JPH11285107A - ハイブリッド車両の変速機用油圧装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の変速機用油圧装置

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JPH11285107A
JPH11285107A JP10084148A JP8414898A JPH11285107A JP H11285107 A JPH11285107 A JP H11285107A JP 10084148 A JP10084148 A JP 10084148A JP 8414898 A JP8414898 A JP 8414898A JP H11285107 A JPH11285107 A JP H11285107A
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JP
Japan
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motor
transmission
hydraulic device
vehicle
vehicle speed
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Application number
JP10084148A
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English (en)
Inventor
Noboru Hattori
昇 服部
Shunichi Aoyama
俊一 青山
Shinichiro Kitada
真一郎 北田
Yuuya Matsuo
勇也 松尾
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行に備えて変速機の油圧を確保しな
がら油圧装置の駆動電力を低減する。 【解決手段】 キースイッチが投入され且つセレクトレ
バーがパーキング位置にある場合に、車速検出値が略0
の時は変速機5の油圧装置9を駆動する第2モーター1
0を非作動とし、車速検出値が所定値以上の時、および
セレクトレバーがニュートラル位置またはリバース位置
またはドライブ位置にある時は第2モーター10を作動
させる。これにより、車両の走行に備えて変速機5の油
圧を確保しながら油圧装置9の駆動電力を低減すること
ができ、ハイブリッド車両の燃料消費率を低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド車両
の変速機に圧油を供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】エンジンおよび/またはモ
ーターを走行駆動源とするハイブリッド車両が知られて
いる。この種のハイブリッド車両では、エンジンを停止
してモーターにより走行することがあるため、変速機の
ライン圧を発生させる油圧装置をエンジンで駆動するこ
とができない。
【0003】そこで、油圧装置のオイルポンプを専用モ
ーターで駆動し、エンジン停止時にはバッテリーから電
力を供給してオイルポンプを運転することが考えられ
る。
【0004】ところが、ハイブリッド車両におけるバッ
テリーの充電は、エンジン駆動発電機による発電電力と
モーターによる制動時の回生電力とにより行われ、オイ
ルポンプモーターへ電力を供給することになると、それ
だけエンジン駆動発電機による発電量が増加し、総合的
にハイブリッド車両の燃料消費率が増加することにな
る。
【0005】変速機のライン圧はエンジン停止中でも次
の走行に備えて十分に確保しておく必要があり、そのた
めにはオイルポンプモーターを常に運転しておかなけれ
ばならないが、そうするとオイルポンプモーターの電力
消費にともなってハイブリッド車両の燃料消費率が増加
するという、相反する問題が生じる。
【0006】本発明の目的は、車両の走行に備えて変速
機の油圧を確保しながら油圧装置の駆動電力を低減する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1および図2に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、クラッチ3の入力軸にエン
ジン2を連結するとともに、クラッチ3の出力軸に第1
モーター4と変速機5の入力軸を連結し、変速機5の出
力軸から駆動輪8に動力を伝える推進機構と、変速機5
の油圧装置9を駆動する第2モーター10と、蓄電器1
5と、蓄電器15と第1および第2モーター4,10と
