JPH11285776A - 鋳型砂用固化材及び鋳型材 - Google Patents
鋳型砂用固化材及び鋳型材Info
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- JPH11285776A JPH11285776A JP10104051A JP10405198A JPH11285776A JP H11285776 A JPH11285776 A JP H11285776A JP 10104051 A JP10104051 A JP 10104051A JP 10405198 A JP10405198 A JP 10405198A JP H11285776 A JPH11285776 A JP H11285776A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決課題】 作製後短時間で鋳物用鋳型として使用で
き、鋳物の離型性が良く、使用後の廃砂処理も容易な鋳
型材。 【解決手段】 都市ゴミ焼却灰などを原料とし水硬性成
分を析出させた焼成物に石膏を加えてなる水硬性組成物
と水と砂並びに保水剤及び/又は減水剤を含む混練物。
都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選ばれる1種又は
2種以上を原料とし、これを焼成したC11A7CaC
l2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上を10
〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼成物
と石膏を含有する水硬性組成物からなる鋳型砂用固化
材。及び、この鋳型用固化材0.5〜20重量部、砂1
00重量部及び水1〜10重量部を含む混練物からなる
鋳型材。鋳型材には保水剤及び/又は減水剤を加えても
良い。
き、鋳物の離型性が良く、使用後の廃砂処理も容易な鋳
型材。 【解決手段】 都市ゴミ焼却灰などを原料とし水硬性成
分を析出させた焼成物に石膏を加えてなる水硬性組成物
と水と砂並びに保水剤及び/又は減水剤を含む混練物。
都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選ばれる1種又は
2種以上を原料とし、これを焼成したC11A7CaC
l2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上を10
〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼成物
と石膏を含有する水硬性組成物からなる鋳型砂用固化
材。及び、この鋳型用固化材0.5〜20重量部、砂1
00重量部及び水1〜10重量部を含む混練物からなる
鋳型材。鋳型材には保水剤及び/又は減水剤を加えても
良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳物製造用の砂を
主成分とする鋳型材、及び該鋳型材の砂を固化するため
の鋳型砂用固化材に関する。
主成分とする鋳型材、及び該鋳型材の砂を固化するため
の鋳型砂用固化材に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】鋳物製造時の鋳型としては、
通常、所望の鋳型形状に固められた砂を用いる。砂を固
めるには、砂に固化材を加えるが、必要に応じて水など
が加えられる場合もある。該固化材としては、コスト的
な面や早期に固化する点、更に鋳型からの鋳物の離型性
が良いことなどから水ガラスが多く用いられてきた。し
かるに水ガラスは、高アルカリ性であるため、鋳型とし
て使用した後の廃砂の処理が難点となっている。
通常、所望の鋳型形状に固められた砂を用いる。砂を固
めるには、砂に固化材を加えるが、必要に応じて水など
が加えられる場合もある。該固化材としては、コスト的
な面や早期に固化する点、更に鋳型からの鋳物の離型性
が良いことなどから水ガラスが多く用いられてきた。し
かるに水ガラスは、高アルカリ性であるため、鋳型とし
て使用した後の廃砂の処理が難点となっている。
【0003】このため、鋳型として使用した後の廃砂が
低アルカリになる点から該固化材としてセメントが用い
られるようになってきた。しかし、普通セメントからな
る固化材を用いた鋳型は硬化速度が遅く、鋳型として要
求される強度になるには長時間を要し、生産性が低い。
一方、早期強度の発現性に特に優れた急硬セメントなど
の特殊セメントを鋳型砂用固化材として用いることもで
