JPH11285346A - 梅干加工の廃液の食品、食器の消毒防腐と保存への 有効利用法 - Google Patents

梅干加工の廃液の食品、食器の消毒防腐と保存への 有効利用法

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JPH11285346A
JPH11285346A JP12944198A JP12944198A JPH11285346A JP H11285346 A JPH11285346 A JP H11285346A JP 12944198 A JP12944198 A JP 12944198A JP 12944198 A JP12944198 A JP 12944198A JP H11285346 A JPH11285346 A JP H11285346A
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pickled
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】梅干加工に於ける梅干漬分離液の畜肉・魚介類
や野菜の長期保存用の漬込み液としての利用法、O−1
57殺菌用の洗滌消毒液としての利用法、健康飲料や酒
・ビールの風味剤としての利用法の提供。。 【解決手段】梅果実を天日乾燥したものを10〜13%
の食塩水を入れたタンク中に投じて漬込み、これにチソ
ウ葉等を入れて風味を与えたものを6ケ月以上漬込んだ
後にフィルターで固形梅干と塩分の多い着色廃液を回収
する。この回収廃液の殺菌消毒作用を利用して、畜肉・
魚介類や野菜果実の漬込み加工し、又、学校給食用のO
−157菌の無害消毒洗滌剤として、皮革靭剤として、
更に、脱塩して健康飲料やジュース液や酒・ビール類に
少量添加して風味を高めた新種の飲料の加工に、及び味
付けソースとして野菜のドレッシング用に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】梅干加工に於いて、多量に副生す
る梅干漬の終わった廃漬液は、塩分が10〜12%も含
みPHが3以下の有機酸を含んだ水液から成り、そのま
ま放流されて公害となっていた。そこで、この廃梅干漬
液を再利用するに畜産加工肉類や生魚類や鶏肉加工、野
菜や貝類の加工に於ける長期保存液として利用する時
は、保冷設備の無い未開発地や電気設備の無い場所での
長期保存液として利用する時は、腐敗を予防して必要な
時期にこれを利用する事が可能となり、この長期浸漬に
よる吸収塩分の多くは加工時に水液に浸漬水洗加工によ
って適当に脱塩が行われ、又、短時間のこの廃液に浸漬
したものを天日乾燥すると乾燥中に惹起する腐敗は表面
塩分膜体の形成によって予防されるばかりでなく、これ
を又燻製乾燥する時は風味のある干物が得られる。 特
に、畜産加工に於ける内臓物の梅干の廃液による塩漬に
よって例えば、肝臓、腎臓、胃袋腸管の多くの生ぐさい
臭気を除去して食品として一定の風味を与える利点があ
る。又、アフリカ大陸に於ける狩猟生活を行う土着民に
於いては、せっかく収穫した獣肉や内臓物の保存とし
て、この廃液に浸漬して加工すると腐敗による損失や健
康を阻害する結果を生ずる事がない。又、この廃液に浸
漬した後の脱塩廃液を継続して連続的に浸漬に利用する
には、塩分の追加添加や新しい廃液の添加によって濃度
を一定に保持する事によって、保存や浸漬加工を容易に
し長期保存を可能とする。貝類の場合も一旦加熱して貝
類と該肉質を開化する事によって、この廃液浸漬を行う
時は長期保存に耐え、冷凍設備の必要性を要しない利点
がある。これに防腐剤を併用すると更に長期保存が可能
となる。又、魚介類の缶詰に於いて、この梅干の廃液で
浸漬処理し、脱水したものを缶詰加工したものは廃液に
よって骨類は有機酸によって予め軟化して、高温高圧を
掛なくても軟骨化して風味のある食べ易い缶詰加工品が
