JPH11284532A - 移動無線端末装置 - Google Patents

移動無線端末装置

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JPH11284532A
JPH11284532A JP10085687A JP8568798A JPH11284532A JP H11284532 A JPH11284532 A JP H11284532A JP 10085687 A JP10085687 A JP 10085687A JP 8568798 A JP8568798 A JP 8568798A JP H11284532 A JPH11284532 A JP H11284532A
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broadcast
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radio
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JP10085687A
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Inventor
Yuji Umemoto
祐司 梅本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動に伴う放送局の地域プリセットを使用者の
操作なしで自動的に行い、移動先の放送を簡単に受信す
る。 【解決手段】ラジオ受信機能を備えた端末装置におい
て、各地域の位置エリア情報とラジオ放送局の周波数情
報とを対応付けて記憶したプリセットテーブル31aを
有し、基地局からの位置エリア情報を受信した際に、C
PU29はその位置エリア情報に基づいて現在設定され
ているラジオ放送局の周波数情報をプリセットする必要
があるか否かを判断する。プリセットの必要がある場合
に、CPU29はプリセットテーブル31aから当該位
置エリア情報に対応するラジオ放送局の周波数情報を検
索して、そのラジオ放送局の周波数情報にプリセットす
る。これにより、使用者が意識しなくとも、移動に伴う
ラジオ放送局の地域プリセットを実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線電話機や
PHS(Personal Handyphone System)、セルラーシス
テム、PCS(Personal Communication Systems)シス
テムなどに用いられる移動無線端末装置に係り、特にラ
ジオ放送を受信するラジオ受信機能を備えた移動無線端
末装置において、ラジオ放送局の周波数設定を行う場合
に用いて好適な移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機の普及は目覚ましいも
のがあり、日本全国にサービスエリアを広げている。特
に、デジタル信号を用いたデジタル携帯電話システムで
は、周波数の利用効率がよいことから、従来のアナログ
携帯電話システムの置き換えが進んでいる。また、デジ
タル処理を行うLSI技術、高能率電池技術、小型実装
技術により、移動無線端末機としての小型化並びに低価
格が進み、広く普及するようになってきた。
【0003】ここで、携帯電話機の小型化に伴い、携帯
サイズを損なわずに他の機能を付加することが考えられ
ている。例えば、ラジオ放送を受信するラジオ受信機能
を携帯電話機に付加することである。ラジオ受信機能を
携帯電話機に付加した場合には、待受け状態ではラジオ
として活用できるメリットがあり、使用者の要求を満足
させることができる。
【0004】ところで、最新のラジオ装置には、例えば
「東京」エリアのラジオ放送局、「大阪」エリアのラジ
オ放送局といったように、各地域によって異なるラジオ
放送局の周波数をプリセットする機能を備えたものがあ
る。これは、各地域に存在するラジオ放送局の周波数を
予めROM内に記憶しておき、使用者が使用地域を選択
することによって、その選択された使用地域に対応する
ラジオ放送局の周波数を自動的にプリセットするもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各地
域のラジオ放送を受信する場合において、プリセット機
能を用いれば、チューニング操作なしに、その地域に合
