JPH11285180A - 蓄電池ユニットの充電装置および放電装置ならびに自己完結型熱電併給システム - Google Patents
蓄電池ユニットの充電装置および放電装置ならびに自己完結型熱電併給システムInfo
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Abstract
電/放電される充電装置および放電装置ならびに全体の
効率がよくかつ設備容量を低減できる自己完結型熱電併
給システムを提供する。 【解決手段】 充電/放電電力に見合った温度に蓄電池
ユニット4を冷却するとともに、グループ分けされた蓄
電池セル101の温度の高いグループ102−2を検出
し、該グループ102−2をより冷却する冷却手段54
を有する充電装置および放電装置ならびにこの充電装置
と放電装置とを有する蓄電池ユニットと電力負荷に電力
を供給する発電機と、発電機を駆動する熱機関の排熱を
回収する排熱回収手段と、制御手段とを含み、制御手段
は電力負荷の消費電力が発電機の定格出力より小さいと
き発電機からの余剰電力を蓄電池ユニットに蓄え、電力
負荷の電力消費量が前記定格出力を超えると不足電力を
蓄電池ユニットに蓄えられた電力で補給する自己完結型
熱電併給システム。
Description
充電装置または放電装置およびこの充電装置または放電
装置を用いた自己完結型熱電併給システム(一般にはコ
ージェネシステムともいう)に関する。
は、発電に際して発生する排熱を有効に利用するシステ
ムである。熱電併給システムにおいては、発電機を駆動
する熱機関から排出される排ガスの保有する熱エネルギ
が排熱として回収されて有効に利用されるので、エネル
ギの利用効率が高い。
電力負荷の消費電力に応じて発電機を稼動しているた
め、最大の消費電力に対応した大容量発電機を設けてい
る。そして消費電力が少ないときには、発電機は少ない
負荷で運転される。発電機を駆動する熱機関、たとえば
燃料ガスを利用するガスタービンは、特定出力で運転さ
れるとき最も効率がよく、低負荷運転では効率が低下す
る。さらに極端な低負荷では運転はできない。そのため
電力負荷の消費電力が一定量を超えたときは買電を併用
し、また電力負荷の消費電力が極端に低い深夜などは、
発電機を停止し買電に切替えている。
の導入が検討されている。これは、電気事業法の規制緩
和に伴い、一般電気事業者以外のものの電気事業への参
入が認められたことによる。このような電気事業への参
入形態として、たとえば、電気を供給する地域を限定し
た特定地点供給が挙げられる。このような場合には、電
気を供給する供給業者は、事故または定期点検などのバ
ックアップのとき以外は一般電気事業者からの電気供給
を受けることはできない。それゆえに、その特定地域の
電気供給業者は、電気需要に応じて全て供給する義務が
あり、したがってこのようなシステムを提供しようとす
る業者は、故障等の特別な場合を除いて商用電源からの
電力を受けなくて運転される形態の電源供給システム、
すなわち自己完結型のシステムを採用する必要がある。
定の発電能力の機器を備え電力負荷の消費電力が少ない
場合に余剰電力を貯蔵し、電力負荷の消費電力が多い場
合、貯蔵した電力で不足電力を補うことが必要となる。
電力の貯蔵に用いる蓄電池ユニットは、充電容量(単位
重量または容量当りの蓄電量)が大きいことと、蓄電池
ユニットに充電する充電電力または蓄電池ユニットから
電力負荷に供給する放電電力が大きいときは速やかに、
また前記電力が小さいときはそれに見合った早さで充電
/放電することが要求される。
/放電電力の大きさに応じて速やかに充電/放電される
充電装置および放電装置ならびに全体の効率がよく、か
つ設備容量を低減して、コンパクトにすることができる
自己完結型熱電併給システムを提供することである。
セルを直列に接続した蓄電池ユニットと、蓄電池ユニッ
トの温度を検出するユニット温度センサと、蓄電池セル
を複数のグループに分け、各グループ毎の温度を検出す
るグループ温度センサと、蓄電池ユニットを冷却するユ
ニット冷却手段と、前記各グループ毎に蓄電池セルを冷
却するグループ冷却手段と、蓄電池ユニットを充電する
充電電力が可変である充電手段と、充電手段およびユニ
ット温度センサの出力に応答し、ユニット冷却手段によ
って蓄電池ユニットを冷却するとともに、各グループ温
