JPH11284280A - 半導体レーザ装置及びその製造方法ならびにiii−v族化合物半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体レーザ装置及びその製造方法ならびにiii−v族化合物半導体素子の製造方法Info
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- JPH11284280A JPH11284280A JP8342798A JP8342798A JPH11284280A JP H11284280 A JPH11284280 A JP H11284280A JP 8342798 A JP8342798 A JP 8342798A JP 8342798 A JP8342798 A JP 8342798A JP H11284280 A JPH11284280 A JP H11284280A
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Abstract
き、プロセス工程が簡略され、端面に対する電流の注入
を効果的にブロックすることもできる半導体レーザ装置
及びその製造方法ならびにIII−V族化合物半導体素子
の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ウェーハの表面にZnなどのドーパント
を高濃度に含んだIII−V族化合物半導体層を設け、こ
の層からドーパントを固相拡散させることにより、端面
出射領域の活性層を無秩序化して窓領域を形成できる。
このようにすることにより、ドーパントの拡散量の制御
を従来よりもはるかに精密に行うことができるようにな
る。さらに、本発明においては、ヘテロ障壁による電流
阻止構造をこの窓領域の上部に形成することにより、高
性能の端面非注入型の窓構造レーザを実現することがで
きる。
Description
及びその製造方法ならびにIII−V族化合物半導体素子
の製造方法に関する。さらに具体的には、本発明は、高
出力動作をする半導体レーザ、特にデジタルビデオディ
スクや光磁気ディスクなどの光情報処理機器の光源とし
て用いて好適な可視光半導体レーザ装置としての半導体
レーザ装置及びその製造方法ならびにIII−V族化合物
半導体素子の製造方法に関する。
子や受光素子などの光デバイスあるいは電界効果トラン
ジスタやバイポーラトランジスタなどの各種の電子デバ
イスとして広く実用に供されている。以下の説明では、
これらのうちで、半導体レーザを例に挙げて説明する。
やDVD(Digital-versatile-Disk)などの光ディスクの
書き込み用光源として、30mW以上の光出力の可視光
半導体レーザが要求されている。このような高出力半導
体レーザでは、半導体レーザの出射端面で光出力密度が
上がることにより、半導体結晶が溶融し欠陥が増殖する
光学損傷(Catastrophic Optical Damage:COD)が
起こり問題となっている。このCODは、半導体レーザ
の出射端面でレーザ光が吸収されてキャリアが生成さ
れ、このキャリアが再結合する際発熱を起こすというサ
イクルが増大するために発生する。したがって、半導体
レーザの端面にレーザ光のエネルギーよりもバンドギャ
ップエネルギーが大きい半導体層を設ければ、レーザ光
に対して出射端面部は透明になり、出射端面での光吸収
が起こらなくなるのでCODが起こらなくなる。このよ
うなレーザは「窓構造レーザ」と呼ばれており、高出力
半導体レーザには必要な構造である。
した文献としては、例えばIEEEJournal o
f Quantum Electronics、Vo
l.29、No.6、p1874−1879(199
3)を挙げることができる。同文献に開示されている方
法は、窓構造を作成したい領域に選択的にZnOを堆積
し、その後のアニールによりZnOからZn(亜鉛)を
半導体レーザウェーハの活性層の下側のクラッド層まで
拡散させ、活性層部分をクラッド層と混晶化させること
により、非拡散部に対して拡散部のバンドギャップエネ
ルギーを増大させこの領域を窓領域とするものである。
この方法においては、Znが拡散する深さは、アニール
時間とアニール温度のみにより決まっていた。
する際に、より深くZnを拡散するために、アニール温
度を上げたり、アニール時間を長くすると、もともとZ
nがドーピングされていた半導体レーザのp型クラッド
層から活性層にZnの拡散が起きてしまい、窓領域以外
の活性層にまでZnが拡散する。活性層にZnが拡散し
てしまうと、動作中に劣化を生じ長期信頼性を劣化させ
るという問題が生ずる。
厚くなるにつれ深刻な問題となってくる。すなわち、ク
ラッド層が厚いほど、Znをウェーハ表面から導入する
ために高温、長時間の熱拡散処理が必要とされるからで
ある。
ために、半導体レーザの光出射端面部分に電流が流れな
いようにする端面電流非注入構造も試みられている。前
述した文献においては、レーザの共振器となるリッジス
トライプの両サイドに電流ブロック層が設けられている
が、これに加えて、窓構造部分を電流非注入構造とする
ために、窓構造部の上にもn型GaAs層からなる電流
ブロック層を設けて電流をブロックしている。すなわ
ち、この構造においては、p型/n型/p型の積層構造
により電流ブロックを行っている。このような構造で電
