JPH11283708A - データ通信用ジャック及びデータ通信用プラグ - Google Patents

データ通信用ジャック及びデータ通信用プラグ

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JPH11283708A
JPH11283708A JP10081506A JP8150698A JPH11283708A JP H11283708 A JPH11283708 A JP H11283708A JP 10081506 A JP10081506 A JP 10081506A JP 8150698 A JP8150698 A JP 8150698A JP H11283708 A JPH11283708 A JP H11283708A
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    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ機器本体におけるコネクタの配置
スペースを圧迫しないようにした上で複数の異なるデー
タ通信に対応できるようにする。 【解決手段】 コネクタ部213のB面に対してIEE
E1394データ通信に対応する電極端子221〜22
6が配置されたデータ通信プラグ210とする。一方、
ジャック側のコネクタは、この電極端子221〜226
に対応する電極端子の他、リモコン用データ通信のため
の電極端子が設けられる。このコネクタ部213がジャ
ック側のコネクタと接続されたときには、電極端子22
1〜226は、これに対応するジャック側の電極端子と
接触し、リモコン用データ通信のための電極端子とは接
触しないように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のデータ通信
規格に従ってデータ通信を行うために機器やケーブルの
末端に備えられるデータ通信用ジャック及びデータ通信
用プラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は、例えばMD(ミニディスク)シ
ステムやDAT(Digital Audio Taperecorder)等のデジ
タルオーディオ機器が広く普及している。このようなデ
ジタルオーディオ機器では、ディスク又は磁気テープ等
の記録媒体に対して音声信号をデータとして記録再生す
ることが行われる。
【0003】また、上記MDシステムやDATなどのデ
ジタルオーディオ機器は、携帯用のものも広く知られて
いる。このような携帯用のデジタルオーディオ機器で
は、例えば機器本体に対してヘッドフォンを接続して再
生音声を聴くようにされる。そして、一般には、ヘッド
フォンのコードの中間あたりに対してリモートコントロ
ーラ(以下、単に「リモコン」と略す)としての操作部
を備えることで、機器本体に設けられた操作キー等を直
接操作しなくとも、リモコンに対する操作によって、各
種再生動作をはじめとする所要の操作を行うことができ
るようにされているものが多く存在する。この際、リモ
コンとしての操作部位近傍に対して表示部等を設けるこ
とで、例えば現在の再生状況などを表示により提示する
ことも行われている。
【0004】上記のようにして、リモコンによるデジタ
ルオーディオ機器に対する操作、及び表示部に対する表
示を行わせるため、一般には、ヘッドフォンコードに
は、音声信号のラインに加え、リモコン部位と機器本体
間のデータ通信を行うためのラインが配線される。そし
て、機器本体側には、コネクタ部位として、例えばヘッ
ドフォンコードのプラグが挿入されるジャックが設けら
れるが、これらプラグとジャック部分には、それぞれ音
声信号の伝送のための電極と、リモコンに対応するデー
タ通信用の電極とが配置されていることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなデジタルオーディオ機器では、デジタルオーディオ
データを入力して記録したり、記録媒体から再生したデ
ジタルオーディオデータを外部に出力させるように構成
することが可能とされる。
【0006】ここで、例えば上記したデジタルオーディ
オデータの入出力に、IEEE1394等の高速通信が
可能な規格を採用し、特に、このような高速通信に対応
した機能を、上記したMDやDATなどの携帯機器に搭
載しようとした場合には、次のような不都合が生じる。
【0007】例えば、IEEE1394の規格によるデ
ータ通信機能を携帯用デジタルオーディオ機器に採用し
ようとすると、IEEE1394に適合したコネクタを
追加する必要が生じることになる。ところが、新規にデ
ータ通信用のコネクタを追加することは、小型化の促進
が要求される携帯用デジタルオーディオ機器には不利で
あり、現状としても、既にIEEE1394に適合した
コネクタを設けるようなスペースを確保することは困難
である。
【0008】そこで、現行の携帯用デジタルオーディオ
機器に備えられているデータ通信用のコネクタを兼用す
る、つまり、前述したリモコン部位とのデータ通信のた
めのジャックの電極端子を利用してデータ伝送を行うこ
とが考えられるが、これも実現性に乏しい。つまり、現
行のリモコン部位とのデータ通信には、一般にローカル
仕様のTSBによる低速通信が使用されるのであるが、
このローカル仕様のTSBとIEEE1394とでは、
例えばコネクタ構造の規格等をはじめとする物理的仕様
及び通信プロトコルに共通性はない。ここで、例えば異
なるデータ通信規格間で、或る現行のコネクタを兼用し
ようとした場合、物理的仕様及び通信プロトコルが同一
でなければ通信は不可能なものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を考慮して、できるだけ機器本体におけるコネク
タの配置スペースを圧迫しないようにした上で、複数の
異なるデータ通信に対応できるようにすることを目的と
する。
【0010】このため、データ通信用ジャックとして、
複数の異なるデータ通信規格ごとに対応する複数種類の
データ通信用プラグが接続可能な形状を有すると共に、
特定のデータ通信規格ごとに対応する所定数による電極
端子の組を1組以上設けることとし、或る特定のデータ
通信規格に対応して設けられる上記電極端子の組は、或
る特定のデータ通信規格に対応するデータ通信用プラグ
が挿入された場合には、このデータ通信用プラグに設け