わせた選局を簡単に行うことができる。
【0006】しかしながら、移動無線端末機において、
上記プリセット機能を有するラジオ装置を適用する場合
には、使用者が遠方に移動する毎にその地域のプリセッ
トを使用者自身が入力操作しなければならない。例え
ば、「東京」エリアから「大阪」エリアに移動した場合
には、「大阪」エリアのプリセットを使用者自身が入力
操作しないと、その地域に存在するラジオ放送局の電波
を受信することができない、といった問題がある。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、移動に伴う放送局の地域プリセットを使用者の操
作なしで自動的に行い、移動先の放送を簡単に受信する
ことのできる移動無線端末装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、周波数情報を
設定し、その周波数情報に従って放送を受信する受信機
能を備えた移動無線端末装置において、各地域の位置エ
リア情報と放送局の周波数情報とを対応付けて記憶した
プリセットテーブルと、本装置の現在位置を示す位置エ
リア情報を受信する位置エリア受信手段と、この位置エ
リア受信手段によって受信された位置エリア情報に基づ
いて現在設定されている放送局の周波数情報をプリセッ
トする必要があるか否かを判断するプリセット判断手段
と、このプリセット判断手段によってプリセットが必要
であると判断された場合に、上記プリセットテーブルか
ら当該位置エリア情報に対応する放送局の周波数情報を
検索し、その放送局の周波数情報にプリセットするプリ
セット制御手段とを具備したことを特徴とする(請求項
1)。
【0009】このような構成によれば、例えばラジオ放
送を受信する場合において、位置登録機能によって基地
局から送られてくる位置エリア情報を受信することによ
り、その位置エリア情報に基づいて現在設定されている
ラジオ放送局の周波数情報をプリセットする必要がある
か否かが判断される。ここで、遠方に移動するなどして
新たな位置エリア情報を所得した場合にはプリセットが
必要であると判断され、その際にプリセットテーブルか
ら当該位置エリア情報に対応するラジオ放送局の周波数
情報が検索され、そのラジオ放送局の周波数情報にプリ
セットされる。したがって、使用者が意識しなくとも、
移動に伴うラジオ放送局の地域プリセットを実現するこ
とができる。
【0010】また、放送受信中にプリセットが必要にな
った場合に、プリセットを行わずに、現在受信している
放送を継続して受信することで(請求項2)、放送の継
続受信が可能となる。
【0011】また、放送受信中にプリセットが必要にな
った場合に、その受信強度が所定レベル以下であれば、
プリセットを行って、当該放送局の系列局の放送に切り
換えて受信することで(請求項3)、放送受信の連続性
を保つことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
移動無線端末装置の構成を示すブロック図である。本装
置は、例えばPHSなどの携帯電話機能とラジオ受信機
能を兼ね備えた携帯用の移動端末機器である。
【0013】まず、携帯電話機能としての装置構成につ
いて説明する。図1において、アンテナ1は携帯電話機
能に用いられるものであり、このアンテナ1で受信され
た電波はアンテナ共用器2を介して受信回路3に送られ
る。受信回路3では、シンセサイザ回路4のローカル信
号(局発信号)を用いて受信電波をミキシングダウンし
てIF信号に周波数変換すると共に、QPSK信号を直
交復調してA/Dコンバータ6に出力する。
【0014】A/Dコンバータ6は、受信回路3から出
力されるアナログの受信信号をデジタル信号に変換して
モデム回路8に出力する。このモデム回路8にて、遅延
検波、フレーム同期の確立、カラーコードの検出を行
い、さらにチャネルコーデック9にてデインタリーブお
よび誤り訂正復号を行い、スピーチコーデック10内の
デコーダにてVSELP(vector sum excited linear
prediction)の復号化処理を行う。
【0015】D/Aコンバータ14は、スピーチコーデ
ック10から出力されるデジタルの音声信号をアナログ
信号に復調する。復調後の音声信号は、受話音声切り替
えスイッチ16を介してアンプ18で増幅された後、受
話器19にて音響信号に変換されて使用者に伝えられ
