JPH11283579A - 内外電極形蛍光ランプおよび照明装置 - Google Patents
内外電極形蛍光ランプおよび照明装置Info
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- JPH11283579A JPH11283579A JP8328698A JP8328698A JPH11283579A JP H11283579 A JPH11283579 A JP H11283579A JP 8328698 A JP8328698 A JP 8328698A JP 8328698 A JP8328698 A JP 8328698A JP H11283579 A JPH11283579 A JP H11283579A
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- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光量を増加した希ガス放電による内外電極形蛍
光ランプおよびこれを用いた照明装置を提供する。 【解決手段】内部電極を板状にするとともに内部電極が
紫外線の蛍光体層への入射および可視光の投光スリット
からの導出を阻害しにくいように配慮して気密容器内に
配設することにより、内部電極近傍からの紫外線放射量
を増加し、これに伴い光量が増加する。また、熱電子放
射を行う内部電極を用いることにより、ランプ電流を約
半分程度まで少なくなって発光効率が向上するので、ラ
ンプ電流を増大させて光量を増加することができる。さ
らに、内部電極の表面に誘電体層を備えることにより、
内部電極近傍の電界強度が高まり内部電極近傍における
紫外線放射が増加し、これに伴い光量が増加する。
光ランプおよびこれを用いた照明装置を提供する。 【解決手段】内部電極を板状にするとともに内部電極が
紫外線の蛍光体層への入射および可視光の投光スリット
からの導出を阻害しにくいように配慮して気密容器内に
配設することにより、内部電極近傍からの紫外線放射量
を増加し、これに伴い光量が増加する。また、熱電子放
射を行う内部電極を用いることにより、ランプ電流を約
半分程度まで少なくなって発光効率が向上するので、ラ
ンプ電流を増大させて光量を増加することができる。さ
らに、内部電極の表面に誘電体層を備えることにより、
内部電極近傍の電界強度が高まり内部電極近傍における
紫外線放射が増加し、これに伴い光量が増加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は希ガス放電を利用す
る内外電極形蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置に
関する。
る内外電極形蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】産業界においては、廃棄物を粉砕した際
のシュレッダーダストが地球環境問題になっている。
のシュレッダーダストが地球環境問題になっている。
【0003】蛍光ランプは、水銀蒸気放電により紫外線
を放射し、紫外線が蛍光体層に入射して可視光を比較的
効率よく発生することができるため、各種照明装置に多
用されている。しかし、蛍光ランプは、水銀を封入して
いるので、廃棄時の水銀がシュレッダーダストとして問
題になる。
を放射し、紫外線が蛍光体層に入射して可視光を比較的
効率よく発生することができるため、各種照明装置に多
用されている。しかし、蛍光ランプは、水銀を封入して
いるので、廃棄時の水銀がシュレッダーダストとして問
題になる。
【0004】そこで、水銀レスの蛍光ランプが要求され
ている。水銀に代えてキセノンを封入した蛍光ランプ
は、読取用など一部の蛍光ランプに実用されている。こ
の種の蛍光ランプには、一対の電極をバルブ内の両端に
封着した内部電極形蛍光ランプと、バルブの長手方向に
沿って一対の電極をバルブの外面に配設した外部電極形
蛍光ランプとがある。
ている。水銀に代えてキセノンを封入した蛍光ランプ
は、読取用など一部の蛍光ランプに実用されている。こ
の種の蛍光ランプには、一対の電極をバルブ内の両端に
封着した内部電極形蛍光ランプと、バルブの長手方向に
沿って一対の電極をバルブの外面に配設した外部電極形
蛍光ランプとがある。
【0005】図20は、従来の外部電極形蛍光ランプを
示す正面図である。
示す正面図である。
【0006】図21は、同じく側面図である。
【0007】図において、101は気密容器、102
a、102bは外部電極、103は蛍光体層、104は
投光スリット、105は絶縁被覆である。
a、102bは外部電極、103は蛍光体層、104は
投光スリット、105は絶縁被覆である。
【0008】気密容器101は、細長い直管状の透光性
ガラスバルブからなり、内部にキセノンなどの希ガスが
60〜100torr程度封入されている。
ガラスバルブからなり、内部にキセノンなどの希ガスが
60〜100torr程度封入されている。
【0009】外部電極102a、102bは、アルミニ
ウム箔からなり、気密容器101の外面の長手方向に沿
って離間して接着されている。
ウム箔からなり、気密容器101の外面の長手方向に沿
って離間して接着されている。
【0010】蛍光体層103は、気密容器81の内面に
投光スリット104を除いて形成されている。
投光スリット104を除いて形成されている。
【0011】投光スリット104は、外面電極102
a、102bの一方の間隙部分に形成されている。
a、102bの一方の間隙部分に形成されている。
【0012】絶縁被覆105は、エポキシ樹脂、ポリイ
ミド樹脂またはポリエチレンなどの合成樹脂からなり、
電極102a、102bを包囲している。
ミド樹脂またはポリエチレンなどの合成樹脂からなり、
電極102a、102bを包囲している。
【0013】そうして、両電極102a、102bの間
に図示しない点灯装置の出力端を接続してランプ電圧を
印加すると、気密容器101のガラス壁を介して気密容
器101内に希ガス放電が発生する。希ガス放電により
紫外線が放射され、紫外線は蛍光体層103に入射し、
蛍光体を励起する。その結果、蛍光体層103は可視光
を発生し、投光スリット104から気密容器101の外
部に導出される。
に図示しない点灯装置の出力端を接続してランプ電圧を
印加すると、気密容器101のガラス壁を介して気密容
器101内に希ガス放電が発生する。希ガス放電により
紫外線が放射され、紫外線は蛍光体層103に入射し、
蛍光体を励起する。その結果、蛍光体層103は可視光
を発生し、投光スリット104から気密容器101の外
部に導出される。
【0014】上述した従来の外部電極形蛍光ランプは、
一対の電極が気密容器の両端内部に封装された最も一般
的な構造の内部電極形蛍光ランプに較べると、ランプ電
流に対する光量が飽和しにくいし、また内部に電極を備
えていないので、長寿命であるという長所を有する。
一対の電極が気密容器の両端内部に封装された最も一般
的な構造の内部電極形蛍光ランプに較べると、ランプ電
流に対する光量が飽和しにくいし、また内部に電極を備
えていないので、長寿命であるという長所を有する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部電
極形蛍光ランプは、気密容器のガラス壁を介しての放電
であるため、放電維持電圧として通例2000〜300
0V程度必要であるとともに、外部へのノイズ放射が多
いという問題がある。
極形蛍光ランプは、気密容器のガラス壁を介しての放電
であるため、放電維持電圧として通例2000〜300
0V程度必要であるとともに、外部へのノイズ放射が多
いという問題がある。
【0016】これに対して、一方の電極を内部電極とし
て気密容器内に封装し、他方の電極を外部電極とした内
外電極形蛍光ランプにおいては、外部電極を接地するこ
とにより、放射ノイズの問題が著しく改善される。ま
た、内部電極を気密容器に沿って長くすることができ、
したがって内部電極の表面積を大きくすることにより、
寿命を実用上問題にならない程度にすることが可能であ
る。
て気密容器内に封装し、他方の電極を外部電極とした内
外電極形蛍光ランプにおいては、外部電極を接地するこ
とにより、放射ノイズの問題が著しく改善される。ま
た、内部電極を気密容器に沿って長くすることができ、
したがって内部電極の表面積を大きくすることにより、
寿命を実用上問題にならない程度にすることが可能であ
る。
【0017】ところが、内外電極形蛍光ランプは、外部
電極形蛍光ランプに比べて、光量が少なく、同一電流値
で約半分程度の光量に留まっているという問題がある。
電極形蛍光ランプに比べて、光量が少なく、同一電流値
で約半分程度の光量に留まっているという問題がある。
【0018】本発明は、主として光量を増加した希ガス
放電による内外電極形蛍光ランプおよびこれを用いた照
明装置を提供することを目的とする。
放電による内外電極形蛍光ランプおよびこれを用いた照
明装置を提供することを目的とする。
【0019】本発明は、加えて放電開始電圧および放電
維持電圧が低く、また内部電極を良好に封装しやすく
て、実用的な希ガス放電による蛍光ランプおよびこれを
用いた照明装置を提供することを他の目的とする。
維持電圧が低く、また内部電極を良好に封装しやすく
