JPH11285348A - 動物用飼料添加物及び動物用飼料 - Google Patents
動物用飼料添加物及び動物用飼料Info
- Publication number
- JPH11285348A JPH11285348A JP10108560A JP10856098A JPH11285348A JP H11285348 A JPH11285348 A JP H11285348A JP 10108560 A JP10108560 A JP 10108560A JP 10856098 A JP10856098 A JP 10856098A JP H11285348 A JPH11285348 A JP H11285348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorant
- animal feed
- feed additive
- deodorizing
- extract
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 title claims abstract 6
- 239000004459 forage Substances 0.000 title abstract 6
- 239000000654 additive Substances 0.000 title abstract 5
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 title abstract 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract 6
- 239000002781 deodorant agent Substances 0.000 claims 6
- 235000019730 animal feed additive Nutrition 0.000 claims 5
- 244000269722 Thea sinensis Species 0.000 claims 4
- 235000001674 Agaricus brunnescens Nutrition 0.000 claims 2
- 241000208173 Apiaceae Species 0.000 claims 2
- 244000141359 Malus pumila Species 0.000 claims 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims 2
- 235000021016 apples Nutrition 0.000 claims 2
- 235000005487 catechin Nutrition 0.000 claims 2
- 150000001765 catechin Chemical class 0.000 claims 2
- ADRVNXBAWSRFAJ-UHFFFAOYSA-N catechin Natural products OC1Cc2cc(O)cc(O)c2OC1c3ccc(O)c(O)c3 ADRVNXBAWSRFAJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 235000009569 green tea Nutrition 0.000 claims 2
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims 2
- 229920001542 oligosaccharide Polymers 0.000 claims 2
- 150000002482 oligosaccharides Chemical class 0.000 claims 2
- -1 organic acid compounds Chemical class 0.000 claims 2
- 150000008442 polyphenolic compounds Chemical class 0.000 claims 2
- 235000013824 polyphenols Nutrition 0.000 claims 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims 2
- 235000020712 soy bean extract Nutrition 0.000 claims 2
- 235000013616 tea Nutrition 0.000 claims 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 claims 2
- 239000010457 zeolite Substances 0.000 claims 2
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 abstract 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 2
- 241000283690 Bos taurus Species 0.000 abstract 1
- 241000282472 Canis lupus familiaris Species 0.000 abstract 1
- 241000283086 Equidae Species 0.000 abstract 1
- 241000282326 Felis catus Species 0.000 abstract 1
- 241000287828 Gallus gallus Species 0.000 abstract 1
- 241000282887 Suidae Species 0.000 abstract 1
- 235000013330 chicken meat Nutrition 0.000 abstract 1
- 230000029142 excretion Effects 0.000 abstract 1
- 230000035943 smell Effects 0.000 abstract 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 abstract 1
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排泄糞に対する消臭効果を有する動物用飼料
添加物及び動物用飼料を提供する。 【解決手段】 本発明の動物用飼料添加物は、産生抑制
型の消臭物質と吸着型の消臭物質とを含有することから
なり、また本発明の動物用飼料は当該飼料添加物を含有
することからなる。本発明の動物用飼料添加物によれ
ば、産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭物質の相乗効
果により、牛、豚、馬、鶏などの産業動物や犬や猫など
の伴侶動物の排泄糞の悪臭を排泄直後から抑制すること
ができる。
添加物及び動物用飼料を提供する。 【解決手段】 本発明の動物用飼料添加物は、産生抑制
型の消臭物質と吸着型の消臭物質とを含有することから
なり、また本発明の動物用飼料は当該飼料添加物を含有
することからなる。本発明の動物用飼料添加物によれ
ば、産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭物質の相乗効
果により、牛、豚、馬、鶏などの産業動物や犬や猫など
の伴侶動物の排泄糞の悪臭を排泄直後から抑制すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動物用飼料添加物及
び動物用飼料に関する。より詳細には動物の排泄糞尿の
消臭を可能とし、特に伴侶動物に好適に使用される動物
用飼料添加物及び動物用飼料に関する。
び動物用飼料に関する。より詳細には動物の排泄糞尿の
消臭を可能とし、特に伴侶動物に好適に使用される動物
用飼料添加物及び動物用飼料に関する。
【0002】
【従来の技術】悪臭苦情件数は昭和55年までに大幅に
減少したが、その後は横這いの傾向にあり、毎年典型7
公害に係わる苦情の中では騒音に次いで第2位となって
いる。なかでも畜産農家に対する苦情は減少傾向にある
ものの悪臭苦情の常に上位に位置しており、牛、豚、
馬、鶏などの産業動物の排泄糞尿臭の低減化は常に望ま
れている(防脱臭技術集成, 24, 1997)。また近年、我
が国では高齢人口の増加や核家族化に伴い、ペットを飼
う家族が急増している。また飼い主のペットを飼う目的
が、番犬や鼠とりから心の拠り所へと変化してきたこと
から、ペットの地位が急激に向上しコンパニオンアニマ
ル(一般的に伴侶動物と称されるので、本明細書におい
ては、伴侶動物という)として屋内で飼育される場合が
増加しており、飼い主にとってペットの排泄糞の臭いが
問題となっている。悪臭苦情件数でも「個人住宅・アパ
ート・寮」などのいわゆる都市・生活型に分類される悪
臭苦情の割合が増加している(防脱臭技術集成, 24, 19
97)。そこで安全でかつ効果的に糞中悪臭物質の消臭機
能を有する動物用飼料が強く望まれている。
減少したが、その後は横這いの傾向にあり、毎年典型7
公害に係わる苦情の中では騒音に次いで第2位となって
いる。なかでも畜産農家に対する苦情は減少傾向にある
ものの悪臭苦情の常に上位に位置しており、牛、豚、
馬、鶏などの産業動物の排泄糞尿臭の低減化は常に望ま
れている(防脱臭技術集成, 24, 1997)。また近年、我
が国では高齢人口の増加や核家族化に伴い、ペットを飼
う家族が急増している。また飼い主のペットを飼う目的
が、番犬や鼠とりから心の拠り所へと変化してきたこと
から、ペットの地位が急激に向上しコンパニオンアニマ
ル(一般的に伴侶動物と称されるので、本明細書におい
ては、伴侶動物という)として屋内で飼育される場合が
増加しており、飼い主にとってペットの排泄糞の臭いが
問題となっている。悪臭苦情件数でも「個人住宅・アパ
ート・寮」などのいわゆる都市・生活型に分類される悪
臭苦情の割合が増加している(防脱臭技術集成, 24, 19
97)。そこで安全でかつ効果的に糞中悪臭物質の消臭機
能を有する動物用飼料が強く望まれている。
【0003】このような問題を解決するため、畜産業に
おいては従来、水洗、焼却システムにより浄化処理が行
われ、また大半の農家ではコスト面から堆肥化又は汚水
処理が行われてきた。また、伴侶動物に対しては消臭、
脱臭用スプレーや飼料添加型の消臭性資材が用いられて
きた。しかしながら、これまでの消臭性資材は、尿中の
主要悪臭物質であるアンモニアに対する消臭が主流であ
り、アンモニア以外の糞中主要悪臭物質である硫化水
素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンなどに対す
る消臭効果は十分ではなかった。
おいては従来、水洗、焼却システムにより浄化処理が行
われ、また大半の農家ではコスト面から堆肥化又は汚水
処理が行われてきた。また、伴侶動物に対しては消臭、
脱臭用スプレーや飼料添加型の消臭性資材が用いられて
きた。しかしながら、これまでの消臭性資材は、尿中の
主要悪臭物質であるアンモニアに対する消臭が主流であ
り、アンモニア以外の糞中主要悪臭物質である硫化水
素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンなどに対す
る消臭効果は十分ではなかった。
【0004】なお、上記の悪臭物質の腸内での発生機序
は以下のとおりである。消化管内の細菌叢は数百種類の
細菌から構成されており、反芻動物以外の動物ではその
殆どが大腸に集中している(消化物1g当り1010〜1
011)。正常で健康な腸では細菌の99%が嫌気性菌で
あり、健康な犬や猫に存在する細菌種としてはビフィド
バクテリウム、ラクトバチルス、ストレプトコッカスな
どの乳酸菌(善玉菌又は有用性細菌)、バクテロイデ
ス、クロストリジウムなどの偏性嫌気性菌(悪玉菌又は
有害性細菌)などが挙げられる。乳酸菌としてビフィド
バクテリウムが最優勢菌を構成するのは、鶏、モルモッ
トなどのビフィズス動物であり、ラクトバチルスが最優
勢菌を構成するのは、豚、馬、犬などのラクトバチルス
動物である。大腸に入る有機物は主に食物繊維と未消化
の炭水化物及び蛋白質である。善玉菌はこのような有機
物を部分的に消化し、短鎖脂肪酸である酢酸、酪酸、プ
ロピオン酸などを産生したり、またビタミンや蛋白質を
合成する。これらの物質は吸収されてエネルギー源とな
る(有用性)。一方、悪玉菌は発ガン物質や毒素を産生
したり、腸内腐敗(蛋白質の発酵等)、硫酸還元、硝酸
塩還元などによって悪臭物質である硫化水素、アンモニ
