JPH11286116A - インクジェット方式画像形成装置 - Google Patents

インクジェット方式画像形成装置

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JPH11286116A
JPH11286116A JP9022398A JP9022398A JPH11286116A JP H11286116 A JPH11286116 A JP H11286116A JP 9022398 A JP9022398 A JP 9022398A JP 9022398 A JP9022398 A JP 9022398A JP H11286116 A JPH11286116 A JP H11286116A
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JP
Japan
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ink
wiping blade
ink ejection
ejection surface
print head
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JP9022398A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kunii
博之 国井
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイピングブレードの摩耗を低減して寿命を延
ばしたインクジェット方式画像形成装置を提供する。 【解決手段】印字ヘッド20が矢印C方向に移動すると
きは、ワイピングブレード32のエッジ部32aでイン
ク吐出面20aを摺擦する。一方、印字ヘッド20が矢
印B方向に移動するときは、ワイピングブレード32の
エッジ部32bでインク吐出面20aを摺擦する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に基づい
てインクを吐出して記録紙などの記録媒体に画像を形成
するインクジェット方式画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙などの記
録媒体に画像を形成するインクジェット方式画像形成装
置が知られている。このインクジェット方式画像形成装
置は、例えば、インクが吐出する複数のインク吐出口が
形成されたインク吐出面を有する印字ヘッドと、この印
字ヘッドを搭載して所定方向に往復動するキャリッジ
と、この所定方向に直交する方向(記録媒体搬送方向)
に記録紙を搬送する記録媒体搬送装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、記録媒体搬
送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッ
ジを上記の所定方向に往復動させながら、画像情報を担
持した画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐
出し、記録紙のうち、インク吐出口に向き合う画像形成
領域に位置する部分に1バンド分の画像を形成する。そ
の後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、
再び、キャリッジを上記の所定方向に往復動させなが
ら、画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出
し、記録紙のうち、画像形成領域に新たに位置する部分
に画像を形成する。このような動作を繰り返すことによ
り、記録紙に画像を形成する。
【0004】上記したインクジェット方式画像形成装置
では、インク吐出口につながるノズルに気泡が発生した
り、インク吐出口が吐出インクミストの乾燥による増粘
インクや紙粉などで詰ることがある。このような場合、
インク吐出口からインクが吐出されにくくなったり、吐
出されたインクの吐出方向が乱れたりして、印字された
画像の品位が低下する。この画像品位の低下を防止する
ために、印字中や印字動作終了後にインク吐出口から強
制的にインクを吸引して気泡や吐出口周りの増粘イン
ク、紙粉などを取り除く回復動作が行われる。
【0005】また、通常、上記した回復動作に前後し
て、インク吐出面を清掃するワイピング動作も行われ
る。このワイピング動作は、ゴム製のワイピングブレー
ドをインク吐出面に擦り付けて(摺擦して)、このイン
ク吐出面に付着しているインクや紙粉などを掻き取る動
作である。上記した回復動作とワイピング動作によって
インク吐出口から正常にインクが吐出されることとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インク吐出
面に付着しているインクや紙粉などの付着状態は、印字
中と回復動作終了後とでは異なる場合が多い。印字中に
インク吐出面に付着したインクは印字ヘッドの走査に起
因して乾燥するのでその粘度が増加し易く、このような
インクやこのインクに混じっている紙粉などは取り除き
にくい。一方、回復動作終了後では、インク吐出面に粘
度の低い新鮮なインクが付着しており、このインクは取
り除き易い。
【0007】このようにインクや紙粉などの付着状態が
異なっているにも拘らず、従来では、印字中の付着状態
を基準にしてワイピングブレードを一定の圧力(当接
圧)でインク吐出面に押し付けてインクや紙粉を取り除
いている。従って、回復動作終了後のインク付着状態を
基準にするとワイピングブレードの当接圧が強過ぎる。
このため、ワイピングブレードとインク吐出面とが強く
摺擦し、ワイピングブレードがその分だけ早く摩耗して
寿命が短くなるという問題がある。また、印字ヘッドの
寿命も短くなるという問題もある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、ワイピングブ
