JPH11285527A - 消臭組成物及び消臭材用構成体 - Google Patents
消臭組成物及び消臭材用構成体Info
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- JPH11285527A JPH11285527A JP10089731A JP8973198A JPH11285527A JP H11285527 A JPH11285527 A JP H11285527A JP 10089731 A JP10089731 A JP 10089731A JP 8973198 A JP8973198 A JP 8973198A JP H11285527 A JPH11285527 A JP H11285527A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水を加えて下駄箱、玄関、自動車等のニオイ
の気になる場所に置いておくだけで不快なニオイを消す
ことができる消臭組成物及び消臭材用構成体を提案す
る。 【解決手段】 ポリアクリル酸ナトリウムの粉末に、ク
スノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等の消臭剤をエタ
ノールに溶解或いは分散した液を吸着させてなる消臭組
成物1、及び該消臭組成物1を水溶紙からなる袋材2内
に封入した消臭材用構成体3である。
の気になる場所に置いておくだけで不快なニオイを消す
ことができる消臭組成物及び消臭材用構成体を提案す
る。 【解決手段】 ポリアクリル酸ナトリウムの粉末に、ク
スノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等の消臭剤をエタ
ノールに溶解或いは分散した液を吸着させてなる消臭組
成物1、及び該消臭組成物1を水溶紙からなる袋材2内
に封入した消臭材用構成体3である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を加えて下駄
箱、玄関、自動車等のニオイの気になる場所に置いてお
くだけで不快なニオイを消すことができる消臭組成物及
び消臭材用構成体に関する。
箱、玄関、自動車等のニオイの気になる場所に置いてお
くだけで不快なニオイを消すことができる消臭組成物及
び消臭材用構成体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭(住居)において不快なニオイ
が発生する場所は、たとえ生活者が気にならなくても少
なくとも複数箇所存在する。例えば下駄箱内には靴自体
のニオイに加えて靴に染み付いた汗等のニオイが、半ば
閉塞された空間に充満しているため、その扉を開けた途
端に著しく不快な思いをする場合がある。またそのニオ
イが玄関にまで漂っている場合もある。トイレ内につい
ても同様であり、まして来訪者等の他人にとってはこれ
らの不快なニオイは到底耐え難い苦痛にも感ずる場合が
ある。また、ダイニングルームやリビングルームの半ば
開放された空間においても、喫煙者のいる家庭ではそれ
以外のものにとっては煙草のニオイは不快なものに他な
らないし、ペットを飼っている家庭ではペット自体のニ
オイ或いはその糞尿の特有の臭気が不快に感ずることは
多い。自動車内も、シートや内装材に本人は気が付きに
くい程度の体臭や口臭等が染み付いて、他人にとっては
不快な空間であることが多い。さらに、老人ホームや各
種看護施設等においては、特有なニオイが見舞い者や看
護者等にとって不快に感ずることもあった。
が発生する場所は、たとえ生活者が気にならなくても少
なくとも複数箇所存在する。例えば下駄箱内には靴自体
のニオイに加えて靴に染み付いた汗等のニオイが、半ば
閉塞された空間に充満しているため、その扉を開けた途
端に著しく不快な思いをする場合がある。またそのニオ
イが玄関にまで漂っている場合もある。トイレ内につい
ても同様であり、まして来訪者等の他人にとってはこれ
らの不快なニオイは到底耐え難い苦痛にも感ずる場合が
ある。また、ダイニングルームやリビングルームの半ば
開放された空間においても、喫煙者のいる家庭ではそれ
以外のものにとっては煙草のニオイは不快なものに他な
らないし、ペットを飼っている家庭ではペット自体のニ
オイ或いはその糞尿の特有の臭気が不快に感ずることは
多い。自動車内も、シートや内装材に本人は気が付きに
くい程度の体臭や口臭等が染み付いて、他人にとっては
不快な空間であることが多い。さらに、老人ホームや各
種看護施設等においては、特有なニオイが見舞い者や看
護者等にとって不快に感ずることもあった。