られた所要の電極端子と、或る特定のデータ通信規格に
対応する上記電極端子の組における全て又は一部の電極
端子とが接触するようにされると共に、或る特定のデー
タ通信規格に対応しないデータ通信用プラグが挿入され
た場合には、このデータ通信用プラグに設けられた電極
端子と、或る特定のデータ通信規格に対応する上記電極
端子の組における全て又は一部の電極端子とが接触しな
いような位置に配置して構成することとした。
【0011】また、データ通信用プラグとして、異なる
データ通信規格に対応する複数種類のデータ通信用ジャ
ックごとに対して共通に接続可能、又は異なる複数のデ
ータ通信規格に対応し得る1種類のデータ通信用ジャッ
クに対して接続可能な形状を有すると共に、或る特定の
データ通信規格に対応する所定数による電極端子の組を
設けることとし、或る特定のデータ通信規格に対応して
設けられる上記電極端子の組は、当該データ通信用プラ
グを或る特定のデータ通信規格に対応する電極端子が設
けられているデータ通信用ジャックに接続したときに
は、或る特定のデータ通信規格に対応する上記電極端子
の組における全て又は一部の電極端子と、データ通信用
ジャックに設けられた当該データ通信用プラグが対応す
べきデータ通信規格に対応する所要の電極端子とが接触
するようにされ、かつ、当該データ通信用プラグを或る
特定のデータ通信規格とは異なる他のデータ通信規格に
対応する電極端子が設けられているデータ通信用ジャッ
クに接続したときには、或る特定のデータ通信規格に対
応する電極端子の組における全て又は一部の電極端子
と、データ通信用ジャックに設けられた他のデータ通信
規格に対応する電極端子とが接触しないような位置に配
置して構成することとした。
【0012】上記構成によれば、例えばデータ通信用ジ
ャック及びデータ通信用プラグとして、或る特定のデー
タ通信規格に共通に対応するデータ通信用ジャック及び
データ通信用プラグを接続した場合にのみ、上記或る特
定のデータ通信規格に対応して設けられている両者の電
極端子同士が接続されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
のデータ通信用ジャック及びデータ通信プラグについて
説明する。また、本実施の形態としてのデータ通信用ジ
ャック及びデータ通信プラグは、デジタルオーディオデ
ータをデジタルオーディオ機器間で授受するための機器
本体、又はケーブルの末端に備えられるものとする。ま
た、本実施の形態としてのデータ通信用ジャックが備え
られるデジタルオーディオ機器としては、光磁気ディス
クであるMDに対応して記録再生を行うことのできる記
録再生装置とする。また、本実施の形態におけるデジタ
ルオーディオデータのデータ通信規格としては、IEE
E1394を採用するものとする。以降の説明は次の順
序で行う。 1.システム構成 2.記録再生装置 3.MDジャックの構造 4.ヘッドフォン/リモコンプラグ 5.データ通信プラグ
【0014】1.システム構成 図1は、本発明のデータ通信システムの一構成例を示す
ものとされる。この図において、記録再生装置1は、M
D(ミニディスク;以降単に「ディスク」ともいう)に
対応して記録再生を行うことのできる、携帯用のミニデ
ィスクプレーヤとされるこの記録再生装置1には、MD
ジャック26が備えられている。この図に示すMDジャ
ック26としては、ヘッドフォンジャック22と、デー
タコネクタ25が表出して設けられた状態が示されてい
る。本実施の形態の場合、MDジャック26に対して
は、リモコン付きヘッドフォン100の末端のヘッドフ
ォン/リモコンプラグ110、或いはデータ通信用ケー
ブルの一方の末端のデータ通信プラグ210の何れか一
方を挿入して接続可能な構造を有している。なお、記録
再生装置1の内部構成、及びMDジャック26の構造に
ついては後述する。
【0015】リモコン付きヘッドフォン100は、記録
再生装置1で再生されたディスクの音声を聴くと共に、
記録再生装置1に対して主として各種再生に関する操作
を行うためのものとされる。図のように、リモコン付き
ヘッドフォン100は、再生音声が出力されるイヤード
ライバ101と、ユーザが記録再生装置1に対する各種
再生動作をはじめとする所要の操作を行うためのリモコ
ン部103がコード102により接続され、更にリモコ
ン部103とヘッドフォン/リモコンプラグ110がコ
ード104により接続されて構成される。リモコン部1
03においては、例えば実際には、再生、停止、一時停
止、早送り、早戻し等をはじめとする所要の動作を記録
再生装置1に行わせるための各種キーが設けられる。ま
た、この場合には、例えば現在の動作に応じて所要の情
報を提示するための表示部103aが備えられている。
【0016】このリモコン付きヘッドフォン100のヘ
ッドフォン/リモコンプラグ110は、プラグ本体11
1に対して、ヘッドフォンジャック22に接続されるヘ
ッドフォンプラグ112と、データコネクタ25と接続
されるコネクタ部113とが設けられる構造を採る。
【0017】ヘッドフォン/リモコンプラグ110をM
Dジャック26に接続すると、リモコン部103と記録
再生装置1側とのデータ通信が可能になり、記録再生装
置1側から表示部103aに対する表示データの伝送な
どが行われて、表示部103aにおける表示が実行され
る。また、リモコン部103に対する操作により得られ
る操作情報の記録再生装置1側への伝送も可能となる。
また、記録再生装置1のアナログ音声信号出力がイヤー
ドライバ101と接続される。
【0018】ここで、記録再生装置1に対してディスク
を装填したうえで、ユーザがリモコン部103に対して
再生開始のための操作を行ったとすると、この操作情報
が記録再生装置1に対して送信され、記録再生装置1で
はディスクの再生を開始する。これにより、リモコン付
きヘッドフォン100のイヤードライバ101からは記
録再生装置1により再生されているディスクの音声が出
力される。また、表示部103aには、現在の再生トラ
ックや再生時間等をはじめとする所要の内容の表示が行
われることになる。
【0019】この場合、データ入出力機器200は、例
えば記録再生装置1とは異なる他のMDプレーヤをはじ
め、DATなど他の種類のデジタルオーディオ機器とさ
れ、IEEE1394に対応してデジタルオーディオデ
ータの送受信を行うことが可能とされている。
【0020】データ通信用ケーブル202は、この場