レードの摩耗を低減して寿命を延ばしたインクジェット
方式画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のインクジェット方式画像形成装置は、インク
が吐出する複数のインク吐出口が形成されたインク吐出
面を有する印字ヘッドを所定方向に往復動させながら、
前記インク吐出面の前方の画像形成領域に位置する記録
媒体に、画像情報に基づいて前記インク吐出口からイン
クを吐出させて画像を形成するインクジェット方式画像
形成装置において、(1)前記印字ヘッドが往復動する
領域のうち前記画像形成領域から離れた領域に配置され
た、前記所定方向に交差する方向に沿って移動すること
により前記インク吐出面に接離する可撓性のワイピング
ブレードを備え、(2)該ワイピングブレードは、前記
インク吐出面の汚れの程度に応じて該インク吐出面に当
接する部分を変えて前記インク吐出面を摺擦しながら清
掃するものであることを特徴とするものである。
【0010】ここで、(3)前記ワイピングブレード
は、前記インク吐出面に当接する当接圧を変更するもの
であってもよい。
【0011】また、インクジェット方式画像形成装置
は、(4)前記ワイピングブレードのうちの撓む部分の
長さを変更することにより前記当接圧を変更させるリブ
を備えてもよい。
【0012】さらに、インクジェット方式画像形成装置
は、(5)前記ワイピングブレードが前記インク吐出面
に侵入する侵入長を変更して前記当接圧を変更させる侵
入長変更手段を備えてもよい。
【0013】さらにまた、インクジェット方式画像形成
装置は、(6)前記ワイピングブレードと前記インク吐
出面とが互いに摺擦する摺擦速度を変更することにより
前記当接圧を変更させる摺擦速度変更手段を備えてもよ
い。
【0014】さらにまた、前記ワイピングブレードは、
(7)前記インク吐出面に対して傾斜したものであって
もよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のイ
ンクジェット方式画像形成装置の実施形態を説明する。
【0016】[第1実施形態]図1は、本発明のインク
ジェット方式画像形成装置の第1実施形態であるプロッ
タの概略を示す斜視図である。
【0017】プロッタ10は、矢印A方向に搬送される
記録紙12が載置されるプラテン14を備えている。こ
のプラテン14の上方には、プラテン14に対して平行
に2本のガイドシャフト16が掛け渡されている。この
ガイドシャフト16には、モータ(図示せず)とベルト
(図示せず)によって矢印B,C方向(本発明にいう所
定方向の一例であり、矢印A方向に直交する方向)に自
在に往復動するキャリッジ18がスライド軸受(図示せ
ず)を介して取り付けられている。
【0018】キャリッジ18には印字ヘッド20が搭載
されており、この印字ヘッド20は、インクを吐出する
インク吐出口が複数形成されたインク吐出面20a(図
2参照)を有する。インク吐出面20aの前方は、画像
が形成される画像形成領域22であり、記録紙12のう
ち、この画像形成領域22に位置する部分にインク吐出
面20aからインクが吐出されて画像が形成される。
【0019】キャリッジ18の移動可能な領域(範囲)
の片側の、画像形成領域22から離れた位置には、ゴム
製で板状のワイピングブレード32(図2参照)を備え
たブレードユニット30が配置されている。ワイピング
ブレード32は、インク吐出面20aに擦り付けられて
(摺擦されて)このインク吐出面20aに付着している
インクや紙粉などを掻き取る。
【0020】また、ブレードユニット30からやや離れ
た位置には、インク吐出面20aからインクを吸引し、
印字ヘッド20に形成されたインク供給経路や吐出ノズ
ルなどをクリーニングする吸引キャップユニット25が
配置されている。なお、プロッタ10には、キャリッジ
18の動き等を制御する制御装置(本発明にいう摺擦速
度変更手段の一例である)28も備えられている。
【0021】記録紙12に画像を形成するに当っては、
プラテン14に記録紙12を載置し、この記録紙を、プ
ラテン14に形成された開口部(図示せず)から外周面
の一部を露出した搬送ローラ24と、記録紙12の両端
部を上方から押えるピンチローラ26とによって挟持
し、モータ(図示せず)により搬送ローラ24を回転さ
せて搬送する。記録紙12の上方でキャリッジ18を矢
印B,C方向に往復動させ、制御装置28から印字ヘッ
ド20に送信された画像情報を担持する画像信号に基づ
いてインク吐出面20aからインクを吐出して、記録紙
12のうち、画像形成領域22に位置する部分に画像を
形成する。インク吐出面20aから吐出されたインクの
吐出回数は、吐出計数カウンタ(図示せず)によって数
えられている。インクの吐出回数が所定値Xになると、
キャリッジ18がブレードユニット30の上方を通過す
るように制御装置28で制御され、ブレードユニット3
0でインク吐出面20aをクリーニングする。また、イ
ンクの吐出回数が所定値Zになると、キャリッジ18が
吸引キャップユニット25の上方に位置するように制御
装置28で制御され、吸引キャップユニット25でイン
ク吐出口からインクを強制的に吸引する。
【0022】図2、図3を参照して、ブレードユニット
30を説明する。
【0023】図2は、矢印C方向に移動している印字ヘ
ッド20のインク吐出面20aにワイピングブレード3
2が摺擦している状態を示す模式図である。図3は、矢
印B方向に移動している印字ヘッド20のインク吐出面
20aにワイピングブレード32が摺擦している状態を
示す模式図である。矢印B,C方向が本発明にいう所定
方向の一例である。
【0024】ブレードユニット30は、インク吐出面2
0aに摺擦する可撓性のワイピングブレード32と、こ
のワイピングブレード32の下端部が固定された固定台
34を備えている。固定台34には、ワイピングブレー
ド32の全長のうち下部の約3分の1の部分を挟み込ん