【0003】そこで、窓を開けて自然換気したり、或い
は換気扇を作動させて強制換気したりするのであるが、
下駄箱や玄関等に新たに窓や換気扇を設置することは経
済的な面からも実用性が低いし、またこれら換気は冷房
及び暖房を必要とする夏季や冬季には冷房効率や暖房効
率を低下させるものであるし、さらに換気している間し
かニオイを消す効果がないので、通常は前記不快なニオ
イをうち消すような芳香を発生させる芳香剤等を用いる
方法と併用されている。
は換気扇を作動させて強制換気したりするのであるが、
下駄箱や玄関等に新たに窓や換気扇を設置することは経
済的な面からも実用性が低いし、またこれら換気は冷房
及び暖房を必要とする夏季や冬季には冷房効率や暖房効
率を低下させるものであるし、さらに換気している間し
かニオイを消す効果がないので、通常は前記不快なニオ
イをうち消すような芳香を発生させる芳香剤等を用いる
方法と併用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、芳香剤
は強力な芳香を発生させるものであるが、完全に前記不
快なニオイをうち消すことができない場合には、混合さ
れた別の不快なニオイとなることがあった。また、強力
な芳香自体が不快となる場合もあった。
は強力な芳香を発生させるものであるが、完全に前記不
快なニオイをうち消すことができない場合には、混合さ
れた別の不快なニオイとなることがあった。また、強力
な芳香自体が不快となる場合もあった。
【0005】また、近年透明プラスチック製或いはガラ
ス製の容器に消臭剤を収容した形態の消臭材(具)が市
販されているが、この消臭材は一定期間を経過して効果
が消失或いは微弱になった際には容器毎廃棄するもので
あるため、内容物はともかく容器についてはいたずらに
コストを高めるに過ぎないものであった。
ス製の容器に消臭剤を収容した形態の消臭材(具)が市
販されているが、この消臭材は一定期間を経過して効果
が消失或いは微弱になった際には容器毎廃棄するもので
あるため、内容物はともかく容器についてはいたずらに
コストを高めるに過ぎないものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、ポリアクリル酸ナトリウムの粉末に、
クスノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等の消臭剤をエ
タノールに溶解或いは分散した液を吸着させてなること
を特徴とする消臭組成物、及び該消臭組成物を水溶紙か
らなる袋材内に封入したことを特徴とする消臭材用構成
体に関する。
案されたもので、ポリアクリル酸ナトリウムの粉末に、
クスノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等の消臭剤をエ
タノールに溶解或いは分散した液を吸着させてなること
を特徴とする消臭組成物、及び該消臭組成物を水溶紙か
らなる袋材内に封入したことを特徴とする消臭材用構成
体に関する。
【0007】
【作用】本発明の消臭組成物又は消臭材用構成体は、家
庭で通常使用していないグラスや容器に、適量の水と共
に入れるだけで、載置タイプの消臭材(具)とすること
ができるものである。即ち、水溶紙からなる袋材は瞬時
に崩壊(溶解)し、水と接触したポリアクリル酸ナトリ
ウムの粒子は速やかに吸水して膨張し、粒子間には空隙
が生ずる。そのためポリアクリル酸ナトリウムの粒子に
付着した消臭剤は空気と接触する表面積が大きくなり、
効率よく消臭効果を発揮する。
庭で通常使用していないグラスや容器に、適量の水と共
に入れるだけで、載置タイプの消臭材(具)とすること
ができるものである。即ち、水溶紙からなる袋材は瞬時
に崩壊(溶解)し、水と接触したポリアクリル酸ナトリ
ウムの粒子は速やかに吸水して膨張し、粒子間には空隙
が生ずる。そのためポリアクリル酸ナトリウムの粒子に
付着した消臭剤は空気と接触する表面積が大きくなり、
効率よく消臭効果を発揮する。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明の消臭組成物及び消
臭材用構成体に使用する消臭剤及びポリアクリル酸ナト
リウムについて説明する。本発明に使用する消臭剤とし
ては、クスノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等を用い
ることができるが、所謂消臭機能、吸着機能を有するも
のであれば特にこれらに限定されるものではない。ま
た、本発明に使用するポリアクリル酸ナトリウムは、部
分的に架橋(はしかけ)したポリマーで、自重の数百倍