て、実用的な希ガス放電による蛍光ランプおよびこれを
用いた照明装置を提供することを他の目的とする。
【0020】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の内外電
極形蛍光ランプは、透光性の細長い気密容器と;気密容
器の内面側に形成された蛍光体層と;気密容器内に封入
されたキセノンを主成分とする希ガスと;気密容器の外
面の長手方向に沿って延在する投光スリットを形成する
ように気密容器を外側から包囲して配設された外部電極
と;板状をなして気密容器の長手方向に沿って延在する
とともに蛍光体層から発生した可視光が投光スリットか
ら外部に導出されやすいように気密容器内に封装された
内部電極と;を具備していることを特徴としている。
極形蛍光ランプは、透光性の細長い気密容器と;気密容
器の内面側に形成された蛍光体層と;気密容器内に封入
されたキセノンを主成分とする希ガスと;気密容器の外
面の長手方向に沿って延在する投光スリットを形成する
ように気密容器を外側から包囲して配設された外部電極
と;板状をなして気密容器の長手方向に沿って延在する
とともに蛍光体層から発生した可視光が投光スリットか
ら外部に導出されやすいように気密容器内に封装された
内部電極と;を具備していることを特徴としている。
【0021】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0022】気密容器について 気密容器は、ソーダライムガラス、鉛ガラスなどの軟質
ガラスでよいが、要すればホウ珪酸ガラスなどの硬質ガ
ラス、半硬質ガラス、石英ガラスでもよく、さらにはガ
ラス以外の材料でも透光性および気密性と、内外電極形
蛍光ランプの作動温度における耐火性および加工性とを
満足する材料であれば許容される。
ガラスでよいが、要すればホウ珪酸ガラスなどの硬質ガ
ラス、半硬質ガラス、石英ガラスでもよく、さらにはガ
ラス以外の材料でも透光性および気密性と、内外電極形
蛍光ランプの作動温度における耐火性および加工性とを
満足する材料であれば許容される。
【0023】また、気密容器は、長手方向の断面形状は
自由である。たとえば断面が円形、楕円形または4角形
などを採用することができる。
自由である。たとえば断面が円形、楕円形または4角形
などを採用することができる。
【0024】さらに、気密容器は、車載計器用の指針な
どの小形の照明装置として用いる場合には、外径が5m
m以下のものを用いることができる。また、OA機器な
どの読取用の場合には、外径6〜10mm程度のものを
用いることができる。
どの小形の照明装置として用いる場合には、外径が5m
m以下のものを用いることができる。また、OA機器な
どの読取用の場合には、外径6〜10mm程度のものを
用いることができる。
【0025】さらに、気密容器の長さは内外電極形蛍光
ランプの用途に適応するように適宜設定されるので、特
段制限されないが、一般的には50〜300mm程度が
好ましい。
ランプの用途に適応するように適宜設定されるので、特
段制限されないが、一般的には50〜300mm程度が
好ましい。
【0026】蛍光体層について 蛍光体層は、気密容器の内面に直接または間接的に形成
される。間接的とは、たとえば気密容器の内面にまずア
ルミナおよびまたは酸化チタンなどからなる金属酸化物
層の保護層を形成し、保護層の内面に蛍光体層を形成す
ることを含む。使用する蛍光体としては、3波長発光形
の希土類蛍光体、ハロ燐酸カルシウム蛍光体など自由に
選択することができる。発光色は白色または特定色であ
ってもよい。
される。間接的とは、たとえば気密容器の内面にまずア
ルミナおよびまたは酸化チタンなどからなる金属酸化物
層の保護層を形成し、保護層の内面に蛍光体層を形成す
ることを含む。使用する蛍光体としては、3波長発光形
の希土類蛍光体、ハロ燐酸カルシウム蛍光体など自由に
選択することができる。発光色は白色または特定色であ
ってもよい。
【0027】また、読取用の内外電極形蛍光ランプの場
合には、希土類のりん酸塩蛍光体(LaPO4:C
e3+、Tb3+)やBaAl12O19:Mnのような単色発
光蛍光体またはこれを含んだ蛍光体、バックライトおよ
び車載計器用の内外電極形蛍光ランプの場合は、3波長
発光形またはハロりん酸塩蛍光体などの白色系の発光色
の蛍光体を用いることができる。
合には、希土類のりん酸塩蛍光体(LaPO4:C
e3+、Tb3+)やBaAl12O19:Mnのような単色発
光蛍光体またはこれを含んだ蛍光体、バックライトおよ
び車載計器用の内外電極形蛍光ランプの場合は、3波長
発光形またはハロりん酸塩蛍光体などの白色系の発光色
の蛍光体を用いることができる。
【0028】さらに、蛍光体層には蛍光体の他に所望に
より他の物質を混合していてもよい。
より他の物質を混合していてもよい。
【0029】さらにまた、気密容器内の蛍光体層を形成
する位置について説明する。すなわち、蛍光体層は、気
密容器内の主要部の前周面に形成するか、投光スリット
の部分を除いてその他の部分に形成するのが一般的であ
る。後者をアパーチャー形という。
する位置について説明する。すなわち、蛍光体層は、気
密容器内の主要部の前周面に形成するか、投光スリット
の部分を除いてその他の部分に形成するのが一般的であ
る。後者をアパーチャー形という。
【0030】さらにまた、投光スリットを除いて気密容
器内面に酸化チタン微粒子などからなる可視光反射性の
反射膜を形成することができる。そして、蛍光体層を透
光スリットの部分を含めて全周にわたって形成したもの
を反射形という。本発明は、アパーチャー形および反射
形のいずれの構成であってもよい。
器内面に酸化チタン微粒子などからなる可視光反射性の
反射膜を形成することができる。そして、蛍光体層を透
光スリットの部分を含めて全周にわたって形成したもの
を反射形という。本発明は、アパーチャー形および反射
形のいずれの構成であってもよい。
【0031】希ガスについて 気密容器内に封入される希ガスは、キセノンを主成分と
していれば、他の希ガスたとえばクリプトン、ネオン、
アルゴンなどを混合して用いてもよい。
していれば、他の希ガスたとえばクリプトン、ネオン、
アルゴンなどを混合して用いてもよい。
【0032】希ガスの封入圧は、自由であるが、たとえ
ば100torr以下好ましくは60〜80torr封
入することができる。
ば100torr以下好ましくは60〜80torr封
入することができる。
【0033】外部電極について 電極は、アルミニウムなどの金属の薄板を気密容器の外
面に接着剤によって貼着してもよいし、導電性金属ペー
ストを塗布、乾燥、焼成して形成してもよい。さらに要
すれば、金属を蒸着またはその他の被着方法で被着して
電極を形成してもよい。さらにまた、透光性導電膜で外
部電極を形成することもできる。この場合、気密容器の
全周にわたって外部電極を形成することもできる。可視
光の発生量すなわち光量は、外部電極の面積に比例的で
あるから、気密容器の全周に外部電極を配設したことに
より、光量を増加することができる。しかし、透光スリ
ットを外部電極の一部に形成し、他の部分を反射性また
は遮光性の部材で被覆するものとする。
面に接着剤によって貼着してもよいし、導電性金属ペー
ストを塗布、乾燥、焼成して形成してもよい。さらに要
すれば、金属を蒸着またはその他の被着方法で被着して
電極を形成してもよい。さらにまた、透光性導電膜で外
部電極を形成することもできる。この場合、気密容器の
全周にわたって外部電極を形成することもできる。可視
光の発生量すなわち光量は、外部電極の面積に比例的で
あるから、気密容器の全周に外部電極を配設したことに
より、光量を増加することができる。しかし、透光スリ
ットを外部電極の一部に形成し、他の部分を反射性また
は遮光性の部材で被覆するものとする。
【0034】また、電極の形状は気密容器の長手方向に
沿って離間対向するように配設するのが一般的である。
沿って離間対向するように配設するのが一般的である。
【0035】外部電極を接地して点灯することにより、
放射ノイズを著しく改善できるので、放射ノイズを低減
する意味でも外部電極は、なるべく気密容器の外周の多
くの部分を包囲するのが好ましい。たとえば、気密容器
の投光スリットの部分を除いてその他の部分全体に外部
電極を配設することができる。
放射ノイズを著しく改善できるので、放射ノイズを低減
する意味でも外部電極は、なるべく気密容器の外周の多
くの部分を包囲するのが好ましい。たとえば、気密容器
の投光スリットの部分を除いてその他の部分全体に外部
電極を配設することができる。
【0036】また、外部電極は、必要に応じて絶縁被覆
することができる。なお、絶縁被覆の材料に遮光性のも
のを用いて不要部分から光が漏れないようにすることが
できる。
することができる。なお、絶縁被覆の材料に遮光性のも
のを用いて不要部分から光が漏れないようにすることが
できる。
【0037】内部電極について 本発明において、内部電極は、板状の導電性金属たとえ
ばニッケル、ステンレス鋼、タングステン、モリブデン
などからなり、気密容器の長手方向に沿って延在してい
る。
ばニッケル、ステンレス鋼、タングステン、モリブデン
などからなり、気密容器の長手方向に沿って延在してい
る。
【0038】また、内部電極は、蛍光体層から発生する
可視光が投光スリットから外部に導出されやすいように