だ一対のリブ36も固定されている。このため、ワイピ
ングブレード32のうち自由に撓むことのできる部分
は、上部の約3分の2の部分である。
【0025】固定台34の下には、この固定台34を支
持する支持台38が配置されている。この支持台38の
下端はソレノイド40に連結されており、支持台38は
ソレノイド40によって矢印D方向(本発明にいう、所
定方向に交差する方向の一例である)に移動する(上下
動する)。支持台38の上下動に伴って、ワイピングブ
レード32が矢印D方向に移動する。このため、印字ヘ
ッド20がブレードユニット30の上方を通過するとき
に、ワイピングブレード32が上に位置しているとイン
ク吐出面20aに接触して摺擦することとなる。この逆
に、印字ヘッド20がブレードユニット30の上方を通
過するときに、ワイピングブレード32が下に位置して
いると、ワイピングブレード32はインク吐出面20a
に接触せずに離れることとなる。即ち、ワイピングブレ
ード32はインク吐出面20aに自在に接離するように
構成されている。
【0026】インク吐出面20aの汚れの程度に応じ
て、ワイピングブレード32がこのインク吐出面20a
に当接(接触)する部分を変えるための動作を説明す
る。ここでは、汚れの程度を、吸引キャップユニット2
5によって印字ヘッド20のノズル(図示せず)が強制
吸引される前の汚れと後の汚れとの2つに分けた。強制
吸引される前の汚れは、印字中の汚れと同じである。
【0027】印字中において吐出計数カウンタが所定値
Xを計数すると、印字中のインク吐出面20aがワイピ
ングブレード32によって清掃される。この清掃を行う
ために、ワイピングブレード32の上方を印字ヘッド2
0が矢印C方向に通過する前にワイピングブレード32
を上昇させる。これにより図2に示すように、矢印C方
向に通過している印字ヘッド20のインク吐出面20a
がワイピングブレード32のエッジ部32aに摺擦され
ながら移動する。この摺擦によって、インク吐出面20
aに付着しているインクや紙粉等が取り除かれてインク
吐出面20aが清掃される。
【0028】インク吐出面20aの清掃が終了した後、
ワイピングブレード32を下げ、印字を再開するために
印字ヘッド20を矢印B方向に移動させる。従って、印
字ヘッド20が矢印B方向に移動するときは、ワイピン
グブレード32はインク吐出面20aに接触しない。こ
の後、吐出計数カウンタが所定値Zを計数するまで印字
を行う。
【0029】吐出計数カウンタが所定値Zを計数する
と、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20
のノズルが強制吸引される。この強制吸引のために、印
字ヘッド20が矢印C方向に移動してワイピングブレー
ド32の上方を通過し、吸引キャップユニット25の上
方で停止する。この場合、印字ヘッド20がワイピング
ブレード32の上方を矢印C方向に通過する際に、ワイ
ピングブレード32がインク吐出面20aに接触しない
ようにワイピングブレード32を下げておく。
【0030】吸引キャップユニット25による強制吸引
が終了した後、インク吐出面20aには新鮮なインクが
残ったままのことが多い。このインクを取り除くため
に、矢印B方向に移動させながらインク吐出面20aを
ワイピングブレード32で清掃する。この清掃のため
に、吸引キャップユニット25の上方に位置する印字ヘ
ッド20がワイピングブレード32の上方に到達する前
にワイピングブレード32を上げる。これにより、印字
ヘッド20がワイピングブレードの上方を矢印B方向に
移動する際に、インク吐出面20aが矢印B方向に移動
しながらワイピングブレード32のエッジ部32bに摺
擦し、インク等が掻き落とされて清掃される。
【0031】以上説明したように、プロッタ10のブレ
ードユニット30では、吸引キャップユニット25によ
って印字ヘッド20のノズル(図示せず)が強制吸引さ
れる前の汚れか後の汚れかによって、ワイピングブレー
ド32のうちインク吐出面20aに当接するエッジ部3
2a,32bを変えている。この結果、ワイピングブレ
ード32の摩耗を低減して寿命を延ばすことができる。
【0032】[第2実施形態]図4、図5を参照して本
発明の第2実施形態の画像形成装置を説明する。第2実
施形態の画像形成装置は、第1実施形態のプロッタ10
とほとんど同じ構造であり、ブレードユニットだけが異
なる。
【0033】図4は、矢印C方向に移動している印字ヘ
ッド20のインク吐出面20aにワイピングブレード3
2が摺擦している状態を示す模式図である。図5は、矢
印B方向に移動している印字ヘッド20のインク吐出面
20aにワイピングブレード32が摺擦している状態を
示す模式図である。これらの図では、図1、図2の構成
要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0034】第2実施形態の特徴は、ブレードユニット
50の2つのリブ52,54のサイズが互いに異なる点
にある。この結果、後述するように清掃条件によって、
インク吐出面20aに対するワイピングブレード32の
当接圧が変更される。
【0035】固定台34に固定されたワイピングブレー
ド32のうち吸引キャップユニット25を向いた面32
cの下から約3分の2の部分には、リブ52が張り付け
られている。このため、図4に示すように、ワイピング
ブレード32が吸引キャップユニット25に向かう側に
撓むときの自由長が短く、その分、剛性が高くて撓み量
も少ない。従って、矢印C方向に移動しているインク吐
出面20aにワイピングブレード32が当接する際の当
接圧も高くなる。
【0036】一方、固定台34に固定されたワイピング
ブレード32のうち吸引キャップユニット25を向いた
面32cとは反対側の面32dの下から約8分の1の部
分には、52リブよりもかなり短い54が張り付けられ
ている。このため、図5に示すように、ワイピングブレ
ード32が吸引キャップユニット25に向かう側とは反