得られ、瓶詰加工も出来る。特に、牛肉に多いO−15
7大腸菌の殺菌が廃液の浸漬によって行われ、ひき肉加
工に於けるハンバーガー加工に於いても大腸菌の繁殖が
予防され、時間の経過による菌増殖の欠点は予防され
る。特に、帆立貝の内臓処理に於ける脱カドミウムの作
用にこの梅干廃液の浸漬作用によって目的を達する事が
出来るから、浸漬後水洗によって脱カドミウムが完璧に
近い状態で行われる。 又、ウィンナーソーセージの様
に加工肉をひき肉として羊腸詰する時に、この廃液水を
ボイル液として80℃で加熱したものは、腸表面のネト
付きが無く、軽い燻製によって更にその効果が発揮され
る。又、この廃液に浸漬した畜産加工品や魚介類は瓶詰
中に浸漬した状態で保存食として販売する事も廃液の殺
菌加工によって長期保存に耐え、プラスチックス袋や容
器保存が可能となる。又、野菜を浸漬したものは漬物と
して、又、保存野菜として廃液漬物として有効であり、
生花の保存として切り口をこの廃液で浸漬して保存する
時は、長期保存に役立ち、生ぐさい魚臭や獣肉臭は消失
する。 特にマトンや犬肉の脱臭に役立ち鶏類の生ぐさ
さを減少する。この梅干廃液は、殺菌防腐性が高いので
学校給食の食器類の消毒にも利用され、肉類のO−15
7大腸菌の殺菌に使用すると防大腸菌効果が発揮され
る。又、2個のグルコーズ基を結合した多糖類のトリハ
ローズをこの廃液混合使用する時は、防腐効果は更に増
大し、長期保存に効果を発揮する。特に、短時間の生野
菜や魚介類や畜産加工品に於いては、殺菌防腐効果が著
しくこれを作るにシイタケを原料として酵母を移植し
て、零度で発酵したものは雑菌の繁殖が少なく効果的で
あるが、これにステビアを添加する時はより防腐性が高
くなる。 又、ブドウ糖水液に少量のアスペルギリウス
菌をポリ燐酸ソーダーカリと尿素やアミノ酸と共にブド
ウ糖水液に溶かしたものを15℃〜20℃の温度で発酵
せしめた多糖類はトリハローズより安価で砂糖の2倍価
を砂糖と同価にする作用があり、トリハローズの増量剤
として使用し得る。
【従来の技術】梅干を作るには、梅果実を採取して水洗
して脱水乾燥し、天日乾燥で該果実液の50%以上脱水
した後、10〜20%の含塩水にチソウ葉と色素を入れ
て塩漬放置し6ケ月以上漬け込んだ梅干を脱水機で脱水
乾燥して包装して梅干として出荷するが、この梅干を更
に加工してアミノ酸昆布や甘味料とカツオ粉を入れて熟
成して味付梅干として加工していた。この脱液した塩漬
廃水は、そのまま海に放流していたので公害が発生し
た。即ち、塩分濃度が海水に於いては3〜3.5%程度
であったものが高濃度の塩分廃液で汚染される為に、魚
介類は忌避され生息率が低下し、酸性濃度によって殺菌
されるために有効プランクトンは死滅する結果を生じ
た。
【本発明が解決しようとする課題】梅干加工に於いて副
生する公害要因の脱水分離した塩漬廃液を食品の鮮度保
持と長期保存用の防腐液に活用して、生鮮魚介類や畜産
加工肉や内臓を処理し、又、医療用の防腐剤として保存
液を利用するばかりでなく、電気設備のない未開発地で
の食品長期保存に利用する。又、帆立貝の脱カドミウム
剤としてこの廃液を以って塩漬してカドミウム金属イオ
ンを廃液中に移行せしめて、水洗する事によって脱カド
ミウムを行うと共に、帆立貝を廃液で塩漬する事によっ
て酸化を防止し、風味の低下を防ぐ。牛肉、豚肉、羊肉
等を短時間この廃液で処理する事によって肉表面を塩着
して防腐加工して乾燥せしめると共に、連続加工をする
事によって生産コストの合理化を行う。 燻製加工に於
いては肉質が軟化するのを防ぎ硬質化せしめるので、燻
製との併用がより効果的となる。
【課題を解決するための手段】梅干の廃液の処理とし
て、直接海洋投棄していた梅干漬廃液をタンクローリー
で回収し、又は直接工場に於いて回収タンク中に貯蔵し
た廃液を食器類の殺菌用に利用する。食肉類の殺菌と長
期保存に浸漬処理する事によって解決する。特に、O−