度センサの出力に応答し、前記出力が定める値以上のグ
ループを検出し、グループ冷却手段によって該グループ
を冷却する制御手段とを含むことを特徴とする蓄電池ユ
ニットの充電装置である。
ット温度センサとユニット冷却手段と充電手段とが設け
られ、充電電力が大きいことが充電手段の出力として検
出されると、蓄電池ユニットの温度がこれに見合った温
度になるようにユニット冷却手段が作動して蓄電池ユニ
ットが冷却される。またグループ分けされた蓄電池セル
の各グループの温度が個別に検出され、温度の高いグル
ープの蓄電池セルは個別にグループ冷却手段によって冷
却される。これによって発電機などで発生した余剰電力
によって速やかに充電される。
接続した蓄電池ユニットと、蓄電池ユニットの温度を検
出するユニット温度センサと、蓄電池セルを複数のグル
ープに分け、各グループ毎の温度を検出するグループ温
度センサと、蓄電池ユニットを冷却するユニット冷却手
段と、前記各グループ毎に蓄電池セルを冷却するグルー
プ冷却手段と、蓄電池ユニットと負荷との間に介在さ
れ、蓄電池ユニットの放電電力が可変である放電手段
と、放電手段およびユニット温度センサの出力に応答
し、ユニット冷却手段によって蓄電池ユニットを冷却す
るとともに、各グループ温度センサの出力に応答し、前
記出力が定める値以上のグループを検出し、グループ冷
却手段によって該グループを冷却する制御手段とを含む
ことを特徴とする蓄電池ユニットの放電装置である。
ット温度センサとユニット冷却手段と放電手段とが設け
られ、放電電力が大きいことが放電手段の出力として検
出されると、蓄電池ユニットの温度がこれに見合った温
度になるようにユニット冷却手段が作動して蓄電池ユニ
ットが冷却される。またグループ分けされた蓄電池セル
の各グループの温度が個別に検出され、温度の高いグル
ープの蓄電池セルは個別にグループ冷却手段によって冷
却される。これによって電力負荷に供給される電力が速
やかに放電される。
発電機と、発電機を駆動する熱機関と、熱機関で発生す
る排熱を回収する排熱回収手段とを有する自己完結型熱
電併給装置において、前記充電装置と前記放電装置とを
備え、電力負荷の消費電力が発電機の特定出力未満のと
き、発電機からの余剰電力を蓄電池ユニットに蓄え、電
力負荷の消費電力が発電機の特定出力を超えるとき、不
足電力を蓄電池ユニットから供給するもう1つの制御手
段とを含むことを特徴とする自己完結型熱電併給装置で
ある。
力未満であって最も効率のよい定格出力を云うが、これ
に限るものではない。また特定出力は時間とともに変化
しない一定値に設定する場合が多いが、これに限らず特
定出力が時間とともに変化するように設定することもで
きる。
には前記充電装置と放電装置とを有する蓄電池ユニット
が設けられる。このため発電機は、常に特定出力で運転
され、余剰電力が生じたときは、その余剰電力に見合っ
た温度に蓄電池ユニットの温度が調整され、かつ温度の
高いグループの蓄電池セルが、グループ冷却手段によっ
て冷却されて蓄電池ユニットに蓄えられ、電力が不足し
たときはその不足電力に見合った温度で蓄電池ユニット
に蓄えられた電力が電力負荷に補給される。このため蓄
電池ユニットおよび各蓄電池セルが最適の温度で充電/
放電される。これによって最大消費電力を賄う大容量の
発電機およびこれを駆動する大容量の熱機関を必要とせ
ず、設備容量を低減できる。また常に特定出力で発電機
が運転されるので、熱機関および発電機の効率を高くす
ることができ、排熱回収手段を含めて高効率でエネルギ
が変換される。また本システムを用いれば電力負荷が極
端に少ない深夜などは、発電機を停止して、蓄電池ユニ
ットのみの電力供給も可能である。
流発電機のいずれであってもよい。交流発電機を用いた
場合は、蓄電池に電力を備えるためにコンバータで交流
を直流に変換する必要がある。電力負荷は、市販の電気
機器を用いるならば、蓄電池からの直流をインバータで
交流に変換する必要がある。直流発電機を用いれば、コ
ンバータは不要となり、また直流の電力負荷を用いるな
らばインバータも不要となる。
ものではないが、燃料が安定して供給される都市ガスを
用いたガスタービンが構成が簡単で取扱いやすく好まし
い。
燃料電池と、燃料電池で発生する排熱を回収する排熱回
収手段とを有する自己完結型熱電併給装置において、前
記充電装置と前記放電装置とを備え、電力負荷の消費電