対側に撓むときの自由長は長く、その分、剛性が低くて
撓み量が多い。従って、矢印B方向に移動しているイン
ク吐出面20aにワイピングブレード32が当接する際
の当接圧は、図4の場合に比べて低くなる。
【0037】インク吐出面20aの汚れの程度に応じ
て、ワイピングブレード32がこのインク吐出面20a
に当接(接触)する部分を変えるための動作を説明す
る。第1実施形態と同様に、ここでは、汚れの程度を、
吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20のノ
ズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れと後の汚れ
との2つに分けた。強制吸引される前の汚れは、印字中
の汚れと同じである。
【0038】印字中において吐出計数カウンタが所定値
Xを計数すると、印字中のインク吐出面20aがワイピ
ングブレード32によって清掃される。この清掃を行う
ために、ワイピングブレード32の上方を印字ヘッド2
0が矢印C方向に通過する前にワイピングブレード32
を上昇させる。これにより図4に示すように、矢印C方
向に通過している印字ヘッド20のインク吐出面20a
がワイピングブレード32のエッジ部32aに摺擦され
ながら移動する。この摺擦によって、インク吐出面20
aに付着しているインクや紙粉等が取り除かれてインク
吐出面20aが清掃される。
【0039】この清掃の際にワイピングブレード32の
エッジ部32aとインク吐出面20aとの当接圧は、上
述したように、高いものとなる。従って、インク吐出面
20aにインクや紙粉等が強固に付着していても、ワイ
ピングブレード32のエッジ部32aが強い力でインク
吐出面20aを摺擦するので、インク吐出面20aが十
分に清掃される。
【0040】インク吐出面20aの清掃が終了した後、
ワイピングブレード32を下げ、印字を再開するために
印字ヘッド20を矢印B方向に移動させる。従って、印
字ヘッド20が矢印B方向に移動するときは、ワイピン
グブレード32はインク吐出面20aに接触しない。こ
の後、吐出計数カウンタが所定値Zを計数するまで印字
を行う。
【0041】吐出計数カウンタが所定値Zを計数する
と、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20
のノズルが強制吸引される。この強制吸引のために、印
字ヘッド20が矢印C方向に移動してワイピングブレー
ド32の上方を通過し、吸引キャップユニット25の上
方で停止する。この場合、印字ヘッド20がワイピング
ブレード32の上方を矢印C方向に通過する際に、ワイ
ピングブレード32がインク吐出面20aに接触しない
ようにワイピングブレード32を下げておく。
【0042】吸引キャップユニット25による強制吸引
が終了した後、インク吐出面20aには新鮮なインクが
残ったままのことが多い。このインクを取り除くため
に、矢印B方向に移動させながらインク吐出面20aを
ワイピングブレード32で清掃する。この清掃のため
に、吸引キャップユニット25の上方に位置する印字ヘ
ッド20がワイピングブレード32の上方に到達する前
にワイピングブレード32を上げる。これにより、印字
ヘッド20がワイピングブレードの上方を矢印B方向に
移動する際に、インク吐出面20aが矢印B方向に移動
しながらワイピングブレード32のエッジ部32bに摺
擦し、インク等が掻き落とされて清掃される。
【0043】この清掃の際にワイピングブレード32の
エッジ部32bとインク吐出面20aとの当接圧は、上
述したように、低いものとなる。強制吸引が行われた直
後のインク吐出面20aには粘度の低い新鮮なインクが
付着している。このため、エッジ部32bの当接圧が低
くても、インク吐出面20aが十分に清掃される。
【0044】以上説明したように、ブレードユニット5
0では、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド
20のノズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れか
後の汚れかによって、ワイピングブレード32のうちイ
ンク吐出面20aに当接するエッジ部32a,32bを
変えている。この結果、ワイピングブレード32の摩耗
を低減して寿命を延ばすことができる。さらに、インク
吐出面20aの汚れの程度によってワイピングブレード
32の当接圧を変えて、汚れに応じた最適な当接圧でイ
ンク吐出面20aを摺擦するので、インク吐出面20a
の劣化を軽減できる。 [第3実施形態]図6、図7を参照して本発明の第3実
施形態の画像形成装置を説明する。第3実施形態の画像
形成装置は、第1実施形態のプロッタ10とほとんど同
じ構造であり、ブレードユニットだけが異なる。
【0045】図6は、矢印C方向に移動している印字ヘ
ッド20のインク吐出面20aにワイピングブレード3
2が摺擦している状態を示す模式図である。図7は、矢
印B方向に移動している印字ヘッド20のインク吐出面
20aにワイピングブレード32が摺擦している状態を
示す模式図である。これらの図では、図1、図2の構成
要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0046】第3実施形態の特徴は、ブレードユニット
60に第1実施形態のようなリブ36が備えられていな
い点と、ソレノイド40に代えてカム(本発明にいう侵
入長変更手段の一例である)62を用いた点にある。カ
ム62の位置は、印字ヘッド20が矢印B方向に移動す
る場合と矢印C方向に移動する場合とで異なる。このよ
うに構成することにより、後述するように清掃条件によ
ってインク吐出面20aに対するワイピングブレード3
2の侵入長を変更して当接圧を変更できる。
【0047】支持台38は基部64に上下動自在に固定
されている。支持部材38の下端面はカム62の外周面
に接触しており、カム62が回転軸62aを中心にして