る。
【0016】上記受話音声切り替えスイッチ16は、制
御回路23によって制御され、携帯無線電話機本体通話
とイヤホン通話の切り替えを行うものである。携帯無線
電話機本体通話では受話器19を通じて通話相手の音声
が出力され、イヤホン通話ではイヤホン62を通じて通
話相手の音声が出力される。
【0017】一方、送話時において、使用者の音声はマ
イク21で電気信号に変換され、アンプ20で増幅され
た後、送話音声切り替えスイッチ17を介してA/Dコ
ンバータ15によってデジタル信号に変換される。
【0018】上記送話音声切り替えスイッチ17は、制
御回路23によって制御され、携帯無線電話機本体通話
とイヤホン通話の切り替えを行うものである。携帯無線
電話機本体通話では送話器21を通じて使用者の音声が
入力され、イヤホン通話ではイヤホンマイク64を通じ
て使用者の音声が入力される。
【0019】A/Dコンバータ15によってデジタル信
号に変換された送話音声信号は、スピーチコーデック1
0に送られる。このスピーチコーデック10内のコーダ
にてVSELPの符号化処理を行い、さらにチャネルコ
ーデック9で誤り訂正符号化およびインタリーブ処理を
行う。また、モデム回路8にてフレーム信号およびカラ
ーコード信号の付加、信号のマッピング処理を行い、送
信タイミングを設定した後、D/Aコンバータ7を通じ
てアナログ信号に変換して送信回路5に出力する。
【0020】送信回路5では、D/Aコンバータ7の出
力信号を直交変調すると共に、シンセサイザ回路4のロ
ーカル信号(局発信号)を用いてミキシングアップし、
所定の無線周波数信号に変換する。この送信回路5の出
力は、共用器2を介してアンテナ1により電波として送
出される。
【0021】制御バスライン11は、パラレルのバス信
号ラインであり、各種回路部間の信号のやり取りを行う
ためのものである。制御回路23は、主に各回路の制御
信号の出力と各回路の出力信号の処理を行う。
【0022】また、装置本体にはLCD表示器24およ
びキーユニット25が設けられている。LCD表示器2
4は、電話番号の表示、携帯電話の状態表示などを行
う。キーユニット25は、電話番号、発信、終話などの
入力操作を行うためのものである。
【0023】着信音や操作確認音は、制御回路23から
出力されるビープ音信号をアンプ26にて増幅した後、
サウンダ27によって音響信号に変換して使用者に報知
する。
【0024】発振回路28は、制御回路23の動作に必
要な所定のクロック信号を発振する。CPU29は、R
OM31に記憶されたプログラムに従って本装置全体の
制御を行う。なお、本装置を制御するためのプログラム
は、例えば磁気ディスク装置等の記録媒体を通じてイン
ストールされる。RAM30は、携帯無線電話機の設定
状態、電話番号のメモリとして使用する。この場合、図
示せぬバックアップ電池により、機器の電源が入ってい
ない状態でも、RAM30の記憶内容は保持される。
【0025】ROM31は、EEPROMまたはフラッ
シュROMで構成され、携帯電話機のプログラムの他、
個別番号、無線機の調整情報を記憶している。また、本
実施形態において、このROM31には、各地域の位置
エリア情報とラジオ放送局の周波数の地域プリセット情
報とを対応付けたプリセットテーブル31a(図2参
照)と、各ラジオ放送局に対する系列局情報を記憶した
系列局テーブル31b(図3参照)が設けられている。
なお、このROM31の内容は使用者が任意に書き替え
できるものとする。
【0026】また、定化電源回路32は、電池33の出
力を安定化して各部に電源を供給する。次に、ラジオ受
信機能としての装置構成について説明する。なお、ここ
ではFMラジオを想定して説明するが、本発明はこれに
限るものではなく、例えばAMラジオや2バンドラジオ
でも良い。
【0027】ラジオアンテナ41は、イヤホンコード部
分で構成されているものであり、FMラジオの電波を受
信する。このラジオアンテナ41によって受信された電
波は、バンドパスフィルタ42で帯域制限され、増幅器
43で増幅される。増幅器43の出力はミキサー回路4
4にてローカル信号(局発振信号)とミキサングダウン
され、IF信号に周波数変換される。
【0028】ミキサー回路44の出力は、増幅器45で
さらに増幅され、IF用のバンドパスフィルタ46にて
帯域制限され、さらに増幅器47を介して検波器48に
