JPH11285268A - 電力変換装置および電力開閉装置 - Google Patents
電力変換装置および電力開閉装置Info
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- JPH11285268A JPH11285268A JP10367201A JP36720198A JPH11285268A JP H11285268 A JPH11285268 A JP H11285268A JP 10367201 A JP10367201 A JP 10367201A JP 36720198 A JP36720198 A JP 36720198A JP H11285268 A JPH11285268 A JP H11285268A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低損失化、小型化および高速化を同時に満足で
きる単相並列インバータ回路を実現すること。 【解決手段】1次側コイル2に流す交流電流の生成手段
として2つの電界放出型冷陰極素子7で構成された電界
放出型冷陰極素子部1を用いる。これらの電界放出型冷
陰極素子7の一方のアノード電極10は1次側コイル2
の一端に接続し、他方のアノード電極10は1次側コイ
ル2の他端に接続する。そして、2つの電界放出型冷陰
極素子7のゲート電極9を交流ゲート電圧源6に接続す
る。
きる単相並列インバータ回路を実現すること。 【解決手段】1次側コイル2に流す交流電流の生成手段
として2つの電界放出型冷陰極素子7で構成された電界
放出型冷陰極素子部1を用いる。これらの電界放出型冷
陰極素子7の一方のアノード電極10は1次側コイル2
の一端に接続し、他方のアノード電極10は1次側コイ
ル2の他端に接続する。そして、2つの電界放出型冷陰
極素子7のゲート電極9を交流ゲート電圧源6に接続す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電流を交流電
流に変換するための電力変換装置および複数の電力伝送
路のうちの1つに電力を選択的に送電するための電力開
閉装置に関する。
流に変換するための電力変換装置および複数の電力伝送
路のうちの1つに電力を選択的に送電するための電力開
閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電力用半導体素子の1つであ
るサイリスタにより構成された電力変換装置(直流・交
流変換装置)が広く用いられている。このような電力変
換装置では、サイリスタが有する2つの状態、つまり導
通状態および非導通状態の2つの状態間の遷移を利用し
ている。
るサイリスタにより構成された電力変換装置(直流・交
流変換装置)が広く用いられている。このような電力変
換装置では、サイリスタが有する2つの状態、つまり導
通状態および非導通状態の2つの状態間の遷移を利用し
ている。
【0003】しかしながら、この種の電力変換装置には
以下のような問題があった。
以下のような問題があった。
【0004】まず第1に、サイリスタが導通状態のとき
には、半導体中に電流が流れるためにジュール熱による
スイッチング損失が必ず発生する。したがって、発熱に
よるスイッチング損失を小さくすることが困難であると
いう問題があった。
には、半導体中に電流が流れるためにジュール熱による
スイッチング損失が必ず発生する。したがって、発熱に
よるスイッチング損失を小さくすることが困難であると
いう問題があった。
【0005】第2に、サイリスタが非導通状態のときに
は、半導体自身に高い電圧が印加されるために素子には
高い電圧が印加される。耐圧を確保するためには素子を
形成する半導体基板を厚くする必要がある。したがっ
て、装置の小型化が困難であるという問題があった。ま
た、この場合、順方向電圧降下が大きくなって損失が増
し、放熱性の改善も困難であるという問題があった。
は、半導体自身に高い電圧が印加されるために素子には
高い電圧が印加される。耐圧を確保するためには素子を
形成する半導体基板を厚くする必要がある。したがっ
て、装置の小型化が困難であるという問題があった。ま
た、この場合、順方向電圧降下が大きくなって損失が増
し、放熱性の改善も困難であるという問題があった。
【0006】第3に、サイリスタは通電能力を高めるた
めに高注入状態で利用するため、ターンオンの際のキャ
リアの蓄積時間、ターンオフの際のキャリアの排出時間
は長くなる。したがって、スイッチング速度の高速化が
困難であるという問題があった。
めに高注入状態で利用するため、ターンオンの際のキャ
リアの蓄積時間、ターンオフの際のキャリアの排出時間
は長くなる。したがって、スイッチング速度の高速化が
困難であるという問題があった。
【0007】ところで、サイリスタを用いて構成された
他の電力装置としては電力開閉装置が知られている。
他の電力装置としては電力開閉装置が知られている。
【0008】電力開閉装置は、主電力伝送路に挿設され
た第1の電力遮断器と予備電力伝送路に挿設された第2
の電力遮断器を有し、通常は第1の電力遮断器が閉じ、
第2の電力遮断器が開いている。すなわち、発電所が主
電力伝送路を介して変電所に繋がるように第1,第2の
電力遮断器の開閉状態は設定されている。
た第1の電力遮断器と予備電力伝送路に挿設された第2
の電力遮断器を有し、通常は第1の電力遮断器が閉じ、
第2の電力遮断器が開いている。すなわち、発電所が主
電力伝送路を介して変電所に繋がるように第1,第2の
電力遮断器の開閉状態は設定されている。
【0009】一方、主電力伝送路に問題が起きた場合に
は、第1の電力遮断器が開き、第2の電力遮断器が閉じ
る。すなわち、発電所が予備電力伝送路を介して変電所
に繋がるように第1,第2の電力遮断器の開閉状態は設
定される。
は、第1の電力遮断器が開き、第2の電力遮断器が閉じ
る。すなわち、発電所が予備電力伝送路を介して変電所
に繋がるように第1,第2の電力遮断器の開閉状態は設
定される。
【0010】しかしながら、この種の電力変換装置には
以下のような問題があった。
以下のような問題があった。
【0011】すなわち、電力変換装置はサイリスタで構
成されているため、高い耐圧(50〜100kV以上)
を実現するのが困難であるという問題があった。このよ
うな問題は、サイリスタ等の電子デバイスを用いない機
械式の電力変換装置を採用することにより解決できる
が、今度は切換速度が遅くなるという問題が起こる。
成されているため、高い耐圧(50〜100kV以上)
を実現するのが困難であるという問題があった。このよ
うな問題は、サイリスタ等の電子デバイスを用いない機
械式の電力変換装置を採用することにより解決できる
が、今度は切換速度が遅くなるという問題が起こる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のサ
イリスタを用いて構成された電力変換装置は、サイリス
タが半導体で形成されたデバイスであることから、低ス
イッチング損失化、小型化および高速化を同時に実現す
ることが困難であるという問題があった。
イリスタを用いて構成された電力変換装置は、サイリス
タが半導体で形成されたデバイスであることから、低ス
イッチング損失化、小型化および高速化を同時に実現す
ることが困難であるという問題があった。
【0013】また、従来の電力開閉装置は高耐圧化およ
び高速化を同時に実現することが困難であるという問題
があった。
び高速化を同時に実現することが困難であるという問題
があった。
【0014】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、低損失化、小型化および
高速化を同時に実現できる電力変換装置を提供すること
にある。
で、その目的とするところは、低損失化、小型化および
高速化を同時に実現できる電力変換装置を提供すること
にある。
【0015】また、本発明の他の目的は、高耐圧化およ
び高速化を同時に実現できる電力切換装置を提供するこ
とにある。
び高速化を同時に実現できる電力切換装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】[構成]上記目的を達成
するために、本発明(請求項1)に係る電力変換装置
は、基板上に形成され、かつ電界放出により荷電粒子を
放出するエミッタ、前記電界放出を制御するゲート電
極、および前記荷電粒子が照射される複数のアノード電
極を有する電界放出型冷陰極素子部と、直流電流が流さ
れ、かつ両端がそれぞれ別の前記アノード電極に接続さ
れたコイルと、前記コイルに接続されたそれぞれの前記
アノード電極に前記荷電粒子を交互に照射するために、
前記荷電粒子の軌道を制御する軌道制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
するために、本発明(請求項1)に係る電力変換装置
は、基板上に形成され、かつ電界放出により荷電粒子を
放出するエミッタ、前記電界放出を制御するゲート電
極、および前記荷電粒子が照射される複数のアノード電
極を有する電界放出型冷陰極素子部と、直流電流が流さ
れ、かつ両端がそれぞれ別の前記アノード電極に接続さ
れたコイルと、前記コイルに接続されたそれぞれの前記
アノード電極に前記荷電粒子を交互に照射するために、
前記荷電粒子の軌道を制御する軌道制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0017】また、本発明(請求項2)に係る他の電力
変換装置は、請求項1に記載され、かつ互いに位相の異
なる交流ゲート電圧が与えられる複数の電力変換装置
と、前記複数の電力変換装置の各々のコイルに対応して
設けられ、これらのコイルとともにトランスを構成する
他の複数のコイルとを備えたことを特徴とする。