きるが、水ガラスや普通セメントに比べるとかなり高価
である。また何れのセメント固化材に於いても水の添加
を必須とするため、これを用いてなる鋳型では残留水分
が多くなり、鋳物の離型性が低下して鋳物表面が荒れた
状態になり易い。
低アルカリになる点から該固化材としてセメントが用い
られるようになってきた。しかし、普通セメントからな
る固化材を用いた鋳型は硬化速度が遅く、鋳型として要
求される強度になるには長時間を要し、生産性が低い。
一方、早期強度の発現性に特に優れた急硬セメントなど
の特殊セメントを鋳型砂用固化材として用いることもで
きるが、水ガラスや普通セメントに比べるとかなり高価
である。また何れのセメント固化材に於いても水の添加
を必須とするため、これを用いてなる鋳型では残留水分
が多くなり、鋳物の離型性が低下して鋳物表面が荒れた
状態になり易い。
【0004】
【発明が解決する課題】本発明は、前記問題点の解決、
即ち、早期に鋳型砂を固化せしめることができて比較的
安価に得られる鋳型砂用固化材、及び早期の強度発現性
に優れ、鋳型からの鋳物の離型性も良く、更に使用後の
廃砂処理も容易な鋳型材を提供することにある。
即ち、早期に鋳型砂を固化せしめることができて比較的
安価に得られる鋳型砂用固化材、及び早期の強度発現性
に優れ、鋳型からの鋳物の離型性も良く、更に使用後の
廃砂処理も容易な鋳型材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、都市ゴミ焼
却灰と下水汚泥焼却灰から選ばれる1種又は2種以上を
原料とし、これを1200〜1500℃で焼成すると、
カルシウムアルミハロゲン化合物を主成分とする水硬性
の鉱物相が析出し、この焼成物に石膏を加えてなる水硬
性組成物と砂と水を混練し、該混練物で鋳型を作製する
と、混練開始直後から水和反応が起こり、エトリンガイ
ト針状結晶(C3A・CaSO4・32H2O)が生成
し、該エトリンガイトは砂間の結合材として強固にかつ
速やかに鋳型砂を硬化せしめ、また硬化の進行に伴い鋳
型表面も急速に乾燥するため、この鋳型を用いた鋳物の
離型性も良いこと、また更に鋳型使用後の廃砂も低アル
カリ性のため処理し易いことなどの知見を得、本発明を
完成するに至った。
却灰と下水汚泥焼却灰から選ばれる1種又は2種以上を
原料とし、これを1200〜1500℃で焼成すると、
カルシウムアルミハロゲン化合物を主成分とする水硬性
の鉱物相が析出し、この焼成物に石膏を加えてなる水硬
性組成物と砂と水を混練し、該混練物で鋳型を作製する
と、混練開始直後から水和反応が起こり、エトリンガイ
ト針状結晶(C3A・CaSO4・32H2O)が生成
し、該エトリンガイトは砂間の結合材として強固にかつ
速やかに鋳型砂を硬化せしめ、また硬化の進行に伴い鋳
型表面も急速に乾燥するため、この鋳型を用いた鋳物の
離型性も良いこと、また更に鋳型使用後の廃砂も低アル
カリ性のため処理し易いことなどの知見を得、本発明を
完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は下記(1)で表される鋳型
砂用固化材、及び下記(2)〜(4)で表される鋳型材
である。(1)都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選
ばれる1種又は2種以上を原料とし、これを焼成したC
11A7CaCl2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上
を10〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼
成物と石膏を含有する水硬性組成物からなる鋳型砂用固
化材。(2)都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選ば
れる1種又は2種以上を原料とし、これを焼成したC11
A7CaCl2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上を
10〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼成
物と石膏を含有する水硬性組成物である鋳型砂用固化材
0.5〜20重量部、砂100重量部及び水1〜10重
量部を含む混練物からなる鋳型材。(3)混練物が保水
材及び/又は減水剤を0.03〜1.2重量部含むこと
を特徴とする前記(2)記載の鋳型材。(4)混練物中
の鋳型砂用固化材の含有量が0.5〜10重量部である
ことを特徴とする前記(2)又は(3)の鋳型材。