配設されている。たとえば、内部電極が投光スリットを
内部でなるべく塞がないように板の向きを配慮して定置
される。また、内部電極の板状の部分を可視光が透過す
るようにメッシュ構造にすることもできる。
可視光が投光スリットから外部に導出されやすいように
配設されている。たとえば、内部電極が投光スリットを
内部でなるべく塞がないように板の向きを配慮して定置
される。また、内部電極の板状の部分を可視光が透過す
るようにメッシュ構造にすることもできる。
【0039】さらに、内部電極は、少なくともその一端
が直接または間接的に外部に気密に導出されていて、電
源に接続できるように構成されている。
が直接または間接的に外部に気密に導出されていて、電
源に接続できるように構成されている。
【0040】さらにまた、内部電極は、電気特性が不所
望に変化しないため、および蛍光体層を傷つけないため
に、気密容器に対して所定の位置に固定される。そのた
めの好ましい態様は、内部電極の両端を気密容器の両端
に封着することである。しかし、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、一端のみを気密容器に封着したもの
でもよい。
望に変化しないため、および蛍光体層を傷つけないため
に、気密容器に対して所定の位置に固定される。そのた
めの好ましい態様は、内部電極の両端を気密容器の両端
に封着することである。しかし、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、一端のみを気密容器に封着したもの
でもよい。
【0041】作用について 本発明の蛍光ランプは、内部電極が板状をなしているた
め、希ガス放電による紫外線放射量が多くなり、これに
伴い可視光の発生量が増加する。以下、その理由を本発
明者らが行った基礎実験に基づいて説明する。
め、希ガス放電による紫外線放射量が多くなり、これに
伴い可視光の発生量が増加する。以下、その理由を本発
明者らが行った基礎実験に基づいて説明する。
【0042】すなわち、本発明者らは、図1に示す実験
用の放電ランプを作成し、図2に示す実験装置を用いて
紫外線放射状態を調査した。
用の放電ランプを作成し、図2に示す実験装置を用いて
紫外線放射状態を調査した。
【0043】図1は、本発明の作用を調査するための実
験用放電ランプを示す斜視図である。
験用放電ランプを示す斜視図である。
【0044】図において、1は実験用放電ランプ、2は
その気密容器、3a、3bは一対の電極である。
その気密容器、3a、3bは一対の電極である。
【0045】気密容器2は、石英ガラスからなる内寸法
が10mm×10mm×50mmの中空の直方体形状を
なしている。
が10mm×10mm×50mmの中空の直方体形状を
なしている。
【0046】一対の電極3a、3bは、棒状をなし気密
容器2の中央部に直線状に正対して封着している。
容器2の中央部に直線状に正対して封着している。
【0047】放電媒体としてキセノンを40000Pa
気密容器2内に封入している。
気密容器2内に封入している。
【0048】図2は、実験装置の系を説明する平面的概
念図である。
念図である。
【0049】図において、4は電源、5は半導体レー
ザ、6a、6b、6cはそれぞれビームスプリッター、
7a、7bはそれぞれフォトダイオード、8は低圧キセ
ノン放電ランプである。
ザ、6a、6b、6cはそれぞれビームスプリッター、
7a、7bはそれぞれフォトダイオード、8は低圧キセ
ノン放電ランプである。
【0050】電源4は、実験用放電ランプ1を付勢して
点灯させる。
点灯させる。
【0051】半導体レーザ5は、2p6から1s4の遷
移に対応した波長828nmにチューニングされてい
る。そのレーザ光は、ビームスプリッター6aによって
2分され、その一方が実験用放電ランプ1を通過した
後、フォトダイオード7aでレーザ光の強度が検出され
る。
移に対応した波長828nmにチューニングされてい
る。そのレーザ光は、ビームスプリッター6aによって
2分され、その一方が実験用放電ランプ1を通過した
後、フォトダイオード7aでレーザ光の強度が検出され
る。
【0052】また、ビームスプリッター6aで2分され
た他方のレーザ光は、図示しない直流電源によって直流
点灯している低圧キセノン放電ランプ8を通過させた
後、さらにビームスプリッター6cで反射させ、フォト
ダイオード7bでレーザ光の強度を検出して、吸収波長
をチェックすることにより、半導体レーザ5の波長の確
からしさを確認している。
た他方のレーザ光は、図示しない直流電源によって直流
点灯している低圧キセノン放電ランプ8を通過させた
後、さらにビームスプリッター6cで反射させ、フォト
ダイオード7bでレーザ光の強度を検出して、吸収波長
をチェックすることにより、半導体レーザ5の波長の確
からしさを確認している。
【0053】そうして、実験においては、実験用放電ラ
ンプ1の電極間を結ぶ直線上のどの部分が最も紫外線を
生成しているかを、紫外線源になるキセノンの1s準位
の密度を半導体レーザを用いたいわゆる吸収法により測
定することにより、行った。その結果を図3に示す。
ンプ1の電極間を結ぶ直線上のどの部分が最も紫外線を
生成しているかを、紫外線源になるキセノンの1s準位
の密度を半導体レーザを用いたいわゆる吸収法により測
定することにより、行った。その結果を図3に示す。
【0054】図3は、実験結果を示す3次元グラフであ
る。
る。
【0055】図において、x軸は実験用放電ランプの一
方の壁面からの距離(mm)を、y軸は時間(mse
c)を、z軸はキセノンの1s4の密度の値を、それぞ
れ示す。
方の壁面からの距離(mm)を、y軸は時間(mse
c)を、z軸はキセノンの1s4の密度の値を、それぞ
れ示す。
【0056】この実験結果から、キセノンダイマーを作
る源になるキセノンの1s4レベルは、実験用放電ラン
プの電極のある壁面近傍でしか生成されていないことが
判明した。放電空間の中央部付近ではどの時間において
もキセノンの1s4は生成されていない。なお、上記の
ような実験結果は、レーザ診断技術を用いることによ
り、世界で初めて本発明者らによって得られたものであ
る。
る源になるキセノンの1s4レベルは、実験用放電ラン
プの電極のある壁面近傍でしか生成されていないことが
判明した。放電空間の中央部付近ではどの時間において
もキセノンの1s4は生成されていない。なお、上記の
ような実験結果は、レーザ診断技術を用いることによ
り、世界で初めて本発明者らによって得られたものであ
る。
【0057】以上の結果から、キセノンの発光は、電極
の近傍においてのみ行われるため、電極の面積を大きく
すれば、光量を増加することができることを意味する。
の近傍においてのみ行われるため、電極の面積を大きく
すれば、光量を増加することができることを意味する。
【0058】そうして、本発明においては、内部電極を
板状にしたことにより、電極の面積を大きくして光量を
増加することができる。ただし、キセノン放電によって
放射された紫外線が有効に蛍光体層に入射するととも
に、その結果発生した可視光が投光スリットから外部に
導出されやすいように、内部電極を気密容器内に配設し
なければならない。このための効果的な内部電極の配設
としては、たとえば内部電極の板面を、投光スリットの
幅方向の両端縁間を結ぶ直線に対して、±45゜以上の
角度をなすように配設することである。また、内部電極
をメッシュ状にすることにより、板面を紫外線および可
視光が通過できるから、内部電極の板面の角度に対して
自由度が増す。
板状にしたことにより、電極の面積を大きくして光量を
増加することができる。ただし、キセノン放電によって
放射された紫外線が有効に蛍光体層に入射するととも
に、その結果発生した可視光が投光スリットから外部に
導出されやすいように、内部電極を気密容器内に配設し
なければならない。このための効果的な内部電極の配設
としては、たとえば内部電極の板面を、投光スリットの
幅方向の両端縁間を結ぶ直線に対して、±45゜以上の
角度をなすように配設することである。また、内部電極
をメッシュ状にすることにより、板面を紫外線および可
視光が通過できるから、内部電極の板面の角度に対して
自由度が増す。
【0059】請求項2の発明の内外電極形蛍光ランプ
は、請求項1記載の内外電極形蛍光ランプにおいて、内
部電極は、その板面が投光スリットの幅方向の両端縁間
を結ぶ直線に対して±45゜以上の角度をなすように配
設されていることを特徴としている。
は、請求項1記載の内外電極形蛍光ランプにおいて、内
部電極は、その板面が投光スリットの幅方向の両端縁間
を結ぶ直線に対して±45゜以上の角度をなすように配
設されていることを特徴としている。
【0060】本発明は、板状の内部電極の板面を上記の
ように規制することにより、紫外線が効果的に蛍光体層
に入射するともともに発生した可視光が内部電極に阻止
されることが少ないので、投光スリットから得られる光
量が増加する。
ように規制することにより、紫外線が効果的に蛍光体層
に入射するともともに発生した可視光が内部電極に阻止
されることが少ないので、投光スリットから得られる光
量が増加する。
【0061】さらに効果的な範囲は、±60゜以上の角
度範囲である。
度範囲である。
【0062】最適な角度は、90゜すなわち投光スリッ