から一千倍もの水を吸収することができ、水を分子の間
に化学的に取り込むため、外部が乾燥すると吸収した水
を徐々に放出するが、圧力を加えても水を放出しないと
いう特徴ある性質を有する。そして、この性質を利用し
て紙おむつや生理用ナプキンなどに使用され、人工雪や
土壌用保水剤等にも利用が見込まれている。
臭材用構成体に使用する消臭剤及びポリアクリル酸ナト
リウムについて説明する。本発明に使用する消臭剤とし
ては、クスノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等を用い
ることができるが、所謂消臭機能、吸着機能を有するも
のであれば特にこれらに限定されるものではない。ま
た、本発明に使用するポリアクリル酸ナトリウムは、部
分的に架橋(はしかけ)したポリマーで、自重の数百倍
から一千倍もの水を吸収することができ、水を分子の間
に化学的に取り込むため、外部が乾燥すると吸収した水
を徐々に放出するが、圧力を加えても水を放出しないと
いう特徴ある性質を有する。そして、この性質を利用し
て紙おむつや生理用ナプキンなどに使用され、人工雪や
土壌用保水剤等にも利用が見込まれている。
【0009】次に、本発明の消臭組成物の製造方法を説
明する。まず、前記消臭剤をエタノール等の溶媒(分散
媒)に溶解(分散)させて均一な溶液(分散液)とす
る。溶媒(分散媒)としては、他のアルコール類でも良
いが、その後の揮発等を考慮するとエタノールが好まし
い。水を併用すると、ポリアクリル酸ナトリウムに吸水
されてしまうので避けるべきである。また、この時の濃
度は特に限定するものではないが、1%程度の低濃度が
好ましい。次に、この溶液(分散液)を前記ポリアクリ
ル酸ナトリウムの粉末と均一に混合する。溶液中のエタ
ノールは極めて揮発性が高いので、加熱等の処理を行わ
なくても常温で容易に揮発し、消臭剤はアクリル酸ナト
リウムの粉末表面に吸着される。
明する。まず、前記消臭剤をエタノール等の溶媒(分散
媒)に溶解(分散)させて均一な溶液(分散液)とす
る。溶媒(分散媒)としては、他のアルコール類でも良
いが、その後の揮発等を考慮するとエタノールが好まし
い。水を併用すると、ポリアクリル酸ナトリウムに吸水
されてしまうので避けるべきである。また、この時の濃
度は特に限定するものではないが、1%程度の低濃度が
好ましい。次に、この溶液(分散液)を前記ポリアクリ
ル酸ナトリウムの粉末と均一に混合する。溶液中のエタ
ノールは極めて揮発性が高いので、加熱等の処理を行わ
なくても常温で容易に揮発し、消臭剤はアクリル酸ナト
リウムの粉末表面に吸着される。
【0010】続いて本発明の消臭材用構成体の製造方法
を説明する。水溶紙については既に各種の構成のものが
市販されているので、これらを公知の手法により袋材に
構成すればよい。尚、アルカリ水可溶紙、温水(熱水)
可溶紙は通常の温度(5〜25℃程度)の水道水には難
溶に構成されているので、これらを使用することはでき
ない。そして、前記のように作製した消臭組成物をこの
水溶紙からなる袋材内に封入する手段についても公知の
手法により行えば良く特に限定するものではない。
を説明する。水溶紙については既に各種の構成のものが
市販されているので、これらを公知の手法により袋材に
構成すればよい。尚、アルカリ水可溶紙、温水(熱水)
可溶紙は通常の温度(5〜25℃程度)の水道水には難
溶に構成されているので、これらを使用することはでき
ない。そして、前記のように作製した消臭組成物をこの
水溶紙からなる袋材内に封入する手段についても公知の
手法により行えば良く特に限定するものではない。
【0011】このように作製される本発明の消臭組成物
及び消臭材用構成体は、家庭内で水と共に適当な容器に
加えて消臭材(具)とする。その際、消臭材用構成体の
袋材は、前述のように水溶紙であるから、水道水等の水
に瞬時に溶解し、水と接触したポリアクリル酸ナトリウ
ムの粒子は速やかに吸水して膨張する。尚、水を吸収す
る前のポリアクリル酸ナトリウムの粒子は小さいので、
それら粒子の表面に付着した消臭剤は空気と充分に接触
していないが、ポリアクリル酸ナトリウムがその体積の
数百〜一千倍の水を吸収した後は粒子間に間隙を生じ、
その粒子に付着した消臭剤は空気と接触する表面積が大
きくなる。そのため、効率よく消臭効果を発揮すること
ができる。
及び消臭材用構成体は、家庭内で水と共に適当な容器に
加えて消臭材(具)とする。その際、消臭材用構成体の
袋材は、前述のように水溶紙であるから、水道水等の水
に瞬時に溶解し、水と接触したポリアクリル酸ナトリウ
ムの粒子は速やかに吸水して膨張する。尚、水を吸収す