の間で充放電を行う電力変換器12,13とを備えたハ
イブリッド車両の変速機用油圧装置であって、車両のキ
ースイッチ20と、車速を検出する車速検出器24と、
車両の前進(D)、後退(R)、中立(N)および駐車
(P)を選択するためのセレクトレバーの設定位置を検
出するレバー位置検出器21と、第2モーター10を制
御するコントローラー16とを備え、コントローラー1
6は、キースイッチ20が投入され且つセレクトレバー
がP位置にある場合に、車速検出値が略0の時は第2モ
ーター10を非作動とすることにより、上記目的を達成
する。 (2) 請求項2発明は、コントローラー16によっ
て、車速検出値が所定値以上の時は第2モーター10を
作動させるようにしたものである。 (3) 請求項3の発明は、コントローラー16によっ
て、セレクトレバーがN位置またはR位置またはD位置
にある時は第2モーター10を作動させるようにしたも
のである。 (4) 請求項4の発明は、クラッチ3の入力軸にエン
ジン2を連結するとともに、クラッチ3の出力軸に第1
モーター4と変速機5の入力軸を連結し、変速機5の出
力軸から駆動輪8に動力を伝える推進機構と、変速機5
の油圧装置9を駆動する第2モーター10と、蓄電器1
5と、蓄電器15と第1および第2モーター4,10と
の間で充放電を行う電力変換器12,13とを備えたハ
イブリッド車両の変速機用油圧装置であって、車両のキ
ースイッチ20と、車速を検出する車速検出器24と、
車両の前進(D)、後退(R)、中立(N)および駐車
(P)を選択するためのセレクトレバーの設定位置を検
出するレバー位置検出器21と、第2モーター10を制
御するコントローラー16とを備え、コントローラー1
6は、キースイッチ20が投入され且つセレクトレバー
がP位置またはN位置にある場合に、車速検出値が略0
の時は第2モーター10を非作動とすることにより、上
記目的を達成する。 (5) 請求項5の発明は、コントローラー16によっ
て、車速検出値が所定値以上の時は第2モーター10を
作動させるようにしたものである。 (6) 請求項6の発明は、コントローラー16によっ
て、セレクトレバーがR位置またはD位置にある時は第
2モーター10を作動させるようにしたものである。
【0008】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の構成
図を用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定
されるものではない。
【0009】
【発明の効果】(1) 請求項1〜3の発明によれば、
キースイッチが投入され且つセレクトレバーがP位置に
ある場合に、車速検出値が略0の時は変速機の油圧装置
を駆動する第2モーターを非作動とし、車速検出値が所
定値以上の時、およびセレクトレバーがN位置またはR
位置またはD位置にある時は第2モーターを作動させる
ようにしたので、車両の走行に備えて変速機の油圧を確
保しながら油圧装置の駆動電力を低減することができ、
ハイブリッド車両の燃料消費率を低減することができ
る。 (2) 請求項4〜6の発明によれば、キースイッチが
投入され且つセレクトレバーがP位置またはN位置にあ
る場合に、車速検出値が略0の時は第2モーターを非作
動とし、車速検出値が所定値以上の時、およびセレクト
レバーがR位置またはD位置にある時は第2モーターを
作動させるようにしたので、変速機の油圧を確保しなが
ら油圧装置の駆動電力を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示す
図である。図において、太い実線は機械力の伝達経路を
示し、太い破線は電力線を示す。また、細い実線は制御
線を示し、二重線は油圧系統を示す。この車両のパワー
トレインは、モーター1、エンジン2、クラッチ3、モ
ーター4、無段変速機5、減速装置6、差動装置7およ
び駆動輪8から構成される。モーター1の出力軸、エン
ジン2の出力軸およびクラッチ3の入力軸は互いに連結
されており、また、クラッチ3の出力軸、モーター4の
出力軸および無段変速機5の入力軸は互いに連結されて
いる。
【0011】クラッチ3締結時はエンジン2とモーター
4が車両の推進源となり、クラッチ3解放時はモーター
4のみが車両の推進源となる。エンジン2および/また
はモーター4の駆動力は、無段変速機5、減速装置6お
よび差動装置7を介して駆動輪8へ伝達される。無段変
速機5には油圧装置9から圧油が供給され、ベルトのク
ランプと潤滑がなされる。油圧装置9のオイルポンプ
(不図示)はモーター10により駆動される。
【0012】モータ1,4,10は三相同期電動機また
