JPH1128486A - 廃水の接触酸化法 - Google Patents
廃水の接触酸化法Info
- Publication number
- JPH1128486A JPH1128486A JP26033497A JP26033497A JPH1128486A JP H1128486 A JPH1128486 A JP H1128486A JP 26033497 A JP26033497 A JP 26033497A JP 26033497 A JP26033497 A JP 26033497A JP H1128486 A JPH1128486 A JP H1128486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- concentration
- effluent
- tank
- wastewater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 title claims abstract description 70
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 62
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 title claims abstract description 42
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 title description 2
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims abstract description 184
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 140
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 claims abstract description 139
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims abstract description 139
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 52
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 claims abstract description 48
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 46
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 97
- 239000000701 coagulant Substances 0.000 claims description 28
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 claims description 18
- 238000011088 calibration curve Methods 0.000 claims description 11
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 claims description 9
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 abstract description 26
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract 1
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 25
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 9
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 8
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 239000002957 persistent organic pollutant Substances 0.000 description 4
- 239000000047 product Substances 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 239000010800 human waste Substances 0.000 description 2
- 239000007800 oxidant agent Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 241001148470 aerobic bacillus Species 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003344 environmental pollutant Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012417 linear regression Methods 0.000 description 1
- 230000000813 microbial effect Effects 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 231100000719 pollutant Toxicity 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 230000035943 smell Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
- 239000002562 thickening agent Substances 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接触酸化廃水の処理方法において、逆洗洗浄
時に浮遊物濃度の高い流出水や剥離汚泥が沈澱槽に供給
されて、処理水の水質が悪化するのを防止することによ
り、沈澱槽の有効活用と汚泥濃縮設備規模の縮小を図る
こと。 【解決手段】 接触材が充填された接触酸化槽で接触酸
化した後の廃水を、沈澱槽で固液分離する接触酸化廃水
の処理方法において、接触酸化槽の流出水の浮遊物濃度
と沈澱槽の水面積負荷との関係式である下記1式の係数
k,a,b,cを予備試験により求めると共に、流出水
の水温、SVI、および水面積負荷の測定値を、1式に
代入することにより得られた流出水の浮遊物濃度の計算
値と、前記流出水の浮遊物濃度の測定値とを比較する。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・1式
時に浮遊物濃度の高い流出水や剥離汚泥が沈澱槽に供給
されて、処理水の水質が悪化するのを防止することによ
り、沈澱槽の有効活用と汚泥濃縮設備規模の縮小を図る
こと。 【解決手段】 接触材が充填された接触酸化槽で接触酸
化した後の廃水を、沈澱槽で固液分離する接触酸化廃水
の処理方法において、接触酸化槽の流出水の浮遊物濃度
と沈澱槽の水面積負荷との関係式である下記1式の係数
k,a,b,cを予備試験により求めると共に、流出水
の水温、SVI、および水面積負荷の測定値を、1式に
代入することにより得られた流出水の浮遊物濃度の計算
値と、前記流出水の浮遊物濃度の測定値とを比較する。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・1式
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、し尿、下水等の廃
水を、接触材が充填された接触酸化槽内で好気性下で生
物処理する廃水の接触酸化法に関するものである。
水を、接触材が充填された接触酸化槽内で好気性下で生
物処理する廃水の接触酸化法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接触酸化法は、接触酸化槽内に充填され
浸漬された接触材の表面に、微生物を含んだ生物膜を付
着させて、好気性下で廃水と接触させて生物処理する処
理法であり、し尿処理や下水処理の分野で広く利用され
ている。従来の接触酸化法(従来法)は図8に示したよ
うに、最初沈澱槽(21)で初沈汚泥と固液分離された廃
水は、接触材(28)を備えた接触酸化槽(22)に流入
し、接触材(28)の表面に付着した生物膜により接触酸
化処理(生物処理)され、初沈汚泥は初沈汚泥貯留槽
(24)に貯留された後、重力濃縮槽、浮上濃縮槽、遠心
濃縮機等の汚泥濃縮設備(25)に供給される。通常運転
時には、この生物処理により生成した生物膜が所定の厚
み以上になると少しづつ自然に剥離し、自然剥離した剥
離汚泥の一部は微細フロックとなり接触酸化槽(22)に
浮遊し、剥離汚泥の残部は接触酸化槽(22)の底部に沈
澱する。
浸漬された接触材の表面に、微生物を含んだ生物膜を付
着させて、好気性下で廃水と接触させて生物処理する処
理法であり、し尿処理や下水処理の分野で広く利用され
ている。従来の接触酸化法(従来法)は図8に示したよ
うに、最初沈澱槽(21)で初沈汚泥と固液分離された廃
水は、接触材(28)を備えた接触酸化槽(22)に流入
し、接触材(28)の表面に付着した生物膜により接触酸
化処理(生物処理)され、初沈汚泥は初沈汚泥貯留槽
(24)に貯留された後、重力濃縮槽、浮上濃縮槽、遠心
濃縮機等の汚泥濃縮設備(25)に供給される。通常運転
時には、この生物処理により生成した生物膜が所定の厚
み以上になると少しづつ自然に剥離し、自然剥離した剥
離汚泥の一部は微細フロックとなり接触酸化槽(22)に
浮遊し、剥離汚泥の残部は接触酸化槽(22)の底部に沈
澱する。
【0003】従来法(接触材に固定された固定微生物に
よる接触酸化法)の通常運転時には、接触酸化槽(22)
の流出水は全て沈澱槽(23)に供給され固液分離され
る。通常運転時の流出水の浮遊物濃度は、たとえば20
〜100mg/l(リットル)であり、沈澱槽(23)で
固液分離された処理水は、通常は処理水水質(浮遊物濃
度、濁度、透視度等)を満足するが、流出水の微細フロ
ックは容易に沈澱せずに、そのまま処理水に同伴して、
処理水水質を悪化させることもあった。沈澱槽(23)で
固液分離された処理水は沈澱槽(23)の上部から流出
し、汚泥は下部へ沈澱して余剰汚泥となる。通常運転時
に接触材(28)の表面に付着した生物膜が所定厚み以上
に達すると、生物膜が少しづつ自然剥離するが、その時
期は廃水の性状や処理量により変動する。生物膜の自然
剥離が一時的に多量に起ると、接触酸化槽(22)からの
流出水の浮遊物濃度が高くなり、沈澱槽(23)において
完全に固液分離されずに、処理水の水質をさらに悪化さ
せることもあった。
よる接触酸化法)の通常運転時には、接触酸化槽(22)
の流出水は全て沈澱槽(23)に供給され固液分離され
る。通常運転時の流出水の浮遊物濃度は、たとえば20
〜100mg/l(リットル)であり、沈澱槽(23)で
固液分離された処理水は、通常は処理水水質(浮遊物濃
度、濁度、透視度等)を満足するが、流出水の微細フロ
ックは容易に沈澱せずに、そのまま処理水に同伴して、
処理水水質を悪化させることもあった。沈澱槽(23)で