変換装置は、請求項1に記載され、かつ互いに位相の異
なる交流ゲート電圧が与えられる複数の電力変換装置
と、前記複数の電力変換装置の各々のコイルに対応して
設けられ、これらのコイルとともにトランスを構成する
他の複数のコイルとを備えたことを特徴とする。
【0018】また、本発明(請求項3)に係る電力開閉
装置は、基板上に形成され、電界放出により荷電粒子を
放出し、かつ電力電源に接続されたエミッタ、前記電界
放出を制御するゲート電極、および前記荷電粒子が照射
され、かつ互いに異なる電力伝送路に接続された複数の
アノード電極を有する電界放出型冷陰極素子部と、前記
複数のアノード電極の1つに前記荷電粒子を選択的に照
射するために、前記荷電粒子の軌道を制御する軌道制御
手段とを備えたことを特徴とする。
装置は、基板上に形成され、電界放出により荷電粒子を
放出し、かつ電力電源に接続されたエミッタ、前記電界
放出を制御するゲート電極、および前記荷電粒子が照射
され、かつ互いに異なる電力伝送路に接続された複数の
アノード電極を有する電界放出型冷陰極素子部と、前記
複数のアノード電極の1つに前記荷電粒子を選択的に照
射するために、前記荷電粒子の軌道を制御する軌道制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】[作用]本発明に係る電力変換装置は、電
界放出型冷陰極素子部を有し、その構成は基本的には電
界放出型冷陰極素子と同じである。電界放出型冷陰極素
子は、電界放出を利用した素子であり、具体的にはゲー
ト電極もしくはアノード電極に電圧を印加することによ
りエミッタに電界を形成し、その電界によりエミッタか
ら電子等の荷電粒子を放出させるという動作を行う素子
である。
界放出型冷陰極素子部を有し、その構成は基本的には電
界放出型冷陰極素子と同じである。電界放出型冷陰極素
子は、電界放出を利用した素子であり、具体的にはゲー
ト電極もしくはアノード電極に電圧を印加することによ
りエミッタに電界を形成し、その電界によりエミッタか
ら電子等の荷電粒子を放出させるという動作を行う素子
である。
【0020】このエミッタから放出された荷電粒子がア
ノード電極に達することにより電流が流れる。ここで、
エミッタ、ゲート電極、アノード電極を真空内に設けれ
ば(通常の電界放出型冷陰極素子はそうなっている)、
荷電粒子は真空中を走行することになる。
ノード電極に達することにより電流が流れる。ここで、
エミッタ、ゲート電極、アノード電極を真空内に設けれ
ば(通常の電界放出型冷陰極素子はそうなっている)、
荷電粒子は真空中を走行することになる。
【0021】したがって、本発明(請求項1,2)のよ
うに、コイルに交流電流を流す手段として電界放出型冷
陰極素子で構成された電界放出型冷陰極素子部を用いれ
ば、導通時は電気抵抗が無くなりジュール熱が発生しな
くなるので、装置の低スイッチング損失化を実現できる
ようになる。
うに、コイルに交流電流を流す手段として電界放出型冷
陰極素子で構成された電界放出型冷陰極素子部を用いれ
ば、導通時は電気抵抗が無くなりジュール熱が発生しな
くなるので、装置の低スイッチング損失化を実現できる
ようになる。
【0022】また、非導通時はエミッタとアノード電極
の間に電圧がかかるが、これらの間は真空であるため、
その絶縁性は極めて高い。すなわち、エミッタとアノー
ド電極の間の距離を短くしても必要な耐圧を確保でき
る。
の間に電圧がかかるが、これらの間は真空であるため、
その絶縁性は極めて高い。すなわち、エミッタとアノー
ド電極の間の距離を短くしても必要な耐圧を確保でき
る。
【0023】具体的には、エミッタとアノード電極の間
の距離がサイリスタのアノード・カソード間距離の10
分の1以下であってもサイリスタと同じ耐圧を確保する
ことができる。言い換えれば、エミッタとアノード電極
の間の距離を長くすれば十分な耐圧を得ることができ
る。
の距離がサイリスタのアノード・カソード間距離の10
分の1以下であってもサイリスタと同じ耐圧を確保する
ことができる。言い換えれば、エミッタとアノード電極
の間の距離を長くすれば十分な耐圧を得ることができ
る。
【0024】したがって、本発明(請求項1,2)によ
れば、エミッタとアノード電極の間の距離を短くでき、
装置の小型化を実現できるようになる。
れば、エミッタとアノード電極の間の距離を短くでき、
装置の小型化を実現できるようになる。
【0025】また、荷電粒子が空間中(真空中)を走行
する場合には、固体中(導体中)中を流れる場合とは異
なり、電界や磁界により荷電粒子の軌道を空間的に制御
することができる。
する場合には、固体中(導体中)中を流れる場合とは異
なり、電界や磁界により荷電粒子の軌道を空間的に制御
することができる。
【0026】そのため、荷電粒子が空間中(真空中)を
走行する場合には、荷電粒子の軌道を変えることによ
り、コイルの一端に接続されたアノード電極に荷電粒子
が照射され、他端に接続されたアノード電極に荷電粒子
が照射されない状態から、荷電粒子が照射されるアノー
ド電極が逆となる状態に切り換えることができる。すな
わち、荷電粒子の軌道を制御することにより、スイッチ
ング動作を行うことができる。
走行する場合には、荷電粒子の軌道を変えることによ
り、コイルの一端に接続されたアノード電極に荷電粒子
が照射され、他端に接続されたアノード電極に荷電粒子
が照射されない状態から、荷電粒子が照射されるアノー
ド電極が逆となる状態に切り換えることができる。すな
わち、荷電粒子の軌道を制御することにより、スイッチ
ング動作を行うことができる。
【0027】この場合、サイリスタ等のように素子自身
がスイッチング(ターンオン、ターンオフ)するのでは
なく、電界放出型冷陰極素子自身が通電した状態で、荷
電粒子の軌道を制御するだけなので、極めて高速な動作
が可能となる。
がスイッチング(ターンオン、ターンオフ)するのでは
なく、電界放出型冷陰極素子自身が通電した状態で、荷
電粒子の軌道を制御するだけなので、極めて高速な動作
が可能となる。
【0028】したがって、本発明(請求項1,2)によ
れば、素子が通電した状態で、荷電粒子の軌道を軌道制
御手段により制御することにより、装置の高速化を実現
できるようになる。
れば、素子が通電した状態で、荷電粒子の軌道を軌道制
御手段により制御することにより、装置の高速化を実現
できるようになる。
【0029】また、前述したように、エミッタとアノー
ド電極との間の距離を広くすれば、十分な耐圧を確保で
き、また素子が通電したまま荷電粒子の軌道を制御する
ことにより、高速化を実現できる。
ド電極との間の距離を広くすれば、十分な耐圧を確保で
き、また素子が通電したまま荷電粒子の軌道を制御する
ことにより、高速化を実現できる。
【0030】したがって、本発明(請求項3)のよう
に、電力電源からの電力を電界放出型冷陰極素子部を介
して電力伝送路に伝送するとともに、電力を伝送するべ
き電力伝送路に繋がったアノード電極のみに電子が照射
されるように、エミッタから放出した電子を軌道制御手
段により制御することにより、装置の高耐圧化および高
速化を同時に実現できるようになる。
に、電力電源からの電力を電界放出型冷陰極素子部を介
して電力伝送路に伝送するとともに、電力を伝送するべ
き電力伝送路に繋がったアノード電極のみに電子が照射
されるように、エミッタから放出した電子を軌道制御手
段により制御することにより、装置の高耐圧化および高
速化を同時に実現できるようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0032】この単相並列インバータ回路は、大きく分
けて、電界放出型冷陰極素子部1と、この電界放出型冷
陰極素子部1に接続された1次側コイル2と、この1次
側コイル2とともにトランス3を構成する2次側コイル
4と、この2次側コイル4に接続された誘導性の負荷5
と、電界放出型冷陰極素子部1の2つのアノード電極1
0に電子を交互に照射するために、電子の放出を制御す
る交流ゲート電圧源6とから構成されている。
けて、電界放出型冷陰極素子部1と、この電界放出型冷
陰極素子部1に接続された1次側コイル2と、この1次
側コイル2とともにトランス3を構成する2次側コイル
4と、この2次側コイル4に接続された誘導性の負荷5
と、電界放出型冷陰極素子部1の2つのアノード電極1
0に電子を交互に照射するために、電子の放出を制御す
る交流ゲート電圧源6とから構成されている。
【0033】電界放出型冷陰極素子部1は、2つの電界
放出型冷陰極素子7で構成されている。電界放出型冷陰
極素子7は、図示しない基板上に形成され、かつ電界放
出により電子を放出するエミッタ8と、交流ゲート電圧
源6に接続され、電界放出を制御するゲート電極9と、
エミッタ8から放出した電子が照射されるアノード電極
10とから構成されている。
放出型冷陰極素子7で構成されている。電界放出型冷陰
極素子7は、図示しない基板上に形成され、かつ電界放
出により電子を放出するエミッタ8と、交流ゲート電圧
源6に接続され、電界放出を制御するゲート電極9と、
エミッタ8から放出した電子が照射されるアノード電極
10とから構成されている。
【0034】エミッタ8の材料としては例えばMo、W
またはC、ゲート電極9の材料としては例えばSi、A
l、アノード電極10の材料としては例えばCuまたは
Alがあげられる。エミッタ8の形成方法としては例え
ば転写モールド法、CVD法、回転蒸着法またはリフト
オフ法があげられる。
またはC、ゲート電極9の材料としては例えばSi、A
l、アノード電極10の材料としては例えばCuまたは
Alがあげられる。エミッタ8の形成方法としては例え
ば転写モールド法、CVD法、回転蒸着法またはリフト
オフ法があげられる。
【0035】また、エミッタ8、ゲート電極9、アノー
ド電極10は真空容器11の中に納められ、エミッタ8
から放出した電子は真空中を走行するようになってい