て復調され、オーディオ周波数になる。
【0029】この検波器48によって得られたオーディ
オ周波数信号は、ディエンファシス回路49にて周波数
補正されて切り替えスイッチ60に送られる。また、信
号レベル検出回路50は、IF周波数を整流検波して直
流電圧出力として制御回路23へ出力する。制御回路2
3では、図示せぬA/Dコンバータを介してこの信号を
受け、ラジオ制御として活用する。
【0030】このような一連の機能はチューナIC51
で構成されていて、小型化が容易になっている。また、
ラジオのシンセサイザ回路もPLL(phase-locked loo
p )−IC57によって構成されている。以下にその構
成について説明する。
【0031】PLL−IC57は、固定分周器53、可
変分周器54、位相比較回路55、カウンタ回路56を
有する。固定分周器53は、基準発信回路52の基準信
号を分周する。この固定分周器53の出力信号は、位相
比較器55にて可変分周器54の出力信号と比較され、
その比較信号によりVCO(voltage cotrolled oscill
ator)58を制御して、ローカル出力を得る。可変分周
器54の設定は制御回路23の出力信号により行われ、
所定の希望局に同調するものである。
【0032】カウンタ回路56は、IF周波数をカウン
トする。その情報は制御回路23に出力され、ラジオ同
調としての制御動作に用いられる。ラジオの復調出力
は、切り替えスイッチ60を介して増幅器61で増幅さ
れた後、イヤホン62から音響信号として使用者に伝え
られる。
【0033】イヤホンユニットは携帯無線電話機のイヤ
ホン通信機能を兼ねるものであり、送話音声はマイク6
4から増幅器63を介して、送話音声切り替えスイッチ
17にて制御されて携帯電話の送話音声となる。一方、
受信側は受話音声切り替えスイッチ16を介して導かれ
る。イヤホンユニットの挿入を図示せぬ検出回路により
検出して、制御回路23により通話パス切り替えを行
う。
【0034】次に、本実施形態のラジオ放送局の地域プ
リセットで用いられるプリセットテーブル31aと系列
局テーブル31bの構成について説明する。図2は本装
置に設けられるプリセットテーブル31aの構成を示す
図である。
【0035】プリセットテーブル31aは、各地域の位
置エリア情報とラジオ放送局の周波数の地域プリセット
情報とを対応付けたテーブルであり、本実施形態では図
1に示すROM31に設けられている。位置エリア情報
は、実際には位置登録エリアを表す識別番号(位置番
号)からなる。また、プリセット情報は、プリセットす
るラジオ放送局の周波数からなる。
【0036】図2の例では、「東京」エリアに対応する
プリセット局として「A局」、「B局」、「C局」、
「大阪」エリアに対応するプリセット局として「D
局」、「E局」、「F局」が予め登録されている。
【0037】図3は本装置に設けられる系列局テーブル
31bの構成を示す図である。系列局テーブル31b
は、各ラジオ放送局に対する系列局情報を記憶したテー
ブルであり、上記プリセットテーブル31aと同様、図
1に示すROM31に設けられている。系列局情報は、
系列局として存在するラジオ放送局の周波数からにな
る。例えば、「東京」エリアの「A局」と「大阪」エリ
アの「D局」が関連性のあるラジオ放送局であるとする
と、「D局」は「A局」の系列局となる。
【0038】図3の例では、「東京」を基準エリアとし
て、「東京」エリアの「A局」に対し、「大阪」エリア
の「D局」が系列局として予め登録されている。同様
に、「東京」エリアの「B局」に対して「大阪」エリア
の「E局」、「東京」エリアの「C局」に対して「大
阪」エリアの「F局」がそれぞれ系列局として予め登録
されている。これらの系列局は、全てプリセットテーブ
ル31aでのプリセット局に従うものである。
【0039】次に、携帯無線電話機の位置登録機能につ
いて説明する。図4は位置登録動作を示すシーケンス図
である。なお、図中のMSは移動端末(モバイルステー
ション)、BSは基地局(ベースステーション)のこと
を示している。
【0040】位置登録機能とは、待受け中に移動端末M
Sの位置を予め設定されたエリア単位で網に登録する機
能のことである。この場合、基地局BSから報知情報が
送出され、移動端末MSではこれを定期的に受信する
(ステップS101)。この報知情報に上記図2のプリ