トの幅方向の両端縁を結ぶ直線に対して直角の位置であ
る。
トの幅方向の両端縁を結ぶ直線に対して直角の位置であ
る。
【0063】ところで、投光スリットは、気密容器の中
心に対して45〜120゜の範囲、好ましくは60〜1
10゜の範囲に形成することができる。
心に対して45〜120゜の範囲、好ましくは60〜1
10゜の範囲に形成することができる。
【0064】請求項3の発明の内外電極形蛍光ランプ
は、請求項1または2記載の内外電極形蛍光ランプにお
いて、内部電極は、メッシュ構造であることを特徴とし
ている。
は、請求項1または2記載の内外電極形蛍光ランプにお
いて、内部電極は、メッシュ構造であることを特徴とし
ている。
【0065】本発明において、「メッシュ構造」とは、
編組構造、パンチング構造など紫外線および可視光が部
分的に透過可能な構造体であればよい。
編組構造、パンチング構造など紫外線および可視光が部
分的に透過可能な構造体であればよい。
【0066】キセノン放電による紫外線放射は、内部電
極がメッシュ構造であっても減少しない。紫外線は内部
電極の板面のメッシュ部を通過して蛍光体層に入射する
とともに、紫外線によって励起した蛍光体層から発生し
た可視光も内部電極を通過することができるから、たと
え内部電極が投光スリットの幅方向の両側端縁間を結ぶ
直線に対して平行かつ正対していても、内部電極による
光量の減少を少なくすることができる。
極がメッシュ構造であっても減少しない。紫外線は内部
電極の板面のメッシュ部を通過して蛍光体層に入射する
とともに、紫外線によって励起した蛍光体層から発生し
た可視光も内部電極を通過することができるから、たと
え内部電極が投光スリットの幅方向の両側端縁間を結ぶ
直線に対して平行かつ正対していても、内部電極による
光量の減少を少なくすることができる。
【0067】請求項4の発明の内外電極形蛍光ランプ
は、透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面側に形
成された蛍光体層と;気密容器内に封入されたキセノン
を主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長手方向に
沿って延在する投光スリットを形成するように気密容器
を外側から包囲して配設された外部電極と;気密容器内
に封装され少なくとも一部に外部電極に接近する近接部
を備えた内部電極と;を具備していることを特徴として
いる。
は、透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面側に形
成された蛍光体層と;気密容器内に封入されたキセノン
を主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長手方向に
沿って延在する投光スリットを形成するように気密容器
を外側から包囲して配設された外部電極と;気密容器内
に封装され少なくとも一部に外部電極に接近する近接部
を備えた内部電極と;を具備していることを特徴として
いる。
【0068】本発明においては、内部電極の少なくとも
一部が外部電極に接近する近接部を備えていることによ
り、放電開始電圧を低減することができる。
一部が外部電極に接近する近接部を備えていることによ
り、放電開始電圧を低減することができる。
【0069】近接部は、内部電極の一部を屈曲して形成
する、ほぼ全体を気密容器に対して偏心させて形成す
る、近接片を内部電極に溶接して形成する、内部電極の
ほぼ全体を気密容器の外部電極に対向する内面に当接し
て形成する、など種々の構成を任意に選択して採用する
ことができる。
する、ほぼ全体を気密容器に対して偏心させて形成す
る、近接片を内部電極に溶接して形成する、内部電極の
ほぼ全体を気密容器の外部電極に対向する内面に当接し
て形成する、など種々の構成を任意に選択して採用する
ことができる。
【0070】請求項5の発明の内外電極形蛍光ランプ
は、透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面側に形
成された蛍光体層と;気密容器内に封入されたキセノン
を主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長手方向に
沿って延在する投光スリットを形成するように気密容器
を外側から包囲して配設された外部電極と;気密容器内
に封装され加熱されて熱電子放射を行う内部電極と;を
具備していることを特徴としている。
は、透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面側に形
成された蛍光体層と;気密容器内に封入されたキセノン
を主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長手方向に
沿って延在する投光スリットを形成するように気密容器
を外側から包囲して配設された外部電極と;気密容器内
に封装され加熱されて熱電子放射を行う内部電極と;を
具備していることを特徴としている。
【0071】本発明においては、内部電極が加熱されて
熱電子放射を行うので、同一電圧を印加してもランプ電
流が約半分になり、発光効率が著しく向上し、印加電圧
を高くしてランプ電流を増加することにより、光量を増
加することができる。
熱電子放射を行うので、同一電圧を印加してもランプ電
流が約半分になり、発光効率が著しく向上し、印加電圧
を高くしてランプ電流を増加することにより、光量を増
加することができる。
【0072】また、点灯開始電圧および放電維持電圧が
相対的に低下する。
相対的に低下する。
【0073】なお、内部電極は、熱電子放射を行うもの
であれば、どのような構成であってもよい。たとえば、
タングステンフィラメントを内部電極とし、タングステ
ンフィラメントを外部のフィラメント加熱電源により通
電加熱する構成を採用することができる。また、内部電
極に電子放射物質を塗布してもよい。
であれば、どのような構成であってもよい。たとえば、
タングステンフィラメントを内部電極とし、タングステ
ンフィラメントを外部のフィラメント加熱電源により通
電加熱する構成を採用することができる。また、内部電
極に電子放射物質を塗布してもよい。
【0074】請求項6の発明の内外電極形蛍光ランプ
は、透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面側に形
成された蛍光体層と;気密容器内に封入されたキセノン
を主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長手方向に
沿って延在する投光スリットを形成するように気密容器
を外側から包囲して配設された外部電極と;気密容器内
の両端間に封装され一部が屈曲されて張力付与部を形成
している内部電極と;を具備していることを特徴として
いる。
は、透光性の細長い気密容器と;気密容器の内面側に形
成された蛍光体層と;気密容器内に封入されたキセノン
を主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長手方向に
沿って延在する投光スリットを形成するように気密容器
を外側から包囲して配設された外部電極と;気密容器内
の両端間に封装され一部が屈曲されて張力付与部を形成
している内部電極と;を具備していることを特徴として
いる。
【0075】張力付与部は、内部電極の一端部側または
両端側など適当な位置に形成することができる。
両端側など適当な位置に形成することができる。
【0076】気密容器を硬質ガラスを用いて形成する場
合、約600℃で熱処理する。また、石英ガラスを用い
る場合には、約1100℃で熱処理を行う。この熱処理
は、気密容器内の不純物や水などを除去する必要から省
略することができない。
合、約600℃で熱処理する。また、石英ガラスを用い
る場合には、約1100℃で熱処理を行う。この熱処理
は、気密容器内の不純物や水などを除去する必要から省
略することができない。
【0077】内部電極の両端を気密容器内の両端間に封
装すると、製造時の高温の熱処理において内部電極と気
密容器構成材料たとえばガラスなどとの熱膨張率の差を
吸収しにくい。
装すると、製造時の高温の熱処理において内部電極と気
密容器構成材料たとえばガラスなどとの熱膨張率の差を
吸収しにくい。
【0078】そこで、内部電極を長めに製作するため、
内部電極の中間部が弛みやすい。そのため、設計どおり
の特性が得られなくなる。
内部電極の中間部が弛みやすい。そのため、設計どおり
の特性が得られなくなる。
【0079】また、点灯中ランプ電流が多くなると、内
部電極が発熱によっても弛むことがある。
部電極が発熱によっても弛むことがある。
【0080】これに対して、本発明においては、張力付
与部を形成しているので、内部電極を気密容器に封着す
る際に内部電極に張力を作用させながら封着すればよ
い。
与部を形成しているので、内部電極を気密容器に封着す
る際に内部電極に張力を作用させながら封着すればよ
い。
【0081】そうすれば、内部電極の弛みを張力付与部
で吸収して気密容器の所定の位置に緊張させることがで
きるから、設計どおりの特性を出すことができる。
で吸収して気密容器の所定の位置に緊張させることがで
きるから、設計どおりの特性を出すことができる。
【0082】また、張力付与部を内部電極を屈曲して形