回転すると支持台38が上下動し、この結果、ワイピン
グブレード32も上下動してインク吐出面20aに対す
る侵入長を変更できる。このため、図6に示すように、
ワイピングブレード32が吸引キャップユニット25に
向かう側に撓むときに、回転軸62aから支持部材38
の下端面までの距離を長くして侵入長を長くすると、矢
印C方向に移動しているインク吐出面20aにワイピン
グブレード32が当接する際の当接圧も高くなる。一
方、図7に示すように、ワイピングブレード32が吸引
キャップユニット25に向かう側とは反対側に撓むとき
に、回転軸62aから支持部材38の下端面までの距離
を短くして侵入長を短くすると、矢印B方向に移動して
いるインク吐出面20aにワイピングブレード32が当
接する際の当接圧が低くなる。
【0048】インク吐出面20aの汚れの程度に応じ
て、ワイピングブレード32がこのインク吐出面20a
に当接(接触)する部分を変えるための動作を説明す
る。第1実施形態と同様に、ここでは、汚れの程度を、
吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20のノ
ズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れと後の汚れ
との2つに分けた。強制吸引される前の汚れは、印字中
の汚れと同じである。
【0049】印字中において吐出計数カウンタが所定値
Xを計数すると、印字中のインク吐出面20aがワイピ
ングブレード32によって清掃される。この清掃を行う
ために、ワイピングブレード32の上方を印字ヘッド2
0が矢印C方向に通過する前にカム62を回転させてワ
イピングブレード32を上昇させる。これにより図6に
示すように、矢印C方向に通過している印字ヘッド20
のインク吐出面20aがワイピングブレード32のエッ
ジ部32aのやや下の部分に摺擦されながら移動する。
この摺擦によって、インク吐出面20aに付着している
インクや紙粉等が取り除かれてインク吐出面20aが清
掃される。
【0050】この清掃の際、上記の侵入長が長いのでエ
ッジ部32aのやや下の部分とインク吐出面20aとの
当接圧が高いものとなる。従って、インク吐出面20a
にインクや紙粉等が強固に付着していても、ワイピング
ブレード32のエッジ部32aが強い力でインク吐出面
20aを摺擦するので、インク吐出面20aが十分に清
掃される。
【0051】インク吐出面20aの清掃が終了した後、
カム62を回転させてワイピングブレード32を下げ、
印字を再開するために印字ヘッド20を矢印B方向に移
動させる。従って、印字ヘッド20が矢印B方向に移動
するときは、ワイピングブレード32はインク吐出面2
0aに接触しない。この後、吐出計数カウンタが所定値
Zを計数するまで印字を行う。
【0052】吐出計数カウンタが所定値Zを計数する
と、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20
のノズルが強制吸引される。この強制吸引のために、印
字ヘッド20が矢印C方向に移動してワイピングブレー
ド32の上方を通過し、吸引キャップユニット25の上
方で停止する。この場合、印字ヘッド20がワイピング
ブレード32の上方を矢印C方向に通過する際に、ワイ
ピングブレード32がインク吐出面20aに接触しない
ようにワイピングブレード32を下げておく。
【0053】吸引キャップユニット25による強制吸引
が終了した後、インク吐出面20aには新鮮なインクが
残ったままのことが多い。このインクを取り除くため
に、矢印B方向に移動させながらインク吐出面20aを
ワイピングブレード32で清掃する。この清掃のため
に、吸引キャップユニット25の上方に位置する印字ヘ
ッド20がワイピングブレード32の上方に到達する前
にカム62を、図7の位置まで回転させてワイピングブ
レード32を上げる。これにより、印字ヘッド20がワ
イピングブレードの上方を矢印B方向に移動する際に、
インク吐出面20aが矢印B方向に移動しながらワイピ
ングブレード32のエッジ部32bに摺擦し、インク等
が掻き落とされて清掃される。
【0054】この清掃の際、上記の侵入長が短いのでワ
イピングブレード32のエッジ部32bとインク吐出面
20aとの当接圧は低いものとなる。強制吸引が行われ
た直後のインク吐出面20aには粘度の低い新鮮なイン
クが付着している。このため、エッジ部32bの当接圧
が低くても、インク吐出面20aが十分に清掃される。
【0055】以上説明したように、ブレードユニット6
0では、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド
20のノズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れか
後の汚れかによって、ワイピングブレード32がインク
吐出面20aに侵入する侵入長を変えて当接圧を変えて
いる。この結果、ワイピングブレード32の摩耗を低減
して寿命を延ばすことができる。さらに、インク吐出面
20aの汚れの程度によってワイピングブレード32の
当接圧を変えて、汚れに応じた最適な当接圧でインク吐
出面20aを摺擦するのでインク吐出面20aの劣化を
軽減できる。
【0056】[第4実施形態]図8、図9を参照して本
発明の第4実施形態の画像形成装置を説明する。第4実
施形態の画像形成装置は、第1実施形態のプロッタ10
とほとんど同じ構造であり、ブレードユニットだけが異
なる。
【0057】図8は、矢印C方向に移動している印字ヘ
ッド20のインク吐出面20aにワイピングブレード3
2が摺擦している状態を示す模式図である。図9は、矢
印B方向に移動している印字ヘッド20のインク吐出面
20aにワイピングブレード32が摺擦している状態を
示す模式図である。これらの図では、図1、図2の構成
要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0058】第4実施形態の特徴は、ブレードユニット