る。また、1次側コイル2は直流電圧源12に接続して
いる。
ド電極10は真空容器11の中に納められ、エミッタ8
から放出した電子は真空中を走行するようになってい
る。また、1次側コイル2は直流電圧源12に接続して
いる。
【0036】このように構成された単相並列インバータ
回路によれば、交流ゲート電源6により2つのゲート電
極9に交互に電圧を印加することにより、2つのエミッ
タ8から電子が交互に放出する。
回路によれば、交流ゲート電源6により2つのゲート電
極9に交互に電圧を印加することにより、2つのエミッ
タ8から電子が交互に放出する。
【0037】その結果、2つのアノード電極10に電子
または電子流(以下、単に電子という)が交互に照射さ
れることにより、直流電源12が中点に接続されたトラ
ンス3の1次側コイル2に交流電流が流れ、これにより
トランス3の2次コイル4を通じて負荷5に交流電流が
流れるようになる。
または電子流(以下、単に電子という)が交互に照射さ
れることにより、直流電源12が中点に接続されたトラ
ンス3の1次側コイル2に交流電流が流れ、これにより
トランス3の2次コイル4を通じて負荷5に交流電流が
流れるようになる。
【0038】本実施形態の単相並列インバータ回路は2
つの電界放出型冷陰極素子7で構成された電界放出型冷
陰極素子部1を有している。電界放出型冷陰極素子7は
電界放出を利用した素子であり、具体的にはゲート電極
9に電圧を印加することによりエミッタ8に電界を形成
し、その電界によりエミッタ8からの電子等の荷電粒子
の放出を制御するという動作を行う素子である。
つの電界放出型冷陰極素子7で構成された電界放出型冷
陰極素子部1を有している。電界放出型冷陰極素子7は
電界放出を利用した素子であり、具体的にはゲート電極
9に電圧を印加することによりエミッタ8に電界を形成
し、その電界によりエミッタ8からの電子等の荷電粒子
の放出を制御するという動作を行う素子である。
【0039】エミッタ8から放出された電子がアノード
電極10に達することにより電流が流れる。ここで、エ
ミッタ8、ゲート電極9、アノード電極10は真空容器
11内に設けれられているので、電子は真空中を走行す
る。
電極10に達することにより電流が流れる。ここで、エ
ミッタ8、ゲート電極9、アノード電極10は真空容器
11内に設けれられているので、電子は真空中を走行す
る。
【0040】したがって、本実施形態のように、1次側
コイル2に交流を流す手段として、電界放出型冷陰極素
子部1を用いれば、導通時は電気抵抗が無くなりジュー
ル熱が発生しなくなるので、装置の低スイッチング損失
化を容易に図ることができるようになる。
コイル2に交流を流す手段として、電界放出型冷陰極素
子部1を用いれば、導通時は電気抵抗が無くなりジュー
ル熱が発生しなくなるので、装置の低スイッチング損失
化を容易に図ることができるようになる。
【0041】また、非導通時はエミッタ8とアノード電
極10の間に電圧がかかるが、これらの間は真空である
ため、その絶縁性は極めて高い。すなわち、エミッタ8
とアノード電極10の間の距離を短くしても必要な耐圧
を確保できる。
極10の間に電圧がかかるが、これらの間は真空である
ため、その絶縁性は極めて高い。すなわち、エミッタ8
とアノード電極10の間の距離を短くしても必要な耐圧
を確保できる。
【0042】具体的には、エミッタ8とアノード電極1
0の間の距離がサイリスタのアノード・カソード間距離
の10分の1以下であってもサイリスタと同じ耐圧を確
保することができる。より具体的には、50kVの耐圧
を確保するためには、エミッタ8とアノード電極10の
間の距離を1mm〜2mm程度に設定すれば良い。
0の間の距離がサイリスタのアノード・カソード間距離
の10分の1以下であってもサイリスタと同じ耐圧を確
保することができる。より具体的には、50kVの耐圧
を確保するためには、エミッタ8とアノード電極10の
間の距離を1mm〜2mm程度に設定すれば良い。
【0043】したがって、本実施形態によれば、エミッ
タ8とアノード電極10の間の距離を短くでき、小型化
を容易に図ることができるようになる。
タ8とアノード電極10の間の距離を短くでき、小型化
を容易に図ることができるようになる。
【0044】また、本実施形態によれば、通電時に故障
が起きた場合には、ゲート電極9に適切な電圧を印加す
ることにより、つまりエミッタ8からの電子の放出をオ
フにすることにより容易に回路を遮断することができ
る。
が起きた場合には、ゲート電極9に適切な電圧を印加す
ることにより、つまりエミッタ8からの電子の放出をオ
フにすることにより容易に回路を遮断することができ
る。
【0045】なお、便宜上、アノード電極10の各々に
対してエミッタ8は図中1つずつ描かれているが、1つ
のアノード電極10に対して複数のエミッタ8が存在し
ても良い。 (第2の実施形態)図2は、本発明の第2の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。な
お、図1の単相並列インバータ回路と対応する部分には
図1と同一符号(添字が異なるものを含む)を付してあ
り、詳細な説明は省略する(他の実施形態においても同
様)。
対してエミッタ8は図中1つずつ描かれているが、1つ
のアノード電極10に対して複数のエミッタ8が存在し
ても良い。 (第2の実施形態)図2は、本発明の第2の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。な
お、図1の単相並列インバータ回路と対応する部分には
図1と同一符号(添字が異なるものを含む)を付してあ
り、詳細な説明は省略する(他の実施形態においても同
様)。
【0046】本実施形態の3相並列インバータ回路は、
図1の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの交流
ゲート電圧源61 〜63 の位相は互いに120度ずつず
らしてある。 (第3の実施形態)図3は、本発明の第3の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
図1の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの交流
ゲート電圧源61 〜63 の位相は互いに120度ずつず
らしてある。 (第3の実施形態)図3は、本発明の第3の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0047】本実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、エミッタ8とアノード電極10との間に偏向電極1
3を設け、この偏向電極13に偏向電圧源14により交
流電圧を印加することによって、2つのアノード電極1
0に電子を交互に照射することにより、1次側コイル2
に交流を流すことにある。
は、エミッタ8とアノード電極10との間に偏向電極1
3を設け、この偏向電極13に偏向電圧源14により交
流電圧を印加することによって、2つのアノード電極1
0に電子を交互に照射することにより、1次側コイル2
に交流を流すことにある。
【0048】この場合、ゲート電極9はエミッタ8から
電子が常時放出されるようにゲート電圧を設定しておけ
ば良い。そのため、本実施形態では、交流ゲート電圧源
6の代わりに直流ゲート電圧源6aを用いている。
電子が常時放出されるようにゲート電圧を設定しておけ
ば良い。そのため、本実施形態では、交流ゲート電圧源
6の代わりに直流ゲート電圧源6aを用いている。
【0049】本実施形態でも第1の実施形態と同様な効
果が得られる。また、電子の軌道を偏向電極13により
制御していることにより、動作速度をより速く、スイッ
チング損失をより小さくすることが可能となる。また、
負荷にモータなどを接続した場合、低損失できめ細かい
制御が可能となる。また、電界放出型冷陰極素子部1を
構成する電界放出型冷陰極素子7は1つで済むので、装
置をより小さくすることが可能となる。
果が得られる。また、電子の軌道を偏向電極13により
制御していることにより、動作速度をより速く、スイッ
チング損失をより小さくすることが可能となる。また、
負荷にモータなどを接続した場合、低損失できめ細かい
制御が可能となる。また、電界放出型冷陰極素子部1を
構成する電界放出型冷陰極素子7は1つで済むので、装
置をより小さくすることが可能となる。
【0050】なお、本実施形態では電界を用いて電子の
軌道を制御したが、磁界を用いて電子の制御を行っても
良い。
軌道を制御したが、磁界を用いて電子の制御を行っても
良い。
【0051】また、本実施形態では、サイリスタ等のよ
うに素子自身がスイッチング(ターンオン、ターンオ
フ)するのではなく、電界放出型冷陰極素子7が通電し
た状態で、2つのアノード電極10に交互に電子が照射
されるように、偏向電極13により電子の軌道を制御す
るだけなので、極めて高速な動作が可能となる。 (第4の実施形態)図4は、本発明の第4の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。
うに素子自身がスイッチング(ターンオン、ターンオ
フ)するのではなく、電界放出型冷陰極素子7が通電し
た状態で、2つのアノード電極10に交互に電子が照射
されるように、偏向電極13により電子の軌道を制御す
るだけなので、極めて高速な動作が可能となる。 (第4の実施形態)図4は、本発明の第4の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0052】本実施形態の3相並列インバータ回路は、
図3の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの偏向