成した場合には、張力付与部が外部電極に相対的に接近
するので、この部分から始動を開始することができ、結
果として放電開始電圧を低減することができる。なお、
屈曲部を投光スリットの向きに合わせると、有効光量の
屈曲部による減少を少なくすることができる。
成した場合には、張力付与部が外部電極に相対的に接近
するので、この部分から始動を開始することができ、結
果として放電開始電圧を低減することができる。なお、
屈曲部を投光スリットの向きに合わせると、有効光量の
屈曲部による減少を少なくすることができる。
【0083】内部電極は、請求項1による板状の内部電
極、請求項4による誘電体層を備えた内部電極または請
求項5による熱電子放射を行う内部電極であることを許
容する。
極、請求項4による誘電体層を備えた内部電極または請
求項5による熱電子放射を行う内部電極であることを許
容する。
【0084】請求項7の発明の蛍光ランプは、請求項1
ないし6のいずれか一記載の蛍光ランプにおいて、内部
電極は、表面に誘電体層を備えていることを特徴として
いる。
ないし6のいずれか一記載の蛍光ランプにおいて、内部
電極は、表面に誘電体層を備えていることを特徴として
いる。
【0085】本発明における「誘電体層」とは、キセノ
ンの誘電率より大きい固体物質を意味し、たとえばチタ
ン酸バリウムが効果的であるが、本発明はこれに限定さ
れない。
ンの誘電率より大きい固体物質を意味し、たとえばチタ
ン酸バリウムが効果的であるが、本発明はこれに限定さ
れない。
【0086】そうして、本発明においては、内部電極の
近傍の電界強度が誘電体層のために大きくなるから、内
部電極近傍でも多くの紫外線放射を得ることができる。
このため、蛍光体層に入射する紫外線量が増加するの
で、これに伴い可視光の光量が増加する。
近傍の電界強度が誘電体層のために大きくなるから、内
部電極近傍でも多くの紫外線放射を得ることができる。
このため、蛍光体層に入射する紫外線量が増加するの
で、これに伴い可視光の光量が増加する。
【0087】これに対して、内部電極に誘電体層がない
と、電界強度が小さいから、内部電極近傍での紫外線放
射が少ない。
と、電界強度が小さいから、内部電極近傍での紫外線放
射が少ない。
【0088】請求項8の発明の照明装置は、照明装置本
体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし7のい
ずれか一記載の蛍光ランプと;を具備していることを特
徴としている。
体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし7のい
ずれか一記載の蛍光ランプと;を具備していることを特
徴としている。
【0089】本発明において、照明装置は照明器具、液
晶などのバックライト、OA機器の読取装置、車載用計
器の照光指針など蛍光ランプの発光を利用するあらゆる
装置に適応する。
晶などのバックライト、OA機器の読取装置、車載用計
器の照光指針など蛍光ランプの発光を利用するあらゆる
装置に適応する。
【0090】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0091】図4は、本発明の内外電極形蛍光ランプの
第1の実施形態を示す拡大断面図である。
第1の実施形態を示す拡大断面図である。
【0092】図において、11は気密容器、12は蛍光
体層、13は外部電極、14は内部電極、15は投光ス
リットである。
体層、13は外部電極、14は内部電極、15は投光ス
リットである。
【0093】気密容器1は、外径8.0mm、肉厚0.
75mm、内径6.5mm、長さ100mmのソーダラ
イムガラスからなる直管形バルブである。
75mm、内径6.5mm、長さ100mmのソーダラ
イムガラスからなる直管形バルブである。
【0094】蛍光体層12は、BaAl12O19:Mnか
らなり、気密容器11の内面の3/4周すなわち270
゜の範囲に形成している。
らなり、気密容器11の内面の3/4周すなわち270
゜の範囲に形成している。
【0095】外部電極13は、アルミニウム箔からな
り、蛍光体層12に合わせて気密容器11の外面の3/
4周すなわち270゜の範囲に接着して形成している。
り、蛍光体層12に合わせて気密容器11の外面の3/
4周すなわち270゜の範囲に接着して形成している。
【0096】内部電極14は、ニッケル板からなり、そ
の板面を図において垂直に立てて気密容器11内に配設
した。
の板面を図において垂直に立てて気密容器11内に配設
した。
【0097】投光スリット15は、蛍光体層12および
外部電極13が形成されていない気密容器11の部分す
なわち1/4周すなわち90゜の範囲に形成されてい
る。
外部電極13が形成されていない気密容器11の部分す
なわち1/4周すなわち90゜の範囲に形成されてい
る。
【0098】気密容器11内部には、キセノンを930
0Paの圧力で封入している。
0Paの圧力で封入している。
【0099】そうして、本実施形態の内外電極形蛍光ラ
ンプの外部電極13および内部電極14の間にたとえば
点灯周波数約40kHzの高周波点灯装置を接続して点
灯すると、外部電極13および内部電極14の近傍に紫
外線が放射され、紫外線は蛍光体層12に入射する。紫
外線の入射により、蛍光体は励起されて可視光を発生す
る。発生した可視光は、投光スリット15から外部に導
出されるので、たとえば読取用光源として利用すること
ができる。
ンプの外部電極13および内部電極14の間にたとえば
点灯周波数約40kHzの高周波点灯装置を接続して点
灯すると、外部電極13および内部電極14の近傍に紫
外線が放射され、紫外線は蛍光体層12に入射する。紫
外線の入射により、蛍光体は励起されて可視光を発生す
る。発生した可視光は、投光スリット15から外部に導
出されるので、たとえば読取用光源として利用すること
ができる。
【0100】次に、内部電極のサイズを変えた場合の光
量の変化を、従来の内外電極形蛍光ランプと比較して、
説明する。
量の変化を、従来の内外電極形蛍光ランプと比較して、
説明する。
【0101】なお、ランプ電流値は、ゼロ−ピーク値で
約20mA一定とした。
約20mA一定とした。
【0102】内部電極14は、4mmおよび6mmで、
厚さはいずれも0.3mm一定としたもの2種類と、比
較用として直径1mmの棒からなる内外電極形蛍光ラン
プとについて、投光スリット15から4cm離間した位
置における照度を測定した。測定結果を表1に示す。
厚さはいずれも0.3mm一定としたもの2種類と、比
較用として直径1mmの棒からなる内外電極形蛍光ラン
プとについて、投光スリット15から4cm離間した位
置における照度を測定した。測定結果を表1に示す。
【0103】
【表1】 内部電極 幅4mm 幅6mm 比較例 相対照度 116 137 100 図5は、本発明の内外電極形蛍光ランプの第2の実施形
態を示す拡大断面図である。
態を示す拡大断面図である。
【0104】図において、図4と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0105】本実施形態は、投光スリット15の内面側
を含めて気密容器11の内面側の全周しわたって蛍光体
層2を形成して反射形に構成したものである。
を含めて気密容器11の内面側の全周しわたって蛍光体
層2を形成して反射形に構成したものである。
【0106】図6は、本発明の内外電極形蛍光ランプの
第3の実施形態を示す拡大断面図である。
第3の実施形態を示す拡大断面図である。
【0107】図において、図4と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0108】本実施形態は、内部電極14の板面を投光
スリット15の両端縁間を結ぶ直線h−h’に対して+
45゜方向に傾斜させて配設している。
スリット15の両端縁間を結ぶ直線h−h’に対して+
45゜方向に傾斜させて配設している。
【0109】図7は、本発明の内外電極形蛍光ランプの
第4の実施形態を示す拡大断面図である。
第4の実施形態を示す拡大断面図である。
【0110】図において、図6と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0111】本実施形態は、内部電極14の板面を投光
スリット15の両端縁間を結ぶ直線h−h’に対して−
45゜方向に傾斜させて配設している。
スリット15の両端縁間を結ぶ直線h−h’に対して−
45゜方向に傾斜させて配設している。
【0112】図6および図7に示す実施形態の内外電極
形蛍光ランプの投光スリットから4cm離間した位置に
おける照度を図4に示す実施形態の内外電極形蛍光ラン
プのそれと比較した結果、82%であった。この値は、
内部電極14の幅を適切に設定することにより、棒状の
内部電極より光量が多くなることを示している。
形蛍光ランプの投光スリットから4cm離間した位置に
おける照度を図4に示す実施形態の内外電極形蛍光ラン
プのそれと比較した結果、82%であった。この値は、
内部電極14の幅を適切に設定することにより、棒状の
内部電極より光量が多くなることを示している。
【0113】図8は、本発明の内外電極形蛍光ランプの
第5の実施形態を示す拡大断面図である。
第5の実施形態を示す拡大断面図である。