は三相誘導電動機などの交流機であり、モーター1は主
としてエンジン始動と発電に用いられ、モーター4は主
として車両の推進と制動に用いられる。また、モーター
10は油圧装置9のオイルポンプ駆動用である。なお、
モーター1,4,10には交流機に限らず直流電動機を
用いることもできる。また、クラッチ3締結時に、モー
ター1を車両の推進と制動に用いることもでき、モータ
ー4をエンジン始動や発電に用いることもできる。
【0013】クラッチ3はパウダークラッチであり、伝
達トルクを調節することができる。なお、このクラッチ
3に乾式単板クラッチや湿式多板クラッチを用いること
もできる。無段変速機5はベルト式やトロイダル式など
の無段変速機であり、変速比を無段階に調節することが
できる。
【0014】モーター1,4,10はそれぞれ、インバ
ーター11,12,13により駆動される。なお、モー
ター1,4,10に直流電動機を用いる場合には、イン
バーターの代わりにDC/DCコンバーターを用いる。
インバーター11〜13は共通のDCリンク14を介し
てメインバッテリー15に接続されており、メインバッ
テリー15の直流充電電力を交流電力に変換してモータ
ー1,4,10へ供給するとともに、モーター1,4の
交流発電電力を直流電力に変換してメインバッテリー1
5を充電する。なお、インバーター11〜13は互いに
DCリンク14を介して接続されているので、回生運転
中のモーターにより発電された電力をメインバッテリー
15を介さずに直接、力行運転中のモーターへ供給する
ことができる。メインバッテリー15には、リチウム・
イオン電池、ニッケル・水素電池、鉛電池などの各種電
池や、電機二重層キャパシターいわゆるパワーキャパシ
ターを用いることができる。
【0015】コントローラー16は、マイクロコンピュ
ーターとその周辺部品や各種アクチュエータなどを備
え、エンジン2の回転速度や出力トルク、クラッチ3の
伝達トルク、モーター1,4,10の回転速度や出力ト
ルク、無段変速機5の変速比などを制御する。
【0016】コントローラー16には、図2に示すよう
に、キースイッチ20、セレクトレバースイッチ21、
アクセルセンサー22、ブレーキスイッチ23、車速セ
ンサー24、バッテリー温度センサー25、バッテリー
SOC検出装置26、エンジン回転センサー27、スロ
ットル開度センサー28が接続される。キースイッチ2
0は、車両のキーがON位置またはSTART位置に設定され
ると閉路する(以下、スイッチの閉路をオンまたはON、
開路をオフまたはOFFと呼ぶ)。セレクトレバースイッ
チ21は、パーキングP、ニュートラルN、リバースR
およびドライブDを切り換えるセレクトレバー(不図
示)の設定位置に応じて、P、N、R、Dのいずれかの
スイッチがオンする。
【0017】アクセルセンサー22はアクセルペダルの
踏み込み量(アクセル開度)θを検出し、ブレーキスイ
ッチ23はブレーキペダルの踏み込み状態(この時、ス
イッチ オン)を検出する。車速センサー24は車両の
走行速度Vを検出し、バッテリー温度センサー25はメ
インバッテリー15の温度Tbを検出する。また、バッ
テリーSOC検出装置26はメインバッテリー15の充
電状態(以下、SOC(State Of Charge)と呼ぶ)を
検出する。さらに、エンジン回転センサー27はエンジ
ン2の回転速度Neを検出し、スロットル開度センサー
28はエンジン2のスロットルバルブ開度θthを検出す
る。
【0018】コントローラー16にはまた、エンジン2
の燃料噴射装置30、点火装置31、バルブタイミング
調節装置32などが接続される。コントローラー16
は、燃料噴射装置30を制御してエンジン2への燃料の
供給と停止および燃料噴射量を調節するとともに、点火
装置31を制御してエンジン2の点火を行う。また、コ
ントローラー16はバルブタイミング調節装置32を制
御してエンジン2の吸気バルブの閉時期を調節する。な
お、コントローラー16には低圧の補助バッテリー33
から電源が供給される。
【0019】図3および図4はパワートレインの配置例
を示す図である。クラッチ3の入力側のモーター1とエ
ンジン2の配置は、図3に示すようにモーター1をエン
ジン2の上流に配置してもよいし、図4に示すようにモ
ーター1をエンジン2の下流に配置してもよい。図3に
示す配置例では、エンジン2の出力軸をクラッチ3の入
力軸と直結して1軸で構成するとともに、エンジン2の
出力軸をモーター1の出力軸とベルトや歯車により連結
する。また、図4に示す配置例では、エンジン2の出力
軸をモーター1のローターを貫通してクラッチ3の入力
軸と直結し、クラッチ3の入力側を1軸で構成する。