砂用固化材、及び下記(2)〜(4)で表される鋳型材
である。(1)都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選
ばれる1種又は2種以上を原料とし、これを焼成したC
11A7CaCl2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上
を10〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼
成物と石膏を含有する水硬性組成物からなる鋳型砂用固
化材。(2)都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選ば
れる1種又は2種以上を原料とし、これを焼成したC11
A7CaCl2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上を
10〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼成
物と石膏を含有する水硬性組成物である鋳型砂用固化材
0.5〜20重量部、砂100重量部及び水1〜10重
量部を含む混練物からなる鋳型材。(3)混練物が保水
材及び/又は減水剤を0.03〜1.2重量部含むこと
を特徴とする前記(2)記載の鋳型材。(4)混練物中
の鋳型砂用固化材の含有量が0.5〜10重量部である
ことを特徴とする前記(2)又は(3)の鋳型材。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の鋳型砂用固化材は、都市
ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料としてな
る焼成物であって、C11A7CaCl2、C11A7Ca
F2、C3Aの1種以上を10〜40重量%およびC
2S、C3Sの1種以上を含む焼成物と石膏からなる水硬
性組成物であって、いわゆるエコセメントと称されるも
のである。なお、前記原料としては、貝殻や下水汚泥に
生石灰を混合した下水汚泥乾粉、その他の一般廃棄物や
産業廃棄物、更には普通のセメントの原料である石灰
石、粘土、珪石、アルミ灰、ボーキサイト、鉄等を混合
して成分調整した原料であっても良い。該水硬性組成物
は、係る原料を1200〜1500℃で焼成して得たク
リンカーを粉砕後、この焼成物に石膏を添加混合したも
のであって、望ましくは強度の発現性の点から焼成物1
00重量%に対して1〜30重量%添加混合してなるも
のである。添加石膏としては、無水石膏、ニ水石膏、半
水石膏の何れであっても良い。
ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料としてな
る焼成物であって、C11A7CaCl2、C11A7Ca
F2、C3Aの1種以上を10〜40重量%およびC
2S、C3Sの1種以上を含む焼成物と石膏からなる水硬
性組成物であって、いわゆるエコセメントと称されるも
のである。なお、前記原料としては、貝殻や下水汚泥に
生石灰を混合した下水汚泥乾粉、その他の一般廃棄物や
産業廃棄物、更には普通のセメントの原料である石灰
石、粘土、珪石、アルミ灰、ボーキサイト、鉄等を混合
して成分調整した原料であっても良い。該水硬性組成物
は、係る原料を1200〜1500℃で焼成して得たク
リンカーを粉砕後、この焼成物に石膏を添加混合したも
のであって、望ましくは強度の発現性の点から焼成物1
00重量%に対して1〜30重量%添加混合してなるも
のである。添加石膏としては、無水石膏、ニ水石膏、半
水石膏の何れであっても良い。
【0008】また、本発明の鋳型材は、砂を主成分とす
るものであって、砂と前記水硬性組成物からなる鋳型砂
用固化材と水とを含む物を混練した混練物からなるもの
で、混練直後のものから水和硬化後の固化体までが含ま
れる。該混練物は以下のような過程を経て強固な鋳型を
形成する。即ち、カルシウムハロゲンアルミネート化合
物、カルシウムアルミネート及び石膏を構成成分とする
鋳型砂用固化材に水が加えられると逐次カルシウムハロ
ゲンアルミネートが水和反応を起こし、フリーデル氏
塩、塩化アルミニウム、2CaO・Al2O3・8H2O
および4CaO・Al2O3・13H2O等が生成し、更
に該固化材に含まれる珪酸三カルシウムが水に溶解して
生じた水酸化カルシウムと該固化材中の石膏成分が反応
し、カルシウムアルミネートモノサルフェート水和物と
塩化カルシウムを生成する。次いで、該カルシウムアル
ミネートモノサルフェート水和物は、水和反応の進行に