流をブロックするときは、n型層は少なくとも0.5μ
m以上の膜厚で積層する必要がある。このため、p型G
aAs層成長後にこの窓領域の上部表面において凹凸が
生する。このような凹凸が生じた結果として、半導体レ
ーザをヒートシンク上にアップサイドダウンでマウント
するときに問題が生ずる。
を選択成長させるために、マスク合わせ等の工程が増え
プロセスが複雑になるという問題もあった。
レーザ以外の多くのIII−V族化合物半導体素子が同様
に有するものである。すなわち、受光素子や各種の電子
デバイスにおいても、Znをウェーハ表面から拡散によ
り導入するプロセスが用いられる場合が多く、上述した
ような問題が生じていた。
ものである。すなわち、その目的は、従来よりもZnを
容易に拡散することができ、プロセス工程が簡略され、
端面に対する電流の注入を効果的にブロックすることも
できる半導体レーザ装置及びその製造方法ならびにIII
−V族化合物半導体素子の製造方法を提供することにあ
る。
体レーザ装置は、第1導電型の化合物半導体基板と、第
1導電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型のクラ
ッド層と、前記第2導電型のクラッド層より小さいバン
ドギャップを有する第2導電型のコンタクト層と、前記
第2導電型のクラッド層よりもバンドギャップが小さく
前記第2導電型のコンタクト層よりもバンドギャップが
大きい第2導電型の通電容易層と、を備え、端面からレ
ーザ光を放出する半導体レーザ装置であって、前記端面
およびその近傍においては、前記第2導電型のクラッド
層と前記コンタクト層とが隣接して積層され、且つ前記
第2導電型のクラッド層と前記コンタクト層との界面に
おけるヘテロ障壁により電流が抑制されるものとして構
成され、前記端面近傍以外の部分においては、前記第2
導電型のクラッド層と前記コンタクト層との間に、前記
通電容易層が介在してなることにより通電が促進される
ものとして構成されたことを特徴とする。
およびその近傍は、それら以外の部分の前記活性層より
もバンドギャップが大きい化合物半導体で形成された窓
領域とされ、前記窓領域は、前記レーザ光のエネルギー
よりも高いエネルギーに対応するバンドギャップを有す
ることにより、前記窓領域内で前記レーザ光を吸収しな
いものとして構成されたことを特徴とする。
もバンドギャップが小さい井戸層と前記クラッド層より
もバンドギャップが小さく前記井戸層よりもバンドギャ
ップが大きい障壁層との多層構造からなる多重量子井戸
構造を有することを特徴とする。
りもバンドギャップが小さい井戸層と前記クラッド層よ
りもバンドギャップが小さく前記井戸層よりもバンドギ
ャップが大きい障壁層との多層構造からなる多重量子井
戸構造と、前記多重量子井戸構造の実効バンドギャップ
よりも大きく前記クラッド層より小さいバンドギャップ
を有する光ガイド層と、を有することを特徴とする。
記レーザ光の放出される方向に沿って帯状に層厚が厚い
ものとして構成されたリッジストライプを有することを
特徴とする。
記リッジストライプの両側に、第1導電型の電流ブロッ
ク層がそれぞれ積層されてなることを特徴とする。
からなり、前記第1導電型のクラッド層と前記活性層と
前記第2導電型のクラッド層は、InGaAlP系材料
からなることを特徴とする。
法は、端面からレーザ光を放出する半導体レーザ装置の
製造方法であって、III−V族化合物半導体基板の上
に、第1導電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型
のクラッド層と、前記第2導電型のクラッド層よりもバ
ンドギャップの小さい第2導電型の通電容易層とを順次
積層したウェーハを形成する工程と、前記端面及びその
近傍部の直上において前記通電容易層を選択的にエッチ
ング除去し、前記第2導電型クラッド層を表面に露出さ
せる工程と、前記露出させた前記第2導電型のクラッド
層と前記通電容易層の上に前記通電容易層よりもバンド
ギャップの小さい第2導電型のコンタクト層を形成する
工程と、を備えたことを特徴とする。
方法は、端面からレーザ光を放出する半導体レーザ装置
の製造方法であって、III−V族化合物半導体基板の上
に、第1導電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型
のクラッド層と、前記第2導電型のクラッド層よりもバ
ンドギャップの小さい第2導電型の通電容易層とを順次
積層したウェーハを形成する工程と、開口部を有するマ
スクを前記通電容易層の上に形成する工程と、少なくと
も前記開口部に露出した前記ウェーハの上にZnが2×
1018cm-3以上ドーピングされたp型III−V族化合
物半導体層を形成し、前記p型III−V族化合物半導体
層から前記第2導電型のクラッド層と前記活性層と前記
第1導電型のクラッド層とにZnを順次拡散させる工程
と、前記マスクの前記開口部が形成されていた部分を横
切るように前記ウェーハを分割することにより前記端面
を形成する工程と、を備えたことを特徴とする。
方法は、端面からレーザ光を放出する半導体レーザ装置
の製造方法であって、III−V族化合物半導体基板の上
に、第1導電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型
のクラッド層と、前記第2導電型のクラッド層よりもバ