【0020】一方、クラッチ3の出力側のモーター4と
無段変速機5の配置は、図3に示すようにモーター4を
無段変速機5の上流に配置してもよいし、図4に示すよ
うにモーター4を無段変速機5の下流に配置してもよ
い。図3に示す配置例では、クラッチ3の出力軸をモー
ター4のローターを貫通して無段変速機5の入力軸と直
結し、クラッチ3の出力側を1軸で構成する。また、図
4に示す配置例では、クラッチ3の出力軸を無段変速機
5の入力軸を貫通してモーター4の出力軸と直結し、ク
ラッチ3の出力側を1軸で構成する。いずれの場合でも
モーター4を無段変速機5の入力軸に連結する。
【0021】なお、パワートレインの配置は図3および
図4に示す配置例に限定されず、クラッチ3の入力軸に
エンジン2とモーター1を連結するとともに、クラッチ
3の出力軸にモーター4と無段変速機5の入力軸を連結
し、無段変速機5の出力軸から減速装置6および差動装
置7を介して駆動輪8に動力を伝える推進機構であれ
ば、各機器がどのような配置でもよい。
【0022】図5は、無段変速機にトロイダルCVTを
用いたパワートレインの配置例を示す。無段変速機5に
トロイダルCVTを用いた場合でも、モーター4とトロ
イダルCVT5のどちらをクラッチ3側に配置してもよ
い。しかし、いずれの場合でもモーター4を無段変速機
5の入力軸に連結する。
【0023】表1は車両の操作と状態に対する制御対象
の作動表である。また、図6〜図10は車両の操作と状
態に対するパワートレイン構成機器の作動図である。こ
れらの作動表と作動図を参照して、操作モードごとに一
実施の形態の動作を説明する。
【表1】
【0024】表1において、”−”はどのような状態で
もよいことを示す。操作系の”キー”はキースイッチ2
0の設定状態ONまたはOFFを示す。”レバー”は、セレ
クトレバースイッチ21により検出されたセレクトレバ
ーの位置P、N、R、Dを示す。”アクセル”は、アク
セルセンサー22により検出されたアクセルペダルの解
放と踏み込み状態を示す。”ブレーキ”は、ブレーキス
イッチ23により検出されたブレーキペダルの解放と踏
み込み状態を示す。
【0025】また、状態系の”車速”は車速センサー2
4により検出された車速Vであり、所定車速以下(V≦
V1、V1≒0)の場合に”車速0”とし、所定車速よ
り大きい(V>V1、V1≒0)の場合に”車速0でな
い”とする。
【0026】”バッテリー温度”は、バッテリー温度セ
ンサー25により検出されたメインバッテリー15の温
度Tbであり、所定の温度範囲内(Tb1≦Tb≦Tb2)
にある場合に”適温”とし、所定の温度範囲外(Tb<
Tb1またはTb>Tb2)にある場合に”不適温”とす
る。バッテリーの不適温状態は充電能力と放電能力が低
下した状態であり、不適温状態で充放電を続けるとバッ
テリーの性能と寿命に影響を与えるため、不適温状態で
の充放電を行わないようにする。
【0027】”バッテリーSOC”は、バッテリーSO
C検出装置26により検出されたSOCであり、所定の
範囲内(SOC1≦SOC≦SOC2)にある場合に”
適切”とし、所定値SOC1未満(SOC<SOC1)
の場合に”過少”とし、所定値SOC2より大きい(S
OC>SOC2)場合に”過大”とする。バッテリーの
SOC過少状態は放電能力が低下した状態であり、SO
C過少状態で放電を続けるとバッテリーの性能と寿命に
影響を与えるため、SOC過少状態での放電を行わない
ようにする。また、バッテリーのSOC過大状態は充電
能力が低下した状態であり、SOC過大状態で充電を続
けるとバッテリの性能と寿命に影響を与えるため、SO
C過大状態での充電を行わないようにする。
【0028】”エンジン回転”は、エンジン回転センサ
ー27により検出されたエンジン2の回転速度Neであ
り、所定速度以上(Ne≧Ne1、Ne1≒0)の場合
に”回転”とし、所定速度より低い(Ne<Ne1)場合
に”停止”とする。なお、エンジン2の”回転”状態に
は燃料が供給されて自力で回転している場合の他に、駆
動系に連れ回っている場合が含まれる。
【0029】また、各作動図に示す機器の中で図1に示
す機器と同様な機器に対しては同一の符号を付して説明
を省略する。各作動図において、太い実線で示す機器お
よび線は作動中の機器と機械力、電力、信号および圧油
の伝達経路を示す。
【0030】(1) モード1;キースイッチ20がOF
F位置にある場合には、セレクトレバー、アクセルペダ
ル、ブレーキペダルがどのような状態にあっても、作動
図6に示すように、オイルポンプモーター10を非作動
にする。この場合にはまた、エンジン2への燃料供給を
停止し、モーター1を非発電とし、クラッチ3を解放す