157大腸菌は学校給食関係の衛生管理に必要となる。
そして、生食肉自身の悪臭を分離除去し、児童などの給
食品を食べ易くする。食肉、特にO−157菌の存在確
立の多い牛肉殺菌水洗液として使用する。この廃液にト
リハローズの様な複数のグルコーズ基を結合した多糖類
を添加したり、ステビアの菊酸多糖類を併用した長期保
存液を作る。デヒドロ酢酸やオキシ安息香酸塩、ソルビ
ット類とトリハローズ、ステビア混合による殺菌防腐処
理による保存性を浸漬法で行う。又、この廃液にトリハ
ローズ、ステビア添加物を食肉加工品の短期浸漬法によ
る多量生産に於ける廃液の連続使用に塩分と酸成分の添
加による殺菌性の増大による保存性の持久液の生産調整
を行うと共に、使用後の処理廃液の再利用と排水浄化処
理問題を解決する。又、保存殺菌効果の生ずる廃液中へ
の浸積処理時間の短縮による多量加工方法の確立を解決
する。この処理法として浸漬方法と水洗方法を以って行
い、容器浸漬貯蔵や燻製浸漬方法を行い、浸漬方法とし
ては短期浸漬法と廃液トリハローズとステビア浸漬法を
使用する。食品加工に於ける魚介類、生肉類の悪臭除去
を浸漬方法で行う条件の確立を行い、生野菜や果実の保
存をこの廃液の浸漬方法で行うと共に、生花の保存をこ
の浸漬方法で行う。和歌山県下で約250軒の梅干メー
カーがあるが、その回収と貯蔵法である浸漬方法で処理
した終末の廃液の処分法の確立を行う。
【作用】梅干廃液は塩分を10〜12%も含みPH2〜
3の酸性で、その多くが梅果実に含有する有機酸を1〜
2%含み、他にベンツアルデヒド多糖類を含有する水液
から成り立っている。 従って、この廃液は防腐効果が
あり長期に貯蔵しても腐敗はないが、これを塩分を5%
以下にする時は青カビ発酵が生ずる。食肉の表面にこの
梅干廃液を吹付塗布したり、浸漬したりするとO−15
7菌は殺菌除去され、帆立貝の付着カドミウムが肉から
遊離して水洗で除去されるので脱カドミウム処理剤とし
ても利用される。食器類をこの梅干廃液で洗滌すると、
O−157菌は除去されて殺菌されるから食中毒の要因
を作らない。又、ブロイラーや採卵系養鶏糞にこれを散
布るとアンモニアガスの発生はなく、悪臭の要因の疏化
物やトリメチルアミンの様な悪臭ガスが発生しなくな
る。ソーセージの腸管をこの廃液で浸漬したものは赤色
と同じに腸管の物理強度を増大し、ネト病の初発生がな
い。 心臓やレバー、腎臓やその他の内臓物を予め廃液
で浸漬処理すると生ぐささや臭気が除去され、又、羊肉
や豚肉、牛肉、犬肉、鶏肉をこの廃液で浸漬すると悪臭
性が改善され、子供でも食べられる様になる。トマト、
カボチャ、ブドウ、メロン類にこの廃液を塗布すると、
鮮度を保持にメロンでは6ケ月、トマト類でも6ケ月の
保存性が得られる。魚類を浸漬すると廃液中の有機酸の
作用によって骨は有機酸カルシウムとなり、小魚なら丸
ごと食べられる様になる。 イワシの丸干しでは軟質肉
の丸干しが得られ、ジャコの小魚干魚では体内摂取時の
カルシウムの吸収率が高くなる。牛肉の筋肉腱類をこの
廃液に浸漬すると煮沸する時に軟化する事がなく、ケラ
チンやフィブリンファーゼルン、エラスチン蛋白の吸収
量を増大する作用がある。この廃液中にO−157菌種
を植付けても7分〜10分後には殺菌されるから、燻製
と浸漬法を併用すれば食肉の保存加工が容易となる。
特に、トリハローズの添加やステビア添加は甘味料の添
加と風味の増大とが発揮され、保存性を高める。 豚ハ
ムやロースやベーコン等をこの廃液で6時間ないし30
日間浸漬したものは、乾燥しても腐敗がないので生肉の
長期保存が可能となり、キャベツ、白菜、キュウリ、ナ
スビ等の浸漬物は漬物野菜として保存性が高くなる。
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により本発
明を詳細に説明すると次ぎの如くである。
【図1】は、梅干廃液の有効利用加工の工程図を示す。