合、データ入出力機器200のデータ通信用ジャック2
01に適合して接続可能なコネクタ形状及び構造を有す
るデータ通信プラグ203と、記録再生装置1のMDジ
ャック26に適合して接続可能なコネクタ形状及び構造
を有するデータ通信プラグ210をコード204により
接続して構成される。データ通信プラグ210もまた、
プラグ本体211に対してヘッドフォンジャック22に
接続されるヘッドフォンプラグ212と、データコネク
タ25と接続されるコネクタ部213とが設けられた構
造を採る。
【0021】データ入出力機器200と記録再生装置1
とでデジタルオーディオデータの送受信を行う場合の一
例として、データ入出力機器200にて再生したデジタ
ルオーディオデータを記録再生装置1側で入力して記録
を行う、いわゆるダビングを行うには、例えば次のよう
にして行う。
【0022】先ず、ユーザは、データ入出力機器200
と記録再生装置1とをデータ通信用ケーブル202によ
り接続する。つまり、データ入出力機器200のデータ
通信用ジャック201とデータ通信プラグ203とを接
続し、記録再生装置1のMDジャック26とデータ通信
プラグ210とを接続する。
【0023】そして、記録再生装置1側をデジタル入力
モードにより記録動作を開始させると共に、データ入出
力機器200により再生を行わせる。これにより、デー
タ入出力機器200にて記録媒体から再生されたデジタ
ルオーディオデータがデータ通信用ケーブル202を介
して記録再生装置1に対して入力される。記録再生装置
1側ではこの入力されたデジタルオーディオデータをデ
ィスクに対して記録していくようにされる。このように
して、デジタルオーディオデータによるダビングが行わ
れる。
【0024】なお、上記図1において、本実施の形態の
特徴の1つとなるヘッドフォン/リモコンプラグ110
及びデータ通信プラグ210の構成については後述す
る。また、この図に示すシステム構成はあくまでも一例
であり、特に前述したように、データ入出力機器200
とされるデジタルオーディオ機器の種類は特に限定され
るものではない。また、記録再生装置1、リモコン付き
ヘッドフォン100、及びデータ通信用ケーブルの具体
的形状等もこの図に示すものに限定されるものではな
い。
【0025】2.記録再生装置 本実施の形態のミニディスク記録再生装置1の構成を図
2で説明する。音声データが記録される光磁気ディスク
(ミニディスク)90は、スピンドルモータ2により回
転駆動される。そして光磁気ディスク90に対しては記
録/再生時に光学ヘッド3によってレーザ光が照射され
る。
【0026】光学ヘッド3は、記録時には記録トラック
をキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出
力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光
からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出
力を行なう。このため、光学ヘッド3にはレーザ出力手
段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタ等が搭載されている。対物レンズ3aは
2軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接
離する方向に変位可能に保持されている。
【0027】また、ディスク90を挟んで光学ヘッド3
と対向する位置に磁気ヘッド6aが配置されている。磁
気ヘッド6aは供給されたデータによって変調された磁
界を光磁気ディスク90に印加する動作を行なう。光学
ヘッド3全体及び磁気ヘッド6aは、スレッド機構5に
よりディスク半径方向に移動可能とされている。
【0028】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク90から検出された情報はRFアンプ7に供給さ
れる。RFアンプ7は供給された情報の演算処理によ
り、再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォ
ーカスエラー信号FE、グルーブ情報(光磁気ディスク
90にプリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記
録されている絶対位置情報)GFM等を抽出する。抽出
された再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給
される。また、トラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FEはサーボ回路9に供給され、グルーブ
情報GFMはアドレスデコーダ10に供給される。
【0029】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号TE、フォーカスエラー信号FEや、マイクロ
コンピュータにより構成されるシステムコントローラ1
1からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピン
ドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ駆
動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制
御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、また
スピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御す
る。
【0030】アドレスデコーダ10は供給されたグルー
ブ情報GFMをデコードしてアドレス情報を抽出する。
このアドレス情報はシステムコントローラ11に供給さ
れ、各種の制御動作に用いられる。また再生RF信号に
ついてはエンコーダ/デコーダ部8においてEFM復
調、CIRC等のデコード処理が行なわれるが、このと
きアドレス、サブコードデータなども抽出され、システ
ムコントローラ11に供給される。
【0031】エンコーダ/デコーダ部8でEFM復調、
CIRC等のデコード処理された音声データ(セクター
データ)は、メモリコントローラ12によって一旦バッ
ファメモリ13に書き込まれる。なお、光学ヘッド3に
よるディスク90からのデータの読み取り及び光学ヘッ