力が燃料電池の特定出力未満のとき、燃料電池からの余
剰電力を蓄電池ユニットに蓄え、電力負荷の消費電力が
燃料電池の特定出力を超えるとき、不足電力を蓄電池ユ
ニットから供給するもう1つの制御手段とを含むことを
特徴とする自己完結型熱電併給装置である。
力は燃料電池によって発電される。燃料電池も特定出力
で運転される。余剰電力が充電手段によって検出され、
それに見合った温度に蓄電池ユニットの温度がユニット
冷却手段によって、かつ温度の高いグループの蓄電池セ
ルがグループ冷却手段によって冷却されて蓄電池に蓄え
られ、不足電力が放電手段によって検出され、それに見
合った温度に蓄電池ユニットおよび各蓄電池セルの温度
が冷却手段によって冷却されて電力負荷に供給される。
燃料電池による発電は、ガスタービンなどの熱機関で発
電機を駆動する発電に比し、可動部分が少なく騒音の発
生が少ない。またエネルギの変換効率も高い。なお燃料
電池で発生する電力は直流電力であるので、コンバータ
は不要である。直流の電力負荷に対しては、インバータ
も不要である。
ある自己完結型の熱電併給システム1のブロック図であ
る。本システム1は、電力負荷10にライン82を介し
て電力を供給する交流発電機2と、交流発電機2を駆動
するガスタービン3と、蓄電池ユニット4と排熱回収手
段22とを含む。交流発電機2で発電された電力は、商
用電力と実質上同一の電圧、周波数でよく、たとえば1
00V,60Hzである。燃料ガスは、燃料ガス供給源
5から管路84を介して供給され、流量制御装置6でそ
の流量が制御され、燃焼器7で燃焼される。高温の燃焼
ガスはタービン8を駆動する。タービン8には、交流発
電機2と圧縮機9とが直結され、圧縮機9では空気が加
圧され、燃焼器7に送られ燃焼用空気となる。交流発電
機2は、回転数を一定にすることによって一定の周波数
の交流を発電する。このためガスタービン3は、回転数
を一定にし、出力トルクに応じて燃料ガスの流量が流量
制御装置6で制御される。タービン8の排ガスは、管路
86を介して排熱回収手段22で排熱が回収される。
数の矩形板状の蓄電池セル101−1,101−2,1
01−3,101−4…(総称するときは101)を両
端の電圧が約100Vになるように直列に接続し、各セ
ル101が、鉛直方向に向くように直方体状の電池ケー
ス45に収納したものである。
内の位置、たとえば周辺部、中央部によって複数のグル
ープ(図2では5つのグループ)102−1,102−
2,…,102−5(総称するときは102)にグルー
プ分けされ、電池ケース45の天板50にはグループ毎
にダンパ104−1,104−2,…,104−5(総
称するときは104)が設けられる。さらに電池ケース
45には、グループ102毎に温度計52−1,52−
2,…,52−5(総称するときは52)が設けられ、
各グループ102の温度が計測される。また中央部の温
度計52−3は電池ユニット4全体の温度としても計測
される。電池ケース45の下部には、送風機56、熱交
換器58を含む冷却手段54が設けられる。一般に送風
機56からの冷風は、中央部に多く周辺部では少なくな
るので、たとえばダンパ104−1,104−5は全
開、ダンパ104−2,104−4は2/3開、ダンパ
104−3は1/3開に調整された状態で各電池セルは
均等に冷却される。この状態は温度計52でチェックさ
れ、各ダンパ104の開度が微調整される。
コンバータ12およびインバータ14が配設されてい
る。コンバータ12は、交流電力を直流電力に変換する
ものであり、電力負荷10に供給される交流電力の一部
を蓄電池ユニット4に蓄えるときに作動される。また、
インバータ14は、直流電力を交流電力に変換するもの
であり、蓄電池ユニット4に蓄えた電力を電力負荷10
に供給するときに作動される。
投入装置16によって投入される第1の開閉スイッチ1
8が設けられる。またインバータ14と電力負荷10と
の間には、同期投入装置16によって投入される第2の
開閉スイッチ20が配設されている。同期投入装置16
は、交流発電機2から電力負荷10に電力を供給してい
るときにさらにインバータ14からの交流電力を負荷1
0に供給するとき、あるいはインバータ14から電力負
荷10に電力を供給しているときにさらに交流発電機2
からの交流電力を負荷10に供給するときに作動され
る。この同期投入装置16は、交流発電機2からの交流