70に第1実施形態のようなリブ36が備えられていな
い点と、印字ヘッド20がワイピングブレード32の上
方を通過するときの移動速度を制御装置28(図1参
照)によって変えると共にワイピングブレード32がイ
ンク吐出面20aに侵入する侵入長を一定値にした点に
ある。このように構成することにより、上記の侵入長が
一定値であっても、後述するように清掃条件によってイ
ンク吐出面20aに対するワイピングブレード32の当
接圧を変更できる。
【0059】インク吐出面20aの汚れの程度に応じ
て、ワイピングブレード32がこのインク吐出面20a
に当接(接触)する部分を変えるための動作を説明す
る。第1実施形態と同様に、ここでは、汚れの程度を、
吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20のノ
ズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れと後の汚れ
との2つに分けた。強制吸引される前の汚れは、印字中
の汚れと同じである。
【0060】印字中において吐出計数カウンタが所定値
Xを計数すると、印字中のインク吐出面20aがワイピ
ングブレード32によって清掃される。この清掃を行う
ために、ワイピングブレード32の上方を印字ヘッド2
0が矢印C方向に通過する前にワイピングブレード32
を上昇させる。また、この清掃の際、インク吐出面20
aがワイピングブレード32に摺擦されながら移動する
速度を、図9に示す場合よりも速くする。これにより図
8に示すように、ワイピングブレード32が勢い良く撓
むので、インク吐出面20aがワイピングブレード32
のエッジ部32aのやや下の部分に高い当接圧で摺擦さ
れながら移動する。この高い当接圧の摺擦によって、イ
ンク吐出面20aに付着しているインクや紙粉等が取り
除かれてインク吐出面20aが清掃される。従って、イ
ンク吐出面20aにインクや紙粉等が強固に付着してい
ても、ワイピングブレード32のエッジ部32aのやや
下の部分が強い力でインク吐出面20aを摺擦するの
で、インク吐出面20aが十分に清掃される。
【0061】インク吐出面20aの清掃が終了した後、
ワイピングブレード32を下げ、印字を再開するために
印字ヘッド20を矢印B方向に移動させる。従って、印
字ヘッド20が矢印B方向に移動するときは、ワイピン
グブレード32はインク吐出面20aに接触しない。こ
の後、吐出計数カウンタが所定値Zを計数するまで印字
を行う。
【0062】吐出計数カウンタが所定値Zを計数する
と、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20
のノズルが強制吸引される。この強制吸引のために、印
字ヘッド20が矢印C方向に移動してワイピングブレー
ド32の上方を通過し、吸引キャップユニット25の上
方で停止する。この場合、印字ヘッド20がワイピング
ブレード32の上方を矢印C方向に通過する際に、ワイ
ピングブレード32がインク吐出面20aに接触しない
ようにワイピングブレード32を下げておく。
【0063】吸引キャップユニット25による強制吸引
が終了した後、インク吐出面20aには新鮮なインクが
残ったままのことが多い。このインクを取り除くため
に、印字ヘッド20を矢印B方向に移動させながらイン
ク吐出面20aをワイピングブレード32で清掃する。
この清掃の際、インク吐出面20aがワイピングブレー
ド32に摺擦されながら移動する速度を、図8に示す場
合よりも遅い速度にする。これにより図9に示すよう
に、ワイピングブレード32があまり撓まないので、イ
ンク吐出面20aがワイピングブレード32のエッジ部
32bに低い当接圧で摺擦されながら移動する。強制吸
引が行われた直後のインク吐出面20aには粘度の低い
新鮮なインクが付着している。このため、エッジ部32
bの当接圧が低くても、インク吐出面20aが十分に清
掃される。
【0064】以上説明したように、ブレードユニット7
0では、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド
20のノズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れか
後の汚れかによって、インク吐出面20aを清掃する際
の印字ヘッド20の移動速度を変えて当接圧を変更して
いる。この結果、ワイピングブレード32の摩耗を低減
して寿命を延ばすことができる。さらに、インク吐出面
20aの汚れの程度によってワイピングブレード32の
当接圧を変えて、汚れに応じた最適な当接圧でインク吐
出面20aを摺擦するのでインク吐出面20aの劣化を
軽減できる。
【0065】[第5実施形態]図10、図11を参照し
て本発明の第5実施形態の画像形成装置を説明する。第
5実施形態の画像形成装置は、第1実施形態のプロッタ
10とほとんど同じ構造であり、ブレードユニットだけ
が異なる。
【0066】図10は、矢印C方向に移動している印字
ヘッド20のインク吐出面20aにワイピングブレード
32が摺擦している状態を示す模式図である。図11
は、矢印B方向に移動している印字ヘッド20のインク
吐出面20aにワイピングブレード32が摺擦している
状態を示す模式図である。これらの図では、図1、図2
の構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されて
いる。
【0067】第5実施形態の特徴は、ブレードユニット
80のワイピングブレード32を傾けて固定台34に固
定した点にある。固定台34には、ワイピングブレード
32の全長のうち下部の約3分の1の部分を傾斜して挟
み込んだ一対のリブ82も固定されている。このため、
ワイピングブレード32のうち自由に撓むことのできる
部分は、上部の約3分の2の部分である。このように構
成することにより、インク吐出面20aを清掃する際の