電圧源141 〜143 の位相は互いに120度ずつずら
してある。なお、図中、131 〜133 は変更電極を示
している。 (第5の実施形態)図5は、本発明の第4の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
図3の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの偏向
電圧源141 〜143 の位相は互いに120度ずつずら
してある。なお、図中、131 〜133 は変更電極を示
している。 (第5の実施形態)図5は、本発明の第4の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0053】本実施形態の特徴は、ゲート電極およびア
ノード電極としてそれぞれ2つに分割されたゲート電極
9a,9bおよびアノード電極10a,10bを用い、
そして分割された2つのゲート電極9a,9bに交互に
電圧を印加することによって、分割された2つのアノー
ド電極10a,10bに電子を交互に照射することによ
り、1次側コイル2に交流電流を流すことにある。
ノード電極としてそれぞれ2つに分割されたゲート電極
9a,9bおよびアノード電極10a,10bを用い、
そして分割された2つのゲート電極9a,9bに交互に
電圧を印加することによって、分割された2つのアノー
ド電極10a,10bに電子を交互に照射することによ
り、1次側コイル2に交流電流を流すことにある。
【0054】この場合、電界放出型冷陰極素子部1を構
成する電界放出型冷陰極素子7は1つで済み、しかも偏
向電極などの外部制御回路が不要なので装置の構成はさ
らに簡単になる。 (第6の実施形態)図6は、本発明の第6の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。
成する電界放出型冷陰極素子7は1つで済み、しかも偏
向電極などの外部制御回路が不要なので装置の構成はさ
らに簡単になる。 (第6の実施形態)図6は、本発明の第6の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0055】本実施形態の3相並列インバータ回路は、
図5の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの交流
ゲート電圧源61 〜63 の位相は互いに120度ずつず
らしてある。 (第7の実施形態)図7は、本発明の第7の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
図5の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの交流
ゲート電圧源61 〜63 の位相は互いに120度ずつず
らしてある。 (第7の実施形態)図7は、本発明の第7の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0056】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図5の単相並列インバータ回路の直流電圧源12の電源
ライン15にフィルタ16を挿入した構成になってい
る。
図5の単相並列インバータ回路の直流電圧源12の電源
ライン15にフィルタ16を挿入した構成になってい
る。
【0057】インバータ回路は交流を発生させるので、
その交流がノイズとなって直流電圧源に影響を与えるこ
とがある。しかし、本実施形態のように直流電圧源12
の電源ライン15にフィルタ16を挿入すれば、直流電
圧源12と単相並列インバータ回路が高周波的に分離さ
れるので、そのような不都合を防止できる。 (第8の実施形態)図8は、本発明の第8の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。
その交流がノイズとなって直流電圧源に影響を与えるこ
とがある。しかし、本実施形態のように直流電圧源12
の電源ライン15にフィルタ16を挿入すれば、直流電
圧源12と単相並列インバータ回路が高周波的に分離さ
れるので、そのような不都合を防止できる。 (第8の実施形態)図8は、本発明の第8の実施形態に
係る3相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0058】本実施形態の3相並列インバータ回路は、
図7の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの交流
ゲート電圧源61 〜63 の位相は互いに120度ずつず
らしてある。
図7の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの交流
ゲート電圧源61 〜63 の位相は互いに120度ずつず
らしてある。
【0059】また、フィルタ16は直流電圧源12の電
源ライン15にまとめて1つ挿入すれば原理的にはノイ
ズを押さえることができるが、本実施形態のように各相
毎にフィルタ16を挿入すると効果はより高くなる。
源ライン15にまとめて1つ挿入すれば原理的にはノイ
ズを押さえることができるが、本実施形態のように各相
毎にフィルタ16を挿入すると効果はより高くなる。
【0060】なお、第7、第8の実施形態におけるフィ
ルタ16は他の実施形態の全てに適用できる。 (第9の実施形態)図9は、本発明の第9の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
ルタ16は他の実施形態の全てに適用できる。 (第9の実施形態)図9は、本発明の第9の実施形態に
係る単相並列インバータ回路を示す模式図である。
【0061】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図3の単相並列インバータ回路の2つのアノード電極1
0の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。
図3の単相並列インバータ回路の2つのアノード電極1
0の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。
【0062】このような絶縁遮蔽板17を設けることに
より、2つのアノード電極10の間を電子が走行するこ
とを防止でき、また電位分布も安定する。これにより電
子の軌道をより確実に変えられるようになる。また、ア
ノード電極10間の耐圧も向上する。 (第10の実施形態)図10は、本発明の第10の実施
形態に係る3相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
より、2つのアノード電極10の間を電子が走行するこ
とを防止でき、また電位分布も安定する。これにより電
子の軌道をより確実に変えられるようになる。また、ア
ノード電極10間の耐圧も向上する。 (第10の実施形態)図10は、本発明の第10の実施
形態に係る3相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0063】本実施形態の3相並列インバータ回路は、
図9の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの偏向
電圧源141 〜143 の位相は互いに120度ずつずら
してある。 (第11の実施形態)図11は、本発明の第11の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
図9の単相並列インバータ回路を3つ組み合わせて3相
動作を可能としたものである。そのために、3つの偏向
電圧源141 〜143 の位相は互いに120度ずつずら
してある。 (第11の実施形態)図11は、本発明の第11の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0064】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図5の単相並列インバータ回路の2つのアノード電極1
0の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。本
実施形態では第5の実施形態による効果に加えて、第9
の実施形態による効果も得られる。 (第12の実施形態)図12は、本発明の第12の実施
形態に係る3相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
図5の単相並列インバータ回路の2つのアノード電極1
0の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。本
実施形態では第5の実施形態による効果に加えて、第9
の実施形態による効果も得られる。 (第12の実施形態)図12は、本発明の第12の実施
形態に係る3相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0065】本実施形態の3相並列インバータ回路は、
図6の単相並列インバータ回路の2つのアノード電極1
0の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。本
実施形態では第6の実施形態による効果に加えて、第9
の実施形態による効果も得られる。 (第13の実施形態)図13は、本発明の第13の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
図6の単相並列インバータ回路の2つのアノード電極1
0の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。本
実施形態では第6の実施形態による効果に加えて、第9