ド3からバッファメモリ13までの系における再生デー
タの転送は1.41Mbit/secで、しかも通常は間欠的に行な
われる。
【0032】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、44.1KHzサンプリング、1
6ビット量子化のデジタルオーディオ信号とされる。こ
のデジタルオーディオ信号はD/A変換器15によって
アナログ信号とされ、出力処理部16でレベル調整、イ
ンピーダンス調整等が行われてライン出力端子17から
アナログオーディオ信号Aoutとして外部機器に対し
て出力される。また、出力処理部16からのアナログ音
声信号出力は、ヘッドフォンアンプ18に対しても供給
される。ヘッドフォンアンプ18の出力は、ヘッドフォ
ンジャック22に供給される。このヘッドフォンジャッ
ク22は、図1により示したように、MDジャック26
の一部を成すものである。
【0033】また、本実施の形態の記録再生装置1で
は、ディスク90から再生したデジタルオーディオデー
タをアナログ信号に変換することなく、例えばIEEE
1394の規格に従って外部にデジタル出力させること
も可能とされるが、これについては後述する。
【0034】光磁気ディスク90に対して、アナログ信
号によるオーディオ信号を入力して記録を実行する際に
は、ライン入力端子20に供給された記録信号(アナロ
グオーディオ信号Ain)を、A/D変換器19によっ
てデジタルデータとした後、エンコーダ/デコーダ部1
4に供給し、音声圧縮エンコード処理を施す。また、後
述するようにして、データ入力のための電極端子T14
を介して供給されたデジタルオーディオデータも、記録
データとして扱うようにされる。なお図示していないが
マイクロフォン入力端子を設け、マイクロフォン入力を
記録信号として用いることも当然可能である。
【0035】エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮
された記録データはメモリコントローラ12によって一
旦バッファメモリ13に書き込まれて蓄積されていった
後、所定量のデータ単位毎に読み出されてエンコーダ/
デコーダ部8に送られる。そしてエンコーダ/デコーダ
部8でCIRCエンコード、EFM変調等のエンコード
処理された後、磁気ヘッド駆動回路6に供給される。
【0036】磁気ヘッド駆動回路6はエンコード処理さ
れた記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク90に対
して磁気ヘッド6aによるN又はSの磁界印加を実行さ
せる。また、このときシステムコントローラ11は光学
ヘッドに対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。
【0037】また、本実施の形態としての記録再生装置
1においては、図1に示したMDジャック26における
データコネクタ25を回路的に形成する部位として、リ
モコン接続部23とデータ通信接続部24とが設けられ
る。リモコン接続部23は、ヘッドフォン/リモコンプ
ラグ110のコネクタ部113が接続された場合に対応
して接続されるべき端子を備えて成るもので、この場合
には、4つの端子T1〜T4が備えられる。この場合、
端子T1にはアースライン、端子T2には表示部103
aに対する表示制御用データ(RCデータ)伝送ライ
ン、端子T3にはリモコン部103からの操作情報とし
てのデータ(キー入力データ)の伝送ライン、端子T4
には記録再生装置1側からリモコン部103(表示部1
03aへの駆動電源も含む)に供給すべき電源の伝送ラ
インがそれぞれ接続される。
【0038】データ通信接続部24は、IEEE139
4によるデジタルオーディオデータの伝送のための部位
であり、データ通信プラグ210のコネクタ部213が
接続された場合に対応して接続されるべき電極端子を備
えて成る。この場合には、端子T11〜T16までの6
つの電極端子が備えられる。端子T11にはアースライ
ン、端子T12には記録再生装置1からデータ出力する
ためのデータ出力ライン、端子T13にはデータ出力ラ
インと対となるグランドライン、端子T14には記録再
生装置1にデータを入力するためのデータ入力ライン、
端子T15にはデータ入力ラインと対となるグランドラ
イン、端子T15には、後述する記録再生装置1の電源
部31に対して外部から電源を供給、或いは電源部31
から電力を外部に供給するための電源伝送ラインがそれ
ぞれ接続される。
【0039】データエンコーダ/デコーダ21は、IE
EE1394の規格に従って入出力されるデータについ
てのエンコード処理及び復調処理を行うための回路部位
とされる。ここで、端子T14を介して外部よりオーデ
ィオデータが入力された場合には、データエンコーダ/
デコーダ21は、このIEEE1394の規格に準拠し
た入力データについて、当該記録再生装置1が対応する
フォーマットに適合するようにして復調処理を施して、
エンコーダ/デコーダ部8、又はエンコーダ/デコーダ
部14に対して記録データとして伝送する。
【0040】ここで、データエンコーダ/デコーダ21
からエンコーダ/デコーダ部8にデータを伝送する場合
とは、入力されたデジタルオーディオデータが、例え
ば、MDシステムに対応する音声データ圧縮フォーマッ
トであるATRAC(Adaptve Transform Acoustic Codi
ng)方式により既に圧縮された形式のデータである場合
であり、この場合には、例えばエンコーダ/デコーダ部
8における転送クロックに対応するビットレートでデー
タを出力する。また、データエンコーダ/デコーダ21
からエンコーダ/デコーダ部14にデータを伝送する場
合とは、入力されたデジタルオーディオデータが圧縮さ
れない形式のデータである場合であり、この場合には、
例えばエンコーダ/デコーダ部14における転送クロッ
クに対応するビットレートでデータを出力することにな
る。
【0041】また、記録再生装置1によりディスク90
から再生したオーディオデータを外部に出力する場合に
は、データエンコーダ/デコーダ21では、エンコーダ
/デコーダ部8により得られる圧縮オーディオデータ、
又はエンコーダ/デコーダ部14にて得られる伸張処理
後のオーディオデータを入力し、IEEE1394に従
った伝送フォーマットに適合するエンコード処理を施し
て、所要のビットレートでもって端子T12に対して出