固液分離された処理水は沈澱槽(23)の上部から流出
し、汚泥は下部へ沈澱して余剰汚泥となる。通常運転時
に接触材(28)の表面に付着した生物膜が所定厚み以上
に達すると、生物膜が少しづつ自然剥離するが、その時
期は廃水の性状や処理量により変動する。生物膜の自然
剥離が一時的に多量に起ると、接触酸化槽(22)からの
流出水の浮遊物濃度が高くなり、沈澱槽(23)において
完全に固液分離されずに、処理水の水質をさらに悪化さ
せることもあった。
【0004】接触酸化法は接触酸化槽(22)内に接触材
(28)を設け、接触材(28)の表面に生物膜を形成させ
て接触酸化処理を行うものであるから、接触材(28)の
表面に生物膜が成長して、接触材(28)と接触材(28)
との間隙を埋める。接触酸化処理の経過時間が長くなる
に従って廃水の流路の閉塞が起り、廃水は接触材相互の
水路の全域を均等に流れずに、特定の流路のみを流れる
ので、全体として廃水と生物膜との接触が不十分になる
と共に、酸素の供給も不十分となるので、廃水を所定時
間内に充分に生物処理出来なくなることがあった。上記
のような廃水の接触酸化槽(22)の流路の閉塞を解消す
るために逆洗洗浄が行われる。逆洗洗浄時に底部に沈澱
した剥離汚泥の上部に設けられた接触材(28)の直下か
ら、逆洗空気が5〜20分間噴射されると、接触材(2
8)から生物膜が強制剥離されて、剥離汚泥の一部は接
触酸化槽(22)内に浮遊して、流出水に同伴して流出
し、残部は接触酸化槽(22)の底部に剥離汚泥として沈
澱する。
(28)を設け、接触材(28)の表面に生物膜を形成させ
て接触酸化処理を行うものであるから、接触材(28)の
表面に生物膜が成長して、接触材(28)と接触材(28)
との間隙を埋める。接触酸化処理の経過時間が長くなる
に従って廃水の流路の閉塞が起り、廃水は接触材相互の
水路の全域を均等に流れずに、特定の流路のみを流れる
ので、全体として廃水と生物膜との接触が不十分になる
と共に、酸素の供給も不十分となるので、廃水を所定時
間内に充分に生物処理出来なくなることがあった。上記
のような廃水の接触酸化槽(22)の流路の閉塞を解消す
るために逆洗洗浄が行われる。逆洗洗浄時に底部に沈澱
した剥離汚泥の上部に設けられた接触材(28)の直下か
ら、逆洗空気が5〜20分間噴射されると、接触材(2
8)から生物膜が強制剥離されて、剥離汚泥の一部は接
触酸化槽(22)内に浮遊して、流出水に同伴して流出
し、残部は接触酸化槽(22)の底部に剥離汚泥として沈
澱する。
【0005】通常運転時には一般的に接触酸化槽(22)
の底部からの自然剥離汚泥の引き抜きを行わないので、
通常運転を継続した後の接触酸化槽(22)の底部には浮
遊物濃度が高い自然剥離汚泥が沈澱している。逆洗頻度
や接触酸化槽(22)の槽数により異なるが、逆洗洗浄時
には接触酸化槽(22)の生物膜が多量に強制剥離され
て、浮遊物濃度が数千〜2万mg/lに達する。接触酸
化槽(22)の上部の剥離汚泥を同伴する流出水の浮遊物
濃度は、時間経過と共に次第に低下するので、これを汚
泥濃縮設備(25)に供給することを継続すると、浮遊物
濃度が低い流出水が汚泥濃縮設備(25)に供給されるこ
とになり、汚泥濃縮設備(25)の規模を大きくすること
が必要となり問題であった。
の底部からの自然剥離汚泥の引き抜きを行わないので、
通常運転を継続した後の接触酸化槽(22)の底部には浮
遊物濃度が高い自然剥離汚泥が沈澱している。逆洗頻度
や接触酸化槽(22)の槽数により異なるが、逆洗洗浄時
には接触酸化槽(22)の生物膜が多量に強制剥離され
て、浮遊物濃度が数千〜2万mg/lに達する。接触酸
化槽(22)の上部の剥離汚泥を同伴する流出水の浮遊物
濃度は、時間経過と共に次第に低下するので、これを汚
泥濃縮設備(25)に供給することを継続すると、浮遊物
濃度が低い流出水が汚泥濃縮設備(25)に供給されるこ
とになり、汚泥濃縮設備(25)の規模を大きくすること
が必要となり問題であった。
【0006】従来法の逆洗洗浄時において、逆洗洗浄開
始後の早い時期においては、浮遊物濃度が高いので剥離
汚泥を汚泥濃縮設備(25)に供給しても問題はない。し
かし、接触酸化槽(22)の底部からの剥離汚泥のポンプ
による引き抜きを継続すると、剥離汚泥の浮遊物濃度が
次第に低下し、浮遊物濃度が低い剥離汚泥が汚泥濃縮設
備(25)に供給されるので、汚泥濃縮設備(25)の規模
を大きくすることが必要となり問題であった。このため
早い時期に流出水や剥離汚泥を汚泥濃縮設備(25)に供
給するのを止めて、沈澱槽(23)に供給すると、剥離汚
泥の浮遊物濃度の変動により、浮遊物濃度が高い流出水
や剥離汚泥が供給されることになり、沈澱槽(23)の固
液分離能力を越えてしまい、処理水の水質(浮遊物濃
度、濁度、等)を悪化させると言う問題があった。
始後の早い時期においては、浮遊物濃度が高いので剥離
汚泥を汚泥濃縮設備(25)に供給しても問題はない。し
かし、接触酸化槽(22)の底部からの剥離汚泥のポンプ
による引き抜きを継続すると、剥離汚泥の浮遊物濃度が
次第に低下し、浮遊物濃度が低い剥離汚泥が汚泥濃縮設
備(25)に供給されるので、汚泥濃縮設備(25)の規模
を大きくすることが必要となり問題であった。このため
早い時期に流出水や剥離汚泥を汚泥濃縮設備(25)に供
給するのを止めて、沈澱槽(23)に供給すると、剥離汚
泥の浮遊物濃度の変動により、浮遊物濃度が高い流出水
や剥離汚泥が供給されることになり、沈澱槽(23)の固
液分離能力を越えてしまい、処理水の水質(浮遊物濃
度、濁度、等)を悪化させると言う問題があった。
【0007】単独の接触酸化槽(22)においては、逆洗
洗浄後の時間経過による流出水の浮遊物濃度の変化を推
定することがある程度出来るが、複数の接触酸化槽(2
2)が直列に設けられている場合には、廃水は上流側の
接触酸化槽(22)から下流側の接触酸化槽(22)へ流れ
るため、より上流側の接触酸化槽(22)で逆洗洗浄を行
う程、剥離汚泥が流出水により希釈されるので、沈澱槽
(23)に供給される流出水の浮遊物濃度は、逆洗洗浄後
の時間経過と共に、最初の内は低く、剥離汚泥の影響に
より次第に高くなり、また低くなる。また、引き抜かれ
る剥離汚泥の浮遊物濃度も、時間経過と共に最初の内は
高いが次第に低くなる。従って、どの位置の接触酸化槽
(22)を逆洗洗浄をするかによって、逆洗洗浄により発
生した剥離汚泥が流出水に混入する程度は変動してしま
うから、どの程度の時間経過後に、流出水の浮遊物濃度
をどのように変動するかについて予測するのは、複数の
接触酸化槽(22)が直列に設けられている場合には特に
難しかった。
洗浄後の時間経過による流出水の浮遊物濃度の変化を推
定することがある程度出来るが、複数の接触酸化槽(2
2)が直列に設けられている場合には、廃水は上流側の
接触酸化槽(22)から下流側の接触酸化槽(22)へ流れ
るため、より上流側の接触酸化槽(22)で逆洗洗浄を行
う程、剥離汚泥が流出水により希釈されるので、沈澱槽
(23)に供給される流出水の浮遊物濃度は、逆洗洗浄後
の時間経過と共に、最初の内は低く、剥離汚泥の影響に
より次第に高くなり、また低くなる。また、引き抜かれ
る剥離汚泥の浮遊物濃度も、時間経過と共に最初の内は
高いが次第に低くなる。従って、どの位置の接触酸化槽
(22)を逆洗洗浄をするかによって、逆洗洗浄により発
生した剥離汚泥が流出水に混入する程度は変動してしま
うから、どの程度の時間経過後に、流出水の浮遊物濃度
をどのように変動するかについて予測するのは、複数の
接触酸化槽(22)が直列に設けられている場合には特に
難しかった。
【0008】すなわち、従来法は逆洗洗浄後に接触酸化
槽(22)の上部からの流出する流出水や、接触酸化槽
(22)の下部からの引き抜かれる剥離汚泥の浮遊物濃度
と流量とを総合した沈澱槽(23)への水面積負荷が、ど
の程度であるのかを考慮して、流出水や剥離汚泥を沈澱
槽(23)へ供給するような制御をしておらずに、担当者
が流出水や剥離汚泥の浮遊物濃度を見て、経験により沈
澱槽(23)か汚泥濃縮設備(25)へ供給している。従っ
て、上記のように、浮遊物濃度の高い流出水や剥離汚泥
を沈澱槽(23)へ供給する場合には、沈澱槽(23)の固
液分離能力を越えてしまい、処理水の水質(浮遊物濃
度、濁度、透視度等)を悪化させ、また、浮遊物濃度の
低い流出水や剥離汚泥を汚泥濃縮設備(25)に供給する
場合には、汚泥濃縮設備(25)を過大な設備にさせる問
題があった。従来法のように、沈澱槽(23)への水面積
負荷が、どの程度であるのかを考慮せずに、流出水や剥
離汚泥を、担当者の目視に基づく判断により、沈澱槽
(23)や汚泥濃縮設備(25)に振り分けていては、沈澱
槽(23)と汚泥濃縮設備(25)の処理能力を有効に活用
することが出来難い。
槽(22)の上部からの流出する流出水や、接触酸化槽
(22)の下部からの引き抜かれる剥離汚泥の浮遊物濃度
と流量とを総合した沈澱槽(23)への水面積負荷が、ど
の程度であるのかを考慮して、流出水や剥離汚泥を沈澱
槽(23)へ供給するような制御をしておらずに、担当者
が流出水や剥離汚泥の浮遊物濃度を見て、経験により沈
澱槽(23)か汚泥濃縮設備(25)へ供給している。従っ
て、上記のように、浮遊物濃度の高い流出水や剥離汚泥
を沈澱槽(23)へ供給する場合には、沈澱槽(23)の固
液分離能力を越えてしまい、処理水の水質(浮遊物濃
度、濁度、透視度等)を悪化させ、また、浮遊物濃度の
低い流出水や剥離汚泥を汚泥濃縮設備(25)に供給する
場合には、汚泥濃縮設備(25)を過大な設備にさせる問
題があった。従来法のように、沈澱槽(23)への水面積
負荷が、どの程度であるのかを考慮せずに、流出水や剥
離汚泥を、担当者の目視に基づく判断により、沈澱槽
(23)や汚泥濃縮設備(25)に振り分けていては、沈澱
槽(23)と汚泥濃縮設備(25)の処理能力を有効に活用
することが出来難い。
【0009】し尿処理場や下水処理場に接触酸化装置が
建設された場合には、廃水の有機性汚濁物質濃度(たと
えば、BOD、COD、TOC濃度、紫外線吸光度等)
と流量の積である有機性汚濁物質の負荷量(たとえば、
BOD濃度と流量の積であればBOD負荷量)に合わせ
て、それを接触酸化処理するのに必要な接触材(28)が
充填され、接触材(28)に固定された生物膜の固定微生
物により生物処理が行れる。しかし、上記のような接触
酸化装置を建設した後に、水量やBOD負荷量が当初の
計画よりも大幅に増加すると、固定微生物が不足し生物
処理は困難となるから増設が必要であるが、その増設用
地の確保は都市部では困難であるので深刻な問題となっ
ている。このため、既存装置を改造して処理能力を増加
させることや、新設装置をコンパクト化することによ
り、建設用地を少なくすることが求められている。
建設された場合には、廃水の有機性汚濁物質濃度(たと
えば、BOD、COD、TOC濃度、紫外線吸光度等)
と流量の積である有機性汚濁物質の負荷量(たとえば、
BOD濃度と流量の積であればBOD負荷量)に合わせ
て、それを接触酸化処理するのに必要な接触材(28)が
充填され、接触材(28)に固定された生物膜の固定微生
物により生物処理が行れる。しかし、上記のような接触
酸化装置を建設した後に、水量やBOD負荷量が当初の
計画よりも大幅に増加すると、固定微生物が不足し生物
処理は困難となるから増設が必要であるが、その増設用
地の確保は都市部では困難であるので深刻な問題となっ
ている。このため、既存装置を改造して処理能力を増加
させることや、新設装置をコンパクト化することによ
り、建設用地を少なくすることが求められている。
【0010】従来法においては、接触酸化槽(22)の流
