の実施の形態における図3に
示すデータ情報テーブル109の内容と同一である。選
択データを2種類にしたのも、以下の説明を簡潔にする
ためであり、3種類以上あっても全く差し支えない。デ
ータサーバ1511はデータ情報テーブルのコピー15
09”に加えて、データスケジュール管理テーブル15
12を持つ。
【0086】データサーバ1511からは、データ受信
装置1504に対して、図17に例を示すようなブロッ
クに分けられたデータが時分割式に送信される。図17
では、1つのブロックは、データ番号フィールド170
1、ブロック番号フィールド1702、ブロック数フィ
ールド1703、データ長フィールド1704およびデ
ータ本体1705からなる。データ番号フィールド17
01は、データ情報テーブル1509に、各データに関
する情報が並んでいる順番に1、2、3…と各データに
番号を付けたときの番号でデータを指定しているもので
あり、2バイト整数とする。ブロック番号フィールド1
702は、そのデータの中の何番目のブロックかを表す
2バイト整数、ブロック数フィールド1703はそのデ
ータがいくつのブロックからなるかを表す2バイト整数
である。
【0087】したがって、ブロック数フィールド170
3は、データ番号フィールド1701と同じであれば、
同じ値を持つ。データ本体1705は、バイト単位で、
分割されたデータそのものであり、データ長フィールド
1704は、データ本体1705の長さをバイト単位で
表す4バイト整数である。ここでは、データ長フィール
ド1704は、データの先頭ブロック(ブロック番号フ
ィールド=1)から最終ブロック(ブロック番号フィー
ルド=ブロック数フィールド)の1つ前のブロックまで
は、どの選択データについても、データ長フィールドは
共通の値を持たせるとする。以下この数値を標準ブロッ
クサイズと呼び、ここでは4KBとする。最終ブロック
についてはデータ全体の長さを標準ブロックサイズで割
った余りのバイト数とする。したがって、ここでは、デ
ータ長フィールド1704は、最終ブロック以外はすべ
て共通の値4KB(4096)を持っていることにな
る。
【0088】図17では、数値はすべて10進で図示し
ており、各数値としては図16のデータ情報テーブルの
例における「フランダースの犬」の3番目のブロックに
適合する値が入っている。すなわち、データ番号フィー
ルド1701には、「フランダースの犬」が、データ情
報テーブル1509における、1番目のデータなので、
1が、ブロック番号フィールド1702には、3番目の
ブロックなので3が、格納される。ブロック数フィール
ド1703には、「フランダースの犬」がデータ情報テ
ーブル1509の容量フィールド1605によれば14
636バイトの容量を持つので、14636÷1ブロッ
クの長さ4096(バイト)≒3.57より4が、デー
タ長フィールド1704には、最終ブロックではないの
で4096が、それぞれ格納されている。
【0089】データスケジュール管理テーブル1512
の構成例を図18に示す。選択頻度フィールド1801
は、各選択データがデータ選択装置1502で選択され
た頻度が格納されており、データ流通システム稼動開始
時はすべて0に初期化されているとする。割り当てブロ
ック数フィールド1802は、各選択データに割り当て
られたブロック数を、ここでは100ブロックのうちの
いくつが割り当てられるかで示している。この値の決定
方法については後述する。データ長フィールド1803
は、各選択データごとに、標準ブロックサイズを与える
ものであり、この例では、上に述べたように、各選択デ
ータのどれについても4096が格納されている。逆に
いうと、この例ではデータ長フィールド1803は必ず
しも必要ではないが、あえて設けたのは、後述の実施の
形態についての説明で用いるためである。データ長フィ
ールド1803は、各選択データを分割したブロックの
データ長フィールド1704と、各選択データの最終ブ
ロック以外では一致する。また、データ情報テーブル1
509とデータスケジュール管理テーブル1512の要
素は同じデータに対応する部分が同じ順番にくるように
並んでいるとする。「フランダースの犬」は14636
(バイト)÷4096(バイト)≒3.57より上述の
ように4つのブロックに分けられ、「我輩は猫である」
は31744(バイト)÷4(バイト)=7.75より
8つのブロックに分けられる。各選択データとも最後の
データブロックが送出されると、再び最初のブロックか
ら送信される。図19に示したように、時間あたりの送
出されるブロック数を選択データの間で均等にすると、
「我輩は猫である」全体を受信するには、約15ブロッ
クが送出される間待つ必要があり、「フランダースの
犬」全体の受信には約7ブロックの送出を待つ必要があ
る。ただし、待ち時間の計算は、最終ブロックの長さが
他のブロックと一般には異なることは考慮していない
(以下同様)。
【0090】1つのブロックの送受信にかかる時間は選
択データに大きくは依存しないと考えられるので、これ
はそのまま待ち時間の比を表すと見てよい。ここで、仮
に「我輩は猫である」がデータ選択装置1502で選択
される頻度が「フランダースの犬」の選択される頻度の
9倍であったとすると、データ販売機1501の使用1
0回あたりの平均待ち時間は、 15ブロック*9+7ブロック*1=142ブロック …(1) の送受信にかかる時間となる。
【0091】第4の実施の形態の要点は、データ選択装
置1502で、各選択データが選択される頻度を、デー
タソースのデータ送信のスケジュールに反映させ、この
平均的な待ち時間を減少させることである。
【0092】データがデータ選択装置1502によって
選択されるまでのデータ流通システムの動作は、第1の
実施の形態で述べたデータ流通システムと同様である。
データがデータ選択装置1502で選択されると、デー
タソース選択装置1503はデータ情報テーブル150
9とデータレートテーブル1510を参照して、最適な
データソースを決定するのであるが、この例ではデータ
ソースはデータサーバ1511しかないので、もちろん
データサーバ1511が選択され、データ受信装置15
04からデータ送信要求が出される。これは、第1の実
施の例における、データ受信装置104の、第1のデー
タサーバ113および第2のデータサーバ114に対す
るデータの要求と同じ方法で行なえる。データ受信装置
1504から、データを指定する番号を受け取ると、デ
ータサーバ1511は、データスケジュール管理テーブ
ル1512の選択頻度フィールド1801の対応する要
素をインクリメントする。さらに、データサーバ151
1は、以下に述べる論理で、割り当てブロック数フィー
ルド1802の対応する要素を更新する。以下選択され
た選択データをDiとして、Diに対応する選択頻度フ
ィールド1801の要素をFi、対応する割り当てブロ
ック数フィールド1802の要素をQiとすると、 Qi=(100*Fi)/ΣFi としてQiを求める。ただしΣは全ての選択データにつ
いての和である。
【0093】Qiの計算において、少数点以下は切り捨
てとなるので、一般にΣQiは100を下回る。このと
き、(100−ΣQi)だけのブロックを、最も割り当
てブロック数が少ないデータに割り当てることとする。
【0094】上式で、Diの選択頻度数と全てのデータ
の選択頻度数の和は、いずれもデータスケジュール管理
テーブル1512の選択頻度フィールド1801の情報
を用いて得られる。
【0095】データサーバ1511は、各選択データ
を、データスケジュール管理テーブル1512のデータ
長フィールド1803で指定される大きさのブロックに
分割して、割り当てブロック数フィールド1802で指
定される各データに割り当てられたブロック数の比率に
したがって、ブロックごとに送出する。データ受信装置
1504は、このようにして送られたデータのブロック
をつなぎあわせ、1つなぎのデータにする。これ以降、
新たにデータ選択装置1502で、データが選択される
までのデータ流通システムの動作は、第1の実施の形態
で述べたものと同様である。各選択データのブロック数
をいくつにするかをデータサーバ1511が、データ情
報テーブルのコピー1509”にある、容量フィールド
1605’の情報と、データスケジュール管理テーブル
1512のデータ長フィールド1803の情報から決定
できるのは明らかである。
【0096】ここで、第4の実施の形態の効果について
説明する。仮にD1:「我輩は猫である」(8ブロッ
ク)がデータ選択装置1502で選択される頻度がD2
「フランダースの犬」(4ブロック)の選択される頻度
の9倍であったとすると、このような、選択頻度に応じ
てブロック数を割り当てる方法では、 Q1=(100*9)/(1+9)=90 Q2=(100*1)/(1+9)=10 となり、D1を得るために送出を待たなくてはならない
およその平均ブロック数は、 D1:8*100/90=8.89ブロック D2:4*100/10=40ブロック となる。したがって、データ販売機1501の使用10
回あたりの、送出を待つ必要のあるおよその平均ブロッ
ク数は、 8.89ブロック*9+40ブロック*1=120ブロック…(2) となり、(1)式で得られた142ブロックと比較し
て、15%以上もの減少となっている。つまり平均待ち
時間の少ないデータ流通システムが実現できるのであ
る。
【0097】第4の実施の形態の要点は、データの選択
回数を、時間あたりの各データの送信量に自動的に反映
することであり、この方法は上で述べたものに限らな
い。上に述べた方法は、時間あたりの各データの送信量
を、時間あたりの割り当てブロック数*ブロックあたり
のデータ長と分解して、ブロックあたりのデータ長を一
定に保ちつつ、時間あたりの割り当てブロック数を変化
させていたが、代わりにブロックあたりのデータ長をコ
ントロールしても同じ効果が本発明の範囲内で得られ
る。例えば、データサーバ1511は、データスケジュ
ール管理テーブル1512の割り当てブロック数フィー
ルド1802を各選択データで同一にしながらも、デー
タ長フィールド1803を選択データDiごとに定数α
*Fi/ΣFi(ただしFiはDiに対応する選択頻度
フィールド1801の要素。ただしΣは全ての選択デー
タについての和)で与えれば、やはり時間あたりの各デ
ータの送信量は、データの選択回数を反映したものにな
るので、同一の効果が得られるのは明らかである。
【0098】また、選択データをブロックごとに分割せ
ず、時間あたりの各選択データDiのデータ送信量を、
選択データ全体の長さ*選択データ全体の時間あたりの
送出回数で制御することもできる。この場合、選択デー
タの長さは変化しないので、各選択データDiの時間あ
たりの送信量に選択頻度を反映させるためには、データ
サーバ1511は、選択データの時間あたりの送出回数
を制御する必要がある。
【0099】ここで用いたデータスケジュール管理テー
ブル1512の例では、データ長フィールド1803を