電力とインバータ14からの交流電力の電圧、周波数お
よび位相を検出してそれらがほぼ一致したときに第1の
開閉スイッチ18(インバータ14からの電力に加えて
交流発電機2からの電力を供給するとき)または第2の
開閉スイッチ20(交流発電機2からの電力に加えてイ
ンバータ14からの電力を供給するとき)を閉(ON)
にする。
る。電力負荷10の消費電力Lが電力計44によって検
出され、制御手段42に送給される。また各グループ1
02の温度が各グループ温度計52によって計測され、
制御手段42に送給される。制御手段42は、この電力
計44および温度計52からの信号に応じて、交流発電
機2、流量制御装置6、コンバータ12、インバータ1
4、同期投入装置16、冷却手段54,ダンパ104お
よび開閉スイッチ18,20,24を作動制御する。す
なわち、制御手段42は、交流発電機2に関連して、こ
れを作動させるときには作動信号を生成し、また流量制
御装置6に関連し、交流発電機2の出力を大きくすると
きには増加信号を、交流発電機2の出力を小さくすると
きには減少信号をそれぞれ生成する。また、この制御手
段42は、コンバータ12に関連して、発電機2からの
交流電力を蓄電池ユニット4に蓄えるときには貯蔵信号
を生成し、蓄電池ユニット4とコンバータ12との間に
ある接点25が可動片23によって蓄電池ユニット4に
接続され、インバータ14に関連して、蓄電池ユニット
4に蓄えられた電力を電力負荷10に送給するときには
送給信号を生成し、蓄電池ユニット4とインバータとの
間にある接点21が可動片23によって蓄電池ユニット
4に接続され、発電機2からの電力に加えて蓄電池ユニ
ット4からの電力を電力負荷10に供給するとき、また
は蓄電池ユニット4からの電力に加えて発電機2からの
電力を負荷10に供給するときには、制御手段42は投
入信号を生成し、同期投入装置16に送給する。
信号に応じて、交流発電機2の特定出力と電力負荷2の
消費電力Lとの差を演算し、これを充電電力または放電
電力とし、この電力に見合った電池ケース45の温度を
演算し、この演算した温度に電池ケース45内の温度が
なるように、冷却信号を生成し、冷却手段54に送給す
る。また各グループ温度計52の出力に応じて、各グル
ープ102の温度が均一になるようにダンパ104を微
調整する。
システムとして用いられるが、システムの点検、故障等
の通常運転が不可能な場合には、図示していないが、一
般の商用電源に電気的に接続され、商用電源からの電力
が電力負荷10に供給されることも考えられる。
て、制御手段42による本発明の自己完結型熱電併給シ
ステム1の制御について説明する。本実施の形態では、
交流発電機2は通常は特定出力で運転され、電力負荷1
0の消費電力が交流発電機2の特定出力より小さいと
き、交流発電機2からの余剰電力が蓄電池ユニット4に
蓄えられ、電力負荷10の消費電力が特定出力を超える
と蓄電池ユニット4からの電力が負荷10に供給され
る。したがって、通常、第1の開閉スイッチ18は閉状
態に維持される。
の電力消費Lが交流発電機2の特定出力Wと等しい場合
には、交流発電機2にて発生する電力と電力負荷10の
電力消費とが等しいので、発電機2からの電力は全て電
力負荷10に供給され、電力負荷10にて消費される。
それゆえに、制御手段42は貯蔵信号および送給信号を
生成することなく、ステップa3で第1の開閉スイッチ
18が閉状態となり、第2、第3の開閉スイッチ20,
24が開状態となり、コンバータ12およびインバータ
14は非作動状態にある。
5でL<WかL>Wかが判断され、L<Wのときステッ
プa6でL≦W0かL>W0かが判断される。L<Wは
夜間の電力小使用期間であり、L≦W0は深夜の電力極
小使用期間に相当する。W>L>W0のとき、ステップ
a7に進み、第3の開閉スイッチ24を閉じ、ステップ
a8に進み、制御手段42は貯蔵信号を生成してコンバ
ータ12に送給する。かくすると、コンバータ12が作
動し、発電機2からの電力のうち余剰の交流電力が直流
電力に変換され、変換された電力が蓄電池ユニット4に
充電される。ステップa9で蓄電池ユニット4が充電完
了か否かが電池ケース45の温度などで判断され、充電
が完了すると、蓄電池ユニット4から充満電信号が制御
手段42に送給され、この充満電信号に基づいて制御手
段42は貯蔵信号の生成を終了し、これによって蓄電池