印字ヘッド20の移動速度が一定値であっても、後述す
るように清掃条件によってインク吐出面20aに対する
ワイピングブレード32の当接圧を変更できる。
【0068】インク吐出面20aの汚れの程度に応じ
て、ワイピングブレード32がインク吐出面20aに当
接(接触)する部分を変える動作を説明する。第1実施
形態と同様に、ここでは、汚れの程度を、吸引キャップ
ユニット25によって印字ヘッド20のノズル(図示せ
ず)が強制吸引される前の汚れと後の汚れとの2つに分
けた。強制吸引される前の汚れは、印字中の汚れと同じ
である。
【0069】印字中において吐出計数カウンタが所定値
Xを計数すると、印字中のインク吐出面20aがワイピ
ングブレード32によって清掃される。この清掃を行う
ために、ワイピングブレード32の上方を印字ヘッド2
0が矢印C方向に通過する前にワイピングブレード32
を上昇させる。ワイピングブレード32は矢印C方向よ
りも矢印B方向に向かって傾斜しているので、ワイピン
グブレード32は矢印C方向には撓みにくい。従って、
印字ヘッド20の矢印C方向への移動に伴ってインク吐
出面20aがワイピングブレード32のエッジ部32a
に高い当接圧で摺擦されながら移動する。この高い当接
圧の摺擦によって、インク吐出面20aに付着している
インクや紙粉等が取り除かれてインク吐出面20aが清
掃される。従って、インク吐出面20aにインクや紙粉
等が強固に付着していても、ワイピングブレード32の
エッジ部32aが強い力でインク吐出面20aを摺擦す
るので、インク吐出面20aが十分に清掃される。
【0070】インク吐出面20aの清掃が終了した後、
ワイピングブレード32を下げ、印字を再開するために
印字ヘッド20を矢印B方向に移動させる。従って、印
字ヘッド20が矢印B方向に移動するときは、ワイピン
グブレード32はインク吐出面20aに接触しない。こ
の後、吐出計数カウンタが所定値Zを計数するまで印字
を行う。
【0071】吐出計数カウンタが所定値Zを計数する
と、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド20
のノズルが強制吸引される。この強制吸引のために、印
字ヘッド20が矢印C方向に移動してワイピングブレー
ド32の上方を通過し、吸引キャップユニット25の上
方で停止する。この場合、印字ヘッド20がワイピング
ブレード32の上方を矢印C方向に通過する際に、ワイ
ピングブレード32がインク吐出面20aに接触しない
ようにワイピングブレード32を下げておく。
【0072】吸引キャップユニット25による強制吸引
が終了した後、インク吐出面20aには新鮮なインクが
残ったままのことが多い。このインクを取り除くため
に、印字ヘッド20を矢印B方向に移動させながらイン
ク吐出面20aをワイピングブレード32で清掃する。
この清掃の際は、ワイピングブレード32は矢印C方向
よりも矢印B方向に向かって傾斜しているので、ワイピ
ングブレード32は矢印B方向には撓み易い。従って、
印字ヘッド20の矢印B方向への移動に伴ってインク吐
出面20aがワイピングブレード32のエッジ部32b
に低い当接圧で摺擦されながら移動する。強制吸引が行
われた直後のインク吐出面20aには粘度の低い新鮮な
インクが付着している。このため、エッジ部32bの当
接圧が低くても、インク吐出面20aが十分に清掃され
る。
【0073】以上説明したように、ブレードユニット8
0では、吸引キャップユニット25によって印字ヘッド
20のノズル(図示せず)が強制吸引される前の汚れか
後の汚れかによって、インク吐出面20aを清掃する際
のワイピングブレード32の当接圧を変更している。こ
の結果、ワイピングブレード32の摩耗を低減して寿命
を延ばすことができる。さらに、インク吐出面20aの
汚れの程度によってワイピングブレード32の当接圧を
変えて、汚れに応じた最適な当接圧でインク吐出面20
aを摺擦できるのでインク吐出面20aの劣化を軽減で
きる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット方式画像形成装置によれば、ワイピングブレード
のうちインク吐出面に当接する部分が、このインク吐出
面の汚れの程度に応じて変更される。このため、ワイピ
ングブレードの一定部分だけがインク吐出面に当接する
ことにはならないので、ワイピングブレードの摩耗が低
減されて寿命が延びる。
【0075】ここで、ワイピングブレードは、インク吐
出面に当接する当接圧を変更するものである場合は、イ
ンク吐出面の汚れの程度に応じて適切な当接圧を選択で
きるので、ワイピングブレードの摩耗を低減するだけで
なく、インク吐出面の劣化も軽減できる。
【0076】また、ワイピングブレードのうちの撓む部
分の長さを変更することにより当接圧を変更させるリブ
を備えた場合は、インク吐出面の汚れの程度に応じて、
撓む部分の長さを変更して適切な当接圧を選択できるの
で、ワイピングブレードの摩耗を低減するだけでなく、
インク吐出面の劣化も軽減できる。
【0077】さらに、ワイピングブレードがインク吐出
面に侵入する侵入長を変更して当接圧を変更させる侵入
長変更手段を備えた場合は、インク吐出面の汚れの程度
に応じて、侵入長を変更して適切な当接圧を選択できる
ので、ワイピングブレードの摩耗を低減するだけでな
く、インク吐出面の劣化も軽減できる。
【0078】さらにまた、ワイピングブレードとインク
吐出面とが互いに摺擦する摺擦速度を変更することによ
り当接圧を変更させる摺擦速度変更手段を備えた場合
は、インク吐出面の汚れの程度に応じて、摺擦速度を変
更して適切な当接圧を選択できるので、ワイピングブレ
ードの摩耗を低減するだけでなく、インク吐出面の劣化
も軽減できる。
【0079】さらにまた、ワイピングブレードがインク
吐出面に対して傾斜したものである場合は、ワイピング
ブレードが、傾斜した方向に沿ってインク吐出面を摺擦
するときの当接圧は弱く、この逆に、傾斜した方向とは