る。さらに、モーター4を非作動とし、無段変速機5の
変速比制御を行わない。なお、作動図1に符号9aで示
す機器は油圧装置9のオイルポンプである。
【0031】(2) モード2;キースイッチ20がON
位置にあり且つセレクトレバーがP位置にある場合に、
車速が略0(V<V1、V1は0近傍の所定値)の時に
は、作動図6に示すように、オイルポンプモーター10
を非作動にする。この場合にはまた、エンジン2への燃
料供給を停止し、モーター1を非発電とし、クラッチ3
を解放する。さらに、モーター4を非作動とし、無段変
速機5の変速比制御を行わない。
【0032】なお、このモード2において、メインバッ
テリー15のSOCが過少な状態になった場合には、作
動図7に示すように、エンジン2へ燃料を供給して作動
させ、モーター1により発電を行ってメインバッテリー
15へ電力を供給し、充電を行う。
【0033】(3) モード3;キースイッチ20がON
位置にあり且つセレクトレバーがP位置にある場合に、
車両が走行している時(V>V1、V1は0近傍の所定
値)は、作動図8に示すように、オイルポンプモーター
10を作動させ、油圧装置9から無段変速機5へ送油す
る。この場合にはまた、エンジン2への燃料供給を停止
し、モーター1を非発電とする。また、クラッチ3を解
放し、モーター4を非作動とする。しかし、車両が走行
しているので無段変速機5の変速比制御を行う。
【0034】なお、このモード3において、メインバッ
テリー15がSOC過少状態になった場合には、作動図
9に示すように、エンジン2へ燃料を供給して作動さ
せ、モーター1により発電を行ってオイルポンプモータ
ー10とメインバッテリー15へ発電電力を供給し、バ
ッテリー15の充電と油圧装置9の駆動を行う。また、
このモード3において、メインバッテリー15が非適温
状態になった場合には、作動図10に示すように、エン
ジン2へ燃料を供給して作動させ、モーター1により発
電を行ってオイルポンプモーター10へ電力を供給し、
油圧装置9の駆動を行う。
【0035】(4) モード4;キースイッチ20がON
位置にあり且つセレクトレバーがN位置にある場合に
は、作動図8に示すように、オイルポンプモーター10
を作動させ、油圧装置9から無段変速機5へ送油する。
この場合にはまた、エンジン2への燃料供給を停止し、
モーター1を非発電とする。また、クラッチ3を解放
し、モーター4を非作動とする。しかし、セレクトレバ
ーがN位置にあっても車両が走行している場合もあるの
で、無段変速機5の変速比制御を行う。
【0036】なお、このモード4において、メインバッ
テリー15がSOC過少状態になった場合には、作動図
9に示すように、エンジン2へ燃料を供給して作動さ
せ、モーター1により発電を行ってオイルポンプモータ
ー10とメインバッテリー15へ発電電力を供給し、バ
ッテリー15の充電と油圧装置9の駆動を行う。また、
このモード4において、メインバッテリー15が非適温
状態になった場合には、作動図10に示すように、エン
ジン2へ燃料を供給して作動させ、モーター1により発
電を行ってオイルポンプモーター10へ電力を供給し、
油圧装置9の駆動を行う。
【0037】(5) モード5;キースイッチ20がON
位置にあり且つセレクトレバーがRまたはD位置にある
場合には、オイルポンプモーター10を作動させ、油圧
装置9から無段変速機5へ送油する。
【0038】このように、キースイッチ20がON位置に
あり且つセレクトレバーがP位置にある時に、車速が略
0で停車中と判断される場合にはオイルポンプモーター
10を非作動とし、走行中と判断される場合にはオイル
ポンプモーター10を作動させるようにしたた。
【0039】通常、セレクトレバーをP位置にした時
は、低速ではパーキングギアが噛み合うので確実に停車
する。したがって、この場合には無段変速機5のギヤや
ベルトに異常な力がかかるようなことはなく、潤滑不足
やベルトのスリップが発生することはない。
【0040】また、通常、高速で走行中にセレクトレバ
ーを操作してもP位置に切り換わらないように切換機構
がロックされているが、車速センサー24の故障によっ
て走行しているにも拘わらず車速信号が出なくなると、
高車速でもP位置に切り換わる可能性がある。この場合
に、さらに乗員が急ブレーキ操作をすると駆動輪がロッ
クすることがある。この時、無段変速機5に油圧が供給
されていないと、無段変速機5の入力側に設置されたモ
ーター4などの慣性によって入力側プーリーが回転し続
け、ベルトがスリップして摩耗する。また、無段変速機
5のギヤに十分な潤滑が行われない。
【0041】しかしながら、車速センサー24の故障と