る前のポリアクリル酸ナトリウムの粒子は小さいので、
それら粒子の表面に付着した消臭剤は空気と充分に接触
していないが、ポリアクリル酸ナトリウムがその体積の
数百〜一千倍の水を吸収した後は粒子間に間隙を生じ、
その粒子に付着した消臭剤は空気と接触する表面積が大
きくなる。そのため、効率よく消臭効果を発揮すること
ができる。
【0012】そして、本発明の消臭組成物及び消臭材用
構成体は、従来の容器入りの消臭材のように容器や水を
含まない形態であり、消臭組成物は単なる粉末状であ
り、消臭材用構成体は単なる小袋状である。そのため極
めて体積が小さく、しかも極めて軽量である。さらに、
製品体積が極めて小さいので、その包装も簡易であり、
例えば水を浸透させない汎用の包装材を流用することが
でき、特別な包装ライン(設備)を必要とすることがな
い。これに対し、従来の容器入りの消臭材は、容器入り
であるため体積が大きく、その重量の大半を水が占めて
いる。また、製品形状は容器の形状、即ち円柱状である
ため、例えば熱収縮フィルム等による包装ラインにて包
装する必要があり、さらには使用に際しては取り外す中
蓋を取り付けることにより、容器の内容物と空気との接
触を避ける必要がある。
構成体は、従来の容器入りの消臭材のように容器や水を
含まない形態であり、消臭組成物は単なる粉末状であ
り、消臭材用構成体は単なる小袋状である。そのため極
めて体積が小さく、しかも極めて軽量である。さらに、
製品体積が極めて小さいので、その包装も簡易であり、
例えば水を浸透させない汎用の包装材を流用することが
でき、特別な包装ライン(設備)を必要とすることがな
い。これに対し、従来の容器入りの消臭材は、容器入り
であるため体積が大きく、その重量の大半を水が占めて
いる。また、製品形状は容器の形状、即ち円柱状である
ため、例えば熱収縮フィルム等による包装ラインにて包
装する必要があり、さらには使用に際しては取り外す中
蓋を取り付けることにより、容器の内容物と空気との接
触を避ける必要がある。
【0013】このように本発明の消臭組成物及び消臭材
用構成体は、従来の容器入り消臭材に比べて体積が著し
く小さく、且つ軽量であるため、製造及び流通業者の管
理や搬送、消費者の持ち帰りにおいて極めて有利であ
る。また、従来のように使用後には廃棄物となるプラス
チック製或いはガラス製の容器を含むものではないの
で、包装工程を含めても極めて製造が容易であるし、そ
のためコストも低下することができ、さらには廃棄ゴミ
を増やさないという利点もある。一定期間を経過して消
臭効果が失われた場合には、グラス等の容器の内部の吸
水した消臭材のみを廃棄すれば良く、洗浄したグラス等
の容器は再び飲料用として用いても良いし、新たな消臭
組成物又は消臭材用構成体を水と共に入れて吸水させ、
再度消臭材用の容器として用いても良い。
用構成体は、従来の容器入り消臭材に比べて体積が著し
く小さく、且つ軽量であるため、製造及び流通業者の管
理や搬送、消費者の持ち帰りにおいて極めて有利であ
る。また、従来のように使用後には廃棄物となるプラス
チック製或いはガラス製の容器を含むものではないの
で、包装工程を含めても極めて製造が容易であるし、そ
のためコストも低下することができ、さらには廃棄ゴミ
を増やさないという利点もある。一定期間を経過して消
臭効果が失われた場合には、グラス等の容器の内部の吸
水した消臭材のみを廃棄すれば良く、洗浄したグラス等
の容器は再び飲料用として用いても良いし、新たな消臭
組成物又は消臭材用構成体を水と共に入れて吸水させ、
再度消臭材用の容器として用いても良い。
【0014】また、本発明の消臭組成物又は消臭材用構
成体を購入した消費(利用)者は、家庭内にあるグラス
等の容器に、包装材から取り出した消臭組成物又は消臭
材用構成体を適量の水と共に入れ、下駄箱などの隅部に
置くのに対し、従来の容器入り消臭材は、包装材を剥が
し、上蓋を開けて中のポリ蓋を取り外し、再び上蓋を閉
じて下駄箱などの隅部に置く。そのため本発明の消臭組
成物や消臭材用構成体では容器や水を用意しなければな
らないが、一方、従来の容器入り消臭材では中蓋を取り
外すなどの面倒な作業を行う必要があるので、何れが優
位か一概には定められず、消費者の感覚次第である。但
し、本発明の消臭組成物や消臭材用構成体は、容器に適
量の水と共に入れた際に、アクリル酸ナトリウムが急速
に吸水する状態が視覚的興趣に富むものであるため、特
に子供のいる家庭においては玩具的な面白さを与えるこ
とができる。
成体を購入した消費(利用)者は、家庭内にあるグラス
等の容器に、包装材から取り出した消臭組成物又は消臭