梅干漬タンク(1)に予めパイプ(3)から調整した食
塩10〜13%水の濃度液とチソウ葉を入れて梅干果物
をホッパー(2)から入れて、ホッパー(2)を蓋体
(2’)によって密封して6ケ月以上塩漬を行う。そし
て、塩漬が終わればスクリーン(4)上に出口(5)よ
り開口して流し込み、塩漬した梅干果物(A)と塩漬液
(B)とをスクリーニングしてタンク(6)にその塩漬
液(B)をタンク(6)に貯溜する。この貯溜液(B)
は、ポンプ(6’)によって次ぎのタンク(7)に導入
されて撹拌器(8)を回転しながらホッパー(9)から
他の添加物を入れて、混合した後、ターンテーブル上の
20l容量のポリ容器に充填して、テーブル回転によっ
て充填機(C)によって充填し、コンベアー(10)に
よって充填包装容器を搬送して出荷する。この塩漬液
(B)は塩分10%有機酸1〜3%その他含水炭素液3
%を含む塩漬液(B)が得られる。 この液は食肉、特
に生食肉や魚介類の漬け込み液として使用し、又、これ
に界面活性剤の鹸化液や洗滌を入れる時は、食器の殺菌
消毒液として使用する。 特に、牛肉に多いO−157
大腸菌を除去するにはこの廃液に約20分間浸積して廃
液と界面活性剤混合液により成る洗滌液で洗滌し、更に
水で水洗して消毒すればO−157大腸菌は完全に除去
される。この使用廃液は、塩分と酸度を調整して再利用
し生産性を高める。
【図2】は、牛肉殺菌処理の工程図を示し、図に於いて
レールコンベアー(1a)のチエン釣針(3a)に牛肉
(2a)を吊り下げ、ロープ(4a)で上下昇降し廃液
(B)の入ったタンク(7a)内に移動し、リフト
(1’a)を上下せしめて廃液(B)中に約20分間浸
積して撹拌機(8a)を撹拌して廃液を循環せしめて2
0分後に引揚げてタンク(9a)上に移行して廃液を落
下せしめると共に、タンク(9a)に移行して(10
a)のポンプのノズル(6a)で噴射し、タクン(12
a)上にコンベアー(1’a)を移行して廃水を落水せ
しめて殺菌テストして乾燥し、冷凍して保冷して出荷す
る。この梅干廃液を使用した消毒殺菌剤の配合例を示す
と、次ぎの如くである。この廃液中には概述の如く、食
塩が10〜13%含有し、梅酸が1〜3%入っていてそ
の他ベンツアルデヒド含水炭素、色素等が5%含有し、
微量にカルシウム、カリウム、マグネシウム等の無機塩
を含んでいて他の多くは水分から成り立っている。 梅
酸のPHは2〜3で、酸性であるからそのままで殺菌消
毒作用があり、これに浸漬した牛肉は約20分で殺菌さ
れ、接触した外皮を廃液成分によって赤く赤色付着形成
し、恰も赤色燻製膜の様な表面を作る。しかし、これを
連続して使用するには食塩濃度を常に8%以上に岩塩を
食塩の代わりに使用添加する。 そしてPH価を3以下
に保持する必要がある。着色廃液の多くは、浸漬加工を
連続すると次第に脱色して黄色となるので、浸漬する材
料は最初の処理で赤色の着色は消失する。この着色はチ
ソウ葉の色素が多く入っていて、スカーレットの様な色
素を添加した工場もある。 又、この廃液のみで殺菌消
毒を行い、又保存用浸漬液として使用するのが次ぎの配
合による混合廃液が有効である。
【例1】 梅干分離廃液による畜肉の消毒剤 梅干廃液 (食塩濃度10%有機酸2% ベンツアルデヒド含水炭素5%含有) 100部 トリハローズ多糖類 2部 オキシ安息香酸ソーダー又はデヒドロ酢酸ソーダー 又はソルビット 0〜0.01部 バニリン 0.1部
【例2】 洗滌液 水 100部 梅干廃液 100部 岩塩 10部 クエン酸又はリンゴ酸 3部 トリハローズ 1部 界面活性剤(椰子油系界面活性剤) 3部
【例1】の消毒殺菌液に食器を浸積して消毒し、
【例2】の洗滌剤液で洗滌し、水洗して食器類を乾燥し
て消毒する。 この食器に於いては大腸菌は10株以下
となる。 O−157の付着物は零となる。加熱する時
は20分の浸漬時間が7分くらいで殺菌が終わる。
【例1】と
【例2】で処理する時は、