ンドギャップの小さい第2導電型の通電容易層とを順次
積層したウェーハを形成する工程と、開口部を有するマ
スクを前記通電容易層の上に形成する工程と、前記マス
クの前記開口部をエッチングすることにより前記通電容
易層を選択的にエッチング除去し、前記第2導電型クラ
ッド層を露出させる工程と、少なくとも前記マスクの前
記開口部に露出した前記第2導電型のクラッド層の表面
上にZnが2×1018cm-3以上ドーピングされたp型
III−V族化合物半導体層を形成し、前記p型III−V族
化合物半導体から前記第2導電型のクラッド層と前記活
性層と前記第1導電型のクラッド層とにZnを順次拡散
させる工程と、前記マスクの前記開口部が形成されてい
た部分を横切るように前記ウェーハを分割することによ
り前記端面を形成する工程と、を備えたことを特徴とす
る。
素、窒素、または前記p型III−V族化合物半導体層を
構成するV族元素を含有する雰囲気中でアニール処理を
行うことにより、前記p型III−V族化合物半導体から
前記第2導電型のクラッド層と前記活性層と前記第1導
電型のクラッド層とにZnを順次拡散させる工程を有す
ることを特徴とする。
の層厚は、0.2μm以上である事を特徴とする。
は、GaAsからなることを特徴とする。
シリコン、及び酸化アルミニウムのいずれかであること
を特徴とする。
なることを特徴とする。
スクは、アンドープまたはn型不純物がドープされてい
ることを特徴とする。
電型のクラッド層の半分以上であることを特徴とする。
ことを特徴とする。
成は、有機金属気相成長法、分子線エピタキシャル法、
ハイドライド気相成長法、クロライド気相成長法、また
は液層成長法のいずれかにより行われることを特徴とす
る。
子の製造方法は、ウェーハ上に開口部を有するマスクを
形成する工程と、少なくとも前記マスクの前記開口部に
露出した前記ウェーハの表面上にZnが2×1018cm
-3以上ドーピングされたp型III−V族化合物半導体層
を形成する工程と、前記p型III−V族化合物半導体か
ら前記ウェーハ中にZnを拡散させる工程と、を備えた
ことを特徴とする。
ール処理を行うことにより前記Znを拡散させる工程を
含むことを特徴とする。
素、または前記p型III −V族化合物半導体層を構成す
るV族元素を含有する雰囲気中で施されることを特徴と
する。
合物半導体素子の製造に際して、ウェーハの表面にZn
などのドーパントを高濃度に含んだIII−V族化合物半
導体層を設け、この層からドーパントを固相拡散させる
ことにより、ウェーハの所定の場所にZnを導入する。
このようにすることにより、ドーパントの拡散量の制御
を従来よりもはるかに精密に行うことができるようにな
る。
場合には、半導体レーザの端面部分の直上にZnを高濃
度に含んだIII−V族化合物半導体層を設け、この層か
らZnの固相拡散により端面出射領域の活性層が無秩序
化することにより窓領域を高い制御性で形成することが
できるようになる。
よる電流阻止構造をこの窓領域の上部に形成することに
より、高性能の端面非注入型の窓構造レーザを実現する
ことができる。
の形態について説明する。
る半導体レーザの製造方法を表す概略工程図である。す
なわち、同図は、本発明をInGaAlP系可視光半導
体レーザに適用した場合を例示したものである。
たように、例えば有機金属気相成長(MOCVD)法に
より、n型GaAs基板1上に、例えばSiをドーピン
グしたn型GaAsバッファ層2、例えばSiをドーピ
ングした膜厚1.7μmのn型In0.5(Ga0.3Al
0.7)0.5Pクラッド層(n=3〜4×1017cm-3)
3、活性領域4、例えばZnをドーピングした膜厚1.
7μmのp型In0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド
層(p=9×1017cm-3)5、例えばZnをドーピン
グした膜厚50nmのp型In0.5Ga0.5P通電容易層
6、例えばSiをドーピングした厚さ50nmのn型G
aAsキャップ層7を順次形成する。
に示したように、膜厚25nmのIn0.5(Ga0.5Al
0.5)0.5P第1光ガイド層16、膜厚6.5nmのIn
0.65Ga0.35P井戸層17と膜厚4nmのIn0.5(G
a0.5Al0.5)0.5P障壁層18とからなるMQW活性
層20、及び膜厚25nmのIn0.5(Ga0.5A
l0.5)0.5P第2光ガイド層19からなるものとするこ
とができる。
例えば端面から20μmの開口部を持つようにストライ
プ状のSiO28を例えば膜厚200nmとなるように
堆積し、このストライプ状のSiO28をマスクとし
て、例えばウエットエッチングなどにより、n型GaA
sキャップ層7およびp型In0.5Ga0.5P通電容易層
6をエッチングする。
10を形成する。具体的には、例えばMOCVD法など
の結晶成長法により、Znを2×1018cm-3以上ドー
ピングしたp型GaAs層9を選択成長し、その後アニ
ール処理を加えて、Znをp型GaAs層9からn型I
n0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層3の途中まで
拡散させ、Znが拡散された窓領域10をSiO28の
開口部の下に選択的に形成する。
た場合を例に挙げてさらに詳細に説明する。まず、成長
温度650℃で、原料としてTMG(トリメチルガリウ