出水に凝集剤を添加していない場合には、沈澱槽(23)
で微細フロックが容易に沈澱せず、そのまま処理水に同
伴して、処理水の水質を悪化させることがあった。ま
た、凝集剤を添加する場合においても、添加量を固定し
ていたり、担当者の判断で適当に添加していたので、最
適な添加がなされずに、必要充分な固液分離がなされな
かったり、凝集剤コストの増大を招くものであり、より
適切な凝集剤の添加法が求められていた。
出水に凝集剤を添加していない場合には、沈澱槽(23)
で微細フロックが容易に沈澱せず、そのまま処理水に同
伴して、処理水の水質を悪化させることがあった。ま
た、凝集剤を添加する場合においても、添加量を固定し
ていたり、担当者の判断で適当に添加していたので、最
適な添加がなされずに、必要充分な固液分離がなされな
かったり、凝集剤コストの増大を招くものであり、より
適切な凝集剤の添加法が求められていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情を
背景としてなされたものであって、廃水の接触酸化法に
おいて、浮遊物濃度の高い流出水や剥離汚泥が沈澱槽に
供給されて、処理水の水質が悪化するのを防止するとと
もに、浮遊物濃度の低い流出水や剥離汚泥が汚泥濃縮設
備に供給されて、汚泥濃縮設備が増大するのを防止する
ことにより、沈澱槽の有効活用と汚泥濃縮設備規模の縮
小を図ることを課題とする。また、接触酸化装置をコン
パクトにし、処理能力を増加させることも課題とするも
のである。さらに、適量の凝集剤を添加されることによ
り、微細フロックや浮遊物を除去して処理水の水質をよ
り向上することを課題とするものである。
背景としてなされたものであって、廃水の接触酸化法に
おいて、浮遊物濃度の高い流出水や剥離汚泥が沈澱槽に
供給されて、処理水の水質が悪化するのを防止するとと
もに、浮遊物濃度の低い流出水や剥離汚泥が汚泥濃縮設
備に供給されて、汚泥濃縮設備が増大するのを防止する
ことにより、沈澱槽の有効活用と汚泥濃縮設備規模の縮
小を図ることを課題とする。また、接触酸化装置をコン
パクトにし、処理能力を増加させることも課題とするも
のである。さらに、適量の凝集剤を添加されることによ
り、微細フロックや浮遊物を除去して処理水の水質をよ
り向上することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決する手段】本発明の第1の発明は、廃水を
接触材が充填された接触酸化槽で接触酸化処理した後の
流出水を、沈澱槽で固液分離して処理水とする廃水の接
触酸化法において、接触酸化槽の流出水の浮遊物濃度と
沈澱槽の水面積負荷との関係式である下記の1式の係数
k,a,b,cを予備試験により求めると共に、流出水
の水温、SVI、および水面積負荷の測定値を、1式に
代入することにより得られた流出水の浮遊物濃度の計算
値と、前記流出水の浮遊物濃度の測定値とを比較し、前
記測定値が前記計算値以下の場合には、前記接触酸化槽
の流出水を沈澱槽に供給して固液分離し、前記測定値
が、前記計算値を越える場合には、前記接触酸化槽の流
出水を汚泥濃縮設備に供給して濃縮することを特徴とす
る廃水の接触酸化法である。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
接触材が充填された接触酸化槽で接触酸化処理した後の
流出水を、沈澱槽で固液分離して処理水とする廃水の接
触酸化法において、接触酸化槽の流出水の浮遊物濃度と
沈澱槽の水面積負荷との関係式である下記の1式の係数
k,a,b,cを予備試験により求めると共に、流出水
の水温、SVI、および水面積負荷の測定値を、1式に
代入することにより得られた流出水の浮遊物濃度の計算
値と、前記流出水の浮遊物濃度の測定値とを比較し、前
記測定値が前記計算値以下の場合には、前記接触酸化槽
の流出水を沈澱槽に供給して固液分離し、前記測定値
が、前記計算値を越える場合には、前記接触酸化槽の流
出水を汚泥濃縮設備に供給して濃縮することを特徴とす
る廃水の接触酸化法である。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
【0013】第2の発明は、廃水を接触材が充填された
接触酸化槽で接触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で
固液分離して処理水とする廃水の接触酸化法において、
接触酸化槽の流出水の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負荷
との関係式である下記の1式の係数k,a,b,cを予
備試験により求めると共に、流出水の水温、SVI、、
および浮遊物濃度の測定値を、1式に代入することによ
り得られた流出水の水面積負荷の計算値と、前記流出水
の水面積負荷の測定値とを比較し、前記測定値が前記計
算値以下の場合には、前記接触酸化槽の流出水を沈澱槽
に供給して固液分離し、前記測定値が前記計算値を越え
る場合には、前記接触酸化槽の流出水を汚泥濃縮設備に
供給して濃縮することを特徴とする廃水の接触酸化法で
ある。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
接触酸化槽で接触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で
固液分離して処理水とする廃水の接触酸化法において、
接触酸化槽の流出水の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負荷
との関係式である下記の1式の係数k,a,b,cを予
備試験により求めると共に、流出水の水温、SVI、、
および浮遊物濃度の測定値を、1式に代入することによ
り得られた流出水の水面積負荷の計算値と、前記流出水
の水面積負荷の測定値とを比較し、前記測定値が前記計
算値以下の場合には、前記接触酸化槽の流出水を沈澱槽
に供給して固液分離し、前記測定値が前記計算値を越え
る場合には、前記接触酸化槽の流出水を汚泥濃縮設備に
供給して濃縮することを特徴とする廃水の接触酸化法で
ある。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
【0014】第3の発明は、第1または2の発明におい
て、異なる浮遊物濃度の流出水に凝集剤を添加して固液
分離する際に、処理水の浮遊物濃度を目標値以下に維持
し得る凝集剤添加量と流出水の浮遊物濃度との検量線を
予備試験により求め、この検量線を利用して流出水の浮
遊物濃度に応じて凝集剤を添加した後、沈澱槽で固液分
離することを特徴とする廃水の接触酸化法である。
て、異なる浮遊物濃度の流出水に凝集剤を添加して固液
分離する際に、処理水の浮遊物濃度を目標値以下に維持
し得る凝集剤添加量と流出水の浮遊物濃度との検量線を
予備試験により求め、この検量線を利用して流出水の浮
遊物濃度に応じて凝集剤を添加した後、沈澱槽で固液分
離することを特徴とする廃水の接触酸化法である。
【0015】第4の発明は、廃水を接触材が充填された
接触酸化槽で接触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で
固液分離して処理水とする廃水の接触酸化法において、
接触酸化槽の剥離汚泥の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負
荷との関係式である下記の1式の係数k,a,b,cを
予備試験により求めると共に、剥離汚泥の水温、SV
I、および水面積負荷の測定値を、1式に代入すること
により得られた剥離汚泥の浮遊物濃度の計算値と、前記
剥離汚泥の浮遊物濃度の測定値とを比較し、前記測定値
が前記計算値以下の場合には、前記接触酸化槽の剥離汚
泥を沈澱槽に供給して固液分離し、前記測定値が、前記
計算値を越える場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を
汚泥濃縮設備に供給して濃縮することを特徴とする廃水
の接触酸化法である。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
接触酸化槽で接触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で
固液分離して処理水とする廃水の接触酸化法において、
接触酸化槽の剥離汚泥の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負
荷との関係式である下記の1式の係数k,a,b,cを
予備試験により求めると共に、剥離汚泥の水温、SV
I、および水面積負荷の測定値を、1式に代入すること
により得られた剥離汚泥の浮遊物濃度の計算値と、前記
剥離汚泥の浮遊物濃度の測定値とを比較し、前記測定値
が前記計算値以下の場合には、前記接触酸化槽の剥離汚
泥を沈澱槽に供給して固液分離し、前記測定値が、前記
計算値を越える場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を
汚泥濃縮設備に供給して濃縮することを特徴とする廃水
の接触酸化法である。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
【0016】第5の発明は、廃水を接触材が充填された
接触酸化槽で接触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で
固液分離して処理水とする廃水の接触酸化法において、
接触酸化槽の剥離汚泥の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負
荷との関係式である下記の1式の係数k,a,b,cを
予備試験により求めると共に、剥離汚泥の水温、SV
I、および浮遊物濃度の測定値を、1式に代入すること
により得られた剥離汚泥の水面積負荷の計算値と、前記
剥離汚泥の水面積負荷の測定値とを比較し、前記測定値
が前記計算値以下の場合には、前記接触酸化槽の剥離汚
泥を沈澱槽に供給して固液分離し、前記測定値が前記計
算値を越える場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を汚
泥濃縮設備に供給して濃縮することを特徴とする廃水の
接触酸化法である。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
接触酸化槽で接触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で
固液分離して処理水とする廃水の接触酸化法において、
接触酸化槽の剥離汚泥の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負
荷との関係式である下記の1式の係数k,a,b,cを
予備試験により求めると共に、剥離汚泥の水温、SV
I、および浮遊物濃度の測定値を、1式に代入すること
により得られた剥離汚泥の水面積負荷の計算値と、前記
剥離汚泥の水面積負荷の測定値とを比較し、前記測定値
が前記計算値以下の場合には、前記接触酸化槽の剥離汚
泥を沈澱槽に供給して固液分離し、前記測定値が前記計
算値を越える場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を汚
泥濃縮設備に供給して濃縮することを特徴とする廃水の
接触酸化法である。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数
【0017】第6の発明は、第4または5の発明におい
て、異なる浮遊物濃度の剥離汚泥に凝集剤を添加して固