【例1】の浸漬時間は10分で終わり、
【 【例2】の処理で約3分で終わり、水洗時間1分で無菌
状態に近くなる。次ぎに、梅干の分離廃液の漬物に使用
するには次ぎの配合による。
【例3】 漬物液 梅干廃液 100部 トリハローズ 2部 乳酸 ビタミンC (1:1) 0.1部 含水炭素海草類 0.3部 甘味料 (ステビア) 0.2部 防腐剤 0〜0.1部 香辛料 (ワサビ粉) 0〜1.3部 調味料 0〜3部 この液中にキュウリ、キャベツ、白菜、ラッキョ、ナス
ビ、大根を裁断して浸積する時は、25℃で3日で即席
野菜漬物が作られる。この漬物を各課程で繰り返して利
用するには、
【例4】の添加剤を2回から添加混合する。
【例4】 漬物液の調整添加剤 一回目の使用済の梅干廃液 100部 トリハローズ 2部 岩塩10%水 100部 乳酸又はリンゴ酸 5部 ビタミンC 0.1部 キムチ漬に利用する場合は、
【例5】に先ずヒレ肉又はベーコン肉を漬け込み脱色し
た梅干の廃液を使用する。
【例5】 漬物液 梅干廃液 100部 ヒレ肉又はベーコン肉 40部 トリハローズ 3部
【例5】にベーコン肉を浸漬して6日間放置すると廃液
は黄色に変化する。これに
【例6】を加えた混合液をキムチ液とする。
【例6】 漬物液
【例5】を6日後漬け込んだ瀘液の梅干廃液 100
部 岩塩13%水液 100部 トリハローズ 6部 メンタイコ漬汁 5部 昆布粉 3部 廃液漬小アジ魚又は唐辛子粉 10部 苦味ちんき 0.1部 甘味料 1部 調味料 3部 リンゴ酸 0.1部 リンゴ切り身の鮮度保持剤としては梅干廃液の2回目の
漬け込みの脱色液を使用するが、水で10倍に稀釈した
液にデッピングして即引揚げて脱水して袋詰めし学校給
食用に利用する。小アジ、小イワシ、チリメンジャコ、
カズノコ等は網から収穫したものを煮沸釡で煮沸したも
のを網体に瀘別して、梅干の廃液100部にトリハロー
ズ2部を入れて、50部の小魚を投入して6時間浸漬し
て瀘別し、小魚を網棚に入れて天日乾燥する。多量の場
合は、梅干の廃液100部とトリハローズ2部を入れた
混合液を釜で加熱して、その釜に小魚を入れて約1分〜
5分間で煮沸して網枠で瀘別して網棚に移行して天日乾
燥し、又は赤外線乾燥して包装出荷する。この廃液処理
では薄い赤色の着色物が得られ、次第に使用廃液は脱色
して黄色になるが、これを5回繰り返して煮沸した廃液
では着色性は無く酸味のある干魚が得られる。 この風
味に於ける塩分は5%前後であり、特に岩塩添加の味付
けは風味がよいが青カビや黄カビの発生がしやすいので
即乾が必要である。ステビアの添加は5%以下がよいの
で5%の岩塩食塩濃度を作るには、逆浸透膜袋に梅干廃
液を入れ、その外側横に水道水を入れ2時間水洗すると
5%の濃度の岩塩食塩濃度のものが得られる。 PH価
は3以下に調整して利用する。勿論、隔膜電解処理によ
って脱塩する時は、1ton当たりの廃液に対し、35
KW/Hで約10分で脱塩され多量生産に向いている。
【図3】はビニール袋の正面図を示し、ビニール袋(1
c)の内部の梅干分離廃液(B)を入れて生や際のキュ
ウリ(3c)を切断して投入して、廃液漬として空気を
排気密封したもので、1〜3日間で浅漬キュウリが出来
る。家庭用の漬物としては
【図4】のガラス瓶に漬け込むと便利である。
【図4】はガラス瓶の正面図を示し、ガラス瓶(1d)
の上部開口(2d)から梅干廃液(B)を入れてニンニ
クやラッキョ、タマネギを入れて漬け込み、上蓋(3
d)で密封して保存する。 又、同様に大根も浸漬出来
る。
【図5】は豚肉やヒレ肉やベーコン片、鶏肉等を入れた
プラスチック容器又は、ガラス瓶容器の正面図を示し、
ヒレ肉(2e)をプラスチック容器に梅干廃液(B)と
共に入れて漬け込み、上蓋(3e)を密封して貯蔵し、
3〜48時間の漬け込み後取り出して加熱又は焼成して
摂取する。
【図6】は梅干廃液(B)をプラスチック容器(1F)