極めて大きくとれば、選択データは最終ブロック、1ブ
ロックで送信されるので、事実上、割り当てブロック数
フィールド1802は、選択データ全体の時間あたりの
送出回数を示すことになる。よって、割り当てブロック
数フィールド1802を制御すれば良い。これをQiと
すると、Diの長さをSi、FiはDiに対応する選択
頻度フィールド1801の要素として Qi=定数β*Fi/Si で与えられ、時間あたりの各選択データDiのデータ送
信量=Si*Qi=定数β*Fiとなり、時間あたりの
各選択データDiのデータ送信量は選択データDiの選
択頻度Fiに、比例したものになる。
【0100】(第5の実施の形態)図20は、本発明の
第5の実施の形態であるデータ検索機のブロック図であ
る。データ検索機2001は、シフトJISなどのテキ
スト形式で格納された書籍データを検索する用途を想定
したものであるが、このような想定、以下の各構成要素
の具体的な仕様、細部の構成およびデータ構造は、あく
までも説明のための例であり、この発明の範囲を限定す
るものではない。データ検索機2001には、検索条件
設定装置2002と、検索装置2003、記憶装置20
04およびミニディスク書き込み装置2005が備わっ
ている。記憶装置2004には、書籍データ数2007
および、書籍データ数2007が示す数だけある、書籍
データ2008、2008’、2008”…が格納され
ている。以降、特に断らない限り、書籍データ2008
に関する説明は、他の書籍データ2008’、200
8”…にも該当するとする。
【0101】ユーザは、データ検索機2001の使用に
あたって、持参したミニディスク2006をミニディス
ク書き込み手段2005に挿入する。次に検索条件設定
装置2002から検索条件を入力する。図21は検索条
件設定装置2002の構成例である。検索条件設定装置
2002は、コントローラ2101、キーボード210
2、表示装置2103、該当データ数レジスタ2104
およびオフセットレジスタ2105からなる。この例で
は検索条件設定装置2002で設定できるのは、キーワ
ードと、段落、節、章、書籍全体など、どのようなレベ
ルを単位としてデータを取り出すかを指定する、データ
取り出し範囲とする。図22は表示装置2103の表示
例である。キーワードウインドウ2201には、キーボ
ード2102から入力されたキーワードが、データ取り
出し範囲ウインドウ2202には、現在選択されている
データ取り出し範囲が四角形で囲まれて示されている。
このデータ取り出し範囲の選択は、キーボード2102
のカーソルキーによって、文字列を囲む四角形を上下さ
せることで行なうとする。該当データ数レジスタ210
4、オフセットレジスタ2105および検索結果ウイン
ドウ2203については後述する。
【0102】検索装置2003において、あいまいな検
索を許すことも考えられるが、あいまいな検索自体は広
く実施されているので、説明を不必要に複雑にすること
を防ぐために、このような検索条件の指定の仕様につい
ての追加、変更によってもデータ検索機2001が本発
明の範囲から外れるようなことはないことを指摘するに
とどめ、ここでは検索装置2003は完全一致検索を行
なうものとして説明する。入力されたキーワードおよび
データ選択範囲は、検索装置2003に送られ、検索装
置2003は、記憶装置2004に格納されている書籍
データ2008、2008’、2008”…を検索し
て、キーワードを含むような書籍データの部分を、検索
条件設定装置2002で設定された単位で取り出したも
の(以下「該当データ」)を、ミニディスク書き込み装
置2005に転送した後、該当データの数を検索条件設
定装置2002に転送する。この検索装置2003の動
作については後に詳しく述べる。
【0103】検索条件設定装置は、転送されてきた該当
データの数を検索結果ウインドウ2203に表示する。
図22には該当データが2件存在した場合の検索結果ウ
インドウ2203の表示例が示されている。ミニディス
ク書き込み装置2005は、挿入されているミニディス
ク2006に、送られた該当データを書き込み、ミニデ
ィスク2006を排出して終了する。該当データが存在
しない場合は、ミニディスク書き込み装置2005は、
書き込みを行なわずにミニディスク2006を排出して
終了する。
【0104】ここで、段落、節、章など、指定されたデ
ータの選択範囲にしたがって、検索装置がデータを取り
出すことができるためには、記憶装置2004にあらか
じめ、そのような書籍の構造を反映した形で書籍データ
2008が格納されていると好都合である。図23にこ
のような目的に合ったデータ構造の例を示す。ただし、
検索装置2003が、書籍データ2008の構造を自動
的に解析することも、例えば「第1章」、「第2節」な
どの単語を書籍から取り出すことで少なくとも標準的な
書籍データでは可能なため、このようなデータ構造は必
須というわけではなく、また図23の例が考えうる唯一
のものでもない。図23に示した書籍データ2008は
テキストデータ長2301、テキストデータ230
2、目次2303に分かれている。テキストデータ23
02は、書籍全体のテキストデータを、シフトJISコ
ードにて格納したものであり、そのバイト数が4バイト
の数値で、テキストデータ長2302に格納されてい
る。目次2303は、書籍データ2008の内容に対す
るものであり、したがって、各書籍データ2008、2
008’、2008”ごとに存在することに注意された
い。目次2303は項目データ2304、2304’、
2304”…を並べたものとなっている。以下、特に断
らない限り、項目データ2304に関する説明は、他の
項目データ2304’、2304”…にも該当するもの
とする。
【0105】項目データ2304は書籍全体、章、節、
段落など、異なるレベルにある、書籍の一部分に関する
情報を表すものであり、表1に示す5つの整数値の組か
らなっている。
【0106】
【表1】
【0107】例えば、書籍全体:章:節という階層構造
を持ち、前書き、3つの節からなる第1章、2つの節か
らなる第2章、4つの節からなる第3章および後書きか
らなるような書籍データの例に対応する目次2303
は、図24のようになる。なお、表の右端列の「日常的
意味」は理解を助けるために入れたものであり、目次2
303の一部ではない。目次2303の一部ではないの
は、1行目の全ての数値の名称も同様である。
【0108】図24の表の1行目を除く各行が各項目デ
ータに対応し、各項目データはこの表の2行目から順に
目次2303に格納されているとする。ただし、一部の
項目データを除き、先頭バイト2305、最終バイト2
306の数値は省略した。
【0109】書籍の「前書き」、「後書き」は、それぞ
れ、下位の階層を持たない独立した章として扱われてい
る。また、各章の先頭バイトと、各章第1節の先頭バイ
トは、各章の第1節の前に章の見出しや、章の導入部が
あるため一般に一致しない。同様に、書籍全体の開始バ
イトと前書きの開始バイトは、その間に書籍の表題など
があるため一般に一致しない。後書きの最終バイトと書
籍全体の最終バイトも、その間に奥付けなどがあるため
一般に一致しない。
【0110】以上で説明したデータ構造を用いた場合、
検索条件設定装置2002で選択されるデータ取り出し
範囲は、データ検索機2001の内部処理では、各項目
データの深さレベル2108を指定する数値で表され
る。この場合、データ取り出し範囲ウインドウ2202
の表示も、「レベル0(書籍全体)」、「レベル1(章
など)」、「レベル2(節など)」、と言う様に、書籍
によっては「章」の代わりに別の言葉が使われている可
能性を考慮したものにすればさらに正確で好ましい。
【0111】上述したデータ構造を用いた場合の検索装
置2003の動作を、図25のフローチャートで示す。
検索条件設定装置2002から、コントローラ2101
がキーワードおよびデータを取り出す単位を受け取り
(ステップS2501)、該当データ数レジスタ210
4を0で初期化する(ステップS2502)。記憶装置
2004に格納されている書籍データ数2007の数だ
けある書籍データ2008…の内、まだ処理されていな
い最初のものに処理を移し(ステップS2503)、テ
キストデータ2302の中の、処理されていない部分か
らキーワードを探す(ステップS2504)。見つかる
たびに、キーワードの、テキストデータ2302内のバ
イトオフセットをオフセットレジスタ2105に記録し
(ステップS2506)、目次2303の、各項目デー
タを参照して、先頭バイト2305の数値が、オフセッ
トレジスタ2105の内容より大きくなく、かつ最終バ
イト2306の数値がオフセットレジスタ2105の内
容より小さくない項目データについて、深さレベル21
08が、検索条件設定装置2002で設定されたデータ
取り出し範囲と一致すれば、該当データ数レジスタ21
04をインクリメントする(ステップS2507)。そ
して、該当する項目データの先頭バイト2305、最終
バイト2306を再び参照して、その範囲にあるデータ
をテキストデータ2302から全て取り出して、ミニデ
ィスク書き込み装置2005に転送する(ステップS2
508)。これが現在処理中の書籍データの最後の項目
データでなければ、次の項目データに処理を移す(ステ
ップS2509)。最後の項目データであれば、これが
最後の書籍データでなければ、次の書籍データに処理を
移し(ステップS2510)、最後の書籍データであれ
ば、該当データ数レジスタ2104の内容を検索条件設
定装置2002に出力して終了する(ステップS251
1)。
【0112】各書籍データの、記憶装置2004への格
納方法であるが、記憶装置2004に各書籍データ20
08、2008’、2008”…は空きを作らずに連続
して格納され、書籍データ2008の内部では図23に
示したようにテキストデータ長2301、テキストデー
タ2302、目次2303の順序で格納されているとす
る。このようにすれば、検索装置2003は、各書籍デ
ータ2008、2008’の始まりと終わりを知ること
ができる。その理由は、検索装置2003は、目次23
03の、書籍全体のサブレベル項目数2309を参照す
ることで、深さレベルが1になるような項目データで、
その書籍では最後のものがどれであるかを知ることがで
きる。一般的には、深さレベル2108が(n+1)に
なるような項目データの最後のものを、その直前の深さ
レベル2108がnになるような項目データの、サブレ
ベル項目数2309の数値から知ることができることか
ら、目次2303の中を先頭からたどる際、目次230
3の終わりを知ることができる。テキストデータ長21
02については、固定長なので、当然終わりを知ること
ができ、テキストデータ2302については、テキスト
データ長2102を参照することで、終わりを知ること
ができるからである。また、上に述べたことに加えて、
書籍データ数2007を参照することで、検索装置20
03が、記憶装置2004のどこまでが書籍データ20