ユニット4への充電が停止する。蓄電池ユニット4への
充電が完了した後は、ステップa10に進み、第2の開
閉スイッチ24が開き、ステップa11に進み、電力負
荷10の増減に応じて(この増減は発電機2の特定出力
より小さい範囲内における増減である)制御手段42は
増加信号、減少信号を生成する。増加信号(または減少
信号)が生成されると、流量制御装置6によるガスの送
給量が増加(または減少)し、交流発電機2の発電量が
増大(または減少)し、交流発電機2は負荷10の電力
消費量に対応した電力発生する。
わち電力負荷10の消費電力が交流発電機2の特定出力
より大きくなる(たとえば昼間の電力大使用期間にな
る)と、ステップa12に進み、制御手段42は、送給
信号を生成してインバータ14に送給する。かくする
と、インバータ14が作動され、蓄電池ユニット4から
の直流電力が交流電力に変換され、ステップa13に進
み、制御手段42は、投入信号を生成し、この投入信号
を同期投入装置16に送給する。かくすると、同期投入
装置16が作動し、交流発電機2からの交流電力とイン
バータ14からの交流電力の電圧、周波数および位相を
検出してこれらが一致すると第2の開閉スイッチ20を
閉にする(この第2の開閉スイッチ20は、インバータ
14からの電力の供給が停止すると開(OFF)にな
る)。第2の開閉スイッチ20が閉になると、交流発電
機2からの電気回路とインバータ14からの電気回路と
が電気的に接続され、交流発電機2からの交流電力に加
えてインバータ14からの交流電力が電力負荷10に送
給され、発電機2の不足電力が蓄電池ユニット4からの
電力によって補充される。かくして、発電機2と蓄電池
ユニット4を組合わせて発電機2の能力不足分を蓄電池
ユニット4によって補充するようにしているので、発電
機2自体の能力、すなわち発電機およびそれに関連する
設備を小さくすることができ、システム全体のコストダ
ウンを図ることができる。
のとおりにするのが好ましい。すなわち、ステップa6
でL≦W0と判断されたとき(たとえば深夜の電力極小
使用期間になる)には、交流発電機2を停止して蓄電池
ユニット4から電力を供給する。ステップa15では、
交流発電機2からの交流電力が第1および第3の開閉ス
イッチ18,24が閉じて、電力負荷10とコンバータ
12を介して蓄電池ユニット4に供給されていることが
確認される。ステップa16では制御手段42は、貯蔵
信号の生成を停止し、送給信号を生成してインバータ1
4に送給する。これによってインバータ14が作動さ
れ、蓄電池ユニット4からの直流電力が交流電力に変換
される。ステップa17に進み、制御手段42は投入信
号を生成し、この投入信号を同期投入装置16に送給す
る。かくすると同期投入装置16が作動し、これによっ
て同期投入装置16は、交流発電機2からの交流電力と
インバータ14からの交流電力の電圧、周波数および位
相がほぼ一致したとき、第2開閉スイッチが閉じ、ステ
ップa18で第1および第3開閉スイッチ18,24が
開く。これで瞬間停電を生じることなく、電力負荷10
に供給される電力が交流発電機2の電力から蓄電池ユニ
ット4からインバータ14を介した電力に切換わる。次
にステップa19で制御手段42は、作動信号の生成を
停止する。作動信号が生成されなくなると、交流発電機
2の作動が停止し、燃料ガスの供給が流量制御装置6で
停止される。この状態はステップa20でL≦W0の間
継続される。
増大して、ステップa20でL≦W0が否定されると、
ステップa21に進み、制御手段42は作動信号を生成
し、これによって流量制御装置6はガス供給源5から燃
料ガスを交流発電機2の駆動のために燃焼器7に供給
し、交流発電機2が作動して交流電力を生成する。次に
ステップa22に進み投入信号が生成される。これによ
って同期投入装置16は、交流発電機2からの交流電力
とインバータ14からの交流電力の電圧、周波数および
位相がほぼ一致したとき第1の開閉スイッチ18を閉に
し、交流発電機2にて発生した交流電力が負荷10に送
給される。次にステップa23に進み送給信号を停止す
る。これによってインバータ14が非作動状態となり、
これに伴って第2の開閉スイッチ20が開(OFF)に
なり、蓄電池ユニット4からの電力の供給が終了する。
次にステップa24に進み制御手段22で貯蔵信号が生