液分離する際に、処理水の浮遊物濃度を目標値以下に維
持し得る凝集剤添加量と剥離汚泥の浮遊物濃度との検量
線を予備試験により求め、この検量線を利用して剥離汚
泥の浮遊物濃度に応じて凝集剤を添加した後、沈澱槽で
固液分離することを特徴とする廃水の接触酸化法であ
る。
て、異なる浮遊物濃度の剥離汚泥に凝集剤を添加して固
液分離する際に、処理水の浮遊物濃度を目標値以下に維
持し得る凝集剤添加量と剥離汚泥の浮遊物濃度との検量
線を予備試験により求め、この検量線を利用して剥離汚
泥の浮遊物濃度に応じて凝集剤を添加した後、沈澱槽で
固液分離することを特徴とする廃水の接触酸化法であ
る。
【0018】第7の発明は、沈澱槽で固液分離された汚
泥の一部を、返送汚泥として接触酸化槽に返送すること
を特徴とする第1〜6のいずれかの発明に記載の廃水の
接触酸化法である。
泥の一部を、返送汚泥として接触酸化槽に返送すること
を特徴とする第1〜6のいずれかの発明に記載の廃水の
接触酸化法である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1に示
した第1の実施例(接触材に固定された固定微生物によ
る接触酸化法)について説明する。通常運転時におい
て、最初沈澱槽(1)で固液分離された後に流出する廃
水は、接触材(8)が充填された接触酸化槽(2)に供
給され、最初沈澱槽(1)の下部に沈澱した初沈汚泥は
初沈汚泥貯留槽(4)に貯留された後、汚泥濃縮設備
(5)に供給される。接触材(8)が充填された接触酸
化槽(2)に流入した廃水は、接触材(8)の表面に付
着した生物膜の働きにより生物処理される。生物処理に
より次第に成長した生物膜は、所定の厚さになると接触
材(8)から自然に剥離し、剥離汚泥として接触酸化槽
(2)の底部に沈澱し、一部は微細フロックとなり槽内
に浮遊し、やがて流出水に同伴して沈澱槽(3)へ流出
する。なお、接触酸化槽(2)には、ひも状接触材、た
とえば、日本産業機械製のリングレース(登録商標)、
網状接触材、たとえば、新光ナイロン製のヘチマロン
(登録商標)、東レ製のバイオコーム(登録商標)等の
接触材の内部に多くの空隙を有する接触材(8)が充填
されている。
した第1の実施例(接触材に固定された固定微生物によ
る接触酸化法)について説明する。通常運転時におい
て、最初沈澱槽(1)で固液分離された後に流出する廃
水は、接触材(8)が充填された接触酸化槽(2)に供
給され、最初沈澱槽(1)の下部に沈澱した初沈汚泥は
初沈汚泥貯留槽(4)に貯留された後、汚泥濃縮設備
(5)に供給される。接触材(8)が充填された接触酸
化槽(2)に流入した廃水は、接触材(8)の表面に付
着した生物膜の働きにより生物処理される。生物処理に
より次第に成長した生物膜は、所定の厚さになると接触
材(8)から自然に剥離し、剥離汚泥として接触酸化槽
(2)の底部に沈澱し、一部は微細フロックとなり槽内
に浮遊し、やがて流出水に同伴して沈澱槽(3)へ流出
する。なお、接触酸化槽(2)には、ひも状接触材、た
とえば、日本産業機械製のリングレース(登録商標)、
網状接触材、たとえば、新光ナイロン製のヘチマロン
(登録商標)、東レ製のバイオコーム(登録商標)等の
接触材の内部に多くの空隙を有する接触材(8)が充填
されている。
【0020】第1の実施例の通常運転時には、流出水の
浮遊物濃度は、たとえば20〜100mg/l(リット
ル)と比較的低く、その変動幅も小さいので、微細フロ
ックの流出が多少あるものの水質上のトラブルは少な
い。しかし、逆洗洗浄時には、逆洗洗浄する接触酸化槽
(2)の位置や逆洗洗浄の頻度等により、逆洗洗浄時の
流出水や剥離汚泥の浮遊物濃度がかなり変動するので、
流出水や剥離汚泥を担当者が目視することにより、担当
者が適当に沈澱槽へ供給したり、汚泥濃縮設備に供給し
たりするので、トラブルが起き易い。本発明は、接触酸
化槽(2)の流出水や剥離汚泥の浮遊物濃度と水面積負
荷(m 3 /m2 /日)の関係を示す1式を利用して、流
出水や剥離汚泥を沈澱槽(3)に供給するか、汚泥濃縮
設備に供給するかを、沈澱槽(3)への負荷量により選
択することを特徴とするものであり、特に逆洗洗浄時に
有効な方法である。
浮遊物濃度は、たとえば20〜100mg/l(リット
ル)と比較的低く、その変動幅も小さいので、微細フロ
ックの流出が多少あるものの水質上のトラブルは少な
い。しかし、逆洗洗浄時には、逆洗洗浄する接触酸化槽
(2)の位置や逆洗洗浄の頻度等により、逆洗洗浄時の
流出水や剥離汚泥の浮遊物濃度がかなり変動するので、
流出水や剥離汚泥を担当者が目視することにより、担当
者が適当に沈澱槽へ供給したり、汚泥濃縮設備に供給し
たりするので、トラブルが起き易い。本発明は、接触酸
化槽(2)の流出水や剥離汚泥の浮遊物濃度と水面積負
荷(m 3 /m2 /日)の関係を示す1式を利用して、流
出水や剥離汚泥を沈澱槽(3)に供給するか、汚泥濃縮
設備に供給するかを、沈澱槽(3)への負荷量により選
択することを特徴とするものであり、特に逆洗洗浄時に
有効な方法である。
【0021】以下に、第1の実施例に基づいて本発明の
方法の説明をする。なお、水面積負荷(m3 /m2 /
日)とは、沈澱槽に供給される流量(m3 /日)を、沈
澱槽の有効な表面積(m2 )で割ったものである。沈澱
槽における浮遊物の除去率は、沈澱槽の表面積と汚泥粒
子の沈降速度に比例し、廃水の流量に反比例する。従っ
て、廃水の流量を沈澱槽の表面積をで割った水面積負荷
は、沈澱槽の浮遊物の除去率を決定する上で重要な設計
仕様である。沈澱槽で滞留時間内に固液分離されるため
には、沈澱槽の水面積負荷(流出水の上昇流速)を、汚
泥粒子の沈降速度よりも小さくする必要があると共に、
汚泥粒子は相対的な沈降速度差で沈降して、滞留時間内
に沈澱槽の底に到着する必要がある。この両者から必要
な水面積負荷が決定される。試験データを非線型回帰分
析法(パウエル法)により解析することにより、水面積
負荷は、水温、浮遊物濃度およびSVIの関数として表
すことが出来る。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、係数k、a,b,cは廃水の性状や汚泥の性状
により、変動する係数であり、予備試験により決定され
る。たとえば、下水処理における活性汚泥に対して、係
数k、a,b,cは下記の2式で定義される。 M =2.50×106 ・T0.95・N-1.35 ・(SVI)-0.77 ・・・2式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度(MLSS濃度)(mg/l) SVI : 汚泥容量指標 試験開始時において、都合により予備試験が出来ない場
合には、下水の処理なら、暫定的に上記の係数を用いて
処理し、対象とする流出水の試験データが蓄積された時
点で、より妥当な係数k、a,b,cに変更れば良い。
流出水の水温、SVI,流量、水面積負荷、浮遊物濃
度、等はその都度の測定値を利用することが好ましい
が、それぞれの値を既存データに基づいて設定すること
も出来る。2式において、係数k、a,b,c、廃水の
水温、および、SVIを代入すると、水面積負荷は廃水
の浮遊物濃度の関数として表されるから、水面積負荷の
数値を与えると、水面積負荷に対応する廃水の浮遊物濃
度が計算により得られる。なお、SVI(汚泥容量指
標)は、容器内に汚泥を30分間静置させた時の1gの
汚泥が占める容積をmlで表したもので、汚泥の沈降性
の良否を示す指標であり、一般的には時間の単位で変動
する因子ではないため、直近の測定値で代用することも
可能である。流出水のSVIが100である場合に比較
して、SVIが120である時の方が、固液分離がし難
いので、沈澱槽に供給できる浮遊物濃度は低いことを示
す。
方法の説明をする。なお、水面積負荷(m3 /m2 /
日)とは、沈澱槽に供給される流量(m3 /日)を、沈
澱槽の有効な表面積(m2 )で割ったものである。沈澱
槽における浮遊物の除去率は、沈澱槽の表面積と汚泥粒
子の沈降速度に比例し、廃水の流量に反比例する。従っ
て、廃水の流量を沈澱槽の表面積をで割った水面積負荷
は、沈澱槽の浮遊物の除去率を決定する上で重要な設計
仕様である。沈澱槽で滞留時間内に固液分離されるため
には、沈澱槽の水面積負荷(流出水の上昇流速)を、汚
泥粒子の沈降速度よりも小さくする必要があると共に、
汚泥粒子は相対的な沈降速度差で沈降して、滞留時間内
に沈澱槽の底に到着する必要がある。この両者から必要
な水面積負荷が決定される。試験データを非線型回帰分
析法(パウエル法)により解析することにより、水面積
負荷は、水温、浮遊物濃度およびSVIの関数として表
すことが出来る。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、係数k、a,b,cは廃水の性状や汚泥の性状
により、変動する係数であり、予備試験により決定され
る。たとえば、下水処理における活性汚泥に対して、係
数k、a,b,cは下記の2式で定義される。 M =2.50×106 ・T0.95・N-1.35 ・(SVI)-0.77 ・・・2式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度(MLSS濃度)(mg/l) SVI : 汚泥容量指標 試験開始時において、都合により予備試験が出来ない場
合には、下水の処理なら、暫定的に上記の係数を用いて
処理し、対象とする流出水の試験データが蓄積された時
点で、より妥当な係数k、a,b,cに変更れば良い。
流出水の水温、SVI,流量、水面積負荷、浮遊物濃
度、等はその都度の測定値を利用することが好ましい
が、それぞれの値を既存データに基づいて設定すること
も出来る。2式において、係数k、a,b,c、廃水の
水温、および、SVIを代入すると、水面積負荷は廃水
の浮遊物濃度の関数として表されるから、水面積負荷の
数値を与えると、水面積負荷に対応する廃水の浮遊物濃
度が計算により得られる。なお、SVI(汚泥容量指
標)は、容器内に汚泥を30分間静置させた時の1gの
汚泥が占める容積をmlで表したもので、汚泥の沈降性
の良否を示す指標であり、一般的には時間の単位で変動
する因子ではないため、直近の測定値で代用することも
可能である。流出水のSVIが100である場合に比較
して、SVIが120である時の方が、固液分離がし難
いので、沈澱槽に供給できる浮遊物濃度は低いことを示
す。
【0022】ここで予備試験により係数k、a,b,c
が求められ、2式のような関係式が得られた際に、流出
水の水温が20℃、SVIが120であった場合に、流
出水を沈澱槽に供給するか、汚泥濃縮設備に供給するか
の選択方法について説明する。下水の接触酸化槽の流出
水について予備試験により得られた2式に、流出水のS
VI=120と水温=20℃を代入し、さらに沈澱槽に
供給される流量(m3 /日)を、沈澱槽の有効な表面積
(m2 )で割った水面積負荷M2を代入して計算すると、
水面積負荷M2に対応する流出水の浮遊物濃度の計算値N2
が求められ、これから座標点Q(M2,N2)が決まり、この
ような計算を行うと、図6に示すような曲線が描かれ
る。ここで、測定により得られた選別すべき流出水の水
温=20℃、SVI=120、水面積負荷=M2、浮遊物
濃度=N1であったとすると、図6上に点P (M2,N1) とし
て表されるが、水面積負荷=M2に対する流出水の浮遊物
濃度の測定値N1は計算値N2よりも小さく、点Pは曲線S
VI=120の下側領域にあるので、沈澱槽(3)にお
いて固液分離が可能と判断され、流出水は沈澱槽(3)
に供給される。一方、測定により得られた選別すべき流