【0114】図において、図4と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0115】本実施形態は、内部電極14がメッシュ構
造で、投光スリット15の両端縁間を結ぶ直線h−h’
に対して平行かつ正対して配設している。
造で、投光スリット15の両端縁間を結ぶ直線h−h’
に対して平行かつ正対して配設している。
【0116】図9は、本発明の内外電極形蛍光ランプの
第6の実施形態を示す拡大断面図である。
第6の実施形態を示す拡大断面図である。
【0117】図において、図4と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0118】本実施形態は、内部電極14の表面に誘電
体層16を形成している。
体層16を形成している。
【0119】内部電極14は、直径1mmのタングステ
ン棒である。
ン棒である。
【0120】誘電体層16は、チタン酸バリウムを蒸着
法により約300nmの厚さに形成されている。
法により約300nmの厚さに形成されている。
【0121】気密容器11は、外径8mm,内径6.5
mm、長さ100mmであり、内部にキセノン9300
Paを封入した。また、投光スリット15は90゜に形
成した。
mm、長さ100mmであり、内部にキセノン9300
Paを封入した。また、投光スリット15は90゜に形
成した。
【0122】比較例として、誘電体層16を形成しない
以外は、本実施形態と同一仕様の内外電極形蛍光ランプ
を製作した。
以外は、本実施形態と同一仕様の内外電極形蛍光ランプ
を製作した。
【0123】そうして、各蛍光ランプを40kHzの点
灯周波数で点灯して、電気特性を測定した。
灯周波数で点灯して、電気特性を測定した。
【0124】図10は、本発明の第6の実施形態の電圧
・電流波形図である。
・電流波形図である。
【0125】図11は、比較例の電圧・電流波形図であ
る。
る。
【0126】各図において、横軸は時間(sec)を、
左側の縦軸は電圧(V)を、右側の縦軸は電流(A)
を、それぞれ示す。電圧は、電源電圧を示す。電流は、
ランプ電流を示す。また、曲線vは電源電圧(V)を、
曲線iはランプ電流(A)を、それぞれ示す。
左側の縦軸は電圧(V)を、右側の縦軸は電流(A)
を、それぞれ示す。電圧は、電源電圧を示す。電流は、
ランプ電流を示す。また、曲線vは電源電圧(V)を、
曲線iはランプ電流(A)を、それぞれ示す。
【0127】各図を対比して明かなように、本実施形態
においては、同一電源電圧に対してランプ電流が約半分
になる。すなわち、ランプ電力が約1/2になってい
る。
においては、同一電源電圧に対してランプ電流が約半分
になる。すなわち、ランプ電力が約1/2になってい
る。
【0128】なお、本実施形態の光量は、比較例の約8
0%であった。このことは、発光効率が160%に向上
することを示している。
0%であった。このことは、発光効率が160%に向上
することを示している。
【0129】したがって、電源電圧を高めてランプ電流
を増加させることにより、光量を増加できる。
を増加させることにより、光量を増加できる。
【0130】図12は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第7の実施形態を示す拡大断面図である。
の第7の実施形態を示す拡大断面図である。
【0131】図において、図4と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0132】本実施形態は、内部電極14がタングステ
ンフィラメントからなる。そして、内部電極14をフィ
ラメント加熱電源(図13に示す。)によって通電して
加熱すると、熱電子が放射する。
ンフィラメントからなる。そして、内部電極14をフィ
ラメント加熱電源(図13に示す。)によって通電して
加熱すると、熱電子が放射する。
【0133】図13は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第7の実施形態の点灯回路を示す回路図である。
の第7の実施形態の点灯回路を示す回路図である。
【0134】図において、図12と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0135】17はフィラメント加熱電源、18は点灯
電源である。なお、放電ランプの部分については概念的
に示している。
電源である。なお、放電ランプの部分については概念的
に示している。
【0136】内部電極14が通電加熱されながら内部電
極として作用していることが理解できる。
極として作用していることが理解できる。
【0137】気密容器11が外径8mm、内径6.5m
m、長さ100mmで、内部にキセノン9300Paを
封入した。
m、長さ100mmで、内部にキセノン9300Paを
封入した。
【0138】外部電極13に厚さ0.1mm、幅19m
mのアルミニウム箔を接着した。
mのアルミニウム箔を接着した。
【0139】また、比較例として、同一仕様の気密容器
に一対の外部電極を配設した外部電極形蛍光ランプを製
作した。
に一対の外部電極を配設した外部電極形蛍光ランプを製
作した。
【0140】そうして、ランプ電流10mAで各蛍光ラ
ンプを点灯して投光スリットから8mm離間した位置で
光度を測定した結果、本実施形態は1700cdであっ
た。これに対して、比較例は2000cdであった。す
なわち、本実施形態においては、外部電極形蛍光ランプ
の85%の光量が得られた。従来の内外電極形蛍光ラン
プの場合、外部電極形蛍光ランプの約50%であったこ
とからすれば、明らかに光量が増加していることが理解
できる。
ンプを点灯して投光スリットから8mm離間した位置で
光度を測定した結果、本実施形態は1700cdであっ
た。これに対して、比較例は2000cdであった。す
なわち、本実施形態においては、外部電極形蛍光ランプ
の85%の光量が得られた。従来の内外電極形蛍光ラン
プの場合、外部電極形蛍光ランプの約50%であったこ
とからすれば、明らかに光量が増加していることが理解
できる。
【0141】また、放電維持電圧は、本実施形態の場
合、0.42kVであるが、外部電極形蛍光ランプでは
1.4kVであった。すなわち、本実施形態によれば、
放電維持電圧が外部電極形蛍光ランプの1/3になる。
合、0.42kVであるが、外部電極形蛍光ランプでは
1.4kVであった。すなわち、本実施形態によれば、
放電維持電圧が外部電極形蛍光ランプの1/3になる。
【0142】図14は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第8の実施形態を示す概念的縦断面図である。
の第8の実施形態を示す概念的縦断面図である。
【0143】図において、図4と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0144】本実施形態は、内部電極14に張力付与部
19を形成している。
19を形成している。
【0145】張力付与部19は、内部電極14の一端側
の一部を屈曲させてばね性を付与することにより形成さ
れている。内部電極をステンレス鋼たとえば#304で
形成すると、ばね性を付与しやすい。
の一部を屈曲させてばね性を付与することにより形成さ
れている。内部電極をステンレス鋼たとえば#304で
形成すると、ばね性を付与しやすい。
【0146】図15は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第9の実施形態を示す概念的縦断面図である。
の第9の実施形態を示す概念的縦断面図である。
【0147】図において、図14と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0148】本実施形態は、内部電極14のほぼ全長に
わたる外部電極13に対する近接部20を形成してい
る。
わたる外部電極13に対する近接部20を形成してい
る。
【0149】気密容器11が内径6.5mm、長さ10
0mmで、内部にキセノン9300Paを封入するとと
もに60゜の投光スリット15を形成し、外部電極13
が厚さ0.1mm、幅19mmのアルミニウム箔を気密
容器11の外面に接着して形成され、内部電極14が直
径0.8mmのニッケル棒を気密容器11の両端に封着
してなる本実施形態の内外電極形開口ランプを製作し
た。
0mmで、内部にキセノン9300Paを封入するとと
もに60゜の投光スリット15を形成し、外部電極13
が厚さ0.1mm、幅19mmのアルミニウム箔を気密
容器11の外面に接着して形成され、内部電極14が直
径0.8mmのニッケル棒を気密容器11の両端に封着
してなる本実施形態の内外電極形開口ランプを製作し
た。
【0150】また、比較例として、内部電極14が気密
容器11の中心に固定されている以外は本実施形態と同
一仕様の内外電極形蛍光ランプを製作した。
容器11の中心に固定されている以外は本実施形態と同
一仕様の内外電極形蛍光ランプを製作した。
【0151】そうして、周波数30kHzの定電圧電源
とトランスとを組み合わせた点灯回路を用意して、各蛍
光ランプに印加する電圧を徐々に高めて蛍光ランプの放
電開始電圧を求めた。
とトランスとを組み合わせた点灯回路を用意して、各蛍
光ランプに印加する電圧を徐々に高めて蛍光ランプの放