ア、トリメチルアミン、メチルメルカプタンなどが発生
し、これらが排泄糞の主要な悪臭物質となっている(有
毒性)。そして、腸内菌叢の構成は、宿主の生理、食
物、薬物、気候、環境の微生物、肉体的・精神的ストレ
スなどによって変動し、これらの外的要因によって共生
関係にある善玉菌又は有用性細菌が減少し、悪玉菌又は
有害性細菌が増加する方向に腸内菌叢のバランスが崩れ
ると、腸内腐敗による悪臭物質の産生などの有毒性が増
す。
は以下のとおりである。消化管内の細菌叢は数百種類の
細菌から構成されており、反芻動物以外の動物ではその
殆どが大腸に集中している(消化物1g当り1010〜1
011)。正常で健康な腸では細菌の99%が嫌気性菌で
あり、健康な犬や猫に存在する細菌種としてはビフィド
バクテリウム、ラクトバチルス、ストレプトコッカスな
どの乳酸菌(善玉菌又は有用性細菌)、バクテロイデ
ス、クロストリジウムなどの偏性嫌気性菌(悪玉菌又は
有害性細菌)などが挙げられる。乳酸菌としてビフィド
バクテリウムが最優勢菌を構成するのは、鶏、モルモッ
トなどのビフィズス動物であり、ラクトバチルスが最優
勢菌を構成するのは、豚、馬、犬などのラクトバチルス
動物である。大腸に入る有機物は主に食物繊維と未消化
の炭水化物及び蛋白質である。善玉菌はこのような有機
物を部分的に消化し、短鎖脂肪酸である酢酸、酪酸、プ
ロピオン酸などを産生したり、またビタミンや蛋白質を
合成する。これらの物質は吸収されてエネルギー源とな
る(有用性)。一方、悪玉菌は発ガン物質や毒素を産生
したり、腸内腐敗(蛋白質の発酵等)、硫酸還元、硝酸
塩還元などによって悪臭物質である硫化水素、アンモニ
ア、トリメチルアミン、メチルメルカプタンなどが発生
し、これらが排泄糞の主要な悪臭物質となっている(有
毒性)。そして、腸内菌叢の構成は、宿主の生理、食
物、薬物、気候、環境の微生物、肉体的・精神的ストレ
スなどによって変動し、これらの外的要因によって共生
関係にある善玉菌又は有用性細菌が減少し、悪玉菌又は
有害性細菌が増加する方向に腸内菌叢のバランスが崩れ
ると、腸内腐敗による悪臭物質の産生などの有毒性が増
す。
【0005】したがって、排泄糞中の悪臭物質を低減化
するためには、上述の環境の微生物すなわち有用細菌を
食餌として与えることや、大腸まで未消化のままで到達
して、これらの有用細菌の栄養源となるオリゴ糖を与え
ることにより、腸内菌叢に占める善玉菌の割合を増加さ
せると共に悪玉菌の占める割合を減少させるので、大腸
内での悪臭物質の産生を抑制することが可能となる。係
る観点から、特開昭50-18264号公報には好気性
及び嫌気性微生物にビタミン類などの有用物質を添加し
て排泄糞を消臭する飼料添加物が開示されている。しか
し、その排泄直後の排泄糞に対する消臭効果は十分では
なく、好気性及び嫌気性微生物は主に排泄後の糞中で働
き、排泄糞を発酵させ無臭化するというものであった。
また、微生物を単独で利用した飼料添加物としては、特
開平9-322714号公報に乳酸球菌、芽胞菌を主成
分とし、放線菌、糸状菌、酵母を添加させることにより
排泄糞のアンモニア臭を低減させ、排泄糞を1週間放置
すると微生物により窒素やイオウ化合物の生成が抑制さ
れる消臭性飼料が開示されている。しかし、この発明
は、排泄直後の排泄糞に対する消臭効果が十分ではなか
った。
するためには、上述の環境の微生物すなわち有用細菌を
食餌として与えることや、大腸まで未消化のままで到達
して、これらの有用細菌の栄養源となるオリゴ糖を与え
ることにより、腸内菌叢に占める善玉菌の割合を増加さ
せると共に悪玉菌の占める割合を減少させるので、大腸
内での悪臭物質の産生を抑制することが可能となる。係
る観点から、特開昭50-18264号公報には好気性
及び嫌気性微生物にビタミン類などの有用物質を添加し
て排泄糞を消臭する飼料添加物が開示されている。しか
し、その排泄直後の排泄糞に対する消臭効果は十分では
なく、好気性及び嫌気性微生物は主に排泄後の糞中で働
き、排泄糞を発酵させ無臭化するというものであった。
また、微生物を単独で利用した飼料添加物としては、特
開平9-322714号公報に乳酸球菌、芽胞菌を主成
分とし、放線菌、糸状菌、酵母を添加させることにより
排泄糞のアンモニア臭を低減させ、排泄糞を1週間放置
すると微生物により窒素やイオウ化合物の生成が抑制さ
れる消臭性飼料が開示されている。しかし、この発明
は、排泄直後の排泄糞に対する消臭効果が十分ではなか
った。
【0006】更に、特開平9-322714号公報には
アンモニア酸化菌、硝酸菌、イオウ酸化菌及びセルロー
ス分解菌を用いて米糠を主体とする培養基にて発酵させ
た飼料用添加剤が開示されている。しかし、この発明
は、前記細菌による排泄糞中のアンモニアと硫化水素に
対する消臭効果はあるが、トリメチルアミン、メチルメ
ルカプタンに対しては効果は十分ではなかった。また排
泄後の糞中微生物の消臭作用によるところが大きく、排
泄直後の糞臭を抑えるものではなかった。以上のよう
に、これらの微生物を利用した発明は、主として産業用
動物に対する消臭を目的としており、排泄直後の糞臭の
抑制というよりも、排泄後1週間から2週間かけて消臭
性微生物が排泄糞中の栄養分を分解、発酵させ悪臭物質
の発生を低減化させるというものであり、家庭内の伴侶
動物との生活において問題となる排泄直後の糞臭に対す
る消臭効果を目的としたものではなく、また十分な効果
を発揮し得なかった。
アンモニア酸化菌、硝酸菌、イオウ酸化菌及びセルロー
ス分解菌を用いて米糠を主体とする培養基にて発酵させ
た飼料用添加剤が開示されている。しかし、この発明
は、前記細菌による排泄糞中のアンモニアと硫化水素に
対する消臭効果はあるが、トリメチルアミン、メチルメ
ルカプタンに対しては効果は十分ではなかった。また排
泄後の糞中微生物の消臭作用によるところが大きく、排
泄直後の糞臭を抑えるものではなかった。以上のよう
に、これらの微生物を利用した発明は、主として産業用
動物に対する消臭を目的としており、排泄直後の糞臭の
抑制というよりも、排泄後1週間から2週間かけて消臭
性微生物が排泄糞中の栄養分を分解、発酵させ悪臭物質
の発生を低減化させるというものであり、家庭内の伴侶
動物との生活において問題となる排泄直後の糞臭に対す
る消臭効果を目的としたものではなく、また十分な効果
を発揮し得なかった。
【0007】また、オリゴ糖の脱臭効果については、特
開平9-38184号公報に茶殻、酵母発酵粕又はマン
ナンオリゴ糖から選択した混合物を添加した消臭性飼料
が開示され、茶殻と酵母発酵粕(マンナンオリゴ糖を含
有する)の併用により糞便中のアンモニアガスが低減す
るとされる。しかし、アンモニア以外の糞中主要悪臭物
質である硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルア
ミンなどに対する消臭に対しては効果が十分ではなかっ
た。
開平9-38184号公報に茶殻、酵母発酵粕又はマン
ナンオリゴ糖から選択した混合物を添加した消臭性飼料
が開示され、茶殻と酵母発酵粕(マンナンオリゴ糖を含
有する)の併用により糞便中のアンモニアガスが低減す
るとされる。しかし、アンモニア以外の糞中主要悪臭物
質である硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルア
ミンなどに対する消臭に対しては効果が十分ではなかっ
た。
【0008】その他の脱臭資材(又は脱臭方法)として
は、悪臭吸着作用をもち、飼料添加資材として認可され
ているゼオライトや消臭作用を有する植物性消臭剤が知
られている。上記のゼオライトの消臭効果については特
開昭58-190358号公報にゼオライトに糖蜜を添
加した飼料添加物が、また特開昭52-47484号公
報には消化酵素産生微生物をゼオライトに吸着させた飼
料添加物が開示されている。後者は消化酵素とゼオライ
トの相乗効果によって、家畜の消化を良好にするととも
に糞尿の臭気を低下させるとされている。しかしなが
ら、両者は単にゼオライトのガス吸着効果を利用して胃
腸内のアンモニアガスなどを吸着させるのみで、その効
果は強いものではなかった。また、植物性消臭剤として
は、特開平5-336895号公報に、米糠と大豆の枯
草菌による発酵液とニンジン葉の抽出液を原料とした植
物性消臭剤が開示されているが、消臭効果は十分でなか
った。
は、悪臭吸着作用をもち、飼料添加資材として認可され
ているゼオライトや消臭作用を有する植物性消臭剤が知
られている。上記のゼオライトの消臭効果については特
開昭58-190358号公報にゼオライトに糖蜜を添
加した飼料添加物が、また特開昭52-47484号公
報には消化酵素産生微生物をゼオライトに吸着させた飼
料添加物が開示されている。後者は消化酵素とゼオライ
トの相乗効果によって、家畜の消化を良好にするととも
に糞尿の臭気を低下させるとされている。しかしなが
ら、両者は単にゼオライトのガス吸着効果を利用して胃
腸内のアンモニアガスなどを吸着させるのみで、その効
果は強いものではなかった。また、植物性消臭剤として
は、特開平5-336895号公報に、米糠と大豆の枯
草菌による発酵液とニンジン葉の抽出液を原料とした植
物性消臭剤が開示されているが、消臭効果は十分でなか
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
飼料添加型の消臭性資材は、アンモニアに対する消臭が
主流であり、アンモニア以外の糞中主要悪臭物質である
硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンなど
に対する消臭効果は十分ではなかった。また、従来の消
臭性資材は、排泄後1週間から2週間かけて消臭性微生
物が排泄糞中の栄養分を分解、発酵させ悪臭物質の発生
を低減化させるというものであり、家庭内の伴侶動物と
の生活において問題となる排泄直後の糞臭を抑制するも
のではなかった。このように、従来の消臭性資材は、排
泄直後の排泄糞に対する消臭効果は十分ではなく、また
排泄糞中の4大悪臭物質すべてに対する消臭効果は期待
できなかった。本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、動物の排泄糞の消臭効果に関
して研究を行った結果、産生抑制型の消臭物質と吸着型
の消臭物質を併用した消臭性資材、特に消臭性微生物、
オリゴ糖、ゼオライト及びセリ科植物、米胚芽大豆発酵
エキス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン
類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキ
ス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より選択された
1以上の物質を組み合わせた消臭性資材は、その相乗作
用により排泄糞に対する消臭効果が向上し、且つ栄養バ
ランスを向上させる効果も有することが明らかとなっ
た。従来の消臭性資材は、腸内菌叢を整える作用のある
微生物を単独で利用するタイプ、又は消臭性植物抽出物
やゼオライトなどの単一物質を添加するタイプが主流で
あり、産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭物質を併用
することは全く行われておらず、両者の相乗効果により
排泄糞臭を効果的に消臭することが可能となることが判
明した。本発明はかかる知見に基づいてなされたもの
で、本発明は産業動物及び伴侶動物の排泄糞の悪臭を消
臭し、かつ栄養バランスを向上させる動物用飼料添加物
及びそれを含有する動物用飼料を提供することを目的と
する。
飼料添加型の消臭性資材は、アンモニアに対する消臭が
主流であり、アンモニア以外の糞中主要悪臭物質である
硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンなど
に対する消臭効果は十分ではなかった。また、従来の消
臭性資材は、排泄後1週間から2週間かけて消臭性微生
物が排泄糞中の栄養分を分解、発酵させ悪臭物質の発生
を低減化させるというものであり、家庭内の伴侶動物と
の生活において問題となる排泄直後の糞臭を抑制するも
のではなかった。このように、従来の消臭性資材は、排
泄直後の排泄糞に対する消臭効果は十分ではなく、また
排泄糞中の4大悪臭物質すべてに対する消臭効果は期待
できなかった。本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、動物の排泄糞の消臭効果に関
して研究を行った結果、産生抑制型の消臭物質と吸着型
の消臭物質を併用した消臭性資材、特に消臭性微生物、
オリゴ糖、ゼオライト及びセリ科植物、米胚芽大豆発酵