出水の水温=20℃、SVI=120、水面積負荷=M
2、浮遊物濃度の測定値=N3であったとすると、点R(M
2,N3) として表されるが、水面積負荷=M2に対する流出
水の浮遊物濃度の測定値N3は計算値N2よりも大きく、点
Rは曲線SVI=120の上側領域にあるので、沈澱槽
(3)において固液分離が不可能と判断され、流出水は
汚泥濃縮設備(5)に供給される。なお、剥離汚泥につ
いても、逆洗洗浄時の流出水と同様に予備試験を実施
し、同様な方法により処理することが出来るが、両者が
性状的には類似している場合には、予備試験結果を準用
することも出来る。
が求められ、2式のような関係式が得られた際に、流出
水の水温が20℃、SVIが120であった場合に、流
出水を沈澱槽に供給するか、汚泥濃縮設備に供給するか
の選択方法について説明する。下水の接触酸化槽の流出
水について予備試験により得られた2式に、流出水のS
VI=120と水温=20℃を代入し、さらに沈澱槽に
供給される流量(m3 /日)を、沈澱槽の有効な表面積
(m2 )で割った水面積負荷M2を代入して計算すると、
水面積負荷M2に対応する流出水の浮遊物濃度の計算値N2
が求められ、これから座標点Q(M2,N2)が決まり、この
ような計算を行うと、図6に示すような曲線が描かれ
る。ここで、測定により得られた選別すべき流出水の水
温=20℃、SVI=120、水面積負荷=M2、浮遊物
濃度=N1であったとすると、図6上に点P (M2,N1) とし
て表されるが、水面積負荷=M2に対する流出水の浮遊物
濃度の測定値N1は計算値N2よりも小さく、点Pは曲線S
VI=120の下側領域にあるので、沈澱槽(3)にお
いて固液分離が可能と判断され、流出水は沈澱槽(3)
に供給される。一方、測定により得られた選別すべき流
出水の水温=20℃、SVI=120、水面積負荷=M
2、浮遊物濃度の測定値=N3であったとすると、点R(M
2,N3) として表されるが、水面積負荷=M2に対する流出
水の浮遊物濃度の測定値N3は計算値N2よりも大きく、点
Rは曲線SVI=120の上側領域にあるので、沈澱槽
(3)において固液分離が不可能と判断され、流出水は
汚泥濃縮設備(5)に供給される。なお、剥離汚泥につ
いても、逆洗洗浄時の流出水と同様に予備試験を実施
し、同様な方法により処理することが出来るが、両者が
性状的には類似している場合には、予備試験結果を準用
することも出来る。
【0023】上記のように、流出水の浮遊物濃度と水面
積負荷との関係を示す曲線の下側領域にある場合には、
流出水は沈澱槽(3)で安定的に固液分離される。な
お、流出水に凝集剤を添加する場合には、沈澱槽(3)
での固液分離能力が向上するので、沈澱槽(3)で処理
できる流出水の流量が増加する。従って、沈澱槽(3)
の固液分離能力が有効に活用されると共に、汚泥濃縮設
備(5)の規模を縮小することが出来る。一方、流出水
の浮遊物濃度と水面積負荷との関係を示す曲線の上側領
域にある場合には、汚泥濃縮設備(5)へ供給され、必
要に応じて濃縮されて、汚泥処理設備に送られる。
積負荷との関係を示す曲線の下側領域にある場合には、
流出水は沈澱槽(3)で安定的に固液分離される。な
お、流出水に凝集剤を添加する場合には、沈澱槽(3)
での固液分離能力が向上するので、沈澱槽(3)で処理
できる流出水の流量が増加する。従って、沈澱槽(3)
の固液分離能力が有効に活用されると共に、汚泥濃縮設
備(5)の規模を縮小することが出来る。一方、流出水
の浮遊物濃度と水面積負荷との関係を示す曲線の上側領
域にある場合には、汚泥濃縮設備(5)へ供給され、必
要に応じて濃縮されて、汚泥処理設備に送られる。
【0024】運転当初は暫定的に設定された係数k、
a,b,cにより計算された関係式により上記のような
選別を行うが、このような選別を行った後に沈澱槽
(3)からの処理水の水質を測定し、水質が基準値を満
足しているか、否かを調査することが必要である。この
ような調査を年間を通じて継続すると、データが蓄積さ
れるので、蓄積されたデータをフィードバックして、新
しい係数k、a,b,cを設定することよりより良い制
御を行うことができる。逆洗洗浄する接触酸化槽(22)
の位置や逆洗洗浄の頻度等により変動する剥離汚泥を含
有する流出水を、担当者が目視することにより、経験的
に適宜に時間を決めて、剥離汚泥の引き抜きを行ない、
沈澱槽(23)または汚泥濃縮設備(25)を選択して供給
した従来法に比較して、本発明法は流出水や剥離汚泥の
浮遊物濃度(mg/l)と沈澱槽(3)の水面積負荷
(m3 /m2 /日)の関係を利用して、流出水や剥離汚
泥を沈澱槽(3)に供給するか、汚泥濃縮設備(5)に
供給するかを選択するので、たとえ流出水や剥離汚泥の
浮遊物濃度が変動したとしても的確で安定的な処理がで
きる。上記の例では水面積負荷や浮遊物濃度を指標にし
て、沈澱槽(3)の固液分離の能力をオーバーした場合
には、全量を汚泥濃縮設備(5)に供給したが、流出水
や剥離汚泥を、沈澱槽(3)と汚泥濃縮設備(5)とに
分配することも出来る。すなわち、流出水の一部を沈澱
槽(3)で固液分離可能な分を沈澱槽(3)に供給し、
固液分離能力をオーバーする前部を汚泥濃縮設備(5)
に供給する方法である。この方法は、制御が若干複雑に
なるが、沈澱槽(3)がより有効に利用できると言う利
点がある。なお、本発明において、処理方法を変更する
浮遊物濃度や水面積負荷を、所定数値以下の場合と越え
る場合とに区分したが、所定数値未満の場合と以上の場
合とに区分することと実質同一であり、これも本発明に
含まれるものである。
a,b,cにより計算された関係式により上記のような
選別を行うが、このような選別を行った後に沈澱槽
(3)からの処理水の水質を測定し、水質が基準値を満
足しているか、否かを調査することが必要である。この
ような調査を年間を通じて継続すると、データが蓄積さ
れるので、蓄積されたデータをフィードバックして、新
しい係数k、a,b,cを設定することよりより良い制
御を行うことができる。逆洗洗浄する接触酸化槽(22)
の位置や逆洗洗浄の頻度等により変動する剥離汚泥を含
有する流出水を、担当者が目視することにより、経験的
に適宜に時間を決めて、剥離汚泥の引き抜きを行ない、
沈澱槽(23)または汚泥濃縮設備(25)を選択して供給
した従来法に比較して、本発明法は流出水や剥離汚泥の
浮遊物濃度(mg/l)と沈澱槽(3)の水面積負荷
(m3 /m2 /日)の関係を利用して、流出水や剥離汚
泥を沈澱槽(3)に供給するか、汚泥濃縮設備(5)に
供給するかを選択するので、たとえ流出水や剥離汚泥の
浮遊物濃度が変動したとしても的確で安定的な処理がで
きる。上記の例では水面積負荷や浮遊物濃度を指標にし
て、沈澱槽(3)の固液分離の能力をオーバーした場合
には、全量を汚泥濃縮設備(5)に供給したが、流出水
や剥離汚泥を、沈澱槽(3)と汚泥濃縮設備(5)とに
分配することも出来る。すなわち、流出水の一部を沈澱
槽(3)で固液分離可能な分を沈澱槽(3)に供給し、
固液分離能力をオーバーする前部を汚泥濃縮設備(5)
に供給する方法である。この方法は、制御が若干複雑に
なるが、沈澱槽(3)がより有効に利用できると言う利
点がある。なお、本発明において、処理方法を変更する
浮遊物濃度や水面積負荷を、所定数値以下の場合と越え
る場合とに区分したが、所定数値未満の場合と以上の場
合とに区分することと実質同一であり、これも本発明に
含まれるものである。
【0025】上記の例では、先に水面積負荷を代入し
て、浮遊物濃度により流出水を沈澱槽(3)に供給する
か、汚泥濃縮設備(5)に供給するかのいずれか選択を
したが、別の方法として、先に浮遊物濃度を代入して、
水面積負荷により流出水を沈澱槽(3)に供給するか、
汚泥濃縮設備(5)に供給するかの選択をすることもで
きる。制御方法としては、、測定により得られた選別す
べき流出水の水温=20℃、SVI=120、水面積負
荷=M1、浮遊物濃度=N2であったとすると、図6上に点
S(M1,N2) として表されるが、浮遊物濃度=N2に対する
流出水の水面積負荷の測定値M1は計算値M2よりも小さ
く、点Sは曲線SVI=120の下側領域にあるので、
沈澱槽(3)において固液分離が可能と判断され、流出
水は沈澱槽に供給される。一方、測定により得られた選
別すべき流出水の水温=20℃、SVI=120、水面
積負荷=M4、浮遊物濃度の測定値=N2であった;する
と、図6上に点T(M4,N2) として表されるが、浮遊物濃
度=N2に対する流出水の水面積負荷の測定値M4は計算値
M2よりも大きく、点Tは曲線SVI=120の上側領域
にあるので、沈澱槽(3)において固液分離が不可能と
判断され、流出水は汚泥濃縮設備(5)に供給される。
なお、水面積負荷(m3 /m2 /日)とは、沈澱槽に供
給される流量(m3 /日)を、固定値である沈澱槽の有
効な表面積(m2 )で割ったものであるから、水面積負
荷により選択することは、流量により選択することと実
質的に同一であり、流量により流出水を沈澱槽(3)に
供給するか、汚泥濃縮設備(5)に供給するかの選択を
することも出来る。
て、浮遊物濃度により流出水を沈澱槽(3)に供給する
か、汚泥濃縮設備(5)に供給するかのいずれか選択を
したが、別の方法として、先に浮遊物濃度を代入して、
水面積負荷により流出水を沈澱槽(3)に供給するか、
汚泥濃縮設備(5)に供給するかの選択をすることもで
きる。制御方法としては、、測定により得られた選別す
べき流出水の水温=20℃、SVI=120、水面積負
荷=M1、浮遊物濃度=N2であったとすると、図6上に点
S(M1,N2) として表されるが、浮遊物濃度=N2に対する
流出水の水面積負荷の測定値M1は計算値M2よりも小さ
く、点Sは曲線SVI=120の下側領域にあるので、
沈澱槽(3)において固液分離が可能と判断され、流出
水は沈澱槽に供給される。一方、測定により得られた選
別すべき流出水の水温=20℃、SVI=120、水面
積負荷=M4、浮遊物濃度の測定値=N2であった;する
と、図6上に点T(M4,N2) として表されるが、浮遊物濃
度=N2に対する流出水の水面積負荷の測定値M4は計算値
M2よりも大きく、点Tは曲線SVI=120の上側領域
にあるので、沈澱槽(3)において固液分離が不可能と
判断され、流出水は汚泥濃縮設備(5)に供給される。
なお、水面積負荷(m3 /m2 /日)とは、沈澱槽に供
給される流量(m3 /日)を、固定値である沈澱槽の有
効な表面積(m2 )で割ったものであるから、水面積負
荷により選択することは、流量により選択することと実
質的に同一であり、流量により流出水を沈澱槽(3)に
供給するか、汚泥濃縮設備(5)に供給するかの選択を
することも出来る。
【0026】第1の実施例(接触材に固定された固定微
生物による接触酸化法)について説明して来たが、接触
酸化槽(2)内に充填される接触材(8)の充填量は、
設計条件に応じた量が充填され、接触材(8)の比表面
積は固定されているから、接触材(8)に固定される微
生物量は自ずと限定されて、容積当たりの処理能力は固
定されている。従って、廃水の性状変動や流量変動によ
る有機性汚濁物質の負荷量の変動があると容易に対応す
ることが出来ない。このため、接触材に固定された固定
微生物と返送汚泥による浮遊微生物とを併用した接触酸
化法を開発した。微生物量を増加させたこの方法によれ
ば、装置サイズを変更せずに負荷量の増加および変動に
容易に対応出来るから、装置サイズをコンパクトにする
ことが可能になる。この本発明の第2の実施例(接触材
に固定された固定微生物と返送汚泥による浮遊微生物と
による接触酸化法)について、以下に説明する。
生物による接触酸化法)について説明して来たが、接触