の実施形態による効果も得られる。 (第13の実施形態)図13は、本発明の第13の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0066】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図3の単相並列インバータ回路において、一方のアノー
ド電極10を他方のアノード電極10と一部重なるよう
に上方向にずらして配置し、さらに重なった部分の間に
絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。
図3の単相並列インバータ回路において、一方のアノー
ド電極10を他方のアノード電極10と一部重なるよう
に上方向にずらして配置し、さらに重なった部分の間に
絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。
【0067】このような絶縁遮蔽板17を設けることに
より、電子の軌道が変化する際に少なくとも一方のアノ
ード電極10には電子が照射されている状態を確実に実
現できる。これによりスイッチング損失をさらに小さく
できるようになる。 (第14の実施形態)図14は、本発明の第14の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
より、電子の軌道が変化する際に少なくとも一方のアノ
ード電極10には電子が照射されている状態を確実に実
現できる。これによりスイッチング損失をさらに小さく
できるようになる。 (第14の実施形態)図14は、本発明の第14の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0068】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図13の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10を折り曲げて、上方にずらしたア
ノード電極10に照射する電子の経路の距離が、他方の
アノード電極10のそれと同じになるようしたことにあ
る。これにより1次側コイル2に良好な波形の交流電流
を流すことができるようになる。
図13の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10を折り曲げて、上方にずらしたア
ノード電極10に照射する電子の経路の距離が、他方の
アノード電極10のそれと同じになるようしたことにあ
る。これにより1次側コイル2に良好な波形の交流電流
を流すことができるようになる。
【0069】なお、2つのアノード電極10の間の距離
Lは耐圧を確保するために0でないことが好ましい。例
えば、直流電圧源12が10kVであれば、距離Lは数
100μmであることが好ましい。 (第15の実施形態)図15は、本発明の第15の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
Lは耐圧を確保するために0でないことが好ましい。例
えば、直流電圧源12が10kVであれば、距離Lは数
100μmであることが好ましい。 (第15の実施形態)図15は、本発明の第15の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0070】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図11の単相並列インバータ回路において、一方のアノ
ード電極10bを他方のアノード電極10aと一部重な
るように上方向にずらして配置し、さらに重なった部分
の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。本実
施形態では第11の実施形態による効果に加えて、第1
3の実施形態による効果も得られる。 (第16の実施形態)図16は、本発明の第16の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
図11の単相並列インバータ回路において、一方のアノ
ード電極10bを他方のアノード電極10aと一部重な
るように上方向にずらして配置し、さらに重なった部分
の間に絶縁遮蔽板17を設けた構成になっている。本実
施形態では第11の実施形態による効果に加えて、第1
3の実施形態による効果も得られる。 (第16の実施形態)図16は、本発明の第16の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0071】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図15の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10bを折り曲げて、この上方にずら
したアノード電極10bに照射される電子の経路の距離
が、他方のアノード電極10aのそれと同じになるよう
したことにある。本実施形態では第11の実施形態によ
る効果に加えて、第14の実施形態による効果も得られ
る。 (第17の実施形態)図17は、本発明の第17の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
図15の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10bを折り曲げて、この上方にずら
したアノード電極10bに照射される電子の経路の距離
が、他方のアノード電極10aのそれと同じになるよう
したことにある。本実施形態では第11の実施形態によ
る効果に加えて、第14の実施形態による効果も得られ
る。 (第17の実施形態)図17は、本発明の第17の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0072】本実施形態の単相並列インバータ回路の基
本構成は、図13の単相並列インバータ回路において、
エミッタ8の数を2個に増やした構成になっている。ま
た、エミッタ8の数が2個に増えたことに伴ってゲート
電極9の数も2個に増えている。
本構成は、図13の単相並列インバータ回路において、
エミッタ8の数を2個に増やした構成になっている。ま
た、エミッタ8の数が2個に増えたことに伴ってゲート
電極9の数も2個に増えている。
【0073】本実施形態によれば、1次側コイル2によ
り大きな交流電流を流すことができるので、より大きな
交流電流に変換できるようになる。
り大きな交流電流を流すことができるので、より大きな
交流電流に変換できるようになる。
【0074】ここで、エミッタ8の数が増えても、アノ
ード電極10の数は基本的には2個で良いが、この場
合、電子の軌道を大きく切り換える必要があるので、高
速動作の点で不利になる。
ード電極10の数は基本的には2個で良いが、この場
合、電子の軌道を大きく切り換える必要があるので、高
速動作の点で不利になる。
【0075】そこで、本実施形態では、アノード電極1
0を2個ずつ組にして上下方向に交互にずらして配置す
ることによって、各エミッタ8から放出した電子の軌道
を切り換える際の電子の軌道の変化が小さくて済むよう
にすることにより、高速動作を維持するようにしてい
る。
0を2個ずつ組にして上下方向に交互にずらして配置す
ることによって、各エミッタ8から放出した電子の軌道
を切り換える際の電子の軌道の変化が小さくて済むよう
にすることにより、高速動作を維持するようにしてい
る。
【0076】なお、本実施形態ではエミッタ8の数を2
個にしたが、エミッタ8の数は3個以上でも良い。 (第18の実施形態)図18は、本発明の第18の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
個にしたが、エミッタ8の数は3個以上でも良い。 (第18の実施形態)図18は、本発明の第18の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0077】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図17の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10を折り曲げて、上方にずらしたア
ノード電極10に照射される電子の経路の距離が、他方
のアノード電極10のそれと同じになるようしたことに
ある。本実施形態では第17の実施形態による効果に加
えて、第14の実施形態による効果も得られる。 (第19の実施形態)図19は、本発明の第19の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
図17の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10を折り曲げて、上方にずらしたア
ノード電極10に照射される電子の経路の距離が、他方
のアノード電極10のそれと同じになるようしたことに
ある。本実施形態では第17の実施形態による効果に加
えて、第14の実施形態による効果も得られる。 (第19の実施形態)図19は、本発明の第19の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0078】本実施形態の単相並列インバータ回路の基
本構成は、図15の単相並列インバータ回路において、
第18の実施形態と同様に、エミッタ8、ゲート電極9
a,9bの数を2個に増やすとともに、1組目のアノー
ド電極10a,10bのアノード電極10bが2組目の
アノード電極10a,10bのアノード電極10aと重
なるように、4つのアノード電極を交互に上下方向にず
らして配置した構成になっている。本実施形態では第1
5の実施形態による効果に加えて、第17の実施形態に
