JPH11285985A - トルク固定形ドライバー - Google Patents
トルク固定形ドライバーInfo
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- JPH11285985A JPH11285985A JP10088454A JP8845498A JPH11285985A JP H11285985 A JPH11285985 A JP H11285985A JP 10088454 A JP10088454 A JP 10088454A JP 8845498 A JP8845498 A JP 8845498A JP H11285985 A JPH11285985 A JP H11285985A
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Abstract
かつ高精度に達成することができると共に、簡単かつコ
ンパクトな構成にして、ねじ具の取付け対象物に対する
ショック等による悪影響を確実に防止することができる
と共に、低コストに製造することができるトルクリミッ
タを適用したトルク固定形ドライバーを提供する。 【解決手段】 外ケース30の内側に駆動軸46を回転
自在に収納し、この駆動軸の外周部にコイルばね36を
締まり嵌めすると共に、前記コイルばねの両端部に設け
たフック38a、38bをそれぞれ前記外ケースないし
はこれに固定した部材に係合してなるトルクリミッタを
備え、前記外ケースを把持部ケーシングとしまたは前記
外ケースを把持部ケーシングで囲繞固定して、前記駆動
軸の先端にドライバービット44を設けた構成とする。
Description
ルクないしは緩めトルクを高精度に設定することができ
るトルクリミッタを応用したドライバーに係り、特に小
形精密部品の組立てやプラスチック製品等の脆弱な部品
の結合および組立て等を行う場合に適した、低トルクで
小ねじの締付けまたは取外しを容易かつ安全に行うこと
ができるトルク固定形ドライバーに関するものである。
を介して小動力のトルクを伝達ないし遮断を行うために
使用可能な小形のトルクリミッタが種々提案されてい
る。
8に示すように構成したものが知られている。すなわ
ち、図8において、参照符号10は円筒状の外ケースを
示し、この外ケース10の内部12にコイルばね13を
収納し、このコイルばね13の一端部に設けたフック1
4を前記外ケース10の端壁部15に形成した凹部16
に係合し、前記コイルばね13の他端部に設けたフック
17を外ケース10の開口端部内に嵌合固定した蓋体1
8の凹部19に係合し、このコイルばね13の内方に回
転軸20を挿通して、この回転軸20を前記外ケース1
0の軸受部21および前記蓋体18により回転自在に支
持した構成からなる。
13aと大径部13bとを有し、小径部13aの内径は
回転軸20の外径に対して、自然状態では同等もしくは
僅かに大きく作成される。そして、この寸法状態で、コ
イルばね13を外ケース10内に組込み、小径部13a
に回転軸20を挿通した後、蓋体18を嵌着してそれぞ
れフック14、17と凹部16、19を係合し、この状
態で蓋体18を回動させてコイルばね13を巻き方向に
ねじることにより、小径部13aを縮径させて回転軸2
0に締まり嵌め状態とし、回転軸20に対して径方向に
緊縛力を与えるように構成される。
ッタは、回転軸20をコイルばね13の巻き方向とは逆
方向に回転させると、コイルばね13を介して外ケース
10に回転力が伝達され、この時に回転軸20と小径部
13aとの間で滑りを生じるトルクの最低値がトルク値
となる。なお、このトルク値は、前記蓋体18を回動さ
せてコイルばね13のねじり量を変えることによって調
整が可能である。
動ドライバー等により、ボルト、ナット、ねじ等の被緊
締物が所定の締付けトルクで締上げられているか、また
一度締付けを完了したねじ等が、どれ位のトルクで緩む