酸化槽(2)内に充填される接触材(8)の充填量は、
設計条件に応じた量が充填され、接触材(8)の比表面
積は固定されているから、接触材(8)に固定される微
生物量は自ずと限定されて、容積当たりの処理能力は固
定されている。従って、廃水の性状変動や流量変動によ
る有機性汚濁物質の負荷量の変動があると容易に対応す
ることが出来ない。このため、接触材に固定された固定
微生物と返送汚泥による浮遊微生物とを併用した接触酸
化法を開発した。微生物量を増加させたこの方法によれ
ば、装置サイズを変更せずに負荷量の増加および変動に
容易に対応出来るから、装置サイズをコンパクトにする
ことが可能になる。この本発明の第2の実施例(接触材
に固定された固定微生物と返送汚泥による浮遊微生物と
による接触酸化法)について、以下に説明する。
【0027】第2の実施例の接触酸化法は、図7に示す
ように、第1の実施例の接触酸化法において、接触材
(8)が充填された接触酸化槽(2)に返送汚泥を、必
要な微生物濃度に応じてたとえば、20〜50%返送す
る工程を付加したものである。廃水の有機性汚濁物質濃
度は廃水の流入側である上流に行く程高いので、接触材
(8)相互間の目詰りは上流側に行く程起り易い傾向に
ある。返送汚泥の返送位置は、微生物量が満足されるな
らば、微生物濃度が高い最前段に返送汚泥を返送せず
に、微生物濃度が不足し微生物濃度が低い後段(たとえ
ば、第3段)に返送汚泥を分配して返送して微生物濃度
を増加させることが好ましい。返送汚泥を返送する第2
の実施例においては、接触酸化槽(2)の流出水の浮遊
物濃度は、たとえば、1000〜2000mg/lと高
くなり、逆洗洗浄時には、この値がプラスされるから、
流出水の浮遊物濃度や水面積負荷に応じて、沈澱槽
(3)に供給するか、汚泥濃縮設備(5)に供給するか
の選択をすることは重要である。なお、接触酸化槽
(2)の目詰りの有無は、一般に取り出し可能な試験片
の生物膜の厚みを目視観察することや槽内に黒色味を帯
びた嫌気性の浮遊汚泥が増加し、嫌気臭がしているか、
否かを目視観察すること等により判断する。
ように、第1の実施例の接触酸化法において、接触材
(8)が充填された接触酸化槽(2)に返送汚泥を、必
要な微生物濃度に応じてたとえば、20〜50%返送す
る工程を付加したものである。廃水の有機性汚濁物質濃
度は廃水の流入側である上流に行く程高いので、接触材
(8)相互間の目詰りは上流側に行く程起り易い傾向に
ある。返送汚泥の返送位置は、微生物量が満足されるな
らば、微生物濃度が高い最前段に返送汚泥を返送せず
に、微生物濃度が不足し微生物濃度が低い後段(たとえ
ば、第3段)に返送汚泥を分配して返送して微生物濃度
を増加させることが好ましい。返送汚泥を返送する第2
の実施例においては、接触酸化槽(2)の流出水の浮遊
物濃度は、たとえば、1000〜2000mg/lと高
くなり、逆洗洗浄時には、この値がプラスされるから、
流出水の浮遊物濃度や水面積負荷に応じて、沈澱槽
(3)に供給するか、汚泥濃縮設備(5)に供給するか
の選択をすることは重要である。なお、接触酸化槽
(2)の目詰りの有無は、一般に取り出し可能な試験片
の生物膜の厚みを目視観察することや槽内に黒色味を帯
びた嫌気性の浮遊汚泥が増加し、嫌気臭がしているか、
否かを目視観察すること等により判断する。
【0028】第2の実施例の接触酸化法は、接触材に固
定された固定微生物と返送汚泥による浮遊微生物とによ
り生物処理する方法であり、接触酸化槽(2)内の接触
材に固定された固定微生物のみにより生物処理する第1
の実施例の接触酸化法と比較すると、接触酸化槽内の微
生物量を増加させることが出来るので、同一の装置サイ
ズならば負荷量を増加させることが出来るし、同一負荷
量ならば装置サイズをコンパクトにすることが出来る方
法であるので、新設や増設の際に必要な用地面積を減少
させることが出来るので好ましい。
定された固定微生物と返送汚泥による浮遊微生物とによ
り生物処理する方法であり、接触酸化槽(2)内の接触
材に固定された固定微生物のみにより生物処理する第1
の実施例の接触酸化法と比較すると、接触酸化槽内の微
生物量を増加させることが出来るので、同一の装置サイ
ズならば負荷量を増加させることが出来るし、同一負荷
量ならば装置サイズをコンパクトにすることが出来る方
法であるので、新設や増設の際に必要な用地面積を減少
させることが出来るので好ましい。
【0029】第1の実施例の接触酸化法においては、生
物膜から自然に剥離した剥離汚泥の一部は、数十μm以
下の微細フロックとしてそのまま流出水に同伴して沈澱
槽に流入し、そこで除去されずに処理水質を悪化させる
ことがあった。第2の実施例の接触酸化法においては、
返送汚泥を返送しているので、接触酸化槽(2)内の微
細フロックは好気性菌を主体とする浮遊微生物の吸着作
用によりほとんど吸着されて、沈降し易い数百μmの大
きなフロックとなるので、沈澱槽で容易に沈澱し固液分
離される。微細フロックを除去するために流出水に凝集
剤を添加すが必要でなくなるか、凝集剤を添加するにし
ても、凝集剤の添加量を大幅に減少させることが出来る
との利点がある。
物膜から自然に剥離した剥離汚泥の一部は、数十μm以
下の微細フロックとしてそのまま流出水に同伴して沈澱
槽に流入し、そこで除去されずに処理水質を悪化させる
ことがあった。第2の実施例の接触酸化法においては、
返送汚泥を返送しているので、接触酸化槽(2)内の微
細フロックは好気性菌を主体とする浮遊微生物の吸着作
用によりほとんど吸着されて、沈降し易い数百μmの大
きなフロックとなるので、沈澱槽で容易に沈澱し固液分
離される。微細フロックを除去するために流出水に凝集
剤を添加すが必要でなくなるか、凝集剤を添加するにし
ても、凝集剤の添加量を大幅に減少させることが出来る
との利点がある。
【0030】逆洗洗浄時に、沈澱槽(3)に供給された
流出水は、より固液分離され易くするため、別の予備試
験により求めた、図4に示す逆洗洗浄時の処理水の浮遊
物濃度と凝集剤添加量の関係や、図5に示す逆洗洗浄時
の流出水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の関係を利用し
て、流出水に凝集剤が添加された後、沈澱槽(3)に供
給されることが好ましい。次に、流出水や剥離汚泥に凝
集剤を添加する場合の添加方法を説明する。第1の実施
例の通常運転時に、接触酸化槽(2)の流出水に添加さ
れる凝集剤の添加量を決定するには、たとえば図2に示
すように、浮遊物濃度の異なる下水を接触酸化した各種
の浮遊物濃度の流出水に凝集剤(たとえば無機凝集剤P
AC)を添加し、沈澱処理後の処理水の浮遊物濃度と凝
集剤添加量との関係を示す図を作成する。
流出水は、より固液分離され易くするため、別の予備試
験により求めた、図4に示す逆洗洗浄時の処理水の浮遊
物濃度と凝集剤添加量の関係や、図5に示す逆洗洗浄時
の流出水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の関係を利用し
て、流出水に凝集剤が添加された後、沈澱槽(3)に供
給されることが好ましい。次に、流出水や剥離汚泥に凝
集剤を添加する場合の添加方法を説明する。第1の実施
例の通常運転時に、接触酸化槽(2)の流出水に添加さ
れる凝集剤の添加量を決定するには、たとえば図2に示
すように、浮遊物濃度の異なる下水を接触酸化した各種
の浮遊物濃度の流出水に凝集剤(たとえば無機凝集剤P
AC)を添加し、沈澱処理後の処理水の浮遊物濃度と凝
集剤添加量との関係を示す図を作成する。
【0031】図2は浮遊物濃度が18〜52mg/lの
下水の接触酸化槽(2)の流出水に、凝集剤を20〜4
0mg/l添加した後に沈澱させると、処理水の浮遊物
濃度はより低下することを示している。流出水の浮遊物
濃度に応じて、凝集剤の添加量を増減すれば、効果的、
経済的に処理水の水質目標を満足することが出来る。本
発明において、通常運転時に微細フロックを含有する接
触酸化槽(2)の流出水は、浮遊物濃度および流量が測
定され、測定された浮遊物濃度および流量から流出水の
乾燥固形物量が演算制御器(6)により演算され、この
乾燥固形物量に応じて、演算制御器(6)からの信号に
基づいて、予備試験により設定された処理水の浮遊物濃
度を所定の目標値以下に維持し得る凝集剤添加量と流出
水の浮遊物濃度との検量線を予備試験により求め、この
検量線により所定量の凝集剤が、凝集剤供給機(7)に
より添加される。所定量の凝集剤が添加された後の流出
水は沈澱槽(3)に流入され、沈澱槽(3)で処理水と
汚泥(余剰汚泥)とに固液分離される。本発明法の廃水
の接触酸化方法においては、凝集剤が添加されているた
め、微細フロックは略完全に固液分離される。上記のデ
−タから、たとえば、処理水の浮遊物濃度の目標値を1
0mg/l以下にするなら、図3に示すような流出水の
浮遊物濃度と凝集剤の添加量との関係を示す検量線を作
成し、この検量線により流出水の浮遊物濃度に対する凝
集剤添加量が決定される。
下水の接触酸化槽(2)の流出水に、凝集剤を20〜4
0mg/l添加した後に沈澱させると、処理水の浮遊物
濃度はより低下することを示している。流出水の浮遊物
濃度に応じて、凝集剤の添加量を増減すれば、効果的、
経済的に処理水の水質目標を満足することが出来る。本
発明において、通常運転時に微細フロックを含有する接
触酸化槽(2)の流出水は、浮遊物濃度および流量が測
定され、測定された浮遊物濃度および流量から流出水の
乾燥固形物量が演算制御器(6)により演算され、この
乾燥固形物量に応じて、演算制御器(6)からの信号に
基づいて、予備試験により設定された処理水の浮遊物濃
度を所定の目標値以下に維持し得る凝集剤添加量と流出
水の浮遊物濃度との検量線を予備試験により求め、この
検量線により所定量の凝集剤が、凝集剤供給機(7)に
より添加される。所定量の凝集剤が添加された後の流出
水は沈澱槽(3)に流入され、沈澱槽(3)で処理水と
汚泥(余剰汚泥)とに固液分離される。本発明法の廃水
の接触酸化方法においては、凝集剤が添加されているた
め、微細フロックは略完全に固液分離される。上記のデ
−タから、たとえば、処理水の浮遊物濃度の目標値を1
0mg/l以下にするなら、図3に示すような流出水の
浮遊物濃度と凝集剤の添加量との関係を示す検量線を作
成し、この検量線により流出水の浮遊物濃度に対する凝
集剤添加量が決定される。
【0032】沈澱槽(3)で沈澱された後の処理水の浮
遊物濃度が演算制御器(6)により連続的または断続的
に測定される。測定された処理水の浮遊物濃度がフィー
ドバックされて、予備試験により得られた流出水の浮遊
物濃度と凝集剤添加量と処理水の浮遊物濃度の関係が補
正され、より適正な凝集剤添加量が新たに設定されるこ
とになる。し尿処理場や下水処理場においては、常時運
転が行われているので、このようなデ−タを蓄積するこ
とにより、より正確に制御することが出来る。なお、接
触酸化槽(2)の流出水の浮遊物濃度と濁度との間に
は、相関関係があるので、浮遊物濃度の代わりに濁度を
利用して同様な制御を行うことも出来る。接触酸化槽
(2)の流出水の浮遊物濃度に応じて凝集剤が添加され
ているので、従来法のように凝集剤を添加しない場合に
比較して、微細フロックが固液分離され易く、沈澱槽
(3)から流出する処理水の水質は大幅に向上する。沈
澱槽(3)の底部に沈澱した汚泥は汚泥濃縮設備(5)
に供給されて、そこで濃縮された後、たとえば、真空脱
水機、汚泥焼却炉等の汚泥処理設備に供給されて処理さ
れる。
遊物濃度が演算制御器(6)により連続的または断続的
に測定される。測定された処理水の浮遊物濃度がフィー
ドバックされて、予備試験により得られた流出水の浮遊