乗員のセレクトレバー操作によって高速走行中にP位置
に切り換わり、その状態でさらに乗員による急ブレーキ
操作が行われる確率は極めて低い。その上、万一そのよ
うな事故が発生したとしても、乗員に対する危険はな
い。
【0042】そこで、この一実施の形態では、キースイ
ッチ20がON位置にあり且つセレクトレバーがP位置に
ある場合に、車速センサー24からの車速信号が略0の
時(車速センサー24の故障による車速信号0の場合を
含む)は、オイルポンプモーター10を作動せず、その
電力消費を節約する。しかし、セレクトレバーがP位置
にあって、車速センサー24からの車速信号が0でない
場合、すなわち走行中と判断される場合には、オイルポ
ンプモーター10を作動させて油圧装置9から無段変速
機5へ送油し、無段変速機5のベルトスリップやギヤの
潤滑不足を防止する。
【0043】−発明の一実施の形態の変形例− キースイッチ20がON位置にあり且つセレクトレバーが
N位置にあって停車している場合には、無段変速機5の
ギヤやベルトに異常な力がかかるようなことはなく、潤
滑不足やベルトのスリップが発生することはない。
【0044】また、通常、高速で走行中にセレクトレバ
ーを操作してもN位置に切り換わらないように切換機構
がロックされているが、車速センサー24の故障によっ
て走行しているにも拘わらず車速信号が出なくなると、
高車速でもN位置に切り換わる可能性がある。この場合
に、さらに乗員が急ブレーキ操作をすると駆動輪がロッ
クすることがある。この時、無段変速機5に油圧が供給
されていないと、無段変速機5の入力側に設置されたモ
ーター4などの慣性によって入力側プーリーが回転し続
け、ベルトがスリップして摩耗する。また、無段変速機
5のギヤに十分な潤滑が行われない。
【0045】しかしながら、車速センサー24の故障と
乗員のセレクトレバー操作によって高速走行中にN位置
に切り換わり、その状態でされに乗員による急ブレーキ
操作が行われる確率は極めて低い。その上、万一そのよ
うな事故が発生したとしても、乗員に対する危険はな
い。
【0046】そこで、この変形例では、表2に示すよう
に、キースイッチ20がON位置にあり且つセレクトレバ
ーがNまたはP位置にある場合に、車速センサー24か
らの車速信号が略0の時(車速センサー24の故障によ
る車速信号0の場合を含む)は、オイルポンプモーター
10を作動せず、その電力消費を節約する。しかし、セ
レクトレバーがNまたはP位置にあって、車速センサー
24からの車速信号が0でない場合、すなわち走行中と
判断される場合には、オイルポンプモーター10を作動
させて油圧装置9から無段変速機5へ送油し、無段変速
機5のベルトスリップやギヤの潤滑不足を防止する。
【0047】
【表2】
【0048】以上の一実施の形態とその変形例の構成に
おいて、モーター4が第1モーターを、無段変速機5が
変速機を、モーター10が第2モーターを、メインバッ
テリー15が蓄電器を、インバーター12,13が電力
変換器を、車速センサー24が車速検出器を、セレクト
レバースイッチ21がレバー位置検出器をそれぞれ構成
する。
【0049】なお、上述した一実施の形態とその変形例
では変速機として無段変速機を例にあげて説明したが、
変速機は無段変速機に限定されず、例えば有段自動変速
機でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 図1に続く、一実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図3】 一実施の形態のパワートレインの配置例を示
す図である。
【図4】 一実施の形態のパワートレインの他の配置例
を示す図である。
【図5】 一実施の形態のパワートレインの他の配置例
を示す図である。
【図6】〜
【図10】 一実施の形態とその変形例のパワートレイ
ン構成機器の作動図である。
【符号の説明】
1、4、10 モーター 2 エンジン 3 クラッチ 5 無段変速機 6 減速装置 7 差動装置 8 駆動輪 9 油圧装置 11〜13 インバーター 14 DCリンク 15 メインバッテリー 16 コントローラー 20 キースイッチ 21 セレクトレバー 22 アクセルセンサー 23 ブレーキスイッチ 24 車速センサー 25 バッテリー温度センサー 26 バッテリーSOC検出装置 27 エンジン回転センサー 28 スロットル開度センサー 30 燃料噴射装置 31 点火装置 32 バルブタイミング調節装置 33 補助バッテリー
フロントページの続き (72)発明者 松尾 勇也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチの入力軸にエンジンを連結する