材用構成体を適量の水と共に入れ、下駄箱などの隅部に
置くのに対し、従来の容器入り消臭材は、包装材を剥が
し、上蓋を開けて中のポリ蓋を取り外し、再び上蓋を閉
じて下駄箱などの隅部に置く。そのため本発明の消臭組
成物や消臭材用構成体では容器や水を用意しなければな
らないが、一方、従来の容器入り消臭材では中蓋を取り
外すなどの面倒な作業を行う必要があるので、何れが優
位か一概には定められず、消費者の感覚次第である。但
し、本発明の消臭組成物や消臭材用構成体は、容器に適
量の水と共に入れた際に、アクリル酸ナトリウムが急速
に吸水する状態が視覚的興趣に富むものであるため、特
に子供のいる家庭においては玩具的な面白さを与えるこ
とができる。
【0015】さらに、従来の容器入り消臭材は、製造段
階で水を加え、包装して製品形態とし、そこから出荷さ
れ、流通経路を経て店頭に並び、消費者が購入するまで
に長期間が経過していることとなる。さらに消費者が家
庭内においてすぐに使用せずに保管しておいても期間が
経過する。そのため、製造段階で吸水した内容物は出荷
当初は粒子間に空隙が形成されていたとしても流通過程
や店頭陳列、家庭内での保管等の経過期間に吸水した粒
子の自重により、粒子間の空隙が潰されて塊状になり易
く、消臭材の空気接触を妨げることになる。しかし、本
発明の消臭組成物及び消臭材用構成体は、製造から使用
までに長期間が経過していても何ら消臭効果の発揮に支
障を生ずるものではなく、、使用直前に水を加えて吸水
させるので、前述のようにアクリル酸ナトリウムの粒子
間に空隙が形成され、消臭材の機能は少なくとも従来の
容器入り消臭材に比べて効率よく発揮されるものとな
る。
階で水を加え、包装して製品形態とし、そこから出荷さ
れ、流通経路を経て店頭に並び、消費者が購入するまで
に長期間が経過していることとなる。さらに消費者が家
庭内においてすぐに使用せずに保管しておいても期間が
経過する。そのため、製造段階で吸水した内容物は出荷
当初は粒子間に空隙が形成されていたとしても流通過程
や店頭陳列、家庭内での保管等の経過期間に吸水した粒
子の自重により、粒子間の空隙が潰されて塊状になり易
く、消臭材の空気接触を妨げることになる。しかし、本
発明の消臭組成物及び消臭材用構成体は、製造から使用
までに長期間が経過していても何ら消臭効果の発揮に支
障を生ずるものではなく、、使用直前に水を加えて吸水
させるので、前述のようにアクリル酸ナトリウムの粒子
間に空隙が形成され、消臭材の機能は少なくとも従来の
容器入り消臭材に比べて効率よく発揮されるものとな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の消臭組成物、消臭材用構成体
の実施例を示す。
の実施例を示す。
【0017】クスノキ抽出液、ニッキ抽出液、ケイ皮酸
からなる消臭剤をエタノールに溶解し、1%溶液を作製
した。次に、橋かけしたポリアクリル酸ナトリウムの粉
末を撹拌しながら、前記した消臭剤の1%エタノール溶
液を添加した。添加割合は、ポリアクリル酸ナトリウム
1kgに対して消臭剤の1%エタノール溶液を100m
l配合した。そのまま撹拌を続け、エタノールが殆ど揮
発したことを確認したら、撹拌を終了し、これを消臭組
成物1とした。
からなる消臭剤をエタノールに溶解し、1%溶液を作製
した。次に、橋かけしたポリアクリル酸ナトリウムの粉
末を撹拌しながら、前記した消臭剤の1%エタノール溶
液を添加した。添加割合は、ポリアクリル酸ナトリウム
1kgに対して消臭剤の1%エタノール溶液を100m
l配合した。そのまま撹拌を続け、エタノールが殆ど揮
発したことを確認したら、撹拌を終了し、これを消臭組
成物1とした。
【0018】前記のように作製した消臭組成物6gを、
水溶紙を67×50mm(糊代7〜10mm)の袋状に
成形した袋材2の中へ封入し、これを消臭材用構成体3
とした。尚、袋材2への消臭材用構成体3の封入は、公
知のどのような方法で行うようにしても良い。
水溶紙を67×50mm(糊代7〜10mm)の袋状に
成形した袋材2の中へ封入し、これを消臭材用構成体3
とした。尚、袋材2への消臭材用構成体3の封入は、公
知のどのような方法で行うようにしても良い。
【0019】そして、得られた消臭材用構成体3を、図
1に示すように二つ折りにした台紙(80×52mm)
4の間に挿入し、開閉自在のシール部5を有するポリプ
ロピレン製の透明な包装袋(110×70mm)6に収
容し、シール部5を閉じて販売用とした。尚、台紙4の
表面には適宜製品名等を記載し、その裏面には取扱い説
明を記載した。また、図面には台紙4の間に消臭材用構