成され、コンバータ12が作動され、発電機2からの交
流電力の一部が蓄電池ユニット4に蓄えられる。したが
って電力負荷10の消費電力が極小から小に増大する
と、蓄電池ユニット4に代えて交流発電機2により電力
が供給される。
出力は、一般に最も効率のよい運転が可能となる定格出
力である。これは交流発電機2の最大出力の70〜80
%のことが多い。したがって電力負荷10の消費電力と
交流発電機2の特定出力とが等しい場合として、定格出
力と最大出力との間の消費電力としてもよい。この場合
は、電力負荷の増減に応じて(この増減は発電機2の特
定出力と最大出力との間における増減である)制御手段
42は増加信号または減少信号を生成し、流量制御装置
6による燃料ガスの送給量が増加または減少し、交流発
電機2は負荷10の電力消費量に対応した電力を発生す
る。
同じ)と蓄電池の温度との関係を示すグラフである。充
電電力が大きくなると充電抵抗が増えるため蓄電池の温
度が上昇し、充電速さが低下する。充電抵抗(蓄電池の
内部抵抗)は、図6に示すように温度を低くすると小さ
くなる。したがって充電電力に見合った温度に蓄電池を
冷却することによって、充電を効率よく行うことができ
る。蓄電池の冷却は、蓄電池ユニット4全体の冷却と、
各グループ102間の温度が均一になるように行われ
る。制御手段42によって蓄電池ユニット4全体の温
度、すなわち電池ケース45中央部の温度を充電電力に
見合った温度に冷却するとともに、グループ102間の
温度が均一になるように各ダンパ104の開度を微調整
することによって行われる。冷却手段54は、たとえば
電池ケース45に空気を送る送風機56と、送風機56
からの空気をさらに冷媒、たとえば冷水で冷却する熱交
換器58とを含む。
て、制御手段42による冷却手段54の制御について説
明する。ステップb2でまず電力負荷10の消費電力L
と交流発電機2の特定出力Wとが比較され、L>Wのと
きはL−Wが演算されてこれが放電電力とされ、W>L
>W0のときは、W−Lが演算されてこれが充電電力と
され、W0>LのときはLが放電電力とされ、これらの
充電電力または放電電力に見合った蓄電池4の温度Tが
決定される。なお、W=Lのときは充電/放電は行われ
ないので、冷却信号は生成しない。ステップb3では、
この温度Tが温度計52−3の温度tと比較され、T≦
tになると、ステップb4で冷却信号を生成し、送風機
56が運転され、蓄電池ユニット4が冷却される。ステ
ップb5で、T+ΔT≧tが否定される、たとえば夏期
などで気温が高く、送風機56から送られる空気では、
蓄電池4が規定温度Tまで冷却されず、さらに電池ケー
ス45内の温度が上昇してT+ΔTになると、ステップ
b6に進み熱交換器58に冷水が流され、送風機56か
らの空気が冷やされ、冷やされた空気によって蓄電池ユ
ニット4が冷却される。ΔTはたとえば2℃に設定され
る。
制御手段42による各ダンパ104の制御について説明
する。ステップc1でダンパ104−1,104−5が
全開、ダンパ104−2,104−4が2/3開、ダン
パ104−3が1/3開の状態でスタートし、ステップ
c2で冷却手段54が運転されるか否かが判断される。
冷却手段54が運転されると、ステップc3に進み、温
度計52のうち最高温度THと最低温度TLとが検出さ
れ、ステップc4でTH−TLが予め定める温度差T
1、たとえば5degより大きいか否かが判断され、こ
れが否定される、すなわちTH−TL≦T1ならばステ
ップc5で一連の制御は終了する。TH−TL>T1が
肯定されれば、ステップc6に進み、THを検出する温
度計52の属するグループ102、たとえばグループ1
02−2の直上にあるダンパ104−2が開方向に、ま
たTLを検出する温度計52の属するグループ102、
たとえばグループ102−4の直上にあるダンパ104
−4が開方向に僅かに動くダンパ微調整が行われ、ステ
ップc4に戻る。
ガスを管路86を介して受入れ、その排熱を回収するも
のであり、吸収式冷凍機19、温水ボイラ26、給湯器
28などから成る。タービン8の排ガスは、冷房を必要
とするときは、バルブV1から吸収式冷凍機19の再生
器に供給され、冷水を発生する。暖房を必要とするとき
は、バルブV2から温水ボイラ26に供給され温水を発
生する。これらで発生した冷温水は、バルブV3〜V6
を切換えることによって管路88を介して空調装置30