物濃度と凝集剤添加量と処理水の浮遊物濃度の関係が補
正され、より適正な凝集剤添加量が新たに設定されるこ
とになる。し尿処理場や下水処理場においては、常時運
転が行われているので、このようなデ−タを蓄積するこ
とにより、より正確に制御することが出来る。なお、接
触酸化槽(2)の流出水の浮遊物濃度と濁度との間に
は、相関関係があるので、浮遊物濃度の代わりに濁度を
利用して同様な制御を行うことも出来る。接触酸化槽
(2)の流出水の浮遊物濃度に応じて凝集剤が添加され
ているので、従来法のように凝集剤を添加しない場合に
比較して、微細フロックが固液分離され易く、沈澱槽
(3)から流出する処理水の水質は大幅に向上する。沈
澱槽(3)の底部に沈澱した汚泥は汚泥濃縮設備(5)
に供給されて、そこで濃縮された後、たとえば、真空脱
水機、汚泥焼却炉等の汚泥処理設備に供給されて処理さ
れる。
【0033】逆洗洗浄時に、剥離汚泥を多量に含有する
接触酸化槽(2)の流出水に添加される凝集剤の添加量
の決定は、通常運転時と略同様に決定することが出来
る。たとえば図4に示すように、下水を接触酸化した接
触酸化槽(2)の浮遊物濃度の異なる流出水に、凝集剤
(たとえば、無機凝集剤PAC)を添加し、沈澱処理後
の処理水の浮遊物濃度と凝集剤添加量との関係を示す図
を作成する。図4は浮遊物濃度が2000〜4000m
g/lの下水の接触酸化槽(2)の流出水に、凝集剤を
70〜150mg/l添加した後に沈澱させると、処理
水の浮遊物濃度はより低下することを示している。流出
水の浮遊物濃度に応じて、凝集剤添加量を増減すれば、
処理水の目標濃度が変更されても対応できる。
接触酸化槽(2)の流出水に添加される凝集剤の添加量
の決定は、通常運転時と略同様に決定することが出来
る。たとえば図4に示すように、下水を接触酸化した接
触酸化槽(2)の浮遊物濃度の異なる流出水に、凝集剤
(たとえば、無機凝集剤PAC)を添加し、沈澱処理後
の処理水の浮遊物濃度と凝集剤添加量との関係を示す図
を作成する。図4は浮遊物濃度が2000〜4000m
g/lの下水の接触酸化槽(2)の流出水に、凝集剤を
70〜150mg/l添加した後に沈澱させると、処理
水の浮遊物濃度はより低下することを示している。流出
水の浮遊物濃度に応じて、凝集剤添加量を増減すれば、
処理水の目標濃度が変更されても対応できる。
【0034】接触酸化槽(2)の流出水の浮遊物濃度
は、演算制御器(6)により連続的または断続的に測定
される。測定された浮遊物濃度、浮遊物濃度平均値等に
応じて、浮遊物濃度と凝集剤添加量との関係を利用し
て、処理水の浮遊物濃度の目標濃度を満足する凝集剤添
加量が演算され、その信号に基づいて演算された所定量
の凝集剤が凝集剤供給機(7)により添加される。接触
酸化槽(2)の流出水に凝集剤が添加され、沈澱槽
(3)で沈澱された後の処理水の浮遊物濃度が演算制御
器(6)により連続的または断続的に測定されるが、こ
れらの浮遊物濃度が所期の濃度でない場合には、この結
果をフィードバックして、予備試験により得られた流出
水の浮遊物濃度と凝集剤添加量と処理水の浮遊物濃度の
関係が補正され、より適正な添加量が設定されることが
好ましい。剥離汚泥の制御方法についても、流出水の場
合と同様にすることが出来る。
は、演算制御器(6)により連続的または断続的に測定
される。測定された浮遊物濃度、浮遊物濃度平均値等に
応じて、浮遊物濃度と凝集剤添加量との関係を利用し
て、処理水の浮遊物濃度の目標濃度を満足する凝集剤添
加量が演算され、その信号に基づいて演算された所定量
の凝集剤が凝集剤供給機(7)により添加される。接触
酸化槽(2)の流出水に凝集剤が添加され、沈澱槽
(3)で沈澱された後の処理水の浮遊物濃度が演算制御
器(6)により連続的または断続的に測定されるが、こ
れらの浮遊物濃度が所期の濃度でない場合には、この結
果をフィードバックして、予備試験により得られた流出
水の浮遊物濃度と凝集剤添加量と処理水の浮遊物濃度の
関係が補正され、より適正な添加量が設定されることが
好ましい。剥離汚泥の制御方法についても、流出水の場
合と同様にすることが出来る。
【0035】
【発明の効果】 本発明は、水面積負荷と流出水の浮遊物濃度の関係を
示す1式を利用して、流出水を沈澱槽に供給するか、汚
泥濃縮設備に供給するか選択して処理するので、浮遊物
濃度の高い流出水が沈澱槽に供給されて、処理水の水質
を悪化させることがなく、しかも沈澱槽が有効活用され
る。また、浮遊物濃度の低い流出水が汚泥濃縮設備に供
給されることがないので、汚泥濃縮設備規模の縮小を図
り、汚泥濃縮設備の有効活用を図ることが出来る。 本発明は、逆洗洗浄時に水面積負荷と剥離汚泥の浮遊
物濃度の関係を示す1式を利用して、剥離汚泥を沈澱槽
(23)に供給するか、汚泥濃縮設備に供給するか選択し
て処理するので、浮遊物濃度の高い剥離汚泥が沈澱槽に
供給されて、処理水の水質を悪化させることがなく、し
かも沈澱槽が有効活用される。また、浮遊物濃度の低い
流出水が汚泥濃縮設備に供給されることがないので、汚
泥濃縮設備規模の縮小を図り、汚泥濃縮設備の有効活用
を図ることが出来る。 通常運転時や逆洗洗浄時において、接触酸化槽の流出
水や剥離汚泥の浮遊物濃度に応じて、予備試験結果に基
づいて流出水や剥離汚泥に凝集剤を添加した後、固液分
離することにより、流出水中の微細フロックを沈澱させ
て、処理水の水質の向上を図ることが出来ると共に、沈
澱槽が有効活用される。 本発明において、返送汚泥による浮遊微生物と接触材
に固定された固定微生物とにより生物処理する場合に
は、既存装置を改造して処理能力を増加させることによ
り、廃水の性状変動や流量変動による有機性汚濁物質の
負荷量の変動があっても容易に対応することが出来る。
また、装置を処理能力を増加させることが出来るので、
新設装置をコンパクト化することが出来るから、建設用
地を少なくすることが出来る。 浮遊微生物の吸着力により微細フロックや浮遊物を吸
着し、処理水水質の向上を図ることが出来るので、水質
を向上することが出来ると共に、凝集剤の添加を必要な
くするか、凝集剤の添加量を減少させることも出来る。
示す1式を利用して、流出水を沈澱槽に供給するか、汚
泥濃縮設備に供給するか選択して処理するので、浮遊物
濃度の高い流出水が沈澱槽に供給されて、処理水の水質
を悪化させることがなく、しかも沈澱槽が有効活用され
る。また、浮遊物濃度の低い流出水が汚泥濃縮設備に供
給されることがないので、汚泥濃縮設備規模の縮小を図
り、汚泥濃縮設備の有効活用を図ることが出来る。 本発明は、逆洗洗浄時に水面積負荷と剥離汚泥の浮遊
物濃度の関係を示す1式を利用して、剥離汚泥を沈澱槽
(23)に供給するか、汚泥濃縮設備に供給するか選択し
て処理するので、浮遊物濃度の高い剥離汚泥が沈澱槽に
供給されて、処理水の水質を悪化させることがなく、し
かも沈澱槽が有効活用される。また、浮遊物濃度の低い
流出水が汚泥濃縮設備に供給されることがないので、汚
泥濃縮設備規模の縮小を図り、汚泥濃縮設備の有効活用
を図ることが出来る。 通常運転時や逆洗洗浄時において、接触酸化槽の流出
水や剥離汚泥の浮遊物濃度に応じて、予備試験結果に基
づいて流出水や剥離汚泥に凝集剤を添加した後、固液分
離することにより、流出水中の微細フロックを沈澱させ
て、処理水の水質の向上を図ることが出来ると共に、沈
澱槽が有効活用される。 本発明において、返送汚泥による浮遊微生物と接触材
に固定された固定微生物とにより生物処理する場合に
は、既存装置を改造して処理能力を増加させることによ
り、廃水の性状変動や流量変動による有機性汚濁物質の
負荷量の変動があっても容易に対応することが出来る。
また、装置を処理能力を増加させることが出来るので、
新設装置をコンパクト化することが出来るから、建設用
地を少なくすることが出来る。 浮遊微生物の吸着力により微細フロックや浮遊物を吸
着し、処理水水質の向上を図ることが出来るので、水質
を向上することが出来ると共に、凝集剤の添加を必要な
くするか、凝集剤の添加量を減少させることも出来る。
【図1】 本発明のフローシート(第1の実施例)であ
る。
る。
【図2】 通常運転時の接触酸化槽の流出水に凝集剤を
添加した場合の、処理水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
添加した場合の、処理水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
【図3】 通常運転時の接触酸化槽の流出水に凝集剤を
添加した場合の、流出水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
添加した場合の、流出水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
【図4】 逆洗洗浄時の接触酸化槽の流出水に凝集剤を
添加した場合の、処理水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
添加した場合の、処理水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
【図5】 逆洗洗浄時の接触酸化槽の流出水に凝集剤を
添加した場合の、流出水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
添加した場合の、流出水の浮遊物濃度と凝集剤添加量の
関係を示す図である。
【図6】 流出水の浮遊物濃度と水面積負荷の関係を示
す図である。
す図である。
【図7】 本発明のフローシート(第2の実施例)であ
る。
る。
【図8】 従来法のフローシートである。
1 本発明の最初沈澱槽 21 従来法の最初沈
澱槽 2 〃 接触酸化槽 22 〃 接触酸
化槽 3 〃 沈澱槽 23 〃 沈澱槽 4 〃 初沈汚泥貯留槽 24 〃 初沈汚
泥貯留槽 5 〃 汚泥濃縮設備 25 〃 汚泥濃
縮設備 6 〃 演算制御器 28 〃 接触材 7 〃 凝集剤供給機 8 〃 接触材 9 〃 返送汚泥経路
澱槽 2 〃 接触酸化槽 22 〃 接触酸
化槽 3 〃 沈澱槽 23 〃 沈澱槽 4 〃 初沈汚泥貯留槽 24 〃 初沈汚
泥貯留槽 5 〃 汚泥濃縮設備 25 〃 汚泥濃
縮設備 6 〃 演算制御器 28 〃 接触材 7 〃 凝集剤供給機 8 〃 接触材 9 〃 返送汚泥経路
Claims (7)
- 【請求項1】廃水を接触材が充填された接触酸化槽で接
触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で固液分離して処
理水とする廃水の接触酸化法において、前記接触酸化槽
の流出水の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負荷との関係式
である下記の1式の係数k,a,b,cを予備試験によ
り求めると共に、流出水の水温、SVI、および水面積
負荷の測定値を、1式に代入することにより得られた流
出水の浮遊物濃度の計算値と、前記流出水の浮遊物濃度
の測定値とを比較し、前記測定値が前記計算値以下の場
合には、前記接触酸化槽の流出水を沈澱槽に供給して固
液分離し、前記測定値が、前記計算値を越える場合に
は、前記接触酸化槽の流出水を汚泥濃縮設備に供給して
濃縮することを特徴とする廃水の接触酸化法。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数 - 【請求項2】廃水を接触材が充填された接触酸化槽で接
触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で固液分離して処
理水とする廃水の接触酸化法において、前記接触酸化槽