伴う液相中のイオン濃度が変化することにより、エトリ
ンガイトの針状結晶を生成する。この一連の反応は混練
物中に共存する砂粒子の間で起こるため、最終生成物の
エトリンガイト結晶は個々の砂粒子を互いに結合させた
状態で析出し、結合材として作用するエトリンガイトは
針状結晶が複雑に絡み合った構造となるため高い強度を
発現する固化体を形成することができる。また、フリー
デル氏塩、モノサルフェート類及びエトリンガイトの生
成は逐次大量の水を各化合物の構造水形成のために消費
するので、水和反応の進行により砂粒子間の水が急速に
減少し、水和反応完了と同時に乾燥した固化体を得るこ
とができる。所望形状に形成せしめた該固化体を鋳物用
鋳型として使用する。
るものであって、砂と前記水硬性組成物からなる鋳型砂
用固化材と水とを含む物を混練した混練物からなるもの
で、混練直後のものから水和硬化後の固化体までが含ま
れる。該混練物は以下のような過程を経て強固な鋳型を
形成する。即ち、カルシウムハロゲンアルミネート化合
物、カルシウムアルミネート及び石膏を構成成分とする
鋳型砂用固化材に水が加えられると逐次カルシウムハロ
ゲンアルミネートが水和反応を起こし、フリーデル氏
塩、塩化アルミニウム、2CaO・Al2O3・8H2O
および4CaO・Al2O3・13H2O等が生成し、更
に該固化材に含まれる珪酸三カルシウムが水に溶解して
生じた水酸化カルシウムと該固化材中の石膏成分が反応
し、カルシウムアルミネートモノサルフェート水和物と
塩化カルシウムを生成する。次いで、該カルシウムアル
ミネートモノサルフェート水和物は、水和反応の進行に
伴う液相中のイオン濃度が変化することにより、エトリ
ンガイトの針状結晶を生成する。この一連の反応は混練
物中に共存する砂粒子の間で起こるため、最終生成物の
エトリンガイト結晶は個々の砂粒子を互いに結合させた
状態で析出し、結合材として作用するエトリンガイトは
針状結晶が複雑に絡み合った構造となるため高い強度を
発現する固化体を形成することができる。また、フリー
デル氏塩、モノサルフェート類及びエトリンガイトの生
成は逐次大量の水を各化合物の構造水形成のために消費
するので、水和反応の進行により砂粒子間の水が急速に
減少し、水和反応完了と同時に乾燥した固化体を得るこ
とができる。所望形状に形成せしめた該固化体を鋳物用
鋳型として使用する。
【0009】このような鋳型材を構成する成分の含有量
は、砂100重量部、水1〜10重量部、及び前記鋳型
砂用固化材0.5〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部である。鋳型砂用固化材含有量が0.5重量部
未満では鋳型の強度が低くなるため作業時に破損し易く
なり好ましくなく、また20重量部を越えると強度が高
くなり過ぎて鋳物を鋳型から取り出す際の作業、例えば
離型や離型後の鋳物表面砂落し等、が困難になるので好
ましくない。また水の含有量は3重量部未満では水和反
応が乏しく、脆い鋳型となり易いので好ましくなく、ま
た10重量部を越える水分量では水和反応により生成さ
れる水和物の結晶水の総量が大きくなり、このようなも
のからなる鋳型に高温の鋳物溶融物を注入すると、鋳型
が急激な脱水で爆裂することがあるため好ましくない。
は、砂100重量部、水1〜10重量部、及び前記鋳型
砂用固化材0.5〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部である。鋳型砂用固化材含有量が0.5重量部
未満では鋳型の強度が低くなるため作業時に破損し易く
なり好ましくなく、また20重量部を越えると強度が高
くなり過ぎて鋳物を鋳型から取り出す際の作業、例えば
離型や離型後の鋳物表面砂落し等、が困難になるので好
ましくない。また水の含有量は3重量部未満では水和反
応が乏しく、脆い鋳型となり易いので好ましくなく、ま
た10重量部を越える水分量では水和反応により生成さ
れる水和物の結晶水の総量が大きくなり、このようなも
のからなる鋳型に高温の鋳物溶融物を注入すると、鋳型
が急激な脱水で爆裂することがあるため好ましくない。
【0010】また、本鋳型材は前記含有量の砂、鋳型砂
用固化材及び水を含む混練物からなるが、該混練物は硬
化終結迄砂及び固化材と水との分離防止のために例えば
メチルセルロースなどの公知の保水剤、また添加水分量
を減じて作業性を向上させるために、減水剤の何れか1
種又は2種以上を0.03〜1.2重量部含むものであ
っても良い。該減水剤は公知のセメント用減水剤であれ
ば特に限定されず、高性能減水剤や高性能AE減水剤と
称されているものであっても良い。更に該混練物は比較