かを測定し、常に均一なトルクで締付けを行う手段とし
て、一般的にトルクドライバーが知られている。このト
ルクドライバーは、渦巻きばねを使用して、その機械的
変形量をトルク値として目盛板に表示するものや、トー
ションバーのねじりを応用したもの等である。
動ドライバー等においては、ねじ等の締付けに際し、ド
ライバービットに強力な反対負荷が加わった場合に、こ
れを予め設定した締付けトルクで動作するクラッチ機構
により所定のトルク値に至った状態を検知して、前記ク
ラッチ機構を動作させて電動モータの出力軸あるいは手
動による駆動軸と従動軸(ドライバービット)との結合
を一時的に遮断するように構成したものが、提案され実
施されている。
イバー等のクラッチ装置とは別に、実際にどの程度のト
ルク値でねじ等がその取付け対象物に対し締付けられた
かを、直接ドライバーで検出する手段として、ドライバ
ービットに作用する強力な反対負荷を、例えばトーショ
ンバーの一側面に取付けたストレンゲージにより検出す
るように構成したトルク検出器も知られている。
込み作業中において、連続的にトーションバーに伝達さ
れる応力歪みを直読監視することができることによっ
て、ねじの締付け開始から締付け完了に至る間のトルク
値の変動を測定し、最適な締付けトルクを知ることがで
きる。
成からなる従来のトルクドライバー、トルクメータある
いはトルク検出器等においては、一般的なねじ具の締付
け時におけるトルク値、もしくはねじ具の締付け開始か
ら完了に至る迄の連続的に変動するトルク値を、それぞ
れ適正に測定ないし監視することは、前記ストレンゲー
ジを使用する場合には可能であるが、多量のねじ具の締
付け作業において、特に小形精密部品の組立てやプラス
チック製品等の脆弱な部品の結合および組立て等を行う
場合のように、低トルクで全て一定のトルク値となるよ
うに、小ねじの締付けおよび取外し操作を、安全かつ高
精度に達成することは困難である。
チ機構を備えた電動ドライバーや手動ドライバーが知ら
れているが、このクラッチ機構は、機械的構成からなる
ものであり、クラッチ動作に際しては、駆動軸に結合さ
れるドライバービットに対して瞬時的変動(機械的な振
動)によるショック等を起生するため、特にハードディ
スク等の各種電子部品や精密機械部品等の組立てに際し
ては、各部品等に対して損傷等の悪影響を与える難点が
あり、このためショックレスなトルク設定を可能とする
ドライバーの要求が高まってきている。
を重ねた結果、従来の機械的なクラッチ機構に代えて、
ねじ具の締付け操作を行う動力を遮断させる手段とし
て、従来より知られているコイルばねの摩擦接触抵抗を
利用した摩擦方式のトルクリミッタ(図8参照)の構成
を採用し、このトルクリミッタをドライバーの把持部ケ
ーシングに内蔵させることにより、前記要求を満足し得
るトルク固定形ドライバーを得ることができることを突
き止めた。
動軸を回転自在に収納し、この駆動軸の外周部にコイル
ばねを締まり嵌めすると共に、前記コイルばねの両端部
に設けたフックをそれぞれケースないしはこれに固定し
た部材に係合してなるトルクリミッタを備え、前記外ケ
ースをドライバーの把持部ケーシングとして、または前
記外ケースをドライバーの把持部ケーシングで囲繞固定
し、前記トルクリミッタの駆動軸の先端にドライバービ
ットを設けた構成とすることによって、容易にトルク固
定形ドライバーを作成することができる。
のトルクリミッタに代えて、永久磁石を利用した磁気方
式によるトルクリミッタを採用することも可能であり、
この場合には、トルクリミッタを非接触形の構成とする
ことができ、より一層ショックレスなトルク設定を可能
とするトルク固定形ドライバーを得ることができること
を突き止めた。
形ドライバーは、特に小形精密部品の組立てやプラスチ
ック製品等の脆弱な部品の結合および組立て等を行う場
合のように、低トルクで全て一定のトルク値となるよう