よる効果も得られる。 (第20の実施形態)図20は、本発明の第20の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
本構成は、図15の単相並列インバータ回路において、
第18の実施形態と同様に、エミッタ8、ゲート電極9
a,9bの数を2個に増やすとともに、1組目のアノー
ド電極10a,10bのアノード電極10bが2組目の
アノード電極10a,10bのアノード電極10aと重
なるように、4つのアノード電極を交互に上下方向にず
らして配置した構成になっている。本実施形態では第1
5の実施形態による効果に加えて、第17の実施形態に
よる効果も得られる。 (第20の実施形態)図20は、本発明の第20の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0079】本実施形態の単相並列インバータ回路は、
図19の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10bを折り曲げて、この上方にずら
したアノード電極10bに照射される電子の経路の距離
が、他方のアノード電極10のそれと同じになるようし
たことにある。本実施形態では第19の実施形態による
効果に加えて、第14の実施形態による効果も得られ
る。 (第21の実施形態)図21は、本発明の第21の実施
形態に係る電力開閉装置を示す模式図である。
図19の単相並列インバータ回路において、上方にずら
したアノード電極10bを折り曲げて、この上方にずら
したアノード電極10bに照射される電子の経路の距離
が、他方のアノード電極10のそれと同じになるようし
たことにある。本実施形態では第19の実施形態による
効果に加えて、第14の実施形態による効果も得られ
る。 (第21の実施形態)図21は、本発明の第21の実施
形態に係る電力開閉装置を示す模式図である。
【0080】本実施形態の電力開閉装置は、大きく分け
て、図3の電界放出型冷陰極素子部1と、この電界放出
型冷陰極素子部1の2つのアノード電極10の一方に電
子を選択的に照射するために、エミッタ8から放射した
電子の軌道を制御する偏向電圧源14aとから構成され
ている。
て、図3の電界放出型冷陰極素子部1と、この電界放出
型冷陰極素子部1の2つのアノード電極10の一方に電
子を選択的に照射するために、エミッタ8から放射した
電子の軌道を制御する偏向電圧源14aとから構成され
ている。
【0081】電界放出型冷陰極素子部1の一方のアノー
ド電極10は第1の電力遮断器181に接続し、他方の
アノード電極10は第2の電力遮断器182 に接続して
いる。これらの電力遮断器181 ,182 は安全性をよ
り高くするためのものであり、必ずしも必要ではない。
ド電極10は第1の電力遮断器181に接続し、他方の
アノード電極10は第2の電力遮断器182 に接続して
いる。これらの電力遮断器181 ,182 は安全性をよ
り高くするためのものであり、必ずしも必要ではない。
【0082】また、エミッタ8は発(変)電所19に接
続し、第1、第2の電力遮断器181 ,182 は変電所
20に接続している。また、第1の電力遮断器181 と
変電所20との間の主伝送路21には第3の電力遮断器
183 、第2の電力遮断器182 と変電所20との間の
予備伝送路22との間には第4の電力遮断器184 が挿
設されている。なお、第1〜第4の電力遮断器181 〜
184 は機械式である。
続し、第1、第2の電力遮断器181 ,182 は変電所
20に接続している。また、第1の電力遮断器181 と
変電所20との間の主伝送路21には第3の電力遮断器
183 、第2の電力遮断器182 と変電所20との間の
予備伝送路22との間には第4の電力遮断器184 が挿
設されている。なお、第1〜第4の電力遮断器181 〜
184 は機械式である。
【0083】通常は第1〜第4の電力遮断器181 〜1
84 は閉じ、そして第1の電力遮断器181 に接続した
アノード電極10に電子が選択的に照射されるように、
偏向電圧源14aの極性が選ばれている。
84 は閉じ、そして第1の電力遮断器181 に接続した
アノード電極10に電子が選択的に照射されるように、
偏向電圧源14aの極性が選ばれている。
【0084】一方、主電力伝送路21に問題が起きた場
合には、第2の電力遮断器182に接続したアノード電
極10に電子が選択的に照射されるように、偏向電圧源
14aの極性が選ばれ、しかる後、第1、第3の電力遮
断器181 ,183 は閉じられる。その結果、発(変)
電所19は予備電力伝送路21を介して変電所20に繋
がる。
合には、第2の電力遮断器182に接続したアノード電
極10に電子が選択的に照射されるように、偏向電圧源
14aの極性が選ばれ、しかる後、第1、第3の電力遮
断器181 ,183 は閉じられる。その結果、発(変)
電所19は予備電力伝送路21を介して変電所20に繋
がる。
【0085】ここで、前述したように、エミッタ8とア
ノード電極10の間の距離を短くしても必要な耐圧を確
保できる。これは、言い換えれば、エミッタ8とアノー
ド電極10の間の距離を長くすれば十分な耐圧を得るこ
とができることを意味している。
ノード電極10の間の距離を短くしても必要な耐圧を確
保できる。これは、言い換えれば、エミッタ8とアノー
ド電極10の間の距離を長くすれば十分な耐圧を得るこ
とができることを意味している。
【0086】したがって、本実施形態によれば、サイリ
スタで構成された従来の電力開閉装置とは異なり、高い
耐圧(50〜100kV)を容易に実現できるようにな
る。また、機械式の電力開閉装置の場合とは異なり、切
換速度が遅くなることもない。
スタで構成された従来の電力開閉装置とは異なり、高い
耐圧(50〜100kV)を容易に実現できるようにな
る。また、機械式の電力開閉装置の場合とは異なり、切
換速度が遅くなることもない。
【0087】なお、本実施形態では機械式の電力遮断器
181 〜184 を有するが、界放出型冷陰極素子部1で
構成された電力開閉装置により電力を切り換えた後(こ
の時点で主電力伝送路21から呼び電力伝送路20に切
り替わっている)、遮断するべき主電力伝送路21の機
械式の電力遮断器181 ,183 を開くだけなので、切
換速度が遅くなることはない。
181 〜184 を有するが、界放出型冷陰極素子部1で
構成された電力開閉装置により電力を切り換えた後(こ
の時点で主電力伝送路21から呼び電力伝送路20に切
り替わっている)、遮断するべき主電力伝送路21の機
械式の電力遮断器181 ,183 を開くだけなので、切
換速度が遅くなることはない。
【0088】また、本実施形態では予備電力伝送路22
が1本の場合について説明したが複数本あっても良い。 (第22の実施形態)図22は、本発明の第22の実施
形態に係る電力開閉装置を示す模式図である。
が1本の場合について説明したが複数本あっても良い。 (第22の実施形態)図22は、本発明の第22の実施
形態に係る電力開閉装置を示す模式図である。
【0089】本実施形態の電力切換装置が第21の実施
形態と異なる点は、図3の電界放出型冷陰極素子部1の
代わりに、図5の電界放出型冷陰極素子部1を用いたこ
とにある。本実施形態でも第21の実施形態と同様な効
果が得られる。また、偏向電極などの外部制御回路が不
要なので第21の実施形態の場合よりも装置の構成は簡
単になる。 (第23の実施形態)図24は、本発明の第23の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
形態と異なる点は、図3の電界放出型冷陰極素子部1の
代わりに、図5の電界放出型冷陰極素子部1を用いたこ
とにある。本実施形態でも第21の実施形態と同様な効
果が得られる。また、偏向電極などの外部制御回路が不
要なので第21の実施形態の場合よりも装置の構成は簡
単になる。 (第23の実施形態)図24は、本発明の第23の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0090】本実施形態の単相並列インバータ回路が第
1の実施形態と主として異なる点は、トランス3の1次
側にフリーホイールダイオード23が取り付けられてい
るこにある。
1の実施形態と主として異なる点は、トランス3の1次
側にフリーホイールダイオード23が取り付けられてい
るこにある。
【0091】本実施形態でも第1の実施形態と同様な効
果が得られる。さらに本実施形態によれば、素子のスイ
ッチングで生じる逆起電力をフリーホイールダイオード
23に吸収させることができるので、電界放出型冷陰極
素子7を逆起電力から保護することができる。すなわ
ち、電界放出型冷陰極素子7の耐圧を向上することがで
きる。
果が得られる。さらに本実施形態によれば、素子のスイ
ッチングで生じる逆起電力をフリーホイールダイオード
23に吸収させることができるので、電界放出型冷陰極
素子7を逆起電力から保護することができる。すなわ
ち、電界放出型冷陰極素子7の耐圧を向上することがで
きる。
【0092】また、本実施形態では、交流ゲート電源6
1 ,62 により2つのゲート電極9に交互に電圧を印加
することにより、2つのエミッタ8から電子を交互に放
出するようにしている。 (第24の実施形態)図25は、本発明の第24の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
1 ,62 により2つのゲート電極9に交互に電圧を印加
することにより、2つのエミッタ8から電子を交互に放
出するようにしている。 (第24の実施形態)図25は、本発明の第24の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0093】本実施形態の単相並列インバータ回路が第
23の実施形態と異なる点は、フリーホイールダイオー
ド23のカソードがスナバコンデンサ24を介してグラ