ム)、DMZ(ジメチル亜鉛)、AsH3を用いて、p
型GaAs層を例えば1.5μm成長する。ここで、Z
n濃度が2×1018cm-3となるように設定する。その
後、成長温度のまま、TMG、DMZ、AsH3の供給
を断ち、H2雰囲気中で20分間アニールをする。この
間に、Znがp型GaAs層9からn型In0.5(Ga
0.3Al0.7)0.5Pクラッド層3の途中まで拡散してい
く。この拡散により、MQW活性層20と光ガイド層1
6、19からなる活性領域は、隣接しているp型In
0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層5およびn型I
n0.5(Ga0 .3Al0.7)0.5Pクラッド層3と混晶化
し、この結果として実効的なバンドギャップが増大して
窓領域となる。
Zn拡散領域とSiO28の下のZnが拡散していない
領域のフォトルミネッセンス(PL)波長はそれぞれ、
630nmと680nmであり、Zn拡散領域では50
nmの短波長化が実現でき、窓領域として十分に作用す
ることが分かった。
測定したイオン化不純物濃度の深さ方向プロファイル図
である。イオン化不純物が主にZnの場合はp型として
測定され、イオン化不純物が主にSi(シリコン)の場
合はn型として測定される。従って、p型の測定点のプ
ロファイルがZnの拡散プロファイルに対応するものと
みなすことができる。同図においては、実線がZnを拡
散した部分で測定したp型にイオン化した不純物濃度の
プロファイルであり、破線がZnを拡散していない部分
で測定したp型キャリア濃度のプロファイルである。Z
nの非拡散領域では、p型クラッド層のp型にイオン化
した不純物濃度は拡散処理前とほぼ同じであり、活性領
域のイオン化した不純物濃度もきわめて低く測定限界に
近い。これに対して、拡散領域のp型クラッド層のイオ
ン化した不純物濃度は、非拡散領域のイオン化した不純
物濃度の9×1017cm-3から1.3×1018cm-3に
上がり、活性領域4でも非拡散領域に比べてp型にイオ
ン化した不純物濃度は大幅に増大している。また、n型
クラッド層3でイオン化した不純物濃度がp型からn型
に反転する位置が、非拡散領域(図中の白丸)に比べて
拡散領域(図中の黒四角)では約0.2μmほど深くな
っている。つまり、拡散領域でのZnの拡散は少なくと
もn型クラッド層中0.2μmの深さまで達しているこ
とが確認された。
の成長温度を高くするほど、あるいはその膜厚を厚くす
るほど、あるいはそのZn濃度を高くするほど、あるい
はp型GaAs層9成長後のH2アニール時間を長くす
るほど、あるいはそのアニール温度を高くするほど、Z
nはウェーハ中により深くまで拡散する。本発明者の検
討の結果、p型GaAs層9のZn濃度が2×1018c
m-3以上で、その層厚が0.2μm以上の場合に、良好
に作用する窓領域10を形成することができた。
はあくまでも一例であり、Znを拡散させる半導体層の
種類や膜厚およびZnを拡散させる深さにより上記パラ
メータを適宜決めればよい。
n型クラッド層3中に拡散しやすい場合には、上記パラ
メータの内、アニール温度と時間のパラメータは増すべ
きではなく、主に、p型GaAs層9中のZn濃度を増
やして、Znの拡散を深くすることが望ましい。また
は、p型GaAs層の厚さを増やすべきである。
長後、成長温度と同じ温度でH2アニールを行っている
が、アニール温度は成長温度以上であっても差し支えな
い。また、水素雰囲気の代わりに窒素ガス雰囲気や、A
sH3などのV族元素を含有した雰囲気でアニールを行
っても良い。
て、高濃度にZnをドーピングしたp型GaAs層を用
いているが、GaAsに限らず他のIII−V族化合物半
導体でも勿論同じ効果が得られる。この場合にも、p型
III−V族化合物半導体成長後のアニールは水素雰囲
気、窒素雰囲気もしくはV族原料雰囲気中で行えばよ
い。
てp型GaAs層を成長しているが、分子線エピタキシ
ー(MBE)法や、その他の結晶成長法でも同様な効果
が得られる。MBE法の場合は、p型GaAs層の成長
後のアニールはAs(砒素)雰囲気中もしくは真空中で
行えばよい。
アニール工程を別途設ける必要がない場合もある。すな
わち、p型III−V族化合物半導体を成長している際
に、含有されるp型不純物が下地の半導体層に固相拡散
する場合もある。このような場合には、p型III−V族
化合物半導体を成長後に別途アニール工程を実施するこ
となく、p型不純物を固相拡散することができる。
aAs層9をエッチングにより除去し、SiO28の開
口部にp型In0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層
5のZn拡散領域10を露出させる。
O28を取り除きn型GaAs7を露出させた後、共振
器となるリッジストライプを形成すべく、例えば幅4.
5μmで厚さ200nmのストライプ状SiO211を
n型GaAs7のストライプ状の開口部に対して直交す
るように形成する。
イプ状SiO211をマスクとして、n型GaAs7と
p型In0.5Ga0.5P通電容易層6をエッチングして取
り除く。
イプ状SiO211をマスクにして、P型In0.5(Ga
0.3Al0.7)0.5Pクラッド層5をリッジストライプ状
に形成する。その形状としては、例えば、リッジ幅約5
μm、リッジの厚さ1.7μm、リッジ側面の厚さ0.
25μmに形成される。
aAs(n=2×1018cm-3)電流ブロック層を約1
μmの膜厚でリッジの側面に選択成長させる。
イプ状のSiO211をエッチングにより取り除く。
aAs7をエッチングにより取り除くことにより、p型
In0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層5のリッジ
ストライプ上には、Zn拡散領域を開口部とするp型I
n0.5Ga0.5P通電容易層6が露出した形となる。
aAsコンタクト層(p=2×1018cm-3)13を3
μm形成し、p側電極としてAuZn/Au14を形成
し、n側電極としてAuGe/Au15を形成する。さ
らに、ウェーハを劈開やスクライブ、ダイシング、また
はドライエッチング法などの方法により分割し、レーザ
光が放出される端面を形成することにより半導体レーザ
が完成する。
半導体レーザの一部断面斜視図である。同図からも分か
るように、レーザの光出射端面にはZn拡散による窓領
域10が形成されており、この直上には、p型In0.5
Ga0.5P通電容易層6を介さずに直接p型In0.5(G
a0.3Al0.7)0.5Pクラッド層5とp型GaAsコン
タクト層13が接している。このため、この部分では両
層のバンドギャップ差が大きいためヘテロ障壁により電
流が遮断される。それに対して、Zn拡散領域10以外
のリッジストライプ上には、p型In0.5(Ga0.3Al
0.7)0.5Pクラッド層5とp型GaAsコンタクト層1
3の間に中間バンドギャップエネルギーを持つp型In
0.5Ga0.5P通電容易層6が存在することにより、電流
が流れる構造になる。このようにして、光出射端面に
は、Znの拡散による窓領域が形成され、しかも、この
窓領域には電流が流れない端面非注入型の窓構造が得ら
れる。
造半導体レーザは、共振器長800μm、ストライプ幅
5μm、前面反射率10%、裏面反射率90%にて、発
振波長680nmで発振し、150mWまでCODの発
生がないことが確認された。
層20と光ガイド層16、19で形成されているが、ク
ラッド層よりもバンドギャップエネルギーが小さい半導
体層であればいずれを用いてもよく、MQW活性層では
なく単層の活性層でも、Zn拡散によりバンドギャップ
エネルギーの増大が起こり同様な効果が得られる。
mであったが、MQW活性層20の構造を適宜選択する
ことにより発振波長を調節することがとでき、どの波長
帯においてもZn拡散によって活性層部は少なくともP
L波長にして20nm以上は短波長化し、窓領域として
作用することができる。
にZnを2×1018cm-3以上ドーピングしたp型Ga
As層9を選択成長し、その後アニール処理を加えて、
Znをp型GaAs層9からn型In0.5(Ga0.3Al
0.7)0.5Pクラッド層3の途中まで拡散させ、Zn拡散
領域10を選択的にSiO28の開口部に形成する前
に、SiO28の開口部分のp型In0.5Ga0.5P通電
容易層6をエッチングしていたが、この順序は逆であっ
ても差し支えない。
について説明する。図4及び図5は、本発明による第2
の半導体レーザの製造方法を表す概略工程図である。す
なわち、同図は、本発明をInGaAlP系可視光半導
体レーザに適用した場合を例示したものである。
に、まず、図4(a)に示したように、有機金属気相成
長(MOCVD)法により、n型GaAs基板1上に、
例えばSiをドーピングしたn型GaAsバッファ層
2、例えばSiをドーピングした膜厚1.7μmのn型
In0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層(n=3〜
4×1017cm-3)3、活性領域4、例えばZnをドー
ピングした膜厚1.7μmのp型In0.5(Ga0.3Al
0.7)0.5Pクラッド層(p=9×1017cm-3)5、例
えばZnをドーピングした膜厚50nmのp型In0.5
Ga0.5 P通電容易層6、例えばSiをドーピングした
厚さ1.7μmのn型GaAsキャップ層7を順次形成
する。
に示したように、膜厚25nmのIn0.5(Ga0.5Al
0.5)0.5P第1光ガイド層16、膜厚6.5nmのIn
0.65Ga0.35P井戸層17と膜厚4nmのIn0.5(G
a0.5Al0.5)0.5P障壁層18とからなるMQW活性
層20、及び膜厚25nmのIn0.5(Ga0.5A
l0.5)0.5P第2光ガイド層19からなるものとするこ
とができる。
点は、n型GaAsキャップ層7の厚さをp型クラッド
層5厚さの少なくとも半分以上の厚さとなるように形成
する点である。本実施例では、一例としてクラッド層9
と同じ厚さとした。
体レーザの共振器端面に平行に例えば端面から20μm
の開口部を持つようにストライプ上のSiO28を例え
ば膜厚200nmとなるように堆積し、このストライプ
上のSiO28をマスクとして、例えばウエットエッチ
ングなどにより、n型GaAsキャップ層7およびp型
In0.5Ga0.5P通電容易層6をエッチングする。
ライプ状のSiO28をエッチングにより除去し、MO
CVD法などの結晶成長法により、Znを2×1018c
m-3以上ドーピングしたp型GaAs層9を成長し、そ
の後アニール処理を加えて、Znをp型GaAs層9か
らn型In0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層3の
途中まで拡散させる。ここで、前述した第1実施例と異
なる点は、n型GaAsキャップ層7の上にも高濃度の
Znを有するp型GaAs層9が堆積するので、Znが
p型GaAs層9層からn型GaAsキャップ層7にも
拡散する点である。
とも半分以上の膜厚をn型GaAsキャップ層7が有し
ていれば、Znの拡散はp型クラッド層中で止まり、n
型GaAsキャップ層7の下部の活性領域4はZn拡散
による混晶化を起こさない。
層7はp型クラッド層5と同じ膜厚を有しているので、
Znの拡散はn型GaAsキャップ層7中でほとんど止
まり、この結果、第1の実施例同様に、Zn拡散領域1
0が選択的にn型GaAsキャップ層7の開口部に形成
される。
n拡散領域とn型GaAsキャップ層7下部のZnが拡
散していない領域のフォトルミネッセンス(PL)波長
はそれぞれ、630nmと680nmとなり、第1の実
施例と同様に、Zn拡散領域では50nmの短波長化が
実現でき、窓領域として十分に作用することが可能であ
る。このときのC−V法で測定したイオン化不純物濃度
のプロファイルも図3に示したものと同様な結果が得ら
れた。
を決めるパラメータは第1の実施例同様である。しか
し、第1の実施例と大きく異なる点は、p型GaAs層
9からn型GaAsキャップ層7にZnが拡散してしま
うので、Zn拡散の選択性はn型GaAsキャップ層9
の厚さに強く依存する点である。n型GaAsキャップ
層9が厚ければ厚いほど、Zn拡散の選択性は強くな
る。n型GaAsキャップ層9の厚さは、p型クラッド
層5の厚さの少なくとも半分以上は必要である。
GaAs層9およびn型GaAs7をエッチングにより
除去し、p型In0.5Ga0.5P通電容易層6の開口部に
Zn拡散領域10を露出させる。
器となるリッジストライプを形成すべく、例えば幅4.
5μmで厚さ200nmのストライプ状SiO211を
p型In0.5Ga0.5P通電容易層6のストライプ状の開
口部に対して直交するように形成する。
イプ状SiO211をマスクとして、p型In0.5Ga
0.5P通電容易層6をエッチングして取り除く。
イプ状SiO211をマスクにして、p型In0.5(Ga
0.3Al0.7)0.5Pクラッド層5をエッチングしてリッ
ジストライプ状に形成する。ここでは、例えば、リッジ
幅約5μm、リッジの厚さ1.7μm、リッジ側面の厚
さ0.25μmに形成する。
aAs(n=2×1018cm-3)電流ブロック層をリッ
ジの側面に約1μmの膜厚で選択成長させる。
イプ状SiO211をエッチングにより取り除く。すな
わち、p型In0.5(Ga0.3Al0.7)0.5Pクラッド層
3のリッジストライプ上には、n拡散領域10を開口部
とするp型In0.5Ga0.5P通電容易層6が露出する。
GaAsコンタクト層(p=2×1018cm-3)13を
3μm形成し、p側電極としてAuZn/Au14を形
成し、n側電極としてAuGe/Au15を形成して半
導体レーザが完成する。
半導体レーザの一部断面斜視図である。同図に示したよ
うに、本実施例によっても、第1実施例と同様の構造の
半導体レーザが得られる。本実施例により得られた端面
非注入型窓構造半導体レーザも第1の実施例とほぼ同様
な特性が得られた。
W活性層20と光ガイド層16、19で形成されていた
が、無論、クラッド層よりもバンドギャップエネルギー
が小さい半導体層であればいずれを用いても、Zn拡散
によりバンドギャップエネルギーの増大が起こり同様な
効果が得られる。
mであったが、MQW活性層20の構造により発振波長
は可変にできる。ここで、どの波長帯においてもZn拡
散によって活性層部は少なくともPL波長にして20n
m以上は短波長化し窓構造レーザとして機能する。
形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具
体例に限定されるものではない。
限定されず、この他にも、マグネシウム、ベリリウム、
カドミウム、水銀などのp型不純物や、シリコン、す
ず、硫黄、セレン、テルルなどのn型不純物なども同様
に固相拡散させることができる。
拡散源となるp型III−V族化合物半導体層の形成は、
前述した有機金属気相成長法の他に、分子線エピタキシ
ャル法、ハイドライド気相成長法、クロライド気相成長
法、または液層成長法のいずれを用いても良く、前述し
たものと同様の効果を得ることができる。
他にも、例えば、発光ダイオードや、フォトダイオー
ド、電界効果トランジスタ、バイポーラトランジスタな
どの各種のIII−V族化合物半導体素子に対して同様に
適用し、同様の効果を得ることができる。すなわち、本
発明によりZnなどのドーパントを高い制御性で固相拡
散することができる。
体素子の製造に際して、Znなどのドーパントを従来よ
りも高い制御性でウェーハ中に導入することができる。
例えば、従来よりも低温、短時間で高い濃度のZnをウ
ェーハ中の深い位置まで拡散することが可能となる。
出力端面部分およびその近傍でZn拡散により活性層と
クラッド層を混晶化し窓構造を形成する際に、Znの拡
散源としてZnを多量に含有するIII−V族化合物半導
体層を用い、窓構造を形成する領域の直上のウェーハ表
面部にこのZnを多量に含有するIII−V族化合物半導
体層を堆積してZnを拡散させていく。従来例のZnO
をZnの拡散源に用いる場合、Znの拡散する深さを決
めていたのが、ZnO堆積後のアニール時間とアニール
温度だったのに対して、本発明によれば、さらにZnを
多量に含有するIIIV族化合物半導体層の厚さとZnの
含有濃度が新たにパラメータとして加わる。
量に含有するIII−V族化合物半導体層からのZn拡散
が顕著に生じ、他のZnを含有している層からのZn拡
散は抑制されるので、従来例に比べてZn拡散領域と非
Zn拡散領域の選択性が増大する。この結果として、本
発明によれば、非常に歩留まり良く窓構造半導体レーザ
などの各種III−V族化合物半導体素子を作成すること
ができるようになる。
タクト層の大きなバンドギャップ差を利用して、窓構造
領域はこのヘテロ障壁により電流が非注入となる構造を
とることにより、信頼性の高い窓構造レーザを提供でき
る。すなわち、活性層に電流を注入するべきところに
は、通電容易層というクラッド層とコンタクト層のほぼ
中間のバンドギャップを持つ層をクラッド層とコンタク
ト層の間に挿入し、窓構造領域にはこの層を設けない構
造をとる。これは、従来の選択再成長により作成された
p型/n型/p型のトランジスタ構造で電流をブロック
する電流非注入構造に比べて、プロセスが非常に簡略化
でき、チップ表面上の再成長部に凹凸が生じることがな
くなり、半導体レーザチップをヒートシンク上にアップ
サイドダウンでマウントする場合に問題とならないとい
った効果も得ることができる。
略工程図である。
略工程図である。
ン化不純物濃度の深さ方向プロファイル図である。
表す概略工程図である。
表す概略工程図である。
Claims (22)
- 【請求項1】第1導電型の化合物半導体基板と、第1導
電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型のクラッド
層と、前記第2導電型のクラッド層より小さいバンドギ
ャップを有する第2導電型のコンタクト層と、前記第2
導電型のクラッド層よりもバンドギャップが小さく前記
第2導電型のコンタクト層よりもバンドギャップが大き
い第2導電型の通電容易層と、を備え、端面からレーザ
光を放出する半導体レーザ装置であって、 前記端面およびその近傍においては、前記第2導電型の
クラッド層と前記コンタクト層とが隣接して積層され、
且つ前記第2導電型のクラッド層と前記コンタクト層と
の界面におけるヘテロ障壁により電流が抑制されるもの
として構成され、 前記端面近傍以外の部分においては、前記第2導電型の
クラッド層と前記コンタクト層との間に、前記通電容易
層が介在してなることにより通電が促進されるものとし
て構成されたことを特徴とする半導体レーザ装置。 - 【請求項2】前記半導体レーザ装置の前記端面およびそ
の近傍は、それら以外の部分の前記活性層よりもバンド
ギャップが大きい化合物半導体で形成された窓領域とさ
れ、 前記窓領域は、前記レーザ光のエネルギーよりも高いエ
ネルギーに対応するバンドギャップを有することによ
り、前記窓領域内で前記レーザ光を吸収しないものとし
て構成されたことを特徴とする請求項1記載の半導体レ
ーザ装置。 - 【請求項3】前記活性層は、前記クラッド層よりもバン
ドギャップが小さい井戸層と前記クラッド層よりもバン
ドギャップが小さく前記井戸層よりもバンドギャップが
大きい障壁層との多層構造からなる多重量子井戸構造を
有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導
体レーザ装置。 - 【請求項4】前記活性層は、前記クラッド層よりもバン
ドギャップが小さい井戸層と前記クラッド層よりもバン
ドギャップが小さく前記井戸層よりもバンドギャップが
大きい障壁層との多層構造からなる多重量子井戸構造
と、前記多重量子井戸構造の実効バンドギャップよりも
大きく前記クラッド層より小さいバンドギャップを有す
る光ガイド層と、を有することを特徴とする請求項1〜
2のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置。 - 【請求項5】前記第2導電型のクラッド層は、前記レー
ザ光の放出される方向に沿って帯状に層厚が厚いものと
して構成されたリッジストライプを有することを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体レーザ
装置。 - 【請求項6】前記第2導電型のクラッド層の前記リッジ
ストライプの両側に、第1導電型の電流ブロック層がそ
れぞれ積層されてなることを特徴とする請求項5記載の
半導体レーザ装置。 - 【請求項7】前記化合物半導体基板は、GaAsからな
り、 前記第1導電型のクラッド層と前記活性層と前記第2導
電型のクラッド層は、InGaAlP系材料からなるこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の半
導体レーザ装置。 - 【請求項8】端面からレーザ光を放出する半導体レーザ
装置の製造方法であって、 III−V族化合物半導体基板の上に、第1導電型のクラ
ッド層と、活性層と、第2導電型のクラッド層と、前記
第2導電型のクラッド層よりもバンドギャップの小さい
第2導電型の通電容易層とを順次積層したウェーハを形
成する工程と、前記端面及びその近傍部の直上において
前記通電容易層を選択的にエッチング除去し、前記第2
導電型クラッド層を表面に露出させる工程と、 前記露出させた前記第2導電型のクラッド層と前記通電
容易層の上に前記通電容易層よりもバンドギャップの小
さい第2導電型のコンタクト層を形成する工程と、を備
えたことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項9】端面からレーザ光を放出する半導体レーザ
装置の製造方法であって、 III−V族化合物半導体基板の上に、第1導電型のクラ
ッド層と、活性層と、第2導電型のクラッド層と、前記
第2導電型のクラッド層よりもバンドギャップの小さい
第2導電型の通電容易層とを順次積層したウェーハを形
成する工程と、開口部を有するマスクを前記通電容易層
の上に形成する工程と、 少なくとも前記開口部に露出した前記ウェーハの上にZ
nが2×1018cm-3以上ドーピングされたp型III−
V族化合物半導体層を形成し、前記p型III−V族化合
物半導体層から前記第2導電型のクラッド層と前記活性
層と前記第1導電型のクラッド層とにZnを順次拡散さ
せる工程と、 前記マスクの前記開口部が形成されていた部分を横切る
ように前記ウェーハを分割することにより前記端面を形