08…が格納された領域かを知ることができるのももち
ろんのことである。
【0113】(第6の実施の形態)第6の実施の形態の
ブロック図を図26に示す。この第6の実施の形態は、
第1の実施の形態のデータ流通システムと類似してお
り、データソースとして、電子出版業者2615が加わ
り、データ選択装置2602に、キーボード2616が
加わっている点を特徴とする。図1と対応する部分に
は、100台を2600台に変えて図示する。なお、以
下の各構成要素の具体的な仕様、細部の構成およびデー
タ構造は、あくまでも説明のための例であり、本発明の
範囲をこれに限定するものではない。
【0114】下記で説明するように、電子出版業者26
15は、他のデータソースとは非常に性質が異なり、デ
ータ情報テーブル2609、データレートテーブル26
10に登録される必要はない。データ受信装置2604
と、電子出版業者2615の間の通信は、データ受信装
置2604から電子出版業者2615の方向の、片方向
通信で良い。
【0115】第1の実施の形態と異なるのは、ユーザ
が、データ選択装置2602にて、表示装置2608に
表示された選択肢から、所望のデータを選択する際、表
示装置2608の選択肢に「その他」という選択肢を設
け、「その他」が選択された際には、表示装置2608
は、そのデータについての情報、その他の情報がキーボ
ード2616から入力するための表示に切り替わり、入
力された情報に合わせて、電子出版業者2615に発注
または問い合わせがなされるようになっていることであ
る。したがって、データ選択装置2602にて、「その
他」が選択されなかった際の動作は、第1の実施の形態
と同じである。
【0116】図27はデータ選択装置2602にて、
「その他」が選択された際の、表示装置2608の表示
例およびデータ選択装置2602が備える、前項目スイ
ッチ2701、次項目スイッチ2702、決定スイッチ
2703および取り消しスイッチ2704の外観図であ
る。ユーザは、データの名称などの情報をデータ情報入
力ウインドウ2705に、問い合わせ・発注の別をアク
ション入力ウインドウ2706に、氏名、住所、電話番
号をユーザ情報入力ウインドウ2707に入力する。ユ
ーザが決定スイッチ2703を押下するたびに、入力の
対象となるウインドウが、データ情報入力ウインドウ2
705、アクション入力ウインドウ2706、ユーザ情
報入力ウインドウ2707と移り、ユーザ情報入力ウイ
ンドウ2707が入力されている状態で、決定スイッチ
2703を押下すると、入力が終了したことがデータ選
択装置に伝わるようになっている。また、アクション入
力ウインドウ2707においては、「問い合わせ」、
「発注」のそれぞれの文字列を囲む長方形を、前項目ス
イッチ2702によって、上隣のものに移し、次項目ス
イッチ2703によって、下隣のものに移すことで指定
するようになっている。なお、データ選択装置2602
で「その他」が選択されなかった場合は、前項目スイッ
チ2701、次項目スイッチ2702、決定スイッチ2
703および取り消しスイッチ2704は第1の実施例
で述べた対応する構成要素と同一の作用を行なうのはい
うまでもない。
【0117】電子出版業者2615では、送られた情報
に合わせて、回答送付または商品送付を行なうようにな
っている。電子出版業者2615が即時にデータを用意
することは難しいと考えられるので、他のデータソース
の場合とは異なり、データが電子出版業者2615から
その場でデータ受信装置2604に転送されることは予
期していない(これが可能な場合は、電子出版業者26
15を他のデータソースと区別する理由は全くなくなっ
てしまい、第1の実施の形態に、単に新たなデータソー
スを加えたものになる。)。
【0118】もちろん、データ受信装置2604と、電
子出版業者2615の間の通信を、後者から前者への方
向も許した双方向にしておけば、、電子データを電子的
に電子出版業者2615からデータ更新装置2605に
伝送する経路が確保されるので、電子出版業者2615
がデータの準備が完了した時点でユーザに知らせ、ユー
ザは、その時点で、再びデータ販売機2601まで出向
いて、他のデータソースからと同じように、データの供
給を受けるようにしてもよい。
【0119】また、電子出版業者2615を単なる書店
にしてしまい、ユーザに届けられるのが電子データでは
なく、同一または類似の内容を持った紙の書籍とするこ
とも可能である。
【0120】このように、データ販売機2601が、本
来のデータソース以外の、電子出版業者2615との交
信機能を持つことで、より多種のデータの流通が実現す
るのである。
【0121】また、電子出版業者2615で供給可能な
データを、あらかじめデータ選択装置2602の選択肢
に入れておき、そのようなデータが選択された際に、デ
ータの送付先などの必要な情報を入力させることも可能
である。この場合、電子出版業者2615も少なくとも
操作の途中までは仮想的に通常のデータソースとしてユ
ーザに把握されることになる。
【0122】(第7の実施の形態)図28は、第7の実
施の形態であるデータ流通システムに流通しているデー
タの不正コピーを検出するための複製データ検出システ
ムのブロック図を示す。このシステムは、複数台のデー
タ再生装置において使用されている、ミニディスク(M
D)で格納されて流通するデータが複製メディアかどう
かを検査し、不正コピーを抑止する機能を持つ。なお、
このような想定、以下の各構成要素の具体的な仕様、細
部の構成およびデータ構造は、あくまでも説明のための
例であり、この発明の範囲を限定するものではない。
【0123】第7の実施の形態である複製データ検出シ
ステムは、データ検査装置2801および、データ再生
装置2802、2802’、2802”…を備える。以
下データ再生装置2802に関する説明は、特に断らな
い限り、他のデータ再生装置2802’、2802”…
にも適用されるとする。データ再生装置2802は、C
PU2803、データ通信装置2804、ミニディスク
ドライブ2805、表示装置2806、再生スイッチ2
807、終了スイッチ2808を備える。
【0124】ミニディスクドライブ2805で読み取ら
れる各ミニディスク2809、2809’、2809”
…には、正常な使用状態では、一意的な内容を持つ認証
データ2810、2810’、2810”…が記憶され
ているとする。これ以外に、ミニディスク2809、2
809’、2809”…は、データ再生装置2802他
で再生するための、再生データ2811、2811’、
2811”…を記憶している。
【0125】データ検査装置2801は、コントローラ
2812、データ通信装置2813、データ数レジスタ
2814および、データ管理テーブル2815を備えて
いる。以下認証データ2810(または2810’、2
810”)の内容のコピーを単に認証データ2810
(または2810’、2810”)と書くことがある
が、混同のおそれはないと思われる。
【0126】データ通信装置2804とデータ通信装置
2813は、電話回線、電波など適切な手段で双方向通
信を行なうものとする。
【0127】以下データ再生装置2802の動作を説明
する。なお、以下の説明で、「使用開始」、「使用終
了」、「再生禁止」の信号については、採用される通信
手段に応じて適宜定めるとする。
【0128】ユーザが、ミニディスク2809をミニデ
ィスクドライブ2805に挿入し、再生スイッチ280
7を押すと、ミニディスクドライブ2805は、認証デ
ータ2810をミニディスク2809から読み出し、C
PU2803は、それをデータ通信装置2804に転送
する。データ通信装置2804は、「使用開始」を示す
信号と、認証データ2810を、データ検査装置280
1、より具体的にはデータ通信装置2813に送出す
る。データ検査装置2801では後述する複製データ検
出が行われ、その結果によっては、データ検査装置28
01は「再生禁止」信号をデータ通信装置2804に送
る。一方、ミニディスクドライブ2805は再生データ
2811をミニディスクドライブ2805から読み出
し、CPU2803はそれを表示装置2807に送るこ
とで、再生データ2811の再生を開始するが、データ
通信装置2804が、「再生禁止」信号を受け取ると、
表示装置2806に、「このデータは違法コピーの可能
性がある」というメッセージを表示するとともに、ミニ
ディスクドライブ2805の動作を停止する。
【0129】また、ユーザが、再生データ2811の再
生中に、終了スイッチ2808を押すと、データ通信装
置2804は、「使用終了」を示す信号と、認証データ
2810を、データ通信装置2813に送出した後、C
PU2803はミニディスクドライブ2805の動作を
停止する。
【0130】データ管理テーブル2815には、「使用
開始」を示す信号を伴って送られてきた認証データの番
号が連続して格納されている。データ数レジスタ281
4には、そのような認証データの数が格納されている。
図29はデータ数レジスタ2814および、データ管理
テーブル2815の例である。この例では、認証データ
の数、認証データとも4バイト符号なし整数を想定する
が、図29では認証データの数「8」と、8個の認証デ
ータの番号は、いずれも10進法で書き表してある。
【0131】データ再生装置2802からデータが送ら
れてきた際のデータ検査装置2801の動作を、図30
のフローチャートに沿って説明する。
【0132】コントローラ2812はデータ通信装置2
813が受信したデータが「使用開始」という信号を含
んでいる場合に、データに含まれる認証データ2810
が、データ管理テーブル2815に既にあれば、そのデ
ータを送信したデータ通信装置2804に対して、「再
生禁止」信号を送り、待機状態に戻る(ステップS30
02)。データ管理テーブル2815に認証データ28
10がなければ、コントローラ2812はデータ管理テ
ーブル2815の最後の認証データの後に、送られてき
た認証データ2810を追加し(ステップS300
3)、データ数レジスタ2814をインクリメントして
(ステップS3004)、待機状態に戻る(ステップS
3002)。
【0133】コントローラ2812はデータ通信装置2
813が受信したデータが「使用開始」という信号を含
んでおらず、「使用終了」という信号を含んでいる場合
に、データ管理テーブル2815に認証データ2810
があれば、データ管理テーブル2815から認証データ
2810を削除し(ステップS2407)、データ数レ
ジスタ2814をデクリメントして(ステップS240
8)、待機状態に戻る(ステップS3002)。データ
管理テーブル2815に認証データ2810がなけれ
ば、送られたデータは異常データであるとして無視して
(ステップS3007)、待機状態に戻る(ステップS
3002)。
【0134】また、データ通信装置2813が受信した
データが「使用開始」という信号、「使用終了」という
信号のいずれも含んでいない場合も、送られたデータは