エキス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン
類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキ
ス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より選択された
1以上の物質を組み合わせた消臭性資材は、その相乗作
用により排泄糞に対する消臭効果が向上し、且つ栄養バ
ランスを向上させる効果も有することが明らかとなっ
た。従来の消臭性資材は、腸内菌叢を整える作用のある
微生物を単独で利用するタイプ、又は消臭性植物抽出物
やゼオライトなどの単一物質を添加するタイプが主流で
あり、産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭物質を併用
することは全く行われておらず、両者の相乗効果により
排泄糞臭を効果的に消臭することが可能となることが判
明した。本発明はかかる知見に基づいてなされたもの
で、本発明は産業動物及び伴侶動物の排泄糞の悪臭を消
臭し、かつ栄養バランスを向上させる動物用飼料添加物
及びそれを含有する動物用飼料を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の要旨は、 産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭物質とを含有す
ることからなる動物用飼料添加物; 産生抑制型の消臭物質が消臭性微生物及び/又はオリ
ゴ糖である上記記載の動物用飼料添加物; 吸着型の消臭物質がゼオライト及び/又はセリ科植
物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸
化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶
・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群
より選択された1以上の物質である上記記載の動物用
飼料添加物; 消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライト及びセリ科植
物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸
化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶
・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群
より選択された1以上の物質を含有する上記記載の動
物用飼料添加物; 上記〜記載の動物用飼料添加物を含有することか
らなる動物用飼料;である。
めになされた本発明の要旨は、 産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭物質とを含有す
ることからなる動物用飼料添加物; 産生抑制型の消臭物質が消臭性微生物及び/又はオリ
ゴ糖である上記記載の動物用飼料添加物; 吸着型の消臭物質がゼオライト及び/又はセリ科植
物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸
化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶
・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群
より選択された1以上の物質である上記記載の動物用
飼料添加物; 消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライト及びセリ科植
物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸
化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶
・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群
より選択された1以上の物質を含有する上記記載の動
物用飼料添加物; 上記〜記載の動物用飼料添加物を含有することか
らなる動物用飼料;である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は上記の構成からなり、本
発明の動物用飼料添加物は産生抑制型の消臭物質と吸着
型の消臭物質とを少なくとも含有することからなる消臭
性資材である。本明細書において、産生抑制型の消臭物
質とは、動物が摂取した際、生体内(特に大腸)におい
て悪臭の産生を抑制することができる消臭性物質をい
い、また吸着型の消臭物質とは、動物が摂取した際、生
体内(特に大腸)において生成した悪臭を吸着すること
のできる消臭性物質を意味する。上記の産生抑制型の消
臭物質としては、例えば、消臭性微生物、オリゴ糖など
が例示できる。本発明で使用される消臭性微生物として
は、例えば、乳酸菌(ビフィドバクテリウム、ラクトバ
チルス、ストレプトコッカス等)、有芽胞乳酸菌、枯草
菌(バチルス等)、放線菌(ストレプトマイセス等)な
どが例示できる。係る消臭性微生物の中で、枯草菌、乳
酸菌(含む、有芽胞乳酸菌)を使用するのが好ましく、
それぞれ単一の菌を組み合わせたり、又は各種の菌を適
宜組み合わせて使用することができる。
発明の動物用飼料添加物は産生抑制型の消臭物質と吸着
型の消臭物質とを少なくとも含有することからなる消臭
性資材である。本明細書において、産生抑制型の消臭物
質とは、動物が摂取した際、生体内(特に大腸)におい
て悪臭の産生を抑制することができる消臭性物質をい
い、また吸着型の消臭物質とは、動物が摂取した際、生
体内(特に大腸)において生成した悪臭を吸着すること
のできる消臭性物質を意味する。上記の産生抑制型の消
臭物質としては、例えば、消臭性微生物、オリゴ糖など
が例示できる。本発明で使用される消臭性微生物として
は、例えば、乳酸菌(ビフィドバクテリウム、ラクトバ
チルス、ストレプトコッカス等)、有芽胞乳酸菌、枯草
菌(バチルス等)、放線菌(ストレプトマイセス等)な
どが例示できる。係る消臭性微生物の中で、枯草菌、乳
酸菌(含む、有芽胞乳酸菌)を使用するのが好ましく、
それぞれ単一の菌を組み合わせたり、又は各種の菌を適
宜組み合わせて使用することができる。
【0012】また、本発明で使用されるオリゴ糖として
は、例えば、イソマルトース、パノース、イソマルトト
リオース、イソマルトシルマルトース、イソマルトテト
ラオース等の分岐オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖)、ケ
ストース、ニストース、フラクトフラノシルニストース
等のフラクトオリゴ糖、ラクトスクロース等の乳汁オリ
ゴ糖などが例示でき、それぞれを適宜組み合わせて使用
することもできる。
は、例えば、イソマルトース、パノース、イソマルトト
リオース、イソマルトシルマルトース、イソマルトテト
ラオース等の分岐オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖)、ケ
ストース、ニストース、フラクトフラノシルニストース
等のフラクトオリゴ糖、ラクトスクロース等の乳汁オリ
ゴ糖などが例示でき、それぞれを適宜組み合わせて使用
することもできる。
【0013】本発明で使用される吸着型の消臭物質とし
ては、例えば、セリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マ
ッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由
来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン
茶、モロヘイヤ、ゼオライトなどが例示でき、好ましく
はセリ科植物及びゼオライトが使用される。上記のセリ
科植物としては、例えば、アシタバ、ニンジン、セロ
リ、パセリ、セリ、ミツバ、ウイキョウ、トウキ、ツボ
クサ、ハナウド、ハマボウフウなどのセリ科植物全般を
用いることができる。セリ科植物は他の植物と比較し、
アビエチン酸、フラボノイド類、タンニン類、没食子
酸、ブラジリン、シコニンなどのポリフェノール類が多
く含まれ、これらの物質の悪臭物質に対する錯化合物形
成反応、相殺作用、マスキング作用により消臭効果が得
られると考えられる。上記のセリ科植物の中でアシタ
バ、セロリ、パセリ、セリ、ミツバを使用するのが好ま
しく、それぞれを適宜組み合わせて使用することができ
る。より好ましくはアシタバが使用される。また、セリ
科植物はそのまま使用してもよいが、水性抽出液、その
粉末化物などを使用してもよい。更に、後記の実施例に
示されるように、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルー
ム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェ
ノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶、モロヘイ
ヤも吸着型の消臭物質として好適に用いることができ
る。
ては、例えば、セリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マ
ッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由
来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン
茶、モロヘイヤ、ゼオライトなどが例示でき、好ましく
はセリ科植物及びゼオライトが使用される。上記のセリ
科植物としては、例えば、アシタバ、ニンジン、セロ
リ、パセリ、セリ、ミツバ、ウイキョウ、トウキ、ツボ
クサ、ハナウド、ハマボウフウなどのセリ科植物全般を
用いることができる。セリ科植物は他の植物と比較し、
アビエチン酸、フラボノイド類、タンニン類、没食子
酸、ブラジリン、シコニンなどのポリフェノール類が多
く含まれ、これらの物質の悪臭物質に対する錯化合物形
成反応、相殺作用、マスキング作用により消臭効果が得
られると考えられる。上記のセリ科植物の中でアシタ
バ、セロリ、パセリ、セリ、ミツバを使用するのが好ま
しく、それぞれを適宜組み合わせて使用することができ
る。より好ましくはアシタバが使用される。また、セリ
科植物はそのまま使用してもよいが、水性抽出液、その
粉末化物などを使用してもよい。更に、後記の実施例に
示されるように、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルー
ム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェ
ノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶、モロヘイ
ヤも吸着型の消臭物質として好適に用いることができ
る。
【0014】本発明で使用されるゼオライトとしては、
悪臭吸着性(吸収性)を有するゼオライトであれば何れ
のものも使用することができる。なお、ゼオライトは周
知のとおり、一般式WmZnO2n・sH2Oで示される含
水ケイ酸塩のことである(WはNa,Ca,KまれにB
a,Srで、ZはSi+Al(Si:Al>1)、sは
一定しない)。当該ゼオライトとしては、天然物ゼオラ
イト(例えば、方沸石、魚眼石、菱沸石、グメリン沸
石、ソーダ沸石、輝沸石、束沸石、濁沸石、イネサイト
等)、合成ゼオライト(例えば、A、X、Y型ゼオライ
ト、ZSM−5等)、石英鉱物質であるバーミキュライ
トなどが例示でき、これらを併用することもでき、簡便
には既に市販されている製品を使用すればよい。本発明
において、ゼオライトは、それをミキサーなどの手段
で、粒度2mm以下、好ましくは1mm以下に粉砕したもの
を使用するのが好適である。
悪臭吸着性(吸収性)を有するゼオライトであれば何れ
のものも使用することができる。なお、ゼオライトは周
知のとおり、一般式WmZnO2n・sH2Oで示される含
水ケイ酸塩のことである(WはNa,Ca,KまれにB
a,Srで、ZはSi+Al(Si:Al>1)、sは
一定しない)。当該ゼオライトとしては、天然物ゼオラ
イト(例えば、方沸石、魚眼石、菱沸石、グメリン沸
石、ソーダ沸石、輝沸石、束沸石、濁沸石、イネサイト
等)、合成ゼオライト(例えば、A、X、Y型ゼオライ
ト、ZSM−5等)、石英鉱物質であるバーミキュライ