的短時間で硬化するので、混練から鋳型成形までの作業
時間等に応じて混練物の硬化時間を調整するために、例
えばクエン酸などの硬化調整材を0.5重量部を越えな
い範囲で含むことができる。
用固化材及び水を含む混練物からなるが、該混練物は硬
化終結迄砂及び固化材と水との分離防止のために例えば
メチルセルロースなどの公知の保水剤、また添加水分量
を減じて作業性を向上させるために、減水剤の何れか1
種又は2種以上を0.03〜1.2重量部含むものであ
っても良い。該減水剤は公知のセメント用減水剤であれ
ば特に限定されず、高性能減水剤や高性能AE減水剤と
称されているものであっても良い。更に該混練物は比較
的短時間で硬化するので、混練から鋳型成形までの作業
時間等に応じて混練物の硬化時間を調整するために、例
えばクエン酸などの硬化調整材を0.5重量部を越えな
い範囲で含むことができる。
【0011】
【実施例】表1に示す成分からなる乾燥した都市ゴミ焼
却灰54.3Kg、石灰石粉42.5Kg、アルミ灰
1.1Kg、粘土1.1Kg、及び蛍石0.5Kgを原
料として、セメント用ロータリーキルンを用いて130
0〜1450℃で焼成し、クリンカーを得た。なお、ク
リンカーの鉱物組成を表2に示す。
却灰54.3Kg、石灰石粉42.5Kg、アルミ灰
1.1Kg、粘土1.1Kg、及び蛍石0.5Kgを原
料として、セメント用ロータリーキルンを用いて130
0〜1450℃で焼成し、クリンカーを得た。なお、ク
リンカーの鉱物組成を表2に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】得られたクリンカーは、縦型ミルでブレー
ン比表面積約4000cm2/gになるよう一次粉砕を
行い、この粉砕物約100Kgに対して無水石膏を約1
2Kg添加混合し、この混合物を粉砕分級してブレーン
比表面積約4700cm2/gの水硬性粉末を得た。該
水硬性粉末、珪砂(岡垣5号珪砂)、水、高性能減水材
(商品名:コアフロー、秩父小野田(株)社製)、保水
剤(メチルセルロース)、普通ポルトランドセメントの
何れかを用い、表3に表す配合の混練物を、シンプソン
型混練機を用いて概ね3分間混練することにより作製し
た。
ン比表面積約4000cm2/gになるよう一次粉砕を
行い、この粉砕物約100Kgに対して無水石膏を約1
2Kg添加混合し、この混合物を粉砕分級してブレーン
比表面積約4700cm2/gの水硬性粉末を得た。該
水硬性粉末、珪砂(岡垣5号珪砂)、水、高性能減水材
(商品名:コアフロー、秩父小野田(株)社製)、保水
剤(メチルセルロース)、普通ポルトランドセメントの
何れかを用い、表3に表す配合の混練物を、シンプソン
型混練機を用いて概ね3分間混練することにより作製し
た。
【0015】
【表3】
【0016】各混練物は、pHを測定し、混練後15〜
20分の間に、縦約500mm、横約50mm、高さ3
00mmの木製型枠に充填し、JIS Z2604に準
拠した方法によって、供試体を作製し、材齢1時間、4
時間、24時間の圧縮強度をそれぞれ測定した。また、
併せて材齢4時間後の各供試体の残留水分の測定、及び
材齢4時間後の各供試体の表面形状安定性をJIS B
6611に準じた方法で測定した。以上の測定結果も表
3に併せて記す。
20分の間に、縦約500mm、横約50mm、高さ3
00mmの木製型枠に充填し、JIS Z2604に準
拠した方法によって、供試体を作製し、材齢1時間、4
時間、24時間の圧縮強度をそれぞれ測定した。また、
併せて材齢4時間後の各供試体の残留水分の測定、及び
材齢4時間後の各供試体の表面形状安定性をJIS B
6611に準じた方法で測定した。以上の測定結果も表
3に併せて記す。
【0017】
【発明の効果】本発明による鋳型砂用固化材は、早期に
鋳型砂を固化することができ、また廃棄物を原料源とす
るため原料コストが安価となる他、環境対策面からも有
意である。このような鋳型砂用固化材を用いた鋳型材
は、早期の強度発現性に優れ、短時間で表面状態が安定
した鋳型を形成することができる。該鋳型材から作製さ
れる鋳型は、鋳物の離型性も良く、更に使用後の廃砂も
弱アルカリ性となるため処理が比較的容易になる。
鋳型砂を固化することができ、また廃棄物を原料源とす
るため原料コストが安価となる他、環境対策面からも有
意である。このような鋳型砂用固化材を用いた鋳型材
は、早期の強度発現性に優れ、短時間で表面状態が安定
した鋳型を形成することができる。該鋳型材から作製さ
れる鋳型は、鋳物の離型性も良く、更に使用後の廃砂も