異常データであるとして無視して(ステップS300
7)、待機状態に戻る(ステップS3002)。なお、
ステップS3005で、データ管理テーブル2815か
ら削除された認証データ2810に対応する部分は、空
き領域とせず、順に詰められるとする。
【0135】このシステムによって、不正コピーが抑止
されるのは、ミニディスク2809、2809’、28
09”…の認証データ2810、2810’、281
0”…が同じ値を持っている場合、上記ステップS30
05により、異なるデータ再生装置2802、280
2’、2802”…においてミニディスク2809、2
809’、2809”…を同時に使用できないためであ
る。すなわち、仮に、悪意のある者が、ミニディスクの
違法コピーを大量に生産しても、通常の手段でコピーを
行なう限り、それらはオリジナルと同じ認証データを持
つことになるので、同時に使用できるのはそのうちで1
枚しかないため意味をなさない。また、善意の個人がバ
ックアップ目的でコピーをする場合は、オリジナルと同
時に使用するわけではないから制限が全くかからない。
【0136】この例では、データ通信装置2804と、
データ通信装置2813の間の通信は双方向としたが、
これを、前者から後者への片方向として、「再生禁止」
信号の後者から前者への送出、データ再生装置2802
における再生の禁止を省略しても、データの複製の検出
自体は行なえているので、用途はやや制限されるもの
の、やはり有用である。
【0137】また、悪意ある者が、コピーしたミニディ
スクの、認証データのみを書き換えて、一意性を保とう
とするのを防ぐために、認証データ2810を、再生デ
ータ2811と分離が難しくなるように符号化すること
ができればより好ましい。
【0138】(第8の実施の形態)図31は、第8の実
施の形態である複製データ検出システムのブロック図を
示す。第7の実施の形態と類似しているので、以下相違
点についてのみ説明する。以下データ再生装置3102
に関する説明は、特に断らない限り、他のデータ再生装
置3102’、3102”…にも適用されるとする。な
お、以下の各構成要素の具体的な仕様、細部の構成およ
びデータ構造は、あくまでも説明のための例であり、こ
の発明の範囲を限定するものではない。以下認証データ
3110(または3110’、3110”)の内容のコ
ピーを単に認証データ3110(または3110’、3
110”)と書くことがあるが、混同のおそれはないと
思われる。
【0139】ミニディスク3109がミニディスクドラ
イブ3105に挿入されている状態で、再生スイッチ3
107が押されると、データ通信装置3104からあら
かじめ定められた時間間隔α秒ごとに、認証データ31
10がデータ通信装置3104からデータ通信装置31
13に送信され、終了スイッチ3108を押されるまで
これが持続する。
【0140】ただし、ミニディスク3109がミニディ
スクドライブ3105に挿入されて、再生スイッチ31
07が押されてから、あらかじめ定められたβ秒(β>
α)が経過して初めて認証データの送出が開始されると
する。この理由は後述する。データ管理テーブル311
5は、図32に示すように、認証データフィールド32
01と時刻フィールド3202に分かれており、認証デ
ータとそれが送られてきた時刻と組になって記録されて
いる。また、データ検査装置は時計3116を備える。
時計3116は、年月日、時分秒を持っているものとす
る。
【0141】データ再生装置3102からデータが送ら
れてきた際のデータ検査装置3101の動作を、図33
のフローチャートを用いて説明する。
【0142】コントローラ3112は、送られた認証デ
ータ3110がデータ管理テーブル3115の認証デー
タフィールド3201に既にあれば、時計3116から
得られた現在の時刻と、認証データ3110に対応する
時刻フィールド3202の内容の差を算出して(ステッ
プS3301)、あらかじめ定められた時間間隔γ秒
(α>γ)に比べて小さければデータ通信装置3113
は、データ通信装置3104に対して、「再生禁止」信
号を送出して(ステップS3302)、待機状態に戻る
(ステップS3303)。小さくなれば、認証データ3
110に対応する時刻フィールド3202を現在の時刻
に更新して(ステップS3301)、待機状態に戻る
(ステップS3303)。認証データフィールド320
1に認証データ3110がなければ、認証データフィー
ルド3201の最後のデータの後に、そのデータを追加
して(ステップS3305)、対応する時刻フィールド
3202に、時計3116から得た現在の時刻を書き込
み(ステップS3306)、データ数レジスタ3114
をインクリメントして(ステップS3307)、待機状
態に戻る(ステップS3303)。
【0143】これとは別に、コントローラ3112は、
所定のタイミングで、時刻フィールド3202を参照し
て、時計3116から得た現在の時刻と比較し、その差
があらかじめ定められた時間間隔Δ秒(Δ>>α)とく
らべて大きい要素があれば、その要素および対応する認
証データを時刻フィールド3202および認証データフ
ィールド3201より削除して、データ数レジスタ31
14をデクリメントする。これは、すでに使われていな
いデータによって、データ管理テーブル3115が大き
くなりすぎることを防ぐためである。もちろん、第7の
実施の形態と同じように、終了スイッチ2808が押さ
れた際にデータ通信装置3104が、「使用終了」を示
す信号と、認証データ3110を、データ通信装置31
13に送出するようにして、これをトリガーにしてこの
ようなデータ管理テーブル3115から不要になった時
刻フィールド3202の要素および認証データフィール
ド3201の要素を削除するようにしても差し支えな
い。いずれにしろ、削除された認証データの時刻フィー
ルド3202および認証データフィールド3201に対
応する部分は、空き領域とせず、順に詰められるとす
る。
【0144】ミニディスク3109をミニディスクドラ
イブ3105に挿入してから、認証データの一回目の送
出が始まるまでにかかる時間は、データを複製と判定す
るための上記のしきい値γ秒より長いことが望ましい。
これは、例えばデータ再生装置3102’で再生されて
いるミニディスク3109を異なるデータ再生装置31
02に入れ直して再生したときに、データ検査装置31
01が、ミニディスク3109を複製と判定することを
防ぐためである。
【0145】たとえば、しきい値γを15秒と取った場
合、データ再生装置3102’のデータ通信装置310
4’による最後の、ミニディスク3109の認証データ
3110の送出から、ミニディスク3109がデータ再
生装置3102’から取り出されて、別のデータ再生装
置3102で再生が始まり、データ通信装置3104に
よる、ミニディスク3109の認証データ3110の1
回目の送出までにかかる時間が10秒であったとする
と、認証データ3110が2回、10秒の間隔で送出さ
れることになるため、ミニディスク3109は複製と判
定されてしまう。これを防ぐために、ミニディスクがミ
ニディスクドライブ3105に挿入されて、再生スイッ
チ3107が押されてから、あらかじめ定められたβ秒
(β>α)が経過して初めて認証データの送出が開始さ
れるようにしたのである。
【0146】なお、第7の実施の形態と同じように、終
了スイッチ3108が押された際にデータ通信装置31
04が、「使用終了」を示す信号と、認証データ311
0を、データ通信装置3113に送出するようにした場
合は、データ再生装置3102’で使用を終了した時点
で、データ管理テーブル3115からミニディスク31
09の認証データ3110を削除できるので、このよう
なことを考慮する必要はない。
【0147】第8の実施の形態で、不正コピーが抑止さ
れる理由、およびやや簡略化した形態の実現方法につい
ては第7の実施の形態に述べたのと同様である。
【0148】(第9の実施の形態)図34は第9の実施
の形態である、データ流通システムのブロック図を示
す。第1の実施の形態との主要な相違は、第1の実施の
形態に、データ検査装置3415が加わっている点であ
る。図1と対応する部分には100台を3400台に変
えて図示する。また、データ更新装置3405はミニデ
ィスクに書き込むだけでなく、読み出しも行なう必要が
ある。さらに、ミニディスク3407、3407’、3
407”…には、第7の実施の形態、第8の実施の形態
と同様に、正常な使用状態では、一意的な内容を持つ認
証データ3416、3416’、3416”…および再
生データ3417、3417’、3417”…が記憶さ
れている。なお、以下の各構成要素の具体的な仕様、細
部の構成およびデータ構造は、あくまでも説明のための
例であり、本発明の範囲をこれに限定するものではな
い。
【0149】ユーザが、データ更新装置3405に、持
参したミニディスク3407を挿入した際、データ更新
装置3405は、ミニディスク3407から、認証デー
タ3416を読み出し、データ検査装置3415に送
る。データ検査装置3415は、送られた認証データ3
416から、ミニディスク3407に複製が存在するか
どうかを判定する。複製が存在すると判定された場合に
は、表示装置3408に、挿入されたディスクに複製が
存在する旨のメッセージが表示され、データ更新装置3
405から、ミニディスク3407が書き込みが行われ
ないまま排出されて、データ販売機3401は初期状態
に戻る。複製が存在すると判定されなかった場合は、デ
ータ検査装置3415は、新たな認証データ3416A
を発生して、データ更新装置3405に送り、データ更
新装置は、これをミニディスク3407に書き込む。こ
れ以降の動作は、第1の実施の形態と同様である。
【0150】次にデータ検査装置3415の動作につい
ては詳しく述べる。図35にデータ検査装置3415の
構成例を示す。コントローラ3501、データ数レジス
タ3502、データ管理テーブル3503、認証データ
発生装置3504、時計3505からなる。時計350
5は、年月日、時分秒を持つものとする。データ管理テ
ーブル3503は、図36に例を示すように、認証デー
タフィールド3601と、時刻フィールド3602から
なっている。第8の実施の形態で述べたデータ管理テー
ブル3115と形態は似ているが、データ管理テーブル
3115は、使用中のデータの情報を示しているのに対
し、データ管理テーブル3503は、使用を禁止された
データの情報を示している点で、機能が大きく異なる。
また、認証データフィールドに格納されている認証デー
タの数が、データ数レジスタ3502に格納されてい
る。
【0151】以下、ユーザがデータ更新装置3405に
ミニディスク3407を挿入した際の、データ検査装置
3415の動作について図37のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0152】コントローラ3501は、データ管理テー
ブル3503の、認証データフィールド3601を参照