の上蓋(3F)を取り外して入れ、ジャコ、カズノコ、
メンタイコ、タイ、カキ、ナマコ等(2F)を入れて上
蓋(3F)を密封した正面図を示す。
【図7】はガラス瓶(1G)に大根、ワサビ根、ショウ
ガ(2G)を入れた梅干分離廃液(B)とを入れて上蓋
(3G)で開口をフィルムで融着後、篏着密封した容器
の正面図を示す。
【図8】はガラス瓶容器(1H)に生野菜、キャベツ
(2H)、ナスビ(2’H)レンコン(2”H)を入れ
更に梅干廃液(B)を入れて上蓋(3H)で密封せしめ
た漬物容器の正面図を示し、1〜7日間漬け込んだ後に
取り出して摂取する。
【図9】は、小イワシや小アジ、アジ(2i)(2’
i)をガラス瓶(1i)に投入し梅干廃液(B)を入れ
て漬け込んだ後、上蓋(3i)で密封した容器の正面図
である。
【図10】は骨付き豚ハムの正面図を示し、梅干廃液
(B)にニンニク、黒コショウ粉、ショウガ、甘味料、
調味料、他の香辛料を入れて生ハム(1j)を漬け込
み、3〜10日間で引揚げて脱水し乾燥したものを燻製
して仕上げたものである。
【図11】はウィンナーソーセージの正面図示し、ボイ
ルしたウィンナーソーセージ(1k)を梅干廃液(B)
に6時間浸漬したものを燻製したものである。
【図12】は腸詰め寄せハム(1l)の正面図を示し、
吊り糸(2l)で外周を巻き、吊り下げ輪(3l)に鍵
を吊るしたものを梅干廃液(B)に漬け込み、6時間で
引揚げて燻製して包装貯蔵する。
【図13】は大型鮭やサワラ(1n)の正面図を示し、
先ずショウガ、カラシ粉、甘味料、調味料を入れた梅干
廃液(B)に6時間漬け込み、脱水したものを軽く燻製
する。 燻製時間は3時間50〜70℃の温度で燻製
して仕上げる。この燻製加工に於いて梅干廃液に漬け込
む時の利点は、塩分の浸透力が強く
【図10】のハムでは一般のハムでも1ケ月乃至3ケ月
かかる塩藏法も、この梅干廃液では3〜10日でハム肉
内に浸透して長時間の塩藏を必要としないので、生産性
の向上が出来、特に燻製を行うには一般に2〜3日かか
る時間を3〜6時間で充分に行える。 これは、梅干廃
液が殺菌性が高く生肉の外周が浸透塩で硬化する作用が
あり、カビが生じ難い利点がある。又、この梅干廃液を
3室隔膜電解すると50ボルト1アンペアーの電力で約
10分で80%の脱塩効果が現われて、これをドリンク
液とすると健康飲料として有用であり、ビール、酒、焼
酎に入れると風味のある酒が出来る。この配合例を示す
と次ぎの如くである。
【例7】 健康ドリンク 脱塩80%梅干廃液 100部 ステビア甘味料 0.6部 田七汁 1部 調味料 0.2部 エチルアルコール 0〜8部 アミノ酸カルシウム 0.5部
【例8】 健康ドリンク 焼酎 100部 脱塩80%梅干廃液 20部 レモン汁 1部
【例9】 健康ドリンク 生ビール 100部 脱塩80%梅干廃液 2部
【例10】 健康ドリンク ウィスキー40% 100部 脱塩80%梅干廃液 10部 水 100部 ビタミンC 0.1部
【例11】 健康ドリンク 清酒 100部 脱塩80%梅干廃液 10部 調味料 0.1部 この梅干廃液の脱塩率80%のものは、酒、ビール、焼
酎の風味増進に使用される。又、昆布の漬け込み液に使
用すると昆布は溶解し、これにアミノ酸やカツオ節、ダ
シ汁を加えるとダシの素が出来る。又、酢昆布の酢の元
に使用し、昆布を漬け込み(約10時間)乾燥して味の
素粉で表面を被露すると風味のある酢コンブが出来る。
この外、魚介類として帆立貝やウニや生カキ、ナマコ、
タコ、イカの廃液漬け込を行ったものは、廃液処理で長
期保存と消毒用に使用されるばかりでなく、味付する為
に液状木酢液へのデッピングや燻製加工をすると干物加
工物が得られ、長期保存食として有効である。 又、こ
の廃液を塩分を5%としてリンゴ酸1%を加えたものに
昆布を入れると昆布は粘液性となり、カツオダシを入れ
ると野菜のドレッシング液として、又、ニンニク粉とカ