セットテーブル31aで利用されている位置エリア情報
(位置番号)が含まれている。
【0041】移動端末MSでは、基地局BSから通知さ
れた位置番号をチェックして、新たなエリアに移動した
か否かを判断する。位置番号が前回通知された位置番号
と異なっている場合に、新たなエリアに移動したと判断
することができる。
【0042】このようにして、移動端末MSでは、報知
情報に基づいてエリアの移動を判断し、新たなエリアに
移動したときに位置登録要求を基地局BSに送出する
(ステップS103)。
【0043】基地局BSでは、位置登録要求を受信する
と、認証要求を移動端末MSに送出する(ステップS1
04)。移動端末MSは、この基地局BSからの認証要
求に基づいて認証演算を行い、認証応答を基地局BSに
返す(ステップS105)。基地局BSは、この認証応
答を受信することにより、当該移動端末MSが正しい端
末であると判定し、位置登録を許可する位置登録受付を
送る(ステップS106)。
【0044】基地局BSでこの位置登録受付を受信する
ことで、ここでの位置登録が完了する。位置登録完了
後、基地局BSでは、所定の待ち受け動作に移行してペ
ージング信号の受信に備えると共に、定期的に報知情報
を受信する。
【0045】なお、上述したような位置登録動作の他、
電源投入毎に位置登録を行うこともできる。また、タイ
マーにより位置登録を周期的に行うこともできる。これ
らの登録方法や組み合わせ方法などは、システムによっ
て決められている。
【0046】次に、本実施形態の動作を説明する。図5
は本装置にて実行されるラジオ放送局のプリセット動作
を示すフローチャートである。
【0047】本装置の携帯無線電話機は、着信待受け状
態にある(ステップS201)。この状態で、図1に示
すCPU29は上述した位置登録動作が完了したか否か
を判断する(ステップS202)。
【0048】位置登録動作が完了した場合(ステップS
202のYes)、CPU29は位置エリア情報(位置
番号)が更新されているか否かを確認する(ステップS
203)。位置エリア情報(位置番号)が更新されてい
る場合には(ステップS203のYes)、CPU29
は本装置が新たなエリアに移動したものと判断し、以下
のようなプリセット制御を行う。
【0049】すなわち、新たなエリアに移動した際に、
CPU29はその更新後の位置エリア情報(位置番号)
に基づいてラジオ放送局の地域プリセットが必要である
か否かを判断する(ステップS204)。この場合、例
えばPHSのように小セルで位置登録するシステムで
は、位置エリア情報(位置番号)が更新されていても、
小規模の移動であるため、ラジオ放送局の地域プリセッ
トの必要性はないものと言える。
【0050】ここで、遠方に移動するなどして、ラジオ
放送局の地域プリセットが必要な状況になった場合に
(ステップS204のYes)、CPU29は、まず、
本装置がラジオ放送を受信中であるか否かを判断する
(ステップS205)。これは、ラジオ放送の受信中に
地域プリセットを行ってしまうと、そのときのラジオ放
送を継続して聞くことができなくなるための処置であ
る。
【0051】その結果、本装置が現在ラジオ放送を受信
中でなければ(ステップS205のNo)、CPU29
は図2に示すプリセットテーブル31aから当該位置エ
リア情報(位置番号)に対応するラジオ放送局の地域プ
リセット情報を検索し、その地域プリセット情報に基づ
いてラジオ放送局のプリセットを実行する(ステップS
206)。
【0052】すなわち、図2の例において、「東京」エ
リアから「大阪」エリアに移動した場合には、「大阪」
エリアに対応するプリセット局として「D局」、「E
局」、「F局」の各周波数が設定されることになる。
【0053】この場合、プリセット情報はRAM30に
一旦格納され、使用者がラジオを起動したときに制御回
路23に取り込まれる。そして、使用者の選局情報(チ
ャネル)に従ってラジオのPLL−IC57に設定され
る。
【0054】一方、地域プリセットの必要があるとき
に、本装置が現在ラジオ放送を受信している場合には
(ステップS205のYes)、そのラジオ放送の受信
が終了するのを待って地域プリセットを行うことにな
る。しかし、例えば高速で移動している場合には、当該
ラジオ放送局の電波圏内から直ぐに離れてしまうため、
ラジオ放送を継続的に受信することができなくなる。
【0055】そこで、このような問題を解決するため、