トなどが例示でき、これらを併用することもでき、簡便
には既に市販されている製品を使用すればよい。本発明
において、ゼオライトは、それをミキサーなどの手段
で、粒度2mm以下、好ましくは1mm以下に粉砕したもの
を使用するのが好適である。
【0015】本発明の動物用飼料添加物の好ましい態様
としては、消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライト及びセ
リ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来
有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノー
ル、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤか
らなる群より選択された1以上の物質を併用する態様が
挙げられる。係る4成分を併用することにより、悪臭物
質を消臭する有用細菌、腸内細菌の栄養源となるオリゴ
糖、植物性消臭素材及び悪臭吸着作用をもつゼオライト
の相乗効果により、排泄糞臭を効果的に消臭することが
可能となり、また栄養的にも優れた組成とすることがで
きる。
としては、消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライト及びセ
リ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来
有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノー
ル、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤか
らなる群より選択された1以上の物質を併用する態様が
挙げられる。係る4成分を併用することにより、悪臭物
質を消臭する有用細菌、腸内細菌の栄養源となるオリゴ
糖、植物性消臭素材及び悪臭吸着作用をもつゼオライト
の相乗効果により、排泄糞臭を効果的に消臭することが
可能となり、また栄養的にも優れた組成とすることがで
きる。
【0016】本発明において、産生抑制型の消臭物質と
吸着型の消臭物質の使用割合は特に限定されず、飼育動
物の種類、排泄糞の形状、臭気などを考慮して適宜の範
囲で設定することができる。例えば、上述の消臭性微生
物、オリゴ糖、ゼオライト及びセリ科植物、米胚芽大豆
発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキ
ン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキ
ス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より選択された
1以上の物質を併用する態様においては、消臭性微生物
とオリゴ糖を1:100〜1:10000(重量比、液
体成分の場合には固形分換算、以下同様)、好ましくは
1:1000の割合で配合され、また、セリ科植物、米
胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合
物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野
菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より
選択された1以上の物質とゼオライトを1:4〜4:
1、好ましくは1:2〜2:1、より好ましくは1:1
の割合で配合され、更に前者と後者を1:4〜4:1、
好ましくは1:2〜2:1、より好ましくは1:1の割
合で配合される。
吸着型の消臭物質の使用割合は特に限定されず、飼育動
物の種類、排泄糞の形状、臭気などを考慮して適宜の範
囲で設定することができる。例えば、上述の消臭性微生
物、オリゴ糖、ゼオライト及びセリ科植物、米胚芽大豆
発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキ
ン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキ
ス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より選択された
1以上の物質を併用する態様においては、消臭性微生物
とオリゴ糖を1:100〜1:10000(重量比、液
体成分の場合には固形分換算、以下同様)、好ましくは
1:1000の割合で配合され、また、セリ科植物、米
胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合
物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野
菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より
選択された1以上の物質とゼオライトを1:4〜4:
1、好ましくは1:2〜2:1、より好ましくは1:1
の割合で配合され、更に前者と後者を1:4〜4:1、
好ましくは1:2〜2:1、より好ましくは1:1の割
合で配合される。
【0017】本発明の飼料添加物は適宜な形態とするこ
とができるが、一般に、液状、ペースト状、粉末状、粒
状又は顆粒状とされる。係る形態の飼料添加物は慣用の
方法に準じて調製すればよく、例えば、所定のセリ科植
物の葉を煮沸しエキスを抽出した後、圧搾と濾過を行っ
た抽出液に、消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライトを混
合した後、濃縮することにより、液状又はペースト状の
飼料が得られる。また、抽出液を常法に準じて凍結乾燥
し、ミキサーなどにより粉砕し粉末状としたセリ科植物
エキスに消臭性微生物、オリゴ糖(粉末)、ゼオライト
を混合することにより粉末状の飼料添加物が得られる。
粉末状の動物用飼料添加物を、必要に応じて助剤を添加
後、成形機にて加工することにより、粒状又は顆粒状の
飼料が得られる。なお、吸着型の消臭物質である米胚芽
大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カ
テキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合
エキス、ヤンロン茶及びモロヘイヤの場合にも、上記の
セリ科植物エキスの場合に準じて動物用飼料添加物を調
製することができる。
とができるが、一般に、液状、ペースト状、粉末状、粒
状又は顆粒状とされる。係る形態の飼料添加物は慣用の
方法に準じて調製すればよく、例えば、所定のセリ科植
物の葉を煮沸しエキスを抽出した後、圧搾と濾過を行っ
た抽出液に、消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライトを混
合した後、濃縮することにより、液状又はペースト状の
飼料が得られる。また、抽出液を常法に準じて凍結乾燥
し、ミキサーなどにより粉砕し粉末状としたセリ科植物
エキスに消臭性微生物、オリゴ糖(粉末)、ゼオライト
を混合することにより粉末状の飼料添加物が得られる。
粉末状の動物用飼料添加物を、必要に応じて助剤を添加
後、成形機にて加工することにより、粒状又は顆粒状の
飼料が得られる。なお、吸着型の消臭物質である米胚芽
大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カ
テキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合
エキス、ヤンロン茶及びモロヘイヤの場合にも、上記の
セリ科植物エキスの場合に準じて動物用飼料添加物を調
製することができる。
【0018】本発明の動物用飼料添加物は、そのまま動
物用飼料添加物とすることもできるが、他の栄養源、例
えば、オリゴ糖以外の糖アルコール、ウロン酸、アミノ
糖などの天然産単糖やマンナンなどの多糖、セリ科植物
以外の植物性エキスや粉末、動物性油脂、植物性蛋白質
(例えば、大豆蛋白等)、ミネラル成分(例えば、カル
シウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅等)、ビタミン類
(例えば、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE
等)、品質改善剤(例えば、酸化防止剤、保存剤、着色
剤等)、賦形剤などを混合した動物用飼料添加剤として
もよい。このような使用法において、本発明の動物用飼
料添加剤の使用量は、所望する排泄糞に対する消臭効果
に応じて適宜調整することができるが、原料混合物全量
に対して10%(重量%、以下同様)以下で排泄糞の悪
臭を低減化でき、一般に1〜5重量%程度とされる。
物用飼料添加物とすることもできるが、他の栄養源、例
えば、オリゴ糖以外の糖アルコール、ウロン酸、アミノ
糖などの天然産単糖やマンナンなどの多糖、セリ科植物
以外の植物性エキスや粉末、動物性油脂、植物性蛋白質
(例えば、大豆蛋白等)、ミネラル成分(例えば、カル
シウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅等)、ビタミン類
(例えば、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE
等)、品質改善剤(例えば、酸化防止剤、保存剤、着色
剤等)、賦形剤などを混合した動物用飼料添加剤として
もよい。このような使用法において、本発明の動物用飼
料添加剤の使用量は、所望する排泄糞に対する消臭効果
に応じて適宜調整することができるが、原料混合物全量
に対して10%(重量%、以下同様)以下で排泄糞の悪
臭を低減化でき、一般に1〜5重量%程度とされる。
【0019】後記試験例に示されるように、本発明の動
物用飼料添加物は、伴侶動物や産業動物の排泄糞の悪臭
を著しく低減化させ、かつ栄養価を向上させる優れた動
物用飼料添加物を提供することを可能とする。特に本発
明の動物用飼料添加物の好ましい形態である、腸管内で
の悪臭物質分解作用をもつ乳酸菌、枯草菌などの消臭性
微生物、腸内細菌の栄養源となるオリゴ糖、消臭作用を
もつセリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルー
ム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェ
ノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイ
ヤからなる群より選択された1以上の物質及び悪臭吸着
作用をもつゼオライトを併用した場合、それらの相乗効
果により、それぞれ単独で使用する場合と比較し、牛、
豚、馬、鶏などの産業動物や犬や猫などの伴侶動物の排
泄糞の発する悪臭を低減させ得ることができ、更に栄養
価を向上させる優れた動物用飼料添加物となる。更に、
消臭性微生物として乳酸菌(ラクトバチルス・コアグラ
ンス)と枯草菌(バチルス・サブチルス)の混合物を、
またオリゴ糖として腸内の有用菌を選択的に増加させ腸
内環境を改善し、かつ軟便化などの便性を改善する便性
改善作用をもつ乳汁オリゴ糖を、また消臭性植物として
アシタバを用いた本発明の動物用飼料添加物は、排泄糞
の発する悪臭を著しく低減させ得ることができ、更に栄
養価を向上させる優れた動物用飼料添加物となる。
物用飼料添加物は、伴侶動物や産業動物の排泄糞の悪臭
を著しく低減化させ、かつ栄養価を向上させる優れた動
物用飼料添加物を提供することを可能とする。特に本発
明の動物用飼料添加物の好ましい形態である、腸管内で
の悪臭物質分解作用をもつ乳酸菌、枯草菌などの消臭性
微生物、腸内細菌の栄養源となるオリゴ糖、消臭作用を
もつセリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルー
ム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェ
ノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイ
ヤからなる群より選択された1以上の物質及び悪臭吸着
作用をもつゼオライトを併用した場合、それらの相乗効
果により、それぞれ単独で使用する場合と比較し、牛、
豚、馬、鶏などの産業動物や犬や猫などの伴侶動物の排
泄糞の発する悪臭を低減させ得ることができ、更に栄養
価を向上させる優れた動物用飼料添加物となる。更に、
消臭性微生物として乳酸菌(ラクトバチルス・コアグラ
ンス)と枯草菌(バチルス・サブチルス)の混合物を、
またオリゴ糖として腸内の有用菌を選択的に増加させ腸