の流出水の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負荷との関係式
である下記の1式の係数k,a,b,cを予備試験によ
り求めると共に、流出水の水温、SVI、および浮遊物
濃度の測定値を、1式に代入することにより得られた流
出水の水面積負荷の計算値と、前記流出水の水面積負荷
の測定値とを比較し、前記測定値が前記計算値以下の場
合には、前記接触酸化槽の流出水を沈澱槽に供給して固
液分離し、前記測定値が前記計算値を越える場合には、
前記接触酸化槽の流出水を汚泥濃縮設備に供給して濃縮
することを特徴とする廃水の接触酸化法。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数 - 【請求項3】請求項1または2記載の廃水の接触酸化法
において、異なる浮遊物濃度の流出水に凝集剤を添加し
て固液分離する際に、処理水の浮遊物濃度を目標値以下
に維持し得る凝集剤添加量と流出水の浮遊物濃度との検
量線を予備試験により求め、この検量線を利用して流出
水の浮遊物濃度に応じて凝集剤を添加した後、沈澱槽で
固液分離することを特徴とする廃水の接触酸化法。 - 【請求項4】廃水を接触材が充填された接触酸化槽で接
触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で固液分離して処
理水とする廃水の接触酸化法において、前記接触酸化槽
の剥離汚泥の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負荷との関係
式である下記の1式の係数k,a,b,cを予備試験に
より求めると共に、剥離汚泥の水温、SVI、および水
面積負荷の測定値を、1式に代入することにより得られ
た剥離汚泥の浮遊物濃度の計算値と、前記剥離汚泥の浮
遊物濃度の測定値とを比較し、前記測定値が前記計算値
以下の場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を沈澱槽に
供給して固液分離し、前記測定値が、前記計算値を越え
る場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を汚泥濃縮設備
に供給して濃縮することを特徴とする廃水の接触酸化
法。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数 - 【請求項5】廃水を接触材が充填された接触酸化槽で接
触酸化処理した後の流出水を、沈澱槽で固液分離して処
理水とする廃水の接触酸化法において、前記接触酸化槽
の剥離汚泥の浮遊物濃度と沈澱槽の水面積負荷との関係
式である下記の1式の係数k,a,b,cを予備試験に
より求めると共に、剥離汚泥の水温、SVI、および浮
遊物濃度の測定値を、1式に代入することにより得られ
た剥離汚泥の水面積負荷の計算値と、前記剥離汚泥の水
面積負荷の測定値とを比較し、前記測定値が前記計算値
以下の場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を沈澱槽に
供給して固液分離し、前記測定値が前記計算値を越える
場合には、前記接触酸化槽の剥離汚泥を汚泥濃縮設備に
供給して濃縮することを特徴とする廃水の接触酸化法。 M =k・Ta ・N-b・(SVI)-c ・・・・・・・1式 ここで、 M : 水面積負荷 (m3 /m2 /
日) T : 廃水の水温 (℃) N : 浮遊物濃度 (mg/l) SVI : 汚泥容量指標 k,a,b,c : 係数 - 【請求項6】請求項4または5記載の廃水の接触酸化法
において、異なる浮遊物濃度の剥離汚泥に凝集剤を添加
して固液分離する際に、処理水の浮遊物濃度を目標値以
下に維持し得る凝集剤添加量と剥離汚泥の浮遊物濃度と
の検量線を予備試験により求め、この検量線を利用して
剥離汚泥の浮遊物濃度に応じて凝集剤を添加した後、沈
澱槽で固液分離することを特徴とする廃水の接触酸化
法。 - 【請求項7】沈澱槽で固液分離された汚泥の一部を、返
送汚泥として接触酸化槽に返送することを特徴とする請
求項1〜6のいずれかに記載の廃水の接触酸化法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26033497A JP3732630B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-09-25 | 廃水の接触酸化法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12238997 | 1997-05-13 | ||
| JP9-122389 | 1997-05-13 | ||
| JP26033497A JP3732630B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-09-25 | 廃水の接触酸化法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128486A true JPH1128486A (ja) | 1999-02-02 |
| JP3732630B2 JP3732630B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=26459524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26033497A Expired - Fee Related JP3732630B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-09-25 | 廃水の接触酸化法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3732630B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP26033497A patent/JP3732630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3732630B2 (ja) | 2006-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Amanatidou et al. | Evaluating sedimentation problems in activated sludge treatment plants operating at complete sludge retention time | |
| CN100360438C (zh) | 使用曝气调节并通过活性污泥进行水的生物处理的方法和装置 | |
| US9079125B2 (en) | Modular wastewater treatment system management | |
| KR20190063615A (ko) | 생물반응조 종합관리 자동제어 시스템과 신재생 발전기능을 구비하여 하수 처리 및 에너지 효율을 향상시킨 하수 고도처리장치 및 하수 고도처리방법 | |
| US20070119763A1 (en) | Floating sequencing batch reactor and method for wastewater treatment | |
| Wei et al. | Sludge reduction with a novel combined worm-reactor | |
| Xing et al. | Performance of an inclined-plate membrane bioreactor at zero excess sludge discharge | |
| Miller et al. | Settling and dewatering characteristics of an A-stage activated sludge process proceeded by shortcut biological nitrogen removal | |
| US20250034015A1 (en) | Continuous flow cyclic-operating wastewater treatment plant and process for growing, selecting and maintaining aerobic granular sludge while treating wastewater | |
| JP5307066B2 (ja) | 排水処理方法および排水処理システム | |
| KR20150064574A (ko) | 에너지 절감형 하폐수 처리 시스템 및 그 제어방법 | |
| Ismaeel | Designing a decentralized sewage treatment plant | |
| CN115072938B (zh) | 一种餐厨垃圾废水处理系统及其处理工艺 | |
| Jácome et al. | Simultaneous carbon and nitrogen removal from municipal wastewater in full-scale unaerated/aerated submerged filters | |
| JPH1128486A (ja) | 廃水の接触酸化法 | |
| CN2623686Y (zh) | 高速公路服务区小型污水处理装置 | |
| CN114590885A (zh) | 一种适用于高波动高氨氮污水的分质处理方法 | |
| JP4453287B2 (ja) | 下水処理方法および下水処理制御システムと、下水処理場の改造方法 | |
| EP3052446B1 (en) | Plant and method for treatment of waste water in an activated sludge plant | |
| Dusa | Petrobrazi Refinery Used Water Treatment Plant, Case Study Romania | |
| Al-Shammari et al. | Analysis of sludge settling and rising behavior in sewage treatment plant in Kuwait | |
| JP2001259682A (ja) | 廃水処理装置 | |
| Lindeke et al. | The role and production of VFA's in a highly flexible BNR plant | |
| Nuhoglu et al. | Wastewater characterisation and performance upgrading of a domestic wastewater treatment plant: the Erzincan case | |
| JPH10263571A (ja) | 廃水の接触酸化方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050930 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051007 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051013 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |