JPH11282992A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
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- JPH11282992A JPH11282992A JP10085642A JP8564298A JPH11282992A JP H11282992 A JPH11282992 A JP H11282992A JP 10085642 A JP10085642 A JP 10085642A JP 8564298 A JP8564298 A JP 8564298A JP H11282992 A JPH11282992 A JP H11282992A
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- JP
- Japan
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- card
- nonvolatile memory
- command
- manufacturing inspection
- response
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は上記課題を解決するためのもの
で、検査目的の書き換え機能と偽造防止目的の書き換え
禁止機能とを持たせられるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 接続装置からの命令を解釈し、処理を実
行して処理結果をレスポンスとして接続装置に返すEE
PROMを有するICカードにおいて、活性化から非活
性化の間に必ずアクセスされる不揮発性メモリの特定領
域に製造検査中か製造検査完了かを示すデータを記録
し、前記特定領域へのアクセス時の解析結果に応じて不
揮発性メモリへの書き込み処理の許可、不許可を切り換
えるようにしたものである。
で、検査目的の書き換え機能と偽造防止目的の書き換え
禁止機能とを持たせられるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 接続装置からの命令を解釈し、処理を実
行して処理結果をレスポンスとして接続装置に返すEE
PROMを有するICカードにおいて、活性化から非活
性化の間に必ずアクセスされる不揮発性メモリの特定領
域に製造検査中か製造検査完了かを示すデータを記録
し、前記特定領域へのアクセス時の解析結果に応じて不
揮発性メモリへの書き込み処理の許可、不許可を切り換
えるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書き換え禁止機能を
持たせたICカードに関するものである。
持たせたICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリペイドカード等さまざまな形
でICCが使用され、CPUを内蔵して利便性の観点か
らいろいろな機能が付加されて汎用性を持たせたものが
開発されている。このような従来のICCについて概略
説明する。図7において、CPUを内蔵したICC1
は、接続装置2(インターフェース・デバイス:IF
D)からの処理要求であるコマンド(命令)を受け付け
るコマンド入力部11、受け付けたコマンドを解析する
コマンド解析部12、解析したコマンドに基づき要求さ
れている処理を実行する要求処理実行部13、処理の実
行過程においてアクセスされるメモリ(不揮発性メモリ
を含む)14、処理結果をレスポンスとして接続装置2
へ返すレスポンス出力部とからなっている。
でICCが使用され、CPUを内蔵して利便性の観点か
らいろいろな機能が付加されて汎用性を持たせたものが
開発されている。このような従来のICCについて概略
説明する。図7において、CPUを内蔵したICC1
は、接続装置2(インターフェース・デバイス:IF
D)からの処理要求であるコマンド(命令)を受け付け
るコマンド入力部11、受け付けたコマンドを解析する
コマンド解析部12、解析したコマンドに基づき要求さ
れている処理を実行する要求処理実行部13、処理の実
行過程においてアクセスされるメモリ(不揮発性メモリ
を含む)14、処理結果をレスポンスとして接続装置2
へ返すレスポンス出力部とからなっている。
【0003】接続装置2とICC1の間で交換される情
報(コマンド、レスポンス)の最小単位はキャラクタで
あり、図8に示すように、先頭からスタートビット(S
T)、8個のデータビット(a〜h)・パリティビット
(i)の順に送信され、直後にキャラクタ保護時間(G
T)が1ビット以上続く形になっている。
報(コマンド、レスポンス)の最小単位はキャラクタで
あり、図8に示すように、先頭からスタートビット(S
T)、8個のデータビット(a〜h)・パリティビット
(i)の順に送信され、直後にキャラクタ保護時間(G
T)が1ビット以上続く形になっている。
【0004】このようなキャラクタ複数個から、図9に
示すような情報ブロックが構成される。情報ブロック
は、先頭フィールド、情報フィールド(INF)、最終
フィールドからなり、先頭フィールドは、ブロックの送
信元のアドレス、あて先アドレス及びVPP端子の状態
制御を示すノードアドレス(NAD)1バイト、伝送制
御情報を含むプロトコル制御バイト(PCB)1バイ
ト、および情報フィールド長(LEN)1バイトからな
り、情報フィールドは、最大254バイトまで挿入可能
であり、ブロックの最後は必ず誤り検出符合(EDC)
1または2バイトとなる。なお、各1バイトには、実際
にはSTビット、パリティ検査ビット、GTが付加され
ている。
示すような情報ブロックが構成される。情報ブロック
は、先頭フィールド、情報フィールド(INF)、最終
フィールドからなり、先頭フィールドは、ブロックの送
信元のアドレス、あて先アドレス及びVPP端子の状態
制御を示すノードアドレス(NAD)1バイト、伝送制
御情報を含むプロトコル制御バイト(PCB)1バイ
ト、および情報フィールド長(LEN)1バイトからな
り、情報フィールドは、最大254バイトまで挿入可能
であり、ブロックの最後は必ず誤り検出符合(EDC)
1または2バイトとなる。なお、各1バイトには、実際
にはSTビット、パリティ検査ビット、GTが付加され
ている。
【0005】接続装置2からICC1に送られるコマン
ドは図9に示すブロックの情報フィールド内に収めら
れ、図10に示すように、見出し部と本体部から構成さ
れる。見出し部は、ISOのコマンドか否かを示すクラ
スバイト(CLA)、命令コード(INS)、アクセス
するファイルを指示するパラメータP1、P2からな
り、本体部はコマンドデータフィールドバイト長(L
c)、コマンドデータフィールド(cデータ:可変
長)、レスポンスデータフィールド長(Le)からなっ
ている。
ドは図9に示すブロックの情報フィールド内に収めら
れ、図10に示すように、見出し部と本体部から構成さ
れる。見出し部は、ISOのコマンドか否かを示すクラ
スバイト(CLA)、命令コード(INS)、アクセス
するファイルを指示するパラメータP1、P2からな
り、本体部はコマンドデータフィールドバイト長(L
c)、コマンドデータフィールド(cデータ:可変
長)、レスポンスデータフィールド長(Le)からなっ
ている。
【0006】また、ICC1から接続装置2へ送られる
レスポンスは、図11に示すように、本体部、後続部か
らなり、先頭からレスポンスデータフィールド(rデー
タ)、処理結果を示すステータスデータバイト1(SW
1)、ステータスデータバイト2(SW2)の順に送ら
れる。
レスポンスは、図11に示すように、本体部、後続部か
らなり、先頭からレスポンスデータフィールド(rデー
タ)、処理結果を示すステータスデータバイト1(SW
1)、ステータスデータバイト2(SW2)の順に送ら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ICカードに内蔵され
る不揮発性メモリはIC製造検査段階では書き込み機能
が正常に動作するか否かを確認するために書き換え機能
を有する必要がある。しかし、ICチップをカードに実
装し、ICカードとして発行した後の実使用環境では、
カードID等の更新されてはならない情報が存在する。
不揮発性メモリへの書き込みは、少なくとも数バイトの
一括した単位でしか書けないようになっているが、その
ための書き換え禁止機能の実現方法としては、容量の大
きな不揮発性メモリの場合、書き換え単位に対応した書
き換え禁止情報を専用に格納する部分を設置している。
これらの書き換え禁止情報は製造検査段階までは禁止、
許可の双方向に設定可能であるが、製造検査完了後に物
理的加工によって、例えば高電圧を印加することによ
り、書き込み線を切断し、禁止方向にしか設定できない
ように限定している。
る不揮発性メモリはIC製造検査段階では書き込み機能
が正常に動作するか否かを確認するために書き換え機能
を有する必要がある。しかし、ICチップをカードに実
装し、ICカードとして発行した後の実使用環境では、
カードID等の更新されてはならない情報が存在する。
不揮発性メモリへの書き込みは、少なくとも数バイトの
一括した単位でしか書けないようになっているが、その
ための書き換え禁止機能の実現方法としては、容量の大
きな不揮発性メモリの場合、書き換え単位に対応した書
き換え禁止情報を専用に格納する部分を設置している。
これらの書き換え禁止情報は製造検査段階までは禁止、
許可の双方向に設定可能であるが、製造検査完了後に物
理的加工によって、例えば高電圧を印加することによ
り、書き込み線を切断し、禁止方向にしか設定できない
ように限定している。
【0008】しかし、このような方式では、 製造検査完了後に物理的加工を必要とする。 不揮発性メモリの容量が小さく、かつ書き換え単位が
細かい場合、書き換え禁止情報を専用に格納する部分の
チップ面積が相対的に大きくなる。これは、例えば図1
2(a)に示すように書き込み単位が大きい場合の書き
換え禁止情報であるカードIDの格納領域(図の斜線部
分)の占める部分のチップ面積は相対的に小さいが、図
12(b)に示すように、書き込み単位が小さくなった
時、この専用のカードID格納領域が占める部分のチッ
プ面積が相対的に大きくなってしまい、このため、製造
コスト上の問題が発生する。
細かい場合、書き換え禁止情報を専用に格納する部分の
チップ面積が相対的に大きくなる。これは、例えば図1
2(a)に示すように書き込み単位が大きい場合の書き
換え禁止情報であるカードIDの格納領域(図の斜線部
分)の占める部分のチップ面積は相対的に小さいが、図
12(b)に示すように、書き込み単位が小さくなった
時、この専用のカードID格納領域が占める部分のチッ
プ面積が相対的に大きくなってしまい、このため、製造
コスト上の問題が発生する。
【0009】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、検査目的の書き換え機能と偽造防止目的の書き換え
禁止機能とを持たせられるようにすることを目的とす
る。
で、検査目的の書き換え機能と偽造防止目的の書き換え
禁止機能とを持たせられるようにすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続装置から
の命令を解釈し、処理を実行して処理結果をレスポンス
として接続装置に返す不揮発性メモリを有するICカー
ドにおいて、活性化から非活性化の間に必ずアクセスさ
れる不揮発性メモリの特定領域に製造検査中か製造検査
完了かを示すデータを記録し、前記特定領域へのアクセ
ス時の解析結果に応じて不揮発性メモリへの書き込み処
理の許可、不許可を切り換えるようにしたことを特徴と
する。
の命令を解釈し、処理を実行して処理結果をレスポンス
として接続装置に返す不揮発性メモリを有するICカー
ドにおいて、活性化から非活性化の間に必ずアクセスさ
れる不揮発性メモリの特定領域に製造検査中か製造検査
完了かを示すデータを記録し、前記特定領域へのアクセ
ス時の解析結果に応じて不揮発性メモリへの書き込み処
理の許可、不許可を切り換えるようにしたことを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。以下で対象とするICカードは図7〜図12
で説明したと同様な構成を有する不揮発性メモリを備え
たICカードである。一般に、使い捨てタイプのプリペ
イド方式のICカードにおいて、使用済みICカードの
カードID(各々のカードに固有な情報)を書き換え、
あたかも新規なICカードであるかのような偽造が行わ
れるのを防止する必要がある。そのため、ICカードに
内蔵される不揮発性メモリには検査目的の書き換え機能
と偽造防止目的の書き換え禁止機能が要求されている。
これら2つの目的を達成するために、本発明は活性化の
応答としてテストデータを出力する場合は書き込み禁止
条件を解除し、正しい初期応答データを出力する場合
は、書き込み禁止条件を保持するようにしたものであ
る。
説明する。以下で対象とするICカードは図7〜図12
で説明したと同様な構成を有する不揮発性メモリを備え
たICカードである。一般に、使い捨てタイプのプリペ
イド方式のICカードにおいて、使用済みICカードの
カードID(各々のカードに固有な情報)を書き換え、
あたかも新規なICカードであるかのような偽造が行わ
れるのを防止する必要がある。そのため、ICカードに
内蔵される不揮発性メモリには検査目的の書き換え機能
と偽造防止目的の書き換え禁止機能が要求されている。
これら2つの目的を達成するために、本発明は活性化の
応答としてテストデータを出力する場合は書き込み禁止
条件を解除し、正しい初期応答データを出力する場合
は、書き込み禁止条件を保持するようにしたものであ
る。
【0012】図1はICカードの活性化を説明する図で
ある。ICカードの活性化は接続装置2で開始される。
接続装置2からは電源電圧の供給、クロック信号の供給
が行われると共に、リセット信号が与えられて、これが
解除されるとICカード1は接続装置2に対して初期応
答動作を実行する。初期応答動作では情報交換のパラメ
ータであるATR信号を送出する。ATR信号は10数
バイトからなるデータであるが、本発明ではその先頭8
ビットのTSキャラクターをICカード内で監視して期
待値(例えばh’3B(16進表示の3B))と比較
し、一致しない場合は発行済フラグをクリアして不揮発
性メモリへの書き込み処理を許可し、一致した場合は発
行済フラグをクリアして不揮発性メモリへの書き込み処
理を不許可とするものである。
ある。ICカードの活性化は接続装置2で開始される。
接続装置2からは電源電圧の供給、クロック信号の供給
が行われると共に、リセット信号が与えられて、これが
解除されるとICカード1は接続装置2に対して初期応
答動作を実行する。初期応答動作では情報交換のパラメ
ータであるATR信号を送出する。ATR信号は10数
バイトからなるデータであるが、本発明ではその先頭8
ビットのTSキャラクターをICカード内で監視して期
待値(例えばh’3B(16進表示の3B))と比較
し、一致しない場合は発行済フラグをクリアして不揮発
性メモリへの書き込み処理を許可し、一致した場合は発
行済フラグをクリアして不揮発性メモリへの書き込み処
理を不許可とするものである。
【0013】図2は不揮発性メモリのTSキャラクター
用エリア、カードID用エリアを説明する図で、活性化
から非活性化の間に必ずアクセスされるTSキャラクタ
ー用エリアにh’3Bが設定される。本発明では、製造
検査中の非活性化ではTSキャラクター用エリアの内容
をh’3B以外の値にして検査し、製造検査完了後にT
Sキャラクター用エリアにh’3Bを書き込み、TSキ
ャラクター用エリアの読み出し結果に応じて製造検査中
か、製造検査完了かを判定し、製造検査中は故障検出の
ために何回でも不揮発性メモリへの書き込み処理を許可
し、製造検査完了後はカードID用エリアにカードID
を書き込む1回の処理しか許可しない。
用エリア、カードID用エリアを説明する図で、活性化
から非活性化の間に必ずアクセスされるTSキャラクタ
ー用エリアにh’3Bが設定される。本発明では、製造
検査中の非活性化ではTSキャラクター用エリアの内容
をh’3B以外の値にして検査し、製造検査完了後にT
Sキャラクター用エリアにh’3Bを書き込み、TSキ
ャラクター用エリアの読み出し結果に応じて製造検査中
か、製造検査完了かを判定し、製造検査中は故障検出の
ために何回でも不揮発性メモリへの書き込み処理を許可
し、製造検査完了後はカードID用エリアにカードID
を書き込む1回の処理しか許可しない。
【0014】次に、図3〜図6を参照して製造検査中、
製造検査完了時、カードID書き込み時、カードID不
正書き込み時の初期応答処理、認証処理、カード発行処
理について説明する。なお、図3は初期応答処理フロー
を示す図、図4は認証処理フローを示す図、図5はカー
ド発行処理フローを示す図、図6は不揮発性メモリの内
容を示す図である。
製造検査完了時、カードID書き込み時、カードID不
正書き込み時の初期応答処理、認証処理、カード発行処
理について説明する。なお、図3は初期応答処理フロー
を示す図、図4は認証処理フローを示す図、図5はカー
ド発行処理フローを示す図、図6は不揮発性メモリの内
容を示す図である。
【0015】〔製造検査中における処理〕製造検査中に
おいては、図6(a)に示すように、活性化から非活性
化の間に必ずアクセスされる不揮発性メモリのTSキャ
ラクター用エリアにh’3B以外の任意の値が書き込ま
れており、またカードID用エリアにも任意の値が書き
込まれている。TSキャラクター用エリアに書き込まれ
ている値がh’3B以外なので発行済フラグは初期応答
処理でクリアされる。
おいては、図6(a)に示すように、活性化から非活性
化の間に必ずアクセスされる不揮発性メモリのTSキャ
ラクター用エリアにh’3B以外の任意の値が書き込ま
れており、またカードID用エリアにも任意の値が書き
込まれている。TSキャラクター用エリアに書き込まれ
ている値がh’3B以外なので発行済フラグは初期応答
処理でクリアされる。
【0016】図3において、ICカードからの初期応答
は接続装置からのICCの活性化により始まり(ステッ
プS1)、初期設定(認証成功フラグクリア)(ステッ
プS2)、不揮発性メモリのATRデータ読み出し(ス
テップS3)が行われる。次いで、読み出されたATR
データがh’3Bに一致しているか否か判断する(ステ
ップS4)。製造の非活性化時ではTSキャラクター用
エリアにはh’3B以外の値が書き込まれているので両
者は一致せず、発行済フラグがクリアされ(ステップS
5)、ATRデータを送信する。こうして製造検査中は
発行済フラグは必ずクリアされることになる。
は接続装置からのICCの活性化により始まり(ステッ
プS1)、初期設定(認証成功フラグクリア)(ステッ
プS2)、不揮発性メモリのATRデータ読み出し(ス
テップS3)が行われる。次いで、読み出されたATR
データがh’3Bに一致しているか否か判断する(ステ
ップS4)。製造の非活性化時ではTSキャラクター用
エリアにはh’3B以外の値が書き込まれているので両
者は一致せず、発行済フラグがクリアされ(ステップS
5)、ATRデータを送信する。こうして製造検査中は
発行済フラグは必ずクリアされることになる。
【0017】次いで、図4の認証処理に移行する。認証
コマンドが入力され、そのコマンドが解釈されて認証失
敗カウンタにオーバーフローが発生しているか否か判断
する(ステップS11,S12,S13)。認証失敗カ
ウンタは、例えば連続3回失敗した場合には認証コマン
ドを受付ないようにするためのカウンタである。最初の
製造検査においては、オーバーフローが発生していない
ため、発行済フラグがクリアされているか否か判断する
(ステップS14)。前述したように、製造検査中は発
行済フラグがクリアされているので、不揮発性メモリの
パスワード読み出しを行う(ステップS15)。このパ
スワードはカード製造者の有するパスワードを意味して
いる。認証コマンドのパスワードと不揮発性メモリのパ
スワードとが一致しているか否か判断し(ステップS1
6)、製造検査中であればこれらは一致するので認証成
功フラグをセットし(ステップS17)、正常コードを
設定し(ステップS18)、このことをレスポンスとし
て接続装置へ送信する(ステップS21)。
コマンドが入力され、そのコマンドが解釈されて認証失
敗カウンタにオーバーフローが発生しているか否か判断
する(ステップS11,S12,S13)。認証失敗カ
ウンタは、例えば連続3回失敗した場合には認証コマン
ドを受付ないようにするためのカウンタである。最初の
製造検査においては、オーバーフローが発生していない
ため、発行済フラグがクリアされているか否か判断する
(ステップS14)。前述したように、製造検査中は発
行済フラグがクリアされているので、不揮発性メモリの
パスワード読み出しを行う(ステップS15)。このパ
スワードはカード製造者の有するパスワードを意味して
いる。認証コマンドのパスワードと不揮発性メモリのパ
スワードとが一致しているか否か判断し(ステップS1
6)、製造検査中であればこれらは一致するので認証成
功フラグをセットし(ステップS17)、正常コードを
設定し(ステップS18)、このことをレスポンスとし
て接続装置へ送信する(ステップS21)。
【0018】次いで、図5のカード発行処理に移行す
る。まずカード発行のための書き込みコマンドを入力
し、そのコマンドを解釈する(ステップS31,S3
2)。次いで、認証成功フラグがセットされているか否
か判断する(ステップS33)、図4の処理で認証成功
フラグがセットされているので、不揮発性メモリにデー
タを書き込む(ステップS34)。この処理はカードI
D用エリアに検査用の値を書き込むものである。次い
で、書き込みアドレスがカードID用のエリアが否か判
断し(ステップS35)、発行済フラグをセットし(ス
テップS36)、次いで正常終了コードを設定してレス
ポンスを送信する(ステップS37,S39)。
る。まずカード発行のための書き込みコマンドを入力
し、そのコマンドを解釈する(ステップS31,S3
2)。次いで、認証成功フラグがセットされているか否
か判断する(ステップS33)、図4の処理で認証成功
フラグがセットされているので、不揮発性メモリにデー
タを書き込む(ステップS34)。この処理はカードI
D用エリアに検査用の値を書き込むものである。次い
で、書き込みアドレスがカードID用のエリアが否か判
断し(ステップS35)、発行済フラグをセットし(ス
テップS36)、次いで正常終了コードを設定してレス
ポンスを送信する(ステップS37,S39)。
【0019】〔製造検査完了時の処理〕製造検査完了時
における初期応答処理、認証処理は製造検査中の場合と
同じである。カード発行処理(図5)において、ステッ
プ34で不揮発性メモリに書き込むデータをh’3Bと
する。このとき書き込みアドレスはTSキャラクター用
エリアにあるので、ステップ35の判断では書き込みア
ドレスがカードIDと一致せず、正常終了コードが設定
され、レスポンスが送信される。従って、この状態では
書き込みアドレスがカードIDではなかったため発行済
フラグはセットされていない。したがって、図6(b)
に示すように、EEPROMのTSキャラクター用エリ
アはh’3Bであり、一方、カードID用エリアは任意
の値のままである。
における初期応答処理、認証処理は製造検査中の場合と
同じである。カード発行処理(図5)において、ステッ
プ34で不揮発性メモリに書き込むデータをh’3Bと
する。このとき書き込みアドレスはTSキャラクター用
エリアにあるので、ステップ35の判断では書き込みア
ドレスがカードIDと一致せず、正常終了コードが設定
され、レスポンスが送信される。従って、この状態では
書き込みアドレスがカードIDではなかったため発行済
フラグはセットされていない。したがって、図6(b)
に示すように、EEPROMのTSキャラクター用エリ
アはh’3Bであり、一方、カードID用エリアは任意
の値のままである。
【0020】〔カードID書き込み時の処理〕図3の初
期応答処理フローにおいて、不揮発性メモリのTSキャ
ラクター用エリアがh’3Bになっているため、ステッ
プS4におけるATRデータがh’3Bと一致し、発行
済フラグはクリアされずにATRデータが送信される
(ステップS6)。次いで、認証処理(図4)に移行す
るが、認証処理は製造検査完了時と同じである。次い
で、カード発行処理(図5)に移行し、ステップ34に
おける不揮発性メモリにデータを書き込む際の書き込み
データがカードIDであり、ステップ35における書き
込みアドレスがカードID用エリアになるので、ステッ
プ36において、発行済フラグがセットされる。従っ
て、図6(c)に示すように、TSキャラクター用エリ
アはh’3B、カードID用エリアはカードID、発行
済フラグは1となる。
期応答処理フローにおいて、不揮発性メモリのTSキャ
ラクター用エリアがh’3Bになっているため、ステッ
プS4におけるATRデータがh’3Bと一致し、発行
済フラグはクリアされずにATRデータが送信される
(ステップS6)。次いで、認証処理(図4)に移行す
るが、認証処理は製造検査完了時と同じである。次い
で、カード発行処理(図5)に移行し、ステップ34に
おける不揮発性メモリにデータを書き込む際の書き込み
データがカードIDであり、ステップ35における書き
込みアドレスがカードID用エリアになるので、ステッ
プ36において、発行済フラグがセットされる。従っ
て、図6(c)に示すように、TSキャラクター用エリ
アはh’3B、カードID用エリアはカードID、発行
済フラグは1となる。
【0021】〔カード使用中のカードID不正書き換え
時〕次に、カードの使用中に発行コマンドで不正にカー
ドIDを書き換えようと試みた場合について説明する。
図3の初期応答処理において、ステップS4のATRデ
ータがh’3Bに一致しているため、発行済フラグはク
リアされず、ATRデータが送信される。次に認証処理
(図4)に移行したとき、ステップ14で発行済フラグ
がクリアされているか判断したとき、発行済フラグはク
リアされていないため、ステップ20のエラーコード設
定に移行し、それがレスポンスとして送信される。
時〕次に、カードの使用中に発行コマンドで不正にカー
ドIDを書き換えようと試みた場合について説明する。
図3の初期応答処理において、ステップS4のATRデ
ータがh’3Bに一致しているため、発行済フラグはク
リアされず、ATRデータが送信される。次に認証処理
(図4)に移行したとき、ステップ14で発行済フラグ
がクリアされているか判断したとき、発行済フラグはク
リアされていないため、ステップ20のエラーコード設
定に移行し、それがレスポンスとして送信される。
【0022】次いで、発行処理(図5)に移った時、書
き換えコマンドを入力すると、ステップ33における認
証成功フラグがセットされているか否かの判断におい
て、認証成功フラグはセットされていないため、エラー
コード設定ステップS38に移行し、それがレスポンス
として送信される。その結果、カードIDの書き換えは
不可能であり、図6(d)に示すように、カードIDは
更新されない。
き換えコマンドを入力すると、ステップ33における認
証成功フラグがセットされているか否かの判断におい
て、認証成功フラグはセットされていないため、エラー
コード設定ステップS38に移行し、それがレスポンス
として送信される。その結果、カードIDの書き換えは
不可能であり、図6(d)に示すように、カードIDは
更新されない。
【0023】このように製造検査段階ではTSキャラク
ターの対応するアドレスにh’3B以外の値を書き込ん
で検査するので、カードIDに任意の値を書き込み、発
行済フラグがセットされても初期応答動作でこのフラグ
はクリアされて、繰り返し検査が可能となる。また、製
造検査完了後のカードIDには書き込みを実行せずに、
TSキャラクターの対応するアドレスにh’3Bを書き
込み、このICチップをカードに実装し、この状態のI
Cカードを端末装置で活性化した場合、認証コマンド、
カードIDに対する発行コマンドの順に実行すると、発
行済フラグがセットされる。そして、実際の利用環境で
の初期応答動作では、TSキャラクターがh’3Bなの
で、発行済フラグはセットされたままであり、認証コマ
ンドが実行できない。これにより、ATRやカードID
の書き換えの前提となる発行コマンドも実行することが
できない。
ターの対応するアドレスにh’3B以外の値を書き込ん
で検査するので、カードIDに任意の値を書き込み、発
行済フラグがセットされても初期応答動作でこのフラグ
はクリアされて、繰り返し検査が可能となる。また、製
造検査完了後のカードIDには書き込みを実行せずに、
TSキャラクターの対応するアドレスにh’3Bを書き
込み、このICチップをカードに実装し、この状態のI
Cカードを端末装置で活性化した場合、認証コマンド、
カードIDに対する発行コマンドの順に実行すると、発
行済フラグがセットされる。そして、実際の利用環境で
の初期応答動作では、TSキャラクターがh’3Bなの
で、発行済フラグはセットされたままであり、認証コマ
ンドが実行できない。これにより、ATRやカードID
の書き換えの前提となる発行コマンドも実行することが
できない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、活性化の
応答してテストデータを出力する場合は書き込み禁止条
件を解除し、正しい初期応答データを出力する場合、書
き込み禁止条件を保持するようにしたので、製造検査中