    とともに、前記クラッチの出力軸に第1モーターと変速
    機の入力軸を連結し、前記変速機の出力軸から駆動輪に
    動力を伝える推進機構と、 前記変速機の油圧装置を駆動する第2モーターと、 蓄電器と、 前記蓄電器と前記第1および第2モーターとの間で充放
    電を行う電力変換器とを備えたハイブリッド車両の変速
    機用油圧装置であって、 車両のキースイッチと、 車速を検出する車速検出器と、 車両の前進(D)、後退(R)、中立(N)および駐車
    (P)を選択するためのセレクトレバーの設定位置を検
    出するレバー位置検出器と、 前記第2モーターを制御するコントローラーとを備え、 前記コントローラーは、前記キースイッチが投入され且
    つ前記セレクトレバーがP位置にある場合に、前記車速
    検出値が略0の時は前記第2モーターを非作動とするこ
    とを特徴とするハイブリッド車両の変速機用油圧装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッド車両の変
    速機用油圧装置において、 前記コントローラーは、前記車速検出値が所定値以上の
    時は第2モーターを作動させることを特徴とするハイブ
    リッド車両の変速機用油圧装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のハイブ
    リッド車両の変速機用油圧装置において、 前記コントローラーは、前記セレクトレバーがN位置ま
    たはR位置またはD位置にある時は前記第2モーターを
    作動させることを特徴とするハイブリッド車両の変速機
    用油圧装置。
  4. 【請求項4】 クラッチの入力軸にエンジンを連結する
    とともに、前記クラッチの出力軸に第1モーターと変速
    機の入力軸を連結し、前記変速機の出力軸から駆動輪に
    動力を伝える推進機構と、 前記変速機の油圧装置を駆動する第2モーターと、 蓄電器と、 前記蓄電器と前記第1および第2モーターとの間で充放
    電を行う電力変換器とを備えたハイブリッド車両の変速
    機用油圧装置であって、 車両のキースイッチと、 車速を検出する車速検出器と、 車両の前進(D)、後退(R)、中立(N)および駐車
    (P)を選択するためのセレクトレバーの設定位置を検
    出するレバー位置検出器と、 前記第2モーターを制御するコントローラーとを備え、 前記コントローラーは、前記キースイッチが投入され且
    つ前記セレクトレバーがP位置またはN位置にある場合
    に、前記車速検出値が略0の時は前記第2モーターを非
    作動とすることを特徴とするハイブリッド車両の変速機
    用油圧装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のハイブリッド車両の変
    速機用油圧装置において、 前記コントローラーは、前記車速検出値が所定値以上の
    時は第2モーターを作動させることを特徴とするハイブ
    リッド車両の変速機用油圧装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のハイブ
    リッド車両の変速機用油圧装置において、 前記コントローラーは、前記セレクトレバーがR位置ま
    たはD位置にある時は前記第2モーターを作動させるこ
    とを特徴とするハイブリッド車両の変速機用油圧装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496441B2 (en) * 1999-04-23 2009-02-24 Clark Equipment Company Features of main control for a power machine
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CN104870285A (zh) * 2012-12-26 2015-08-26 丰田自动车株式会社 混合动力车辆的控制装置
FR3129343A1 (fr) * 2021-11-19 2023-05-26 Psa Automobiles Sa Procede de gestion d’un defaut de disponibilite d’une information vitesse de vehicule

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