現在受信中のラジオ放送局の受信電波を監視して、その
受信強度が所定のレベル以下の状態になった場合には
(ステップS207のYes)、CPU29は地域プリ
セットを行い、その際に図3に示す系列局テーブル31
bを参照して、当該ラジオ放送局に対応する系列局を選
択し、これに同調することでラジオ受信の連続性を保つ
ようにする。
【0056】すなわち、例えば「東京」エリアの「A
局」のラジオ放送を受信しながら、「大阪」エリアに移
動したとすると、その受信電波が低下した場合には、既
に「大阪」エリアに入っているものと見做すことができ
るので、系列局テーブル31bを参照して、「大阪」エ
リアのプリセット局の中で「A局」の系列局である「D
局」に切り換えて、そのラジオ放送を受信する。これに
より、ラジオ受信の連続性を保つことができ、ラジオ放
送を聞いている使用者に不愉快な思いをさせずに済む。
【0057】また、その地域の残りのラジオ放送局の周
波数についても同様にプリセットしておく。つまり、
「大阪」エリアであれば、「D局」の他に「E局」と
「F局」の周波数をプリセットする。この場合、上述し
たようにプリセット情報はRAM30に一旦格納された
後に制御回路23に取り込まれ、使用者の選局情報(チ
ャネル)に従ってラジオのPLL−IC57に設定され
る。
【0058】なお、上記ステップS207において、受
信強度のレベルを判断する場合に、例えば一時的に電波
状況が悪化していることもあり得るので、現在受信して
いるラジオ放送の受信強度が所定レベル以下になった時
点で直ぐに系列局への切り換えを行わず、所定レベル以
下の状態が所定時間継続した場合に切り換えるなど、適
当な連続性を監視することが必要である。
【0059】また、系列局がなければ、そのままラジオ
放送局の地域プリセットを行うことはやむ得ないが、そ
のような場合には、使用者に地域エリアが変わったこと
を報知するものとする。
【0060】また、使用者の好みにより遠方のラジオ局
の放送を受信する場合もある。そのような場合には、マ
ニュアルでの設定を可能としておくと便利である。例え
ばマニュアル設定でラジオ受信した場合に、その時の位
置エリア情報を記憶しておいて、プリセットテーブル3
1aの情報を更新すると利便性が向上する。
【0061】例えば、「名古屋」エリアにいるときに、
「大阪」エリアの「D局」を使用者がマニュアル操作で
選局した場合には、「名古屋」エリアを位置エリア情報
として、そのとき選局された「D局」をプリセット局と
してプリセットテーブル31aの内容を変更すれば、以
後、「名古屋」エリアに入ったときに、「D局」を自動
的にプリセットすることができる。
【0062】また、例えば基地局の変更などにより、シ
ステムの位置エリア情報が長期的にみて更新されるよう
な場合には、地域プリセットの情報として活用できなく
なる。このような場合には、テーブル情報として位置エ
リアと地域プリセットの対応情報がないので、使用者の
マニュアル操作で地域プリセットを行うことになるが、
その際に受信したラジオ放送局と位置エリア情報をプリ
セットテーブル31aに登録するようにすれば、次に同
一エリアに位置登録したときに自動的に地域プリセット
を行うことができる。
【0063】このように、マニュアル操作による地域プ
リセットの情報とその時の位置エリア情報を記憶してお
くことで、以後、利用者が選局したラジオ放送局をプリ
セットとしてその放送を受信することができる。さら
に、予め位置エリア情報を記憶しておかなくとも、利用
者が一度使用すれば、その位置エリア情報に基づいて地
域プリセットがある程度達成できる。この場合、日本全
国の位置エリア情報を予め持つことがないので、メモリ
容量を節約でき、かつ、システムの位置エリア情報の更
新にも対応できる利点がある。
【0064】なお、上記実施形態では、ラジオ放送を受
信する場合を想定したが、本発明はこれに限るものでは
なく、例えばテレビ放送など、プリセットを必要とする
他の放送情報を受信する場合にも適用可能ある。
【0065】また、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各地域の
位置エリア情報と放送局の周波数情報とを対応付けて記
憶したプリセットテーブルを有し、位置エリア情報を受
信した際に、その位置エリア情報に基づいて現在設定さ
れている放送局の周波数情報をプリセットする必要があ