成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方
法。 - 【請求項10】端面からレーザ光を放出する半導体レー
ザ装置の製造方法であって、 III−V族化合物半導体基板の上に、第1導電型のクラ
ッド層と、活性層と、第2導電型のクラッド層と、前記
第2導電型のクラッド層よりもバンドギャップの小さい
第2導電型の通電容易層とを順次積層したウェーハを形
成する工程と、 開口部を有するマスクを前記通電容易層の上に形成する
工程と、 前記マスクの前記開口部をエッチングすることにより前
記通電容易層を選択的にエッチング除去し、前記第2導
電型クラッド層を露出させる工程と、 少なくとも前記マスクの前記開口部に露出した前記第2
導電型のクラッド層の表面上にZnが2×1018cm-3
以上ドーピングされたp型III−V族化合物半導体層を
形成し、前記p型III−V族化合物半導体から前記第2
導電型のクラッド層と前記活性層と前記第1導電型のク
ラッド層とにZnを順次拡散させる工程と、 前記マスクの前記開口部が形成されていた部分を横切る
ように前記ウェーハを分割することにより前記端面を形
成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方
法。 - 【請求項11】前記拡散させる前記工程は、水素、窒
素、または前記p型III−V族化合物半導体層を構成す
るV族元素を含有する雰囲気中でアニール処理を行うこ
とにより、前記p型III−V族化合物半導体から前記第
2導電型のクラッド層と前記活性層と前記第1導電型の
クラッド層とにZnを順次拡散させる工程を有すること
を特徴とする請求項9または10に記載の半導体レーザ
装置の製造方法。 - 【請求項12】前記p型III−V族化合物半導体層の層
厚は、0.2μm以上である事を特徴とする請求項9〜
11のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置の製造方
法。 - 【請求項13】前記p型III−V族化合物半導体層は、
GaAsからなることを特徴とする請求項9〜12のい
ずれか1つに記載の半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項14】前記マスクは、酸化シリコン、窒化シリ
コン、及び酸化アルミニウムのいずれかであることを特
徴とする請求項9〜13のいずれか1つに記載の半導体
レーザ装置の製造方法。 - 【請求項15】前記マスクは、化合物半導体からなるこ
とを特徴とする請求項9〜13のいずれか1つに記載の
半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項16】前記化合物半導体からなる前記マスク
は、アンドープまたはn型不純物がドープされているこ
とを特徴とする請求項15記載の半導体レーザ装置の製
造方法。 - 【請求項17】前記マスクの厚さは、前記第2導電型の
クラッド層の半分以上であることを特徴とする請求項1
5または16に記載の半導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項18】前記マスクは、GaAsからなることを
特徴とする請求項15〜17のいずれか1つに記載の半
導体レーザ装置の製造方法。 - 【請求項19】p型III−V族化合物半導体層の形成
は、有機金属気相成長法、分子線エピタキシャル法、ハ
イドライド気相成長法、クロライド気相成長法、または
液層成長法のいずれかにより行われることを特徴とする
請求項9〜18のいずれか1つに記載の半導体レーザ装
置の製造方法。 - 【請求項20】ウェーハ上に開口部を有するマスクを形
成する工程と、 少なくとも前記マスクの前記開口部に露出した前記ウェ
ーハの表面上にZnが2×1018cm-3以上ドーピング
されたp型III−V族化合物半導体層を形成する工程
と、 前記p型III−V族化合物半導体から前記ウェーハ中に
Znを拡散させる工程と、 を備えたことを特徴とするIII−V族化合物半導体素子
の製造方法。 - 【請求項21】前記拡散させる前記工程は、アニール処
理を行うことにより前記Znを拡散させる工程を含むこ
とを特徴とする請求項20記載のIII−V族化合物半導
体素子の製造方法。 - 【請求項22】前記アニール処理は、水素、窒素、また
は前記p型III −V族化合物半導体層を構成するV族元
素を含有する雰囲気中で施されることを特徴とする請求
項21記載のIII−V族化合物半導体素子の製造方法。
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|---|---|---|---|
| JP08342798A JP3782230B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 半導体レーザ装置の製造方法及びiii−v族化合物半導体素子の製造方法 |
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| JP08342798A JP3782230B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 半導体レーザ装置の製造方法及びiii−v族化合物半導体素子の製造方法 |
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- 1998-03-30 JP JP08342798A patent/JP3782230B2/ja not_active Expired - Fee Related
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