力するようにされる。
【0042】操作部29には、記録/再生/編集動作等
をユーザーが指示するための各種の操作キーが設けられ
ている。具体的には、再生キー、記録キー、停止キー、
記録キー、AMS/サーチキー、一時停止キー、編集モ
ードキー、編集操作キー、表示モードキー等が設けら
れ、またディスクタイトルやトラックネームの入力や、
その他情報入力のための操作子等が設けられる。編集動
作としては、トラックネーム入力、ディスクネーム入
力、トラック分割、トラック連結、トラック移動(再生
順としてのトラックナンバの変更)、トラック消去など
が可能とされており、これらの編集動作の指示のために
必要な操作子が設けられている。
【0043】操作部29の操作キーやダイヤルによる操
作情報、及び端子T3を介して入力されたリモコン部1
03(リモコン付ヘッドフォン100)からの操作情報
は、システムコントローラ11に供給され、システムコ
ントローラ11は操作情報に応じた動作制御を実行する
ことになる。
【0044】また表示部30は例えば機器筺体上に設け
られるもので、この表示動作はシステムコントローラ1
1によって制御される。即ちシステムコントローラ11
は表示動作を実行させる際に表示すべきデータを表示部
30内の表示ドライバに送信する。表示ドライバは供給
されたデータに基づいて液晶パネルなどによる表示ディ
スプレイを駆動し、所要の数字、文字、記号などの表示
を実行させる。また、同様にして、リモコン付ヘッドフ
ォン100の表示部103aに対しても、表示制御デー
タを端子T2を介して出力することで、表示部103a
における表示を実行させることができる。
【0045】システムコントローラ11は、CPU、プ
ログラムROM、ワークRAM、インターフェース部等
を備えたマイクロコンピュータとされ、上述してきた各
種動作の制御を行う。
【0046】ところで、ディスク90に対して記録/再
生動作を行なう際には、ディスク90に記録されている
管理情報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、
U−TOC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。
システムコントローラ11はこれらの管理情報に応じて
ディスク90上の記録すべきエリアのアドレスや、再生
すべきエリアのアドレスを判別することとなる。この管
理情報はバッファメモリ13に保持される。そして、シ
ステムコントローラ11はこれらの管理情報を、ディス
ク90が装填された際に管理情報の記録されたディスク
の最内周側の再生動作を実行させることによって読み出
し、バッファメモリ13に記憶しておき、以後そのディ
スク90に対する記録/再生/編集動作の際に参照でき
るようにしている。
【0047】また、U−TOCはデータの記録や各種編
集処理に応じて書き換えられるものであるが、システム
コントローラ11は記録/編集動作のたびに、U−TO
C更新処理をバッファメモリ13に記憶されたU−TO
C情報に対して行ない、その書換動作に応じて所定のタ
イミングでディスク90のU−TOCエリアについても
書き換えるようにしている。
【0048】3.MDジャックの構造 図3は本実施の形態の記録再生装置1に備えられるMD
ジャック26を示す正面図であり、この正面部分が記録
再生装置1の本体から表出するようにして取り付けられ
るものである。この図に示すように、MDジャック26
は、例えば樹脂等より成るケースブロック300に対し
て、大きくはヘッドフォンジャック22及びデータコネ
クタ25とが一体化されて組み込まれるようにされた構
造を採る。本実施の形態では、MDジャック26に対し
て、ヘッドフォンジャックとデータ通信用のコネクタ部
とが対となって一体化されたプラグが差し込まれる。そ
こで、例えば上記した構造とすることで、ヘッドフォン
ジャック22とデータコネクタ25が個別に取り付けら
れる構造を採る場合と比較して、MDジャック26とし
ての強度を高めることができる。また、複数部品が一体
化されるため、製造工程時における部品管理の効率や、
機器の組立などの製造能率も向上させることが可能にな
る。
【0049】ここで、データコネクタ25のコネクタ開
口部(プラグ差込部位)302は、正面から見て略長方
形の開口部形状を有するものとされ、この開口部内に対
して、その上面部には4つの電極端子311,312,
313,314が図のように配置されて取り付けられ
る。また、下面部に対しては、6つの電極端子321,
322,323,324、325,326が図のように
配列されて取り付けられる。
【0050】この場合、コネクタ開口部302の上面部
に配置される電極端子311,312,313,314
は、回路的には図2に示したリモコン接続部23に対応
するものであり、電極端子311,312,313,3
14が、それぞれ端子T1,T2,T3,T4の何れか
1つと対応して接続されているものである。
【0051】また、コネクタ開口部302の下面部に配
置される電極端子321,322,323,324、3
25,326は、回路的にはデータ通信接続部24(図
2参照)に対応するものであり、電極端子311,31
2,313,314が、それぞれ端子T11,T12,
T13,T14,T15,T16の何れか1つと対応し
て接続される。
【0052】図4に、上記図3の一点鎖線Aによる視矢
の断面図を示す。この図に示すようにコネクタ開口部3
02の内部において、上側壁面に対してリモコン接続部
23に対応する電極端子311が取り付けられ、下側壁
面に対してデータ通信接続部24に対応する電極端子3
21が取り付けられていることが分かる。また、残りの
電極端子312,313,314、及び電極端子32
2,323,324,325,326もそれぞれ同様の
位置状態で取り付けられているものである。
【0053】4.ヘッドフォン/リモコンプラグ 図5(a)(b)(c)は、本実施の形態としてのヘッ
ドフォン/リモコンプラグ110を示す正面図、側面
図、及び平面図である。なお、この図において図1及び
図2と同一部分には同一符号を付している。ヘッドフォ
ン/リモコンプラグ110は、プラグ本体111に対し
て、これらの図のようにステレオ対応のヘッドフォンプ
ラグ112とコネクタ部113が一体的に取り付けられ
る構造を有する。ここで、図5(a)に示すようにし
て、コネクタ部113を正面から見てその左側の面をA