内環境を改善し、かつ軟便化などの便性を改善する便性
改善作用をもつ乳汁オリゴ糖を、また消臭性植物として
アシタバを用いた本発明の動物用飼料添加物は、排泄糞
の発する悪臭を著しく低減させ得ることができ、更に栄
養価を向上させる優れた動物用飼料添加物となる。
【0020】本発明の動物用飼料添加物は、飼育動物の
飼料に添加して使用することができるが、本発明の動物
用飼料添加物を含有する飼料として飼育動物に給餌して
もよい。本発明の動物用飼料は係る形態の動物用飼料で
あり、本発明の動物用飼料添加物を含有することを特徴
とする動物用飼料である。本発明の動物用飼料は、原料
に本発明の動物用飼料添加物を添加する以外は動物用飼
料を製造する常法に準じて調製することができる。当該
動物用飼料添加物の添加量は給餌する動物種、給餌量な
どに応じて適宜調整することができるが、一般に動物用
飼料中、15%程度以下、好ましくは1〜10%程度と
される。
飼料に添加して使用することができるが、本発明の動物
用飼料添加物を含有する飼料として飼育動物に給餌して
もよい。本発明の動物用飼料は係る形態の動物用飼料で
あり、本発明の動物用飼料添加物を含有することを特徴
とする動物用飼料である。本発明の動物用飼料は、原料
に本発明の動物用飼料添加物を添加する以外は動物用飼
料を製造する常法に準じて調製することができる。当該
動物用飼料添加物の添加量は給餌する動物種、給餌量な
どに応じて適宜調整することができるが、一般に動物用
飼料中、15%程度以下、好ましくは1〜10%程度と
される。
【0021】
【発明の効果】本発明の動物用飼料添加物及び動物用飼
料は下記の効果を奏する。 本発明の動物用飼料添加物は、産生抑制型の消臭物質
と吸着型の消臭物質とを含有し、それらの相乗効果によ
り、牛、豚、馬、鶏などの産業動物や犬や猫などの伴侶
動物の排泄糞の悪臭を排泄直後から抑制することができ
る。 特に、本発明の好ましい態様である消臭性微生物、オ
リゴ糖、ゼオライト及びセリ科植物、米胚芽大豆発酵エ
キス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン類、
リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤ
ンロン茶とモロヘイヤからなる群より選択された1以上
の物質を併用した場合、悪臭物質を分解して消臭する有
用細菌、腸内細菌の栄養源となるオリゴ糖、植物性消臭
素材及び悪臭吸着作用をもつゼオライトの相乗効果によ
り、それぞれ単独で使用する場合と比較し、牛、豚、
馬、鶏などの産業動物や犬や猫などの伴侶動物の排泄糞
の発する悪臭を著しく低減させ得ることができる。ま
た、腸管内における多孔質のゼオライトによる水分吸着
作用と、セリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュ
ルーム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリ
フェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶及びモ
ロヘイヤの抗下痢作用、乳汁オリゴ糖の有用菌増加作用
により、排便回数、軟便化などの便性を改善させ得るこ
とができる。更に、セリ科植物、米胚芽大豆発酵エキ
ス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン類、リ
ンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤン
ロン茶及びモロヘイヤのもつ豊富なビタミン、ミネラル
成分により、産業動物や伴侶動物に欠乏しがちな栄養素
の補給に優れた、産業動物や伴侶動物の健康維持に有用
な動物用飼料添加物となる。 本発明の動物用飼料は、上記の優れた消臭性を有する
動物用飼料添加物を含有するもので、当該飼料を給餌す
ることにより、飼育動物の排泄糞の悪臭を排泄直後から
抑制することができる。
料は下記の効果を奏する。 本発明の動物用飼料添加物は、産生抑制型の消臭物質
と吸着型の消臭物質とを含有し、それらの相乗効果によ
り、牛、豚、馬、鶏などの産業動物や犬や猫などの伴侶
動物の排泄糞の悪臭を排泄直後から抑制することができ
る。 特に、本発明の好ましい態様である消臭性微生物、オ
リゴ糖、ゼオライト及びセリ科植物、米胚芽大豆発酵エ
キス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン類、
リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤ
ンロン茶とモロヘイヤからなる群より選択された1以上
の物質を併用した場合、悪臭物質を分解して消臭する有
用細菌、腸内細菌の栄養源となるオリゴ糖、植物性消臭
素材及び悪臭吸着作用をもつゼオライトの相乗効果によ
り、それぞれ単独で使用する場合と比較し、牛、豚、
馬、鶏などの産業動物や犬や猫などの伴侶動物の排泄糞
の発する悪臭を著しく低減させ得ることができる。ま
た、腸管内における多孔質のゼオライトによる水分吸着
作用と、セリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュ
ルーム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリ
フェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶及びモ
ロヘイヤの抗下痢作用、乳汁オリゴ糖の有用菌増加作用
により、排便回数、軟便化などの便性を改善させ得るこ
とができる。更に、セリ科植物、米胚芽大豆発酵エキ
ス、マッシュルーム由来有機酸化合物、カテキン類、リ
ンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤン
ロン茶及びモロヘイヤのもつ豊富なビタミン、ミネラル
成分により、産業動物や伴侶動物に欠乏しがちな栄養素
の補給に優れた、産業動物や伴侶動物の健康維持に有用
な動物用飼料添加物となる。 本発明の動物用飼料は、上記の優れた消臭性を有する
動物用飼料添加物を含有するもので、当該飼料を給餌す
ることにより、飼育動物の排泄糞の悪臭を排泄直後から
抑制することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例及び試験例を挙げて本発明を詳
細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるもの
ではない。 製造例1(消臭性微生物) 乳酸菌(ラクトバチルス・コアグランス)粉末と枯草菌
(バチルス・サブチルス)粉末を1:1の割合で混合
し、混合物を得た。 製造例2(乳汁オリゴ糖) 乳糖とショ糖を原料とし、β-フラクトフラノシダーゼ
の糖転移反応により得た。
細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるもの
ではない。 製造例1(消臭性微生物) 乳酸菌(ラクトバチルス・コアグランス)粉末と枯草菌
(バチルス・サブチルス)粉末を1:1の割合で混合
し、混合物を得た。 製造例2(乳汁オリゴ糖) 乳糖とショ糖を原料とし、β-フラクトフラノシダーゼ
の糖転移反応により得た。
【0023】製造例3(アシタバ) 採取後、洗浄した新鮮なアシタバの葉を100℃、30
分間煮沸し、エキスを抽出した後、圧搾及び濾過を行
い、アシタバ抽出液を得た。更に遠心分離によりアシタ
バ残さを除去した後、上清を90℃、30分間煮沸殺菌
し、スプレードライヤーにより粉砕しアシタバエキス粉
末とした。
分間煮沸し、エキスを抽出した後、圧搾及び濾過を行
い、アシタバ抽出液を得た。更に遠心分離によりアシタ
バ残さを除去した後、上清を90℃、30分間煮沸殺菌
し、スプレードライヤーにより粉砕しアシタバエキス粉
末とした。
【0024】製造例4(ゼオライト) 方沸石、魚眼石、菱沸石、グメリン沸石、ソーダ沸石、
輝沸石、束沸石、濁沸石、イネサイトの混合物をミキサ
ーで破砕し、粒度1mm以下としゼオライト粉末を得た。
輝沸石、束沸石、濁沸石、イネサイトの混合物をミキサ
ーで破砕し、粒度1mm以下としゼオライト粉末を得た。
【0025】実施例1(消臭物質混合物) 製造例1、2、3及び4で得られた消臭性微生物、乳汁
オリゴ糖、アシタバエキス粉末及びゼオライト粉末を
1:1000:500:500の割合で配合し、本発明
の動物用飼料添加物を得た。
オリゴ糖、アシタバエキス粉末及びゼオライト粉末を
1:1000:500:500の割合で配合し、本発明
の動物用飼料添加物を得た。
【0026】実施例2(犬用ジャーキー) 食肉原料(豚肉、鶏肉、牛肉よりなる群の1種類又は2
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り38.2部)と豚背脂肪(2.5部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(19.0部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.7部)、食塩(0.4
部)、重合リン酸塩(0.2部)及び糖類・調味料(2.
2部)を加え、更に実施例1で調製した本発明品を2.
5%の割合で配合した練り肉を調製した。次いで、これ
を充填成形機によりスティック状に成形し、加熱乾燥
後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造した。
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り38.2部)と豚背脂肪(2.5部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(19.0部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.7部)、食塩(0.4
部)、重合リン酸塩(0.2部)及び糖類・調味料(2.
2部)を加え、更に実施例1で調製した本発明品を2.
5%の割合で配合した練り肉を調製した。次いで、これ
を充填成形機によりスティック状に成形し、加熱乾燥
後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造した。
【0027】実施例3(猫用ジャーキー) 食肉原料(豚肉、鶏肉、牛肉よりなる群の1種類又は2
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り36.2部)と豚背脂肪(2.0部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(17.3部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.2部)、食塩(0.4
部)、重合リン酸塩(0.2部)及び糖類・調味料(6.
9部)を加え、更に実施例1で調製した本発明品を2.
5%の割合で配合した練り肉を調製した。次いで、これ
を充填成形機によりスティック状に成形し、加熱乾燥
後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造した。
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り36.2部)と豚背脂肪(2.0部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(17.3部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.2部)、食塩(0.4
部)、重合リン酸塩(0.2部)及び糖類・調味料(6.
9部)を加え、更に実施例1で調製した本発明品を2.
5%の割合で配合した練り肉を調製した。次いで、これ
を充填成形機によりスティック状に成形し、加熱乾燥
後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造した。
【0028】実施例4(ビタミン、ミネラル強化飼料) 食肉原料(豚肉、鶏肉、牛肉よりなる群の1種類又は2
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り36.2部)と豚背脂肪(2.0部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(16.9部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.2部)、食塩(0.4
部)、総合ビタミン類(0.4部)、重合リン酸塩(0.