して、認証データ3416と一致するものがあれば、デ
ータ更新装置3405に、ミニディスクは複製である、
という判定結果を送り(ステップS3701)、待機状
態に戻る(ステップS3702)。一致するものがなけ
れば、コントローラ3501は、認証データ3416の
内容を、認証データフィールド3601の最後に追加し
て(ステップS3703)、時計3505から得た現在
の時刻を対応する時刻フィールド3602に書き込み
(ステップS3704)、データ数レジスタ3502を
インクリメントして(ステップS3705)、認証デー
タ発生装置3504が、認証データ3416と異なる内
容の、新たな認証データ3416Aを発生して、データ
更新装置3405に転送し(ステップS3706)、待
機状態に戻る(ステップS3702)。
【0153】また、これとは別に、コントローラ350
1は、所定のタイミングで、時刻フィールド3602を
参照して、時計3505から得た現在の時刻と比較し、
その差があらかじめ定められた時間間隔、例えば30日
とくらべて大きいときには、そのような時刻および対応
する認証データを、時刻フィールド3602および認証
データフィールド3601より削除して、データ数レジ
スタ3502をデクリメントする。これは、不要になっ
たデータでデータ管理テーブル3503がいっぱいにな
ることを防ぐためであるが、十分大きなデータ管理テー
ブル3503が用意できる場合は、これは必須ではな
い。また、データ管理テーブル3503が、一杯になっ
た時のみ、最も古い時刻を時刻フィールド3602に持
つ認証データおよび対応する時刻を認証データフィール
ド3601および時刻フィールド3602から削除する
ようにしてもよい。
【0154】なお、時刻フィールド3602および認証
データフィールド3601の、削除された認証データに
対応する部分は、空き領域とせず、順に詰められるとす
る。このような方法によって、仮に悪意のある者が、ミ
ニディスクの不正コピーを大量に行なっても、オリジナ
ルとコピーディスクのうち1つが、データの書き換えを
行なうと、少なくともある期間は他のコピーディスクは
書き換えが行なえないため、不正コピーを行なったメデ
ィアと、そうでないメディアとの差は大きく、不正コピ
ーを抑止する効果がある。
【0155】また、ミニディスク3407が、データ検
査装置3415によって複製と判定された場合、単にデ
ータ更新装置3405から排出するのではなく、その再
生データを消去するなどして再生できないようにする、
ミニディスク3407自体を回収する、係員を呼び出す
などの動作を行なうことも考えられる。
【0156】次に、認証データ発生装置3504の動作
について述べる。認証データ発生装置3504は、認証
データの一意性が保証される形で、新たな認証データ3
416Aをミニディスク3407に与えることが望まし
い。これは特にデータ販売機3401が複数台あり、し
たがって認証データ発生装置3504も複数台存在する
ときに問題になる。
【0157】このようなことが可能な認証データの構成
法としては、例えば、図38に示すように、認証データ
3416Aを128ビットで構成し、各認証データ発生
装置3504に固有のID番号をあらかじめ定めてお
き、これを上半分の64ビットとして、下半分の64ビ
ットを、各認証データ発生装置毎の通し番号0、1、2
…で構成することが考えられる。こうすれば、認証デー
タ3416Aは、異なる認証データ発生装置によって生
成されれば、少なくとも上位64ビットのいくつかは必
ず異なり、同一の認証データ発生装置によって生成され
れば、下位64ビットのいくつかは必ず異なるので、一
意性が保証される。
【0158】また、一度も内容の更新を受けていないミ
ニディスクと、更新を受けたミニディスクを通じて認証
データの一意性を保つためには、いずれの場合にも共通
の枠組みで認証データを与えるようにする。すなわち、
ミニディスクの製造段階において認証データ3416を
付ける際の、認証データ3416を発生する装置も、上
記の認証データ発生装置の1つとみなして、通しで固有
のID番号を与えておき、データが更新される際と同じ
ように、128ビットの認証データを与えておけば良
い。
【0159】(第10の実施の形態)図39は、第10
の実施の形態であるデータ流通システムのブロック図を
示す。第1の実施の形態との相違点について説明する。
特に説明しない部分については、第1の実施の形態と同
様であり、対応する部分には100台を3900台に変
えて図示する。なお、以下の各構成要素の具体的な仕
様、細部の構成およびデータ構造は、あくまでも説明の
ための例であり、本発明の範囲をこれに限定するもので
はない。
【0160】ミニディスク3907には、課金情報39
15が再生データ3916とともに記憶されている。課
金情報3915は、図40に示すように、データ更新時
刻4001、データ使用料4002およびデータ更新回
数4003からなる。
【0161】データ情報テーブル3909が格納してい
る図3に示す価格フィールド303と、課金情報391
5のデータ使用料4002には、データの24時間あた
りの使用料が格納されているとする。課金装置3906
には時計3917およびタイマ3918が加わってい
る。時計3917は年月日、時分秒を持つものとする。
タイマ3918は、一定時間を計る能力があるものであ
れば良い。ここでは20秒とする。ただし、後で分かる
ように、タイマ3918は、第10の実施の形態のデー
タ流通システムのユーザインターフェースをより実用的
にするために設けたものであり、本質的に必要な構成要
素ではない。
【0162】第10の実施の形態の要点は、データが更
新される際に、それまでミニディスク3907に格納さ
れていたデータの使用料を、それがミニディスク390
7に保持されていた時間に応じて請求することである。
【0163】以下、ユーザが、データ販売機3901の
使用を開始するために、データ更新装置3905にミニ
ディスク3907を挿入した際の、データ販売機390
1の動作について図41のフローチャートに沿って説明
する。
【0164】データ更新装置3905は、ミニディスク
3907から、課金情報3915を読み出し、課金装置
3906に伝送する(ステップS4101)。課金装置
3906は、時計3917から得た現在の時刻と、デー
タ更新時刻4001、データ使用料4002を参照し
て、課金額を決定する(ステップS4102)。
【0165】なお、課金装置3906の課金額の決定方
法については種々のものが考えられるが、ここでは、2
4時間あたりの価格*((現在の時刻―データ更新が前
回更新された時刻)/24時間)で得るとする。
【0166】なお、24時間あたりの価格はデータ使用
料4002から、現在の時刻は時計3917から、デー
タが前回更新された時刻はデータ更新時刻4301から
得られる。
【0167】課金装置3906は決定した課金額を表示
装置3908に表示する(ステップS4103)。ま
た、課金装置3906は、タイマ3918を起動する
(ステップS4104)。タイマ3918が20秒を計
時すると、データ更新装置3905はミニディスク39
07を排出し(ステップS4105)、データ販売機3
901は待機状態に戻る(ステップS4106)。タイ
マ3918が20秒を計時する前に、課金額がユーザに
よって課金装置3906に投入されると、データ選択に
移る(ステップS4107)。これ以降、データ選択装
置3902が、表示装置3908にデータ情報テーブル
3909の価格フィールド303(図3)から得たデー
タの価格を表示する直前までのデータ流通システムの動
作は、第1の実施の形態と全く同様であるので、その後
の動作について図42のフローチャートで説明する。デ
ータ選択装置3902は、表示装置3908に、データ
情報テーブル3909の価格フィールドから得たデータ
の価格を表示する(ステップS4201)。ユーザの入
金は、次回の更新時に行われるので、第1の実施の形態
と異なり、ここではユーザは入金を行なわない。また、
価格についても、次の更新時までの経過時間に依存する
ので、例えば、「一日あたり200円」、あるいは「1
週間以内1000円・以降一日あたり50円」など、経
過時間と次回の課金額の関係がユーザに分かるようなも
のが望ましい。
【0168】ユーザは、図4に示す決定スイッチ403
または、取り消しスイッチ404を押す。取り消しスイ
ッチ404が押された場合は、データ更新装置3905
からはミニディスク3907が排出され(ステップS4
202)、データ販売機3901は待機状態に戻る(ス
テップS4203)。決定スイッチ403が押された場
合は、データ受信装置3904は、送られたデータを、
データ更新装置3905に転送し、データ更新装置39
05は、送られたデータをミニディスク3907の再生
データ3916として書き込む(ステップS420
4)。課金装置3906は、時計3917から得た現在
の時刻をデータ更新装置3905に送り、データ更新装
置3905は、これもミニディスク3907のデータ更
新時刻4001に書き込む(ステップS4205)。デ
ータ更新装置3905はデータ情報テーブル3909の
価格フィールド303の内容をミニディスク3907の
データ使用料4002に書き込み(ステップS420
6)、データ更新回数4003の内容をインクリメント
して(ステップS4207)、最後にミニディスク39
07を排出する(ステップS4208)。データ販売機
3901は待機状態に戻る(ステップS4203)。
【0169】この例では、単純に、データがミニディス
ク3907に保持されていた時間に比例して課金してい
るが、もちろんミニディスク3907にデータが保持さ
れていた時間と課金額の関係としてはこれに限るもので
はない。また、データ更新回数3918の内容も課金に
用いることで、これが何回目の更新であるかによって課
金額を決定または変化させる、例えば更新回数が多けれ
ば、課金額を安く設定するなど、種々の課金体系が考え
られるのも明らかである。
【0170】(第11の実施の形態)図39は第11の
実施の形態であるデータ流通システムのブロック図とし
ても通用する。以下、第10の実施の形態との動作の相
違点について説明する。なお、以下の各構成要素の具体
的な仕様、細部の構成およびデータ構造は、あくまでも
説明のための例であり、本発明の範囲をこれに限定する
ものではない。
【0171】ミニディスク3907の課金情報3915
の内容は、第11の実施の形態では、図43に例を示
す、データ更新時刻4301と、データ使用記録430
2からなっている。データ使用記録4302は、データ
再生装置による、ミニディスク3907の再生データ3
916が、データ再生装置で再生された履歴を保存する
ものであり、ここではデータ使用記録4302には、再
生データ3916がデータ再生装置にて再生された時間
の合計が格納されるとする。
【0172】課金装置3906は、次式で課金額を決定
する。
【0173】課金額=定数*(再生データ3916の再