るか否かを判断し、プリセットの必要がある場合に、プ
リセットテーブルから当該位置エリア情報に対応する放
送局の周波数情報を検索して、その放送局の周波数情報
にプリセットするようにしたため、使用者が意識しなく
とも、移動に伴う放送局の地域プリセットを実現するこ
とができる。したがって、例えばラジオ放送の受信機能
を備えた端末装置において、使用者が遠方に移動した場
合でも、使用者自身がプリセット操作を行わずとも、そ
の地域のラジオ放送を受信することができる。
【0067】また、放送受信中にプリセットが必要にな
った場合に、プリセットを行わずに、現在受信している
放送を継続して受信することで、放送の継続受信が可能
となる。
【0068】また、放送受信中にプリセットが必要にな
った場合に、その受信電波の強度が所定レベル以下であ
れば、プリセットを行って、当該放送局の系列局の放送
に切り換えて受信することで、放送受信の連続性を保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動無線端末装置の
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるプリセットテーブルの構成
を示す図。
【図3】同実施形態における系列局テーブルの構成を示
す図。
【図4】同実施形態における位置登録動作を示すシーケ
ンス図。
【図5】同実施形態におけるラジオ放送局のプリセット
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…携帯電話用のアンテナ 2…アンテナ共用器 3…受信回路 4…シンセサイザ回路 5…送信回路 8…モデム回路 9…チャネルコーデック 10…スピーチコーデック 19…受話器 21…送話器 23…制御回路 24…LCD表示器 25…キーユニット 29…CPU 30…RAM 31…ROM 31a…プリセットテーブル 31b…系列局テーブル 41…ラジオアンテナ 51…チューナIC 57…PLL−IC 62…イヤホン 64…イヤホンマイク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の周波数情報を設定し、その周波数
    情報に従って放送を受信する受信機能を備えた移動無線
    端末装置において、 各地域の位置エリア情報と放送局の周波数情報とを対応
    付けて記憶したプリセットテーブルと、 本装置の現在位置を示す位置エリア情報を受信する位置
    エリア受信手段と、 この位置エリア受信手段によって受信された位置エリア
    情報に基づいて現在設定されている放送局の周波数情報
    をプリセットする必要があるか否かを判断するプリセッ
    ト判断手段と、 このプリセット判断手段によってプリセットが必要であ
    ると判断された場合に、上記プリセットテーブルから当
    該位置エリア情報に対応する放送局の周波数情報を検索
    し、その放送局の周波数情報にプリセットするプリセッ
    ト制御手段とを具備したことを特徴とする移動無線端末
    装置。
  2. 【請求項2】 上記プリセット制御手段は、放送受信中
    にプリセットが必要であると判断された場合にはプリセ
    ットを行わずに、現在受信している放送を継続して受信
    することを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装
    置。
  3. 【請求項3】 各放送局に対する系列局情報を記憶した
    系列局テーブルと、 受信している放送の受信強度が所定レベルであるか否か
    を検出するレベル検出手段とを有し、 上記プリセット制御手段は、放送受信中にプリセットが
    必要であると判断された場合に、上記レベル検出手段が
    現在受信している放送の受信強度が所定レベル以下であ
    ることを検出すると、プリセットを行い、上記系列局テ
    ーブルに記憶された系列局情報に基づいて当該放送局の
    系列局の放送に切り換えて受信することを特徴とする請
    求項1記載の移動無線端末装置。
JP10085687A 1998-03-31 1998-03-31 移動無線端末装置 Pending JPH11284532A (ja)

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