2部)、糖類・調味料など(6.6部)及びビタミンミ
ネラルプレミックス(0.3部)を加え、更に実施例1
で調製した本発明品を2.5%の割合で配合した練り肉
を調製した。次いで、これを充填成形機によりスティッ
ク状に成形し、加熱乾燥後、約3cmにカットし、動物用
飼料を製造した。
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り36.2部)と豚背脂肪(2.0部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(16.9部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.2部)、食塩(0.4
部)、総合ビタミン類(0.4部)、重合リン酸塩(0.
2部)、糖類・調味料など(6.6部)及びビタミンミ
ネラルプレミックス(0.3部)を加え、更に実施例1
で調製した本発明品を2.5%の割合で配合した練り肉
を調製した。次いで、これを充填成形機によりスティッ
ク状に成形し、加熱乾燥後、約3cmにカットし、動物用
飼料を製造した。
【0029】実施例5(消臭物質混合物) 製造例1、2、3及び4で得られた消臭性微生物、イソ
マルトオリゴ糖、パセリエキス粉末及びゼオライト粉末
を2:750:800:1200の割合で配合し、本発
明の動物用飼料添加物を得た。
マルトオリゴ糖、パセリエキス粉末及びゼオライト粉末
を2:750:800:1200の割合で配合し、本発
明の動物用飼料添加物を得た。
【0030】実施例6(消臭物質混合物) 実施例1において使用されているアシタバエキスに代え
て下記(a)〜(g)の市販消臭物質の各々1つを使用し、製
造例1(消臭性微生物)、製造例2(乳汁オリゴ糖)、
下記(a)〜(g)の市販消臭物質の1種及びゼオライト粉末
を1:1000:2000:1000の割合で配合し、
本発明の動物用飼料添加物を得た。 (a)米胚芽大豆発酵エキス(粉末) (b)マッシュルーム由来有機酸化合物 (c)緑茶由来カテキン類 (d)リンゴ由来ポリフェノール (e)緑茶・野菜混合エキス(粉末) (f)ヤンロン茶 (g)モロヘイヤ(粉末)
て下記(a)〜(g)の市販消臭物質の各々1つを使用し、製
造例1(消臭性微生物)、製造例2(乳汁オリゴ糖)、
下記(a)〜(g)の市販消臭物質の1種及びゼオライト粉末
を1:1000:2000:1000の割合で配合し、
本発明の動物用飼料添加物を得た。 (a)米胚芽大豆発酵エキス(粉末) (b)マッシュルーム由来有機酸化合物 (c)緑茶由来カテキン類 (d)リンゴ由来ポリフェノール (e)緑茶・野菜混合エキス(粉末) (f)ヤンロン茶 (g)モロヘイヤ(粉末)
【0031】実施例7 実施例2において、実施例1の本発明品に代えて実施例
6の本発明品を3.0%の割合で使用する以外は同様に
して、動物用飼料(犬用ジャーキー)を調製した。
6の本発明品を3.0%の割合で使用する以外は同様に
して、動物用飼料(犬用ジャーキー)を調製した。
【0032】実施例8 実施例3において、実施例1の本発明品に代えて実施例
6の本発明品を3.0%の割合で使用する以外は同様に
して、動物用飼料(猫用ジャーキー)を調製した。
6の本発明品を3.0%の割合で使用する以外は同様に
して、動物用飼料(猫用ジャーキー)を調製した。
【0033】比較例1(消臭性微生物、乳汁オリゴ糖添
加飼料) 実施例1で調製した本発明品に代えて、製造例1及び2
の混合物を2.5重量%の割合で配合し、以下、実施例
2と同様の配合及び方法により練り肉を調製した。次い
で、これを充填成形機によりスティック状に成形し、加
熱乾燥後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造した。
加飼料) 実施例1で調製した本発明品に代えて、製造例1及び2
の混合物を2.5重量%の割合で配合し、以下、実施例
2と同様の配合及び方法により練り肉を調製した。次い
で、これを充填成形機によりスティック状に成形し、加
熱乾燥後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造した。
【0034】比較例2(アシタバ、ゼオライト添加飼
料) 実施例1で調製した本発明品に代えて、製造例3及び4
の混合物をを2.5重量%の割合で配合し、以下、実施
例2と同様の配合及び方法により練り肉を調製した。次
いで、これを充填成形機によりスティック状に成形し、
加熱乾燥後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造し
た。
料) 実施例1で調製した本発明品に代えて、製造例3及び4
の混合物をを2.5重量%の割合で配合し、以下、実施
例2と同様の配合及び方法により練り肉を調製した。次
いで、これを充填成形機によりスティック状に成形し、
加熱乾燥後、約3cmにカットし、動物用飼料を製造し
た。
【0035】比較例3(消臭物質無添加の飼料) 食肉原料(豚肉、鶏肉、牛肉よりなる群の1種類又は2
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り40.7部)と豚背脂肪(2.5部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(19.0部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.7部)、食塩(0.4
部)、重合リン酸塩(0.2部)及び糖類・調味料(2.
2部)を加えた練り肉を調製した。次いで、これを充填
成形機によりスティック状に成形し、加熱乾燥後、約3
cmにカットし、動物用飼料を製造した。
種類以上の組み合わせ;練り上がり原料混合物100重
量部当り40.7部)と豚背脂肪(2.5部)を合わせ、
肉挽き機又はサイレントカッターにより、直径10mm以
下程度の肉塊に細砕し、これに氷(19.0部)、植物
蛋白質(32.3部)、骨粉(2.7部)、食塩(0.4
部)、重合リン酸塩(0.2部)及び糖類・調味料(2.
2部)を加えた練り肉を調製した。次いで、これを充填
成形機によりスティック状に成形し、加熱乾燥後、約3
cmにカットし、動物用飼料を製造した。
【0036】試験例1(in vitroでの消臭試験;硫化水
素) 下記の方法で製造例3、4、実施例6に記載の各消臭物
質、及びそれらの混合物の硫化水素に対する消臭効果を
試験した。A.試験方法 硫化水素(H2S)粉末を加熱して発生させたH2Sガスを人
工腸液中(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、胆汁
末、NaCl、NaNO3含有、pH7.3)にバブリングすること
によりH2S溶液を調製した。このH2S溶液1mlと、製造例
3、4又は実施例6に記載の(a)〜(g)の消臭物質1gを
反応槽に加え、37℃で30分間反応させた後、反応槽
のヘッドスペースにおけるH2S濃度を北川式検知管を用
いて測定した。また、同様に、上記H2S溶液1mlと、製
造例3、4及び実施例6に記載の(a)〜(g)の消臭物質か
らなる群の2つ(但し、それぞれ0.5gずつ、合計1
g)を反応槽に加え、37℃で30分間反応させた後、
反応槽のヘッドスペースにおけるH2S濃度を北川式検知
管を用いて測定し、これらの消臭物質の併用が消臭効果
に及ぼす相乗効果の有無を調べた。
素) 下記の方法で製造例3、4、実施例6に記載の各消臭物
質、及びそれらの混合物の硫化水素に対する消臭効果を
試験した。A.試験方法 硫化水素(H2S)粉末を加熱して発生させたH2Sガスを人
工腸液中(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、胆汁
末、NaCl、NaNO3含有、pH7.3)にバブリングすること
によりH2S溶液を調製した。このH2S溶液1mlと、製造例
3、4又は実施例6に記載の(a)〜(g)の消臭物質1gを
反応槽に加え、37℃で30分間反応させた後、反応槽
のヘッドスペースにおけるH2S濃度を北川式検知管を用
いて測定した。また、同様に、上記H2S溶液1mlと、製
造例3、4及び実施例6に記載の(a)〜(g)の消臭物質か
らなる群の2つ(但し、それぞれ0.5gずつ、合計1
g)を反応槽に加え、37℃で30分間反応させた後、
反応槽のヘッドスペースにおけるH2S濃度を北川式検知
管を用いて測定し、これらの消臭物質の併用が消臭効果
に及ぼす相乗効果の有無を調べた。
【0037】B.結果 試験結果を図1A及びBに示す。なお、図の縦軸はH2S
溶液1mlのみを反応槽に入れた場合のヘッドスペース中
H2S濃度を100として表し、各試験区のヘッドスペー
ス中H2S濃度を相対値として表している。図1Aの結果
から下記のことが明らかとなった。コントロール(H2S
溶液のみ)に比較して、製造例3(アシタバ)、製造例
4(ゼオライト)[以上2品については、p<0.01]、
(a)米胚芽大豆発酵エキス、(b)マッシュルーム由来有機
酸化合物、(c)カテキン類、(d)リンゴ由来ポリフェノー
ル、(e)緑茶・野菜混合エキス、(f)ヤンロン茶、(g)モ
ロヘイヤ[これらについては、p<0.05]はH2S濃度を減
少させた。図1Bの結果から下記のことが明らかとなっ
た。製造例3(アシタバ)又は製造例4(ゼオライト)
と他の消臭物質との混合物はH2S濃度を減少させた。特
に、製造例3(アシタバ)と製造例4(ゼオライト)の
混合物はH2S濃度を著しく減少させ(p<0.01)、顕著な相
乗効果が認められた。
溶液1mlのみを反応槽に入れた場合のヘッドスペース中
H2S濃度を100として表し、各試験区のヘッドスペー
ス中H2S濃度を相対値として表している。図1Aの結果
から下記のことが明らかとなった。コントロール(H2S
溶液のみ)に比較して、製造例3(アシタバ)、製造例
4(ゼオライト)[以上2品については、p<0.01]、
(a)米胚芽大豆発酵エキス、(b)マッシュルーム由来有機
酸化合物、(c)カテキン類、(d)リンゴ由来ポリフェノー
ル、(e)緑茶・野菜混合エキス、(f)ヤンロン茶、(g)モ
ロヘイヤ[これらについては、p<0.05]はH2S濃度を減
少させた。図1Bの結果から下記のことが明らかとなっ
た。製造例3(アシタバ)又は製造例4(ゼオライト)
と他の消臭物質との混合物はH2S濃度を減少させた。特
に、製造例3(アシタバ)と製造例4(ゼオライト)の
混合物はH2S濃度を著しく減少させ(p<0.01)、顕著な相
乗効果が認められた。
【0038】試験例2(犬を用いた消臭試験) 下記の方法で実施例2、7及び比較例1、2、3で作製
した動物用飼料の消臭効果を試験した。A.試験方法 供試動物 ビーグル犬10頭(雌雄同数、体重平均11.5kg、
平均2.6才)を用い、単飼とした。 材料及び測定方法 実施例2、7及び比較例1、2、3で作製した動物用飼
料を各供試動物の1日の必要代謝カロリー量に相当する
分量ずつ、4週間給与した。試験最終週の1週間に排泄
された糞尿をチャック付きポリ袋に採取し、ヘッドスペ
ースの硫化水素、アンモニア、トリメチルアミン及びメ
チルメルカプタンの濃度を北川式検知管を用いて測定し
た。
した動物用飼料の消臭効果を試験した。A.試験方法 供試動物 ビーグル犬10頭(雌雄同数、体重平均11.5kg、
平均2.6才)を用い、単飼とした。 材料及び測定方法 実施例2、7及び比較例1、2、3で作製した動物用飼
料を各供試動物の1日の必要代謝カロリー量に相当する
分量ずつ、4週間給与した。試験最終週の1週間に排泄
された糞尿をチャック付きポリ袋に採取し、ヘッドスペ
ースの硫化水素、アンモニア、トリメチルアミン及びメ
チルメルカプタンの濃度を北川式検知管を用いて測定し
た。
【0039】B.結果 試験結果の一部を図2に示す。なお、図の横軸は、各悪
臭物質(硫化水素、アンモニア、トリメチルアミン及び
メチルメルカプタン)の濃度(ppm)を示す。図2の結果
から下記のことが明らかとなった。比較例3の飼料と比
較し、比較例1及び2の飼料は最大3種類の悪臭物質の
濃度を低下させることができた。一方、実施例2の飼料
は全悪臭物質の濃度を低下させることができた(p<0.0
1)。同様に、実施例7の飼料も全悪臭物質の濃度を低下