に送られ、空調装置30からの冷温水は管路90を介し
て吸収式冷凍機19または温水ボイラ26に戻される。
なお、吸収式冷凍機19で発生した冷水の一部は、熱交
換器58に送水される。冷温水が排熱回収手段22から
供給されるので、空調装置30の電力負荷は、吸収式冷
凍機24の運転に必要なものおよび冷温水の送水ポン
プ、換気ファンなど僅かである。吸収式冷凍機19また
は温水ボイラ26から排ガスは給湯器28に導かれ、さ
らに排熱を回収されて大気中へ放出される。冷暖房を必
要としないときは、タービン8からの排ガスは直接バル
ブV7から給湯器28に導かれる。給湯器28で得られ
た温水は、風呂などの給湯負荷32に供給される。
電併給システムとして先の実施の形態の交流発電機を直
流発電機に替えたものがある。本実施の形態では、直流
発電機で直流電力が得られるので、コンバータ12は不
要である。また直流発電機で得られた直流電力と蓄電池
4から得られた直流電力は、併せてインバータ14で交
流電力に変換されるので同期投入装置16も不要であ
る。
完結型熱電併給システム61のブロック図である。本実
施の形態では先の実施の形態の交流発電機2およびガス
タービン3の代わりに燃料電池62が用いられている。
燃料ガスは改質装置63で触媒によって水素に改質さ
れ、燃料電池62ではこの水素と空気中の酸素とが反応
して水ができ、この際に直流電力が発生する。この直流
電力は、直接蓄電池ユニット4に蓄えられ、また単独で
または蓄電池ユニット4からの直流電力と併せてインバ
ータ14で交流に変換されて電力負荷に供給されるので
同期投入装置16も不要である。先の実施例の第1〜第
3開閉スイッチ18,20,24は、開閉スイッチ18
a,20a,24aの位置に配置され、緊急遮断用スイ
ッチ54が設けられる。その他の構成は先の実施の形態
と類似しており、同一の機器には同一の符号を付す。
施の形態の自己完結型熱電併給システム1,61に用い
ることによって、交流発電機または燃料電池は効率のよ
い特定出力で運転され、電力に余剰があるときは余剰電
力が蓄電池ユニット4に蓄えられ、電力が不足するとき
は不足電力が蓄電池ユニット4から補給され、さらに電
力負荷の極端に少ないときは、蓄電池ユニット4に蓄え
られた電力だけが供給される。
明による充電装置または放電装置を有する蓄電池ユニッ
トは、充電電力/放電電力に見合った温度に冷却され、
かつ均一に冷却されて充電/放電されるので速やかに充
電/放電される。
れば自己完結型熱電併給システムに用いる蓄電池ユニッ
トが前記充電装置と放電装置とを有するので、発電機ま
たは燃料電池は特定出力で運転され、電力の使用が少な
く、電力に余剰があるときには、余剰電力に見合った温
度に蓄電池ユニットが冷却され、特に温度の高い蓄電池
セルのグループは余分に冷却されて蓄電池に蓄えられ、
電力の使用量が多く不足しているときには、不足電力に
見合った温度に蓄電池ユニットが冷却され、特に温度の
高い蓄電池セルのグループは余分に冷却されて蓄電池か
ら負荷に供給されるため、充電/放電が速やかに行わ
れ、最大消費電力を賄う大型の発電機または燃料電池を
必要とせず、設備容量を低減し、全体の熱電併給システ
ムをコンパクト化するとともに発電機または燃料電池を
最も効率のよい状態で運転できる。また発電機を駆動す
る熱機関または燃料電池の排熱も有効に利用できる。
ステム1のブロック図である。
ある。
ム1の制御のフローチャートである。
グラフである。
である。
ーチャートである。
ーチャートである。
システム61のブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の蓄電池セルを直列に接続した蓄電
池ユニットと、 蓄電池ユニットの温度を検出するユニット温度センサ
と、 蓄電池セルを複数のグループに分け、各グループ毎の温
度を検出するグループ温度センサと、 蓄電池ユニットを冷却するユニット冷却手段と、 前記各グループ毎に蓄電池セルを冷却するグループ冷却
手段と、 蓄電池ユニットを充電する充電電力が可変である充電手
段と、 充電手段およびユニット温度センサの出力に応答し、ユ
ニット冷却手段によって蓄電池ユニットを冷却するとと
もに、各グループ温度センサの出力に応答し、前記出力
が定める値以上のグループを検出し、グループ冷却手段
によって該グループを冷却する制御手段とを含むことを