に、小ねじの締付けまたは取外し操作、あるいは予め締
付けられているねじ具の確認締め等の作業を、安全かつ
高精度に達成することができる。
を常に一定のトルク値で円滑かつ高精度に達成すること
ができると共に、簡単かつコンパクトな構成にして、ね
じ具の取付け対象物に対するショック等による悪影響を
確実に防止することができると共に、低コストに製造す
ることができるトルクリミッタを適用したトルク固定形
ドライバーを提供することにある。
め、本発明に係るトルク固定形ドライバーは、外ケース
の内側に駆動軸を回転自在に収納し、この駆動軸の外周
部にコイルばねを締まり嵌めすると共に、前記コイルば
ねの両端部に設けたフックをそれぞれ前記外ケースない
しはこれに固定した部材に係合してなるトルクリミッタ
を備え、前記外ケースを把持部ケーシングとしまたは前
記外ケースを把持部ケーシングで囲繞固定して、前記駆
動軸の先端にドライバービットを設けたことを特徴とす
る。
ーは、外ケースの内周面に円筒状の永久磁石を固定配置
し、この永久磁石の中心部に駆動軸を回転自在に挿通配
置すると共に、この駆動軸の外周部において前記永久磁
石の内周面に対向しこれと非接触に円筒状の磁性部材を
支持固定してなるトルクリミッタを備え、前記外ケース
を把持部ケーシングとしまたは前記外ケースを把持部ケ
ーシングで囲繞固定して、前記駆動軸の先端にドライバ
ービットを設けたことを特徴とする。
において、前記トルクリミッタの駆動軸にスリーブを囲
繞固定すると共に、このスリーブを外ケースまたは把持
部ケーシングに回転可能に保持し、さらに前記スリーブ
の先端にドライバービットを着脱交換自在に取付けるこ
とができる。
固定したスリーブを、ワンウェイクラッチを介して外ケ
ースまたは把持部ケーシングに保持し、前記駆動軸をね
じ締め方向に回転自在に構成することにより、ねじの取
外しに際して、前記ワンウェイクラッチが作動し、必要
なトルク値の設定を容易に行うことができる。
動軸ないしこれを囲繞固定するスリーブと一体的に、駆
動軸を外部操作によって回動し得る手動調節部を設ける
ことにより、ねじの定トルク締付け後においての増し締
めを容易に達成することができる。
に縦列配置し、一方のトルクリミッタの駆動軸を他方の
トルクリミッタの外ケースに結合して接続し、これら複
数のトルクリミッタを、把持部ケーシング内に収納配置
することによって、定トルク値の設定幅を拡大すること
が可能となる。代案として、同一の駆動軸上において、
複数のトルクリミッタを縦列配置した構成とすることも
可能である。
は、前記構成からなるトルク固定形ドライバーの外ケー
スまたは把持部ケーシングの閉塞された後端部に、電動
モータの出力軸を着脱可能に結合して回転駆動し得るよ
うに構成し、前記電動モータを囲繞支持する第1の外部
ケーシングと前記トルク固定形ドライバーを囲繞しかつ
これを回転自在に支持する第2の外部ケーシングとを着
脱交換可能に接続し、電動モータ駆動式として構成する
ことを特徴とする。
機を結合して、この減速機の出力軸を、トルク固定形ド
ライバーの外ケースまたは把持部ケーシングの閉塞され
た後端部に対し着脱可能に結合する構成とすることもで
きる。
バーは、前記電動モータ駆動式のものにおいて、電動モ
ータを囲繞支持する第1の外部ケーシングは、電動モー
タの外周部を回転可能に囲繞すると共にその後端部をこ
れと同軸に延在する扁平状の板体を介して前記第1の外
部ケーシング内に固定し、前記板体の一側面にストレン
ゲージを取付けてトルク値を測定し得るように構成する
ことを特徴とする。
タを適用したトルク固定形ドライバーの実施例につき、
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
例を示すものである。すなわち、図1において、参照符
号30は内部にトルクリミッタを収納配置する円筒状の
把持部ケーシングを示す。しかるに、本実施例において