生時間の合計*0.9+前回のデータ更新からの経過時
間*0.1) 再生データ3916の再生時間の合計はデータ使用記録
4302を読み出すことでそのまま得られる。前回の更
新からの経過時間は、時計3917から得た現在の時刻
から、データ更新時刻4301の内容を引くことで得ら
れる。
【0174】これによって、長い間保持されていたけれ
ども、使用されていないデータについての課金が過大に
なることを防ぐことができる。上式の0.1、0.9と
いう重み係数はもちろん説明のための一例である。
【0175】これ以外の、データ流通システムの動作
は、データ選択装置3902は、表示装置408に、デ
ータ情報テーブル3912から得たデータの価格を表示
する際の表示内容が、課金計算方法に合わせて変更する
必要があること、またデータ使用記録4302を残すた
めにデータ再生装置に改変が必要なこと以外は第10の
実施の形態と同様である。
【0176】また、課金額の算出方法はここであげた例
に限らない。例えば、データ更新時刻4301を用いず
に、データ使用記録4302から得られる、再生データ
3915が再生された時間に比例して課金しても差し支
えない。この場合は、時計3917は不要になる。
【0177】他にも、再生データ3916の再生時間が
一定以下の場合には、課金額を0にするなども実際的で
あると考えられる。
【0178】データ使用記録4302を残すためのデー
タ再生装置の例を図44に示す。
【0179】データ再生装置4401は、CPU440
2、ミニディスクドライブ4403、表示装置440
4、再生スイッチ4405、終了スイッチ4406、時
計4407、使用開始時刻レジスタ4408を備えてい
る。ユーザが、ミニディスク3907をミニディスクド
ライブ4403に挿入し、再生スイッチ4405を押す
と、CPU4402は、時計4407を参照して、現在
の時刻を使用開始時刻レジスタ4408に保存する。終
了スイッチ4406が押されると、CPU4402は、
時計4407を参照して、現在の時刻と、使用開始時刻
レジスタ4408の内容の差を計算して、ミニディスク
3907のデータ使用記録4302に書き込み、ミニデ
ィスク3907をミニディスクドライブ4403から排
出する。ただし、一度再生スイッチ4405が押される
と、次に終了スイッチ4406が押されるまで、再生ス
イッチ4405は無視されるものとする。
【0180】
【発明の効果】1.本発明の、特に第1、2、3、9、
10または11の実施の形態では、同一のデータを保持
するデータソースのうち、ユーザを待たせる時間がもっ
とも短くなるようなデータソースが自動的に選択される
ため、ユーザの待ち時間を低減することができる。本発
明の、特に第2の実施の形態では、一部のデータソース
がデータバッファリング装置として作用するため、ユー
ザの待ち時間を低減することができ、また、他のデータ
ソースが低速でも、ユーザの平均的な待ち時間への影響
は少なくなる。本発明の、特に第4の実施の形態では、
時分割式に送信される異なるデータのうち、選択される
頻度の高いものに自動的に多くの送信時間が割り当てら
れるので、やはりユーザの平均的な待ち時間を低減させ
ることができる。
【0181】2.本発明の、特に第7または8の実施の
形態では、コピーメディアが、オリジナルと同時には使
用できないので、善意のユーザがデータのバックアップ
を行なう余地を残しながらも、悪意ある者が不正コピー
を多量に作成して販売などの形で配布することを心理的
に抑止することができる。本発明の、特に第9の実施の
形態では、オリジナルの内容が更新された後、少なくと
も一定期間はコピーメディアの内容の更新が行なえない
ので、同様に、善意のユーザがデータのバックアップを
行なう余地を残しながらも、悪意ある者が不正コピーを
多量に作成して販売などの形で配布することを心理的に
抑止することができる。
【0182】3.本発明の特に第1、2、3、9、10
または11の実施の形態では、種類の異なるデータソー
スが混在しても、その中から、最適なデータソースを自
動的に選択することができる。
【0183】4.本発明の、特に第10または11の実
施の形態では、ユーザへの課金額は、データの購入時に
行われるのではなく、実際にユーザがそのデータを保持
していた時間、使用した実績などに基づいて動的に決定
されるので、実際に再生してみて、興味を引かないもの
であれば、課金は全く発生しないか、ごくわずかで済む
ため、ユーザは気軽にデータを試用することができる。
【0184】5.本発明の、特に第6の実施の形態で
は、まだ電子化されていないデータをユーザが所望した
場合にも、同一の販売機から発注、照会などが行なえる
ので、ユーザは、所望のデータが電子化されているかど
うかを気にすることなく、販売機を使用して発注、照会
などを行なうことができる。
【0185】6.本発明の、特に第5の実施の形態によ
れば、ユーザが入力された検索条件に適合する電子デー
タの部分をまとまった単位で自動的に取り出すことがで
きる。また、どのような単位で取り出すかを選択するこ
とも可能である。
【0186】このように、「発明が解決しようとする課
題」で挙げた問題は、全て解決されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態であるデータ流通システムの
ブロック図を示す。
【図2】第1の実施の形態であるデータ流通システムの
動作を表すフローチャートを示す。
【図3】第1の実施の形態におけるデータ情報テーブル
の例を示す。
【図4】第1の実施の形態における表示装置の表示例お
よびデータ選択装置の外観図を示す。
【図5】第1の実施の形態におけるデータレートテーブ
ルの例を示す。
【図6】第1の実施の形態において、データソースが時
分割式にデータが送信する様子を示した図を示す。
【図7】第2の実施の形態であるデータ流通システムの
ブロック図を示す。
【図8】第2の実施の形態におけるデータバッファリン
グ装置のブロック図を示す。
【図9】第2の実施の形態におけるデータ情報テーブル
の例を示す。
【図10】第2の実施の形態におけるデータレートテー
ブルの例を示す。
【図11】第2の実施の形態におけるデータバッファリ
ング装置の動作を示すフローチャートを示す。
【図12】第2の実施の形態において、バッファメモリ
にデータが格納されるフォーマットを示した図である。
【図13】第3の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図を示す。
【図14】第3の実施の形態におけるデータスケジュー
ル表の例を示す。
【図15】第4の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図を示す。
【図16】第4の実施の形態におけるデータ情報テーブ
ルの例を示す。
【図17】第4の実施の形態におけるデータを分割した
ブロックの例を示す。
【図18】第4の実施の形態におけるデータスケジュー
ル管理テーブルの例を示す。
【図19】第4の実施の形態に関連して、時間あたりの
ブロック数を選択データの間で均等にした場合の問題点
を説明するための図である。
【図20】第5の実施の形態であるデータ検索機のブロ
ック図を示す。
【図21】第5の実施の形態における検索条件設定装置
の構成例のブロック図を示す。
【図22】第5の実施の形態における表示装置の表示例
を示す。
【図23】第5の実施の形態に好適なデータ構造の例を
示す。
【図24】第5の実施の形態における目次の例を示す。
【図25】第5の実施の形態における検索装置の動作を
示すフローチャートを示す。
【図26】第6の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図を示す。
【図27】第6の実施の形態における表示装置の表示例
およびデータ選択装置の外観図を示す。
【図28】第7の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図を示す。
【図29】第7の実施の形態におけるデータ数レジスタ
およびデータ管理テーブルの例を示す。
【図30】第7の実施の形態におけるデータ検査装置の
動作を示すフローチャートである。
【図31】第8の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図を示す。
【図32】第8の実施の形態におけるデータ管理テーブ
ルの例を示す。
【図33】第8の実施の形態におけるデータ検査装置の
動作を示すフローチャートである。
【図34】第9の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図を示す。
【図35】第9の実施の形態におけるデータ検査装置の
構成例のブロック図を示す。
【図36】第9の実施の形態におけるデータ管理テーブ
ルの例を示す。
【図37】第9の実施の形態におけるデータ検査装置の
動作を示すフローチャートである。
【図38】第9の実施の形態における認証データの構成
例を示す。
【図39】第9の実施の形態であるデータ流通システム
のブロック図であるデータ流通システムのブロック図を
示す。
【図40】第10の実施の形態における課金情報の例を
示す。
【図41】第10の実施の形態であるデータ流通システ
ムの動作の一部を示すフローチャートである。
【図42】第10の実施の形態であるデータ流通システ
ムの動作の一部を示すフローチャートである。
【図43】第11の実施の形態における課金情報の例を
示す。
【図44】第11の実施の形態におけるデータ再生装置
の例のブロック図を示す。
【符号の説明】
101 データ販売機 102 データ選択装置 103 データソース選択装置 104 データ受信装置 105 データ更新装置 106 課金装置 107 ミニディスク 108 表示装置 109 データ情報テーブル 110 データレートテーブル 111 第1のデータ衛星 112 第2のデータ衛星 113 第1のデータサーバ 114 第2のデータサーバ 109’ データ情報テーブルのコピー 109” データ情報テーブルのコピー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 圭介 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ選択装置と、データソース選択装
    置と、データ受信装置と、該データ受信装置に接続され
    た複数のデータソースとからなり、前記データ選択装置
    からの選択に応じて、データソース選択装置が特定の基
    準にしたがって該データを保持しているデータソースを
    選択し、該データソースより前記データ選択装置で選択
    されたデータを前記データ受信装置が受信することを特
    徴とするデータ流通システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ流通システムで