反対の方向に沿ってインク吐出面を摺擦するときの当接
圧は強い。従って、当接圧が変更されることとなるの
で、インク吐出面の汚れの程度に応じて当接圧を変える
ことができ、この結果、ワイピングブレードの摩耗を低
減するだけでなく、インク吐出面の劣化も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
1実施形態であるプロッタの概略を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態のプロッタにおいて、矢印C方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図3】第1実施形態のプロッタにおいて、矢印B方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図4】第2実施形態のプロッタにおいて、矢印C方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図5】第2実施形態のプロッタにおいて、矢印B方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図6】第3実施形態のプロッタにおいて、矢印C方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図7】第3実施形態のプロッタにおいて、矢印B方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図8】第4実施形態のプロッタにおいて、矢印C方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図9】第4実施形態のプロッタにおいて、矢印B方向
に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピング
ブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図10】第5実施形態のプロッタにおいて、矢印C方
向に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピン
グブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【図11】第5実施形態のプロッタにおいて、矢印B方
向に移動している印字ヘッドのインク吐出面にワイピン
グブレードが摺擦している状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 プロッタ 12 記録紙 20 印字ヘッド 20a インク吐出面 22 画像形成領域 28 制御装置 30,50,60,70,80 ブレードユニット 32 ワイピングブレード 36,52,54,82 リブ 40 ソレノイド 62 カム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが吐出する複数のインク吐出口が
    形成されたインク吐出面を有する印字ヘッドを所定方向
    に往復動させながら、前記インク吐出面の前方の画像形
    成領域に位置する記録媒体に、画像情報に基づいて前記
    インク吐出口からインクを吐出させて画像を形成するイ
    ンクジェット方式画像形成装置において、 前記印字ヘッドが往復動する領域のうち前記画像形成領
    域から離れた領域に配置された、前記所定方向に交差す
    る方向に沿って移動することにより前記インク吐出面に
    接離する可撓性のワイピングブレードを備え、 該ワイピングブレードは、前記インク吐出面の汚れの程
    度に応じて該インク吐出面に当接する部分を変えて前記
    インク吐出面を摺擦しながら清掃するものであることを
    特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイピングブレードは、前記インク
    吐出面に当接する当接圧を変更するものであることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット方式画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ワイピングブレードのうちの撓む部
    分の長さを変更することにより前記当接圧を変更させる
    リブを備えたことを特徴とする請求項2に記載のインク
    ジェット方式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ワイピングブレードが前記インク吐
    出面に侵入する侵入長を変更して前記当接圧を変更させ
    る侵入長変更手段を備えたことを特徴とする請求項2に
    記載のインクジェット方式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイピングブレードと前記インク吐
    出面とが互いに摺擦する摺擦速度を変更することにより
    前記当接圧を変更させる摺擦速度変更手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載のインクジェット方式画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイピングブレードは、前記インク
    吐出面に対して傾斜したものであることを特徴とする請
    求項2に記載のインクジェット方式画像形成装置。
JP9022398A 1998-04-02 1998-04-02 インクジェット方式画像形成装置 Withdrawn JPH11286116A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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