ンドに接続していることにある。
23の実施形態と異なる点は、フリーホイールダイオー
ド23のカソードがスナバコンデンサ24を介してグラ
ンドに接続していることにある。
【0094】本実施形態でも第23の実施形態と同様な
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、素子のス
イッチング時に生じるサージ電圧をスナバコンデンサ2
4に吸収させることができるので、電界放出型冷陰極素
子7をサージ電圧から保護することができる。
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、素子のス
イッチング時に生じるサージ電圧をスナバコンデンサ2
4に吸収させることができるので、電界放出型冷陰極素
子7をサージ電圧から保護することができる。
【0095】さらに本実施形態によれば、サージ電圧の
エネルギーがスナバコンデンサ24に蓄積されるので、
スナバコンデンサ24を直流電圧源12の補助電源に使
用することができる。これにより、直流電圧源12の安
定化を図ることができる。 (第25の実施形態)図26は、本発明の第25の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
エネルギーがスナバコンデンサ24に蓄積されるので、
スナバコンデンサ24を直流電圧源12の補助電源に使
用することができる。これにより、直流電圧源12の安
定化を図ることができる。 (第25の実施形態)図26は、本発明の第25の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0096】本実施形態の単相並列インバータ回路が第
23の実施形態と異なる点は、2つのエミッタ8a,8
bから放出された電子の真空中の走行経路を偏向電極9
a,9bに印加する電圧によって制御し、2つに分割さ
れたアノード電極10a,10bに電子を交互に照射す
ることによって、1次側コイル2に交流電流を流すこと
にある。
23の実施形態と異なる点は、2つのエミッタ8a,8
bから放出された電子の真空中の走行経路を偏向電極9
a,9bに印加する電圧によって制御し、2つに分割さ
れたアノード電極10a,10bに電子を交互に照射す
ることによって、1次側コイル2に交流電流を流すこと
にある。
【0097】ここで、直流ゲート電圧源6aの電圧は、
エミッタ8a,8bから電子が常時放出される値に設定
しておけば良く、第23の実施形態のように、2つの電
界放出型冷陰極素子7を交互にスイッチングさせる必要
はない。
エミッタ8a,8bから電子が常時放出される値に設定
しておけば良く、第23の実施形態のように、2つの電
界放出型冷陰極素子7を交互にスイッチングさせる必要
はない。
【0098】本実施形態でも第23の実施形態と同様な
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、偏向電極
13を用いた第3の実施形態と同様な効果も得られる。
なお、本実施形態では、2つのエミッタ8a,8bを用
いたがさらに多くのエミッタを用いても良い。 (第26の実施形態)図27は、本発明の第26の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、偏向電極
13を用いた第3の実施形態と同様な効果も得られる。
なお、本実施形態では、2つのエミッタ8a,8bを用
いたがさらに多くのエミッタを用いても良い。 (第26の実施形態)図27は、本発明の第26の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0099】本実施形態の単相並列インバータ回路が第
25の実施形態と異なる点は、フリーホイールダイオー
ド23のカソードがスナバコンデンサ24を介してグラ
ンドに接続していることにある。
25の実施形態と異なる点は、フリーホイールダイオー
ド23のカソードがスナバコンデンサ24を介してグラ
ンドに接続していることにある。
【0100】本実施形態でも第25の実施形態と同様な
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、第24の
実施形態と同様な効果も得られる。 (第27の実施形態)図28は、本発明の第27の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、第24の
実施形態と同様な効果も得られる。 (第27の実施形態)図28は、本発明の第27の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0101】本実施形態の単相並列インバータ回路が第
23の実施形態と異なる点は、2つに分割されたゲート
電極9a,9bに交互に電圧を印加することによって、
2つに分割されたアノード電極10a,10bに電子を
交互に照射することにある。図中、点線で結ばれたゲー
ト電極同士は互いに電気的に接続されていることを示し
ている。
23の実施形態と異なる点は、2つに分割されたゲート
電極9a,9bに交互に電圧を印加することによって、
2つに分割されたアノード電極10a,10bに電子を
交互に照射することにある。図中、点線で結ばれたゲー
ト電極同士は互いに電気的に接続されていることを示し
ている。
【0102】本実施形態でも第23の実施形態と同様な
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、1つの交
流ゲート電圧源6で済むので、第23の実施形態に比べ
て装置構成を簡単にできる。 (第28の実施形態)図29は、本発明の第28の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、1つの交
流ゲート電圧源6で済むので、第23の実施形態に比べ
て装置構成を簡単にできる。 (第28の実施形態)図29は、本発明の第28の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0103】本実施形態の単相並列インバータ回路が第
27の実施形態と異なる点は、フリーホイールダイオー
ド23のカソードがスナバコンデンサ24を介してグラ
ンドに接続していることにある。
27の実施形態と異なる点は、フリーホイールダイオー
ド23のカソードがスナバコンデンサ24を介してグラ
ンドに接続していることにある。
【0104】本実施形態でも第27の実施形態と同様な
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、第24の
実施形態と同様な効果も得られる。 (第29の実施形態)図30は、本発明の第29の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
効果が得られる。さらに本実施形態によれば、第24の
実施形態と同様な効果も得られる。 (第29の実施形態)図30は、本発明の第29の実施
形態に係る単相並列インバータ回路を示す模式図であ
る。
【0105】図27の単相並列インバータ回路をそのま
ま大面積の素子に適用することが難しい場合には、本実
施形態のように、素子をいくつかの領域に分割し(図に
は2つに分割した例が示されている。)、各領域ごとに
偏向電極13を設けると良い。このような構成であれ
ば、各領域毎に電子の軌道を制御すれば良いので、効率
の良い電力変換を行うことができる。
ま大面積の素子に適用することが難しい場合には、本実
施形態のように、素子をいくつかの領域に分割し(図に
は2つに分割した例が示されている。)、各領域ごとに
偏向電極13を設けると良い。このような構成であれ
ば、各領域毎に電子の軌道を制御すれば良いので、効率
の良い電力変換を行うことができる。
【0106】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。
るものではない。
【0107】例えば、上記実施形態の3相並列インバー
タ回路はY結線であったが、Δ結線であっても本発明は
有効である。図23に、第2の実施形態(図2)の3相
並列インバータ回路をΔ結線に変えた場合の模式図を示
す。
タ回路はY結線であったが、Δ結線であっても本発明は
有効である。図23に、第2の実施形態(図2)の3相
並列インバータ回路をΔ結線に変えた場合の模式図を示
す。
【0108】素子側の構成は同じであり、負荷側の構成
が図示の通りに変わる。他の実施形態の3相並列インバ
ータ回路についても同様にΔ結線に変えることができ
る。
が図示の通りに変わる。他の実施形態の3相並列インバ
ータ回路についても同様にΔ結線に変えることができ
る。
【0109】また、フリーホイールダイオード23、ス
ナバコンデンサ24を追加する実施形態は第1の実施形
態だけではなく、例えば第2の実施形態等の他の実施形
態にも適用できる。
ナバコンデンサ24を追加する実施形態は第1の実施形
態だけではなく、例えば第2の実施形態等の他の実施形
態にも適用できる。
【0110】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
で、種々変形して実施することができる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明(請求項1,
2)によれば、コイルに流す交流電流の生成手段として
電界放出型冷陰極素子で構成された電界放出型冷陰極素
子部を用いることにより、低スイッチング損失、小型か
つ高速な電力変換装置を実現できるようになる。
2)によれば、コイルに流す交流電流の生成手段として
電界放出型冷陰極素子で構成された電界放出型冷陰極素
子部を用いることにより、低スイッチング損失、小型か
つ高速な電力変換装置を実現できるようになる。
【0112】また、本発明(請求項3)によれば、電力