    あって、データバッファリング装置を備え、データバッ
    ファリング装置は過去にデータ選択装置が選択したデー
    タから所定の基準に基づいて選んだデータのバッファリ
    ングを行ない、該データバッファリング装置を前記複数
    のデータソースの一つとすることを特徴とするデータ流
    通システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ流通システムであ
    って、前記複数のデータソースは、時間をずらして、デ
    ータを時分割式に繰り返し送信しており、前記データソ
    ース選択装置は、データ選択装置において選択されたデ
    ータがデータソースから送信されるまでの時間またはデ
    ータ受信装置で受信されるまでの時間がもっとも短いデ
    ータソースを選択することを特徴とするデータ流通シス
    テム。
  4. 【請求項4】 データ選択装置と、データ受信装置と、
    データソースを備え、前記データソースは、異なるデー
    タを時分割式に繰り返し送信しており、データソース
    は、前記データ選択装置にて選択される頻度が高いデー
    タに、多く送信時間を割り当てることを特徴とするデー
    タ流通システム。
  5. 【請求項5】 データ選択装置と、データソースを備え
    たデータ流通システムであって、データソースにユーザ
    が所望の電子的データが存在しない場合、前記電子的デ
    ータ、またはそれと同一の、または類似した内容の非電
    子的データをデータソース以外の業者などの団体、個人
    または装置に前記データ選択装置から発注することを特
    徴とするデータ流通システム。
  6. 【請求項6】 データ検査装置と、複数台のデータ記憶
    装置と、前記データ検査装置と前記データ記憶装置間の
    データ送信または送受信を行なうデータ通信装置を備え
    た複製データ検出システムであって、前記各データ記憶
    装置はデータ通信装置と常時または必要に応じて接続さ
    れるか、または一体化しており、正常な使用状態では各
    データ記憶装置に一意的に与えられた、認証コードを含
    むデータを記憶しており、データ通信装置はデータ記憶
    装置に記憶されている、認証コードを含む情報をデータ
    検査装置に送信し、前記データ検査装置は、データ通信
    装置から送信された情報に基づいて、2台以上の異なる
    データ記憶装置が共通の認証コードを記憶しているかど
    うか、または過去に記憶していたことがあるかどうかを
    検査し、そのように判定された場合には、当該認証コー
    ドを記憶しているか過去に記憶していたデータ記憶装置
    のいずれか、または全てが複製であると判定することを
    特徴とする複製データ検出システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の複製データ検出システム
    であって、データ通信装置は、あらかじめ定められたタ
    イミングのパターンでデータ検査装置に認証コードを含
    む情報を送信し、同一の認証コードを含む情報の送られ
    てくるタイミングが、前記定められたパターンからずれ
    ている場合に、複数のデータ記憶装置が同一の認証コー
    ドを記憶していると判定し、そのような場合には、当該
    認証コードを記憶しているデータ記憶装置のいずれか、
    または全てが複製であると判定することを特徴とした複
    製データ検出システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の複製データ検出システ
    ムであって、前記データ検査装置は、記憶されている認
    証コードが分かっているデータ記憶手段に対して、別の
    認証コードまたはそれを生成するためのデータをデータ
    通信装置を通して送信して、当該データ記憶装置の持つ
    認証コードを直接的にまたは間接的に書き換え、さら
    に、データ検査装置は以降、永久的にまたは所定の期間
    内に、書き換える前の当該データ記憶装置の認証コード
    と同じ認証コードを含む情報を送信するデータ記憶装置
    が検出された場合は、複数のデータ記憶装置が同一の認
    証コードを記憶しているか、または過去に記憶していた
    と判定し、そのように判定された場合には、当該認証コ
    ードを記憶しているまたは過去に記憶していたデータ記
    憶装置のいずれか、または全てが複製であると判定する
    ことを特徴とした複製データ検出システム。
  9. 【請求項9】 請求項6、7、8に記載の複製データ検
    出システムであって、データ通信装置は、データ再生装
    置の一部分となっており、データ記憶装置は、認証コー
    ドに加えて、データ再生装置で再生されるための再生デ
    ータを記憶しており、データ再生装置は、データ検査装
    置によって複製であると判定されたデータ記憶装置に対
    しては、データ検査装置によって複製であると判定され
    なかったデータ記憶装置に対する動作と異なる動作を行
    うことを特徴とする複製データ検出システム。
  10. 【請求項10】 請求項6、7、8に記載の複製データ
    検出システムであって、データ通信装置は、データ再生
    装置の一部分となっており、データ記憶装置は、認証コ
    ードに加えて、データ再生装置で再生され、データ更新
    装置で更新される再生データを記憶しており、データ更
    新装置は、データ検査装置によって複製であると判定さ
    れたデータ記憶装置に対しては、データ検査装置によっ
    て複製であると判定されなかったデータ記憶装置に対す
    る動作と異なる動作を行うことを特徴とする複製データ
    検出システム。
  11. 【請求項11】 データ記憶手段と、データ更新装置
    と、課金装置とを備え、前記データ記憶手段は、データ
    及びデータの更新装置による書き込み日時または日時及
    び時刻を記憶し、前記データ更新装置は、データ記憶手
    段にデータ及び料金情報の書き込みまたは書き換えを行
    い、前記課金装置は、現在日時または日時及び時刻と、
    データ記憶手段に格納されたデータのデータ更新装置に
    よる書き込み日時または日時及び時刻との差から課金額
    を決定することを特徴とするデータ流通システム。
  12. 【請求項12】 請求項11によって記載のデータ流通
    システムであって、データ記憶手段には、データ及びデ
    ータの更新装置による書き込み日時または日時及び時刻
    に加えて、単位日時または時間当たりの料金を記憶し、
    前記課金装置は、現在日時または日時及び時刻と、デー
    タ記憶手段に格納されたデータのデータ更新装置による
    書き込み日時または日時及び時刻との差と、単位日時ま
    たは時間当たりの料金から課金額を決定することを特徴
    とするデータ流通システム。
  13. 【請求項13】 データ記憶手段と、データ使用記録装
    置と、データ再生装置と、課金装置と、課金装置に備え
    られたデータ使用記録読み取り装置を備え、前記データ
    記憶手段にはデータが格納されており、前記データ使用
    記録装置は、データ記憶手段に格納されたデータがデー
    タ再生装置によって使用された時刻、日付、時間の長
    さ、回数などを記録し、前記課金装置は、データ使用記
    録装置に記録された内容をデータ使用記録読み取り装置
    により読み取って、課金する額を決定することを特徴と
    したデータ流通システム。
JP10085402A 1998-03-26 1998-03-31 データ流通システム及び複製データ検出システム Pending JPH11282867A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085402A JPH11282867A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 データ流通システム及び複製データ検出システム
KR1020067009473A KR100769397B1 (ko) 1998-03-26 1999-03-24 데이터 재생 장치
EP99910674A EP1085478A4 (en) 1998-03-26 1999-03-24 DATA DISTRIBUTION SYSTEM AND DATA SELLING APPARATUS FOR SUCH A SYSTEM, DATA RECOVERY APPARATUS, DUPLICATE DATA DETECTION SYSTEM, AND DATA REPRODUCTION DEVICE
KR10-2004-7016298A KR20040101454A (ko) 1998-03-26 1999-03-24 데이터 재생 장치, 데이터 판매 장치 및 방법, 및 데이터유통 시스템 및 방법
PCT/JP1999/001479 WO1999049430A1 (fr) 1998-03-26 1999-03-24 Systeme de distribution de donnees et appareil de vente de donnees destine a un tel systeme, appareil de recuperation de donnees, systeme de detection de donnees dupliquees et appareil de reproduction de donnees
EP06007316A EP1688879A1 (en) 1998-03-26 1999-03-24 Data distributing system and data selling apparatus therefor, data retrieving apparatus, duplicated data detecting system, and data reproducing apparatus
CNB998044652A CN100383824C (zh) 1998-03-26 1999-03-24 数据配送系统
KR1020007010654A KR20010034683A (ko) 1998-03-26 1999-03-24 데이터 유통 시스템, 그것을 위한 데이터 판매 장치,데이터 검색 장치, 복제 데이터 검출 시스템, 및 데이터재생 장치