ツオの入ったしよう油、味噌、調味料、香辛料、ステビ
アを入れたダシの素液が肉のタレとして利用されるばか
りでなく、生皮の靭めし剤として浸積廃液に浸積(10
〜20日間)すると靭皮が出来、タンニン靭やミョウバ
ン靭の助剤にも利用される。特に、大腸菌の多い生カキ
の消毒剤として有用で、その外ハンバーガーのひき肉の
消毒は大腸菌の繁殖を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 梅干廃液の有効利用加工の工程図
【図2】 牛肉殺菌処理の工程図
【図3】 梅干廃液とキュウリを入れたビニール袋の
正面図
【図4】 梅干廃液とニンニクャラッキョ、タマネギ
を入れたガラス瓶の正面図
【図5】 梅干廃液と豚肉やヒレ肉やベーコン片、鶏
肉等を入れたプラスチック容器又はガラス瓶容器の正面
【図6】 梅干廃液とジャコ、カマスゴ、メンタイコ
を入れて密封したプラスチック容器の正面図
【図7】 梅干分離廃液と大根、ワサビ根、ショウガ
を入れて密封したガラス瓶容器の正面図
【図8】 梅干廃液とキャベツ、ナスビ、レンコンを
入れたガラス瓶漬物容器の正面図
【図9】 梅干廃液と小イワシ、小アジ、アジを入れ
て密封したガラス瓶容器の正面図
【図10】 骨付き豚ハムの正面図
【図11】 ウィンナーソーセージの正面図
【図12】 腸詰め寄せハムの正面図
【図13】 大型鮭の正面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23L 2/52 C12C 5/02 3/3472 C12G 3/02 119A C12C 5/02 3/12 C12G 3/02 119 A01N 65/00 A 3/12 A23B 4/00 H // A01N 65/00 A23L 2/00 F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後文記載の如く、梅干加工に於ける梅干漬分離液の公害
    廃液を消毒殺菌防腐剤として無害性の浸積液や洗滌液と
    して漬け込み、食品特に畜肉、鶏肉、魚介類や野菜類を
    殺菌消毒せしめると共に、この廃液を漬物液として畜
    肉、鶏肉や野菜果実の長期間保存して容器に密封せしめ
    た漬物に利用し、酒、ビール類の風味添加剤や健康ドリ
    ンク剤として、又、ドレッシングや調味液として又皮革
    靭剤として利用する事を特徴とする梅干廃液の有効利用
    法。
JP12944198A 1998-04-03 1998-04-03 梅干加工の廃液の食品、食器の消毒防腐と保存への 有効利用法 Pending JPH11285346A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017090016A1 (en) * 2015-11-26 2017-06-01 Ditta Fratelli Tosetto - Commercio E Lavorazione Carni - S.A.S. Di Tosetto Dante E C. Method for the preparation of sausages from meat, for example beef

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017090016A1 (en) * 2015-11-26 2017-06-01 Ditta Fratelli Tosetto - Commercio E Lavorazione Carni - S.A.S. Di Tosetto Dante E C. Method for the preparation of sausages from meat, for example beef

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