させることができた(p<0.01)。このように、本発明の飼
料は極めて優れた消臭効果を有することが明らかとなっ
た。
臭物質(硫化水素、アンモニア、トリメチルアミン及び
メチルメルカプタン)の濃度(ppm)を示す。図2の結果
から下記のことが明らかとなった。比較例3の飼料と比
較し、比較例1及び2の飼料は最大3種類の悪臭物質の
濃度を低下させることができた。一方、実施例2の飼料
は全悪臭物質の濃度を低下させることができた(p<0.0
1)。同様に、実施例7の飼料も全悪臭物質の濃度を低下
させることができた(p<0.01)。このように、本発明の飼
料は極めて優れた消臭効果を有することが明らかとなっ
た。
【0040】試験例3(猫を用いた消臭試験) 下記の方法で実施例3、8及び比較例1、2、3で作製
した伴侶動物用飼料添加物の消臭効果を試験した。A.試験方法 供試動物 雑種猫10匹(雌雄同数、体重平均2.5kg,平均2.
3才)を用い、単飼とした。 材料及び測定方法 試験例2と同様の方法で試験を行った。B.結果 試験結果の一部を図3に示す。図3の結果から下記のこ
とが明らかとなった。比較例3の飼料と比較し、比較例
1及び2の飼料は最大3種類の悪臭物質の濃度を低下さ
せることができた。一方、実施例3の飼料は全悪臭物質
の濃度を低下させることができた(p<0.01)。同様に、実
施例8の飼料も全悪臭物質の濃度を低下させることがで
きた(p<0.01)。このように、本発明の飼料は極めて優れ
た消臭効果を有することが明らかとなった。
した伴侶動物用飼料添加物の消臭効果を試験した。A.試験方法 供試動物 雑種猫10匹(雌雄同数、体重平均2.5kg,平均2.
3才)を用い、単飼とした。 材料及び測定方法 試験例2と同様の方法で試験を行った。B.結果 試験結果の一部を図3に示す。図3の結果から下記のこ
とが明らかとなった。比較例3の飼料と比較し、比較例
1及び2の飼料は最大3種類の悪臭物質の濃度を低下さ
せることができた。一方、実施例3の飼料は全悪臭物質
の濃度を低下させることができた(p<0.01)。同様に、実
施例8の飼料も全悪臭物質の濃度を低下させることがで
きた(p<0.01)。このように、本発明の飼料は極めて優れ
た消臭効果を有することが明らかとなった。
【0041】試験例4(犬の糞尿を用いた官能試験) 下記の方法で、試験例2で採取した各排泄糞尿の官能試
験を行った。A.試験方法 健康な成人30名(男性17名、女性13名、年齢20
〜55歳)をパネラーとし、試験例2で採取した各排泄
糞尿をポリ袋に一定量採取し、におい紙を1分間挿入し
た後取り出し、その臭いを悪臭防止法による6段階臭気
強度表示法により評価した。なお、表示法の詳細は以下
のとおりである。 臭い強度0:無臭 臭い強度1:やっと感知できる臭い(検知閾値) 臭い強度2:何の臭いかわかる弱い臭い(認知閾値) 臭い強度3:楽に感知できる臭い 臭い強度4:強い臭い 臭い強度5:強烈な臭いB.結果 試験結果(平均値)を表1に示す。表1の結果から下記
のことが明らかとなった。比較例1及び2の飼料の排泄
糞尿の臭い強度は、それぞれ2.38、2.86であった
(p<0.05)が、実施例2の飼料の排泄糞尿の臭い強度は
1.25であった(p<0.01)。このように、本発明の飼料
は極めて優れた消臭効果を有することが官能的にも明ら
かとなった。
験を行った。A.試験方法 健康な成人30名(男性17名、女性13名、年齢20
〜55歳)をパネラーとし、試験例2で採取した各排泄
糞尿をポリ袋に一定量採取し、におい紙を1分間挿入し
た後取り出し、その臭いを悪臭防止法による6段階臭気
強度表示法により評価した。なお、表示法の詳細は以下
のとおりである。 臭い強度0:無臭 臭い強度1:やっと感知できる臭い(検知閾値) 臭い強度2:何の臭いかわかる弱い臭い(認知閾値) 臭い強度3:楽に感知できる臭い 臭い強度4:強い臭い 臭い強度5:強烈な臭いB.結果 試験結果(平均値)を表1に示す。表1の結果から下記
のことが明らかとなった。比較例1及び2の飼料の排泄
糞尿の臭い強度は、それぞれ2.38、2.86であった
(p<0.05)が、実施例2の飼料の排泄糞尿の臭い強度は
1.25であった(p<0.01)。このように、本発明の飼料
は極めて優れた消臭効果を有することが官能的にも明ら
かとなった。
【0042】
【表1】
【0043】試験例5(猫の糞尿を用いた官能試験) 下記の方法で、試験例3で採取した各排泄糞尿の官能試
験を行った。A.試験方法 試験例4と同様の方法で試験を行った。B.結果 試験結果(平均値)を表2に示す。表2の結果から下記
のことが明らかとなった。比較例1及び2の飼料の排泄
糞尿の臭い強度は、それぞれ2.98、2.79(p<0.05)
であったが、実施例3の飼料の排泄糞尿の臭い強度は
1.67であった(p<0.01)。このように、本発明の飼料
は極めて優れた消臭効果を有することが官能的にも明ら
かとなった。
験を行った。A.試験方法 試験例4と同様の方法で試験を行った。B.結果 試験結果(平均値)を表2に示す。表2の結果から下記
のことが明らかとなった。比較例1及び2の飼料の排泄
糞尿の臭い強度は、それぞれ2.98、2.79(p<0.05)
であったが、実施例3の飼料の排泄糞尿の臭い強度は
1.67であった(p<0.01)。このように、本発明の飼料
は極めて優れた消臭効果を有することが官能的にも明ら
かとなった。
【0044】
【表2】
【0045】試験例6(分析試験) 実施例4で調製した本発明品及び比較例3で調製した比
較品の栄養分析を農林水産省畜産局長の定める飼料分析
基準に準じて行った。無機質、ビタミンの分析結果を表
3に示す。犬又は猫にとって欠乏しがちであり欠乏障害
の知られている無機質及びビタミンとしては、マグネシ
ウム、鉄、銅、亜鉛、セレン、ビタミンA、ビタミンB
群などがある。分析の結果から、比較例3の飼料は、実
施例4の飼料と比較して測定した項目すべてにおいて無
機質及びビタミンが乏しく、鉄、ビタミンA、ビタミン
B1、ビタミンB2がペットフード公正取引協議会によ
り推奨されているNRC(米国科学アカデミー・米国調
査研究審議会)の定める、ドックフード及びキャットフ
ードの栄養基準を若干ではあるが満たすことができず、
栄養素の補給は不十分と考えられる。しかし、実施例4
のごとく本発明品を混合することにより、栄養価が向上
し、本発明品を混合しない比較例3では栄養基準に満た
なかった、鉄、ビタミンA、ビタミンB1及びビタミン
B2が、栄養基準を満たし、栄養素の補給を向上させ得
ることが明らかとなった。
較品の栄養分析を農林水産省畜産局長の定める飼料分析
基準に準じて行った。無機質、ビタミンの分析結果を表
3に示す。犬又は猫にとって欠乏しがちであり欠乏障害
の知られている無機質及びビタミンとしては、マグネシ
ウム、鉄、銅、亜鉛、セレン、ビタミンA、ビタミンB
群などがある。分析の結果から、比較例3の飼料は、実
施例4の飼料と比較して測定した項目すべてにおいて無
機質及びビタミンが乏しく、鉄、ビタミンA、ビタミン
B1、ビタミンB2がペットフード公正取引協議会によ
り推奨されているNRC(米国科学アカデミー・米国調
査研究審議会)の定める、ドックフード及びキャットフ
ードの栄養基準を若干ではあるが満たすことができず、
栄養素の補給は不十分と考えられる。しかし、実施例4
のごとく本発明品を混合することにより、栄養価が向上
し、本発明品を混合しない比較例3では栄養基準に満た
なかった、鉄、ビタミンA、ビタミンB1及びビタミン
B2が、栄養基準を満たし、栄養素の補給を向上させ得
ることが明らかとなった。
【0046】
【表3】
【図1】試験例1における、製造例3、4及び実施例6
に示される各消臭物質並びにそれらの混合物の硫化水素
に対する消臭効果を示す図である。
に示される各消臭物質並びにそれらの混合物の硫化水素
に対する消臭効果を示す図である。
【図2】試験例2における、実施例2及び比較例1、
2、3で作製した動物用飼料の消臭効果を示す図であ
る。
2、3で作製した動物用飼料の消臭効果を示す図であ
る。
【図3】試験例3における、実施例3及び比較例1、
2、3で作製した伴侶動物用飼料添加物の消臭効果を示
す図である。
2、3で作製した伴侶動物用飼料添加物の消臭効果を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩谷 正勝 千葉県印旛郡白井町腹1504
Claims (5)
- 【請求項1】 産生抑制型の消臭物質と吸着型の消臭
物質とを含有することを特徴とする動物用飼料添加物。 - 【請求項2】 産生抑制型の消臭物質が、消臭性微生
物及び/又はオリゴ糖である請求項1記載の動物用飼料
添加物。 - 【請求項3】 吸着型の消臭物質が、セリ科植物、米
胚芽大豆発酵エキス、マッシュルーム由来有機酸化合
物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェノール、緑茶・野
菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイヤからなる群より
選択された1以上の物質及び/又はゼオライトである請
求項1記載の動物用飼料添加物。 - 【請求項4】 消臭性微生物、オリゴ糖、ゼオライト
及びセリ科植物、米胚芽大豆発酵エキス、マッシュルー
ム由来有機酸化合物、カテキン類、リンゴ由来ポリフェ
ノール、緑茶・野菜混合エキス、ヤンロン茶とモロヘイ
ヤからなる群より選択された1以上の物質を含有する請
求1記載の動物用飼料添加物。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載の動物用飼料添加物
を含有することを特徴とする動物用飼料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108560A JPH11285348A (ja) | 1998-04-04 | 1998-04-04 | 動物用飼料添加物及び動物用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108560A JPH11285348A (ja) | 1998-04-04 | 1998-04-04 | 動物用飼料添加物及び動物用飼料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285348A true JPH11285348A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14487932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10108560A Pending JPH11285348A (ja) | 1998-04-04 | 1998-04-04 | 動物用飼料添加物及び動物用飼料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285348A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002114690A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-16 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 排便消臭剤 |
| JP2006180815A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Yamahisa:Kk | ペットフード |
| JP2006280254A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Showa Sangyo Co Ltd | 分岐構造を有する3〜4糖類の新規用途、これらの糖類を有効成分とする抑制剤、並びに飲食物 |
| JP2008253226A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Shigeru Nakano | 動物用飼料 |