は、前記把持部ケーシング30は、トルクリミッタの外
ケースとして構成され、この外ケース30の一端には開
口部30aを設けると共に他端には蓋体32を着脱自在
に取付けた構成からなる。そして、前記外ケース30の
内部34には、コイルばね36を収納し、このコイルば
ね36の一端部に設けたフック38aを前記蓋体32に
形成した嵌合凹部32aに係合し、また前記コイルばね
36の他端部に設けたフック38bを外ケース30の開
口部30a側の端壁部に形成した嵌合凹部32bに係合
する。さらに、このコイルばね36の内方に回転軸40
を挿通配置し、この回転軸40を前記外ケース30に取
付け蓋体32の軸受部42において回転自在に支持した
構成からなる。
aと大径部36bとを有し、小径部36aの内径は回転
軸40の外径に対して、自然状態では同等もしくは僅か
に大きく作成される。そして、この寸法状態で、コイル
ばね36を外ケース30の内部34に組込み、小径部3
6aに回転軸40を挿通した後、蓋体32を外ケース3
0に取付けてそれぞれフック38a、38bと嵌合凹部
32a、30bを係合し、この状態で蓋体32を回動さ
せてコイルばね36を巻き方向にねじることにより、小
径部36aを縮径させて回転軸40に締まり嵌め状態と
し、回転軸40に対して径方向に緊縛力を与えるように
構成される。
ッタは、外ケース30をコイルばね36の巻き方向と同
方向に回転させると、コイルばね36を介して回転軸4
0に回転力が伝達され、この時に回転軸40とコイルば
ね36の小径部36aとの間で滑りを生じるトルクの最
低値を定トルク値として設定することができる。なお、
この定トルク値の設定に際しては、前記蓋体32を回動
させてコイルばね36のねじり量を変えることによっ
て、適宜調整並びに設定が可能である。
形ドライバーは、基本的に前記構成からなるトルクリミ
ッタの回転軸40に対し、駆動軸としてのドライバービ
ット44を直接結合した構成とすることにより、実現す
ることができる。すなわち、前記構成によるトルク固定
形ドライバーを使用して、ねじ締めを行う際に、その締
付けトルクが予め設定した定トルク値になると、回転軸
40とコイルばね36の小径部36aとの間で滑りを生
じ、把持部ケーシング30は回転軸40に対して空転
し、これにより定トルクの締付けを達成することができ
るのである。
トルクリミッタの回転軸40に対し、駆動軸46を結合
すると共に、この駆動軸46に対しスリーブ48を囲繞
固定し、このスリーブ48の先端部にボール49a、カ
ラー49bおよびスプリング49cから構成されるチャ
ック機構50を設けて、このチャック機構50を介して
ドライバービット44を着脱自在に結合するように構成
したものである。このように構成することによっても、
前記と全く同様のドライバービット44によるねじの定
トルク締付けを達成することができる。
うに、前記スリーブ48の一部を半径方向外方に突出形
成して、駆動軸46すなわちドライバービット44を外
部操作によって回動し得る手動調節部47を設ける。す
なわち、この手動調節部47は、ねじの定トルク締付け
後において増し締め等を行う場合に、有効に使用するこ
とができる。
施例を示すものである。すなわち、図2において、説明
の便宜上、図1に示す実施例1と同一の構成部分につい
ては同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。す
なわち、本実施例においては、トルクリミッタの回転軸
40に対し、駆動軸46を結合すると共に、この駆動軸
46に対しスリーブ48を囲繞固定し、スリーブ48の
先端部にチャック機構50を設けた、前記実施例1と同
一の構成において、把持部ケーシング30をスリーブ4
8の駆動軸46との結合部の外周を囲繞するように延在
させ、前記スリーブ48の外周部を、ワンウェイクラッ
チ52を介して、前記把持部ケーシング30に保持させ