面、右側の面をB面とすると、コネクタ部113におい
ては、図5(a)(b)に示すようにして、B面側にの
み電極端子121,122,123,124が設けられ
る。これに対し、A面側に電極端子は全く設けられてい
ない。上記電極端子121,122,123,124か
ら引き出された配線ラインは、コード104の内部を通
って、ここでは図示しないリモコン部103(及び表示
部103a)における回路部と接続される。また、ヘッ
ドフォンプラグ112から引き出された配線ラインは、
コード104の内部を通って、ここでは図示しないイヤ
ードライバ101と接続される。
【0054】このヘッドフォン/リモコンプラグ110
をMDジャック26に挿入した場合には、ヘッドフォン
プラグ112がヘッドフォンジャック22に挿入される
と同時に、コネクタ部113が、MDジャック26側の
コネクタ開口部302(図3参照)に対して挿入される
ことになる。
【0055】上記状態では、先ず、リモコン付きヘッド
フォン100のイヤードライバ101と、記録再生装置
1側のヘッドフォンアンプ18とが回路的に接続される
ことになる。また、コネクタ部113が、MDジャック
26側のコネクタ開口部302に対して挿入されること
で、この場合には、コネクタ部113の電極端子12
1,122,123,124が、コネクタ開口部302
上壁側の電極端子311,312,313,314とそ
れぞれ接触する状態が得られる。これにより、記録再生
装置1側のリモコン接続部23と、リモコン付きヘッド
フォン100側のリモコン部103及び表示部103a
内の回路部とが接続されることになる。これにより、図
1にて説明したようにして、リモコン付きヘッドフォン
100を利用した記録再生装置1の操作、及びイヤード
ライバ101による再生音声の出力が可能となる。
【0056】そしてこの際、コネクタ開口部302下壁
側の電極端子321,322,323,324.32
5,326は、コネクタ部113の何れの電極端子とも
接触しない状態にあるため、図2に示す端子T11〜T
16はオープンとなる。つまり、IEEE1394によ
るデータ通信機能は動作しないことになる。
【0057】5.データ通信プラグ 図6(a)(b)(c)は、本実施の形態としてのデー
タ通信用ケーブル202に備えられるデータ通信プラグ
210を示す正面図、側面図、及び平面図である。な
お、この図において図1、図2と同一部分には同一符号
を付している。データ通信プラグ210も、プラグ本体
211に対して、これらの図に示すようにステレオ対応
のヘッドフォンプラグ212とコネクタ部213が一体
的に取り付けられる。ここでも、図6(b)に示すよう
にして、コネクタ部213を正面から見てその左側の面
をA面、右側の面をB面としている。そして、このコネ
クタ部213においては、図6(a)(b)に示すよう
にして、A面側にのみ電極端子221,222,22
3,224,225,226を設け、B面側には電極端
子を全く設けないようにしている。つまり、図5に示し
たヘッドフォン/リモコンプラグ110におけるコネク
タ部113とは、反対の面に対して所要の電極端子を設
けるようにしている。
【0058】上記電極端子221,222,223,2
24,225,226から引き出された配線ラインは、
コード204の内部を通って、ここでは図示しないもう
一方の末端のデータ通信プラグ203(図1参照)側に
設けられているとされる6つの電極端子と接続される。
また、この場合ヘッドフォンプラグ212はダミーであ
り、ヘッドフォンプラグ212からコード204の内部
に対して配線ラインは引き出されない。
【0059】このデータ通信プラグ210をMDジャッ
ク26に挿入した場合にも、ヘッドフォンプラグ212
がヘッドフォンジャック22に挿入されると同時に、コ
ネクタ部213が、MDジャック26側のコネクタ開口
部302(図3参照)に対して挿入されることになる。
【0060】この場合、上記接続状態にあっても、ヘッ
ドフォンジャック22の端子は実質的にはオープンの状
態であり、データ通信用ケーブル202を介してオーデ
ィオ信号の出力は行われない。一方、コネクタ部213
が、MDジャック26側のコネクタ開口部302に対し
て挿入されることで、この場合には、コネクタ部213
の電極端子221,222,223,224,225,
226が、コネクタ開口部302上壁側の電極端子32
1,322,323,324,325,326とそれぞ
れ接触する状態が得られることになる。これにより、記
録再生装置1側のデータ通信接続部24と、ここでは図
示しないデータ入出力機器200(図1参照)とがデー
タ通信用ケーブル202を介して接続され、記録再生装
置1とデータ入出力機器200間とで、例えばIEEE
1394によるオーディオデータの相互通信が可能とな
る。
【0061】また、この際、コネクタ開口部302上壁
側の電極端子311,312,313,314は、コネ
クタ部213の何れの電極端子とも接触しない状態にあ
るため、図2に示す端子T1〜T4はオープンとなる。
つまり、記録再生装置1においてはリモコンデータ送信
に関しては機能せず、IEEE1394によるデータ通
信機能が有効とされることになるものである。
【0062】このような構成によれば、MDジャック2
6に対して、リモコン付きヘッドフォン100のヘッド
フォン/リモコンプラグ110を差し込めば、通常にリ
モコンを操作しながらイヤードライバにより再生音声を
聴くことができ、データ通信用ケーブル202のデータ
通信プラグ210を差し込めば、IEEE1394によ
るオーディオデータの授受が可能なシステムを得ること
が可能になる。つまり、同一形状のジャックに対して、
そのデータ通信の種類(つまりは利用用途の相違)に応
じて、差し込むべきジャックを交換するだけで、記録再
生装置1としては異なる規格のデータ通信に対応できる
ことになる。また、例えばリモコン通信用と、IEEE
1394に依るデータ通信用との各電極端子が個別に設
けられた2つのMDジャックを記録再生装置1に対して
設けるようにしてもよいものであるが、本実施の形態と
しては、MDジャック26に対して、両者のデータ通信
規格に対応する電極端子を設けることで、1つのMDジ
ャックにより、両者のデータ通信規格に対応可能として
いる。このようにして、複数のデータ通信規格に対応す
る場合でも、本実施の形態の記録再生装置1では、例え