特徴とする蓄電池ユニットの充電装置。 - 【請求項2】 複数の蓄電池セルを直列に接続した蓄電
池ユニットと、 蓄電池ユニットの温度を検出するユニット温度センサ
と、 蓄電池セルを複数のグループに分け、各グループ毎の温
度を検出するグループ温度センサと、 蓄電池ユニットを冷却するユニット冷却手段と、 前記各グループ毎に蓄電池セルを冷却するグループ冷却
手段と、 蓄電池ユニットと負荷との間に介在され、蓄電池ユニッ
トの放電電力が可変である放電手段と、 放電手段およびユニット温度センサの出力に応答し、ユ
ニット冷却手段によって蓄電池ユニットを冷却するとと
もに、各グループ温度センサの出力に応答し、前記出力
が定める値以上のグループを検出し、グループ冷却手段
によって該グループを冷却する制御手段とを含むことを
特徴とする蓄電池ユニットの放電装置。 - 【請求項3】 電力負荷に電力を供給する発電機と、発
電機を駆動する熱機関と、熱機関で発生する排熱を回収
する排熱回収手段とを有する自己完結型熱電併給装置に
おいて、 請求項1の充電装置と請求項2の放電装置とを備え、 電力負荷の消費電力が発電機の特定出力未満のとき、発
電機からの余剰電力を蓄電池ユニットに蓄え、電力負荷
の消費電力が発電機の特定出力を超えるとき、不足電力
を蓄電池ユニットから供給するもう1つの制御手段とを
含むことを特徴とする自己完結型熱電併給装置。 - 【請求項4】 電力負荷に電力を供給する燃料電池と、
燃料電池で発生する排熱を回収する排熱回収手段とを有
する自己完結型熱電併給装置において、 請求項1の充電装置と請求項2の放電装置とを備え、 電力負荷の消費電力が燃料電池の特定出力未満のとき、
燃料電池からの余剰電力を蓄電池ユニットに蓄え、電力
負荷の消費電力が燃料電池の特定出力を超えるとき、不
足電力を蓄電池ユニットから供給するもう1つの制御手
段とを含むことを特徴とする自己完結型熱電併給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152898A JP3821574B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 自己完結型熱電併給システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152898A JP3821574B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 自己完結型熱電併給システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285180A true JPH11285180A (ja) | 1999-10-15 |
| JP3821574B2 JP3821574B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=13748832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8152898A Expired - Fee Related JP3821574B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 自己完結型熱電併給システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3821574B2 (ja) |
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| EP1130736A3 (en) * | 2000-01-24 | 2004-12-29 | Makita Corporation | Battery charging device |
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1998
- 1998-03-27 JP JP8152898A patent/JP3821574B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
| JP3821574B2 (ja) | 2006-09-13 |
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