た構成からなる。
しては、例えば図3に示すように、内周面にその円周方
向において所要間隔離間させて摩擦接触抵抗の少ない複
数のローラ53を嵌合配置したリング部材54からな
り、前記ローラ53の嵌合溝55内に、それぞれローラ
53を一方向のみ転がりを許容するようにクサビ片56
を挿着した構成とすることができる。従って、この場
合、前記ローラ53の表面に圧接するように、スリーブ
48に対して挿通固定することにより、前記把持部ケー
シング30による、前記クサビ片56が挿着された側へ
の回動(ねじの取外し方向の回転)はロックされて、手
動による回動力は直接ドライバービット44に伝達さ
れ、ねじの取外し作業を容易に達成することができる。
なお、前記とは反対方向の回動操作に際しては、トルク
リミッタを介してスリーブ48の回転はフリーとなり、
円滑な定トルク締付け作業を達成することができる。
ーによれば、特にねじの取外しに際して、トルクリミッ
タに影響を与えることなく、把持部ケーシング30から
のスリーブ48を介して直接ドライバービット44へト
ルク伝達を行って、適正かつ円滑な作業を達成すること
ができる。
と同様に、ねじの定トルク締付け後において増し締め等
を行うための手動調節部を、適宜設けることができる。
別の実施例を示すものである。すなわち、本実施例にお
いては、図4に示すように、複数のトルクリミッタ60
A、60Bを、軸方向に縦列配置し、一方のトルクリミ
ッタ60Aの駆動軸46Aを、他方のトルクリミッタ6
0Bの外ケース30Bに結合して接続し、これら複数の
トルクリミッタ60A、60Bを、把持部ケーシング6
2内に収納配置した構成からなるものである。なお、前
記他方のトルクリミッタ60Bから突出する駆動軸46
Bは、前記実施例1または実施例2と同様に、ドライバ
ービット44との結合構成を採用することができること
は勿論である(図1および図2参照)。
Bを使用する場合、同一の駆動軸上において、前述した
構成からなるトルクリミッタを縦列配置した構成とする
こともできる。
施例を示すものである。すなわち、本実施例において
は、図5に示すように、例えば図2に示す構成からなる
トルク固定形ドライバーの外ケース30の蓋体32で閉
塞した後端部に、軸結合凹部64を設け、この軸結合凹
部64に電動モータ66の出力軸68を着脱可能に結合
し、前記トルク固定形ドライバーを電動モータ66によ
り回転駆動し得るように構成したものである。
する第1の外部ケーシング70と、前記トルク固定形ド
ライバーを囲繞すると共にそのスリーブ48の位置にお
いてベアリング71を介して回転自在に支持する第2の
外部ケーシング72とを、ねじ部73による着脱可能な
結合構成とする。これにより、予め所定のトルク設定を
行った複数種類のトルク固定形ドライバーを、電動モー
タ66に対し着脱交換可能に接続して使用することがで
きる。
モータ66に対して適宜減速機67を結合し、この減速
機67の出力軸68を、前記トルク固定形ドライバーの
外ケース30の後端部に設けた軸結合凹部64に、結合
した構成からなる。また、図5において、参照符号74
は電動モータ66から導出される電源接続コードを示
す。
他の実施例を示すものである。すなわち、本実施例は、
図5に示す実施例4の変形例を示すものであって、図6
に示すように、第1の外部ケーシング70に囲繞支持さ
れる電動モータ66につき、前記電動モータ66の外周
部に対しては前記第1の外部ケーシング70を回転可能
に囲繞し、電動モータ66の後端部をこれと同軸に延在
する扁平状の板体(トーションバー)76を介して、前
記第1の外部ケーシング70内に固定し、前記板体76
の一側面にストレンゲージ78を取付けて、トルク値を
測定し得るように構成したものである。
形ドライバーによれば、コイルばねの摩擦抵抗とスリッ
プ機能を応用したトルクリミッタの精度は、比較的正確
ではあるが、長期間の使用に際しては前記機能が低下す