ば1つのMDジャック26により対応することが可能と
される。これにより、記録再生装置1としては複数のデ
ータ通信規格に対応する構成を採っても、新規に別個の
MDジャック(又はデータ通信用のコネクタ)を設ける
必要が無いことになる。
【0063】また、本実施の形態において、データ通信
用ケーブル202を介して記録再生装置1とデータ入出
力機器200間とでオーディオデータの通信を行う場合
には、記録再生装置1であれば端子T16を介したバッ
テリ伝送ラインが、記録再生装置1とデータ入出力機器
200間とで形成されることで、例えば、記録再生装置
1の動作電源を、データ入出力機器200の電源回路か
らバッテリ伝送ライン(端子T16)を介して入力して
これを利用するようにすることが可能である。この場
合、例えば記録再生装置1に対してバッテリを用意した
り、ACアダプタなどの電源供給手段を接続する必要が
無くなるため、それだけ、ユーザがシステムのセットア
ップに要する手間は省かれることになる。
【0064】なお、本実施の形態のデータ通信プラグ2
10としては、ヘッドフォンプラグ212はダミーであ
ることから、ヘッドフォンプラグ212を省略してコネ
クタ部213のみがコネクタ部位として設けられるよう
に構成することも可能である。但し、ヘッドフォンプラ
グ212が備えられることで、例えばコネクタ部213
のみによる場合よりも接続強度が増すため、それだけ機
械的信頼性を高めることが可能となるものである。
【0065】また、本実施の形態としてのデータ通信用
プラグ及びジャックの構造及び具体的各部形状等は、図
3,図4及び図5,図6に示したものに限定されるもの
ではなく、実際の使用条件等に応じて適宜変更されて構
わない。例えば、データ通信用プラグ及びジャックにお
ける電極の配置位置としては、データ通信用プラグとジ
ャックが接続された状態のときに、互いの所要の電極同
士が接触し合うと共に、データ通信用ジャック側におけ
る他のデータ通信規格に対応する電極が設けられている
場合は、これらの電極とデータ通信用プラグにおける電
極とは接触しないようにされればよく、任意に変更可能
である。
【0066】また、上記実施の形態では、データ通信規
格としてIEEE1394に依る高速データ通信と、例
えばローカル仕様のTSB等を利用した低速データ通信
とに対応する場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、他の複数のデータ通信規格に対応する
場合にも本発明は当然適用されるものである。
【0067】更には、本発明としてのデータ通信用ジャ
ックが搭載されるべき機器としては、MDシステムに対
応するMDプレーヤに限定される必要もなく、他の各種
デジタルオーディオ機器、デジタルAV機器に対して適
用が可能である。更には、デジタルオーディオデータ以
外の他の種類のデータ通信を行うためのデータ入出力装
置に対しても、本発明のデータ通信用ジャックが搭載さ
れて構わないものである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ通信用ジャック及びデータ通信用プラグが或る特定
のデータ通信規格に共通に対応する場合にのみ、両者を
接続したときにそれぞれが有する、上記或る特定のデー
タ通信規格に対応して設けられている電極端子同士が接
続されるようにすることが可能になる。従って、データ
通信用ジャック及びデータ通信用プラグを形成する本体
部などの規格形状としては、例えば現行のものをそのま
ま利用した上で、実際に設けるべき電極端子の配置位置
についてのみ、対応すべきデータ通信規格に適合させる
ようにして変更して構成すればよいことになる。これ
は、製造段階におけるコストダウンにもつながる。
【0069】また、上記発明として、データ通信用ジャ
ック側においては、複数のデータ通信規格に対応して必
要となる電極端子をそれぞれ個別に配置するようにして
設け、複数のデータ通信規格の各々に対応すべきデータ
通信用プラグ側では、データ通信用ジャックに接続可能
な共通のコネクタ形状を与えた上で、それぞれのデータ
通信規格に対応して、データ通信用ジャック側の所要の
電極端子に接続可能な位置に電極端子を設けるように構
成することが可能である。これにより、1つのデータ通
信用ジャックを複数のデータ通信規格に対応して共通化
できることになり、このデータ通信用ジャックに対して
接続するケーブル(即ちプラグ)を交換することで、異
なるデータ通信規格に対応することが可能となる。これ
は、特に小型化の促進が要求される携帯用の機器にとっ
ては、データ通信用のコネクタを新規に追加する必要が
なく現行のジャックを流用することが可能となるため有
利となる。
【0070】また、或るデータ通信規格において、物理
的仕様として電源伝送のためのラインを設けてもよいこ
とが規定されているような場合、この或るデータ通信規
格に対応するデータ通信用ジャックとデータ通信用プラ
グにも電源伝送のためのラインを設けるようにすること
で、例えば、データ通信用ケーブルで接続される機器の
何れか一方の機器の電源を利用して、他方の機器を駆動
することができることになる。つまり、上記他方の機器
側では例えばACアダプタなどを接続したり、バッテリ
駆動したりするなど、電源を用意しなくてもよいことに
なるので、それだけユーザにとっては機器を扱う上での
煩雑さから開放されて、使い勝手が向上されることにな
る。
【0071】更には、データ通信に利用する機器がオー
ディオ機器であるような場合、データ通信用ジャックの
近傍に音声信号用ジャックを設け、これに対応するよう
にしてデータ通信用プラグ側では、音声信号用プラグと
一体化したプラグ本体形状とすることで、例え、データ
通信にのみに利用するケーブルのプラグを機器本体のジ
ャックに接続するような場合であっても、データ通信用
プラグとデータ通信用ジャックとの嵌合による接続強度
に加え、音声信号用プラグと音声信号用ジャックとの嵌
合による接続強度も加わることになるため、それだけ、
プラグとジャックとの接続強度が向上されて信頼性も高
められることになる。そして、上記構成のもとで、デー
タ通信用ジャックと音声信号用ジャックを一体化したジ
ャック本体の構造を採る、つまり1部品となるようにす
れば、ジャック部位自体の機械的強度が増すと共に、製
造能率の向上及び製造部品管理の容易性が得られること
にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が対応するデータ通信シス