成体3を1袋だけ挿入する状態を示しているが、実際は
3袋を挿入した。
1に示すように二つ折りにした台紙(80×52mm)
4の間に挿入し、開閉自在のシール部5を有するポリプ
ロピレン製の透明な包装袋(110×70mm)6に収
容し、シール部5を閉じて販売用とした。尚、台紙4の
表面には適宜製品名等を記載し、その裏面には取扱い説
明を記載した。また、図面には台紙4の間に消臭材用構
成体3を1袋だけ挿入する状態を示しているが、実際は
3袋を挿入した。
【0020】このように製造された消臭材用構成体3の
販売製品は、全体で僅か20g程度に過ぎず極めて軽量
であり、しかも極めて体積が小さく手の中或いは服のポ
ケットに容易に入る程度のものであるから、購入した消
費者は極めて容易に家庭に持ち帰ることができる。
販売製品は、全体で僅か20g程度に過ぎず極めて軽量
であり、しかも極めて体積が小さく手の中或いは服のポ
ケットに容易に入る程度のものであるから、購入した消
費者は極めて容易に家庭に持ち帰ることができる。
【0021】購入した販売製品は、そのまま数ヶ月家庭
内で保存しておいても良い。使用に際しては、包装袋6
のシール部5を開いて消臭材用構成体3の1袋を取り出
し、適当な容器7を用意した。この容器7は、水漏れし
ないものであればどのようなものでもよく、菓子等の空
き瓶や空き容器でも良いし、頻繁に用いない茶碗等の食
器類でも良いし、グラス、カップ等の容器でも良い。自
動車では、灰皿用容器を用いても良い。軽微な振動等に
より容易に傾倒しない座りの良いものが好ましいことは
説明するまでもない。そして、図2に示すように容器7
内に消臭材用構成体3を入れると共に適量の水8(この
場合180ml)を注ぎ込んだ。その際、水溶紙の袋材
2は破断させる必要なくそのまま入れればよいので、操
作は極めて簡単で、手や指が汚れることもなかった。そ
の後、何ら撹拌等する必要もなく、水溶性の袋材2は瞬
時に崩壊し、内部のポリアクリル酸ナトリウムは急速に
吸水して膨張した。尚、得られた消臭材を室内に載置す
る場合には、容器の容積は消臭材の膨張時の体積と同程
度或いはそれより大きいものであればよく、容器の開放
上部には何ら処理を必要としなかったが、自動車内に載
置する場合には、容器内の一部の粒子が容器外へ飛び出
さないように、膨張時の体積よりも大きな容積を有する
容器を用いたり、容器の開放上部に完全に閉塞しない程
度に蓋をする或いは覆いをかける必要があった。このよ
うに本発明の消臭材用構成体3は、極めて簡便な操作で
消臭材9を成すことができ、得られた消臭材9は、下駄
箱、玄関、自動車等のニオイの気になる場所に置いてお
くだけで不快なニオイを消すことができた。
内で保存しておいても良い。使用に際しては、包装袋6
のシール部5を開いて消臭材用構成体3の1袋を取り出
し、適当な容器7を用意した。この容器7は、水漏れし
ないものであればどのようなものでもよく、菓子等の空
き瓶や空き容器でも良いし、頻繁に用いない茶碗等の食
器類でも良いし、グラス、カップ等の容器でも良い。自
動車では、灰皿用容器を用いても良い。軽微な振動等に
より容易に傾倒しない座りの良いものが好ましいことは
説明するまでもない。そして、図2に示すように容器7
内に消臭材用構成体3を入れると共に適量の水8(この
場合180ml)を注ぎ込んだ。その際、水溶紙の袋材
2は破断させる必要なくそのまま入れればよいので、操
作は極めて簡単で、手や指が汚れることもなかった。そ
の後、何ら撹拌等する必要もなく、水溶性の袋材2は瞬
時に崩壊し、内部のポリアクリル酸ナトリウムは急速に
吸水して膨張した。尚、得られた消臭材を室内に載置す
る場合には、容器の容積は消臭材の膨張時の体積と同程
度或いはそれより大きいものであればよく、容器の開放
上部には何ら処理を必要としなかったが、自動車内に載
置する場合には、容器内の一部の粒子が容器外へ飛び出
さないように、膨張時の体積よりも大きな容積を有する
容器を用いたり、容器の開放上部に完全に閉塞しない程
度に蓋をする或いは覆いをかける必要があった。このよ
うに本発明の消臭材用構成体3は、極めて簡便な操作で
消臭材9を成すことができ、得られた消臭材9は、下駄
箱、玄関、自動車等のニオイの気になる場所に置いてお
くだけで不快なニオイを消すことができた。
【0022】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の消臭組成物
及び消臭材用構成体は、水を加えて下駄箱、玄関、自動
車等のニオイの気になる場所に置いておくだけで不快な
ニオイを消すことができる。
及び消臭材用構成体は、水を加えて下駄箱、玄関、自動