ることから、継続的なトルクの監視を必要としたり、あ
るいはISO(国際化標準機構)への加入やPL法(製
造物責任に関する法律)に基づく安全基準の確認のため
に、ねじ締めトルクの継続的な記録を残すことが必要と
される場合、本実施例のトルク固定形ドライバーは極め
て有効である。
また別の実施例を示すものである。すなわち、本実施例
においては、図7に示すように、前述した摩擦方式の接
触形トルクリミッタに代えて、磁気方式の非接触形トル
クリミッタ80を適用した構成からなるものである。
0は、外ケース82の内周面に円筒状の永久磁石83を
固定配置し、前記円筒状の永久磁石83の中心部に駆動
軸84を回転自在に挿通配置すると共に、この駆動軸8
4の外周部において、前記永久磁石83の内周面と対向
しかつこれと非接触に円筒状の磁性部材85を、適宜支
持部材86を介して前記駆動軸84に固定配置した構成
からなる。
0は、外ケース82の外周部を把持ケーシング88で囲
繞支持し、この把持部ケーシング88の一端には前記ト
ルクリミッタ80の駆動軸84を外部へ突出させるため
の開口部88aを設けると共に、他端には蓋体89を着
脱自在に取付けた構成からなる。
シング88の開口部88aから突出する駆動軸84に対
し、図1に示す実施例1と同様に、スリーブ48を囲繞
固定し、このスリーブ48の先端に部にボール、カラー
およびスプリングから構成されるチャック機構50を設
けて、このチャック機構50を介してドライバービット
44を着脱自在に結合するように構成する。また、前記
スリーブ48の外周部を、図2に示す実施例2と同様
に、ワンウェイクラッチ52を介して、前記把持部ケー
シング88に保持させた構成からなる。
ルク固定形ドライバーは、前述した実施例1および2と
同様に、定トルクの締付けを達成することができる。特
に、本実施例のトルク固定形ドライバーによれば、トル
クリミッタ80を構成する永久磁石83の磁気特性を調
節することによりトルク値の設定を簡便に行うことがで
きると共に、簡単な構成にして長期の使用に際してもト
ルク変動が殆どなく、しかも非接触形の構成であるため
ショック等による悪影響をほぼ完全に防止することがで
きる等の優れた利点が得られる。
バーにおいても、前述した図4ないし図6に示す、実施
例3ないし5と同様の構成を付加することにより、それ
ぞれ各実施例と同様の作用および効果を得ることができ
る。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
発明に係るトルク固定形ドライバーは、外ケースの内側
に駆動軸を回転自在に収納し、この駆動軸の外周部にコ
イルばねを締まり嵌めすると共に、前記コイルばねの両
端部に設けたフックをそれぞれ前記外ケースないしはこ
れに固定した部材に係合してなるトルクリミッタを備
え、前記外ケースを把持部ケーシングとしまたは前記外
ケースを把持部ケーシングで囲繞固定し、前記駆動軸の
先端にドライバービットを設けた構成とすることによっ
て、ねじ具の締付けを常に一定のトルク値で円滑かつ高
精度に達成することができると共に、簡単かつコンパク
トな構成にして、ねじ具の取付け対象物に対するショッ
ク等による悪影響を確実に防止することができると共
に、低コストに製造することができる。
ーによれば、小形精密部品の組立てやプラスチック製品
等の脆弱な部品の結合および組立て等を行う場合のよう
に、低トルクで全て一定のトルク値となるように、小ね
じの締付けまたは取外し操作、あるいは予め締付けられ
ているねじ具の確認締め等の作業を、安全かつ高精度に
達成することができる。さらに、トルクを固定式とする
ため、作業者等がトルク値を変更してしまう危険がない
ため、製品の品質管理の上で簡便でありかつ安全である
等、多くの優れた利点が得られる。
例を示す要部断面側面図である。
施例を示す要部断面側面図である。
I 線断面図である。