テムの一構成例を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態のデータ通信用ジャックが搭載さ
れる記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態のデータ通信用ジャックの構成を
示す正面図である。
【図4】本実施の形態のデータ通信用ジャック(MDジ
ャック)の内部構成を示す断面図である。
【図5】本実施の形態のヘッドフォン/リモコンプラグ
の構成例を示す正面図、側面図及び断面図である。
【図6】本実施の形態のデータ通信プラグの構成例を示
す正面図、側面図及び断面図である。
【符号の説明】 1 記録再生装置、2 スピンドルモータ、3a 対物
レンズ、3 光学ヘッド、4 二軸機構、5 スレッド
機構、6a 磁気ヘッド、6 磁気ヘッド駆動回路、7
RFアンプ、8 エンコーダ/デコーダ部、9 サー
ボ回路、10アドレスデコーダ、11 システムコント
ローラ、12 メモリコントローラ、13 バッファメ
モリ、14 エンコーダ/デコーダ部、15 D/A変
換器、16 出力処理部、17 ライン出力端子、18
ヘッドフォンアンプ、19A/D変換器、21 デー
タエンコーダ/デコーダ、22 ヘッドフォンジャッ
ク、23 リモコン接続部、24 データ通信接続部、
25 データコネクタ、26 MDジャック、29 操
作部、30 表示部、31 電源部、90 ディスク、
100 リモコン付きヘッドフォン、101 イヤード
ライバ、102コード、103 リモコン部、103a
表示部、104 コード、110 ヘッドフォン/リ
モコンプラグ、111 プラグ本体、112 ヘッドフ
ォンプラグ、113 コネクタ部、121〜124 電
極端子、200 データ入出力機器、201 データ通
信用ジャック、202 データ通信用ケーブル、203
データ通信プラグ、204 コード、210 データ通
信プラグ、211 プラグ本体、212 ヘッドフォン
プラグ、213 コネクタ部、221〜226電極端
子、300 ケースブロック、302 コネクタ開口
部、311〜314,321〜326 電極端子、T1
〜T4 端子、T11〜T16 端子、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なるデータ通信規格ごとに対応
    する複数種類のデータ通信用プラグが接続可能な形状を
    有すると共に、特定のデータ通信規格ごとに対応する所
    定数による電極端子の組が1組以上設けられるものとさ
    れ、 或る特定のデータ通信規格に対応して設けられる上記電
    極端子の組は、 上記或る特定のデータ通信規格に対応するデータ通信用
    プラグが挿入された場合には、このデータ通信用プラグ
    に設けられた所要の電極端子と、上記或る特定のデータ
    通信規格に対応する上記電極端子の組における全て又は
    一部の電極端子とが接触するようにされると共に、 上記或る特定のデータ通信規格に対応しないデータ通信
    用プラグが挿入された場合には、このデータ通信用プラ
    グに設けられた電極端子と、上記或る特定のデータ通信
    規格に対応する上記電極端子の組における全て又は一部
    の電極端子とが接触しないような位置に配置される、 ことを特徴とするデータ通信用ジャック。
  2. 【請求項2】 上記或る特定のデータ通信規格に対応す
    る上記電極端子の組において、電源ラインとしての電極
    端子が設けられることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ通信用ジャック。
  3. 【請求項3】 当該データ通信用ジャックの近傍に対し
    て、音声信号の入力又は出力に対応するための音声信号
    用コネクタ手段、 が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ通信用ジャック。
  4. 【請求項4】 当該データ通信用ジャックは、上記音声
    信号コネクタ手段と一体化された構造を有する一部品と
    して形成されることを特徴とする請求項3に記載のデー
    タ通信用ジャック。
  5. 【請求項5】 異なるデータ通信規格に対応する複数種
    類のデータ通信用ジャックごとに対して共通に接続可
    能、又は異なる複数のデータ通信規格に対応し得る1種
    類のデータ通信用ジャックに対して接続可能な形状を有
    すると共に、或る特定のデータ通信規格に対応する所定
    数による電極端子の組が設けられるものとされ、 上記或る特定のデータ通信規格に対応して設けられる上
    記電極端子の組は、 当該データ通信用プラグを、上記或る特定のデータ通信
    規格に対応する電極端子が設けられているデータ通信用
    ジャックに接続したときには、上記或る特定のデータ通
    信規格に対応する上記電極端子の組における全て又は一
    部の電極端子と、上記データ通信用ジャックに設けられ
    た当該データ通信用プラグが対応すべきデータ通信規格
    に対応する所要の電極端子とが接触するようにされ、 かつ、当該データ通信用プラグを、上記或る特定のデー
    タ通信規格とは異なる他のデータ通信規格に対応する電
    極端子が設けられているデータ通信用ジャックに接続し
    たときには、上記或る特定のデータ通信規格に対応する
    上記電極端子の組における全て又は一部の電極端子と、
    上記データ通信用ジャックに設けられた他のデータ通信
    規格に対応する電極端子とが接触しないような位置に配
    置される、 ことを特徴とするデータ通信用プラグ。
  6. 【請求項6】 上記特定のデータ通信規格に対応する上
    記電極端子の組において、電源ラインとしての電極端子
    が設けられることを特徴とする請求項5に記載のデータ
    通信用プラグ。
  7. 【請求項7】 当該データ通信用プラグは、音声信号の
    入力又は出力に対応するための音声信号用コネクタ手段
    と一体化されたプラグ本体部により保持される構造を採
    ることを特徴とする請求項5に記載のデータ通信用プラ
    グ。
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