車等のニオイの気になる場所に置いておくだけで不快な
ニオイを消すことができる。
【図1】消臭材用構成体の製品形態の一例を示す斜視図
である。
である。
【図2】本発明の消臭材用構成体の使用手順を示すもの
であり、(a)適当な容器中に水と共に消臭材用構成体
を入れている状態を示す斜視図、(b)吸水した状態を
示す斜視図である。
であり、(a)適当な容器中に水と共に消臭材用構成体
を入れている状態を示す斜視図、(b)吸水した状態を
示す斜視図である。
1 消臭組成物 2 袋材 3 消臭材用構成体 4 台紙 5 シール部 6 包装袋 7 容器 8 水 9 消臭材
Claims (2)
- 【請求項1】 高吸水性を有するポリアクリル酸ナトリ
ウムの粉末に、クスノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸
等の消臭剤を吸着させてなることを特徴とする消臭組成
物。 - 【請求項2】 適当な容器中に適量の水と共に入れるこ
とにより消臭材と成すことができる構成体であって、 高吸水性を有するポリアクリル酸ナトリウムの粉末に、
クスノキ、ニッキ等の抽出液、ケイ皮酸等の消臭剤を吸
着させ、得られた消臭組成物を水溶紙からなる袋材内に
封入したことを特徴とする消臭材用構成体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089731A JPH11285527A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 消臭組成物及び消臭材用構成体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089731A JPH11285527A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 消臭組成物及び消臭材用構成体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285527A true JPH11285527A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13978917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089731A Pending JPH11285527A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 消臭組成物及び消臭材用構成体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285527A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006131739A1 (en) * | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Quest International Services B.V. | Fragrance compositions |
| CN102989025A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-03-27 | 青岛信锐德科技有限公司 | 一种樟树叶驱蚊空气清新剂及制备方法 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10089731A patent/JPH11285527A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006131739A1 (en) * | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Quest International Services B.V. | Fragrance compositions |
| GB2440102A (en) * | 2005-06-08 | 2008-01-16 | Quest Int Serv Bv | Fragrance compositions |
| CN102989025A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-03-27 | 青岛信锐德科技有限公司 | 一种樟树叶驱蚊空气清新剂及制备方法 |
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