電開始電圧を求めた。
【0152】その結果、本実施形態は、0.96kVで
あった。これに対して、比較例は、1.77kVであっ
た。
あった。これに対して、比較例は、1.77kVであっ
た。
【0153】図16は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第10の実施形態を示す概念的縦断面図である。
の第10の実施形態を示す概念的縦断面図である。
【0154】図において、図15と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0155】本実施形態は、内部電極14の一端部に外
部電極13に対する近接部20を形成している。
部電極13に対する近接部20を形成している。
【0156】内部電極以外は図15において説明したの
と同じ仕様の本実施形態の内外電極形蛍光ランプを製作
して、図15におけるのと同様な測定を行った。
と同じ仕様の本実施形態の内外電極形蛍光ランプを製作
して、図15におけるのと同様な測定を行った。
【0157】その結果、本実施形態は、放電開始電圧が
1.08kVであった。
1.08kVであった。
【0158】図17は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第11の実施形態を示す概念的縦断面図である。
の第11の実施形態を示す概念的縦断面図である。
【0159】図において、図15と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0160】本実施形態は、内部電極14のほぼ全長を
気密容器11の内面に接触させて外部電極13に対する
近接部20を形成している。
気密容器11の内面に接触させて外部電極13に対する
近接部20を形成している。
【0161】図18は、本発明の内外電極形蛍光ランプ
の第12の実施形態を示す概念的縦断面図である。
の第12の実施形態を示す概念的縦断面図である。
【0162】図において、図15と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0163】本実施形態は、内部電極14の一端部近傍
に外部電極13に対する導電体片を溶接して近接部20
を形成している。
に外部電極13に対する導電体片を溶接して近接部20
を形成している。
【0164】図19は、本発明の照明装置の一実施形態
としての画像読取装置を示す概念的断面図である。
としての画像読取装置を示す概念的断面図である。
【0165】図において、21は内外電極形蛍光ラン
プ、22は受光手段、23は信号処理手段、24は原稿
載置面、25はケースである。
プ、22は受光手段、23は信号処理手段、24は原稿
載置面、25はケースである。
【0166】内外電極形蛍光ランプ21は、図4に示す
実施形態を採用している。そして、その投光スリットか
ら出射した光は原稿載置面24を介して原稿(図示しな
い。)に向けて照射される。
実施形態を採用している。そして、その投光スリットか
ら出射した光は原稿載置面24を介して原稿(図示しな
い。)に向けて照射される。
【0167】受光手段22は、原稿面からの反射光を受
光するように配置されている。
光するように配置されている。
【0168】信号処理手段23は、受光手段22の出力
信号を処理して画像信号を形成する。
信号を処理して画像信号を形成する。
【0169】原稿載置面24は、透明ガラスからなり、
その上に原稿を下向きに載置する。
その上に原稿を下向きに載置する。
【0170】ケース25は、以上の各構成要素を収納し
ている。
ている。
【0171】そうして、内外電極形蛍光ランプ21およ
び受光手段22と、原稿載置面24とは、相対的に走査
する。すなわち、いずれか一方または双方が反対方向に
移動していく過程で受光手段が移動方向に対して直角方
向に順次原稿面からの反射光を受光していく。
び受光手段22と、原稿載置面24とは、相対的に走査
する。すなわち、いずれか一方または双方が反対方向に
移動していく過程で受光手段が移動方向に対して直角方
向に順次原稿面からの反射光を受光していく。
【0172】本実施形態の画像読取装置は、複写機、イ
メージスキャナおよびファクシミリなどのOA機器など
に適応する。
メージスキャナおよびファクシミリなどのOA機器など
に適応する。
【0173】
【発明の効果】請求項1ないし3の各発明によれば、内
部電極が板状であることにより、内部電極の面積が大き
くなるのに伴って内部電極近傍からの紫外線放射が増加
し、これに伴い光量が増加した内外電極形蛍光ランプを
提供することができる。
部電極が板状であることにより、内部電極の面積が大き
くなるのに伴って内部電極近傍からの紫外線放射が増加
し、これに伴い光量が増加した内外電極形蛍光ランプを
提供することができる。
【0174】請求項2の発明によれば、加えて投光スリ
ットの幅方向の両端縁間を結ぶ直線に対して内部電極の
板面を±45゜以上の角度をなすように配設したことに
より、放射された紫外線の蛍光体層への入射が阻止され
にくくなるとともに、発生した可視光が投光スリットか
ら外部に導出しやすい内外電極形蛍光ランプを提供する
ことができる。
ットの幅方向の両端縁間を結ぶ直線に対して内部電極の
板面を±45゜以上の角度をなすように配設したことに
より、放射された紫外線の蛍光体層への入射が阻止され
にくくなるとともに、発生した可視光が投光スリットか
ら外部に導出しやすい内外電極形蛍光ランプを提供する
ことができる。
【0175】請求項3の発明によれば、加えて内部電極
をメッシュ構造にすることにより、紫外線および可視光
が内部電極を通過できるので、板状の内部電極をどのよ
うな向きに配置しても光量が減少しない内外電極形蛍光
ランプを提供することができる。
をメッシュ構造にすることにより、紫外線および可視光
が内部電極を通過できるので、板状の内部電極をどのよ
うな向きに配置しても光量が減少しない内外電極形蛍光
ランプを提供することができる。
【0176】請求項4の発明によれば、加えて内部電極
の少なくとも一部に外部電極に接近する近接部を備えた
ことにより、放電開始電圧を低減した内外電極形蛍光ラ
ンプを提供することができる。
の少なくとも一部に外部電極に接近する近接部を備えた
ことにより、放電開始電圧を低減した内外電極形蛍光ラ
ンプを提供することができる。
【0177】請求項5の発明によれば、熱電子放射を行
う内部電極を用いたことにより、発光効率を高め、ラン
プ電流を増加して光量を増加した内外電極形蛍光ランプ
を提供することができる。
う内部電極を用いたことにより、発光効率を高め、ラン
プ電流を増加して光量を増加した内外電極形蛍光ランプ
を提供することができる。
【0178】請求項6の発明によれば、内部電極に張力
付与部を形成したことにより、内部電極が製造中の高温
の熱処理における気密容器の構成材料と内部電極との熱
膨張率の差を吸収できないことにより、または点灯中の
発熱による内部電極の弛みを張力付与部で吸収して内部
電極を所定の位置に規制して設計どおりの特性を出す内
外電極形蛍光ランプを提供することができる。
付与部を形成したことにより、内部電極が製造中の高温
の熱処理における気密容器の構成材料と内部電極との熱
膨張率の差を吸収できないことにより、または点灯中の
発熱による内部電極の弛みを張力付与部で吸収して内部
電極を所定の位置に規制して設計どおりの特性を出す内
外電極形蛍光ランプを提供することができる。
【0179】請求項7の発明によれば、内部電極の表面
に誘電体層を備えていることにより、誘電体層により電
界強度を大きくして内部電極近傍における紫外線放射を
増加し、これに伴い光量を増加した内外電極形蛍光ラン
プを提供することができる。
に誘電体層を備えていることにより、誘電体層により電
界強度を大きくして内部電極近傍における紫外線放射を
増加し、これに伴い光量を増加した内外電極形蛍光ラン
プを提供することができる。
【0180】請求項8の発明によれば、請求項1ないし
7の効果を有する照明装置を提供することができる。
7の効果を有する照明装置を提供することができる。
【図1】本発明の作用を調査するための実験用放電ラン
プを示す斜視図
プを示す斜視図
【図2】実験装置の系を説明する平面的概念図
【図3】実験結果を示す3次元グラフ
【図4】本発明の内外電極形蛍光ランプの第1の実施形
態を示す拡大断面図
態を示す拡大断面図
【図5】本発明の内外電極形蛍光ランプの第2の実施形
態を示す拡大断面図
態を示す拡大断面図
【図6】本発明の内外電極形蛍光ランプの第3の実施形
態を示す拡大断面図
態を示す拡大断面図
【図7】本発明の内外電極形蛍光ランプの第4の実施形
態を示す拡大断面図
態を示す拡大断面図
【図8】本発明の内外電極形蛍光ランプの第5の実施形
態を示す拡大断面図
態を示す拡大断面図
【図9】本発明の内外電極形蛍光ランプの第6の実施形
態を示す拡大断面図
態を示す拡大断面図
【図10】本発明の第6の実施形態の電圧・電流波形図
【図11】比較例の電圧・電流波形図
【図12】本発明の内外電極形蛍光ランプの第7の実施
形態を示す拡大断面図
形態を示す拡大断面図
【図13】本発明の内外電極形蛍光ランプの第7の実施
形態の点灯回路を示す回路図
形態の点灯回路を示す回路図
【図14】本発明の内外電極形蛍光ランプの第8の実施
形態を示す概念的縦断面図