は故障検出のために何回でも不揮発性メモリの書き込み
処理が可能であり、製造検査完了後はカードIDの書き
込み処理のみ実行でき、運用中での書き換えを防止する
ことができる。また、製造検査中か製造検査完了かを検
知するデータを複数ビットにコード化したため、最初の
製造検査で偶発的に間違って製造完了と判定される可能
性を軽減することができる。
応答してテストデータを出力する場合は書き込み禁止条
件を解除し、正しい初期応答データを出力する場合、書
き込み禁止条件を保持するようにしたので、製造検査中
は故障検出のために何回でも不揮発性メモリの書き込み
処理が可能であり、製造検査完了後はカードIDの書き
込み処理のみ実行でき、運用中での書き換えを防止する
ことができる。また、製造検査中か製造検査完了かを検
知するデータを複数ビットにコード化したため、最初の
製造検査で偶発的に間違って製造完了と判定される可能
性を軽減することができる。
【図1】 ICカードの活性化を説明する図である。
【図2】 不揮発性メモリのTSキャラクター用エリ
ア、カードID用エリアを説明する図である。
ア、カードID用エリアを説明する図である。
【図3】 初期応答処理を説明する図である。
【図4】 認証処理を説明する図である。
【図5】 カード発行処理を説明する図である。
【図6】 不揮発性メモリの内容を示す図である。
【図7】 従来のICCを説明する概略図である。
【図8】 キャラクタを説明する図である。
【図9】 ブロックを説明する図である。
【図10】 コマンドを説明する図である。
【図11】 レスポンスを説明する図である。
【図12】 レスポンスを説明する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 接続装置からの命令を解釈し、処理を実
行して処理結果をレスポンスとして接続装置に返す不揮
発性メモリを有するICカードにおいて、活性化から非
活性化の間に必ずアクセスされる不揮発性メモリの特定
領域に製造検査中か製造検査完了かを示すデータを記録
し、前記特定領域へのアクセス時の解析結果に応じて不
揮発性メモリへの書き込み処理の許可、不許可を切り換
えるようにしたことを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10085642A JPH11282992A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10085642A JPH11282992A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Icカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11282992A true JPH11282992A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13864489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10085642A Pending JPH11282992A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Icカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11282992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007206765A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Dainippon Printing Co Ltd | Icカード発行方法、icカード発行システムおよびicカード |
| JP2010287005A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Sony Corp | カード管理装置およびカード管理システム |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10085642A patent/JPH11282992A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007206765A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Dainippon Printing Co Ltd | Icカード発行方法、icカード発行システムおよびicカード |
| JP2010287005A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Sony Corp | カード管理装置およびカード管理システム |
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