US11/314,017 US7676401B2 (en) 1998-03-26 2005-12-20 Data distribution system and data selling apparatus therefor, data retrieving apparatus, duplicated data detecting system, and data reproduction apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085402A JPH11282867A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 データ流通システム及び複製データ検出システム

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003425495A Division JP4141945B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 データ流通システム
JP2003425476A Division JP4204965B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 複製データ検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11282867A true JPH11282867A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13857803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10085402A Pending JPH11282867A (ja) 1998-03-26 1998-03-31 データ流通システム及び複製データ検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11282867A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095079A1 (en) * 2000-06-05 2001-12-13 Hayashi Office Co., Ltd. Information processing system using balloon pattern, language translation information processing system using balloon pattern, on-line information processing system using balloon pattern, and computer-readable information storage medium
US8166057B2 (en) 2007-07-26 2012-04-24 Ricoh Company, Limited Data providing apparatus, data providing method and program
CN111459961A (zh) * 2020-03-31 2020-07-28 深圳前海微众银行股份有限公司 业务数据的更新方法、装置、设备及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033074A (ja) * 1989-05-31 1991-01-09 Toshiba Corp 分散型データベースシステム
JPH0816619A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Casio Comput Co Ltd 情報処理システム
JPH0883206A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Toshiba Corp マルチメディアデータベースシステム及びマルチメディアデータアクセス方法
JPH09212517A (ja) * 1996-02-01 1997-08-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報代行検索方法及び装置
JPH1049469A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 即時型選択情報分配方法・システム及びカスタマイザ装置及び大規模選択情報分配システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033074A (ja) * 1989-05-31 1991-01-09 Toshiba Corp 分散型データベースシステム
JPH0816619A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Casio Comput Co Ltd 情報処理システム
JPH0883206A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Toshiba Corp マルチメディアデータベースシステム及びマルチメディアデータアクセス方法
JPH09212517A (ja) * 1996-02-01 1997-08-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報代行検索方法及び装置
JPH1049469A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 即時型選択情報分配方法・システム及びカスタマイザ装置及び大規模選択情報分配システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095079A1 (en) * 2000-06-05 2001-12-13 Hayashi Office Co., Ltd. Information processing system using balloon pattern, language translation information processing system using balloon pattern, on-line information processing system using balloon pattern, and computer-readable information storage medium
US8166057B2 (en) 2007-07-26 2012-04-24 Ricoh Company, Limited Data providing apparatus, data providing method and program
CN111459961A (zh) * 2020-03-31 2020-07-28 深圳前海微众银行股份有限公司 业务数据的更新方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5973038B2 (ja) データ記憶およびアクセスシステム
RU2236037C2 (ru) Система и способ выдачи цифровой информации через транзакционный автомат
US5191573A (en) Method for transmitting a desired digital video or audio signal
US5835589A (en) Optical recording medium to store and access large volumes of data
US20060153212A1 (en) Information converting apparatus
JPH0973480A (ja) コンテンツ販売価格課金システム及び課金方法
US7676401B2 (en) Data distribution system and data selling apparatus therefor, data retrieving apparatus, duplicated data detecting system, and data reproduction apparatus
KR20020024558A (ko) 통신 장치, 통신 시스템, 통신 방법 및 기록 매체
JPH06187359A (ja) 電子化書籍等販売流通利用システム
JP2002334559A (ja) 情報記録媒体、情報管理装置および著作権保護方法
US20050149751A1 (en) Contents delivery method, contents delivery system, electronic device terminal, and contents delivery server
JPH11282867A (ja) データ流通システム及び複製データ検出システム
JP4204965B2 (ja) 複製データ検出システム
JP4141945B2 (ja) データ流通システム
CN100410942C (zh) 数据搜索装置、拷贝数据检测系统和数据再现装置
US20020118832A1 (en) Contents processing method, contents processing system, recording device, execution device, central device, and computer memory product
JP2001134669A (ja) アクセス権取得システム、コンテンツアクセス方式、コンテンツアクセス制御方式、コンテンツ閲覧方式、コンテンツ格納媒体の販売方式、および媒体
JP4385464B2 (ja) 情報配信システム
JP2002329084A (ja) 保管データを共有するデジタルアーカイブシステム及び方法
JP2005326903A (ja) コンテンツの記録制御装置、記録制御システム、記録制御方法およびコンピュータプログラム
JP2002082673A (ja) 音楽配信システム
JP2006039646A (ja) コンテンツ記録媒体貸出システム及びその方法
JP2003514340A (ja) デジタルデータ配布に関する改良
Boss E-Books and Other E-Content
JP2004127138A (ja) コンテンツ記録方法、そのコンテンツの配信方法、コンテンツの記録に利用する商品、コンテンツを記録媒体に書き込むための装置、およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20031222

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20031222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040408

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040414

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040528