形態を示す概念的縦断面図
【図15】本発明の内外電極形蛍光ランプの第9の実施
形態を示す概念的縦断面図
形態を示す概念的縦断面図
【図16】本発明の内外電極形蛍光ランプの第10の実
施形態を示す概念的縦断面図
施形態を示す概念的縦断面図
【図17】本発明の内外電極形蛍光ランプの第11の実
施形態を示す概念的縦断面図
施形態を示す概念的縦断面図
【図18】本発明の内外電極形蛍光ランプの第12の実
施形態を示す概念的縦断面図
施形態を示す概念的縦断面図
【図19】本発明の照明装置の一実施形態としての画像
読取装置を示す概念図
読取装置を示す概念図
【図20】従来の外部電極形蛍光ランプを示す平面図
【図21】同じく側面図
11…気密容器 12…蛍光体層 13…外部電極 14…内部電極 15…投光スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 潔 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内 (72)発明者 下川 貞二 東京都品川区東品川四丁目3番1号東芝ラ イテック株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】透光性の細長い気密容器と;気密容器の内
面側に形成された蛍光体層と;気密容器内に封入された
キセノンを主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長
手方向に沿って延在する投光スリットを形成するように
気密容器を外側から包囲して配設された外部電極と;板
状をなして気密容器の長手方向に沿って延在するととも
に蛍光体層から発生した可視光が投光スリットから外部
に導出されやすいように気密容器内に封装された内部電
極と;を具備していることを特徴とする内外電極形蛍光
ランプ。 - 【請求項2】内部電極は、その板面が投光スリットの幅
方向の両端縁間を結ぶ直線に対して±45゜以上の角度
をなすように配設されていることを特徴とする請求項1
記載の内外電極形蛍光ランプ。 - 【請求項3】内部電極は、メッシュ構造であることを特
徴とする請求項1または2記載の内外電極形蛍光ラン
プ。 - 【請求項4】透光性の細長い気密容器と;気密容器の内
面側に形成された蛍光体層と;気密容器内に封入された
キセノンを主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長
手方向に沿って延在する投光スリットを形成するように
気密容器を外側から包囲して配設された外部電極と;気
密容器内に封装され少なくとも一部に外部電極に接近す
る近接部を備えた内部電極と;を具備していることを特
徴とする内外電極形蛍光ランプ。 - 【請求項5】透光性の細長い気密容器と;気密容器の内
面側に形成された蛍光体層と;気密容器内に封入された
キセノンを主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長
手方向に沿って延在する投光スリットを形成するように
気密容器を外側から包囲して配設された外部電極と;気
密容器内に封装され加熱されて熱電子放射を行う内部電
極と;を具備していることを特徴とする内外電極形蛍光
ランプ。 - 【請求項6】透光性の細長い気密容器と;気密容器の内
面側に形成された蛍光体層と;気密容器内に封入された
キセノンを主成分とする希ガスと;気密容器の外面の長
手方向に沿って延在する投光スリットを形成するように
気密容器を外側から包囲して配設された外部電極と;気
密容器内の両端に封装され一部が屈曲されて張力付与部
を形成している内部電極と;を具備していることを特徴
とする内外電極形蛍光ランプ。 - 【請求項7】内部電極は、表面に誘電体層を備えている
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載の
内外電極形蛍光ランプ。 - 【請求項8】照明装置本体と;照明装置本体に支持され
た請求項1ないし7のいずれか一記載の内外電極形蛍光
ランプと;を具備していることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8328698A JPH11283579A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 内外電極形蛍光ランプおよび照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8328698A JPH11283579A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 内外電極形蛍光ランプおよび照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283579A true JPH11283579A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13798151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8328698A Pending JPH11283579A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 内外電極形蛍光ランプおよび照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11283579A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001291492A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-19 | Koninkl Philips Electronics Nv | 低圧気体放電ランプ及びバックライト用装置 |
| EP1381075A2 (en) | 2002-07-10 | 2004-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image sensor unit |
| JP2011009090A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Ushio Inc | 放電ランプ装置 |
| WO2012020703A1 (ja) | 2010-08-10 | 2012-02-16 | 株式会社オーク製作所 | 放電ランプ |
| JP2022182632A (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-08 | 株式会社オーク製作所 | エキシマランプ、エキシマランプの点灯方法およびエキシマランプの製造方法 |
| US12183568B2 (en) | 2023-03-23 | 2024-12-31 | Orc Manufacturing Co., Ltd. | Excimer lamp and UV irradiation unit including the same |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8328698A patent/JPH11283579A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001291492A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-19 | Koninkl Philips Electronics Nv | 低圧気体放電ランプ及びバックライト用装置 |
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| US7365887B2 (en) | 2002-07-10 | 2008-04-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image sensor unit |
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| JP2012038658A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Orc Mfg Co Ltd | 放電ランプ |
| TWI500067B (zh) * | 2010-08-10 | 2015-09-11 | Orc Mfg Co Ltd | Discharge lamp |
| JP2022182632A (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-08 | 株式会社オーク製作所 | エキシマランプ、エキシマランプの点灯方法およびエキシマランプの製造方法 |
| US12183568B2 (en) | 2023-03-23 | 2024-12-31 | Orc Manufacturing Co., Ltd. | Excimer lamp and UV irradiation unit including the same |
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