電源からの電力を電界放出型冷陰極素子部を介して電力
伝送路に伝送するとともに、電力を伝送するべき電力伝
送路に繋がったアノード電極のみに電子が照射されるよ
うに、エミッタから放出した電子を軌道制御手段により
制御することにより、高耐圧かつ高速な電力開閉装置を
実現できるようになる。
電源からの電力を電界放出型冷陰極素子部を介して電力
伝送路に伝送するとともに、電力を伝送するべき電力伝
送路に繋がったアノード電極のみに電子が照射されるよ
うに、エミッタから放出した電子を軌道制御手段により
制御することにより、高耐圧かつ高速な電力開閉装置を
実現できるようになる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る単相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る3相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図3】本発明の第3の実施形態に係る単相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図4】本発明の第4の実施形態に係る3相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図5】本発明の第5の実施形態に係る単相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図6】本発明の第6の実施形態に係る3相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図7】本発明の第7の実施形態に係る単相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図8】本発明の第8の実施形態に係る3相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図9】本発明の第9の実施形態に係る単相並列インバ
ータ回路を示す模式図
ータ回路を示す模式図
【図10】本発明の第10の実施形態に係る3相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図11】本発明の第11の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図12】本発明の第12の実施形態に係る3相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図13】本発明の第13の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図14】本発明の第14の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図15】本発明の第15の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図16】本発明の第16の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図17】本発明の第17の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図18】本発明の第18の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図19】本発明の第19の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図20】本発明の第20の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図21】本発明の第21の実施形態に係る電力開閉装
置を示す模式図
置を示す模式図
【図22】本発明の第22の実施形態に係る電力開閉装
置を示す模式図
置を示す模式図
【図23】第2の実施形態の3相並列インバータ回路の
変形例を示す模式図
変形例を示す模式図
【図24】本発明の第23の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図25】本発明の第24の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図26】本発明の第25の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図27】本発明の第26の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図28】本発明の第27の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図29】本発明の第28の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
【図30】本発明の第29の実施形態に係る単相並列イ
ンバータ回路を示す模式図
ンバータ回路を示す模式図
1…電界放出型冷陰極素子部 2…1次側コイル 3…トランス 4…2次側コイル 5,5u,5v,5w…負荷 6,61 〜63 …交流ゲート電圧源(軌道制御手段) 6a…直流ゲート電圧源 7…電界放出型冷陰極素子 8…エミッタ 9…ゲート電極 9a,9b…分割されたゲート電極 10…アノード電極 10a,10b…分割されたアノード電極 11…真空容器 12…直流電圧源 13,131 〜133 …偏向電極(軌道制御手段) 14,141 〜143 …偏向電圧源(軌道制御手段) 14a…偏向電圧源 15…電源ライン 16…フィルタ 17…絶縁遮蔽板 181 〜184 …電力遮断器 19…発(変)電所 20…発電所 21…主伝電力送路 22…予備電力伝送路 23…フリーホイールダイオード 24…スナバコンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】基板上に形成され、かつ電界放出により荷
電粒子を放出するエミッタ、前記電界放出を制御するゲ
ート電極、および前記荷電粒子が照射される複数のアノ
ード電極を有する電界放出型冷陰極素子部と、 直流電流が流され、かつ両端がそれぞれ別の前記アノー
ド電極に接続されたコイルと、 前記コイルに接続されたそれぞれの前記アノード電極に
前記荷電粒子を交互に照射するために、前記荷電粒子の
軌道を制御する軌道制御手段とを具備してなることを特
徴とする電力変換装置。 - 【請求項2】請求項1に記載され、かつ互いに位相の異
なる交流ゲート電圧が与えられる複数の電力変換装置
と、 前記複数の電力変換装置の各々のコイルに対応して設け
られ、これらのコイルとともにトランスを構成する他の
複数のコイルとを具備してなることを特徴とする電力変
換装置。 - 【請求項3】基板上に形成され、電界放出により荷電粒
子を放出し、かつ電力電源に接続されたエミッタ、前記
電界放出を制御するゲート電極、および前記荷電粒子が
照射され、かつ互いに異なる電力伝送路に接続された複
数のアノード電極を有する電界放出型冷陰極素子部と、 前記複数のアノード電極の1つに前記荷電粒子を選択的
に照射するために、前記荷電粒子の軌道を制御する軌道
制御手段とを具備してなることを特徴とする電力開閉装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10367201A JPH11285268A (ja) | 1998-01-27 | 1998-12-24 | 電力変換装置および電力開閉装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-14030 | 1998-01-27 | ||
| JP1403098 | 1998-01-27 | ||
| JP10367201A JPH11285268A (ja) | 1998-01-27 | 1998-12-24 | 電力変換装置および電力開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285268A true JPH11285268A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=26349912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10367201A Pending JPH11285268A (ja) | 1998-01-27 | 1998-12-24 | 電力変換装置および電力開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285268A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014239646A (ja) * | 2008-01-24 | 2014-12-18 | アドバンスド フュージョン システムズ リミテッド ライアビリティーカンパニーAdvanced Fusion Systems LLC | 高電圧インバータ |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10367201A patent/JPH11285268A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014239646A (ja) * | 2008-01-24 | 2014-12-18 | アドバンスド フュージョン システムズ リミテッド ライアビリティーカンパニーAdvanced Fusion Systems LLC | 高電圧インバータ |
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