| JP2009514554A (ja) * | 2005-11-04 | 2009-04-09 | ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド | 糞便の質を改善するための方法および組成物 |
| JP2009538353A (ja) * | 2006-06-08 | 2009-11-05 | ザ アイムス カンパニー | 眼の健康を増進するための組成物 |
| JP2010130911A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Yoda Suisan:Kk | ペットフード及びその製造方法 |
| JP2012024046A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Hitachiya Honpo:Kk | ペット用焼き麩 |
| KR101202150B1 (ko) | 2010-09-20 | 2012-11-20 | 제일홀딩스 주식회사 | 젖소에서 생산되는 원유(乳)중의 아플라톡신 m1 저감화를 위한 사료 조성물 및 이를 이용한 배합사료 제조방법 |
| KR101211579B1 (ko) | 2009-10-23 | 2012-12-12 | 대한민국 | 사육 동물의 악취 발생을 억제하기 위한 배합사료의 제조방법 |
| JP2014097030A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Jcn:Kk | 排泄物の臭いを低減するための組成物 |
| JP2014121857A (ja) * | 2012-12-22 | 2014-07-03 | Nihon Tetra Pak Kk | 液体食品充填用紙容器及び包装材料 |
| KR20170101431A (ko) * | 2016-02-29 | 2017-09-06 | 주식회사 고려비엔피 | 축사환경개선용 생균제 조성물 |
| JP2019062893A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | マルハニチロ株式会社 | 麹菌発酵物または大豆発酵物添加飼料により魚肉の不快臭を低減する方法 |
| KR20200094979A (ko) * | 2019-01-31 | 2020-08-10 | 주식회사 네이쳐프렌들리 | 반려동물 사료배합용 소취첨가제와 이를 함유한 반려동물 소취용 시리얼 조성물 |
| CN114403450A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-29 | 北京航空航天大学 | 黑木耳多糖添加物在抑制机体代谢臭气产生中的用途 |
| JP2025034731A (ja) * | 2023-08-31 | 2025-03-13 | 日本甜菜製糖株式会社 | サイレージ添加剤及び不良発酵サイレージの嗜好性改善方法 |
-
1998
- 1998-04-04 JP JP10108560A patent/JPH11285348A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002114690A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-16 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 排便消臭剤 |
| JP2006180815A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Yamahisa:Kk | ペットフード |
| JP2006280254A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Showa Sangyo Co Ltd | 分岐構造を有する3〜4糖類の新規用途、これらの糖類を有効成分とする抑制剤、並びに飲食物 |
| JP2009514554A (ja) * | 2005-11-04 | 2009-04-09 | ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド | 糞便の質を改善するための方法および組成物 |
| JP2009538353A (ja) * | 2006-06-08 | 2009-11-05 | ザ アイムス カンパニー | 眼の健康を増進するための組成物 |
| JP2008253226A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Shigeru Nakano | 動物用飼料 |
| JP2010130911A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Yoda Suisan:Kk | ペットフード及びその製造方法 |
| KR101211579B1 (ko) | 2009-10-23 | 2012-12-12 | 대한민국 | 사육 동물의 악취 발생을 억제하기 위한 배합사료의 제조방법 |
| JP2012024046A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Hitachiya Honpo:Kk | ペット用焼き麩 |
| KR101202150B1 (ko) | 2010-09-20 | 2012-11-20 | 제일홀딩스 주식회사 | 젖소에서 생산되는 원유(乳)중의 아플라톡신 m1 저감화를 위한 사료 조성물 및 이를 이용한 배합사료 제조방법 |
| JP2014097030A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Jcn:Kk | 排泄物の臭いを低減するための組成物 |
| JP2014121857A (ja) * | 2012-12-22 | 2014-07-03 | Nihon Tetra Pak Kk | 液体食品充填用紙容器及び包装材料 |
| KR20170101431A (ko) * | 2016-02-29 | 2017-09-06 | 주식회사 고려비엔피 | 축사환경개선용 생균제 조성물 |
| JP2019062893A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | マルハニチロ株式会社 | 麹菌発酵物または大豆発酵物添加飼料により魚肉の不快臭を低減する方法 |
| KR20200094979A (ko) * | 2019-01-31 | 2020-08-10 | 주식회사 네이쳐프렌들리 | 반려동물 사료배합용 소취첨가제와 이를 함유한 반려동물 소취용 시리얼 조성물 |
| CN114403450A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-29 | 北京航空航天大学 | 黑木耳多糖添加物在抑制机体代谢臭气产生中的用途 |
| CN114403450B (zh) * | 2022-01-17 | 2023-03-24 | 北京航空航天大学 | 黑木耳多糖添加物在抑制机体代谢臭气产生中的用途 |
| JP2025034731A (ja) * | 2023-08-31 | 2025-03-13 | 日本甜菜製糖株式会社 | サイレージ添加剤及び不良発酵サイレージの嗜好性改善方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2546286C (en) | Method to reduce odor of excreta from companion animals | |
| JPH11285348A (ja) | 動物用飼料添加物及び動物用飼料 | |
| Bostami et al. | Growth performance, fecal noxious gas emission and economic efficacy in broilers fed fermented pomegranate byproducts as residue of fruit industry | |
| US5294458A (en) | Pet food | |
| Grigsby et al. | Combinations of starch and digestible fiber in supplements for steers consuming a low-quality bromegrass hay diet | |
| Sharma et al. | Nutritional effects on odour emissions in broiler production | |
| Muhl et al. | Growth and parameters of microflora in intestinal and faecal samples of piglets due to application of a phytogenic feed additive | |
| CN108157637B (zh) | 减少犬排泄物异味的组合物、犬用饲料及制备方法 | |
| US20130022706A1 (en) | Animal Feed Additive | |
| CN113209812A (zh) | 宠物用生物除臭颗粒及其制备方法 | |
| CN102845606A (zh) | 新型降氨脱霉饲料添加剂 | |
| JP2608524B2 (ja) | 消臭剤 | |
| Satapathy et al. | Evaluation of ameliorative efficiency of vitamin E and Saccharomyces cerevisiae yeast on arsenic toxicity in Black Bengal kids | |
| Lazarevic et al. | Effect of feeding a commercial ammonia binding product De-Odorase™ on broiler chicken performance | |
| KR101968905B1 (ko) | 법제유황을 포함하는 보조 사료 그 제조방법 | |
| JP2001258480A (ja) | 動物糞尿臭消臭用飼料 | |
| JPS63141552A (ja) | 畜産飼料添加物 | |
| Yang | Environmental sustainability and social desirability issues in pig feeding | |
| Nagamine et al. | A comparison of features and the microbial constitution of the fresh feces of pigs fed diets supplemented with or without dietary microbes | |
| JP2901805B2 (ja) | ペットフード | |
| JP2002114690A (ja) | 排便消臭剤 | |
| Bartos et al. | Effects of different feed components and the treatment of the litter on the ammonia emission of equine urine | |
| Shin et al. | Effects of persimmon (Diospros kaki L.) vinegar as a dietary supplement on feed intake, digestibility, and ruminal fermentation indices in sheep | |
| Borah et al. | Effect of Dietary Herbal Oligosaccharides on Growth Performance and Nutrient Utilization of Crossbred Pigs | |
| JP3852862B2 (ja) | アルカリ処理バガスとその製造方法並びに用途 |