別の実施例を示す要部概略断面説明図である。
施例を示す要部概略断面説明図である。
他の実施例を示す要部概略断面説明図である。
また別の実施例を示す要部概略断面説明図である。
面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 外ケースの内側に駆動軸を回転自在に収
納し、この駆動軸の外周部にコイルばねを締まり嵌めす
ると共に、前記コイルばねの両端部に設けたフックをそ
れぞれ前記外ケースないしはこれに固定した部材に係合
してなるトルクリミッタを備え、前記外ケースを把持部
ケーシングとしまたは前記外ケースを把持部ケーシング
で囲繞固定して、前記駆動軸の先端にドライバービット
を設けたことを特徴とするトルク固定形ドライバー。 - 【請求項2】 外ケースの内周面に円筒状の永久磁石を
固定配置し、この永久磁石の中心部に駆動軸を回転自在
に挿通配置すると共に、この駆動軸の外周部において前
記永久磁石の内周面に対向しこれと非接触に円筒状の磁
性部材を支持固定してなるトルクリミッタを備え、前記
外ケースを把持部ケーシングとしまたは前記外ケースを
把持部ケーシングで囲繞固定して、前記駆動軸の先端に
ドライバービットを設けたことを特徴とするトルク固定
形ドライバー。 - 【請求項3】 トルクリミッタの駆動軸にスリーブを囲
繞固定すると共に、このスリーブを外ケースまたは把持
部ケーシングに回転可能に保持し、さらに前記スリーブ
の先端にドライバービットを着脱交換自在に取付けてな
る請求項1または2記載のトルク固定形ドライバー。 - 【請求項4】 トルクリミッタの駆動軸に囲繞固定した
スリーブを、ワンウェイクラッチを介して外ケースまた
は把持部ケーシングに保持し、前記駆動軸をねじ締め方
向に回転自在に構成してなる請求項3記載のトルク固定
形ドライバー。 - 【請求項5】 ドライバービットを取付ける駆動軸ない
しこれを囲繞固定するスリーブと一体的に、駆動軸を外
部操作によって回動し得る手動調節部を設けてなる請求
項1〜4のいずれかに記載のトルク固定形ドライバー。 - 【請求項6】 複数のトルクリミッタを、軸方向に縦列
配置し、一方のトルクリミッタの駆動軸を他方のトルク
リミッタの外ケースに結合して接続し、これら複数のト
ルクリミッタを、把持部ケーシング内に収納配置してな
る請求項1〜5のいずれかに記載のトルク固定形ドライ
バー。 - 【請求項7】 同一の駆動軸上において、複数のトルク
リミッタを縦列配置した構成からなる請求項1〜5のい
ずれかに記載のトルク固定形ドライバー。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のトルク
固定形ドライバーの外ケースまたは把持部ケーシングの
閉塞された後端部に、電動モータの出力軸を着脱可能に
結合して回転駆動し得るように構成し、前記電動モータ
を囲繞支持する第1の外部ケーシングと前記トルク固定
形ドライバーを囲繞しかつこれを回転自在に支持する第
2の外部ケーシングとを着脱交換可能に接続したことを
特徴とする電動モータ駆動式のトルク固定形ドライバ
ー。 - 【請求項9】 電動モータの出力軸に減速機を結合し
て、この減速機の出力軸を、トルク固定形ドライバーの
外ケースまたは把持部ケーシングの閉塞された後端部に
対し着脱可能に結合してなる請求項8記載の電動モータ
駆動式のトルク固定形ドライバー。 - 【請求項10】 電動モータを囲繞支持する第1の外部
ケーシングは、電動モータの外周部を回転可能に囲繞す
ると共にその後端部をこれと同軸に延在する扁平状の板
体を介して前記第1の外部ケーシング内に固定し、前記
板体の一側面にストレンゲージを取付けてトルク値を測
定し得るように構成してなる請求項8または9記載の電
動モータ駆動式のトルク固定形ドライバー。
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