弱アルカリ性となるため処理が比較的容易になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C04B 28/14 7:28) 111:00
Claims (4)
- 【請求項1】 都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選
ばれる1種又は2種以上を原料とし、これを焼成したC
11A7CaCl2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上
を10〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼
成物と石膏を含有する水硬性組成物からなる鋳型砂用固
化材。 - 【請求項2】 都市ゴミ焼却灰と下水汚泥焼却灰から選
ばれる1種又は2種以上を原料とし、これを焼成したC
11A7CaCl2、C11A7CaF2及びC3Aの1種以上
を10〜40重量%とC2S及び/又はC3Sとを含む焼
成物と石膏を含有する水硬性組成物である鋳型砂用固化
材0.5〜20重量部、砂100重量部及び水1〜10
重量部を含む混練物からなる鋳型材。 - 【請求項3】 混練物が保水材及び/又は減水剤を0.
03〜1.2重量部含むことを特徴とする請求項2記載
の鋳型材。 - 【請求項4】 混練物中の鋳型砂用固化材の含有量が
0.5〜10重量部であることを特徴とする請求項2又
は3記載の鋳型材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104051A JPH11285776A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 鋳型砂用固化材及び鋳型材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104051A JPH11285776A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 鋳型砂用固化材及び鋳型材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285776A true JPH11285776A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14370418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10104051A Pending JPH11285776A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 鋳型砂用固化材及び鋳型材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285776A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007090318A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Acreco:Kk | 吸着材の製造方法、吸着材、吸着材造粒物、及び吸着造粒物の製造方法 |
| CN104057018A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-09-24 | 安徽鑫润新型材料有限公司 | 一种铸造用型砂及其制备方法 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10104051A patent/JPH11285776A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007090318A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Acreco:Kk | 吸着材の製造方法、吸着材、吸着材造粒物、及び吸着造粒物の製造方法 |
| CN104057018A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-09-24 | 安徽鑫润新型材料有限公司 | 一种铸造用型砂及其制备方法 |
| CN104057018B (zh) * | 2014-05-28 | 2016-05-18 | 安徽鑫润新型材料有限公司 | 一种铸造用型砂及其制备方法 |
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